本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の実施形態が開示される。本発明の範囲から逸脱することなく、代替の実施形態が考案され得る。加えて、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないように、本発明のよく知られている要素は詳細に説明されないか、または省略される。
「例示的」および/または「例」という用語は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明されるいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
本明細書でアクセス端末(AT)と称されるHigh Data Rate(HDR)加入者局は、移動式でも固定式でもよく、本明細書でモデムプールトランシーバ(MPT)または基地局(BS)と称される1つまたは複数のHDR基地局と通信することができる。アクセス端末は、1つまたは複数のモデムプールトランシーバを通じて、モデムプールコントローラ(MPC)、基地局コントローラ(BSC)、および/またはパケット制御機能(PCF)と称されるHDR基地局コントローラとの間で、データパケットを送信し受信する。モデムプールトランシーバおよびモデムプールコントローラは、アクセスネットワークと称されるネットワークの一部である。アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間でデータパケットをトランスポートする。
アクセスネットワークは、企業イントラネットまたはインターネットのような、アクセスネットワークの外部の追加のネットワークにさらに接続されてよく、各アクセス端末とそのような外部のネットワークとの間でデータパケットをトランスポートすることができる。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立したアクセス端末は、アクティブアクセス端末と呼ばれ、トラフィック状態にあると言われる。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立中であるアクセス端末は、接続セットアップ状態にあると言われる。アクセス端末は、ワイヤレスチャネルを通じて、または、たとえば光ファイバーもしくは同軸ケーブルを使用する有線チャネルを通じて通信する、任意のデータデバイスであってもよい。アクセス端末はさらに、限定はされないが、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部モデムもしくは内部モデム、またはワイヤレス電話もしくは有線電話を含む、いくつかのタイプのデバイスのうちの任意のものであってもよい。アクセス端末がモデムプールトランシーバに信号を送信する通信リンクは、逆方向リンクまたは逆方向トラフィックチャネルと称される。モデムプールトランシーバがアクセス端末に信号を送信する通信リンクは、順方向リンクまたは順方向トラフィックチャネルと称される。本明細書で使用されるトラフィックチャネルという用語は、順方向トラフィックチャネルと逆方向トラフィックチャネルのいずれを指してもよい。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態の説明のみを目的とするものであり、本発明の実施形態を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形をも含むものとする。「comprises(備える)」、「comprising(備える)」、「includes(含む)」および/または「including(含む)」という用語は、本明細書で使用される場合、記述される特徴、整数、ステップ、動作、要素および/またはコンポーネントの存在を明示するものであって、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネントおよび/またはそのグループの存在または追加を排除するものではないことがさらに理解されよう。
さらに、多くの実施形態が、たとえばコンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき、一連の動作に関して説明される。本明細書で説明される様々な動作は、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行され得ることを認識されよう。加えて、本明細書で説明されるこれらの一連の動作は、実行されると、関連するプロセッサに本明細書で説明される機能を実行させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として具現化されるものと見なされ得る。したがって、本発明の様々な態様は、特許請求される主題の範囲内にすべて入ることが企図されている多数の異なる形式で具現化され得る。加えて、本明細書で説明される実施形態ごとに、任意のそのような実施形態の対応する形式は、本明細書では、たとえば、説明される動作を実行する「ように構成された論理」として説明されることがある。
図1は、本発明の少なくとも1つの実施形態における、ワイヤレス通信システム100の1つの例示的な実施形態のブロック図を示す。ワイヤレス通信システム100は、いくつか挙げると、携帯電話102、スマートフォン108、ポータブル電子メールデバイス110、腕時計電話のような小型のワイヤレス通信デバイス111、パーソナルコンピュータ112、およびタブレットコンピュータ113のような、様々なタイプの多数のアクセス端末を含み得る。一般に、アクセス端末は、通信セッションをサポートし様々な実施形態を実施することが可能な、任意の通信デバイスまたはコンピューティングデバイスであり得る。様々な実施形態では、アクセス端末は、アクセス端末102〜113をネットワーク機器に接続してパケット交換データネットワーク(たとえば、イントラネット、インターネット、および/またはキャリアネットワーク126)とアクセス端末102、108、110、112との間にデータ接続性を与えることができる、アクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)120と、エアインターフェース104を介して通信することができる。本明細書で示されるように、アクセス端末は、携帯電話102、携帯情報端末108、本明細書で双方向テキストページャとして示されるページャ110、さらにはワイヤレス通信ポータルを有する別個のコンピュータプラットフォーム112であり得る。アクセス端末はまた、ワイヤレス対応のタブレットコンピュータ113と、ワイヤレス通信対応の時計型電話111とを含み得る。したがって、本発明の実施形態は、限定はされないが、ワイヤレスモデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話、またはそれらの任意の組合せまたは部分的組合せを含めて、ワイヤレス通信ポータルを含む、またはワイヤレス通信機能を有する、任意の形態のアクセス端末において実現され得る。さらに、本明細書で使用される「アクセス端末」、「ワイヤレスデバイス」、「クライアントデバイス」、「モバイル端末」という用語およびそれらの変形は、互換的に使用され得る。
再び図1を参照すると、ワイヤレスネットワーク100のコンポーネントおよび本発明の例示的な実施形態の要素の相互関係は、示される構成に限定されない。システム100は、例示的なものにすぎず、ネイティブPTTクライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112などのリモートアクセス端末が、互いに、かつ/または、キャリアネットワーク126、インターネットおよび/もしくは他のリモートサーバを限定することなく含む、エアインターフェース104およびRAN120を介して接続されたコンポーネントの間で、無線で通信することを可能にする任意のシステムを含み得る。本明細書で使用される場合、ネイティブPTTクライアントは、SIP以外の機構によってアプリケーションサーバとインターフェースする、プッシュツートーククライアントであり得る。
RAN120は、基地局コントローラ/パケット制御機能(BSC/PCF)122に送信される(一般に、データパケットとして送信される)メッセージを制御する。BSC/PCF122は、パケットデータサービスノード100(「PDSN」)とアクセス端末102/108/110/112との間のベアラチャネル(すなわちデータチャネル)のシグナリング、確立および切断を担う。リンク層の暗号化が可能な場合、BSC/PCF122もまた、エアインターフェース104を通じてコンテンツを転送する前に、コンテンツを暗号化する。BSC/PCF122の機能は、当技術分野でよく知られており、簡潔にするために、さらに論じられない。キャリアネットワーク126は、ネットワーク、インターネットおよび/または公衆交換電話網(PSTN)によって、BSC/PCF122と通信してもよい。代わりに、BSC/PCF122は、インターネットまたは外部ネットワークに直接接続してもよい。通常、キャリアネットワーク126とBSC/PCF122との間のネットワークまたはインターネット接続はデータを転送し、PSTNは音声情報を転送する。BSC/PCF122は複数の基地局(BS)またはモデムプールトランシーバ(MPT)124に接続され得る。キャリアネットワークと同様の方法で、BSC/PCF122は通常、データ転送および/または音声情報のために、ネットワーク、インターネットおよび/またはPSTNによってMPT/BS124に接続される。MPT/BS124は、携帯電話102などのアクセス端末にデータメッセージをワイヤレスにブロードキャストすることができる。MPT/BS124、BSC/PCF122および他のコンポーネントは、当技術分野で知られているように、RAN120を形成することができる。しかしながら、代替構成が使用されてもよく、実施形態は、示された構成に限定されない。たとえば、別の実施形態では、BSC/PCF122の機能とMPT/BS124の1つまたは複数とは、BSC/PCF122とMPT/BS124の両方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに縮小され得る。
図2Aは、本発明のある実施形態におけるキャリアネットワーク126を示す。図2Aの実施形態では、キャリアネットワーク126は、パケットデータサービングノード(PDSN)160と、ブロードキャストサービングノード(BSN)165と、アプリケーションサーバ170と、インターネット175とを含む。しかしながら、代替的な実施形態では、アプリケーションサーバ170および他のコンポーネントはキャリアネットワークの外部に位置してよい。PDSN160は、たとえば、cdma2000の無線アクセスネットワーク(RAN)(たとえば、図1のRAN120)を利用して、インターネット175、イントラネットおよび/またはリモートサーバ(たとえば、アプリケーションサーバ170)へのアクセス権を移動局(たとえば、図1の102、108、110、112などのアクセス端末)に与える。アクセスゲートウェイとして働くので、PDSN160は、単純IPおよびモバイルIPアクセス、外部エージェントのサポート、およびパケットのトランスポートを提供することができる。PDSN160は、認証、認可、および課金(AAA)サーバおよび他の支援するインフラストラクチャのクライアントとして働くことができ、当技術分野で知られているように、IPネットワークへのゲートウェイを移動局に与える。図2Aに示されるように、PDSN160は、従来のA10接続を介してRAN120(たとえば、BSC/PCF122)と通信し得る。A10接続は当技術分野でよく知られており、簡潔のためにさらに説明されない。
図2Aを参照すると、ブロードキャストサービングノード(BSN)165は、マルチキャストサービスおよびブロードキャストサービスをサポートするように構成され得る。BSN165は、ブロードキャスト(BC)A10接続を介してRAN120(たとえば、BSC/PCF122)と通信し、インターネット175を介してアプリケーションサーバ170と通信する。BCA10接続は、マルチキャストおよび/またはブロードキャストメッセージングを転送するために使用される。したがって、アプリケーションサーバ170は、インターネット175を介してユニキャストメッセージングをPDSN160に送信することができ、インターネット175を介してマルチキャストメッセージングをBSN165に送信することができる。
図2Bは、図1のワイヤレス通信システム100のある例をより詳細に示す。特に、図2Bを参照すると、AT1〜Nは、異なるパケットデータネットワークエンドポイントによってサービスされる位置においてRAN120に接続するものとして示されている。したがって、AT1およびAT3は、(たとえば、PDSN160、BSN165、ホームエージェント(HA)、外部エージェント(FA)などに対応し得る)第1のパケットデータネットワークエンドポイント162によってサービスされる部分においてRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162は、次に、ルーティングユニット188を介して、インターネット175、ならびに/または、認証・認可・課金(AAA)サーバ182、プロビジョニングサーバ184、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)/セッション開始プロトコル(SIP)登録サーバ186、および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つもしくは複数に接続する。AT2およびAT5〜Nは、(たとえば、PDSN160、BSN165、FA、HAなどに対応し得る)第2のパケットデータネットワークのエンドポイント164によってサービスされる部分においてRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162と同様に、第2のパケットデータネットワークエンドポイント164は、次に、ルーティングユニット188を介して、インターネット175、ならびに/またはAAAサーバ182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186、および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つまたは複数に接続する。AT4は、インターネット175に直接接続し、次いで、インターネット175を通じて、上で説明されたシステムコンポーネントのうちのいずれかに接続することができる。
図2Bを参照すると、AT1、AT3およびAT5〜Nはワイヤレス携帯電話として示され、AT2はワイヤレスタブレットPCとして示され、AT4は有線のデスクトップ局として示されている。しかしながら、他の実施形態では、ワイヤレス通信システム100は任意のタイプのATに接続することができ、図2Bに示された例は、システム内で実装され得るATのタイプを限定するものではないことが諒解されよう。また、AAA182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186、およびアプリケーションサーバ170は各々、構造的に別のサーバとして示されているが、本発明の少なくとも1つの実施形態において、これらのサーバのうちの1つまたは複数は、統合されていてもよい。
図3を参照すると、携帯電話などのアクセス端末200(本明細書ではワイヤレスデバイス)は、キャリアネットワーク126、インターネットならびに/または他のリモートサーバおよびネットワークから最終的に発生することがある、RAN120から送信されたソフトウェアアプリケーション、データおよび/または命令を受信し実行することができるプラットフォーム202を有する。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(「ASIC」208)または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスに動作可能に結合されたトランシーバ206を含み得る。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212中の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース(API)210レイヤを実行する。メモリ212は、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリから、構成され得る。プラットフォーム202は、メモリ212中でアクティブに使用されないアプリケーションを保持することができるローカルデータベース214も含み得る。ローカルデータベース214は、通常フラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなどのような、当技術分野で知られている任意の二次記憶デバイスであってもよい。内部プラットフォーム202のコンポーネントはまた、当技術分野で知られていているように、コンポーネントの中でもとりわけ、アンテナ222、ディスプレイ224、プッシュツートークボタン228およびキーパッド226のような外部デバイスに動作可能に結合され得る。
したがって、本発明のある実施形態は、本明細書で説明される機能を実行するための能力を含むアクセス端末を含み得る。当業者が諒解するように、様々な論理要素は、本明細書で開示される機能を達成するために、個別の要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアとの任意の組合せで具現化され得る。たとえば、ASIC208、メモリ212、API210およびローカルデータベース214がすべて協働的に使用されて、本明細書で開示される様々な機能をロードし、記憶し、実行することができ、したがってこれらの機能を実行するための論理は様々な要素にわたって分散され得る。代替的に、機能は、1つの個別コンポーネントに組み込まれ得る。したがって、図3中のアクセス端末の特徴は例示的なものにすぎないと見なされるべきであり、本発明は示される特徴または構成に限定されない。
アクセス端末102とRAN120との間のワイヤレス通信は、符号分割多元接続(CDMA)、WCDMA(登録商標)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、またはワイヤレス通信ネットワークまたはデータ通信ネットワークにおいて使用され得る他のプロトコルのような、様々な技術に基づき得る。データ通信は、通常、クライアントデバイス102とMPT/BS124とBSC/PCF122との間で行われる。BSC/PCF122は、キャリアネットワーク126、PSTN、インターネット、仮想プライベートネットワークなどのような複数のデータネットワークに接続されてよく、したがって、アクセス端末102はより広範囲の通信ネットワークにアクセスできるようになる。前述のように、かつ当技術分野で知られているように、種々のネットワークおよび構成を使用して、音声送信および/またはデータがRANからアクセス端末に送信され得る。したがって、本明細書で提供される例は、本発明の実施形態を限定するためのものではなく、単に本発明の実施形態の説明を助けるためのものにすぎない。
