JP6171332B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電池モジュールに関するものである。
外装缶で覆われた複数の角型電池を、間に隙間ができるように積層して電池ブロックを構成し、角型電池の間の隙間に吸熱プレートを挟み、当該吸熱プレートの金属板の表面をプラスチック製の収縮チューブで被覆させた組電池が開示されている(特許文献1)。
特開2009−9889号公報
しかしながら、プラスチックの熱伝導率は金属の熱伝導率と比較して極めて低いため、電池が高温になった場合に、電池の熱を吸熱プレート内の金属板に効率よく伝導させることができず、電池がさらに高温になってしまう、という問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、冷却用部材への二次電池の熱の伝導を促進させる電池モジュールを提供することである。
本発明は、扁平側の二次電池と、金属部を有した、二次電池を冷却する吸熱部とを備え、外装部材と吸熱部との間に配置された絶縁部を有し、当該絶縁部の融点を、電解液の沸点、又は、発電要素に含まれるセパレータの融点より低くすることによって上記課題を解決する。
本発明は、二次電池の熱が上昇した場合に、セパレータが熱収集する、あるいは、電解液が気化する前に、絶縁部が溶融するため、当該熱が吸熱部の金属部に伝導し易くなるので、当該吸熱部へ二次電池の熱の伝導を促進することができる。
本発明の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。 図1の二次電池の斜視図である。 図2の二次電池の分解斜視図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図1の二次電池を積層する様子を示す斜視図である。 図1の吸熱体の斜視図である。 図1の二次電池に異常が生じた場合の様子を示す電池モジュールの斜視図である。 図1の吸熱体が異常した場合の様子を示す電池モジュールの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。 図10の二次電池に異常が生じた場合の様子を示す電池モジュールの斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。 図12の二次電池に異常が生じた場合の様子を示す電池モジュールの斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は、本発明の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。本例の電池モジュールは、薄型扁平型状の二次電池1と、吸熱部2と、バスバ3とを備える。
図2は、二次電池の完成状態を示す斜視図、図3は当該二次電池の主たる構成部材に分解した状態を示す分解斜視図である。図4は図2のIV-IV線に沿う断面図である。図2及び図3に示すように、本例の二次電池1は、薄型扁平状の電池本体11と、スペーサ12とを備える。
電池本体11は、ラミネートフィルム製外装部材111の内部に発電要素112が収容され、当該外装部材111の外周部113が封止されたものである。なお、発電要素112の詳細な構成は図4に示す。外装部材111を構成するラミネートフィルムは、複数の層状の構造で、樹脂−金属薄膜ラミネート材等の可撓性を有するラミネートフィルム(フィルム状部材)で形成されている。
外装部材111は一対のラミネートフィルムで構成され、一対のラミネートフィルムの一方を発電要素112が収容できるように矩形状平板を浅い椀型(皿型)に成形した形状とし、内部に発電要素112と電解液を入れたのち、他方のラミネートフィルムを被せてそれぞれの外周部113を重ね合わせ、当該外周部113の全周が熱融着や接着剤により接合されて接合部を形成している。
本例の二次電池1は、リチウムイオン二次電池であり、図4に示すように、発電要素112は正極板112aと負極板112bとの間にセパレータ112cを積層して構成されている。本例の発電要素112は、3枚の正極板112aと、5枚のセパレータ112cと、3枚の負極板112bと、特に図示しない電解液(電解質)とを有している。なお、本発明に係る二次電池1はリチウムイオン二次電池に限定されず、他の電池であってもよい。
発電要素112を構成する正極板112aは、正極端子114まで伸びている正極側集電体112dと、正極側集電体112dの一部の両主面(集電体112dの積層方向を法線とする面)にそれぞれ形成された正極層112e,112fとを有する。
