JP6157495B2 - 可変カッティング長さヘアクリッピングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ヘアクリッピングシステムに関し、特に、毛のカット長さを可変的に調節するヘアクリッピングシステムに関する。本発明は、更に、そのようなヘアクリッピングシステムに用いるヘアクリッピングデバイスに関する。
電動散髪器具は一般的に知られており、コンセントから供給される電気又は電池により駆動されるトリマ、クリッパ及びシェーバを含んでいる。そのようなデバイスは、一般に、人が手入れが行き届いて見えるように体毛、特に、顔の毛及び頭髪を整えるために用いられる。
一般に、散髪のための従来のデバイスは、フロント部又は切断端部(cutting end)と対向するハンドル端部とを備えた細長い筐体を形成する本体部を有している。上記切断端部には、切断刃アセンブリが配されている。切断刃アセンブリは、通常、固定刃素子及び固定刃素子に対して往復するように動く可動刃素子を含んでいる。切断刃アセンブリ自体は、切断端部から伸びており、一般に、ヘアクリッパの本体部に対して単一の位置に固定されており、切断刃アセンブリの向きは、デバイスの本体部の向きを定めるユーザによって決定される。
種々の毛のカット長さに用いられる可能性を与えるヘアクリッピングシステムに対して多くのユーザの要求が存在するので、多くの既知のヘアクリッピングシステムは別々の異なるサイズの櫛(comb)アタッチメントを使用する。これらの櫛アタッチメントは、一般に、皮膚に対する切断刃アセンブリの位置を定めるために従来のヘアクリッピングデバイスの切断端部に取り付けられる。言い換えれば、そのような櫛アタッチメントは、皮膚の上を動き、毛を切断素子へ誘導するガイドとして用いられる。典型的には、これらの櫛アタッチメントは、切断刃アセンブリを覆って取り付けられるものであり、毛がのびている皮膚の表面から離れて切断刃を配置する。
種々の可能なカッティング長さ(cutting length)間の調節を行うために、櫛アタッチメントがヘアクリッパに移動可能に取り付けられる。従って、ユーザは、異なる毛のカット長さをもたらす種々の位置の間において櫛アタッチメントの位置を変えることが可能である。一般に、これらの可動式の櫛装置は、3mm、5mm、7mm、9mm、通常10mmまでの毛のカット長さの間で調節される。しかしながら、2.5mm又は3mmが通常は最短位置に櫛アタッチメントを用いて達せられ得る最短長であるので、これらのシステムは、2.5mm又は3mm以上の毛のカット長さしか許容しないという不都合を含んでいる。勿論、ユーザは、櫛アタッチメントを用いずにヘアクリッピングデバイスを使用することもでき、これは、通常0.3mmの毛のカット長さをもたらす。しかしながら、これらの制限範囲の間の毛のカット長さ、すなわち、0.3mmと2.5mm又は3mmとの間の毛のカット長さは、このようなシステムにより達成され得ない。
更に、より小さいカッティング長さの範囲、すなわち、0.3mmから2.5mmの間についての調整を可能にするヘアクリッパが先行技術から知られている。これらのシステムは、通常、固定切断刃に対する可動切断刃の位置の調整を可能にし、これらの刃の間の距離を増大させる。そのようなデバイスは、例えば、米国特許第5,367,772A号公報から知られている。
このデバイスのカッタの頭部は、鋸歯状の固定刃及びこの固定刃に関連して往復運動する鋸歯状の可動刃を含んでいる。上記可動刃は、毛のカット長さを変化させるために可動刃の往復運動に対して垂直な沿層方向(edgewise direction)において固定刃に対して摺動可能である。可動刃が沿層方向に移動するように、調整ハンドル(adjustor handle)が筐体の外曲面に摺動可能に固定され、結合部材を介して可動刃に連結されており、筐体の長手方向の軸を軸として調整ハンドルを回転させることによってカット長さを大きく又は小さくする。この種の同様のヘアクリッピングデバイスは米国特許第6,260,276B1号公報から知られている。
上述した2つの先行技術文献に開示されているヘアクリッパは、0.3mmから2mmまで、最大で3mmまでの間のカッティング長さの調整のみを可能にするものである。従って、これらのデバイスは、非常に小さい長さの調整範囲内においてのみ調整を可能にし、より大きいカッティング長さに関しては用いられ得ない。これは、勿論、ユーザに小さい適応性しかもたらさない。
従って、本発明の目的は、上述した課題を大幅に軽減又は克服し、複数の追加の部品を必要とすることなく大きいカッティング長さの範囲にわたって毛のカット長さの容易で様々な調整を可能にするヘアクリッピングシステムを提供することにある。更に、上記システムの取扱いを単純化し、カッティングの出来栄えを向上させることが目的である。
この課題は、
筐体と、
上記筐体の一端部に配され、前縁部を備えた固定刃とこの固定刃の上記前縁部に平行に配された鋸歯状の縁部を備えた可動刃とを有する切断アセンブリであって、上記可動刃が、上記固定刃の表面に変位可能に取り付けられ、上記固定刃の上記表面に対して弾性的に付勢される当該切断アセンブリと、
上記固定刃の上記前縁部に実質的に平行な横方向における振動運動で上記可動刃を駆動する駆動装置と、
上記横方向に実質的に垂直な第1の調整方向における上記固定刃に対する上記可動刃の位置を調整する調整ユニットと、
上記切断アセンブリを少なくとも部分的に取り囲む櫛歯と上記可動刃との間で規定された隙間を作り出すために、上記固定刃の上記表面から離れて面する上記固定刃の側において上記ヘアクリッピングデバイスに解放可能に取り付けられ得る複数の櫛歯を備えた櫛アタッチメントと
を有するヘアクリッピングデバイスを備えたヘアクリッピングシステムであって、
上記櫛アタッチメントが上記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、上記調整ユニットが、上記固定刃の上記表面に実質的に垂直な第2の調整方向における上記切断アセンブリに対する上記櫛アタッチメントの位置を調整する、最初に述べられた種類の当該ヘアクリッピングシステムにより解決される。
本発明の好ましい形態は、従属請求項に規定されている。請求項に係るヘアクリッピングデバイスは、請求項に係るヘアクリッピングシステムと同様及び/又は同一の好ましい形態を有し、従属請求項に規定されている好ましい形態と同様及び/又は同一の好ましい形態を有している。
従って、与えられた上記ヘアクリッピングシステムは、同じ調整ユニットを用いて可動刃及び櫛アタッチメントを調整する賢明な解決策を与える。よって、ユーザは、櫛アタッチメントを付けていない状態でヘアクリッピングデバイスを使用し、固定刃の上で可動刃を第1の調整方向に前後に動かすことによって固定刃に対する可動刃の位置を調節することにより毛のカット長さを調整することもでき、より長い毛のカット長さが望まれる場合には、ユーザは、切断アセンブリに対する櫛アタッチメントの位置を第2の調整方向で調節することにより毛のカット長さを適応させることもできる。両方の調整は、同じ調整ユニットによりなされ得る。
