JP6168976B2 - 製造検査支援装置、製造検査支援方法、及び製造検査支援プログラム - Google Patents

製造検査支援装置、製造検査支援方法、及び製造検査支援プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、制御用配電盤における電気用品の取り付け検査作業および電線の配線検査作業を支援する製造検査支援装置、製造検査支援方法、及び製造検査支援プログラムに関する。
発電用プラントおよび産業用プラントなどの制御用配電盤は、多品種少量生産となる関係で受注生産の形をとる場合が多い。そのため、ロボット化が難しく人手による作業に頼らざるを得ない状況にある。制御用配電盤の製造後に行う検査作業は、入念に行う必要があり、図面と製造された制御用配電盤とを人手により見比べて検査作業を実施している。
従来の制御用配電盤の製造作業では、CADと呼ばれるコンピュータ設計支援システムで設計作業を行い、設計データを構築する。構築した設計データはメモリに格納され、必要な場合にメモリから設計データを読み出される。読み出された設計データに基づいた組み立て図、接続図、用品リスト等が図面という紙の形で出力される。制御用配電盤は、この図面を基に製造される。
製造作業員は、これらの組立て図、接続図、用品リスト等を見ながら所要とする箇所に電気用品を取り付け、電気用品に配線等を行うことにより制御用配電盤を製造している。製造作業後は、製造作業が図面どおりに正しく成されているか否かを検査する検査作業を行う。
制御用配電盤の検査方法としては、CADデータから作成した製造情報を電気用品や配線チューブマークに2次元コードで印刷し、検査時にこの2次元コードを光学的に読み取り製造情報と照合する方法が知られている。また、完成された製品の状態を目視した検査員が、製品の状態について発話した音声データが予め登録してある正解のデータと合致するか否かを、文字情報で照合する方法が知られている。
特許第4843441号公報 特許第5149722号公報
しかしながら、CADデータから作成した製造情報と配線チューブマークに印刷された2次元コードを光学的に読み取り照合する検査装置の場合では、製造情報と2次元コードとが合致するか否かを基に、製造作業が図面通りに行われているかを判定する。そのため、検査結果は配線が正しい位置に接続されているか否かの択一的な判定しかできないという問題点があった。
また、検査員が検査製品を目視して発話した音声データを、予め登録されている正解データと照合する検査装置でも、音声データと正解データとが合致するか否かの判定を行われる。そのため、検査結果は正しいか間違いかの択一的な判定しかできないという同様の問題点があった。
本発明の実施形態は、上記のような問題点を解決するために提案されたもので、検査の結果が正しいか否かの判定は検査員が行い、且つ検査結果の判定は正しいか否かの択一的な判定のみならず、検査結果が正しくない場合はどう正しくないかという情報を製品の検査記録情報として残しながら、検査作業の効率を上げる製造検査支援装置、製造検査支援方法、及び製造検査支援プログラムを提供することである。
上記の目的を達成するために、本実施形態の製造検査支援装置は、携帯情報端末と通信し製造検査を行う製造検査支援装置において、製検査用データを記憶する検査データ記憶部と、前記検査用データから印刷用データを生成する印刷用データ生成部と、前記検査用データを音声信号に合成する音声信号合成部と、前記音声信号及び前記印刷用データを前記携帯情報端末に対して送信する送信部と、前記音声信号に基づく検査における音声データを前記携帯情報端末から受信する受信部と、前記音声データを音声認識し文字データに変換する音声認識部と、前記文字データに検査用コマンドが含まれているかを判定するコマンド判定部と、前記音声データに基づく検査結果を前記検査用データに登録する検査結果登録部と、を備えることを特徴とする。
また、上記の製造検査支援装置を用いた製造検査支援方法、及び製造検査支援装置の制御プログラムも本発明の一態様である。
本実施形態に係る製造検査支援装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態の携帯情報端末の構成を示すブロック図である。 本実施形態のラベルを示す図である。 本実施形態の制御用配電盤を示すブロック図である。 本実施形態の制御用配電盤の製造図面を示す図である。 本実施形態の検査データ記憶部に記憶される検査データを示す図である。 本実施形態のコマンド処理部の構成を示すブロック図である。 本実施形態のコマンドリスト記憶部に格納されているコマンドリストの一例である。 本実施形態において検査順番1にポインターを設定した場合を表す図である。 本実施形態の不具合処理部の構成を示すブロック図である。 本実施形態の製造検査支援装置での検査工程を示すフローチャートである。 本実施形態において検査順番1の検査結果を登録した検査データを示す図である。 本実施形態の製造検査支援装置の検査不良処理を示すフローチャートである。 本実施形態において検査順番2の検査結果を登録した検査データを示す図である。 本実施形態において検査順番1〜17の検査結果を登録した検査データを示す図である。 本実施形態において再検査の検査結果を登録した検査データを示す図である。 電気用品に対する検査を行う際の検査データを示す図である。 取付紐と切り取り用の余白を設けたラベルを示す図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明に係る製造検査支援装置の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[1−1.構成]
図1は、本実施形態の製造検査支援装置1の構成を示すブロック図である。本実施形態の製造検査支援装置1は、制御用配電盤を検査対象の製品として、その検査の支援を行うもので、制御用配電盤の近くに持ち運んだ携帯情報端末2とネットワーク5を介して通信可能に構成される。
(携帯情報端末2)
携帯情報端末2は、ネットワーク5を介した製造検査支援装置1との通信機能を備え、製品を観察した検査員が発声した音声データを入力して支援装置1に送信し、支援装置1が前記音声データに基づいて行った処理の結果を受信し、その内容を印字あるいは音声で出力する。そのため、図2に示すように、携帯情報端末2は、音声入力部20a、音声データ変換部21、検査員データ付加部22、時刻データ付加部23、2次元コードデータ変換部24、2次元コードリーダ24a、送信部25、受信部26、音声データ再生部27、音声出力部20b、印刷データ出力部28、プリンタ等の印刷手段28aを備える。