正極板112aの正極側集電体112dは、金属箔により形成されている。また正極板112aの正極層112e,112fは、たとえば、ニッケル酸リチウム(LiNiO)等のリチウム複合酸化物及びカルコゲン化物等を含む正極活物質と、カーボンブラック等の導電剤と、ポリ四フッ化エチレンの水性ディスパージョン等の接着剤と、溶剤とを混合したものを、正極集電板112dの両主面に塗布し、乾燥及び圧延することにより形成されている。
発電要素112を構成する負極板112bは、負極端子115まで伸びている負極側集電体112gと、当該負極側集電体112gの一部の両主面にそれぞれ形成された負極層112h,112iとを有する。
負極板112bの負極側集電体112gは、金属箔により形成されている。また、負極板112bの負極層112h,112iは、上記の正極活物質のリチウムイオンを吸蔵及び放出する負極活物質を用いる。そして、負極活物質層に、有機物焼成体の前駆体材料としてのスチレンブタジエンゴム樹脂粉末の水性ディスパージョンを混合し、焼成したスチレンブタジエンゴムを炭化させて、次いで得られた焼成物を粉砕することで、炭素粒子表面に炭化したスチレンブタジエンゴムを担持させたものを得る。そして、これを主材料として、これにアクリル樹脂エマルジョン等の結着剤をさらに混合し、この混合物を負極集電板112gの両主面に塗布し、乾燥及び圧延させることにより形成されている。
正極板112aと負極板112bとの間に積層されるセパレータ112cは、正極板112aと負極板112bとの短絡を防止するものであり、電解液を保持する機能を備えてもよい。セパレータ112cは、たとえばポリプロピレンなどで形成される微多孔性膜であり、過電流が流れると、その発熱によって層の空孔が閉塞され電流を遮断する機能をも有する。
以上の発電要素112は、セパレータ112cを介して正極板112aと負極板112bとが交互に積層されてなる。そして、3枚の正極板112aは、金属箔製の正極端子114にそれぞれ接続される。また、図3では図示されていないが、3枚の負極板112bは金属箔製の負極端子115にそれぞれ接続されている。
図4に示すように、発電要素112の正極板112a及び負極板112bのそれぞれから外装部材111の外部へ正極端子114と負極端子115とが導出されている。本例の二次電池1では、外装部材111の一辺(図1の手前の短辺)の外周部113から正極端子114と負極端子115とが並んで導出されている。正極端子114及び負極端子115は正極タブ114及び負極タブ115とも称される。
本例の二次電池1は、外装部材111の一つの辺の外周部から正極端子114と負極端子115とが並んで導出されている。図4には発電要素112の正極板112aから正極端子114に至る断面図を図示し、発電要素112の負極板112bから負極端子115に至る断面を省略するが、負極板112b及び負極端子115も図3の断面図に示す正極板112a及び正極端子114と同様の構造とされている。
すなわち、電池本体11は、正極板112aと負極板112bとをセパレータ11cを介して主面同士重なるように積層する。そして、電池本体11は平面視において長方形とされており、当該長方形の外周部113を、外装部材111における一対のラミネートフィルム(フィルム状部材)で接合して内部を封止している。これにより、二次電池1はラミネート側電池となる。なお、電池本体11の外形形状は長方形にのみ限定されず、正方形や他の多角形に形成することも可能である。
以上のように構成された電池本体11は、他の一または複数の二次電池と接続して組み合わせ、所望の出力、容量の二次電池(以下、電池モジュールに相当する)として使用に供することもできる。そして、この電池モジュールは、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両に搭載して、走行駆動用電源として用いられる。
複数の電池本体11を接続して電池モジュールを構成する場合に、図5に示すように複数の電池本体11の主面同士を積み重ねて電池ケース内に収容することが行われる。図5は、二次電池1と他の二次電池1とを積層する様子を示す斜視図である。この場合に、電池本体11の外周部113から導出された正極端子114及び負極端子115と、この電池本体11に積層された電池本体11の外周部113から導出された正極端子114及び負極端子115との絶縁性を確保するとともに、これら正極端子114及び負極端子115を直列及び/又は並列に接続するためのバスバを配置したり、電圧検出用センサのコネクタを配置したりするために、絶縁性材料から構成された外形板状の部材(板状部材)であるスペーサ12が用いられる。