上記第1の調整方向における可動刃の調整は、通常、より短い、例えば0.3mmから2mmの間の毛のカット長さを調節するために用いられる。上記櫛アタッチメントの調整は、代わりに、通常、より長い、例えば、2.5mmから10mmの間の毛のカット長さを調節するために用いられる。毛のカット長さを調整する両方のやり方に関して1つの調整ユニットのみを用いることは、使い勝手を著しく向上させ、ヘアクリッピングシステムの使用を単純化する。
複雑な追加の部品又は余分な装置を伴うことなくカッティング長さが0.3mmから10mmの間において達成可能であるので、上述した先行技術と対照的に、可能なカッティング長さの範囲が著しく大きくなる。調整可能な櫛アタッチメントは、また、種々の所望の毛のカット長さに対応する複数の櫛アタッチメントを含む櫛アタッチメントセット全体の使用を不要にする。
上述した請求項1の作用は、櫛アタッチメントが用いられる場合に、調整ユニットが可動刃及び櫛を位置決めするという事実を含むとともに、(櫛アタッチメントがヘアクリッパに取り付けられた場合に)調整ユニットが櫛アタッチメントのみを位置決めするという事実を含んでいることに注意されたい。これは、櫛アタッチメントが取り付けられた場合に、調整ユニットは、櫛アタッチメントのみを調整するために用いられることも、両方のサブシステム(可動刃及び櫛アタッチメント)の位置を調節するために用いられることも可能であることを意味する。
上記調整ユニットは、多くのやり方で実現され得る。一例は、筐体に移動可能に取り付けれ、可動刃及び/又は櫛アタッチメントの位置を調節するために用いられる調節可能なレバーの使用である。他の可能性は、プッシャ又はスライダにより可動刃及び/又は櫛アタッチメントを手作業で動かすことである。更に、モータ駆動の調整を用いることが考えられる。本発明による好ましい調整技術の1つは、その回転運動により可動刃及び/又は櫛アタッチメントの位置を調整することを可能にする回転可能な調整ホイールの使用である。
第1の調整方向において測定される可動刃の鋸歯状縁部と固定刃の前縁部との間の調整可能な距離は、先端間(tip-to-tip)距離としても表示される。この先端間距離は、櫛アタッチメントが取り付けられていない状態でヘアクリッピングデバイスが単独で用いられる際に、結果として得られる毛のカット長さを規定する。櫛部が取り付けられている場合、結果として得られる毛のカット長さは、切断刃アセンブリと櫛部の櫛歯との間の第2の調整方向において測定される距離により規定される。「毛のカット長さ」という表現は、切り取られる毛の長さを規定するのではなく、皮膚上に残される毛の長さを規定することに注意されたい。
しかしながら、取り付け可能な櫛部を用いることは、一般に、デバイスの操作を複雑にし、櫛部を用いない状態での使用と比較してより悪いカッティングの出来栄えを招く。これは、櫛歯のような障害物及び切断アセンブリに進むための大きくなった距離のために、毛は、櫛歯部を介して当該システムに更に入ることがより困難であるという事実に依存する。(より長い毛のカット長さを達成するために)櫛アタッチメントが切断アセンブリから遠く離れて位置する場合には特に、毛が切断アセンブリに進む距離は、カッティングの出来栄えが重大な影響を及ぼされるほど大きくなる。
従って、本発明の一形態によれば、上記櫛アタッチメントは、上記櫛アタッチメントが上記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、上記調整ユニットによる上記可動刃の位置の調整を妨げ、上記第1の調整方向に沿って所定の位置に上記可動刃を押すブロッキング素子を有している。
上述した可動刃の所定の位置は、好ましくは、可動刃の鋸歯状の縁部が、第1の調整方向に見て固定刃の前縁部に対していちばん先の位置(foremost position)にある位置である。言い換えれば、好ましい位置は、実際には0.6mmよりも小さいことが好ましく、より好ましくは0.3mm前後の最小の可能な先端間距離をもたらす。0.3mmよりも小さい先端間距離も考えられ、技術的に可能である。しかしながら、あまりにも小さすぎる先端間距離は、ユーザが自身を傷つけてしまう危険性を高める。0.3mmという距離が、良好なトレードオフであることが示された。
従って、上記解決策は、櫛部がヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、可動刃をそのいちばん先の位置に自動的に動かすことを可能にする。従って、上述した欠点は克服され、追加の櫛アタッチメントを用いる際に、毛を捕らえることに関して最高の出来栄えも実現される。勿論、可動刃は、櫛部がヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、手動でもそのいちばん先の位置に動かされる。しかしながら、この形態による解決策は、可動刃をこの好ましい位置に自動的に動かし、ユーザはそれについて考える必要はない。
言い換えれば、先端間の調整の設定、すなわち、可動刃への調整ユニットの接続は切り離され又は破棄され、櫛部が取り付けられた場合、調整ユニットは、第2の調整方向における櫛アタッチメントの位置のみを調整する。同時に、櫛アタッチメントのブロッキング素子は、可動刃を好ましい最もいちばん先の位置に押す。
他の形態によれば、上記調整ユニットは、上記第1の調整方向における上記可動刃の位置を調整するための上記可動刃との解放可能な接続を有しており、上記接続は、上記櫛アタッチメントが上記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、上記櫛アタッチメントの上記ブロッキング素子により機械的に解放され、それにより上記調整ユニットによる上記可動刃の位置の調整を妨げる。
この点において、「ブロッキング」という用語は、調整ユニットと可動刃との接続を解放することを意味する。上記ブロッキング素子は、例えば、櫛部が取り付けられ、可動刃が第1の調整方向において前方に接続され、キャリッジ素子を機械的に移動させる時に、筐体の内側に突出する櫛アタッチメントの筐体の部分により実現され得る。それに関して、上記キャリッジ素子は、櫛アタッチメントのブロッキング素子が筐体に挿入される位置に配され、櫛部の取り付け中に、ブロッキング素子はキャリッジ素子に自動的に接し、該キャリッジ素子を好ましい最前方の位置に押す。ブロッキング素子は、同時に,可動刃との調整ユニットの接続も解放するので、櫛部が取り付けられた場合、調整ユニットは第2の調整方向において櫛アタッチメントに適合し、可動刃の調整はもはや可能ではない。
