本出願は、前述のケースによって発生するグラントフリー送信の失敗を回避するために、アップリンク情報送信方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップであって、送信リソースが、グラントフリー送信リソースを含む、ステップと、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信するステップとを含むアップリンク情報送信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのサブセットであってもよいし、または事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置に基づいて決定されるリソースであってもよい。いずれの場合も、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信である送信リソースに属する。端末デバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップの前に、本方法は、第1の構成情報を受信するステップであって、第1の構成情報が、事前に設定されたグラントフリー送信リソースを構成するために使用される、ステップをさらに含む。
事前に設定されたグラントフリー送信リソースは、ネットワークデバイスによって送信される第1の構成情報に基づいて端末デバイスによって事前に構成され得、第1の構成情報は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに関連する構成情報、例えば、時間周波数リソース、参照信号、および送信電力などのパラメータを含み、これにより、グラントフリー送信の柔軟性が改善される。
任意選択で、事前に設定されたグラントフリー送信リソースは、送信方向がデフォルトで(例えば、通信プロトコルに従って)アップリンク方向である送信リソースであり得、ネットワークデバイスによって送信される構成情報を受信することなく端末デバイスによって決定され得る。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップの前に、本方法は、第1の情報を受信するステップであって、第1の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、第1の情報が、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、第1の指示情報であって、第1の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第1の指示情報、および第2の指示情報であって、第2の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第2の指示情報の少なくとも1つを含み、第1の指示情報および第2の指示情報が、異なるシグナリングで搬送される、ステップをさらに含む。
第1の情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第2の指示情報が、物理層シグナリングで搬送され、本方法は、第2の構成情報を受信するステップであって、第2の構成情報が、第1の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップと、第1の制御リソースセットにおいて第2の指示情報を監視するステップとをさらに含む。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第2の構成情報に基づいて第1の制御リソースセットを決定し得、第1の制御リソースセットは、第2の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第1の制御リソースセットにおいて第2の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第2の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、第1の情報が、第3の指示情報をさらに含み、第3の指示情報が、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、本方法は、第3の構成情報を受信するステップであって、第3の構成情報が、第2の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップと、第2の制御リソースセットにおいて第3の指示情報を監視するステップとをさらに含む。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第3の構成情報に基づいて第2の制御リソースセットを決定し得、第2の制御リソースセットは、第3の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第2の制御リソースセットにおいて第3の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第3の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップは、第4の指示情報を受信するステップであって、第4の指示情報が、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを示すために使用される、ステップと、送信リソースの送信方向、事前に設定されたグラントフリー送信リソース、および第4の指示情報に基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップとを含む。
ダウンリンク送信に使用される送信リソースが、事前に設定されたグラントフリー送信リソースと競合する場合、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第4の指示情報に基づいて、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを決定し、オフセットおよび事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置に基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースの位置を決定し得、これにより、グラントフリー送信リソースの送信方向が、送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに対応する期間において送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースである。
端末デバイスは、グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースの送信方向に基づいて、グラントフリー送信リソースが利用可能であるかどうかを判定する必要がある。グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースがアップリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用可能である。グラントフリー送信リソースに対応する期間内のすべての送信リソースがダウンリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用不可能である。例えば、グラントフリー送信リソース内の第1のリソースが利用不可能である場合、端末デバイスは、送信リソースから利用可能な第2のリソースを決定し、第2のリソースをアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースとして使用し得る。第2のリソースは、第1のリソースの後にある、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内のグラントフリー送信リソースであり得、グラントフリー送信リソースが配置される期間内の各送信リソースの送信方向は、アップリンク方向であるか、または第2のリソースは、第1のリソースに対応する期間(例えば、スロット)において送信方向がアップリンク方向である利用可能な送信リソースであり得る。本実施形態で提供される方法によれば、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避され得る。第2のリソースが、第1のリソースに対応する期間内の利用可能な送信リソースである場合、端末デバイスは、事前に設定されたグラントフリー送信リソース以外のリソースでアップリンク情報を送信し得、これにより、アップリンク情報を送信する際のレイテンシが低減される。
第2の態様によれば、第1の構成情報を受信するステップであって、第1の構成情報が、グラントフリー送信リソースを構成するために使用される、ステップと、第2の構成情報を受信するステップであって、第2の構成情報が、第1の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップと、第1の制御リソースセットにおいて第4の指示情報を監視するステップであって、第4の指示情報が、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースのオフセットを示すために使用される、ステップと、監視された第4の指示情報によって示されるオフセットと、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースとに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップと、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信するステップとを含むアップリンク情報送信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、第4の指示情報に基づいてグラントフリー送信リソースのオフセットを決定し、グラントフリー送信リソースの初期位置およびオフセットに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、グラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、オフセットは、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置を決定するために使用されるか、またはオフセットは、第4の指示情報が受信された後のグラントフリー送信リソースの位置を決定するために使用される。
オフセットに基づいて端末デバイスによって決定される位置は、グラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置であり得るか、またはグラントフリー送信リソースの特定の位置であり得、これにより、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースは柔軟に決定され得る。
第3の態様によれば、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップであって、送信リソースが、グラントフリー送信リソースを含む、ステップと、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するステップとを含むアップリンク情報受信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのサブセットであってもよいし、または事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置に基づいて決定されるリソースであってもよい。いずれの場合も、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信である送信リソースに属する。ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するステップの前に、本方法は、第1の構成情報を送信するステップであって、第1の構成情報が、事前に設定されたグラントフリー送信リソースを構成するために使用される、ステップをさらに含む。
事前に設定されたグラントフリー送信リソースは、送信方向がデフォルトで(例えば、通信プロトコルに従って)アップリンク方向である送信リソースであり得、ネットワークデバイスは、第1の構成情報を端末デバイスに送信する必要はない。代わりに、ネットワークデバイスは、第1の構成情報を送信することによって、事前に設定されたグラントフリー送信リソースを事前に構成し得、第1の構成情報は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに関連する構成情報、例えば、時間周波数リソース、参照信号、および送信電力などのパラメータを含み、これにより、グラントフリー送信の柔軟性が改善される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するステップの前に、本方法は、第1の情報を送信するステップであって、第1の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、第1の情報が、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、第1の指示情報であって、第1の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第1の指示情報、および第2の指示情報であって、第2の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第2の指示情報の少なくとも1つを含み、第1の指示情報および第2の指示情報が、異なるシグナリングで搬送される、ステップをさらに含む。
第1の指示情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第2の指示情報が、物理層シグナリングで搬送され、本方法は、第2の構成情報を送信するステップであって、第2の構成情報が、第1の制御リソースセットを構成するために使用され、第1の制御リソースセットが、第2の指示情報を送信するために使用される、ステップをさらに含む。
ネットワークデバイスは、第2の構成情報を使用して端末デバイスのために第1の制御リソースセットを構成し、第1の制御リソースセットで第2の指示情報を送信し得、端末デバイスは、第1の制御リソースセットにおいて第2の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第2の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、第1の情報が、第3の指示情報をさらに含み、第3の指示情報が、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、本方法は、第3の構成情報を送信するステップであって、第3の構成情報が、第2の制御リソースセットを構成するために使用され、第2の制御リソースセットが、第3の指示情報を送信するために使用される、ステップをさらに含む。
ネットワークデバイスは、第3の構成情報を使用して端末デバイスのために第2の制御リソースセットを構成し、第2の制御リソースセットで第3の指示情報を送信し得、端末デバイスは、第2の制御リソースセットにおいて第3の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第3の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するステップの前に、本方法は、第4の指示情報を受信するステップであって、第4の指示情報が、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを示すために使用される、ステップをさらに含む。
ダウンリンク送信に使用される送信リソースが、事前に設定されたグラントフリー送信リソースと競合する場合、ネットワークデバイスは、第4の指示情報を使用して、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを端末デバイスに示し得、これにより、端末デバイスは、オフセットと、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置とに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースの位置を決定し得、これにより、グラントフリー送信リソースの送信方向が、送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに対応する期間において送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースである。
ネットワークデバイスは、グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースの送信方向に基づいて、グラントフリー送信リソースが利用可能であるかどうかを判定する必要がある。グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースがアップリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用可能である。グラントフリー送信リソースに対応する期間内のすべての送信リソースがダウンリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用不可能である。例えば、グラントフリー送信リソース内の第1のリソースが利用不可能である場合、ネットワークデバイスは、送信リソースから利用可能な第2のリソースを決定し、第2のリソースをアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースとして使用し得る。第2のリソースは、第1のリソースの後にある、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内のグラントフリー送信リソースであり得、グラントフリー送信リソースが配置される期間内の各送信リソースの送信方向は、アップリンク方向であるか、または第2のリソースは、第1のリソースに対応する期間(例えば、スロット)において送信方向がアップリンク方向である利用可能な送信リソースであり得る。本実施形態で提供される方法によれば、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避され得る。第2のリソースが、第1のリソースに対応する期間内の利用可能な送信リソースである場合、ネットワークデバイスは、事前に設定されたグラントフリー送信リソース以外のリソースでアップリンク情報を受信し得、これにより、アップリンク情報を受信する際のレイテンシが低減される。
