JP6170847B2 - 断熱構造体、加熱装置、基板処理装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

断熱構造体、加熱装置、基板処理装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、断熱構造体及び半導体装置の製造方法に関する。
基板処理装置の一例として、半導体製造装置があり、さらに半導体製造装置の一例として、縦型拡散・CVD(Chemical Vapor Deposition)装置が知られている。
この縦型拡散・CVD装置において、半導体、ガラス等の基板に加熱下で処理を施すことが行われる。例えば、縦型の反応炉に基板を収容して反応ガスを供給しつつ加熱し、基板上に薄膜を気相成長させる。この種の半導体製造装置において、加熱装置である発熱部を冷却し、熱を装置本体外へ排出させるために、特許文献1は、加熱手段が円筒形状の側壁部の複数層のうち外側に配置された側壁外層の上部に設けられた冷却ガス供給口と、前記側壁部の複数層のうちの内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記側壁内層の内側に設けられる空間と、前記冷却ガス通路から前記空
間へ冷却ガスを吹出すように、前記側壁内層の前記冷却ガス供給口より下方に設けられる複数の吹出孔と、を有し、前記空間に冷却ガスが導入されるよう構成するものを開示する。また、特許文献2は、円筒空間、外側断熱部の下端に発熱部の下部を囲繞するように冷却ガス導入ダクトを設け、該冷却ガス導入ダクトより前記空間に冷却ガスが導入されるよう構成するものを開示する。また、特許文献3は、冷却ガス導入部を発熱部を囲繞する様に断熱部の上方側に設けて円筒空間に接続する構成を開示する。
国際公開第2008/099449号 特許第4104070号公報 特開2012−33871号公報
しかしながら、上述の基板処理装置で熱処理を行う場合に、室温の基板を載置したボートを高温の炉内に搬入し、所定の温度まで昇温して熱処理を行い、降温してから基板を載置したボートを炉内から搬出することから一連のレシピ時間は短い程生産性が向上する。すなわち、レシピ短縮にはそれぞれの目標温度に到達するまでのリカバリー特性が重要となる。ボートアップ時の温度リカバリー特性や昇降温時のリカバリー特性を良くする為には加熱装置の放熱特性が良好であることの要請がある。また、炉内に冷却エアが流入すると基板が局所的に冷却され、基板内や基板間の温度均一性を保つことが困難であった。
本発明の目的は、上記問題を解決し、基板内や基板間の温度均一性を向上させつつ、炉内温度を迅速に低下させてスループットを向上させることができる断熱構造体及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、円筒形状に形成された側壁部を有し、前記側壁部が複数層構造に形成されている断熱構造体であって、前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられた冷却ガス供給口と、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記側壁内層の内側に設けられる空間と、前記冷却ガス通路から前記空間へ冷却ガスを吹出すように、前記側壁内層に設けられた複数の吹出し孔と、前記冷却ガス供給口と前記冷却ガス通路に連設されるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界面の断面積を小さくする絞り部と、を有する断熱構造体が提供される。
本発明の他の態様によれば、円筒形状に形成された側壁部を有し、前記側壁部が複数層構造に形成されている断熱構造体であって、前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられた冷却ガス供給口と、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記側壁部の外側に配置された側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口と、前記冷却ガス通路の両端に設けられるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面の断面積をそれぞれ小さくする絞り部と、を有する断熱構造体が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板を反応管内に搬入するステップと、前記反応管内の基板を処理するステップと、前記処理後、円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から供給される冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記冷却ガス供給口と前記冷却ガス通路に連設されるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面の断面積を小さくする絞り部と、をそれぞれ介して、前記側壁内層の内側に設けられる空間へ複数の吹出孔から吹出させることで前記空間内に配置された前記反応管を冷却するステップと、を有する半導体装置の製造方法。