本例のスペーサ12は、図2、図3及び図5に示すように隣接する電池本体11の互いの外周部113の間に配置されるとともに、隣接する電池本体11の互いの外周部113の間から電池の外周方向に向かって突出し、電池本体11を、電池モジュールのケースや自動車の車体など所定の設置位置に対して固定するための固定部121を有する。
スペーサ12は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの剛性を有する絶縁性樹脂材料で形成され、電池本体11の外周部の短辺の長さ以上の長さを有する長尺状に形成されている。そして、その両端のそれぞれに鞘状の通孔からなる固定部121が形成されている。
そして、各二次電池1の固定部121に形成されている挿入孔に、ネジ等の締結部材を挿通して、ケース等に固定されることで、図1に示すように、複数の二次電池1が連結されている。
図6は、吸熱体2の斜視図である。吸熱体2は、二次電池1から発生される熱を吸熱することで、二次電池1を冷却する板状の部材である。吸熱体2は、金属板21と、絶縁部材22と備える。
金属板21は、金属製の板材(矩形状)により形成され、二次電池1から発生される熱を吸熱する吸熱板でもある。絶縁部材22は、金属板22の表面を覆う被覆材である。そのため、金属板22の表面は層状の絶縁部材22で覆われることになる。絶縁部材22の樹脂材は、ポリエチレンで形成されている。
絶縁部材22の絶縁材料には、絶縁材料の融点が二次電池1の使用温度より高く、かつ、二次電池1の異常時の温度より低い材料が用い用いられる。言い換えると、絶縁材料の融点が、二次電池1の通常時の使用温度より高い温度で、可能な限り低い温度になる材料が、絶縁材22の絶縁材料に用いられる。例えば、二次電池1の使用温度が6〜70℃の場合には、本例は、融点が130℃であるポリエチレンを絶縁部材22の主材料に用いる。
ここで、二次電池1の異常時の温度は、電池の劣化を促進する温度であって、例えば、二次電池1の副反応の起こりやすさにより予め決まる温度である。二次電池1の副反応とは、例えば、二次電池1の電解液の分解反応等の二次電池1の劣化の原因となる反応である。そして、二次電池1の性能として、二次電池1の温度が、このような副反応を生じる温度に達すると、電池の劣化を促進するため、当該温度を上記の異常温度としてもよい。
また絶縁部材22の絶縁材料には、絶縁材料の融点が、電解液の沸点より低い、または、セパレータの融点よりも低い材料が用いられる。本例の電解液は、エチレンカーボネート(融点244℃)とジエチルカーボネート(融点127℃)を3:7の比率で混合したものである。また本例のセパレータ112cの主材料はポリプロピレンであって、その融点は165℃である。そのため、本例では、融点が130℃であるポリエチレンを絶縁部材22の主材料に用いる。
図1に戻り、本例の電池モジュールは、複数の二次電池群と、他の複数の二次電池群との間に、吸熱体2が狭持されるように、配置する。また、二次電池1の主面(図2のXY平面に沿う面)と、絶縁部2の主面(図6のXY平面に沿う面)は対向しつつ、主面同士重なるように配置されている。そして、絶縁部2の両主面のうち、一方の主面は一方の二次電池1の主面と対向し、他方の主面は他方の二次電池1の主面と対向している。これにより、複数の二次電池1と絶縁部2は、主面の法線方向が同一方向になるようにして積層され、絶縁部材22の表面は外装部材111の表面と対向している。絶縁部材22は、電池1の外装部材111と金属板21との間に配置されている。
バスバ3は、複数の二次電池1の正極端子114及び負極端子115を電気的に接続する部材であり、金属製で板状に形成されている。これにより、複数の二次電池1が直列又は並列に接続されている。
次に、吸熱体2の作用について、図7を用いて説明する。図7は、吸熱体2に隣接する二次電池1が熱暴走した時の状態を示す、電池モジュールの断面図である。なお、図7は、熱膨張した二次電池1を、他の正常な二次電池1のハッチングと異なるハッチングで示している。
二次電池1が内部短絡等により熱暴走した場合には、二次電池1で発生した熱は、周囲に伝わる。本例では、絶縁部材22が外装部材111の表面と対向しているため、二次電池1と絶縁部材22との接触面積が大きくなり、二次電池1の熱の多くは、絶縁部材22に伝わる。
