JP6169522B2 - シートシャッタ - Google Patents

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Description

本発明は、建物の出入口や間仕切り部分に設置されるシートシャッタに関する。
従来、工場や倉庫等建物の出入口や間仕切り部分(間口)に設置されるシートシャッタ(シャッタ装置)は、シートを巻取り繰出しするシートドラムを内装するシートケースの左右を、シートの昇降動作を案内するシートガイド部を有するガイド支柱によって支持している(例えば、特許文献1参照)。
上記シートシャッタは、シートドラムがシートを昇降移動させるシートケースの後方下部に開口する開口部の左右に設けたガイド支柱によって、シートケースを取付け支持するものである。そしてガイド支柱は、シートケースの進入前方側に片寄って設けられているので、シートドラム等を含むシートケースの偏荷重によってガイド支柱のみで自立させることは困難であり、シートシャッタを設置間口へ起立状態で設置する際には、例えば図10に示すような設置態様によって行なうことが通例である。
このシートシャッタの設置態様を図10を参照し説明すると、先ず、鉄骨建物の設置間口Mに対し、間口を形成する左右の壁面Kに、取付け補強用の鉄骨製角パイプフレーム等の下地部材Fを、設置間口Mの門型状輪郭に沿って建物柱部材や梁部材又は壁面Kに取付けるための取付け固定工事が下地施工として行われる。次いで、下地部材Fの左右フレームに対し、ガイド支柱3aをボルトによって取付けて起立姿勢に固定したのち、立設された左右のガイド支柱3aの上部に、シートケース4を横向きに載せ両者をボルトで接続する。そして、下地部材Fの左右フレームを繋ぐ上部横フレームに対し、シートケース4の後壁部をボルトによって補強接続をすることにより、シートシャッタ1の設置作業を完了する。
特開2012−219471号公報
上記特許文献1で示されるシートシャッタは、多様な建物の設置間口Mに対応して施工される下地部材Fに、図10で示すように、シートケース4と各ガイド支柱3aとを取付けて後方への傾倒を防止し安定的に設置することができる。然しながら、このシートシャッタ1では、建物の壁面Kに対する壁面工事や下地部材Fを取付ける固定作業、及び下地部材Fに固定したガイド支柱3aの上部に対し、近接している壁面Kとの接触に注意を払いながらシートケース4を載せて固定しなければならない等の煩雑な作業と時間を要するため、シートシャッタ1の設置コストが増大する欠点がある。
一方、シート2を迅速に昇降させて間口を開閉するシートシャッタ1は、特に木造建築物である和風旅館の厨房等への設置が望まれるものであるが、この場合に木造家屋の壁面Kに対しては鉄骨等の下地部材Fの施工が困難であること、及びシートドラムの回転制御を司る制御盤9を壁面Kの内側又は外側の低い位置に設置する際に、制御盤9が通行の邪魔になる等の欠点がある。さらに、厨房等狭い設置間口Mに設置されるシートシャッタ1は、出入りの激しい配膳用の台車(ワゴン等)が通過する際に、その両側に立設されるガイド支柱3aに不慮に接当衝突させることが多く、このためガイド支柱3aの接当変形及びシート2の昇降移動を不能にする等の接当トラブルを発生し易い等の問題がある。従って、上記のような懸念によりシートシャッタ1の厨房等への設置が敬遠される等の課題があった。
そこで本発明は上記実情に鑑み、シートケースをガイド支柱とサブ支柱を接合した自立可能な支柱を構成して支持することにより、木造建築物の出入口等への設置を簡単且つ容易に行なうことができるシートシャッタを提供するものである。
上記課題を解決するために本発明のシートシャッタは、第1に、シート2を巻取り繰出しするシートドラム5を内装するシートケース4と、該シートケース4の左右を支持して、シート2の昇降移動を案内するシートガイド部11を有するガイド支柱3aを備えシートシャッタ1において、前記シートケース4の左右を、ガイド支柱3aと、該ガイド支柱3aに沿って前後方向に着脱自在に接合される箱型中空断面のサブ支柱3bとからなる支柱3によって支持し、上記サブ支柱3bの左右幅をガイド支柱3aの左右幅と略同幅にするとともに、前記支柱3の前後幅をシートケース4の前後幅と略同幅にしたことを特徴としている。
