JP6161382B2 - 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ - Google Patents

間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ Download PDF

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Description

本発明は画像形成装置に用いられる間隔保証部材および、これを備えたプロセスカートリッジ、現像装置に関する。
ここで、画像形成装置とは、例えば、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置ある。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、間隔保証部材とは、画像形成装置に用いられる像担持体と、現像剤担持体の間の距離を一定に保持するための部材である。
従来、電子写真複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真画像形成装置は、帯電手段によって一様に帯電させた電子写真感光体(像担持体)に選択的な露光をして潜像を形成し、現像手段によって前記潜像をトナーで顕像化する。そして該トナー像を記録媒体に転写・定着することによって画像記録が行われる。尚、転写後に電子写真感光体上に残留したトナーはクリーニング手段によって清掃除去される。
このような画像形成装置には、感光体ドラムと現像ローラとの間隔を一定に規制するための手段として、間隔保証部材が設けられる。
この部材による間隔保証部材の一つとして、コロ状の部材を、バネ等の付勢力により感光体ドラムと現像ローラの間に挟み込み、感光体ドラムと現像ローラの間隔をコロの厚みにより一定に規定する方法が知られている。ここでコロは、対向部で互いの周面が同一方向に移動するように回転する感光体ドラムと現像ローラのどちらかと一緒に連れ回りながら、感光体ドラムと現像ローラの間隔を保持する。よって、この手段においてローラの回転による隙間の変動を抑えるには、コロの厚みが全周に渡って均一になるよう、厚み寸法のばらつきを抑える必要がある。
一方、感光体ドラムまたは現像ローラに対して連れ回ることのない、固定式の間隔保証部材も提案されている(特許文献1参照)。特許文献1ではシート状の間隔保持部材が、感光体ドラムと現像ローラの間に挟まれた状態で固定されている。この方式の利点としては、ローラの回転に対して間隔保証部材側の当接部は常に一定であるため、ローラの回転による隙間の変動が少ないことが挙げられる。またこの場合、シート状の間隔保証部材が感光体ドラムと現像ローラに対して連れ回るのを防止するため、間隔保証部材であるシートの一端が画像形成装置に固定され、間隔保証部材の移動を規制する構成を持つ。そのため、固定手段としての接着剤や両面テープ等を、間隔保証部材であるシートとは別に設ける必要がある。
特開平5−27571号公報
本発明は上記従来技術をさらに発展させたものであり、簡易な構成で安定して像担持体と現像剤担持体の距離を保持することである。
本出願にて開示する間隔保証部材の代表的な構成は、
潜像が形成される像担持体と現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
前記像担持体および前記現像剤担持体が、互いの対向面を同方向に移動させるように回転した際に、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線よりも前記像担持体の回転方向の上流側で前記像担持体と摺擦する第1像担側摺擦部と、
前記像担持体および前記現像剤担持体が、互いの対向面を同方向に移動させるように回転した際に、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線よりも前記現像剤担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と摺擦する第1現像側摺擦部と、
前記第1像担側摺擦部よりも前記像担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2像担側摺擦部と、
前記第1現像側摺擦部よりも前記現像剤担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2現像側摺擦部と、
前記第2像担側摺擦部よりも前記像担持体の回転方向における下流側に設けられた第1移動規制部と、
前記第2現像側摺擦部よりも前記現像剤担持体の回転方向における下流側に設けられた第2移動規制部と、
を備え、
前記第1像担側摺擦部と前記第1現像側摺擦部の距離は、前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部の距離よりも長く、前記第1像担側摺擦部と前記第1現像側摺擦部がそれぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記間隔保証部材が前記像担持体と前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止し、
