JP6160492B2 - 車両の無線通信装置 - Google Patents

車両の無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6160492B2
JP6160492B2 JP2014003644A JP2014003644A JP6160492B2 JP 6160492 B2 JP6160492 B2 JP 6160492B2 JP 2014003644 A JP2014003644 A JP 2014003644A JP 2014003644 A JP2014003644 A JP 2014003644A JP 6160492 B2 JP6160492 B2 JP 6160492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
bluetooth
portable
connection
car navigation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014003644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015133595A (ja
Inventor
友輔 渡辺
友輔 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014003644A priority Critical patent/JP6160492B2/ja
Publication of JP2015133595A publication Critical patent/JP2015133595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6160492B2 publication Critical patent/JP6160492B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、車両の無線通信装置に関する。
無線パーソナルネットワーク内に存在する種々のデバイスの中から、無線接続可能なデバイスを検出し、検出したデバイスのいずれかとの無線接続を形成するモバイルデバイスが普及している。
例えば、特許文献1に記載のモバイルデバイスは、無線パーソナルネットワーク内に存在する複数の他のデバイスにページ信号を送信し、複数のデバイスからページ信号に応じて送信された無線デバイス信号を受信して、受信強度順にデバイスのリストを表示する。さらに、上記モバイルデバイスは、デバイスのリスト内のそれぞれのデバイスの名前を要求し、受信したデバイスの名前をデバイスのリスト内に表示する。そして、上記モバイルデバイスは、ユーザにより、デバイスのリストから1つの名前付きデバイスが選択された場合に、選択されたデバイスとのペアリングを開始する。
特許第5001423号公報
車両に搭載される無線通信装置は、ドライバが所有する携帯機器との無線接続を求められることが多いが、他の携帯機器との無線接続を求められることもある。このような車両の無線通信装置と携帯機器との無線接続に、特許文献1に記載の無線接続方法を適用した場合、無線通信装置と使用頻度の高い携帯機器とを無線接続させる際にも、毎回無線通信装置にリストを表示させて、接続させる携帯機器をユーザに選択させることになる。そのため、ユーザは、接続させる携帯機器の使用頻度に関わらず、常に同じ接続作業をしなければならない。
本発明は、上記実情に鑑み、所定の携帯機器と優先的に無線接続できるとともに、接続可能な他の携帯機器の存在を知ることが可能な車両の無線通信装置を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、車両に搭載される無線通信機器であって、所定の携帯機器に第1通信方式で1対1の無線通信を行うように接続した後、1対多数の無線通信を行う第2通信方式を用いて、前記第1通信方式により接続可能な他の携帯機器を探索し、探索された携帯機器をユーザに報知する車両の無線通信装置。
本発明によれば、所定の携帯機器が、優先的に第1通信方式で1対1の無線通信を行うように無線通信装置に接続される。その後、1対多数の無線通信を行う第2通信方式を用いて、第1通信方式により無線通信装置に接続可能な他の携帯機器が探索され、探索された携帯機器がユーザに報知される。
よって、ユーザが接続作業をしなくても、所定の携帯機器を無線通信装置に第1通信方式で接続できる。例えば、所定の携帯機器をドライバの携帯機器とすれば、ドライバは接続作業をしなくても、所有する携帯機器を無線通信装置に第1通信方式で接続できる。また、ユーザは、所定の携帯機器以外に無線通信装置に第1通信方式で接続可能な携帯機器が存在する場合には、その携帯機器の存在を知ることができる。