図4は、アプリケーションサーバ400の1つの例示的な実施形態を示すブロック図である。アプリケーションサーバ400は、サーバ側LAN430上に存在し得る別個のデバイスであってよく、その機能は上で論じられている。簡潔のために、図4のブロック図に示される様々な特徴および機能は、共通バスを使用して接続されており、このことは、これらの様々な特徴および機能が動作可能に結合されることを表すことを意図している。他の接続、機構、特徴、機能なども、実際のポータブルワイヤレスデバイスを動作可能に結合し構成する必要に応じて提供され適応され得ることを、当業者は認識するだろう。さらに、図4の例に示される特徴または機能のうちの1つまたは複数がさらに再分割されてよく、図4に示される特徴または機能のうちの2つ以上が結合されてよいことも認識される。
アプリケーションサーバ400は、サーバ側LANを通じて通信するための、有線および/またはワイヤレスであり得るネットワークインターフェース405を含み得る。プロセッサ410は、ネットワークインターフェース405、ユーザインターフェース415、およびメモリ420に接続され得る。プロセッサ410は、処理機能、ならびに他の計算および制御機能を提供する、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、および/またはデジタル信号プロセッサを含み得る。プロセッサ410は、プログラムされた機能を実行するためのデータおよび/またはソフトウェア命令を読み取る/書き込むために、メモリ420にアクセスする。メモリ420は、オンボードのプロセッサ410(たとえば、同じICパッケージ内の)であってよく、かつ/または、メモリは、プロセッサに対する外部メモリであってよく、データバスを通じて機能的に結合されてよい。
多数のソフトウェアモジュールおよび/またはデータテーブルがメモリ420中に存在してよく、上で説明された機能を含む、リソースおよびセッション管理機能のためにプロセッサ410によって利用されてよい。ここで示されるように、メモリ420内に、アプリケーションサーバ400はさらに、ディスパッチ機能モジュール430および/またはゲートウェイ機能モジュールを含んでよく、またはそうでなければ提供してよい。ソフトウェアモジュール430、435は、この例では、メモリ420に含まれるものとして示されているが、いくつかの実装形態では、そのような手順は、他のまたは追加の機構を使用するために提供され、または別様に動作可能に配置され得ることを認識されたい。たとえば、ソフトウェアモジュール430、435のすべてまたは一部は、ファームウェアで提供され得る。加えて、図4では、ソフトウェアモジュール430、435は説明を簡単にするために単一の別個のエンティティとして示されているが、ソフトウェアモジュール430、435は、示されない複数のモジュールを含んでよく、またはそうでなければ、異なる手順のグループにさらに区分されてよいことを理解されたい。
図5は、状況把握呼ジョッキーをグループ通信セッションに追加するためのある実施形態の方法500を示す。1つの非限定的な実施形態では、状況把握呼ジョッキーは、プッシュツートークまたはプッシュツーエクスペリエンス(「PTX」)通信セッションであり得るグループ通信セッションに追加されてもよい。状況把握呼ジョッキー(本明細書では単に「呼ジョッキー」と称されることがある)は、通信セッション内の動的管理ポイントエンティティである。動的管理ポイントエンティティは、呼セッションの運営および参加者に関する情報へのアクセス権を提供し、通信セッションに対する管理権限を有する、エンティティまたは自動的な仮想デバイスであり得る。方法500は、この方法の動作を実行するようにプロセッサ実行可能命令によって構成されたプロセッサを有する、コンピューティングデバイス内で実施され得る。たとえば、方法500は、スマートフォンのような通信デバイスにおいて実施され得る。
1つの非限定的な実施形態では、状況把握呼ジョッキーは、1つまたは複数のトピックに通信セッションを集中させるために、または参加者のグループを集中させるために、通信セッションに対する管理を行うことができる、ミッション管理/命令センターと類似していてよい。しかしながら、状況把握呼ジョッキーは、ミッション管理/命令センターの役割に限定されず、より多くの機能を包含する。通信システムおよびグループ通信セッションは、状況把握呼ジョッキーが、何らかの権限を有する、または何らかの利益および利点をもたらす、グループ通信セッションにおける役割を有するように、構成され得る。
たとえば、通信システムおよびグループ通信セッションは、状況把握呼ジョッキーが、グループ通信セッションの動的集中ポイントであり得るように構成されてよく、その集中ポイントは、事前に定義された基準、状況、トリガ、またはセンサデータに基づいて動的に選ばれる。たとえば、状況把握呼ジョッキーは、グループ通信セッションに動的に追加され、通信セッションから動的に解除され得る。たとえば、状況把握呼ジョッキーはまた、グループ通信セッションの状況パラメータとともに、グループ通信セッション中の少なくとも2人の参加者の間で移され得る役割を含み得る。別の実施形態では、通信システムおよびグループ通信セッションは、動的管理ポイントの役割がグループ通信セッション中の少なくとも2つの役割を担い得るように構成され得る。たとえば、一実施形態では、役割は、管理ポイントの役割であってよく、または、他のグループ参加者に対する支援ポイントの役割であり得る。これはディスパッチコンソールとは全く異なり、ディスパッチコンソールは静的であり、必要に応じて多数のグループ通信参加者から動的に追加され変更されることが不可能である。
別の実施形態では、通信システムおよびグループ通信セッションは、動的管理ポイントエンティティが、動的管理ポイントエンティティと、グループ通信セッションを構成する複数のエンティティとの間に、「1対多数」の関連を有するように、構成され得る。言い換えると、動的管理ポイントエンティティは、複数のグループ通信セッション参加者にサービスすることができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティは、複数のグループ通信セッション参加者に対する管理者として動作することができ、別の実施形態では、複数のグループのより大きなセットに対する管理者の役割も果たすことができる。別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、動的管理ポイントエンティティと1つまたは複数のグループ通信セッション参加者との間で、非公開サイドバー通信セッションを編成することができる。たとえば、非公開サイドバー通信セッションの内容は、選択された参加者に対してのみ利用可能であってよく、他のグループ通信セッション参加者には利用可能ではなくてよい。たとえば、複数の動的管理ポイントエンティティが計画されてよい。各々の動的管理ポイントエンティティは、アクセスすることのできる非公開グループ通信セッションを有し得る。セッションは、動的管理ポイントエンティティの通信セッションの参加者に対して利用可能であってよく、他のグループ通信参加者には利用可能ではなくてよい。
別の実施形態では、通信システムおよびグループ通信セッションは、動的管理ポイントエンティティがグループ通信セッションのプライバシーを維持することができるが、他の手段を通じてグループ通信セッションを監視し続けられるように、構成され得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティは、グループ通信セッションのメディアまたは内容を受信できないが、グループ通信セッション参加者の間で内容を非公開ものに保つような方法で、データパラメータを監視することができる。ある実施形態では、動的管理ポイントエンティティのアクセス端末は、グループ通信セッションに参加するための信号を受信することができ、次いで、動的管理ポイントエンティティが、グループ通信セッションの内容(たとえば、音声の内容)を受信することができるので、グループ通信セッションの非公開性はなくなる。一実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、グループ通信セッションにおける1つの役割を形成することができ、第2の役割を形成する別のグループ通信参加者が存在し得る。たとえば、第2の役割はまた、情報収集エンティティまたはより低水準の管理であってよく、グループ通信セッションの部分に対する管理権を行使してよい。第2の役割は、第1の動的管理ポイントの役割とは異なる機能を有してよく、情報収集エンティティであってよい。別の実施形態では、1つのエンティティが複数の役割を包含してよい。動的管理ポイントエンティティの役割は、サーバによって動的に割り当てられてよく、サーバは、コンピューティングデバイスが通信セッションの動的な管理権を行使できるように、コンピューティングデバイスの識別パラメータを決定し、リソース配分パラメータをアクセス端末に配信する。
別の実施形態では、通信システムおよびグループ通信セッションは、動的管理ポイントエンティティがグループ通信セッションの状況に基づいて選択され得るように構成され得る。たとえば、グループ通信セッションの状況パラメータは、センサ出力、メッセージを含む多数の方法によって、参加者によって、または他の手段によって決定されてよい。呼の状況に基づいて、通信システムは、特定の動的管理ポイントエンティティが多数の異なるエンティティから選択され得るように、構成され得る。動的管理ポイントエンティティは、指定を受け入れることができ、グループ通信セッションに入ることができる。動的管理ポイントエンティティはまた、少なくとも1つのグループ参加者アクセス端末に位置するセンサからデータを受信することができ、グループ通信セッションを管理することができ、または参加者に支援を提供することができる。グループ通信セッションの結末において、状況は、アクセス端末またはサーバなどにあるメモリに記憶され得る。状況は、別のエンティティに転送されてよく、第2の動的管理ポイントエンティティが、グループ通信セッションに参加するために選択され得る。
別の実施形態では、通信システムは、通信セッションが確立され得るように、かつ、通信セッションの状況パラメータが決定され得るように構成されてよく、通信セッションの状況パラメータに基づいて、1つまたは複数の動作が行われ得る。たとえば、グループ通信セッションの状況は、関連するテキスト/写真/メディア資料とともに、グループ通信セッションが何についてのものかの概要を含み得る。
たとえば、通信システムは、センサの出力を受信し、その出力と状況パラメータを決定するための基準とを比較することによって、グループ通信セッションの状況パラメータが決定され得るように、構成され得る。たとえば、特定のユーザのアクセス端末は、緊急の状態を示し得る状態を感知し信号を出力するように構成されるセンサを含み得る。緊急の状態に基づいて、グループ通信セッションの1つまたは複数の異なるパラメータが決定され得る。
たとえば、動的管理ポイントエンティティ(呼ジョッキー)の役割を割り当てられた特定のアクセス端末および多数の参加者が、通信セッションに参加するために選択または招待され得る。第1の参加者はフロアを有してよく、第1の参加者はフロアによって、多くの異なる他のグループ通信セッション参加者と通信し、緊急事態に関連する指示を中継することができる。専門家が通信セッションに招待されてよく、参加することもできる。加えて、メンバーの順位が作成され得る。より順位の高い参加者がグループ通信セッションに参加すると、そのより順位の高い参加者は、動的管理ポイントエンティティとして管理を担い得る。ある実施形態では、通信セッションの状況は、グループ参加者から受信されたメッセージによって判定されてよく、または、コンピューティングデバイスからの出力から判定されてよく、または、エンジンに記憶された基準のセットとグループ通信セッションの検出されたパラメータを比較することによって判定され得る。
必要な場合に、「状況に関連する」動的管理ポイントエンティティが、1つまたは複数のパラメータに基づいて、必要とされるタスクを最良に行うことができるシステムによって選択され得るように、通信システムが構成され得る。動的管理ポイントエンティティは、グループ通信セッションへの参加を受け入れる前に、メッセージを介してグループ通信セッションの状況を提示され得る。動的管理ポイントエンティティは、セッションの「メディア部分」に参加してよく、参加しなくてもよいが、状況の更新を受信する。たとえば、状況情報は、動的管理ポイントエンティティが参加することを受け入れなかった場合でも、受信され得る。動的管理ポイントエンティティは、セッションに関連する状況固有のタスクに対応可能であってよく、グループ通信セッションのプライバシーを確実にすることができる。状況によっては、動的管理ポイントエンティティは、アシスタントとして動作していてよく、または、グループの残りに対する権限を行使してよい。動的管理ポイントエンティティは複数のタスクを許容することができ、許可されるタスクのリストは変化し得る。動的管理ポイントエンティティは、権限を付与されたユーザによって、または信号の通信によって、責務を移すことができる。Qchat PTT/Yagatta(登録商標)のようなグループ通信サービスが、企業環境におけるグループ通信のニーズに役立つことがあり、企業環境では、グループ通信が何らかの特定のビジネス上のニーズ(たとえば、建築/警備/フィールドエンジニアリングなど)のために必要とされる。
たとえば、方法500のプロセッサは、ブロック505においてグループ通信セッションを確立することができる。この通信セッションは、第1の参加者と第2の参加者との間のセッションであり得る。開始することで、呼に対する参加者を識別することができる。開始することで、ミッション管理/命令センターエンティティまたは動的管理ポイントエンティティ(呼ジョッキー)を要求するメッセージ(電子メールにおけるブラインドカーボンコピーアドレス機能に類似する)も提供され得る。たとえば、ブロック505において、発信者と関連付けられるコンピューティングデバイスのプロセッサが、通信セッションを開始することができる。発信者は、参加者間の通信セッションを開始する任意のエンティティであり得る。発信者は、通信セッション中の1人の参加者であってよく、または、アクセス端末を含む任意のエンティティであってよい。発信者は、グループ通信セッションを開始することができる。非限定的な実施形態では、グループ通信セッションは、PTT通信セッションまたはPTX通信セッションであってよいが、特許請求の範囲は、PTT通信セッションまたはPTX通信セッションに限定されない。別の実施形態では、グループ通信セッションは、任意の他の通信セッションであってよい。たとえば、グループ通信セッションがPTTグループ通信またはPTXグループ通信である場合、通信は、アクセス端末、スマートフォン上のプッシュツートークボタン(またはタッチスクリーンのアイコン)をユーザが押すことによって、または、通信ネットワーク中のコンピューティングデバイスに入力を提供することによって、開始することができる。呼を開始するために、ユーザは、PTTボタンを押し、呼の受信者が対応可能かどうかの即時指示を受信することができる。呼の受信者が対応可能である場合、発呼者は直ちに会話を開始することができる。受信者が対応不可能である場合、発呼者は、多忙の信号またはボイスメールの代わりに、単に否定的な応答トーンを聞く。
非限定的な実施形態では、グループ通信セッションは、QChat(登録商標)PTTセッション、または、Yagatta(登録商標)ソーシャルネットワーク通信セッションであってよいが、特定のプロトコルには何ら限定されない。単に例として、QChatは、非公開呼でもグループ呼でも、ボタンの押下によって互いに世界規模で接続することができる3Gワイヤレスデバイス上で動作可能である。QChatは、Voice over Internet Protocol(VoIP)技術を使用して、標準的なセルラー呼を行う代わりにハンドセット上のPTTボタンを使用することによって契約者が通信することを可能にする。QChatは、各IPエンドポイント間の別個のポイントツーポイント接続を組み合わせることによって作成され、PTTセッションは、IPベースのワイドエリアネットワーク(WAN)上で展開されるQChatアプリケーションサーバによって管理される。
グループ通信セッションプロトコルを介して発信者のアクセス端末を別の参加者のアクセス端末にリンクする通信セッションが、開始され得る。非限定的な実施形態では、通信セッションは、PTT通信セッションプロトコルまたはPTX通信セッションプロトコルまたは任意の他の通信プロトコルを介して、リンクすることができる。アクセス端末はセッション要求を開始することができ、サーバはリソースを割り振り、第2の参加者のアクセス端末に告知を送信することができる。第2の参加者のアクセス端末は、通信セッションに対する接続が成功したこと示す確認メッセージを送信することができる。通信セッションが確立されると、メディアが、発信者および参加者から交換され得る。
ブロック510において、発信者のコンピューティングデバイスと関連付けられるプロセッサは、アクセス端末上で入力を与えることによって、または音声命令を話すことによって、呼ジョッキーがセッションに追加されるように要求することができる。ある実施形態では、グループ通信セッションを開始するためのセッション要求はまた、動的管理ポイントエンティティに対する要求を送信することができる。たとえば、通信セッションにおいて話される音声命令を発見するように、発話が、サーバまたは参加しているコンピューティングデバイスによって監視され得る。ある語句が検出されると、検出したコンピューティングデバイスは、動的管理ポイントエンティティまたは呼ジョッキーによる参加を要求するために、メッセージを、VoIPセッションを監視またはサポートするサーバに送信することができる。この要求は、発信者のアクセス端末からサーバに送信され得る。要求は、セッション要求の一部であってよく、または第2の要求の一部であってよい。要求は、サーバに配信されてよく、動的管理ポイントの役割を担う、グループ呼セッションの個人を指定することができる。動的管理ポイントエンティティは、通信セッションに対する管理権を行使するのに適したアクセス端末またはコンソールを伴う、任意のエンティティ(または自動的なエンティティ)であり得る。
