JP6163765B2 - テーブルの排水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テーブルの排水装置に係わり、更に詳しくは天板の周囲にエッジを有し、天板上にこぼれた液体をエッジを通して排水する機能を備えたテーブルの排水装置に関するものである。
従来から、複数の天板を連設し、端部に位置する天板の外側端おいて棒脚あるいは脚板で支持するとともに、天板の連結部においては中間脚で支持した構造のテーブルは各種提供されている。また、天板の下面周縁部にビーム部材を配置して天板を補強するとともに、コーナー部でビーム部材に連結した脚ブラケットに棒脚を固定する基本構造も公知である。
そして、天板の周囲に補強を兼ねたエッジ部材を設けたテーブルも各種提供されている。例えば、特許文献1には、天板の周縁を抱くエッジ部と支持枠を一体に設けた枠構成部材の直線要素を天板の周囲直線部に設け、コーナー部においてはコーナー要素を直線要素に嵌合して連結し、そして直線要素の支持枠端部に脚の上端を連結した構造が開示されている。前記直線要素は、アルミ押出し型材からなり、エッジ部は天板の側端面と上面縁部を覆う形状となっている。前記直線要素には、補強機能を有する支持枠部分を備えているが、それ以外の機能は備わってない。
本体をパーティクルボードで形成し、該ボードの端面の中央部に沿って凹溝を形成し、合成樹脂製化粧エッジの矢尻状の突状部を前記凹溝に嵌合して端面処理した構造の天板は、従来からよく使用されている。また、パーティクルボード製の天板の周囲を押出し型材からなるエッジ部材で覆い、外観性の向上と剛性強度を高めることは周知である。ところで、このような天板上面に水やお茶などの液体がこぼれた場合、ボード端面とエッジ部材の隙間から侵入し、ボードの端面から吸水することがある。そのような場合、パーティクルボードは膨らんで歪みが生じるばかりでなく、強度の大幅な低下が生じるのである。
特開平10−117854号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、木質系のボードの外周部を覆うようにエッジを設けた天板を用いたテーブルにおいて、天板の端部とエッジの隙間から浸入した液体をボードが吸水する前に下方へ排水することが可能なテーブルの排水装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、木質系のボードからなる天板の外周部を覆うようにエッジを設け、前記天板を脚で支持してなるテーブルにおいて、前記エッジには天板の下面に接合する基板部と該基板部の前端から立ち上がり前記天板の側端面を覆う側面部を有し、前記側面部と天板との間に空間を設けるとともに、前記天板の下面と接触しない基板部に液体を下方へ排水するドレイン部を設けたことを特徴とするテーブルの排水装置を構成した(請求項1)。
また本発明は、前述の課題解決のために、木質系のボードからなる天板の外周部を覆うようにエッジを設け、前記天板を脚で支持してなるテーブルにおいて、前記天板の外周部の下部に面取り部を形成し、前記エッジには天板の下面に接合する基板部と該基板部の前端から立ち上がり前記天板の側端面を覆う側面部を有し、該側面部の上縁から内方へ前記天板の上面縁部を僅かに覆うことが可能な幅の狭い保護片を延設し、前記側面部と天板との間に空間を設けるとともに、前記天板の下面と接触しない基板部に傾斜面を形成して、該傾斜面の低位側に導いた液体を下方へ排水するドレイン部を設けたことを特徴とするテーブルの排水装置を構成した(請求項2)。
ここで、前記エッジは、天板の周縁部で直線状部に取付けたファンクションエッジと、コーナー部に取付けたコーナーエッジとからなり、前記ファンクションエッジとコーナーエッジを連続して設けてなることが好ましい(請求項3)。
具体的には、前記ファンクションエッジの基板部で前記天板の下面に接触しない外周部に外側になるに従って低位になる傾斜面を形成し、該傾斜面の最低位部に前記ドレイン部として上下に貫通した単数の通水孔を形成し又は複数の通水孔を長手方向に所定間隔で形成してなることが好ましい(請求項4)。
