JP6172504B2 - サーバ装置、位置検出システム、電波設定方法、及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、位置検出システム、電波設定方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、電波の設定を行うサーバ装置、位置検出システム、電波設定方法、及びプログラムに関する。
RFID(Radio Frequency Identification)タグ、IC(Integrated Circuit)タグなどを用いて物品や人の位置の検出を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これらの技術を利用した位置の検出の手法として、例えば、図8に示すような構成によるものがある。図8では、2つの無線発信機50X、50Yから発信される電波が到達する範囲によってエリアXとエリアYという2つの領域が画定されている。このシステムにおいて、ICタグなどの無線受信機α、βが、それぞれエリアXとエリアYに存在すると、無線受信機α、βは、それぞれ無線発信機50X、50Yから発信される電波を受信する。電波を受信すると、無線受信機α、βは、無線発信機50X,50Yからの電波に含まれている無線発信機50X,50Yの識別情報と、自機の識別情報を含んだ応答信号をサーバ装置50Sに送信する。この応答信号をサーバ装置で受信することにより無線受信機α、βのそれぞれについて、いずれの無線発信機50X、50Yからの電波を受信したかを検出することができ、それによって無線受信機α、βが存在するエリア、すなわち無線受信機α、βの位置を検出することができる。このような技術を、例えば、倉庫や事務所などに適用し、タグを物品に貼付したり、人に携帯させたりすることで、物品や人の出入りを管理することが可能となる。
このような技術では、明確にエリアを定めるために、発信する電波の出力を調整して電波の到達範囲を適切に定める必要がある。例えば、無線発信機50X、50Yから発信する電波の送信出力値が大きすぎる場合、図9に示すように、電波の範囲が重なってしまい、範囲が重なっている位置に無線受信機αが存在すると、2つの無線発信機50X、50Yからの電波を受信することになり位置を特定することができない。また、逆に、送信出力値が小さすぎる場合、図10に示すように無線受信機αが、いずれの無線発信機50X、50Yからの電波も受けることができず位置を特定することができない。送信する電波の出力と電波の到達距離は、一般に相関関係があるため、事前に理論上の適切な送信出力値を算出して図9、図10のような状態にならないように予め電波の出力を設定することが行われている。
特開2012−185101号公報
しかしながら、実際に無線発信機を設置する場合、設置する場所に電波に影響を与える障害物、例えば、建築材料、什器、オフィス機器、通信機器等が存在し、理論値通りにならないため無線発信機を設置する現場で電波の到達距離を調整する必要がある。また、レイアウトを変更した場合などにも再設定する必要があり、これらの作業は、送信出力値を変化させて、1箇所ずつ電波の重なりが生じていないかを調べながら進める必要があり、非常に時間と手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、無線発信機からの電波の到達距離を適切な距離とする調整を容易にするサーバ装置、位置検出システム、電波設定方法、及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、予め定められた位置に配置される複数の無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求する発信要求部と、前記無線発信機が発信した電波を受信して当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信する無線受信機からの前記応答信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択する選択部と、を備え、前記発信要求部は、前記選択部が選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求することを特徴とするサーバ装置である。
