JP6171373B2 - 金属フタロシアニン混合物結晶及びその製造法、それを用いた電子写真感光体、画像形成方法、画像形成装置、並びに画像形成装置用プロセスカートリッジ - Google Patents
金属フタロシアニン混合物結晶及びその製造法、それを用いた電子写真感光体、画像形成方法、画像形成装置、並びに画像形成装置用プロセスカートリッジ Download PDFInfo
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Description
特にテトラアザポルフィリン誘導体であるフタロシアニン顔料は、長波長域まで感光波長域を持つと共に高い光感度を有し、また中心金属や結晶形の種類によって様々な特性のバリエーションが得られることからデジタル記録用の光導電体として盛んに研究が行われている。これまで知られている良好な感度を示すフタロシアニン顔料としては、ε型銅フタロシアニン、X型無金属フタロシアニン、τ型無金属フタロシアニン、バナジルフタロシアニン、チタニルフタロシアニン等が挙げられる。
しかしながら、前記特許文献に提案されているチタニルフタロシアニン顔料を電子写真感光体に用いた場合、感度的には充分であるものの、繰り返し疲労による帯電性の低下や、温湿度による感度変動が大きいなどの実用上の多くの問題を残している(例えば、非特許文献1参照)。
しかしながら、このガリウムフタロシアニン顔料も繰り返し疲労による帯電性の低下や残留電位上昇という問題を残している。
しかしながら、特許文献11〜16に提案されているフタロシアニンを用いた電子写真感光体も同様に可視域及び近赤外域における感度、繰り返し疲労による帯電性の低下や残留電位上昇、温湿度による感度変動が大きい等の点で前記電子写真用感光体の要求事項を充分満足するものではなかった。
即ち、上記課題は、フタロニトリルと、チタン化合物と、チタン以外の金属のハロゲン化物とを反応させることにより得られた、チタニルフタロシアニンと下記一般式(1)で表される金属フタロシアニンからなる金属フタロシアニン混合物を結晶変換処理して形成されたことを特徴とする金属フタロシアニン混合物結晶により解決される。ここで、前記金属フタロシアニン混合物の生成反応に用いるチタン化合物とチタン以外の金属のハロゲン化物の混合割合[チタン化合物:チタン以外の金属ハロゲン化物(モル比)]は、9999:1〜19:1であるのが望ましい。
チタニルフタロシアニンと前記一般式(1)で表される金属フタロシアニン混合物は、下記構造式(2)で示されるフタロニトリルを、反応式(I)に示すように、四塩化チタン、オルトチタン酸テトラ−n−ブチルなどのチタン化合物と、チタン以外の金属のハロゲン化物と共に、無溶媒か、α−クロロナフタレン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン、ペンタノール、オクタノール、ベンジルアルコール、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、キノリン、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、ニトロベンゼン、ジオキサン等の存在下で反応させることにより得ることができる。
また、上記反応は必要に応じて尿素、ホルムアミド、アセトアミド、ベンズアミド、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕−7−ウンデセン(DBU)、アンモニア等の存在下反応を行ってもよい。反応温度は通常室温〜300℃で行い、好ましくは130℃〜250℃である。
例えば、特開平7−252431号公報に記載のあるように、ジクロロ錫フタロシアニンは後処理により、部分的に塩素基が水酸基に置換された混合物を与える。このように、Qが後処理により置換されるか否かはMに由来し、ガリウム、錫、シリコン、ゲルマニウム、アルミニウム等はハロゲン基が後処理により加水分解を起こして水酸基に変化しやすい。
このような回折ピークを有する金属フタロシアニン混合物結晶は前記チタニルフタロシアニンと前記一般式(1)で表される金属フタロシアニンからなる金属フタロシアニン混合物を結晶変換して得られるが、結晶変換には溶媒を用いて処理することが好ましく、特に、酸処理を行った後に溶媒を用いて処理することがより好ましい。
酸の中でも濃硫酸は金属フタロシアニン混合物の溶解度が高く、発煙性もなく、取り扱いやすいため好ましい。また、析出させた金属フタロシアニン混合物は、水、または必要に応じて塩基性水溶液で洗浄し、酸及び水溶性有機溶剤や加水分解において生じる不純物などを除去、中和することが好ましい。
塩基の使用量は、酸に対して0.5〜1.5モル当量の範囲が適当であり、好ましくは0.8〜1.2モル当量である。
なお、CuKα線によるX線回折スペクトルにおいて、明確な回折ピークを有しない金属フタロシアニン混合物が良好な酸処理結晶である。
中でも、電子写真感光体用の光導電体として、金属フタロシアニン混合物結晶は、少なくともブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを有する結晶型にあることが好ましい。
なお、前記酸・溶媒処理により金属フタロシアニン混合物結晶とされる前の金属フタロシアニン混合物は、CuKα線によるX線回折スペクトルにおいて、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、13.2°、20.7°、26.2°に強い回折ピークを有する。
前述のように、本発明の金属フタロシアニン混合物結晶は、可視域から近赤外域での感度や、繰り返し疲労における帯電安定性、温湿度変動に対して安定性が優れているが、このような効果は、フタロニトリルと、チタン化合物と、チタン以外の金属のハロゲン化物とを一体に反応させることにより得られた金属フタロシアニン混合物を結晶変換処理して形成されることで発揮される。単に、個別に製造した前記チタニルフタロシアニンと、個別に製造した前記一般式(1)で表される金属フタロシアニンとをそれぞれ単純に混合しただけでは、前記効果は得られない。詳細は明らかではないが、反応時に生成する極微量の不純物や、混晶体などによるミクロ構造や相互作用などの効果によるものではないかと想定している。
図2の構成においては、導電性支持体(31)上に、電荷発生物質を主成分とする電荷発生層(35)と電荷輸送物質を主成分とする電荷輸送層(37)とが積層されている。
図3の構成においては、導電性支持体(31)上に、電荷発生物質と電荷輸送物質を主成分とする感光層(33)が設けられ、更に感光層表面に保護層(39)が設けられている。
図4の構成においては、導電性支持体(31)上に、電荷発生物質を主成分とする電荷発生層(35)と電荷輸送物質を主成分とする電荷輸送層(37)とが積層されており、更に電荷輸送層上に保護層(39)が設けられている。
図5の構成においては、導電性支持体(31)上に、電荷輸送物質を主成分とする電荷輸送層(37)と電荷発生物質を主成分とする電荷発生層(35)とが積層されており、更に電荷発生層上に保護層(39)が設けられている。