本発明の他の態様によれば、基板を反応管内に搬入するステップと、前記反応管内の基板を処理するステップと、前記処理後、円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から供給される冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記冷却ガス通路の両端に設けられるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面をそれぞれ小さくする絞り部と、をそれぞれ介して、前記側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口から排気させるステップと、を有する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、基板内や基板間の温度均一性を向上させつつ、炉内温度を迅速に低下させてスループットを向上させることができる断熱構造体及び半導体装置の製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。 図1に示す基板処理装置の断面図であって、(A)はA−A線断面図、(B)はB−B線断面図、(C)はC−C線断面図、(D)はD−D線断面図、(E)はE−E線断面図である。 本発明の実施形態に係る成膜処理のうち温度に関する処理の一例を示すフローチャートを示す図である。 図3に示したフローチャートにおける炉内の温度変化を示す図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置において温度安定時の弁制御及びエアフローを説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置において急速冷却時の弁制御及びエアフローを説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置において温度リカバリー時の弁制御及びエアフローを説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における制御装置の構成と、制御装置と半導体製造装置との関係を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における制御用コンピュータのハードウェア構成を示す図である。 異なる放熱特性を有する加熱装置を備えた比較例に係る基板処理装置を示しており、(a)は側壁断熱部が薄い加熱装置12a、(b)は側壁断熱部が厚い加熱装置12bを示す図である。 図10に示した加熱装置12aと加熱装置12bの温度リカバリー特性を示す図である。 比較例に係る基板処理装置におけるエアフローを説明する断面図である。 比較例に係る基板処理装置を用いて冷却した場合の基板の温度分布を示す図である。 比較例に係る基板処理装置における断熱材冷却時の炉内温度特性を示す図である。 比較例に係る基板処理装置における断熱材冷却時の冷却ガス通路の温度分布を示す図である。 比較例に係る基板処理装置における炉内の降温特性を示す図である。
本発明の実施形態に係る基板処理装置10を図1、図2を参照して説明する。
本実施形態に係る基板処理装置10は、図1に示すように、円筒状の加熱装置12と、加熱装置12の内部に炉内空間14をもって収容された円筒状の反応管16と、反応管16内に処理対象の基板18を保持するボート20とを備えている。ボート20は基板18を水平状態で隙間をもって多段に装填でき、この状態で複数枚の基板18を反応管16内で保持する。ボート20はボートキャップ22を介して図外のエレベータ上に載置されており、このエレベータにより昇降可能となっている。したがって、基板18の反応管16内への装填および反応管16からの取り出しはエレベータの作動により行われる。また、反応管16は基板18を収容する処理室24を形成しており、反応管16内には図示しないガス導入管が連通され、ガス導入管には図外の反応ガス供給源が接続されている。また、反応管16内にはガス排気管56が連通され、処理室24内の排気を行っている。
加熱装置12は、円筒形状であって、複数の断熱体が積層された構造の断熱構造体の内側に炉内空間14を加熱する発熱部30を更に有する構成となっている。
断熱構造体は、円筒形状に形成された断熱部としての側壁部32と、側壁部32の上端を覆うように形成された断熱部としての上壁部33と、を有している。
側壁部32は複数層構造に形成され、側壁部32の複数層のうち外側に形成された側壁外層32aと、複数層のうち内側に形成された側壁内層32bから構成される。側壁外層32aと側壁内層32bとの間には冷却ガス通路としての円筒空間34が形成されている。そして、側壁内層の内側に発熱部30が設けられ、発熱部30の内側が発熱領域となっている。尚、側壁部32は、複数の断熱体が積層された構造であるが、このような構造に限定されないのはいうまでもない。
側壁外層32aの上部には、冷却ガス供給口36が形成されている。
また、側壁外層32aの下部には、冷却ガス排出口43が形成されている。
図2(A)に示されているように、円筒空間34の上端であって、冷却ガス供給口36の略水平方向には、冷却ガス供給口36と円筒空間34に連通するバッファエリアとしてのダクト38aが設けられている。本実施の形態では、冷却ガス供給口36が2ヶ所設けられているが、この形態に限定されないのはいうまでもない。
ダクト38aは、冷却ガス供給口36と円筒空間34の断面積よりも広く形成され、発熱部30の上部を囲繞する様に設けられている。又、急冷排気口40が、冷却ガス供給口36の略水平方向の中央部分に設けられている。