また、本発明の一態様は、上記に記載の発明において、前記発信要求部は、第1の到達範囲、及び前記第1の到達範囲よりも範囲が広い第2の到達範囲の2つの到達範囲の異なる電波を前記複数の無線発信機の各々に対して発信させることを要求し、前記選択部は、前記無線受信機から、前記無線発信機が前記第1の到達範囲で発信する電波に応じた前記応答信号を受信しておらず、前記無線発信機が前記第2の到達範囲で発信した電波に応じた前記応答信号を受信している場合、前記第1の到達範囲で発信される電波に応じた前記応答信号を当該無線受信機から受信するまで前記第1の到達範囲よりも広い範囲を前記第1の到達範囲として選択することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記に記載の発明において、前記選択部は、前記無線受信機から、隣接する前記無線発信機が前記第1の到達範囲で発信する電波に応じた前記応答信号を重複して受信している場合、前記第1の到達範囲で発信される電波のうちいずれか1つの電波に応じた前記応答信号を当該無線受信機より受信するまで、前記第1の到達範囲よりも狭い範囲を前記第1の到達範囲として選択することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、予め定められた位置に配置され、自機を示す情報を含む電波を発信する複数の無線発信機と、前記無線発信機が発信した電波を受信して当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信する無線受信機と、前記無線発信機及び前記無線受信機と通信を行うサーバ装置であって、前記無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求する発信要求部と、前記無線受信機から前記応答信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択する選択部と、を備え、前記発信要求部は、前記選択部が選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求するサーバ装置と、を備えることを特徴とする位置検出システムである。
また、本発明の一態様は、予め定められた位置に配置される複数の無線発信機と、無線受信機と、前記無線発信機及び前記無線受信機と通信を行うサーバ装置とによって行われる電波設定方法であって、前記サーバ装置が、前記複数の無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求し、前記無線発信機が、前記到達範囲の異なる電波であって自機を示す情報を含む電波を発信し、前記無線受信機が、前記到達範囲の異なる電波を受信して各々の電波に含まれる当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信し、前記サーバ装置が、前記応答信号を受信し、受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択し、選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求することを含む電波設定方法である。
また、本発明の一態様は、予め定められた位置に配置される複数の無線発信機及び無線受信機と通信を行うサーバ装置のコンピュータに、前記無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求する手順、前記無線発信機が発信した電波を受信して当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信する前記無線受信機からの前記応答信号を受信する手順、受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択する手順、選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求する手順を実行させるためのプログラムである。
この発明によれば、無線発信機からの電波の到達距離を適切な距離とする調整を容易にすることが可能となる。
本発明の実施形態による位置検出システムを示すブロック図である。 同実施形態による無線発信機によるエリア画定状態を示す図である。 同実施形態によるサーバ装置の記憶部に記憶されるデータを示す図である。 同実施形態による無線発信機によるエリア画定の異常状態を示す図(その1)である。 同実施形態による無線発信機によるエリア画定の異常状態を示す図(その2)である。 同実施形態によるサーバ装置の記憶部に記憶されるデータのパターンを示す図である。 同実施形態による電波設定の処理を示すフローチャートである。 無線電波を用いて位置検出を行うシステムを示す図である。 位置を特定できない無線電波の状態を示す図である。 位置を検出できない無線電波の状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態による位置検出システム100を示す概略ブロック図である。