本発明の感光体を構成する導電性支持体(31)としては、体積抵抗1010Ω・cm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、白金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラスチックや紙に被覆したもの、あるいは、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレスなどの板及びそれらを、押し出し、引き抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研摩などの表面処理した管などを使用することができる。また、特開昭52−36016号公報に開示されたエンドレスニッケルベルト、エンドレスステンレスベルトも導電性支持体(31)として用いることができる。
このような導電性層は、これらの導電性粉体と結着樹脂を適当な溶剤、例えば、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、メチルエチルケトン、トルエンなどに分散して塗布することにより設けることができる。
次に、感光層について説明する。感光層は電荷発生物質と電荷輸送物質を含む単層構成の感光層(図1、図3)でも、電荷発生層と電荷輸送層で構成される積層型(図2、図4、図5)でも構わないが、説明の都合上、積層構成からなる感光層について先に述べる。
前述のように、感光層を構成する電荷発生層(35)は、電荷発生物質を主成分とする層である。電荷発生層(35)には電荷発生物質として、本発明の金属フタロシアニン混合物結晶を用いるが、公知の電荷発生物質と組み合わせて用いることが可能である。
その代表として、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系縮合多環化合物、スクアリック酸系染料、フタロシアニン系顔料、ナフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系染料等が挙げられる。これら電荷発生物質は単独で用いても2種以上混合して用いても構わない。例えば、前記金属フタロシアニン混合物結晶に加えて、アゾ系顔料もしくはフタロシアニン系顔料は混合して好ましく用いられる。
その代表として、シーアイピグメントブルー25(カラーインデックスCI21180)、シーアイピグメントレッド41(CI21200)、シーアイアシッドレッド52(CI45100)、シーアイベーシックレッド3(CI45210)、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭53−95033号公報参照)、ジスチリルベンゼン骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭53−133445号公報参照)、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭53−132347号公報参照)、ジベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭54−21728号公報参照)、オキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭54−12742号公報参照)、フルオレノン骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭54−22834号公報参照)、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭54−17733号公報参照)、ジスチリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭54−2129号公報参照)、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料(例えば、特開昭54−14967号公報参照)、ベンズアントロン骨格を有するアゾ顔料などのアゾ顔料、シーアイピグメントブルー16(CI74100)、Y型オキソチタニウムフタロシアニン(例えば、特開昭64−17066号公報参照)、A(β)型オキソチタニウムフタロシアニン、B(α)型オキソチタニウムフタロシアニン、I型オキソチタニウムフタロシアニン(例えば、特開平11−21466号公報参照)、II型クロロガリウムフタロシアニン(例えば;飯島他、日本化学会第67春季年回、1B4、04(1994)参照)、V型ヒドロキシガリウムフタロシアニン(例えば;大門他、日本化学会第67春季年回、1B4、05(1994)参照)、X型無金属フタロシアニン(例えば、米国特許第3,816,118号参照)などのフタロシアニン系顔料などが挙げられる。また、シーアイバットブラウン5(CI73410)、シーアイバットダイ(CI73030)などのインジコ系顔料、アルゴスカーレットB(バイエル社製)、インタンスレンスカーレットR(バイエル社製)などのペリレン顔料などが挙げられる。なお、これらの材料は単独あるいは2種類以上が併用されてもよい。
電荷発生層(35)の膜厚は、0.01〜5μm程度が適当であり、好ましくは0.1〜2μmである。
感光層を構成する電荷輸送層(37)は、電荷輸送物質を主成分とする層である。電荷輸送物質については、正孔輸送物質と電子輸送物質、及び高分子電荷輸送物質に分け、以下に説明する。
ジカルボキシイミドなどが挙げられる。
また、電荷輸送層の膜厚は解像度・応答性の点から、25μm以下とすることが好ましい。下限値に関しては、使用するシステム(特に帯電電位等)に異なるが、5μm以上が好ましい。
以上のようにして得られた塗工液の塗工法としては、浸漬塗工法、スプレーコート、ビートコート、ノズルコート、スピナーコート、リングコート等、従来の塗工方法を用いることができる。
次に、感光層が単層(図1、図3)の場合について述べる。該感光層(33)は、電荷発生物質及び電荷輸送物質及び結着樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥することによって形成できる。また、必要により可塑剤やレベリング剤、酸化防止剤等を添加することもできる。電荷発生物質としては、前述した、複層の場合の電荷発生層(35)に用いたものと同じものが挙げられる。
本発明の感光体においては、導電性支持体(31)と感光層との間に下引き層(図示せず)を設けることができる。下引き層は一般には樹脂を主成分とするが、これらの樹脂はその上に感光層を溶剤で塗布することを考えると、一般の有機溶剤に対して耐溶剤性の高い樹脂であることが望ましい。このような樹脂としては、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性樹脂、共重合ナイロン、メトキシメチル化ナイロン等のアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、エポキシ樹脂等、三次元網目構造を形成する硬化型樹脂等が挙げられる。
