JP6161039B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6161039B2 JP6161039B2 JP2014083126A JP2014083126A JP6161039B2 JP 6161039 B2 JP6161039 B2 JP 6161039B2 JP 2014083126 A JP2014083126 A JP 2014083126A JP 2014083126 A JP2014083126 A JP 2014083126A JP 6161039 B2 JP6161039 B2 JP 6161039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- effect
- effect pattern
- winning combination
- permission flag
- stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 528
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 86
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 89
- 230000008569 process Effects 0.000 description 88
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 37
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 23
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 23
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 15
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 230000004044 response Effects 0.000 description 11
- 241000219109 Citrullus Species 0.000 description 10
- 235000012828 Citrullus lanatus var citroides Nutrition 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- PZTQVMXMKVTIRC-UHFFFAOYSA-L chembl2028348 Chemical compound [Ca+2].[O-]S(=O)(=O)C1=CC(C)=CC=C1N=NC1=C(O)C(C([O-])=O)=CC2=CC=CC=C12 PZTQVMXMKVTIRC-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
Description
図1および図2の外観図に示すように、スロットマシン100は、略矩形状の箱体である筐体102と、筐体102の前面開口部に対して回動可能な連結部材により開閉可能に取り付けられた前面上扉104と、前面上扉104の下方に位置し、前面上扉104同様、筐体102の前面開口部に対して開閉可能に取り付けられた前面下扉106と、前面下扉106の下部に位置し、メダル排出口108aから払い出されたメダルを貯留するための受け皿部108とを備えている。
図4は、スロットマシン100の概略的な電気的構成を示したブロック図である。図4に示すように、スロットマシン100は、主として、主制御基板200と、副制御基板202とによって制御されている。ここでは、遊技の進行に関わるプログラムのうち、遊技に供する当選役の抽選やその入賞といったような、特に重要な処理を主制御基板200で実行し、それ以外の例えば演出に関する処理を副制御基板202で実行している。また、図4に示したように、主制御基板200と副制御基板202との間の電気的な信号の伝達は、不正防止等の観点から、主制御基板200から副制御基板202への一方向のみに制限される。ただし、このような制限がなければ、電気的に双方向通信も技術的に可能である。
主制御基板200は、中央処理装置であるメインCPU200a、プログラム等が格納されたメインROM200b、ワークエリアとして機能するメインRAM200c等を含む各種半導体集積回路を有し、スロットマシン100全体を統括的に制御する。ただし、メインRAM200cには不図示のバックアップ電源が接続されており、電源が切断された場合においても、意図的にメインRAM200cの初期化処理を実行しない限り、データが消去されることなく保持される。
スロットマシン100においては、遊技の進行に際し、主制御基板200おいて複数の遊技状態が設けられており、主制御基板200で管理する遊技状態に対応する複数の当選役抽選テーブル等がメインROM200bに格納されている。当選役抽選手段304は、メインRAM200cに記憶された現在の設定値(遊技利益を得る容易性を段階的に示したもの)と現在の遊技状態に応じて、対応する当選役抽選テーブルをメインROM200bから抽出し、抽出した当選役抽選テーブルに基づき、スタートスイッチ128の操作信号に応じて取得された当選役抽選乱数が当選役抽選テーブル内のいずれの当選役またはハズレに対応するか判定する。
当選役抽選の結果、当選役「リプレイ」に当選すると、図6に示した当選役「リプレイ」に対応する図柄組み合わせで、各回転リール134a、134b、134cそれぞれに記される「リプレイ」図柄が有効ライン上に表示可能となり、その当選役「リプレイ」に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されると、上記したように、遊技者によるベットを行わずして再度1遊技を実行できる。