カーナビ装置及び携帯機器の構成、及び携帯機器の登録状況を示す図。 カーナビ装置に接続する携帯機器を変更するか否か確認する画面を示す図。 カーナビ装置に接続可能な他の携帯機器を表示する画面を示す図。 カーナビ装置に接続可能な他の携帯機器を表示する画面を示す図。 カーナビ装置と接続する携帯機器を変更する処理手順を示すフローチャート。
以下、車両に搭載される無線通信装置を具現化した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、車両の無線通信装置としてカーナビ装置を想定している。まず、図1を参照して、本実施形態に係るカーナビ装置10、及びカーナビ装置10に無線接続可能な携帯機器30A〜Cの構成について説明する。本実施形態では、携帯機器30A〜Cは同じ構成となっている。
カーナビ装置10は、GPS受信機15、地図データ入力部16、操作スイッチ群17、通信装置18、外部メモリ19、表示装置20、音声入出力装置21及びナビ制御装置22を備え、位置検出器11から送信された検出値を受信する。
位置検出器11は、地磁気センサ12、ジャイロスコープ13、距離センサ14を備える。GPS受信機15は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信する。後述するナビ制御装置22は、これらのセンサ12〜14の検出値、及びGPS受信機15により受信されたGPS受信信号を用いて、車両の現在位置を算出する。これらのセンサ12〜14の検出値及びGPS受信信号は、それぞれが異なる要因の誤差をもっているため、ナビ制御装置22は、それぞれの誤差を互いに補完して現在位置を算出する。
地図データ入力部16は、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種データを入力するための装置である。各種データは、CD―ROMやDVD−ROM等の記憶媒体に記憶されている。
通信装置18は、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)を含む各種無線通信方式、及び各種有線通信方式で他の機器と接続し、データの送受信を行う装置である。Bluetooth(第1通信方式)は、一般的に、予め登録されている機器のいずれかとペアリングを形成して無線通信を行う通信方式である。カーナビ装置10では、混線等を回避するため、プロファイルごとに、Bluetoothで接続した機器と1対1の無線通信を行うようにしている。カーナビ装置10は、例えば、HFプロファイルを用いて、携帯機器にBluetoothで接続する。また、Wi-Fi(第2通信方式)は、予め登録されている機器と、1対多数の無線通信を行うことが可能な通信方式である。一般的に、接続可能なエリアは、BluetoothよりもWi-Fiの方が広い。
本実施形態では、カーナビ装置10にBluetooth及びWi-Fiで接続する機器として、予め携帯機器30A〜Cが登録されている(図1(b)参照)。この登録情報は、外付けハードディスク等の外部メモリ19に記憶されている。また、登録されている機器とのBluetoothやWi-Fiによる接続履歴も、外部メモリ19に記憶されている。外部メモリ19には、他に走行履歴等も記憶されている。
表示装置20は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を含んだタッチパネルディスプレイである。表示装置20は、ナビ制御装置22により算出された車両の現在位置のマーク、地図データ入力部16から入力された地図データ、及びナビ制御装置22により作成された誘導経路を、重ねて表示する。操作スイッチ群17は、表示装置20と一体になったタッチスイッチ、及びメカニカルスイッチであり、各種入力に使用される。
音声入出力装置21は、ナビ制御装置22により算出された車両の現在位置と、ナビ制御装置22により作成された誘導経路とを用いて、ユーザを誘導する音声を出力したり、ラジオの音声や音楽を出力したりする。また、音声入出力装置21は、ユーザの声の入力に使用される。
ナビ制御装置22は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスラインを備えるコンピュータである。ナビ制御装置22は、現在位置を算出するとともに、操作スイッチ群17により入力された目的地までの最適な経路を選択して、目的地までの誘導経路を作成する。また、ナビ制御装置22は、通信装置18と携帯機器30A〜Cとの無線接続を制御する。カーナビ装置10と携帯機器30A〜Cとの無線接続については、後で述べる。
携帯機器30A〜Cは、スマートフォンやタブレット端末等であり、表示装置31、操作スイッチ群32、通信装置33、外部メモリ34、音声入出力装置35、バッテリ36及び携帯制御装置37を備える。