本発明の感光体においては、感光層保護の目的で、保護層(39)が感光層の上に設けられることがある。保護層(39)に使用される材料としてはABS樹脂、ACS樹脂、オレフィン−ビニルモノマー共重合体、塩素化ポリエーテル、アリール樹脂、フェノール樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポリアリルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリメチルベンテン、ポリプロピレン、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチレン、ポリアリレート、AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂等の樹脂が挙げられる。フィラーの分散性、残留電位、塗膜欠陥の点から、特にポリカーボネートあるいはポリアリレートが有効かつ有用である。
また、感光体の保護層には、耐摩耗性を向上する目的でフィラ−材料を添加される。
用いられる溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ジクロロメタン、モノクロロベンゼン、ジクロロエタン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、アセトンなど、電荷輸送層(37)で使用されるすべての溶剤を使用することができる。但し、分散時には粘度が高い溶剤が好ましいが、塗工時には揮発性が高い溶剤が好ましい。
これらの条件を満たす溶剤がない場合には、各々の物性を有する溶剤を2種以上混合させて使用することが可能であり、フィラーの分散性や残留電位に対して大きな効果を有する場合がある。
保護層の形成法としては、浸漬塗工法、スプレーコート、ビートコート、ノズルコート、スピナーコート、リングコート等の従来方法を用いることができるが、特に塗膜の均一性の面からスプレーコートがより好ましい。
本発明の感光体においては、感光層と保護層との間に中間層を設けることも可能である。
中間層には、一般にバインダー樹脂を主成分として用いる。これら樹脂としては、ポリアミド、アルコール可溶性ナイロン、水溶性ポリビニルブチラール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。中間層の形成法としては、前述のごとく一般に用いられる塗布法が採用される。なお、中間層の厚さは0.05〜2μm程度が適当である。
本発明においては、耐環境性の改善のため、とりわけ、感度低下、残留電位の上昇を防止する目的で、電荷発生層、電荷輸送層、下引き層、保護層、中間層等の各層に酸化防止剤、可塑剤、滑剤、紫外線吸収剤及びレベリング剤を添加することができる。これらの化合物の代表的な材料を以下に記す。
(a)フェノール系化合物
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソ−ル、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、ビス[3,3’−ビス(4’−ヒドロキシ−3’−t−ブチルフェニル)ブチリックアッシド]グリコールエステル、トコフェロ−ル類など。
N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ−t−ブチル−p−フェニレンジアミンなど。
2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン、2,6−ジドデシルハイドロキノン、2−ドデシルハイドロキノン、2−ドデシル−5−クロロハイドロキノン、2−t−オクチル−5−メチルハイドロキノン、2−(2−オクタデセニル)−5−メチルハイドロキノンなど。
ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジテトラデシル−3,3’−チオジプロピオネートなど。
トリフェニルホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホスフィン、トリ(ジノニルフェニル)ホスフィン、トリクレジルホスフィン、トリ(2,4−ジブチルフェノキシ)ホスフィンなど。
(a)リン酸エステル系可塑剤
リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフェニル、リン酸トリクロルエチル、リン酸クレジルジフェニル、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチルヘキシル、リン酸トリフェニルなど。
フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジイソオクチル、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジウンデシル、フタル酸ジトリデシル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ブチルラウリル、フタル酸メチルオレイル、フタル酸オクチルデシル、フマル酸ジブチル、フマル酸ジオクチルなど。
トリメリット酸トリオクチル、トリメリット酸トリ−n−オクチル、オキシ安息香酸オクチルなど。
アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジ−n−ヘキシル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジ−n−オクチル、アジピン酸−n−オクチル−n−デシル、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ジカプリル、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジメチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ−n−オクチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジ−2−エトキシエチル、コハク酸ジオクチル、コハク酸ジイソデシル、テトラヒドロフタル酸ジオクチル、テトラヒドロフタル酸ジ−n−オクチルなど。
オレイン酸ブチル、グリセリンモノオレイン酸エステル、アセチルリシノール酸メチル、ペンタエリスリトールエステル、ジペンタエリスリトールヘキサエステル、トリアセチン、トリブチリンなど。
アセチルリシノール酸メチル、アセチルリシノール酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレート、アセチルクエン酸トリブチルなど。
エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシステアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸デシル、エポキシステアリン酸オクチル、エポキシステアリン酸ベンジル、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジオクチル、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジデシルなど。
