JP6162777B2 - 通気孔を有する丸編機の細密ニット - Google Patents

通気孔を有する丸編機の細密ニット Download PDF

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Description

本発明は、通気孔を有するニット、特に丸編機によってゲージ数が24(ウェール/インチ)以上で且つ通気孔を有する片面の細密ニットを編成することに関するものである。
健康、環境保護及び流行を重視する現代社会において、消費者は、衣類の生地の快適さ及びデザイン性に対する要求も相対的に高まっており、そのうち、衣類の生地の快適さについては、生地本来の通気性或いはそのステッチ方法によって向上させているものの、通気性に関しては、従来、経編機によって透かし目を有するニットが編成され、孔幅が比較的大きな透かし目ニットを編成することにより通気効果を達成しているが、ゲージ数が24(ウェール/インチ)以上の細密ニットを編成することができず、且つその編成速度は遅くて速度を有効的向上させることができず、このため、ニットの細密不足と生産性の欠乏とにより、依然として当該業者のニーズに符合することができていない。
また、周知技術として、例えば、特許文献1は、局部拡大図である図1のように、編糸を引っ掛けるように転移して編成される従来ニットが掲示されている。この周知技術と図1から分かるとおり、前記従来ニット10は、第1針床及び第2針床を有し、且つ丸編機の機械ゲージ数が24ウェール/インチ以上である両面編機によって編成され、そのうち、前記第一針床は、前記第二針床の対向に位置し、該機械ゲージに対応するラッチニードルのゲージ数を有し、且つ前記第ニ針床は目移し針を有し、そのうち、前記目移し針のゲージ数は、多くても前記第一針床にあるラッチニードルのゲージ数の半分しかなく、また、前記目移り針で発生する各孔隙11は、少なくとも一つ、好ましくは少なくとも二つのタックループ12を有する複数のループ群によって構成され、これ等タックループ12は編目無しにあるいは少なくとも一つの編目と共に該目移し針から該べら針に目移ししている。
しかし、上述した周知技術及びこれと同時に参照した図1から分かるとおり、前記従来ニット10の前記孔隙11の構成には以下のような問題がある。第一に、前記従来ニット10は、前記孔隙11が対称するように形成しており、即ち、前記孔隙11は、左側或いは右側の単一のラッチニードルのみによってループを形成した後に前記タックループの12の支持を形成するため、前記孔隙11が形成する孔洞の大きさと不規則な形状とによって孔幅が小さくなってしまう。第二に、従来ニット10の前記孔隙11の目移しは、前記目移し針によって片側の前記タックループ12を形成するため、前記孔隙11は、前記タックループ12の引掛けた数によってその孔長さや前記孔隙11同士の間隔しか制御できず、前記孔隙11の孔幅やその形状を変えることが全くできず、当該業者は需要に応じて臨機応変に変更することができない。
台湾特許公開第201245526号公報
本発明の主要な目的は、市場や消費者が求めるより快適な冷却効果に符合し、且つ随時、需要に応じて通気孔の孔幅を変更することで、当該業者が臨機応変に変更して市場の変化に応じることにある。
本発明の目的を達成するため、本発明は、ゲージ数が24(ウェール/インチ)以上の丸編機によって編成され、片面で、互いに間隔を置く複数の通気孔を有する、通気孔を有する丸編機の細密ニットであって、前記通気孔の上方は、前記丸編機が提供するダイヤルシンカー(Dial−transfer−jack Sinker)と前記ダイヤルシンカーに垂直に対応する複数のラッチニードルとの相互動作を利用して少なくとも一つの掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと複数の前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である第一支持ループ及び第二支持ループとを形成することを特徴とする通気孔を有する丸編機の細密ニットを提供している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと二つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して第一掛け糸及び第二掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと二つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸及び第二掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する網目である前記第一支持ループ及び前記第二支持ループとを形成している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと二つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して第一掛け糸、第二掛け糸及び第三掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと二つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸、第二掛け糸及び前記第三掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である前記第一支持ループ及び前記第二支持ループとを形成している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと二つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して第一掛け糸、第二掛け糸、第三掛け糸及び第四掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと二つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸、第二掛け糸、前記第三掛け糸及び前記第四掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である前記第一支持ループ及び前記第二支持ループとを形成している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと三つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと三つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸をそれぞれ対称に支持する編目である前記第一支持ループ、前記第二支持ループ及び前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する第三支持ループとを形成している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと三つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸及び前記第二掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと三つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸及び第二掛け糸をそれぞれ対称に支持する編目である前記第一支持ループ、前記第二支持ループ及び前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する前記第三支持ループとを形成している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔は、その中に前記第三支持ループをノックオーバーすることで編成する間隔ループをさらに有している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である前記第一支持ループ、前記第二支持ループ、前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する前記第三支持ループ及び前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する第四支持ループとを形成している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸及び前記第二掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸及び前記第二掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である前記第一支持ループ、前記第二支持ループ、前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する前記第三支持ループ及び前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する前記第四支持ループとを形成している。
また、上述した通気孔を有する丸編機の細密ニットにおいて、前記通気孔は、その中に前記第三支持ループ及び前記第四支持ループを同時にノックオーバーすることで編成する二つの間隔ループをさらに有している。
上述したことから分かるとおり、本発明は、周知技術と比較して以下のような利点を有している。第一に、本発明は通気孔を左右対称に形成しているため、より大きな孔幅を生じることができ、且つ、前記通気孔の上方にある掛け糸は、少なくとも二つの支持ループによってしっかりと固定されているため、前記通気孔の構成がより堅固なものであることから、本発明は、市場の需要に確実に符合している。第二に、本発明に係る前記通気孔の上方にある掛け糸は、前記通気孔の上方において、左右対称の編糸の束を多く発生するため、前記通気孔の上方にある左右対称の編糸の束は、より立体的な凸出形状が形成されることから、前記精密ニットが皮膚と接触する時、各前記通気孔は、前記精密ニットが皮膚と間に形成する複数の間隙によって皮膚に直接貼り付くことはなく、これにより、より好ましい通気効果が発生し、より快適な冷却という消費者のニーズに符合している。第三に、本発明で使用しているダイヤルシンカーは、前記掛け糸の数によって前記通気孔の孔長さを決めたり、前記掛け糸の位置によって前記通気孔同士の間隔を制御したりするだけでなく、前記ダイヤルシンカーの形状を調整することで前記通気孔の孔幅或いはその形状をさらに制御することから、当該業者は需要に応じて臨機応変に変更することができる。
