JP6159122B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来、着用補助者に対して、着用者が排尿したことについて知らせることができる使い捨ておむつが知られている。
例えば、特許文献1に示す使い捨ておむつは、着用者の排尿により濡れると変色することによって、着用補助者に対して、着用者が排尿したことについて知らせることができる。
また、特許文献2に示す使い捨ておむつでは、吸収性コアの非肌当接面側にパターン状に配置された吸収性物質が、着用者によって排泄された尿を吸水して膨潤するため、着用補助者が、かかる使い捨ておむつが着用された状態のままで、着用者が排尿したことを容易に確認することができ、適切な時期に使い捨ておむつを交換することができる。
特開昭59-168101号公報 特開2001-112815号公報
現在、GDPが低い国では、1日における使い捨ておむつの使用枚数をできるだけ減らしたいと考えており、吸収容量の限界になるまで1枚の使い捨ておむつを使いたいと考えている。
そのため、かかる国では、着用補助者は、装着中の使い捨ておむつのファスニングテープを外したり、装着中の使い捨ておむつをずらしたりすることで、使い捨ておむつの内部の状態を確認するため、使い捨ておむつの装着ずれが生じ、尿漏れが発生しやすくなる。
しかしながら、上述の使い捨ておむつは、着用者が排尿したことについて知らせるように構成されているに過ぎず、着用補助者は、かかる使い捨ておむつでは、吸収容量の限界に近づいていることを知ることができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、着用補助者に対して、吸収容量の限界に近づいていることを知らせることができる使い捨ておむつを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、前胴回り域と、後胴回り域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と有し、前記股下域を跨ぎ前記前胴回り域及び前記後胴回り域内まで延びる吸収体を備え、前記前胴回り域から前記後胴回り域に向かう製品長手方向と、前記製品長手方向と直交する製品幅方向とを有する使い捨ておむつであって、前記前胴回り域又は前記後胴回り域と前記股下域との境界線近傍の前記吸収体が配置されている領域は、前記使い捨ておむつの非肌当接面側から前記吸収体を視認することができる視認可能領域として形成されており、前記製品長手方向の中心線を跨ぐように、前記使い捨ておむつの非肌当接面側から前記吸収体を視認できない視認不可能領域が形成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、着用補助者に対して、吸収容量の限界に近づいていることを知らせることができる使い捨ておむつを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつの非肌当接面側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつの非肌当接面側から見た平面図におけるA-A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつの着用時の様子を示す図である。 本発明の変更例1に係る使い捨ておむつの非肌当接面側から見た平面図である。 本発明の変更例2に係る使い捨ておむつの非肌当接面側から見た平面図である。 本発明の変更例3に係る使い捨ておむつの非肌当接面側から見た平面図である。
(第1の実施形態)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品1について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1(a)に、本実施形態に係る使い捨ておむつ1の非肌当接面側から見た平面図を示し、図1(b)及び図1(c)に、図1に示す平面図における領域Lにおける拡大図を示し、図2(a)及び図2(b)に、図1に示す平面図におけるA-A断面図を示し、図3に、本実施形態に係る使い捨ておむつ1の着用時の様子を示す。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1は、製品長手方向Lと、製品長手方向Lと直交する製品幅方向Wとを有している。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1は、前胴回り域110と、後胴回り域130と、前胴回り域110と後胴回り域130との間に位置する股下域120と有している。
ここで、前胴回り域110は、着用者の腹に当接することが想定される領域であり、股下域120は、着用者の股下に当接することが想定される領域であり、後胴回り域130は、着用者の背中に当接することが想定される領域である。