ジエチレングリコールジベンゾエート、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチラートなど。
塩素化パラフィン、塩素化ジフェニル、塩素化脂肪酸メチル、メトキシ塩素化脂肪酸メチルなど。
ポリプロピレンアジペート、ポリプロピレンセバケート、ポリエステル、アセチル化ポリエステルなど。
p−トルエンスルホンアミド、o−トルエンスルホンアミド、p−トルエンスルホンエチルアミド、o−トルエンスルホンエチルアミド、トルエンスルホン−N−エチルアミド、p−トルエンスルホン−N−シクロヘキシルアミドなど。
クエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリ−2−エチルヘキシル、アセチルクエン酸−n−オクチルデシルなど。
ターフェニル、部分水添ターフェニル、ショウノウ、2−ニトロジフェニル、ジノニルナフタリン、アビエチン酸メチルなど。
(a)炭化水素系化合物
流動パラフィン、パラフィンワックス、マイクロワックス、低重合ポリエチレンなど。
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルチミン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸など。
ステアリルアミド、パルミチルアミド、オレインアミド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミドなど。
脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエステルなど。
セチルアルコール、ステアリルアルコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリグリセロールなど。
ステアリン酸鉛、ステアリン酸カドミウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウムなど。
カルナバロウ、カンデリラロウ、蜜ロウ、鯨ロウ、イボタロウ、モンタンロウなど。
シリコーン化合物、フッ素化合物など。
(a)ベンゾフェノン系
2−ヒドロキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ4−メトキシベンゾフェノンなど。
フェニルサルシレート、2,4−ジ−t−ブチルフェニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエートなど。
(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、(2’−ヒドロキシ5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、(2’−ヒドロキシ3’−ターシャリブチル5’−メチルフェニル)5−クロロベンゾトリアゾールなど。
エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、メチル2−カルボメトキシ3(パラメトキシ)アクリレートなど。
ニッケル(2,2’チオビス(4−t−オクチル)フェノレート)ノルマルブチルアミン、ニッケルジブチルジチオカルバメート、コバルトジシクロヘキシルジチオホスフェートなど。
ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、1−[2−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕エチル]−4−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕−2,2,6,6−テトラメチルピリジン、8−ベンジル−7,7,9,9−テトラメチル−3−オクチル−1,3,8−トリアザスピロ〔4,5〕ウンデカン−2,4−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンなど。
図6は、本発明に係る電子写真プロセス及び画像形成装置を説明するための一例を示す概略図であり、下記のような例も本発明の範疇に属するものである。
感光体(10)は図6中の矢印の方向に回転し、感光体(10)の周りには、帯電部材(11)、画像露光部材からのレーザー光(12)、現像部材(13)、転写部材(16)、クリーニング部材(17)、除電部材(18)等が配置される。クリーニング部材(17)や除電部材(18)が省略されることもある。
なお、本発明において、「電子写真感光体」と「感光体」、「帯電部材」と「帯電手段」、「画像露光部材」と「画像露光手段」、「現像部材」と「現像手段」、「転写部材」と「転写手段」、「クリーニング部材」と「クリーニング手段」、及び「除電部材」と「除電手段」は同義である。
これらの中でも半導体レーザー(LD)や発光ダイオード(LED)が主に用いられる。
所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを用いることもできる。
かかる現像手段には、公知の方法が適用されるし、また、除電手段にも公知の方法が用いられる。
このクリーニング部材は、クリーニングブレードあるいはクリーニングブラシ等公知のものが用いられる。また、両者が併用されることもある。
図7において、感光体(10C),(10M),(10Y),(10K)は、ドラム状の感光体(10)であり、これらの感光体(10C,10M,10Y,10K)は、図中の矢印方向に回転し、その周りに少なくとも回転順に帯電部材(11C,11M,11Y,11K)、現像部材(13C,13M,13Y,13K)、クリーニング部材(17C,17M,17Y,17K)が配置されている。
なお、カッコ内に記載の各符号において、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yはイエロー、Kはブラックを指す。
転写搬送ベルト(19)は、各画像形成ユニット〔画像形成要素〕(20C、20M、20Y、20K)の現像部材(13C,13M,13Y,13K)と、クリーニング部材(17C,17M,17Y,17K)との間で感光体(10C,10M,10Y,10K)に当接しており、転写搬送ベルト(19)の感光体(10)側の裏側に当たる面(裏面)には転写バイアスを印加するための転写部材(16C,16M,16Y,16K)が配置されている。各画像形成要素(20C、20M、20Y、20K)は現像装置内部のトナーの色が異なることであり、その他は全て同様の構成となっている。
前記プロセスカートリッジ(画像形成装置用プロセスカートリッジ)とは、図8に示すように、感光体(10)を内蔵し、他に帯電部材(11)、画像露光部材(12)、現像部材(13)、転写部材(16)、クリーニング部材(17)、及び除電部材を含んだ1つの装置(部品)である。図中、符号15は転写紙を示す。
しかし、感光体が少なくとも4本を必要とすることから、装置の大型化が避けられず、また使用されるトナー量によっては、各々の感光体の摩耗量に差が生じ、それによって色の再現性が低下したり、異常画像が発生したりするなど多くの課題を有していた。
