JP6166010B1 - 照合装置、照合方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体 - Google Patents

照合装置、照合方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

検索部(514)は、送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納する申込情報DB(513)から、当該送金に係る情報が合致する申込情報を検索する。照合部(515)は、合致する申込情報が発見されれば、合致する申込情報と送金とを紐付ける。照合部(515)は、合致する申込情報が発見されなければ、申込情報DB(513)から、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索する。照合部(515)は、紐付けられていない申込情報が発見されれば、紐付けられていない申込情報から、紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得する。照合部(515)は、取得されたメッセージの履歴と、送金に係る情報を表す文字列と、の類似度を算定する。照合部(515)は、送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する。

Description

本発明は、照合装置、照合方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体に関する。
銀行への振込において、振込を依頼する依頼人により入力された受取人口座の名義人および口座番号を確認するシステムがある。例えば、特許文献1に開示された受取人口座管理方法では、依頼人により入力された受取人口座の名義人または口座番号が、銀行の口座管理システムに登録されていない場合、同一名称または同一番号と認められる読替パターンに基づいて入力された名義人または口座番号を読み替え、読み替えられた名義人または口座番号が登録されているか確認する。
特開2005−293222号公報
また一般的に、商品を販売する店舗は、どの売掛金がどの入金に対応するのかを照合し、売掛金と入金を管理する。このとき、商品購入の申込をした申込者が、銀行を介した送金にてその商品に係る支払いを行う場合、その申込者により入力された送金者名や送金金額に齟齬があると、その申込と送金との照合に手間がかかる。しかし、特許文献1に開示されている方法では、依頼人すなわち送金者により入力された受取人口座の名義人および口座番号の確認はできるが、送金者により入力された送金者名や、送金金額が正しいか否かを確認することは困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためのものであり、商品購入の申込と、その商品に係る送金とを紐付けるための情報を容易に入手することが可能な照合装置、照合方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る照合装置は、
送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索部、
前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
前記合致する申込情報が発見されなければ、
前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合部、
を備えることを特徴とする。
また、上記観点に係る照合装置において、
前記提示された候補からいずれかの申込情報が選択されると、前記送金に係る日付、送金者名、および金額の一部が隠されたメッセージを、当該選択された申込情報に係る申込者に伝達し、前記送金が当該申込者によるものか否かを問い合わせる問い合わせ部、
前記送金が前記申込者によるものであることについて前記申込者による同意を受け付けた場合、前記申込者の代替名として、前記送金に係る送金者名を前記申込者と紐付けて登録する登録部、
をさらに備え、
前記検索部は、前記登録された代替名を参照して、前記データベースから、前記合致する申込情報を検索してもよい。
また、上記観点に係る照合装置において、
前記照合部は、
前記送金に係る送金者名を、複数の文字単位に分割し、
前記分割された前記送金に係る送金者名の断片が、前記取得されたメッセージの履歴の中に出現する回数をカウントし、
前記カウントされた回数に基づいて、前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る送金者名を表す文字列と、の類似度を算定してもよい。
また、上記観点に係る照合装置において、
前記照合部は、
前記取得されたメッセージの履歴から、所定の金額パターンにマッチする文字列を取得し、
前記取得された文字列と、前記送金に係る金額を表す文字列と、の類似度を算定してもよい。
また、上記観点に係る照合装置において、
前記照合部は、前記取得された文字列と、前記送金に係る金額を表す文字列との編集距離の近さに基づいて、前記取得された文字列と、前記送金に係る金額を表す文字列と、の類似度を算定してもよい。
また、上記観点に係る照合装置において、
前記照合部は、
前記取得されたメッセージの履歴から、所定の日付パターンにマッチする文字列を取得し、
前記取得された文字列が表す日付と、前記送金に係る日付と、の間隔の近さに基づいて、前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付を表す文字列と、の類似度を算定してもよい。
また、上記観点に係る照合装置において、
前記照合部は、前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金の送金元の銀行名および支店名のそれぞれを表す文字列と、の類似度をさらに算定してもよい。
本発明の第2の観点に係る照合方法は、
照合装置が、送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索ステップ、
前記照合装置が、
前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
前記合致する申込情報が発見されなければ、
前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合ステップ、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索部、
