JP6158108B2 - 料金収受装置及び料金収受システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、料金収受装置及び料金収受システムに関する。
近年、ETC(Electronic Toll Collection system:自動料金収受システム)システムでは、時間帯に応じた料金の割引が行われている。現状のETCシステムによる時間帯割引の適用を受けるための条件としては、車両が有料道路の出口を通過する際の時刻が基準となっている。そのため、時間帯割引の適用を受けるために規定速度を超過して出口を通過する車両が発生してしまうおそれがあり、ETCゲート設備への接触事故や他の車両への追突事故の原因となり得る。また、上記問題とは別に、時間帯割引の適用を受けるために割引が有効となる時刻より前には出口を通過せずに路側帯に待機する車両が発生してしまうおそれもあり、複数台の車両が滞留することによる接触事故や車両の通行に支障をきたす原因となり得る。
特開2009−199347号公報
本発明が解決しようとする課題は、時間帯割引の適用を受けるために時間調整を行う車両を減少させることができる料金収受装置及び料金収受システムを提供することである。
実施形態の料金収受装置は、通信部と、追加判定処理部と、精算部とを持つ。通信部は、車両に搭載された車載器から、前記車両が有料道路内に設けられた休憩施設を通過したことを示す通過情報を受信する。追加判定処理部は、前記通過情報によって示される前記休憩施設に応じて時間帯割引の対象となる時間帯を変更する。精算部は、判定結果に応じて前記有料道路の利用料金の精算処理を行う。
本実施形態における料金収受システム100のシステム構成を表すシステム構成図。 本実施形態におけるETCシステム20の機能構成を表す概略ブロック図。 時間帯割引情報テーブルの具体例を示す図。 時間帯割引猶予判定テーブルの具体例を示す図。 本実施形態におけるETCシステム20の処理の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態の料金収受システムを、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における料金収受システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。
料金収受システム100は、ETCシステム10、ETCシステム20及び上位システム30を備える。
ETCシステム10は、利用料金が課せられる有料道路の入口付近に設置される。ETCシステム10は、車両40に搭載されたETC車載器と無線通信することによって、利用者が有料道路の利用を開始した入口ゲートの情報(以下、「入口情報」という。)をETC車載器に送信する。
ETCシステム20は、有料道路の出口付近に設置される。ETCシステム20は、車両40に搭載されたETC車載器と無線通信することによって、料金精算処理に必要な情報をETC車載器から受信する。ETC車載器から受信される情報には、ETCカードに記録されている情報(以下、「カード情報」という。)や、車両毎に固有の識別情報(以下、「車両情報」という。)や、入口情報や、SA/PA(Service Area/Parking Area)通過情報(通過情報)などが含まれる。SA/PA通過情報とは、車両40がサービスエリア(休憩施設)に立ち寄ったことを示す情報であり、例えばサービスエリアの識別情報である。SA/PA通過情報は、サービスエリア内に設置されたSA/PA情報記録装置50と、ETC車載器とが無線通信することによってETCカードに記録される。なお、以下の説明では、ETC車載器から受信される情報を料金精算情報と称する。
上位システム30は、ETCシステム20による料金精算処理完了後の料金情報(以下、「課金情報」という。)をETCシステム20から受信する。また、上位システム30は、時間帯割引情報テーブル及び時間帯割引猶予判定テーブルの情報をETCシステム20に送信する。時間帯割引情報テーブルは、時間帯割引の適用を受けることが可能な時間帯(以下、「割引時間帯」という。)と、時間帯割引により利用料金から割り引かれる金額の割合(以下、「割引率」という。)とが対応付けられているテーブルである。時間帯割引猶予判定テーブルは、サービスエリアごとに、割引時間帯とみなす猶予時間の情報が対応付けられているテーブルである。割引時間帯とみなす猶予時間とは、車両40が出口ゲートを通過する際の時刻(以下、「通過時刻」という。)が割引時間帯内ではなかったとしても割引時間帯に通過したとみなす時間である。通過時刻は、例えばETCシステム20がETC車載器から料金精算情報を受信した時刻である。
SA/PA情報記録装置50は、ETC車載器の間で無線通信することによって自装置が設置されたサービスエリアの識別情報をETC車載器に送信する。SA/PA情報記録装置50は、図1に示されるようにゲートタイプであってもよいし、ICチップに読み書き可能なリーダライタなどの装置であってもよい。SA/PA情報記録装置50がゲートタイプである場合、SA/PA情報記録装置50はサービスエリアの出口に設置される。一方、SA/PA情報記録装置50がリーダライタなどの装置である場合、SA/PA情報記録装置50はサービスエリア内の固定の場所に設置されてもよいし、複数の場所に設置されてもよい。このように構成される場合、有料道路の利用者は、ETC車載器に挿入されたETCカードをサービスエリア内に設置されたSA/PA情報記録装置50の元に持っていき、SA/PA情報をETCカードに記録させる。本実施形態では、SA/PA情報記録装置50がゲートタイプである場合を例に説明する。
次に、図1を用いて料金収受システム100の処理の流れについて説明する。
まず、ETCシステム20は、上位システム30から時間帯割引情報テーブル及び時間帯割引猶予判定テーブルの情報を受信して記録する。
有料道路を利用する車両40がETCシステム10に接近すると、ETCシステム10は車両40に搭載されているETC車載器に入口情報を送信する。ETC車載器は、ETCシステム10から送信された入口情報を受信し、受信した入口情報をETCカードに記録する。
車両40がサービスエリアに立ち寄らない場合(例えば、矢印1で示す方向)とサービスエリアに立ち寄る場合との2つのパターンがある。以下、それぞれのパターンについて説明する。
まず、車両40がサービスエリアに立ち寄らない場合について説明する。ETCシステム20は、接近してきた車両40に搭載されているETC車載器との間で無線通信することによって料金精算情報を受信する。この場合に受信される料金精算情報にはSA/PA情報は含まれない。
車両40がサービスエリアに立ち寄らない場合の処理については既存の技術が用いられる。つまり、ETCシステム20は、料金精算情報を受信した時刻が割引時間帯内であるか否か判定し、割引時間帯内でない場合には、入口情報と出口ゲートの情報(以下、「出口情報」という。)とに基づいて算出される利用料金の精算処理を行う。精算処理の完了後、ETCシステム20は、出口情報と明細情報とをETC車載器に送信する。また、ETCシステム20は、課金情報を上位システム30に送信する。一方、料金精算情報を受信した時刻が割引時間帯内である場合には、ETCシステム20は利用料金を、割引時間帯に応じて設定されている割引率に基づいて割り引いた料金で精算処理を行う。
以上で、車両40がサービスエリアに立ち寄らない場合についての説明を終了する。
次に、車両40がサービスエリアに立ち寄る場合について説明する。サービスエリアに立ち寄った車両40は、サービスエリアの出口に設置されているSA/PA情報記録装置50を通過する。SA/PA情報記録装置50は、接近してきた車両40に搭載されているETC車載器にSA/PA通過情報を送信する。ETC車載器は、SA/PA情報記録装置50から送信されたSA/PA通過情報を受信し、受信したSA/PA通過情報をETCカードに記録する。
車両40が有料道路の出口方面に向かうと、ETCシステム20は接近してきた車両40に搭載されているETC車載器から料金精算情報を受信する。この場合に受信される料金精算情報にはSA/PA情報が含まれる。
ETCシステム20は、料金精算情報を受信した時刻が割引時間帯内であるか否か判定し、割引時間帯内である場合には、利用料金を、割引時間帯に応じて設定されている割引率に基づいて割り引いた料金の精算処理を行う。
一方、割引時間帯内ではない場合には、ETCシステム20はSA/PA情報と時間帯割引猶予判定テーブルとに基づいて料金精算情報を受信した時刻が割引時間帯内であるか否か判定する。具体的な処理については後述する。そして、ETCシステム20は、判定結果に応じて利用料金の精算処理を行う。精算処理の完了後、ETCシステム20は、出口情報と明細情報とをETC車載器に送信する。また、ETCシステム20は、課金情報を上位システム30に送信する。
以上で、車両40がサービスエリアに立ち寄る場合についての説明を終了する。
上述したように、本実施形態では、車両40がサービスエリアに立ち寄った場合にはETC車載器に挿入されているETCカードにSA/PA情報が記録される。そして、ETCシステム20は、ETC車載器から料金精算情報を受信した時刻が割引時間帯内でない場合にSA/PA情報と時間帯割引猶予判定テーブルとを用いて再度、判定処理を行う。以下、料金収受システム100の詳細について説明する。
図2は、本実施形態におけるETCシステム20の機能構成を表す概略ブロック図である。ETCシステム20は、通信部201と、割引情報記憶部202と、割引猶予情報記憶部203と、車載器通信部204と、時刻取得部205と、追加判定処理部206と、精算部207とを備える。
通信部201は、上位システム30との間で通信を行う。例えば、通信部201は、上位システム30から時間帯割引情報テーブル及び時間帯割引猶予判定テーブルの情報を受信する。また、例えば通信部201は、課金情報を上位システム30に送信する。
割引情報記憶部202は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。割引情報記憶部202は、通信部201によって受信された時間帯割引情報テーブルを記憶している。
図3は、時間帯割引情報テーブルの具体例を示す図である。
時間帯割引情報テーブルは、時間帯割引に関する情報を表すレコード60を複数有する。レコード60は、割引時間帯及び割引率の各値を有する。割引時間帯は、時間帯割引の適用を受けることが可能な時間帯を表す。割引率は、時間帯割引によって適用される利用料金の割引率を表す。
図3に示される例では、時間帯割引情報テーブルには1つの割引対象時間帯が存在する。図3において、時間帯割引情報テーブルに登録されているレコード60は、割引対象時間帯の値が“12:00〜14:00”、割引率の値が“50%”である。すなわち、ETCシステム20が車載器から料金精算情報を受信した時刻が“12:00〜14:00”の間である場合、利用料金から“50%”割り引かれることが表されている。
図2に戻って、ETCシステム20の説明を続ける。
割引猶予情報記憶部203は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。割引猶予情報記憶部203は、通信部201によって受信された時間帯割引猶予判定テーブルを記憶している。
図4は、時間帯割引猶予判定テーブルの具体例を示す図である。
時間帯割引猶予判定テーブルは、猶予時間に関する情報を表すレコード70を複数有する。レコード70は、SA/PA識別情報及び猶予時間の各値を有する。SA/PA識別情報は、サービスエリアを一意に識別するための識別情報を表す。猶予時間は、サービスエリアごとに設定された、割引時間帯とみなす時間を表す。
図4に示される例では、時間帯割引猶予判定テーブルには3つのSA/PA識別情報が存在する。図4において、時間帯割引猶予判定テーブルの最上段に登録されているレコード70は、SA/PA識別情報の値が“AAA”、猶予時間の値が“60”である。すなわち、識別情報“AAA”で識別されるサービスエリアに設定されている猶予時間が“60分”であることが表されている。
図2に戻って、ETCシステム20の説明を続ける。
車載器通信部204は、車両40に搭載されているETC車載器との間で無線通信を行う。例えば、車載器通信部204は、ETC車載器から料金精算情報を受信する。また、例えば車載器通信部204は、課金情報を上位システム30に送信する。
時刻取得部205は、現在時刻を取得する。時刻取得部205は、クロックを備え、クロックから出力される信号に基づいて現在時刻を取得してもよい。時刻取得部205は、外部装置から時刻を表す信号を受信することによって現在時刻を取得してもよい。
追加判定処理部206は、車載器通信部204によって受信された料金精算情報と、時間帯割引情報テーブルと、時間帯割引猶予判定テーブルとに基づいて時間帯割引の追加判定処理を行う。追加判定処理とは、現在時刻が割引時間帯内でなかった場合に時間帯割引猶予判定テーブルに登録されている猶予時間を考慮して、時間帯割引の適用が可能か否か判定する処理である。具体的には、追加判定処理は、猶予時間に基づいて割引時間帯を拡張し、時刻取得部205によって取得された現在時刻が割引時間帯内であるか否か判定する処理である。
以下、追加判定処理部206が行う追加判定処理の具体的な処理について具体例を挙げて説明する。この説明では、車両40がサービスエリア“AAA”に立ち寄った場合を例に説明する。つまり、ETCカードにはSA/PA通過情報としてサービスエリアの識別情報“AAA”の値が記録されている。
まず、追加判定処理部206は、割引猶予情報記憶部203に記憶されている時間帯割引猶予判定テーブルを読み出す。次に、追加判定処理部206は、読み出した時間帯割引猶予判定テーブルから、車載器通信部204を介して受信されたSA/PA通過情報によって示されるサービスエリアの識別情報“AAA”に対応するレコード70を選択する。そして、追加判定処理部206は、選択したレコード70の猶予時間の値“60分”を取得する。
追加判定処理部206は、取得した猶予時間の値“60分”を用いて、割引時間帯の拡張を行う。例えば、割引時間帯が“12:00〜14:00”である場合、追加判定処理部206は猶予時間“60分”を考慮して割引時間帯の開始時刻(12:00)から“60分”遡った時刻“11:00”、割引時間帯の終了時刻(14:00)から“60分”進んだ時刻“15:00”の“11:00〜15:00”まで割引時間帯を拡張する。その後、追加判定処理部206は、現在時刻が、拡張後の割引時間帯(例えば、“11:00〜15:00”)内であるか否か判定する。
以上示した処理が、追加判定処理部206が行う追加判定処理である。
精算部207は、追加判定処理部206の判定結果(追加判定処理の判定結果も含む)に応じて利用料金の精算処理を行う。
図5は、本実施形態におけるETCシステム20の処理の流れを示すフローチャートである。
車載器通信部204は、車両40に搭載されているETC車載器の間で無線通信することによって料金精算情報を受信する(ステップS101)。時刻取得部205は、料金精算情報が車載器通信部204を介して受信されると、現在時刻を取得する(ステップS102)。追加判定処理部206は、割引情報記憶部202に記憶されている時間帯割引情報テーブルを参照し、現在時刻が割引時間帯内であるか否か判定する(ステップS103)。現在時刻が割引時間帯内である場合(ステップS103−YES)、精算部207は割引料金で精算処理を行う(ステップS104)。具体的には、精算部207は、時間帯割引情報テーブルを参照し、現在時刻が満たす割引時間帯に対応付けて設定されている割引率の値を用いて利用料金を割引し、割引後の利用料金で精算処理を行う。その後、通信部101は、出口情報及び明細情報をETC車載器に送信する(ステップS105)。
ステップS103の処理において、現在時刻が割引時間帯内ではない場合(ステップS103−NO)、追加判定処理部206はステップS101の処理で受信された料金精算情報にSA/PA通過情報が含まれるか否か判定する(ステップS106)。料金精算情報にSA/PA通過情報が含まれない場合(ステップS106−NO)、精算部207は割引されていない利用料金(通常料金)で精算処理を行う(ステップS107)。
一方、料金精算情報にSA/PA通過情報が含まれる場合(ステップS106−YES)、追加判定処理部206は時間帯割引猶予判定テーブルを参照し、SA/PA通過情報によって示されるサービスエリアの識別情報が登録されているか否か判定する(ステップS108)。
サービスエリアの識別情報が登録されていない場合(ステップS108−NO)、精算部207は割引されていない利用料金(通常料金)で精算処理を行う(ステップS107)。
一方、サービスエリアの識別情報が登録されている場合(ステップS108−YES)、追加判定処理部206は追加判定処理を行う(ステップS109)。
追加判定処理の結果、現在時刻が、拡張後の割引時間帯内ではない場合(ステップS110−NO)、精算部207は割引されていない利用料金(通常料金)で精算処理を行う(ステップS107)。
一方、現在時刻が、拡張後の割引時間帯内である場合(ステップS110−YES)、精算部207は割引後の利用料金で精算処理を行う(ステップS104)。
