JP6164917B2 - 物品処理装置、生成方法およびプログラム - Google Patents

物品処理装置、生成方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、物品処理のための可動部を有する物品処理装置、当該可動部の状態の遷移順序を生成する生成方法およびプログラムに関するものである。
計測装置や加工装置において、計測または加工に要する時間を短縮することは重要な課題である。ここで、計測装置とは、例えば、可動部(計測ヘッド)を移動してワークの複数箇所の計測を行う装置であり、加工装置とは、例えば、可動部(加工ヘッド)を移動してワークの複数箇所の加工を行う装置である。上記課題に対し、可動部の移動経路の選定により総移動時間を短縮して計測時間又は加工時間を短縮する技術が知られている(特許文献1および特許文献2)。特許文献1や特許文献2では、計測や加工を行う場所をノードとし、各ノード間の移動にかかる時間をコストとする巡回セールスマン問題(TSP)の求解を行っている。そのようなTSPの求解により、計測や加工に要する時間の短縮を図っている。
特開平07−210586号公報 特開2001―195112号公報
Operations Research Letters、Volume2、Issue4、November1983、pp.161−163 Computational Combinatorial Optimization、pp.261−303、2001 Tech.Rep.99885 TR99−05、Dept.Comput.Appl.Math.、Rice University Proceedings of the 15th International Conference of Systems Engineering、ICSE(2002)、pp.43−46 European Journal of Operational Research、Volume 208、Issue 3、February 2011、pp.221−232
しかし、特許文献1及び特許文献2記載の技術では、計測または加工等の物品処理における可動部の状態(位置および姿勢等)の自由度は考慮されていない。当該自由度を考慮する場合とそれを考慮しない場合とでは、より有利な可動部の状態の遷移順序は異なりうる。そのため、従来の技術は、物品処理時間の点で有利な遷移順序を生成するには不十分であった。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、例えば、物品処理時間の点で有利な可動部の状態の遷移順序を生成する技術を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、物品を処理するための可動部を有する物品処理装置であって、前記可動部の状態の遷移順序を生成する情報処理部を有し、前記情報処理部は、前記可動部がとりうる複数の状態を複数のノードとしてそれぞれが含む複数のクラスターを、前記物品の複数の部位に関して、それぞれ設定し、前記複数のクラスターのうちの互いに異なる2つのクラスターにそれぞれ属する2つのノードの複数の組合せそれぞれコストを設定し、前記複数の組合せのそれぞれに設定されたコストに基づいて、前記複数のクラスターの全てを通る条件下で、前記複数のクラスターの遷移順序の選択と、前記複数のクラスターのそれぞれに含まれるノードのうちの通過するノードの選択の2つの選択について同じ巡回セールスマン問題の解として求める、ことを特徴とする物品処理装置である。また、前記物品に対する処理は、前記物品に対する計測および加工のうち少なくとも一方を含んでいても良い。
また、本発明の別側面は、物品を処理するための可動部の状態の遷移順序を生成する生成方法であって、前記可動部が取りうる複数の状態を複数のノードとしてそれぞれが含む複数のクラスターを、前記物品の複数の部位に関して、それぞれ設定し、前記複数のクラスターのうちの互いに異な2つのクラスターにそれぞれ属する2つのノードの複数の組合せそれぞれコストを設定し、前記複数の組合せのそれぞれに設定されたコストに基づいて、前記複数のクラスターの全てを通る条件下で、前記複数のクラスターの遷移順序の選択と、前記複数のクラスターのそれぞれに含まれるノードのうちの通過するノードの選択の2つの選択について同じ巡回セールスマン問題の解として求める、ことを特徴とする生成方法。
本発明によれば、例えば、物品処理時間の点で有利な可動部の状態の遷移順序を生成する技術を提供することができる。