に、前記サブ支柱3bの上端に略水平状に取付けた取付板6に、シートケース4の下部に設けた固定板4dを載せて着脱自在に接合することにより、シートケース4をサブ支柱3bによって支持することを特徴としている。
に、前記サブ支柱3bを、長方形状の箱体にすると共に、サブ支柱3bの内向き面側にサブ支柱3b内を開放する開口部20を形成し、該開口部20に蓋カバー21を設けことを特徴としている。
に、前記蓋カバー21を、サブ支柱3bの進入手前側である前方側に設けた支点に開閉自在に軸支したことを特徴としている。
に、サブ支柱3bの内奥部の後壁部10bに、シートドラム5を正逆回転させるモータ7を制御する制御盤9を取付けサブ支柱3bガイド支柱3aを前後方向に接合して支柱3を構成することを特徴としている。
以上のように構成される本発明のシートシャッタは、ガイド支柱とサブ支柱は、互いを補強し合う剛体構造の支柱を形成しシートケースを安定よく支持する。そして、支柱を床面から起こし起立姿勢にしたとき、ガイド支柱とサブ支柱とを合わせた広い接地面によって自立させることができるので、自立している左右の支柱にシートケースを簡単に載せることができ、両者の組立てを容易にすることができる。従って、木造建物の出入口のように低い設置間口へのシートシャッタの設置を能率よく行うことができる。また箱状のサブ支柱は、中空の内部を多目的スペースとして利用することができるので、必要により制御盤等の電装機器類の設置やメンテナンス作業用品等の収納物を利便性を有して収納することができる。
ートケースの前部下方でガイド支柱の前方側に形成されるスペースをサブ支柱が塞ぐため、シートケースと同じ前後幅にした剛体構造の柱状フレームを構成でき、側面視で大きな凹凸面を生じないシンプルな形状のシートシャッタにすることができる。またガイド支柱の前方側に着脱自在なサブ支柱を接合する支柱は、サブ支柱がシートに至るまでの導入用の通路を形成するので、台車等をシートに不慮に接当させる等のトラブルを抑制することができる。また物品を搭載し重量のある台車が不慮に接当した場合に、サブ支柱は自身が変形しながら緩衝部材となりガイド支柱の損傷トラブルを防止すると共に、損傷を受けたサブ支柱の修理も容易に行うことができる。
記サブ支柱の上端に略水平状に取付けた取付板に、シートケースの下部に設けた固定板を載せ着脱自在に接合することにより、自立させた左右の支柱にシートケースを載せたとき、シートケースの重心側を固定板と取付板を介して広い接地面を有するサブ支柱が受けるため、前方側の傾倒を防止すると共に、ガイド支柱が後方側の傾倒を防止するため、シートシャッタを前後方向の傾倒を阻止し簡単に自立させることができる。またサブ支柱は、ガイド支柱に直接的な押圧荷重を掛けることなく、シートケースを安定よく支持することができる。
記サブ支柱を、長方形状の箱体にすると共に、サブ支柱内向き面側に支柱内を開放する開口部を形成し、該開口部に蓋カバーを設けることにより、長方形状箱体の内向き面側に開口部を形成したサブ支柱は、支柱内部を広い多目的スペースにすることができ、制御盤の設置やそのメンテナンス作業並びに保管物の収納取出し等を容易にすることができると共に、支柱損傷部の修理や支柱交換等の作業を能率よく行うことができる。
記蓋カバーを、支柱の前方側を支点に開閉自在に設けることにより、蓋カバーを後方のシートに支障を与えることなく、支柱の前方側を支点に通路から前方に退避させるように大きく開くことができるので、開いた蓋カバーに邪魔されることなく、通路側から制御盤のメンテナンス作業並びに支柱損傷部の修理や支柱交換等の作業を容易に行うことができる。
記サブ支柱内の後壁部に、シートドラムを正逆回転させるモータを制御する制御盤を取付けサブ支柱ガイド支柱を接合して支柱を構成することにより、予め制御盤を多目的スペース内で後壁部に取付けたサブ支柱とガイド支柱とを接合したユニット構造の支柱になるため、この支柱にシートケースを載置して組立てる設置現場における、支柱や設置間口壁面に対する制御盤の取付け作業を不要にすると共に、制御盤とモータとの結線を速やかに行うことができる。