第4の態様によれば、第1の構成情報を送信するステップであって、第1の構成情報が、グラントフリー送信リソースを構成するために使用される、ステップと、第2の構成情報を送信するステップであって、第2の構成情報が、第1の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップと、第1の制御リソースセットで第4の指示情報を送信するステップであって、第4の指示情報が、オフセットを示すために使用される、ステップと、オフセットと、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースとに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するステップと、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するステップとを含むアップリンク情報受信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向およびグラントフリー送信リソースの初期位置に基づいて、グラントフリー送信リソースのオフセットを決定し、第4の指示情報を使用してオフセットを端末デバイスに示し得、これにより、端末デバイスは、グラントフリー送信リソースの初期位置およびオフセットに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、この結果、グラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、オフセットは、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置を決定するために使用されるか、またはオフセットは、第4の指示情報が受信された後のグラントフリー送信リソースの位置を決定するために使用される。
オフセットによって示される位置は、グラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置であり得るか、またはグラントフリー送信リソースの特定の位置であり得、これにより、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースは柔軟に示され得る。
第5の態様によれば、第1の情報を送信するステップであって、第1の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、送信方向が、アップリンク送信方向を含む、ステップと、第1の構成情報を送信するステップであって、第1の構成情報が、グラントフリー送信リソースを構成するために使用され、グラントフリー送信リソースが、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースのサブセットである、ステップと、グラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するステップとを含むアップリンク情報受信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、第1の構成情報を使用してネットワークデバイスによって構成されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースのサブセットである。ネットワークデバイスは、グラントフリー送信リソースのオフセットを示す必要がなく、また、グラントフリー送信リソースが利用可能であるかどうかを示す必要がなく、このため、シグナリングオーバヘッドが低減される。
任意選択で、第1の構成情報を送信するステップの前に、本方法は、送信リソースの送信方向に基づいてグラントフリー送信リソースを決定するステップをさらに含む。
ネットワークデバイスは、最初に送信リソースの送信方向を判定し、次に、第1の構成情報を使用して構成されるグラントフリー送信リソースが、送信方向がアップリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、グラントフリー送信リソースを決定し得る。
任意選択で、第1の情報を送信するステップの前に、本方法は、グラントフリー送信リソースに基づいて送信リソースの送信方向を決定するステップをさらに含む。
代わりに、ネットワークデバイスは、最初にグラントフリー送信リソースを決定し、次に、第1の構成情報を使用して構成されるグラントフリー送信リソースが、送信方向がアップリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、送信リソースの送信方向を決定し得る。代わりに、ネットワークデバイスが送信リソースの送信方向を変更する場合、第1の構成情報を使用して構成されるグラントフリー送信リソースの送信方向は、ダウンリンク方向に変更され得ない。
第6の態様によれば、アップリンク情報送信装置が提供される。本装置は、第1の態様の方法において端末デバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第1の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第7の態様によれば、アップリンク情報送信装置が提供される。本装置は、第2の態様の方法において端末デバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第2の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第8の態様によれば、アップリンク情報受信装置が提供される。本装置は、第3の態様の方法においてネットワークデバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第3の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第9の態様によれば、アップリンク情報受信装置が提供される。本装置は、第4の態様の方法においてネットワークデバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第1の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第10の態様によれば、アップリンク情報受信装置が提供される。本装置は、第5の態様の方法においてネットワークデバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第1の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第11の態様によれば、本出願は、ネットワークシステムをさらに提供する。ネットワークシステムは、第6の態様のアップリンク情報送信装置および第8の態様のアップリンク情報受信装置を含む。
第12の態様によれば、本出願は、ネットワークシステムをさらに提供する。ネットワークシステムは、第7の態様のアップリンク情報送信装置および第9の態様のアップリンク情報受信装置を含む。
第13の態様によれば、本出願は、ネットワークシステムをさらに提供する。ネットワークシステムは、第10の態様のアップリンク情報受信装置と、この装置にアップリンク情報を送信する送信端とを含む。
第14の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第1の態様の方法を実行することが可能である。
第15の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第2の態様の方法を実行することが可能である。
第16の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第3の態様の方法を実行することが可能である。
第17の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第4の態様の方法を実行することが可能である。
第18の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第5の態様の方法を実行することが可能である。
第19の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令が端末デバイスで実行されるとき、通信チップは、第1の態様の方法を実行することが可能である。
第20の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令が端末デバイスで実行されるとき、通信チップは、第2の態様の方法を実行することが可能である。
第21の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令がネットワークデバイスで実行されるとき、通信チップは、第3の態様の方法を実行することが可能である。
第22の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令がネットワークデバイスで実行されるとき、通信チップは、第4の態様の方法を実行することが可能である。
第23の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令がネットワークデバイスで実行されるとき、通信チップは、第5の態様の方法を実行することが可能である。
第24の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが端末デバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよび端末デバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第1の態様の方法を実行することが可能である。
第25の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが端末デバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよび端末デバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第2の態様の方法を実行することが可能である。
第26の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがネットワークデバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよびネットワークデバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第3の態様の方法を実行することが可能である。
第27の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがネットワークデバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよびネットワークデバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第4の態様の方法を実行することが可能である。
第28の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがネットワークデバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよびネットワークデバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第5の態様の方法を実行することが可能である。
第29の態様によれば、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定するステップであって、送信リソースが、ダウンリンク制御リソースセットを含む、ステップと、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出するステップとを含むダウンリンク制御チャネル検出方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいて端末デバイスによって決定されるリソースである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信である送信リソースに属する。端末デバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定するステップの前に、本方法は、第4の構成情報を受信するステップであって、第4の構成情報が、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットを構成するために使用される、ステップをさらに含む。
事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、ネットワークデバイスによって送信される第4の構成情報に基づいて端末デバイスによって事前に構成され得、第4の構成情報は、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに関連する構成情報、例えば、時間周波数リソースなどのパラメータを含み、これにより、ダウンリンク制御チャネルを検出する柔軟性が改善される。
任意選択で、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がデフォルトで(例えば、通信プロトコルに従って)ダウンリンク方向である送信リソースであり得、ネットワークデバイスによって送信される構成情報を受信することなく端末デバイスによって決定され得る。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定するステップの前に、本方法は、第2の情報を受信するステップであって、第2の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、第2の情報が、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、第5の指示情報であって、第5の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第5の指示情報、および第6の指示情報であって、第6の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第6の指示情報の少なくとも1つを含み、第5の指示情報および第6の指示情報が、異なるシグナリングで搬送される、ステップをさらに含む。
第2の情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第6の指示情報が、物理層シグナリングで搬送され、本方法は、第5の構成情報を受信するステップであって、第5の構成情報が、第3の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップと、第3の制御リソースセットにおいて第6の指示情報を監視するステップとをさらに含む。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第5の構成情報に基づいて第3の制御リソースセットを決定し得、第3の制御リソースセットは、第6の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第3の制御リソースセットにおいて第6の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第6の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、第2の情報が、第7の指示情報をさらに含み、第7の指示情報が、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、本方法は、第6の構成情報を受信するステップであって、第6の構成情報が、第4の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップと、第4の制御リソースセットにおいて第7の指示情報を監視するステップとをさらに含む。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第6の構成情報に基づいて第4の制御リソースセットを決定し得、第4の制御リソースセットは、第7の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第4の制御リソースセットにおいて第7の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第7の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向が、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間のダウンリンク送信方向である送信リソースである。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御チャネルリソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
第30の態様によれば、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定するステップであって、送信リソースが、ダウンリンク制御リソースセットを含む、ステップと、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを送信するステップとを含むダウンリンク制御チャネル送信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいてネットワークデバイスによって決定されるリソースである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信である送信リソースに属する。ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得る。端末デバイスもまた、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ネットワークデバイスによってダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信するステップの前に、本方法は、第4の構成情報を送信するステップであって、第4の構成情報が、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットを構成するために使用される、ステップをさらに含む。
事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がデフォルトで(例えば、通信プロトコルに従って)ダウンリンク方向である送信リソースであり得、ネットワークデバイスは、第4の構成情報を端末デバイスに送信する必要はない。代わりに、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、ネットワークデバイスによって送信される第4の構成情報に基づいて事前に構成され得、第4の構成情報は、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに関連する構成情報、例えば、時間周波数リソースなどのパラメータを含み、これにより、端末デバイスによってダウンリンク制御チャネルを検出する柔軟性が改善される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信するステップの前に、本方法は、第2の情報を送信するステップであって、第2の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、第2の情報が、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、第5の指示情報であって、第5の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第5の指示情報、および第6の指示情報であって、第6の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第6の指示情報の少なくとも1つを含み、第5の指示情報および第6の指示情報が、異なるシグナリングで搬送される、ステップをさらに含む。