可動部の状態の遷移順序を生成する情報処理の流れを示す図(流れ図) 物品処理装置の構成例を示す図 情報処理の内容を説明するための図 計測装置の具体例を示す図
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、実施形態を説明するための全図を通して、原則として(断りのない限り)、同一の部材等には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
まず、狭義の(又は一般化されていない)巡回セールスマン問題(Traveling Salesman Problem:TSP)と、一般化された巡回セールスマン問題(Generalized Traveling Salesman Problem:GTSP)とについて説明する。なお、以降では、それらを総称して単に「巡回セールスマン問題」というものとする。TSPは、複数のノードと、ノード間を遷移するのにかかるコストとが定義されているグラフにおいて、全てのノードを1回だけ通って一巡(巡回)するのに必要なコストの和が最小となる経路を求める問題である。この問題の解法は、工業的にも利用されており、例えば、上述のように、特許文献1や特許文献2では、計測や加工を行う場所をノードとし、各ノード間の移動にかかる時間をコストとするTSPの求解を行っている。そのようなTSPの求解により、計測や加工に要する時間の短縮を図っている。
ここで、TSPには、対称巡回セールスマン問題(Symmetric Traveling Salesman Problem:STSP)がある。また、TSPには、非対称巡回セールスマン問題(Asymmetric Traveling Salesman Problem:ATSP)がある。STSPは、ノード間のコストがその間を移動する向きによらず同じ値である問題であり、ATSPは、ノード間のコストがその間を移動する向きによって異なる値を持つ問題である。ATSPは、非特許文献1に記載されているように、STSPに変換可能である。実際、ATSPは、STSPに変換されてSTSPの解法により求解される場合が多い。なお、STSPの解法には、厳密解を得る方法と、準最適解を得る方法とがある。厳密解は、コストの和が最小であることが保証された解であり、準最適解は、コストの和が最小であることが保証された解ではないが、当該和が他の解と比べて十分に小さく、実用上の観点から有用であると見なされる解である。厳密解を得る方法は、非特許文献2に記載されている。また、準最適解を得る方法には、非特許文献3に記載されているリンカーニハン(Lin−Kernighan)法や、焼き鈍し法、遺伝的アルゴリズム等のヒューリステック(発見的)解法が知られている。
次に、GTSPの説明を行う。GTSPは、複数のノード(の集合)をそれぞれ含む複数のクラスターと、互いに異なる2つのクラスターにそれぞれ属する2つのノードの複数の組合せにそれぞれ対応する複数のコストとがグラフに定義される。そして、GTSPは、そのようなグラフについて、複数のクラスターからそれぞれ1つ選択されてなる複数のノードを一回だけ通って一巡するのに必要なコストの和が最小となる経路を求める問題である。すなわち、TSPとGTSPとの相違点は、TSPの経路が全てのノードを通過するのに対し、GTSPの経路がクラスターごとに1つのノードのみを通過する点である。換言すれば、巡回するコストが最小となるように、複数のクラスターを訪問する順序と、各クラスターにおける複数のノードからの1つのノードの選択とがともに行われる点である。このGTSPの解法は、非特許文献4や非特許文献5に開示されている。非特許文献4は、GTSPをATSPに変換する方法を記載している。ATSPは、上述したようにSTSPに変換できる。よって、当該変換により得られたSTSPを解くことによって、結果としてGTSPの解を得ることができる。ここで、当該STSPの厳密解は、元のGTSPの実行可能解であり、かつ元のGTSPの厳密解であることが保証される。しかしながら、上記STSPの準最適解は、元のGTSPの実行可能解である保証はない。すなわち、GTSPは全てのクラスターを一度ずつ訪問する解を要求する問題であるが、上記STSPの準最適解は、1つのクラスターを複数回訪問してしまう解も含みうる。そこで、非特許文献5は、リンカーニハン法をGTSPに拡張し、それをSTSPには変換せず、当該GTSPの準最適解を直接得る方法を開示している。次に、実施形態に係る情報処理の構成例を説明する。