例えば、本実施形態に係る使い捨ておむつ1にようなテープ型おむつでは、図1(a)に示すように、前胴回り域110は、製品長手方向Lにおける前胴回り域110側の端部とサイドフラップ20の後胴回り域130側の根元部との間の領域であり、後胴回り域130は、着用時に前胴回り域110に対応する領域であってもよい。
一方、パンツ型おむつでは、前胴回り域110及び後胴回り域130は、側縁部が接合されている領域であってもよい。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1は、吸収体本体5と、吸収体本体5の後胴回り域130の両側縁部から製品幅方向Wの外側に延出する一対のサイドフラップ20とを具備している。
サイドフラップ20は、疎水性の不織布、透湿又は非透湿性のフィルム若しくは疎水性の不織布と透湿又は非透湿性のフィルムとを貼り合わせた複合シートからなる。ポリエチレン、ポリプロピレン等を主体としたフィルム、通気性のある樹脂フィルム、スパンボンド、又は、スパンレース等の不織布に通気性の樹脂フィルムが接合されたシート等を用いることができる。
また、サイドフラップ20の製品幅方向Wの各端部に、ファスニングテープ20Aが接合されている。吸収体本体5の前胴回り域110の非肌当接面側に、ファスニングテープ20Aに係止可能なターゲットテープ20Bが設けられている。
例えば、ファスニングテープ20Aは、いわゆる面ファスナーの雄部材であり、ターゲットテープ20Bは、雌部材である。
ファスニングテープ20Aには、複数の鉤状の突起群(フックという)を有する係合面が形成される。ファスニングテープ20Aの素材としては、例えば、PPSB(ポリプロピレンスパンボンド不織布)が挙げられ、例えば、目付80g/mのPPSBを用いることが好ましい。かかるフックの目付は、100g/mであることが好ましい。
ファスニングテープ20Aが係止されるターゲットテープ20Bは、フックが係合可能な不織布や編み物である。不織布を構成する繊維質材としては、芯鞘構造を有する複合繊維が用いられる。繊維質材としては、芯成分/鞘成分が、例えば、PP(ポリプロピレン)/PE(ポリエチレン)、PP/低融点PP、PET(ポリエチレンテレフタレート)/低融点PET、PET/PEの組み合わせを用いる。繊維質材に、レーヨン、PET、PP、ナイロン等のポリアミド、アクリル、ウレタン、コットン等の繊維を混合してもよい。例えば、雌部材の目付は、38g/mである。
吸収体本体5は、図2(a)及び図2(b)に示すように、トップシート2と、バックシート3と、吸収体10とを具備している。
トップシート2は、不織布、織布、有孔プラスチックシート、メッシュシート等、液体を透過する構造のシート状の材料であれば、特に限定されない。織布や不織布の素材としては、天然繊維、化学繊維のいずれも使用できる。
天然繊維の例としては、粉砕パルプ、コットン等のセルロースが挙げられる。化学繊維の例としては、レーヨン、フィブリルレーヨン等の再生セルロース、アセテート、トリアセテート等の半合成セルロース、熱可塑性疎水性化学繊維、又は親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維等が挙げられる。熱可塑性疎水性化学繊維の例としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の単繊維、ポリエチレンとポリプロピレンをグラフト重合してなる繊維、芯鞘構造等の複合繊維が挙げられる。例えば、トップシート2は、目付23g/mのポイントボンド不織布である。
不織布を作成する方法としては、乾式(カード法、スパンボンド法、メルトブローン法、エアレイド法等)及び湿式のいずれか一つの方法を用いることができる。乾式法と湿式法のうち、複数の方法を組み合わせてもよい。また、サーマルボンディング、ニードルパンチ、ケミカルボンディング等の方法が挙げられる。不織布を作成する方法は、上述の方法に限定されない。
バックシート3は、液不透過性で、かつ、透湿又は非透湿性のフィルムからなる。例えば、バックシート3は、目付16g/mの非通気性フィルムである。
吸収体10は、トップシート2とバックシート3との間に配置されており、股下域120を跨ぎ前胴回り域110及び後胴回り域130内まで延びるように配置されている。
吸収体10は、液体を吸収する吸収性コア10Bと、コアラップ10Cとを有する。吸収性コア10Bは、親水性繊維、高吸収性ポリマーを含む。親水性繊維の例としては、粉砕パルプ、コットン等のセルロース、レーヨン、フィブリルレーヨン等の再生セルロース、アセテート、トリアセテート等の半合成セルロース、粒子状ポリマー、繊維状ポリマー、熱可塑性疎水性化学繊維、又は、親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維等を単独又は混合して用いることができる。これらの中でも、低コストと吸収体の成形し易さとを考慮すると、粉砕パルプを使用することが好ましい。親水性繊維に高分子吸収体を混合したものを使用してもよい。
吸収性コア10Bは、コアラップ10Cによって包まれている。例えば、コアラップ10Cは、ティッシュである。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、図1(a)、図2(a)及び図2(b)に示すように、製品長手方向Lにおける両端部近傍において、トップシート2とバックシートとの間に伸縮部材30が設けられていてもよい。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、製品長手方向Lの中心線Oを跨ぐように、使い捨ておむつ1の非肌当接面側から吸収体10Aを視認できない視認不可能領域が形成されている。
一方、図1(a)に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、前胴回り域110と股下域120との境界線B近傍の吸収体10Aが配置されている領域は、使い捨ておむつ1の非肌当接面側から吸収体10Aを視認することができる視認可能領域41Aとして形成されている。
すなわち、かかる視認可能領域41Aは、前胴回り域110と股下域120との境界線Bを跨ぐように形成されている。
或いは、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、後胴回り域130と股下域120との境界線近傍の吸収体10Aが配置されている領域は、使い捨ておむつ1の非肌当接面側から吸収体10Aを視認することができる視認可能領域として形成されていてもよい。
すなわち、かかる視認可能領域は、後前胴回り域130と股下域120との境界線を跨ぐように形成されていてもよい。
また、図1(a)に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、ターゲットテープ20Bが配置されている領域よりも製品長手方向Lにおける前胴回り域110側の端部側に、視認可能領域41Bが形成されていてもよい。
すなわち、視認可能領域41A/41Bは、ターゲットテープ20Bが配置されている領域を跨ぐように形成されていてもよい。
さらに、図1(a)に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、視認不可能領域40よりも製品長手方向Lにおける後胴回り域130側の端部側に、視認可能領域41Cが形成されていてもよい。
図1(a)、図2(a)及び図2(b)に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1において、製品長手方向Lにおける視認不可能領域40の長さは「X」であり、製品長手方向Lにおける視認可能領域41Cの長さは「Y1」であり、製品長手方向Lにおける視認可能領域41A/41B及びターゲットテープ20Bの長さの合計は「Y2」である。
なお、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、製品長手方向Lにおける吸収体10が配置されている領域の長さは、製品長手方向Lにおける視認不可能領域40の長さは「X」よりも長くなるように構成されている。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1において、バックシート3が、透明フィルムによって構成されていてもよい。ここで、透明フィルムは、通常のフィルムから酸化チタンを抜くことによって生成される汎用の資材である。
ここで、図2(a)に示すように、視認不可能領域40では、バックシート3が不透明になるような印刷処理が施されていてもよい。
或いは、図2(b)に示すように、視認不可能領域40では、吸収体10の非肌当接面側に、更に不職布(或いは不透明フィルム)400が設けられており、視認可能領域41A/41B/41Cでは、吸収体10の非肌当接面側に、不織布及び不透明フィルムが設けられていないように構成されていてもよい。
すなわち、図2(b)に示すように、視認可能領域41A/41B/41Cでは、透明フィルム410A/410Bが設けられており、透明フィルム410A/410Bの製品長手方向Lの端部と、不職布(或いは不透明フィルム)400の製品長手方向Lの端部とが接合されていてもよい。
或いは、 なお、光線透過率が70%以上の領域において、使い捨ておむつ1の非肌当接面側から吸収体10Aを視認することができる。
(表1)に、透明フィルムを複数枚重ねた際に、使い捨ておむつ1の非肌当接面側から吸収体10Aを視認することができるか否かについて確認した試験結果を示す。
また、図1(a)〜(c)に示すように、吸収体10には、非肌当接面側から吸収体10を圧搾することによって形成されている圧搾溝10Aが形成されていてもよい(図2(a)及び図2(b)には、非表示)。
かかる圧搾溝10Aは、少なくとも視認可能領域41Aと視認不可能領域40との間の境界線Bを跨ぐ領域において形成されているものとする。
また、かかる圧搾溝10Aは、格子状に形成されていてもよい。すなわち、かかる圧搾溝10Aは、直線形状であり、かかる圧搾溝10Aの延在方向は、2方向であり、製品長手方向L及び製品幅方向Wのどちらにも一致しないように形成されていてもよい。
本実施形態に係る使い捨ておむつ1によれば、着用補助者は、図3に示すように、前胴回り域110と股下域120との間の境界線近傍に設けられている視認可能領域41A内の圧搾溝10Aにまで、着用者によって排泄された尿が到達したことを検知すると、吸収容量の限界に近づいていると判断することができる。
ここで、着用者が、使い捨ておむつ1を装着した状態で排尿を行うと、第1段階として、図1(b)に示すように、着用者によって排泄された尿が圧搾溝10Aに沿って拡散し、更に、排尿量が増えてくると、第2段階として、図1(c)に示すように、着用者によって排泄された尿が圧搾溝10A内に留まらず吸収体10全体に拡散する。
着用補助者は、視認可能領域41Aにおいて、2段階で排尿量を確認することができる。すなわち、着用補助者は、視認可能領域41Aにおいて、尿の拡散状態が第2段階(図1(c)に示す状態)である場合には、吸収容量の限界に限りなく近づいていると判断することができる。
また、上述したGDPの低い国では、同一の使い捨ておむつ1をできるだけ長時間使用することが多いため、一般的に、着用補助者は、着用者と使い捨ておむつとの間の隙間を発生させず、尿が漏れないように、ファスニングテープ20Aをターゲットテープ20Bに強く締める傾向にある。
本実施形態に係る使い捨ておむつ1によれば、着用補助者は、ファスニングテープ20Aをターゲットテープ20Bから外すことなく、吸収容量の限界に近づいていることに起因する使い捨ておむつ1の交換時期を知ることができる。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1によれば、尿に触れると変色するインディケータを用いないため、コスト削減に繋がる。
さらに、本実施形態に係る使い捨ておむつ1によれば、着用補助者は、視認可能領域41以外では、着用者の排泄物を見ることがないため、バックシート全体を透明フィルムで構成した場合のように、着用補助者に対して不快感を与えてしまうという事態を回避することができる。
(変更例1)
以下、図4を参照して、本発明の変更例1に係る使い捨ておむつ1について、上述の第1の実施形態に係る使い捨ておむつ1との相違点に着目して説明する。
図4に示すように、本変更例1に係る使い捨ておむつ1では、視認可能領域41Dは、吸収体10が配置されている領域のうち所定形状(所定デザイン)の領域として形成されていてもよい。
また、本変更例1に係る使い捨ておむつ1では、視認不可能領域40は、視認可能領域41Dよりも後胴回り域130側の全ての領域において形成されていてもよい。
(変更例2)
以下、図5を参照して、本発明の変更例2に係る使い捨ておむつ1について、上述の第1の実施形態に係る使い捨ておむつ1との相違点に着目して説明する。
図5に示すように、本変更例2に係る使い捨ておむつ1では、ターゲットテープ20Bが配置されている領域以外を全て視認可能領域41Eとして形成するように構成されている。
すなわち、本変更例2に係る使い捨ておむつ1では、バックシート3全体が、透明フィルムによって構成されている。
(変更例3)
以下、図6を参照して、本発明の変更例3に係る使い捨ておむつ1について、上述の第1の実施形態に係る使い捨ておむつ1との相違点に着目して説明する。
図6に示すように、本変更例3に係る使い捨ておむつ1は、パンツ型おむつである。本変更例3に係る使い捨ておむつ1においても、視認可能領域41F及び視認不可能領域40が形成されている。
ここで、図6に示すように、視認可能領域41Fは、股下域120と前胴回り域120(又は、後胴回り域130)との間の境界線Bよりも股下域120側に設けられている。
(変更例4)
以下、本発明の変更例4に係る使い捨ておむつ1について、上述の第1の実施形態に係る使い捨ておむつ1との相違点に着目して説明する。
本変更例4に係る使い捨ておむつ1では、吸収体10とトップシート2との間に、液保持性のセカンドシート50が設けられていてもよい。
かかるセカンドシート50は、吸液後、視認不可能領域40の色と異なる色になるように構成されていてもよい。
或いは、コアラップ10Cは、吸液後、視認不可能領域40の色と異なる色になるように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、着用補助者は、着用者によって排泄された尿をより視認しやすくなる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…使い捨ておむつ
2…トップシート
3…バックシート
5…吸収体本体
10…吸収体
10A…圧搾溝
10B…吸収性コア
10C…コアラップ
20…サイドフラップ
20A…ファスニングテープ
20B…ターゲットテープ
30…伸縮部材
40…視認不可能領域
41A、41B、41C、41D、41E…視認可能領域
50…セカンドシート
110…前胴回り域
120…股下域
130…後胴回り域

Claims (11)

  1. 前胴回り域と、後胴回り域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と有し、
    前記股下域を跨ぎ前記前胴回り域及び前記後胴回り域内まで延びる吸収体を備え、
    前記吸収体は、吸収性コアと、前記吸収性コアを包むシート状のコアラップと、を有し、
    前記前胴回り域から前記後胴回り域に向かう製品長手方向と、前記製品長手方向と直交する製品幅方向とを有する使い捨ておむつであって、
    前記前胴回り域又は前記後胴回り域と前記股下域との境界線近傍の前記吸収体が配置されている領域は、前記使い捨ておむつの非肌当接面側から前記吸収体を視認することができる視認可能領域として形成されており、
    前記製品長手方向の中心線を跨ぐように、前記使い捨ておむつの非肌当接面側から前記吸収体を視認できない視認不可能領域が形成されており、
    前記視認可能領域は、前記視認不可能領域の前記製品長手方向の両外側にそれぞれ配置され、
    前記視認不可能領域は、前記吸収体の前端縁及び前記吸収体の後端縁を跨いで配置されており、
    前記コアラップは、吸液後、前記視認不可能領域の色と異なるように構成されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記視認可能領域と前記視認不可能領域との間の境界線を跨ぐ領域において、非肌当接面側から前記吸収体を圧搾することによって形成されている圧搾溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記圧搾溝は、格子状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記吸収体の非肌当接面側に、透明フィルムによって構成されているバックシートが設けられており、
    前記視認不可能領域では、前記吸収体の非肌当接面側に、更に不職布或いは不透明フィルムが設けられており、
    前記視認可能領域では、前記吸収体の非肌当接面側に、不織布及び不透明フィルムが設けられていないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記不職布或いは前記不透明フィルムの前記製品長手方向の端部と、前記透明フィルムの前記製品長手方向の端部とが接合されていることを特徴とする請求項4に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記吸収体の非肌当接面側に、透明フィルムによって構成されているバックシートが設けられており、
    前記視認不可能領域では、前記バックシートが不透明になるような印刷処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記視認不可能領域は、前記視認可能領域よりも前記後胴回り域側の全ての領域において形成されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記後胴回り域の両側縁部から前記製品幅方向の外側に延出するように、ファスニングテープを有するサイドフラップが設けられており、
    前記前胴回り域の非肌当接面側には、前記ファスニングテープに係止可能なターゲットテープが設けられており、
    前記視認可能領域は、前記ターゲットテープが配置されている領域を跨ぐように形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  9. 前記吸収体の肌当接面側にセカンドシートが設けられており、
    前記セカンドシートは、吸液後、前記視認不可能領域の色と異なる色になるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  10. 前記使い捨ておむつは、パンツ型おむつであって、
    前記視認可能領域は、前記前胴回り域又は前記後胴回り域と前記股下域との境界線よりも前記股下域側に設けられていることを特徴する請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  11. 前記吸収体が配置されている領域の前記製品長手方向の長さは、前記視認不可能領域の前記製品長手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の吸収性物品。
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