位置検出システム100は、複数の無線受信機10A、10B、…と、複数の無線発信機20−1、20−2、…と、サーバ装置30とを備える。なお、以下の説明において、いずれか1つの無線受信機を示す場合、無線受信機10と表し、いずれか1つの無線発信機を示す場合、無線発信機20と表す。無線受信機10A、10B、…は、例えば、RFIDタグやICタグであり、また、セミアクティブのICタグなどであってもよく、物品に貼付、または、人に携帯される。無線受信機10A、10B、…の各々には、予め一意に識別可能な識別情報が付与されている。無線受信機10Aにおいて、制御部11Aは、内部に記憶領域を有しており、自機に付与されている識別情報を記憶する。また、制御部11Aは、無線受信機10Aの起動停止などを行う。受信アンテナ12Aは、無線発信機20−1、20−2、…から送信される電波を受信する。受信部13Aは、受信アンテナ12Aが受信した電波に含まれる無線発信機20−1、20−2、…の識別情報を読み出す。送信部14Aは、受信部13Aが読み出した無線発信機20−1、20−2、…の識別情報と、制御部11Aの記憶領域に記憶されている自機の識別情報を含んだ応答信号を生成する。なお、送信部14Aは、受信部13Aが、複数の無線発信機20−1、20−2、…からの電波を受信して複数の無線発信機20−1、20−2、…の識別情報を読み出している場合、読み出した無線発信機20−1、20−2、…の識別情報ごとに応答信号を生成する。送信アンテナ15Aは、送信部14Aが生成した応答信号をサーバ装置30に送信する。電池16Aは、無線受信機10Aの各機能部に電力の供給を行う。なお、受信アンテナ12A及び送信アンテナ15Aは、同図では、外付けされるものとして示しているが、内蔵されるものであってもよい。無線受信機10A以外の無線受信機10B、・・・については、無線受信機10Aと同じ内部構成を有し、以下の説明において、例えば、無線受信機10Bの各機能部の説明を行う場合、図示しないが、制御部11B、受信アンテナ12B、受信部13B、送信部14B、送信アンテナ15B、電池16Bのように表す。
無線発信機20−1、20−2、…は、例えば、物品や人の入退場を管理したいエリアごとに配置され、サーバ装置30に有線または無線の通信回線によって接続される。無線発信機20−1、20−2、…の各々には予め一意に識別可能な識別情報が付与されている。無線発信機20−1において、制御部21−1は、内部に記憶領域を有し、識別情報を記憶する。また、制御部21−1は、サーバ装置30から、送信出力値を含んだ発信要求信号を受信する。また、制御部21−1は、発信要求信号から送信出力値を読み出して出力する。発信部22−1は、制御部21−1の内部の記憶領域から識別情報を読み出して識別情報を含んだ発信信号を生成する。送信アンテナ23−1は、制御部21−1が出力する送信出力値にしたがって発信部22−1が生成した発信信号を含む電波を送信する。無線発信機20−1以外の無線発信機20−2、・・・については、無線発信機20−1と同じ内部構成を有し、以下の説明において、例えば、無線発信機20−2の各機能部の説明を行う場合、図示しないが、制御部21−2、発信部22−2、送信アンテナ23−2のように表す。
サーバ装置30において、受信アンテナ31は、無線受信機10A、10B、…が送信する応答信号を受信する。受信部32は、受信アンテナ31が受信する応答信号に含まれている1組の無線受信機10の識別情報と、無線発信機20の識別情報の情報を読み出して記憶部36に書き込む。選択部33は、記憶部36に記憶されている情報に基づいて、無線発信機20−1、20−2、…の各々の電波の到達距離を変化させるため、送信出力値を増加または減少させて、発信させる送信出力値を選択する。発信要求部34は、選択部33が選択した送信出力値を含む発信要求信号を無線発信機20−1、20−2、…の各々に送信する。また、発信要求部34は、選択部33が選択した送信出力値よりも大きな値のサブエリア用の送信出力値であって、予め定められた倍率を選択部33が選択した送信出力値に乗算して求められる送信出力値を選択する。また、発信要求部34は、一定の時間間隔で、選択部33が選択した送信出力値とサブエリア用の送信出力値を切り替えて無線発信機20−1、20−2、…の各々に発信要求信号を送信する。ここで、2つの送信出力値を区別して示すため、以下、サブエリア用の送信出力値をサブエリア送信出力値といい、これに対して、選択部33が選択する送信出力値をメインエリア送信出力値という。