上記ブロッキング素子は、可動刃又は可動刃に接続されるキャリッジ素子を接触させるように構成される単純な真っすぐな壁であってもよいことに注意されたい。ブロッキング素子自体は、可動刃又は櫛アタッチメントが筐体に取り付けられるとすぐに櫛アタッチメント又はその部品を接触させるように構成された上記キャリッジ素子の一部であってもよい。上記技術的原理に関して、櫛アタッチメントのクリッピングデバイスへの取り付けが、調整ユニットとの可動刃の調整の分離及び好ましいいちばん先の位置への可動刃の動きをもたらす限りにおいては、ブロッキング素子、例えば、突出した筐体の一部が櫛アタッチメント、可動刃又はキャリッジ素子の一部であることは問題ない。
更に好ましい形態によれば、上記調整ユニットは、上記クリッピングデバイスの上記筐体上又は上記筐体内に配された調整ハンドルを有しており、この調整ハンドルはその中心軸の周りを回転可能であり、上記調整ハンドルの回転運動は、上記調整ハンドルが接続されるスライダの動きを引き起こし、上記スライダは、上記第1の調整方向における上記可動刃の動きを活性化するように上記可動刃に連結され、上記スライダは、上記櫛アタッチメントが上記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、上記櫛アタッチメントに解放可能に接続され、上記第2の調整方向における上記櫛アタッチメントの動きを活性化する。
上記回転可能な調整ハンドルは、ズームホイールとしても示される。ズームホイールの調整メカニズムは、例えば、欧州特許EP0325326B1号公報等から知られている。上記ズームホイールは、櫛部及び可動刃の両方を動かすスライダを直接的に駆動する。上記ズームホイールは、好ましくは、ヘアクリッピングデバイスの筐体上又は筐体内に配され得る対称ホイールとして形成され、ズームホイールの中心軸が筐体の長手方向の軸に実質的に平行であることが好ましい。従って、ズームホイールは、その中心軸を軸として該ズームホイールを回転させることにより、ユーザが所望の毛のカット長さに容易に調整できるようにする。ズームホイールの回転は、例えば、スライダ方向に上述したスライダの動きを引き起こす。このスライダ方向は、例えば、筐体の長手方向の軸に実質的に平行である。しかしながら、スライダは、筐体の長手方向の軸に対して湾曲していてもよいし、傾斜していてもよい。
実際の器具では、ズームホイールは、例えば、筐体の中央部又は筐体の後部に配され得る。技術的設計に依存して、ズームホイールは、櫛及び可動刃の位置を同時に調節するように構成され得る。この形態によれば、専ら1つのスライダが用いられるので、櫛部の動きは、このケースでは可動刃の動きに直接的に関連する。
そのような技術的設計は、上述した不都合をもたらすので、単一のズームホイールは、また、上述したブロッキングの特徴と組み合わされ得る。上記可動刃に接続される櫛アタッチメント又はキャリッジ素子が上述したブロッキング素子を有する場合、櫛部が取り付けられるとすぐにスライダ−可動刃の接続が解放され、これは、ズームホイールがこのケースでは櫛アタッチメントの位置のみを調節することを意味する。これは、専ら1つのズームホイールが、櫛部が取り付けられていない場合の先端間の設定及び櫛部が取り付けられている場合の櫛部の設定の両方の設定を調節することができる好ましい状況をもたらす。
しかしながら、この設定は、幾つかのより小さい理由のために、望ましくないこともある。上記スライダの技術的設計及び可動刃及び/又は櫛への接続に依存して、特定の方向にズームホイールを回転させることは、先端間距離の増大及び切断アセンブリから離れた櫛部の動きを同時にもたらすことが生じる。言い換えれば、両方のサブシステムの距離が同時に大きくなるので、毛が切断アセンブリに進むための距離が非常に大きくなる。上記技術的設計が、特定の方向におけるズームホイールの回転が先端間距離の減少をもたらし、同時に、櫛部と切断アセンブリとの間の距離の増大をもたらすように変更されると、この問題は補償されるが、解決はされない。このケースでは、ズームホイールの動きは、サブシステムに関する種々の事態を意味する。すなわち、右方向の回転は、先端間の調整に関してより長い毛を意味するが、櫛部の調整に関してはより短い毛を意味する。これは、消費者が理解することは難しく、従って、ユーザの困惑を招く。
従って、他の形態によれば、上記調整ユニットは、上記第1の調整方向における上記可動刃の位置を調整する第1の調整素子及び上記櫛アタッチメントが上記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に上記第2の調整方向における上記櫛アタッチメントの位置を調整する第2の調整素子の2つの独立した調整素子を有している。これは、先端間距離及び櫛アタッチメントの位置を独立して調節することを可能にする。
2つの独立した調整素子によるそのような調整は、例えば、クリッピングデバイスの筐体上又は筐体内に配された2つの独立した調整ハンドルを有する調整ユニットにより実現され得る。上記調整ハンドルは共通の中心軸の周りを回転可能であり、第1の調整ハンドルの回転運動はこの第1の調整ハンドルが接続される第1のスライダの動きを引き起こし、第1のスライダは第1の調整方向における可動刃の並進運動を活性化するように可動刃に連結され、上記櫛アタッチメントがヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合、第2の調整ハンドルの回転運動はこの第2の調整ハンドルが接続される第2のスライダの動きを引き起こし、第2のスライダは櫛アタッチメントに接続され、第2の調整方向における櫛アタッチメントの動きを活性化する。
上記調整ハンドル/ズームホイールの技術的設計は、このケースでは、同じ方向における各ズームホイールの回転が両方の調整サブシステムについて同じ状況をもたらすように適合され、すなわち、各ズームホイールを右に回転させると、先端間距離を増大させ、且つ、櫛部から切断アセンブリまでの距離を増大させるように適合され、逆の左回転の場合も同様である。これは、ユーザにとって取扱いを単純化し、上述した困惑をもはやもたらさない。しかしながら、上述した技術と同様に、先端間の設定及び櫛部の設定の独立した調整を可能にする他の調整技術も、一般に可能である。
しかしながら、同じ技術的効果が1つのズームホイールだけでも達成され得ることに注意されたい。一形態によれば、上記2つの独立した調整素子は単一の調整ハンドルに接続され、上記調整ハンドルの活性化は、上記第1の調整方向における上記可動刃の動きを活性化するように上記可動刃に連結される上記第1の調整素子の動きを引き起こし、上記櫛アタッチメントが上記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、上記第2の調整方向における上記櫛アタッチメントの動きを活性化するように上記櫛アタッチメントに連結される上記第2の調整素子の動きを引き起こす。