絶縁部材22は、融点を上記の条件にすることで、二次電池1の異常時の熱により溶解するよう構成されている。そのため、二次電池1の異常時には、絶縁部材22が溶けて、金属板21が露出する。そして、二次電池1の異常時の熱は、金属板21により吸熱され、異常発生の二次電池1に隣接する二次電池1は高温にならない。
また、絶縁部材22の融点は、電解液の沸点よりも低い。そのため、二次電池1の異常時に、電解液が気化する前に、絶縁部材22が溶解し、二次電池1の熱が金属板21に熱伝導され、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
また、絶縁部材22の融点は、セパレータ112cの融点よりも低い。そのため、二次電池1の異常時に、セパレータ112cが熱収縮する前に、絶縁部材22が溶解し、二次電池1の熱が金属板21に熱伝導され、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
なお、溶解した熱演層22は、熱収縮してなくなる。あるいは、溶解した絶縁部材22が液状で残った場合でも、扁平型の二次電池1は、電池の腹の部分(中央部分)から膨れるため、液状の絶縁部材22は、外装部材111の主面上で中心から外方に向かって、押し出されるように流れ出す。
次に、吸熱体2の他の作用について、図8を用いて説明する。図8は、電池モジュールが衝撃、振動等を受けて、吸熱体2が移動した状態における、電池モジュールの断面図である。
図8に示すように、電池モジュールを搭載した車両の振動、衝撃などにより、吸熱体2が移動すると、吸熱体2がタブ3と接触する。本例において、吸熱体2は、金属板21を絶縁部材22で覆うように構成されており、吸熱体2がタブと接触した場合に、金属板21はタブと接触しないため、金属板21を介したショートを防ぐことができる。
また、振動、衝撃等により、吸熱体2が屈曲した場合に、金属板21は絶縁部材22で覆われているため、金属板21の屈曲部分が露出しにくくなり、金属板2の屈曲部分で、隣接する二次電池1が損傷することを防ぐ。また、二次電池1の損傷に伴う、熱暴走も防ぐ。
上記のように、本例において、吸熱体2は、二次電池1の外装部材の表面と対向する絶縁部材22を有し、当該絶縁部材22の融点は電解液の沸点より低い。これにより、二次電池1の異常時に、電解液が気化する前に、絶縁部材22が溶解し、二次電池1の熱が金属板21に熱伝導されるため、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
ところで、本例とは異なり、二次電池1が熱暴走した際に、当該二次電池1に隣接する絶縁材が残る場合、あるいは、二次電池1の熱が相当な高温にならないと、当該絶縁材が溶解しない場合には、二次電池1の熱を吸熱する金属部分まで効率よく熱が伝導されず、吸熱プレートへの熱伝導が間に合わずに、熱暴走した二次電池1はさらに高温になり、また、隣接する二次電池1も高温になり、これら二次電池1の劣化が促進する、という問題があった。
本例では、上記のように、二次電池1が熱暴走した場合には、絶縁部材22を積極的に溶解させるような融点にしているため、二次電池1の熱を金属板21に効率よく伝導させることができる。その結果として、吸熱体2の金属板21への熱伝導を効率よく行うことができ、他の正常な二次電池1の劣化の促進を防ぐことができる。
また、本例において、吸熱体2は、二次電池1の外装部材の表面と対向する絶縁部材22を有し、当該絶縁部材22の融点はセパレータ112cの融点より低い。これにより、二次電池1の異常時に、セパレータ112cが熱収縮する前に、絶縁部材22が溶解し、二次電池1の熱が金属板21に熱伝導されるため、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
また、本例において、二次電池1は、セパレータ112c及び電極板112a、112bを積層したラミネート型電池である。電池温度の上昇に伴って、電池内部の圧力が上昇すると、外装部材111cの主面上の中央部が膨脹する。そのため、外装部材111cの主面と絶縁部材22の主面(対向面)との間に隙間があった場合に、当該隙間を埋めるように、二次電池1が膨脹して吸熱体2に接触する。これにより、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
