JP2003099622A - 入金照合支援システム - Google Patents

入金照合支援システム

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JP2003099622A
JP2003099622A JP2001287973A JP2001287973A JP2003099622A JP 2003099622 A JP2003099622 A JP 2003099622A JP 2001287973 A JP2001287973 A JP 2001287973A JP 2001287973 A JP2001287973 A JP 2001287973A JP 2003099622 A JP2003099622 A JP 2003099622A
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Hideaki Kawabe
秀昭 河邊
Tadahiro Takahashi
忠宏 高橋
Yuichiro Kondo
雄一郎 近藤
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NOMURA HOLDING Inc
Nomura Research Institute Ltd
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NOMURA HOLDING Inc
Nomura Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客からの入金を顧客勘定に計上する処理を
支援する入金照合支援システムを提供する。 【解決手段】 顧客により行われる予定の入金に関する
情報を入金予定情報として入力する(ステップS1
0)。また、実際に行われた入金の情報を入金通知とし
て金融機関から取得する(ステップS12)。そして、
入金予定情報と入金通知を表示部16に表示し、照合を
行い(ステップS14)、一致していれば表示部16か
ら削除し(ステップS16)、照合することによって特
定した顧客の口座の顧客勘定への入金計上処理を行う
(ステップS17)。一方、一致しない場合には、推定
情報を用いて再度照合を行い(ステップS18)、一致
すれば表示部16から削除し(ステップS16)、照合
することによって特定した顧客の口座の顧客勘定への入
金計上処理を行う(ステップS17)。再度の照合でも
一致しない場合には、入金者等に対して担当者等が確認
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顧客からの入金
を顧客勘定に計上する処理を支援する入金照合支援シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、証券会社等に対する個人を含む多
数の顧客(取引先)からの取引代金等の入金は、銀行振
込等の形式で行われている。顧客により取引代金の入金
が銀行振込で行われた場合、証券会社等が口座を有する
銀行支店(又は本店)から証券会社に対してファックス
又は電話等によって入金通知が行われる。入金通知を受
けた証券会社等においては、入金通知に基づく入金者の
氏名から入金の計上処理を行うべき顧客の口座番号を特
定している。そして、入金金額等の入金内容を確認した
後、特定した口座の顧客勘定への入金計上処理を手作業
で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にファックス又は電話等により証券会社等が入金通知を
取得する場合、顧客により入金が行われた後、証券会社
等において迅速に入金通知を取得することができない。
また、取得した入金通知に基づく入金者の氏名によって
顧客の口座番号を特定しているため、入金を行った顧客
の口座を特定するために多大な労力を必要としている。
更に、入金手続を行った者と取引を行った顧客の氏名が
一致しない場合等には、顧客の口座番号を特定するため
に更に多くの時間と労力が必要となる。
【0004】この発明の課題は、顧客からの入金を顧客
勘定に計上する処理を支援する入金照合支援システムを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の入金照合
支援システムは、顧客の入金予定情報を入力する入金予
定情報入力手段と、前記入金予定情報入力手段により入