また、当選役抽選の結果、当選役「ベル」に当選すると、図6に示した当選役「ベル」に対応する図柄組み合わせで、各回転リール134a、134b、134cそれぞれに記される「ベル」図柄が有効ライン上に表示可能となり、その当選役「ベル」に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されると、遊技者はメダルの払い出し(9枚)を受ける。ここで、当選役「ベル」に対応する図柄組み合わせを構成する「ベル」図柄同士は、各回転リール134a、134b、134c内で最大図柄4つ分しか離隔していないので(図3および図6参照)、当選役「リプレイ」同様、上記の停止制御によって、必ず有効ライン上に表示することができる。
また、当選役抽選の結果、当選役「BB」に当選すると、図6に示した当選役「BB」に対応する図柄組み合わせで、各回転リール134a、134b、134cそれぞれに記される「赤7」図柄が有効ライン上に表示可能となり、その当選役「BB」に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されると、ボーナス遊技フラグがONすることで、遊技状態がボーナス遊技状態に設定され、次の1遊技(以下、単に次遊技という)以降、メダルが所定枚数払い出されるまで、ボーナス遊技状態にて遊技を実行することが可能となる。なお、各回転リール134a、134b、134cにおいては、それぞれ「赤7」図柄が、上記の停止制御によっても、有効ライン上に表示されない場合があるように配列されている(図3および図6参照)。そのため、当選役「BB」に当選したとしても、遊技者は、当選役「BB」に対応する図柄組み合わせを必ずしも有効ライン上に表示させられるとは限らない。
図8は、当選役抽選乱数を判定する場合に用いられる当選役抽選テーブルを示す図であり、図8(a)は、上述したボーナス非成立遊技状態において用いられるボーナス非成立遊技状態用当選役抽選テーブルを示し、図8(b)は、ボーナス成立遊技状態において用いられるボーナス成立遊技状態用当選役抽選テーブルを示し、図8(c)は、ボーナス遊技状態において用いられるボーナス遊技状態用当選役抽選テーブルを示している。当選役抽選テーブルでは、いずれも複数の当選領域が区画されており、各遊技状態によって抽選の対象となる当選役が異なっている。区画化された各当選領域にはそれぞれ所定の当選範囲値(置数)と当選役が対応付けられており、遊技状態毎に割り当てられた全ての当選領域の当選範囲値を合計すると当選役抽選乱数の総数(65536)となる。したがって、当選役それぞれが決定される確率は、当選領域に対応付けられた当選範囲値を当選役抽選乱数の総数で除算した値となる。当選役抽選手段304は、その時点の遊技状態に基づいて、当該当選役抽選テーブルにおける複数の当選領域から、順次、当選範囲値を取得し、その当選範囲値を当選役抽選乱数から減算して、その減算値が0未満となると、その時点の当選領域に対応付けられた当選役を抽選結果としている。当該抽選の手順は、他の抽選においても適用できる。
図4に戻って説明すると、副制御基板202は、主制御基板200と同様に、中央処理装置であるサブCPU202a、プログラム等が格納されたサブROM202b、ワークエリアとして機能するサブRAM202c等を含む各種半導体集積回路を有し、主制御基板200からのコマンドに基づき、特に演出を制御する。また、サブRAM202cにもメインRAM200c同様、不図示のバックアップ電源が接続されており、電源が切断された場合においても、データが消去されることなく保持される。なお、副制御基板202にも、主制御基板200同様、乱数発生器202dが設けられており、乱数発生器202dによって生成される乱数(以下、演出抽選乱数という)は、主に演出の態様を決定するために用いられる。また、本実施形態では、副制御基板202内で演出動画を処理しているが、液晶表示部138に表示される静止画や動画を含む画像は、データ容量やその表示に伴う処理負荷が膨大となるため、別途、液晶制御基板を介在させて演出動画を処理する場合もある。
また、演出は、遊技の進行に応じて遊技毎に変化するだけでなく、1遊技中でも変化する。例えば、各種スイッチ(メダル投入部124、ベットスイッチ126、スタートスイッチ128、ストップスイッチ130、演出スイッチ132等)の操作を契機に遊技者の期待感を高める様々な演出が実行される。
図10は、演出パターンのデータテーブルを示す説明図である。例えば、図10(a)に示すように、カットイン演出パターンのデータテーブルには、カットイン演出パターンの本文(カットイン演出パターンを実行するために必要なデータ)に加え、当該カットイン演出パターンを優先的に表示する旨の情報が含まれている。図10(a)の例では、当該カットイン演出パターンを優先的に表示する旨の情報として、データ開始位置の後、かつ、カットイン演出パターンの本文の前に、演出許可フラグをOFFする旨の情報が示され、カットイン演出パターンの本文の後、かつ、データ終了位置の前に、演出許可フラグをONする旨の情報が示されている。ここで、演出許可フラグは、カットイン演出パターン以外の操作契機演出パターンの実行を許可するか否かを示すサブRAM202cに記憶されるフラグであり、ONで許可、OFFで不可を示す。演出実行手段336は、かかる演出許可フラグを用いて、同タイミングで実行するように決定された2つの演出パターン、例えば、操作契機演出パターンとカットイン演出パターンとの実行順位を調整する。