メインエリア送信出力値とサブエリア送信出力値を切り替えて無線発信機20−1、20−2、…に電波を発信させることで、例えば、図2に示すように電波の到達距離を切り替えることができる。無線発信機20−1が、メインエリア送信出力値で送信した場合の電波の到達距離が、無線発信機20−1の配置地点を中心とした実線の円で示される「エリアA1」であり、サブエリア送信出力値で送信した場合の電波の到達距離が、破線の円で示される「サブエリアS1」である。同様に、無線発信機20−2については、メインエリア送信出力値、サブエリア送信出力値で出力した際の電波の到達距離が、それぞれ実線の円で示される「エリアA2」、破線の円で示される「サブエリアS2」となる。ここで、エリアA1、エリアA2は、前述した物品や人の入退場の管理を行うエリアであり、サブエリアS1、サブエリアS2は、メインエリア送信出力値による電波の到達距離を適切な値にして、エリアA1とエリアA2の範囲を調整する処理を行う際に参照されるエリアである。また、本実施形態において、サーバ装置30は、無線発信機20−1、20−2、…の各々に対して同一の値のメインエリア送信出力値とサブエリア送信出力値を出力することとし、障害物などが存在しない限り、「エリアA1」と「エリアA2」の形状及び面積は、同じであり、「サブエリアS1」と「サブエリアS2」の形状及び面積も同じとなる。計時部35は、発信要求部34がメインエリア送信出力値とサブエリア送信出力値の切り替えを行うタイミングを計時する時間の情報を出力する。記憶部36は、図3に示すデータ構成を有しており、無線受信機10A、10B、…ごとの項目を有しており、受信部32によって無線受信機10A、10B、…の各々について、いずれのエリア、サブエリアに存在するかを示す情報が書き込まれる。
ここで、図2の構成を例として、図3のデータが生成される流れについて説明する。無線受信機10A、10Bが図2に示す位置に存在しており、最初に、発信要求部34が無線発信機20−1、20−2に対して、選択部33が選択した送信出力値であるメインエリア送信出力値での発信を要求する。なお、選択部33は、初回は、予め設定されている初期値をメインエリア送信出力値として選択するものとする。無線発信機20−1、20−2の制御部21−1、21−2は、それぞれ発信要求部34から送信された発信要求信号を受信し、発信要求信号に含まれるメインエリア送信出力値を発信部22−1、22−2に出力する。また、制御部21−1、21−2は、それぞれの内部の記憶領域に記憶している識別情報を含んだ発信信号を生成して発信部22−1、22−2に出力する。発信部22−1、22−2は、メインエリア送信出力値にしたがって発信信号を含む電波を送信アンテナ23−1、23−2を通じて送信する。無線受信機10Aは、図2に示すように、エリアA1に存在しているため、受信部13Aは、受信アンテナ12Aを通じて無線発信機20−1からの電波を受信する。受信部13Aは、受信した電波から無線発信機20−1の識別情報を読み出して送信部14Aに出力する。送信部14Aは、受信部13Aが出力した無線発信機20−1の識別情報と、制御部11Aの内部の記憶領域に記憶されている自機の識別情報とを含む応答信号を生成し、送信アンテナ15Aを通じてサーバ装置30に送信する。サーバ装置30の受信部32は、無線受信機10Aからの応答信号を受信アンテナ31を通じて受信する。受信部32は、応答信号に含まれている無線発信機20−1の識別情報と、無線受信機10Aの識別情報とを読み出し、無線受信機10Aの識別情報に基づいて、無線受信機10Aを「無線受信機A」として表して記憶部36に項目を生成する。受信部32は、その時点で発信要求部34がメインエリア送信出力値で無線発信機20−1に対して発信させていることから、読み出した無線発信機20−1の識別情報を「エリアA1」として、生成した「無線受信機A」の項目に対して書き込む。無線受信機10Bは、図2に示すようにエリアA2に存在しているため無線発信機20−2からの電波を受信して無線発信機20−2の識別情報と無線受信機10Bの識別情報を含む応答信号をサーバ装置30に送信する。サーバ装置30の受信部32は、無線受信機10Aからの応答信号の場合と同様に、無線受信機10Bの識別情報に基づいて、「無線受信機B」の項目を生成し、当該項目に「エリアA2」を書き込む。