このケースでは、単一の調整ハンドル/ズームホイールが、第1の調整素子を介して可動刃に接続され、(櫛部が取り付けられている場合には)第2の調整素子を介して櫛アタッチメントに接続される。上記技術的原理は同じままである。例えば、互いに逆向きに配されたズームホイールの内側部に2つの誘導部を与えることにより、両ケース(櫛部が取り付けられている又は取り付けられていない)において回転方向にズームホイールを回転させることは、櫛部が取り付けられているか取り付けられていないかに関わらずより大きいカッティング長さをもたらす。1つのズームホイールのみを用いることは、ユーザにとって調整をより容易にするという利点を更に含んでいる。
長さの調整のために1つのズームホイールのみが用いられるか2つのズームホイールが用いられるかに関わらず、本発明によれば、上記調整ハンドル(ズームホイール)は、上記可動刃及び/又は櫛アタッチメントの位置の段階的な調整を可能にするため、好ましくは、0.3mmの調整ステップを可能にするために段階的なやり方で回転可能であることが好ましい。このケースにおける0.3mmの調整ステップは、毛のカット長さが0.3mmのステップで調節され得ることを意味している。勿論、他の調整ステップの大きさも可能である。
本発明の他の形態によれば、上記調整ユニットは、上記スライダに解放可能に接続され、上記可動刃に連結される上記固定刃上に配されたキャリッジ素子を更に有しており、上記スライダの動きが上記キャリッジ素子の動きを引き起こし、これもまた、上記第1の調整方向における上記可動刃の動きを引き起こす。
この動きの伝達は、種々のやり方で実現され得る。一形態によれば、上記動きの伝達は、キャリッジ素子の傾斜運動により実現される。それに関して、上記キャリッジ素子は、上記固定刃に固定され、上記鋸歯状の縁部に実質的に平行である該キャリッジ素子の主軸の周りを傾斜可能であってもよく、上記スライダの動きは、上記キャリッジ素子にその主軸の周りを傾斜させ、上記第1の調整方向における上記可動刃の動きを引き起こす。
上述した動きの移行を実現する他のやり方は、第1の調整方向に移動可能であるように固定刃上のそれぞれの誘導部にキャリッジ素子を案内することであり、キャリッジ素子は、スライダの対応する傾斜面に対して弾性的に付勢される傾斜面を有しており、スライダの動きは、上記傾斜面のために、第1の調整方向におけるキャリッジ素子の並進運動に変換される。上記キャリッジ素子の並進運動は、キャリッジ素子が取り付けられた可動刃の並進運動を引き起こす。上述したキャリッジ素子の傾斜の設定と対照的に、この摺動キャリッジシステムは、実現がより容易であり、機械的により頑強である。上記の説明と同様に、摺動キャリッジの設定は、櫛部及び先端間の系の別々の調整のために2つの個々のスライダを有効にする2つのズームホイールシステムと組み合わせられてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、固定刃上のキャリッジ素子が案内される上記誘導部は、上記並進運動を妨げる端止め要素を有しており、上記鋸歯状の縁部と上記前縁部との距離は、所定の距離よりも小さくなる、好ましくは0.3mmよりも小さくなるおそれがない。この端止め要素は、誘導部の前端部に配された単純な垂直壁として実現され得る。この端止め要素は、先端間距離が好ましい最小距離よりも小さくならないことを確実にする。特に、上述したやり方で可動刃とともにキャリッジ素子をいちばん先の位置に押すために櫛アタッチメントが用いられる場合、上記端止め素子が、可動刃の正確且つ精密な位置決めを確実にする。
他の形態によれば、上記キャリッジ素子は、上記固定刃の上記表面に対して上記可動刃を付勢するスプリング素子を介して上記可動刃に接続され、上記スプリング素子は、上記解放可能な接続を保つために上記スライダの方へ上記キャリッジ素子を押す。
上述したスプリング素子は所謂歯圧(teeth pressure)を伝える機能を主に有しており、この歯圧により、可動刃の鋸歯状縁部が固定刃に付勢される。固定刃の前縁部も好ましくは複数の切断歯を有する鋸歯状であることに注意されたい。上記歯圧は、良好なカッティングの出来栄え及び固定刃に対する可動刃の正確な位置決めを確実にする。
上記スプリング素子の第2の機能は、キャリッジ素子をスライダの方へ付勢することである。このケースにおけるスプリング力は、櫛部が外されている時に先端間の設定が対応するズームホイールの設定に戻ることを確実にする。言い換えれば、櫛アタッチメントがクリッピングデバイスから外されるとすぐに、可動刃は、調整ハンドルの調整された位置に自動的に素早く戻る。従って、櫛アタッチメントが外された後、ユーザは、櫛部を伴っていないクリッピングデバイスを直接使用することができ、先端間の設定は、更なる必要なステップを伴うことなく調整ユニットの調整を直接的にフォローする。
本発明は、更に、
筐体と、
上記筐体の一端部に配され、前縁部を備えた固定刃とこの固定刃の上記前縁部に平行に配された鋸歯状の縁部を備えた可動刃とを有する切断アセンブリであって、上記可動刃が、上記固定刃の表面に変位可能に取り付けられ、上記固定刃の上記表面に対して弾性的に付勢される当該切断アセンブリと、
上記固定刃の上記前縁部に実質的に平行な横方向における振動運動で上記可動刃を駆動する駆動装置と、
上記固定刃の上記表面から離れて面する上記固定刃の側において上記ヘアクリッピングデバイスに解放可能に取り付けられ得る追加のアタッチメントと
を有するヘアクリッピングデバイスを備えたヘアクリッピングシステムであって、
上記アタッチメントは、上記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、上記調整ユニットによる上記可動刃の位置の調整を妨げ、上記第1の調整方向において上記固定刃に対して所定の位置に上記可動刃を押すブロッキング素子を有する当該ヘアクリッピングシステムに関連している。
与えられたヘアクリッピングシステムのこの形態は、追加のアタッチメントが取り付けられた際に、固定刃に対する可動刃の位置決め(先端間の設定)を退ける(override)上述した分離のオプションを別々に使用し、上記アタッチメントは可動刃を所定の好ましい位置に押す。
最初に述べられたヘアクリッピングシステムの形態とは対照的に、この形態は、上述した調整ユニットにより調整可能ではない静的な櫛アタッチメントを使用することを可能にし、これらの静的櫛アタッチメントもまた、可動刃との調整ユニットの接続を解放し、櫛部がヘアクリッピングデバイスに取り付けられるとすぐに可動刃を所定の位置に押す上述したブロッキング素子を有していてもよい。
これは、調整ユニットと可動刃との調整の接続を解放し、可動刃を所定の好ましい位置に押す与えられた技術的原理が、単に静的な櫛アタッチメントを用いて、(例えば、上述したズームホイールを用いて)調整ユニットにより調整される調節可能な櫛アタッチメントを伴わなくても機能することを意味している。同様に、この技術的原理は、櫛以外の他のアタッチメンチにも用いられ得る。例えば、ライトアタッチメントも用いられ得る。上記ライトアタッチメントは、例えば、現在はカットされている光指示体として用いられ得る閃光又はレーザ光である。