音声入力部20aは、検査員が発した検査コマンドなどの音声を携帯情報端末2内に入力する、本実施形態では、音声入力部20aとしては、例えば、携帯情報端末2に備えられたマイクや、携帯情報端末2に接続されたハンズフリーセット20に含まれるマイク20aを使用できる。ハンズフリーセット20は、マイク20aおよびイヤホン20bを備え、携帯情報端末2と専用ケーブルや無線で接続される。マイク20aに入力した音声は、ハンズフリーセット20を介して音声データ変換部21に伝達される。
音声データ変換部21は、マイク20aからのアナログ波形の電気信号に変換した音声データを、デジタルの音声データへ変換する。
検査員データ付加部22は、音声データ変換部21で変換した音声データに対して、製造検査を行った検査員を示す検査員データを付加する。携帯情報端末2は、携帯情報端末2を使用する検査員を判別する機能を有する。その機能により判別した検査員を示す検査員の氏名やIDナンバーを、検査員データとして音声データに付加する。
時刻データ付加部23は、音声データ変換部21で変換した音声データに対して、製造検査を行った時刻データを付加する。携帯情報端末2は、現在時刻を把握する機能を有する。その機能により製造検査の際に検査員が音声を発した年月日時刻を記録し、その時刻データを音声データに付加する。
2次元コードデータ変換部24は、携帯情報端末2に組み込まれた2次元コードリーダ24aや、携帯情報端末2と専用ケーブルで接続された2次元コードリーダ24aを備え、この2次元コードリーダ24aで読み取った2次元コードの情報を、検査箇所を示すデータに変換する。例えば、検査の結果で不具合が見つかった箇所には、ラベル29を予め貼り付けておく。このラベル29には、図3に示すように、不具合箇所を示す2次元コード301が印字されている。検査員はこのラベル29から2次元コード301を読み取り、その2次元コード301が示す不具合箇所を示すデータに変換する。変換した不具合箇所を示すデータは、送信部25から製造検査支援装置1に対して送信される。
送信部25は、音声データ変換部21で変換した音声データ及び2次元コードデータ変換部24で変換した検査箇所を示すデータを、ネットワークを介して製造検査支援装置1に送信する。受信部26は、製造検査支援装置1から送信された音声信号及び印刷データを受信する。
音声データ再生部27は、受信部26で受信した信号から音声データを抽出し、音声データをアナログ信号に変換する。このアナログ信号に変換された電気信号は、音声出力部20bに出力される。音声出力部20bは、本実施形態ではイヤホン20bを使用するが、携帯情報端末2に備えられたスピーカや、携帯情報端末2に接続されたハンズフリーセット20に含まれるスピーカでも良い。
印刷データ出力部28は、受信部26で受信した製造検査支援装置1からの信号に基づいて印刷データを抽出し、印刷手段28aに対して出力する。印刷手段28aは、携帯情報端末2に組み込まれたプリンタや、携帯情報端末2と専用ケーブルで接続されたプリンタであり、印刷データに基づいてラベル29に印刷データの内容を印字する。
(製造検査支援装置1)
製造検査支援装置1は携帯情報端末2と無線通信を行い、検査員が発した検査コマンドを含む音声データを受信し、その検査コマンドに応じた処理を行う。また、音声信号を合成し、その音声信号を携帯情報端末2に送信することで、携帯情報端末2を持つ検査員に対してや検査対象や検査内容を伝える。そのために製造検査支援装置1は、CADデータ記憶部31、検査データ生成部32、検査データ記憶部33、音声合成部34、通信部35、音声認識部36、文字データ記憶部37、コマンド処理部38、コマンドリスト記憶部39、検査結果登録部40、印刷データ生成部41、及び印刷データ記憶部42を備える。
CADデータ記憶部31は、制御用配電盤における電気用品101の配置及び、電線102の接続状態をCADデータとして記憶する。制御用配電盤には複数の電気用品101が配置されるが、CADデータ記憶部31は、これらの電気用品101について、ロケーション符号103、定格104、型式105、器具番号106、端子番号107、電気用品に接続する電線102の線番号108、当該電気用品と接続する相手となる電気用品のロケーション番号109、電線102の接続先の電気用品の端子番号110をCADデータとして記憶する。また、これらを記憶したCADデータに対しては、そのCADデータがどの図面のものであるかを示す図面番号111を付して記憶する。
制御用配電盤に配置される複数の電気用品101の種類は型式105で示され、それぞれの電気用品101には定格104がある。図4に示すように、本実施形態の制御用配電盤には、4つの電気用品101a〜dが配置される。電気用品101a〜dは、他の電気用品と区別するために器具番号106としてDEV1〜DEV4が付けられている。この器具番号106がDEV1〜DEV4は、シール等で個々の電気用品101に付されている。電気用品101a〜dの制御用配電盤における配置位置は、ロケーション符号103で示される。ロケーション符号103は、制御用配電盤における配置位置を縦方向にA段、B段と区別し、横方向を1列、2列、3列区別し、電気用品を配置する位置をA段、B段と、1列、2列、3列との組み合わせで示したものである。そのため、電気用品101a〜dのロケーション符号103は、順にA1、A2、B1、B3となる。
電気用品101a〜dには、それぞれ4つの端子が設けられる。この端子には、端子番号107として1〜4が付されている。この端子1〜4には電線102が接続され、電気用品101a〜d同士は電気的に接続されている。また、各電線102には、それぞれを区別するための線番号LN1〜LN3が付されている。
図4では、電気用品101aの端子番号1の端子と、電気用品101bの端子番号1の端子とが線番号L1の電線102で接続されている。同様に、電気用品101aの端子番号2の端子と、電気用品101cの端子番号1の端子とが線番号LN3の電線102で接続されている。更に、線番号LN3の電線102は、電気用品101dの端子番号2とも接続されている。また、電気用品101aの端子番号3の端子と電気用品101dの端子番号1の端子とが線番号LN2の電線102で接続されている。
CADデータ記憶部31は、図4に示す制御用配電盤の電気用品101と、それぞれの電気用品101を接続する電線102の相関関係を示すCADデータを記憶する。このCADデータからは、製造図面、接続図、用品リストなどの図面を生成することができる。例えば、図5は、CADデータ記憶部31に記憶された図4に示す制御用配電盤のCADデータから作成した製造図面を示す。