図13は、主制御基板200のメイン処理を示したフローチャートである。ここでは、まず、主制御基板200のメイン処理に沿って、初期化後の1遊技の概略を説明し、その後、各処理の詳細について説明する。また、ここでは、本実施形態の特徴に関係する処理について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。また、詳細な説明は省略するが、各処理が遂行される際、各処理において用いられるスイッチ(ベットスイッチ126、スタートスイッチ128、ストップボタンスイッチ130a、130b、130c)は、処理の開始時に有効化され、処理の終了時に無効化される。
電源スイッチ148を介してスロットマシン100の電源が投入され、通電状態になると、初期化手段300は、遊技開始に備え初期化処理を実行する。初期化手段300は、電源が投入されている間、随時バックアップデータを生成し、そのバックアップデータをメインRAM200cに保持している。したがって、不意の電断が生じたとしても、この初期化処理において、保持されたバックアップデータを用い電断前の状態に復帰させることができる。例えば、回転リール134a、134b、134cの回転中に不意の電断が起きたとしても、復帰動作後に再度各回転リール134a、134b、134cが回転している状態から開始される。したがって、初期化処理では、基本的に、メインRAM200cの初期化(RAMクリア)は行われない。
続いて、遊技者によるベットスイッチ126の操作、または、メダル投入部124へのメダルの投入を通じ、ベット手段302がメダルをベットする。また、コマンド決定手段314は、その操作がなされたことを示す投入コマンドを生成し、コマンド送信手段316は、生成された投入コマンドを副制御基板202に送信する。
次に、当選役抽選手段304は、スタートスイッチ128に対する遊技開始操作を有効化し、スタートスイッチ128の操作待ち状態に移行する。そして、当選役抽選手段304は、遊技者によるスタートスイッチ128の操作に応じて、主制御基板200の乱数発生器200dによって更新された当選役抽選乱数から、スタートスイッチ128が操作された時点における1の当選役抽選乱数を取得する。そして、当選役抽選手段304は、図8に示した複数の当選役抽選テーブルから、現在設定されている遊技状態に対応する1の当選役抽選テーブルを決定するとともに、取得した当選役抽選乱数が、決定した当選役抽選テーブルにおけるいずれの当選領域に対応するか判定し、判定された当選領域の当選役またはハズレを抽選結果として決定する。また、コマンド決定手段314は、スタートスイッチ128の操作に応じて抽選結果が決定された後、当選役抽選の抽選結果(当選役またはハズレ)や遊技状態に関する情報等を含む当選役コマンドを生成し、コマンド送信手段316は、生成された当選役コマンドを副制御基板202に送信する。また、主遊技状態遷移手段312は、ボーナス非成立遊技状態において当選役「BB」に当選したことに基づき遊技状態をボーナス非成立遊技状態からボーナス成立遊技状態へ遷移させる。
スタートスイッチ128が操作されると、リール制御手段306は、ステッピングモータ262を駆動して左リール134a、中リール134b、右リール134cを回転させる。このリール回転処理においては、前回の1遊技における左リール134a、中リール134b、右リール134cの回転開始時点から所定の時間(例えば4.1秒)が経過すると(ウェイト)、当該遊技における左リール134a、中リール134b、右リール134cの回転を開始し、左リール134a、中リール134b、右リール134cの全てが定速回転となったところで、ステップS500に処理を移す。また、リール制御手段306は、リール演出を実行する場合もある。
続いて、リール制御手段306は、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cを有効化し、遊技者によるストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作を受け付けると、その操作に対応する回転リール(左リール134a、中リール134b、右リール134cのいずれか)を停止制御する。また、コマンド決定手段314は、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cのいずれかの操作がなされると、操作がなされたストップボタンスイッチ130a、130b、130cの情報を示す停止コマンド(第1停止コマンド、第2停止コマンド、第3停止コマンド)を操作の度に生成し、コマンド送信手段316は、生成された停止コマンドを順次、副制御基板202に送信する。
次に、判定手段308は、図5(a)に示した有効ライン上に表示された図柄組み合わせが予め定められたどの組み合わせに相当するかを判定し、その図柄組み合わせに応じて遊技状態の変更やリプレイに際して要求される種々の処理を実行する。また、コマンド決定手段314は、有効ライン上に表示された図柄組み合わせや、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示された場合におけるメダルの払出枚数等を含む入賞コマンドを生成し、コマンド送信手段316は、生成された入賞コマンドを副制御基板202に送信する。また、主遊技状態遷移手段312は、ボーナス成立遊技状態において当選役「BB」に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されたことに基づき、遊技状態をボーナス成立遊技状態からボーナス遊技状態へ遷移させる。
続いて、払出制御手段310は、ステップS600における判定結果に基づき、例えば、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示されると、当該小役に対応するメダルの払出処理を実行し、有効ライン上にリプレイ役に対応する図柄組み合わせが表示されると、自動的に次遊技のベットを行うための処理を実行する。また、主遊技状態遷移手段312は、ボーナス遊技状態においてメダルの所定枚数の払い出しが実行されると、遊技状態をボーナス遊技状態からボーナス非成立遊技状態へ遷移させる。このように、払出制御手段310は、有効ライン上に表示された図柄組み合わせに対応して種々の処理を遂行し、当該1遊技を終了する。また、コマンド決定手段314は、メダルの払出処理がなされた場合、払出処理がなされたことを示す払出コマンドを生成し、コマンド送信手段316は、生成された払出コマンドを副制御基板202に送信する。
図14は、副制御基板202のサブ処理を示したフローチャートである。ここでは本実施形態の特徴に関係する処理について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。
電源スイッチ148を介してスロットマシン100の電源が投入され、通電状態になると、初期化決定手段330は、遊技開始に備え初期化処理を実行する。初期化決定手段330は、電源が投入されている間、随時バックアップデータを生成し、そのバックアップデータをサブRAM202cに保持している。
コマンド受信手段332は、主制御基板200からのコマンドが受信されたか否か判定する。その結果、コマンドが受信されていればステップS1300に処理を移し、コマンドが受信されていなければステップS1400に処理を移す。かかるコマンド受信処理S1300については、図15を用いて詳述する。
上記ステップS1200においてコマンドが受信されていると判定されれば、コマンド受信手段332は、当該受信されたコマンドに基づいて種々の処理を実行し、ステップS1400に処理を移す。
続いて、受信されたコマンドに対応する種々の処理が実行され、ステップS1200からの処理が繰り返される。かかるコマンド対応処理S1400については、図17を用いて詳述する。
図15は、上記ステップS1300のコマンド受信処理を示したフローチャートである。ここでは本実施形態の特徴に関係する処理について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。したがって、ここでは、特に、演出パターンに対する処理について述べ、他の遊技状態については説明を省略する。
まず、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが投入コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが投入コマンドであれば、ステップS1302に処理を移し、受信したコマンドが投入コマンドでなければ、ステップS1303に処理を移す。
上記ステップS1301において受信したコマンドが投入コマンドであると判定されれば、演出実行手段336は、投入コマンドの受信という開始契機に伴い、後述するステップS1304において演出決定手段334により決定された演出を実行開始する。かかる演出実行処理S1302については、図16を用いて詳述する。
続いて、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが当選役コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが当選役コマンドであれば、1遊技が開始されたとし、ステップS1304に処理を移し、受信したコマンドが当選役コマンドでなければ、ステップS1305に処理を移す。
上記ステップS1303において受信したコマンドが当選役コマンドであると判定されれば、演出決定手段334は、当選役コマンドおよび演出抽選乱数に基づいて遊技の演出を抽選により決定する。例えば、演出決定手段334は、当選役コマンドに基づいて1遊技中にストーリー性をもって連続的に変化する操作契機演出パターン(スタート演出パターン、第1停止演出パターン、第2停止演出パターン、第3停止演出パターン、ベット演出パターン)を抽選により決定する。また、演出決定手段334は、操作契機演出パターンと独立して、スタート演出パターンと同タイミングで実行するカットイン演出パターンを実行するか否か抽選により決定する。そして、当選役コマンドの受信という開始契機に伴い、ステップS1302の処理を実行した後、ステップS1305に処理を移す。
続いて、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが停止コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが停止コマンドであれば、第1停止コマンド、第2停止コマンド、第3停止コマンドそれぞれの受信という開始契機に伴い、ステップS1302の処理を実行した後、ステップS1306に処理を移し、受信したコマンドが停止コマンドでなければ、ステップS1306に処理を移す。
続いて、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが入賞コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが入賞コマンドであれば、ステップS1307に処理を移し、受信したコマンドが入賞コマンドでなければ、ステップS1308に処理を移す。
上記ステップS1306において受信したコマンドが入賞コマンドであると判定されれば、演出実行手段336は、当該入賞コマンドに基づく演出を実行する。
続いて、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが払出コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが払出コマンドであれば、ステップS1309に処理を移し、受信したコマンドが払出コマンドでなければ、当該コマンド受信処理S1300を終了する。
上記ステップS1308において受信したコマンドが払出コマンドであると判定されれば、演出実行手段336は、当該払出コマンドに基づく演出を実行し、当該コマンド受信処理S1300を終了する。そうすると、メダルの払出に応じて、サブクレジット表示部156およびサブ払出表示部158の数値が更新される。
