JP2003069563A - 多地点間会議方法及びシステム - Google Patents

多地点間会議方法及びシステム

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JP2003069563A JP2001251853A JP2001251853A JP2003069563A JP 2003069563 A JP2003069563 A JP 2003069563A JP 2001251853 A JP2001251853 A JP 2001251853A JP 2001251853 A JP2001251853 A JP 2001251853A JP 2003069563 A JP2003069563 A JP 2003069563A
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Hiroshi Watanabe
ひろし 渡邉
Fumihiko Ito
文彦 伊藤
Yoji Kurusu
洋二 久留巣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上に、多地点会議を制御するユ
ニット(MCU)を複数分散して配置する多地点間会議
システムにおいて、ネットワーク全体で多地点会議によ
り発生する総トラヒック量の低減化を図る。 【解決手段】 ネットワーク上にMCU選択サーバ30
を設置する。該MCU選択サーバ30は、多地点会議開
催に先立って、開催を要請する端末からMCU選択要求
を受信し、会議参加予定端末のネットワーク上の位置情
報、選択可能なMCU21、22、23のネットワーク
上の位置情報及びネットワークポロジーをもとに、当該
多地点会議によってネットワークで発生するトラヒック
量を最小にするMCUを選択し、該選択したMCUのア
ドレスを、MCU選択要求を発行した端末へ返信する手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広域に展開したネ
ットワークを介して、複数の端末間で映像もしくは音声
ストリームを送受信をすることで多地点会議通信を実現
する方法及びシステムに関し、詳しくは、多地点間会議
によってネットワーク全体で発生するトラヒック量を低
減することを可能にする多地点間会議方法及びシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、ここでは映像音声会議
のプロトコルにH.323プロトコルを用いたシステム
を例にとり説明する。H.323によるシステムを用い
て多地点間会議を行う場合、IPネットワークに接続し
た端末として、クライアント端末であるH.323端
末、呼制御を行うGK(Gatekeeper)、及び
多地点会議を制御するMCU(Multipoint
Control Unit)で構成される。また、MC
Uには、多地点間会議端末の発呼等を制御する機能を有
するMC(Multipoint Controlle
r)と、映像もしくは音声ストリームを合成・分配する
機能を有するMP(MultipointProces
sor)が内蔵されている。
【0003】従来の技術では、最初に多地点会議開催を
要請するH.323端末が、接続するMCUを一義的に
決定し、そのMCUに内蔵されているMCを介して会議
参加端末に対して発呼を行い、会議参加要請を受けた各
々のH.323端末が応答することで、多地点間会議が
成立する形態を取っている。多地点会議開催中は、各
H.323端末から映像もしくは音声ストリームをMC
Uに送信し、1箇所のMCU内のMPで会議参加者の映
像音声が合成され、再度各H.323端末に対して配信
され、結果として、各H.323端末において、会議参
加者の映像もしくは音声のストリームの合成されたもの
を視聴できる形態をとる。また、会議途中で、未参加の
端末を参加させる場合は、会議参加中のH.323端末
から使用中のMCU内のMCを介して開催中の多地点会
議に呼び込ませ(invite)、会議に参加させる形
態をとる。
【0004】なお、ネットワーク上に複数のMCUが存
在する形態の場合に、最初に多地点会議開催を要請する
H.323端末に対して、なんらかのポリシーに従って
(例えば、多地点会議によって発生するトラヒックを最
小にする形態を優先するといった)MCUを選択するた
めの情報は、与えられていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】複数のノードからなる
広域のネットワーク上でH.323プロトコルの多地点
会議を行うことを想定する。また、複数のMCUが各ノ