[製造例1a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)の製造(1a)
200mlの4口フラスコに、尿素12.01g(200mmol)、フタロニトリル25.63g(200mmol)、1−オクタノール56.98g(0.438mol)を順に量りとった。つづいて、オルトチタン酸テトラ−n−ブチル18.53g(54.45mmol)、塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を量りとり、温度計、カルシウム管を付けたジムロート冷却器を装着し、アルゴン気流下にて6時間加熱攪拌(155〜159℃)した。6時間後、撹拌放冷し70℃になった時点でメタノール70mlを投入し、30分間還流撹拌を行った後、室温付近(約30℃)にまで撹拌放冷した。
内容物をガラスろ過器にてろ過を行った。得られた濃紺色固体をDMF250mlで3回(100℃)、メタノール250mlで3回(還流温度)加熱攪拌ろ過洗浄を行い、減圧乾燥器にて100℃、1日以上乾燥することにより金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)22.77gを青味紫色結晶で得た。
[製造例1b]金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)の製造(1b)
濃硫酸360gを氷水浴で撹拌冷却し、これに製造例1aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)17.00gを少量ずつ15分かけ添加し溶解させた。1時間撹拌の後、内容物を撹拌している1.8kgの氷水に滴下し、1時間撹拌の後、濾過を行い、更にイオン交換水にて濾液が中性になるまで撹拌濾過洗浄し、金属フタロシアニン混合物の湿ケーキを得た。この湿ケーキにテトラヒドロフラン600gを加え、室温にて6時間撹拌、濾過して減圧加熱乾燥をおこなって青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)16.17gを得た。
得られた化合物No.1b)の粉末X線回折図を図9に示すが、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図10に示す。
[製造例2a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.2a)の製造(2a)
製造例1aにおける塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を塩化ガリウム(III)0.097g(0.55mmol)に代えた以外は同様に操作して、青紫色結晶の金属フタロシアニン混合物(化合物No.2a)22.87gを得た。
製造例1bにおける金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)を製造例2aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.2a)に代えた以外は同様に操作して、青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.2b)16.36gを得た。
得られた化合物No.2bの粉末X線回折図を図11に示すが、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図12に示す。
[製造例3a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.3a)の製造(3a)
製造例1aにおける塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を三塩化バナジウム0.087g(0.55mmol)に代えた以外は同様に操作して、青紫色結晶の金属フタロシアニン混合物(化合物No.3a)23.53gを得た。
製造例1bにおける金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)を製造例3aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.3a)に代えた以外は同様に操作して、青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.3b)16.45gを得た。
得られた化合物No.3bの粉末X線回折図を図13に示すが、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図14に示す。
[製造例4a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.4a)の製造(4a)
製造例1aにおける塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を三塩化インジウム0.122g(0.55mmol)に代えた以外は同様に操作して、青紫色結晶の金属フタロシアニン混合物(化合物No.4a)23.04gを得た。
製造例1bにおける金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)を製造例4aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.4a)に代えた以外は同様に操作して、青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.4b)16.03gを得た。
得られた化合物No.4bの粉末X線回折図を図15に示すが、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図16に示す。
[製造例5a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.5a)の製造(5a)
製造例1aにおける塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を塩化銅(I)0.050g(0.55mmol)に代えた以外は同様に操作して、青紫色結晶の金属フタロシアニン混合物(化合物No.5a)23.15gを得た。
製造例1bにおける金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)を製造例5aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.5a)に代えた以外は同様に操作して、青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.5b)16.30gを得た。
得られた化合物No.5bの粉末X線回折図を図17に示すが、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図18に示す。