前記第1移動規制部と前記第2移動規制部の距離は、前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部の距離よりも長く、前記間隔保証部材が前記像担持体と前記現像剤担持体の回転方向と逆方向に移動しようとした際に、前記第1移動規制部と前記第2移動規制部が、それぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体に当接することでその移動を阻止し、
前記第1移動規制部および前記第2移動規制部の少なくとも一方は、前記像担持体と前記現像剤担持体が回転する際に、前記像担持体または前記現像剤担持体と間隔をあけて配置されることを特徴とする。
また本願で開示する別の構成は、上記間隔保証部材を備える現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置である。
簡単な構成で簡易な構成で安定して像担持体と現像剤担持体の距離を保持することができる。
画像形成装置の全体構成を示す側断面図 プロセスカートリッジの全体構成を示す側断面図 現像ユニットの斜視図 プロセスカートリッジの長手方向断面図 感光体ドラムと現像ローラ静止時の、間隔保証部材の断面図 感光体ドラムと現像ローラ駆動時の、間隔保証部材の断面図 感光体ドラムと現像ローラ静止時の、間隔保証部材の断面図 感光体ドラムと現像ローラ静止時の、間隔保証部材の断面図 感光体ドラムと現像ローラ駆動時の、間隔保証部材の断面図 実施例2の間隔保証部材の断面図 実施例3の間隔保証部材の断面図 実施例4の間隔保証部材の断面図 実施例4の付勢力が無い場合の間隔保証部材の断面図 (a)感光体ドラムと現像ローラと間隔保証部材の断面図。(b)間隔保証部材の配置を説明する模式図。
(実施例1)
次に本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置について図面を参照して説明する。
なお、本実施形態において、電子写真方式の画像形成プロセスを用いて電子写真感光体に画像を形成する電子写真画像形成装置及びこれに取外し可能に装着されるプロセスカートリッジを例示している。
(電子写真画像形成装置の全体説明)
まず、電子写真画像形成装置の全体構成について図1、2を用いて説明する。
尚、図1は本実施形態を適用可能なプロセスカートリッジを画像形成装置に装着した状態を示す側断面図である。また、図2は本実施形態を適用可能なプロセスカートリッジを示す側断面図である。
本実施形態における電子写真画像形成装置の画像形成について説明する。まず、図1に示すように、ドラム形状で感光層を有する電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」と称す。)7に、光学系1から画像情報に基づいたレーザー光像が照射される。それによって、感光体ドラム7に静電潜像が形成される。そして、現像剤tを担持する現像剤担持体としての現像ローラ13に電圧が印加されることにより、現像ローラ13から感光体ドラム7に現像剤tが移動する。これによって、感光体ドラム7上に現像剤tの像が形成される。そして前記現像剤像の形成と同期して記録媒体(記録シート、OHPシート等)としての被記録材2がカセット3aから搬送手段3bによってガイド板3f1でガイドされて搬送される。そして、プロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部において感光体ドラム7に形成された現像剤像が、転写手段としての転写ローラ4に電圧が印加されることによって、被記録材2に転写される。そして、その被記録材2がガイド板3f2でガイドされて定着手段5へと搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5a及びヒータ5bを内蔵する定着ローラ5dを有する。定着手段5を通過した被記録材2は、排出ローラ対3dで搬送され、反転搬送路を通して排出部6へと排出される。尚、この画像形成装置は図示しない手差しトレイ及びローラによって手差し給送も可能である。
(プロセスカートリッジの構成)
プロセスカートリッジBは、感光体ドラム7と、少なくともプロセス手段として、感光体ドラム7に形成された静電潜像を現像する現像ローラ13と、を備える。プロセスカートリッジは画像形成装置Aの装置本体に対して着脱可能となっている。
図2に示すように、本実施形態のプロセスカートリッジBを用いて画像を形成する際には、感光体ドラム7が矢印R方向に回転する。そして、感光体ドラム7の表面は、帯電手段としての帯電ローラ8によって一様に帯電される。そして、光学系1からの光が、感光体枠体としてのクリーニング枠体11の有する露光開口部9bを通過して感光体ドラム7の周面を露光する。そして、感光体ドラム7に静電潜像が形成される。また、現像容器10には、現像剤規制部材(現像ブレード)14と現像ローラ13とが設けられている。また、現像容器10は、現像ローラ13へ供給するための現像剤tを収納する現像剤収納部10fを有する。そして、現像ローラ13上の現像剤tが現像ブレード14によって規制されることにより、矢印C方向に回転する現像ローラ13上に均一な現像剤層が形成される。そして、現像ローラ13に現像バイアスを印加することにより、現像剤tを前記潜像に応じて感光体ドラム7に転移させる。これによって前記潜像に応じた現像剤像が感光体ドラム7上に形成される。そしてその現像剤像が、転写ローラ4に転写バイアスが印加されることよって被記録材2に転写される。そして前記現像剤像が被記録材2に転写された後に感光体ドラム7に残留した現像剤tは、クリーニング手段としてのクリーニングブレード12によって除去される。そして除去された現像剤tは、除去現像剤収納部11cに集められる。