図5の製造図面には、実際の電気用品に対応した位置に電気用品101a〜dが記載されている。すなわち、製造図面は、縦方向はA段、B段と区分けされ、横方向には1列、2列、3列と区分されており、電気用品101a〜dがそれぞれのロケーション符号103は、A1、A2、B1、B3と対応した位置に記載される。
製造図面の電気用品101a〜dは、ロケーション符号103、定格104、型式105、器具番号106、端子番号107、当該電気用品に接続する電線102の線番号108、当該電気用品と接続する相手となる電気用品のロケーション番号109と、相手となる電気用品の端子番号110とが記載される。図面番号111とは、検査対象となる制御用配電盤のCADデータに付された図面番号を示す番号であり「2B2H1111」など任意の数字とアルファベットの組み合わせで示される。
図5のロケーション符号103がA1の電気用品101aについて説明すると、定格104はDC125Vであり、型式105はTYPE1であり、器具番号106がDEV1である。この電気用品101には4つの端子があり、端子番号107として1〜4が付される。端子番号1の端子には線番号LN1の電線102が接続され、その接続先はロケーション符号103がA2の端子番号1の端子である。端子番号2の端子には線番号LN3の電線102が接続され、接続先はロケーション符号103がB1に配置された電気用品101bの端子番号1の端子となる。端子番号3の端子には線番号LN2の電線102が接続し、その接続先はロケーション符号103がB3に配置された電気用品101cの端子番号1の端子となる。
すなわち、CADデータ記憶部33は図5の様な制御用配電盤の製造図面を作成可能なCADデータを記憶する。CADデータ記憶部33では、CADデータには、そのCADデータの図面番号111を対応付けて記憶される。
検査データ生成部32は、CADデータ記憶部33に記憶されたCADデータから図面番号、器具番号、端子番号、線番号を読み出す。この読み出したデータは、検査項目、ポインター、検査者、検査日、検査結果、再検査者、再検査日、再検査結果のそれぞれの項目を関連付けた検査データを生成する。
検査データ記憶部33は、生成した検査データを記憶する。製造検査支援装置1による検査の支援は、この検査データを基にして行われる。検査員に伝達する検査用の音声信号を合成する場合には、音声合成部34が検査データの図面番号、器具番号、端子番号、線番号を読出しして、これらを基に音声信号を合成する。合成した音声信号は、携帯情報端末2に対して送信され、携帯情報端末2を持つ検査員に対して伝達される。その音声信号の情報に基づいて検査員が検査を実施し、検査結果を製造検査支援装置1に対して返信する。返信された検査結果は、検査データ記憶部33内の検査データの検査者、検査日、検査結果、再検査者、再検査日、再検査結果の項目に登録される。
検査データ記憶部33には、コマンド処理部38のデータ読み出しポイント登録部38fがアクセス可能に構成され、ポインターの項目の内容を編集する。ポインターの項目は、検査の支援の際に音声合成部34が読み出すデータの位置を示す。検査の支援の際には、常に検査データのすべての項目について検査するとは限らない。そのため、データ読み出しポイント登録部38fは検査が必要な項目に関連したポインターの項目に、検査の実施を示すポインター「*」を登録し、その項目のデータを読み出して検査を行う。ポインターの登録の仕方は、検査データ内の検査順番nにポインターを登録し、その検査終了後、検査順番n+1にポインターを登録することや、前回の検査において、不具合箇所が発見された検査順番に対してのみポインターを登録する。
また、検査データ記憶部33には、検査結果登録部40がアクセス可能に構成され、検査結果データの検査者、検査日、検査結果、再検査者、再検査日、再検査結果の項目に検査結果を登録する。検査結果登録部40は、検査データの検査者の項目には、検査を行った検査員の名前を登録する。検査日の項目には、検査を行った日時を示す。検査結果の項目には、検査結果を示し、検査結果に問題が無ければ「良し」を登録する。検査結果が不良であれば、不良内容を示すコメントを登録する。不良を示すコメントとしては、検査員が発した音声を文字データに変換したものを登録することができ、「電線にキズあり」「配線接続無し」などがある。再検査者の項目には、再検査を行った検査員の氏名を登録する。再検査日の項目には、再検査を行った日時を登録する。再検査結果の項目には、再検査結果を登録し、検査結果と同様に、検査結果に問題が無ければ「良し」と登録する。再検査結果が不良であれば、不良内容を示すコメントを登録する。
音声合成部34は、検査データ記憶部33の検査データの図面番号、器具番号、端子番号、線番号を読み出して音声信号を合成する。読み出す図面番号、器具番号、端子番号、線番号は、ポインターの項目にポインター「*」が登録された項目のデータである。検査データは文字データなので、文字データを音声データに変換することで音声信号を合成する。また、音声合成部34は、検査用の音声データの他に入力促進音記憶部から入力促進音を読み出して音声信号とする。
通信部35は、送信部35aと受信部35bとを備える。送信部35aは、音声合成部34からの音声信号と、ラベル29を印刷するための印刷データとを、ネットワーク5を介して携帯情報端末2に送信する。受信部35bは、携帯情報端末2から送信された音声データ及び2次元コードを基に特定した検査箇所を示すデータを受信する。
音声認識部36は、受信部35bで受信した携帯端末からの音声信号を、文字データに変換する。音声認識部36では、検査コマンドを含む音声信号を文字データに変換する。音声認識部36で変換した文字データは、音声信号に付されていた検査員データ、及び時刻データと関連付けられて文字データ記憶部37に記憶される。
コマンド処理部38は、文字データ記憶部37に記憶された文字データを読み込み、音声データに検査用コマンドが含まれているかを判定する。そして、検査用コマンドが含まれている場合には、その検査用コマンドが示す処理を実行する。検査用コマンドとしては、検査の開始処理を行うコマンド、検査の終了処理を行うコマンド、検査結果が良好な場合のコマンド、検査結果が不良の場合のコマンドがある。コマンド処理部38は、それぞれのコマンドの処理内容に応じた指示を行う。コマンド処理部38は、図7に示すように、コマンド判定部38a、データ読み出しポイント判定部38b、検査データ取得指示部38c、音声データ合成指示部38d、検査結果登録指示部38e、データ読み出しポイント登録部38f、不良処理部38gとを備える。
コマンド判定部38aは、文字データ記憶部37に記憶された文字データと、コマンドリスト記憶部39に記憶されたコマンドリストを参照し、文字データにコマンドリストに記載されたコマンド含まれるかを判定する。図8はコマンドリスト記憶部39に格納されているコマンドリストの一例である。コマンドリストは、“読み”列、“コマンド”列、“処理内容”列の各列が対応付けられて記憶される。
コマンドリストの“読み”は検査用コマンドの読みを示し、“コマンド”は検査用コマンドに付された名称を示し、“処理内容”は検査用コマンドの処理内容を示す。例えば、検査員が発した言葉に“読み”列に記載の検査用コマンドが含まれている場合には、検査員がその“読み”に対応する行の“コマンド”を実行させようとしたと判定する。そして、その“コマンド”における“処理内容”は、コマンド処理部38に予めプログラムされている。
図8に示すように、検査用コマンドとしては、「開始」「終了」「良し」「不良」「繰り返し」「検索」が用意される。これらのコマンドの読みとして「かいし」「しゅうりょう」「ふりょう」「くりかえし」「けんさく」が記憶される。処理内容としては、例えば、「開始」の場合は「検査員氏名を特定し、検査データ記憶部33を参照し検査ポイントを検索する共に、音声合成34部に対して検査用データの取得指令を与える」という処理内容が記憶されている。また、「良し」の場合は「検査データ記憶部33の当該検査順番の“検査結果”列に検査結果『良』と登録する指令を与えると共に、ポインターを次の検査順番に登録する指令を与える。」という処理内容が記憶されている。また、「不良」の場合は、「コメント入力促進音を合成すると共に、検査データ記憶部33の当該検査順番の“検査結果”列に受信した不良コメントを登録する指令を与える。」という処理内容が記憶されている。
データ読み出しポイント判定部38bは、検査データを読み出すポイントを判定する。データを読み出すポイントは、検査データ記憶部33内の“ポインター”列に「*」が付された検査順番であり、データ読み出しポイント判定部38bは、“ポインター”列にポインター「*」が付された検査順番があるかどうかを判定する。
検査データ取得指示部38cは、音声合成部34に対して検査データ記憶部33内の“ポインター”列に「*」が付された検査順番のデータの取得を指示する。音声合成部34は、“ポインター”列にポインター「*」が付された検査順番から検査対象の器具番号と、端子番号と、線番号を取得する。図9に示すように検査番号1にポインターが設定された場合には、器具番号「DEV1」、端子番号「1」、線番号「LN1」を取得する。
音声データ合成指示部38dは、音声データ合成部に対して、取得した検査データである器具番号と、端子番号と、線番号とから音声データの合成を指示する。例えば、検査データより器具番号「DEV1」、端子番号「1」、線番号「LN1」を取得した場合には、器具番号「DEV1」を「ディーイーブィいち」、端子番号「1」を「いち」、線番号「LN1」を「エルエヌいち」を示す音声データを合成する。
検査結果登録指示部38eは、検査結果登録部40に対して、検査コマンドに応じた検査データ記憶部の“検査結果”の列への検査結果の登録を指示する。検査結果は、それぞれのコマンドが示し、検査コマンド「良し」の場合には、検査結果として「良し」の登録を指示する。検査コマンド「不良」の場合には、後述する不良処理による不良内容を示すコメントの登録を指示する。
データ読み出しポイント登録部38fは、検査データのデータ読み出すポイントを登録する。ポイントの登録の仕方は、検査データにポイントが登録されていない初回の検査の場合は、検査順番1をデータ読み出しポイントとして登録する。予めポイントが登録される場合は、そのポイントの検査終了後、その次の検査順番をデータ読出しポイントとして登録する。
不良処理部38gは、検査コマンドの「不良」の場合に、不良内容を示すコメントを入力するための音声信号を送信し、その結果を検査結果記憶部33に記憶する。不良処理部38gは、図10に示すように、検査員に対してコメントの入力を促すための音信を発声させる促進音送信指示部38h、不良コメント登録指示部38i、印刷データ生成指示部38jとを備える。
促進音送信指示部38hは、検査コマンド「不良」の場合に、音声合成部34に対して促進音を送信させる指示をする。音声合成部34では、予め記憶してある促進音を音声信号として、携帯情報端末2に対して送信する。この促進音は、録音しておいた音声信号や電子音を使用する。
不良コメント登録指示部38iは、検査員が携帯情報端末2において入力したコメントを受信した場合に、検査結果登録部40に対してそのコメントを検査データ記憶部33に登録する指示をする。検査結果登録部40では、促進音に応じて携帯情報端末2に検査員が入力したコメントを、音声認識部36で文字データに変換したものを検査結果記憶部40に登録する。例えば、検査箇所の電線102にキズがあった場合には、検査員は「電線にキズあり」と発声する。「電線にキズあり」は、音声信号に変換され、さらに文字データに「でんせんにきずあり」と変換される。さらに文字データを漢字テキストデータに変換し、「電線にキズあり」と登録する。
印刷データ生成指示部38jは、検査コマンド「不良」の場合に、印刷データ生成部41に対して当該検査順番のデータから印刷データを生成する指示をする。印刷データ生成部41は、検査結果を示すラベル29を印刷するために検査データ記憶部33を参照し、ラベル29を印刷するための印刷データを生成する。生成した印刷データは、印刷データ記憶部42に記憶されると共に、通信部35を介して携帯用情報端末2に伝達される。
[1−2.作用]
以上のような構成を有する本実施形態の製造検査支援装置1では、次の(1)〜(6)の工程により、検査員が行う製造検査の支援を行う。
(1)初めに、検査員は、検査対象である制御用配電盤を目視しながら、携帯情報端末2に対して検査を開始するための検査用コマンドを発声する。携帯情報端末2は、検査員の発した検査用コマンドを音声データに変換し、ネットワーク5を介して製造検査支援装置1に対して伝送する。
(2)製造検査支援装置1は、受信した音声データを音声認識し、文字データに変換する。そして、文字データに含まれる検査開始を意味する検査用コマンドを判定し、判定したコマンドに応じた音声信号を合成する。
(3)合成した音声信号は携帯情報端末2に対して送信され、携帯情報端末2に設けられるスピーカより発せられる。検査員は、このスピーカからの音を聞き制御用配電盤に対する検査を実施する。検査員は検査結果を示す検査用コマンドを発声する。
(4)携帯情報端末2は、検査員が発声した検査用コマンドを音声データに変換し、ネットワークを介して製造検査支援装置1に対して伝送する。製造検査支援装置1では、音声データを音声認識し文字データに変換する。そして、文字データに検査用コマンドが含まれるかを判定し、検査用コマンドが含まれる場合には、そのコマンドに応じた処理を行う。
(5)検査用コマンドが検査結果「不良」を示す場合には、携帯情報端末2から検査員に対して不具合の内容についてのコメントの入力を促す入力促進音を伝えると共に、そのコメントを製造検査支援装置1の検査データ記憶部に記憶する。
(6)さらに、製造検査支援装置1は、検査結果を印刷するための印刷データを生成し、そのデータを携帯情報端末2に対して出力する。携帯情報端末2では、印刷データに基づいて、不具合箇所を示したラベル29を印刷する。
以下では、上記(1)〜(6)の工程を含む本実施形態の製造検査支援装置1による検査の支援方法について図11乃至16を参照して説明する。図11は本実施形態に係る製造検査支援装置1の動作を示すフローチャートである。説明にあたり、検査作業員の氏名を「田中」とし、検査日を2013年1月5日とておく。
製造検査の際に検査員は、携帯情報端末2を携帯し、検査対象となる制御用配電盤へ移動する。検査員は、携帯情報端末2のプリンタ4と2次元コードリーダ24aを腰などに下げ、ハンズフリーセット20を頭部に取り付けて、両手が空いた状態で作業する。検査員「田中」は作業開始コマンドである「開始」を発声する(ステップS1)。
検査員が発した「開始」はハンズフリーセット20の音声入力部20aであるマイクを介して携帯情報端末2により取り込まれる。携帯情報端末2では、音声データ変換部で取り込んだ音声「開始」を音声データ「かいし」に変換する。このとき、音声データには、検査員の氏名データ「田中」と、音声を発した年月日時刻データ「2013年1月5日」とが付加される。携帯情報端末2は、音声データ「かいし」をネットワーク5に送信する(ステップS2)。
製造検査支援装置1の通信部35は、ネットワーク5から音声データ「かいし」を受信する(ステップS3)。音声認識部36は、この受信した音声データ「かいし」に対して音声認識処理を施し、文字データ「かいし」として音声認識する。文字データ「かいし」は、検査員の氏名データ「田中」と音声を発声した年月日時刻データ「2013年1月5日」と共に文字データ記憶部37に記憶される(ステップS4)。
コマンド判定部38aは、文字データ記憶部37から文字データ「かいし」を読み込み、コマンドリスト記憶部39内に登録してあるコマンドリストの“読み”列と照合し「かいし」を「開始」コマンドとして判定する。(ステップS5)
更に、判定した「開始」コマンドに対応した処理内容を実行する。「開始」コマンドに対しては、「検査員氏名を特定し、検査データ記憶部33を参照し検査ポイントを検索する共に、音声合成34部に対して検査用データの取得指令を与える」が実行される。
まずは、文字データ記憶部37に記憶された作業員データから検査員として氏名「田中」が特定される。次に、検査データ記憶部33のポイント列に対して、検査開始ポイントの検索を行う。初回の検査である場合は、検査開始ポイントが設定されていないため、検査順番1を検査開始ポイントとし、検査順番1の“ポインター”列にポインター「*」を登録する(ステップS6)。
次に、データ読み出しポイント判定部38bは、検査データ記憶部33内のポインター欄を検索し、ポインター「*」が登録された読み出しポイントを判定する(ステップS7)。
そして、検査データ取得指示部38cは、読出しポイントを持つ検査順番1の行から検査データである器具番号「DEV1」と端子番号「1」と線番号「LN1」を取得する指令を音声合成部34に与える(ステップS13)。
音声合成部34は、検査データ記憶部33から検査データを取得し、検査順番1の検査データ「DEV1」を「ディーイーブイいち」、「1」を「いち」、「LN1」を「エルエヌいち」に音声データ合成をする(ステップS14)。
通信部35は、音声信号として合成された検査データ「ディーイーブイいち」と「イチ」と「エルエヌいち」をネットワーク5に送信する(ステップS15)。
携帯情報端末2の受信部26は、製造検査支援装置1から送信された音声信号を受信する。音声データ再生部27は、受信した音声信号をハンズフリーセット20のイヤホン20bに音声として「ディーイーブイいち」と「いち」と「エルエヌいち」を出力する(ステップS16)。
検査員はイヤホン20bから出力された音声にしたがって制御用配電盤内の配線を検査する(ステップS17)。
検査員は検査結果が良好であれば「良し」と発声する(ステップS1)。検査作業員が発声した「良し」は、携帯情報端末2で音声データ「よし」に変換される。携帯情報端末2は、音声データ「よし」をネットワーク5に送信する(ステップS2)。
製造検査支援装置1の通信部35は、ネットワーク5から音声データ「よし」を受信する(ステップS3)。
音声認識部36は、この受信した音声データ「よし」に対して音声認識処理を施し、文字データ「よし」として音声認識する。文字データ「よし」は、検査員の氏名データ「田中」と音声を発声した年月日時刻データ「2013年1月5日」と共に文字データ記憶部37に記憶される(ステップS4)。
コマンド処理部38は、文字データ記憶部37から「よし」の文字データを読み込む。そしてコマンドリスト記憶部39に登録してあるコマンドリストデータの読みと照合し「よし」を「良し」コマンドとして判定する(ステップS5)。
更に、判定した「良し」コマンドに対応した処理内容を実行する。「良し」コマンドに対しては、「検査データ記憶部33の当該検査順番の“検査結果”列に検査結果『良』と登録する指令を与えると共に、ポインターを次の検査順番に登録する指令を与える。」が実行される。
まずは、検査結果登録部40により、検査データ記憶部33の検査順番1の検査日欄に「2013/1/5」を登録し、検査者欄に「田中」を登録し、検査結果欄に「良」を登録する(ステップS8)。図12は、検査順番1に検査結果を登録した例を示しめす。図11では、「年月日時刻」データは「年月日」のみで示した。
次に、検査データ記憶部33内に次の検査データがあるか判定し(ステップS11)、検査データがある場合は、データ読出しポイント登録部38fは、検査順番2の“ポインター”列に「*」マークを登録する(ステップS12)。
次に、データ読み出しポイント判定部38bは、前述同様に、検査データ記憶部33内の“ポインター”列を検索し、ポインター「*」が登録された読み出しポイントを判定する(ステップS7)。
そして、検査データ取得指示部38cは、読出しポイントを持つ検査順番2の行から検査データである器具番号「DEV1」と端子番号「2」と線番号「LN3」を取得する指令を音声合成部34に与える(ステップS13)。
音声合成部34は検査データ記憶部33から検査データを取得し、検査データ「DEV1」を「ディーイーブイいち」、「2」を「に」、「LN3」を「エルエヌさん」に音声でーた合成する(ステップS14)。
通信部35、は音声信号として合成された検査データ「ディーイーブイいち」と「に」と「エルエヌさん」をネットワーク5に送信する(ステップS15)。
携帯情報端末2の受信部26は、製造検査支援装置1から送信された音声信号を受信する。音声データ再生部27は、受信した音声信号をハンズフリーセット20のイヤホン20bに音声として「ディーイーブイいち」と「に」と「エルエヌさん」を出力する。(ステップS16)
検査員はイヤホン20bから出力された音声に従って制御用配電盤内の配線を検査する(ステップS17)。
検査作業員は検査結果が不良であるので「不良」と発声する(ステップS1)。検査作業員が発声した「不良」は、前述したように携帯情報端末2で音声データ「ふりょう」に変換される。携帯情報端末2は、音声データ「ふりょう」をネットワーク5に送信する(ステップS2)。
ネットワーク5に送信された検査作業員音声データ「ふりょう」は製造検査支援装置1の通信部35で受信される。(ステップS3)
音声認識部36は、この受信した音声データ「ふりょう」に対して音声認識処理を施し、文字データ「ふりょう」として音声認識する。文字データ「ふりょう」は、検査員の氏名データ「田中」と音声を発声した年月日時刻データ「2013年1月5日」と共に文字データ記憶部に記憶される(ステップS4)。
コマンド処理部38は、文字データ記憶部37から「ふりょう」の文字データを読み込む。そしてコマンドリスト記憶部39内に登録してあるコマンドリストデータの読みと照合し「ふりょう」を「不良」コマンドとして判定する(ステップS5)。
「不良」と判定された場合は検査不良処理を実施する(ステップS9)。図13は検査不良処理のフローチャートを示したものである。「不良」コマンドに対しては、「コメント入力促進音を合成すると共に、検査データ記憶部33の当該検査順番の“検査結果”列に受信した不良コメントを登録する指令を与える。」が実行され、音声合成部34を通じて通信部35よりネットワーク5に不良内容コメント入力促進電子音(例えば「ピー」音)が送信される(ステップS21)。
携帯情報端末2の受信部26は、製造検査支援装置1から送信された不良内容コメント入力促進電子音を受信する。音声データ再生部27は、受信した不良内容コメント入力促進電子音をハンズフリーセット20のイヤホン20bに「ピー」音を出力する(ステップS22)。
検査員はイヤホン20bから出力された不良内容コメント入力促進電子音にしたがって不良内容をコメントする。例えば、電線102にキズが有るために不良と判断した場合には、検査員は「電線にキズ有り」と発声する(ステップS23)。検査員が発声した「電線にキズ有り」は、携帯情報端末2からネットワーク5に送信される(ステップS24)。
製造検査支援装置1の通信部35は、ネットワーク5から音声データ「電線にキズ有り」を受信する。音声認識部36は、この受信した音声データ「電線にキズ有り」を音声認識し、文字データ「でんせんにきずあり」に変換する。文字データ「でんせんにきずあり」は、検査員の氏名データ「田中」と音声を発声した年月日時刻データ「2013年1月5日」と共に文字データ記憶部37に記憶される(ステップS25)。
検査結果登録部40は、不良コメント登録指示部38iに基づき文字データ記憶部37から文字データ「でんせんにきずあり」を取り出す。取り出された文字データは、漢字テキストデータ「電線にキズ有り」に変換される。検査結果登録部40は、この漢字テキストデータ「電線にキズ有り」を、検査データ記憶部33の検査順番2の検査結果欄に「電線にキズ有り」と登録する。同時に、検査日欄に「2013/1/5」を登録し、検査者欄に「田中」を登録する(ステップS26)。検査順番2に検査結果を登録した例を図14に示す。
次に、印刷データ生成指示部38jは、印刷データ生成部41に対してラベル29の印刷データの生成を指示をする。印刷データ生成部41は、ラベル29の印刷指示を受け、検査データ記憶部33から検査不良となった検査順番2のデータを読み込みラベル29の印刷用データにフォーマットを整え、印刷データ記憶部42に出力する(ステップS27)。
印刷データ記憶部42に記憶された印刷データは、通信部35を介してネットワーク5へ印刷データを送信する(ステップS28)。
携帯情報端末2は受信部26で印刷データを受信する(ステップS29)。印刷データは携帯情報端末2に接続された印刷手段28aからラベル29が印刷される(ステップS30)。
印刷手段28aから印刷されたラベル29は検査作業員により不良箇所に取り付けられる(ステップS31)。
以上により不良処理は終了し、図13の検査不良処理を示すフローチャートの端子“A”は図11の製造支援検査装置の動作を示すフローチャートの端子“A”に戻る。
検査作業員は次の検査を行うため、再度「開始」と発声する(ステップS1)。
この「開始」は音声データとして製造検査支援装置1に送信される。検査データの検査順番17まで繰り返し検査が行われた後、ステップS11で次の検査データが無いと判定され終了する。
また、検査作業員がステップS1で「終了」と発話したときは、「しゅうりょう」の音声データが前述したように携帯情報端末2から製造検査支援装置1で受信され、ステップS5で音声データ認識後「終了」のコマンド判定が行われ、終了処理の「終了の電子音の送信指令を与える」が実行され、終了を告げる電子音が音声合成手段14から通信部35を介して携帯情報端末2に送信され、ハンズフリーセット20のイヤホン20bに電子音が出力され終了する(ステップS10)。
図15は、検査順番17終了時の検査データを示す。検査順番3から14までと17は検査結果「良」と登録され、検査順番15と16は「不良」と判定されそれぞれ「配線接続無し」と「端子2の線が接続されている」という不良内容コメントが登録される。
検査順番15と16の不良コメントは、検査順番15に接続されるべき電線102が検査順番16に接続されていた間違いに検査作業員が気付き発話した結果である。このように検査結果が正しいか否かの択一的な判定に加えて、どのように誤っているかという情報を検査結果として登録可能である。
(再検査時の作用)
以上のようにして制御用配電盤の検査を実施し、検査結果に不良箇所があれば手直しを行なう。不良箇所には、前回の検査時に印刷したラベル29が取り付けられている。このラベル29には不良内容と正しい内容が印刷されているので、検査員はラベル29を見ただけで手直しを行う。
手直し後の再検査時は、携帯情報端末2に接続してある2次元コードリーダ5でラベル29の2次元コードを読み取り、製造検査支援装置1に送信し、検査データ記憶部33内の再検査箇所を特定する。また再検査後のポインターの移動は不良のあった箇所に限定して行う。
図16は、再検査後の検査データを登録した検査データの例である。図16では、「佐藤」という検査員が2013年1月6日に不良箇所の再検査を行った。不良箇所であった検査順番2と15と16の3か所を前述の検査手順により再検査を行い、手直し済みを確認後に「良」と判定し、検査順番2と15と16のそれぞれの再検査日欄に「2013/1/6」が登録され、再検査者欄に「佐藤」が登録され、再検査結果欄に「良」を登録する。
[1−3.効果]
以上のような本実施形態の文書データ比較装置では、発電プラントおよび産業用プラントなどの制御用配電盤の製造検査において、検査作業員が判定した検査結果を検査作業員が音声データで携帯情報端末2からネットワークを介して製造検査支援装置1に送信し、検査作業員の音声データを認識し文字データに変換ことにより、検査結果が正しいか否かの択一的な判定のみでなく、誤っている場合にはどのように誤っているかという情報を検査結果として記録可能になり、製品の検査と検査記録の登録を効率良く行うことができる。
[2.他の実施形態]
本明細書においては、本発明に係る実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、第1の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
また、本実施形態について具体例を挙げ説明したが、各条件などについては記載した数値に限定するものではない。また、前述した課題解決手段に記載した範囲の中で変更しても同様の効果が得られる。例えば、以下の様な変更を行うこともできる。
(a)本実施形態では製造検査支援装置1について説明したが、製造検査支援装置1と携帯情報端末2とを利用したシステムについても本実施形態の一態様である。
(b)検査データ記憶部33に登録されている検査データ記憶部33を音声データ合成する際は、同じ電気用品内の検査の場合は器具番号の音声合成は一度のみにし、2度目以降を省略することも可能である。例えば、図9において、検査順番1〜4は器具番号DEV1の電気用品内の検査である。そのため、検査順番1のみ器具番号DEV1を音声データ合成し、検査順番2〜4は器具番号DEV1の音声データ合成を省略し、端子番号2〜4とそれに接続している線番号のみの音声データ合成でもよい。このようにすると更に音声データの送信量が減ると共に検査員の聞き取る負担も軽減するので更に検査効率が向上する。
(c)本実施形態では、電気用品101を接続する電線102が図面どおりに正しく成されているか否かの検査について説明したが、他の検査にも適用することが可能である。例えば、制御用配電盤に設置する電気用品101は、種々の型式や定格がある。異なる型式や定格の電気用品101を設置してしまうと、故障するなどの問題点がある。そこで、正しい電気用品101が設置されているかを検査する必要があるが、その電気用品の検査にも適用することができる。図17は、電気用品に対する検査を行う際の検査データの一例を示す。
図17では、検査項目として電気用品の器具番号106と型式105と定格104を挙げている。これらの型式105と定格104は、検査データ記憶部33から取得する。更に図面番号111の項目を設けている。このように検査データ記憶部33に記憶されたCADデータから、電気用品検査用のファイルも生成することも可能である。
また、この電気検査用のファイルは、配線検査用の検査用ファイルと共に生成することもでき、同時に電気検査と配線検査とを実施することができる。
(d)ラベル29としては、図18に示すようにラベル29に取付紐302を通す孔を設けることもできる。また、ラベル29を張り付ける用にテープや接着材などを使用せず、この取付紐302を通すことにより、不具合が箇所にラベル29を括り付けることができる。また、紐で括り付けるので、ラベル29を張り付けるスペースを確保する必要もない。
(e)ラベル29には、余白部分を設けても良い。検査不良箇所を手直しした後に余白部分を切り離すことにより、手直しが終了したことを容易に表すことができる。この余白部分は、予めミシン目を設け切り離しやすくしても良い。
(f)本実施形態の携帯情報端末2は前述の構成を有していれば、汎用の携帯情報端末2を使用することもできる。また、ハンズフリーセット20、印刷手段28a及び2次元コードリーダ24aは、専用ケーブルで携帯情報端末2と接続したが、他の方法で接続したものでも良い。例えばBluetooth(登録商標)等により携帯情報端末2とコードレスの無線通信を行うことで、データの授受を可能にしても良い。
1 :製造検査支援装置、2 :携帯情報端末、20:ハンズフリーセット、20a:音声入力部、マイク、20b:音声出力部、イヤホン、21:音声データ変換部、22:検査員データ付加部、23:時刻データ付加部、24:2次元コードデータ変換部、24a:2次元コードリーダ、25:送信部、26:受信部、27:音声データ再生部、28:印刷データ出力部、28a:印刷手段、29:ラベル、31:CADデータ記憶部、32:検査データ生成部、33:検査データ記憶部、34:音声合成部、35:通信部、35a:送信部、35b:受信部、36:音声認識部、37:文字データ記憶部、38:コマンド処理部、38a:コマンド判定部、38b:データ読み出しポイント判定部、38c:検査データ取得指示部、38d:音声データ合成指示部、38e:検査結果登録指示部、38f:データ読み出しポイント登録部、38g:不良処理部、38h:コメント入力促進音送信指示部、38i:不良コメント登録指示部、38j:印刷データ生成指示部、39:コマンドリスト記憶部、40:検査結果登録部、41:印刷データ生成部、42:印刷データ記憶部、5:ネットワーク、101:電気用品、102:電線、103:ロケーション符号、104:定格、105:型式、106:器具番号、107:端子番号、108:線番号、109:接続する相手となる電気用品のロケーション番号、110:接続先の電気用品の端子番号、111:図面番号、301:2次元コード、302:取付紐

Claims (8)

  1. 携帯情報端末と通信し製造検査を行う製造検査支援装置において、
    制御用配電盤の電気用品と電線の相関関係を含むデータから読み出し生成された検査用データを記憶する検査データ記憶部と、
    前記検査データ記憶部に記憶された前記検査用データから印刷用データを生成する印刷用データ生成部と、
    前記検査データ記憶部に記憶された前記検査用データを音声信号に合成する音声信号合成部と、
    前記音声信号合成部により合成された前記音声信号及び前記印刷用データ生成部により生成された前記印刷用データを前記携帯情報端末に対して送信する送信部と、
    前記送信部により送信された前記音声信号に基づき実施された検査の検査結果を示す、検査員が発声した音声データを前記携帯情報端末から受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記音声データを音声認識し文字データに変換する音声認識部と、
    前記音声認識部により変換された前記文字データに検査用コマンドが含まれているかを判定するコマンド判定部と、
    前記コマンド判定部により前記検査用コマンドが含まれていると判断された場合は、検査が必要な項目を示すポインターに基づいた検査順にて前記検査用コマンドが示す処理を実行し、
    前記コマンド判定部により判定された検査用コマンドに応じた検査結果を、検査員により発された音声が文字データに変換された不良内容を示すコメントを含め前記検査用データに登録する検査結果登録部と、
    を備え
    前記音声信号合成部は、検査結果が不良と示す検査用コマンドに応じて不良内容を示すコメントの入力を促進させるための音を音声信号として合成することを特徴とする製造検査支援装置。
  2. 前記文字データに検査結果が不良を表す検査用コマンドが含まれている場合には、前記検査用データに不良を登録し、その検査用データに基づき印刷用データを生成することを特徴とする請求項1に記載の製造検査支援装置。
  3. 前記検査用コマンドを文字データとして記憶するコマンドリスト記憶部を備え、
    前記コマンド判定部は、コマンドリスト記憶部に記憶された検査用コマンドと前記文字データとを比較することで、前記文字データにコマンドが含まれているかを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製造検査支援装置。
  4. 前記印刷用データ生成手段は、前記検査結果を特定する2次元コードデータを含めた印刷用データを生成することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の製造検査支援装置。
  5. 前記2次元コードデータは、検査不良箇所を示すデータであり、そのデータに基づいて検査対象を特定することを特徴とする請求項に記載の製造検査支援装置。
  6. CADデータから前記検査データを生成する検査データ生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の製造検査支援装置。
  7. 制御用配電盤の電気用品と電線の相関関係を含むデータから読み出し生成された前記検査用データを記憶した検査データ記憶部と、
    査用コマンドを文字データとして記憶するコマンドリスト記憶部とを備え、
    携帯情報端末と通信し製造検査を行う製造検査支援プログラムにおいて、
    前記検査データ記憶部に記憶された前記検査用データを音声信号に合成する音声信号合成処理と、
    前記検査用データから印刷用データを生成する印刷用データ生成処理と、
    前記音声信号合成処理により合成された前記音声信号及び前記印刷用データ生成処理により生成された前記印刷用データを前記携帯情報端末に対して送信する送信処理と、
    前記送信処理により送信された前記音声信号に基づき実施された検査の検査結果を示す、検査員が発声した音声データを前記携帯情報端末から受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信された前記音声データを音声認識し文字データに変換する音声認識処理と、
    前記音声認識処理により変換された前記文字データに検査用コマンドが含まれているかを判定するコマンド判定処理と、
    前記コマンド判定処理により前記検査用コマンドが含まれていると判断された場合は、検査が必要な項目を示すポインターに基づいた検査順にて前記検査用コマンドが示す処理を実行し、
    前記コマンド判定処理により判定された検査用コマンドに応じた検査結果を、検査員により発された音声が文字データに変換された不良内容を示すコメントを含め前記検査用データに登録する検査結果登録処理と、
    を含み、
    前記文字データに検査結果が不良を表す検査用コマンドが含まれている場合には、前記検査用データに不良を登録し、その検査用データに基づき印刷用データを生成し、前記音声信号合成部は、検査結果が不良と示す検査用コマンドに応じて不良内容を示すコメントの入力を促進させるための音を音声信号として合成することを特徴とする製造検査支援方法。
  8. 制御用配電盤の電気用品と電線の相関関係を含むデータから読み出し生成された前記検査用データを記憶した検査データ記憶部と、
    査用コマンドを文字データとして記憶するコマンドリスト記憶部とを備える製造検査支援装置に製造検査を実行させる製造検査支援プログラムにおいて、
    前記プログラムは製造検査支援装置に、
    前記検査データ記憶部に記憶された前記検査用データを音声信号に合成する音声信号合成処理と、
    前記検査データ記憶部に記憶された前記検査用データから印刷用データを生成する印刷用データ生成処理と、
    前記音声信号合成処理により合成された前記音声信号及び前記印刷用データ生成処理により生成された前記印刷用データを前記携帯情報端末に対して送信する送信処理と、
    前記送信処理により送信された前記音声信号に基づき実施された検査の検査結果を示す、検査員が発声した音声データを前記携帯情報端末から受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信された前記音声データを音声認識し文字データに変換する音声認識処理と、
    前記音声認識処理により変換された前記文字データに検査用コマンドが含まれているかを判定するコマンド判定処理と、
    前記コマンド判定処理により前記検査用コマンドが含まれていると判断された場合は、検査が必要な項目を示すポインターに基づいた検査順にて前記検査用コマンドが示す処理を実行し、
    前記コマンド判定処理により判定された検査用コマンドに応じた検査結果を、検査員により発された音声が文字データに変換された不良内容を示すコメントを含め前記検査用データに登録する検査結果登録処理と、
    を実行させ、
    前記文字データに検査結果が不良を表す検査用コマンドが含まれている場合には、前記検査用データに不良を登録させ、その検査用データに基づき印刷用データを生成させ、前記音声信号合成部は、検査結果が不良と示す検査用コマンドに応じて不良内容を示すコメントの入力を促進させるための音を音声信号として合成させることを特徴とする製造検査支援プログラム。
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