JP6170836B2 - 検査キット - Google Patents

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本発明は、検査キットに関する。
所望する量の内容物を注出する注出器として、例えば下記特許文献1に記載されているような、内部に内容物が収容されるシリンジと、シリンジ内に挿入されるプランジャと、シリンジに螺合されてプランジャの移動量を調整する調整部材と、を備えた定量分与器が知られている。
この定量分与器によれば、調整部材を回転させることで、プランジャの移動量を適宜変更することが可能とされているので、所望する量の内容物の注出を行える。
特開平9−225031号公報
ところで、用途によっては、予めシリンジ内に収容されている内容物を注出するのではなく、シリンジ内に内容物を吸入した後、内容物を注出することが求められる場合があった。ところが、従来の注出器では、内容物に塵埃等の異物が含まれている場合、異物を含んだまま内容物を吸入するおそれがあり、改善の余地が残されていた。しかも、吸入後に所望する量の内容物を注出したとしても、異物が混在する分だけ純粋な内容物の量が変化するので、正確な量の内容物を注出できない場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、吸入した内容物に異物が混入することを抑制することができると共に、所望する量の内容物を注出して、異物の影響を受けることなく内容物の検査を正確に行うことができる検査キットを提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
(1)本発明に係る検査キットは、内容物が収容される収容容器と、前記収容容器の内側に離脱自在に組み合わされ、前記内容物を吸入及び注出可能な計量器と、を備え、前記計量器は、前記内容物を吸入及び注出させる連通開口が先端部に形成されたシリンジと、前記シリンジ内に軸方向に摺動自在に挿入されたプランジャと、前記内容物を濾過するフィルタを有し、該フィルタが前記連通開口を覆うように前記シリンジに離脱自在に外嵌された濾過筒と、を備え、前記収容容器の内側には、前記計量器が差し込まれたときに前記濾過筒を係止し、且つ前記計量器が前記収容容器から離脱するときに、係止した前記濾過筒を前記シリンジから離脱させる保持部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る検査キットによれば、連通開口を覆うフィルタを備えているので、シリンジの先端部を内容物中に浸漬させた状態でプランジャをシリンジに対して後退させることで、内容物を、フィルタを通過した後に連通開口を通してシリンジ内に所定量吸入することができる。従って、仮に内容物に異物が含まれている場合であっても、異物をフィルタで濾過して除去することができ、異物の混入が抑制された内容物だけをシリンジ内に吸入することができる。
内容物の吸入後、収容容器から計量器を引き上げると、保持部が濾過筒を係止により保持しているので、濾過筒をシリンジから離脱させることができる。これにより、計量器のうちシリンジ及びプランジャだけを、収容容器から引き上げることができる。その後、プランジャをシリンジに対して前進させるように押し込むことで、吸入した内容物を、フィルタを通過させることなく連通開口を通じて直接注出することができる。
従って、異物の混入が抑制された内容物を所望する量だけ確実に注出することができ、異物の影響を受けることなく内容物の検査を正確に行うことができる。また、内容物の吸入後、収容容器から計量器を引き上げるだけで、濾過筒をシリンジから自然に離脱させることができるので、濾過筒を取り外す手間を省くことができ、操作性に優れている。さらに、内容物の吸入後、濾過筒に全く触れる必要がないので、例えば人手を介して異物がシリンジ側に付着することも防止できる。
(2)前記シリンジ及び前記プランジャのうちのいずれか一方には、他方に形成された被係止部に係止されることにより、前記シリンジ及び前記プランジャの相対的な軸方向の移動量を規制する規制部が形成されていても良い。
この場合には、シリンジ及びプランジャの相対的な軸方向の移動量を規制できるので、より正確に内容物をシリンジ内に吸入することができると共に、吸入した内容物をより正確に注出することができる。従って、内容物の検査精度をさらに向上することができる。