プロセスカートリッジBは、主にユニットとして、感光体ユニット(像担持体ユニット)vと、現像ユニットuに分割される。感光体ユニットvは、少なくともクリーニング枠体11と感光体ドラム7と帯電ローラ8とクリーニングブレード12を有する。現像ユニットuは、少なくとも現像枠体10と現像ローラ13、現像ブレード14を有する現像装置である。
感光体ユニットvと現像ユニットuは、現像ユニットuの腕部15に設けられた穴部15aを中心に、互いに回動可能となるよう、例えば不図示の金属ピン等によって結合される。感光体ユニットvと現像ユニットuの間には加圧バネ16が配置される。この加圧バネ16によって、現像ユニットuを穴部15a中心に回転させ、現像ローラ13を感光体ドラム7方向へ付勢する。現像ローラ13と感光体ドラム7の距離(本実施例では、現像ローラ13の表面と感光体ドラムの表面の間の隙間の大きさ)を一定に保つために、両ローラ間に挟まれる間隔保証部材20が設けられる。
(現像ローラと感光体ドラムの隙間を保持する間隔保証部材)
図3に示すように、間隔保証部材20は、現像ユニットuの現像ローラ13の両端部に取り付けられる。間隔保証部材20は、現像ローラ13に対して回動可能である。図4にプロセスカートリッジBの長手方向断面図を示す。このように、現像ローラ13の両端部に配置された間隔保証部材20によって、現像ローラ13と感光体ドラム7の隙間が長手方向に渡って一定に保持される。
また感光体ドラム7は、図4に示すように一端に設けられた画像形成装置本体との係合部7bから駆動力を受け、回転駆動される。現像ローラ13は、現像ローラ13の一端に形成される現像ローラギア13aに、感光体ドラム7の一端に形成されたドラムギア7aが噛み合うことで駆動力が伝達され、回転駆動される。
本実施例における間隔保証部材20は、感光体ドラム7と現像ローラ13の回転時に感光体ドラム7と摺擦する第1ドラム当接部(第1像担側摺擦部)20cを有する。さらに間隔保証部材20は第1ドラム当接部よりも感光体ドラム7の回転方向下流側で感光体ドラム7と摺擦する第2ドラム接触部(第2像担側摺擦部)20aを有する。さらに間隔保証部材20は、現像ローラ13と摺擦する第1現像ローラ当接部(第1現像側摺擦部)20dを有する。さらに間隔保証部材20は第1現像ローラ当接部よりも現像ローラの回転方向下流側で現像ローラ13と摺擦する第2現像ローラ当接部(第2現像側摺擦部)20bを有する。以下、それぞれの当接部(摺擦部)の特徴について詳しく説明する。
図5は、感光体ドラム7と現像ローラ13に対する、間隔保証部材20の関係を示した断面図(現像ローラ13の軸に直交する断面)である。前述の加圧バネ16による付勢力により現像ローラ13が感光体ドラム7へ矢印D方向へ付勢されると、間隔保証部材20の第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20bが、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13の表面と当接する。感光体ドラム7と現像ローラ13との間の隙間は、間隔保証部材20の平面部の厚みG1により、一定に保持される。つまり、第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bの距離(厚みG1)によって、感光体ドラム7と現像ローラ13の距離が規定される。
次に、図6を用いて感光体ドラム7と現像ローラ13が、前述の構成によって、それぞれ図中矢印R、C方向に、互いの対向面が同方向に移動するように回転駆動される場合について説明する。この場合、間隔保証部材20は、感光体ドラム7および現像ローラ13と間隔保証部材20の間に働く摩擦力によって矢印H方向に力を受ける。そして、間隔保証部材20の第1ドラム当接部20c、第1現像ローラ当接部20dがそれぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13の表面と当接する。この第1ドラム当接部20c、第1現像ローラ当接部20dは、感光体ドラム7の中心と現像ローラ13の中心を結んだ線laより、回転方向上流側の矢印Eの領域にある。第1ドラム当接部20cと第1現像ローラ当接部20dは、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13に当接することによって間隔保証部材20の移動を規制するために設けられる。これによって、間隔保証部材20が第2ドラム当接部で感光体ドラム7の面から離れ、現像ローラ13回りに回転してしまう、連れ回りの現象を防止する。また、この第1ドラム当接部20c、第1現像ローラ当接部20dによって、間隔保証部材20の姿勢は一定に保たれ、第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20bの位置を安定させる。