一定時間が経過して、計時部35が、切り替えのタイミングを示す情報を発信要求部34に出力すると、発信要求部34が、メインエリア送信出力値に予め定められる倍数を乗算することによりサブエリア送信出力値を算出し、算出したサブエリア送信出力値を含む発信要求信号を無線発信機20−1、20−2に送信する。無線発信機20−1、20−2は、発信要求信号を受信し、発信要求信号に含まれるサブエリア送信出力値にしたがって各々の識別情報を含む電波を送信する。無線受信機10Aは、図2に示すようにサブエリアS1とサブエリアS2が重複する領域に存在しているため無線発信機20−1と無線発信機20−2の双方からの電波を受信する。無線受信機10Aは、無線発信機20−1の識別情報と自機の識別情報を含む応答信号と、無線発信機20−2の識別情報と自機の識別情報を含む応答信号との2つの応答信号を生成してサーバ装置30に送信する。サーバ装置30の受信部32は、2つの応答信号を受信し、その時点で発信要求部34がサブエリア送信出力値で無線発信機20−1と無線発信機20−2に対して発信させていることから、無線発信機20−1の識別情報を「サブエリアS1」、無線発信機20−2の識別情報を「サブエリアS2」として、「無線受信機A」の項目に書き込む。無線受信機10Bは、サブエリアS2に存在しているため無線発信機20−2からの電波を受信し、無線発信機20−2の識別情報と自機の識別情報を含む応答信号をサーバ装置30に送信する。サーバ装置30の受信部32は、受信した応答信号から無線受信機10Bの識別情報と、無線発信機20−2の識別情報を読み出し、図3に示すように「無線受信機B」の項目に「サブエリアS2」の情報を追加して書き込む。さらに、一定時間が経過して、サーバ装置30の発信要求部34が、メインエリア送信出力値で発信させることを要求する際には、記憶部36に新たなデータを書き込むための別のテーブルが生成され、過去のデータは、別のテーブルで履歴として残される。なお、別のテーブルを生成するのではなく、計時部35を時刻の情報も出力させる構成とし、応答信号を受信するごとに受信部32が計時部35から時刻の情報を取得して、時系列に取得したデータを記憶部36に書き込むようにしてもよい。
図2に示すように、メインエリア送信出力値にしたがって無線発信機20−1と無線発信機20−2から発信される電波によって生成されるエリアA1とエリアA2が、隙間無く、重複することなく隣接している場合は、無線受信機10A、10B、…は、いずれか1つのエリアにおいて検出される。これに対して、図4に示すようにエリアA1とエリアA2が重複している場合、無線受信機10Aは、両方のエリアにおいて検出されてしまうため、正確な位置の検出を行うことができない。また、図5に示すように、エリアA1とエリアA2が離れてしまっている場合、無線受信機10Aは、いずれの無線発信機20−1、20−2からも電波を受信することができないため、位置の検出を行うことができない。2つの無線発信機20−1、20−2の位置関係に基づいて、このようなパターンを整理すると図6に示す5つのパターンが存在することになる。図6は、無線受信機10Aについて記憶部36に記憶されるデータのパターンを示している。また、図6において、パターン3から5については、さらに、エリア(実線の円)とサブエリア(破線の円)と無線受信機10A(×印で示される位置に存在)の位置関係を示した図を示している。
パターン1は、図4に示した状態であり、エリアA1とエリアA2が重複しているため、無線受信機10Aは、無線発信機20−1、20−2からメインエリア送信出力値とサブエリア送信出力値で発信された双方の電波を受信することになる。パターン2は、図5に示した状態であり、無線受信機10Aは、無線発信機20−1、20−2からサブエリア送信出力値で発信された電波のみを受信することになる。パターン3は、パターン2よりも無線発信機20−1と無線発信機20−2が離れており、サブエリアS1とサブエリアS2の重複領域も存在しなくなってしまった状態であり、無線受信機10Aは、無線発信機20−1がサブエリア送信出力値で発信した電波のみを受信することになる。パターン4は、無線受信機10Aが、無線発信機20−1の電波によって生成されるエリアA1及びサブエリアS1内であって無線発信機20−2の電波によって生成されるエリアA2またはサブエリアS2と重複しない位置に存在している場合である。パターン5は、図2で示した状態であり、エリアA1とエリアA2が、隙間無く、重複することなく隣接している場合であって、さらに、無線受信機10Aが、エリアA1とエリアA2の境界付近に存在している場合である。この5つのパターンにおいて、メインエリア送信出力値の調整を必要とする異常状態を示しているのは、無線受信機10Aの位置を正確に検出できないパターン1から3である。パターン4及びパターン5については、エリアA1の全ての領域の状態についての情報が示されているわけではないが、明らかに異常状態とはいえず、メインエリア送信出力値の調整が不要な状態であるため、正常状態を示しているものとする。