(3)前記収容容器の内側には、前記濾過筒が係止されることにより、前記収容容器及び前記計量器を相対的に位置決めさせる位置決め部が設けられていても良い。
この場合には、収容容器と計量器とを相対的に位置決めできるので、両者を安定して組み合わせることができると共に、シリンジを収容容器に対して正確に位置決めできる。従って、シリンジ内への内容物の吸入をより安定且つ正確に行い易い。
本発明に係る検査キットによれば、吸入した内容物に異物が混入することを抑制することができると共に、定量の内容物を注出して、異物の影響を受けることなく内容物の検査を正確に行うことができる。
本発明に係る検査キットの第1実施形態を示す図であって、収容容器内に計量器を差し込んでセットした状態における縦断面図である。 収容容器内に計量器を差し込む直前の状態を示す縦断面図である。 図1に示す収容容器の縦断面図である。 図1に示す計量器の縦断面図である。 図4に示す濾過筒の縦断面図である。 図5に示す濾過筒の上面図である。 図1に示す検査キットで用いられる検査薬容器の縦断面図である。 図1に示す状態から、プランジャを押し込んだ状態を示す縦断面図である。 図8に示す状態から、プランジャが上方に移動して、混合液をシリンジ内に吸入している状態を示す縦断面図である。 検査キットの拡大断面図であって、空気置換を行っている状態を示す図である。 図9に示す状態から、収容容器から計量器を引き上げている状態を示す縦断面図である。 図11に示す状態から、シリンジ内に吸入した混合液を検査薬に滴下している状態を示す縦断面図である。 空気置換を行う場合の変形例を示す図である。 本発明に係る検査キットの第2実施形態を示す図であって、収容容器内に計量器を差し込む直前の状態を示す縦断面図である。 図14に示す交換具の縦断面図である。 図14に示す共通具における共通シリンジの半縦断面図である。 図16に示す共通シリンジの下面図である。 図14に示す共通具における共通プランジャの半縦断面図である。 図18に示す共通プランジャの下面図である。
以下、本発明に係る検査キットの第1実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
〔検査キットの構成〕
図1及び図2に示すように、本実施形態の検査キット1は、混合液(内容物)Wが収容される収容容器2と、収容容器2の内側に離脱自在に組み合わされ、混合液Wを吸入及び注出可能な計量器3と、を備えている。
収容容器2及び計量器3は、それぞれの中心軸線が共通軸線上に位置した状態で配設されている。本実施形態では、この共通軸を単に軸線Oといい、この軸線Oに沿った計量器3側を上側、収容容器2側を下側とする。また、軸線Oに直交する方向を径方向といい、軸線O回りに周回する方向を周方向という。
なお、本実施形態では、収容容器2内に予め収容されている溶解液W1中に検査対象である検体W2を投入して溶解させることで混合液Wを作製し、その後、計量器3を利用して混合液Wを検査薬W3(図7参照)内に滴下し、検査薬W3との反応等を分析することで検体W2の検査を行う場合を例に挙げて説明する。
上記検体W2としては、例えば、生体(患者等)から採取した生体試料や、薬物、毒物等の特定試料等が挙げられる。
(収容容器)
図1〜図3に示すように、収容容器2は、有底円筒状の容器本体10と、容器本体10の開口部を塞ぐ蓋体20と、を備えている。なお、収容容器2の内部には、予め溶解液W1が収容されている。
容器本体10の胴部は、底部11側に位置する下胴部12Aと、下胴部12Aの上方に位置し、下胴部12Aよりも拡径した上胴部12Bとで、2段階に径が変化した2段筒とされている。なお、上胴部12Bの上端部は、さらに上方に向かうにしたがって漸次径方向外側に拡がった形状とされている。
収容容器2の内側には、計量器3が差し込まれたときに、後述する濾過筒50が係止する係止突起(保持部)13が形成されている。
この係止突起13は、下胴部12Aと上胴部12Bとの接続部分付近に配置され、径方向内側に向かって突出するように環状に形成されている。そして、この係止突起13は、計量器3が収容容器2から離脱するときに、係止した濾過筒50を保持して後述するシリンジ30から離脱させることが可能とされている。
さらに、収容容器2の内側には、後述する濾過筒50が係止されることにより、収容容器2及び計量器3を相対的に位置決めさせるガイド板(位置決め部)14が形成されている。