本発明が適用されたシートシャッタの正面図である。 図1のシートシャッタを一部破断をして示す正面図である。 シートケースと支柱の構成を示す平断面図である。 シートシャッタの右側の構成を一部破断をして示す、図2のA−A線断面図である。 シートシャッタの左側の構成を一部破断をして示す、図2のB−B線断面図である。 図4の拡大断面図である。 図6のシートケースと支柱とを分解した状態を示す分解図である。 図2のC−C線断面図である。 左右の支柱の底面図である。 従来のシートシャッタを設置間口に設置する態様を示し、図(a)は正面図。図(b)は平面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。先ず、図1〜図4を参照し建物の出入口(間口)に設置されるシャッタ装置の一例として示すシートシャッタ1の全体構成について説明する。このシートシャッタ1は、シャッタ部材であるシート2と、該シート2の左右をスライド自在に支持し上下方向の昇降移動を案内するガイド部材として構成される支柱3(サイドフレーム)と、シート2を巻取り繰出し自在に収容するシートケース(シートフレーム)4等で構成される。上記支柱3は本発明に係るガイド支柱3aとサブ支柱3bとからなる支柱構造によって、建物の出入口を構成する構造部材としての柱部や壁部等に沿って設置される。
シートケース4は内部にシャッタ開閉機構としてシートドラム(繰出装置)5を内装しており、建物の梁部や上壁部に沿った横向き姿勢で左右の支柱3の上部に着脱自在に組付けられる。これによりシートシャッタ1は、左右の支柱3とシートケース4によって全体として門型形状のシャッタフレームを構成し、シートドラム5の正逆回転によりシート2の巻取りと繰出しをしながら、該シート2の両側辺を各支柱3のシートガイド部を介し昇降動作させて出入口の開閉を行う。
次に、シートシャッタ1の各部の構成について詳述する。先ず、シートケース4は、側面視で四角形断面の筒状をなす中空のケース本体を、その両側で左右の支柱3上方に位置して立設される側面視四角形状の端板4a,4bと、該端板4a,4bにその周囲を囲むように取付ける、上下のカバーと前後のカバーと両外側のカバー等からなるケースカバー4cによってケース室を形成するようにしている。また端板4a,4bの下部には、シートケース4を支柱3に載置した状態で、ガイド支柱3aの上端に設けた取付板6に載置させる固定板4dを設けている。またシートケース4のケース本体の後方下部には、左右のガイド支柱3aに連通してシート2の昇降移動を許容する開口部4eを形成している。
そして、シートケース4は、ケース室内に左右の端板4a,4bによって回転可能に軸支される中空円筒状のシートドラム5を収容している。右側の端板4aは、内側面に円柱形状のモータ7を取付けており、該モータ7は駆動軸7aに設けた凹凸状の輪体とした駆動体8をシートドラム5の内面に係合してシートドラム5を正逆回転駆動させる。左側の端板4bは、シートドラム5の左端取付板8aに突設した支軸8bを軸支している。これによりシートドラム5は、シートケース4内に水平状に軸支され、モータ7の正逆回転に伴い前記開口部4eを介してシート2の繰出し下降と巻取り上昇を行う。
上記モータ7は、支柱3に対し後述する構成によって設置される制御盤9と操作部9aとにより、従来のものと同様にシート2の開閉作動を、制御盤9に接続する各種操作スイッチからなる操作部9aの手動操作指令、及び通過体を検知する各種検知部の検知指令等に基づくモータ7の正逆回転制御によって行なう。尚、ケースカバー4cは、各外壁カバーを開閉自在に構成しており、内部の点検やシート2の巻き掛け修正等のメンテナンス作業を容易にしている。