次に、図7を参照しつつ、サーバ装置30が行う無線発信機20−1、20−2、…が発信する電波の到達距離を正常な状態にする処理について説明する。電波の到達距離を正常な状態にするとは、上述したように無線発信機20−1、20−1、…のうちの隣接する位置に存在する2つの無線発信機によって生成されるエリアが図2に示す隙間なく、重複することなく隣接する状態にするメインエリア送信出力値を選択することである。ここでは、無線発信機20−1、20−2の2つの無線発信機を例として、適切なメインエリア送信出力値を選択する手順について説明する。まず、サーバ装置30の選択部33は、記憶部36に記憶されている未選択の無線受信機の項目を選択する(ステップS10)。選択部33は、選択した無線受信機の項目に書き込まれているエリア、サブエリアなどのデータを参照する(ステップS20)。選択部33は、データを参照すると、データのパターンが、図6に示した正常状態のパターン、すなわち、パターン4またはパターン5であるか否かを判定する(ステップS30)。パターン4またはパターン5の場合には、選択部33は、正常状態であると判定してステップS70に進む。一方、パターン1から3の場合、選択部33は、次に、パターン1から3のうちのいずれの異常状態のパターンであるかを判定する(ステップS40)。選択部33は、パターン1と判定した場合、エリアが重複しているため、メインエリア送信出力値を減少させた発信要求信号を生成し、生成した発信要求信号を各無線発信機20−1、20−2に送信する。ここで、メインエリア送信出力値の減少幅は、予め定められている一定の値である(ステップS50)。一方、選択部33は、パターン2または3と判定した場合、エリアに隙間が生じているため、メインエリア送信出力値を増加させた発信要求信号を生成し、生成した発信要求信号を各無線発信機20−1、20−2に送信する。ここで、メインエリア送信出力値の増加幅は、予め定められている一定の値である(ステップS60)。
ステップS50、またはステップS60の処理が行われると、無線発信機20−1、20−2は、サーバ装置30から受信した発信要求信号に含まれるメインエリア送信出力値にしたがって電波の発信を行う。一定時間経過後に、無線発信機20−1、20−2は、新たなメインエリア送信出力値に予め定められる倍数を乗算して算出したサブエリア送信出力値にしたがって電波の発信を行う。無線受信機10A、10B、…は、これらの電波を受信して応答信号をサーバ装置30に送信する。サーバ装置30の受信部32は、応答信号を受信して新たなデータを記憶部36に書き込む。選択部33は、新たに書き込まれた無線受信機10Aの項目のデータを参照する(ステップS20)。そして、選択部33は、ステップS30において正常状態と判断するまで、ステップS40以降の処理を繰り返す。この処理によって、例えば、図4に示すパターン1の状態の場合、メインエリア送信出力値を一定の幅で減少させて、図2に示す正常状態にするメインエリア送信出力値を選択することができる。また、減少させすぎて場合、すなわち図5に示すパターン2や、パターン3の状態になったとしても、ステップS20以降の処理を繰り返して行うため、再びメインエリア送信出力値を増加させることができるため、正常状態となるメインエリア送信出力値に収束させることが可能となる。ただし、メインエリア送信出力値を減少させることから増加させることに転じる場合、また、逆に増加させることから減少させることに転じる場合、値を収束させていくために、減少や増加の幅をそれまでよりも小さい幅を選択するものとする。ステップS30において、選択部33は、正常状態のパターンであると判定した場合、全ての無線受信機10A、10B、…について処理を行ったか否かを判定する(ステップS70)。選択部33は、全ての無線受信機10A、10B、…について処理を行っていると判定した場合、処理を終了し、行っていないと判定した場合、ステップS10からの処理を繰り返す。
上記の実施形態の構成により、無線発信機に対してメインエリア送信出力値とサブエリア送信出力値の2つの送信出力値にしたがって電波を発信させ、この電波を受信した無線受信機からの応答信号に含まれる情報に基づいて、サーバ装置30が、無線発信機が発信する電波の到達距離を適切な距離とすることが可能となる。これにより、隣接する無線発信機において、人手を介さずに自動的にメインエリア送信出力値にしたがって送信する電波の範囲を隙間無く、重複せずに隣接する状態、すなわち無線受信機の位置の検出の精度を向上させることが可能となる。この構成を、建築材料、什器、オフィス機器、通信機器等の障害物が存在する倉庫やオフィスなどに適用することで、無線発信機を初めて設置した際、または、レイアウト変更が行われた際に、自動的に電波の到達距離のキャリブレーション作業の省力化を図ることができる。