つまり、第1ドラム当接部20cと第1現像ローラ当接部20dの距離は、第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bの距離よりも長い。そのため、第1ドラム当接部20cと第2現像ローラ当接部20dは、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13に当接することで、間隔保証部材20が、感光体ドラム7と現像ローラ13の回転方向に移動してしまうのを阻止することができる。
そして、間隔保証部材20の平面部の厚みG1により一定に保持される、感光体ドラム7と現像ローラ13の間の隙間を安定させる。本実施例ではこのとき第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bは、感光体ドラム7と現像ローラ13の最近接位置にある。つまり感光体ドラム7の中心と現像ローラ13の中心を通る線上(la上)に第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bが位置するものである。
次に図7により、感光体ドラム7と現像ローラ13が画像形成をしない、つまり回転していない場合について説明する。この場合、例えばプロセスカートリッジの物流時には、間隔保証部材20が衝撃力等の外力によって両ローラから脱落するおそれがある。これを防止するため、間隔保証部材20に、第1移動規制部20e、第2移動規制部20fを設ける。第1移動規制部20e、第2移動規制部20fは間隔保証部材20が感光体ドラム7と現像ローラ13の回転方向とは逆向きに移動するのを阻止する働きをする。
つまり、第1、第2移動規制部20e、20fは、間隔保証部材20が矢印K方向へ移動するのを防止するためのものである。第1、第2移動規制部20e、20fは、前述の第1ドラム当接部20c、第1現像ローラ当接部20dとは逆側、つまり、感光体ドラム7の中心と現像ローラ13の中心を結んだ線laより、回転方向下流側の矢印Fの領域にある。この第1、第2移動規制部20e、20fがそれぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13に突き当たる(当接する)ことで、間隔保証部材20の脱落が防止される。
つまり第1移動規制部20eと第2移動規制部20e、20fの距離は、第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bの距離(厚さG1)よりも大きい。そのため第1、第2移動規制部20e、20fは間隔保証部材20が、感光体ドラム7と現像ローラ13の回転方向とは逆方向に移動するのを阻止することができる。
そして、次に画像形成で感光体ドラム7と現像ローラ13が回転駆動される際には、感光体ドラム7および現像ローラ13と、第1、第2移動規制部20e、20fの間に働く摩擦力によって、間隔保証部材20は図6で示した姿勢位置に戻ることになる。このときには、第1、第2移動規制部20e、20fは、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13とは接触しない状態(間隔を空けて配置された状態)を保っている。
次に図8、9を用いて、間隔保証部材20の寸法精度がばらついた場合の、感光体ドラム7と現像ローラ13の隙間変化について説明する。
図8は、間隔保証部材20の寸法ばらつきによって、感光体ドラム7との第1ドラム当接部20cの面がαだけずれた状態を示す。この場合、間隔保証部材20は、感光体ドラム7と現像ローラ13の回転時の摩擦力によって、第1ドラム当接部20cが感光体ドラム7に当接するまで、矢印J方向にβ°回転する。図9は、間隔保証部材20が回転して第1ドラム当接部20cが感光体ドラム7に当接した状態を示す。ここで、間隔保証部材20の第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20bの位置は図のように当接位置が上下方向にβ°だけずれた位置になる。このため、感光体ドラム7と現像ローラ13の隙間量は、狙いの隙間量である間隔保証部材の平面部の距離G1から、G2に変化する。例えば、この隙間の変化量G2−G1は、当接部の位置ずれがα=0.1mmの場合、回転角度β°≒1°となり、G1−G2=2.5μm程度となる(感光体ドラムΦ24、現像ローラΦ10、G1=0.3として)。
以上のように、第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20bを互いに平行な平面部に形成したことによって、当接部の位置ずれαに対して、隙間の変化量(G2−G1)は十分に小さく抑えられる。