図16は、上記ステップS1302の演出実行処理を示したフローチャートである。ここでは、コマンドの受信、すなわち、それぞれのコマンドに対応する各種スイッチの操作を開始契機として、演出決定手段334によって決定された演出パターンが実行される。ただし、当該演出実行処理S1302における演出パターンの実行は、正確には、演出パターンに対応するデータテーブルの設定を示すので、一旦、演出パターンが実行されると、次の演出パターンが実行されるまで、演出パターンの継続はハードウェアに委託され、当該演出実行処理S1302における実質的な処理は発生しない。
まず、演出実行手段336は、演出決定手段334によって、受信したコマンドに対する演出パターンが決定されているか否か判定する。例えば、投入コマンドであればベット演出パターンが決定されているか、当選役コマンドであればスタート演出パターンやカットイン演出パターンが決定されているか、停止コマンドであれば対応する第1停止演出パターン、第2停止演出パターン、第3停止演出パターンが決定されているかを判定する。その結果、受信したコマンドに対する演出パターンが決定されていれば、ステップS1302−2に処理を移し、受信したコマンドに対する演出パターンが決定されていなければ、当該演出実行処理S1302を終了する。このように演出パターンの決定有無を判定するのは、操作契機演出パターンやカットイン演出パターンが必ずしも決定されているとは限らないからである。
上記ステップS1302−1において演出決定手段334によって受信したコマンドに対する演出パターンが決定されていると判定されれば、演出実行手段336は、当該受信したコマンドに対する演出パターンのデータテーブル(正確には演出パターンの本文の前)に演出許可フラグをOFFする旨の情報が示されているか、すなわち、演出パターンがカットイン演出パターンであるか否か判定する。その結果、演出許可フラグをOFFする旨の情報が示されていれば、ステップS1302−3に処理を移し、演出許可フラグをOFFする旨の情報が示されていなければ、ステップS1302−5に処理を移す。つまり、受信したコマンドに対する演出パターンが、カットイン演出パターンである場合はYESと判定され、操作契機演出パターンである場合はNOと判定される。なお、操作契機演出パターン(例えば、スタート演出パターン)とカットイン演出パターンとが同タイミングで実行されることが決定されている場合は、カットイン演出パターンのデータテーブルが優先的に参照され(先に参照されるように設定され)、後述するステップS1302−11において、まだ、操作契機演出パターンが処理されていない(NO)と判定されて、ステップS1302−2に戻ってきた際に、操作契機演出パターンのデータテーブルが参照される。
上記ステップS1302−2において演出パターンのデータテーブルに演出許可フラグをOFFする旨の情報が示されていると判定されれば、演出実行手段336は、演出許可フラグをOFFする。
続いて、演出実行手段336は、当該演出パターンの、演出許可フラグをOFFする旨の情報の後に示される演出パターン(カットイン演出パターン)の本文に対応する演出を実行する。ただし、カットイン演出パターンの実行は、データテーブルの設定を示し、一旦、カットイン演出パターンが実行されるとカットイン演出パターンの継続はハードウェアに委託され、予め定められた表示時間を経過、または、後述するステップS1302−6によって演出許可フラグがONされることで終了する。
上記ステップS1302−2において演出パターンのデータテーブルに演出許可フラグをOFFする旨の情報が示されていないと判定されれば、すなわち、演出パターンが操作契機演出パターンであれば、演出実行手段336は、当該操作契機演出パターンのデータテーブル(正確には操作契機演出パターンの本文の前)に演出許可フラグをONする旨の情報が示されているか否か判定する。その結果、演出許可フラグをONする旨の情報が示されていれば、ステップS1302−6に処理を移し、演出許可フラグをONする旨の情報が示されていなければ、ステップS1302−8に処理を移す。例えば、第1停止演出データテーブルには演出許可フラグをONする旨の情報が示されているのでYESと判定され、それ以外の操作契機演出パターンのデータテーブルには演出許可フラグをONする旨の情報が示されていないのでNOと判定される。
上記ステップS1302−5において操作契機演出パターンのデータテーブルに演出許可フラグをONする旨の情報が示されていると判定されれば、演出実行手段336は、演出許可フラグをONする。
続いて、演出実行手段336は、当該操作契機演出パターンの、演出許可フラグをONする旨の情報の後に示される操作契機演出パターン、例えば、第1停止演出パターンの本文に対応する演出を実行する。ただし、操作契機演出パターンの実行は、データテーブルの設定を示し、一旦、操作契機演出パターンが実行されると、次の演出パターンが実行されるまで操作契機演出パターンの継続はハードウェアに委託される。
上記ステップS1302−5において演出パターンのデータテーブルに演出許可フラグをONする旨の情報が示されていないと判定されれば、演出実行手段336は、演出許可フラグがONしているか否か判定する。その結果、演出許可フラグがONしていれば、ステップS1302−9に処理を移し、演出許可フラグがONしていなければ、ステップS1302−10に処理を移す。例えば、操作契機演出パターンとカットイン演出パターンとが同タイミングで実行されることが決定されている場合は、ステップS1302−3において演出許可フラグがOFFされているためNOと判定され、それ以外はYESと判定される。