このガイド板14は、軸線O方向から見た平面視で十字状に配置されるように、容器本体10の底部11上に立設されている。なお、ガイド板14は容器本体10の下胴部12Aに一体的に接続されている。ガイド板14の上端部のうち、収容容器2の中心側(軸線O側)に位置する部分には、下胴部12Aに接続されている部分よりも下方に凹んだ凹部14aが形成されている。
凹部14aは、容器本体10の底部11と平行になるように形成されている。そして、この凹部14a内に濾過筒50の下端部を離脱自在に嵌合させることが可能とされている(図1参照)。ガイド板14の凹部14a内に濾過筒50の下端部を嵌合させることで、濾過筒50を径方向及び上下方向に位置決めすることができ、収容容器2及び計量器3を相対的に位置決めさせることが可能とされている。
なお、凹部14aと上述した係止突起13との間の軸線Oに沿った長さL(図3参照)は、濾過筒50の軸線Oに沿った長さと略等しい。
蓋体20は、容器本体10における上胴部12Bの上方開口端上に重なる蓋板21と、蓋板21から下方に向けて突出すると共に、上胴部12Bの内側に例えばアンダーカット嵌合する嵌合筒22と、を備えている。
蓋板21と上胴部12Bの上端部とはヒンジ部23を介して接続されている。これにより、蓋体20は、ヒンジ部23回りに回動することで、容器本体10の開口部を閉塞又は開放することが可能とされている。
(計量器)
計量器3は、図1、図2及び図4に示すように、混合液Wを吸入及び注出させる連通開口31が形成されたシリンジ30と、シリンジ30内に上下方向(軸方向)に摺動自在に挿入されたプランジャ40と、混合液Wを濾過するフィルタ51を有し、該フィルタ51が連通開口31を覆うようにシリンジ30に離脱自在に外嵌された濾過筒50と、を備えている。
シリンジ30は、内側が計量室Rとされた有底筒状の第1シリンジ部32と、第1シリンジ部32よりも上方に配設された円筒状の第2シリンジ部33と、第2シリンジ部33よりも上方に配設された円筒状の第3シリンジ部34と、第3シリンジ部34よりも上方に配設された規制筒35と、を備えている。
第1シリンジ部32の底部(先端部)32aは、下方に向かうにしたがって漸次縮径するように形成され、窄まった形状とされている。上記連通開口31は、この第1シリンジ部32の底部32aに軸線Oに沿って形成され、計量室Rと外部とを連通している。
第2シリンジ部33は、第1シリンジ部32の上端部に接続され、第1シリンジ部32よりも外径及び内径が拡径するように形成されている。第2シリンジ部33の上端部には、径方向外側に向けて突出した環状壁36が形成されている。
第3シリンジ部34は、環状壁36を介して第2シリンジ部33の上端部に接続され、第2シリンジ部33よりも外径及び内径が拡径するように形成されている。第3シリンジ部34の上端部には、径方向外側に向けて突出した環状のフランジ部34aが形成されている。なお、このフランジ部34aは、収容容器2における容器本体10よりも上方に位置している。
規制筒35は、第3シリンジ部34よりも拡径した周壁部35aと、周壁部35aの上端部に接続されると共に、プランジャ40を挿通させる挿通孔37が形成された頂壁部35bと、周壁部35aの下端部から径方向外側に向けて突出した環状の当接壁35cと、を備え、一対の連結壁38を介して第3シリンジ部34のフランジ部34aに接続されている。
一対の連結壁38は、周方向に沿って円弧状に形成されており、軸線Oを挟んで径方向に向かい合うように配置されている。なお、各図面では、1つの連結壁38だけを図示している。連結壁38の下端部は、第3シリンジ部34におけるフランジ部34aの外周縁に沿って接続され、連結壁38の上端部は、頂壁部35bに形成された挿通孔37の開口縁に沿って接続されている。従って、一対の連結壁38の間には周方向に隙間が形成されている。
当接壁35cは、第3シリンジ部34のフランジ部34aと略同じ高さに位置していると共に、収容容器2における容器本体10の上方開口端上に当接可能とされている。
プランジャ40は、第1シリンジ部32の内側に配設されたプランジャ本体41と、プランジャ本体41の上端部に接続され、プランジャ本体41よりも拡径した第1プランジャ軸42と、第1プランジャ軸42の上端部に接続され、第1プランジャ軸42よりも拡径した第2プランジャ軸43と、を備えている。