前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
前記合致する申込情報が発見されなければ、
前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合部、
として機能させることを特徴とする。
本発明の第4の観点に係る非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体は、
コンピュータを、
送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索部、
前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
前記合致する申込情報が発見されなければ、
前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合部、
として機能させることを特徴とするプログラムを記録する。
なお、上記情報記録媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な(non-transitory)情報記録媒体とは、有形な(tangible)情報記録媒体をいう。非一時的な情報記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリである。また、一時的な(transitory)情報記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えばRAM(Random Access Memory)といった揮発性メモリである。
本発明によれば、商品購入の申込と、その商品に係る送金とを紐付けるための情報を容易に入手することができる。
本発明の実施形態1に係る照合システムの構成を示す図である。 実施形態1に係る照合装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 実施形態1に係る照合装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 送金情報DBに格納されるデータの一例を示す図である。 申込情報DBに格納されるデータの一例を示す図である。 メッセージの履歴の一例を示す図である。 申込情報の候補の表示例を示す図である。 実施形態1に係る照合装置により実行される照合処理の流れを表すフローチャートである。 実施形態2に係る照合装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 問い合わせメッセージの一例を示す図である。 ユーザ情報DBに格納されるデータの一例を示す図である。 実施形態2に係る照合装置により実行される照合処理の流れを表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。なお、本実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。また、本願発明の実施形態を図面を参照して説明するにあたり、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る照合システム1の構成を示す。照合システム1は、インターネット2を介して、販売者と購入者との間で商品取引が行われる市場(電子市場)において、商品購入の申込と、商品に係る支払いの送金とを照合するシステムである。図1に示すように、照合システム1は、管理サーバ100と、販売者端末200と、申込者端末300と、銀行サーバ400と、照合装置500とから構成され、それぞれはインターネット2を介して通信可能に接続されている。
管理サーバ100は、電子市場を運営する運営者が操作するサーバである。具体的には、管理サーバ100は、電子市場で販売される商品の登録、閲覧、販売を含む電子市場の機能を管理する。
販売者端末200は、電子市場において商品を販売する販売者が操作するコンピュータである。販売者端末200は、販売者が販売する商品に関する情報(例えば、商品名、商品価格、商品画像)の入力を受け付ける。そして、販売者端末200は、受け付けた情報を管理サーバ100に送信し、電子市場に登録する。
申込者端末300は、電子市場において販売される商品の購入を申し込む申込者が操作するコンピュータである。本実施形態において、申込者端末300は、申込者から商品購入の申込を表す操作入力を受け付けると、その商品購入の申込に係る申込情報を管理サーバ100に送信する。申込情報は、例えば、商品購入の申込に係る日付、申込者名および金額を表すデータを含む。
銀行サーバ400は、申込者からの送金を受け付ける銀行が操作するサーバである。銀行サーバ400は、申込者からの送金を受け付けると、その送金に係る送金情報を照合装置500に送信する。送金情報は、例えば、送金に係る日付、送金者名および金額を表すデータを含む。本実施形態において、銀行サーバ400は、販売者毎に送金用の口座を管理する。そして、銀行サーバ400は、例えば、申込者により指定された口座への送金に係る送金情報を、照合装置500に送信する。
照合装置500は、管理サーバ100が受け付けた商品購入の申込と、銀行サーバ400が受け付けた送金とを照合する。また、照合装置500は、照合の結果、送金とマッチする申込に係る申込情報の候補を提示する。
次に、照合装置500の構成について詳細に説明する。
図2は、照合装置500のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、照合装置500は、制御部501と、ROM(Read Only Memory)502と、RAM503と、表示部504と、通信部505と、操作部506と、記憶部507とから構成され、各部は、バス508により接続されている。
制御部501は、例えばCPU(Central Processing Unit)から構成され、照合装置500全体を制御する。
ROM502は、制御部501が照合装置500全体を制御するためのプログラムや各種データを格納する不揮発性メモリである。
RAM503は、制御部501が生成した情報や、その情報の生成に必要なデータを一時的に格納するための揮発性メモリである。
表示部504は、LCD(Liquid Crystal Display)およびバックライト等を備える表示装置から構成される。表示部504は、制御部501による制御の下、例えば、制御部501から出力されたデータを表示する。
通信部505は、照合装置500をインターネット2に接続するための通信インターフェースから構成される。
操作部506は、ボタン、キーボード、タッチパネル等の入力装置から構成される。操作部506は、照合装置500のユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応する信号を制御部501に出力する。
記憶部507は、ハードディスクやフラッシュメモリ等から構成され、照合装置500で処理するデータを記憶する。また、記憶部507は、CD(Compact Disc)等の非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体からデータを読み出すデバイス等を備えるように構成されてもよい。
次に、照合装置500の機能構成について説明する。
図3は、照合装置500の機能構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、照合装置500は、受付部511、送金情報DB(データベース)512、申込情報DB513、検索部514、照合部515として機能する。
受付部511は、銀行サーバ400から送金情報を受け付ける。例えば、銀行サーバ400は、送金者から販売者の口座への送金を受け付けると、その受け付けた送金に係る送金情報を照合装置500に送信する。そして、受付部511は、銀行サーバ400から、その販売者の送金情報を受信する。照合装置500は、受信された送金情報に、送金を識別するための送金IDを割り当て、送金情報DB512に記録する。
本実施形態において、制御部501および通信部505が協働することにより、受付部511として機能する。
送金情報DB512は、送金情報を格納するデータベースである。図4に送金情報DB512に格納されるデータの一例を示す。図4に示すように、送金情報DB512は、送金情報毎に、送金IDと、送金日、送金者名および送金額とを記憶する。送金IDは、送金情報を識別するための情報である。送金日は、銀行サーバ400が送金を受け付けた日付である。送金者名は、送金者の名前である。送金額は、送金者が送金した金額である。また、図4では、1つの販売者の送金情報のリストが示されているが、送金情報DB512は、販売者毎に図4に示すような送金情報のリストを記憶する。
本実施形態において、記憶部507が、送金情報DB512として機能する。
申込情報DB513は、商品購入の申込情報を格納するデータベースである。図5に、申込情報DB513に格納されるデータの一例を示す。図5に示すように、申込情報DB513は、申込情報毎に、申込IDと、申込日と、申込者名と、ユーザIDと、申込額と、紐付け情報とを記憶する。申込IDは、商品購入の申込を識別するための情報である。申込日は、商品購入の申込が受け付けられた日付である。申込者名は、商品購入を申し込んだ申込者の名前である。ユーザIDは、電子市場において申込者を識別するための情報である。申込額は、申込者が支払うべき金額である。紐付け情報は、申込情報と紐付けられる送金情報を表すデータである。申込情報が、すでに送金情報と紐付けられている場合、その申込情報の紐付け情報には、紐付けられた送金情報の送金IDが格納される。また、未だいずれの送金情報とも紐付けられていない申込情報の紐付け情報には、「None」が格納される。申込情報DB513に格納される申込ID、申込日、申込者名、ユーザID、および申込額は、管理サーバ100から取得される。また、図5では、1つの販売者の申込情報のリストが示されているが、申込情報DB513は、販売者毎に図5に示すような申込情報のリストを記憶する。
本実施形態において、記憶部507が、申込情報DB513として機能する。
検索部514は、送金を受け付けると、申込情報DB513から、当該送金に係る日付、送金者名および金額が合致する申込情報を検索する。
具体的には、検索部514は、受付部511により受け付けられた送金情報に含まれる送金日、送金者名、および送金額と合致する申込日、申込者名、および申込額を含む申込情報を、申込情報DB513から検索する。なお、送金日、送金者名、および送金額が、申込日、申込者名、および申込額と合致するとは、互いに完全一致する場合だけでなく、相違の程度が予め定められた許容誤差の範囲内である場合も含んでもよい。
例えば、受付部511が、図4に示す送金ID「A001」の送金情報を受け付けたとき、検索部514は、その送金情報に含まれる送金日「2016/03/20」、送金者名「スズキ イチロウ」、および送金額「19800円」と合致する申込日、申込者名、および申込額を含む申込情報を、申込情報DB513から検索する。そして、検索部514は、図5に示す申込情報DB513から、申込ID「B001」の申込情報を、受け付けられた送金情報と合致する申込情報として、特定する。
本実施形態において、制御部501が、検索部514として機能する。
照合部515は、検索部514による検索の結果、受け付けられた送金情報に合致する申込情報が発見された場合、その申込情報と送金情報とを紐付ける。
例えば、検索部514が、図5に示す申込情報DB513から、受付部511により受け付けられた、送金ID「A001」の送金情報と合致する申込情報として、申込ID「B001」の申込情報を発見した場合、照合部515は、申込情報DB513の申込ID「B001」に対応する紐付け情報に紐付けられた送金情報の送金ID「A001」を格納する。
また、照合部515は、検索部514による検索の結果、受け付けられた送金情報に合致する申込情報が発見されなければ、申込情報DB513から、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索する。
例えば、検索部514が、図5に示す申込情報DB513から、受付部511により受け付けられた、送金ID「A002」の送金情報と合致する申込情報を発見しなかったとする。このとき、照合部515は、申込情報DB513から、紐付け情報が「None」である申込ID「B002」、「B003」の申込情報を、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報として特定する。なお、検索部514は、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を発見しないとき、エラーメッセージを提示してもよい。
そして、照合部515は、紐付けられていない申込情報が発見されれば、その紐付けられていない申込情報から、その申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得する。
具体的には、照合部515は、申込者端末300と管理サーバ100との間で送受されたメッセージの履歴を取得する。例えば、管理サーバ100は、申込者端末300から商品購入の申込を受け付けると、その申込の内容を確認するためのメッセージを含む電子メールを申込者端末300に送信する。そして、照合部515は、発見された紐付けられていない申込情報のそれぞれについて、管理サーバ100がその申込情報に係る申込者の申込者端末300に送信した電子メールに含まれるメッセージを、管理サーバ100が保持する電子メールの送信履歴から取得する。
図6に、照合部515により取得されたメッセージの履歴の一例を示す。図6に示すメッセージの履歴600は、管理サーバ100が申込者端末300に送信した電子メールに含まれる、申込の内容を確認するためのメッセージの履歴である。メッセージの履歴600は、申込の内容に関する情報、具体的には、申込日時、申込者名、商品の送付先、商品名、商品の価格、税額、送料、クーポンの利用により割引される金額(クーポン利用)、および申込者が支払うべき金額(合計金額)を含む。
また、照合部515は、申込者端末300と販売者端末200との間で送受されたメッセージの履歴を取得してもよい。例えば、販売者端末200は、管理サーバ100から商品購入の申込があったことを知らせる通知を受け付けると、その申込の送信元である申込者端末300に申込を受け付けた旨のメッセージを含む電子メールを送信する。このような電子メールが、例えば、照合装置500または管理サーバ100がアクセス可能なメールサーバを利用して送信されることにより、照合装置500は、販売者端末200から申込者端末300への電子メールに含まれるメッセージを、直接または管理サーバ100を介して、そのメールサーバから取得することができる。
そして、照合部515は、取得されたメッセージの履歴と、受け付けられた送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列との類似度を算定する。
取得されたメッセージの履歴と、送金に係る日付を表す文字列との類似度(日付類似度)の算定方法の一例について説明する。まず、照合部515は、取得されたメッセージの履歴から所定の日付パターンにマッチする文字列を取得する。そして、照合部515は、取得された文字列が表す日付と、受け付けられた送金情報に含まれる送金日との間隔の近さ(小ささ)に基づいて、日付類似度を算定する。具体的には、照合部515は、取得された文字列が表す日付が、送金日と近いほど高くなるように、日付類似度を算定する。
所定の日付パターンは、例えば、年月日を表す数字を含む文字列であって、「yyyy/mm/dd」、「yyyy-mm-dd」、「yyyy年mm月dd日」(yyyyは西暦、mmは月、ddは日を表す数字)等である。
例えば、受付部511が、図4に示す送金ID「A002」の送金情報を受け付け、照合部515が、図5に示す紐付け情報が「None」である申込ID「B002」の申込情報に係る申込者「ヤマダ ハナコ」との間で送受されたメッセージの履歴として、図6に示すようなメッセージの履歴600を取得したとする。このとき、照合部515は、取得されたメッセージの履歴600中から日付パターン「yyyy/mm/dd」とマッチする文字列として、「2016/03/21」を特定する。そして、照合部515は、送金ID「A002」の送金情報に含まれる送金日「2016/03/24」と、特定された文字列「2016/03/21」が表す日付との間隔である3日間から、日付類似度を算定する。例えば、照合部515は、送金日と特定された文字列が表す日付の間隔が0、すなわち同日である場合の類似度を「10」とし、間隔がn日である場合の日付類似度SD=10-n(ただし、n>10において、SD=0)として算定してもよい。この場合、送金日「2016/03/24」と、特定された文字列「2016/03/21」との日付類似度SD=10-3=7である。
次に、取得されたメッセージの履歴と、送金に係る送金者名を表す文字列との類似度(名前類似度)の算定方法の一例について説明する。まず、照合部515は、受け付けられた送金情報に含まれる送金者名を、単語単位や文字単位ではなく、複数文字(例えば、2〜3文字)単位に分割する。例えば、照合部515は、送金者名の先頭から1番目及び2番目の文字の計2文字を断片として取得する。次に、照合部515は、送金者名の先頭から2番目の文字と3番目の文字の計2文字を次の断片として取得する。このように、照合部515は、送金者名の先頭から1文字ずつずらしながら2文字単位で断片を取得する。そして、照合部515は、分割後の各断片がメッセージの履歴中に出現する回数に基づいて、名前類似度を算定する。具体的には、照合部515は、出現回数が多いほど、高い名前類似度を算定する。
例えば、受け付けられた送金情報に含まれる送金者名が「ヤマダ タロウ」であるとき、照合部515は、「ヤマ」、「マダ」、「ダタ」、「タロ」、および「ロウ」のように送金者名の断片を取得する。そして、照合部515は、図6に示すメッセージの履歴600において、各断片の出現回数をカウントする。具体的には、照合部515は、「ヤマ」、「マダ」、「ダタ」、「タロ」、および「ロウ」について、それぞれ「3」、「3」、「0」、「0」、および「0」回の出現回数を取得する。そして、照合部515は、取得された出現回数から、名前類似度を算定する。例えば、照合部515は、各断片の出現回数の平均値を名前類似度SNとして算定してもよい。この場合、断片「ヤマ」、「マダ」、「ダタ」、「タロ」、および「ロウ」の出現回数が、それぞれ「3」、「3」、「0」、「0」、および「0」であるとき、名前類似度SN=(3+3+0+0+0)/5=1.2である。
次に、取得されたメッセージの履歴と、送金に係る金額を表す文字列との類似度(金額類似度)の算定方法の一例を説明する。まず、照合部515は、取得されたメッセージの履歴から、所定の金額パターンにマッチする文字列を取得する。そして、照合部515は、取得された文字列と、受け付けられた送金情報に含まれる送金額と、の類似度を、金額類似度として算定する。例えば、照合部515は、取得された文字列が表す金額と、送金額との差が小さいほど、高い金額類似度を算定する。
所定の金額パターンは、例えば、コンマで最大3桁に下位桁から区切られた数字列であって、「xx,xxx,xxx」や「x,xxx」(「x」は1〜9までの自然数であって、桁数は任意)等である。また、所定の金額パターンは、「円」、「\」といった金額を表す文字が数字列の前後に現れる文字列であってもよい。このような所定の金額パターンの例は、「xxxx円」、「\xxxx」のような形式で表される文字列である。
例えば、照合部515は、図6に示すメッセージの履歴600において、所定の金額パターン「xxxx円」にマッチする文字列として、「19908円」、「1592円」、「0円」、「5640円」、および「15860円」を取得する。そして、受け付けられた送金情報に含まれる送金額が「15860円」であるとき、照合部515は、送金額「15860円」と、その送金額と最も近い文字列「15860円」の差額に基づいて、金額類似度として算定する。例えば、送金額と、送金額と最も近い文字列との差額が0、すなわち同額である場合の類似度を「10」とし、送金額がM円、差額の絶対値がm円である場合の金額類似度SM=10-10×(m/M)(ただし、SM≧0)として算定してもよい。この場合、送金額「15860円」と、その送金額と最も近い文字列「15860円」との金額類似度SM=10である。
なお、照合部515は、所定の金額パターンにマッチする文字列と、送金額を表す文字列との編集距離(例えば、レーベンシュタイン距離)の近さに基づいて、金額類似度を算定してもよい。ここで、編集距離とは、二つの文字列がどの程度異なっているのかを示す距離の一種であり、具体的には、二つの文字列が最短で何回の編集(挿入、削除、および置換)により同じになるかで表される。この場合、照合部515は、所定の金額パターンにマッチする文字列と、送金額を表す文字列との編集距離が近いほど高くなるように、金額類似度を算定する。例えば、照合部515は、送金額を、送金額と最も近い文字列と一致させるのに必要な編集回数を編集距離kとして取得する。そして、照合部515は、編集距離k=0、すなわち同額である場合の金額類似度を「10」として、取得された編集距離がkの場合に、金額類似度SM=10-k(ただし、k>10において、SM=0)を算定してもよい。この場合、送金額「15860円」と、その送金額と最も近い文字列「15860円」との金額類似度SM=10である。
なお、照合部515は、上記の金額類似度の算定方法と同様に、申込者名を表す文字列と、送金者名を表す文字列との編集距離の近さに基づいて、名前類似度を算定してもよい。
また、上記の日付類似度、名前類似度、および金額類似度の算定方法は例示であり、任意の方法により各類似度を算定することができる。例えば、メッセージの履歴と、送金日、送金者名、および送金額を表す文字列との相違が、所定の条件を満たす場合、重み付けをして類似度を算定してもよい。例えば、送金者による送金額の誤入力として、桁数の間違いや、「8」と「3」など形が似た数字の間違いが一般的に多い傾向にある。従って、照合部515は、所定の金額パターンにマッチする文字列と、送金額を表す文字列との相違が、桁数の違い、または形が似た数字の違いであると判定した場合、金額類似度が高くなるように重み付けをしてもよい。
次に、照合部515は、受け付けられた送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する。
例えば、照合部515は、紐付けられていないと判定された申込情報毎に、その申込情報に係るメッセージの履歴について算定された日付類似度、名前類似度、および金額類似度の和が、所定の閾値よりも高いか否かを判定する。そして、照合部515は、類似度の和が、所定の閾値よりも高いメッセージの履歴に係る申込情報を、受け付けられた送金情報に係る販売者の販売者端末200に提示する。所定の閾値よりも高いメッセージの履歴に係る申込情報が複数存在する場合、照合部515は、その複数の申込情報を、類似度の順に並べて提示してもよい。
図7に照合部515により販売者端末200に提示される申込情報の候補の表示例を示す。図7に示す販売者端末200の画面210は、受け付けられた送金情報211と、その送金情報と紐付けられるべき申込情報を選択するよう販売者を促す旨のメッセージ212と、算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報が類似度の高い順に並べられたリスト213と、決定ボタン214とを含む。販売者は、画面210を見てリスト213から紐づけられるべき申込情報を選択し、決定ボタン214を選択すると、販売者端末200は、選択された申込情報を受け付けられた送金情報と紐付ける要求を照合装置500に送信する。照合部515は、その要求を受け付けると、申込情報DB513において、選択された申込情報に対応する紐付け情報に、受け付けられた送金情報の送金IDを格納する。
本実施形態において、制御部501および通信部505が協働することにより、照合部515として機能する。
次に、本発明の実施形態にかかる照合装置500の動作について説明する。図8は、照合装置500により実行される照合処理の流れを表すフローチャートである。図8に示す照合処理は、照合装置500のハードウェア上でプログラムを実行することにより開始され、この処理によって照合装置500が実現される。本処理は、例えば、通信部505を介して、販売者端末200から本処理を開始する旨の要求を受け付けたことを契機として開始する。
本処理が開始されると、受付部511は、通信部505を介して、銀行サーバ400から、要求を送信した販売者端末200の販売者の送金情報を取得する(ステップS101)。
次に、検索部514は、申込情報DB513を検索し、ステップS101において取得された送金情報に合致する申込情報があるか否かを判定する(ステップS102)。
検索部514は、合致する申込情報があると判定した場合(ステップS102;Yes)、照合部515は、申込情報DB513において、合致する申込情報に対応する紐付け情報に、ステップS101において取得された送金情報の送金IDを格納する(ステップS103)。そして、本照合処理を終了する。
検索部514が合致する申込情報を発見しなかった場合(ステップS102;No)、照合部515は、申込情報DB513を検索し、対応する紐付け情報が「None」である申込情報があるか否かを判定する(ステップS104)。対応する紐付け情報が「None」である申込情報がない場合(ステップS104;No)、本照合処理を終了する。
対応する紐付け情報が「None」である申込情報がある場合(ステップS104;Yes)、照合部515は、その申込情報に係る申込者との間で送受されたメッセージの履歴を取得する(ステップS105)。なお、照合部515は、対応する紐付け情報が「None」である申込情報が複数ある場合、各申込情報について、その申込情報に係る申込者との間で送受されたメッセージの履歴を取得する。
そして、照合部515は、ステップS105において取得されたメッセージの履歴と、ステップS101において取得された送金情報に含まれる送金日、送金者名および送金額のそれぞれを表す文字列との類似度を算定する(ステップS106)。
照合部515は、ステップS101において取得された送金情報と紐付けられるべき申込情報の候補として、ステップS106において算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を販売者端末200に提示する(ステップS107)。そして、本照合処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る照合装置500は、申込者が送受したメッセージの履歴と、送金情報との類似度を算定することにより、送金と紐付けられるべき申込情報の候補を特定し、販売者端末200に提示する。これにより、販売者は、提示された申込情報の候補をもとに、照合ができていない申込と送金とを容易に紐付けることができる。
また、照合装置500は、申込者が送受したメッセージの履歴と、送金者により入力される送金者名および送金額との類似度を算定する。これにより、販売者は、算定された類似度に基づいて、送金者名または送金額の誤入力を発見することができる。例えば、送金者が、誤って税引き前の金額や、クーポンによる割引前の金額、送料を含まない金額を誤って送金した場合に、販売者はそのような誤送金を発見することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、販売者に受け付けられた送金と紐付けられるべき申込情報の候補を提示する例について説明した。本実施形態2においては、さらに、提示された候補からいずれかの申込情報が選択されると、選択された申込情報に係る申込者の同意の下、その申込者の代替名として、その送金に係る送金者名が登録される。以下、本実施形態2に係る照合装置500について詳細に説明する。
図9は、実施形態2に係る照合装置500の機能構成を示す概略ブロック図である。図9に示すように、照合装置500は、実施形態1と比較してさらに問い合わせ部516、ユーザ情報DB517、登録部518として機能する。
問い合わせ部516は、照合部515により提示された候補からいずれかの申込情報が選択されると、受け付けられた送金に係る日付、送金者名、および金額の一部が隠されたメッセージを、選択された申込情報に係る申込者に伝達し、その送金がその申込者によるものか否かを問い合わせる。
例えば、図7に示す画面210において、販売者により申込ID「B002」の申込情報が選択されると、問い合わせ部516は、申込情報に係る申込者「ヤマダ ハナコ」が使用する申込者端末300に、送金ID「A002」の送金情報の一部を伏せ字にした問い合わせメッセージを送信する。図10に、問い合わせメッセージの一例を示す。図10に示す問い合わせメッセージ700は、宛先である申込者名701と、選択された申込情報702と、問い合わせに係る送金情報703と、その送金が申込者によるものか確認を求めるテキスト704と、問い合わせに対し「はい」または「いいえ」と回答するための回答ボタン705,706とを含む。問い合わせメッセージ700に含まれる送金情報703において、送金者名の一部の文字が、記号「*」を用いて伏せられている。このように、送金者名の一部を伏せ字にすることにより、送金が、選択された申込情報に係る申込者によるものでない場合に、送金者のプライバシー情報を保護することができる。
本実施形態において、制御部501および通信部505が協働することにより、問い合わせ部516として機能する。
ユーザ情報DB517は、電子市場を利用するユーザに関する情報のデータベースである。図11にユーザ情報DB517に格納されるデータの一例を示す。図11に示すように、ユーザ情報DB517は、ユーザ毎に、ユーザ名と、ユーザIDと、代替名とを含むユーザ情報を記憶する。代替名は、ユーザが申込者として商品購入の申込をした際、その商品の支払いに係る送金において送金者名として用いられる可能性がある名前である。図11において、代替名「None」は、そのユーザが代替名を持たないことを表す。ユーザ名およびユーザIDは、例えば管理サーバ100から取得され、ユーザ情報DB517に格納される。また、代替名は、後述するように登録部518によりユーザ情報DB517に格納される。
本実施形態において、記憶部507が、ユーザ情報DB517として機能する。
登録部518は、受け付けられた送金が、選択された申込情報に係る申込者によるものであることについてその申込者による同意を受け付けた場合、その申込者の代替名として、その送金に係る送金者名をその申込者と紐付けて登録する。
例えば、問い合わせ部516が、申込者「ヤマダ ハナコ」の申込者端末300に、図10に示すような問い合わせメッセージ700を送信し、その申込者端末300から、「はい」の回答ボタン705の選択を受け付けたとする。この場合、登録部518は、ユーザ情報DB517において、申込者「ヤマダ ハナコ」に対応するユーザ情報に、問い合わせに係る送金情報に含まれる送金者名「ヤマダ タロウ」を、代替名として格納する。
そして、検索部514は、受付部511により受け付けられた送金情報に合致する申込情報を、申込情報DB513から検索する際に、ユーザ情報DB517を参照し、申込情報DB513に格納された申込情報の申込者名を、対応する代替名に置き換えてさらに検索する。
例えば、検索部514は、図5に示す申込情報DB513から、送金情報に合致する申込情報を検索する際、ユーザ情報DB517を参照して、代替名を有する申込者を特定する。具体的には、検索部514は、ユーザID「hyam@yyy.com」である申込者「ヤマダ ハナコ」が代替名「ヤマダ タロウ」を有することを特定する。そして、検索部514は、申込情報DB513に格納された申込情報のそれぞれについて、送金情報と合致するか否かを判定するとともに、代替名「ヤマダ タロウ」を有する申込者「ヤマダ ハナコ」の申込情報について、申込者名「ヤマダ ハナコ」を代替名「ヤマダ タロウ」に置き換えて、送金情報と合致するか否かを判定する。
本実施形態において、制御部501が、登録部518として機能する。
次に、本発明の実施形態2にかかる照合装置500の動作について説明する。図12は、実施形態2に係る照合装置500により実行される照合処理の流れを表すフローチャートである。図12に示す照合処理は、照合装置500のハードウェア上でプログラムを実行することにより開始され、この処理によって照合装置500が実現される。本処理は、例えば、通信部505を介して、販売者端末200から本処理を開始する旨の要求を受け付けたことを契機として開始する。
本処理が開始されると、受付部511は、通信部505を介して、銀行サーバ400から、要求を送信した販売者端末200の販売者の送金情報を取得する(ステップS201)。
次に、検索部514は、申込情報DB513を検索し、ステップS201において取得された送金情報に合致する申込情報があるか否かを判定する(ステップS202)。このとき、検索部514は、ユーザ情報DB517を参照し、申込情報DB513に格納された申込情報の申込者名を、対応する代替名に置き換えてさらに検索する。
検索部514は、合致する申込情報があると判定した場合(ステップS202;Yes)、図8に示す実施形態1に係る照合処理のステップS103と同様に、ステップS203を実行する。そして、本照合処理を終了する。
検索部514が合致する申込情報を発見しなかった場合(ステップS202;No)、図8に示す実施形態1に係る照合処理のステップS104〜S107と同様に、ステップS204〜S207を実行する。
次に、問い合わせ部516は、販売者端末200から、提示された候補のうちから、申込情報の選択を受け付ける(ステップS208)。
そして、問い合わせ部516は、選択された申込情報に係る申込者に、ステップS201で取得された送金情報に係る送金は、申込者によるものかを問い合わせるための問い合わせメッセージを送信する(ステップS209)。
登録部518は、ステップS209の問い合わせメッセージに対して、「はい」の回答があったか否かを判定する(ステップS210)。「はい」の回答がない場合、本処理を終了する。
「はい」の回答があった場合、登録部518は、ステップS201で取得された送金情報に含まれる送金者名を、ユーザ情報DB517に、その申込者の代替名として登録する(ステップS211)。そして、本照合処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施形態2に係る照合装置500は、送金が申込者によるものであることに申込者が同意した場合、その送金に係る送金者名を、申込者の代替名として登録する。従って、照合装置は、以後の送金と申込の照合において、正確かつ効率的に申込情報を検索することができる。
(変形例)
以上に本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。即ち、本発明の実施形態は種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、上記の実施形態1および2において、取得されたメッセージの履歴と、送金に係る日付、送金者名、および金額のそれぞれを表す文字列との類似度を算定する例について説明した。しかし、類似度の算定方法は、これに限られない。例えば、販売者が法人である場合等、送金情報に、送金元の銀行名および支店名が含まれることがある。このような場合、照合装置500は、取得されたメッセージの履歴と、送金元の銀行名および支店名のそれぞれを表す文字列との類似度をさらに算定してもよい。
また、上記の実施形態1および2において、送金情報DB512、申込情報DB513、およびユーザ情報DB517の機能は、照合装置500が備える記憶部507により実現される例について説明した。しかし、これらのデータベースの機能は、外部の記憶装置により実現されてもよい。
また、上記の実施形態1および2において、照合装置500と管理サーバ100は、別々の装置から構成される例について説明した。しかし、照合装置500が、管理サーバ100の機能を備えてもよい。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた照合装置500として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等を、本発明に係る照合装置500として機能させることもできる。即ち、上記実施形態で例示した照合装置500による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器を制御するCPU等が実行できるように、既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器に適用することで、そのパーソナルコンピュータや情報端末機器を本発明に係る照合装置500として機能させることができる。また、本発明に係る照合方法は、照合装置500を用いて実施できる。
また、このようなプログラムは、上記に限られず、任意の方法で適用可能である。プログラムを、例えば、コンピュータが読取可能な記録媒体[CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical disc)等]に格納して適用できる他、インターネット等のネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより適用することもできる。
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。即ち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明によれば、商品購入の申込と送金とを照合するための照合装置、照合方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することができる。
1 照合システム
100 管理サーバ
200 販売者端末
210 画面
211 送金情報
212 メッセージ
213 リスト
214 決定ボタン
300 申込者端末
400 銀行サーバ
500 照合装置
501 制御部
502 ROM
503 RAM
504 表示部
505 通信部
506 操作部
507 記憶部
508 バス
511 受付部
512 送金情報DB
513 申込情報DB
514 検索部
515 照合部
516 問い合わせ部
517 ユーザ情報DB
518 登録部
600 メッセージの履歴
700 問い合わせメッセージ
701 申込者名
702 申込情報
703 送金情報
704 テキスト
705,706 回答ボタン
2 インターネット

Claims (10)

  1. 送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索部、
    前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
    前記合致する申込情報が発見されなければ、
    前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
    前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
    前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
    前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合部、
    を備える照合装置。
  2. 前記提示された候補からいずれかの申込情報が選択されると、前記送金に係る日付、送金者名、および金額の一部が隠されたメッセージを、当該選択された申込情報に係る申込者に伝達し、前記送金が当該申込者によるものか否かを問い合わせる問い合わせ部、
    前記送金が前記申込者によるものであることについて前記申込者による同意を受け付けた場合、前記申込者の代替名として、前記送金に係る送金者名を前記申込者と紐付けて登録する登録部、
    をさらに備え、
    前記検索部は、前記登録された代替名を参照して、前記データベースから、前記合致する申込情報を検索する、
    請求項1に記載の照合装置。
  3. 前記照合部は、
    前記送金に係る送金者名を、複数の文字単位に分割し、
    前記分割された前記送金に係る送金者名の断片が、前記取得されたメッセージの履歴の中に出現する回数をカウントし、
    前記カウントされた回数に基づいて、前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る送金者名を表す文字列と、の類似度を算定する、
    請求項1に記載の照合装置。
  4. 前記照合部は、
    前記取得されたメッセージの履歴から、所定の金額パターンにマッチする文字列を取得し、
    前記取得された文字列と、前記送金に係る金額を表す文字列と、の類似度を算定する、
    請求項1に記載の照合装置。
  5. 前記照合部は、前記取得された文字列と、前記送金に係る金額を表す文字列との編集距離の近さに基づいて、前記取得された文字列と、前記送金に係る金額を表す文字列と、の類似度を算定する、
    請求項4に記載の照合装置。
  6. 前記照合部は、
    前記取得されたメッセージの履歴から、所定の日付パターンにマッチする文字列を取得し、
    前記取得された文字列が表す日付と、前記送金に係る日付と、の間隔の近さに基づいて、前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付を表す文字列と、の類似度を算定する、
    請求項1に記載の照合装置。
  7. 前記照合部は、前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金の送金元の銀行名および支店名のそれぞれを表す文字列と、の類似度をさらに算定する、
    請求項1に記載の照合装置。
  8. 照合装置が、送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索ステップ、
    前記照合装置が、
    前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
    前記合致する申込情報が発見されなければ、
    前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
    前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
    前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
    前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合ステップ、
    を備える照合方法。
  9. コンピュータを、
    送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索部、
    前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
    前記合致する申込情報が発見されなければ、
    前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
    前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
    前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
    前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合部、
    として機能させるプログラム。
  10. コンピュータを、
    送金を受け付けると、商品購入の申込情報を格納するデータベースから、当該送金に係る日付、送金者名、および金額が合致する申込情報を検索する検索部、
    前記合致する申込情報が発見されれば、前記合致する申込情報と前記送金とを紐付け、
    前記合致する申込情報が発見されなければ、
    前記データベースから、未だいずれの送金とも紐付けられていない申込情報を検索し、
    前記紐付けられていない申込情報が発見されれば、前記紐付けられていない申込情報から、前記紐付けられていない申込情報に係る申込者により送受されたメッセージの履歴を取得し、
    前記取得されたメッセージの履歴と、前記送金に係る日付、送金者名および金額のそれぞれを表す文字列と、の類似度を算定し、
    前記送金と紐付けられるべき申込情報の候補として、前記算定された類似度が所定の閾値より高いメッセージの履歴に係る申込情報を提示する照合部、
    として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な非一時的な情報記録媒体。
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