[可動部の状態の遷移順序を生成する情報処理の構成例]
図1は、実施形態に係る情報処理の流れを示す図(流れ図)である。当該情報処理は、物品処理のための可動部を有する物品処理装置等において、当該可動部の状態の遷移順序を生成する情報処理部において実行されうる。当該情報処理部は、例えば、CPUおよびメモリ、コンピュータならびにワークステーションの少なくとも1つにより構成されうる。ここで、当該物品処理は、例えば、物品に対する計測および加工の少なくとも一方を含みうる。例えば、計測の場合、ワーク等の物品に対する計測ヘッド(計測工具ともいう)による計測としうる。また、加工の場合、ワーク等の物品に対する加工ヘッド(加工工具ともいう)による加工としうる。さらに、可動部は、上記のような計測ヘッドおよび加工ヘッドの少なくとも一方を含みうる。また、可動部は、物品を保持する保持部(ステージともいう)が計測ヘッドまたは加工ヘッドに対して可動に構成されている場合、当該保持部を含みうる。このような物品処理は、その対象となる物品の複数の部位(目標部位ともいう)が予め与えられる。以下の説明では、計測ヘッドまたは加工ヘッド(単にヘッドまたは工具ともいう)を可動部とし、物品(ワーク)に対して当該可動部の移動(可動部の状態の遷移)がなされる場合について例示する。なお、本発明は、そのような場合に限定されず、上記のような保持部を可動部とし、ヘッドに対して当該可動部(物品)の移動(可動部の状態の遷移)がなされる場合にも適用可能である。以下、図1を参照して、可動部の状態の遷移順序を生成する情報処理の流れを説明する。
まず、ステップS1において、複数のクラスターの設定を行う。当該設定は、物品の目標部位ごとに、可動部の状態の許容範囲を決定し、許容範囲ごとに離散的なノードを設定することによりなされる。より具体的な例は、以下のとおりである。ステップS1において、まず、与えられた各目標部位に関し、必要な精度で動作を行うことが可能なヘッドの状態(位置および姿勢を含む)の許容範囲(単に許容状態範囲ともいう)を算出または取得する。許容状態範囲は、例えば、物品処理装置(の可動部の)の仕様(諸元)および性能、ならびに、物品(ワーク)の形状及び表面性状の少なくとも一つに関する情報(設計値または計測値を含みうる)に基づいて決定しうる。
各クラスターの設定は、上記の各許容状態範囲内に複数の離散点を定義することによりなされうる。ここで、可動部の状態(姿勢等)の自由度をも考慮して物品処理時間の点で最適な遷移順序を生成するためには、各許容状態範囲内の離散点(ノード)は多い方が好ましい。しかし、その数は、離散点を定義するための演算処理やその後の演算処理の負荷を考慮して、調整可能になっているのが好ましい。離散点を定義する方法は、例えば、可動部の自由度(=n)に係るn次元空間上に等間隔で定義する方法を含みうる。しかし、それには限定されず、物品の形状および可動部の仕様の少なくとも一方に応じて種々の方法を適用しうる。なお、許容状態範囲(もってノードおよびクラスター)は、物品と可動部(ここではヘッド)またはその他の部材(物体)とが干渉するような範囲(ノード)を含むべきではない。よって、そのような範囲または離散点(ノード)の除外を行うため、上記干渉の有無を確認するのがよい。当該確認は、上述した物品処理装置の仕様および性能、ならびに、物品の形状及び表面性状の少なくとも一つに関する情報に基づいて実行しうるものである。なお、当該確認および除外の処理は、許容状態範囲を決定する前、許容状態範囲を仮に決定した後、または、離散点を仮に設定した後に行いうる。
次に、ステップS2では、ステップS1で設定した複数のクラスターのうちの互いに異なる2つのクラスターにそれぞれ属する2つのノードの複数の組合せに、それぞれ複数のコストを設定する。ここでコストは、例えば、可動部(例えばヘッドおよびステージの少なくとも一方)が状態間の遷移に要する時間に基づく値としうる。しかし、それには限定されず、例えば、状態間の変化量(変位量)や、状態間の遷移に要する電力(消費電力)、状態間の遷移における発熱量等、状態間の遷移に要する時間またはエネルギー等の何らかのコストを直接または間接的に表す値としうる。また、コストは、物品と他の部材(ヘッド等の物体)との干渉または衝突なしに幾何学的に最短の経路(状態間の遷移の経路)を求め、当該経路に対応するように設定するのが好ましい。また、状態間の遷移に要する時間に基づくコストを設定する場合、可動部の状態遷移に係る制御の仕様または特性に基づいて状態間の遷移に要する時間を見積もるのが望ましい。なお、上記の2つのノードの複数の組合せの全てに対してコストを求めなくてもよい。例えば、他の組合せのコストと比べて明らかに大きい、または予め定められた閾値を超える等と判断される組合せのコストには、正確または詳細な演算(見積もり)は行わずに十分に大きな値を設定してもよい。このようにすることによって、コスト設定処理にかかる負荷を軽減することができる。さらに、遷移順序の中に含ませたい可動部の状態または経路が予め存在する場合、それに対応する組合せのコストに対して、実際のコストにかかわらず十分に小さい値(例えば零)を設定してもよい。
つづくステップS3において、以上に設定した複数のクラスターおよび複数のコストに基づいて、複数のクラスターからそれぞれ1つのノードを巡回する順序を巡回セールスマン問題の解として求めることにより、可動部の状態の遷移順序を生成する。具体的には、まず、ステップS1およびS2における設定に基づいてGTSPを定義する。ここで、当該定義は、非特許文献4での定義を利用しうる。よって当該定義は、上記許容状態範囲をGTSPグラフにおけるクラスター(cluster)とし、上記離散点をGTSPグラフにおけるノード(node)とし、上記コストをGTSPグラフにおけるコスト(cost)として定義することによってなされうる。より具体的には、そのようなクラスター、ノード及びコストの情報に基づき、GTSPのソルバ(求解ソフトウエア)のデータフォーマットに合わせたデータベースの作成を行えばよい。また、上述したようにGTSPをSTSPに変換して求解する場合は、STSPのデータベースの構築またはGTSPのデータベースからSTSPのデータベースへの変換を行えばよい。なお、GTSPからSTSPへの変換の方法は、従来から種々のものが知られており、上述のものに限定されるものではない。
ステップS3では、ひきつづき、上記のデータベースをもって定義されたGTSPの求解を行う。上述したように、GTSPの厳密解は、例えば、GTSPをSTSPに変換し、非特許文献2に記載のSTSPの厳密解法のような解法を実行するソルバ(ソフトウエハツール)を用いて得ることができる。なお、厳密解を得るには演算の負荷が大きいため、それと比較して演算負荷の少ない準最適解を得る解法を用いてもよい。また、GTSPを変換して得たSTSPの準最適解は、元のGTSPの実行可能解である保証がないため、非特許文献5に記載のGTSPの準最適解を得る解法を用いて、準最適解を得てもよい。なお、GTSPの解法は、非特許文献1乃至5に記載のものの利用に限定されるものではなく、その以外の既知の解法を利用してもよい。以上のようにして得られたGTSPの解は、クラスターごとに1つのノードだけを訪問し、かつ全クラスターを一巡する最小または準最小コストの経路(可動部の状態の遷移順序)に相当する。換言すれば、目標部位ごとに可動部の許容状態範囲内にある複数の状態(位置及び姿勢等)の選択肢のうち1つを選択し、全ての目標部位を一巡する最小または準最小コストの経路(可動部の状態の遷移順序)が生成される。すなわち、得られた解は、物品処理時間の点で有利な可動部の状態の遷移順序を与えることになる。
ステップS3では、次いで、得られた解(可動部の状態の遷移順序)を出力する。ここで、その出力先は、物品処理装置の制御部(後述)、記憶部、その他の演算部、および記憶媒体の少なくとも1つとしうる。なお、GTSPの求解により得られた経路は巡回路であるところ、物品処理装置の仕様や使用態様によって巡回する(最初のノードまたは状態に戻る)必要が無い場合には、開始点から終了点までの経路(遷移順序)として出力してもよい。ここで、開始点および終了点は、例えば、以下のように決定しうる。まず、解として得られた経路(遷移順序)において最も大きいコストを有する隣接ノード(状態)の組合せの一方のノードを開始点とし、かつ他方のノードを終了点としてもよい。このようにすることにより、物品処理時間の点で有利な効果を期待できる。または、解として得られた経路(遷移順序)において、可動部の初期状態に最も近いノード(状態)を開始点とし、当該開始点と隣接する2つのノード(状態)のうち当該開始点との間の遷移に要するコストが大きい方のノード(状態)を終了点としてもよい。開始点および終了点の設定方法は、以上のものに限定されず、必要に応じて種々の方法を採用可能である。
以上の説明では、可動部の初期位置をノードに含まない例を示したが、これには限定されない。例えば、当該初期位置に係るクラスターを定義してもよい。その場合、GTSPは、可動部の初期位置での複数の状態(姿勢等)を1つのクラスターとして定義しうる。その場合、当該GTSPの解は、当該クラスター内の1つのノード(状態)を開始点として全クラスターを一巡する最小または準最小コストの経路(遷移順序)に相当しうる。
以上に説明した情報処理の方法によれば、物品処理時間の点で有利な可動部の状態の遷移順序を生成する技術を提供することができる。
[情報処理を実行する物品処理装置の構成例]
以下に、上述した情報処理方法を実行する物品処理装置の構成例を説明する。図2は、物品処理装置の構成例としての計測装置を示す図である。なお、計測装置を例にして説明を行うが、加工装置その他の物品処理装置に対しても上記情報処理方法が適用できることは当業者には明らかである。ここで、計測装置は、計測ヘッドから物品としてのワークに光を照射してワークの特性(形状等)を計測する非接触式計測装置として説明を行うが、これには限定されない。例えば、計測ヘッド(プローブ)をワークに接触させて該ワークの特性を計測する接触式計測装置であってもよい。同様に、加工装置の場合、加工ヘッドがワークと接触する接触式加工装置であってもよいし、レーザー加工等のように加工ヘッドがワークと接触しない非接触式加工装置であってもよい。
図2の(A)において、物品処理装置(計測装置)100は、制御部102、信号処理部101、駆動部103、可動部(ヘッド)104を含んで構成される。可動部104は、物品(ワーク)107に計測光106を照射する。計測光106は、ワーク107によって反射され、反射光は可動部104により受光される。制御部102は、当該受光光の情報に基づいてワーク107の目標部位の位置座標または該目標部位と可動部104との距離を計測する。目標部位は、ユーザーにより予め設定されるか、制御部102により自動設定されうる。目標部位は、図2の(A)において点P1ないし点P5として示されているが、図示されていない点P6ないしP10も含むものとする。なお、説明を簡単にするため、可動部104の状態は、代表点105の紙面内の位置(2自由度)で示しているが、実際には、可動部の姿勢も含み、例えば、5ないし6自由度の姿勢を含む状態としうる。
図3は、情報処理の内容を説明するための図である。情報処理部101は、上述した図1におけるステップS1ないしステップS3の処理を実行する。図2の(B)および(C)ならびに図3の(A)ないし(C)は、当該処理の内容を説明するためのものである。なお、当該処理に先立って、制御部102は、物品の形状、計測部位(計測点)P1ないしP10、および必要な計測精度等に係る情報を必要に応じて情報処理部101に入力する。ここで、物品形状の情報は、物品形状の設計値または予め簡易に計測された物品形状の情報等としうる。情報処理部101は、各部位に関して、要求された計測精度で計測を実行できる可動部104の状態の範囲(許容状態範囲)を演算およびユーザー指定の少なくとも一方を介して設定する。この設定の結果を表現したものが図2の(B)である。図2の(B)は、部位P1を必要な精度で計測できる可動部104の状態(位置およびび姿勢等)の範囲(許容状態範囲)C1を示している。ここで、点線で示された可動部104’およびその位置105’は、許容状態範囲C1内でとりうる可動部104の状態を例示している。光を用いた計測の場合、計測精度は、計測点に対する光の入射角に依存しうる。その場合、必要な精度を満たすための部位P1に関する入射角の制約から、許容状態範囲C1の円弧状の外縁が求められる。また、光の回折の影響により、可動部104と物品107との間の距離が許容範囲内に収まらなければ、必要な計測精度を満たせない。よって、必要な精度を満たすための距離の制約から、許容状態範囲C1の外側(物品からより遠い側)の円弧状の外縁が求められる。以上のようにして、許容状態範囲C1を設定する。なお、接触式計測の場合は、例えば、必要な精度を達成するための可動部(接触子)の接触角の制約や可動部の長さの情報に基づいて、許容状態範囲C1を設定しうる。情報処理部101は、各部位に関して許容状態範囲の設定を行う。
次に、許容状態範囲C1において複数の離散点(ノード)を定義した結果を表現したのが図2の(C)である。ノードN(1、1)ないしノードN(1、10)は、許容状態範囲C1内に設定されたノードを示している。ここで、ノードは、記号N(i、j)で表し、N(i、j)は、i番目の部位に対する許容状態範囲に含まれるj番目のノードを意味する。ここで、ノードを設定する方法の一例は、入射角に関して等ピッチで、かつ可動部と物品との間の距離に関して等ピッチでノードを設定するものである。また、別の一例は、物品処理装置の有する座標系において、可動部の自由度ごとに等ピッチでノードを設定する方法である。なお、ノードの設定方法は、許容状態範囲をより少ない点数で網羅できるようなものが好ましく、また、許容状態範囲の形状によって種々の方法を採用しうる。図2の(C)は、紙面の関係上2次元空間上でノードを設定しているが、可動部104の状態の自由度nに応じた多次元(例えばn次元)空間上でノードを設定しうる。例えば、駆動部103は、可動部104を並進移動および傾動(回転)させうる。また、駆動部103は、当該傾動の替りに、または、当該傾動に追加して、可動部104の内部のミラーを傾動しうる。このように、可動部104の状態はn自由度(nは4以上)を有しうる。それに応じて、許容状態範囲およびノードの設定は、n次元空間上でなされうる。
以上のようにして、部位P1ないしP10に関して、許容状態範囲C1ないしC10およびノードN(1、1)ないしN(10、10)を設定した結果を表現したものが図3の(A)である。図3の(A)は、上方から物品107を見下ろした場合の設定結果を模式的に示す図である。図示されるように、一つの許容状態範囲の中に複数のノードを設定することによって、許容状態範囲内の無限個の選択肢を有限個の選択肢に限定することができる。そして、有限個の選択肢の中から総コストが最小または準最小となるような一連のノードを選択することによって、物品処理時間の点で有利な可動部の状態の遷移順序を生成することができる。これは、即ち、各許容状態範囲内のノードを1つだけ通り、かつ全ての許容状態範囲を一巡する、総コストが最小または準最小となる経路を求める問題である。この問題は、以下の方法によって解を得ることができる。すなわち、1つの許容状態範囲に属するノードの集合をクラスターと定義する。この定義によって、上記の問題は、各クラスターに含まれるノードを1つだけ通り、かつ全クラスターを一巡する、最小または準最小コストとなる経路を求める問題となる。これは、非特許文献4に記載されたGTSPであり、既に述べたGTSPに対する種々の解法を用いて解を得ることができる。
GTSPの解を得るために、互いに異なる2つのクラスターにそれぞれ属する2つのノードの組合せごとに設定すべきコストは、既に説明した種々の方法により与えうる。なお、コストとして、実際のコストに拘わりなく十分大きい数値(例えば、数値計算上、実質的に無限大と同等に扱われるような数値)を設定しうる点も上記のとおりである。同様に、コストとして、実際のコストに拘わりなく十分小さい数値(例えば零。コストが負値をとりうる場合、数値計算上、実質的に負の無限大と同等に扱われるような負値)を設定しうる点も上記のとおりである。情報処理部101は、以上のようにしてクラスター、ノードおよびコストを設定し、かつ設定されたそれらの情報に対応するGTSPの求解を行って、物品処理時間の点で有利な可動部の状態の遷移順序を生成する。
GTSPの求解により得た結果を表現したのが図3の(B)である。図3の(B)は、上方から物品107を見下ろした場合の求解結果を模式的に示す図である。得られた経路Tは、図示されているように、各クラスターに含まれるノードを1つだけ通り、かつ全クラスターを一巡する経路となっている。このようにして、総コストが最小または準最小となる可動部104の状態の遷移順序が得られる。情報処理部101は、得られた経路(遷移順序)Tを制御部102に出力する。
なお、ここでは、情報処理部101は、物品処理装置100に内在している例を示したが、それには限定されない。例えば、情報処理部101に相当する外部装置を設け、当該外部情報処理装置101から記憶媒体または通信媒体を介して物品処理装置100に経路(遷移順序)Tの情報が入力されてもよい。また、経路Tは、上記の例では巡回路であるが、可動部104が巡回しなくてよければ、図3の(C)に示されるように、状態の開始点および終了点を含むものであってもよい。図3の(C)は、図3の(B)で示した経路Tに対し、ノードN(7、6)を開始点(最初の状態)とし、ノードN(10、8)を終了点(最後の状態)とする変更を行ったものである。ここで、開始点および終了点の決定は、既に説明した種々の方法により行いうる。
以上に説明した構成によれば、物品処理時間の点で有利な可動部の状態の遷移順序を生成する物品処理装置を提供することができる。
[計測装置の具体例]
ここで、図2の情報処理部101を除く物品処理装置100の具体例としての計測装置100について、図4を参照して、より詳細に説明する。図4は、計測装置100の具体例を示す図である。計測装置100は、被検物の形状を計測する計測ヘッド1(図2の可動部104に相当)と、計測ヘッド1を駆動する駆動部10(図2の駆動部103に相当)と、計測ヘッド1および駆動部10を制御する制御部20(図2の制御部102に相当)とを含む。そして、計測装置100は、計測ヘッド1を被検物の表面(被検面)に沿って、例えば、計測ヘッド1と被検面との距離が一定になるように計測ヘッド1を移動させながら、被検物の形状を計測する。ここで、移動は、運動または動きともいい、位置の変化のみならず姿勢の変化を含みうるものとする。なお、計測ヘッド1の計測方式には、種々のものを採用しうる。例えば、光切断方式(ライン光投影型の三角測量法)や、タイムオブフライト(TOF;Time Of Flight)方式、光干渉方式、プローブ接触方式等を採用しうるが、それらには限定されない。
以下、駆動部10の構成例について説明する。駆動部10は、例えば、被検物が配置される定盤2と、Yキャリッジ3と、Xスライダー4と、Zスピンドル5と、回転ヘッド11とを含む。Yキャリッジ3は、一対の脚部3aとXビーム3bとにより門型に構成され、エアガイドを介して定盤2により支持されている。Yキャリッジ3における一方の脚部3aには、Yキャリッジ3をY方向に沿って駆動するY駆動部8が備えられている。Y駆動部8は、定盤2に設けられたYシャフト8aとYキャリッジ3に設けられたY可動部8bとから成り、Y可動部8bがYシャフト8aに沿って移動することにより、Yキャリッジ3をY方向に沿って駆動することができる。Xスライダー4は、エアガイドを介してYキャリッジ3のXビーム3bにより支持されており、Xスライダー4をX方向に沿って駆動するX駆動部を備える。X駆動部は、Yキャリッジ3に設けられたXシャフト14とXスライダー4に設けられたX可動部とから成り、X可動部がXシャフト14に沿って移動することにより、Xスライダー4をX方向に沿って駆動することができる。Zスピンドル5は、エアガイドを介してXスライダー4により支持されており、Zスピンドル5をZ方向に沿って駆動するZ駆動部を備える。Z駆動部は、Xスライダー4に設けられたZシャフトとZスピンドル5に設けられたZ可動部とから成り、Z可動部がZシャフトに沿って移動することにより、Zスピンドル5をZ方向に沿って駆動することができる。Zスピンドル5の先端には、回転ヘッド11を介して計測ヘッド1が備えられている。回転ヘッド11は、計測ヘッド1をX軸周り、Y軸周りおよびZ軸周りに回転させることができ、これにより計測ヘッド1の姿勢を変更することができる。
このように駆動部10を構成することにより、計測装置100は、計測ヘッド1の位置や姿勢を変更しながら被検物の形状を計測することができる。ここで、駆動部10は、例えば、Yキャリッジ3のY方向における位置を計測するためのYエンコーダ7と、XスライダーのX方向における位置を計測するためのXエンコーダと、ZスピンドルのZ方向における位置を計測するためのZエンコーダとを含む。計測装置100は、Yエンコーダ7により計測されたYキャリッジ3の位置と、Xエンコーダにより計測されたXスライダー4の位置と、Zエンコーダにより計測されたZスピンドル5の位置とにより計測ヘッド1の位置座標を取得することができる。同様に、計測装置100は、計測ヘッド1の姿勢、すなわち回転ヘッド11の各軸周りの回転角をロータリーエンコーダ等の計測器により取得することができる。以上、物品処理装置としての計測装置100の構成を説明したが、それは具体例に過ぎず、物品処理装置の構成は、それには限定されない。例えば、レーザ加工装置等の種々の加工装置や、非破壊検査装置等の種々の検査装置、半導体露光装置等の種々のリソグラフィ装置等としても構成しうるものである。
[他の実施形態]
本発明は、次の処理を実行することによっても実現される。当該処理は、上記実施形態の機能を実現するプログラム(ソフトウェア)を、ネットワークまたは記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、該システムまたは装置のコンピュータ、CPUまたはMPU等が当該プログラムを読み出して実行する処理である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 物品処理装置
101 情報処理部
104 可動部

Claims (15)

  1. 物品を処理するための可動部を有する物品処理装置であって、
    前記可動部の状態の遷移順序を生成する情報処理部を有し、
    前記情報処理部は、
    前記可動部がとりうる複数の状態を複数のノードとしてそれぞれが含む複数のクラスターを、前記物品の複数の部位に関して、それぞれ設定し、
    前記複数のクラスターのうちの互いに異なる2つのクラスターにそれぞれ属する2つのノードの複数の組合せそれぞれコストを設定し、
    前記複数の組合せのそれぞれに設定されたコストに基づいて、前記複数のクラスターの全てを通る条件下で、前記複数のクラスターの遷移順序の選択と、前記複数のクラスターのそれぞれに含まれるノードのうちの通過するノードの選択の2つの選択について同じ巡回セールスマン問題の解として求める
    ことを特徴とする物品処理装置。
  2. 前記物品に対する処理は、前記物品に対する計測および加工のうち少なくとも一方を含んでいる、ことを特徴とする請求項1に記載の物品処理装置。
  3. 物品を処理するための可動部の状態の遷移順序を生成する生成方法であって、
    前記可動部が取りうる複数の状態を複数のノードとしてそれぞれが含む複数のクラスターを、前記物品の複数の部位に関して、それぞれ設定し、
    前記複数のクラスターのうちの互いに異な2つのクラスターにそれぞれ属する2つのノードの複数の組合せそれぞれコストを設定し、
    前記複数の組合せのそれぞれに設定されたコストに基づいて、前記複数のクラスターの全てを通る条件下で、前記複数のクラスターの遷移順序の選択と、前記複数のクラスターのそれぞれに含まれるノードのうちの通過するノードの選択の2つの選択について同じ巡回セールスマン問題の解として求める
    ことを特徴とする生成方法。
  4. 前記可動部の状態のうち前記物品がその他の物体と干渉する状態に係るノードを含まないように前記複数のクラスターのそれぞれを設定する、ことを特徴とする請求項3に記載の生成方法。
  5. 前記状態の遷移に要する時間および前記状態の遷移における前記状態の変化量の少なくとも一方に基づいて前記コストを設定する、ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の生成方法。
  6. 前記解として、一般化された巡回セールスマン問題の解を求める、ことを特徴とする請求項3ないし請求項5のうちいずれか1項に記載の生成方法。
  7. 前記解として、一般化された巡回セールスマン問題を変換して得られた対称巡回セールスマン問題の解を求める、ことを特徴とする請求項3ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の生成方法。
  8. 前記対称巡回セールスマン問題の解は、厳密解を与えることを保証された解法で得る、ことを特徴とする請求項7に記載の生成方法。
  9. 前記対称巡回セールスマン問題の解は、準最適解を与える解法で得る、ことを特徴とする請求項7に記載の生成方法。
  10. 前記一般化された巡回セールスマン問題の解は、準最適解を与える解法で得る、ことを特徴とする請求項6に記載の生成方法。
  11. 前記解における前記組合せのうち最もコストが大きい組合せにおける一方のノードを前記遷移順序における最初の状態とし、かつ他方のノードを前記遷移順序における最後の状態として前記遷移順序を生成する、ことを特徴とする請求項3ないし請求項10のうちいずれか1項に記載の生成方法。
  12. 前記可動部の初期位置の情報に基づいて、前記遷移順序における最初の状態を決定する、ことを特徴とする請求項3ないし請求項10のうちいずれか1項に記載の生成方法。
  13. 前記最初の状態に係るノードと隣接する2つのノードのうち当該最初の状態に係るノードとの間の遷移に要するコストが大きい方のノードに対応する状態として、前記遷移順序における最後の状態を決定する、ことを特徴とする請求項12に記載の生成方法。
  14. 前記物品処理は、前記物品に対する計測および加工のうち少なくとも一方を含む、ことを特徴とする請求項3ないし請求項13のうちいずれか1項に記載の生成方法。
  15. 物品処理のための可動部の状態の遷移順序を生成する請求項3ないし請求項14のうちいずれか1項に記載の生成方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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