プランジャ本体41は、中実の円柱状に形成され、第1シリンジ部32の内側に液密且つ摺動自在に挿入されている。このプランジャ本体41と第1シリンジ部32とで囲まれた空間が計量室Rとされている。
第1プランジャ軸42は、第2シリンジ部33及び第3シリンジ部34の内径よりも縮径した円筒状に形成されている。第2プランジャ軸43は、円筒状に形成されており、第3シリンジ部34の内側に摺動自在に挿入されている。この第2プランジャ軸43は、規制筒35の頂壁部35bに形成された挿通孔37を通じて、規制筒35よりも上方に突出するように形成されている。
なお、図示の例では、第1プランジャ軸42及び第2プランジャ軸43が円筒状に形成されているが、この形状に限定されるものではない。例えば、プランジャ本体41と同様に中実の円柱状に形成されていても良いし、横断面視十字状に形成されていても良い。
第2プランジャ軸43の上端部には、径方向外側に向けて突出した環状の操作片44が形成されている。これにより、操作片44を利用して、シリンジ30に対してプランジャ40を相対的に上下に移動させることが可能とされている。
第3シリンジ部34の内側には、プランジャ40を上方に付勢するコイルスプリング45が配設されている。
このコイルスプリング45は、第1プランジャ軸42を径方向外側から囲むようにプランジャ40に被せられており、下端部が環状壁36に接し、上端部が第1プランジャ軸42と第2プランジャ軸43との接続部分に接している。これにより、コイルスプリング45は、プランジャ40とシリンジ30との間に挟まれて上下方向に圧縮されており、シリンジ30に対してプランジャ40を上方に付勢している。
但し、このコイルスプリング45は必須なものではなく、具備しなくても構わない。
第2プランジャ軸43には、規制筒35における頂壁部35b及びフランジ部34aにそれぞれ係止されることによって、シリンジ30及びプランジャ40の相対的な上下方向の移動量を規制する一対の規制突片(規制部)46が形成されている。
一対の規制突片46は、頂壁部35bとフランジ部34aとの間であって、且つ軸線Oを挟んで径方向に向かい合うように配置されている。このとき、一対の規制突片46は、周方向に隣り合う一対の連結壁38の間に形成された隙間を利用して配置されている。従って、規制突片46と連結壁38とは、周方向に交互に配置されている。
一対の規制突片46は、第2プランジャ軸43から径方向外側に向けて突出した根元部46aと、根元部46aから上方に向けて折り曲げられた先端部46bと、を有している。先端部46bは、根元部46aとの接続部分から上方に向かうにしたがって漸次径方向外側に向かうように形成され、規制筒35の頂壁部35bに対して下方から接することで係止されている。
このように、一対の規制突片46の先端部46bが頂壁部35bに下方から係止されるので、プランジャ40はシリンジ30に対して上方への抜け止めがされていると共に、それ以上の上方への移動が規制されている。また、シリンジ30に対してプランジャ40を下方に移動させた際、一対の規制突片46の根元部46aがフランジ部34aに対して上方から係止されるので、それ以上の下方への移動が規制されている(図8参照)。
このように、一対の規制突片46の先端部46bが頂壁部35bに接するように係止され、且つ一対の規制突片46の根元部46aがフランジ部34aに接するように係止されることで、シリンジ30及びプランジャ40の相対的な上下方向の移動量(ストローク)を規制することが可能とされている。
なお、図示の例では、上記移動量は、一対の規制突片46における根元部46aとフランジ部34aとの間の距離Sとなる(図4参照)。なお、規制筒35における頂壁部35b及びフランジ部34aは、一対の規制突片46が係止される被係止部としてそれぞれ機能する。
図4〜図6に示すように、上記濾過筒50は、第1シリンジ部32及び第2シリンジ部33を径方向外側から囲む円筒状に形成され、シリンジ30に対して下方から被せられて第2シリンジ部33に離脱自在に外嵌されている。この際、濾過筒50は、シリンジ30の環状壁36に下方から接することで、上下方向に位置決めされた状態で第2シリンジ部33に対して外嵌されている。
濾過筒50の下方開口端には、該濾過筒50を塞ぐようにフィルタ51が例えば接着や溶着等によって固着されている。このフィルタ51は、シリンジ30よりも下方に配置されており、連通開口31を下方から覆っている。