なお、この「互いに平行な平面部」とは、完全に平行である場合のみに限定するものではない。隙間の変化量(G2−G1)の値が許容される範囲の十分に小さい値であれば、2つの平面は微小な角度を有していてもよい。
この平面部による隙間の変化量の抑制は、上記の感光体ドラム7との第1ドラム当接部20cの位置ずれの場合だけでなく、現像ローラ13と当接する当接部第1現像ローラ当接部20dの位置ずれについても同様の作用によって行うことができる。
(実施例2)
本特許の他の実施例について、構成を説明する。
図10で第1移動規制部20e、第2移動規制部20fは、リブ形状によって形成される。図10は、物流時の衝撃等により、間隔保証部材20が矢印K方向に力を受け、第1移動規制部20e、第2移動規制部20fが、感光体ドラム7と現像ローラ13に当接した状態を示す。このように、間隔保証部材20の移動規制部が、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13の回転方向下流側のFの領域にあれば、移動規制部の形状にかかわらず効果を奏する。移動規制部は前述と同様の作用により、間隔保証部材20が感光体ドラム7と現像ローラ13から脱落するのを防止することができる。間隔保証部材20が、感光体ドラム7や現像ローラ13の画像形成時の回転方向とは逆向き(矢印K方向の向き)に移動するのを、第1、第2移動規制部20e、20fがそれぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13と当接することで阻止する。
なお本実施例でも、感光体ドラム7と現像ローラ13が画像形成時に回転している状態では、第1移動規制部20eや、第2移動規制部20fは、ともに感光体ドラム7や現像ローラ13と当接しない状態である。
(実施例3)
間隔保証部材20の寸法のばらつきによる感光体ドラム7と現像ローラ13の隙間のばらつきを小さくするためには、間隔保証部材20の第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20b周りの形状は、平行な平面で形成されることが望ましい。しかしながら、製品機能上、感光体ドラム7と現像ローラ13の隙間のばらつきが問題とならなければ、間隔保証部材20の第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20b周りの形状は、必ずしも平行な平面のみに限定されるものではない。
本実施例では図11のように、間隔保証部材20の第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20b周りの形状は、前述の実施例とは異なり、曲面で形成される。このようにしても、感光体ドラム7と現像ローラ13の回転時に間隔保証部材20の姿勢が、第1、第2ドラム当接部20c、20a、第1、第2現像ローラ当接部20d、20bにより一定に保たれる。これによって、感光体ドラム7と現像ローラ13の間の隙間を安定させる。なお、感光体ドラム7と現像ローラ13の隙間のばらつきについては、前述の実施例で述べた作用によって、前記曲面の曲率半径を大きくし、形状を平面に近づけるほど、隙間のばらつきを小さく抑えることができる。
(実施例4)
本特許の他の実施例について、構成を説明する。
図12で、間隔保証部材20は、感光体ドラム7と現像ローラ13との当接部である、第1ドラム当接部20c、第1現像ローラ当接部20d、第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20b、を有する。本実施例ではこれらに加えて、間隔保証部材20はさらに感光体ドラム7との第3ドラム当接部20gと、現像ローラ13との第3現像ローラ当接部20hとで、合わせて計6点の当接部を持つ。この第3ドラム当接部(20g)と第3現像ローラ当接部20hは、感光体ドラム7と現像ローラ13の中心線を結んだ線より、回転方向下流側の矢印Fの領域にある。
本実施例において、第3ドラム当接部20hは第1移動規制部であり、第3現像ローラ当接部20hは第2移動規制部である。実施例1、2において、第1、第2移動規制部20e、20fは、感光体ドラム7や現像ローラ13が回転しているときには、感光体ドラム7や現像ローラ13と当接していなかった。これに対して、本実施例では、第3ドラム当接部20e、第3現像ローラ当接部20hは、感光体ドラム7や現像ローラ13が回転しているときも、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13とに当接した状態となっている。
ここで、感光体ドラム7に対して現像ローラ13から矢印D方向への付勢力が生じている。一方、図13は、図12に対して、現像ローラ13から感光体ドラム7への付勢力が生じていない状態を示す。ここで間隔保証部材20は、感光体ドラム7と現像ローラ13に対して、計4点で当接しており、図12で示した第2ドラム当接部20a、第2現像ローラ当接部20bでは、感光体ドラム7と現像ローラ13とに当接しない。