ードに分散してネットワーク上に存在し、多地点会議で
は1箇所のMCUのMPで映像もしくは音声ストリーム
の合成・分配を行う集中型多地点会議を想定する。多地
点会議の各H.323端末のネットワーク上の位置が固
定されている場合、映像もしくは音声ストリームの合成
を行うMP内蔵のMCUのネットワーク上の位置によ
り、この多地点間会議によってネットワーク全体で発生
するトラヒック量が異なる。
【0006】従来の技術では、最初に多地点会議開催を
要請するH.323端末が、接続するMCUを一義的に
決定して多地点会議を行っていたため、この多地点会議
によって発生する総トラヒック量も一義的に決まってし
まい、ネットワーク全体で多地点会議により発生するト
ラヒックを軽減することは不可能であった。
【0007】本発明は、複数のMCUがネットワーク上
に分散して配置され、広域に展開したネットワークを介
して、複数の端末間で多地点会議を行う場合、この多地
点会議によってネットワーク全体で発生するトラヒック
量を低減することを目的として、実際に会議を開催する
前に複数のMCUの中からトラヒック量を最小にするも
のを選択することを可能にする多地点間会議方法及びシ
ステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
上にMCU選択サーバを配置する。MCU選択サーバ
は、ネットワーク上の各端末、各MCUの位置情報、ネ
ットワークポロジーを管理する手段、多地点会議開催時
に、端末からMCU選択要求を受信する手段、会議参加
予定端末のネットワーク上の位置情報、各MCUのネッ
トワーク上の位置情報及びネットワークポロジーをもと
に、当該多地点会議によってネットワークで発生するト
ラヒック量を最小にするMCUを選択する手段、該選択
したMCUのアドレスを、前記MCU選択要求を発生し
た端末へ返信する手段を具備する。
【0009】ここで、映像音声会議のプロトコルとして
H.323プロトコルを使用する場合を想定する。多地
点会議開催を要請するH.323端末が、多地点会議開
催に先立って、MCU選択サーバに対して、会議参加予
定の各H.323端末のアドレスを含むMCU選択要求
を送信する。MCU選択サーバは受取った情報を基に映
像音声ストリームの合成・分配を行うMP内蔵の最適な
MCUを決定し、MCU選択要求を送信してきたH.3
23端末に対して、該決定したMCUのアドレス(IP
アドレス、エイリアス名等)を返送する。これ以後の手
順に関しては、H.323のITU−T Recomm
endationで規定されている手順に従って、多地
点会議が開催されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態で
は、複数のノードとそれを接続するリンクを有するネッ
トワーク上で、H.323プロトコルによる多地点会議
を開催することを想定する。ネットワーク上にはH.3
23端末、GKが存在しているものとする。また、多地
点会議としては、各H.323端末からの映像音声スト
リームが1箇所のMCU内のMPを介して合成・分配さ
れる集中型多地点会議を想定する。ただし、本発明は、
H.323プロトコル固有のものに限定されるものでは
なく、例えばSIPなど、他の通信プロトコルにおいて
も利用することができる。
【0011】図1に本発明による多地点会議システムの
一実施形態の全体構成図を示す。図1において、ネット
ワークは複数のルータ(ノード)11〜17とそれらを
接続するリンクによって多層スター網を構成している。
図1では、簡単に3層のスター網構成を示している。無
論、一般にネットワークトポロジーはスター網である必
要はない。MCUはネットワーク上に複数台配置され、
図1では、21〜23に示すように、ネットワークの各
層に配置されているものとする。各MCU21〜23
は、多地点会議端末の呼制御等を行うMCと、映像音声
ストリームの合成・分配を行うMPを内蔵している。ま
た、図1では省略したが、ネットワークの最下層にはク
ライアント端末であるH.323端末が接続されてい
る。
【0012】本発明は、このようなネットワーク上に、
MCU選択サーバを設置する。図1の実施形態では、ネ
ットワークの最上位層に、MCU選択サーバ30が設置
されているものとする。複数のH.323端末間で多地
点会議を開催する場合、該多地点会議開催に先立って、
開催要請のH.323端末が、MCU選択サーバ30に
対して、会議参加予定のH.323端末のアドレスを含
むMCU選択要求を送信する。MCU選択サーバ30
は、受取った情報を基に、複数の選択可能なMCUのう
ちから(図1では21、22、23)、該多地点会議に
より発生する総トラヒック量を最小にできる最適なMC
Uを決定し、該決定したMCUのアドレス(IPアドレ
ス、エイリアス名等)を含むMCU応答を、MCU選択
要求を発したH.323端末へ返送する。これ以降は、
H.323のITU−TRecommendation
で規定されている手順に従って多地点会議が開催される
ことになる。以下では、MCU選択サーバ30について
詳述する。
【0013】図2はMCU選択サーバ30の具体的構成
例を示すブロック図である。図2において、MCU・端
末位置管理部31は、各MCU(図1では21、22、
23)、各H.323端末のネットワーク上の位置(I
Pアドレス、エイリアス名)を管理する。また、このM
CU・端末位置管理部31は、エイリアス名・IPアド
レス対応表などにより各MCU及びH.323端末のエ
イリアス名をIPアドレスに変換する機能を有する。ネ
ットワークポロジー管理部32は、ルータ(図1では1
1〜17)もしくはレイャー3スイッチで構成されるI
Pネットワークのトポロジー情報を管理する。即ち、ル
ータ、もしくはレイャー3スイッチのIPアドレスとサ
ブネットを管理し、各ルータ、及びレイャー3スイッチ
の接続関係を管理している。具体的には、各イスッチ間
のホップ数またはサブネットの数をカウントしてネット
ワークポロジーを把握する。MCU選択演算部33は、
複数の選択可能なMCU(図1では21、22、23)
から、多地点会議開催による総トラヒック量を最小にす
ることができるMCUの選択・算定を行う。受信部34
は、多地点会議開催時に開催要請H.323端末(図2
では40とする)からMCU選択要求を受け付ける受信
ユニットである。返信部35は、MCU選択要求を発し
たH.323端末40に対してMCU応答を返信する送
信ユニットである。
【0014】図3にMCU選択サーバ30の処理フロー
図を示す。ここで、H.323プロトコルの多地点会議
の前提として、あるH.323端末から、他のすでに決
まっているH.323端末をinviteする形態で多
地点会議を開催するものとする。その際、ITU−T
H.323Recommendationで規定されて
いる、inviteの要求をかける際のSetupメッ
セージの前に、inviteの要求をかけるH.323
端末(図2の40)からMCU選択サーバ30に対し
て、MCU選択要求を発信する。このMCU選択要求メ
ッセージには、会議に参加させる端末のアドレス(IP
アドレス、エイリアス名等)が含まれる。
【0015】MCU選択サーバ30の受信部34は、
H.323端末40からのMCU選択要求を受け付ける
と(ステップ1)、MCU・端末位置管理部31に対し
て、MCU選択要求を発したH.323端末40を含め
て、多地点会議参加予定の各H.323端末のアドレス
(IPアドレス、エイリアス名等)を送付する(ステッ
プ2)。MCU・端末位置管理部31は、ネットワーク
トポロジー管理部32に対して、多地点会議参加予定の
各H.323端末のIPアドレスを送付し、ネットワー
クトポロジーを要求する(ステップ3)。この時、MC
U・端末位置管理部31では、H.323端末のアドレ
スがエイリアス名で与えられている場合、該H.323
端末のエイリアス名をIPアドレスに変換してネットワ
ークポロジー管理部32へ送付する。ネットワークポロ
ジー管理部32は、MCU・端末位置管理部31からの
ネットワークポロジー要求に対し、該多地点会議参加予
定のH.323端末間のネットワークポロジーの情報、
各端末間に存在するサブネットの情報をMCU・端末位
置管理部31へ返送する(ステップ4)。MCU・端末
位置管理部31では、このネットワークポロジー情報を
もとに、多地点会議参加予定の各H.323端末間に存
在する選択可能MCU(図1では21、22、23)の
IPアドレスを選択し、このIPアドレスとともに、M
CU選択要求を発したH.323端末40のIPアドレ
スと他の多地点会議参加予定端末のIPアドレス、及び
ネットワークポロジー情報を、MCU選択演算部33に
対して送付する(ステップ5)。MCU選択演算部33
は、ネットワークポロジー情報、選択可能MCUのIP
アドレス、及び多地点会議参加予定の各H.323端末
のIPアドレスをもとに、選択可能MCUそれぞれにつ
いて、この多地点会議によって発生するトラヒック量を
算出して、その中からトラヒック量が最小のMCUを選
択し、そのMCUのIPアドレスを、MCU選択要求を
発生したH.323端末のIPアドレスとともに、返信
部35へ送付する(ステップ6)。返信部35は、MC
U選択要求を発したH.323端末40に対して、MC
U選択演算部33から送付されたMCUのIPアドレス
を返信する(ステップ7)。
【0016】ここで、トラヒック量を算出する方法とし
ては、例えば次のような方法が考えられる。各ルータ間
のリンク区間を最小単位として、そのリンク区間で発生
する映像もしくは音声ストリームを1とカウントする。
また、同一リンク間を複数の端末の映像もしくは音声ス
トリームが流れる場合は、端末の台数分をカウントす
る。そして、MCUの位置により、発生するすべてのリ
ンク間のトラヒックを総計し、選択したMCUを使用す
る際の総トラヒック量として見積もる。このようにし
て、すべての選択可能なMCUに対して、総トラヒック
量の算出を行い、それが最小となるMCUを最適なもの
として選択する。
【0017】なお、MCU選択サーバ30は、ネットワ
ーク上の各MCU(図1では21、22、23)の使用
状況も管理し、多地点会議によって発生する総トラヒッ
ク量を最小にできるMCUが処理できる会議数を上回っ
てしまう場合には、次善の策として、次に総トラヒック
量が小であるMCUを選択するようにしてもよい。ここ
で、MCUが処理できる会議数を上回るかは、MCU選
択サーバ30が各MCUから直接通知を受ける方法、あ
るいは、多地点会議開催を要請するH.323端末から
通知を受ける方法等が考えられる。
【0018】次に、図1の場合について、MCU21〜
23の中から、多地点会議によりネットワーク全体で発
生するトラヒック量を最小にできる最適MCUとして、
例えばMCU23を選択する具体的処理を説明する。
【0019】図1において、A、B、C、Dは多地点会
議開催の各H.323端末の位置を表すものとする。各
H.323端末からの映像もしくは音声ストリームはM
CUに配信され、MCU内のMPで他のH.323端末
からの映像もしくは音声ストリームと合成され、各端末
に同一の映像もしくは音声ストリームが再配信される。
ここで、ネットワーク上にA、B、C、Dの各H.32
3端末が配置されている場合には、映像もしくは音声ス
トリームを合成するためのMPを内蔵するMCUの候補
としては、図4、図5、及び図6で示すように、各階層
のルータに直結さたMCU21、MCU22もしくはM
CU23の3通りが考えられる。
【0020】ここで、各H.323端末と、映像もしく
は音声ストリームの合成を行うMP内蔵のMCUの間の
回線には上りと下り(H.328端末からMCUへのト
ラヒックの流れの方向を上りとする)のトラヒックが発
生する。図4、図5、及び図6での矢印は各H.323
端末A〜Dの上り、下りのストリームに相当する。ここ
で、各H.323端末A〜Dのネットワーク上の位置が
固定されている場合、MCUのネットワーク上の位置に
よって、この多地点間会議によって発生するネットワー
ク全体でのトラヒックが異なる。
【0021】上述したように、ここでは、トラヒックの
見積量として、各ルータ間のリンク区間を最小単位と
し、そのリンク区間で発生するMCUに送信(もしくは
受信)するための映像もしくは音声ストリームを1とカ
ウントする。また、同一リンク間を複数の端末の映像も
しくは音声ストリームが流れる場合は、端末の台数分の
ストリームをカウントする。また各ルータ間の回線のト
ラヒック量を仮に1と見積もる(上り下りで2とな
る)。図4、図5、及び図6中の丸付き数字は、各リン
ク間のトラヒック数を示している。
【0022】図4、図5、図6より、H.323端末A
〜Dによる多地点会議によって発生する総トラヒック値
は、図4では8、図5では12、図6では16となる。
この結果、この多地点会議によって発生する総トラヒッ
ク量を最小にするためには、図4のケースのMCU23
を選択すればよいことが分かる。また、MCU23が処
理できる会議数を上回ってしまう場合には、次善の策と
して、次にトラヒック値が小さい図5のケースのMCU
22(総トラヒック値12)を選択すればよいことが分
かる。
【0023】以上説明したように、ネットワーク上の複
数の位置にMP内蔵のMCUが配置している場合、実際
の多地点会議を開催するに先立って、最適のMCUを選
択することにより、多地点会議によってネットワーク全
体で発生するトラヒック量を最小にすることが可能とな
る。
【0024】これ以降は、H.323端末のITU−T
Recommendationで規定されている手順に
従って、選択されたMCU(上記例ではMCU21)を
介し、各H.323端末A〜Dの間で多地点会議が開催
されることになる。
【0025】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものでないことは云う
までもない。先にも述べたように、本発明はH.323
プロトコル固有のものではなく、例えばSIPなど、他
の通信プロトコルにも利用することができる。また、M
CU選択サーバの機能はハードロジックあるいはソフト
ウエア(プログラム)のいずれでも実現可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多地点間会議を開催する前に、ネットワーク上に複数設
置してあるMCUの内から、MCU選択サーバに問い合
わせ、発生するトラヒックを最小にするMCUを選択す
ることで、ネットワーク全体で多地点会議により発生す
るトラヒックを軽減し、輻輳を押さえることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多地点会議システムの一実施形態
の全体的構成図である。
【図2】本発明で導入したMCU選択サーバの構成例を
示すブロック図である。
【図3】MCU選択サーバの処理フロー図である。
【図4】第1のMCU配置パターンと多地点会議によっ
て発生するトラヒックの関係を示す図である。
【図5】第2のMCU配置パターンと多地点会議によっ
て発生するトラヒックの関係を示す図である。
【図6】第3のMCU配置パターンと多地点会議によっ
て発生するトラヒックの関係を示す図である。
【符号の説明】
11〜17 ルータ(ノード) 21〜23 MCU 30 MCU選択サーバ 31 MCU・端末位置管理部 32 ネットワークポロジー管理部 33 MCU選択演算部 34 受信部 35 返信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久留巣 洋二 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AD06 AD14 AD16 5K015 AA10 AF02 JA01 5K030 GA13 HA08 JA10 LB07 LD08 5K051 AA01 BB00 CC12 DD02 FF03 FF17 HH15 HH16 KK01 KK02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に、多地点会議を制御す
    る制御ユニット(以下、MCU)を複数分散して配置
    し、複数の端末間で1箇所のMCUを介して多地点会議
    通信を実現する多地点間会議方法であって、 ネットワーク上に、MCU選択サーバを配置し、 多地点会議開催時に、前記MCU選択サーバにより、会
    議参加予定端末のネットワーク上の位置情報、各MCU
    のネットワーク上の位置情報及びネットワークポロジー
    をもとに、当該多地点会議によってネットワークで発生
    するトラヒック量を最小にするMCUを選択し、 前記選択されたMCUを介して多地点会議通信を実現す
    ることを特徴とする多地点間会議方法。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上に、多地点会議を制御す
    る制御ユニット(MCU)を複数分散して配置し、複数
    の端末間で1箇所のMCUを介して多地点会議通信を実
    現する多地点間会議システムであって、 ネットワーク上の各端末、各MCUの位置情報、ネット
    ワークポロジーを管理する手段、多地点会議開催時に、
    端末からMCU選択要求を受信する手段、会議参加予定
    端末のネットワーク上の位置情報、各MCUのネットワ
    ーク上の位置情報及びネットワークポロジーをもとに、
    当該多地点会議によってネットワークで発生するトラヒ
    ック量を最小にするMCUを選択する手段、該選択した
    MCUのアドレスを、前記MCU選択要求を発した端末
    へ返信する手段を具備するMCU選択サーバを、ネット
    ワーク上に配置し、 前記選択されたMCUを介して多地点会議通信を実現す
    ることを特徴とする多地点間会議システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の多地点間会議システムに
    おいて、MCU選択サーバは、各MCUの使用状況を管
    理する手段を具備し、当該多地点会議によってネットワ
    ークで発生するトラヒック量を最小にするMCUが処理
    できる会議数を上回る場合、次にトラヒック量を小にす
    るMCUを選択することを特徴とする多地点間会議シス
    テム。
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