従来ニットを示す局部断面図である。 本発明に係る二回の掛け糸によって形成する第一の好ましい実施例を示す局部模式図である。 図2を示す局部拡大図である。 図3を示す局部斜視図である。 本発明が用いる丸編機を示す局部模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図である。 図3に係る二回の掛け糸によって行う編成を示す組織図である。 本発明に係る一回の掛け糸によって行う編成を示す組織図である。 本発明に係る図15で形成する第二の好ましい実施例を示す局部拡大図である。 本発明に係る三回の掛け糸によって行う編成を示す組織図である。 本発明に係る四回の掛け糸によって行う編成を示す組織図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第二形態とラッチ二ードルとの相対的な位置を示す局部拡大図である。 図19にあるダイヤルシンカーの第二形態で二回の掛け糸によって行う第一編成を示す組織図である。 本発明に係る図20で形成する第三の好ましい実施例を示す局部拡大図である。 図19にあるダイヤルシンカーの第二形態で二回の掛け糸によって行う第二編成を示す組織図である。 本発明に係る図22で形成する第四の好ましい実施例を示す局部拡大図である。 図5にあるダイヤルシンカーの第三形態とラッチ二ードルとの相対的な位置を示す局部拡大図である。 図24にあるダイヤルシンカーの第三形態で二回の掛け糸によって行う編成を示す組織図である。 本発明に係る図25で形成する第五の好ましい実施例を示す局部拡大図である。
本発明に係る通気孔を有する丸編機の細密ニットに関する好ましい実施例及び詳細な技術内容は、図面を参照しつつ以下のとおりに説明する。まず、本発明に係る二回の掛け糸によって形成する第一の好ましい実施例を示す局部模式図、本発明に係る局部拡大図、本発明に係る局部斜視図及び本発明が用いる丸編機を示す局部模式図である図2乃至図5を参照すると、図面から分かるとおり、本発明は、通気孔を有する丸編機40(Circular Knitting Machine)の細密ニット(Rundstrickware)20であって、前記丸編機40(主要な構成は、周知技術であるため、ここでは示唆しない)はゲージ数が24(ウェール/インチ)以上で、ダイヤルシンカー60と前記ダイヤルシンカー60の二倍以上の数があり、前記ダイヤルシンカー60に垂直に対応する複数のラッチニードル50とによって形成されており、本発明で好ましいゲージ数は、28(ウェール/インチ)であって、前記ラッチニードル50の好ましい数は、前記ダイヤルシンカー60に相対する数の二倍以上の整数倍数であって、より好ましくは、前記ダイヤルシンカー60に相対する数の二倍乃至四倍、さらに好ましくは前記ダイヤルシンカー60に相対する数の二倍である。また、本発明に係る前記細密ニット20は、上述した前記丸編機40を利用して編成され、且つ前記細密ニット20は片面で、互いに間隔を置く複数の通気孔21を有しており、また、前記通気孔21の上方は、前記ダイヤルシンカー60と前記ダイヤルシンカー60に垂直に対応する二つの前記ラッチニードル50との相互動作を利用して掛け糸300、ここでは二回の連続的動作によって形成される第一掛け糸301及び第二掛け糸302と、前記ダイヤルシンカー60と二つの前記ラッチニードル50との相互動作を利用して前記第一掛け糸301及び第二掛け糸302をそれぞれ左右対称に網目である第一支持ループ311及び第二支持ループ312とを形成している。本発明は、前記通気孔21を左右対称に形成しているため、より大きな孔幅Wを生じることができ、且つ、前記通気孔21の上方にある前記第一掛け糸301及び前記第二掛け糸302は、少なくとも二つの支持ループ、即ち前記第一支持ループ311及び前記第二支持ループ312によってしっかりと固定されているため、前記通気孔21の構成がより堅固なものであることから、本発明は、市場の需要に確実に符合している。また、本発明に係る前記通気孔21の上方にある前記第一掛け糸301及び前記第二掛け糸302は、前記通気孔21の上方において、左右対称の編糸の束を発生するため、前記通気孔21の上方にある左右対称の編糸の束は、より立体的な凸出形状が形成されることから、前記精密ニット20が皮膚と接触する時、各前記通気孔21は、前記精密ニット20が皮膚と間に形成する複数の間隙によって皮膚に直接貼り付くことはなく、これにより、より好ましい通気効果が発生し、より快適な冷却という消費者のニーズに符合している。また、本発明で使用しているダイヤルシンカー60は、前記通気孔21の孔長さLを決めたり、前記通気孔21同士の間隔Dを制御したりするだけでなく、前記ダイヤルシンカー60の形状を調整することで前記通気孔21の孔幅W或いはその形状をさらに制御することから、当該業者は需要に応じて臨機応変に変更することができる。