[製造例6a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.6a)の製造(6a)
製造例1aにおける塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を塩化亜鉛0.080g(0.55mmol)に代えた以外は同様に操作して、青紫色結晶の金属フタロシアニン混合物(化合物No.6a)22.47gを得た。
製造例1bにおける金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)を製造例6aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.6a)に代えた以外は同様に操作して、青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.6b)16.29gを得た。
得られた化合物No.6bの粉末X線回折図を図19に示すが、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図20に示す。
[製造例7a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.7a)の製造(7a)
製造例1aにおけるオルトチタン酸テトラ−n−ブチル18.53g(54.45mmol)を18.63g(54.725mmol)に、塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を0.072g(0.275mmol)に、代えた以外は同様に操作して、青紫色結晶の金属フタロシアニン混合物(化合物No.7a)23.02gを得た。
製造例1bにおける金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)を製造例7aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.7a)に代えた以外は同様に操作して、青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.7b)16.14gを得た。
得られた化合物No.7bの粉末X線回折図を図21に示すが、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図22に示す。
[製造例8a]金属フタロシアニン混合物(化合物No.8a)の製造(8a)
製造例1aにおけるオルトチタン酸テトラ−n−ブチル18.53g(54.45mmol)を18.70g(54.945mmol)に、塩化第二錫0.143g(0.55mmol)を0.014g(0.055mmol)に、代えた以外は同様に操作して、青紫色結晶の金属フタロシアニン混合物(化合物No.8a)23.19gを得た。
製造例1bにおける金属フタロシアニン混合物(化合物No.1a)を製造例8aで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.8a)に代えた以外は同様に操作して、青色結晶の金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.8b)16.29gを得た。
得られた化合物No.8bの粉末X線回折図を図23に示すがブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを示した。また赤外線吸収スペクトル図を図24に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)3部、ポリビニルブチラール樹脂2部(BX−1:積水化学工業製)、テトラヒドロフラン495部からなる分散液をボールミルポットに取り、φ2mmのPSZボールを使用し、3時間ボールミリングし電荷発生層塗布液を調製した。この塗布液をアルミニウム蒸着ポリエステルフイルム上に塗布後100℃で20分間乾燥し、厚さ約0.3μmの電荷発生層を形成した。
続いて下記構造式(46)で示される電荷輸送物質7部、ポリカーボネート樹脂(PCX−5;帝人化成社製)10部、テトラヒドロフラン83部、シリコーンオイル(KF−50;信越化学社製)0.0002部の電荷輸送層塗布液を調製し、前記電荷発生層上に塗布後110℃で20分間乾燥し、厚さ約25μmの電荷輸送層を形成し、電子写真用感光体を作製した。
まず、印加電圧−6KVで20秒間帯電した後、20秒間減衰させた時の表面電位Vo(V)を測定し、ついでハロゲンランプによる白色光を表面照度5.3luxになるようにして露光を行った。感度は、露光時の表面電位が−800(V)から−400(V)までに要する時間を求め、半減露光量Ew1/2(lux・sec)を算出した。
また同じ装置にて780nmの単色光を感光体表面での照度が1μW/cm2になるように照射して、感光体の表面電位が−800Vから−400Vまでに要する半減露光量Em1/2(μJ/cm2)をLD光源域(近赤外域)の感度として測定した。
V0、Ew1/2、Em1/2を表1に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.2bに代えた以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.3bに代えた以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.4bに代えた以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.5bに代えた以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.6bに代えた以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.7bに代えた以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.8bに代えた以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム上に実施例9で用いた電荷輸送層塗布液をブレード塗工し120℃で10分間乾燥して、厚さ約20μmの電荷輸送層を形成した。
製造例2bで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.2b)13.5部、ポリビニルブチラール樹脂(ユニオンカーバイドプラスチック社製:XYHL)5.4部、テトラヒドロフラン680部及びエチルセロソルブ1020部をボールミル中で粉砕混合した後、エチルセロソルブ1700部を加え混合して、電荷発生層塗工液を作成した。
この塗工液を上記の電荷輸送層の上にスプレー塗工し、100℃で10分間乾燥して厚さ約0.2μmの電荷発生層を形成した。
さらに、この電荷発生層上にポリアミド樹脂(東レ社製:CM−8000)のメタノール/n−ブタノール溶液をスプレー塗工し120℃で30分間乾燥して厚さ約0.5μmの保護層を形成し感光体を作成した。