本実施例では、間隔保証部材20の材質が、弾性係数の比較的低い、例えばPOM(ポリアセタール)やPP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)で形成される。また間隔保証部材20の変形を許容するための、図12、13で示すような窪み形状20iが形成される。この場合には、間隔保証部材20は図13で示す間隔保証部材20の元の形状から、前記矢印D方向への付勢力によって柔軟に変形することができ、図12のように間隔保証部材20の形状は、感光体ドラム7と現像ローラ13によって矯正される。
これにより、間隔保証部材20の寸法のばらつきにかかわらず、図12で示す計6点の各当接部が、感光体ドラム7または現像ローラ13に当接する。
以上のような構成によっても、前述の実施例の場合と同様に、感光体ドラム7と現像ローラ13の回転時にも間隔保証部材20の姿勢が、第1、第2ドラム当接部20c、20a、第1、第2現像ローラ当接部20d、20bにより一定に保たれる。間隔保証部材20は感光体ドラム7と現像ローラ13の隙間を安定させる効果を持つ。また、第3ドラム当接部20g、第3現像ローラ当接部20hによって、前述と同様の作用により、間隔保証部材20が感光体ドラム7と現像ローラ13から脱落するのを防止する効果を持つ。
つまり第3ドラム当接部20e、第3現像ローラ当接部20hは、感光体ドラム7や現像ローラ13と当接することで、間隔保証部材20が、感光体ドラム7と現像ローラ13の回転方向と逆向きに移動するのを阻止する。
(実施例5)
上述の各実施例では、間隔保証部材20が、感光体ドラム7の表面と現像ローラ13の表面の間に一定の隙間を設ける場合を説明した。すなわち上述の各実施例は、非接触現像方式を採用した画像形成装置に採用される間隔保証部材20を説明したものであった。しかし、感光体ドラム7と現像ローラ13の表面が接触する接触現像方式を採用した画像形成装置においても、間隔保証部材20を採用することが可能である。以下、図14(a)と図14(b)を用いて説明する。図14(a)は感光体ドラム7と現像ローラ13の断面図(現像ローラ13の軸に垂直な断面を示す図)であり、図14(b)は間隔保証部材20の配置を説明するための説明図である。
本実施例で用いられる現像ローラ13は、図14(a)、図14(b)に示されるように円筒状のアルミスリーブ13aとゴムチューブ13bからなる。ゴムチューブ13bは、アルミスリーブ13aの表面に被覆されており、弾性を有する弾性部である。間隔保証部材20はアルミスリーブ13aに2点で接触し、また、感光体ドラム7にも2点で接触する。
間隔保証部材20は、アルミスリーブ13aと、感光体ドラム7の間に挟まって、感光体ドラム7と現像ローラ13の距離を保持している。つまり、感光体ドラム7の中心と現像ローラ13の中心間の距離を一定にたもち、かつ、アルミスリーブ13aと感光体ドラム7の間に一定の隙間を作っている。このとき、ゴムチューブ13bは圧縮された状態で感光体ドラム7と接触する。間隔保証部材20によってゴムチューブ13bの圧縮量は一定に保持され、かつ、ゴムチューブ13bが感光体ドラム7に接触する際の接触圧は一定にたもたれる。そのため、現像ローラ13によって感光体ドラム7の表面上に形成されるトナー像(現像剤像)は一定の品質を保ち続けることができる。
第1ドラム当接部20cと第1現像ローラ当接部20dは、感光体ドラム7と現像ローラ13の最近接位置よりも上流側で、それぞれ感光体ドラム7と、現像ローラ13と摺擦する。また第2ドラム当接部20aは、第1ドラム当接部20cよりも感光体ドラム7の回転方向下流側で感光体ドラム7と摺擦する。第2現像ローラ当接部20bは、第1現像ローラ当接部20dよりも現像ローラ13の回転方向の下流側でアルミスリーブ13aと摺擦する。
特に、第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bは、感光体ドラム7と現像ローラ13の距離が最も近くなる最近接位置で、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ13に接触する。第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bの距離(厚さ)によって、感光体ドラム7と現像ローラ13の距離が決まる。
なお本実施例において、感光体ドラム7と現像ローラ13の最近接位置とは、図14(a)において感光体ドラム7とアルミスリーブ13aの間に生じる隙間が一番小さくなる位置であり、感光体ドラム7とゴムチューブ13bが接触する位置である。つまり図14(a)において、感光体ドラム7の中心と現像ローラ13の中心を通る線la上において現像ローラ13と感光体ドラムは最も近づく。この線laは第2ドラム当接部20aと第2現像ローラ当接部20bを通る。また、この線laよりも感光体ドラム17と現像ローラ13の回転方向上流側に第1ドラム当接部20cと第1現像ローラ当接部20dが位置する。
以上まとめると、本実施例の間隔保証部材20は、現像ローラ13の表面と、感光体ドラム7の表面が一部接触した状態で、現像ローラ13と感光体ドラム7の距離(現像ローラ13の中心と感光体ドラム7の中心の間隔)を一定に保持する。これにより間隔保証部材20は、現像ローラ13と感光体ドラム7が接触する接触圧や、ゴムチューブ13bの圧縮量(つぶれ量)を一定にたもつ。