更に、前記ファンクションエッジの基板部の下方で前記通水孔の直下に長手方向に沿って排水溝を形成し、該排水溝の適所に外部に排水するための排水孔を形成してなることがより好ましい(請求項5)。
そして、前記コーナーエッジの基板部に前記天板下面へネジ止めするための取付孔の周囲部をその他の部位よりも高位に設定するとともに、基板部の上面を内側縁が最も低位になるように外側から内側へかけて傾斜面を形成し、前記ドレイン部として基板部の内側縁を開放してなることも好ましい(請求項6)。
また、前記天板下面とエッジとの間にレベル調整手段を設け、天板の上面縁部とエッジの保護片との隙間を制御してなることも好ましい(請求項7)。
以上にしてなる請求項1に係る発明のテーブルの排水装置は、木質系のボードからなる天板の外周部を覆うようにエッジを設け、前記天板を脚で支持してなるテーブルにおいて、前記エッジには天板の下面に接合する基板部と該基板部の前端から立ち上がり前記天板の側端面を覆う側面部を有し、前記側面部と天板との間に空間を設けるとともに、前記天板の下面と接触しない基板部に液体を下方へ排水するドレイン部を設けたので、天板の端部とエッジの隙間から浸入した液体をボードが吸水する前に下方へ排水することができ、それにより天板の劣化を防止できる。
請求項2に係る発明のテーブルの排水装置は、木質系のボードからなる天板の外周部を覆うようにエッジを設け、前記天板を脚で支持してなるテーブルにおいて、前記天板の外周部の下部に面取り部を形成し、前記エッジには天板の下面に接合する基板部と該基板部の前端から立ち上がり前記天板の側端面を覆う側面部を有し、該側面部の上縁から内方へ前記天板の上面縁部を僅かに覆うことが可能な幅の狭い保護片を延設し、前記側面部と天板との間に空間を設けるとともに、前記天板の下面と接触しない基板部に傾斜面を形成して、該傾斜面の低位側に導いた液体を下方へ排水するドレイン部を設けたので、天板の端部とエッジの隙間から浸入した液体をボードが吸水する前に下方へ排水することができ、それにより天板の劣化を防止できる。
請求項3によれば、前記エッジは、天板の周縁部で直線状部に取付けたファンクションエッジと、コーナー部に取付けたコーナーエッジとからなり、前記ファンクションエッジとコーナーエッジを連続して設けてなるので、天板のどの位置で液体をこぼしても排水することができる。
請求項4によれば、前記ファンクションエッジの基板部で前記天板の下面に接触しない外周部に外側になるに従って低位になる傾斜面を形成し、該傾斜面の最低位部に前記ドレイン部として上下に貫通した単数の通水孔を形成し又は複数の通水孔を長手方向に所定間隔で形成してなるので、ファンクションエッジの側面部の内面あるいは天板の外周面を伝って流れ落ちる液体を傾斜面によって最低位部のドレイン部としての通水孔から速やかに排水でき、前記天板の外周面から吸水する量を最小に抑制することができる。
請求項5によれば、前記ファンクションエッジの基板部の下方で前記通水孔の直下に長手方向に沿って排水溝を形成し、該排水溝の適所に外部に排水するための排水孔を形成してなるので、通水孔から下方へ流れ出た液体を排水溝で受け、該排水溝の排水孔から所定の位置に排水することができる。
請求項6によれば、前記コーナーエッジの基板部に前記天板下面へネジ止めするための取付孔の周囲部をその他の部位よりも高位に設定するとともに、基板部の上面を内側縁が最も低位になるように外側から内側へかけて傾斜面を形成し、前記ドレイン部として基板部の内側縁を開放してなるので、天板の端部とコーナーエッジとの隙間に侵入した液体も前記天板の外周面から吸水する量を最小に抑制して外部に排水することができる。
請求項7によれば、前記天板下面とエッジとの間にレベル調整手段を設け、天板の上面縁部とエッジの保護片との隙間を制御してなるので、前記天板の上面縁部とエッジの保護片との間に隙間が無くなるようにレベル調整すれば、該隙間から液体が浸入することを最小限に抑制し、また紙の端部が隙間に噛み込むことを防止できるのである。
本発明に係るテーブルの全体斜視図である。 同じく天板の一部の斜視図である。 同じくテーブルの部分底面図である。 中間脚と縦ダクトの構造を示す部分分解斜視図である。 ファンクションエッジの部分斜視図である。 ファンクションエッジとコーナーエッジ及び脚ブラケットの関係を示す部分斜視図である。 ファンクションエッジの断面図である。 ファンクションエッジの部分側面図である。 ファンクションエッジを天板の端部に取付けた状態を示し、(a)は図8のX−X線断面図、(b)は図8のY−Y線断面図、(c)は図8のY−Y線断面図である。 コーナーエッジの平面図である。 コーナーエッジの側面図である。 コーナーエッジの斜視図である。 コーナーエッジを天板の端部に取付けた状態を示す部分断面図である。 他の実施形態を示すテーブルの部分底面図である。 他の実施形態のファンクションエッジを天板の端部に配置し、該天板のレベル調整前の状態を示す部分断面図である。 他の実施形態のファンクションエッジを天板の端部に配置し、該天板のレベル調整後の状態を示す部分断面図である。 ファンクションエッジの一部省略平面図である。 他の実施形態のコーナーエッジの平面図である。 同じくコーナーエッジの側面図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係るテーブルを示し、図3及び図4はテーブルの構造を示し、図5〜図13は本発明の要部を示し、図中符号1は天板、1Aは中間天板、1Bは端部天板、2は棒脚、3は中間脚、4は縦ダクト、5は配線ダクト装置、5Aは四角形状ダクト、5Bはライン状ダクト、6はダクト蓋体、7は開口部、7Aはリング状開口部、7Bはライン状開口部をそれぞれ示している。
本発明に係るテーブルの全体構成は、図1及び図2に示すように、天板1は、偶数枚の中間天板1A,…と2枚の端部天板1B,1Bを連設して構成される。前記天板1は横長の長尺体であり、長辺側を前後縁、短辺側を側縁と定義する。前記中間天板1A,1Aは前後に所定の間隔を設けて配置し、その対を側方に適宜連設する。前記端部天板1Bの長辺側は天板1の側縁に対応し、前記中間天板1A,1Aの側端部に長辺側が接合する。つまり、前後に配置した中間天板1A,1Aの前後縁間隔と前記端部天板1Bの長辺の寸法は一致させている。尚、前記端部天板1Bは、その横幅を中間天板1Aの横幅に一致させた大きさのものを用いることもある。本実施形態では、前記中間天板1Aと端部天板1Bは、パーティクルボード等の木質系のボードを用いて形成し、上面は化粧仕上げをしているが、周囲は切断したままで使用する。天板は、例えば裏面に塗装を施して着色したガラス板をパーティクルボードに積層した構造のものも適宜使用する。
そして、前記端部天板1Bの前後部は棒脚2,2で支持するとともに、左右の中間天板1A,1Aの連結部及び端部天板1Bと前後の中間天板1A,1Aの連結部においては中間脚3で支持し、該中間脚3は縦ダクト4の一部を構成している。前記天板1の下方空間はフットフリー、ワゴンフリーとなっており、棒脚2以外のどの位置でも着座することができ、また図示しないが引出し付きのキャビネット等を自由に配置することができ、前記縦ダクト4の前面側にも配置できるようになっている。
前記中間天板1A,1Aと端部天板1Bの境界部分及び4枚の中間天板1A,…の境界部分に、前記配線ダクト装置5を構成する四角形状ダクト5Aをそれぞれ設けるとともに、前後の中間天板1A,1Aの間に、同じく配線ダクト装置5を構成するライン状ダクト5Bを形成している。前記四角形状ダクト5Aには、周囲にリング状開口部7Aを残して二枚のダクト蓋体6,6を中央部で回動開閉可能に設け、該リング状開口部7Aの一部は前記ライン状ダクト5Bのライン状開口部7Bに連通している。ここで、前記四角形状ダクト5Aの下方には、前記縦ダクト4が位置し、互いに連通している。前記四角形状ダクト5Aは、天板1の構成により2つ以上設けられ、隣接する四角形状ダクト5A,5Aはライン状ダクト5Bで繋がり、つまりリング状開口部7A,7Aはライン状開口部7Bで連通していることが特徴である。
次に、本発明に係るテーブルの全体構造を図4〜図6に基づいて簡単に説明する。前記棒脚2は、脚ブラケット8を介して天板1の下面に取付けられ、両脚ブラケット8,8間にエンドアーム9を連結している。前記中間脚3は、上端に中間アーム10が側面視略T字状に取付けられ、該中間アーム10は左右の中間天板1A,1Aの連結部及び端部天板1Bと前後の中間天板1A,1Aとの連結部に沿って配置されている。そして、隣接する前記中間脚3,3の上端間には、ファンクションビーム11,11が間隔を置いて平行に連結され、更に前記エンドアーム9の中間部と中間脚3の上端間にもファンクションビーム11,11が連結されている。そして、前記中間アーム10の先端には中間ブラケット12,12が固定され、前記各中間天板1A,…及び端部天板1B,1Bを前記中間脚3、脚ブラケット8、エンドアーム9、中間アーム10、ファンクションビーム11、中間ブラケット12に載置し、前記脚ブラケット8を端部天板1B下面にネジ止めするとともに、前記エンドアーム9、中間アーム10及び中間ブラケット12に側設された取付片13,…を用いて天板1下面にネジ止めしている。
更に、図4に示すように、前記中間天板1A及び端部天板1Bの縁部には、側端面から下面縁部を覆うようにファンクションエッジ14が設けられ、直線状に連続する部分においては、両ファンクションエッジ14,14を平面視略T字形の連結金具15と断面略L字形の連結板16とで連結するとともに、該連結金具15を前記中間ブラケット12に連結する一方、コーナー部においては、交差する両ファンクションエッジ14,14の端部をコーナーエッジ17で連結している。そして、前記ファンクションエッジ14を中間天板1Aと端部天板1Bの下面にネジ止めするとともに、前記コーナーエッジ17も前記ブラケット8と同時に端部天板1Bの下面にネジ止めする。
前記棒脚2は、前記脚ブラケット8を介して天板1の下面にネジ止めされる。前記脚ブラケット8は、平面視略四角形であり、内方へ向いた角部に嵌合部を突設し、角パイプで作成した前記エンドアーム9の端部を該嵌合部に外嵌し、ネジ止め連結できるようになっている。また、前記脚ブラケット8には、前記嵌合部と対角位置にある他の角部に前記コーナーエッジ17を接合できるようになっている。
前記中間脚3は、図5及び図6に示すように、前後両側に支脚18,18を間隔を隔てて配置し、両支脚18,18の上端間に上向き開放した断面コ字形の支持杆19を渡設するとともに、下部間に連結杆20を連結し、更にそれぞれの支脚18の下端には左右方向へ向いた接地杆21を逆T字状に設け、該接地杆21の両端部にはアジャスター22,22を設けた構造である。尚、前記接地杆21を省略して前記両支脚18,18の下端に直接又は間接的にアジャスター22,22を設けることもある。
そして、前記中間アーム10の中央部を、前記中間脚3の支持杆19の凹溝内に嵌合し、下方からネジ止めしている。尚、前記支脚18,18の上端部に凹部を設け、該凹部内に前記中間アーム10の中央部を嵌合して固定し、前記支持杆19を省略することも可能である。ここで、前記中間アーム10は、角パイプで形成され、両端部に前記中間ブラケット12,12を取付け、中間部には前記取付片13,…の他に前記中間脚3の近傍位置に偏平な連結片23,23を設けている。また、前記中間脚3の両支脚18,18の上端左右両側には、前記ファンクションビーム11の端部を外嵌してネジ止め連結するための嵌合部24,24を突設している。
前記縦ダクト4は、図5及び図6に示すように、前記中間脚3を用いて構成されている。前記縦ダクト4は、両支脚18,18の間に、上段コード受け25を前記支持杆19又は中間アーム10に直接に吊止部材26を用いて吊り下げ状に設けるとともに、下段コード受け27を高さ調節可能に設け、更に前記中間脚3の両支脚18,18と上段コード受け25及び下段コード受け27を取り囲むように一対のダクトカバー28,28を対向配置し、該ダクトカバー28,28の両端縁部を両支脚18,18の外側側面に係着手段にて着脱可能且つ取付位置を側方へ変更可能に設けて構成されている。
前記天板1は、木質系のボードの外周部を覆うようにエッジを設けた構造であり、天板1の周縁部で直線状部に取付けたファンクションエッジ14と、コーナー部に取付けたコーナーエッジ17を連続して設ける。前記ファンクションエッジ14とコーナーエッジ17、脚ブラケット8及び棒脚2の関係は図6に示されている。前記天板1は、図9及び図31に示すように、外周部の下部に面取り部29を形成し、具体的には前記面取り部29は側端面30から下面31へかけた傾斜面である。
本発明の排水装置は、図5〜図9に示すように、前記ファンクションエッジ14には天板1の下面31に接合する基板部32と該基板部32の前端から立ち上がり前記天板1の側端面30を覆う側面部33を有し、該側面部33の上縁から内方へ前記天板1の上面縁部を僅かに覆うことが可能な幅の狭い保護片34を延設し、前記側面部33と天板1の側端面30との間に空間35を設けるとともに、前記天板1の下面31と接触しない基板部32に傾斜面36を形成して、該傾斜面36の低位側に導いた液体を下方へ排水するドレイン部37を設けたものである。
更に詳しくは、前記ファンクションエッジ14の基板部32で前記天板1の下面に接触しない外周部に外側になるに従って低位になる傾斜面36を形成し、該傾斜面36の最低位部に前記ドレイン部37として上下に貫通した複数の通水孔38を長手方向に所定間隔で形成した。尚、前記ドレイン部37として単数の通水孔38を形成しても良い。更に、前記ファンクションエッジ14の基板部32の下方で前記通水孔38の直下に長手方向に沿って排水溝39を形成し、該排水溝39の適所に外部に排水するための排水孔40を形成している。
同様に、図6、図10〜図13に示すように、前記コーナーエッジ17には天板1の下面31に接合する基板部41と該基板部41の前端から立ち上がり前記天板1の側端面30を覆う側面部42を有し、該側面部42の上縁から内方へ前記天板1の上面縁部を僅かに覆うことが可能な幅の狭い保護片43を延設し、前記側面部42と天板1の側端面30との間に空間44を設けるとともに、前記天板1の下面31と接触しない基板部41に傾斜面45を形成して、該傾斜面45の低位側に導いた液体を下方へ排水するドレイン部46を設けたものである。
更に詳しくは、前記コーナーエッジ17の基板部41に前記天板1の下面31へネジ止めするための取付孔47の周囲部をその他の部位よりも高位に設定すべく、前記傾斜面45から突出した取付台48を形成するとともに、基板部41の上面を内側縁が最も低位になるように外側から内側へかけて傾斜面45を形成し、前記ドレイン部46として基板部41の内側縁49を開放している。つまり、前記傾斜面45を流れて来た液体は、前記基板部41の内側縁49を伝って下方へ排水されるようにしている。
次に、図5〜図9に基づき更に詳しくファンクションエッジ14を説明する。前記ファンクションエッジ14は、前記天板1の側端面30から下面縁部にかけて覆う形状になっており、複数の機能を備えている。先ず、前記ファンクションエッジ14は、前述の文字通り天板1のエッジ機能、天板1の補強機能、コンセントを備えた前記接続ユニット等を取付けるオプション取付機能を備えている。前記ファンクションエッジは、アルミ押出し型材で作成されており、前記天板1の下面31に接合する基板部32の前端から立ち上がり前記天板1の側端面30を覆う側面部33を有し、該側面部33の上縁から内方へ前記天板1の上面縁部を僅かに覆うことが可能な幅の狭い保護片34を延設し、エッジ機能を構成している。そして、前記ファンクションエッジ14の基板部32を前記天板1の下面31に取付け、前記側面部33で天板1の側端面30を覆い、前記保護片34を天板1の上面端縁に係合した状態で配置する。このように、前記天板1の側端部が完全にファンクションエッジ14で覆われるので、該天板1の端部は切りっ放しで良く、特別な加工は不要となる。そのため、天板1は厚みさえ合わせれば、層構造は任意にでき、木製のベース部の上にガラス板を接合した複合板にも対応できる。
更に、前記ファンクションエッジ14は、前記側面部33から下方へ延長し、それから後方へ前記基板部32と平行に延びた下面板50を有し、前記下面板50の手前端部分を下方へ膨出させて前記排水溝39を形成するとともに、その後方に凹溝51を形成し、下面板50の後端に下方へ垂下板52を形成し、前記基板部32の後端部から垂下した後面板53と前記垂下板52の下端を底面板54で連結して、中空の断面略L字形の本体部を形成し、補強機能を構成している。そして、前記ファンクションエッジ14は、前記基板部32の後方延長部と前記底面板54の後方延長部の両端部から互いに接近する方向に延びた上下の係止板55,55と両係止板55,55の間に開口溝56を備えた内部に空間を有する係止レール部57を形成し、オプション取付機能を構成している。
前記ファンクションエッジ14を前記天板1の下面にネジ止めするには、図9(c)に示すように、前記凹溝51内に開口58を形成し、それに対応する基板部32に取付孔59を形成し、前記開口58から挿入したネジ60を取付孔59に挿入して天板1の下面31に埋設したオニメナット等に螺合する。ここで、前記開口58は、ネジ60の頭部が通過するのに十分な大きさを有し、前記ネジ60を天板1の下面31へ螺合した状態でも頭部が凹溝51内に突出しないように寸法設定され、ネジ60の存在を目立たなくしているとともに、前記凹溝51を利用する場合に支障がないようにしている。尚、前記凹溝51は、テーブルの手前に車椅子等の移動可能な椅子に座ったまま天板1に接近するために指を掛ける場合、あるいはテーブルを移動させる際に、指を掛ける場合にも利用できる。
そして、図6、図10〜図13に基づき更に詳しくコーナーエッジ17を説明する。前記コーナーエッジ17は、平面視略L字形の本体部の両端に、前記ファンクションエッジ14の基板部32と下面板50との間の空部に嵌入する嵌合片61,61を突設し、前記側面部42の下部から前記傾斜面45にかけて急傾斜の斜面62を形成し、該斜面62は前記天板1の面取り部20の傾斜と略同じに設定し、速やかな液体の流れを実現している。尚、前記基板部41の下面には、前記ファンクションエッジ14の凹溝51と連続する凹溝63を形成し、前記取付孔47は該凹溝63内に開口している。
図6に示すように、前記コーナーエッジ17の内側縁49には、前記脚ブラケット8の外周縁が当接又は接近している。前記コーナーエッジ17の傾斜面45を流れて内側縁49に至った液体は該内側縁49と前記脚ブラケット8の隙間から下方へ伝って流れ落ち、速やかに排水することができる。
このように、前記天板1の上面にこぼした液体は、前記ファンクションエッジ14では、天板1の上面縁部と保護片34の隙間から浸入し、前記側面部33の内面を伝った液体は傾斜面36の低位に至り、一方前記天板1の側端面30を伝った液体は、面取り部29を伝って傾斜面36の高位に至り、それから傾斜面36の沿って低位に移動し、前記通水孔38から下方の排水溝39に流れ、そして排水溝39を流れて排水孔40から外部に排水される。また、前記コーナーエッジ17では、前記天板1の上面にこぼした液体は、天板1の上面縁部と保護片43の隙間から浸入し、前記側面部42の内面と斜面62の上面を伝った液体は傾斜面45の高位に至り、一方前記天板1の側端面30を伝った液体は、面取り部29を伝って傾斜面45の高位に至り、それから傾斜面45の傾斜に沿って低位の内側縁49へと流れて排水される。従って、前記天板1をパーティクルボードのような吸水性の材質で作製しても、天板1の端部とファンクションエッジ14及びコーナーエッジ17の間に侵入した液体は速やかに排水され、木質系の天板1に吸水される量を抑制することができ、もって天板1の劣化を防止できるのである。
次に、図14〜図19に基づいて他の実施形態を説明する。前述の実施形態の場合、部材の寸法誤差や前記ネジ60の締め付け具合によって、天板1の上面縁部と、前記ファンクションエッジ14の保護片34及び前記コーナーエッジ17の保護片43の間に隙間が生じることがあり、この隙間が大きくなれば前記天板1の上面にこぼした液体が容易に該天板1の端面を伝って内部に浸入する。そこで、本実施形態では、この隙間を無くする、あるいは最小限になるように、前記天板1に前記ファンクションエッジ14及びコーナーエッジ17を取付ける際にレベル調整を行えるようにする。そのため、前記ファンクションエッジ14及びコーナーエッジ17に、前記天板1の下面に圧接するネジ式のレベル調整手段64を設ける。
本実施形態のファンクションエッジ14の基本構造は、前記同様であるので、同一構成には、同一符号を付して、その説明は省略する。また、本実施形態のコーナーエッジ17は、平面視略L字形の本体部の両端に、前記ファンクションエッジ14の基板部32と下面板50との間の空部に嵌入する嵌合片61,61を突設し、前記側面部42の下部から前記傾斜面45にかけて前記ファンクションエッジ14の断面形状と連続するように幅の狭い斜面62を形成している。
更に詳しくは、前記コーナーエッジ17は、平面視略L字形の本体部の両端部は前述の実施形態のものと異なり直線状であり、本体部の両端面は直交し、その両端に直交する方向に前記嵌合片61,61を突設している。前記ファンクションエッジ14の端面の横幅は、前記コーナーエッジ17の端面の横幅よりも広く、前記係止レール部57の端部が露出するので、この係止レール部57の溝を利用して円弧状の補填材65,65を嵌合し、前記コーナーエッジ17の内周部とで前記棒脚2を受け入れる平面視略U字形の嵌合凹部を構成している。
そして、前記レベル調整手段64は、前記ファンクションエッジ14にあっては、図15及び図16に示すように、前記基板部32に螺孔66を形成するとともに、該螺孔66の直下の下面板50で前記凹溝51の位置に通孔67を形成し、更に前記螺孔66には頭部の無い調整ネジ68を螺合し、該調整ネジ68の下端に形成した係合部69を前記通孔67に臨ませて構成した。前記ファンクションエッジ14を前記天板1の縁部の所定位置に配置した状態で、図15に示すように、前記天板1の上面縁部とファンクションエッジ14の保護片34との間に隙間が生じる場合には、前記ファンクションエッジ14の通孔67から挿入したドライバーを調整ネジ68の係合部69に係合させて回転し、該調整ネジ68を上昇させて前記天板1の下面31に圧接し、該天板1の上面縁部が前記保護片34に接するまでレベル調整する。それから、前記ファンクションエッジ14の取付孔59を挿通したネジ60を天板1の下面に螺合して取付ける。ここで、前記ファンクションエッジ14には、長手方向に複数の前記レベル調整手段64,…を設ける。
一方、前記レベル調整手段64は、前記コーナーエッジ17にあっては、図18及び図19に示すように、内周縁に近くまで延長した中央部の取付台48に上下貫通させて螺孔70又は通孔を形成し、該螺孔70又は通孔に調整ネジ68を螺合して構成した。このコーナーエッジ17も前記同様に調整ネジ68を回転させて、前記天板1の上面縁部とコーナーエッジ17の保護片43との間に隙間が無くなるようにレベル調整するのである。尚、前記取付孔47にタップを切り、該取付孔47に調整ネジ68を螺合して前記レベル調整手段64を構成し、前記螺孔70又は通孔は単に天板1の下面にネジ60で取付けるための取付孔として使用しても良い。それにより、天板1の上面縁部と前記ファンクションエッジ14の保護片34及び前記コーナーエッジ17の保護片43の間に隙間から液体が浸入することを最小限に抑制し、また紙の端部が隙間に噛み込むことを防止できるのである。
1 天板、 1A 中間天板、
1B 端部天板、 2 棒脚、
3 中間脚、 4 縦ダクト、
5 配線ダクト装置、 5A 四角形状ダクト、
5B ライン状ダクト、 6 ダクト蓋体、
7 開口部、 7A リング状開口部、
7B ライン状開口部、 8 脚ブラケット、
9 エンドアーム、 10 中間アーム、
11 ファンクションビーム、 12 中間ブラケット、
13 取付片、 14 ファンクションエッジ、
15 連結金具、 16 連結板、
17 コーナーエッジ、 18 支脚、
19 支持杆、 20 連結杆、
21 接地杆、 22 アジャスター、
23 連結片、 24 嵌合部、
25 上段コード受け、 26 吊止部材、
27 下段コード受け、 28 ダクトカバー、
29 面取り部、 30 側端面、
31 下面、 32 基板部、
33 側面部、 34 保護片、
35 空間、 36 傾斜面、
37 ドレイン部、 38 通水孔、
39 排水溝、 40 排水孔、
41 基板部、 42 側面部、
43 保護片、 44 空間、
45 傾斜面、 46 ドレイン部、
47 取付孔、 48 取付台、
49 内側縁、 50 下面板、
51 凹溝、 52 垂下板、
53 後面板、 54 底面板、
55 係止板、 56 開口溝、
57 係止レール部、 58 開口、
59 取付孔、 60 ネジ、
61 嵌合片、 62 斜面、
63 凹溝、 64 レベル調整手段、
65 補填材、 66 螺孔、
67 通孔、 68 調整ネジ、
69 係合部、 70 螺孔。

Claims (7)

  1. 木質系のボードからなる天板の外周部を覆うようにエッジを設け、前記天板を脚で支持してなるテーブルにおいて、前記エッジには天板の下面に接合する基板部と該基板部の前端から立ち上がり前記天板の側端面を覆う側面部を有し、前記側面部と天板との間に空間を設けるとともに、前記天板の下面と接触しない基板部に液体を下方へ排水するドレイン部を設けたことを特徴とするテーブルの排水装置。
  2. 木質系のボードからなる天板の外周部を覆うようにエッジを設け、前記天板を脚で支持してなるテーブルにおいて、前記天板の外周部の下部に面取り部を形成し、前記エッジには天板の下面に接合する基板部と該基板部の前端から立ち上がり前記天板の側端面を覆う側面部を有し、該側面部の上縁から内方へ前記天板の上面縁部を僅かに覆うことが可能な幅の狭い保護片を延設し、前記側面部と天板との間に空間を設けるとともに、前記天板の下面と接触しない基板部に傾斜面を形成して、該傾斜面の低位側に導いた液体を下方へ排水するドレイン部を設けたことを特徴とするテーブルの排水装置。
  3. 前記エッジは、天板の周縁部で直線状部に取付けたファンクションエッジと、コーナー部に取付けたコーナーエッジとからなり、前記ファンクションエッジとコーナーエッジを連続して設けてなる請求項2記載のテーブルの排水装置。
  4. 前記ファンクションエッジの基板部で前記天板の下面に接触しない外周部に外側になるに従って低位になる傾斜面を形成し、該傾斜面の最低位部に前記ドレイン部として上下に貫通した単数の通水孔を形成し又は複数の通水孔を長手方向に所定間隔で形成してなる請求項3記載のテーブルの排水装置。
  5. 前記ファンクションエッジの基板部の下方で前記通水孔の直下に長手方向に沿って排水溝を形成し、該排水溝の適所に外部に排水するための排水孔を形成してなる請求項4記載のテーブルの排水装置。
  6. 前記コーナーエッジの基板部に前記天板下面へネジ止めするための取付孔の周囲部をその他の部位よりも高位に設定するとともに、基板部の上面を内側縁が最も低位になるように外側から内側へかけて傾斜面を形成し、前記ドレイン部として基板部の内側縁を開放してなる請求項3記載のテーブルの排水装置。
  7. 前記天板下面とエッジとの間にレベル調整手段を設け、天板の上面縁部とエッジの保護片との隙間を制御してなる請求項2〜6何れか1項に記載のテーブルの排水装置。
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