シート2は、可撓性及び耐候性及び必要により透光性或いは遮光性を有する合成樹脂材による長方形の幕体と、該幕体の両側縁に沿って所定間隔を有して連続的に付設された公知の構成からなる駒状のガイド突起2aとからなり、上端(基部側)をシートドラム5の周面に軸方向に沿って取付けている。そして、シート2は左右のガイド突起2aを、各ガイド支柱3aの内向き対向面側に設けられる、シートガイド部(シャッタガイド部)11内に差し入れた状態で昇降スライド可能に係合させて収容している。これによりシート2は、シート両側の抜け止めを行い横方向のシート張りを保持しスムーズな昇降作動を行う。
またシート2の下端にはウェイト部を兼ねてシート2を下方に向けて付勢する接地部12を設けている。この接地部12は、シート2の下端に沿って袋状に形成される袋部内に鉄パイプ等のウェイト部材を横向きに内装しており、シート2が最下降した閉じ状態で、地面或いは床面等(以下床面と言う)に横方向の通直性と気密性を有して接地する。
次に、図2〜図8を参照し支柱3について説明する。図示例の支柱3は、シートガイド部11を備える略正四角形の中空C形断面であるガイド支柱3aと、該ガイド支柱3aの左右幅と略同幅とし且つ前後方向に広幅とした長方形の箱型中空断面であるサブ支柱3bとからなり、両者を隣接し対向する前壁部10aと後壁部10bとを接当させた状態で、上下の複数箇所をボルト3c等による連結手段によって接合している。これにより左右の支柱3は、ガイド支柱3aとサブ支柱3bとの前後方向の一体接合により、シートシャッタ1の間口幅を在来のものより狭くすることなく略同じ間口幅にしながら、接地面をガイド支柱3aの倍以上の大きさとし、床面に前後方向の傾倒を防止し安定よく自立させて、シートケース4の組付け及び建物への設置を行い易くしている。
即ち、実施形態の支柱3は図3に示すように、平面視において左右のガイド支柱3aを、シートケース4の前部左右のコーナー部に互いの前壁部と外側面とを面一にして配設している。そして、左右のサブ支柱3bの前後幅を、ガイド支柱3aの前壁部10aとシートケース4の前壁部とによって形成されるスペースのスペース前後長さH(図7)と等しくしている。これによりサブ支柱3bは、その後壁部10bをガイド支柱3aの前壁部10aに接合した状態で、シートケース4の前部左右のコーナー部に互いの前壁部と外側面とを面一状にして配設している。
上記構成による支柱3は、ガイド支柱3aの前側に位置するサブ支柱3bが、スペース前後長さHを有してシートケース4の前部下方に形成されるコーナー状のスペースを塞ぎ、側面視においてシートケース4と同じ前後幅の1本の柱状フレームを剛体構造にしていると共に、外周に大きな凹凸面を生じないストレートデザインのシンプルな外観性に優れたシートシャッタ1を創出する。そして、上記支柱3を備えるシートシャッタ1は、シートケース4をサブ支柱3bに対し後述する取付構造によって着脱自在に載置固定しているため、ガイド支柱3a側に重量のあるシートドラム5やシート2の直接的な押圧荷重を掛けることなく、シートケース4を簡単且つ安定よく支持すると共に、シートシャッタ設置作業及びシート2や支柱3等の損傷時の修理や交換等のメンテナンス作業を行い易くする。
次に、支柱3によるシートケース4の取付構造について図6,図7を参照し説明する。先ず、支柱3のサブ支柱3bは、前記取付板6を長方形中空断面の支柱本体の上端に面一に内嵌した状態で、後壁部10bと前壁部10cとにボルト3cとボルト6aによって取付けている。上記取付板6は図7に示すように、取付面の中央部にガイドピン6bを突設し、その前後にボルト孔6cを穿設している。一方、上記取付板6に対向する前記シートケース4の固定板4dには、ガイドピン6bと嵌合するピン孔4fと各ボルト孔4gを穿設している。またガイド支柱3aの下端には、底板15を面一に内嵌し前後の壁面にボルト3cとボルト6aによって取付けている。