以上のよう構成された料金収受システム100によれば、サービスエリアに立ち寄った車両40を考慮して割引時間帯を拡張させることができる。したがって、車両40が有料道路の出口を通過する際の時刻が、予め設定されていた割引時間帯を過ぎていた場合であっても拡張された割引時間帯内であれば時間帯割引の適用を受けられる。これにより、車両40を運転している利用者は、サービスエリアに立ち寄ったことによる時間のロスに応じて急いで有料道路の出口に向かう必要がない。また、サービスエリアに立ち寄っていれば割引時間帯の適用時間前であっても拡張された割引時間帯内であれば時間帯割引の適用を受けられる。これにより、有料道路の出口付近で時間調整を行う車両を少しでも減少させることができる。そのため、時間帯割引の適用を受けるために時間調整を行う車両を減少させることが可能になる。
また、時間帯割引の適用を受けるための条件として車両40が出口を通過する際の時刻の他に、サービスエリアに立ち寄ったことを示すSA/PA通過情報が追加されている。そのため、サービスエリアの利用促進につなげることができる。
時間帯割引猶予判定テーブルには、SA/PA識別情報と車種との組み合わせごとに猶予時間が設定されてもよい。
本実施形態では、サービスエリアを例に説明したが、車両40が一旦休憩できる施設であればパーキングエリアなどであってもよい。
料金収受システム100は、サービスエリアの入口及び出口に車両を検知するセンサを備え、入口及び出口それぞれのセンサによって検知された車両の台数に基づいてサービスエリアの空き状況を有料道路の利用者に通知するように構成されてもよい。このように構成されることによって、有料道路の利用者は、サービスエリアが空いているか否かを確認することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、時間帯割引の適用を受けるための条件として車両40が出口を通過する際の時刻の他に、SA/PA通過情報を用いた追加判定処理を行う追加判定処理部206を持つことにより、時間帯割引の適用を受けるために時間調整を行う車両を減少させることができる。
上述した実施形態におけるETCシステム20の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…ETCシステム, 20…ETCシステム(料金収受装置), 30…上位システム, 40…車両, 50…SA/PA情報記録装置, 201…通信部, 202…割引情報記憶部, 203…割引猶予情報記憶部, 204…車載器通信部, 205…時刻取得部, 206…追加判定処理部, 207…精算部

Claims (4)

  1. 車両に搭載された車載器から、前記車両が有料道路内に設けられた休憩施設を通過したことを示す通過情報を受信する通信部と、
    前記通過情報によって示される前記休憩施設に応じて時間帯割引の対象となる時間帯を変更する追加判定処理部と、
    前記有料道路の利用料金の精算処理を行う精算部と、
    を備える料金収受装置。
  2. 前記追加判定処理部は、前記車両が前記有料道路の出口を通過する際の時刻が時間帯割引の対象となる時間帯ではなかった場合に、前記休憩施設毎に予め定められた猶予時間に応じて前記時間帯を長くし、前記車両が前記有料道路の出口を通過する際の時刻が、変更された時間帯内であるか否か判定する、請求項1に記載の料金収受装置。
  3. 料金収受装置と、上位システムとを備える料金収受システムであって、
    前記料金収受装置は、
    車両に搭載された車載器から、前記車両が有料道路内に設けられた休憩施設を通過したことを示す通過情報を受信する通信部と、
    前記通過情報によって示される前記休憩施設に応じて時間帯割引の対象となる時間帯を変更する追加判定処理部と、
    前記有料道路の利用料金の精算処理を行う精算部と
    備え、
    前記上位システムは、
    前記料金収受装置によって精算された前記有料道路の利用料金の情報を表す課金情報を前記料金収受装置から受信する受信部、
    を備える料金収受システム。
  4. 前記追加判定処理部は、前記車両が前記有料道路の出口を通過する際の時刻が時間帯割引の対象となる時間帯ではなかった場合に、前記休憩施設毎に予め定められた猶予時間に応じて前記時間帯を長くし、前記車両が前記有料道路の出口を通過する際の時刻が、変更された時間帯内であるか否か判定する、請求項3に記載の料金収受システム。
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