上記ステップS1302−8において演出許可フラグがONしていると判定されれば、演出実行手段336は、操作契機演出パターン、例えば、スタート演出パターン(ただし、カットイン演出なしの場合)、第2停止演出パターン、第3停止演出パターン、ベット演出パターンの本文に対応する演出を実行する。ただし、操作契機演出パターンの実行は、データテーブルの設定を示し、一旦、操作契機演出パターンが実行されると、次の演出パターンが実行されるまで操作契機演出パターンの継続はハードウェアに委託される。
上記ステップS1302−8において演出許可フラグがONしていないと判定されれば、演出実行手段336は、操作契機演出パターン、例えば、スタート演出パターン(ただし、カットイン演出ありの場合)の本文に対応する演出の実行を一時的に停止する(開始しない)。つまり、カットイン演出パターンが実行されるときには、スタート演出パターンの実行が一時的に停止される。
続いて、演出実行手段336は、受信したコマンドに対する演出パターンが全て処理されたか否か判定する。かかる判定は、例えば、受信したコマンドが当選役コマンドであり、当選役コマンドの受信という開始契機に伴いカットイン演出パターンとスタート演出パターンとが同タイミングで実行されるように決定されたが、一方の演出パターン(例えば、スタート演出パターン)の処理がまだ終わっていない場合、その一方の演出パターンについてステップS1302−2からの処理を繰り返すためである。かかる判定の結果、受信したコマンドに対する演出パターン全ての処理を終えていれば、当該演出実行処理S1302を終了する。
図17は、上記ステップS1400のコマンド対応処理を示したフローチャートである。ここでは本実施形態の特徴に関係する処理について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。したがって、ここでは、特に、演出パターンに対する処理について述べ、他の遊技状態については説明を省略する。
まず、演出実行手段336は、実行されていた演出パターンが、表示時間が定められている、例えば、カットイン演出パターンであり、そのカットイン演出パターンが終了し、かつ、当該カットイン演出パターンのデータテーブル(正確には演出パターンの本文の後)に演出許可フラグをONする旨の情報が示されているか否か判定する。その結果、演出パターンが終了し、かつ、演出許可フラグをONする旨の情報が示されていれば、ステップS1402に処理を移し、カットイン演出パターンが終了していない、または、カットイン演出パターンは終了しているが演出許可フラグをONする旨の情報が示されていなければ、当該コマンド対応処理S1400を終了する。
上記ステップS1401において演出パターンが終了し、かつ、演出許可フラグをONする旨の情報が示されていると判定されれば、演出実行手段336は、演出許可フラグをONする。
続いて、演出実行手段336は、ステップS1302−10において停止されていた演出パターン、例えば、スタート演出パターンの本文に対応する演出を実行し、当該コマンド対応処理S1400を終了する。ただし、演出許可フラグがOFFとなっている間に、ステップS1302−7において第1停止演出パターンが実行された場合、当該スタート演出パターンの実行はキャンセルされる。
126 ベットスイッチ
128 スタートスイッチ
130 ストップスイッチ
134a、134b、134c 回転リール
302 ベット手段
304 当選役抽選手段
306 リール制御手段
310 払出制御手段
334 演出決定手段
336 演出実行手段
Claims (2)
- 遊技に使用するための遊技媒体をベットするベット手段と、
遊技媒体をベットした後、スタートスイッチの操作に基づき、少なくとも小役を含む複数種類の当選役のいずれかを当選役抽選により決定する当選役抽選手段と、
前記スタートスイッチの操作に応じて、複数種類の図柄がそれぞれ配列された複数の回転リールを回転制御し、回転している回転リールに対応するストップスイッチの操作に応じ、前記当選役抽選の結果に基づいて、操作された該ストップスイッチに対応する回転リールをそれぞれ停止制御するリール制御手段と、
前記当選役抽選で決定した小役の入賞に基づいて、該小役に対応する遊技媒体を払い出す払出制御手段と、
前記スタートスイッチ、前記ストップスイッチを含む複数のスイッチのいずれかの操作を契機として開始される複数の操作契機演出パターン、および、該操作契機演出パターンの実行可否を示す演出許可フラグをOFFする旨の情報が含まれ、該操作契機演出パターンの前に挿入されるカットイン演出パターンを含む複数種類の演出パターンのいずれかを決定する演出決定手段と、
決定された前記演出パターンを実行する演出実行手段と、
を備え、
前記演出決定手段は、前記操作契機演出パターンと前記カットイン演出パターンとを同タイミングで実行するように決定する場合があり、
前記演出実行手段は、
前記カットイン演出パターンの開始契機に該演出許可フラグをOFFし、該カットイン演出パターンを実行して、該カットイン演出パターンを終えた後、該演出許可フラグをONし、
前記操作契機演出パターンの開始契機に前記演出許可フラグがONであれば、該操作契機演出パターンを実行し、該演出許可フラグがOFFであれば、該操作契機演出パターンの実行を停止し、該演出許可フラグがONになった後、該操作契機演出パターンを実行することを特徴とする遊技機。 - 前記演出決定手段は、演出許可フラグをONする旨の情報が含まれる操作契機演出パターンを決定する場合があり、