この左右の支柱3は、工場において予めガイド支柱3aとサブ支柱3bを接合したユニット構造体として製作され、設置現場に搬入し床面に横置きした保管姿勢から下端の角部を接地させて上方を持上げて起立させると、底板15が床面に全面接地するとき直立状態になってその自立を保持する。そして、自立姿勢にある左右の支柱3の上部に対し、シートケース4を持ち上げて上方から支柱方向に降ろすとき、前記取付板6のガイドピン6bに固定板4dのピン孔4fを嵌合させて位置決めすることができる。こののち各ボルト孔6cとボルト孔4gにボルト6dを挿入して締着する。これにより左右の支柱3はシートケース4を載置状態で組付けることができ、門型形状のシートシャッタ1を速やかに構成することができる。
そして、設置されるシートシャッタ1は、ガイド支柱3aに対し前方側に重心が位置するシートケース4の荷重を、広い接地面を有するサブ支柱3bが主体的に受けるため、シートケース4の前方側への傾倒(転倒)を防止して安定よく自立させることができる。
尚、実施形態における支柱3の支柱長さは略2000ミリ程度にすることにより、例えば、後述する和風建築物である旅館の廊下に面した厨房等の出入口に対し大きな改造を要することなく、シートシャッタ1を容易に設置することができる。
次に、図2,図6〜図8を参照しガイド支柱3aとサブ支柱3bの構成について詳述する。先ず、実施形態のガイド支柱3aは、前後左右の幅を100ミリ程度とした正方形状の中空C形断面の支柱本体となし、周壁の内向き面に従来と同様な構成によってシートガイド部11を支柱方向に設置している。このシートガイド部11は、支柱方向に形成した取付溝内にコ字状断面をなすアウターレール14を挿入固定し、アウターレール14の溝内下方に長いインナーレール16と、溝内上方にシート復帰用の短い上部インナーレール17とを挿入し、且つ両レール16,17をアウターレール14内で溝奥側に向けて弾力的に付勢する弾性膜部材等からなる付勢部材18を内装している。
またインナーレール16と上部インナーレール17は、前後で対をなすガイド壁間に形成されるガイド溝内に、シート2の両側のガイド突起2aを上方から挿入したとき、前後のガイド壁がそのフック形状によって、ガイド突起2aを内側方向への抜出しを規制しながらシート2を昇降移動させるようにしている。これによりシートシャッタ1は、シート2が風等による前後方向の負荷を受ける場合に、シート2の両端は内向きに引張られてガイド突起2aがシート溝から抜け出そうとしても、前後のガイド壁のフック形状によってガイド突起2aの抜け出しを規制する。このとき内向き方向の引張力を受けるインナーレール16と上部インナーレール17は、アウターレール14内で付勢部材18の付勢力に抗し内向きに移動しシート2を案内限界に保持して、シート外れを防止した昇降案内をスムーズにする。
一方、シート2が昇降時に人や物との強い接触や強風等を受ける場合には、ガイド突起2aはインナーレール16のガイド壁をその弾性力に抗し拡開して抜出すため、シート2の張り支持を解除してインナーレール16から離脱させる。また離脱したシート2は、従来のものと同様にその後のシートドラム5の逆転に伴い、上部インナーレール17の作用によって元のシート張り姿勢に復帰して、シート2の連続的な開閉動作を継続することができる。尚、ガイド支柱3aの下端には、底板15aを面一にして内嵌し前後の壁面にボルト3cとボルト6aとによって取付けている。これにより底板15aは、ガイド支柱3aの下端部を補強しながら床面と平面的に接地しガイド支柱3aの起立を安定支持する。
そして、実施形態のサブ支柱3bは、左右幅をガイド支柱3aの左右幅と同幅とし、前後幅を左右幅の倍程度の広幅とした長方形中空断面の支柱本体となし、支柱本体の上下端に取付板6と底板15を取付けた箱型にしている。上記底板15は前記取付板6と同形状となし、反転させた状態でサブ支柱3bの下端に面一に内嵌し、その前後部をボルト6aとボルト3cによって取付けている。これにより底板15は、サブ支柱3bの下端部を補強しながら床面と平面的に接地しサブ支柱3bの起立を安定支持する。
また左右のサブ支柱3bは、両者が対向する内向き面に支柱内を略全開放させる開口部20を形成し、該開口部20に支柱3の前方側(進入手前側)を支点に開閉自在に閉鎖する蓋カバー21を設けた構成にしている。この蓋カバー21は、前側辺をサブ支柱3bの前壁部10c側に蝶番等の回動部22を介して取付けると共に、後側辺をネジ或いはフック等の開閉固定具23によってサブ支柱3bへ係脱自在に固定している。