なお、フィルタ51としては、混合液Wを濾過できれば良く、例えば微小孔が無数に形成された、金属製、樹脂製或いは紙製のメッシュ部材等が挙げられる。
濾過筒50の上端部には、径方向外側に向けて突出した環状の鍔部52が形成されている。この鍔部52は、収容容器2に形成された係止突起13に対して例えばアンダーカット嵌合可能とされている(図1参照)。これにより、濾過筒50は収容容器2に対して係止されている。
鍔部52の外周縁には、空気置換用の空気孔53が鍔部52を貫通するように形成されている。図示の例では、空気孔53は周方向に間隔をあけて4つ形成されている。但し、空気孔53の数は4つに限定されるものではなく、適宜変更して構わない。
また、濾過筒50の上端部側の内周面には、空気置換用の縦溝54が鍔部52に亘って形成されている。図示の例では、縦溝54は周方向に間隔をあけて4つ形成されている。この際、縦溝54は空気孔53に対して周方向に位置がずれた状態で形成されている。但し、縦溝54の数は4つに限定されるものではなく、適宜変更して構わない。
〔検査キットの使用〕
次に、上述したように構成された検査キット1を利用して検体W2の検査を行う場合について説明する。この検査は、先に説明したように、図7に示す検査薬容器60内に収容されている検査薬W3を用いて行う。
ここで、検査薬容器60について簡単に説明する。
検査薬容器60は、内部に検査薬W3が収容された有底筒状の容器体61と、容器体61の上方開口端にシールされ、容器体61の内部を閉塞するシール材62と、を備えている。シール材62は、例えば容易破断可能な軟材質の例えばシートやフィルム等である。但し、シール材62は、容易破断に限定されるものではなく、例えば容器体61から剥離可能に構成されていても構わない。
なお、検査薬W3としては、液状、粒状、粉状やゼリー状等でも良く、検査対象に応じて適宜選択して構わない。図示の例では、液状の検査薬W3としている。
次いで、検査を行う場合について説明する。
はじめに、図3に示すように、収容容器2の蓋体20を開けて、予め内部に収容されている溶解液W1中に例えば生体等から採取した検体W2を投入する。その後、蓋体20を閉めた後、収容容器2を振る等して溶解液W1を攪拌させ、溶解液W1中に検体W2が溶解した混合液Wを作製する。
混合液Wの作製後、再度蓋体20を開け、図1に示すように、容器本体10内に上方から計量器3を差し込むように挿入する。この際、濾過筒50の下端部を収容容器2の内部に形成されたガイド板14の凹部14a内に嵌合させるまで挿入を行う。濾過筒50を凹部14aに嵌合させることによって、濾過筒50を径方向及び上下方向に位置決めすることができ、収容容器2に対して計量器3を相対的に位置決めした状態で、収容容器2と計量器3とを互いに組み合わせることができる。
また、収容容器2と計量器3とを組み合わせた際、濾過筒50の鍔部52が収容容器2に形成された係止突起13を上方から乗り越えてアンダーカット嵌合される。これにより、係止突起13は、濾過筒50を係止して保持した状態となる。
さらに、収容容器2と計量器3とを組み合わせることで、混合液Wがフィルタ51を通して濾過筒50内に進入するので、シリンジ30が混合液W中に浸漬された状態となる。このとき、例えば検体W2の投入時に異物(塵埃、不純物等)が一緒に投入されることで、混合液W中に異物が意図せずに混入されてしまったとしても、異物をフィルタ51で濾過して除去できるので、異物の混入が抑制された混合液Wだけを濾過筒50内に進入させることができる。
次いで、図8に示すように、コイルスプリング45に抗するように操作片44を押し込んで、シリンジ30に対してプランジャ40を下方に移動(前進)させる。この際、一対の規制突片46の根元部46aがフランジ部34aに接して係止されるまでプランジャ40を下方に移動させる。
プランジャ40を下方に移動させた後、プランジャ40の押し込みを解除すると、コイルスプリング45がプランジャ40を上方に付勢するので、シリンジ30に対してプランジャ40を上方に移動(後退)させることができる。これにより、図9に示すように、連通開口31を通じて計量室R内に混合液Wを吸入することができる。