表示装置31は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を含んだタッチパネルディスプレイである。表示装置31は、携帯制御装置37による各種アプリケーションの実行過程や実行結果を表示する。操作スイッチ群32は、表示装置31と一体になったタッチスイッチ、及びメカニカルスイッチであり、各種入力に使用される。
通信装置33は、Bluetooth、Wi-Fiを含む各種無線通信方式、及び各種有線通信方式で他の機器と接続し、データの送受信を行う装置である。外部メモリ34は、SDカード等であり、携帯制御装置37が実行する各種アプリケーションや、写真データや音楽データ等の各種データを記憶する。
音声入出力装置35は、音楽や音声を出力するとともに、ユーザの声の入力に使用される。バッテリ36は、携帯機器30A〜Cが備える各種装置に電力を供給する。携帯制御装置37は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスラインを備えるコンピュータであり、各種アプリケーションを実行する。
次に、カーナビ装置10と携帯機器30A〜Cとの無線接続について説明する。ここで、携帯機器30Aは、ドライバが所有する携帯機器とする。
ナビ制御装置22は、カーナビ装置10が起動された後、登録されている携帯機器30A〜Cの中で所定の携帯機器を、カーナビ装置10にBluetoothで優先的に接続させる。この所定の携帯機器は、カーナビ装置10の前回以前の動作時において、カーナビ装置10にBluetoothで最後に接続された携帯機器とする。
一般的に、カーナビ装置10には、ドライバが所有する携帯機器30AをBluetoothで接続させることが多い。そのため、カーナビ装置10の前回以前の動作時において、カーナビ装置10に最後にBluetoothで接続された携帯機器は、ドライバの携帯機器30Aであることが多い。よって、所定の携帯機器を上述したようにすることにより、カーナビ装置10にBluetoothで接続させる機会が多い携帯機器30Aが、カーナビ装置10にBluetoothで優先的に接続されることが多くなる。そのため、ドライバは、接続作業をしなくても、カーナビ装置10に所有する携帯機器30AをBluetoothで接続させることができる。
しかしながら、携帯機器30Aと比較すれば機会は少ないが、車両に同乗した他のユーザ等の携帯機器30B,CをBluetoothでカーナビ装置10に接続させたいときもある。そのようなとき、カーナビ装置10では、プロファイルごとにBluetooth接続による通信を1対1の通信にしているので、カーナビ装置10に携帯機器30AをBluetoothで接続させたまま、カーナビ装置10に携帯機器30B又は30Cを同じプロファイルを用いてBluetoothで接続させることはできない。よって、ユーザは、カーナビ装置10と携帯機器30AとのBluetooth接続を切断するとともに、携帯機器30B又は30Cを、カーナビ装置10にBluetoothで接続する作業をしなければならない。このような作業はユーザにとって負担が大きいため、カーナビ装置10に同じプロファイルを用いてBluetooth接続する携帯機器を、容易に変更できるようにすることが望まれる。
そこで、ナビ制御装置22は、所定の携帯機器にカーナビ装置10を、所定のプロファイルによりBluetoothで接続した後、バックグラウンドでWi-Fiを用いて、カーナビ装置10に同じプロファイルによりBluetoothで接続可能な他の携帯機器を探索する。一般に、カーナビ装置10と携帯機器とをBluetoothで接続させた場合には、音声データの送信を行うBluetoothオーディオ等のアプリケーションが実行される。このようなアプリケーションは、カーナビ装置10の起動後すぐに実行されることが多い。一方、一般に、カーナビ装置10と携帯機器とをWi-Fiで接続させた場合には、大容量のデータ送信を行うダイアグ情報収集等のアプリケーションが実行される。このようなアプリケーションは、カーナビ装置10の起動後すぐに実行されないことが多い。そのため、カーナビ装置10の起動後、カーナビ装置10に所定の携帯機器をBluetoothで接続した後、Bluetooth接続可能な他の機器の探索にWi-Fiを用いても支障がない。
そして、ナビ制御装置22は、Bluetoothで接続可能な範囲内に、他の携帯機器を検出した場合には、カーナビ装置10と携帯機器30AとのBluetooth接続から、探索された携帯機器のいずれかとのBluetooth接続による接続に変更するか否か、ユーザに確認する。具体的には、ナビ制御装置22は、図2に示すように、表示装置20に、接続先の変更を確認する画面を表示させる。