なお、図7の処理は、全ての無線受信機10A、10B、…について処理が行われた後に終了するようにしているが、本発明の構成は、当該実施の形態に限られず、連続的に図7の処理が行われ、無線受信機10A、10B、…の位置検出が行われている間もリアルタイムに電波の到達距離の調整が行われるようにしてもよい。
また、上記の実施形態の構成では、2つの無線発信機を対象として、電波の到達距離を正常状態にする処理を行っているが、本発明の構成は、2つの無線発信機に限られず、3つ以上の複数の無線発信機に対して電波の到達距離を正常状態にする処理を行ってもよい。
また、上記の実施形態の構成では、電波の到達距離を増減させるために送信出力値を増減させるようにしているが、本発明の構成は、当該実施の形態に限られず、周波数などの電波の到達距離を変更させることができる別のパラメータを用いて電波の到達距離の増減を行わせるようにしてもよい。
また、上記の実施形態の構成では、複数の無線受信機10A、10B、…を備える構成としているが、少なくとも1つの無線受信機があれば、上記の実施形態による電波設定の処理を実現することが可能である。
また、上記の実施形態の構成では、受信部32が、無線受信機10A、10B、…からの電波を受信して記憶部36に書き込む際に、その時点で発信要求部34がメインエリア送信出力値で要求しているか、サブエリア送信出力値で要求しているかにしたがって書き込むないようを変えるようにしているが(例えば、「エリアA1」、「サブエリアS1」との書き分け)、本発明の構成は、当該実施の形態には限られない。例えば、無線発信機20−1、20−2、…が、メインエリア送信出力値で送信する場合と、サブエリア送信出力値で送信する場合とで、異なる識別情報含めて電波を送信するようにする。そして、サーバ装置30の受信部32が、無線受信機10A、10B、…から応答信号を受信した場合に、応答信号に含まれる無線発信機20−1、20−2、…に関する識別情報を判定して書き込むデータを変えるようにしてもよい。この場合、サーバ装置30の受信部32が、記憶部36に書き込む際に、発信要求部34がメインエリア送信出力値で発信要求信号を送信していたか、またはサブエリア送信出力値で発信要求信号を送信していたかを判定する必要がなくなる。
また、上記の実施形態の構成では、メインエリア送信出力値による発信と、サブエリア送信出力値による発信を交互に切り替えているが、メインエリア送信出力値による発信を数回行うごとに、サブエリア送信出力値による発信を1回行うというように、サブエリア送信出力値による発信回数の比率を変えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態の構成では、ある1時点で、記憶部36に書き込まれたデータのパターンが、図6に示したパターンのうちいずれのパターンであるかということに基づいて、メインエリア送信出力値の値を調整するようにしているが、本発明の構成は当該実施の形態には限れない。例えば、図4のように2つのエリアの重複領域や、図5のように2つのサブエリアの重複領域に無線受信機10Aが存在している場合、電波の状態や2つの領域の重なり度合いによっては、無線受信機10Aは、上記の実施形態にように常に2つの領域において検出されるとは限らない。そのため、数回分のメインエリア送信出力値とサブエリア送信出力値を送信した場合のデータを取得し、複数のデータにおいて、2つの領域で検出されている場合に両方の領域が重複していると判定するようにしてもよい。
なお、本発明における各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより電波の到達距離を変更させる処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10A、10B 無線受信機
11A 制御部
12A 受信アンテナ
13A 受信部
14A 送信部
15A 送信アンテナ
16A 電池
20−1、20−2 無線発信機
21−1 制御部
22−1 発信部
23−1 送信アンテナ
30 サーバ装置
31 受信アンテナ
32 受信部
33 選択部
34 発信要求部
35 計時部
36 記憶部
100 位置検出システム

Claims (6)

  1. 予め定められた位置に配置される複数の無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求する発信要求部と、
    前記無線発信機が発信した電波を受信して当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信する無線受信機からの前記応答信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択する選択部と、を備え、
    前記発信要求部は、前記選択部が選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求する
    ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記発信要求部は、
    第1の到達範囲、及び前記第1の到達範囲よりも範囲が広い第2の到達範囲の2つの到達範囲の異なる電波を前記複数の無線発信機の各々に対して発信させることを要求し、
    前記選択部は、
    前記無線受信機から、前記無線発信機が前記第1の到達範囲で発信する電波に応じた前記応答信号を受信しておらず、前記無線発信機が前記第2の到達範囲で発信した電波に応じた前記応答信号を受信している場合、前記第1の到達範囲で発信される電波に応じた前記応答信号を当該無線受信機から受信するまで前記第1の到達範囲よりも広い範囲を前記第1の到達範囲として選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記選択部は、
    前記無線受信機から、隣接する前記無線発信機が前記第1の到達範囲で発信する電波に応じた前記応答信号を重複して受信している場合、前記第1の到達範囲で発信される電波のうちいずれか1つの電波に応じた前記応答信号を当該無線受信機より受信するまで、前記第1の到達範囲よりも狭い範囲を前記第1の到達範囲として選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 予め定められた位置に配置され、自機を示す情報を含む電波を発信する複数の無線発信機と、
    前記無線発信機が発信した電波を受信して当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信する無線受信機と、
    前記無線発信機及び前記無線受信機と通信を行うサーバ装置であって、
    前記無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求する発信要求部と、
    前記無線受信機から前記応答信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択する選択部と、を備え、
    前記発信要求部は、前記選択部が選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求するサーバ装置と、
    を備えることを特徴とする位置検出システム。
  5. 予め定められた位置に配置される複数の無線発信機と、無線受信機と、前記無線発信機及び前記無線受信機と通信を行うサーバ装置とによって行われる電波設定方法であって、
    前記サーバ装置が、前記複数の無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求し、
    前記無線発信機が、前記到達範囲の異なる電波であって自機を示す情報を含む電波を発信し、
    前記無線受信機が、前記到達範囲の異なる電波を受信して各々の電波に含まれる当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信し、
    前記サーバ装置が、前記応答信号を受信し、受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択し、選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求する
    ことを含む電波設定方法。
  6. 予め定められた位置に配置される複数の無線発信機及び無線受信機と通信を行うサーバ装置のコンピュータに、
    前記無線発信機の各々に対して、到達範囲の異なる電波を発信させることを要求する手順、
    前記無線発信機が発信した電波を受信して当該電波の発信元の前記無線発信機を示す情報を含む応答信号を送信する前記無線受信機からの前記応答信号を受信する手順、
    受信した前記応答信号に対応する前記電波の到達範囲の情報と、前記応答信号に含まれる前記電波の発信元の前記無線発信機を示す情報とに基づいて、隣接する前記無線発信機が発信する各々の電波の範囲が重複することなく当該範囲の境界が接する前記到達距離を選択する手順、
    選択した前記到達範囲で電波を発信させることを前記複数の無線発信機に対して要求する手順
    を実行させるためのプログラム。
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