次に、本発明に係る前記細密ニット20の第一の好ましい実施例をより明白に説明するため、図5にあるダイヤルシンカーの第一形態を示す局部拡大図であって、ラッチニードルと二回の掛け糸によって行う編成の連続的動作を示す模式図、及び図3に係る二回の掛け糸によって行う編成を示す組織図である図6乃至図14をさらに参照すると、図6から分かるとおり、図示されている二つの前記ラッチニードル50先端は、フック51と、前記フック51を閉鎖状に形成することが可能なラッチ52とを有し、前記ダイヤルシンカー60の上方は、二つの前記ラッチニードル50が同時に垂直にくぐり抜けられることが可能な通孔61と、前記通孔61の上方両側に延在するガイド部62と、前記ガイド部62の上方に延在する延在部63とを包括しており、作業員が図5のような前記丸編機40を起動して二回の掛け糸によって行う編成を示す図14のような所望の編成を行うと、編成工程1と編成工程2とにおいて、二つの前記ラッチニードル50は、給糸した編糸30を引掛けてノックオーバーを常態的に行い、くぐり抜け合う二つのループをそれぞれ形成しており、つまり、二つの前記ラッチニードル50がノックオーバーを常態的に行ってループを形成する場合、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで降下して二つの前記ラッチニードル50と相互動作を行わず、二つの前記ラッチニードル50が編成工程3に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、図6のように、やや上昇し始めて二つの前記ラッチニードル50と相互動作を行い、二つの前記ラッチニードル50は、図7のように、次に給糸する前記編糸30を前記延在部63において二つの前記ラッチニードル50が順次ノックオーバーした後の前記第一掛け糸301を形成し、同じように、二つの前記ラッチニードル50がもう一つの編成工程4に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、図8のように、二つの前記ラッチニードル50と再度相互動作を行い、図9のように、次に給糸する前記編糸30を再度前記延在部63において二つの前記ラッチニードル50が順次ノックオーバーした後の前記第二掛け糸302を形成し、その後、編成工程5に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、二つの前記ラッチ50が前記通孔61に入り込むまでさらに上昇し、この時、前記ダイヤルシンカー60の急速な上昇によって、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とは、図10のように、二つの前記ラッチニードル50前端にある前記フック51内に同時に入り込み、さらにその後、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで急速に降下することで、図11のように、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とが二つの前記ラッチニードル50によって前記ダイヤルシンカー60から離れるように同時に移動させられ、この時、二つの前記ラッチニードル50は、図12のように、再度完全にくぐり抜けて次に給糸する前記編糸30をノックオーバーし、且つ前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とを左右対称に支持する前記第一支持ループ311及び前記第二支持ループ312と、前記通気孔21とを形成し、最後に、前記通気孔21同士で間隔が開けられるようにするため、編成工程6に基づいて編成を行うことで、二つの前記ラッチニードル50が次に給糸する前記編糸30を引っ掛け、常態的にノックオーバーしてループを形成するようにしている。
次に、本発明に係る一回の掛け糸によって行う編成を示す組織図と、そこで形成する第二の好ましい実施例を示す局部拡大図である図15及び図16を参照すると、図面から分かるとおり、前記第二の好ましい実施例と前記第一の好ましい実施との違いは、前記第一の好ましい実施例に係る図14にあり、前記第一の好ましい実施例にある編成工程4を省略して図15のように形成し、前記第二の好ましい実施例を達成している。つまり、作業員が図5のような前記丸編機40を起動して一回の掛け糸によって行う編成を示す図15に基づいて編成を行うと、編成工程1と編成工程2とにおいて、ノックオーバーを常態的に行い、くぐり抜け合う二つのループをそれぞれ形成し、編成工程3に基づいて編成を行うと、前記掛け糸300を形成し、同じように、もう一つの編成工程4に基づいて編成を行うと、図16のように、前記掛け糸300を左右対称に支持する前記第一支持ループ311及び前記第二支持ループ312と、前記通気孔21とを形成し、最後に、前記通気孔21同士で間隔が開けられるようにするため、編成工程5に基づいて編成を行ってループを形成するようにしている。そのうち、前記第二の好ましい実施例の孔幅Wは、前記第一の好ましい実施例の孔幅Wと同一ではあるが、前記第二の好ましい実施例の孔長さLは、前記第一の好ましい実施例の孔長さLより短い。