この感光体を実施例9における印加電圧を+6KVに代えた以外は同様に操作して感光体特性評価を行った。結果を表1に示す。
製造例8bで得られた金属フタロシアニン混合物(化合物No.8b)1部にメチルエチルケトン158部を加え、φ5mmのアルミナボールを使用して24時間ボールミリングした。
これに下記構造式(47)で示される電子輸送物質7部、下記構造式(48)で示される正孔輸送物質5部、ポリエステル樹脂(デュポン社製:ポリエステルアドヒーシブ49000)18部を加えて、更に混合して得た分散液をアルミニウム蒸着ポリエステルフィルム上にドクターブレードを用いて塗布し、100℃で30分間乾燥して、厚さ約25μmの感光層を形成し感光体を作成した。
この感光体を実施例9における印加電圧を+6KVに代えた以外は同様に操作して感光体特性評価を行った。結果を表1に示す。
実施例9における電荷発生層塗布液に下記構造式(49)で表されるアゾ顔料1部を追加し、混合ボールミリングした以外は実施例9と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
実施例19における電荷発生層塗布液においてアゾ顔料の代りに図25に示す粉末X線回折スペクトルを示す下記構造式(50)で表されるY型チタニルフタロシアニン1部を追加し、混合ボールミリングした以外は実施例19と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表1に示す。
フタロシアニン混合物(比較化合物No.1)の製造1
200mlの4口フラスコに、尿素12.01g(200mmol)、フタロニトリル25.63g(200mmol)、1−オクタノール56.98g(0.438mol)を順に量りとった。つづいて、オルトチタン酸テトラ−n−ブチル18.72g(55.0mmol)を量りとり、温度計、カルシウム管を付けたジムロート冷却器を装着し、アルゴン気流下にて6時間加熱攪拌(155〜159℃)した。6時間後、撹拌放冷し70℃になった時点でメタノール70mlを投入し、30分間還流撹拌を行った後、室温付近(約30℃)にまで撹拌放冷した。
内容物をガラスろ過器にてろ過を行った。得られた濃紺色固体をDMF250mlで3回(100℃)、メタノール250mlで3回(還流温度)加熱攪拌ろ過洗浄を行い、減圧乾燥器にて100℃、1日以上乾燥することによりチタニルフタロシアニン23.54gを青味紫色結晶で得た。
濃硫酸360gを氷水浴で撹拌冷却し、これに得られたチタニルフタロシアニン17.82g、ジクロロ錫フタロシアニン(東京化成工業株式会社品)0.18gを少量ずつ15分かけて添加し溶解させた。1時間撹拌の後、内容物を撹拌している1.8kgの氷水に滴下し、1時間撹拌の後、濾過を行い、更にイオン交換水にて濾液が中性になるまで撹拌濾過洗浄し、フタロシアニン混合物の湿ケーキを得た。この湿ケーキにテトラヒドロフラン600gを加え、室温にて6時間撹拌、濾過して減圧加熱乾燥をおこなって青色結晶のフタロシアニン混合物(比較化合物No.1)16.57gを得た。
実施例9で用いた金属フタロシアニン混合物(化合物No.1b)の代りに、比較化合物No.1を用いたこと以外は実施例9と同様に操作して感光体を作製し、評価を行った。結果を表1に示す。
比較例1におけるジクロロ錫フタロシアニンを同量のクロロガリウムフタロシアニン(Aldrich品)に代えた以外は実施例1の製造例1a、1bと同様な製造条件にて操作をおこなってフタロシアニン混合物(比較化合物No.2)を16.59g得た。
実施例9で用いた金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)の代わりにこの比較化合物No.2を用いたこと以外は実施例9と同様に操作して感光体を作製し、評価を行った。結果を表1に示す。
表1から本発明の金属フタロシアニン混合物結晶を用いた感光体は比較例1や比較例2の感光体と比較して、帯電電位V0はほぼ同等、感度Ew1/2、Em1/2はかなり優れていることがわかる。
アルミニウムシリンダー上に下記組成の下引き層塗工液、電荷発生層塗工液、及び電荷輸送層塗工液を、浸漬塗工によって順次塗布、乾燥し、3.5μmの下引き層、0.2μmの電荷発生層、23μmの電荷輸送層を形成した。
〈下引き層塗工液〉
二酸化チタン粉末(石原産業製、タイベークCR−EL): 400部
メラミン樹脂(大日本インキ製、スーパーベッカミンG821−60): 65部
アルキッド樹脂(大日本インキ製、ベッコライトM6401−50): 120部
2−ブタノン: 400部
〈電荷発生層塗工液〉
金属フタロシアニン混合物結晶(No.1b): 18部
ポリビニルブチラール樹脂(BX−1:積水化学工業製): 12部
2−ブタノン: 970部
〈電荷輸送層塗工液〉
ポリカーボネート樹脂(Zポリカ、帝人化成製): 10部
下記構造式(51)の正孔輸送材料: 7部
テトラヒドロフラン: 100部
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.2bに代えた以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.3bに代えた以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.7bに代えた以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)を化合物No.8bに代えた以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
電荷発生層塗布液を実施例19のものに代えた以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
電荷発生層塗布液を実施例20のものに代えた以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
実施例21で用いた金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)の代りに実施例20で用いたY型チタニルフタロシアニン(比較化合物No.3)のみを用いたこと以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
実施例21で用いた金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)の代りに図26の粉末X線回折スペクトルを示す下記構造式(52)のV型ヒドロキシガリウムフタロシアニン(比較化合物No.4)を用いたこと以外は実施例21と同様に操作して電子写真感光体としての特性を評価した。結果を表2に示す。
表2より、本発明の電子写真感光体はいずれも比較例3、4の感光体に比べ、繰り返し疲労特性における帯電電位、感度の安定性が優れていることがわかる。
実施例21で作製した電子写真感光体を同様にしてリコー製 imagio MF2200改造機に装着し、常温常湿下(23℃、55%)で帯電後電位−800(V)、露光後電位−100(V)になるよう設定した後、この電子写真装置を低温低湿(10℃、15%)の環境試験室の中に4時間放置し、低温低湿環境下での帯電後電位(V)と露光後電位(V)変動について評価を行った。結果を表3に示す。