また、本例において、金属板21は絶縁部材22に覆われている。これにより、振動等により吸熱体2の位置がずれた場合に、金属板21のバスバ3への接触を防ぐことができ、複数の二次電池1間の短絡を防ぐことができ、また当該複数の二次電池1の短絡による異常の発生を防ぐことができる。
また、衝撃等により、吸熱体2が電池モジュール内で移動した場合に、金属板21がバスバ3に接触することで発生する電池のアーク放電を防ぐことができる。その結果として、当該アーク放電に伴う、電池の熱暴走を防ぐことができる
また、本例において、絶縁部材22は、セパレータ112c及び電極板112a、112bの積層方向に対して垂直な方向に沿う外装部材111cの表面に、対向して設けられている。これにより、二次電池1と絶縁部材22との接触面積が大きくなるため、二次電池1の熱の多くを絶縁部材22に伝えることができ、その結果として、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
また本例において、絶縁部材22は、ポリエチレンで形成されている。これにより、絶縁部材22の融点が、二次電池1の通常時の使用温度より高い温度で、可能な限り低い温度になるため、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
なお、本例は絶縁部材22に覆われる金属板21は、板状以外の形状であってもよく、例えば円筒状の棒を複数並べたものであってもよい。また、絶縁部材22の融点は、必ずしも130度である必要はなく、二次電池1の劣化を促進すると判断可能な温度(例えば80℃より低い温度)であってもよい。また絶縁部材22は、ポリエチレン以外の絶縁材で形成されてもよい。
上記の吸熱体2が本発明の「吸熱部」に相当し、金属板21が本発明の「金属部」に相当する。
《第2実施形態》
図9は、本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、外装部材111の構成、及び、吸熱体2の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。
吸熱体2は、板状の金属板21のみを有している。
外装部材111を構成するラミネートフィルムは、三層構造(図9の引き出し断面図Aを参照)であり、二次電池1の内側から外側に向かって、内側樹脂層111aと、中間金属層111bと、外側樹脂層111cとを有する。内側樹脂層111a、111cは、ポリエチレンの樹脂により形成され、中間金属層111bをラミネートするフィルムである。中間金属層111bは、アルミニウム等の金属箔により形成されている。すなわち、中間金属層111bの両面が、内側樹脂層111a、外側樹脂層111cで覆われている。
そして、樹脂層111a、111cの融点は、第1実施形態に係る絶縁部材22の融点と同様に、二次電池1の使用温度より高く、かつ、二次電池1の異常時の温度より低い。また、樹脂層111a、111cの融点は、電解液の沸点より低い、または、セパレータ112cの融点よりも低い。
外装樹脂層111cの表面(電極板112a、112b及びセパレータ112cの積層方向を法線方向として、金属板21を臨む表面)が、金属板21の主面と対向している。これにより、外装樹脂層111cは、金属板21と外装部材111との間に配置される。
上記のように、本例において、外装部材111は、吸熱体2である金属板21の表面と対向する外部樹脂層111cを有し、外部樹脂層111cの融点は、電解液の沸点より低い、又は、セパレータ112cの融点より低い。これにより、二次電池1の異常時に、電解液が気化する前に、あるいは、セパレータ112cが熱収縮する前に、外部樹脂層111cが溶解し、二次電池1の熱が金属板21に熱伝導されるため、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
上記のように、本例において、外装部材111は、中間金属層111bと、中間金属層111bをラミネートした樹脂層111a、111cを有する。これにより、電池が熱暴走した際に、外部樹脂層111cが溶解し、二次電池1の熱が金属板21に熱伝導されるため、吸熱体2への熱伝導を促進させることができる。
《第3実施形態》
図10は、本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、吸熱体2を、電池モジュールのケースで構成されている点が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。