次に、本発明に係る三回の掛け糸によって行う編成を示す組織図、及び本発明に係る四回の掛け糸によって行う編成を示す組織図である図17及び図18を参照すると、同じように、図面から分かるとおり、図17及び図18は、図14と比べて、図14に係る編成工程4の後に、図17にあるような編成工程5を加えて第三掛け糸303を形成したり、図18にあるような編成工程5及び編成工程6を加えて前記第三掛け糸303及び第四掛け糸304を形成したりして、本発明を達成することもできる。そのうち、図17及び図18で形成する孔幅Wは、図14で形成する孔幅Wと同一ではあるが、図17及び図18で形成する孔長さLは、図14で形成する孔長さLより大きく、且つ図18で形成する孔長さLは、図17で形成する孔長さLより大きい。
次に、図5にあるダイヤルシンカーの第二形態とラッチ二ードルとの相対的な位置を示す局部拡大図、そのダイヤルシンカーの第二形態で二回の掛け糸によって行う第一編成を示す組織図及びそこで形成する第三の好ましい実施例を示す局部拡大図である図19乃至図21を参照すると、図19から分かるとおり、図示されている四つの前記ラッチニードル50、即ち、第一ラッチニードル501、第二ラッチニードル502、第三ラッチニードル503及び第四ラッチニードル504の先端は、前記フック51と、前記フック51を閉鎖状に形成することが可能な前記ラッチ52とを有し、前記ダイヤルシンカー60の上方は、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504が同時に垂直にくぐり抜けられることが可能な前記通孔61と、前記通孔61の上方両側に延在する前記ガイド部62と、前記ガイド部62の上方に延在する前記延在部63とを包括しており、作業員が図5のような前記丸編機40を起動して二回の掛け糸によって行う編成を示す図20のような所望の編成を行うと、編成工程1と編成工程2とにおいて、四つの前記ラッチニードル50、即ち、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504は、給糸した編糸30を引掛けてノックオーバーを常態的に行い、くぐり抜け合う二つのループをそれぞれ形成しており、つまり、四つの前記ラッチニードル50がノックオーバーを常態的に行ってループを形成する場合、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで降下して四つの前記ラッチニードル50と相互動作を行わず、編成工程3に基づいて編成を行うと、前記第一ラッチニードル501と前記第四ラッチニードル504とは、ループを完全にくぐり抜け、前記第二ラッチニードル502と前記第三ラッチニードル503とは、ループを半分くぐり抜け、且つ前記ダイヤルシンカー60は、やや上昇し始めて前記第一ラッチニードル501及び前記第四ラッチニードル504と相互動作を行い、前記第一ラッチニードル501と前記第四ラッチニードル504とは、次に給糸する前記編糸30を前記延在部63において前記第一ラッチニードル501及び前記第四ラッチニードル504が順次ノックオーバーした後の前記第一掛け糸301を形成し、同じように、もう一つの編成工程4に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、前記第一ラッチニードル501及び前記第四ラッチニードル504と再度相互動作を行い、前記第一ラッチニードル501と前記第四ラッチニードル504とは、次に給糸する前記編糸30を再度前記延在部63において前記第二掛け糸302を形成し、その後、編成工程5に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504が前記通孔61に入り込むまでさらに上昇し、この時、前記ダイヤルシンカー60の急速な上昇によって、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とは、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504にある前記フック51内に同時に入り込み、さらにその後、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで急速に降下することで、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とが前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504によって前記ダイヤルシンカー60から離れるように同時に移動させられ、この時、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504は、再度完全にくぐり抜けて次に給糸する前記編糸30をノックオーバーし、且つ前記第一ラッチニードル501及び前記第四ラッチニードル504で形成する前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とを左右対称に支持する前記第一支持ループ311及び前記第二支持ループ312と、前記通気孔21とを形成し、さらに、前記第二ラッチニードル502と前記第三ラッチニードル503とは、前記第一支持ループ311と前記第二支持ループ312との間に介する第三支持ループ313及び前記第一支持ループ311と前記第二支持ループ312との間に介する第四支持ループ314とを形成し、前記通気孔は、その中に前記第三支持ループ313及び前記第四支持ループ314を同時にノックオーバーすることで編成する二つの間隔ループ315をさらに有しており、最後に、前記通気孔21同士で間隔が開けられるようにするため、図21にある第三の好ましい実施例のように、編成工程6に基づいて編成を行うことで、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504が次に給糸する前記編糸30を引っ掛け、常態的にノックオーバーしてループを形成するようにしている。