前記演出許可フラグがOFFの間に、前記演出許可フラグをONする旨の情報が含まれる操作契機演出パターンの開始契機が到来すると、前記演出実行手段は、前記カットイン演出パターンの実行状態に拘わらず、前記演出許可フラグをONし、停止状態にある他の操作契機演出パターンを実行することなく、該演出許可フラグをONする旨の情報が含まれる操作契機演出パターンを実行することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014083126A JP6161039B2 (ja) | 2014-04-14 | 2014-04-14 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014083126A JP6161039B2 (ja) | 2014-04-14 | 2014-04-14 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015202211A JP2015202211A (ja) | 2015-11-16 |
JP6161039B2 true JP6161039B2 (ja) | 2017-07-12 |
Family
ID=54596077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014083126A Expired - Fee Related JP6161039B2 (ja) | 2014-04-14 | 2014-04-14 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6161039B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007117196A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP5361067B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2013-12-04 | サミー株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP5535745B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-07-02 | サミー株式会社 | スロットマシン |
JP5426724B2 (ja) * | 2012-05-30 | 2014-02-26 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
-
2014
- 2014-04-14 JP JP2014083126A patent/JP6161039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015202211A (ja) | 2015-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6317589B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017035342A (ja) | 遊技機 | |
JP6357626B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017035165A (ja) | 遊技機 | |
JP2017029554A (ja) | 遊技機 | |
JP2017051264A (ja) | 遊技機 | |
JP5713270B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6612732B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2015112162A (ja) | 遊技機 | |
JP5877567B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6161039B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017042250A (ja) | 遊技機 | |
JP2018027468A (ja) | 遊技機 | |
JP2017136291A (ja) | 遊技機 | |
JP5760228B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6343780B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5728760B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6442690B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017029503A (ja) | 遊技機 | |
JP2017074265A (ja) | 遊技機 | |
JP5900940B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2017108908A (ja) | 遊技機 | |
JP6612551B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017000367A (ja) | 遊技機 | |
JP2016198274A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170117 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20170201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170510 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6161039 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |