JP6166514B2 - 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理装置の通信制御方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理装置の通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、仮想ポートを利用してデバイスと無線通信を行う情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理装置の通信制御方法に関するものである。
従来、情報処理装置とデバイスとのデータ送受信を無線通信により行うシステムが知られている。例えば、特許文献1には、情報処理装置(情報入力機器)とデバイス(モバイルプリンター)との間の通信を、Bluetooth(登録商標)を利用して行うシステムが開示されている。
特開2005−316857号公報
ところで、上記のBluetooth(登録商標)を利用して無線通信を行う場合、情報処理装置(装置で動作するアプリケーション)とデバイスとの通信は、仮想ポート(仮想シリアルポート)を用いて行われる。しかしながら、情報処理装置に新しいデバイスを接続した場合、新しいデバイスと通信を行うための仮想ポートとして、情報処理装置でまだ使用していないポート番号(空いているポート番号)が自動的に割り当てられてしまう。例えば、情報処理装置から仮想ポートCOM1を用いてデバイスと通信を行っていた場合、このデバイスを新たなデバイスに置き換えると、新たなデバイスに対するポート番号は仮想ポートCOM2が割り当てられる。このため、新たなデバイスを利用するためには、情報処理装置(アプリケーション)の出力先の仮想ポートの設定を、仮想ポートCOM1から仮想ポートCOM2に手動で変更しなければならないため、専門知識のないユーザーは設定変更が難しく、また手間がかかると問題がある。
特に、複数台のデバイス(例えば、携帯型デバイス)があり、手に取ったデバイスと情報処理装置とで通信を行いたい場合、デバイス毎に仮想ポートの番号が不定であるため、毎回、情報処理装置(アプリケーション)の通信設定を変更しなければならず、非常に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑み、煩雑な作業をする必要がなく、簡単に所望のデバイスと通信を行うことができる情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理装置の通信制御方法を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、アプリケーションからのデータを出力する第1仮想ポートを設定する第1仮想ポート設定部と、デバイスと無線通信を行う第1仮想ポートと異なる第2仮想ポートを割り当てる仮想ポート割り当て部と、第1仮想ポートに出力されたアプリケーションのデータを、第2仮想ポートに出力させる切替部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理装置の通信制御方法は、アプリケーションからのデータを出力する第1仮想ポートを設定し、デバイスと無線通信を行う第1仮想ポートと異なる第2仮想ポートを割り当て、アプリケーションからのデータを第1仮想ポートに出力し、第1仮想ポートから出力されたアプリケーションのデータを、第2仮想ポートに出力してデバイスに無線通信で送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、アプリケーションのデータ出力先を特定の仮想ポート(第1仮想ポート)に設定し、この特定の仮想ポートに出力されたデータを、接続したデバイスの仮想ポート(第2仮想ポート)に出力する。これにより、接続したデバイスの仮想ポート番号が不定であっても、アプリケーション側の通信設定を変更することなく、簡単に所望のデバイスを利用することができる。即ち、利用者は接続したデバイスの仮想ポート番号を意識することなく、所望のデバイスを利用することができる。
例えば、デバイスの故障等により既存のデバイスを新たなデバイスに置き換えた場合、従来であればアプリケーションのデータ出力先は、既存のデバイスの仮想ポートに設定されたままになるため、アプリケーションのデータ出力先を新たなデバイスの仮想ポートに手動で変更しなくてはならない。しかしながら、本発明の場合、アプリケーションのデータ出力先を変更する必要がなくデータを接続したデバイスに出力できるため、利便性が良い。
上記の情報処理装置において、デバイスとの無線接続の確立を監視するデバイス接続監視部を備えることを特徴とする。
上記の情報処理装置において、切替部は、デバイス接続監視部でデバイスの接続を検出したときに、第1仮想ポートに出力されたアプリケーションのデータを第2仮想ポートに出力させることを特徴とする。
本発明の構成によれば、デバイスとの無線接続を監視し、データの出力先を検出したデバイスの仮想ポートに自動的に切り替えることができるため、設定変更等にかかる利用者の手間を省くことができ、利便性が良い。
上記の情報処理装置において、デバイスに係わる情報を記憶する記憶部と、デバイス接続監視部でデバイスの接続を検出したときに、当該デバイスが記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであるか否かを判定するデバイス判定部と、を備え、切替部は、検出したデバイスが記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであると判定された場合、第1仮想ポートに出力されたデータを、第2仮想ポートに出力することを特徴とする。
本発明の構成によれば、アプリケーションのデータを特定のデバイス(デバイスに係わる情報に対応するデバイス)に出力する。これにより、アプリケーションのデータ出力が可能なデバイスを制限できるため、例えば、出力対象のデータが重要なデータである場合、外部への漏えいを防止することができる。なお、デバイスに係わる情報とは、例えば、デバイス名、機種名、デバイスの製造メーカー名等である。
上記の情報処理装置において、デバイス接続監視部が、デバイスと異なる第2のデバイスとの接続を検出したとき、仮想ポート割り当て部は、第2のデバイスと無線通信を行う第1仮想ポート、第2の仮想ポートと異なる第3仮想ポートを割り当て、切替部は、第1仮想ポートに出力されたアプリケーションのデータを第3仮想ポートに出力させることを特徴とする。
本発明の構成によれば、新たなデバイス(第2のデバイス)が接続された場合であっても、アプリケーションのデータを当該デバイスに割り当てられた仮想ポート(第3仮想ポート)に自動的に切り替えることができる。
本発明の情報処理システムは、無線通信を行う通信部を有するデバイスと、アプリケーションを実行する制御部、アプリケーションからのデータを出力する第1仮想ポートを設定する第1仮想ポート設定部、デバイスと無線通信を行う第1仮想ポートと異なる第2仮想ポートを割り当てる仮想ポート割り当て部、第1仮想ポートに出力されたアプリケーションのデータを第2仮想ポートに出力させる切替部を有する情報処理装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、アプリケーションのデータ出力先を特定の仮想ポート(第1仮想ポート)に設定し、この特定の仮想ポートに出力されたデータを、デバイスの仮想ポート(第2仮想ポート)に出力することが可能な情報処理システムを提供できる。なお、デバイスとは、プリンター、ディスプレイ、スピーカー等、情報処理装置から何らかの情報を出力するための周辺機器を意味する。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの制御ブロック図である。 第1実施形態に係る機能ブロック図である。 第1実施形態に係る携帯端末の通信制御について説明するフローチャートである。 (a)は、携帯端末とモバイルプリンターAが接続された場合の通信制御を説明する図であり、(b)は、(a)の状態からモバイルプリンターAをモバイルプリンターBに置き換えた場合の通信制御を説明する図である。 第2実施形態に係る機能ブロック図である。 第2実施形態に係る携帯端末の通信制御について説明するフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理システムの通信制御方法について説明する。本発明の情報処理システムは、煩雑な作業をする必要がなく、簡単に所望のデバイスと通信を行うことができるシステムである。以下、本実施形態では、デバイスとしてプリンター(モバイルプリンター)を例に挙げて説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る情報処理システムSYは、携帯端末1(情報処理装置)と、携帯端末1と接続可能なモバイルプリンター2(図1では、モバイルプリンターA(デバイス)、B(第2のデバイス)を例示)と、により構成される。
携帯端末1とモバイルプリンター2とは、Bluetooth(登録商標)規格(IEEE802.15.1規格)に基づいて無線通信により接続する。すなわち、携帯端末1とモバイルプリンター2は、Bluetoothプロファイルとして、少なくともSPP(Serial Port Profile)をサポートしており、仮想ポート(仮想シリアルポート)を利用してデータ通信を行う。
なお、図1は、現時点において携帯端末1とモバイルプリンターAとが接続しており、携帯端末1とモバイルプリンターBとは未接続の状態を示している。また、本実施形態では、携帯端末1とモバイルプリンター2を例示しているが、無線接続(Bluetooth(登録商標)接続)が可能であれば、その構成は問わない。
携帯端末1は、主要部として、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14および無線通信部15を有している。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等により構成され、携帯端末1全体を制御する。
記憶部12は、オペレーティングシステム21(Operating System)、アプリケーション22および仮想ポートドライバー23を記憶している。仮想ポートドライバー23は、アプリケーション22からのデータ出力先を特定の仮想ポート(第1仮想ポート:以下、「特定仮想ポート」と称す)に設定し、この特定仮想ポートに出力されたデータを、モバイルプリンター2に割り当てられた仮想ポートに出力するモジュールである(詳細は後述する)。なお、モバイルプリンター2と無線通信を行うための仮想ポートは、オペレーティングシステム21により上記の特定仮想ポートとは異なる仮想ポート(現時点で使用していない番号の仮想ポート:請求項における第2仮想ポート、第3仮想ポート)が割り当てられる。
表示部13は、液晶パネル等により形成され、アプリケーション22の処理画面や操作部14による操作状況など、各種情報を表示する。操作部14は、処理画面での各種入力操作や、選択・決定操作および印刷操作等を行う操作手段である。なお、本実施形態では、操作部14を表示部13とは別体に構成しているが、これに限らず、タッチパネル等により表示部13と一体に構成するようにしても良い。無線通信部15は、モバイルプリンター2との間で無線通信によるデータの送受信を行なうインターフェースであり、Bluetooth(登録商標)規格に基づき通信を行う。
モバイルプリンター2は、主要部として、制御部31、印刷機構32および無線通信部33(通信部)を有している。なお、モバイルプリンターAおよびBは同一構成であるため、図1では、モバイルプリンターAの構成要素のみを記載する。
制御部31は、CPU、ROM、RAM等により構成され、モバイルプリンター2全体を制御する。印刷機構32は、用紙送り機構、印刷ヘッド、用紙切断機構などを含み、制御部31の制御の下で印刷動作を行う。なお、印刷方式は、インクジェット方式やレーザー方式など、その種類を問わない。無線通信部33は、携帯端末1との間で無線通信によるデータの送受信を行なうインターフェースであり、Bluetooth(登録商標)規格に基づき通信を行う。
次に、図2の機能ブロック図を参照して、情報処理システムSYの機能構成について説明する。携帯端末1は、特定仮想ポート設定部41(第1仮想ポート設定部)、仮想ポート割り当て部42、デバイス接続監視部43、データ出力先切替部44(切替部)および印刷データ送信部45を有している。
特定仮想ポート設定部41は、仮想ポートドライバー23を主要部とし、アプリケーション22からのデータ出力先として利用する特定仮想ポートを作成し、アプリケーション22のデータ出力先を特定仮想ポートに設定する。
仮想ポート割り当て部42は、オペレーティングシステム21を主要部とし、モバイルプリンター2と無線通信を行う仮想ポートの作成・割り当てを行う。なお、この仮想ポートは、特定仮想ポートとは異なるポート番号で、且つモバイルプリンター2毎に異なるポート番号が割り当てられる。
デバイス接続監視部43は、仮想ポートドライバー23を主要部とし、モバイルプリンター2との無線接続の確立を監視する。なお、無線接続の確立とは、オペレーティングシステム21により、対象となるモバイルプリンター2の仮想ポートが割り当てられ、当該モバイルプリンター2と通信可能になった状態を意味する。
データ出力先切替部44は、仮想ポートドライバー23を主要部とし、特定仮想ポートに出力されたアプリケーション22のデータ(印刷データ)を、接続が確立されたモバイルプリンター2に割り当てられた仮想ポートに出力する。印刷データ送信部45は、仮想ポートに出力された印刷データを、当該仮想ポートが割り当てられたモバイルプリンター2に送信する。
モバイルプリンター2は、印刷データ受信部51、印刷処理部52を有している。印刷データ受信部51は、携帯端末1から印刷データを受信する。印刷処理部52は、受信した印刷データに基づいて印刷機構32を制御し、印刷用紙に印刷を行う。
次に、図3のフローチャートを参照して、携帯端末1の通信制御について説明する。まず、携帯端末1(制御部11)は、仮想ポートドライバー23によりアプリケーション22のデータ出力先となる特定仮想ポートを作成し(S01)、アプリケーション22のデータ出力先を、作成した特定仮想ポートに設定する(S02)。
次に、携帯端末1は、仮想ポートドライバー23により、モバイルプリンター2と無線接続が確立されたか否かを監視する(S03)。モバイルプリンター2の接続確立を検出すると(S04;Yes)、携帯端末1は、仮想ポートドライバー23により、アプリケーション22から特定仮想ポートに出力される印刷データを、接続を検出したモバイルプリンター2の仮想ポートに出力するように設定する(S05)。
次に、携帯端末1は、アプリケーション22から特定仮想ポートに印刷データが出力されたか否かを監視する(S06)。アプリケーション22から特定仮想ポートに印刷データが出力された場合(S07;Yes)、S05で設定したモバイルプリンター2の仮想ポートに対して当該印刷データを出力する(S08)。そして、携帯端末1は、仮想ポートに出力した印刷データを、当該仮想ポートが割り当てられたモバイルプリンター2に送信する(S09)。
ここで、理解を容易にするために、図4を参照して携帯端末1とモバイルプリンター2(モバイルプリンターA(デバイス)およびモバイルプリンターB(第2のデバイス))との通信制御について、具体的に説明する。なお、アプリケーション22からの印刷データの出力先ポートである特定仮想ポートは、仮想ポートCOM1(第1仮想ポート)に設定されるものとする。また、各モバイルプリンターA、Bとの通信に利用する仮想ポートは、それぞれ仮想ポートCOM2(第2仮想ポート)、仮想ポートCOM3(第3仮想ポート)が割り当てられるものとする。
図4(a)は、携帯端末1とモバイルプリンターAが接続された場合の通信制御を説明する図である。この場合、仮想ポートドライバー23はモバイルプリンターAの接続を検出すると、仮想ポートCOM1に出力される印刷データの出力先を、仮想ポートCOM2に設定する。そして、アプリケーション22で作成した印刷データが仮想ポートCOM1に出力され、仮想ポートドライバー23がこれを検出すると、この仮想ポートCOM1に出力された印刷データを、モバイルプリンターAの仮想ポートCOM2に出力し、モバイルプリンターAに印刷データを送信する。
図4(b)は、図4(a)の状態から、モバイルプリンターAの故障などによりモバイルプリンターAをモバイルプリンターBに置き換えた場合の通信制御を説明する図である。この場合、仮想ポートドライバー23はモバイルプリンターBの接続を検出すると、仮想ポートCOM1に出力される印刷データの出力先を、仮想ポートCOM3に自動的に変更する。そして、図4(a)の場合と同様にアプリケーション22で作成した印刷データが仮想ポートCOM1に出力されると、仮想ポートドライバー23はこれを検出し、この仮想ポートCOM1に出力された印刷データを、モバイルプリンターBの仮想ポートCOM3に出力し、モバイルプリンターBに印刷データを送信する。
すなわち、アプリケーション22は仮想ポートCOM1に印刷データを出力し、仮想ポートドライバー23が、その印刷データを、接続されているモバイルプリンター2に割り当てられた仮想ポート(仮想ポートCOM2または仮想ポートCOM3)に随時切り替えて出力する。
以上説明したとおり、第1実施形態によれば、アプリケーション22の印刷データの出力先を特定仮想ポートに設定(固定)し、この特定仮想ポートに出力された印刷データを、接続したモバイルプリンター2に割り当てられた仮想ポートに出力する。これにより、接続したモバイルプリンター2の仮想ポート番号が不定であっても、アプリケーション22側の通信設定を変更することなく、簡単に所望のモバイルプリンター2を利用することができる。すなわち、利用者は接続したモバイルプリンター2の仮想ポート番号を意識することなく、所望のモバイルプリンター2を利用することができる。
[第2実施形態]
次に、図5および図6を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態では、接続したモバイルプリンター2の全てに対してアプリケーション22からデータ出力が可能な構成について説明したが、本実施形態では、アプリケーション22からのデータ出力が可能なモバイルプリンター2を、特定のモバイルプリンター2に制限する点で異なる。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係る情報処理システムSYの機能ブロック図である。同図に示すように、携帯端末1は、特定仮想ポート設定部41、仮想ポート割り当て部42、デバイス接続監視部43、デバイス判定部61、データ出力先切替部62(切替部)および印刷データ送信部45を有している。これら機能の内、特定仮想ポート設定部41、仮想ポート割り当て部42、デバイス接続監視部43および印刷データ送信部45は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
デバイス判定部61は、デバイス接続監視部43によりモバイルプリンター2の接続を検出した場合、当該モバイルプリンター2が予め定められた特定のモバイルプリンター2か否かを判定する。この判定は、予め記憶部12に使用可能なモバイルプリンター2に係わる情報(例えば、デバイス名、機種名、デバイスの製造メーカー名等)を定義したデバイスリスト(不図示)を記憶しておき、接続したモバイルプリンター2がデバイスリストに定義されたものと一致するか否かで判定する。なお、デバイスリストの定義は一例であり、上記の項目(デバイス名、機種名、デバイスの製造メーカー名)に限定されない。
データ出力先切替部62は、デバイス判定部61により、検出したモバイルプリンター2がデバイスリストに定義されているものであると判定した場合(すなわち特定のモバイルプリンター2であると判定した場合)、特定仮想ポートに出力された印刷データを、このモバイルプリンター2に割り当てられた仮想ポートに出力する。
図6は、第2実施形態に係るフローチャートである。なお、S11〜S14、およびS16〜S20の処理は、図3のS01〜S04、およびS05〜S09の処理と同様であるため、説明を省略する。
携帯端末1は、S13の監視によりモバイルプリンター2の接続を検出すると(S14;Yes)、検出したモバイルプリンター2がデバイスリストに定義されているか否かを判定する。検出したモバイルプリンター2がデバイスリストに定義されている場合、携帯端末1は検出したモバイルプリンター2は使用可能なモバイルプリンター2(特定のモバイルプリンター2)であると判定し(S15;Yes)、S16以降の処理を行う。一方、検出したモバイルプリンター2がデバイスリストに定義されていない場合(S15;No)、携帯端末1は、検出したモバイルプリンター2は自身から使用不可能なモバイルプリンター2と判定し(S15;No)、S16以降の処理を行うことなく、引き続き、新たなモバイルプリンター2の接続を監視する(S13)。
以上説明したとおり、第2実施形態によれば、アプリケーション22の印刷データを特定のモバイルプリンター2に出力することができる。これにより、アプリケーション22からのデータ出力が可能なモバイルプリンター2を制限できるため、例えば、出力対象の印刷データが重要なデータである場合、外部への漏えいを防止することができる。
なお、上記の各実施形態において、出力デバイスとしてモバイルプリンター2を例に挙げて説明したが、これに限るものではない。例えば、ディスプレイ、スピーカー等、携帯端末1から何らかの情報を出力するための周辺機器に適用することも可能である。
また、各実施形態の情報処理システムSY(携帯端末1およびモバイルプリンター2)の各構成要素をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上記の実施例によらず、情報処理システムSYの装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…携帯端末 2…モバイルプリンター 11…制御部 12…記憶部 22…アプリケーション 33…無線通信部 41…特定仮想ポート設定部 42…仮想ポート割り当て部 43…デバイス接続監視部 44,62…データ出力先切替部 61…デバイス判定部 52…印刷処理部 SY…情報処理システム

Claims (5)

  1. アプリケーションからのデータを出力する第1仮想ポートを設定する第1仮想ポート設定部と、
    前記第1仮想ポートと異なる仮想ポートであって、デバイスと無線通信を行う第2仮想ポートを割り当てる仮想ポート割り当て部と、
    前記第1仮想ポートに出力された前記アプリケーションのデータを、前記第2仮想ポートに出力させる切替部と、
    デバイスとの無線接続の確立を監視するデバイス接続監視部と、
    デバイスに係わる情報を記憶する記憶部と、
    前記デバイス接続監視部がデバイスとの無線接続を検出したときに、当該デバイスが前記記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであるか否かを判定するデバイス判定部と、を備え、
    前記切替部は、
    前記デバイス判定部により、前記記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであると判定された場合、前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力させ、
    前記デバイス判定部により、前記記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスでないと判定された場合、前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力させず、
    前記デバイス接続監視部は、前記切替部が、前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力させない場合、更にデバイスとの無線接続の確立を監視する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記デバイスはモバイルプリンターであり、前記情報処理装置は携帯端末である請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記デバイス接続監視部が、前記デバイスと異なる第2のデバイスとの無線接続を検出したとき、
    前記仮想ポート割り当て部は、前記第1仮想ポート、前記第2の仮想ポートと異なる仮想ポートであって、前記第2のデバイスと無線通信を行う第3仮想ポートを割り当て、
    前記切替部は、前記第1仮想ポートに出力された前記アプリケーションのデータを前記第3仮想ポートに出力させる請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 無線通信を行う通信部を有するデバイスと、
    前記アプリケーションからのデータを出力する第1仮想ポートを設定する第1仮想ポート設定部、前記第1仮想ポートと異なる仮想ポートであってデバイスと無線通信を行う第2仮想ポートを割り当てる仮想ポート割り当て部、前記第1仮想ポートに出力された前記アプリケーションのデータを前記第2仮想ポートに出力させる切替部、デバイスとの無線接続の確立を監視するデバイス接続監視部、デバイスに係わる情報を記憶する記憶部、前記デバイス接続監視部がデバイスとの無線接続を検出したときに当該デバイスが前記記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであるか否かを判定するデバイス判定部を有する情報処理装置と、
    を備え、
    前記情報処理装置の前記切替部は、
    前記デバイス判定部により、前記記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであると判定された場合、前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力させ、
    前記デバイス判定部により、前記記憶部に記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスでないと判定された場合、前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力させず、
    前記情報処理装置の前記デバイス接続監視部は、前記切替部が、前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力させない場合、更にデバイスとの無線接続の確立を監視する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. アプリケーションからのデータを出力する第1仮想ポートを設定し、
    前記第1仮想ポートと異なる仮想ポートであってデバイスと無線通信を行う第2仮想ポートを割り当て、
    デバイスとの無線接続の確立を監視し、
    デバイスとの無線接続を検出したときに、当該デバイスが、記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであるか否かを判定し、
    前記デバイスが、記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスであると判定された場合、前記アプリケーションから前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力し、
    前記デバイスが、記憶されたデバイスに係わる情報に対応するデバイスでないと判定された場合、前記アプリケーションから前記第1仮想ポートに出力されたデータを、前記第2仮想ポートに出力せず、更にデバイスとの無線接続の確立を監視する
    ことを特徴とする情報処理装置の通信制御方法。
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