JP6170031B2 - 無線通信装置および方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

無線通信装置および方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置における通信効率向上技術に関する。
無線通信ネットワークにおいて、データ通信などの一般的な電波と、優先することが義務付けられた優先電波とが、同じ周波数帯(通信帯域)を共用することがある。このとき、一般的なデータ通信を行う無線通信装置は、優先電波との干渉を回避することが求められる。
例えば、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)アクセスポイントが使用するW53およびW56と称される5GHz帯においては、気象用、航空機用、または軍用などのレーダーが同じ帯域を使用している。これらのレーダーが送受信するレーダー波は、優先電波の一つである。無線LANとレーダーが5GHz帯を共用するにあたって、無線LANアクセスポイントは、DFS(Dynamic Frequency Selection)と呼ばれる動的周波数選択の機能を搭載することにより、各種レーダー波との電波干渉を避ける必要がある。
DFSには、CAC(Channel Availability Check)と、ISM(In Service Monitoring)などの機能が含まれる。CACによれば、無線LANアクセスポイントは、まず、通信を開始する前に、使用するチャネルにおいて1分間のレーダー波の監視を行う必要がある。そして、無線LANアクセスポイントは、その間にレーダーが検出されなかった場合に、そのチャネルにおける通信を開始することができる。また、ISMでは、無線LANアクセスポイントは、通信中に、そのチャネルにおいて常時レーダー波の監視を行うことが求められる。そして、通信中にレーダー波を検知した場合、無線LANアクセスポイントは、10秒以内にそのチャネルの使用を中止しなければならない。チャネルの使用を中止した後、無線LANアクセスポイントは、別のチャネルを1分間監視し、その間にレーダー波が検出されなければ、そのチャネルに移動すること(レーダー波の回避)ができる。
このように、無線LANアクセスポイントは、通信中にレーダー波を検出した場合、少なくとも1分間は通信ができない(中断する)という問題がある。また、新たに監視した別のチャネルでレーダー波が検出された場合、無線LANアクセスポイントは、さらに別のチャネルに対してCACを行うので、通信中断時間が1分以上に増加するという問題もある。これは、無線LANアクセスポイントが、新規に通信を開始する場合にも、同様に、少なくとも1分間は通信を開始できないという問題として現れる。
このような問題に対して、例えば、特許文献1には、特定優先電波が存在する周波数にチャネル変更する場合に、データ通信が途切れることなくチャネル変更を行う無線通信機器が開示されている。この特許文献1に記載された無線通信機器は、2つの送受信回路を具備し、通常は、それら2つの送受信回路によってデータ通信を行う。そして、この無線LANアクセスポイントは、レーダー波を検出した場合、1つの送受信回路でデータ通信を継続しながら、もう1つの送受信回路によってCACを行う。
また、特許文献2には、通信用の系統とは別に、モニタ(CAC)用系統を有する無線通信装置が開示されている。この特許文献2に記載された無線通信装置は、通信用の系統がデータ通信を行っている間、モニタ用系統によって、通信が可能な別のチャネルをモニタしておく。
そして、この無線通信装置は、通信していたチャネルでレーダーの電波を検出したとき、モニタしていたチャネルで1分間に亘ってレーダーの電波を検出していなければ、モニタしていたチャネルにおいて通信を速やかに再開することができる。もし、モニタしていたチャネルで1分以内にレーダー波が検出されていた(CAC済みのチャネルがない)場合、この無線通信装置は、通信用の系統で新たなチャネルに対してCACを行うことにより見つけ出した通信可能なチャネルを用いて通信を再開する。
また、特許文献3には、特許文献2と同様の方法を、専用のモニタ回路を設けずに行う無線LAN装置が開示されている。この特許文献3に記載された無線LAN装置は、4つの無線送受信回路のいずれか1つを、一時的にレーダー波検出用とすることによって、特許文献2と同様の機能を実現することができる。
また、特許文献4には、収集したクリアチャネル(相互干渉しないチャネル)の情報を用いて、切り替え先のチャネルを決定する車載の無線通信装置が開示されている。この特許文献4に記載された無線通信装置における通信手段は、自身が通信していない間に行うモニタリングにより、電波を検出した他システムの情報の収集、およびクリアチャネルの検出を行う。そして、チャネル切り替え制御手段が、収集した情報とクリアチャネルの情報をシステムデータに登録する。その後、チャネル切り替えが必要になったとき、通信手段は、システムデータに基づいて、干渉が発生しない可能性が高いチャネルを選択し、そのチャネルに対してCACを行った後に、通信を再開することができる。
特開2011−146945号公報 特開2010−278825号公報 特開2012−120033号公報 国際公開第2013/179397号
しかしながら、特許文献1に記載された無線通信機器においては、レーダー波が検出された後、チャネルを切り替える際に、必ず一定時間以上の通信の中断が発生するという問題がある。その理由は、規制によればレーダー波の検出後10秒以内に通信を中止しなければならないので、無線通信機器は、レーダー波の検出後に開始する1分間のモニタの間に、少なくとも50秒以上は通信を中断せざるをえないからである。
また、特許文献2および3に記載された無線通信装置および無線LAN装置においては、モニタリングしているチャネルでレーダー波が検出されたことによりモニタリング先を変更する際に、次の利用可能なチャネルを準備するまでに長い時間を要する恐れがある。この理由は、モニタリング先を変更する際に、何の知見もなく新たなチャネルを選択するので、さらにまた使用できないチャネルをモニタリング先としてしまう恐れがあるからである。その結果、これらの装置においては、1分間のモニタリングが済んだチャネルが準備できていない間に、通常の通信を行っている通信用チャネルの切り替えが発生する可能性が高まるという問題がある。すなわち、これらの装置は、モニタリング済みのチャネルが準備されない間に通信用チャネルの切り替えが発生し、その後、改めて1分間のモニタを行うために通信が中断するというリスクの発生率が高いという問題がある。
また、特許文献4に記載された無線通信装置においては、通信手段がチャネル切り替えを行う際に1分間のCACを開始するので、通信が中断するという問題が解決されない。
本発明の一つの目的は、レーダー波などの優先電波がある通信帯域において、無線通信の中断(待機)時間を抑制することができる無線通信装置などを提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一態様に係る無線通信装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の一態様に係る無線通信装置は、