第2の情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第6の指示情報は、物理層シグナリングで搬送され、本方法は、第5の構成情報を送信するステップであって、第5の構成情報が、第3の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップをさらに含む。
ネットワークデバイスは、第5の構成情報を使用して端末デバイスのために第3の制御リソースセットを構成し、端末デバイスは、第3の制御リソースセットにおいて第6の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第6の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、第2の情報が、第7の指示情報をさらに含み、第7の指示情報が、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、本方法は、第6の構成情報を送信するステップであって、第6の構成情報が、第4の制御リソースセットを構成するために使用される、ステップをさらに含む。
ネットワークデバイスは、第6の構成情報を使用して端末デバイスのために第4の制御リソースセットを構成し得、端末デバイスは、第4の制御リソースセットにおいて第7の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第7の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向が、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間のダウンリンク送信方向である送信リソースである。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御チャネルリソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
第31の態様によれば、第2の情報を送信するステップであって、第2の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、送信方向が、ダウンリンク送信方向を含むステップと、第4の構成情報を送信するステップであって、第4の構成情報が、ダウンリンク制御リソースセットを構成するために使用され、ダウンリンク制御リソースセットが、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースのサブセットであるステップと、ダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信するステップとを含むダウンリンク制御チャネル送信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、第4の構成情報を使用してネットワークデバイスによって構成される制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク方向である送信リソースのサブセットであり、ネットワークデバイスは、制御リソースセットが利用可能であるかどうかを示す必要がなく、このため、シグナリングオーバヘッドが低減される。
任意選択で、第4の構成情報を送信するステップの前に、本方法は、送信リソースの送信方向に基づいてダウンリンク制御リソースセットを決定するステップをさらに含む。
ネットワークデバイスは、最初に送信リソースの送信方向を判定し、次に、第4の構成情報を使用して構成されるダウンリンク制御リソースセットが、送信方向がダウンリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、ダウンリンク制御リソースセットを決定し得る。
任意選択で、第2の情報を送信するステップの前に、本方法は、ダウンリンク制御リソースセットに基づいて送信リソースの送信方向を決定するステップをさらに含む。
代わりに、ネットワークデバイスは、最初にダウンリンク制御リソースセットを決定し、次に、第4の構成情報を使用して構成されるダウンリンク制御リソースセットが、送信方向がダウンリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、送信リソースの送信方向を決定し得る。
第32の態様によれば、ダウンリンク制御チャネル検出装置が提供される。本装置は、第29の態様の方法において端末デバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第29の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第33の態様によれば、ダウンリンク制御チャネル送信装置が提供される。本装置は、第30の態様の方法においてネットワークデバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第30の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第34の態様によれば、ダウンリンク制御チャネル送信装置が提供される。本装置は、第31の態様の方法においてネットワークデバイスによって実行される機能を実施し得る。この機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、この機能に対応する1つ以上のユニットまたはモジュールを含む。
可能な設計では、本装置の構造は、プロセッサおよびトランシーバを含む。プロセッサは、第31の態様の方法における対応する機能を実行する際に本装置をサポートするように構成される。トランシーバは、本装置と別のネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合され、本装置に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第35の態様によれば、本出願は、ネットワークシステムをさらに提供する。ネットワークシステムは、第32の態様のダウンリンク制御チャネル検出装置と、第33の態様のダウンリンク制御チャネル送信装置とを含む。
第36の態様によれば、本出願は、ネットワークシステムをさらに提供する。ネットワークシステムは、第34の態様のダウンリンク制御チャネル送信装置と、この装置によって送信されるダウンリンク制御チャネルを検出する受信端とを含む。
第37の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第29の態様の方法を実行することが可能である。
第38の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第30の態様の方法を実行することが可能である。
第39の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードが処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第31の態様の方法を実行することが可能である。
第40の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令が端末デバイスで実行されるとき、通信チップは、第29の態様の方法を実行することが可能である。
第41の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令がネットワークデバイスで実行されるとき、通信チップは、第30の態様の方法を実行することが可能である。
第42の態様によれば、通信チップが提供される。通信チップは、命令を記憶する。命令がネットワークデバイスで実行されるとき、通信チップは、第31の態様の方法を実行することが可能である。
第43の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが端末デバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよび端末デバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、端末デバイスは、第29の態様の方法を実行することが可能である。
第44の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがネットワークデバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよびネットワークデバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第30の態様の方法を実行することが可能である。
第45の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがネットワークデバイスの通信ユニットまたはトランシーバおよびネットワークデバイスの処理ユニットまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワークデバイスは、第31の態様の方法を実行することが可能である。
以下では、添付の図面を参照して本出願の技術的解決策を説明する。
図1は、本出願が適用可能である通信システムを示す。通信システムは、ネットワークデバイスおよび端末デバイスを含む。ネットワークデバイスは、ワイヤレスネットワークを介して端末デバイスと通信する。端末デバイスが情報を送信するとき、端末デバイスのワイヤレス通信モジュールは、チャネルを介してネットワークデバイスに送信される情報ビットを取得し得る。これらの情報ビットは、例えば、端末デバイスの処理モジュールによって生成されるか、または別のデバイスから受信されるか、または端末デバイスの記憶モジュールに記憶されている情報ビットである。
本出願では、端末デバイスは、アクセス端末、ユーザ機器(user equipment、UE)、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。アクセス端末は、携帯電話、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイスもしくはコンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、または5G通信システムのユーザ機器であり得る。
ネットワークデバイスは、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システムの基地トランシーバ局(base transceiver station、BTS)であり得るし、または広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システムのノードB(node B、NB)であり得るし、またはロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムの発展型ノードB(evolutional node B、eNB)であり得るし、または5G通信システムのgNB(gNB)であり得る。前述の基地局は、説明のための単なる例である。代わりに、ネットワークデバイスは、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、または別の種類のデバイスであってもよい。
本出願が適用可能である通信システムは、説明のための単なる例である。本出願が適用可能である通信システムは、それに限定されない。例えば、通信システムは、代わりに、他の数のネットワークデバイスおよび端末デバイスを含んでもよい。
図2は、本出願によるアップリンク情報送信方法の概略図である。方法200は、以下のステップを含む。
S201.送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、送信リソースは、グラントフリー送信リソースを含む。
S202.アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信する。
方法200は、例えば端末デバイスによって実行される。
方法200では、端末デバイスは、事前に設定された情報に基づいて送信リソースの送信方向を決定し得る。例えば、端末デバイスは、通信プロトコルに従って送信リソースの送信方向を決定し得る。代わりに、端末デバイスは、ネットワークデバイスからの指示に従って送信リソースの送信方向を決定してもよい。送信リソースの送信方向は、アップリンク送信方向を含み、送信リソースの送信方向は、ダウンリンク送信方向をさらに含み得る。
事前に設定されたグラントフリー送信リソースは、通信プロトコルで定義されたリソースであり得るか、またはネットワークデバイスによって事前に構成されたリソースであり得る。事前に設定された各グラントフリー送信リソースの送信方向は、アップリンク送信方向である。事前に設定されたグラントフリー送信リソースが、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースと完全にまたは部分的に重複する場合、事前に設定されたグラントフリー送信リソースは使用され得ない。事前に設定されたグラントフリー送信リソースが、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースに完全に配置されている場合、事前に設定されたグラントフリー送信リソースは使用され得る。
端末デバイスが、第1の情報に基づいて、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内のリソース(例えば、第1のリソース)が使用され得ないと判定した場合、端末デバイスは、第1のリソースの後の利用可能なグラントフリー送信リソースを検索し得る、言い換えれば、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得る。
アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのサブセットであってもよいし、または事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置に基づいて決定されるリソースであってもよい。いずれの場合も、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信である送信リソースに属する。端末デバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、第1の情報および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定する前に、方法200は、以下のステップをさらに含む。
S203.第1の構成情報を受信し、第1の構成情報は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースを構成するために使用される。
事前に設定されたグラントフリー送信リソースは、ネットワークデバイスによって送信される第1の構成情報に基づいて端末デバイスによって事前に構成され得、これにより、グラントフリー送信の柔軟性が改善される。
任意選択で、第1の情報は、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、第1の指示情報であって、第1の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第1の指示情報および第2の指示情報であって、第2の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第2の指示情報の少なくとも1つを含み、第1の指示情報および第2の指示情報は、異なるシグナリングで搬送される。
任意選択で、第1の指示情報は、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングであり、第2の指示情報は、ダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)である。
本出願において、第1の情報は、1つの情報または複数の情報であり得、送信リソースの送信方向を示すために使用される任意の情報が、第1の情報と呼ばれ得る。
例えば、第1の情報は、スロットフォーマットインジケータ情報(slot formation information、SFI)である。SFIは、スロット内のどのシンボルがアップリンク送信に使用されるか、またどのシンボルがダウンリンク送信に使用されるかを示し得る。SFIは、どのシンボルがインターバルシンボルであるか、またどのシンボルが干渉測定に使用されるかなどをさらに示し得る。任意選択で、第1の情報は、複数のスロットの同じスロットフォーマットを示し得るし、または第1の情報は、複数のスロットに対応する異なるスロットフォーマットを示す。第1の情報によって示される送信リソース時間長は、本出願では限定されない。
第1の情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第2の指示情報は、物理層シグナリングで搬送され、方法200は、以下のステップをさらに含む。
S204.第2の構成情報を受信し、第2の構成情報は、第1の制御リソースセット(control resource set、CORESET)を構成するために使用される。
S205.第1のCORESETにおいて第2の指示情報を監視する。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第2の構成情報に基づいて第1のCORESETを決定し得、第1のCORESETは、第2の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第1のCORESETにおいて第2の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、各シンボルまたは各スロットもしくは各サブフレームにおいて第2の指示情報を検出することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。第1のCORESETは、第2の指示情報を送信するために使用されるだけでなく、他の情報を送信するためにも使用され得る。任意選択で、端末デバイスは、ネットワークデバイスの構成情報に基づいて、第1のCORESETのサブセットにおいて第2の指示情報を監視し得る。
図3は、本出願による別のアップリンク情報送信方法の概略図である。
図3に示されているように、「D」は、送信方向がダウンリンク送信方向であることを示し、「U」は、送信方向がアップリンク送信方向であることを示し、図中の識別子「×」は、リソースが利用不可能であることを示し、識別子「√」は、リソースが利用可能であることを示す。ネットワークデバイスは、第2の構成情報を使用して第1のCORESETを構成し、第1のCORESETを使用してSFIを送信し、SFIは、第2の指示情報に相当する。端末デバイスは、第1のCORESETにおいてSFIを監視する。端末デバイスによって受信されたSFIが、スロット1がダウンリンク送信に使用され、スロット2の前半がダウンリンク送信に使用されることを示す場合、端末デバイスは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの最初の2つのリソースは使用され得ないと判定し、スロット3がアップリンク送信に使用される場合、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの3番目のリソースは使用され得ると判定し、これにより、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信する。
これに対応して、ネットワークデバイスは、スロット1、スロット2、およびスロット3の送信方向ならびに事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを同様に決定し、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信し得る。
任意選択で、第1の情報は、第3の指示情報をさらに含み、第3の指示情報は、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、方法200は、以下のステップをさらに含む。
S206.第3の構成情報を受信し、第3の構成情報は、第2のCORESETを構成するために使用される。
S207.第2のCORESETにおいて第3の指示情報を監視する。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第3の構成情報に基づいて第2のCORESETを決定し得、第2のCORESETは、第3の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第2のCORESETにおいて第3の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第3の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。第2のCORESETは、第3の指示情報を送信するために使用されるだけでなく、他の情報を送信するためにも使用され得る。
第2のCORESETは、第1のCORESETと同じ場合もあれば異なる場合もあることを理解されたい。これに対応して、第3の構成情報も、第2の構成情報と同じ場合もあれば異なる場合もある。
図4は、本出願によるさらに別のアップリンク情報送信方法の概略図である。
図4に示されているように、「D」は、送信方向がダウンリンク送信方向であることを示し、「U」は、送信方向がアップリンク送信方向であることを示し、「F」は、送信方向がフレキシブル可変送信方向であることを示し、図中の識別子「×」は、リソースが利用不可能であることを示し、識別子「√」は、リソースが利用可能であることを示す。ネットワークデバイスは、第2の構成情報を使用して第1のCORESETを構成し、第1のCORESETを使用してSFIを送信する。ネットワークデバイスはさらに、第3の構成情報を使用して第2のCORESETを構成し、第2のCORESETを使用して第3の指示情報を送信する。端末デバイスは、第1のCORESETにおいてSFIを、第2のCORESETにおいて第3の指示情報をそれぞれ監視する。
事前に設定されたグラントフリー送信リソース内の最初のリソースに対応するフレキシブル可変リソースの送信方向は、ダウンリンク送信方向であり、したがって、最初のリソースは利用不可能である。事前に設定されたグラントフリー送信リソース内の2番目のリソースは、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースに対応し、したがって、2番目のリソースも利用不可能である。事前に設定されたグラントフリー送信リソース内の3番目のリソースに対応するフレキシブル可変リソースの送信方向は、アップリンク送信方向であり、したがって、3番目のリソースは、利用可能であり、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースである。端末デバイスは、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信し得る。
これに対応して、ネットワークデバイスは、前述の方法で、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内の3番目のリソースはアップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースであると同様に判定し、3番目のリソースで、端末デバイスによって送信されるアップリンク情報を受信し得る。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定することは、以下のステップを含む。
S208:第4の指示情報を受信し、第4の指示情報は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを示すために使用される。
S209.送信リソースの送信方向、事前に設定されたグラントフリー送信リソース、および第4の指示情報に基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定する。
ダウンリンク送信に使用される送信リソースが、事前に設定されたグラントフリー送信リソースと競合する場合、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第4の指示情報に基づいて、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを決定し、オフセット、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置、および送信リソースの送信方向に基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースの位置を決定し得、これにより、グラントフリー送信リソースの送信方向が、送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
例えば、第4の指示情報によって示されるオフセットが、7つのダウンリンクシンボルである場合、端末デバイスは、時間領域基準位置の後の送信リソースの送信方向を決定し、アップリンク情報を送信するために、時間領域基準位置から始める7つのダウンリンクシンボルをスキップする必要がある。時間領域基準位置は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの時間領域シンボルの位置であり得る。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに対応する期間において送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースである。
端末デバイスは、グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースの送信方向に基づいて、グラントフリー送信リソースが利用可能であるかどうかを判定する必要がある。グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースがアップリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用可能である。グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースがダウンリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用不可能である。例えば、グラントフリー送信リソース内の第1のリソースが利用不可能である場合、端末デバイスは、送信リソースから利用可能な第2のリソースを決定し、第2のリソースをアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースとして使用し得る。第2のリソースは、第1のリソースの後にある、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内のグラントフリー送信リソースであり得るか、または第2のリソースは、第1のリソースに対応する期間(例えば、スロット)内の利用可能な送信リソースであり得る。本実施形態で提供される方法によれば、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避され得る。第2のリソースが、第1のリソースに対応する期間内の利用可能な送信リソースである場合、端末デバイスは、事前に設定されたグラントフリー送信リソース以外のリソースでアップリンク情報を送信し得、これにより、アップリンク情報を送信する際のレイテンシが低減される。
例えば、図3に示されているように、端末デバイスは、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内の第3のリソースはアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースであると判定する。第3のリソースがスロット3のシンボル0からシンボル5を占有すると仮定すると、第3のリソースは、スロット3(すなわち、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに対応する期間)のシンボル0からシンボル5の送信リソースである。
事前に設定されたグラントフリー送信リソースに対応する期間は、スロット3としても理解され得る。以下では、このケースを説明するために別の例を使用する。
図5は、本出願によるさらに別のアップリンク情報送信方法の概略図である。
図5に示されているように、「D」は、送信方向がダウンリンク送信方向であることを示し、「U」は、送信方向がアップリンク送信方向であることを示す。ネットワークデバイスは、第2の構成情報を使用して第1のCORESETを構成し、第1のCORESETを使用してSFIを送信し、SFIは、第2の指示情報に相当する。端末デバイスは、第1のCORESETにおいてSFIを監視する。端末デバイスによって受信されたSFIは、スロット1がダウンリンク送信に使用され、スロット2の前半がダウンリンク送信に使用されることを示す。スロット1のすべてのシンボルはダウンリンク送信に使用されるため、すなわち、スロット1のアップリンクシンボルの数が、グラントフリー送信を実行するために端末デバイスによって必要とされるシンボルの最小数よりも少ないため、スロット1に対応する送信リソースは、無効なリソースであり、スロット1では適応され得ない。
スロット2の後半の送信方向はアップリンク送信方向であり、スロット2の後半に対応する送信リソースは、グラントフリー送信の要件を満たしている。したがって、端末デバイスは、スロット2の後半に対応する送信リソースはアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースであると判定し、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信し得る。スロット2のアップリンクシンボルの数が、グラントフリー送信に対応するのに十分ではないが、グラントフリー送信に必要とされるアップリンクシンボルの数に近い場合、端末デバイスは、事前に設定された情報に基づいて、グラントフリー送信を実行するために比較的大きな周波数帯域を使用することを決定し得る。
スロット3に関しては、複数のアップリンクシンボルに対応する送信リソースが、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースとして使用され得、端末デバイスは、端末デバイスの識別子に基づいて、対応するシンボルでアップリンク情報を送信することを決定し得る。言い換えれば、端末デバイスは、端末デバイスの識別子に基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースの適応位置(すなわち、アップリンクシンボルの位置)を決定し得る。端末デバイスの識別子と適応位置との対応関係は、ネットワークデバイスによって構成されてもよいし、または通信プロトコルで指定されてもよい。
これに対応して、ネットワークデバイスは、スロット1およびスロット2の送信方向ならびに事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、スロット2の後半に対応する送信リソースは、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースであると同様に判定し、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信し得る。
前述の説明における「スロット2の後半に対応する送信リソースがグラントフリー送信の要件を満たしている」ことは、スロット2の後半に対応する送信リソースの送信能力がグラントフリー送信の要件を満たしていることを意味すると理解されたい。例えば、スロット2の後半の期間が、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内の2番目のリソースの期間より短いが、スロット2の後半に対応する帯域幅が比較的高い場合、スロット2の後半に対応する送信リソースは、グラントフリー送信の要件を満たすと見なされ得る。別の例では、スロット2の後半に対応する帯域幅は比較的低いが、スロット2の後半の期間が、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内の2番目のリソースの期間より長い場合、スロット2の後半に対応する送信リソースは、グラントフリー送信の要件を満たすと見なされ得る。
図6は、本出願によるさらに別のアップリンク情報送信方法を示す。方法600は、以下のステップを含む。
S601.第1の構成情報を受信し、第1の構成情報は、グラントフリー送信リソースを構成するために使用される。
S602.第2の構成情報を受信し、第2の構成情報は、第1の制御リソースセットを構成するために使用される。
S603.第1の制御リソースセットにおいて第4の指示情報を監視し、第4の指示情報は、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースのオフセットを示すために使用される。
S604.監視された第4の指示情報によって示されるオフセットと、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースとに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定する。
S605.アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信する。
方法600は、例えば端末デバイスによって実行される。S601とS602との間にシーケンスは存在しない。
例えば、第4の指示情報によって示されるオフセットが7つのシンボルである場合、端末デバイスは、アップリンク情報を送信するために、時間領域基準位置から始まる7つのシンボルをスキップし得る。端末デバイスは、シンボル0で第4の指示情報を受信し、時間領域基準位置が、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソース内にあり、かつシンボル0の後にある最初のリソースの開始位置であり得ると仮定される。前述の方法は、説明のための単なる例である。本出願では、時間領域基準位置を決定するための方法は限定されない。例えば、時間領域基準位置は、代わりに、サブフレームまたはスロット内の固定シンボルの位置であってもよい。
本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、第4の指示情報に基づいてグラントフリー送信リソースのオフセットを決定し、グラントフリー送信リソースの初期位置およびオフセットに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、グラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。加えて、端末デバイスは、時間領域基準位置の後の送信リソースの送信方向を判定する必要がない。したがって、本実施形態で提供される方法は、実施が容易であり、端末デバイスによってアップリンク情報を送信する複雑さを軽減する。
任意選択で、オフセットは、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置を決定するために使用されるか、またはオフセットは、第4の指示情報が受信された後のグラントフリー送信リソースの位置を決定するために使用される。
第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースは、アクティブ状態または非アクティブ状態のリソースであり得る。具体的には、グラントフリー送信リソースがアクティブ状態にある場合、端末デバイスは、グラントフリー送信リソースを使用してグラントフリー送信を実行し得る。グラントフリー送信リソースが非アクティブ状態にある場合、端末デバイスは、グラントフリー送信リソースを使用してグラントフリー送信を実行し得ない。ネットワークデバイスは、第4の指示情報を使用して、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースのステータスを示し得る。
例えば、時間領域基準位置がシンボル0であり、第4の指示情報によって示されるオフセットが7つのシンボルである場合、端末デバイスは、シンボル7の後のグラントフリー送信リソースはアクティブ状態のグラントフリー送信リソースであると判定し得る。別の例では、時間領域基準位置がシンボル0であり、第4の指示情報によって示されるオフセットが13個のシンボルである場合、端末デバイスは、シンボル13の後のグラントフリー送信リソースは非アクティブ状態のグラントフリー送信リソースであると判定し得る。
第4の指示情報によって示される、特定の時間領域位置の後にあるグラントフリー送信リソースがアクティブ状態と非アクティブ状態のどちらにあるかは、他の指示情報によって示され得、ネットワークデバイスは、他の指示情報を使用して、どのグラントフリー送信リソースがアクティブ状態または非アクティブ状態にあるかをさらに示し得る。
例えば、時間領域基準位置がシンボル0であり、第4の指示情報によって示されるオフセットが7つのシンボルであり、数指示情報によって示される数が2である場合、端末デバイスは、シンボル7の後の2つのグラントフリー送信リソースはアクティブ状態または非アクティブ状態にあると判定し得る。
オフセットに基づいて端末デバイスによって決定される位置は、グラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置であり得るか、またはグラントフリー送信リソースの特定の位置であり得、これにより、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースは柔軟に決定され得る。
図7は、本出願によるさらに別のアップリンク情報送信方法を示す。
図7に示されているように、ネットワークデバイスは、最初に、第1の構成情報および第2の構成情報を使用して端末デバイスのためにグラントフリー送信リソースおよび第1のCORESETを構成し、次に、第1のCORESETを使用して第4の指示情報を送信し、第4の指示情報は、例えば物理層シグナリングである。
第4の指示情報は、第1のリソース(すなわち、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソース内の最初のリソース)のオフセットを示すために使用されるか、または第4の指示情報は、第1のリソースがアクティブ化または非アクティブ化されていることを示すために使用される。図7は、第4の指示情報によって示される、第1のリソースのオフセットを示している。端末デバイスは、オフセットおよび第1のリソースの位置に基づいて、図7の破線ブロックで示されている、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信し得る。
第4の指示情報によって示されるオフセットは、非ゼロ値(負の値または正の値であり得る)であり得るか、またはゼロであり得ることを理解されたい。ネットワークデバイスが、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースのオフセットがゼロであると判定した場合、ネットワークデバイスは、第4の指示情報を送信することを選択し得るし、または第4の指示情報を送信しないことを選択し得る。端末デバイスが第4の指示情報を検出しなかった場合、端末デバイスは、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信する。
前述の概略図に示されている様々なリソースおよび情報の位置は、リソースと情報との時間領域関係のみを表しており、前述の概略図は、リソースおよび情報によって実際に占有される時間周波数リソースのサイズとして理解されるべきではないことをさらに理解されたい。
図8は、本出願によるアップリンク情報受信方法を示す。方法800は、以下のステップを含む。
S801.第1の情報を送信し、第1の情報は、送信リソースの送信方向を示すために使用され、送信方向は、アップリンク送信方向を含む。
S802.第1の構成情報を送信し、第1の構成情報は、グラントフリー送信リソースを構成するために使用され、グラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースのサブセットである。
S803.グラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信する。
本実施形態で提供される方法によれば、第1の構成情報を使用してネットワークデバイスによって構成されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースのサブセットである。ネットワークデバイスは、グラントフリー送信リソースのオフセットを示す必要がなく、また、グラントフリー送信リソースが利用可能であるかどうかを示す必要がなく、このため、シグナリングオーバヘッドが低減される。
任意選択で、第1の構成情報を送信する前に、方法800は、以下のステップをさらに含む。
S804.送信リソースの送信方向に基づいてグラントフリー送信リソースを決定する。
ネットワークデバイスは、最初に送信リソースの送信方向を判定し、次に、第1の構成情報を使用して構成されるグラントフリー送信リソースが、送信方向がアップリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、グラントフリー送信リソースを決定し得る。
任意選択で、第1の情報を送信する前に、方法800は、以下のステップをさらに含む。
S805.グラントフリー送信リソースに基づいて送信リソースの送信方向を決定する。
代わりに、ネットワークデバイスは、最初にグラントフリー送信リソースを決定し、次に、第1の構成情報を使用して構成されるグラントフリー送信リソースが、送信方向がアップリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、送信リソースの送信方向を決定し得る。
方法800のグラントフリー送信リソースが、アクティブ化されずに使用され得るグラントフリー送信リソースである場合、グラントフリー送信リソースとして構成された送信リソースの送信方向は、ダウンリンク送信方向またはフレキシブル可変送信方向もしくは別の送信方向に変更され得ず、なお、別の送信方向は、送信リソースに対応する時間領域リソースがアップリンク送信をダウンリンク送信から分離するために使用されることを意味する。
方法800のグラントフリー送信リソースが、使用のためにアクティブ化される必要があるグラントフリー送信リソースであるときに、グラントフリー送信リソースがアクティブ化されていない場合、グラントフリー送信リソースとして構成された送信リソースの送信方向は変更され得る。グラントフリー送信リソースがアクティブ化されている場合、グラントフリー送信リソースとして構成された送信リソースの送信方向は変更され得ない。
図9は、本出願による別のアップリンク情報受信方法を示す。図9に示されているグラントフリー送信リソースは、前述の事前に設定されたグラントフリー送信リソースに相当する。
図9に示されているように、「D」は、送信方向がダウンリンク送信方向であることを示し、「U」は、送信方向がアップリンク送信方向であることを示す。送信リソースの送信方向は周期的であり、グラントフリー送信リソースも周期的である。第1の情報および第1の構成情報はそれぞれ、期間を示すパラメータを含む。
例えば、ネットワークデバイスは、第1の情報を使用して、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースが現れる時間間隔を示し得るし、またはネットワークデバイスは、第1の情報を使用して、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースと、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースとが現れる時間間隔を示し得る。第1の構成情報は、グラントフリー送信リソースが現れる時間間隔を示す。
図9に示されている送信リソースおよびグラントフリー送信リソースの位置は、2種類のリソース間の時間領域関係のみを表しているが、2種類のリソース間の周波数領域関係は限定されていないことを理解されたい。
ネットワークデバイスは、最初に送信リソースの送信方向を判定し、次に、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースからグラントフリー送信リソースを決定し得る。
例えば、図9に示されている各スロットは、14個のシンボルを含み、最初の10個のシンボルは、ダウンリンクシンボルであり、11番目のシンボルは、インターバルシンボルであり、12番目のシンボルから14番目のシンボルは、アップリンクシンボルである。デフォルトでは、ネットワークデバイスは、各スロットの12番目のシンボルから14番目のシンボルを使用してリソースプールを形成し、第1の構成情報を送信するときにリソースプールからグラントフリー送信リソースを示す。
図9に示されているグラントフリー送信リソースの期間は、送信リソースの送信方向の期間と同じである。任意選択で、グラントフリー送信リソースの期間は、送信リソースの送信方向の期間と異なってもよい。
図10は、本出願によるさらに別のアップリンク情報受信方法を示す。
図10に示されているように、ネットワークデバイスは、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースを含むリソースプール内の2種類のグラントフリー送信リソースを示し、U_1は、第1のグラントフリー送信リソースを表し、使用のために第1の端末デバイスに割り当てられ、U_2は、第2のグラントフリー送信リソースを表し、使用のために第2の端末デバイスに割り当てられる。第1の端末デバイスおよび第2の端末デバイスのいずれかに関して、送信リソースの送信方向の期間は、グラントフリー送信リソースの期間と異なる。
図10に示されている方法では、2種類のグラントフリー送信リソースの期間を別々に示すことに加えて、ネットワークデバイスは、基準点および2つの異なるオフセットを使用して2種類のグラントフリー送信リソースの特定の位置を別々に示し得る。
図9および図10に示されている方法では、ネットワークデバイスは、1つの期間に1種類のアップリンク送信リソースおよび1種類のダウンリンク送信リソースのみを構成する。任意選択で、ネットワークデバイスは、1つの期間に複数の種類のアップリンク送信リソースおよび/または複数の種類のダウンリンク送信リソースを構成し得る。
図11は、本出願によるさらに別のアップリンク情報受信方法を示す。
図11に示されているように、送信リソースの各期間には、2種類のアップリンク送信リソースおよび2種類のダウンリンク送信リソースが含まれている。2種類のアップリンク送信リソースの時間長は異なり、2種類のダウンリンク送信リソースの時間長も異なる。2種類のアップリンク送信リソースが、リソースプールを形成する。ネットワークは、すべてのリソースプールをグラントフリー送信リソースとして使用のために端末デバイスに割り当て得るし、またはリソースプール内のより短い時間長のアップリンク送信リソースを第1のグラントフリー送信リソースとして使用のために端末デバイスに割り当て、リソースプール内のより長い時間長のアップリンク送信リソースを第2のグラントフリー送信リソースとして使用のために別の端末デバイスに割り当て得る。
図12は、本出願によるさらに別のアップリンク情報受信方法を示す。方法1200は、以下のステップを含む。
S1201.送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、送信リソースは、グラントフリー送信リソースを含む。
S1202.アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信する。
方法1200は、例えばネットワークデバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのサブセットであってもよいし、または事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置に基づいて決定されるリソースであってもよい。いずれの場合も、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信である送信リソースに属する。ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
当業者は、方法1200におけるネットワークデバイスが方法200におけるネットワークデバイスと同等であり得、方法1200における送信リソース、事前に設定されたグラントフリー送信リソース、およびアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースが、それぞれ、方法200における送信リソース、事前に設定されたグラントフリー送信リソース、およびアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースと同等であり得ることを明確に理解し得る。加えて、ネットワークデバイスによってアップリンク情報を受信するための方法は、方法200の、端末デバイスによってアップリンク情報を送信するための方法に対応する。簡潔にするために、ここでは詳細は再度説明されない。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信する前に、方法1200は、以下のステップをさらに含む。
S1203.第1の構成情報を送信し、第1の構成情報は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースを構成するために使用される。
事前に設定されたグラントフリー送信リソースは、送信方向がデフォルトで(例えば、通信プロトコルに従って)アップリンク方向である送信リソースであり得、ネットワークデバイスは、第1の構成情報を端末デバイスに送信する必要はない。代わりに、ネットワークデバイスは、第1の構成情報を送信することによって、事前に設定されたグラントフリー送信リソースを事前に構成し得、第1の構成情報は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに関連する構成情報、例えば、時間周波数リソース、参照信号、および送信電力などのパラメータを含み、これにより、グラントフリー送信の柔軟性が改善される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信する前に、方法1200は、以下のステップをさらに含む。
S1204.第1の情報を送信し、第1の情報は、送信リソースの送信方向を示すために使用される。
第1の情報は、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、第1の指示情報であって、第1の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第1の指示情報、および
第2の指示情報であって、第2の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第2の指示情報
の少なくとも1つを含み、第1の指示情報および第2の指示情報は、異なるシグナリングで搬送される。
第1の指示情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第2の指示情報は、物理層シグナリングで搬送され、方法1200は、以下のステップをさらに含む。
S1205.第2の構成情報を送信し、第2の構成情報は、第1の制御リソースセットを構成するために使用され、第1の制御リソースセットは、第2の指示情報を送信するために使用される。
ネットワークデバイスは、第2の構成情報を使用して端末デバイスのために第1の制御リソースセットを構成し、第1の制御リソースセットで第2の指示情報を送信し得、端末デバイスは、第1の制御リソースセットにおいて第2の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第2の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、第1の情報は、第3の指示情報をさらに含み、第3の指示情報は、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、方法1200は、以下のステップをさらに含む。
S1206.第3の構成情報を送信し、第3の構成情報は、第2の制御リソースセットを構成するために使用され、第2の制御リソースセットは、第3の指示情報を送信するために使用される。
ネットワークデバイスは、第3の構成情報を使用して端末デバイスのために第2の制御リソースセットを構成し、第2の制御リソースセットで第3の指示情報を送信し得、端末デバイスは、第2の制御リソースセットにおいて第3の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第3の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信する前に、方法1200は、以下のステップをさらに含む。
S1207:第4の指示情報を送信し、第4の指示情報は、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを示すために使用される。
ダウンリンク送信に使用される送信リソースが、事前に設定されたグラントフリー送信リソースと競合する場合、ネットワークデバイスは、第4の指示情報を使用して、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのオフセットを端末デバイスに示し得、これにより、端末デバイスは、オフセットと、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置とに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースの位置を決定し得、これにより、グラントフリー送信リソースの送信方向が、送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
任意選択で、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースに対応する期間において送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースである。
ネットワークデバイスは、グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースの送信方向に基づいて、グラントフリー送信リソースが利用可能であるかどうかを判定する必要がある。グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースがアップリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用可能である。グラントフリー送信リソースに対応する期間内の送信リソースがダウンリンク送信に使用される場合、グラントフリー送信リソースは利用不可能である。例えば、グラントフリー送信リソース内の第1のリソースが利用不可能である場合、ネットワークデバイスは、送信リソースから利用可能な第2のリソースを決定し、第2のリソースをアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースとして使用し得る。第2のリソースは、第1のリソースの後にある、事前に設定されたグラントフリー送信リソース内のグラントフリー送信リソースであり得るか、または第2のリソースは、第1のリソースに対応する期間(例えば、スロット)内の利用可能な送信リソースであり得る。本実施形態で提供される方法によれば、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避され得る。第2のリソースが、第1のリソースに対応する期間内の利用可能な送信リソースである場合、ネットワークデバイスは、事前に設定されたグラントフリー送信リソース以外のリソースでアップリンク情報を受信し得、これにより、アップリンク情報を受信する際のレイテンシが低減される。
図13は、本出願によるさらに別のアップリンク情報受信方法を示す。方法1300は、以下のステップを含む。
S1301.第1の構成情報を送信し、第1の構成情報は、グラントフリー送信リソースを構成するために使用される。
S1302.第2の構成情報を送信し、第2の構成情報は、第1の制御リソースセットを構成するために使用される。
S1303.第1の制御リソースセットで第4の指示情報を送信し、第4の指示情報は、オフセットを示すために使用される。
S1304.オフセットと、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースとに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定する。
S1305.アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信する。
方法1300は、例えばネットワークデバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向およびグラントフリー送信リソースの初期位置に基づいて、グラントフリー送信リソースのオフセットを決定し、第4の指示情報を使用してオフセットを端末デバイスに示し得、これにより、端末デバイスは、グラントフリー送信リソースの初期位置およびオフセットに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、この結果、グラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
当業者は、方法1300におけるネットワークデバイスが方法600におけるネットワークデバイスと同等であり得、方法1300におけるグラントフリー送信リソース、第1の制御リソースセット、およびアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースが、それぞれ、方法600におけるグラントフリー送信リソース、第1の制御リソースセット、およびアップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースと同等であり得ることを明確に理解し得る。加えて、ネットワークデバイスによってアップリンク情報を受信するための方法は、方法600の、端末デバイスによってアップリンク情報を送信するための方法に対応する。簡潔にするために、ここでは詳細は再度説明されない。
任意選択で、オフセットは、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置を決定するために使用されるか、またはオフセットは、第4の指示情報が受信された後のグラントフリー送信リソースの位置を決定するために使用される。
オフセットによって示される位置は、グラントフリー送信リソースがアクティブ化もしくは非アクティブ化される開始位置であり得るか、またはグラントフリー送信リソースの特定の位置であり得、これにより、アップリンク情報を送信するために使用されるグラントフリー送信リソースは柔軟に示され得る。
図14は、本出願によるダウンリンク制御チャネル検出方法を示す。方法1400は、以下のステップを含む。
S1401.送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、送信リソースは、ダウンリンク制御リソースセットを含む。
S1402.ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出する。
方法1400は、例えば端末デバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいて端末デバイスによって決定されるリソースである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信である送信リソースに属する。端末デバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定する前に、方法1400は、以下のステップをさらに含む。
S1403.第4の構成情報を受信し、第4の構成情報は、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットを構成するために使用される。
事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、ネットワークデバイスによって送信される第4の構成情報に基づいて端末デバイスによって事前に構成され得、第4の構成情報は、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに関連する構成情報、例えば、時間周波数リソースなどのパラメータを含み、これにより、ダウンリンク制御チャネルを検出する柔軟性が改善される。
任意選択で、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がデフォルトで(例えば、通信プロトコルに従って)ダウンリンク方向である送信リソースであり得、ネットワークデバイスによって送信される構成情報を受信することなく端末デバイスによって決定され得る。
任意選択で、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定する前に、方法1400は、以下のステップをさらに含む。
S1404.第2の情報を受信し、第2の情報は、送信リソースの送信方向を示すために使用される。
第2の情報は、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、
第5の指示情報であって、第5の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第5の指示情報、および
第6の指示情報であって、第6の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第6の指示情報
の少なくとも1つを含み、第5の指示情報および第6の指示情報は、異なるシグナリングで搬送される。
第2の情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第6の指示情報は、物理層シグナリングで搬送され、方法1400は、以下のステップをさらに含む。
S1405.第5の構成情報を受信し、第5の構成情報は、第3の制御リソースセットを構成するために使用される。
S1406.第3の制御リソースセットにおいて第6の指示情報を監視する。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第5の構成情報に基づいて第3の制御リソースセットを決定し得、第3の制御リソースセットは、第6の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第3の制御リソースセットにおいて第6の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第6の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、第2の情報は、第7の指示情報をさらに含み、第7の指示情報は、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、方法1400は、以下のステップをさらに含む。
S1407.第6の構成情報を受信し、第6の構成情報は、第4の制御リソースセットを構成するために使用される。
S1408.第4の制御リソースセットにおいて第7の指示情報を監視する。
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信される第6の構成情報に基づいて第4の制御リソースセットを決定し得、第4の制御リソースセットは、第7の指示情報を送信するために使用され、端末デバイスは、第4の制御リソースセットにおいて第7の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第7の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向が、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間のダウンリンク送信方向である送信リソースである。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御チャネルリソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
図15は、本出願によるダウンリンク制御チャネル送信方法を示す。方法1500は、以下のステップを含む。
S1501.送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、送信リソースは、ダウンリンク制御リソースセットを含む。
S1502.ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信する。
方法1500は、例えばネットワークデバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいてネットワークデバイスによって決定されるリソースである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信である送信リソースに属する。ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得る。端末デバイスもまた、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ネットワークデバイスによってダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信する前に、方法1500は、以下のステップをさらに含む。
S1503.第4の構成情報を送信し、第4の構成情報は、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットを構成するために使用される。
事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がデフォルトで(例えば、通信プロトコルに従って)ダウンリンク方向である送信リソースであり得、ネットワークデバイスは、第4の構成情報を端末デバイスに送信する必要はない。代わりに、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットは、ネットワークデバイスによって送信される第4の構成情報に基づいて事前に構成され得、第4の構成情報は、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに関連する構成情報、例えば、時間周波数リソースなどのパラメータを含み、これにより、端末デバイスによってダウンリンク制御チャネルを検出する柔軟性が改善される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信する前に、方法1500は、以下のステップをさらに含む。
S1504.第2の情報を送信し、第2の情報は、送信リソースの送信方向を示すために使用される。
第2の情報は、以下の情報の少なくとも1つ、すなわち、
第5の指示情報であって、第5の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第5の指示情報、および
第6の指示情報であって、第6の指示情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用される、第6の指示情報
の少なくとも1つを含み、第5の指示情報および第6の指示情報は、異なるシグナリングで搬送される。
第2の情報は、異なるシグナリングで搬送され得、これにより、送信リソースの送信方向を示すことの柔軟性および信頼性が改善される。
任意選択で、第6の指示情報は、物理層シグナリングで搬送され、方法1500は、以下のステップをさらに含む。
S1505.第5の構成情報を送信し、第5の構成情報は、第3の制御リソースセットを構成するために使用される。
ネットワークデバイスは、第5の構成情報を使用して端末デバイスのために第3の制御リソースセットを構成し、端末デバイスは、第3の制御リソースセットにおいて第6の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第6の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、第2の情報は、第7の指示情報をさらに含み、第7の指示情報は、送信リソース内のフレキシブル可変リソースの送信方向を示すために使用され、方法1500は、以下のステップをさらに含む。
S1506.第6の構成情報を送信し、第6の構成情報は、第4の制御リソースセットを構成するために使用される。
ネットワークデバイスは、第6の構成情報を使用して端末デバイスのために第4の制御リソースセットを構成し得、端末デバイスは、第4の制御リソースセットにおいて第7の指示情報を監視し、これにより、端末デバイスは、第7の指示情報を常に監視することを免れ、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
任意選択で、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向が、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間のダウンリンク送信方向である送信リソースである。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御チャネルリソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
図16は、本出願による別のダウンリンク制御チャネル送信方法を示す。方法1500は、以下のステップを含む。
S1601.第2の情報を送信し、第2の情報は、送信リソースの送信方向を示すために使用され、送信方向は、ダウンリンク送信方向を含む。
S1602.第4の構成情報を送信し、第4の構成情報は、ダウンリンク制御リソースセットを構成するために使用され、ダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースのサブセットである。
S1603.ダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信する。
方法1600は、例えばネットワークデバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、第4の構成情報を使用してネットワークデバイスによって構成される制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク方向である送信リソースのサブセットであり、ネットワークデバイスは、制御リソースセットが利用可能であるかどうかを示す必要がなく、このため、シグナリングオーバヘッドが低減される。
任意選択で、第4の構成情報を送信する前に、方法1600は、以下のステップをさらに含む。
S1604.送信リソースの送信方向に基づいてダウンリンク制御リソースセットを決定する。
ネットワークデバイスは、最初に送信リソースの送信方向を判定し、次に、第4の構成情報を使用して構成されるダウンリンク制御リソースセットが、送信方向がダウンリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、ダウンリンク制御リソースセットを決定し得る。
任意選択で、第2の情報を送信する前に、方法1600は、以下のステップをさらに含む。
S1605.ダウンリンク制御リソースセットに基づいて送信リソースの送信方向を決定する。
代わりに、ネットワークデバイスは、最初にダウンリンク制御リソースセットを決定し、次に、第4の構成情報を使用して構成されるダウンリンク制御リソースセットが、送信方向がダウンリンク方向である送信リソースのサブセットになるように、送信リソースの送信方向を決定し得る。
上記は、アップリンク情報送信方法およびアップリンク情報受信方法などの、本出願で提供される方法の詳細な例を説明している。前述の機能を実施するために、端末デバイスおよびネットワークデバイスはそれぞれ、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者は、本明細書に開示されている実施形態で説明されている例示的なユニットおよびアルゴリズムステップとの組み合わせにおいて、本出願が、本出願におけるハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実施され得ることに容易に気付くはずである。機能がハードウェアとコンピュータソフトウェアによって動かされるハードウェアとのどちらによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約に依存する。当業者は、特定の用途ごとに、説明された機能を実施するために異なる方法を使用し得るが、その実施は本出願の範囲を超えると見なされるべきではない。
本出願では、端末デバイスおよびネットワークデバイスにおいて、機能ユニットの分割は、前述の方法の例に基づいて行われ得る。例えば、各機能ユニットは、対応する各機能に基づく分割によって得られ得るし、または2つ以上の機能が、1つの処理ユニットに統合され得る。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実施され得るし、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実施され得る。本出願において、ユニット分割は、例であり、単なる論理的な機能分割であることに留意されたい。実際の実施態様では、別の分割方法が存在し得る。
統合ユニットが使用される場合、図17は、前述の実施形態における端末デバイスの可能な概略構造図である。端末デバイス1700は、処理ユニット1702および通信ユニット1703を含む。処理ユニット1702は、端末デバイス1700の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット1702は、図2の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際に端末デバイス1700をサポートするように構成される。通信ユニット1703は、別の通信デバイスとの通信、例えばネットワークデバイスとの通信の際に端末デバイス1700をサポートするように構成される。端末デバイス1700は、端末デバイス1700のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット1701をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット1702は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、送信リソースが、グラントフリー送信リソースを含む、ように構成される。
処理ユニット1702は、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信するように通信ユニット1703を制御する。
処理ユニット1702は、中央処理装置(central processing unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット1702は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット1703は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット1701は、メモリであり得る。
処理ユニット1702がプロセッサであり、通信ユニット1703がトランシーバであり、記憶ユニット1701がメモリである場合、本出願における端末デバイスは、図18に示されている端末デバイスであり得る。
図18に示されているように、端末デバイス1800は、プロセッサ1802、トランシーバ1803、およびメモリ1801を含む。トランシーバ1803、プロセッサ1802、およびメモリ1801は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供される端末デバイス1700および端末デバイス1800は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
統合ユニットが使用される場合、図19は、前述の実施形態における端末デバイスの可能な概略構造図である。端末デバイス1900は、処理ユニット1902および通信ユニット1903を含む。処理ユニット1902は、端末デバイス1900の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット1902は、図6の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際に端末デバイス1900をサポートするように構成される。通信ユニット1903は、別の通信デバイスとの通信、例えばネットワークデバイスとの通信の際に端末デバイス1900をサポートするように構成される。端末デバイス1900は、端末デバイス1900のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット1901をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット1902は、
第1の構成情報を受信し、第1の構成情報が、グラントフリー送信リソースを構成するために使用され、
第2の構成情報を受信し、第2の構成情報が、第1の制御リソースセットを構成するために使用され、
第1の制御リソースセットにおいて第4の指示情報を監視し、第4の指示情報が、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースのオフセットを示すために使用される、
ように通信ユニット1903を制御する。
処理ユニット1902は、監視された第4の指示情報によって示されるオフセットと、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースとに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するように構成される。
処理ユニット1902は、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を送信するように通信ユニット1903を制御する。
処理ユニット1902は、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット1902は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット1903は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット1901は、メモリであり得る。
処理ユニット1902がプロセッサであり、通信ユニット1903がトランシーバであり、記憶ユニット1901がメモリである場合、本出願における端末デバイスは、図20に示されている端末デバイスであり得る。
図20に示されているように、端末デバイス2000は、プロセッサ2002、トランシーバ2003、およびメモリ2001を含む。トランシーバ2003、プロセッサ2002、およびメモリ2001は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供される端末デバイス1900および端末デバイス2000は、第4の指示情報に基づいてグラントフリー送信リソースのオフセットを決定し、グラントフリー送信リソースの初期位置およびオフセットに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、グラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
統合ユニットが使用される場合、図21は、前述の実施形態におけるネットワークデバイスの可能な概略構造図である。ネットワークデバイス2100は、処理ユニット2102および通信ユニット2103を含む。処理ユニット2102は、ネットワークデバイス2100の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット2102は、図12の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際にネットワークデバイス2100をサポートするように構成される。通信ユニット2103は、別の通信デバイスとの通信、例えば端末デバイスとの通信の際にネットワークデバイス2100をサポートするように構成される。ネットワークデバイス2100は、ネットワークデバイス2100のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット2101をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット2102は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、送信リソースが、グラントフリー送信リソースを含む、ように構成される。
処理ユニット2102は、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するように通信ユニット2103を制御する。
処理ユニット2102は、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット2102は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット2103は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット2101は、メモリであり得る。
処理ユニット2102がプロセッサであり、通信ユニット2103がトランシーバであり、記憶ユニット2101がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図22に示されているネットワークデバイスであり得る。
図22に示されているように、ネットワークデバイス2200は、プロセッサ2202、トランシーバ2203、およびメモリ2201を含む。トランシーバ2203、プロセッサ2202、およびメモリ2201は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供されるネットワークデバイス2100およびネットワークデバイス2200は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
統合ユニットが使用される場合、図23は、前述の実施形態におけるネットワークデバイスの可能な概略構造図である。ネットワークデバイス2300は、処理ユニット2302および通信ユニット2303を含む。処理ユニット2302は、ネットワークデバイス2300の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット2302は、図13の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際にネットワークデバイス2300をサポートするように構成される。通信ユニット2303は、別の通信デバイスとの通信、例えば端末デバイスとの通信の際にネットワークデバイス2300をサポートするように構成される。ネットワークデバイス2300は、ネットワークデバイス2300のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット2301をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット2302は、
第1の構成情報を送信し、第1の構成情報が、グラントフリー送信リソースを構成するために使用され、
第2の構成情報を送信し、第2の構成情報が、第1の制御リソースセットを構成するために使用され、
第1の制御リソースセットで第4の指示情報を送信し、第4の指示情報が、オフセットを示すために使用される、
ように通信ユニット2303を制御する。
処理ユニット2302は、オフセットと、第1の構成情報を使用して構成されたグラントフリー送信リソースとに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定するように構成される。
処理ユニット2302は、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信するように通信ユニット2303を制御する。
処理ユニット2302は、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット2302は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット2303は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット2301は、メモリであり得る。
処理ユニット2302がプロセッサであり、通信ユニット2303がトランシーバであり、記憶ユニット2301がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図24に示されているネットワークデバイスであり得る。
図24に示されているように、ネットワークデバイス2400は、プロセッサ2402、トランシーバ2403、およびメモリ2401を含む。トランシーバ2403、プロセッサ2402、およびメモリ2401は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供されるネットワークデバイス2300およびネットワークデバイス2400は、送信リソースの送信方向およびグラントフリー送信リソースの初期位置に基づいて、グラントフリー送信リソースのオフセットを決定し得、オフセットは、第4の指示情報を使用して端末デバイスに示され、これにより、端末デバイスは、グラントフリー送信リソースの初期位置およびオフセットに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し、この結果、グラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
統合ユニットが使用される場合、図25は、前述の実施形態におけるネットワークデバイスの可能な概略構造図である。ネットワークデバイス2500は、処理ユニット2502および通信ユニット2503を含む。処理ユニット2502は、ネットワークデバイス2500の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット2502は、図8の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際にネットワークデバイス2500をサポートするように構成される。通信ユニット2503は、別の通信デバイスとの通信、例えば端末デバイスとの通信の際にネットワークデバイス2500をサポートするように構成される。ネットワークデバイス2500は、ネットワークデバイス2500のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット2501をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット2502は、
第1の情報を送信し、第1の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、送信方向が、アップリンク送信方向を含み、
第1の構成情報を送信し、第1の構成情報が、グラントフリー送信リソースを構成するために使用され、グラントフリー送信リソースが、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースのサブセットであり、
グラントフリー送信リソースでアップリンク情報を受信する
ように通信ユニット2503を制御する。
処理ユニット2502は、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット2502は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット2503は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット2501は、メモリであり得る。
処理ユニット2502がプロセッサであり、通信ユニット2503がトランシーバであり、記憶ユニット2501がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図26に示されているネットワークデバイスであり得る。
図26に示されているように、ネットワークデバイス2600は、プロセッサ2602、トランシーバ2603、およびメモリ2601を含む。トランシーバ2603、プロセッサ2602、およびメモリ2601は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供されるネットワークデバイス2500およびネットワークデバイス2600によれば、第1の構成情報を使用して構成されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースのサブセットであり、ネットワークデバイスは、グラントフリー送信リソースのオフセットを示す必要がなく、また、グラントフリー送信リソースが利用可能であるかどうかを示す必要がなく、このため、シグナリングオーバヘッドが低減される。
統合ユニットが使用される場合、図27は、前述の実施形態における端末デバイスの可能な概略構造図である。端末デバイス2700は、処理ユニット2702および通信ユニット2703を含む。処理ユニット2702は、端末デバイス2700の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット2702は、図14の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際に端末デバイス2700をサポートするように構成される。通信ユニット2703は、別の通信デバイスとの通信、例えばネットワークデバイスとの通信の際に端末デバイス2700をサポートするように構成される。端末デバイス2700は、端末デバイス2700のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット2701をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット2702は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、送信リソースが、ダウンリンク制御リソースセットを含む、ように構成される。
処理ユニット2702は、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出するように通信ユニット2703を制御する。
処理ユニット2702は、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット2702は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット2703は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット2701は、メモリであり得る。
処理ユニット2702がプロセッサであり、通信ユニット2703がトランシーバであり、記憶ユニット2701がメモリである場合、本出願における端末デバイスは、図28に示されている端末デバイスであり得る。
図28に示されているように、端末デバイス2800は、プロセッサ2802、トランシーバ2803、およびメモリ2801を含む。トランシーバ2803、プロセッサ2802、およびメモリ2801は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供される端末デバイス2700および端末デバイス2800は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
統合ユニットが使用される場合、図29は、前述の実施形態におけるネットワークデバイスの可能な概略構造図である。ネットワークデバイス2900は、処理ユニット2902および通信ユニット2903を含む。処理ユニット2902は、ネットワークデバイス2900の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット2902は、図15の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際にネットワークデバイス2900をサポートするように構成される。通信ユニット2903は、別の通信デバイスとの通信、例えば端末デバイスとの通信の際にネットワークデバイス2900をサポートするように構成される。ネットワークデバイス2900は、ネットワークデバイス2900のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット2901をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット2902は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、送信リソースが、ダウンリンク制御リソースセットを含む、ように構成される。
処理ユニット2902は、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信するように通信ユニット2903を制御する。
処理ユニット2902は、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット2902は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット2903は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット2901は、メモリであり得る。
処理ユニット2902がプロセッサであり、通信ユニット2903がトランシーバであり、記憶ユニット2901がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図30に示されているネットワークデバイスであり得る。
図30に示されているように、ネットワークデバイス3000は、プロセッサ3002、トランシーバ3003、およびメモリ3001を含む。トランシーバ3003、プロセッサ3002、およびメモリ3001は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供されるネットワークデバイス2900およびネットワークデバイス3000は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、端末デバイスもまた、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ネットワークデバイスによってダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
統合ユニットが使用される場合、図31は、前述の実施形態におけるネットワークデバイスの可能な概略構造図である。ネットワークデバイス3100は、処理ユニット3102および通信ユニット3103を含む。処理ユニット3102は、ネットワークデバイス3100の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット3102は、図16の各ステップおよび/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを実行する際にネットワークデバイス3100をサポートするように構成される。通信ユニット3103は、別の通信デバイスとの通信、例えば端末デバイスとの通信の際にネットワークデバイス3100をサポートするように構成される。ネットワークデバイス3100は、ネットワークデバイス3100のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット3101をさらに含み得る。
例えば、処理ユニット3102は、
第2の情報を送信し、第2の情報が、送信リソースの送信方向を示すために使用され、送信方向が、ダウンリンク送信方向を含み、
第4の構成情報を送信し、第4の構成情報が、ダウンリンク制御リソースセットを構成するために使用され、ダウンリンク制御リソースセットが、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースのサブセットであり、
ダウンリンク制御リソースセットでダウンリンク制御チャネルを送信する
ように通信ユニット3103を制御する。
処理ユニット3102は、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせなどのプロセッサまたはコントローラであり得る。処理ユニット3102は、本出願に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。代わりに、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってもよい。通信ユニット3103は、トランシーバまたはトランシーバ回路などであり得る。記憶ユニット3101は、メモリであり得る。