しかしながら、アタッチメントのタイプに依存して、上記所定の好ましい位置は、必ずしも可動刃がそのいちばん先の位置に存在する位置である必要がないことを理解されたい。上記好ましい位置は、可動刃がその最も後方の位置に存在する位置であってもよく、これは、最長の可能なヘアカットに役立つ。大まかに言えば、上記好ましい位置は、用いられているアタッチメントに対して最適なカッティングの出来栄えを提供する可動刃の位置である。更に、種々の好ましい位置がアタッチメント毎に適応され得ることに注意されたい。
請求項15に記載されているヘアクリッピングシステムは、請求項1に記載されているヘアクリッピングシステム及び従属請求項おいて定義されているヘアクリッピングシステムと同様及び/又は同一の好ましい形態を有していることが理解されるべきである。「櫛アタッチメント」という表現は、従属請求項の文言においては、「追加のアタッチメント」という表現に置き換えられている場合もある。
本発明のこれらの観点及びその他の観点は、以下に説明される実施形態から明らかであり、以下に説明される実施形態を参照して理解されるであろう。
図1は、本発明に係るヘアクリッピングシステムの一般的な設計図を全体として断面図で示している。 図2は、櫛アタッチメントを伴っていない本発明に係るヘアクリッピングシステムの第1の実施形態を示している。 図3は、櫛アタッチメントを伴った図2に示されている第1の実施形態を示している。 図4は、第1の位置に櫛アタッチメントを備えた本発明に係るヘアクリッピングシステムの第2の実施形態を示している。 図5は、第2の位置に櫛アタッチメントを備えた図4に示されている第2の実施形態を示している。 図6は、櫛アタッチメントを伴っていない本発明に係るヘアクリッピングシステムの第3の実施形態を示している。 図7は、櫛アタッチメントを伴った図6に示されている第3の実施形態を示している。 図8は、櫛アタッチメントを伴っていない本発明に係るヘアクリッピングシステムの第4の実施形態を示している。 図9は、図8に示されている第4の実施形態に係るヘアクリッピングシステムの部品を説明する斜視図を示している。 図10は、第1及び第3の実施形態に係るヘアクリッピングシステムの可動刃を調節する原理を模式的に示している。 図11は、第2の実施形態に係るヘアクリッピングシステムの可動刃を調節する原理を模式的に示している。 図12は、第4の実施形態に係るヘアクリッピングシステムの可動刃を調節する原理を模式的に示している。 図13は、図12の拡大図を示している。 図14Aは、或る位置における可動刃及び櫛アタッチメントの調整を説明している。 図14Bは、他の位置における可動刃及び櫛アタッチメントの調整を説明している。 図14Cは、他の位置における可動刃及び櫛アタッチメントの調整を説明している。 図14Dは、他の位置における可動刃及び櫛アタッチメントの調整を説明している。
図1は、参照符号100により全体が表示されている本発明に係るヘアクリッピングシステムの原理的な設計を模式的に示している。このヘアクリッピングシステム100は、ヘアクリッピングデバイス10と、クリッピングデバイス10の前端部又は後端部14に取り付けられ得る櫛アタッチメント12とを有している。クリッピングデバイス10は、全ての部品を結び付け、また、切断アセンブリ18の骨格としての役割を果たす筐体16を有している。筐体16は、細長い本体部を有しており、切断アセンブリ18が前端部14に実現可能に固定され、後端部22にハンドル部20を有している。
細長い筐体16の外側面は、後端部22から前端部14に向かって外向きにテーパ状になっており、より人間工学的な保持位置を与え、クリッピングデバイス10の美的外観を良くするためにわずかに湾曲した展開を有している。本発明の範囲から離れることなく、他の筐体の取り決め及び設定も想定されることに注意されたい。
以下に説明されるように、デバイス10を操作するため、筐体16に操作ボタン(単純化するために図示せず)が設けられている。
切断刃アセンブリ18は、筐体16の前端部14に取り外し可能に取り付けられている。従って、上記切断アセンブリ18は容易に取り外され、これは切断アセンブリ18の清潔にする能力を高め、その結果、使いやすさを向上させる。切断アセンブリ18は、固定刃24及び可動刃26を含んでいる。可動刃26は、筐体16の内側にほぼ面している固定刃24の上面28に変位可能に取り付けられている。(図9に示されている)モータを含む駆動装置30が、固定刃24の前端部34に平行な横方向32の振動運動で可動刃18を駆動する。駆動ブリッジ40は、モータを可動刃26に結合し、モータの動きを横方向32の並進/往復運動に変換する結合素子として用いられる。
可動刃26は、固定刃24の前縁部34にほぼ平行に配された歯のアレイを伴う鋸歯状の縁部36を有している。他の従来のヘアクリッピングデバイスから知られているように、動作中、固定刃24と横方向32に往復動する可動刃26との相互作用により散髪が行われる。
固定刃24は、通常、可動刃26よりも厚く設計されている。上記固定刃24は、ガード24としても示される。ガード24の前縁部34は、鋭い連続的な縁部として設計されていてもよいし、切断歯のアレイを伴う鋸歯状の縁部として可動刃26と同様に設計されていてもよい。良好なカッティングの出来栄えを得るために、可動刃26は、所謂歯圧を得るように固定刃24の上面28の方に能動的に付勢される。固定刃24の上面28に対して可動刃26を弾性的に付勢することにより上記歯圧を与えるために、スプリング38が通常用いられる。
既に説明された櫛アタッチメント12は、筐体16の前端部14に解放可能に取り付け可能である。該櫛アタッチメント12は、一般に(図に現れていない)単純な保持固定具により実現される櫛インターフェースを介してヘアクリッピングデバイス10に固定され得る。櫛アタッチメント12は、切断アセンブリ18を少なくとも部分的に取り囲む(図14C、Dに例示的に示されている)複数の櫛歯12′を有している。櫛歯12′は、櫛歯自体と可動刃26の切断縁部36との隙間を規定するスペーサとしての機能を果たす。
櫛素子12は、言い換えれば、ヘアカットの長さを大きくするために、そこから毛が伸びている有毛皮膚の表面から離して切断素子24、26を配している。この点において、「毛のカット長さ」という表現は、整えられた皮膚上に残る毛の長さを示しており、切り落とされた毛の部分の長さではないことが明らかにされるべきである。また、櫛アタッチメント12は、ヘアクリッピングデバイス10に機械的に取り付け可能である限り、任意の設計のものであり得ることに注意されたい。「ヘアクリッピングシステム100」という用語は、ヘアクリッピングデバイス10及び(ヘアクリッパ10に取り付けられた又は取り付けられていない)櫛アタッチメント12を含んでおり、一方で、ヘアクリッピングデバイス10は櫛アタッチメント12を伴わないヘアクリッパ自体を意味している。
ヘアクリッピングデバイス10は櫛アタッチメント12を伴っていなくても用いられることができ、その場合、切断刃アセンブリ18がむき出しになる。この動作モードは、特に毛の正確なトリミングを可能にし、より短い毛のカット長さをもたらし、特に、生え際又はあごひげの外輪郭のために用いられる。
本発明の主要な要素の1つは、可動刃26の位置及び/又は櫛アタッチメント12の位置を調整する特別な調整システムに関連している。この特別な調整システムは、全体が参照符号42により示されている調整ユニットにより実現されている。調整ユニット42は、調整ハンドル44、スライダとしても示される調整素子46、キャリッジ素子48及びスプリング38を有している。
上記調整ユニットは、一方では、上記横方向32にほぼ垂直である第1の調整方向50(図10ないし図12参照)における固定刃24に対する可動刃26の位置を調整するように構成されている。他方では、調整ユニット42は、櫛アタッチメント12がヘアクリッピングデバイス10に取り付けられた場合(図1、図3及び図5参照)に第2の調整方向52における切断アセンブリ18に対する櫛アタッチメント12の位置を調整するように構成されている。上記第2の調整方向52は、固定刃24の上面28にほぼ垂直に取り決められており、櫛アタッチメントは、切断アセンブリ18に対してほぼ垂直な方向に切断アセンブリ18から離れるように動かされ、それにより毛のカット長さを増大させる。
言い換えれば、調整ユニット42は、対応する異なる調整方向50、52において可動切断刃26の位置及び櫛アタッチメント12の位置を適合させるために用いられる。好ましくは、上記第1の調整方向50は上記横方向32に対して垂直であり、上記第2の調整方向52は上記固定刃24の上面28に対して垂直である。上記調整ユニット42の動作原理が、以下に詳細に説明される。
図2及び図3に示されている第1の実施形態によれば、調整ユニット42は、中心軸54の周りを回転方向56に回転可能な調整ハンドル44を有している。上記中心軸54は、好ましくは、筐体16の長手方向の軸58にほぼ平行に位置合わせされている。筐体16が図示されているように湾曲している場合、長手方向の軸58は、調整ハンドル44が配されている位置における筐体16の中央軸を表すことに注意されたい。勿論、調整ハンドル44は、筐体16内又は筐体16上の可変位置に配され得る。調整ハンドル44は、例えば、筐体16の非常に後方の端部22にも配され得る。回転対称のホイールのような設計のために、調整ハンドル44は、実際にはズームホイール44としても示される。
図2及び図3から分かるように、スライダ46は、ズームホイール44に機械的に結合されている。この接続は、例えば、スライダ46の細長いアーム部62から突出する結合要素60により実現され、結合要素60は、ズームホイール44の内側面内部の対応する誘導部に機械的に案内される。上記誘導部64は、平面図で見て、中心軸54に対して傾斜している。すなわち、中空のズームホイール44の内側面66内に渦巻状又はらせん状に展開している。
このやり方では、調整ハンドル/ズームホイール44の中心軸54を軸とする回転運動が、スライダ方向68における、すなわち、スライダ46の細長いアーム部62の長手方向に沿ったスライダ46の動きを引き起こす。言い換えれば、ズームホイール44は、(回転方向56の)回転運動を(スライダ方向68の)スライダ46の有効並進駆動に変換する。「有効」という用語は、スライダ46がスライダ方向68に効果的に並進し、同時に、回転方向56にズームホイール44とともに回転もすることを表すことに注意されたい。
スライダ46の上記説明された動きは、図2に示されているように櫛アタッチメント12がクリッピングデバイス10に取り付けられていない場合、今度は、第1の調整方向における可動刃26の動きを引き起こす。スライダ方向68におけるスライダの動きの第1の調整方向50に沿った可動刃26の動きへの変換は、一方の側ではスライダ46に接続され、他方の側では既に説明されたスプリング38を介して可動刃26に接続されたキャリッジ素子48により実現される。
(図2及び図3に示されている)第1の図示されている実施形態によれば、キャリッジ素子48は、固定部70により固定刃/ガード28に傾斜可能に固定されている。スプリング38は、一方では、ガード24の上面28に対して可動刃26を付勢し、他方では、スライダ46の傾斜面72に傾斜可能なキャリッジ素子48を付勢する。スプリング38は、必ずしも可動刃26に直接的に接続される必要はなく、駆動ブリッジ40にも接続され得る。実際には、上記後者の間接的な接続が好ましい。
図10に模式的に示されているように、スライダ46の動きは、傾斜面72により、キャリッジ素子48が傾斜とともに下がる固定点70又は主軸に関して傾斜するようにする。キャリッジ素子48の傾斜は、この場合にも、第1の調整方向50において可動刃26をガード24の前端部34の方に押しやり、それにより結果として生じる毛のカット長さを減少させる。従って、上記の提案された調整は、ユーザが第1の調整方向50における可動刃26の位置を容易に調整することを可能にする。
可動切断歯26の鋸歯状の縁部36と固定切断歯24の前端部34とのそれにより調節される距離は、先端間調整部又は先端間距離としてもそれぞれ示される。この技術用語は、可動刃26の先端部から固定刃又はガード24の先端部までの距離を略したものである。
本発明の実際の器具では、上記先端間距離は、好ましくは、0.3mmの刻み幅で0.3mmから2mmの間で調節可能である。勿論、他の刻み幅も技術的に可能であり、連続的な調整、無段調整も可能である。ユーザにとって使いやすいように、対応する距離目盛り(図示せず)が、ズームホイール44の隣りの筐体16の外側本体部に目に見えるように付けられている。
既に上述されたように、図3に示されているように櫛アタッチメントがヘアクリッピングデバイス10に取り付けられた場合、同じ調整ユニット42が櫛アタッチメント12の位置を調整するためにも用いられ得る。櫛アタッチメント12は、そのため、ヘアクリッパ10の前端部14に取り付けられた時に、スライダ46に接続し得る。そのような接続は、例えば、櫛アタッチメント12をヘアクリッピングデバイス10に取り付けた際に櫛アタッチメント12内の対応する溝部76に自動的に留まる更なる結合要素74により実現される。このやり方では、上述したズームホイール44の回転運動が、上述したスライダ方向68におけるスライダ46の動きを引き起こし、これが次には、第2の調整方向52における櫛アタッチメント12の動きを引き起こす。それにより、ユーザは、従来と同じズームホイール44を用いて毛のカット長さを容易に調節することができる。その後、回転方向56の回転が、櫛アタッチメントを刃アセンブリ18から離れるように動かし、それにより、実現される毛のカット長さを大きくする。
図3を詳しく見ると、櫛アタッチメント12は、筐体16の内側に向かって突出し、スライダ46からキャリッジ素子48を分離する、すなわち、スライダ46の傾斜面72とキャリッジ素子48との接続を解放する所謂ブロッキング素子78を更に有していることが分かる。ブロッキング素子78は、多くのやり方で実現され得る。最も簡単な実現の方法は、スライダ46から離れるようにキャリッジ素子48を押し、それにより、可動刃の調整を妨げるブロッキング素子を櫛アタッチメント12の突出した筐体の一部として設計することである。しかしながら、より複雑な取り合わせも一般的に考えられる。更に、ブロッキング素子78は、必ずしも櫛アタッチメント12に配されている必要はないことに注意されたい。図12に模式的に示されているように、ブロッキング素子78′は、同様にキャリッジ素子48の一部であってもよい。
説明された第1の実施形態(図2及び図3)によれば、上記ブロッキング素子78は、スライダ46とキャリッジ素子48との接続を分離するだけではなく、可動刃26をガード/固定刃24に対して所定の位置に押しもする。それにより可能な可動刃26の動きは、以下の利点をもたらす。
櫛アタッチメント12の取り付けは、毛を切ることの難しさを自動的に増大させる。言い換えれば、毛は、切断アセンブリ18へ行くまでの距離及び櫛歯のような障害のために切断アセンブリ18に達するシステムに更に入ることが難しい。所望の毛のカット長さを大きくする、すなわち、櫛歯から切断アセンブリ18までの距離を大きくすると、上記困難が大きくなる。切断アセンブリ18に行くまでの上記距離が大きすぎると、カッティングが起こらないか、又は、最善の場合でもカッティングの出来栄えが悪い。
しかしながら、これは、可動切断刃26への調整ユニット42の接続を機械的及び自動的に解放し、上述したような所定の好ましい位置に可動切断刃26を押すことにより克服される。可動切断刃26の上記所定の位置は、可動切断刃26の鋸歯状縁部36が、第1の調整方向50に見て、ガード24の前端部34に対していちばん先の位置に存在する位置である。言い換えれば、上記所定の好ましい位置は、先端間距離ができる限り小さい位置である。本発明によれば、このケースでは、0.6mmよりも小さい先端間距離を有することが好ましく、より好ましくは0.3mm以下である。
上述したスプリング38は、スライダ46の傾斜面72にキャリッジ素子48を弾性的に付勢するので、櫛アタッチメント12がクリッピングデバイス10から外された時に、キャリッジ素子48を傾斜面72に対して素早く戻し、ブロッキング素子78はキャリッジ素子48をそのいちばん先の位置の方へもはや押さない。これは、櫛アタッチメント12が外された時に、可動切断刃26がズームホイール44により設定される位置に常に素早く戻ることを保証する。
要するに、上述した装置は、上記先端間が常にできる限り小さく保たれるので、櫛アタッチメント12の位置とは無関係な該櫛アタッチメント12を用いる際に最良のヘアカットの出来栄えを可能にする。従って、カットの出来栄えをゆるめることなく、例えば、2.5mmから10mmの間の毛のカット長さを可変的に調節するために、ユーザは櫛アタッチメント12とともにクリッピングデバイス10を用いることができる。可動切断刃26の位置調整と同様に、櫛アタッチメント12の調整も無段又は段階的な調整であり得る。実際には、0.3又は0.5mmの刻み幅が適切であるように思われる。上記説明と同様に、櫛部12を取り付けた場合に、その時に調整された毛のカット長さのフィードバックをユーザに与えるために、第2の長さ目盛りが筐体16に付けられていてもよい。
図2と図3とを比較することにより、本発明によれば、回転方向56におけるズームホイール44の回転が、異なる調整の状態をもたらすことが分かる。回転方向56にズームホイール44を回転させることは、(櫛部12が取り付けられていない場合に)より小さい先端間距離、すなわち、より短いヘアスタイルをもたらす一方で、同じ方向56の回転が(櫛部12が取り付けられた場合には)櫛歯から切断刃アセンブリ18までのより大きい距離、すなわち、より長いヘアスタイルをもたらす。櫛部12が取り付けられていない時にはズームホイール44は毛のカット長さを減少させるために或る方向に一度動かされなければならず、一方で、他の時間には、櫛部12が取り付けられている場合、ユーザがズームホイール44を他の反対方向に動かさなければならないので、これはユーザを困惑させる。
これは、図4及び図5に示されている第2の実施形態には当てはまらない。クリッピングデバイス10の他の部品は全て、第1の実施形態と基本的には同じままであるが、スライダ46及びキャリッジ素子48に対するスライダ46の配置がわずかに変更されている。傾斜面72′は、第2の実施形態によれば逆に傾斜しており、キャリッジ素子48の他の側に配されている。スプリング38は、このケースでは、第1の実施形態(図2及び図3)と比較して反対方向から傾斜面72′に対してキャリッジ素子48を押す。言い換えれば、スプリング38のスプリング力は、ここでは、傾斜面72′に対してキャリッジ素子48を引っ張るが、第1の実施形態では、傾斜面72にキャリッジ素子48を押す。
この変更は、回転方向56におけるズームホイール44の回転が、先端間距離を大きくし、同時に櫛アタッチメント12から刃アセンブリ18までの距離も大きくするという状況をもたらし、これらは毛のカット長さの増大をもたらす。従って、上述したようなユーザの困惑はもはや起こらない。
しかしながら、この解決法は、第1の実施形態に関して与えられたような櫛アタッチメント12又はキャリッジ素子46がブロック素子78を有することを許可しない。従って、クリッピングデバイス10への櫛部12の取り付けは、可動切断刃24への調整ユニット42の接続を解放せず、可動切断刃24をその好ましい位置(最小の先端間距離)へ押す。第2の実施形態の所謂プルバックシステムの調整原理は、図11に詳細に模式的に示されている。
上述した技術的原理及びそれらに付随する利点は、図6及び図7に示されている第3の実施形態の中で組み合わせられ、実現される。その点で、調整ユニット42は2つの独立した調整素子46′、46″を有しており、これらは、以下において刃スライダ46′及び櫛スライダ46″と呼ばれる。第1の調整素子46′、刃スライダは、第1の実施形態(図2及び図3)を参照して説明されたやり方と同じやり方で第1の調整方向50における可動刃26の位置を調整する。第2の調整素子46″、櫛スライダ46″は、櫛アタッチメンチ12内の結合要素74及び対応する溝部76により櫛アタッチメント12の位置を調整する。
調整ハンドル44も変更され、以下においてズームホイール44′、44″としても示される2つの独立した調整ハンドル44′、44″を有している。刃ズームホイール44′は刃スライダ46′を介して可動切断刃26に接続され、櫛ズームホイール44″は櫛スライダ46″を介して櫛アタッチメント12に接続されている。ズームホイール44′、44″の内側面66内の誘導部64′、64″は、この場合も、内側面66に沿って渦巻又はらせん状の展開を有している。しかしながら、誘導部64′、64″は逆方向に傾斜している。すなわち、誘導部64′、64″のらせん状の展開が互いに逆方向に配列されている。