図10に示すように、電池モジュールは、ケース4を備える。ケース4は、二次電池1を収納する筐体である。ケース4は二層構造であって、外側に金属部材41を、内側に絶縁部材42を有している。
金属部材41は、二次電池1を囲いつつ、絶縁部材42の表面のうち、外側(二次電池1と反対側)の表面に沿って形成されている。また、絶縁部材42は、二次電池1を囲いつつ、金属部材41の表面のうち、内側(二次電池1側)の表面に沿って形成されている。すなわち、ケース4の内面は樹脂で形成され、ケース4の外面は金属で形成されている。言い換えると、ケース4は、収納する二次電池1に対して外方に金属部材41を、二次電池1側に絶縁部材42を有する。
絶縁部材42は、ポリエチレンである。絶縁部材42の融点は、第1実施形態に係る絶縁部材22の融点と同様に、二次電池1の使用温度より高く、かつ、二次電池1の異常時の温度より低い。また、絶縁部材42の融点は、電解液の沸点より低い、または、セパレータ112cの融点よりも低い。
次に、ケース4の作用について、図11を用いて説明する。図11は、ケース4に隣接する二次電池1が熱暴走した時の状態を示す、電池モジュールの断面図である。なお、図11は、熱膨張した二次電池1を、他の正常な二次電池1のハッチングと異なるハッチングで示している。
例えば、図11に示すように、ケース4に近い二次電池1が熱暴走した場合について、当該二次電池1の主面は、ケース4の絶縁部材42の主面と対向している。そのため、二次電池1の熱の多くは、絶縁部材42に伝わる。
そして、絶縁部材42の融点は上記の条件を満たしているため、絶縁部材42が溶け、金属部材41が露出する。二次電池1の異常時の熱は、金属部材41により吸熱されるため、異常発生の二次電池1に隣接する二次電池1が高温にならないようにすることができる。
また、複数の二次電池1のうち、例えば中央部の二次電池1が高温になった時にも、電池モジュール4内の熱暴走を抑制することができる。
上記のように、本例において、ケース4は、収納する二次電池1に対して外方に金属部材41を、二次電池1側に絶縁部材42を有する。これにより、絶縁部材42が溶解することで、ケース4が吸熱作用を発揮するため、二次電池1の熱をケース4に効率よく伝導させることができる。
なお、本例において、ケース4内の二次電池1は一つでもよい。
上記の金属部材41が本発明の「金属部」に、絶縁部材42が「絶縁部」に相当する。
《第4実施形態》
図12は、本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの断面図である。本例では上述した第3実施形態に対して、金属板21の形状及びケース4の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第3実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。
吸熱体2を構成する金属板21は、絶縁部材22に覆われている本体部21aと、本体部21aを支持する支持部22bとを備える。本体部21a及び支持部21bは、それぞれ板状の金属部材で形成されている。本体部21aは、支持部21bの中央部分で、支持部21bの主面の法線方向に沿うように固定されている。また、本体部21a、支持部21bは一体化して形成されている。
本体部21aの両主面を覆う絶縁部材22の表面は、二次電池1の主面との間で、空気層5を介して対向するように配置されている。すなわち、吸熱体2と二次電池1との間には、クリアランスである空気層5が形成されている。
そして、空気層5を設けることで、空気層5を隔てて、一方の二次電池1群と他方の二次電池1群とが離れて配置されている。
ケース4は、板状の金属部材で形成されている。ケース4の表面上に、支持部21bが配置されている。締結部材6は、ボルト及びナットを組とした固定部材であって、ケース4と支持部21bとを締結している。これにより、ケース4は、支持部21bと接触した状態で、吸熱体2を固定する。
次に、空気層5の作用について説明する。本例は、空気層5を設けることで、空気層5を隔てて、一方の二次電池1群と他方の二次電池1群とが離れて配置されるため、例えば、一方の二次電池1群の電池に異常が発生した場合でも、当該電池の熱が他方の二次電池1群に伝わり難くなり、当該他方の二次電池1群が高温になることを抑制することができる。さらに、本例は、複数の空気層5の間で、吸熱体2を狭持するよう配置しているため、一方の二次電池1群と他方の二次電池1群との間の熱伝導を抑制することができる。
次に、ケース4の作用について、図13を用いて説明する。図13は、二次電池1が熱暴走した時の状態を示す、電池モジュールの断面図である。なお、図14は、熱膨張した二次電池1を、他の正常な二次電池1のハッチングと異なるハッチングで示している。
例えば、図14に示すように、吸熱体2に近い二次電池1が熱暴走した場合、当該二次電池1は主面の法線方向に膨脹し、当該主面と対向している絶縁部材22と接触する。高温の二次電池1と接触した絶縁部材22は溶解する。そして、高温の二次電池1は、金属板21の本体部21aと接触する。
本体部21aは支持部21bと一体化し、支持部21bは、同じ金属製のケース4と接触しているため、本体部21aから支持部21bを介しケース4まで、熱伝導が遮断されない。そのため、異常の二次電池1の熱は、本体部21aから支持部21bを介してケース4に伝わる。そして、この熱はケース4から放熱される。これにより、二次電池1の異常時の熱は、金属板21により吸熱されケース4から放熱されるため、異常発生の二次電池1に隣接する二次電池1が高温にならないようにすることができる。
上記のように、本例において、二次電池1と吸熱体2との間には空気層5が形成されている。これにより、二次電池1に異常が発生した場合に、当該二次電池1と空気層5介して配置された二次電池1に対して、高温の熱を伝導させないようにすることができる。その結果として、他の正常な二次電池1への熱伝導を抑制することができる。
また、本例において、ケース4は、吸熱体2の金属板21と接触した状態で、吸熱体2を固定する。これにより、吸熱体2で吸熱した熱がケース4から放熱されるため、二次電池1の異常時に発生する熱をケース4に効率よく伝導させることができる。
1…二次電池
11…電池本体
111…外装部材
111a…内側樹脂層
111b…中間金属層
111c…外側樹脂層
112…発電要素
112a…正極板
112b…負極板
112c…セパレータ
112d…正極側集電体
112e,112f…正極層
112g…負極側集電体
112h,112i…負極層
113,113a〜113d…外周部
114…正極端子
115…負極端子
12…スペーサ
121…固定部
122…通孔
2…吸熱体
21…金属板
21a…本体部
21b…支持部
22…絶縁部材
3…バスバ
4…ケース
41…金属部材
42…絶縁部材
5…空気層
6…締結部材

Claims (4)

  1. 外装部材により封止することにより形成された内部空間に、セパレータ及び電極板を積層方向に積層した発電要素と電解液とを内装するとともに、前記発電要素に接続した正極及び負極の電極端子を、前記積層方向に対して垂直な方向に位置する前記外装部材の端部から外部に導出した扁平型の二次電池と、
    板状に形成された金属部を有し、前記二次電池の熱を吸熱する吸熱部と、
    前記外装部材と前記吸熱部との間に配置され、融点が前記電解液の沸点、又は、前記発電要素に含まれるセパレータの融点より低い絶縁部とを備え、
    前記吸熱部及び前記絶縁部は、前記積層方向に対して垂直な方向に沿う前記外装部材の表面に対向した位置のみに設けられ
    前記絶縁部が前記二次電池の異常時に発生する熱により溶解することで前記金属部が前記絶縁部から露出する
    ことを特徴とする電池モジュール。
  2. 外装部材により封止することにより形成された内部空間に、電解液及び発電要素を内装する扁平型の二次電池と、
    金属部を有し、前記二次電池の熱を吸熱する吸熱部とを備え、
    前記外装部材と前記吸熱部との間に配置された絶縁部を有し、
    前記絶縁部の融点が、前記電解液の沸点、又は、前記発電要素に含まれるセパレータの融点より低く、
    前記吸熱部と前記二次電池の間には空気層が形成されている
    ことを特徴とする電池モジュール。
  3. 請求項1又は2に記載の電池モジュールであって、
    前記絶縁部は前記金属部を覆う
    ことを特徴とする電池モジュール。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池モジュールであって、
    前記絶縁部はポリエチレンで形成されている
    ことを特徴とする電池モジュール。
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