これにより蓋カバー21は、開閉固定具23の固定解除により回動部22を支点に後方(進入方向奥)側から前方側に向けて開動させて開口部20を開放し、図3に2点鎖線で示すように、サブ支柱3bの前方(進入方向手前)側に開き保持することができる。従って、開けた蓋カバー21は、左右の支柱3間に形成される通路内に位置させることなく前方側に退避させるので、後述するようなサブ支柱内作業を行うとき、蓋カバー21に邪魔されることなく大きく開放された開口部20から作業を能率よく行なうことができる。
また図示例の各支柱3は、サブ支柱3b内に形成される上下及び前後方向の箱内スペースを多目的スペースとして活用するようにしている。即ち、右側のサブ支柱3bは、制御盤9をスペース内から後壁部10bに着脱自在に取付けている。また制御盤9から配線接続される操作部9aは、前壁部10aの表面側で操作し易い高さに取付けている。これによりサブ支柱3bは、支柱スペースを利用し制御盤9をモータ7に可及的に近接させることができ、配線構造も短く纏めて簡潔な構成によって設置している。また制御盤9の調整や修理等のメンテナンス作業及び支柱3の分解修理等を行い易くしている。
尚、図示例のサブ支柱3bは、後壁部10bの中途部に板状の取付ベース9bをボルト3cによってガイド支柱3aの前壁部10aを共締めするように取付けており、この取付ベース9bに制御盤9の基板を着脱自在に取付けている。
また左側のサブ支柱3bは、支柱内周壁に棚或いは容器等の収納部材25を着脱自在に設けており、メンテナンス作業に必要とされる工具や取扱説明書並びに清掃用具等の備品を簡単に収納することができる。尚、この左側のサブ支柱3bは、必要により右側のサブ支柱3bの制御盤9と操作部9a等を入れ替えて設置することができる。
次に、上記のように構成されるシートシャッタ1の設置態様例について図1及び各図を参照し説明する。このシートシャッタ1は、従来困難とされている和風建築物である旅館の厨房等における出入口にも、既設の引戸等に代える自動シャッタとして簡単に設置することができるものである。この場合の出入口は、敷居に2枚の引き戸(ドア)を設けて構成されているものとすると、ドアを除去した間口は2000ミリ程度の出入口として開放される。このとき敷居を取外すと、敷居高さ分だけ間口高さを大きくすることができ、厨房側と廊下側の床面を平坦面で接続することができる。
そして、施主側の要望に基づき設置間口Mの大きさを定め必要により壁面Kの拡開等の施工を行なって設置間口Mを形成する一方、シートシャッタ1の製作は工場側において、適正間口幅のシート2を巻き取ったシートドラム5を内装するシートケース4と、間口高さに構成されるガイド支柱3aとサブ支柱3bとを接合した左右の支柱3とを、3体のユニット構造体(部品)として仕上げて設置現場に搬入する。これにより設置現場では、搬入された3体のユニット構造体を、設置間口Mの前方側の床面を使用して部品組みをするだけの作業態様によって、組組立作業を能率よく簡単に行なうことができる。
このとき左右の支柱3は、ガイド支柱3aとサブ支柱3bとを互いの隣接面を合わせた状態で複数のボルト3cによって接合するため、両者は互いを補強し合う剛体構造にしながら肉薄鉄板等による製作を可能にして軽量化を図っている。また各ガイド支柱3aにはシートガイド部11を、右側のサブ支柱3bには制御盤9と操作部9aを、左側のサブ支柱3bには収納部材25等を予め組付けていることにより、設置現場での電装機器や電線ほかの部品取付け作業を不要にしている。
これにより建物への設置作業は、先ず、設置間口Mの直近の床面において、左右の支柱3を、所定の間口幅で下部を起点に上部を持上げて起立させると自立状態にすることができる。次いで、自立している左右の支柱3の上部にシートケース4を載せる。このときシートケース4の固定板4dをサブ支柱3bの取付板6に臨ませ、固定板4dのピン孔4fを取付板6のガイドピン6bに嵌合させて位置決めする。
次いで、蓋カバー21を開き開口部20から、取付板6のボルト孔6cと固定板4dにボルトを差込み両者を接合してシートケース4と左右の支柱3との組付けを行い、制御盤9側の電線をモータ7に結線して組立作業を完了する。そして、組立てられたシートシャッタ1を、前方側から押動し設置間口M内に押し込み設置位置に位置決めしたのち、モータ7の入力線を建物側の電源に接続する。このときシートシャッタ1は、従来のような下地部材Fの取付けを省略しているため、下地部材Fに規制されることなく前後方向の設置位置の調節が自在であり、設置間口Mの壁面Kからガイド支柱3a側を廊下側に大きく突出させることなく設置作業を完了することができる。尚、設置間口Mとシートシャッタ1との間に生ずる隙間は、必要によりシール部材或いはゴム等の緩衝部材を挿入する等の手段によって塞ぐことができる。
以上のようにシートシャッタ1は、左右のガイド支柱3aとサブ支柱3bとからなる支柱3によって、シートケース4を自立状態で支持することができるので、厨房等の狭いスペースの室内でも設置間口Mの近傍において、ユニット構造体の左右の支柱3とシートケース4の組付けを簡単且つ速やかに行なうことができる。また組立てられたシートシャッタ1は、設置間口Mに単に押込み移動させるだけで設置位置に簡単に位置決めすることができる。従って、建物の壁面Kに対し図10で示すような、大掛かりな改造工事等を要することなく簡単に設置することができると共に、持上げ動力機器等も特に要することなく設置作業を行なうことができるため、施工費用も安価にすることができる。
そして、設置されたシートシャッタ1は、設置間口Mに嵌合した状態で自立姿勢を保持するため、設置後のアンカー工事等の補強施工も省略しながら十分な耐震性を備えることができる等の特徴がある。つまり設置されたシートシャッタ1は、ガイド支柱3aとサブ支柱3bを接合した支柱3の剛体構造と、その広い接地面によって前後方向の揺れを防止すると共に、さらに大きな前後方向の揺れに対しては、設置間口Mとシートケース4の上壁部との接当によって前後方向の傾倒を阻止する。また左右方向の揺れに対しては、左右の支柱3とシートケース4が設置間口Mの左右壁部に接当し傾倒を阻止する。
さらに、このシートシャッタ1は、厨房等の出入口のような狭い間口にも簡単に設置することができ、またサブ支柱3b側を室内側としガイド支柱3aを廊下側に近接させて設置することを容易にする。この場合には、開閉動作するシート2を室外の廊下側に位置させるので、室内スペースを縮小することなく、また室内から廊下側に向けて重量のある台車等を頻繁に通過させる際に、室内側のサブ支柱3bがシート2に至るまでの導入用の通路を形成することになるので、台車をシート2やガイド支柱3aに不慮に接当させる等のトラブルの発生を抑制することができる。
他方、上記のように配膳用品を搭載した重量のある台車が不慮に支柱3に接当したとしても、その支柱接当部は専らサブ支柱3b側であるため、該ガイド支柱3aは接当衝撃をバンパー作用を奏して緩衝するためガイド支柱3aの損傷を防止する。つまりサブ支柱3bは、ガイド支柱3aの変形やシート2の損傷を未然に防止するトラブル防止部材となり、シート2の開閉動作を損なうことなくシートシャッタ1を継続使用させる。またサブ支柱3bは、その支柱構造によって接当変形した損傷部の修理や、新たなガイド支柱3aとの交換を容易にすることができる等の特徴がある。
次に、変形や損傷をしたサブ支柱3bを修理する作業態様例について図6,図7を参照し説明する。先ず、シートケース4からサブ支柱3bを外すことなく損傷部を修理する場合には、通路側から蓋カバー21を開けてサブ支柱3b内を開放すると、通路側に居ながらにして開口部20を介し変形した凹凸部を簡単に修正することができる。またシートシャッタ1を設置間口Mから引き出し移動させることなく、片側のサブ支柱3bを外してその修理又は交換を行なう場合には、開口部20から各ボルトを操作することができるので、サブ支柱3bと固定板4d及びガイド支柱3aとのボルト接合を解除することにより、サブ支柱3bを両者から離間させて前方及び通路側に向けて簡単に取外すことができる。