そのうち、前記第三の好ましい実施例の孔幅Wは、必然的に、前記第一の好ましい実施例の孔幅Wより大きく、前記第三の好ましい実施例の孔長さLは、前記第一の好ましい実施例の孔長さLと同一である。このことから、掛け糸の回数を変化すれば、たとえ、いくつもの前記ラッチニードル50を同時に垂直にくぐり抜けられることが可能な前記通孔61で前記ダイヤルシンカー60が動いたとしても、その孔長さLは、掛け糸が多いか否かによって変化している。
次に、図5にあるダイヤルシンカーの第二形態で二回の掛け糸によって行う第二編成を示す組織図、及びそこで形成する第四の好ましい実施例を示す局部拡大図である図22及び図23を参照すると、図面から分かるとおり、作業員が図5のような前記丸編機40を起動して二回の掛け糸によって行う編成を示す図22のような所望の編成を行うと、編成工程1と編成工程2とにおいて、四つの前記ラッチニードル50、即ち、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504は、給糸した編糸30を引掛けてノックオーバーを常態的に行い、くぐり抜け合う二つのループをそれぞれ形成しており、つまり、四つの前記ラッチニードル50がノックオーバーを常態的に行ってループを形成する場合、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで降下して四つの前記ラッチニードル50と相互動作を行わず、編成工程3に基づいて編成を行うと、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504は、ループを完全にくぐり抜け、且つ前記ダイヤルシンカー60は、やや上昇し始めて前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503と相互動作を行い、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504は、次に給糸する前記編糸30を前記延在部63において前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503が順次ノックオーバーした後の前記第一掛け糸301を形成し、同じように、もう一つの編成工程4に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503と再度相互動作を行い、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503は、次に給糸する前記編糸30を再度前記延在部63において前記第二掛け糸302を形成し、その後、編成工程5に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504が前記通孔61に入り込むまでさらに上昇し、この時、前記ダイヤルシンカー60の急速な上昇によって、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とは、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504にある前記フック51内に同時に入り込み、さらにその後、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで急速に降下することで、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とが前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504によって前記ダイヤルシンカー60から離れるように同時に移動させられ、この時、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504は、再度完全にくぐり抜けて次に給糸する前記編糸30をノックオーバーし、且つ前記第一ラッチニードル501及び前記第四ラッチニードル504で形成する前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とを左右対称に支持する前記第一支持ループ311及び前記第二支持ループ312と、前記通気孔21とを形成し、さらに、前記第二ラッチニードル502と前記第三ラッチニードル503とは、前記第一支持ループ311と前記第二支持ループ312との間に介する第三支持ループ313及び前記第一支持ループ311と前記第二支持ループ312との間に介する第四支持ループ314とを形成しており、最後に、前記通気孔21同士で間隔が開けられるようにするため、図23にある第四の好ましい実施例のように、編成工程6に基づいて編成を行うことで、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502、前記第三ラッチニードル503及び前記第四ラッチニードル504が次に給糸する前記編糸30を引っ掛け、常態的にノックオーバーしてループを形成するようにしている。そのうち、前記第四の好ましい実施例の孔幅Wは、必然的に、前記第一の好ましい実施例の孔幅Wより大きく、また、前記第四の好ましい実施例は掛け糸を二回行っているため、前記第四の好ましい実施例の孔長さLは、前記第一の好ましい実施例の孔長さLと同一である。