実施例28で用いた電荷発生層塗布液の代りに実施例20で用いた電荷発生層塗布液を用いたこと以外は実施例28と同様に操作して電子写真感光体を作製し、低温低湿環境下での帯電後電位(V)と露光後電位(V)変動について評価を行った。結果を表3に示す。
実施例28で用いた金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)の代りに比較例1で用いたフタロシアニン混合物(比較化合物No.1)を用いたこと以外は実施例28と同様に操作して電子写真感光体を作製し、低温低湿環境下での帯電後電位(V)と露光後電位(V)変動について評価を行った。結果を表3に示す。
実施例28で用いた金属フタロシアニン混合物結晶(化合物No.1b)の代りに比較例3で用いたY型チタニルフタロシアニン(比較化合物No.3)を用いたこと以外は実施例28と同様に操作して電子写真感光体を作製し、低温低湿環境下での帯電後電位(V)と露光後電位(V)変動について評価を行った。結果を表3に示す。
フタロニトリル19.48g(152.0mmol)、2,3−ジシアノピリジン1.03g(8.00mmol)、オルトチタン酸テトラ−n−ブチル14.97g(44.00mmol)、尿素4.80g(80.00mmol)及び1−オクタノール24.48gを窒素気流下150〜161℃で6時間加熱撹拌を行った。放冷後、メタノール80ml加え、30分間還流撹拌を行い室温まで冷却した後、濾過し得られた結晶をトルエン、メタノール、水にて洗浄後、減圧加熱乾燥をおこなって青色粉末のチタニルピリドポルフィラジン誘導体混合物を19.38g(収率84.0%)得た。
濃硫酸80gを氷水浴で撹拌冷却し、これに得られたチタニルピリドポルフィラジン誘導体混合物5.00gを少量ずつ30分かけ添加し溶解させた。1時間撹拌の後内容物を500gの氷水に滴下し、30分間撹拌の後濾過を行い湿ケーキ28.9gを得た(固形分濃度17.3%)。
この湿ケーキ17.3gにイオン交換水9.7g、テトラヒドロフラン120gを加え、室温にて6時間撹拌を行った。これを濾過し、減圧乾燥を行い青色結晶のチタニルピリドポルフィラジン誘導体混合物(比較化合物No.7)2.72gを得た。得られたチタニルピリドポルフィラジン誘導体混合物の粉末X線回折スペクトルを図27に示す。
表3から明らかなように感光層に金属フタロシアニン混合物が含有された本発明の電子写真感光体は、低温低湿下の環境においても帯電性、感度特性の変動が、比較例5〜7の感光体に比べ小さいことがわかる。
31 導電性支持体
33 感光層
35 電荷発生層
37 電荷輸送層
39 保護層
(図6、図7の符号)
10 感光体
10C シアン感光体
10M マゼンタ感光体
10Y イエロー感光体
10K ブラック感光体
11 帯電部材
11C シアン帯電部材
11M マゼンタ帯電部材
11Y イエロー帯電部材
11K ブラック帯電部材
12 画像露光部材からのレーザー光
12C シアン画像露光部材からのレーザー光
12M マゼンタ画像露光部材からのレーザー光
12Y イエロー画像露光部材からのレーザー光
12K ブラック画像露光部材からのレーザー光
13 現像部材
13C シアン現像部材
13M マゼンタ現像部材
13Y イエロー現像部材
13K ブラック現像部材
14 搬送ローラ
15 転写紙
16 転写部材
16C シアン転写部材
16M マゼンタ転写部材
16Y イエロー転写部材
16K ブラック転写部材
17 クリーニング部材
17C シアンクリーニング部材
17M マゼンタクリーニング部材
17Y イエロークリーニング部材
17K ブラッククリーニング部材
18 除電部材
19 転写搬送ベルト
20 画像形成要素
20C シアン画像形成要素
20M マゼンタ画像形成要素
20Y イエロー画像形成要素
20K ブラック画像形成要素
21 給紙コロ
22 レジストローラ
23 転写部材
24 定着部材
25 転写材搬送手段
(図8の符号)
10 感光体
11 帯電部材
12 画像露光部材
13 現像部材
15 転写紙
16 転写部材
17 クリーニング部材
Claims (10)
- フタロニトリルと、チタン化合物と、チタン以外の金属のハロゲン化物とを反応させる(該チタン化合物と該チタン以外の金属のハロゲン化物の混合割合[チタン化合物:チタン以外の金属ハロゲン化物(モル比)]は、9999:1〜19:1である)ことにより得られた、チタニルフタロシアニンと下記一般式(1)で表される金属フタロシアニンからなる金属フタロシアニン混合物を溶媒処理、または酸処理と溶媒処理により結晶変換することを特徴とする金属フタロシアニン混合物結晶の製造方法。
- 前記金属のハロゲン化物が、バナジウム、銅、亜鉛、ガリウム、インジウム、及び錫から選択される金属のハロゲン化物であることを特徴とする請求項1に記載の金属フタロシアニン混合物結晶の製造方法。
- 前記結晶変換処理により形成される金属フタロシアニン混合物結晶が、CuKα線によるX線回折スペクトルにおいて、少なくともブラッグ角(2θ±0.2°)9.4°、9.6°、14.9°、24.2°、27.2°に強い回折ピークを有することを特徴とする請求項1または2に記載の金属フタロシアニン混合物結晶の製造方法。
- 導電性支持体上に、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法により得られる金属フタロシアニン混合物結晶を含有する感光層を設けることを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
- 前記感光層が、前記金属フタロシアニン混合物結晶に加えて、アゾ系顔料もしくはフタロシアニン系顔料を含有することを特徴とする請求項4に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記感光層は、積層型の感光層であり、電荷発生層と電荷輸送層とを備えた構成を有することを特徴とする請求項4または5に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記感光層は、単層型の構成を有することを特徴とする請求項4または5に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 請求項4乃至7のいずれか一項に記載の方法により製造される電子写真感光体に、帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行うことを特徴とする画像形成方法。
- 請求項4乃至7のいずれか一項に記載の方法により製造される電子写真感光体と、帯電手段と、画像露光手段と、現像手段と、転写手段とを設けることを特徴とする画像形成装置の製造方法。
- 請求項4乃至7のいずれか一項に記載の方法により製造される電子写真感光体を設けることを特徴とする画像形成装置用プロセスカートリッジの製造方法。
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