尚、サブ支柱3bを取外すときは、サブ支柱3bに代わる補助支持部材を用いて固定板4d側を仮支持しながらシートケース4の下方移動を阻止して行うことができる。
次いで、修理完了済み又は交換用のサブ支柱3bの取付けは、前記通路側からサブ支柱3bを、シートケース4の下方に開放されている前記スペース内に差し入れて位置決めすると共に、開口部20を介し前述と逆順の作業によって、固定板4d及びガイド支柱3aとにボルト接合をすることにより、シートシャッタ1を簡単に修復することができる。
また設置間口Mに対し自立状態で設置したシートシャッタ1は、該設置間口Mから簡単に引き出し移動をすることができるので、シートケース4内のメンテナンス作業や部品交換等をケースカバー4cを開いてもできない場合は、シートシャッタ1を元の組立て位置まで移動させることにより、上記各作業を能率よく簡単に行うことができる。即ち、この場合には、設置間口Mから離した作業場所で自立状態にあるシートシャッタ1は、支柱3からシートケース4を分解することなく、ケースカバー4cを外して内部を露出させることができるので、シート2やシートドラム5或いモータ7等の修理や交換を行い易くすることができる等の特徴がある。
尚、本発明によるシートシャッタ1は、工場や倉庫等の大型建物の出入口に設置する場合には、必要な下地施工を行なって設置することもでき、またサブ支柱3bの側面視の形状を上部に対し下部を広い接地面にした台形状の箱状体にすると、簡易な下地部材を使用することができる。またサブ支柱3bは、平断面形状を図3に2点鎖線で示すような三角形等の変形断面にしてもよい。この場合のサブ支柱3bは、三角形の頂点を支柱前部に位置させて前後幅を大きくしながら自立性を高めると共に、左右のサブ支柱3bの三角形の内向き斜面によって、両者間に形成される通路の入口幅を広くし通行し易くすることができる等の利点がある。
1 シートシャッタ(シャッタ装置)
2 シート(シャッタ)
3 支柱
3a ガイド支柱
3b サブ支柱
4 シートケース
4d 固定板
5 シートドラム
6 取付板
7 モータ
9 制御盤
10a 前壁部
10b 後壁部
11 シートガイド部
20 開口部
21 蓋カバー

Claims (5)

  1. シート(2)を巻取り繰出しするシートドラム(5)を内装するシートケース(4)と、該シートケース(4)の左右を支持して、シート(2)の昇降移動を案内するシートガイド部(11)を有するガイド支柱(3a)を備えシートシャッタ(1)において、前記シートケース(4)の左右を、ガイド支柱(3a)と、該ガイド支柱(3a)に沿って前後方向に着脱自在に接合される箱型中空断面のサブ支柱(3b)とからなる支柱(3)によって支持し、上記サブ支柱(3b)の左右幅をガイド支柱(3a)の左右幅と略同幅にするとともに、前記支柱(3)の前後幅をシートケース(4)の前後幅と略同幅にしたシートシャッタ。
  2. 前記サブ支柱(3b)の上端に略水平状に取付けた取付板(6)に、シートケース(4)の下部に設けた固定板(4d)を載せて着脱自在に接合することにより、シートケース(4)をサブ支柱(3b)によって支持する請求項記載のシートシャッタ。
  3. 前記サブ支柱(3b)を、長方形状の箱体にすると共に、サブ支柱(3b)の内向き面側にサブ支柱(3b)内を開放する開口部(20)を形成し、該開口部(20)に蓋カバー(21)を設け請求項1又は2記載のシートシャッタ。
  4. 前記蓋カバー(21)を、サブ支柱(3b)の進入手前側である前方側に設けた支点に開閉自在に軸支した請求項記載のシートシャッタ。
  5. サブ支柱(3b)の内奥部の後壁部(10b)に、シートドラム(5)を正逆回転させるモータ(7)を制御する制御盤(9)を取付けサブ支柱(3b)ガイド支柱(3a)を前後方向に接合して支柱(3)を構成する請求項1又は2又は3又は4記載のシートシャッタ。
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