JP6158533B2 - 災害報知システム - Google Patents
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単数又は複数の特定人に所持されて、音声を送信可能な通信機と、
通信機から送信される音声を受信可能であって、音声を所定範囲に放送可能な単数又は複数の放送機器と、を備え、
特定人は、屋内および戸外の少なくとも一方において、災害の発生を発見する場合に、移動しながら通信機を通じて前記災害の情報を音声で送信し、
放送機器は、受信した災害の情報を、音声により所定範囲に放送し、
特定人は、所定地域の情報に詳しいと共に所定地域を移動する責任を有する者であり、
通信機は、特定人に所持されることで、特定人の移動により移動可能であり、
放送機器は、通信機から送信される音声に、一定の加工を施して放送することが可能であり、
一定の加工は、聞き取りにくい表現の変更、方言の標準語への置き換え、もしくは音声信号への時刻あるいは発生場所の住所の追加である。
まず、実施の形態1における災害報知システムの全体概要を説明する。図1は、本発明の実施の形態1における災害報知システムの模式図である。図1は、ある地域で設置・運用される一例としての災害報知システム1を示している。災害報知システム1は、例えば、ある市町村などにおいて、一定の集落が集中している地域に設置される。もちろん、市町村の面積が小さければ、市町村のいずれかの単位を一つの地域として災害報知システム1が設置されてもよい。
(発見の高さと、発見速度の速さ)
所有者2は、屋内および戸外の少なくとも一方にいる際に、自らあるいは伝聞であっても主体的に災害10を発見できる。しかも、災害10は、地域の狭い地域にて発生することが多いが、所有者2は、災害10の近隣にいる場合に、この災害10を発見する。すなわち、災害10の発見率は高まり、発見した所有者2が、即座に所持している通信機3を用いて、発見した災害10の発生を、放送機器5に送信できる。
また、災害10を発見した所有者2は、手元に所持している通信機3を用いて、災害10の発見の事実や、災害10の状況を音声で、即座に送信できる。送信された音声信号は、放送機器5A,5Bに到達すると、放送機器5A,5Bが、そのまま(信号処理や仕様に応じて生じる遅延はありえる)放送を行う。
また、所有者2は、所持している通信機3(モバイル可能である)を通じて、発見した災害10の情報を、放送機器5A,5Bに送信できる。このため、所有者2は、歩きながら、走りながらあるいは車等で移動しながら、災害情報を送信することができる。
通信機3は、所有者2が所持して、音声を電波に乗せて送信することを可能とする機器である。所有者2が、移動しながら所持できることが好ましく、モバイル可能なトランシーバー、携帯電話機、携帯端末、携帯専用端末など、汎用の機器が使われてもよいし、専用の機器が用いられてもよい。
放送機器5は、上述の通り、通信機3と対になる送受信可能な規格を有しており、更に、受信した通信機3からの音声送信を受けて、音声を所定範囲6に放送する。このため、放送機器5は、通信機能と音声放送機能とを有していることが好ましい。簡便に構成されるには、通信機3と同じ規格を有する通信装置と、通信装置の送話部分に繋がって音声を拡散放送できるスピーカーと、を備えることが適当である。
これは、図1のように、所定地域において複数の放送機器5A、5Bが備わっている場合にも、単一の通信機3からの音声送信を受けて、複数の放送機器5A、5Bのそれぞれの電源がONとなる仕様であることも好ましい。
次に、図2を用いて処理手順を説明する。
2 所有者
3 通信機
5 放送機器
6 所定範囲
8 中継機器
11 災害報知システム
Claims (9)
- 所定地域における災害の発生を報知する災害報知システムであって、
単数又は複数の特定人に所持されて、音声を送信可能な通信機と、
前記通信機から送信される音声を受信可能であって、前記音声を所定範囲に放送可能な単数又は複数の放送機器と、を備え、
前記特定人は、屋内および戸外の少なくとも一方において、災害の発生を発見する場合に、移動しながら前記通信機を通じて前記災害の情報を音声で送信し、
前記放送機器は、受信した前記災害の情報を、音声により所定範囲に放送し、
前記特定人は、所定地域の情報に詳しいと共に所定地域を移動する責任を有する者であり、
前記通信機は、前記特定人に所持されることで、前記特定人の移動により移動可能であり、
前記放送機器は、前記通信機から送信される音声に、一定の加工を施して放送することが可能であり、
前記一定の加工は、聞き取りにくい表現の変更、方言の標準語への置き換え、もしくは音声信号への時刻あるいは発生場所の住所の追加である、災害報知システム。 - 前記特定人は、戸外を移動中においても、前記通信機を所持している場合には、災害の発生を発見する場合に、前記通信機を通じて、前記災害の情報を音声で送信する、請求項1記載の災害報知システム。
- 前記特定人は、屋内にいる場合においても、前記通信機を所持している場合には、災害の発生を発見する場合に、前記通信機を通じて、前記災害の情報を音声で送信する、請求項1記載の災害報知システム。
- 前記放送機器は、電柱、信号機、建造物の屋上および専用支柱の少なくとも一つに設置される、請求項1から3のいずれか記載の災害報知システム。
- 前記放送機器は、前記通信機と対となって送受信可能な規格を有し、
前記通信機からの音声送信を受けて、前記放送機器の電源がONとなる、請求項1から4のいずれか記載の災害報知システム。 - 前記所定地域は、複数の前記放送機器を備え、
前記複数の放送機器のそれぞれは、単一の前記通信機からの送信音声を受けて、電源がONとなって、前記音声を放送する、請求項1から5のいずれか記載の災害報知システム。 - 前記通信機から送信される前記音声を受信し、前記所定範囲と異なる別範囲に設置される単数又は複数の放送機器に、前記音声を中継する中継機器を更に備え、
前記別範囲に設置される単数又は複数の前記放送機器は、前記別範囲に対して、中継された前記音声を放送する、請求項1から6のいずれか記載の災害報知システム。 - 前記放送機器は、前記通信機からの音声送信を受けて、前記放送機器の電源がONとなるまでの遅延時間に対応して放送するための前記音声を記憶するメモリを更に備える、請求項5記載の災害報知システム。
- 前記放送機器は、通信機能のみの電源を常時ONとしておき、放送機能のみの電源を、前記通信機器からの音声通信を受けて、ONとする、請求項5記載の災害報知システム。
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