力された入金予定情報を記憶する入金予定情報記憶手段
と、前記顧客により行われた入金に関する情報を入金通
知として金融機関から取得する入金通知取得手段と、前
記入金通知取得手段により取得された入金通知を記憶す
る入金通知記憶手段と、前記顧客の入金手続に関する推
定情報を記憶する推定情報記憶手段と、前記入金予定情
報記憶手段により記憶されている入金予定情報と前記入
金通知記憶手段により記憶されている入金通知を照合す
る第1の照合手段と、前記第1の照合手段により照合し
た結果、前記入金予定情報と前記入金通知が一致しない
場合に、前記推定情報記憶手段により記憶されている推
定情報に基づいて前記入金予定情報と前記入金通知を照
合する第2の照合手段と、前記第1の照合手段又は前記
第2の照合手段により照合した結果、前記入金予定情報
と前記入金通知が一致した場合に、前記顧客により行わ
れた入金を顧客勘定へ計上する顧客勘定計上手段とを備
えることを特徴とする。
【0006】この請求項1記載の入金照合支援システム
によれば、顧客により入金が行われる予定がある場合
に、その予定を入金予定情報として予め登録し、また、
実際に行われた入金の情報を入金通知として金融機関か
ら取得している。そして、まず、予め登録した入金予定
情報と入金通知を照合し、一致しなかった場合には再度
推定情報を用いて照合を行っている。その結果、最初の
照合において一致した場合及び再度の照合において一致
した場合に入金を自動的に顧客勘定へ計上している。従
って、予め登録した入金予定情報と入金通知を照合する
ことによって顧客の口座を特定し、特定した口座の顧客
勘定への入金計上処理を自動的に行うことができる。ま
た、入金予定情報と入金通知を最初に照合した結果が不
一致となった場合であっても、推定情報を用いて再度照
合を行うことにより容易に顧客の口座を特定することが
できる。
【0007】また、請求項2記載の入金照合支援システ
ムは、前記入金予定情報記憶手段により記憶された入金
予定情報を表示する表示手段を更に備え、前記表示手段
は、照合が行われていない入金予定情報を表示し、前記
第1の照合手段又は前記第2の照合手段により照合され
た結果、前記入金予定情報と前記入金通知が一致した場
合に、一致した前記入金予定情報の表示を削除すること
を特徴とする。
【0008】この請求項2記載の入金照合支援システム
によれば、照合された結果、入金予定情報と入金通知が
一致した場合に、一致した入金予定情報が自動的に削除
される。従って、顧客勘定への計上が終了していない取
引を視覚的に容易に把握することができる。
【0009】また、請求項3記載の入金照合支援システ
ムは、前記入金予定情報入力手段が、取引に関する約定
情報を管理する約定システムからネットワークを介して
送信される約定情報を受信する約定情報受信手段を備え
ることを特徴とする。この請求項3記載の入金照合支援
システムによれば、取引に関する約定情報を受信するこ
とによって正確な入金予定情報を容易に登録することが
できる。
【0010】また、請求項4記載の入金照合支援システ
ムは、前記入金予定情報が、入金予定金融機関、入金予
定者氏名、入金予定金額を含むことを特徴とする。この
請求項4記載の入金照合支援システムによれば、顧客の
氏名以外に入金予定金融機関及び入金予定金額を含めて
入金予定情報としているため、顧客の氏名のみに頼って
顧客の口座番号を特定する場合よりも、迅速、かつ、正
確に顧客の口座を特定することができる。
【0011】また、請求項5記載の入金照合支援システ
ムは、前記推定情報が、顧客により指定された指定振込
口座、顧客の入金履歴情報、顧客の自宅住所及び顧客の
勤務先住所のうち少なくとも一つを含むことを特徴とす
る。この請求項5記載の入金照合支援システムによれ
ば、顧客の過去の入金履歴情報等に基づいて入金予定情
報と入金通知の照合を行っている。従って、入金予定情
報と入金通知が完全に一致しない場合であっても、多大
な労力を払うことなく、容易に入金を行った顧客の口座
を特定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態にかかる入金照合支援システムについて説
明する。なお、以下においては、証券会社の顧客が、証
券会社から証券を購入した場合に、証券会社に銀行振込
によって取引代金の入金を行う場合を例として説明す
る。
【0013】図1は、実施の形態にかかる入金照合支援
システムのブロック構成図である。この入金照合支援シ
ステム2には、証券会社が当座預金口座を有する銀行支
店(又は本店)に設置されている銀行システム4と証券
会社内において顧客勘定についての計上処理等を行う勘
定系システム6が接続されている。
【0014】入金照合支援システム2は、入金予定情報
と入金通知の照合等の処理を行うデータ処理部10を備
えている。データ処理部10には、証券取引に基づく顧
客の入金に関する入金予定情報を入力する予定情報入力
部12、銀行システム4及び勘定系システム6との間の
通信制御を行う通信制御部14、入力された入金予定情
報及び銀行システム4から取得された入金通知等を表示
する表示部16が接続されている。また、入力された入
金予定情報を記憶する予定情報記憶部18、取得された
入金通知を記憶する入金通知情報記憶部20、顧客の入
金履歴情報に基づく推定情報を記憶している推定情報記
憶部22及び入金予定情報と入金通知を照合した結果、
入金予定情報と入金通知の内容が一致せず、顧客に対し
て問合せ等を行って入金を行った顧客を確認する必要が
あると判断された入金に関する明細情報を記憶する明細
確認情報記憶部24が接続されている。
【0015】図2は、推定情報記憶部22に記憶されて
いる推定情報を示すものである。この図に示すように推
定情報は、顧客氏名、証券会社から顧客への送金先とし
て顧客が指定した部店番号と口座番号からなる銀行口座
番号、過去に顧客が証券会社に対して実際に入金作業
(振込作業)を行った銀行支店(又は本店)である入金
銀行、過去に顧客の入金を行った顧客以外の者の氏名、
顧客の自宅住所及び顧客の勤務先住所からなっている。
【0016】次に、図3のフローチャートを参照して、
入金照合支援システムのデータ処理部10において行わ
れる入金照合支援処理について説明する。
【0017】まず、顧客の入金予定情報を予定情報入力
部12を介してデータ処理部10に入力する(ステップ
S10)。即ち、顧客が証券会社から証券等を購入した
場合に、営業担当者が決済日前に顧客の決済方法の確認
を行い、この決済に関する情報に基づいて入金予定情報
を入力する。ここで、この入金予定情報として入力され
る情報は、取引の約定に基づく情報であって、顧客が実
際に入金作業(振込作業)を行う予定の銀行支店(又は
本店)である入金予定銀行、入金を行う予定の顧客の氏
名及び入金予定金額に関する情報である。なお、予定情
報入力部12は、キーボード等によって構成されてい
る。また、入力された入金予定情報は、予定情報記憶部
18に記憶される。
【0018】次に、入力された入金予定情報を表示部1
6に表示する(ステップS11)。即ち、予定情報記憶
部18に記憶されている入金予定情報を読み出し、読み
出された入金予定情報を入金予定銀行、顧客氏名及び入
金予定金額の項目に分けて表示する(図4(a)参
照)。
【0019】次に、銀行システム4から通信制御部14
を介して入金通知を取得する(ステップS12)。即
ち、入金照合支援システム2は、通信制御部14を介し
て銀行システム4に定期的にアクセスし、証券会社の当
座預金口座に対する入金の情報を入金通知として取得す
る。なお、取得された入金通知に関する情報は、入金通
知情報記憶部20に記憶される。
【0020】次に、取得された入金通知を表示部16の
入金予定情報の隣に並べて表示する(ステップS1
3)。即ち、入金通知情報記憶部20に記憶されている
入金通知を読み出し、実際に入金手続(振込手続)を行
った銀行支店(又は本店)である入金銀行、入金手続を
行った者の氏名、入金金額からなる入金通知を入金予定
情報と並べて表示する(図4(b)参照)。
【0021】次に、入金予定情報と入金通知の照合を行
う(ステップS14)。即ち、入金通知の入金銀行、入
金者氏名及び入金金額の全てが一致する入金予定情報を
検索することによって入金予定情報と入金通知の照合を
行う。なお、入金予定情報と入金通知との照合は、入金
通知を銀行システム4から取得する毎に行われる。
【0022】照合を行った結果、入金通知と全ての項目
が一致する入金予定情報が存在する場合には(ステップ
S15)、図4(c)に示すように、表示部16に表示
されている一致した入金予定情報と入金通知を表示部1
6から自動的に削除する(ステップS16)。
【0023】そして、入金予定情報と入金通知が完全に
一致した入金を顧客勘定へ自動的に計上する(ステップ
S17)。即ち、勘定系システム6に入金予定情報と一
致した入金通知に関する情報が自動的に送信される。勘
定系システム6においては、受信した入金通知に基づい
て、特定された顧客の口座への入金計上処理が行われ
る。
【0024】一方、入金予定情報と入金通知を照合した
結果、入金予定情報と入金通知が一致しない場合には
(ステップS15)、推定情報を用いて再度照合を行う
(ステップS18)。即ち、入金予定者と入金者の氏名
及び入金予定金額と入金金額は一致しているが、入金予
定銀行と入金銀行が一致しない場合、又は、入金予定銀
行と入金銀行及び入金予定金額と入金金額は一致してい
るが、入金予定者と入金者の氏名が異なる場合がある。
このような場合、ステップS14における入金予定情報
と入金通知の照合結果は不一致となる。そこで、入金予
定銀行と入金銀行が異なる場合には、入金銀行が推定情
報に含まれる顧客の指定した銀行口座の銀行支店(又は
本店)又は顧客が過去に入金手続を行った銀行支店(又
は本店)と一致するか否かの判断を行う。例えば、入金
予定銀行はA銀行○支店であるが、入金銀行がB銀行○
支店となっている場合、図2に示す推定情報に基づいて
その顧客が指定した銀行口座の銀行支店がB銀行○支店
である場合には、その入金通知は入金予定情報と一致し
ていると推定する。更に、顧客が指定した銀行口座の銀
行支店はB銀行○支店ではないが、その顧客が過去に入
金手続を行った銀行支店の中にB銀行○支店があれば、
その入金通知は入金予定情報と一致していると推定す
る。
【0025】また、入金予定者と入金者の氏名が異なっ
ている場合には、顧客の入金履歴情報を含む推定情報に
基づいて過去に顧客の代わりに入金手続者として記載さ
れた氏名と入金者の氏名を照合する。例えば、入金予定
者氏名が「ノムラ タロウ」であるにも拘わらず、入金
者が「ノムラ ユキコ」である場合、図2に示すよう
に、過去に「ノムラ タロウ」の入金手続を「ノムラ
ユキコ」の氏名で行っていれば、この入金通知は「ノム
ラ タロウ」のものであると推定する。そして、入金予
定情報と入金通知が一致していると推定する。
【0026】推定情報を用いて照合を行い、入金予定情
報と入金通知が一致したと判断された場合には(ステッ
プS19)、ステップS16に戻って表示部16に表示
されている入金予定情報と入金通知を削除し、顧客勘定
への自動計上を行う(ステップS17)。なお、推定情
報に基づいて照合を行った結果、入金予定情報と入金通
知が一致していると推定された場合には、担当者等が入
金を行ったと推定される顧客に対して電話等を用いて確
認を行い、推定される顧客により入金が行われたことの
確認を行った後に、特定した顧客の口座の顧客勘定への
入金計上処理を行うようにしてもよい。
【0027】一方、推定情報を用いて照合を行った結
果、入金予定情報と入金通知が一致しないと判断された
場合には(ステップS19)、一致しないと判断された
入金通知に関する情報を明細確認情報記憶部24に記憶
する。そして、入金を行った者等に対して、証券会社の
担当者等が電話等によって問合せを行い、入金を行った
顧客を確認した後に顧客の口座を特定する。
【0028】顧客等に対して問い合わせを行った結果、
入金を行った顧客を確認し、顧客の口座を特定すること
ができた場合には、特定した顧客の口座の顧客勘定に対
して入金計上処理を行う。なお、入金を行ったことが確
認された顧客についての入金通知に関する情報のうち、
入金予定情報と異なる情報を推定情報記憶部22に記憶
し、その顧客の推定情報を更新する。このようにして推
定情報を更新することにより、入金予定情報と入金通知
の照合精度を向上させ、一層容易に入金計上処理を行う
べき顧客の口座を特定することができる。
【0029】この実施の形態によれば、顧客から入金さ
れる予定についての入金予定情報を予め登録し、銀行シ
ステム4から取り込んだ入金通知と登録した顧客の入金
予定情報を入金銀行、氏名及び入金金額に基づいて照合
することによって、入金した顧客の口座を特定してい
る。従って、入金を行った顧客の口座を、容易かつ確実
に特定でき、顧客の口座を特定するための労力を省くこ
とができる。
【0030】また、照合する項目の内、何れかの項目が
一致していない場合には、顧客の過去の入金履歴情報等
によって作成された推定情報に基づいて、再度照合を行
っている。従って、入金銀行、氏名及び入金金額の何れ
かの項目が不一致となっている場合にも、推定情報を用
いて照合することにより容易に入金を行った顧客の口座
を特定することができる。
【0031】また、一致した入金に関する情報を勘定系
システム6へ送信し、自動的に顧客勘定へ計上してい
る。そのため、顧客の口座の顧客勘定への入金計上処理
を迅速に行うことができる。
【0032】なお、この実施の形態においては、キーボ
ード等により構成されている予定情報入力部12を介し
て入金予定情報を入力しているが、図示しない約定シス
テムから約定情報を取得することによって入金予定情報
を登録するようにしてもよい。即ち、成立した取引の約
定に関する約定情報を約定システムから取得して入金予
定金額の情報を取り出し、この入金予定金額に、推定情
報に基づいて入金予定銀行及び入金予定者の氏名を付与
することによって入金予定情報を登録するようにしても
よい。
【0033】また、入金予定銀行と入金銀行が不一致と
なった場合に、入金銀行が顧客の履歴に記載されていな
い銀行支店(又は本店)である場合には、顧客の自宅住
所又は勤務先住所に基づいて入金銀行を推定するように
してもよい。即ち、入金照合支援システム2が、図示し
ない地図情報記憶部を備えている場合には、地図情報に
基づいて、入金銀行が顧客の自宅住所又は勤務先住所付
近に存在する銀行支店(又は本店)か否かを特定する。
顧客の自宅住所又は勤務先住所付近に存在する銀行支店
(又は本店)から入金が行われたと確認することができ
た場合には、該当する顧客によって入金が行われたもの
と推定し、顧客に対して確認を行うことによって顧客の
口座を特定する。そして、特定された顧客の口座の顧客
勘定への入金計上処理を行う。
【0034】また、一つの入金通知に対して複数の入金
予定情報が一致している場合には、同姓同名の顧客が存
在するものとして、顧客勘定への自動計上は行わない。
なお、この場合には、明細確認情報記憶部24に複数の
入金予定情報と一致した入金通知を記憶し、顧客に対し
て担当者等が電話等により問い合わせを行うことによっ
て入金を行った顧客の口座を特定し、特定した顧客の口
座の顧客勘定への入金計上処理を行う。
【0035】また、複数の入金予定情報の入金予定銀行
及び入金予定者の氏名が一つの入金通知と一致してお
り、それらの入金予定金額の合計金額と入金金額が一致
している場合には、顧客が別々に行った複数の取引に対
する取引代金をまとめて入金したものであると判断する
ようにしてもよい。
【0036】また、上述の実施の形態においては、顧客
が実際に入金手続を行った銀行支店(又は本店)を推定
情報として用いているが、証券会社が銀行支店(又は本
店)に複数の当座預金口座を有している場合には、この
当座預金口座が存在する銀行支店(又は本店)であっ
て、過去に送金が行われた銀行を推定情報として用いて
もよい。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、予め登録した入金予
定情報と金融機関から取得した入金通知を照合すること
によって顧客の口座を容易に特定でき、特定した口座の
顧客勘定への入金計上処理を迅速に行うことができる。
また、入金予定情報と入金通知を最初に照合した結果が
不一致となった場合であっても、推定情報を用いて再度
照合を行うことにより容易に顧客の口座を特定すること
ができる。
【0038】また、照合された結果、入金予定情報と入
金通知が一致した場合、一致した入金予定情報の表示が
自動的に削除されるため、顧客勘定への計上が終了して
いない取引を視覚的に容易に把握することができる。更
に、顧客の氏名以外に入金予定金融機関及び入金予定金
額を含めて入金予定情報としているため、顧客の氏名の
みに頼って顧客の口座番号を特定する場合よりも、迅
速、かつ、正確に顧客の口座を特定することができる。
【0039】また、顧客の過去の入金履歴情報に基づい
て入金予定情報と入金通知の照合を行っているため、入
金予定情報と入金通知が完全に一致しない場合であって
も、多大な労力を払うことなく、容易に入金を行った顧
客の口座を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる入金照合支援シ
ステムのブロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる入金の照合に用
いる推定情報を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態にかかる入金照合処理を
説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態にかかる入金予定情報と
入金通知の表示状態を説明するための図である。
【符号の説明】
2…入金照合支援システム、4…銀行システム、6…勘
定系システム、10…データ処理部、12…予定情報入
力部、14…通信制御部、16…表示部、18…予定情
報記憶部、20…入金通知情報記憶部、22…推定情報
記憶部、24…明細確認情報記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 忠宏 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 株 式会社野村総合研究所内 (72)発明者 近藤 雄一郎 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 株 式会社野村総合研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の入金予定情報を入力する入金予定
    情報入力手段と、 前記入金予定情報入力手段により入力された入金予定情
    報を記憶する入金予定情報記憶手段と、 前記顧客により行われた入金に関する情報を入金通知と
    して金融機関から取得する入金通知取得手段と、 前記入金通知取得手段により取得された入金通知を記憶
    する入金通知記憶手段と、 前記顧客の入金手続に関する推定情報を記憶する推定情
    報記憶手段と、 前記入金予定情報記憶手段により記憶されている入金予
    定情報と前記入金通知記憶手段により記憶されている入
    金通知を照合する第1の照合手段と、 前記第1の照合手段により照合した結果、前記入金予定
    情報と前記入金通知が一致しない場合に、前記推定情報
    記憶手段により記憶されている推定情報に基づいて前記
    入金予定情報と前記入金通知を照合する第2の照合手段
    と、 前記第1の照合手段又は前記第2の照合手段により照合
    した結果、前記入金予定情報と前記入金通知が一致した
    場合に、前記顧客により行われた入金を顧客勘定へ計上
    する顧客勘定計上手段とを備えることを特徴とする入金
    照合支援システム。
  2. 【請求項2】 前記入金予定情報記憶手段により記憶さ
    れた入金予定情報を表示する表示手段を更に備え、 前記表示手段は、照合が行われていない入金予定情報を
    表示し、前記第1の照合手段又は前記第2の照合手段に
    より照合された結果、前記入金予定情報と前記入金通知
    が一致した場合に、一致した前記入金予定情報の表示を
    削除することを特徴とする請求項1記載の入金照合支援
    システム。
  3. 【請求項3】 前記入金予定情報入力手段は、取引に関
    する約定情報を管理する約定システムからネットワーク
    を介して送信される約定情報を受信する約定情報受信手
    段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の入金照合支援システム。
  4. 【請求項4】 前記入金予定情報は、入金予定金融機
    関、入金予定者氏名、入金予定金額を含むことを特徴と
    する請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の入金照合
    支援システム。
  5. 【請求項5】 前記推定情報は、顧客により指定された
    指定振込口座、顧客の入金履歴情報、顧客の自宅住所及
    び顧客の勤務先住所のうち少なくとも一つを含むことを
    特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の入
    金照合支援システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034532A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Gaitame.Com Co Ltd 入金装置、入金支援装置、入金方法、入金支援方法およびプログラム
JP6166010B1 (ja) * 2017-02-03 2017-07-19 楽天株式会社 照合装置、照合方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体

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