次に、図5にあるダイヤルシンカーの第三形態とラッチ二ードルとの相対的な位置を示す局部拡大図、その二回の掛け糸によって行う編成を示す組織図及びそこで形成する第五の好ましい実施例を示す局部拡大図である図24及び図26を参照すると、図24から分かるとおり、図示されている三つの前記ラッチニードル50、即ち、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503の先端は、前記フック51と、前記フック51を閉鎖状に形成することが可能な前記ラッチ52とを有し、前記ダイヤルシンカー60の上方は、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503が同時に垂直にくぐり抜けられることが可能な前記通孔61と、前記通孔61の上方両側に延在する前記ガイド部62と、前記ガイド部62の上方に延在する前記延在部63とを包括しており、作業員が図5のような前記丸編機40を起動して二回の掛け糸によって行う編成を示す図25のような所望の編成を行うと、編成工程1と編成工程2とにおいて、三つの前記ラッチニードル50、即ち、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503は、給糸した編糸30を引掛けてノックオーバーを常態的に行い、くぐり抜け合う二つのループをそれぞれ形成しており、つまり、三つの前記ラッチニードル50がノックオーバーを常態的に行ってループを形成する場合、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで降下して三つの前記ラッチニードル50と相互動作を行わず、編成工程3に基づいて編成を行うと、前記第一ラッチニードル501と前記第三ラッチニードル503とは、ループを完全にくぐり抜け、前記第二ラッチニードル502は、ループを半分くぐり抜け、且つ前記ダイヤルシンカー60は、やや上昇し始めて前記第一ラッチニードル501及び前記第三ラッチニードル503と相互動作を行い、前記第一ラッチニードル501と前記第三ラッチニードル503とは、次に給糸する前記編糸30を前記延在部63において前記第一ラッチニードル501及び前記第三ラッチニードル503が順次ノックオーバーした後の前記第一掛け糸301を形成し、同じように、もう一つの編成工程4に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、前記第一ラッチニードル501及び前記第三ラッチニードル503と再度相互動作を行い、前記第一ラッチニードル501と前記第三ラッチニードル503とは、次に給糸する前記編糸30を再度前記延在部63において前記第二掛け糸302を形成し、その後、編成工程5に基づいて編成を行うと、前記ダイヤルシンカー60は、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503が前記通孔61に入り込むまでさらに上昇し、この時、前記ダイヤルシンカー60の急速な上昇によって、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とは、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503にある前記フック51内に同時に入り込み、さらにその後、前記ダイヤルシンカー60は、最低位置まで急速に降下することで、前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とが前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503によって前記ダイヤルシンカー60から離れるように同時に移動させられ、この時、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503は、再度完全にくぐり抜けて次に給糸する前記編糸30をノックオーバーし、且つ前記第一ラッチニードル501及び前記第三ラッチニードル503で形成する前記第一掛け糸301と前記第二掛け糸302とを左右対称に支持する前記第一支持ループ311及び前記第二支持ループ312と、前記通気孔21とを形成し、さらに、前記第二ラッチニードル502は、前記第一支持ループ311と前記第二支持ループ312との間に介する第三支持ループ313を形成し、前記通気孔は、その中に前記第三支持ループ313をノックオーバーすることで編成する前記間隔ループ315をさらに有しており、最後に、前記通気孔21同士で間隔が開けられるようにするため、図26にある第五の好ましい実施例のように、編成工程6に基づいて編成を行うことで、前記第一ラッチニードル501、前記第二ラッチニードル502及び前記第三ラッチニードル503が次に給糸する前記編糸30を引っ掛け、常態的にノックオーバーしてループを形成するようにしている。そのうち、前記第五の好ましい実施例の孔幅Wは、必然的に、前記第一の好ましい実施例の孔幅Wより大きく、また、前記第五の好ましい実施例は掛け糸を二回行っているため、前記第五の好ましい実施例の孔長さLは、前記第一の好ましい実施例の孔長さLと同一である。
上述した各好ましい実施例、各編成組織図及び詳細に叙述したその技術内容から分かるとおり、本発明は、前記通気孔21を左右対称に形成しているため、より大きな孔幅Wを生じることができ、且つ、前記通気孔21の上方にある前記第一掛け糸301及び前記第二掛け糸302は、少なくとも二つの支持ループ、即ち前記第一支持ループ311及び前記第二支持ループ312によってしっかりと固定されているため、前記通気孔21の構成がより堅固なものであることから、本発明は、市場の需要に確実に符合している。また、本発明に係る前記通気孔21の上方にある前記第一掛け糸301及び前記第二掛け糸302は、前記通気孔21の上方において、左右対称の編糸の束を発生するため、前記通気孔21の上方にある左右対称の編糸の束は、より立体的な凸出形状が形成されることから、前記精密ニット20が皮膚と接触する時、各前記通気孔21は、前記精密ニット20が皮膚と間に形成する複数の間隙によって皮膚に直接貼り付くことはなく、これにより、より好ましい通気効果が発生し、より快適な冷却という消費者のニーズに符合している。また、本発明で使用しているダイヤルシンカー60は、前記通気孔21の孔長さLを決めたり、前記通気孔21同士の間隔Dを制御したりするだけでなく、前記ダイヤルシンカー60の形状を調整することで前記通気孔21の孔幅W或いはその形状をさらに制御することから、当該業者は需要に応じて臨機応変に変更することができる。
1 編成工程
2 編成工程
3 編成工程
4 編成工程
5 編成工程
6 編成工程
7 編成工程
8 編成工程
10 従来ニット
11 孔隙
12 タックループ
20 細密ニット
21 通気孔
30 編糸
300 掛け糸
301 第一掛け糸
302 第二掛け糸
303 第三掛け糸
304 第四掛け糸
311 第一支持ループ
312 第二支持ループ
313 第三支持ループ
314 第四支持ループ
315 間隔ループ
40 丸編機
50 ラッチニードル
501 第一ラッチニードル
502 第二ラッチ二ードル
503 第三ラッチニードル
504 第四ラッチニードル
51 フック
52 ラッチ
60 ダイヤルシンカー
61 通孔
62 ガイド部
63 延在部
W 孔幅
L 孔長さ
D 間隔

Claims (4)

  1. ゲージ数が24(ウェール/インチ)以上の丸編機によって編成され、片面で、互いに間隔を置く複数の通気孔を有する、通気孔を有する丸編機の細密ニットであって、
    前記通気孔の上方は、複数のダイヤルシンカー(Dial−transfer−jack Sinker)を有する前記丸編機が提供する前記ダイヤルシンカーと前記ダイヤルシンカーに垂直に対応する複数のラッチニードルとが1:4の割合で行う相互動作を利用して少なくとも一つの掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと複数の前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である第一支持ループ及び第二支持ループとを形成することを特徴とする通気孔を有する丸編機の細密ニット。
  2. 前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である前記第一支持ループ、前記第二支持ループ、前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する前記第三支持ループ及び前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する第四支持ループとを形成することを特徴とする請求項1に記載の通気孔を有する丸編機の細密ニット。
  3. 前記通気孔の上方は、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸及び前記第二掛け糸と、前記ダイヤルシンカーと四つの前記ラッチニードルとの相互動作を利用して前記第一掛け糸及び前記第二掛け糸をそれぞれ左右対称に支持する編目である前記第一支持ループ、前記第二支持ループ、前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する前記第三支持ループ及び前記第一支持ループと前記第二支持ループとの間に介する前記第四支持ループとを形成することを特徴とする請求項2に記載の通気孔を有する丸編機の細密ニット。
  4. 前記通気孔は、その中に前記第三支持ループ及び前記第四支持ループによって同時に編成する二つの間隔ループをさらに有することを特徴とする請求項3に記載の通気孔を有する丸編機の細密ニット。
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