<各実施例の効果>
上述した各実施例において、間隔保証部材20が奏した効果をまとめると以下の通りである。つまり間隔保証部材20は従来技術をさらに発展させたものであり、その目的とするところは、間隔保証部材に寸法のばらつきが生じても、感光体ドラムと現像ローラ間の距離の変動を抑えるものである。これにより間隔保証部材20は、精度の高い安定した間隔保証を可能とする。さらに間隔保証部材20では、間隔保証部材20をプロセスカートリッジの枠体等に固定するための固定手段(両面テープ等)を必要としない(両面テープ等がなくてもよい)。そのため間隔保証部材20の構成を簡易、小型にできる。
なお上述の各実施例においては、間隔保証部材20がプロセスカートリッジBの内部に配置されていてこのプロセスカートリッジBが画像形成装置Aの装置本体に着脱可能であったが、本発明の構成がこのような様態に限定されるものではない。感光体ドラム7や現像ローラ13、間隔保証部材20がユーザーによって交換できない構成であってもよい。また現像ユニット(現像装置)uとクリーニングユニットvがそれぞれ別のカートリッジとして、画像形成装置Aの装置本体に着脱可能な構成であってもよい。
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
7 感光体ドラム
20 間隔保証部材
20c 第1ドラム当接部
20d 第1現像ローラ当接部
20a 第2ドラム当接部
20b 第2現像ローラ当接部
20e 第1移動規制部
20f 第2移動規制部
u 現像ユニット
v クリーニングユニット
t 現像剤

Claims (13)

  1. 潜像が形成される像担持体と現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
    前記像担持体および前記現像剤担持体が、互いの対向面を同方向に移動させるように回転した際に、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線よりも前記像担持体の回転方向の上流側で前記像担持体と摺擦する第1像担側摺擦部と、
    前記像担持体および前記現像剤担持体が、互いの対向面を同方向に移動させるように回転した際に、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線よりも前記現像剤担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と摺擦する第1現像側摺擦部と、
    前記第1像担側摺擦部よりも前記像担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2像担側摺擦部と、
    前記第1現像側摺擦部よりも前記現像剤担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2現像側摺擦部と、
    前記第2像担側摺擦部よりも前記像担持体の回転方向における下流側に設けられた第1移動規制部と、
    前記第2現像側摺擦部よりも前記現像剤担持体の回転方向における下流側に設けられた第2移動規制部と、
    を備え、
    前記第1像担側摺擦部と前記第1現像側摺擦部の距離は、前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部の距離よりも長く、前記第1像担側摺擦部と前記第1現像側摺擦部がそれぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記間隔保証部材が前記像担持体と前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止し、
    前記第1移動規制部と前記第2移動規制部の距離は、前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部の距離よりも長く、前記間隔保証部材が前記像担持体と前記現像剤担持体の回転方向と逆方向に移動しようとした際に、前記第1移動規制部と前記第2移動規制部が、それぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体に当接することでその移動を阻止し、
    前記第1移動規制部および前記第2移動規制部の少なくとも一方は、前記像担持体と前記現像剤担持体が回転する際に、前記像担持体または前記現像剤担持体と間隔をあけて配置されることを特徴とする間隔保証部材。
  2. 前記第1移動規制部および前記第2移動規制部の少なくとも一方は、前記像担持体と前記現像剤担持体が回転する際に、前記像担持体または前記現像剤担持体と当接した状態を保つことを特徴とする請求項1に記載の間隔保証部材。
  3. 前記間隔保証部材は、前記現像剤担持体の表面と前記像担持体の表面を当接させた状態で、前記現像剤担持体と前記像担持体の距離を保持することを特徴とする請求項1又は2に記載の間隔保証部材。
  4. 前記現像剤担持体の表面には弾性部が設けられ、前記弾性部が前記像担持体の表面と当接することを特徴とする請求項3に記載の間隔保証部材。