処理ユニット3102がプロセッサであり、通信ユニット3103がトランシーバであり、記憶ユニット3101がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図32に示されているネットワークデバイスであり得る。
図32に示されているように、ネットワークデバイス3200は、プロセッサ3202、トランシーバ3203、およびメモリ3201を含む。トランシーバ3203、プロセッサ3202、およびメモリ3201は、制御信号および/またはデータ信号を送信するために、内部接続チャネルを介して互いに通信し得る。
簡単かつ簡潔な説明のために、前述の装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すべきことが、当業者によって明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願で提供されるネットワークデバイス3100およびネットワークデバイス3200によれば、第4の構成情報を使用して構成される制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク方向である送信リソースのサブセットであり、ネットワークデバイスは、制御リソースセットが利用可能であるかどうかを示す必要がなく、このため、シグナリングオーバヘッドが低減される。
トランシーバは、送信機および受信機を含み得ることを理解されたい。トランシーバは、アンテナをさらに含み得る。1つ以上のアンテナが存在してもよい。メモリは、独立したデバイスであってもよいし、またはプロセッサに統合されてもよい。前述のコンポーネントの全部または一部は、実施のためにチップに統合されてもよく、例えば、実施のためにベースバンドチップに統合されてもよい。
装置の各実施形態におけるネットワークデバイスまたは端末デバイスは、対応する方法の実施形態におけるネットワークデバイスまたは端末デバイスに対応する。対応するモジュールは、対応するステップを実行する。例えば、送信モジュールまたは送信機は、方法の実施形態における送信ステップを実行し、受信モジュールまたは受信機は、方法の実施形態における受信ステップを実行する。送信および受信ステップ以外のステップは、処理モジュールまたはプロセッサによって実行され得る。特定のモジュールの機能については、対応する方法の実施形態を参照されたい。詳細は再度説明されない。
前述のプロセスの順序番号は、本出願の実施形態における実行順序を意味しないことを理解されたい。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部論理に基づいて決定されるべきであり、本出願の実施プロセスに対する制限として解釈されるべきではない。
加えて、本明細書における用語「および/または」は、関連する対象を説明するための関連性の関係のみを説明しており、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つのケース、すなわち、Aのみが存在するケース、AおよびBの両方が存在するケース、およびBのみが存在するケースを表し得る。加えて、本明細書における記号「/」は、概して、関連する対象間の「または」関係を示す。
本出願に開示されている内容と併せて説明されている方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって実施され得るし、またはソフトウェア命令を実行することによってプロセッサによって実施され得る。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含み得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable ROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、または当技術分野で周知の他の任意の形態の記憶媒体に記憶され得る。例えば、記憶媒体は、プロセッサに結合され、これにより、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出し得るし、または記憶媒体に情報を書き込み得る。もちろん、記憶媒体は、プロセッサのコンポーネントであり得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに配置され得る。加えて、ASICは、端末デバイスに配置され得る。もちろん、プロセッサおよび記憶媒体は、端末デバイスまたはネットワークデバイス内のディスクリートコンポーネントとして存在し得る。
前述の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせによって実施され得る。ソフトウェアが実施形態を実施するために使用される場合、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全にまたは部分的に実施され得る。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令がコンピュータにロードされて実行されると、本出願によるプロセスまたは機能の一部または全部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得るし、またはコンピュータ可読記憶媒体を使用して送信され得る。コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者回線(digital subscriber line、DSL))の方法またはワイヤレス(例えば、赤外線、無線、もしくはマイクロ波)の方法で、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または1つ以上の使用可能な媒体を組み込んだ、サーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、もしくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc、DVD))、または半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
本出願の目的、技術的解決策、および利点は、前述の特定の実施態様で詳細にさらに説明されている。前述の説明は、本出願の単なる特定の実施態様であり、本出願の保護範囲を限定することを意図されていないことを理解されたい。本出願の技術的解決策に基づいて行われる修正、同等の置換、および改善などは、本出願の保護範囲内に含まれるものとする。
第29の態様によれば、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定するステップであって、送信リソースが、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットを含む、ステップと、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出するステップとを含むダウンリンク制御チャネル検出方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいて端末デバイスによって決定されるリソースセットである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースに属する。端末デバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
第30の態様によれば、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定するステップであって、事前に設定された送信リソースが、ダウンリンク制御リソースセットを含む、ステップと、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを送信するステップとを含むダウンリンク制御チャネル送信方法が提供される。
本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいてネットワークデバイスによって決定されるリソースセットである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースに属する。ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得る。端末デバイスもまた、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ネットワークデバイスによってダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
ネットワークデバイスは、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システムの基地トランシーバ局(base transceiver station、BTS)であり得るし、または広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システムのノードB(node B、NB)であり得るし、またはロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムの発展型ノードB(evolved node B、eNB)であり得るし、または5G通信システムのgNB(gNB)であり得る。前述の基地局は、説明のための単なる例である。代わりに、ネットワークデバイスは、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、または別の種類のデバイスであってもよい。
アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのサブセットであってもよいし、または事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置に基づいて決定されるリソースであってもよい。いずれの場合も、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースに属する。端末デバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
図11に示されているように、送信リソースの各期間には、2種類のアップリンク送信リソースおよび2種類のダウンリンク送信リソースが含まれている。2種類のアップリンク送信リソースの時間長は異なり、2種類のダウンリンク送信リソースの時間長も異なる。2種類のアップリンク送信リソースが、リソースプールを形成する。ネットワークデバイスは、すべてのリソースプールをグラントフリー送信リソースとして使用のために端末デバイスに割り当て得るし、またはリソースプール内のより短い時間長のアップリンク送信リソースを第1のグラントフリー送信リソースとして使用のために端末デバイスに割り当て、リソースプール内のより長い時間長のアップリンク送信リソースを第2のグラントフリー送信リソースとして使用のために別の端末デバイスに割り当て得る。
方法1200は、例えばネットワークデバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、事前に設定されたグラントフリー送信リソースのサブセットであってもよいし、または事前に設定されたグラントフリー送信リソースの位置に基づいて決定されるリソースであってもよい。いずれの場合も、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースは、送信方向がアップリンク送信方向である送信リソースに属する。ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたグラントフリー送信リソースに基づいて、アップリンク送信に使用されるグラントフリー送信リソースを決定し得、これにより、事前に設定されたグラントフリー送信リソースの送信方向が送信リソースの送信方向と一致しない場合に発生するグラントフリー送信の失敗が回避される。
S1401.送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、事前に設定された送信リソースは、ダウンリンク制御リソースセットを含む。
方法1400は、例えば端末デバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいて端末デバイスによって決定されるリソースセットである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースに属する。端末デバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
S1501.送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、事前に設定された送信リソースは、ダウンリンク制御リソースセットを含む。
方法1500は、例えばネットワークデバイスによって実行される。本実施形態で提供される方法によれば、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットのサブセットであるか、またはダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットの位置に基づいてネットワークデバイスによって決定されるリソースセットである。いずれの場合も、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットは、送信方向がダウンリンク送信方向である送信リソースに属する。ネットワークデバイスは、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得る。端末デバイスもまた、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ネットワークデバイスによってダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し得、これにより、端末デバイスは、構成された各ダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出することを免れ得、この結果、端末デバイスの電力消費が削減される。
構成されたダウンリンク制御リソースセットは、アップリンク送信に使用される送信リソースと重複する場合があり、その結果、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用され得ない。したがって、端末デバイスおよびネットワークデバイスは、構成されたダウンリンク制御リソースセットに対応する期間から、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを別々に決定し、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットにおいてダウンリンク制御チャネルを検出し得る。本実施形態で提供される方法によれば、端末デバイスは、送信方向がアップリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットをスキップし、送信方向がダウンリンク方向であるダウンリンク制御リソースセットにおいてのみダウンリンク制御チャネルを検出し得、これにより、端末デバイスの電力消費が削減される。
処理ユニット1702がプロセッサであり、通信ユニット1703がトランシーバであり、記憶ユニット1701がメモリである場合、本出願における端末デバイスは、図18に示されている端末デバイス1800であり得る。
処理ユニット1902がプロセッサであり、通信ユニット1903がトランシーバであり、記憶ユニット1901がメモリである場合、本出願における端末デバイスは、図20に示されている端末デバイス2000であり得る。
処理ユニット2102がプロセッサであり、通信ユニット2103がトランシーバであり、記憶ユニット2101がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図22に示されているネットワークデバイス2200であり得る。
処理ユニット2302がプロセッサであり、通信ユニット2303がトランシーバであり、記憶ユニット2301がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図24に示されているネットワークデバイス2400であり得る。
処理ユニット2502がプロセッサであり、通信ユニット2503がトランシーバであり、記憶ユニット2501がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図26に示されているネットワークデバイス2600であり得る。
例えば、処理ユニット2702は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを検出するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、事前に設定された送信リソースが、ダウンリンク制御リソースセットを含む、ように構成される。
処理ユニット2702がプロセッサであり、通信ユニット2703がトランシーバであり、記憶ユニット2701がメモリである場合、本出願における端末デバイスは、図28に示されている端末デバイス2800であり得る。
例えば、処理ユニット2902は、送信リソースの送信方向および事前に設定されたダウンリンク制御リソースセットに基づいて、ダウンリンク制御チャネルを送信するために使用されるダウンリンク制御リソースセットを決定し、事前に設定された送信リソースが、ダウンリンク制御リソースセットを含む、ように構成される。
処理ユニット2902がプロセッサであり、通信ユニット2903がトランシーバであり、記憶ユニット2901がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図30に示されているネットワークデバイス3000であり得る。
処理ユニット3102がプロセッサであり、通信ユニット3103がトランシーバであり、記憶ユニット3101がメモリである場合、本出願におけるネットワークデバイスは、図32に示されているネットワークデバイス3200であり得る。
本出願に開示されている内容と併せて説明されている方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって実施され得るし、またはソフトウェア命令を実行することによってプロセッサによって実施され得る。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールによって提供され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable ROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、または当技術分野で周知の他の任意の形態の記憶媒体に記憶され得る。例えば、記憶媒体は、プロセッサに結合され、これにより、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出し得るし、または記憶媒体に情報を書き込み得る。もちろん、記憶媒体は、プロセッサのコンポーネントであり得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに配置され得る。加えて、ASICは、端末デバイスに配置され得る。もちろん、プロセッサおよび記憶媒体は、端末デバイスまたはネットワークデバイス内のディスクリートコンポーネントとして存在し得る。