JP6168644B2 - 氷スラリー製造装置および氷スラリー製造方法 - Google Patents
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図1は、水の圧力−温度相図を示す。図1で、横軸は温度(℃)、縦軸は圧力(気圧atm)である。図1に示される曲線OA、OB、OCは2相共存曲線であり、この順に昇華曲線、蒸気圧(蒸発)曲線、融解曲線と呼ばれている。水の温度と圧力とを2相共存曲線のどこかの条件に保つことにより、2相が共存した状態が実現する。3つの2相共存曲線OA、OBおよびOCが交わる点Oは三重点と言う。三重点Oでは温度0.01℃、圧力0.006気圧であり、この条件で固体(氷)、液体(水)および気体(水蒸気)が共存する。蒸気圧曲線OBの右端の点Bは臨界点(温度374℃、圧力218気圧)であり、これ以上の温度および/または圧力では超臨界流体(超臨界水)という状態になる。図1に示されるように、圧力1.0気圧(点線DF)では固体と液体とは温度0℃で共存し(融解曲線OC上の点E)、液体と気体とは温度100℃で共存する(蒸気圧曲線OB上の点F)。図1の蒸気圧曲線OBに示されるように、圧力を低くすると液体と気体とが共存する温度(沸点)は低くなる。一方、図1の融解曲線OCに示されるように、圧力を高くすると固体と液体とが共存する温度(凝固点)は低くなる。
図2に示されるように、まず氷スラリー生成部10を水槽部27内に浸し、水槽部27内の試験溶液Fluを設定温度に保持する。ここで、設定温度とは図1に示される加圧冷温保持状態S1の温度T1℃である。例えば圧力P1=28MPaの場合、対象溶液Liqの塩分濃度=0wt%では計算される凝固点が−2.1℃となるため、T1℃=−2℃程度が好適である。あるいは圧力P1=25MPaで対象溶液Liqの塩分濃度=0.9wt%では計算される凝固点が−2.46℃となるため、T1℃=−2.4℃〜−2.0℃程度が好適である。上述したように最高付加圧力を20MPaとした場合、対象溶液Liqの塩分濃度=0wt%では計算される凝固点が−1.5℃となるため、T1℃=−1.4℃程度が好適である。あるいは同じ圧力で対象溶液Liqの塩分濃度=0.9wt%では計算される凝固点が−2.0℃となるため、T1℃=−1.9℃程度が好適である。次に、プランジャーポンプ20を作動させて氷スラリー生成部10内および流出管23内を対象溶液Liqで満たした後、バルブ24を手で閉める。即ち、氷スラリー生成部10内および流出管23内のガス(Gas:気体)を抜き、液相で満たすガス抜きを行う。つまり、バルブ24を閉とした後のプランジャーポンプ20による加圧の前に、バルブ24を開としてプランジャーポンプ20により氷スラリー生成部10内を加圧することにより、氷スラリー生成部10内および流出管23内に存在し得る気体Gasをドレンタンク26へ排出して、氷スラリー生成部10内および流出管23内を液相で満たす。ガス抜きを行う理由は、氷スラリー生成部10および流出管23内にガスが存在すると加圧に時間がかかってしまうため等による。ガス抜きの方法としては、圧力計22に付随のガス抜きコック(不図示)を操作して、バルブ24からドレンタンク26に導いた排出管25からの気相(Gas)排出状況を観察し、気相が排出されなくなったことにより氷スラリー生成部10および流出管23内が液相で満たされたことを確認している。
まず、水および塩化ナトリウム水溶液の圧力と凝固点降下の関係を示す。一般に、圧力と凝固点との関係(図1に示される融解曲線OC)はクライペイロン−クラウジウス(Clapeyron-Clausius)の式(またはクラウジウス−クライペイロンの式とも言う。)を用いて表すことができる(式1)。
発明者は、本実験験に先立ち、加圧状態におかれた各溶液の過冷却凝固現象を把握するため、以下の実験を行った。まず、減圧操作を行わず、付加圧力Pg一定の状態で温度Tを徐々に低下させ、氷スラリー生成部10内に氷片が確認された時の温度Tを記録した。ここで、各溶液の冷却速度は−2.5℃・min−1程度である。図6および7は、各々溶液濃度C=0.9wt%、C=3.0wt%の場合における、自発的に過冷却が解除され、氷スラリー生成部10内に氷層が確認された時の圧力Pgと温度Tとの間の関係および圧力解放試験時の実験条件を示す。図6、7で、縦軸は温度T(℃)、横軸は付加圧力Pg(MPa)を表し、融解曲線も合わせて示す。図6、7において、各々黒丸印●または黒三角印▲は圧力Pg=10MPaまたは15MPa一定(減圧操作を行わない場合)で温度Tを低下させた場合における氷スラリー生成部10内に氷層が確認された時の凝固点を示す。一方、図6、7において、各々白丸印○または白三角印△は圧力Pg=10MPaまたは15MPaで温度Tiを適宜設定した後、圧力解放試験を行った時の実験条件(圧力Pg=10MPaまたは15MPa、温度Ti)を示す。図6、7より明らかなように、自発的な過冷却解除温度(自発凝固開始点:各々黒丸印●または黒三角印▲における温度T)は、濃度Cおよび圧力Pgの変化によらず融解曲線より2℃(または2K)以下に分布している(図6では少なくともTsub≒2.3K、図7では少なくともTsub≒3.7K)。従って、本実験により、高圧状態においても溶液の過冷却状態が確認された。言い換えれば、加圧時に凝固点以下(過冷却度Tsubが2.0K)でも自然凝固しないというデータを得ることができた。以上の関係に基づき、本願明細書における圧力解放実験は、過冷却度Tsubが2.0Kの範囲内で行った。本実験の結果、全ての条件において、圧力開放と同時に氷スラリーが生成されることを確認した。なお圧力解放後は、いずれの実験においても大気圧状態としている。
図8、図9は、氷スラリー生成部10内に氷スラリーが生成された時の連続写真を示す。図8、9に示されるように、溶液濃度Cは各々0.9wt%、3.0wt%であり、初期圧力Piniは共に15MPaであり、初期温度は溶液温度Tとその濃度Cおよび圧力Pgによって決定される凝固点との差(過冷却度Tsub)で表わすと共にTsub=0Kであり、圧力開放直後の大気圧下における溶液の過冷却度(Tsub_a)は図8ではTsub_a=1.2K、図9ではTsub_a=1.3Kである。ここで、Tsub=0Kは溶液温度が圧力Pini=15MPaにおける融解曲線上の温度(溶液濃度C=0.9wt%、3.0wt%の各凝固点はTe=−1.7℃、−3.2℃)と等しいことを意味している。経過時間は、バルブ24を操作して減圧開始した時点を0s(秒)として、図8(A)が12s経過後、図8(B)が25s経過後、図8(C)が50s経過後を表しており、図9(A)が11s経過後、図9(B)が24s経過後、図9(C)が49s経過後を表している。図8、9に示されるように、付加(加圧)状態での過冷却度Tsub=0Kであるが、バルブ24の操作による急減圧に伴い、各濃度Cの溶液は一瞬にして大気圧下における過冷却状態となる。例えば、図8に示される溶液の場合、溶液濃度C=0.9wt%、圧力Pg=15MPaの凝固点における温度Te=−1.7℃であるが、大気圧下での凝固点における温度Te=−0.5℃であるため、圧力開放と共に溶液は過冷却度Tsub_a=1.2Kの状態となる。その結果、圧力開放と同時に氷スラリー生成部10内に氷スラリーが生成される。氷スラリー層の生成起点は、図8(A)では上側の金属製フランジ12aであり、図9(A)では下側の金属製フランジ12bである。図8(B)、(C)および図9(B)、(C)に示されるように、その後、氷スラリー層は時間の経過と共に鉛直方向に成長することが分かる。図8の過冷却度Tsub_a=1.2Kの場合と図9の過冷却度Tsub_a=1.3Kの場合とで氷スラリーの生成速度を検討すると、図8(C)に示される50s経過後の写真と図9(C)に示される49s経過後の写真との比較により、過冷却度Tsub_aが小さい図8の場合の方が氷スラリーは比較的緩やかな速度で生成することが分かる。図8、9の場合、氷スラリーの生成が終了するまでの時間は約50sである。
氷スラリーの生成量および性状は、圧力開放時の溶液温度に大きく依存すると考えられる。図14は、氷スラリー生成速度と過冷却度との関係を示す。図14で、横軸に過冷却度Tsub[K]を示し、縦軸の左側に氷スラリー生成部10の体積を氷スラリーが生成終了するまでの凍結時間で除した体積凍結速度Uv[L/s]を示し、縦軸の右側に体積凍結速度を氷スラリー生成部10の水平方向断面積で除した氷スラリー成長速度U[mm/s]を示す。図14で、白丸印○は溶液濃度C=0.9wt%、初期圧力Pg=10MPaの場合、黒丸印●は溶液濃度C=0.9wt%、初期圧力Pg=15MPaの場合、白三角印△は溶液濃度C=3.0wt%、初期圧力Pg=10MPaの場合、黒三角印▲は溶液濃度C=3.0wt%、初期圧力Pg=15MPaの場合における体積凍結速度Uv(および氷スラリー成長速度U)を示す。図14に示されるように、過冷却度Tsubの増大とともに体積凍結速度Uvは増加するのが分かる。さらにその増加傾向は、溶液濃度Cと初期圧力Pgとが変化した場合でも同様である。図14中には、氷スラリー生成の観察結果より得られた氷性状の違いを区分する領域(透明:Transparent regionあるいは白濁:White region)を示している。図14で過冷却度Tsub=3K付近に見られる高い体積凍結速度Uvの領域(破線で示される図14右上の円形領域:Opposed freezing)は、上下のステンレスフランジ12aおよび12bより同時に対向状態で氷スラリーが成長したため、極端に大きい体積凍結速度Uv(および氷スラリー成長速度U)を示している。即ち、本発明の実施例1における氷スラリー製造装置1および製造方法では、対象溶液Liqを常圧より高い所定の加圧状態(加圧冷温保持状態)に保持し、続いて、対象溶液Liqを常圧における凝固点(0℃)以下の温度で且つ所定の加圧状態における凝固点以下の過冷却度2K乃至3K付近の温度で保持する。この後、対象溶液Liqを所定の加圧状態から常圧へ減圧することにより、速い体積凍結速度Uv(および氷スラリー成長速度U)で凝固させて氷スラリーを製造することができる。
Claims (10)
- 対象溶液で満たされた試験部と、
前記試験部の下部に流入管を介して接続され、該流入管を通して該試験部内を加圧する加圧手段と、
前記試験部の上部に一端が接続され、他端にバルブが設けられた流出管と、
所定の冷媒で満たされ、前記試験部が漬けられた水槽部と、
前記水槽部内に設置され、該水槽部内の所定の冷媒を冷却することにより前記試験部内の対象溶液を冷却する熱交換手段とを備えた氷スラリー製造装置であって、
前記バルブを閉とした後の前記加圧手段による加圧により前記試験部内を所定の加圧状態に維持し、前記熱交換手段による前記水槽部内の冷却により前記試験部内の対象溶液が常圧における凝固点以下の温度で且つ該所定の加圧状態における凝固点以上の温度に保持した後、前記バルブを開として前記流出管から対象溶液を流出させ該試験部内を常圧へ減圧することにより、該試験部内の対象溶液を凝固させて氷スラリーを製造することを特徴とする氷スラリー製造装置。 - 請求項1記載の氷スラリー製造装置において、前記バルブから排出管を通って流出される対象溶液を貯留する貯留槽をさらに備え、
前記バルブを閉とした後の前記加圧手段による加圧の前に、該バルブを開として該加圧手段により前記試験部内を加圧することにより、該試験部内及び前記流出管内に存在し得る気体を前記貯留槽へ排出して該試験部内及び前記流出管内を液相で満たすことを特徴とする氷スラリー製造装置。 - 対象溶液で満たされた配管部であって、一端にバルブと該バルブに続くノズルであって大気中に開口したものとが接続され、該バルブ及び該バルブに接続された該配管部の一部は断熱領域にされたものと、
前記配管部の他の一端に接続され、該配管部内を加圧する加圧手段と、
前記配管部の断熱領域でない部分を所定の冷媒で満たされた水槽部で冷却することにより該配管部内の対象溶液を冷却する熱交換手段とを備えた氷スラリー製造装置であって、
前記バルブを閉とした後の前記加圧手段による加圧により前記配管部内を所定の加圧状態に維持し、前記熱交換手段による冷却により前記配管部内の対象溶液が常圧における凝固点以下の温度で且つ該所定の加圧状態における凝固点以上の温度に保持した後、前記バルブを開として前記ノズルから前記断熱領域の管部にある該対象溶液を直接大気中へ流出し常圧へ減圧することにより高い過冷却状態から該対象溶液を凝固させて氷スラリーを製造することを特徴とする氷スラリー製造装置。 - 請求項1又は2記載の氷スラリー製造装置において、
前記試験部内の常圧への減圧は、初期温度が前記所定の加圧状態における凝固点以下の過冷却度2Kの範囲内の温度とすることを特徴とする氷スラリー製造装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の氷スラリー製造装置において、前記対象溶液は1wt%以下の低塩分濃度水溶液であり、前記氷スラリーは塩水氷スラリーであることを特徴とする氷スラリー製造装置。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の氷スラリー製造装置において、前記対象溶液は真水であり、前記氷スラリーは真氷であることを特徴とする氷スラリー製造装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の氷スラリー製造装置を用いて氷スラリーを製造することを特徴とする氷スラリー製造方法。
- 請求項7記載の氷スラリー製造方法において、請求項1又は2記載の氷スラリー製造装置を用いる場合、前記試験部内の常圧への減圧は、初期温度が前記所定の加圧状態における凝固点以下の過冷却度2Kの範囲内の温度とすることを特徴とする氷スラリー製造方法。
- 請求項7又は8記載の氷スラリー製造方法において、前記対象溶液は1wt%以下の低塩分濃度水溶液であり、前記氷スラリーは塩水氷スラリーであることを特徴とする氷スラリー製造方法。
- 請求項7又は8記載の氷スラリー製造方法において、前記対象溶液は真水であり、前記氷スラリーは真氷であることを特徴とする氷スラリー製造方法。
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