  5. 潜像が形成される像担持体と現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
    前記像担持体および前記現像剤担持体が、互いの対向面を同方向に移動させるように回転した際に、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線よりも前記像担持体の回転方向の上流側で前記像担持体と摺擦する第1像担側摺擦部と、
    前記像担持体および前記現像剤担持体が、互いの対向面を同方向に移動させるように回転した際に、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線よりも前記現像剤担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と摺擦する第1現像側摺擦部と、
    前記第1像担側摺擦部よりも前記像担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2像担側摺擦部と、
    前記第1現像側摺擦部よりも前記現像剤担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2現像側摺擦部と、
    を備え、
    前記第1像担側摺擦部と前記第1現像側摺擦部の距離は、前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部の距離よりも長く、前記第1像担側摺擦部と前記第1現像側摺擦部がそれぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記間隔保証部材が前記像担持体と前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止し、
    前記間隔保証部材は、前記現像剤担持体の表面と前記像担持体の表面を当接させた状態で、前記現像剤担持体と前記像担持体の距離を保持することを特徴とする間隔保証部材。
  6. 前記現像剤担持体の表面には弾性部が設けられ、前記弾性部が前記像担持体の表面と当接することを特徴とする請求項5に記載の間隔保証部材。
  7. 前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部は、前記像担持体および前記現像剤担持体が回転する際、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線上に配置されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  8. 前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部は、前記現像剤担持体と前記像担持体の最近接位置にて、それぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  9. 前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部の距離によって、前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を規定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  10. 互いに平行な2つの平面に、それぞれ前記第2像担側摺擦部と前記第2現像側摺擦部が形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  11. 前記間隔保証部材は、前記現像剤担持体の表面と前記像担持体の表面を接触させないように、前記現像剤担持体と前記像担持体の距離を保持することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  12. 画像形成装置に用いられる現像装置において、
    現像剤を担持し、像担持体とともに互いの対向面を同方向に移動させるように回転する現像剤担持体と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する間隔保証部材と、
    を備え、
    前記間隔保証部材は請求項1乃至11のいずれか1項に記載の間隔保証部材であることを特徴とする現像装置。
  13. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    潜像が形成される像担持体と、
    前記潜像を現像するための現像剤を担持し、前記像担持体とともに互いの対向面を同方向に移動させるように回転する現像剤担持体と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する間隔保証部材と、
    を備え、
    前記間隔保証部材が請求項1乃至11のいずれか1項に記載の間隔保証部材であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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