このとき、濾過筒50内に進入している混合液Wを吸入することができると共に、新たにフィルタ51を通過した混合液Wを矢印に示すように吸入することができる。いずれにしても、フィルタ51を通過した混合液Wだけを吸入するので、シリンジ30の計量室R内に吸入した混合液Wに異物が混入することを抑制することができる。
なお、上方に移動したプランジャ40は、一対の規制突片46の先端部46bが規制筒35の頂壁部35bに接して係止されることで、移動が規制されて停止する。従って、計量室R内に所望する量の混合液Wを確実に吸入することができる。
ところで、収容容器2に計量器3を挿入してから、計量室R内に混合液Wを吸入するまでの間、収容容器2の内部及び濾過筒50の内部の圧力が適宜変化する。このとき、図10に示すように、空気孔53及び縦溝54を通じて空気を矢印に示すように移動させることができるので、空気置換を適宜行うことができる。従って、内圧変化に対応でき、混合液Wの吸入を安定して行うことができる。
混合液Wの吸入後、図11に示すように、収容容器2から計量器3の引き上げを行う。このとき、収容容器2の係止突起13が濾過筒50を係止しているので、濾過筒50をシリンジ30から離脱させることができる。これにより、計量器3のうち、シリンジ30及びプランジャ40だけを収容容器2から引き上げることができる。
シリンジ30及びプランジャ40を引き上げた後、図12に示すように、シール材62を破断しながら、シリンジ30を検査薬容器60内に押し込む。その後、コイルスプリング45に抗するように操作片44を押し込んで、シリンジ30に対してプランジャ40を再度下方に移動(前進)させる。この際、一対の規制突片46の根元部46aがフランジ部34aに接して係止されるまでプランジャ40を下方に移動させる。
これにより、計量室Rによって計量された混合液Wを、フィルタ51を通過させることなく連通開口31を通じて直接注出することができる。従って、異物の混入が抑制された定量の混合液Wを検査薬容器60内に確実に滴下することができる。
その後、検査薬W3に対する混合液W中の検体W2の反応等を分析することで、検体W2の検査を行うことができる。特に、混合液Wへの異物の混入が抑制されているので、異物の影響を受けることなく検体W2の検査を正確に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態の検査キット1によれば、シリンジ30内に吸入した混合液Wに異物が混入することを抑制することができると共に、吸入した混合液Wを定量に注出でき、異物の影響を受けることなく検体W2の検査を正確に行うことができる。
また、混合液Wの吸入後、収容容器2から計量器3を引き上げるだけで、濾過筒50をシリンジ30から自然に離脱させることができるので、濾過筒50を取り外す手間を省くことができ、操作性に優れている。
また、一対の規制突片46を利用して、シリンジ30及びプランジャ40の相対的な上下方向の移動量を規制できるので、正確に混合液Wをシリンジ30内に吸入することができると共に、吸入した混合液Wを正確に注出することができる。従って、より正確な量の混合液Wを注出でき、検体W2の検査精度を向上することができる。
さらに、ガイド板14を利用して、収容容器2と計量器3とを相対的に位置決めできるので、両者を安定して組み合わせることができると共に、シリンジ30を収容容器2に対して安定且つ正確に位置決めできる。従って、シリンジ30内への内容物の吸入を安定且つ正確に行い易い。
(変形例)
なお、上述した第1実施形態では、空気置換を行うために、濾過筒50に空気孔53及び縦溝54をそれぞれ形成したが、この場合に限定されるものではない。
例えば、図13に示すように、濾過筒50に空気孔53だけを形成し、シリンジ30側に空気通過用の縦溝65を形成しても良い。図示の例では、縦溝65は環状壁36の下面側から第2シリンジ部33の外周面側に亘って連続して形成されている。この場合であっても、空気置換を同様に行うことが可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る検査キットの第2実施形態について説明する。
第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、計量器3が1回使用する毎に交換する使い切りタイプであったが、第2実施形態では、計量器の一部だけを交換することで使用し続けることができる取り替えタイプとされている点である。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図14に示すように、本実施形態の検査キット70は、共通具80A、及び共通具80Aに離脱自在に装着される交換具80Bを有する計量器80を備えている。
共通具80Aは、共通シリンジ90及び共通プランジャ100を備え、交換具80Bの上方に配設されている。交換具80Bは、共通シリンジ90に離脱自在に装着される交換シリンジ110と、共通プランジャ100に離脱自在に装着される交換プランジャ120と、濾過筒50と、を備えている。
なお、共通シリンジ90及び交換シリンジ110が計量器80としてのシリンジ81を構成し、共通プランジャ100及び交換プランジャ120が計量器80としてのプランジャ82を構成する。
(交換具)
交換具80Bについて説明する。
図15に示すように、交換シリンジ110は、内側が計量室Rとされ、底部111aに連通開口31が形成された有底筒状の第1交換シリンジ部111と、第1交換シリンジ部111よりも上方に配設された円筒状の第2交換シリンジ部112と、を備えている。
第2交換シリンジ部112は、第1交換シリンジ部111の上端部に接続され、第1交換シリンジ部111よりも外径及び内径が拡径するように形成されている。第2交換シリンジ部112の上端部には、径方向外側に向けて突出した環状の装着フランジ113が形成されている。第2交換シリンジ部112の外周面には、上下方向の略中間部分から径方向外側に向けて環状のストッパ壁114が形成されていると共に、このストッパ壁114から第1交換シリンジ部111との接続部分に亘って上下方向に延在した縦リブ115が周方向に間隔をあけて複数形成されている。
なお、周方向に隣り合う縦リブ115の間は、空気置換用の空気通路とされている。
交換プランジャ120は、第1交換シリンジ部111の内側に配設されたプランジャ本体121と、プランジャ本体121の上端部に接続された交換プランジャ軸122と、を備えている。
プランジャ本体121は、中実の円柱状に形成されており、第1交換シリンジ部111の内側に液密且つ摺動自在に挿入されている。このプランジャ本体121と第1交換シリンジ部111とで囲まれた空間が計量室Rとされている。
交換プランジャ軸122は、上下方向に延在した横断面視十字状に形成されており、第2交換シリンジ部112の内側に配設されている。交換プランジャ軸122は、第2交換シリンジ部112よりも上方に突出するように形成されている。そして、交換プランジャ軸122の上端部には、平面視円形状の装着板123が接続されている。なお、装着板123の外径は、交換シリンジ110における装着フランジ113の外径と略同径とされている。
本実施形態の濾過筒50は、縦リブ115を介して第2交換シリンジ部112に離脱自在に外嵌されている。このとき、濾過筒50の鍔部52は、ストッパ壁114に下方から接している。これにより、濾過筒50は、上下方向に位置決めされた状態で第2交換シリンジ部112に外嵌されている。
なお、周方向に隣り合う縦リブ115の間、及び濾過筒50の縦溝54を通じて空気置換を行うことが可能とされている。
(共通具)
共通具80Aについて説明する。
図16及び図17に示すように、共通シリンジ90は、交換シリンジ110を保持する第1共通シリンジ部91と、第1共通シリンジ部91よりも上方に配設された円筒状の第2共通シリンジ部92と、第2共通シリンジ部92よりも上方に配設された規制筒35と、を備えている。
第1共通シリンジ部91は、横断面視U字状に形成され、径方向に開口した周壁部91aと、周壁部91aの下端部に接続された底壁部91bと、を備えている。
底壁部91bには、周壁部91aと同じ方向に開口すると共に、第2交換シリンジ部112及び装着フランジ113を径方向からスライド挿入可能な平面視U字状のスライド溝93が形成されている。
第2共通シリンジ部92は、上記周壁部91aの上端部に接続されている。この第2共通シリンジ部92の上端部には、一対の連結壁38を介して規制筒35が接続されている。なお、本実施形態の規制筒35は、当接壁35cを具備していない。
図14、図18及び図19に示すように、共通プランジャ100は、交換プランジャ120を保持する保持プレート101と、保持プレート101の上面に接続された横断面視十字状の共通プランジャ軸102と、を備えている。