ブロック515において、動的管理ポイントエンティティのコンピューティングデバイスと関連付けられるプロセッサは、サーバへのメッセージを介して、動的管理ポイントエンティティとしての指定を受け入れることができる。サーバは、それに応答して、動的管理ポイントエンティティにリソース配分パラメータを送信することができ、リソース配分パラメータは、動的管理ポイントエンティティが、通信セッションの管理を行い通信セッションに対する権限を担うことを可能にする。
ブロック520において、動的管理ポイントエンティティは、通信セッションに入ることができ、種々の動作のいずれかを行うことができる。動的管理ポイントエンティティは、通信セッションを監視することができるが、最初はメディアを受信することができないので、通信セッションは非公開側面を有し得る。ある実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、行われている通信の概要(たとえば、話しているユーザのIDおよびセッション中のすべての参加者のID)をユーザのために表示することができるが、行われている会話をユーザが聞くことを可能にはできない。動的管理ポイントエンティティは、権限のあるミッション管理/命令センターとして動作することができるが、この役割には限定されない。
動的管理ポイントエンティティ(呼ジョッキー)は、グループ通信セッションに対して、任意のアシスタントの役割、または管理者として動作することができる。非限定的な実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、PTT、PTX、Qchat、もしくはYagattaグループ通信セッション、または任意の他のグループ通信セッションに対する、権限のあるミッション管理/命令センターとして動作することができる。動的管理ポイントエンティティ(呼ジョッキー)は、多数の、管理者的タスク、情報的タスク、支援的タスク、またはサポートするタスクを実行することができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティは、一部の参加者を無音にするができる。これは、セッションに対する、権限を付与された参加者に完全な管理権を与えることであり得る。別の例として、動的管理ポイントエンティティは、通信セッションから一部の参加者を外すことができる。別の例では、動的管理ポイントエンティティは、参加者に対するサービスとして機能し得る。呼ジョッキーは、活動をサポートするファイルまたはコンテンツ(たとえば、メディア、テキスト、ビデオ、グラフィックスファイル)を各参加者に送信することができる。加えて、動的管理ポイントエンティティは、位置報告およびセンサデータのような情報を、呼セッション中の各参加者の通信デバイスから受信することができる。
別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、グループ通信セッションの状況情報を受信することができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティは、グループの音声会話、グループの音声会話で話している個人の識別情報、メンバーのプロファイルの詳細、メンバーの優先権の順位、メンバーの位置のプロファイル、またはメンバーの累計会話時間を受信することができる。別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、メンバーのフラグおよびステータス(メンバーが活動への参加を認可または禁止されていることを示す)、メンバーのアクセス端末情報、メンバーのセンサデータ出力(たとえば、温度データ、放射線データ、気圧データ、ジャイロデータ)、および/またはサイドバー会話に関するデータを受信することができる。
ある実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、センサ733(図7A)の出力を受信することができ、センサ733の出力に基づいて、グループ通信セッション参加者に管理者的指示を提供することができる。たとえば、参加者が危険な領域に移動する場合、動的管理ポイントエンティティは、ユーザの通信デバイスからのGPS測位報告からその事実を判定することが可能であり得る。動的管理ポイントエンティティは、通信セッションに入って、追加のデータを受信し、または支援を行うことができる。そのような支援は、危険な領域から離れて安全な領域に入るように参加者を誘導するための道順を参加者に伝えることを含み得る。別の例として、動的管理ポイントエンティティまたは呼ジョッキーは、呼参加者が問題のあるタスクを実行しているとき、警報を提供することができ、または別様に操作者に警告することができる。動的管理ポイントエンティティはまた、センサ出力を監視することができ、情報を提供することによって、たとえば、データまたは専門的な支援を必要に応じてリアルタイムで提供することによって、適切な支援を呼参加者に提供することができる。
動的管理ポイントエンティティは、その状況に適するのであれば他者と交代され得る。たとえば、呼セッション内の第2のコンピューティングデバイスは、あるイベントに基づいて、第1の動的管理ポイントエンティティと交代するためのメッセージを送信することができる。動的管理ポイントの交代を促し得るイベントの種類の例は、第2の呼ジョッキーがより適している緊急事態を含み、そのとき、通信セッション参加者の1人または複数が、以下で論じられるように、第2の動的管理ポイントエンティティの管理または管理者のもとである領域に移動している。第2のコンピューティングデバイスは、サーバに、動的管理ポイントエンティティの役割を第2のコンピューティングデバイスへと切り替えさせる命令を、指示セッションをサポートするサーバに発するためのプログラム命令によって構成され得る。
ある実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、通信セッション内の1人または複数の参加者との、サイドバー会話または非公開会話を形成することができる。図6は、動的管理ポイントエンティティ(呼ジョッキーまたは「CJ」)と参加者の第1のグループとの間のサイドバー通信を、メッセージ640として示す。
図6は、グループ通信セッションに関与しているいくつかのグループの間の、メッセージングのある実施形態の方法600を示す。図6は、参加者のいくつかのグループ605、610、および615を示す高水準のシステム図を示す。各グループは、複数の参加者を含む。グループ605、610、および615の中の各参加者はアクセス端末を含む。各参加者は、グループ通信対応アクセス端末を利用している可能性のある、または、異なる通信プロトコルを介して通信している可能性のあるエンティティである。1つの非限定的な実施形態では、参加者は、PTTまたはPTXグループ通信対応アクセス端末を利用することができる。
別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、すべての管理権を含み得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティは、メンバーをグループ通信セッションに追加することができ、メンバーを削除することができ、ある参加者を無音にすることができる。別の例では、動的管理ポイントエンティティはさらに、呼を再開することができ、もはや存在しない異なるエンティティによって呼が開始された場合であっても呼を続けることができ、または、発呼者の2つの異なるグループを統合することができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティはまた、グループ通信セッションを2つ以上の通信グループに分割することができ、または、メンバーとの1対1のサイドバー通信セッションを開始することができ、または、非メンバーとの1対1のサイドバー通信セッションを開始することができる。
たとえば、通信セッション605中の第1のグループ605内の第1の参加者から第3の参加者が、信号643によって動的管理ポイントエンティティ620によって更新されるグループ通信セッション605に関与していることがある。動的管理ポイントエンティティは、第2の参加者を招待するメッセージを送信して、第2のサイドバー通信セッション640を形成することができる。あるいは、第2の参加者は、サイドバー通信セッション640をその動的管理ポイントエンティティ620に要求するメッセージを送信することができる。サイドバー通信640を通じて、第2の参加者および動的管理ポイントエンティティ620は、第1の参加者および第3の参加者が非公開サイドバーメッセージを受信できないように、非公開でメッセージを通信または配信することができる。参加者の1人とのサイドバー通信は、通信セッションの他の参加者のいずれにも聞こえない。
動的管理エンティティ620、625、および630のグループも、ディスパッチグループ635に示される。各動的管理ポイントエンティティ620、625、および630は、アクセス端末、コンピューティングデバイス、またはコンソールを利用して、上で説明されたように通信セッションの管理を行う。制御メッセージ620、625、および630は、ディスパッチャグループ635と呼参加者605、610、615のグループとの間で送信されてよく、動的管理エンティティ620、625、および630が通信セッションを監視し時折管理することを可能にする。
図7Aは、ある実施形態における、協調的通信セッションを形成するための例示的なコンピュータネットワークアーキテクチャ700を示す。この例では、ネットワーク700は、第1の発信者アクセス端末705と、参加者アクセス端末725、730、および735のグループとを含む。発信者および参加者アクセス端末705、725、730、および735は、図1に関して上で説明された様々なタイプのアクセス端末を含む、通信セッションをサポートし様々な実施形態を実施することが可能な任意の通信デバイスまたはコンピューティングデバイスであり得る。アクセス端末が種々の異なるタイプの通信デバイスおよびコンピューティングデバイスであり得ることを伝えるために、図7Aおよび後続の図は、番号が付けられたブロック705、725、730、および735としてそれらを示す。参加者のグループ725〜735は各々、アクセス端末(たとえば、スマートフォン)を使用して通信セッションにアクセスすることができ、通信セッションの間にアクセス端末を通じて通信することができる。ネットワーク700はさらに、第1の動的管理ポイントエンティティのコンピュータコンソール715および第2の動的管理ポイントエンティティのコンピュータコンソール720に動作可能に接続される、通信セッションをサポートするサーバ710を含む。サーバ710は、通信ネットワーク700の多数の様々なユーザにサービスを提供し、グループ通信セッションを維持するために、高速なネットワーク接続と高い入力/出力(I/O)スループットとを含み得る。サーバ710はまた、アクセス端末705、725、730、735が、動的管理ポイントエンティティの役割を担い、通信セッションに対する管理者的管理権を行使できるように、アクセス端末705、725、730、735の1つまたは複数にリソース配分パラメータを送信する。サーバ710は、動的管理ポイントエンティティから制御メッセージを受信することができ、動的管理ポイントエンティティが通信セッションに関与している多数のアクセス端末に対する管理権を行使することを可能にするように、リソース配分パラメータを配信することができる。加えて、サーバ710は、制御メッセージを受信し、同時にデータをアクセス端末にブロードキャストすることができる。サーバ710はまた、センサ出力を受信することができ、制御された方式でセンサ出力を意図された受信者に伝えることができる。サーバ710はまた、動的管理ポイントエンティティから制御メッセージを受信することができ、動的管理ポイントエンティティにリソース配分パラメータを伝えることができる。
図7Aに示される例では、ネットワーク700は、呼ジョッキーとして動作する人によって受け持たれ得る動的管理ポイントとして構成される、第1のコンソール715を含む。別の実施形態では、動的管理ポイントは、それぞれのアクセス端末705、725、730、および735からの音声命令または入力に応答するように、自動化され構成され得る。ある実施形態では、動的管理ポイントエンティティは、命令に応答して制御指示を伝えるソフトウェアアプリケーションであり得る。携帯電話(たとえば、スマートフォン)であるアクセス端末705を利用する呼発信者が示されるが、発信者は種々のコンピューティングデバイスのいずれをも使用することができる。たとえば、アクセス端末705は、LINUX(登録商標)ベースの、またはGOOGLE(登録商標)ANDROID(登録商標)ベースのスマートフォンであってよい。サーバ710は、発信者705と第1の制御エンティティおよび第2の制御エンティティまたは呼ジョッキーと通信セッション参加者との間でデータを通信する任意のコンピューティングデバイスであってよく、通信セッションサービスを提供するように構成される。
第1のコンピュータコンソール715から操作する第1の動的管理エンティティの参加者が、通信セッションの管理を行うことができる。コンソール715は、システム管理メッセージのためのテキスト入力および表示デバイスを伴う、入力デバイスを含み得る。第1のコンピュータコンソール715は、キーボードと、スクリーンと、セルラーデータネットワークのようなネットワークに接続されるコンピューティングデバイスとを含み得る。ある実施形態では、第1のコンソール715は、サーバ710を通じてアクセス端末にリンクし、通信セッションの管理を行うように動作可能であり得る。別の実施形態では、第1のコンソール715は、コンソールシステムであってよく、マルチプレクサまたはネットワーク接続されたマルチポートシリアルサーバに接続される1つまたは複数のコンソールポートを含んでよく、コンソールポートは、操作者が接続されるサーバのいずれかに端末を接続することを可能にする。通信セッションは、メディア、テキスト、ビデオの交換、または、当技術分野の任意の他のメディア交換を含み得る。グループ通信セッションの代わりに、セッションは、たとえば、代替としてQChatまたはYagatta(登録商標)のような、データを共有するためのソーシャルネットワークアプリケーションであってよい。別の非限定的な実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、アクセス端末725とともに動作することができる。
図7Aに示される通信ネットワーク内のメッセージフローの例は、図7Bに示される。発信者705は、状況情報データを伴う呼要求740をサーバ710に送信し、または呼要求740を生成することができる。呼要求メッセージ740はまた、通信セッションのための指名された動的管理ポイントエンティティ715のような、追加の情報を送信することができる。指名された動的管理ポイントエンティティ715は、指名を受け入れまたは拒絶することができ、対応するメッセージ750をサーバ710に送信して、判断をサーバ710に知らせることができる。図7Bに示される例では、第1の動的管理ポイントエンティティ715は、拒絶メッセージ750を送信することによって、指定を拒絶することができる。
それに応答して、サーバ710は、第2の指名メッセージ755を第2の動的管理ポイントエンティティの候補720に送信して、呼ジョッキーの管理者的役割または情報収集の役割を実行するように要求することができる。示される例では、第2の動的管理ポイントエンティティ720は、動的管理ポイントエンティティ720になることを求める指定を受け入れ、確認メッセージ760をサーバ710に送信する。サーバ710は、メッセージ770、775、および780を介してセッション参加者を呼び出して、通信セッションに参加するように参加者に呼びかけることができる。次いで通信セッションが開始することができ、フロアが発信者エンティティ705に付与され得る。本明細書で使用される場合、「フロア」は、他の参加者が聞くことしかできない間にある参加者が話すことを可能にする、セッション管理権を指す。フロアは、発信者705、またはコンピューティングデバイスもしくはスマートフォンを利用する異なるエンティティが、その間に最初のデータを通信セッション参加者の各々に送信することができる、初期通信セッションの間に割り当てられ得る。
呼セッションの間に、会話が参加者の間で交換されてよく、種々の異なるタイプのメディアが参加者の一部またはすべてに配信されてよい。いくつかの構成では、メディアは、動的管理ポイントエンティティ720(呼ジョッキーまたは「CJ」)に配信されなくてよい。第2の動的管理ポイントエンティティ720は、監視のためにデータのサブセットのみを受信することができ、他の通信セッションデータ、たとえば、音声通信、ビデオなどを受信できない。別の実施形態では、グループ通信セッションの任意の参加者が、動的管理ポイントエンティティになることができる。たとえば、グループ通信参加者は、動的管理ポイントエンティティとしてグループ通信セッションの管理を行うための許可を要求することができ、別の発信者または参加者がこの要求を受け入れることができる。
通信ネットワーク内の実施形態のメッセージフローの例が図7Cに示されており、図7Cは、グループ通信セッションの参加者のいずれかが、動的管理ポイントエンティティ(呼ジョッキー)になることができ、要求を送信することによって役割を担うことができることを示す。発信者は、呼要求メッセージ786をサーバ710に送信することができる。メッセージ786は、状況情報データを含み得る。呼要求メッセージ787はまた、追加の状況情報を含む、通信セッションのための指名された動的管理ポイントエンティティ715のような、追加の情報を送信することができ、サーバ710から送信され得る。指名された動的管理ポイントエンティティ715は、状況情報を検討することができ、現在の状況ではエンティティ715はこの役割に最も適してはいないと判定することができる。エンティティ715はこの指名を受け入れまたは拒絶することができ、対応するメッセージ788をサーバ710に送信して、指定を拒絶するという判断をサーバ710に知らせることができる。第1の動的管理ポイントエンティティ715は、別のエンティティが呼ジョッキーとして働き得るという推奨を提供することもできる、拒絶メッセージ788を送信することによって、指定を拒絶することができる。
それに応答して、サーバ710は、第2の指名メッセージ789を、第2の候補すなわち動的管理ポイントエンティティ720に送信することができる。メッセージ789は、呼ジョッキーの管理者的役割または情報収集の役割を実行するように、第2の動的管理ポイントエンティティ720に要求する。メッセージ789はまた、状況情報を含み得る。
示される例では、第2の動的管理ポイントエンティティは、動的管理ポイントエンティティ720となることを求める指定を受け入れ、確認メッセージ790をサーバ710に送信する。サーバ710は、メッセージ792、793、および794を介してセッション参加者を呼び出して、通信セッションに参加するように参加者に呼びかけることができる。通信セッション795が開始することができ、フロアが発信者エンティティ705に付与され得る。
呼セッションの間に、会話が参加者の間で交換されてよく、種々の異なるタイプのメディアが参加者の一部またはすべてに配信されてよい。いくつかの構成では、メディアは、動的管理ポイントエンティティ715(呼ジョッキーまたは「CJ」)に配信されなくてよい。第2の動的管理ポイントエンティティ720は、監視のためにデータのサブセットのみを受信することができ、非公開である他の通信セッションデータ、たとえば、音声通信、ビデオなどは受信できない。図7Bに示される実施形態のグループ通信セッションの任意の参加者が、サーバ710にメッセージを配信することによって、呼ジョッキーの役割である管理権を担うことを求める要求を配信することができ、この要求は、第2の動的管理ポイントエンティティ720によって受け入れられ得る。
通信ネットワーク内のメッセージフローの別の実施形態の例が図7Dに示され、図7Dは、第2の携帯電話の参加者730として示される指定された呼ジョッキーによって、グループ通信セッションが要求に応じて開始され得ることを示す。発信者705は、状況情報データを伴う呼要求795Aをサーバ710に送信することができる。呼要求メッセージ795Aはまた、通信セッションのための指名された動的管理ポイントエンティティのような、追加の情報を送信することができる。この例では、指名された呼参加者730は、サーバ710からのメッセージ795Bを介して呼ジョッキーの役割を担うことを要求される。指名されたグループ通信セッション参加者730はこの指名を受け入れまたは拒絶することができ、対応するメッセージ795Cをサーバ710に送信して、役割を受け入れるという判断を知らせることができる。さらに別の実施形態では、発信者705はまた、自身(発信者705)を動的管理ポイントエンティティ(呼ジョッキー)として自己指定するための管理指示をサーバ710に提供することができる。
サーバ710は、メッセージ795D、795Eを介してセッション参加者を呼び出して、通信セッションに参加するように参加者に呼びかけることができる。ステータスメッセージ795Fも、サーバ710から発信者705に送信され得る。次いで通信セッション796が開始することができ、フロアが発信者エンティティ705に付与されてよく、メディアが参加者に配信されてよい。動的呼ジョッキー730は状況の更新を受信することができ、通信セッションを管理するための、または参加者を支援するための呼ジョッキー機能を実行する能力を有し得る。
呼セッションの間に、会話が参加者の間で交換されてよく、種々の異なるタイプのメディアが参加者の一部またはすべてに配信されてよい。いくつかの構成では、メディアは、動的管理ポイントエンティティ730に配信されなくてよい。呼ジョッキー730は、メディアを非公開ものに保つことができ、監視のためにデータのサブセットのみを受信することができる。呼ジョッキー730は、他の通信セッションデータ、たとえば、音声通信、ビデオなどを受信できない。第1の参加者725は、サーバ710に配信される状況メッセージ796Aを送信することができる。呼ジョッキー730は、メッセージ797において状況メッセージを受信することができる。
第3の参加者735は、タスク要求メッセージ798を編成し、タスク要求メッセージ798をサーバ710に送信することができる。サーバ710は、メッセージ799を介してタスク要求メッセージ798を呼ジョッキー730に送信することができ、このとき、呼ジョッキー730は、タスクを実行することができ、または、要求されたタスク情報を取得するために別の個人を獲得することができる。たとえば、タスクメッセージは、センサデータに対する要求であってよい。呼ジョッキー730は、センサデータを容易に取得し、データを参加者730に送信することができる。
図8は、グループ通信セッションに対する動的管理ポイントエンティティを指定するための、ある実施形態の方法800を示す。方法800は、サーバと、方法の動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令によって構成されたプロセッサを各々有する複数のコンピューティングデバイスとを含む、通信システムにおいて実施され得る。方法800では、通信セッションと発信者と関連付けられるコンピューティングデバイスは、ブロック805において、グループ通信セッションを開始するためのユーザ入力を受信することができる。それに応答して、コンピューティングデバイスは、ブロック807において、通信セッションを開始し動的管理ポイントエンティティ720を選択するために、メッセージを生成しサーバ710に送信することができる。
それに応答して、サーバ710は、ブロック810において、指名された動的管理ポイントエンティティのアクセス端末またはコンソール720にメッセージを送信することができる。ブロック815において、指名メッセージはコンソール720において受信されてよく、コンソール720において、動的管理ポイントとして働くことを求める指名が、判定ブロック820において受け入れられまたは断られ得る。動的管理ポイントとしての役割を受け入れるという判断は、ユーザによって、または受信コンソール720に知られている情報に基づいて自動的に、行われ得る。ユーザまたはコンソール720が動的管理ポイントとして働くことを断る場合(すなわち、判定ブロック820=「No」)、ブロック850において、役割を拒絶するメッセージがサーバ710に送信され得る。その場合、発信者が異なるエンティティを選択することができ、または、アルゴリズムに基づいて、サーバ710が新たな動的管理エンティティを選択することができ、サーバは、新たに選択された動的管理エンティティに指名メッセージを送信することによって、ブロック807の動作を繰り返すことができる。
ユーザまたはコンソール720が動的管理ポイントとして働くことに同意する場合(すなわち、判定ブロック820=「Yes」)、そのエンティティは、指定の受け入れを認めるメッセージをサーバ710に送信することができ、それに応答して、サーバ710は、ブロック825において、セッションを制御するためのリソース配分情報をコンソール720に送信することができる。判定ブロック830において、サーバ710は、グループ通信セッションに参加者を追加するための、発信者または別の参加者からの命令に応答することができる。サーバ710が参加者を追加するための入力を受信する場合(すなわち、判定ブロック830=「Yes」)、ブロック835において、メッセージがサーバ710から第1の参加者725に送信されてよく、ブロック840において第2の参加者に送信されてよい。これらのメッセージは、ディスパッチ機能およびゲートウェイ機能を実行するために、参加者の通信デバイスが要求する、アクセスリソースパラメータを含み得る。多数の参加者が、通信グループに追加され得る。ブロック845において、通信セッションが有効にされてよく、データが参加者および発信者に送信される。さらなる参加者が追加されない場合(すなわち、判定ブロック830=「No」)、サーバ710は、現在接続されている参加者との通信セッションを可能にし得るが、追加の参加者が後でセッションに追加されてよい。
図9は、動的管理ポイントエンティティ715とのグループ呼の発信の間に発生し得る、メッセージフローを示す。図9は、発信者705に選択的なフロア付与要求を送信し、発信者705と第1の動的管理ポイントエンティティ715との間のサイドバー会話を形成する間に、メッセージが交換され得ることを示す。図9に示される例では、メッセージブロック937によって全般的に示される、グループ通信セッション呼がすでに進行中である。示されるグループ通信セッション937では、発信者705がフロアを有する。このようにして、他の参加者の各々は、発信者705の好みで送信されない。このことは、妨害されることなく参加者の各々に送信する機会を発信者705に与える。ある実施形態では、音声および/またはメディアが、参加者のすべてに送信され得る。示される実装形態では、第1の動的管理ポイントエンティティ715はメディアを受信しないが、1つまたは複数のステータスメッセージを介してグループ通信セッション呼を監視する。
サーバ710は、トークバーストメッセージ955および940〜950を介して、メディアを発信者705およびグループ参加者725〜735に送信することができる。サーバ710はまた、ステータス更新メッセージ960を動的管理ポイントエンティティ715に送信することができる。ステータス更新メッセージ960が、動的管理ポイントエンティティ715がグループ通信セッション937を制御するのに十分な、グループ通信セッション937に関するデータを含む。
発信者705は、選択的なフロア要求をサーバ710に示すメッセージ965を送信することができる。フロア要求メッセージ965は、サーバ710から動的管理ポイントエンティティ715に通信され得る。動的管理ポイントエンティティ715は、フロア要求を拒絶することができ、または、メッセージ971を介してフロア要求を承認することができる。
ステータス更新も、参加者およびグループ通信セッション937のステータスを示す第2のステータス更新メッセージ972を介して、送信され得る。動的管理ポイントエンティティ715がフロア要求を承認すると、第2の非公開サイドバーグループ通信セッション973が、動的管理ポイントエンティティ715と発信者705との間で編成され得る。他のエンティティは、第2の非公開サイドバーグループ通信セッション973と関連付けられるデータを受信できない。しかしながら、ある実施形態では、他のエンティティは、第1の動的管理ポイントエンティティ715からの管理命令によりデータを受信するように勧められたときに、データを受信することができる。たとえば、呼ジョッキー715または非公開サイドバーグループ通信セッション973中の他の参加者705は、参加するように別の個人に勧める招待信号をサーバ710に配信することができる。
動的管理ポイントエンティティ715は、グループ通信セッションからの参加者がもはやデータを受信しないように、それらの参加者を終了させることができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、終了メッセージ974をサーバ710に配信して、特定のグループ参加者の参加を終了すること、または、セッション973において参加者がメディアを交換するのを止めることができる。
この例では、アクセス端末730を使用する参加者が、通信セッションから解除される。これを達成するために、サーバ710は、サーバ710からアクセス端末735にグループ終了信号を配信して、それぞれのアクセス端末735に対するグループ通信セッションを終了することができる。終了が1人の参加者に対して行われ得るが、残りの参加者720、725、および730は、グループ通信セッションに残り得る。第3のグループステータス更新メッセージ976は、監視の目的で、サーバ710から動的管理ポイントエンティティ715に配信され得る。
図10は、グループ参加呼のための更新に基づいて状況メディアを提供するためのある実施形態における、メッセージフロー図1000を示す。アクセス端末705を使用する発信者は、呼要求メッセージ1045をサーバ710に配信して、呼要求を形成することができる。メッセージ1045は、状況情報を含み得る。発信者705は、メッセージをサーバ710に配信することができ、サーバ710はまた、メッセージ1050において、動的管理ポイントエンティティに対する要求を配信することができる。
状況情報は、参加者によって必要とされるまたは所望される関連データを含んでよく、または、写真、センサデータ、ビデオ、テキスト、または当技術分野で知られている任意の他のメディアを含む、様々なメディアを含んでよい。一般に、メディアは、1人または複数の参加者に配信されてよく、目標の達成について通信セッションを支援することのできる、トピックに関係のあるメディアを含んでよい。
動的管理ポイントエンティティ715は、指定メッセージ1050を受信することができ、メッセージ1055を介して指定を受け入れることができる。状況メディアは、通信メッセージ1060を介して、記憶媒体740に記憶され得る。サーバ710は、ページメッセージ1070、1075および1080を介して、通信セッション1081に参加するように参加者725、730、および735に勧めるためのページ要求を送信することができる。
様々な実施形態は、発信者705がフロアを有するグループ通信セッション1081を可能にでき、または、発信者705が集約的かつ集中的な方式で参加者の各々に送信できる機能を可能にできる。メディアは、参加者725、730、735のすべてに配信され得る。第1の動的管理ポイントエンティティ715はメディアを受信できないが、代わりに、1つまたは複数のステータスメッセージを介してグループ通信セッションを監視することができる。発信者705は、状況メッセージ1082をサーバ710と通信することができ、サーバ710は、状況メッセージを、メッセージ1083において記憶媒体740に記憶することができる。状況メッセージ1082は、メッセージ1084を介した承認のために、発信者705からサーバ710および動的管理ポイントエンティティ715と通信されてよい。
たとえば、動的管理ポイントエンティティ715はさらに、1人または複数の参加者に対して行使され得る状況関連の管理権を含み得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、過剰な背景雑音を有し場を乱す参加者の音声を消し、またはそのような参加者に警告を与えることができ、または、グループセッション参加者の優先権の順位に基づいて、グループセッション参加者からの要求を採用することができる。別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、参加者の会話時間が使いすぎの閾値を超えたという警告を参加者に与えることができ、または、何らかのジオフェンスの位置を通過したことを参加者に警告することができ、または、アクセス端末からのセンサデータが所定の条件と関連があり所定の条件をトリガしたことを参加者に警告することができる。通信セッションの状況または特定の参加者の状況(または状況の変化)に応答して、呼ジョッキー715はまた、参加者の追加、参加者の削除、参加者の音声の消去、呼の再開、別の箇所で開始された呼の継続、呼の統合、呼の分割、およびメンバーまたは新たなエンティティとのサイドバー通信の形成を含む、呼の管理を実行することができる。呼ジョッキー715はまた、グループの音声会話、アクセス端末の識別情報、メンバーのプロファイルの詳細、メンバーの位置情報、メンバーの優先順位データ、累積会話時間、センサデータ、フラグ、およびサイドバーデータを含む情報を、検討することができる。
許可されたユーザは、状況要素を追加し、状況要素をサーバ710にアップロードすることができる。状況メッセージ1085が、メッセージ1085を介してグループ通信セッション1081に追加されてよく、メッセージ1085は、メッセージ1086を介してストレージサーバ740に記憶される。状況要素は、メッセージ1087を介して、承認および使用のために、動的管理ポイントエンティティコンソール715に提示され得る。
第2の呼参加者730はさらに、更新された状況要素を追加し、状況要素1088をサーバ710にアップロードすることができる。状況メッセージ1088が、メッセージ1089を介してグループ通信セッション1081に追加されてよく、メッセージ1089はストレージサーバ740に記憶される。提示される状況要素は、承認のために、メッセージ1090を介して、動的管理ポイントエンティティ715に提示され得る。
第1の管理ポイントエンティティ715はさらに、更新された状況要素を追加し、状況要素1091をサーバ710にアップロードすることができる。状況メッセージ1091が、メッセージ1092を介してグループ通信セッションに追加されてよく、メッセージ1092はストレージサーバ740に記憶される。ある実施形態では、通信セッション1081上の個人の各々が、ストレージサーバ740を介して状況の更新にアクセスすることができる。別の実施形態では、第1の動的管理ポイントエンティティ715が、タスク要求を参加者に提供し、タスク応答を受信することができる。たとえば、第1の動的管理ポイントエンティティ715は、情報参照タスクを送信することができ、情報参照タスクに対する要求がそれに応答して受信され得る。たとえば、第1の動的管理ポイントエンティティ715は、テキストの指示を送信することができ、参加者は、指示を実行し、タスクが完了したことを示すものを提供することができる。たとえば、第1の動的管理ポイントエンティティ715は、「S.O.S」のような短い緊急コードを提供することができ、参加者は肯定応答し、次いで行動をとることができる。たとえば、第1の動的管理ポイントエンティティ715は、システムおよび/または参加者のアクセスデバイスから受信された一部またはすべての参加者のセンサデータを提供することができ、これは、参加者によって肯定応答され得る。たとえば、センサデータは、ヘッダを伴うメッセージへと編集され、次いで送信されてよく、それが次いで、参加者によって受信され得る。
たとえば、図10に示される呼の状況では、児童誘拐事件捜査のミッションコードが、第1の状況メッセージにおいて、午後4:35に配信されることになる。この状況のもとで、何人かの個人が、グループ通信セッション参加者として招待され得る。所定のエンティティが、児童誘拐事件に精通している呼ジョッキー715となるように、要求され得る。追加の専門家も、参加者としてグループ通信セッションに参加するように招待され得る。加えて、このタイプの特別な事件にあまり通じていない参加者は、外され、かつ/または無音にされ得る。さらに、特別な知識または指示を提供することができる何人かの個人も、フロアを付与され得る。さらに、センサデバイスが、センサの読取り値をサーバ710に送信するために利用され得る。
ここに示す例示的な場合においては、午後4:45に、状況情報を更新するための第2のメッセージが、容疑者が黒のFORD(登録商標)のEXPLORER(登録商標)トラックに乗っている可能性があるということを報告する。第3の状況メッセージでは、午後4:48に、ナンバープレートがメッセージ中で配信され得る。たとえば、このメッセージに基づいて、追加のグループセッション参加者が、招待され/外され/無音にされ、またはフロアを付与され得る。午後5:15に、誘拐された子供の写真が、追加の第4の状況メッセージにおいて配信され得る。第5の状況メッセージにおいて、午後6時に、誘拐された子供の更新された写真が配信され得る。第6の状況メッセージにおいて、午後6:30に、容疑者の容貌が配信され得る。第7の状況メッセージにおいて、午後6:30に容疑者の写真が配信され得る。
第8の状況メッセージにおいて、午後7:10に、運転手と子供の写真を伴う、容疑者がある特定の位置にある特徴が一致した車の中で止まっていることを示すメッセージが、配信され得る。容疑者および子供の写真の照合が確認されたことを示す第9の状況メッセージが、送信され得る。第10の状況メッセージは、容疑者が逮捕されたことを示し得る。状況メッセージの各々がサーバ710と通信されてよく、判断エンジン710'において、様々な状況ベースの判断基準または基準と比較され得る。判断エンジン710'は、状況更新メッセージを、適切な通信セッション構成、適切な応答、または動作と相関付けるための、1つまたは複数の基準を記憶することができる。1つまたは複数の基準は、割り振られたリソースパラメータを照合することができる。割り当てられた動作、更新されたリソース配分、および他の状況関連の情報が、サーバ710から、状況メッセージに基づいて動作を実行することができるグループセッション参加者に送信され得る。
たとえば、アクセス端末は、グループ通信セッションの運営および参加者に関する情報に対するアクセス権を動的管理ポイントエンティティ715に割り当てるための要求を、サーバ710に送信することができる。要求はまた、グループ通信セッションに対する管理権限を、動的管理ポイントエンティティに割り当てることができる。その後、サーバ710は、動的管理ポイントエンティティ715にグループ通信セッションの運営および参加者に関する情報へのアクセス権を付与し、動的管理ポイントエンティティ715にグループ通信セッションに対する管理権限を割り当てるためのリソース配分パラメータを、動的管理ポイントエンティティ715に配信することができる。加えて、サーバ710は、アクセス端末上に位置する、または別個の感知デバイスであるセンサの出力を受信することによって、グループ通信セッションの状況パラメータを決定することができる。別の実施形態では、サーバ710は、状況パラメータを示すメッセージをグループ参加者から受信することによって、または、コンピューティングデバイスから出力を受信することによって、または、サーバ710が状況を示す出力を提供することによって、グループ通信セッションの状況パラメータを決定することができる。さらなる実施形態では、所定のグループ参加者が所定の「ジオフェンス」を通過した場合、または特定の地理的位置を通過した場合に、状況が提供され得る。たとえば、グループ参加者がGPSデバイスによってサーバ710に報告される領域に入ると、サーバ710は、領域の緯度および経度を、所定の数の状況基準と比較することができる。基準は、援助または支援または指示が必要とされ得る位置と、援助、支援または指示が必要とされない他の位置とを含み得る。支援が必要であることを比較された位置が示す場合、サーバ710は、呼ジョッキー715が呼参加者を支援すべきであることを示す、リソース配分パラメータを出力することができる。
別の実施形態では、グループ通信セッション参加者は、緊急事態が発生したことを示し得る。この緊急事態の指示は、メッセージ、センサ出力、サーバ710、コンピューティングデバイスから来ることがあり、ニュース記事から、またはソーシャルメディアアプリケーションを介して、読み取られまたは取得され得る。緊急事態の指示は、サーバ710によって受信され得る。それに応答して、サーバ710は、1つまたは複数のグループ通信セッションの参加者に対する、関連するリソース配分パラメータを直ちに配信することができる。
別の実施形態では、あるグループ通信セッション参加者が、グループ通信セッションに入ることがあり、このことが、グループ通信セッションに対する状況的な変更をトリガし得る。たとえば、順位の高いメンバーがグループ通信セッションに入ることがある。そのような順位は、アクセス端末から受信された新たな参加者の識別情報を、特定の順位を特定の識別情報と相関付けるメモリに記憶されたテーブルと比較することによって、決定され得る。したがって、グループセッション参加者は、グループセッション参加者が即時または優先的な考慮を必要とする個人であるかどうかを判定するために、監視され、記憶媒体に記憶されたリストと比較され得る。専門家、管理者、判断を行う者、または有名人がセッションに参加していることの指示が、サーバ710によって受信され得る。別の実施形態では、この指示は、グループ通信セッションに参加するエンティティが即時支援を必要とする個人であることを、シグナリングすることができる。それに応答して、サーバ710は、1つまたは複数のグループ通信セッションの参加者に対する、関連するリソース配分パラメータを直ちに配信することができる。
この実施形態では、企業の幹部のような、一部の参加者が順位付けられてよく、一方、補助員のような他の参加者は、一般的なまたはより低い順位であり得る。軍事的な適用形態では、個人は、ミッションの役割および/または軍事的な階級に基づいて順位付けられ得る。サーバ710は、グループ参加者を順位付け、順位または社会構造に基づいて、1つまたは複数の状況パラメータを決定することができる。たとえば、スポーツのセッションでは、コーチが、3番手の選手よりも高く順位付けられ得る。その後、追加のグループ参加者が、グループ通信セッションに追加され得る。サーバ710は次いで、追加のグループ参加者および元のグループ参加者を順位付け、順位付けの変更に基づいて状況パラメータを決定することができる。
別の実施形態では、サーバ710は、グループ通信セッションの優先レベルが変化したことを示す状態に応答して送信される信号を受信することによって、グループ通信セッションの状況パラメータを決定することができる。この優先度の変更は、検出された緊急事態によるものであってよく、または、ある参加者が支援を必要としているというメッセージによるものであってよい。優先度の変更はまた、順位の高い参加者がグループ通信セッションに参加したという事実を理由に、決定され得る。
別の実施形態では、状況に基づいて、サーバ710は、特定のグループ参加者をグループ通信セッションに追加することができる。たとえば、将官という階級の軍人は、グループ通信セッションに参加することができる。通常、将官は、自身に報告を行う多数の補佐役およびより下級の中佐を有し得る。よって、サーバ710が、アクセス端末から指示パラメータを受信することによって将官が加入したことを検出すると、サーバ710は、グループ通信セッションへの将官の参加に基づいて、同様に追加される必要のある他の関係者を特定するために、メモリに記憶されたテーブルを参照することができる。たとえば、サーバ710は、リソース配分パラメータを配信して、1人または複数の将官の補佐役をグループ通信セッションに追加することができ、他の既存の参加者を外すことができ、または、既存の参加者を無音にして、フロアを将官に与えることができる。将官にフロアを与えることで、将官は、残りの参加者が無音にされている間、グループ参加者のすべてと通信することが可能になる。
別の実施形態では、サーバ710は、検出された状況に基づいて、1つのグループ通信セッションの参加者のアクセス端末と第2の参加者のアクセス端末との間でサイドバー通信セッションを形成することができる。たとえば、サーバ710は、第2の将官とのサイドバー通信セッションを自動的に形成することができる。
さらに別の実施形態では、グループ通信セッションの検出された状況に基づいて、サーバ710は、多数の適切な呼ジョッキー720から、所定の動的管理ポイントエンティティ715を選択することができる。たとえば、特定の動的管理ポイントエンティティ720を、存在しないいくつかの異なる動的管理ポイントエンティティ715、720からグループ通信セッションに割り当てるための要求が、グループ通信セッションに参加する所定のアクセス端末によって、サーバ710に送信され得る。それに応答して、サーバ710は、特定の動的管理ポイントエンティティ720を自動的にグループ通信セッションに割り当てるために、リソース配分パラメータを送信することができる。別の実施形態では、通信セッションの状況に基づいて、動的管理ポイントの役割が、状況に基づいて、異なるエンティティに追加で移され得る。さらなる実施形態では、通信セッションの状況に基づいて、呼ジョッキーの役割が、セッションの状況に基づいてグループ通信セッションから解除され得る。
さらなる別の実施形態では、グループ通信セッションの状況に基づいて、何らかの情報が非公開であってよく、または公開されてよい。たとえば、センサ出力が受信されてよく、それに応答して、グループ通信セッションの内容が少なくとも一部のグループ通信セッションの参加者に対して内密となるべきであることを示す要求が、サーバ710に送信され得る。サーバ710はまた、グループ通信セッションの内容が内密になるべきであることを示すためのリソース配分パラメータを送信することができる。同様に、センサ出力に基づいて、グループ通信セッションの内容が公開され、少なくとも一部のグループ通信セッション参加者と共有されるべきであることを示すための要求が、サーバ710に送信され得る。サーバ710は、グループ通信セッションの内容が公開され、少なくとも一部のグループ通信セッション参加者と共有されるべきであることを示すための、リソース配分パラメータを送信することができる。
図11は、多数のグループ参加者のために、サーバに対する状況メディアの更新を配信し記憶するためのある実施形態の方法1100を示し、状況の更新は、動的管理ポイントエンティティによる配信が認可されると、グループ参加者に配信され得る。方法1100は、サーバと、方法の動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令によって構成されたプロセッサを各々有する複数のコンピューティングデバイスとを含む、通信システムにおいて実施され得る。
ある実施形態では、参加者は、グループ通信セッションに対する状況の更新を形成することができる。状況の更新は、グループ通信セッションを支援し得る重要な情報、または、参加者のサブセットに関連のある通信情報であり得る。参加者のアクセス端末のプロセッサは、ブロック1105において、サーバ710に対する更新を含むメッセージを送信することができる。状況の更新は、ブロック1107において、ストレージサーバ740に記憶され得る。
ブロック1110において、参加者に対する権限および権利が入手され得る。一部の参加者は、受信できるメディア、または通信セッションに寄与できるメディアに関して制約を受けることがあり、一部の参加者は、順位または優先度に応じて、更新を受信または送信することができる。ブロック1115において、各参加者のための権限が、グループ参加者のためのサーバ710において記憶され得る。
判定ブロック1120において、プロセッサは、グループ参加者のための権限を特定の状況の更新と比較し、状況の更新を特定の参加者に送信するかどうかを判定することができる。更新が参加者に配信されるべきではない場合(すなわち、判定ブロック1120=「No」)、ブロック1150においてアクセス制限メッセージが送信されてよく、状況の更新は送信されなくてよい。更新が通信セッションの参加者に配信されるべきであるとサーバ710が判定する場合(すなわち、判定ブロック1120=「Yes」)、ブロック1125において、サーバ710は状況の更新を配信することができ、この場合、状況の更新は参加者のグループに配信される。
判定ブロック1130において、サーバ710は、送信のために新たな状況の更新を追加するかどうかを判定することができる。追加の状況の更新が配信されるべきである場合(すなわち、判定ブロック1130=「Yes」)、サーバ710は、ブロック1135において、参加者から動的管理ポイントエンティティに状況の更新を送信することができる。ブロック1140において、状況の更新が記憶されてよく、ブロック1145において、状況の更新は、動的管理ポイントエンティティから参加者に送信され得る。以前の状況の更新が配信されると、既存の更新を補強するための、または既存の更新に追加するための追加の状況の更新がない場合(すなわち、判定ブロック1130=「No」)、動的管理ポイントエンティティは、更新を送信するのを止め、ブロック1125に戻ることができる。
図12は、動的管理ポイントエンティティを追加するための、またはグループ通信セッションから動的管理ポイントエンティティを解除するための、メッセージフローを示す。発信者705は、メッセージ1240をサーバ710に送信することによって通信セッションを開始することができ、サーバ710は、告知メッセージ1245、1250、1255をグループ参加者のアクセス端末725〜735に送信することができる。
通信受入メッセージ1260は、アクセス端末725〜735からサーバ710に送信されてよく、ステータスメッセージ1265は、サーバ710から発信者705に送信されてよい。グループ通信セッション1270は、動的管理ポイントエンティティまたは役割を伴わなくてよい。この図では、第2の参加者730が、メッセージ1275をサーバ710に送信することによって、動的管理ポイントエンティティの追加のための要求を送信することができる。
メッセージ1276において、動的管理ポイントエンティティが選択され、状況情報を提示され得る。メッセージ1277において、第1の動的管理ポイントエンティティ715は、指定を拒絶することができるが、メッセージ1277を介して第2の動的管理ポイントエンティティ720に委ねることができる。
事前に定義された基準を使用するサーバ710は、第2の動的管理ポイントエンティティの識別情報についてメッセージ1277を分析することができ、招待メッセージ1278を第2の動的管理ポイントエンティティ720に配信することができる。メッセージ1279において、第2の動的管理ポイントエンティティ720は、指定を受け入れることができ、動的管理ポイントエンティティ720として通信セッション1280に参加することができる。
いくつかの状況では、発信者705は、メッセージ1281をサーバ710に配信することによって、第2の動的管理ポイントエンティティ720から、呼ジョッキーの役割の即時解除を要求することができる。サーバ710は、解除メッセージ1282を第2の動的管理ポイントエンティティ720に配信することができる。それに応答して、状況更新メッセージ1284がサーバ710に配信され得る。第2の動的管理ポイントエンティティ720は、終了要求メッセージ1285をサーバ710に配信することができ、このメッセージは受け入れられ得る。第2の動的管理ポイントエンティティ720を伴わない、結果として発生する通信セッション1286は、残りの参加者がデータの比較または交換を続けることができる段階に進むことができる。
図13は、グループ通信セッションにおいて呼ジョッキーを辞任する例である、ある実施形態の方法1300を示す。方法1300は、グループ通信セッションにおける動的管理ポイントエンティティの辞任を示す。アクセス端末は、グループ通信セッション内で、動的管理ポイントエンティティ辞任要求をサーバ710に出すことができる。このメッセージは、ブロック1305においてアクセス端末からサーバ710に送信され、ブロック1307において受信され、ブロック1310において動的管理ポイントエンティティと通信される。
ブロック1315において、サーバは、新たな第2の動的管理ポイントエンティティに対する指定要求を送信することができる。判定ブロック1320において、動的管理ポイントエンティティは、入力をコンソールに提供することによって、またはメッセージを配信することによって、要求を受け入れまたは断ることができる。プロセッサが要求の受け入れを検出することによって、または、呼ジョッキー利用可能性パラメータを検出することによって、指定が受け入れられると(すなわち、判定ブロック1320=「Yes」)、ブロック1325において、受入メッセージがアクセス端末によってサーバ710に配信され得る。サーバは、状況の更新を送信することができる。ブロック1330において状況の更新が配信されてよく、状況の更新は、グループ通信セッション参加者に対する新たな動的管理ポイントエンティティを特定することができる。ブロック1335において、サーバ710は、アクセスリソース情報を第2の動的管理ポイントエンティティに送信することができる。ブロック1340において、第2の動的管理ポイントエンティティは、グループ通信セッションに対する管理権限を与えられ得る。一方、第2の動的管理ポイントエンティティとなるように指名される参加者に対する指定がアクセス端末によって受け入れられない場合(すなわち、判定ブロック1320=「No」)、ブロック1345において、役割を拒絶するメッセージが、アクセス端末によってサーバ710に送信され得る。
図14は、あるアクセス端末から別のアクセス端末に動的管理ポイントエンティティの役割を移すための、メッセージフローを示す。発信者705は、サーバ710へのメッセージ1440で通信セッション呼要求を配信することができ、サーバ710は、告知メッセージ1445、1450、1455をグループ参加者のアクセス端末725〜735に送信することができる。受入メッセージ1460がサーバ710に配信されてよく、ステータスメッセージ1465がサーバ710から発信者705に送信されてよい。グループ通信セッション1470は、動的管理ポイントエンティティを伴わずに開始され得る。
この実施形態では、第2の参加者730は、ブロック1471において、動的管理ポイントエンティティ715を追加するという意思をシグナリングすることができ、状況メッセージをサーバ710に送信することができる。メッセージ1472において、動的管理ポイントエンティティ715が選択され、状況情報を提示され得る。指名された動的管理ポイントエンティティ715は、役割を受け入れる前に状況情報を検討することができる。
メッセージ1473において、第1の動的管理ポイントエンティティ715は指定を受け入れ、役割の受け入れを示すメッセージをサーバ710に配信することができる。ブロック1474において、グループ通信セッションは、動的管理ポイントエンティティ715によって形成され得る。
動的管理ポイントエンティティ715は、ブロック1475において、ステータスの更新を送信することができる。ブロック1476において、動的管理ポイントエンティティ715は、他のタスクおよびグループによって占有されていることがあり、退任することがあり、または、役割の実行を続けることが不可能であることがある。この場合、動的管理ポイントエンティティ715は、第2の動的管理ポイントエンティティ720に役割を委ねるメッセージ1477をサーバ710に送信することができる。このメッセージ1477は、状況ステータスの更新を含み得る。メッセージ1478において、第2の動的管理ポイントエンティティ720は指定を受け入れることができ、第1の動的管理ポイントエンティティ715は退任してよい。ブロック1480において、通信セッションは、第2の動的管理ポイントエンティティ720によって形成され得る。
図15は、グループ通信セッション中の2つのエンティティの間で、グループ通信セッションに対する管理権限を移し、動的管理ポイントエンティティの役割を切り替えるためのある実施形態の方法1500を示す。アクセス端末705は、グループ通信セッション内で、動的管理ポイントエンティティ移転要求をサーバ710に出すことができる。ブロック1505において、アクセス端末705からサーバ710にメッセージが送信される。ブロック1507においてメッセージが受信され、ブロック1510においてメッセージが動的管理ポイントエンティティ715と通信され得る。ブロック1515において、アクセス端末は、前の動的管理ポイントエンティティ715から新たな第2の動的管理ポイントエンティティ720への移転要求を送信することができる。
判定ブロック1520において、第2のまたは新たに提案された動的管理ポイントエンティティ720は、入力を提供することによって、指定要求を受け入れまたは断ることができる。受け入れられ、要求が受け入れられたことを示す入力をアクセス端末が受信すると(すなわち、判定ブロック1520=「Yes」)、ブロック1525において受入メッセージがサーバに配信されてよく、ブロック1530において新たな動的管理ポイントエンティティを識別する状況の更新が配信されてよい。
ブロック1535において、アクセスリソース情報がサーバ710において第1の動的管理ポイントエンティティから第2の制御エンティティ720に転送され、通信セッションに対する権限のある管理権を提供することができる。ブロック1540において、第2の動的管理ポイントエンティティ720は、グループ通信セッションに対する管理権限を与えられてよく、ブロック1545において、第1の動的管理ポイントエンティティの管理権限が打ち切られ得る。別の実施形態では、第1の動的管理ポイントエンティティおよび第2の動的管理ポイントエンティティが、何らかの所定の期間の間、セッションに対する管理権を共有することができる。ある実施形態では、第1の動的管理ポイントエンティティは、通信セッションを引き継ぐための時間を第2の動的管理ポイントエンティティに与えるために、セッションに対する制限された管理権を保持することができ、これによって、通信途絶の確率を最小にする。第2の呼ジョッキーが通信セッションに対する管理権を担うことを望まない場合(すなわち、判定ブロック1520=「No」)、プロセッサは、ブロック1550において、指定を拒絶するメッセージを提供することができ、別のエンティティが交代のために選択され得る。
さらに別の実施形態では、第2の動的管理ポイントエンティティ720は、アクセス端末を利用するグループ通信セッション参加者であり得る。さらなる実施形態では、判定ブロック1520は任意選択であり、指定は断られないことがある。たとえば、第1の動的管理ポイントエンティティ715は、受入または拒絶のための選択肢を何ら伴わずに、現在の呼ジョッキーとして、第2の動的管理ポイントエンティティ720を単に指定することができる。さらなる実施形態では、いくつかの動的管理ポイントエンティティは、他者を動的管理ポイントの役割として指名する権利を有してよく、この指定は断られ得ない。
図16は、グループ通信セッションにおける、1つまたは複数のタスク要求および/または1つまたは複数の実行されるタスクと関連付けられるメッセージを示す。図は、一部のメッセージが要求の承認のために動的管理ポイントエンティティ715に単独でルーティングされ得ることを示すので、参加者は、複数の承認されていないメッセージを大量に送られることがない。
発信者1605は、メッセージ1640において、通信セッション呼要求を配信することができる。呼要求は、動的管理ポイントエンティティ715を選択することができ、サーバ710に配信され得る。サーバ710は、ブロック1645において、動的管理ポイントエンティティ選択メッセージ1645を動的管理ポイントエンティティ715に送信することができる。
第1の動的管理ポイントエンティティ715は、メッセージ1650において、指定を拒絶することができる。サーバ710は、新たな動的管理ポイントエンティティ720を推薦する際に参照するものを含むヒューリスティックスを利用することができ、新たな動的管理ポイントエンティティ720を選択するメッセージ1655を配信することができる。メッセージ1660において、第2の動的管理ポイントエンティティ720は指定を受け入れることができ、メッセージ1662〜1664において、サーバ710は、グループセッション参加者725、730、および735を呼び出して、グループ通信セッション1665を開始することができる。
アクセス端末を使用する第2の参加者730は、タスク要求1666をサーバ710に送信することができる。サーバ710は、タスク要求をグループセッション参加者にブロードキャストすることができる。タスク要求は、承認のためのメッセージ1667を介して、サーバ710から第2の動的管理ポイントエンティティ720に配信され得る。第2の動的管理ポイントエンティティ720は、メッセージ1668〜1670において、タスク要求を呼参加者に配信することができる。
ある参加者が応答することがあり、メッセージ1671においてタスク応答を配信することがある。タスク応答は、サーバ710に配信されてよく、メッセージ1672〜1675においてグループに送信されてよい。このようにして、複数の異なるメッセージを組織化されない方式で参加者にブロードキャストすることなく、協調的な問題解決方法が実施され得る。異なる参加者725は任意選択で、メッセージ1680において、グループにブロードキャストされず、その代わりに非公開タスク要求である非公開タスク要求を、サーバ710に配信することができる。サーバ710は、タスク要求メッセージ1680を受信することができる。サーバ710は、第2の動的管理ポイントエンティティ720にメッセージを送信することができる。第2の動的管理ポイントエンティティ720は、応答1682をサーバ710に送信することができる。応答メッセージが次いで、メッセージ1683において、サーバ710から要求者725に配信され得る。
図17は、情報のためのタスク要求を受信し、動的管理ポイントエンティティ715による配信が認可されるタスク要求に応答を送信するための、ある実施形態の方法1700を示す。タスク要求のタイプは、情報探索のタスク要求、テキストによる指示のタスク要求、短い緊急暗号のタスク、およびセンサデータ関連のタスクというタイプを含み得る。たとえば、タスク要求は、ナンバープレートの写真、車のメーカーおよび色の詳細情報に対する要求を含んでよく、応答は、車の所有者の写真および登録された住所を含んでよい。別の例として、タスク要求は支援の要求を含んでよく、応答は肯定応答を含んでよい。別の例として、タスク要求は心拍センサおよび生体データからのバイタルサインを含んでよく、応答は肯定応答を含んでよい。別の例として、タスク要求は状態を管理者に知らせることを含んでよく、応答は状態に基づくさらなる指示であってよい。様々なタスクおよび要求の構成が可能であり、本開示の範囲内である。
ある実施形態では、方法1700は、グループ通信セッションの間のタスク要求および応答を示すが、他のグループ通信セッションのフォーマットに適用可能であり得る。方法1700は、アクセス端末またはコンピューティングデバイスを含む。デバイスは、ブロック1705において、第1の参加者からサーバ710にタスク要求メッセージを送信する。ブロック1710において、タスク要求メッセージがサーバ710で受信されてよく、ブロック1715において、タスク要求メッセージが動的管理ポイントエンティティ715に送信される。ブロック1720において、タスク要求の受け入れが、入力をコンソール715上で提供することによって行われてよく、この入力はサーバ710に伝えられてよい。入力はメッセージの中にあってよく、動的管理ポイントエンティティ715から、かつサーバ710に配信されてよく、タスク要求を受け入れる。
一般に、一部の参加者は、何らかの特別な知識を有することがあるので、他の参加者よりも、呼ジョッキーの支援のもとで特定のタスク要求に応答するのに適していることがある。たとえば、軍事においては、一部の参加者が現実世界の状態を観測し得るが、特別な知識を有さないことがあるので、特別な個人がタスクの目的を満たすように応答することが可能であった。ブロック1725において、タスク要求メッセージがサーバ710からグループ通信セッションの参加者に送信され、任意の参加者がタスクを実行できるかどうか、または適切に応答できるかどうかを判定することができる。ブロック1755において、現在の参加者の入力が、記憶媒体からプロセッサに提供され得る。あるエンティティが、タスクを要求または実行するために応答し得る。たとえば、タスク要求は、1つまたは複数の条件または観測されたパラメータの、呼参加者705からの情報を要求することができる。追加の例として、タスクは、センサ出力を読み取ること、戦闘のパラメータを観測すること、警察派遣機能、緊急サービス、道案内、または行方不明者の報告などであり得る。エンティティは、タスク要求に応答するためにアクセス端末を利用することができる。
ブロック1730において、タスク応答メッセージがサーバ710に送信され得る。ブロック1735において、タスク応答メッセージが受け入れのために動的管理ポイントエンティティ715に配信されてよく、これは、ブロック1740において、メッセージを介して受け入れられてよい。ブロック1745において、メッセージは、グループ通信セッションの参加者に配信されてよく、または任意選択で、ブロック1750においてタスク要求を完了するために要求者に送信されてよく、新たなタスク要求メッセージが送信され得る。
図18は、メッセージフローを示し、2人の参加者の間での非公開サイドバー通信セッション1860に関わり得る。非公開サイドバー通信セッション1860は、グループ通信セッション1835と比較して非公開であってよく、このことは、サイドバーセッションの外部と資料が共有されるべきであるとユーザ入力命令が命じない限り、オーディオ、テキスト、または非公開サイドバーセッション内の他のメディアが他者と共有されないことを意味する。
示される例では、発信者705は、サイドバー要求メッセージ1840をサーバ710に送信することができ、サーバ710は、メッセージ1845において、動的管理ポイントエンティティ715にサイドバー要求を通信することができる。メッセージ1850が、サーバから発信者に送信され、要求を認めることができる。グループ参加者720〜730を含まず、発信者705と動的管理ポイントエンティティ715との間で秘匿されている、第2のサイドバー通信セッション1860が形成され得る。
いくつかの場合には、発信者705は、要求メッセージ1861をサーバ710に配信し、グループ参加者をサイドバー通信に追加することを試みることができる。それに応答して、サーバ710は、サイドバー要求を他の参加者720または異なるエンティティと通信することができる。招待された参加者が同意すると、受入メッセージ1863がサーバ710に送信され、要求に肯定応答することができる。新たに追加された参加者720が、第2のサイドバー通信セッション1865に参加することができる。何らかの時点で、サイドバー通信セッション1865は、発信者705がサイドバー終了要求メッセージ1866をサーバ710に送信することによって、終了され得る。それに応答して、サーバ710は、サイドバー終了要求メッセージ1867を動的管理ポイントエンティティ715と通信することができる。要求を認め、第1の参加者720のサイドバー通信セッションを終了するメッセージ1869が、信号1869として送信され得る。肯定応答メッセージ1868が、サーバ710から発信者705に配信され得る。グループ通信セッション1870は、グループ参加者720〜730および動的管理ポイントエンティティ715および発信者705のために残り得る。
ある任意選択の実施形態では、フロア要求が参加者によって受信され得る。たとえば、第1の参加者720は、フロア要求メッセージ1862を受信することができ、複数の参加者にオーディオおブロードキャストするためにフロア要求を受け入れることができ、一方で他の参加者は無音にされる。第1の参加者720は、メッセージ1869をサーバ710に送信し、他の参加者へのブロードキャストを求めることによって、フロアステータスを終了することができる。
図19は、動的管理ポイントエンティティとのサイドバー通信セッションを形成するための、ある実施形態の方法1900を示す。方法1900は、ブロック1905において、アクセス端末705またはコンピューティングデバイスがサイドバー要求メッセージをサーバ710に送信するときに開始し得る。ブロック1907において、サイドバー通信要求メッセージがサーバ710で受信されてよく、ブロック1910において、サイドバー通信要求メッセージが動的管理ポイントエンティティ715に送信されてよい。
ブロック1915において、動的管理ポイントエンティティは、サイドバー通信リンクからの要求を受け入れ、要求を受け入れるメッセージをサーバ710に送信することができる。ブロック1920において、サイドバー要求メッセージが第2の参加者725に配信され得る。ブロック1925において、サイドバー要求を受け入れるかどうかについての判定に達し得る。プロセッサが受け入れを示す入力を受信すると(すなわち、判定ブロック1925=「Yes」)、ブロック1930において、サイドバー受入メッセージが、第2の参加者からサーバに配信される。ブロック1932および1935において、第1の参加者および第2の参加者にリソースが割り振られてよく、ブロック1940において、サイドバー通信セッションが形成されてよい。
プロセッサが入力を受信せず、または、サイドバーが終了されていないという入力をプロセッサが受信し(すなわち、判定ブロック1945=「No」)、サイドバー通信セッションが継続すべきであることが示される場合、ブロック1940において、サイドバー通信セッションは継続する。一方で、サイドバーが終了されるべきであるという入力をプロセッサが受信する場合(すなわち、判定ブロック1945=「Yes」)、ブロック1955においてセッションは終了する。
図20は、サイドバーフロアを追加し、第1のサイドバー通信セッション内に第2のサイドバー通信セッションを形成するための、ある実施形態の方法2000を示す。方法2000は、方法2000の動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成されたプロセッサを有するコンピューティングデバイスで実施され得る。方法2000は、サイドバー通信セッションを編成するための、また、メディアがフロアを保持するエンティティによってグループ参加者に配信され得るようにフロアを1人または複数の参加者に割り当てるための、多数のステップを示す。方法2000は、ブロック2005において、サイドバー要求メッセージを第1の参加者からサーバに送信する、アクセス端末またはコンピューティングデバイスを含む。
ブロック2007において、サイドバー通信要求メッセージがサーバ710において受信される。サーバ710は次いで、ブロック2010において、サイドバー通信要求メッセージを動的管理ポイントエンティティに送信することができる。ブロック2015において、動的管理ポイントエンティティは、サイドバー要求を受け入れ、受入メッセージをサーバ710に送信することができる。ブロック2020において、サイドバー要求メッセージが、サーバ710から、サイドバー通信中の第2の参加者に送信され得る。第2の参加者は、判定ブロック2025において、サイドバー通信に参加するかどうかを判断することができ、サイドバー要求が受け入れられるかどうかについての、第2の参加者の判定が行われ得る。
サイドバー通信セッションへの参加を求める招待が受け入れられる場合(すなわち、判定ブロック2025=「Yes」)、第2の参加者のコンピューティングデバイスは、ブロック2030において、サイドバー受入メッセージをサーバに送信する。ブロック2032および2035において、第1の参加者および第2の参加者にリソースが割り振られてよく、ブロック2045において、サイドバー通信セッションが形成されてよい。
判定ブロック2050において、サイドバーフロア、または、サイドバー通信セッションの参加者のすべてと直接通信できる参加者を追加するための判定に到達し得る。サイドバーセッションのフロアを追加するとプロセッサが判定すると(すなわち、判定ブロック2050=「Yes」)、プロセッサは、ブロック2055において、サイドバーフロアを追加するためにメッセージをサーバと通信することができる。フロアが必要とされないとプロセッサが判定すると(すなわち、判定ブロック2050=「No」)、ブロック2045においてサイドバー通信セッションは継続する。
ブロック2060において、第3の参加者が追加され得る。判断ブロック2065において、第3の参加者が要求を受け入れるための入力を提供するかどうかについての判断に達し得る。受け入れる場合(すなわち、判定ブロック2065=「Yes」)、ブロック2070においてサイドバー受入メッセージ応答がサーバに配信されてよく、ブロック2075においてリソース配分パラメータが第3の参加者に送信されてよい。ブロック2080において、第2のサイドバー通信セッションが、1人または複数の参加者によって編成され得る。一方、サイドバー通信セッションへの参加を求める要求が受け入れられない場合(すなわち、判定ブロック2065=「No」)、ブロック2085において、プロセッサは通信セッションを継続することができる。
図21は、ある実施形態の方法2100の動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成されたプロセッサを有するコンピューティングデバイス内で実施され得る、方法2100を示す。方法2100は、少なくとも2つの動的管理ポイントエンティティまたは2人の呼ジョッキーが、非公開方式で互いと通信するためのサイドバー通信セッションを編成することを示す。
方法2100は、ブロック2105において、グループ通信セッション開始通信要求を第1の参加者からサーバ710に送信する、アクセス端末またはコンピューティングデバイスを含む。ブロック2107において、第1の動的管理ポイントエンティティ715が決定され得る。ブロック2110において、確認メッセージが、サーバ710と第1の動的管理ポイントエンティティ715との間で送信され得る。ブロック2115において、第2の動的管理ポイントエンティティ720が決定されてよく、利用可能であり得る。ブロック2120において、確認メッセージが、第2の動的管理ポイントエンティティ720からサーバ710に送信され得る。判定ブロック2125において、プロセッサは、第1の動的管理ポイントエンティティ715と第2の動的管理ポイントエンティティ720との間で通信するかどうかを判定することができる。プロセッサが通信すべきであることを判定ブロック2125が示す場合(すなわち、判定ブロック2125=「Yes」)、ブロック2130において、メッセージが第1の動的管理ポイントエンティティからサーバに送信されてよく、ブロック2135において、メッセージが第2の動的管理ポイントエンティティからサーバに送信されてよい。
ブロック2140において、リソース配分パラメータが、第1の動的管理ポイントエンティティおよび第2の動的管理ポイントエンティティ、ならびにサーバに配信され得る。ブロック2145において、通信セッションが、第1の動的管理ポイントエンティティと、グループ通信セッションの外部の第2の動的管理ポイントエンティティとの間で確立され得るので、第1の動的管理ポイントエンティティは、第2の動的管理ポイントエンティティと通信することができる。一方、通信しないという入力が受信される場合(すなわち、判定ブロック2125=「No」)、ブロック2155において、セッションは終了され得る。
判定ブロック2150において、動的管理ポイントエンティティをサポートするサーバまたは端末が、ユーザ入力を監視することができる。このことは、2つの動的管理ポイントの間の通信セッションを終了するという判断を示し得る。通信セッションを終了することを参加者が決めたことを示すユーザ入力が受信されると(すなわち、判定ブロック2150=「Yes」)、ブロック2155において、2つの動的管理ポイントエンティティの間の通信セッションが終了され得る。
図22は、ある実施形態の方法2200の動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成されたプロセッサを有するコンピューティングデバイス内で実施され得る、方法2200を示す。方法2200は、グループ通信セッションに参加し、1人または複数のグループ参加者と通信するための、動的管理ポイントエンティティの多数のブロックを示す。方法2200は、ブロック2205において、グループ通信セッション開始通信要求を第1の参加者からサーバ710に送信する、アクセス端末705またはコンピューティングデバイスを含む。ブロック2207において、グループ要求メッセージがサーバ710に配信されてよく、ブロック2210において、第1の動的管理ポイントエンティティ715が決定されてよい。
ブロック2215において、確認メッセージがサーバ710と第1の動的管理ポイントエンティティ715との間で送信されてよく、ブロック2220において、確認が受信されてよい。ブロック2225において、通信セッションのグループ参加者を編成するために、招待メッセージが配信され得る。ブロック2230において、グループ通信セッション参加者の1人またはすべてが、招待を受け入れメッセージを配信することができる。
判定ブロック2235において、動的管理ポイントエンティティが、通信セッションに参加するかどうかを決めることができる。動的管理ポイントエンティティが通信セッションに参加しないことを決める限り(すなわち、判定ブロック2235=「No」)、ブロック2260において、動的管理ポイントエンティティは、セッションの監視を続けることができる。動的管理ポイントエンティティが通信セッションに参加することを決めると(すなわち、判定ブロック2235=「Yes」)、ブロック2240において、動的管理ポイントエンティティは、サーバに知らせて、通信セッションに参加者として参加するのに必要なリソース配分パラメータを受信することができる。ブロック2245において、動的管理ポイントエンティティ715は、参加者として通信セッションに入るように、グループ通信セッションを管理することができ、たとえば、議論を聴取する能力または参加者として聴取される能力を得る。判定ブロック2250において、動的管理ポイントエンティティは、通信セッションから動的に出るかどうかを判定することができる。動的管理ポイントエンティティが通信セッションから出ることを決めると(すなわち、判定ブロック2250=「Yes」)、動的管理ポイントエンティティがもはやメディアを受信せず、他の参加者によってもはや聴取され得ないように、プロセッサはグループ通信セッションを管理することができる。呼ジョッキーが通信セッションにおいて参加者として残っている間は(すなわち、判定ブロック2250=「No」である限り)、動的管理ポイントエンティティと参加者のグループとの間の通信は継続し得る。
一実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、現場の1人または複数の警備員に卓上の支援を提供する、治安部門において行動し得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、通信セッション中に参加者のグループを含むチームを運営する、ミッション管理者として行動し得る。これにより、動的管理ポイントエンティティが、ミッションの目的を達成するようにチームの成果を導くことを可能にし得る。動的管理ポイントエンティティ715は、位置、命令の分野、または専門知識に基づいて選択され得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、ミッション制御に必要な何らかの権限を自動的に受けることができ、状況情報の具体的な詳細を得るために、他のエンティティとのサイドバー会話を有し得る。たとえば、呼ジョッキーは、他の個人との呼の間に、サイドバー通信セッションにおいて非公開で管理者と話すことができる。
別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、参加者のグループに対するアシスタントとして動作し、グループの目的に向けってグループメンバーが働くのを助けることができる。動的管理ポイントエンティティ715は、このタスクをその場で実行することができ、または、何らかの状況においてこの役割を実行する権限を有し得る。ある実施形態では、呼ジョッキーは、主要な動的管理ポイントエンティティ715をエンティティがサポートすることを可能にする制限された権限を有する、二次的な支援する動的管理ポイントエンティティ720として動作することができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティ720は、グループミッションを支援するための、または緊急のタスクを処理することに進むためのリソースを見つけることに取り組むことができる。別の例として、アシスタント呼ジョッキー720は、サブタスクについて一部のグループ参加者とともに取り組み、主要な呼ジョッキー715が主要なグループタスクについての取り組みを続けることを可能にし得る。
別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、特別かつ固有のサービスを提供することができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、多数の情報データベースにアクセスして、グループからの質問に回答し、状況情報(たとえば、写真、指紋、車のナンバープレート)をグループ参加者に送信することができる、情報リソースとして働き得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、写真およびチームにより提供される他のデータに基づいて、捜査チームに専門的な助言を提供する、法医学の専門家であり得る。動的管理ポイントエンティティ715は、求められていない助言または指示を与えることができ、または、特定の質問に応答することができる。
別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、建築作業員または管理者であり得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、写真の更新、異なるエンティティからのストリーミングビデオを受信することができ、タスクの進捗を監視することができる。適切な場合、動的管理ポイントエンティティ715は、グループとの音声通信セッションに参加して、データ、助言、結論、または指示を与えることができる。グループ通信セッション参加者および動的管理ポイントエンティティ715は、動的管理ポイントエンティティ715が処理の進行を監視し続け得る間、サイドバー通信セッションに関わり得る。動的管理ポイントエンティティ715は、即時注意を必要とするグループメンバーからの高優先度の警告を受信することが可能であり得る。別の実施形態では、状況の更新に基づいて、1人または複数の参加者に対して警告が形成され得る。たとえば、サーバ710は、警告メッセージを形成することができる。メッセージは、地理的な境界(またはジオ境界)を通過したという警告、所定の会話時間が過ぎたという警告、センサがトリガされたという警告および消音動作、または、背景雑音が所定のレベルを超えたという警告動作であり得る。
またさらなる実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、コーチであってよく、チームに対する直接の管理権を有してよく、事実上すべてのメンバー、フィールド中のメンバー、交代要員と通信することが可能であってよく、または、チームキャプテン、ゴールキーパー、クオーターバック、または個々のプレーヤーとの非公開サイドバー通信セッションを有してよい。
さらなる実施形態では、通信メッセージングがQChat/Yagattaによって有効になることを確実にするために、追加のメッセージが提供され得る。この実施形態において、集約された呼ステータスメッセージが、サーバ710と動的管理ポイントエンティティ715との間で提供され得る。この実施形態では、制御メッセージが、メンバータスクの追加/削除を可能にするために、動的管理ポイントエンティティ715およびサーバ710から交換され得る。要求メッセージが、要求を通信するために、動的管理ポイントエンティティ715とグループ参加者720、725、および730との間で交換されてよく、肯定応答メッセージが、動的管理ポイントエンティティ715からグループメンバー720、725、および730に配信されてよい。この実施形態では、呼ジョッキー715からグループメンバー720〜730への、特別機能呼出メッセージが、投票要求を交換するためにサーバ710を通じて配信され得る。たとえば、グループメンバー720〜730から呼ジョッキー-715への、特別機能呼出メッセージが、投票要求に応答するためにサーバ710を通じて配信され得る。特別フロア要求メッセージも、グループ参加者のすべてに告知を行うために、動的管理ポイントエンティティ715から配信され得る。
別の実施形態では、いくつかのグループ通信セッションを管理し、大量のトラフィックの殺到を被るある呼ジョッキー715は、1つまたは複数の委託メッセージを介して、一部のタスクを第2の呼ジョッキー720に委託することができる。この実施形態では、そのような委託を要求するために、第1のメッセージが呼ジョッキー715からサーバ710に送信され得る。それに応答して、サーバ710は、呼の状況および監視の責務を第2の呼ジョッキー720に移すのを開始するために、第2のメッセージを第2の呼ジョッキーに送信することができる。サーバ710はまた、通信セッションにおける呼ジョッキー715または720の任務または責務の変更をグループ通信セッション参加者に知らせる更新メッセージを、グループ通信セッション参加者を送信することができる。
さらに別の実施形態では、一部の通信は、大量のメンバーと、動的管理ポイントエンティティ715に同時に到達し得る同時要求とを伴い得る。この例では、複数の共同責任の動的管理ポイントエンティティ715および720が存在し得る。負荷のバランスをとることが、事前に定義された方式に従って、複数の動的管理ポイントエンティティ715および720に対するタスクおよびメッセージのバランスをとるために必要であり得る。
さらに別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティ715は、呼の状況に基づいてインテリジェントに選ばれてよく、役割は呼の管理を超えて拡張されてよい。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715への状況情報の帯域内転送は、通常の会議の呼では不可能であり、動的管理ポイントエンティティ715は、論理的な焦点をグループ通信セッションに加えることができる。この場合、動的管理ポイントエンティティ715は、音声の会話の何らかの側面を非公開で保つ選択肢を参加者に与えつつ、一部の非音声の会話タスクをグループ通信セッションの非メンバーに委託することができる。たとえば、動的管理ポイントエンティティ715は、3つ以上の異なるグループ通信セッションを同時に管理することができる。そのような状況では、モバイルアクセス端末は、バックオフィス機能に限定されない機能を、動的管理ポイントエンティティ715に与えることができる。
さらなる実施形態では、呼の状況データが、動的管理ポイントエンティティ715に提供され得る。状況データは、関連するメディアとともに、呼が何についてのものであるかの概要を含んでよく、メッセージにおいて送信されてよい。たとえば、呼参加者は、呼に参加する前にまずそのメッセージを検討することができる。
たとえば、動的管理ポイントエンティティ715に提供される呼の状況情報は、話している個人の識別情報、メンバーのプロファイルの詳細、メンバーの優先順位、メンバーの位置情報、メンバーの累積会話時間、メンバーが制約されていることを示すフラグ指示、センサデータ(温度、放射線情報、気圧情報、ジャイロデータ)、および/またはサイドバー情報データを含み得る。たとえば、児童誘拐事件の捜査チームを支援するグループ通信セッションの場合、容疑者の自動車が、グループ参加者へのメッセージにおいて特定され得る。別のメッセージが、容疑者のナンバープレートの番号を提供することができる。別のメッセージが子供の写真を提供することができ、さらなるメッセージが行方不明の子供に関する更新を提供することができる。別のメッセージが容疑者の容貌を提供することができ、さらなるメッセージが容疑者の写真を提供することができる。位置、運転手の写真、および子供の写真を含むメッセージとともに、特徴の一致する車が警察によって停止させられたことを報告することによって、グループ呼の参加者は応答することができる。動的管理ポイントエンティティ715は、すべてリアルタイムで、写真が容疑者と一致することを確認でき容疑者の逮捕を許可できる、管理する個人にこのメッセージをルーティングすることができる。
別の実施形態では、通信セッションは、非公開のグループ呼、その場のグループ呼、または非公開の2人の参加者による呼であってよい。動的管理ポイントエンティティ715は、グループメンバーであってもグループメンバーではなくてもよい。動的管理ポイントエンティティ715がグループメンバーである場合、動的管理ポイントエンティティ715は、呼ジョッキー715の役割を担うように事前に構成され得る。しかしながら、動的管理ポイントエンティティ715が存在しない場合、動的管理ポイントエンティティ715は異なるエンティティにより交代され得る。しかしながら、動的管理ポイントエンティティ715が存在しない場合、または、任意の他の関連するエンティティが存在しない場合、発信者705が、デフォルトの動的管理ポイントエンティティ715の役割であり得る。それ以外の場合、発信者705は、グループ通信セッションのメンバーが動的管理ポイントエンティティ715として働くことを要求することができる。別の実施形態では、呼ジョッキー715がグループ通信セッションに参加すると、呼ジョッキー715は、通信セッションに参加するとき、役割を同時に担うように事前に構成され得る。別の例では、動的管理ポイントエンティティ715として働くことを求める招待は、非メンバーに送信され得る。
参加者間で、動的管理ポイントエンティティの役割715を移すために、動的管理ポイントエンティティ715は、グループメンバーであってよく、またはグループメンバーではなくてよい。動的管理ポイントエンティティ715は、ある呼ジョッキー715が通信セッションを止めると自動的に移されてよく、または、エンティティによって明示的に移されてよい。動的管理ポイントエンティティ715はまた、動的な構成を有してよく、これによって、二次的な呼ジョッキー720は、何らかの所定の節目において役割を担うように割り当てられる。別の実施形態では、動的管理ポイントエンティティコンソール715は、参加者無音管理入力、通信制御要求入力、警告入力、地理的警告信号入力(たとえば、グループ参加者が所定の位置を通過したことにより、ある地理的な位置パラメータがトリガされた場合)、および様々なセンサからの信号入力を含む、管理手段を含み得る。たとえば、これは代替的に、スマートフォン上のアクセス端末のタッチスクリーンであってもよい。動的管理ポイントエンティティ715の用途を満たすために、追加のシグナリングメッセージが必要であることがあり(たとえば、QchatまたはYagattaセッションにおいて)、このシグナリングメッセージは、サーバ710から動的管理ポイントエンティティ715への集約された呼ステータスメッセージ、動的管理ポイントエンティティ715がメンバーの追加/削除のようなタスクを実行することを可能にするための、動的管理ポイントエンティティ715からサーバ710への管理メッセージ、事前に構成された要求を通信するための、グループメンバーから動的管理ポイントエンティティ715への要求メッセージ、動的管理ポイントエンティティ715からグループメンバーへの肯定応答メッセージ、動的管理ポイントエンティティ715からグループメンバーへの特別機能呼出メッセージ(たとえば、投票要求)、グループメンバーから動的管理ポイントエンティティ715への機能応答メッセージ(たとえば、投票の選択を送信するための)、グループに告知を行うための、動的管理ポイントエンティティ715からの特別フロア要求を含み得る。
図23は、グループ通信セッション参加者が動的管理ポイントエンティティの役割を担うことを志願してもよい、代替的な実施形態におけるメッセージングフロー2300Aを示す。発信者705は、呼要求2300をサーバ710に配信することができる。サーバ710は、参加者が必要とされることを示す告知メッセージ2302、2303、および2305を提供することができる。第2のグループ通信参加者730は、受入メッセージ2305をサーバ710に配信することができる。サーバ710は、ステータスメッセージ2306をすべての参加者に配信することができる。グループ通信セッション2307は、呼ジョッキー715または720を何ら伴わずに開始する。
第2のグループ参加者730は、メッセージ2308をサーバ710に配信して呼ジョッキーの役割715を追加することができる。このメッセージ2308はまた、状況情報を含み得る。第1の動的管理ポイントエンティティ715は、メッセージ2309において選択されてよく、メッセージ2310を介して指定を受け入れることができる。グループ通信セッション2311は次いで、第1の呼ジョッキー715を伴って開始する。
第1の呼ジョッキー715は、メッセージ2312をサーバ710に配信して、状況情報を更新することができる。ある期間の後、第1の呼ジョッキー715は、呼ジョッキーを退任するためのメッセージ2313を送信することによって、辞任することができる。これは、制御点として動作するように別の個人を指名することを何ら伴わない要求として行われてよく、または代替的には、指名を含んでよい。サーバ710は、タスク受入メッセージ2314を配信することができる。更新メッセージ2315、2316、および2317が、サーバ710からグループセッション参加者725、730、および735に配信され得る。
グループ通信セッション2318は、呼ジョッキーを何ら伴わずに開始し得る。第3のグループ参加者735は、メッセージ2319をサーバ710に配信して呼ジョッキーの役割を追加することができる。サーバ710は、メッセージ2321を発信者705に配信して、追加を許可するための権限付与を要求することができ、権限付与を要求するメッセージ2320を配信することができる。サーバ710へのメッセージ2322は、発信者705からの受け入れを示し得る。メッセージ2323は、第3の参加者735からの受け入れを示し得る。
サーバ710は、第3の参加者735が動的管理ポイントエンティティ735として選択され、セッション2326に対する管理権を行使することができるような、リソース配分パラメータを含むメッセージ2324を配信することができる。第3の参加者735は、メッセージ2325を介して指名を受け入れることができる。グループ通信セッション2326は、第3の参加者735が呼ジョッキー735として働いている状態で開始することができる。
その後、別のエンティティが所定の理由で権威者として動作するべきであるように、状況が変化し得る。たとえば、別の参加者の方がより資質が高いことがあり、または特別な経験をもっていることがある。第1のグループ参加者725は、メッセージ2327をサーバ710に配信して呼ジョッキーの役割を要求することができる。サーバ710は、メッセージ2328を発信者705に配信して、権限付与を要求し、任意の既存の関係者を交代させ、交代を許可することができる。たとえば、任意の以前の制御エンティティが、メッセージを介して交代される。
サーバ710はまた、第3の参加者735から、権限付与および交代/置換を要求するメッセージ2329を配信することができる。サーバ710へのメッセージ2330は、第3の参加者735からの受け入れを示し得る。メッセージ2331は、発信者705からの受け入れを示し得る。
サーバ710は、第1の参加者725が動的管理ポイントエンティティ725として選択され、セッション2335に対する管理権を行使することができるような、リソース配分パラメータを含むメッセージ2332を配信することができる。第1の参加者725は、メッセージ2333を介して指名を受け入れることができる。メッセージ2334が、サーバ710から第3の参加者735に配信され、呼ジョッキーの役割からその参加者を解放し、セッション2335に対する第3の参加者735の管理権限を無効にする。グループ通信セッション2335は次いで、第1の参加者725が呼ジョッキー725として働いている状態で開始することができる。
図24は、グループ通信セッション参加者が、動的管理ポイントエンティティの役割を、グループ通信セッションの別の指定された参加者に移すことができる、ある代替的な実施形態のメッセージングフロー図2400を示す。この移転により、参加者は、動的管理ポイントエンティティの役割を担うことが可能になる。発信者705は、呼要求2401をサーバ710に配信することができる。サーバ710は、参加者が必要とされることを示す告知メッセージ2402、2403、および2404を提供する。第1のグループ通信参加者725は、受入メッセージ2405をサーバ710に配信することができる。サーバ710は、受け入れを示し得るステータスメッセージ2406を、発信者705に配信することができる。グループ通信セッション2407は、呼ジョッキーの役割715および720を何ら伴わずに開始する。
第2のグループ参加者730は、状況情報を含むメッセージ中で、呼ジョッキーの役割を追加するためのメッセージ2408をサーバ710に配信することができる。メッセージ2409は、呼ジョッキーを追加するための要求を含み、また、提示された状況情報を含み、第1の呼ジョッキー715に配信される。第1の動的管理ポイントエンティティ715は、メッセージ2410を介して、指定を受け入れることができる。グループ通信セッション2411は、第1の呼ジョッキー715を伴って開始する。
第1の呼ジョッキー715は、メッセージ2412をサーバ710に配信して、状況情報を更新することができる。ある期間の後、第1の呼ジョッキー715は、呼ジョッキーを退任するためのメッセージ2413を送信することによって、辞任することができる。これは、要求メッセージとして行われてよく、管理ポイントとして動作するように別の個人725を指名することを形成してよい。第1の呼ジョッキー715は、グループ通信セッション2411から直ちに出ることができ、サーバ710は、指定メッセージ2414を配信することができ、指定メッセージ2414は、動的管理ポイントエンティティ725として第1の参加者725を選択し、リソース配分パラメータおよび状況情報を配信する。第1の参加者725からサーバ710に送信されるメッセージ2415は、役割の受け入れを示し得る。メッセージ2416は、第1の呼ジョッキー715の退任を示し得る。グループ通信セッション2417は次いで、第1の参加者725が呼ジョッキー725として働いている状態で開始することができる。
動的管理ポイントエンティティ725を伴う事例は、動的管理ポイントエンティティ725が現場の警備員に卓上の支援を提供する、治安部門を含み得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティ725は、チームを運営しミッションを行わせるミッション管理者として動作していてよく、または、動的管理ポイントエンティティ725は、位置または命令の分野または専門知識に基づいて選択されてよい。
動的管理ポイントエンティティ725は、プロファイルに基づいて選択されてよく、ミッション管理者の役割のために必要な権限を自動的に得ることができる。動的管理ポイントエンティティ725は、たとえばメンバーをミッションチームに追加するのを助ける、アシスタントとして動作していてよい。動的管理ポイントエンティティ725は、オンデマンドで管理を行っていてよく、または、セッションの状況に基づいて、権威を伴った権限を有してよい。動的管理ポイントエンティティ725は、主要な動的管理ポイントエンティティ(ミッション管理者)に加えて、限られた権限を有する二次的な呼ジョッキーとして動作していてよい。動的管理ポイントエンティティ725は、ミッションに必要な何らかの重要なリソースを見つけることを求められ得る。動的管理ポイントエンティティ725は、アシスタント呼ジョッキーであってよく、何人かのメンバーを呼に追加することを求められることがあり、または、必要な状況に基づいて、自身の裁量でそれを行うことが可能であり得る。動的管理ポイントエンティティ725はまた、固有の特別なサービスを提供していることがある。たとえば、動的管理ポイントエンティティ725は、データベースシステム中の情報を検索するために、何らかの状況情報(たとえば、写真/指紋/車のナンバープレートなど)を送信され得る。
動的管理ポイントエンティティ725は、求められた、または求められていない助言/指示をグループ通信セッションに与えることができる、専門家であり得る。たとえば、法医学の専門家の動的管理ポイントエンティティ725は、自身に転送された写真またはデータに基づいて、専門的な助言を行うことができる。動的管理ポイントエンティティ725はまた、建築作業員の管理者であり得る。たとえば、動的管理ポイントエンティティ725は、グループのメンバーである様々な建築作業員から写真の更新/ストリーミングビデオを受信することができ、作業の進捗を監視することができる。必要な場合、動的管理ポイントエンティティ725は、任意の管理者的指示のために、グループとの音声通信に参加することができる。動的管理ポイントエンティティ725はグループメンバーであってよく、動的管理ポイントエンティティ725は、写真/ストリーミングビデオを介してプロジェクトを監視しながら、サイドバー会話に入ることができる。動的管理ポイントエンティティ725は、即時注意を必要とするグループメンバーからの重要度の高い警告を受信することが可能であり得る。動的管理ポイントエンティティ725はまた、スポーツチームのコーチであり得る。動的管理ポイントエンティティ725は、フィールド上の自身のチームをなお管理しながら、試合の審判、他のチームのコーチまたはコメンテーターとの非公開通信を有することが可能であり得る。チームは(フィールド中の、および交代要員の)すべてのチームメンバーを含み得るが、コーチは、チームとの直接の通信、またはチームキャプテンとの非公開通信を有しながら、動的管理ポイントエンティティ725として動作していてよい。
図25は、実施形態のうちのいずれかとともに使用するのに適した受信機デバイスのシステムブロック図である。実施形態は、種々のモバイルデバイス、特にモバイルコンピューティングデバイスにおいて実装され得る。様々な実施形態を実装し得るモバイルデバイスの一例は、図25に示されるスマートフォン2500である。スマートフォン2500のようなマルチプロセッサのモバイルデバイスは、メモリ2502および高周波データモデム2505に結合されたプロセッサ2501を含み得る。モデム2505は、高周波信号を受信および送信するためにアンテナ2504に結合され得る。スマートフォン2500はまた、タッチスクリーンディスプレイなどのディスプレイ2503を含み得る。モバイルデバイス2500はまた、ユーザ入力を受け取るために、ボタン2506などのユーザ入力デバイスを含み得る。様々な実施形態では、スマートフォン2500は、モバイルデバイス2500のディスプレイ2503上に(たとえば、E-Sense(登録商標)技術を使用して)、裏面2512上に、または別の表面に設置され得る触覚出力表面を含む。モバイルデバイスのプロセッサ2501は、本明細書で説明された様々な実施形態の機能を含む、様々な機能を実行するためのソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成され得る、任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または1つもしくは複数の多重プロセッサチップであり得る。通常、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされプロセッサ2501にロードされる前に、内部メモリ2502に記憶され得る。一部のモバイルコンピューティングデバイスでは、追加のメモリチップ(たとえば、Secure Data(SD)カード)が、モバイルデバイスに差し込まれ、プロセッサ2501に結合され得る。内部メモリ2502は、揮発性メモリ、もしくはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、または両方の混合であり得る。本明細書では、メモリへの一般的な言及は、内部メモリ2502と、モバイルデバイスに差し込まれるリムーバブルメモリと、プロセッサ2501内のメモリとを含む、プロセッサ2501によってアクセス可能なすべてのメモリを指す。
様々な実施形態は、図26に示されたサーバ2600のような、種々の市販のサーバデバイスのいずれでも実装され得る。そのようなサーバ2600は、通常、揮発性メモリ2602、およびディスクドライブ2603などの大容量不揮発性メモリに結合されたプロセッサ2601を含む。サーバ2600はまた、プロセッサ2601に結合された、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)またはDVDディスクドライブ2606を含み得る。サーバ2600はまた、他のブロードキャストシステムコンピュータおよびサーバに結合されたローカルエリアネットワークなどのネットワーク2605とデータ接続を確立するための、プロセッサ2601に結合されたネットワークアクセスポート2604を含み得る。プロセッサ2501、2601は、上で説明された様々な実施形態の機能を含む、種々の機能を実行するためのソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成され得る、任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または1つもしくは複数の多重プロセッサチップであり得る。いくつかのデバイスでは、ワイヤレス通信機能専用の1つのプロセッサおよび他のアプリケーションを実行することに専用の1つのプロセッサのような、多重プロセッサ2501、2601が提供され得る。通常、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされプロセッサ2501、2601にロードされる前に、内部メモリ2502、2602、および2603内に記憶され得る。
プロセッサ2501、2601は、アプリケーションソフトウェア命令を記憶するのに十分な内部メモリを含み得る。多くのデバイスでは、内部メモリは、揮発性メモリ、もしくはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、または両方の混合であり得る。本明細書では、メモリへ一般的な言及は、内部メモリ、またはデバイスに差し込まれるリムーバブルメモリと、プロセッサ2501、2601自体の中のメモリとを含む、プロセッサ2501、2601によってアクセス可能なメモリを指す。
図27はコンピュータ2710を示す。上で説明された実施形態はまた、Yagattaアプリケーションとともに動作可能であり得る、図9に示されたラップトップコンピュータ2710のような種々のパーソナルコンピューティングデバイス内で実装され得る。多くのラップトップコンピュータは、コンピュータのポインティングデバイスとして働くタッチパッドのタッチ面2717を含み、したがって、タッチスクリーンディスプレイを備え上で説明されたモバイルコンピューティングデバイスに実装されたものと同様のドラッグ、スクロール、およびフリックのジェスチャを受け入れることができる。ラップトップコンピュータ2710は通常、揮発性メモリ2712と、フラッシュメモリのディスクドライブ2713のような大容量の不揮発性メモリとに結合されたプロセッサ2711を含む。コンピュータ2710はまた、プロセッサ2711に結合された、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ2714およびコンパクトディスク(CD)ドライブ2715も含み得る。コンピュータデバイス2710はまた、USBもしくはFireWire(登録商標)コネクタソケット、または、プロセッサ2711をネットワーク(図示せず)に結合するための他のネットワーク接続回路のような、データ接続を確立しまたは外部メモリデバイスを受け入れるための、プロセッサ2711に結合されたいくつかのコネクタポートを含み得る。ノートブック構成2710では、コンピュータの筐体は、すべてがプロセッサ2711に結合される、タッチパッド2717、キーボード2718、およびディスプレイ2719を含む。コンピューティングデバイス2710の他の構成は、よく知られているように、(たとえば、USB入力を介して)プロセッサ2711に結合されたコンピュータマウスまたはトラックボール(図示せず)を含んでよく、それらはまた、様々な実施形態とともに使用され得る。
上記の方法の説明およびプロセスフロー図は、単に説明のための例として提供され、様々な実施形態のステップが提示された順序で実行されなければならないことを要求または暗示するものではない。当業者によって諒解されるように、上記の実施形態におけるステップの順序は、任意の順序で実行され得る。「その後」、「次いで」、「次に」などの単語は、ステップの順序を限定するものではなく、これらの単語は、単に本方法の説明を通して読者を案内するために使用される。さらに、たとえば、冠詞「a」、「an」または「the」を使用する単数形での請求要素への任意の言及は、その要素を単数に限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書で開示される実施形態に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得る。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、上では全般にそれらの機能に関して説明された。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を具体的な適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関して説明された様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マルチメディア放送受信機チップ内のDSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェアコンポーネント、または、本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せで、実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。代替的に、いくつかのステップまたは方法が、所与の機能に固有の回路によって実行され得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。本明細書で開示された方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータ可読媒体上に常駐し得る、実行されるプロセッサ実行可能なソフトウェアモジュールで具現化され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用され得るとともに、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含み得る。また、任意の接続は、厳密には、コンピュータ可読媒体と称される。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、またはそのセットとして存在し得る。
開示された実施形態の上記の説明は、任意の当業者が本発明を作成または使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態への様々な修正が当業者には容易に明らかになり、本明細書に定義された一般原理は、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲ならびに本明細書で開示された原理および新規の特徴に矛盾しない最大の範囲を与えられるものである。