ナビ制御装置22は、ユーザにより「いいえ」が選択された場合、又は所定時間(例えば数秒)経過しても「はい」と「いいえ」のどちらも選択されなかった場合は、ユーザに接続を変更する意思がないと判断して、カーナビ装置10と携帯機器30AとのBluetooth接続を継続する。
一方、ユーザにより所定時間内に「はい」が選択された場合には、ナビ制御装置22は、検出したBluetooth接続可能な他の携帯機器を、ユーザに提示する。ここでは、他の携帯機器として、携帯機器30Bが検出されたことを想定する。具体的には、ナビ制御装置22は、表示装置20に、検出した携帯機器30Bのみを表示させる(図3参照)。あるいは、ナビ制御装置22は、表示装置20に、登録されている携帯機器30A〜Bを表示させ、現在接続されている携帯機器30A、及び接続可能な範囲外の携帯機器30Cのアイコンをトーンダウンさせて、選択できないようにしてもよい(図4参照)。
そして、ナビ制御装置22は、ユーザにより携帯機器30Bが選択された場合に、カーナビ装置10と携帯機器30AとのBluetooth接続から、カーナビ装置10と携帯機器30BとのBluetooth接続に切り替える。すなわち、ナビ制御装置22は、ユーザによりBluetoothによる接続先の変更が指示されたことを条件として、カーナビ装置10にBluetoothで接続する携帯機器を、優先的に接続されていた携帯機器30Aからユーザに選択された携帯機器30Bに変更する。
また、ナビ制御装置22は、ユーザにより所定時間内に携帯機器30Bが選択されなかった場合は、ユーザが接続の変更を中止したと判断して、カーナビ装置10と携帯機器30AとのBluetooth接続を継続する。なお、Bluetooth接続可能な範囲内に携帯機器30Cも検出された場合には、ユーザは、Bluetoothによる接続の変更先として、携帯機器30Cを選択することもできる。
次に、カーナビ装置10に接続する携帯機器を切り替える処理手順について、図5のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、ACCがオフされた状態において、ACCがオンされた際にナビ制御装置22が実行する。ここでは、カーナビ装置10に携帯機器30A〜Cを含む複数の携帯機器が登録されており、前回以前の動作時に最後にBluetoothで接続した携帯機器を携帯機器30Aとする。
まず、前回以前の動作時に最後にBluetoothで接続した携帯機器30Aを、Bluetoothを用いて探索する(S10)。続いて、前回以前の動作時に最後にBluetoothで接続した携帯機器30Aが、Bluetoothで接続可能な範囲にあるか否か判定する(S11)。
前回以前の動作時に最後にBluetoothで接続した携帯機器30Aが、Bluetoothで接続可能な範囲にある場合は(S11:YES)、カーナビ装置10に携帯機器30AをBluetoothで接続させる(S12)。
続いて、Wi-Fiを用いて、カーナビ装置10に、携帯機器30Aとの接続と同じプロファイルを用いてBluetooth接続可能な他の携帯機器を探索する(S13)。続いて、カーナビ装置10にBluetooth接続可能な他の携帯機器があるか否か判定する(S14)。一般に、Wi-Fi接続とBluetooth接続では接続可能な範囲が異なり、Wi-Fi接続可能な範囲の方がBluetooth接続可能な範囲よりも広い。そこで、Wi-Fiで探索したときのRSSI(Received Signal Strength Indicator)を参照し、RSSIが閾値よりも大きい場合は、Bluetooth接続可能な範囲に携帯機器が存在すると判定する。また、RSSIが閾値以下の場合は、Bluetooth接続可能な範囲に携帯機器が存在しないと判定する。
Bluetooth接続可能な範囲に携帯機器が存在しないと判定した場合は(S14:NO)、携帯機器を所有した人が途中で車両に乗車する可能性があるため、S13の処理に戻って、Bluetooth接続可能な他の携帯機器の探索と判定を繰り返し実行する。
一方、Bluetooth接続可能な範囲に携帯機器が存在すると判定した場合は(S14:YES)、オンスクリーン(ONS)上でユーザにBluetooth接続の変更をするか否か確認する(S15)。詳しくは、表示装置20に図2の画面を表示させ、ユーザによる指示を待つ。続いて、ユーザにより所定時間内にBluetooth接続の変更が指示されたか否か判定する(S16)。ユーザによるBluetooth接続の変更指示がない場合は(S16:NO)、カーナビ装置10と携帯機器30AとのBluetooth接続を継続させるとともに、カーナビ装置10に携帯機器30AをWi-Fi接続させ(S19)、本処理を終了する。
一方、ユーザによるBluetooth接続の変更指示がある場合は(S16:YES)、画面に、探索されたBluetooth接続可能な他の携帯機器を表示装置20に表示させる(S17)。続いて、ユーザにより携帯機器が選択されると、ユーザにより選択された携帯機器を、カーナビ装置10に、携帯機器30Aとの接続と同じプロファイルを用いてBluetoothで接続させるとともにWi-Fiで接続させ(S18)、本処理を終了する。
S11において、前回以前の動作時に最後にBluetoothで接続した携帯機器30Aが、Bluetoothで接続可能な範囲にない場合は(S11:NO)、登録済みの他の携帯機器をBluetoothで探索する(S20)。探索は、登録時に予め決められている順に行ってもよいし、前回以前の動作時において、Bluetoothによるカーナビ装置10への接続が最近の携帯機器から順に行ってもよい。続いて、Bluetooth接続可能な他の携帯機器があるか否か判定する(S21)。Bluetooth接続可能な他の携帯機器がない場合は(S21:NO)、S10の処理に戻る。
一方、Bluetooth接続可能な他の携帯機器を検出した場合は(S21:YES)、カーナビ装置10に検出した携帯機器をBluetoothで接続させる(S22)。続いて、S23〜S29では、S13〜S19と同様に、Wi-Fiを用いて、S22でBluetooth接続した携帯機器の他にBluetooth接続可能な携帯機器があるか否か判定し、他に携帯機器がある場合には、ユーザにBluetooth接続の切り替えを促す。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
・ユーザが接続作業をしなくても、所定の携帯機器をカーナビ装置10にBluetoothで接続できる。例えば、所定の携帯機器をドライバの携帯機器30Aとすれば、ドライバは接続作業をしなくても、所有する携帯機器30Aをカーナビ装置10にBluetoothで接続できる。また、ユーザは、所定の携帯機器以外にカーナビ装置10にBluetoothで接続可能な携帯機器が存在する場合には、その携帯機器の存在を知ることができる。
・Bluetoothによりカーナビ装置10に接続する携帯機器を、所定の携帯機器30Aから探索された携帯機器のいずれかに変更するか否かユーザに確認される。よって、ユーザは、所定の携帯機器30Aとカーナビ装置10とのBluetoothによる接続を続けるか、他の携帯機器とカーナビ装置10とのBluetoothによる接続に切り替えるか選択できる。
・ユーザによりBluetoothによる接続の変更が指示された場合に限っては、所定の携帯機器30Aとカーナビ装置10とのBluetoothによる接続から、ユーザにより選択された携帯機器とカーナビ装置10とのBluetoothによる接続に切り替えられる。よって、ユーザは、Bluetoothによる接続の変更を指示した場合には、所定の携帯機器30Aとカーナビ装置10とのBluetoothによる接続を切断して、選択した携帯機器と再接続させる作業をする必要がない。すなわち、ユーザは、Bluetoothによりカーナビ装置10に接続する携帯機器を、所定の携帯機器30Aから選択した携帯機器へ容易に変更することができる。また、ユーザは、接続の変更を指示しなければ、カーナビ装置10にBluetoothで所定の携帯機器30Aを接続させ続けることができる。
・カーナビ装置10にはドライバの携帯機器30Aを接続させることが多く、前回以前の動作時に最後にカーナビ装置10に接続された携帯機器は、ドライバの携帯機器30Aであることが多い。よって、前回以前の動作時に最後にカーナビ装置10装置にBluetoothで接続された携帯機器を、優先的にカーナビ装置10にBluetoothで接続させることにより、接続の切り替え頻度を抑制できる。
・検索された携帯機器を表示装置20に表示させることにより、ユーザは、所定の携帯機器30Aの替わりに接続させたい携帯機器を容易に選択できる。
・携帯機器30A〜C及びカーナビ装置10は、BluetoothとWi-Fiの両方の通信手段を備えていることが多いので、通信手段を新たに追加する必要がない。
(他の実施形態)
・Bluetooth接続の変更をするか否かの確認、及び探索されたBluetooth接続可能な他の携帯機器の報知を、音声入出力装置21から音声出力により行ってもよい。また、ユーザは、接続の変更指示及び携帯機器の選択を、音声入出力装置21から音声で入力して行ってもよい。
・Bluetooth接続可能な他の携帯機器を検出した場合には、接続を変更するか否かの確認を行わないで、検出された他の携帯機器をユーザに報知するだけでもよい。所定時間内に、ユーザが報知された他の携帯機器のいずれかを選択した場合には、ユーザにより接続の変更を指示されたと判断し、Bluetoothによる接続先をユーザにより選択された携帯機器に変更する。一方、所定時間内に、ユーザが報知された他の携帯機器のいずれも選択しなかった場合には、ユーザにより接続の変更が指示されなかったと判断し、Bluetoothによる接続先を変更しない。
・上記実施形態では、S18,19及びS28,9の処理で、カーナビ装置10に携帯機器をBluetooth接続させるとともにWi-Fi接続させているが、Wi-Fi接続させなくてもよい。カーナビ装置10に携帯機器をWi-Fi接続させない場合、携帯機器が備えるバッテリ36の消費を抑制できる。
・カーナビ装置10に優先的にBluetooth接続する所定の携帯機器は、Bluetooth接続履歴を参照して、登録されている携帯機器の中で接続頻度が最も高い携帯機器にしてもよい。このようにしても、接続の切り替え頻度を抑制できる。
・カーナビ装置10に携帯機器を登録する際に予め優先順位を設定しておき、優先順位が最も高い携帯機器を、カーナビ装置10に優先的にBluetooth接続する所定の携帯機器としてもよい。
・無線通信装置は、カーナビ装置10に限らず、Bluetooth及びWi-Fiによる無線通信を行うことが可能な車両の情報端末であればよい。
・第1通信方式は、Bluetooth以外にも1対1に限定して通信を行うものであればよい。
・第2通信方式は、Wi-Fi以外にも1対多数の通信を行うものであればよい。
10…カーナビ装置、18,33…通信装置、20…表示装置、22…ナビ制御装置、30A〜C…携帯機器。

Claims (8)

  1. 車両に搭載される無線通信装置(10)であって、
    所定の携帯機器(30A)に第1通信方式で1対1の無線通信を行うように接続した後、
    1対多数の無線通信を行う第2通信方式を用いて、前記第1通信方式により接続可能な他の携帯機器(30B、30C)を探索し、探索された携帯機器をユーザに報知する車両の無線通信装置。
  2. 前記所定の携帯機器との前記第1通信方式による接続から、前記探索された携帯機器のいずれかとの前記第1通信方式による接続に変更するか否かを前記ユーザに確認する請求項1に記載の車両の無線通信装置。
  3. 前記ユーザにより前記第1通信方式による接続の変更が指示されたことを条件として、前記所定の携帯機器との前記第1通信方式による接続から、前記探索された携帯機器のうちの前記ユーザにより選択された携帯機器との前記第1通信方式による接続に切り替える請求項1又は2に記載の車両の無線通信装置。
  4. 前記所定の携帯機器は、前記無線通信装置の前回以前の動作時に、前記無線通信装置に前記第1通信方式で最後に接続された携帯機器である請求項1〜3のいずれかに記載の車両の無線通信装置。
  5. 前記所定の携帯機器は、前記無線通信装置に登録されている携帯機器の中で、前記無線通信装置に前記第1通信方式で接続された頻度が最も高い携帯機器である請求項1〜3のいずれかに記載の車両の無線通信装置。
  6. 表示装置(20)を備え、
    前記探索された携帯機器を、前記表示装置に表示させる請求項1〜5のいずれかに記載の車両の無線通信装置。
  7. 前記第1通信方式は、Bluetooth(登録商標)である請求項1〜6のいずれかに記載の車両の無線通信装置。
  8. 前記第2通信方式は、Wi-Fi(登録商標)である請求項1〜7のいずれかに記載の車両の無線通信装置。
JP2014003644A 2014-01-10 2014-01-10 車両の無線通信装置 Expired - Fee Related JP6160492B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014003644A JP6160492B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 車両の無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014003644A JP6160492B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 車両の無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015133595A JP2015133595A (ja) 2015-07-23
JP6160492B2 true JP6160492B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=53900514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014003644A Expired - Fee Related JP6160492B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 車両の無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6160492B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023097463A (ja) 2021-12-28 2023-07-10 フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 車載器及び無線接続方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080181155A1 (en) * 2007-01-31 2008-07-31 Texas Instruments Incorporated Apparatus for and method of detecting wireless local area network signals using a low power receiver
JP2013157896A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Clarion Co Ltd 通信機器および通信方法
JP5941300B2 (ja) * 2012-03-05 2016-06-29 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP5799880B2 (ja) * 2012-04-04 2015-10-28 株式会社デンソー 通信装置、プログラムおよび通信確立方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015133595A (ja) 2015-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4779956B2 (ja) 通信型ナビゲーションシステム、車両ナビゲーション装置及びセンター装置
US9179262B2 (en) Personal digital assistant with multiple active elements for guiding user to moving target
JP2013148419A (ja) 誘導システム、携帯端末装置および車載装置
JP2017007399A (ja) 駐車支援装置及び方法
JP2009109329A (ja) ナビゲーションシステム
JP2009134533A (ja) 施設情報出力装置、施設情報出力方法、施設情報出力プログラム
WO2014057845A1 (ja) 情報処理装置、処理方法、プログラム、及び媒体
US20160003633A1 (en) Information processing apparatus, route navigator, information processing method, and computer program storage medium
US9939283B2 (en) Navigation system and in-vehicle device
JP2007322307A (ja) ナビゲーション装置
JP6160492B2 (ja) 車両の無線通信装置
JP6436010B2 (ja) 車両用装置と携帯端末との連携システム、プログラムおよび携帯端末
JP5055024B2 (ja) 車載通信装置
US20190078907A1 (en) Navigation device
JP6504216B2 (ja) 情報機器、表示方法及びプログラム
JP4807635B2 (ja) ナビゲーション装置
JP5903975B2 (ja) ナビゲーションアプリがインストールされた電子機器、電子機器の制御方法及びコンピュータプログラム
JP2017173077A (ja) 地図表示システム、地図表示方法、及びプログラム
JP2007255992A (ja) 車両用経路案内装置
JP5008620B2 (ja) 車載装置、ナビゲーションシステム及びその制御方法
JP6891241B2 (ja) 地図表示システム、地図表示方法、及びプログラム
JP2013186868A (ja) 運転支援装置
JP2013156152A (ja) ナビゲーション装置、外部端末、およびナビゲーション方法
JP6795652B2 (ja) 地図表示システム、地図表示方法、プログラム、及び経路表示装置
JP2013076640A (ja) 自動チェックイン装置および自動チェックイン方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160822

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170529

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6160492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees