JP6164724B2 - 超音波骨折治療器 - Google Patents

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Description

本発明は、体外から骨折部位に超音波を照射して骨折の治癒を促す超音波骨折治療器に関する。
従来より骨折部位に超音波による刺激を加えると骨折の治癒が早まることが知られており、骨折部位に超音波を照射する超音波骨折治療器が開発されている。
例えば、特許文献1,2には、音響的インピーダンス整合層の剥離を検出する手段や温度検出手段を設けることにより超音波照射手段から体内に向けて超音波が確実に照射されているかどうかを検出する機能を備えた超音波治療装置が開示されている。
また、特許文献3,4には、体外から患部に向けて超音波を照射する超音波トランスデューサとは別に患部で反射した超音波を受信する超音波トランスデューサを備えることにより超音波が患部に照射されていることの確認や治癒効果診断を行なう機能を備えた治療装置が開示されている。
さらに、特許文献5には、複数個の超音波振動子を備え、同一時間内に複数の独立した超音波刺激容パルスを生成して、所定の治療時間内に複数の疾患部に対して同時に超音波刺激治療を行なうことができるようにした超音波刺激による治療装置が開示されている。
特開2004−154304号公報 特開2005−270510号公報 国際特開WO2008/018612号公報 特開2001−299772号公報 特開平7−108054号公報
骨折患者の多くは、その骨折部位が不用意に動かないように固定するためにギプス包帯が宛がわれており、超音波を当てて治療することが難しいという問題がある。
また、患者は、この超音波骨折治療器の使用法に慣れていない場合も多く、骨折部位に治療用超音波を当てているつもりでいても治療用超音波がその骨折部位から逸れてしまっていることも考えられる。
本発明は、上記事情に鑑み、超音波刺激による治療を必要とする骨折患者の骨折部位に治療用超音波を確実に当てることができる超音波骨折治療器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の超音波骨折治療器は、
電気エネルギーと超音波エネルギーとの間でのエネルギーの変換を担う、配列された複数の振動子を備えた超音波トランスデューサと、
複数の振動子が送波した複数の超音波パルスの集合による、循環的に順次に向きの異なる複数の治療用超音波パルスビームが順次に送波されるように、循環的に順次に異なる遅延プロファイルに従って互いの間の相対的な遅延量が調整された複数の電気パルスのセット順次に生成し、骨折を患っている患者に宛がわれた超音波トランスデューサを構成する複数の振動子それぞれに各セットを構成する複数の電気パルスそれぞれをセットごとに順次に印加することにより、超音波トランスデューサに、循環的に向きの異なる治療用超音波パルスビームを該患者体内に順次に送波させる送波部と、
超音波トランスデューサから順次に送波される治療用超音波パルスビームの向きの角度範囲を指示する操作を受ける操作部とを備え、
送波部が、超音波トランスデューサにより送波される治療用超音波パルスビームの、操作部が受けた操作により指示を受けた角度範囲内における、循環的に順次に異なる向きにそれぞれ対応する、循環的に順次に異なる遅延プロファイルに従って複数の電気パルスのセットを順次に生成して超音波トランスデューサを構成する複数の振動子に順次に印加することにより、超音波トランスデューサに、上記の角度範囲内において循環的に順次に向きの異なる治療用超音波パルスビームを送波させるものであることを特徴とする。
患者は、超音波骨折治療器の使用法に慣れていない場合も多く、骨折部位に治療用超音波を当ててるつもりでいても超音波がその骨折部位から逸れてしまっていることも考えられる。
本発明の超音波骨折治療器は、治療用超音波パルスビームを循環的に順次に異なる向きに送波する構成を採用しているためすると、超音波を骨折部位に確実に当てることができる。
また、本発明の超音波骨折治療器は、上記の操作部を備えて超音波パルスビームの向きを循環的に変化させる角度範囲を設定する構成としているため、この超音波骨折治療器に慣れている患者や超音波を骨折部位に垂直に送波すればよい患者はこの角度範囲を狭め、骨折部位に斜めから超音波を当てる必要があって超音波が骨折部位に確実に照射される角度がよく分からない患者の場合は角度範囲を広げるなど、その患者に合った使い方が可能となる。
ここで、本発明の超音波骨折治療器において、超音波パルスビームの送波の開始からの時間を測定してその時間が上記の角度範囲に応じて、該角度範囲が広いほど長時間に定められている時間が経過した時点で超音波パルスビームの送波を停止させるタイマを備えることが好ましい。
医療機器にはタイマを備えて一定時間が経過すると強制的に停止する構成とすることで、不必要な長時間使用を防止する措置がとられる場合がある。
超音波パルスビームを循環的に順次異なる向きに送波する構成とした場合、患者体内の一箇所に超音波が当たる時間は上記の角度範囲によって異なることになる。ここで、超音波パルスビームの操作を停止させるまでの時間を上記の角度範囲に応じて可変とすることで、治療時間の適切な管理が行なわれる。
以上の本発明の超音波骨折治療器によれば、超音波刺激による治療を必要とする骨折患者の骨折部位に治療用超音波を確実に当てることができる。

本発明の一実施形態としての超音波骨折治療器の概略構成を示したブロック図である。 遅延プロファイルと超音波パルスビームとの関係を示す模式図である。 表示器での表示態様の一例を示した図である。 超音波パルスビームによる走査の模式図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての超音波骨折治療器の概略構成を示したブロック図である。
この図1に示す超音波骨折治療器1は、治療器本体10と超音波トランスデューサ20とを備えている。
超音波トランスデューサ20は、患者2の体表にあてがわれる。この超音波トランスデューサ20は、複数の振動子21の配列で構成されている。それら複数の振動子21のそれぞれは、超音波パルスを送波する。それら複数の振動子21のそれぞれから送波された超音波パルスは、全体として超音波パルスビームを形成し骨折部位3に超音波刺激を与える。
またこの超音波トランスデューサ20を構成する各振動子21は患者2の体内で反射して戻ってきた超音波により振動し、その振動に応じた電気信号を生成する。
治療器本体10は超音波トランスデューサ20を構成する複数の振動子21に一対一に対応する複数の送受信部100を備えている。各送受信部100は、パルス送信器11、コンデンサ12、ダイオード対13、プリアンプ14、可変ゲインアンプ15、およびA/Dコンバータ16を備えている。さらにこの治療器本体10は、遅延制御部101、遅延加算部102、CPU103、操作子104、タイマ105、および表示器106を備えている。
パルス送信器11は、遅延制御部101からのタイミング信号を受けて対応する振動子21に電気パルスを印加する。するとその振動子21はその電気パルスによる電気エネルギーを超音波振動エネルギーに変換して患者2の体内に超音波パルスを送波する。詳細は後述するが、配列された複数の振動子21からそれぞれ送波された超音波パルスの集合により超音波パルスビームが形成されて患者2の体内を進行する
コンデンサ12およびダイオード対13は、パルス送信器11から出力された電気パルスがそのままプリアンプ14に印加されてプリアンプ14が破壊されるのを防止するためのものである。
超音波トランスデューサ20から患者2の体内に送波された超音波は患者2の内部で反射してその一部が超音波トランスデューサ20に戻り、その超音波トランスデューサ20を構成する各振動子21を振動させる。各振動子21は、その振動エネルギーを電気エネルギーに変換することでその反射超音波による振動をピックアップする。各振動子21で振動がピックアップされることにより得られた電気信号は、各振動子21にそれぞれ対応する各送受信部100を構成するプリアンプ14および可変ゲインアンプ15で、次段のA/Dコンバータ16でのA/D変換に適した振幅の信号となるように増幅される。可変ゲインアンプ15から出力される電気信号はアナログの電気信号であり、この電気信号がA/Dコンバータ16に入力されデジタル信号に変換されて遅延加算部102に入力される。この遅延加算部102の作用についての詳細は後述するが、この遅延加算部102では、複数の振動子21での超音波振動のピックアップにより得られた複数の信号を統合して、患者2の体内の超音波反射率分布を表わす信号を生成させる。
この遅延加算部102で得られた信号はCPU103に入力され、CPU103ではその信号に基づく画像を生成して表示器106に表示させる。
患者2は、その表示器106に表示された画像を参照することで、超音波が骨折部位3に当てられていることなどを確認することができる。
操作子104は、この超音波骨折治療器10に、患者2等のオペレータの指示を入力するためのユーザインターフェースである。またタイマ105は、患者2の体内への超音波送波開始からの時間を計測し、所定の時間が経過した時点で超音波を停止するよう指示するものである。
次に遅延制御部101と遅延加算部102について説明する。
遅延制御部101は、CPU103の指示を受け、所定の遅延プロファイル(後述する)に従って、複数の送受波部100にそれぞれ備えられている各パルス送信器11からの電気パルス出力のタイミングを制御する。すると配列された複数の振動子21の集合からなる超音波トランスデューサ20は、その遅延プロファイルに従った方向であって、かつその遅延プロファイルに従った深さに焦点を持つ超音波パルスビームが送波される。この場合、例えばこの図1に示されているように、超音波トランスデューサ21から斜め方向に超音波パルスビームを照射される。
図2は、遅延プロファイルと超音波パルスビームとの関係を示す模式図である。
ここには、複数の振動子21a,21b,21c,…,21n―1,21nが配列されている。ここでは、患者2の体内の1点O1に焦点を持つ超音波パルスビームを送波することを考える。このとき、焦点O1を中心とし、振動子21a,21b,21c,…,21n―1,21nのうちの焦点O1に最も近い振動子21nと焦点O1とを結ぶ線分を半径とする円弧22を描くと、各振動子21a,21b,21c,…はその円弧22からそれぞれ距離da1,db1,dc1…だけ離れている。
そこで、各振動子21a,21b,21c,…には、振動子21nに電気パルスを印加するタイミングよりも、超音波が患者2の体内を距離da1,db1,dc1…だけ進む時間ta1,tb1,tc1…だけそれぞれ先立つ各タイミングで電気パルスを印加する。
言い換えると、振動子21aに電気パルスを印加する時刻を基準とすると、超音波が距離差(da1―db1)だけ進む時間(ta1―tb1)だけ遅れたタイミングで振動子21bに電気パルスを印加し、超音波が距離差(da1―dc1)だけ進む時間(ta1―tc1)だけ遅れたタイミングで振動子21cに電気パルスを印加し…,超音波が距離差(da1―0)だけ進む時間(ta1―0)だけ遅れたタイミングで振動子21nに電気パルスを印加する。こうすると、各振動子21a,21b,21c,…,21n―1,21nから送波された超音波パルスが互いに干渉して、焦点O1を通り、その焦点O1で最も細いビーム径を持って患者2の体内を進む超音波パルスビームB1が生成される。このような、各振動子21a,21b,21c,…,21n―1,21nに印加する電気パルスの遅延のセットを送波側の遅延プロファイルと称する。
同様に焦点O2を通る超音波パルスビームB2を生成するには、焦点O2を中心とし、焦点O2と焦点O2から最も近い振動子21cの間の距離を半径とする円弧23を描く。そして、この円弧23と各振動子21a,21b,…との間の距離da2,…だけ超音波が進む時間を考慮して遅延プロファイルを決定し、各振動子21a,21b,21c,…に印加する電気パルスをその遅延プロファイルに従って遅延させた上で各振動子21a,21b,21c,…に印加する。こうすることにより焦点O2に向かい、焦点O2で最も細径に絞られた超音波パルスビームB2が生成される。
このようにして遅延プロファイルに従う遅延制御を行なうことにより、患者2の体内に超音波パルスビームを斜めに送波することができる。また遅延プロファイルに従う遅延制御を、遅延プロファイルを循環的に順次に変更しながら行なうことにより超音波パルスビームで患者2の体内を走査することも可能である。
また、遅延加算部102には、複数の送受信部100の各A/Dコンバータ16でデジタル信号に変換された後の電気信号が入力される。この遅延加算部102では、それら入力された複数の電気信号を所定の遅延プロファイルに従って相対的に遅延して互いに加算する。こうすることで、反射超音波による患者体内の画像が生成される。
ここで再び図2を参照して、受波側の遅延プロファイルについて説明する。
点O1(焦点とは限らない)で反射して各振動子21a,21b,21c,…,21n―1,21nに向かって戻ってきた超音波が、それらの振動子21a,21b,21c,…,21n―1,21nのうちのその点O1に最も近い振動子21nに到達したタイミングを考える。このとき振動子21nを除く各振動子21a,21b,21c,…に向かう反射超音波は、各振動子21a,21b,21c,…からそれぞれ距離da1,db1,dc1,…にある。そこで、振動子21nで超音波がピックアップされて得られた電気信号は、超音波が最も遅く到達する振動子21aに超音波が到達するまで遅延させる。また例えば振動子21cに関しては超音波が距離差(da1−dc1)進む時間だけ遅延させ、振動子21bに関しては超音波が距離差(da1−db1)進む時間だけ遅延させる。
各振動子21a,21b,21c,…,21n―1,21nで超音波をピックアップして得られた電気信号をそれぞれこのように遅延させて互いに加算すると、点O1での反射情報を捉えた電気信号が生成される。点O2からの反射超音波については円弧22に代わり円弧23を考慮して各振動子21a,21b,21c,…で得られた電気信号の遅延を考えればよい。このような電気信号の遅延のセットを受波側の遅延プロファイルと称する。
遅延制御部101における遅延プロファイルおよび遅延加算部102における遅延プロファイルを循環的に変更して患者の体内を超音波パルスビームで走査すると、患者体内の断層像を得ることができる。このようにして作成された画像(断層像)を表わす電気信号は表示器106に送られ、その表示器106にその画像(断層像)が表示される。
図3は、表示器での表示態様の一例を示した図である。
ここには、患者体内の断層像、すなわち超音波診断装置でいうBモード像が示されている。このBモード像には、患者2の骨折部位3の像3’が含まれている。
表示器106にこのようなBモード像を表示すると、骨折部位3の像3’を患者が確認しその骨折部位3に超音波が当てられていること、およびその骨折の治癒の程度を知ることができる。
操作子104では、この超音波骨折治療器10から超音波パルスビームを患者体内の同一方向に向けて繰り返し送波する「固定」と、患者体内を超音波パルスビームで走査する「走査」との切替えが行なわれる。さらに、「固定」の場合は、この操作子104から超音波トランスデューサ20の向きに対する超音波パルスビームの送波の角度θ1が指示入力される。これにより、例えば骨折部位がギプス包帯で固められいる患者であっても、そのギプス包帯を避けた位置から超音波パルスビームを骨折部位に向けて斜めに送波することができる。
このときタイマ105は、超音波パルスビーム送波開始時点から、「固定」に対応した時間(例えば15分間)を計測する。そしてそのタイマ105がタイムアップすると、そのタイムアップしたことを表わす信号がCPU103に伝えられ、CPU103は、遅延制御部101に対し、パルス送信器11に向けて電気パルス生成のタイミング信号の出力を停止するよう指示する。これにより、患者2への超音波パルスビームの送波が停止する。
また、操作子104が「走査」が指定されたときはさらにその走査の角度範θ2が指示入力される。
図4は、超音波パルスビームによる走査の模式図である。
上述の通り、遅延プロファイルを循環的に順次に変更すると患者2の体内を超音波パルスビームで走査することができる。ここでは、その走査の角度範囲θ2を指定する。すると、CPU103は遅延制御部101にその角度範囲を伝え、遅延制御部101はその角度範囲内でのみ超音波パルスビームを走査すべく、その角度範囲内に対応した複数の遅延プロファイルを循環的に順次に用いて遅延制御を行なう。すると、患者2の体内がその指定された角度範囲内で走査される。
このときCPU103は、そのタイマ105に、その指定された角度範囲に応じた時間をセットしてタイマ105を起動する。タイマ105は、時間を計測してそのセットされた時間に達するとタイムアップ信号をCPU103に伝える。CPU103は、このタイムアップ信号を受けると、上記と同様にして超音波パルスビームの送波を停止すべく、遅延制御部101を制御する。
患者体内を超音波パルスビームで走査すると、単位時間に対する患者体内の同一箇所に超音波が照射される時間比率は、その走査の角度範囲が広がるほど低下することになる。そこでここでは、その角度範囲に応じて適切な時間だけ超音波パルスビームが送波されるように構成されている。
このように、患者2の体内を超音波パルスビームで走査すると、例えばこの超音波骨折治療器1の取扱いに不慣れな患者が超音波が骨折部位から外れていることに気づかずにいて治療効果が上がらないといった失敗を防ぐことができる。また、骨折部位が広がっている患者の場合は、走査により、その広い骨折部位にまんべんなく超音波を当てることができる。
1 超音波骨折治療器
2 患者
3 骨折部位
3’ 骨折部位の像
10 治療器本体
11 パルス送信器
12 コンデンサ
13 ダイオード対
14 プリアンプ
15 可変ゲインアンプ
16 A/Dコンバータ
20 超音波トランスデューサ
21 振動子
100 送受信部
101 遅延制御部
102 遅延加算部
103 CPU
104 操作子
105 タイマ
106 表示器

Claims (2)

  1. 電気エネルギーと超音波エネルギーとの間でのエネルギーの変換を担う、配列された複数の振動子を備えた超音波トランスデューサと、
    前記複数の振動子が送波した複数の超音波パルスの集合による、循環的に順次に向きの異なる複数の超音波パルスビームが順次に送波されるように、循環的に順次に異なる遅延プロファイルに従って互いの間の相対的な遅延量が調整された複数の電気パルスのセットを順次に生成し、骨折を患っている患者に宛がわれた前記超音波トランスデューサを構成する複数の振動子それぞれに各セットを構成する複数の電気パルスそれぞれをセットごとに順次に印加することにより、該超音波トランスデューサに、循環的に向きの異なる治療用超音波パルスビームを該患者体内に順次に送波させる送波部と、
    前記超音波トランスデューサから順次に送波される治療用超音波パルスビームの向きの角度範囲を指示する操作を受ける操作部とを備え、
    前記送波部が、前記超音波トランスデューサにより送波される治療用超音波パルスビームの、前記操作部が受けた操作により指示を受けた角度範囲内における、循環的に順次に異なる向きにそれぞれ対応する、循環的に順次に異なる遅延プロファイルに従って前記複数の電気パルスのセットを順次に生成して該超音波トランスデューサを構成する複数の振動子に順次に印加することにより、該超音波トランスデューサに、前記角度範囲内において循環的に順次に向きの異なる治療用超音波パルスビームを送波させるものであることを特徴とする超音波骨折治療器。
  2. 治療用超音波パルスビームの送波の開始からの時間を測定して該時間が前記角度範囲に応じて、該角度範囲が広いほど長時間に定められている時間が経過した時点で治療用超音波パルスビームの送波を停止させるタイマをさらに備えたことを特徴とする請求項記載の超音波骨折治療器。

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