無線電波を受信可能な第1の受信手段と、
所定の通信帯域におけるチャネルごとに、前記第1の受信手段を介して所定の電波を探査し、前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録する検出制御手段と、
無線電波を受信可能な第2の受信手段と、
前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、前記第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視するチャネル監視制御手段と、
データの送受信が可能な通信手段と、
新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記所定の電波が検出されていない場合は、前記監視チャネルに対して、前記通信手段を介して前記データ通信を開始する通信制御手段と
を備える。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る無線通信方法は、コンピュータによって、
第1の受信手段を介して、所定の通信帯域におけるチャネルごとに所定の電波を探査し、
前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録し、
前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、
第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視し、
新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、
前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記所定の電波が検出されていない場合は、送受信可能な通信手段を介して、前記監視チャネルに対して前記データ通信を開始する。
また、同目的は、上記の各構成を有する無線通信装置、並びに対応する方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、およびそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本発明には、レーダー波などの優先電波がある通信帯域において、無線通信の中断(待機)時間を抑えることができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムにおける通信環境の一例を示す構成図である。 第2の実施形態に係る無線LANアクセスポイント(無線通信装置)100の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態において電波検出制御部112が制御する電波検出動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてチャネル監視制御部113が制御するチャネル監視動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態において通信制御部111が制御するデータ通信動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における電波検出テーブル171の一例を示す図である。 第2の実施形態における電波検出テーブル171の一例を示す図である。 本発明の各実施形態、および、その変形例に係る無線通信装置および無線通信システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態に係る無線通信装置1は、第1の受信部2、電波検出制御部3、第2の受信部4、チャネル監視制御部5、通信部6、通信制御部7、および記憶装置8を有する。
無線通信装置1の各部は、専用のハードウェアデバイス、または論理回路によって構成されても良い。または、無線通信装置1は、CPU(Central Processing Unit:図示せず)を用いて実行されるコンピュータ・プログラム(ソフトウェア・プログラム)の制御により動作する一般的な情報処理装置(コンピュータ)によって構成されても良い。なお、この無線通信装置1をコンピュータによって実現したハードウェア構成例については、図9を参照して後述する。
無線通信装置1は、無線ネットワーク1001を介して、図示しない外部装置と無線通信が可能である。
第1の受信部2は、電波検出制御部3によって指定された周波数の無線電波を受信することができる。
電波検出制御部3は、所定の通信帯域におけるチャネルごとに、第1の受信部2を介して所定の電波を探査する。そして、電波検出制御部3は、所定の電波が検出された各チャネルを表す検出結果情報9を、記憶装置8に記録する。例えば、電波検出制御部3は、第1の受信部2を介して、レーダー波を優先する必要がある5GHzの通信帯域(W53およびW56)におけるチャネルを順次探査してもよい。そして、あるチャネルにおいてレーダー波が検出された場合、電波検出制御部3は、そのチャネルにおいて所定の電波が検出されたことを検出結果情報9として記録してから、次のチャネルの探査を行う。
記憶装置8は、検出結果情報9を記憶することができる。記憶装置8は、例えば、半導体メモリ装置やディスク装置により実現される。
第2の受信部4は、チャネル監視制御部5によって指定された周波数の無線電波を受信することができる。
チャネル監視制御部5は、検出結果情報9に基づいて、所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択する。そして、チャネル監視制御部5は、第2の受信部4を介して、選択した監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視する。例えば、チャネル監視制御部5は、電波検出制御部3が記録した検出結果情報9に基づいて、レーダー波が検出されたチャネルを除いた、いずれかのチャネルを監視チャネルとして選択することができる。そして、チャネル監視制御部5は、第2の受信部4を介して、選択した監視チャネルを監視する。なお、監視チャネルにおいてレーダー波が検出された場合、チャネル監視制御部5は、新たな監視チャネルを選択し、その新たな監視チャネルにおいて監視を行うことができる。
通信部6は、通信制御部7によって指定されたデータを送受信することができる。
通信制御部7は、新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、チャネル監視制御部5が監視している監視チャネルにおいて所定の期間以上所定の電波が検出されていない場合は、該監視チャネルに対して、通信部6を介してデータ通信を開始する。すなわち、通信制御部7は、新たにデータ通信を開始する場合、または、データ通信を行っているチャネルの使用を中止し、新たなチャネルに変更する場合などに、上述した動作を行うことができる。例えば、通信制御部7は、まず、チャネル監視制御部5に対して問い合わせるなどの方法により、監視している監視チャネルにおいて、所定の期間(例えば、1分間)以上、レーダー波が検出されていないことを確認する。そして、通信制御部7は、その監視チャネルに対して、通信部6を介して、データ通信を開始する。このとき、監視チャネルは、すでに1分間以上レーダー波が検出されていないことが確認済みなので、通信制御部7は、すぐに監視チャネルにおけるデータ通信を開始することができる。
以上説明したように、本実施形態には、レーダー波などの優先電波がある通信帯域において、無線通信の中断(待機)時間を抑制することができるという効果がある。なお、新たに無線通信を開始する場合であれば、本実施形態は、無線通信の開始までの待ち時間を抑えることができるという効果がある。
その理由は、電波検出制御部3が、通信帯域の各チャネルに対する探査において、所定の電波が検出されたことを検出結果情報9として記録するからである。そして、チャネル監視制御部5が、検出結果情報9に基づいて電波が検出されたチャネルを避けることにより、電波が検出される可能性が低いチャネルを監視することができるからである。
すなわち、チャネル監視制御部5は、通信制御部7が新たなチャネルを必要としたときに、所定の期間以上電波が検出されていないことを確認済みのチャネルを確保している可能性が高いと言える。したがって、通信制御部7は、新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、チャネル監視制御部5が所定期間以上にわたって監視していたチャネルを使用して、速やかに通信を開始できる可能性が高まるという効果が期待できる。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする第2の実施形態について説明する。以下では、第2の実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明し、第1の実施形態と同様な構成を有する第2の実施形態の構成要素について重複する詳細な説明は省略する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る無線LANシステムの構成を示すブロック図である。図2を参照すると、本実施形態に係る無線LANシステムは、無線LANアクセスポイント(無線通信装置)100、無線LAN子機200、ブロードバンドモデム300、およびレーダー500を含む。
無線LANアクセスポイント100は、第1の実施形態に係る無線通信装置1を基本とする。本実施形態は、一例として、5GHz帯および2.4GHz帯のデュアルバンドの無線LANアクセスポイント100に本発明を適用した場合について説明する。
また、無線LANアクセスポイント100、無線LAN子機200、およびレーダー500、は、W53およびW56と称される5GHz帯(以下、W53およびW56を総称して「5GHz帯」と言う)における通信帯域を共用する。したがって、無線LANアクセスポイント100および無線LAN子機200は、背景技術欄において上述したようにDFS機能によって、レーダー500が送受信するレーダー波を優先することが求められる。すなわち、本実施形態における無線LANアクセスポイント100は、第1の実施形態における無線通信装置1が動作の対象とする「所定の通信帯域」を、一例として、「5GHz帯」とした形態である。また、本実施形態における無線LANアクセスポイント100は、第1の実施形態における無線通信装置1の各部が動作の対象とする「所定の電波」を、一例として、「レーダー波」とした形態である。なお、無線LANアクセスポイント100は、2.4GHz帯における通信には、DFSが必要ないので、本発明を適用しない。
無線LAN子機200は、無線LANアクセスポイント100およびブロードバンドモデム300を介して、インターネット1002に接続することができる。無線LANアクセスポイント100、および無線LAN子機200は、2.4GHz、および5GHzの通信帯域(周波数帯)において、無線による通信が可能である。無線LANアクセスポイント100、およびブロードバンドモデム300は、構内LAN等の有線通信ネットワークを介して、通信可能である。
無線LANアクセスポイント100、無線LAN子機200、ブロードバンドモデム300、およびレーダー500の各部は、専用のハードウェアデバイス、または論理回路によって構成されても良い。または、無線LANアクセスポイント100、無線LAN子機200、ブロードバンドモデム300、およびレーダー500は、CPU(Central Processing Unit:図示せず)を用いて実行されるコンピュータ・プログラム(ソフトウェア・プログラム)の制御により動作する一般的な情報処理装置(コンピュータ)によって構成されても良い。なお、この無線LANアクセスポイント100をコンピュータによって実現したハードウェア構成例については、図9を参照して後述する。
無線LANアクセスポイント100は、5GHzと2.4GHzとのデュアルバンドの無線LANアクセスポイントとして動作することができる。図3を参照して、以下に本実施形態に係る無線LANアクセスポイント100の構成を説明する。図3は、第2の実施形態に係る無線LANアクセスポイント(無線通信装置)100の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、無線LANアクセスポイント100は、通信制御部111、電波検出制御部112、チャネル監視制御部113、通信部(5GHz)120、通信部(2.4GHz)130、第1の受信部140、第2の受信部150、有線WAN(Wide Area Network)/LAN制御部160、および記憶装置170を有する。記憶装置170は、電波検出テーブル171を格納することができる。
記憶装置170は、第1の実施形態における記憶装置8を基本とする。記憶装置170は、例えば、半導体メモリ装置やディスク装置により実現される。
電波検出テーブル171は、第1の実施形態に係る検出結果情報9を基本とする。本実施形態において、電波検出テーブル171は、一例として、5GHz帯の各チャネルごとに、検出結果情報9に対応する「チャネル」欄および「電波検出」欄に加えて、さらに「使用チャネル」欄、および「監視チャネル」欄を有する。
「チャネル」欄は、チャネルを表すチャネル情報を格納することができる。「電波検出」欄は、「チャネル」欄に対応するチャネルにおいて、電波(レーダー波)の検出状態を表す情報を格納することができる。「使用チャネル」欄は、通信制御部111がデータ通信に使用しているチャネルを表す情報を格納することができる。「監視チャネル」欄は、チャネル監視制御部113によるCACが完了し、「チャネル」欄に対応するチャネルが利用可能となったことを表す情報を格納することができる。CACとは、背景技術欄で上述した通り、データ通信を行う前に、データ通信で使用するチャネルを監視することにより、優先する電波(レーダー波)が1分間以上、検出されないことを確認する動作である。本明細書においては、CACが済んだチャネルを「利用可能なチャネル」とも言う。
第1の受信部140は、第1の実施形態における第1の受信部2に相当する。また、第2の受信部150は、第1の実施形態における第2の受信部4に相当する。本実施形態においては、第1の受信部140および第2の受信部150は、一例として、5GHz帯の全チャネルにおける電波を受信することができる。第1の受信部140および第2の受信部150は、それぞれ一組の5GHzアンテナ142(152)と、受信回路141(151)とを有する。
5GHzアンテナ142および152は、それぞれが個別に5GHz帯の電波を受信することができる。また、受信回路141および151は、5GHz帯の電波を受信することができる一般的な受信回路である。受信回路141および151は、例えば、MAC(Medium Access Control)、BB(Baseband)、RF(Radio Frequency)、およびLNA(Low Noise Amplifier)などと呼ばれる各種機能の回路を有する。受信回路141および151は、よく知られた一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
通信部(5GHz)120(以下、単に「通信部120」と言う)は、第1の実施形態における通信部6に相当する。本実施形態においては、通信部120は、一例として、5GHz帯の全チャネルにおいて送受信を行うことができる。通信部120は、5GHzアンテナ122と、送受信回路121とを有する。
5GHzアンテナ122は、5GHz帯の電波を送受信することができる。また、送受信回路121は、5GHz帯の電波を送受信することができる一般的な送受信回路である。送受信回路121は、例えば、受信回路141または151と同様の回路に加えて、さらに、PA(Power Amplifier)および送受信切り替えスイッチなどを有する。送受信回路121は、よく知られた一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
通信部(2.4GHz)130(以下、単に「通信部130」と言う)は、デュアルバンドの無線LANアクセスポイントとして、5GHz帯の他に、2.4GHz帯による送受信を実現する。通信部130は、第1の実施形態には含まれない要素である。通信部130は、2.4GHzアンテナ132と、送受信回路131とを有する。通信部130の構成は、通信帯域が異なる点を除いて、通信部120の構成と同様であるので、詳細な説明は省略する。
通信制御部111は、通信部120および通信部130を介して、それぞれ5GHzおよび2.4GHzのデータ通信を行うことができる。通信制御部111は、5GHz帯においてデータ通信を行う際に、第1の実施形態における通信制御部7を基本とする動作を行う。なお、上述した通り、通信制御部111は、2.4GHzのデータ通信を行う際には、一般的な方法でデータ通信を行うことができる。
また、本実施形態では、通信制御部111は、5GHz帯においてデータ通信を行う際に、データ通信に使用するチャネルを電波検出テーブル171の「使用チャネル」欄に記録する。さらに、本実施形態では、通信制御部111は、データ通信中のチャネルにおいて、常時レーダー波の監視を行うISMを行うことができる。また、通信制御部111は、ISMにおいてレーダー波が検出された際に、レーダー波の回避を行うことができる。ISM、および、それに続くレーダー波の回避の動作の詳細は、背景技術欄において上述した通りである。
電波検出制御部112は、第1の実施形態における電波検出制御部3を基本とする。電波検出制御部112は、一例として、5GHz帯における全チャネルごとに、第1の受信部140を介して、レーダー波を探査する。電波検出制御部112は、電波が検出された各チャネルを表す検出結果情報9を、電波検出テーブル171の「電波検出」欄に記録する。
チャネル監視制御部113は、第1の実施形態におけるチャネル監視制御部5を基本とする。本実施形態では、チャネル監視制御部113は、監視チャネルにおいて1分間レーダー波が検出されなかった場合に、電波検出テーブル171の「監視チャネル」欄にCACが済んだことを記録する。通信制御部111は、この「監視チャネル」欄を読みだすことによって、該監視チャネルが利用可能となったことを知ることができる。
有線WAN/LAN制御部160は、レイヤ2スイッチ(L2SW)161、WANポート(WAN)162、およびLANポート(LAN)163を有する。WANポート162、およびLANポート163は、有線LAN接続用のポートである。レイヤ2スイッチ161は、一般的なスイッチングハブである。本実施形態において、無線LANアクセスポイント100は、WANポート162を介して、ブロードバンドモデム300と接続されている。
以上、本実施形態における第1の受信部140、第2の受信部150、通信部120、
通信制御部111、電波検出制御部112、チャネル監視制御部113の各構造と内容は、上述した点以外は、第1の実施形態において対応する各部と同様であるので、重複する詳細な説明は省略する。
次に、上述した構成を備える本実施形態の動作について詳細に説明する。本実施形態では、電波検出制御部112が制御する電波検出動作と、チャネル監視制御部113が制御するチャネル監視動作と、通信制御部111が制御するデータ通信動作との3つの動作がそれぞれ同時並行的に行われる。以下に、3つの動作を上述した順番で説明する。
まず、図4を参照して、電波検出動作について説明する。図4は、第2の実施形態において電波検出制御部112が制御する電波検出動作を示すフローチャートである。本実施形態では、電波検出制御部112は、W53帯の52チャネルから64チャネルまで、続いて、W56帯のチャネル100から140チャネルまでの全範囲を、チャネルごとにレーダー波を探査する前提とする。
無線LANアクセスポイント100が起動すると、電波検出制御部112は、電波検出テーブル171を初期化する(ステップS10)。具体的には、電波検出制御部112は、図7および図8に示す電波検出テーブル171の「チャネル」欄を除く、各欄を「0」クリアする。図7および図8は、第2の実施形態における電波検出テーブル171の一例を示す図である。なお、図7は、W53帯の全チャネル(チャネル52〜64)に対する電波検出テーブル171の一例である。また、図8は、W56帯の全チャネル(チャネル100〜140)に対する電波検出テーブル171の一例である。
次に、電波検出制御部112は、検出対象チャネルを設定する(ステップS11)。具体的には、電波検出制御部112は、一番最初の動作の際、検出対象チャネルとして、52チャネルを設定する。なお、電波検出制御部112は、通信制御部111がデータ通信に使用しているチャネルを避けて、検出対象チャネルを設定してもよい。すなわち、電波検出制御部112は、チャネル欄が「52」に対応する使用チャネル欄が「0」であることを確認した後に、検出対象チャネルとして、52チャネルを設定してもよい。もし、52チャネルの使用チャネル欄が「1」である場合、電波検出制御部112は、52チャネルはデータ通信に使用されていると判断し、次の56チャネルを調べる。
次に、電波検出制御部112は、検出対象チャネルにおいて、1分間またはレーダー波が検出されるまで、レーダー波を監視する(ステップS12)。具体的には、電波検出制御部112は、第1の受信部140を介して、52チャネルに対し、1分間レーダー波を監視する。途中でレーダー波が検出された場合、電波検出制御部112は、監視を中止し、1分経つ前に次のステップへ進んでもよい。
ステップS12において、レーダー波が検出された場合(ステップS13のYES)、電波検出制御部112は、電波検出テーブル171に電波(レーダー波)を検出したことを記録する(ステップS14)。すなわち、電波検出制御部112は、第1の実施形態における検出結果情報9を、電波検出テーブル171として、記憶装置170に記録する。具体的には、電波検出制御部112は、52チャネルにおいてレーダー波が検出された場合、電波検出テーブル171のチャネル欄が「52」に対応する電波検出欄に「1」を書き込む。
ステップS14の後、または、ステップS12において、1分間レーダー波が検出されなかった場合、電波検出制御部112は、次の検出対象チャネルに対して、ステップS11以降の動作を繰り返す。具体的には、電波検出制御部112は、52チャネルの次のチャネルである56チャネルを検出対象チャネルとする。例えば、検出対象チャネルがW53帯の最後のチャネルである64チャネルであった場合、電波検出制御部112は、W56帯の最初のチャネルである100チャネルを検出対象チャネルとすればよい。例えば、検出対象チャネルがW56帯の最後のチャネルである140チャネルであった場合、電波検出制御部112は、W53帯の最初のチャネルに戻って、52チャネルを検出対象チャネルとすればよい。
このようにして、図7および図8に示すような電波検出テーブル171の電波検出欄に含まれる情報が、記憶装置170において生成される。すなわち、電波検出動作によって、5GHz帯においてレーダーが使用しているチャネルの記録情報(検出結果情報9)が、電波検出テーブル171に蓄積される。なお、電波検出制御部112、または図示しない制御部が、所定のタイマーなどに基づいて、例えば、1日経過後などに、電波検出テーブル171の初期化(ステップS10)を行ってもよい。
以上が、電波検出動作である。
次に、図5を参照して、チャネル監視動作について説明する。図5は、第2の実施形態においてチャネル監視制御部113が制御するチャネル監視動作を示すフローチャートである。なお、下記の動作を開始する時点において、電波検出テーブル171の電波検出欄は、図7および図8に示す通りであることを前提とする。また、電波検出テーブル171の監視チャネル欄は、初期化された状態から変わらず、すべて「0」であることを前提とする。
まず、無線LANアクセスポイント100が起動すると、チャネル監視制御部113は、電波検出テーブル171に基づいて、電波が検出されなかったチャネル(非検出チャネル)のいずれか1つを監視チャネルとして設定する(ステップS20)。このとき、チャネル監視制御部113は、通信制御部111がデータ通信に使用しているチャネルを避けて、監視チャネルを設定する。具体的には、チャネル監視制御部113は、図7および図8において電波検出欄および使用チャネル欄が「0」であるチャネルの中から、1つのチャネルを任意に選ぶことができる。ここでは、チャネル監視制御部113は、一例として、112チャネルを監視チャネルとして設定する。
次に、チャネル監視制御部113は、監視チャネルにおいて、1分間またはレーダー波が検出されるまで、レーダー波を監視する(ステップS21)。具体的には、チャネル監視制御部113は、第2の受信部150を介して、112チャネルに対し、1分間レーダー波を監視する。途中で、レーダー波が検出された場合、チャネル監視制御部113は、監視を中止し、1分経つ前に次のステップへ進んでもよい。
ステップS21において、1分間レーダー波が検出されなかった場合(ステップS22のNO)、チャネル監視制御部113は、電波検出テーブル171に監視チャネルが利用可能であることを記録する(ステップS23)。具体的には、チャネル監視制御部113は、電波検出テーブル171のチャネル欄が「112」に対応する監視チャネル欄に「1」を書き込む。この時点において、監視されていた112チャネルは、1分間レーダー波が検出されなかったことにより、CAC済みのチャネルとして、電波の送受信を行うことができるチャネルとみなすことができる。
レーダー波が検出されなかった場合、チャネル監視制御部113は、監視チャネルにおいてレーダー波が検出されるか、通信制御部111によって監視チャネルがデータ通信用のチャネルとして利用されるかのいずれかまで、ステップS23以降も監視チャネルの監視を継続する。なお、監視チャネルがデータ通信チャネルとして利用される場合における通信制御部111およびチャネル監視制御部113の動作については、データ通信動作の説明において後述する。
一方、ステップS21において、レーダー波が検出された場合(ステップS22のYES)、チャネル監視制御部113は、電波検出テーブル171に電波(レーダー波)が検出されたことを記録する(ステップS30)。このステップS30におけるチャネル監視制御部113の動作は、ステップS14における電波検出制御部112の動作と同様である。
次に、チャネル監視制御部113は、電波検出テーブル171に監視チャネルが利用不可能であることを記録する(ステップS31)。具体的には、チャネル監視制御部113は、レーダー波が検出されたチャネル(監視チャネル)に対応する監視チャネル欄に「0」を書き込む。その後、チャネル監視制御部113は、新たに選んだ監視チャネルに対して、ステップS20以降の動作を行う。
このようにして、チャネル監視制御部113は、レーダー波が検出されていない、かつデータ通信に利用されていないチャネルに対して、常時レーダー波の監視を行う。また、1分間以上、レーダー波が検出されていない利用可能なチャネルがあることが、電波検出テーブル171の監視チャネル欄に記録される。
以上が、チャネル監視動作である。
動作の説明の最後として、図6を参照して、データ通信動作について説明する。図6は、第2の実施形態において通信制御部111が制御するデータ通信動作を示すフローチャートである。なお、下記の動作を開始する時点において、電波検出テーブル171の電波検出欄および監視チャネル欄は、図7および図8に示す通りであることを前提とする。また、電波検出テーブル171の使用チャネル欄は、初期化された状態から変わらず、すべて「0」であることを前提とする。
無線LANアクセスポイント100が、5GHz帯において無線LAN子機200とのデータ通信を開始する際、通信制御部111は、データ通信に使用するデータ通信チャネル(使用チャネル)を電波検出テーブル171に記録する(ステップS40)。一例として、データ通信に使用するチャネルは、100チャネルであることとする。すなわち、通信制御部111は、電波検出テーブル171のチャネル欄が「100」に対応する使用チャネル欄に「1」を書き込む。
次に、通信制御部111は、データ通信チャネル(使用チャネル)において、通信部120を介して、データ通信を行う。通信制御部111は、データ通信と並行して、データ通信チャネルにおいて、レーダー波の監視(ISM)を行う(ステップS41)。レーダー波が検出されなければ(ステップS42のNO)、通信制御部111は、データ通信が終了するまで、そのままデータ通信とISMとを継続する。すなわち、通信制御部111は、データ通信が終了する際に、動作を終了する。
ISMによってレーダー波が検出された場合(ステップS42のYES)、通信制御部111は、無線LAN子機200とのデータ通信を10秒以内に停止し、以下の手順によってデータ通信チャネルを切り替える。
まず、通信制御部111は、電波検出テーブル171に電波(レーダー波)が検出されたことを記録する(ステップS43)。このステップS43におけるチャネル監視制御部113の動作は、ステップS14における電波検出制御部112の動作と同様である。
次に、通信制御部111は、電波検出テーブル171の使用チャネルの記録を削除する(ステップS44)。具体的には、通信制御部111は、ステップS40で記録した100チャネルに対応する使用チャネル欄を「0」に書き換える。
次に、通信制御部111は、利用可能な監視チャネルがあるかどうかを確認する(ステップS45)。すなわち、通信制御部111は、チャネル監視制御部113が監視している監視チャネルにおいて1分間以上電波が検出されていないかどうかを確認する。本実施形態では、通信制御部111は、電波検出テーブル171の監視チャネル欄が「1」であるチャネルを探す。本具体例の場合、通信制御部111は、112チャネルの監視チャネル欄が「1」であることを発見する。
利用可能な監視チャネルがある場合、通信制御部111は、データ通信チャネルを監視チャネルに変更する(ステップS47)。具体的には、通信制御部111は、データ通信に使用するチャネルを、発見した112チャネルに変更する。なお、データ通信チャネルが変更された後に行う通信制御部111の動作は、データ通信と並行して行ってもよい。
次に、通信制御部111は、電波検出テーブル171の監視チャネルの記録をクリアする(ステップS46)。具体的には、通信制御部111は、112チャネルの監視チャネル欄を「0」に書き換える。さらに、通信制御部111は、チャネル監視制御部113に対して、監視チャネルがデータ通信チャネルとして利用されることを通知する。通知を受けたチャネル監視制御部113は、図5のはじめの動作であるステップS20から動作をやり直す。
ステップS45において、利用可能な監視チャネルがない場合(ステップS45のNO)、通信制御部111は、チャネル監視制御部113が実行しているCAC(1分間の監視)が完了することを待つ。すなわち、通信制御部111は、電波検出テーブル171のいずれか1つの監視チャネル欄が「1」となるまで待機する。
このようにして、通信制御部111は、データ通信チャネルを変更した後、すぐにステップS40に戻って、それ以降の動作(データ通信の再開)を行うことができる。すなわち、変更されたデータ通信チャネルは、チャネル監視制御部113によって、その時点まで1分間以上レーダー波が検出されていないチャネルであるので、すぐにデータ通信を再開することができる。
なお、通信制御部111は、上述した具体例において、最初にデータ通信を開始する際(ステップS40)、利用可能な監視チャネルをデータ通信チャネルとして選択してもよい。
すなわち、通信制御部111は、新規にデータ通信を開始する際においても、ステップS45〜S47と同様の動作を行ってもよい。これにより、通信制御部111は、新たにデータ通信を始めるときにも、すぐにデータ通信を開始することができる。
以上が、データ通信動作である。
以上、説明したように、本実施形態には、上述した第1の実施形態と同様に、レーダー波などの優先電波がある通信帯域において、無線通信の中断(待機)時間を抑制することができるという効果がある。また、第1の実施形態と同様に、新たに無線通信を開始する場合においても、本実施形態は、無線通信の開始までの待ち時間を抑えることができるという効果がある。
なお、本実施形態の変形例としては、以下のようなものが考えられる。
例えば、電波検出制御部112、およびチャネル監視制御部113が、レーダー波に加えて、他の無線LAN通信装置が送信するキャリア(キャリア信号)を検出してもよい。この変形例において、電波検出制御部112およびチャネル監視制御部113は、レーダー波とキャリアとを同様に扱う。例えば、電波検出制御部112は、キャリアも監視対象とし、キャリアが検出されたときにも電波検出テーブル171の電波検出欄を「1」とする(図4のステップS12〜S14)。また、チャネル監視制御部113は、図4のステップS21においてキャリアも監視対象とし、キャリアが検出されたときにも、レーダー波が検出されたときと同様の動作(図5のステップS30およびS31)を実行する。
このようにすれば、通信制御部111は、レーダー波に加えて、他の無線LAN通信とも電波干渉のない監視チャネルを、データ通信チャネルの切り替え先として利用することができる。
以上、説明したように本変形例には、他の無線LAN通信との電波干渉も回避できるという効果がある。
その理由は、電波検出制御部112、およびチャネル監視制御部113がレーダー波に加えて、キャリアも監視(検出)するからである。
また、本実施形態の他の変形例として、通信制御部111は、利用可能な監視チャネルがない場合(図6のステップS45のNO)、チャネル監視制御部113によるCACの完了を待つだけでなく、通信制御部111自身もCACを試みてもよい。すなわち、通信制御部111は、電波検出テーブル171の監視チャネル欄が「1」となることを待機しつつ、電波検出欄が「0」であるチャネルのいずれか1つに対して、1分間レーダー波を監視してもよい。そして、通信制御部111は、自身の監視しているチャネルに対して1分間レーダー波が検出されないか、電波検出テーブル171のいずれか1つの監視チャネル欄が「1」となるかの、いずれか早い方によって、利用可能な監視チャネルを得ることができる。
なお、通信制御部111がチャネル監視制御部113と同じチャネルに対してCACを試みないよう、チャネル監視制御部113が、監視開始後1分間が経過する前の監視チャネルを、電波検出テーブル171などを介して、通信制御部111に対して通知してもよい。
このように、本変形例には、チャネル監視制御部113が監視していたチャネルにレーダー波が検出され、次の監視チャネルに対するCACが未完了の場合に、通信制御部111が新たなチャネルに対して通信を開始する際の待ち時間を減少させるという効果がある。
その理由は、チャネル監視制御部113と通信制御部111との2つが2つのチャネルに対してCACを試みるので、より早くCAC済みの利用可能なチャネルを準備できる可能性が高まるからである。
なお、上述した各実施形態において図1乃至図3に示した各部は、それぞれ独立したハードウェア回路で構成されていてもよいし、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捕らえることができる。ただし、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。このような場合のハードウェア環境の一例を、図9を参照して説明する。
図9は、本発明の各実施形態、および、その変形例に係る無線通信装置および無線通信システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。すなわち、図9は、上述した各実施形態における無線通信装置1、無線LANアクセスポイント100、無線LAN子機200、およびブロードバンドモデム300の少なくとも何れかを実現可能なコンピュータの構成であって、上述した各実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を示す。
図9に示したコンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903、通信インタフェース(I/F)904、ディスプレイ905、およびハードディスク装置(HDD)906を備え、これらがバス907を介して接続された構成を有する。なお、図9に示したコンピュータが無線通信装置1、無線LANアクセスポイント100、無線LAN子機200、およびブロードバンドモデム300として機能する場合、ディスプレイ905は常時設けられる必要はない。
また、通信インタフェース904は、上述した各実施形態において、当該各コンピュータ間における通信を実現する一般的な通信手段である。無線通信装置1、無線LANアクセスポイント100、無線LAN子機200、およびブロードバンドモデム300は、複数の通信インタフェース904を有することができる。ハードディスク装置906には、プログラム群906Aと、各種の記憶情報906Bとが格納されている。プログラム群906Aは、例えば、上述した図1乃至図3に示した各ブロック(各部)に対応する機能を実現するためのコンピュータ・プログラムである。各種の記憶情報906Bは、例えば、図1および図2に示した検出結果情報9、および電波検出テーブル171などである。このようなハードウェア構成において、CPU901は、コンピュータ900の全体の動作を司る。
そして、上述した各実施形態を例に説明した本発明は、各実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1乃至図3)あるいはフローチャート(図4乃至図6)の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して実行することによって達成される。また、このコンピュータ内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ903またはハードディスク装置906などの不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、フロッピーディスク(登録商標)やCD−ROM等の各種記録媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信ネットワーク1000を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード、或いは係るコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
なお、上述した実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下の付記に限定されるものではない。
(付記1)
無線電波を受信可能な第1の受信手段と、
所定の通信帯域におけるチャネルごとに、前記第1の受信手段を介して所定の電波を探査し、前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録する検出制御手段と、
無線電波を受信可能な第2の受信手段と、
前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、前記第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視するチャネル監視制御手段と、
データの送受信が可能な通信手段と、
新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記電波が検出されていない場合は、前記監視チャネルに対して、前記通信手段を介して前記データ通信を開始する通信制御手段と
を備える無線通信装置。
(付記2)
前記チャネル監視制御手段は、前記監視チャネルにおいて前記所定の電波が検出された場合、前記検出結果情報から他の非検出チャネルを新たな監視チャネルとして選択し、前記新たな監視チャネルを監視する
付記1記載の無線通信装置。
(付記3)
前記検出結果情報は、少なくとも、チャネルを表すチャネル情報と、前記チャネル情報ごとに前記所定の電波が検出されたことを表す検出情報とを含む
付記1または2記載の無線通信装置。
(付記4)
前記検出手段が探査および検出の対象とする前記所定の電波、および前記チャネル監視手段が監視する前記監視チャネルに対して送出される所定の電波は、レーダー波である
付記1乃至3のいずれか1つに記載の無線通信装置。
(付記5)
前記検出手段は、前記所定の電波として、さらに無線通信におけるキャリア信号を含めて探査および検出を行い、
前記チャネル監視手段は、前記監視チャネルに対して送出される前記電波として、さらに無線通信におけるキャリア信号を含めて監視する
付記4記載の無線通信装置。
(付記6)
第1の受信手段を介して、所定の通信帯域におけるチャネルごとに所定の電波を探査し、
前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録し、
前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、
第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視し、
新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、
前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記電波が検出されていない場合は、送受信可能な通信手段を介して、前記監視チャネルに対して前記データ通信を開始する
無線通信方法。
(付記7)
前記監視チャネルに対する監視している間に、前記所定の電波が検出された場合、前記検出結果情報から他の非検出チャネルを新たな監視チャネルとして選択し、
前記新たな監視チャネルを監視する
付記6記載の無線通信方法。
(付記8)
前記検出結果情報は、少なくとも、チャネルを表すチャネル情報と、前記チャネル情報ごとに前記所定の電波が検出されたことを表す検出情報とを含む
付記6または7記載の無線通信方法。
(付記9)
前記探査の対象とする前記所定の電波と、検出結果情報として記録される前記各チャネルにおいて検出する対象である前記所定の電波と、前記監視チャネルに対する監視の対象とする所定の電波は、レーダー波である
付記6乃至8のいずれか1つに記載の無線通信方法。
(付記10)
さらに無線通信におけるキャリア信号を前記所定の電波に含めて前記探査を行い、
前記キャリア信号が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報もさらに記録し、
前記監視チャネルに対して送出される、無線通信におけるキャリア信号の有無もさらに監視する
付記9記載の無線通信方法。
(付記11)
第1の受信手段を介して、所定の通信帯域におけるチャネルごとに所定の電波を探査し、前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録する検出制御処理と、
前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視するチャネル監視制御処理と、
新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記電波が検出されていない場合は、送受信可能な通信手段を介して前記監視チャネルに対して、前記データ通信を開始する通信制御処理と
をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
(付記12)
前記チャネル監視制御処理において、前記監視チャネルにおいて前記所定の電波が検出された場合、前記検出結果情報から他の非検出チャネルを新たな監視チャネルとして選択し、前記新たな監視チャネルを監視する
付記11記載のコンピュータ・プログラム。
(付記13)
前記検出結果情報は、少なくとも、チャネルを表すチャネル情報と、前記チャネル情報ごとに前記所定の電波が検出されたことを表す検出情報とを含む
付記11または12記載のコンピュータ・プログラム。
(付記14)
前記検出処理において、探査および検出の対象とする前記所定の電波、および、前記チャネル監視処理において、監視する前記監視チャネルに対して送出される所定の電波は、レーダー波である
付記11乃至13のいずれか1つに記載のコンピュータ・プログラム。
(付記15)
前記検出処理において、前記所定の電波として、さらに無線通信におけるキャリア信号を含めて探査および検出を行い、
前記チャネル監視処理において、前記監視チャネルに対して送出される前記電波として、さらに無線通信におけるキャリア信号を含めて監視する
付記14記載のコンピュータ・プログラム。
1 無線通信装置
2、140 第1の受信部
3、112 電波検出制御部
4、150 第2の受信部
5、113 チャネル監視制御部
6、120、130 通信部
7、111 通信制御部
8、170 記憶装置
9 検出結果情報
100 無線LANアクセスポイント(無線通信装置)
121、131 送受信回路
122、142、152 5GHzアンテナ
132 2.4GHzアンテナ
141、151 受信回路
160 有線WAN/LAN制御部
161 レイヤ2スイッチ(L2SW)
162 WANポート(WAN)
163 LANポート(LAN)
171 電波検出テーブル
200 無線LAN子機
300 ブロードバンドモデム
500 レーダー
1000 通信ネットワーク
1001 無線ネットワーク
1002 インターネット

Claims (10)

  1. 無線電波を受信可能な第1の受信手段と、
    所定の通信帯域におけるチャネルごとに、前記第1の受信手段を介して所定の電波を探査し、前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録する検出制御手段と、
    無線電波を受信可能な第2の受信手段と、
    前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、前記第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視するチャネル監視制御手段と、
    データの送受信が可能な通信手段と、
    新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記所定の電波が検出されていない場合は、前記監視チャネルに対して、前記通信手段を介して前記データ通信を開始する通信制御手段と
    を備える無線通信装置。
  2. 前記チャネル監視制御手段は、前記監視チャネルにおいて前記所定の電波が検出された場合、前記検出結果情報から他の非検出チャネルを新たな監視チャネルとして選択し、前記新たな監視チャネルを監視する
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記検出結果情報は、少なくとも、チャネルを表すチャネル情報と、前記チャネル情報ごとに前記所定の電波が検出されたことを表す検出情報とを含む
    請求項1または2記載の無線通信装置。
  4. 前記検出制御手段が探査および検出の対象とする前記所定の電波、および前記チャネル監視制御手段が監視する前記監視チャネルに対して送出される所定の電波は、レーダー波である
    請求項1乃至3のいずれか1つに記載の無線通信装置。
  5. 前記検出制御手段は、前記所定の電波として、さらに無線通信におけるキャリア信号を含めて探査および検出を行い、
    前記チャネル監視制御手段は、前記監視チャネルに対して送出される前記所定の電波として、さらに無線通信におけるキャリア信号を含めて監視する
    請求項4記載の無線通信装置。
  6. 第1の受信手段を介して、所定の通信帯域におけるチャネルごとに所定の電波を探査し、
    前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録し、
    前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、
    第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視し、
    新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、
    前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記所定の電波が検出されていない場合は、送受信可能な通信手段を介して、前記監視チャネルに対して前記データ通信を開始する
    無線通信方法。
  7. 前記監視チャネルに対する監視している間に、前記所定の電波が検出された場合、前記検出結果情報から他の非検出チャネルを新たな監視チャネルとして選択し、
    前記新たな監視チャネルを監視する
    請求項6記載の無線通信方法。
  8. 前記検出結果情報は、少なくとも、チャネルを表すチャネル情報と、前記チャネル情報ごとに前記所定の電波が検出されたことを表す検出情報とを含む
    請求項6または7記載の無線通信方法。
  9. 第1の受信手段を介して、所定の通信帯域におけるチャネルごとに所定の電波を探査し、前記所定の電波が検出された前記各チャネルを表す検出結果情報を記録する検出制御処理と、
    前記検出結果情報に基づいて、前記所定の電波が検出されなかったチャネルである非検出チャネルのいずれか1つを監視チャネルとして選択し、第2の受信手段を介して、前記監視チャネルに対して送出される所定の電波の有無を監視するチャネル監視制御処理と、
    新たなチャネルに対してデータ通信を開始する際に、前記監視チャネルにおいて所定の期間以上前記所定の電波が検出されていない場合は、送受信可能な通信手段を介して前記監視チャネルに対して、前記データ通信を開始する通信制御処理と
    をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
  10. 前記チャネル監視制御処理において、前記監視チャネルにおいて前記所定の電波が検出された場合、前記検出結果情報から他の非検出チャネルを新たな監視チャネルとして選択し、前記新たな監視チャネルを監視する
    請求項9記載のコンピュータ・プログラム。
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