保持プレート101には、交換プランジャ軸122及び装着板123を径方向からスライド挿入可能な平面視U字状のスライド溝103が形成されている。
共通プランジャ軸102は、下端部が第1共通シリンジ部91内に配設され、上端部が規制筒35よりも上方に突出するように配設されている。共通プランジャ軸102の上端部には操作片44が形成されている。また、共通プランジャ軸102には、一対の規制突片46が形成されている。
さらに、共通プランジャ軸102と第2共通シリンジ部92との間には、共通プランジャ100を上方に付勢するコイルスプリング45が配設されている。
上述したように、本実施形態の計量器80は交換具80B及び共通具80Aを備えているので、図14に示すように、共通具80Aにおける共通シリンジ90のスライド溝93及び共通プランジャ100のスライド溝103内に、交換具80Bにおける交換シリンジ110の装着フランジ113及び交換プランジャ120の装着板123をそれぞれ径方向からスライド挿入させることで、交換具80Bを共通具80Aに、容易且つ確実に装着することが可能とされている。
また、その逆の動作を行うことで、共通具80Aから交換具80Bを取り外して、例えば交換具80Bだけを交換することが可能とされている。
本実施形態の検査キット70によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。それに加え、計量器80が共通具80Aと交換具80Bとで構成されているので、例えば検体W2の検査を行う毎に交換具80Bだけを交換することが可能である。従って、維持、管理を低コストで行い易い。
なお、本実施形態では、共通プランジャ軸102及び交換プランジャ軸122を横断面視十字状に形成したが、この形状に限定されるものではなく、例えば円筒状や円柱状に形成しても構わない。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態では、溶解液W1中に検体W2が溶解した混合液Wを内容物としたが、この場合に限定されるものではなく、例えば収容容器2が予め空の状態とされ、検査対象となる内容液を収容容器2内に投入するような使い方をしても良い。この場合には、内容液が内容物となる。
なお、内容物としては、液体に限定されるものではなく、例えば粉状や粒子状でも良いいし、或いは形を保持する程度のゼリー状でも良い。
また、各実施形態では、コイルスプリング45を具備したが、コイルスプリング45は必須ではなく、具備しなくても構わない。この場合には、手動でプランジャを引き上げれば良い。
W…混合液(内容物)
1、70…検査キット
2…収容容器
3、80…計量器
13…係止突起(保持部)
14…ガイド板(位置決め部)
30、81…シリンジ
31…連通開口
34a…フランジ部(被係止部)
35b…頂壁部(被係止部)
40、82…プランジャ
46…規制突片(規制部)
50…濾過筒
51…フィルタ

Claims (3)

  1. 内容物が収容される収容容器と、
    前記収容容器の内側に離脱自在に組み合わされ、前記内容物を吸入及び注出可能な計量器と、を備え、
    前記計量器は、
    前記内容物を吸入及び注出させる連通開口が先端部に形成されたシリンジと、
    前記シリンジ内に軸方向に摺動自在に挿入されたプランジャと、
    前記内容物を濾過するフィルタを有し、該フィルタが前記連通開口を覆うように前記シリンジに離脱自在に外嵌された濾過筒と、を備え、
    前記収容容器の内側には、前記計量器が差し込まれたときに前記濾過筒を係止し、且つ前記計量器が前記収容容器から離脱するときに、係止した前記濾過筒を前記シリンジから離脱させる保持部が設けられていることを特徴とする検査キット。
  2. 請求項1に記載の検査キットにおいて、
    前記シリンジ及び前記プランジャのうちのいずれか一方には、他方に形成された被係止部に係止されることにより、前記シリンジ及び前記プランジャの相対的な軸方向の移動量を規制する規制部が形成されていることを特徴とする検査キット。
  3. 請求項1又は2に記載の検査キットにおいて、
    前記収容容器の内側には、前記濾過筒が係止されることにより、前記収容容器及び前記計量器を相対的に位置決めさせる位置決め部が設けられていることを特徴とする検査キット。
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