図2(E)に示されているように、円筒空間34の下端であって、冷却ガス排出口43の略水平方向には、冷却ガス排出口43と円筒空間34に連通するバッファエリアとしてのダクト38bが設けられている。
ダクト38bは、冷却ガス排出口43と円筒空間34の断面積よりも広く形成され、発熱部30の下方側部を囲繞する様に設けられている。
すなわち、円筒空間34の両端部に、円筒空間34よりも広く形成されたバッファエリアとしてのダクト38a、38bが設けられている。
また、ダクト38aと円筒空間34との境界には、円筒空間34である冷却ガス通路を絞って(冷却ガス通路の断面積を小さくして)冷却ガスの流量を小さくする絞り部37aが設けられている。すなわち、ダクト38aと円筒空間34との境界面には、図2(B)に示されているように、絞り穴41aが円周方向に均等に複数形成されている。
また、ダクト38bと円筒空間34との境界には、円筒空間34である冷却ガス通路を絞って(冷却ガス通路の断面積を小さくして)冷却ガスの流量を小さくする絞り部37bが設けられている。すなわち、ダクト38bと円筒空間34との境界面には、図2(D)に示されているように、絞り穴41bが円周方向に均等に複数形成されている。
また、絞り穴41aの断面積は、絞り穴41bの断面積よりも大きく形成されている。
また、複数の絞り穴41aの断面積の合計がダクト38aの断面積よりも小さく形成されている。また、複数の絞り穴41bの断面積の合計がダクト38bの断面積よりも小さく形成されている。これにより、円筒空間34を通過する冷却ガスの円周上の流量ばらつきを低減し、後述する急速冷却時、温度リカバリー時の基板面内温度均一性を改善することができる。
また、絞り穴41a、41bの断面積は、少なくとも円筒空間34を通過する冷却ガスを均一に流すのに最適な大きさに調整されている。
また、図2(C)に示されているように、冷却ガス供給口36下方の側壁内層32bには、円筒空間34と炉内空間14とを連通する吹出孔35が所要の分布で複数形成されており、図1に示すように円筒空間34と炉内空間14とを略水平に連通している。すなわち、円筒空間34から炉内空間14へ冷却ガスを吹出すように構成されている。尚、絞り穴41a、41bの断面積は、吹出孔35から冷却ガスを吹出させるのに最適な大きさや位置に調整されているのが好ましい。又、吹出孔35は、図1に示すように水平方向に形成されているが、この形態に限定されない。例えば、急冷排気口40へ向けるように傾斜をつけてもよい。
図2(A),(B)に示すように、上壁部33には、円形の急冷排気口40が形成されており、この急冷排気口40は加熱装置12の中心軸上に位置している。また、ダクト38aの上方であって、上壁部33の側面には、急冷ガス排出口42が形成され、急冷排気口40に連通している。ここで、急冷排気口40よりも下方にダクト38bを設けることで、炉内への冷却ガスの流入をなくし、炉内温度安定中の基板温度のドリフトや基板内、基板間の温度均一性を改善することができる。
図1に示すように、絞り部37aは、一番上に配置された吹出孔35よりも上側に設けられ、絞り部37bは、一番下に配置された吹出孔35よりも下側に設けられている。また、絞り部37a、37bは、急冷排気口40よりも下側に設けられている。
又、急冷ガス排出口42及び冷却ガス排出口43は、排気管45a、45bにそれぞれ接続されて、ダクト50で合流される。ダクト50には、上流側からラジエータ52及び排気ファン54が接続されており、これらダクト50、ラジエータ52及び排気ファン54を介して加熱装置12内の熱せられた冷却ガスが装置外へ排出される。
ここで、冷却ガス供給口36及びダクト38aの近傍には、開閉可能な弁39aが設けられている。また、急冷ガス排出口42及びダクト50の近傍には、開閉可能な弁39bが設けられている。また、冷却ガス排出口43及びダクト38bの近傍には、開閉可能な弁39cが設けられている。そして、弁39b、39cをダクト50又はダクト38b近傍に配置することにより、未使用時の排出口におけるダクトからの対流の影響を少なくし、ダクト周辺での基板内温度均一性を良好にすることができる。
更に、弁39aの開閉及び排気ファン54のON/OFFにより冷却ガスの供給が操作され、弁39b又は弁39cの開閉及び排気ファン54のON/OFFにより冷却ガス通路34を閉鎖及び開放して、急冷ガス排出口42又は冷却ガス排出口43からそれぞれ冷却ガスを排出する。
次に、図3及び図4を用いて熱処理装置(基板処理装置10)で行われる成膜処理の一例について説明する。図3は、熱処理装置で行われる成膜処理のうち温度に関する処理の一例を示すフローチャートであり、図4は、炉内の温度変化を概略的に示したものである。図4に記されている符号S1〜S6は、図3の各ステップS1〜S6が行われることを示している。
ステップS1は、炉内の温度を比較的低い温度T0に安定させる処理である。ステップS1では、基板18はまだ炉内に挿入されていない。
ステップS2は、ボート20に保持された基板18を炉内へ挿入する処理である。基板18の温度は、この時点で炉内の温度T0より低いので、基板18を炉内へ挿入した結果、炉内の温度は一時的にT0より低くなるが、後述する温度制御装置74等により炉内の温度は若干の時間を経て再び温度T0に安定する。
ステップS3は、温度T0から基板18に成膜処理を施すための目標温度T1まで、徐々に炉内の温度を上昇させる処理である。
ステップS4は、基板18に成膜処理を施すために炉内の温度を目標温度T1で維持して安定させる処理である。
ステップS5は、成膜処理終了後に温度T1から再び比較的低い温度T0まで徐々に炉内の温度を下降させる処理である。
ステップS6は、成膜処理が施された基板18をボート20と共に炉内から引き出す処理である。
成膜処理を施すべき未処理の基板18が残っている場合には、ボート20上の処理済基板18が未処理の基板18と入れ替えられ、これらステップS1〜S6の一連の処理が繰り返される。
ステップS1〜S6の処理は、いずれも目標温度に対し、炉内温度が予め定められた微小温度範囲にあり、且つ予め定められた時間だけその状態が続くといった安定状態を得た後、次のステップへ進むようになっている。あるいは、最近では、一定時間での基板18の成膜処理枚数を大きくすることを目的として、ステップS1,S2,S5,S6等においては安定状態を得ずして次のステップへ移行することも行われている。
反応管16内には、ボート20と並列して、炉内温度を検知する検知部27が設けられている。検知部27は、例えば4つの温度センサを備え、上端から順に温度センサ27−1、温度センサ27−2、温度センサ27−3、温度27−4が備えられている。
ここで、炉内温度が適している場合の処理について説明する。
図5は、炉内温度が安定している場合の炉内の様子を示している。ここで、図1と同じ構成のものは同じ番号を付加し、説明は省略する。
炉内温度が適しており、安定している場合には、弁39a、39b、39cが全て閉じられ、排気ファン54も停止される(炉内温度安定制御状態)。このとき、冷却ガス通路である円筒空間34の冷却ガスは静止状態で省エネ効果が高い状態となっている。すなわち、図3、図4におけるステップS4の状態である。
次に、炉内を急速に冷却する場合の急速冷却処理について説明する。
図6は、急速冷却時の炉内の様子を示している。ここで、図1と同じ構成のものは同じ番号を付加し、説明は省略する。
急速冷却時には、弁39cを閉じて、弁39aを開くとともに弁39bを開いて排気ファン54を作動させる(急速冷却制御状態)。冷却ガス供給口36から供給された冷却ガスは、ダクト38aを介して絞り部37aで均一化された後、円筒空間34に導入される。円筒空間34に導入された冷却ガスは円筒空間34を下降し、吹出孔35を介して炉内空間14内に導入される。この炉内空間14に導入された冷却ガスは、炉内空間14を上昇し、急冷排気口40を介して急冷ガス排出口42から排出され、発熱部30を外面、内面の両側から冷却する。すなわち、加熱装置12内の熱せられた冷却ガスを急冷ガス排出口42を介して外部へ放出して、加熱装置12内の温度も低下させ、これによっても、反応管16内の温度を低下させる。すなわち、図3、図4におけるステップS5の状態である。
次に、炉内の温度をリカバリーする場合の処理について説明する。
図7は、温度リカバリー時の炉内の様子を示している。ここで、図1と同じ構成のものは同じ番号を付加し、説明は省略する。
温度リカバリー時には、弁39bを閉じて、弁39aを開くとともに弁39cを開いて排気ファン54を作動させる(温度リカバリー時制御状態)。冷却ガス供給口36から供給された冷却ガスは、ダクト38aを介して絞り部37aで均一化された後、円筒空間34に供給され、炉内空間14、急冷排気口40を経由せず、絞り部37bで均一化された後、ダクト38bを経由して冷却ガス排出口43から排気される。すなわち、発熱部30を外面から冷却し、断熱部32を冷却する。
制御装置60が、図5〜図7に示される炉内温度安定制御状態、急速冷却制御状態、温度リカバリー時制御状態等の温度制御モードを状況に応じて、弁39の開閉及び排気ファン54のON/OFFを制御して切り替えることにより、良好な基板温度均一性を維持しつつ、温度リカバリー特性と消費電力低減の両立が可能となる。
図8は、制御装置60の構成と、制御装置60と基板処理装置10との関係を模式的に示す図である。
図8に示すように、図5〜7に示した処理室24は、第1の温度センサ27−1、27−2、27−3、27−4と、第2の温度センサ70−1,70−2,70−3,70−4と、ガス流量調整器62と、流量センサ64と、圧力調整装置66と、圧力センサ68とをさらに有する。
処理室24の第1の温度センサ27−1、27−2、27−3、27−4それぞれは、加熱装置12の温度調整部分72−1,72−2,72−3,72−4それぞれに配設され、温度調整部分72−1,72−2,72−3,72−4それぞれに対応する位置の温度を測定する。
第2の温度センサ70−1,70−2,70−3,70−4それぞれは、例えば、円筒空間34に、温度調整部分72−1,72−2,72−3,72−4に対応して配設され、円筒空間34の内部の温度分布を測定する。尚、第2の温度センサ70−1,70−2,70−3,70−4の配設位置は、円筒空間34に限らず、少なくとも、第1の温度センサより、ボート20に載せられた基板18側に近くに位置されていれば良い。
ガス流量調整器62は、不図示のガス導入ノズルを介して反応管16内に導かれるガスの流量を調節する。
流量センサ64は、ガス導入ノズルを介して反応管16内に供給されるガスの流量を測定する。
圧力調整装置66は、反応管16内の圧力を調整する。
圧力センサ68は、反応管16内の圧力を測定する。
制御装置60は、温度制御装置74と、4個のヒータ駆動装置76−1、76−2、76−3、76−4と、流量制御装置78と、圧力制御装置80とを有する。
制御装置60は、これらの構成部分により、制御用コンピュータ82から設定された温度および圧力・流量の設定値に基づいて基板処理装置10としての半導体製造装置の各構成部分を制御する。
温度制御装置74は、第1の温度センサ27−1、27−2、27−3、27−4それぞれにより測定される温度調整部分72−1,72−2,72−3,72−4それぞれの温度が、制御用コンピュータ82により温度調整部分72−1,72−2,72−3,72−4それぞれに対して設定された温度になるように、ヒータ駆動装置76−1、76−2、76−3、76−4それぞれが温度調整部分72−1,72−2,72−3,72−4それぞれに供給する電力を制御する。
流量制御装置78は、流量センサ64が測定するガスの流量の値が、制御用コンピュータ82により設定されるガス流量の値に等しくなるように、ガス流量調整器62を制御して、処理室24の反応管16内に導入されるガスの流量を制御する。
圧力制御装置80は、圧力センサ68が測定する反応管16内部の圧力が、制御用コンピュータ82により設定される圧力の値に等しくなるように、圧力調整装置66を制御して、処理室24の反応管16内の圧力を制御する。
[ハードウェア構成]
図9は、制御用コンピュータ82の構成を示す図である。
制御用コンピュータ82は、CPU84およびメモリ86などを含むコンピュータ本体88と、通信IF(Interface)90と、記憶装置92と、表示・入力装置94とを有する。
つまり、制御用コンピュータ82は一般的なコンピュータとしての構成部分を含んでいる。
CPU(Central Precessing Unit)は、操作部の中枢を構成し、記録装置92に記憶された制御プログラムを実行し、表示・入力装置94からの指示に従って、記録装置92に記録されているレシピ(例えば、プロセス用レシピ)を実行する。
また、CPUの動作プログラム等を記憶する記録媒体96として、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等が用いられる。ここで、RAM(Random Access Memory)は、CPUのワークエリアなどとして機能する。
本発明の実施形態において、制御用コンピュータ82を例に挙げて説明したが、これに限らず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、汎用コンピュータに、上述の処理を実行するためのプログラムを格納したフレキシブルディスク、CD−ROM、USB等の記録媒体96から当該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行することもできる。
また、通信回線、通信ネットワーク、通信システム等の通信IF90を用いてもよい。この場合、例えば、通信ネットワークの掲示板に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して搬送波に重畳して提供してもよい。そして、このように提供されたプログラムを起動し、OS(Operating System)の制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
次に、比較例に係る基板処理装置について説明する。
[比較例1]
図10は、異なる放熱特性を有する加熱装置を備えた基板処理装置を示しており、(a)の加熱装置12aは側壁断熱部32が薄く、放熱特性に優れている。一方、(b)の加熱装置12bは側壁断熱部32が厚く、断熱特性に優れている。
図11は、図10で示す加熱装置12aと加熱装置12bの温度リカバリー特性を示す。
図11に示されているように、加熱装置12aは、側壁断熱部32が薄いため、オーバーシュート後の温度低下が速く目標温度に早く到達してしまう。一方、加熱装置12bはオーバーシュート後の温度低下が遅く目標温度までの到達時間が遅くなる。
また、放熱性のよい加熱装置12aは加熱装置12bに比べて温度を安定させるために必要消費電力が増加する。更に、加熱装置表面からの放熱を処理するための周辺設備のエネルギーも必要となる。従来は、温度リカバリー特性と消費電力とのバランスを考慮して側壁断熱部32の厚さを決め、加熱装置を設計する方法を行っていた。この方法では、どちらかの性能を犠牲にするか、またはどちらもほどほどの性能とするしかなく、両方の高い性能を同時に得ることは困難であった。
[比較例2]
図12は、第2の比較例に係る基板処理装置100が示されている。
基板処理装置100は、本発明の実施形態に係る基板処理装置10とは、絞り部37a、37bが設けられていない点相違し、ダクト38b及び弁39cの位置が異なる。
基板処理装置100は、発熱部30の外側に円筒空間34が形成された外側断熱部32を有し、断熱材冷却(上述における温度リカバリー時の処理)を行う際は冷却ガス供給口36から供給された冷却ガスが円筒空間34を通って冷却ガス排気口43から排気される構造となっているが、炉内は、上方の吹出孔35から下方の冷却ガス排気口43に向かって流れてしまい、図13に示されているように基板が局所的に冷却され、基板内や基板間の温度均一性を保つことが困難なものとなる。
図14は、図12の基板処理装置100における断熱材冷却時の炉内温度特性を示している。
炉内に冷却エアが流入すると炉内温度検知部27が局所的に冷却され、実際の炉内温度よりも低い温度が示されてしまう。温度安定時は炉内温度低下を補う為にヒータ出力が増加する。その結果、基板温度にドリフトが生じるといった弊害が生じてしまう。
図15は、図12の基板処理装置100における断熱材冷却時の冷却ガス通路内部の温度分布を示している。冷却ガス通路内部の温度分布は、上方が高く、下方が低くなってしまう。
図16は、急速冷却をしない場合の炉内空間14の降温特性を示している。炉内空間14の温度をTf度、円筒空間34の温度をTa度とした場合のそれぞれの温度差ΔT(Tf−Ta)が大きい程降温特性に優れる。反応管16上方のTOP側と反応管16下方のBTM側とでは、温度差ΔTが大きいBTM側では降温速度が速いのに対して、温度差ΔTの小さいTOP側では降温速度が遅くなることが分かる。
したがって、上述した比較例1及び比較例2と比べて、本実施形態に係る基板処理装置10によれば、炉内を均一且つ効率的に冷却され、反応管16の温度が迅速に低下し、基板18の温度が反応炉から取り出し得る所定温度まで迅速に低下させ、スループットを向上させることができる。さらに、基板18の面内、面間均一性を向上させることができる。
本実施の形態において、以下の効果を奏する。
本実施の形態における断熱材空冷機構付ヒータ(加熱装置12)を搭載した温度制御によれば、温度リカバリー時間の短縮により、レシピ時間短縮による生産性が向上する。更に、レシピ時間短縮および安定時消費電力削減により消費エネルギーが低減され、省エネ化が実現できる。また、本実施の断熱材空冷機構付ヒータを搭載した装置(基板処理装置10)では、基板18内(面内)、基板18間の温度均一性が改善されるため、製品歩留りが低減される。
なお、上記した実施例では円筒状の加熱装置12を示したが、本発明では、これに限らず、種々な断面形状の筒型ヒータに適用することができる。また、上壁部33の形状も、円板状に限られず、加熱装置12の上端開口を塞げるように、加熱装置12の断面形状に応じて種々に設定される。
また、本実施形態において、ダクト38aとダクト38bを加熱装置12に設ける構成について説明したが、これに限らず、装置外部に設けてもよい。
また、本発明は、半導体製造装置だけでなくLCD装置のようなガラス基板を処理する装置にも適用することができる。
また、本発明は、半導体製造技術、特に、被処理基板を処理室に収容して加熱装置によって加熱した状態で処理を施す熱処理技術に関し、例えば、半導体集積回路装置(半導体デバイス)が作り込まれる半導体ウエハに酸化処理や拡散処理、イオン打ち込み後のキャリア活性化や平坦化のためのリフローやアニール及び熱CVD反応による成膜処理などに使用される基板処理装置に利用して有効なものに適用することができる。
また、本実施形態において、絞り穴41aと絞り穴41bが円周方向に均等に複数形成するよう設ける説明をしたが、これに限らず、冷却ガス供給口36や冷却ガス排出口43の位置や数に応じて適宜変更するように形成しても良い。例えば、冷却ガス供給口36から離れるに従って絞り穴41aのコンダクタンスが大きくなるように、冷却ガス供給口36から離れるにつれて絞り穴41aの数を増やしたり、絞り穴41aの断面積を大きくするように構成しても良いし、冷却ガス排出口43から離れるにしたがって絞り穴41bのコンダクタンスが大きくなるように、冷却ガス排出口43から離れるにつれて絞り穴41bの数を増やしたり、絞り穴41bの断面積を大きくするように構成しても良い。
このように構成することによって、冷却ガス供給口36から各絞り穴41aまでの距離が異なることに起因して円筒空間34を流れる冷却ガスの供給流量バランスが各絞り穴41aで異なることを抑制し、円筒空間34を流れる冷却ガスの供給流量を均一にすることが可能になり、同様に、冷却ガス排出口43から各絞り穴41bまでの距離が異なることに起因して生じる排気流量の排気バランスが各絞り穴41aで異なることを抑制し、円筒空間34を流れる冷却ガスの供給流量を均一にすることが可能になる。
また、本実施形態において、絞り部37aと37bは断熱部材で構成されていればよく、絞り部37aと37bで同じ部材で構成されていても良いし、異なる材質で構成されていても良い。
また、本実施形態において、絞り部37aと37bは断熱部としての側壁部32または断熱部としての上壁部33と一体となるよう構成していても良いし、別部材として構成しても良い。
また、本実施形態において、絞り部37a、37bは上側バッファエリア38aと下側バッファエリア38bの両方に設けられるように説明したが、これに限らず、上側バッファエリア38aの絞り部37aのみに設けるように構成しても良い。
このように構成することによって、下側バッファエリア38bのみに絞り部37bを設けた場合に比べ、急冷時の温度均一性を向上させることが可能となる。
<本発明の好ましい態様>
以下、本発明の好ましい態様について付記する。
[付記1]
円筒形状に形成された側壁部を有し、前記側壁部が複数層構造に形成されている断熱構造体であって、前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられた冷却ガス供給口と、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記側壁内層の内側に設けられる空間と、前記冷却ガス通路から前記空間へ冷却ガスを吹出すように、前記側壁内層に設けられた複数の吹出し孔と、前記冷却ガス供給口と前記冷却ガス通路に連設されるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界面の断面積を小さくする絞り部と、を有する断熱構造体。
[付記2]
円筒形状に形成された側壁部を有し、前記側壁部が複数層構造に形成されている断熱構造体であって、前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられた冷却ガス供給口と、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記側壁部の外側に配置された側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口と、前記冷却ガス通路の両端に設けられるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面の断面積をそれぞれ小さくする絞り部と、を有する断熱構造体。
[付記3]
基板を反応管内に搬入するステップと、前記反応管内の基板を処理するステップと、前記処理後、円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から供給される冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記冷却ガス供給口と前記冷却ガス通路に連設されるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面の断面積を小さくする絞り部と、をそれぞれ介して、前記側壁内層の内側に設けられる空間へ複数の吹出孔から吹出させることで前記空間内に配置された前記反応管を冷却するステップと、を有する半導体装置の製造方法。
[付記4]
基板を反応管内に搬入するステップと、前記反応管内の基板を処理するステップと、前記処理後、円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から供給される冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記冷却ガス通路の両端に設けられるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面をそれぞれ小さくする絞り部と、をそれぞれ介して、前記側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口から排気させるステップと、を有する半導体装置の製造方法が提供される。
[付記5]
前記絞り部は、円周方向に均等に複数設けられる付記1記載の断熱構造体。
[付記6]
前記側壁外層と前記側壁内層との間に複数の区画壁が円周方向に沿って設けられ、該複数の区画壁によって複数に区画された複数の冷却ガス通路の断面積を小さくする付記1記載の断熱構造体。
[付記7]
前記絞り部のそれぞれの断面積は、前記冷却ガス通路それぞれの断面積よりも小さく形成される付記5又は付記6記載の断熱構造体。
[付記8]
前記絞り部は、上下方向に少なくとも2つ設けられる付記1記載の断熱構造体。
[付記9]
前記絞り部は、第1の絞り部と第2の絞り部を含み、前記第1の絞り部のそれぞれの断面積は、前記第2の絞り部のそれぞれの断面積よりも大きく形成されている付記8記載の断熱構造体。
[付記10]
前記第1の絞り部は、一番上に配置された前記吹出孔よりも上側に設けられ、前記第2の絞り部は、一番下に配置された前記吹出孔よりも下側に設けられる付記9記載の断熱構造体。
[付記11]
更に、前記側壁部の複数層のうちの外側に配置された側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口を設け、前記冷却ガス排出口と前記冷却ガス通路の境界に設けられ、前記冷却ガス排出口の断面積を小さくする第2の絞り部を有する付記1記載の断熱構造体。
[付記12]
更に、少なくとも各絞り部の近傍に弁を備え、前記弁は、温度制御状態(モード)に応じて開閉制御される付記1記載の断熱構造体。
[付記13]
更に、前記冷却ガス通路を流れる冷却ガスを分配するバッファエリアを設ける付記1記載の断熱構造体。
[付記14]
更に、前記冷却ガス通路を流れる冷却ガスを排気する排気ファンを設ける付記1記載の断熱構造体。
[付記15]
付記1記載の断熱構造体と、発熱部と、を備えた加熱装置。
[付記16]
付記15の加熱装置を備えた基板処理装置。
[付記17]
円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から断面積を小さくする絞り部を介して供給された冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路を介して、前記側壁内層の内側に設けられる空間へ前記側壁内層の前記冷却ガス供給口より下方に設けられる複数の吹出孔から吹出すことで前記空間内に配置された前記反応管を冷却するステップと、を少なくとも有する温度制御方法。
[付記18]
前記絞り部は、円周方向に均等に複数設けられる付記2記載の断熱構造体。
[付記19]
前記側壁外層と前記側壁内層との間に複数の区画壁が円周方向に沿って設けられ、該複数の区画壁によって複数に区画された複数の冷却ガス通路の断面積を小さくする付記2記載の断熱構造体。
[付記20]
前記絞り部のそれぞれの断面積は、前記冷却ガス通路の断面積よりも小さく形成される付記18又は付記19記載の断熱構造体。
[付記21]
前記第1の絞り部は、一番上に配置された前記吹出孔よりも上側に設けられ、前記第2の絞り部は、一番下に配置された前記吹出孔よりも下側に設けられる付記20記載の断熱構造体。
[付記22]
前記絞り部は、第1の絞り部と第2の絞り部を含み、前記第1の絞り部のそれぞれの断面積は、前記第2の絞り部のそれぞれの断面積よりも大きく形成されている付記21記載の断熱構造体。
[付記23]
更に、少なくとも各絞り部の近傍に弁を備え、前記弁は、温度制御状態(モード)に応じて開閉制御される付記2記載の断熱構造体。
[付記24]
更に、前記冷却ガス通路を流れる冷却ガスを排気する排気ファンを設ける付記2記載の断熱構造体。
[付記25]
付記2記載の断熱構造体と、発熱部と、を備えた加熱装置。
[付記26]
付記25の加熱装置を備えた基板処理装置。
[付記27]
円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から断面積を小さくする第1の絞り部を介して供給された冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路を介して、前記側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口から断面積を小さくする第2の絞り部を介して排気されるステップと、を少なくとも有する温度制御方法。
10 基板処理装置
12 加熱装置
14 炉内空間
16 反応管
18 基板(ウエハ)
20 ボート
30 発熱部
32 側壁部
34 円筒空間(冷却ガス通路)
35 吹出孔
36 冷却ガス供給部
37 絞り部
38 ダクト(バッファエリア)
39 弁
41 絞り穴
42 急冷ガス排出口
43 冷却ガス排出口

Claims (9)

  1. 円筒形状に形成された側壁部を有し、前記側壁部が複数層構造に形成されている断熱構造体であって、
    前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられた冷却ガス供給口と、
    前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、
    前記側壁内層の内側に設けられる空間と、
    前記冷却ガス通路から前記空間へ冷却ガスを吹出すように、前記側壁内層に設けられた複数の吹出し孔と、
    前記冷却ガス供給口と前記冷却ガス通路に連設されるバッファエリアと、
    前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界面の断面積を小さくするとともに、一番上に配置された前記吹出孔よりも上側に設けられる第1の絞り部と、一番下に配置された前記吹出孔よりも下側に設けられる第2の絞り部を備えた絞り部と、
    を有する断熱構造体。
  2. 円筒形状に形成された側壁部を有し、前記側壁部が複数層構造に形成されている断熱構造体であって、
    前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられた冷却ガス供給口と、
    前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、
    前記側壁部の外側に配置された側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口と、
    前記冷却ガス通路の両端に設けられるバッファエリアと、
    前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面の断面積をそれぞれ小さくする絞り部と、
    を有する断熱構造体。
  3. 前記側壁外層と前記側壁内層との間に複数の区画壁が円周方向に沿って設けられ、該複数の区画壁によって複数に区画された複数の冷却ガス通路の断面積を小さくする請求項に記載の断熱構造体。
  4. 前記絞り部のそれぞれの断面積は、前記冷却ガス通路それぞれの断面積よりも小さく形成される請求項又は請求項に記載の断熱構造体。
  5. 前記絞り部は、上下方向に少なくとも2つ設けられる請求項からのいずれか1つに記載の断熱構造体。
  6. 請求項に記載の断熱構造体と、発熱部と、有する加熱装置。
  7. 請求項に記載の加熱装置を有する基板処理装置。
  8. 基板を反応管内に搬入するステップと、
    前記反応管内の基板を処理するステップと、
    前記処理後、円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から供給される冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記冷却ガス供給口と前記冷却ガス通路に連設されるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面の断面積を小さくするとともに、一番上に配置された前記吹出孔よりも上側に設けられる第1の絞り部と、一番下に配置された前記吹出孔よりも下側に設けられる第2の絞り部を備えた絞り部と、をそれぞれ介して、前記側壁内層の内側に設けられる空間へ複数の吹出孔から吹出させることで前記空間内に配置された前記反応管を冷却するステップと、
    を有する半導体装置の製造方法。
  9. 基板を反応管内に搬入するステップと、
    前記反応管内の基板を処理するステップと、
    前記処理後、円筒形状で複数層構造に形成された側壁部を有する断熱構造体の前記側壁部の外側に配置された側壁外層の上部に設けられる冷却ガス供給口から供給される冷却ガスを、前記側壁部の内側に配置された側壁内層と前記側壁外層との間に設けられる冷却ガス通路と、前記冷却ガス通路の両端に設けられるバッファエリアと、前記バッファエリアと前記冷却ガス通路の境界に設けられる境界面をそれぞれ小さくする絞り部と、をそれぞれ介して、前記側壁外層の下部に設けられる冷却ガス排出口から排気させるステップと、
    を有する半導体装置の製造方法。
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