従って、2つの説明された独立したズームホイール装置は、ユーザが各ズームホイール44′、44″を同じ方向に回転させることを可能にし、両ケースにおける回転方向56のズームホイール44′、44″の回転は、櫛部12が取り付けられているか取り付けられていないかに関わらずより大きいカッティング長さをもたらす。回転方向56の回転は、ズームホイール44′を用い、櫛部12が取り付けられていない場合には先端間距離を増大させ、櫛部がヘアクリッピングデバイスに取り付けられている場合には櫛歯から切断刃アセンブリ18までの距離を増大させる。櫛アタッチメント12にブロッキング素子78を与えることは、調整ユニット42から可動切断刃26を分離することも可能にし、それにより、櫛部12が取り付けられている場合に切断刃の調整を妨げる。
ズームホイール44は、図6及び図7には2つの個々のズームホイールとして示されているが、単一のズームホイール44のみが刃スライダ46′を介して可動切断刃26に接続され、(櫛部が取り付けられた場合には)櫛スライダ46″を介して櫛アタッチメント12に接続され得ることに注意されたい。上記技術的原理は同じままである。すなわち、互いに逆向きに配列された2つの誘導部64′、64″を与えることにより、両ケース(櫛部が取り付けられている又は取り付けられていない)における回転方向56のズームホイール44の回転は、櫛部12が取り付けられているか取り付けられていないかに関わらずより大きいカッティング長さをもたらす。専ら1つのズームホイールを用いることは、ユーザにとって調整をより容易にするという利点を更に含んでいる。
本発明の第4の実施形態が、図8及び図9に示されている。他の部品のほとんどが前述された部品と同じままであるが、キャリッジ素子48′が第4の実施形態に従ってわずかに変更されている。前述された初めの3つの実施形態と対照的に、キャリッジ素子48′は、もはやガード24に傾斜可能に取り付けられていない。その代わりに、キャリッジ素子48′は、ここでは第1の調整方向50に沿って摺動可能である。キャリッジ素子48′は、好ましくは、固定切断刃/ガード24上の誘導部80に案内され、これは図12に示されている図面において詳細に見ることができる。スライダ46の動きをキャリッジ素子48′の並進運動に変換するために、キャリッジ素子48′は、後端部に、既に説明されたスライダ46の傾斜面72に対して弾性的に付勢される傾斜面82を有している。キャリッジ素子48を傾斜させる代わりに、キャリッジ素子は、このやり方では誘導部80内で摺動可能であり、調整方向50の動きは2つの係合傾斜面72、82を介して活性化される。
この接続を通して、キャリッジ素子48′及びスライダ46は、この場合も互いに解放可能に接続される。図9から分かるように、スライダ46の傾斜面72に対してキャリッジ素子48′を付勢するために追加のスプリング39が与えられる必要がある。それに関して、追加のスプリング39は、スプリング力が第1の調整方向50においても有効であるように第1の調整方向50に平行に配されている。
追加のスプリング39が必要である理由は、第1のスプリング38のスプリング力が、この実施形態によればガードに対して可動切断刃26を押し、上述した歯圧を与えるために、専らガード24の上面28に対して垂直(第1の調整方向50に対して垂直)方向に効果的なことである。
第1及び第3の実施形態と同様に、櫛部12がヘアクリッピングシステム10に取り付けられた場合、可動切断刃26の調整部は分離され得る。スライダ46とキャリッジ素子48′との接続を分離するブロッキング素子78は、(第1及び第3の実施形態に従って説明されたように)櫛アタッチメントの突出した筐体の一部に配されていてもよいし、キャリッジ素子48′の後端部に配されていてもよい(これは図12に模式的に示されている。)。その点で、同様のブロッキング素子が参照符号78′により示されている。
図12から更に分かるように、キャリッジ素子48′及び櫛アタッチメント12の位置を適合させるために、2つの独立したスライダ46′、46″が用いられる。技術的原理及び該原理に付随する利点は、第3の実施形態を参照して前述されたそれらと同じである。しかしながら、この実施形態では、(第1の実施形態を参照して上述されたような)可動切断刃26及び櫛アタッチメント12を適切な位置に置くように構成された一体化したスライダ46も用いられ得ることが理解されなければならない。
図13も第4の実施形態に対応しており、図12に示されている切断アセンブリ18の前端部の拡大図を示している。図13では、誘導部80は、単純な垂直壁として設計され、所定の位置においてキャリッジ素子48′の並進運動を妨げるように構成された端止め要素82も有していることが分かる。好ましくは、上記所定の位置は可動切断刃のいちばん先の位置を規定し、その結果、端止め要素82は、可動切断刃26の鋸歯状縁部36とガード24の前端部34との距離dがあまりにも小さくなりすぎること、例えば、0.3mmよりも小さくなることを回避する。
図14は、本発明の技術的原理をまとめたものであり、櫛アタッチメント12を伴っている場合及び伴っていない場合の種々の上述した動作位置におけるヘアクリッピングデバイス10を示している。図14Aでは、可動切断刃26は、最長の先端間の設定に対応する非常に後方の位置に存在し、特定の設計に依存しており、これは2から4mmの間の毛のカット長さをもたらす。図14Bでは、可動切断刃26は、最短の先端間の設定に対応するいちばん先の位置に存在し、これは約0.3mmの毛のカット長さをもたらす。図14C及び図14Dでは、櫛アタッチメント12がヘアクリッピングデバイス10に取り付けられ、可動刃の調整が無効に又は分離され先端間の設定が最短であるように取り決められる。すなわち、可動切断刃がいちばん先の位置に自動的に動かされる。図14Cは、約10mmの毛のカット長さをもたらす最長の櫛部の設定(櫛部12と切断アセンブリ18との最大距離)を示しており、図14Dは、(具体的な設定に依存して)約2ないし5mmの毛のカット長さをもたらす最短の櫛部の設定(櫛部12と切断アセンブリ18との最短距離)を示している。
要するに、本発明は、トリミングデバイスの櫛アタッチメント及び先端間距離を同時に調整する賢明な解決策を与える。一方では、固定ガード刃に対する可動切断刃の位置を適応させることにより種々の毛のカット長さを作り出すために、先端間システムが用いられる。また、与えられた解決策は、同じ調整ユニットを用いた櫛アタッチメントの位置の調整も可能にする。与えられた解決策の特別な技術的設計により、櫛アタッチメントがトリミングデバイスに取り付けされるとすぐに可動切断刃はそのいちばん先の位置に自動的に動かされる。これは、櫛部がヘアトリマに取り付けられた状況においても毛を捕らえることに関して最高のカッティングの出来栄えを確実にする。これらのケースでは、上記の与えられたシステムは、可動切断刃の調整ユニットを自動的に分離し、ブロックすることも可能にする。
図面及び上述の説明において本発明が詳細に示され、説明されたが、そのような図及び説明は、限定的ではなく、実例的又は例示的であると考えられるべきであり、本発明は開示された実施形態に限定されない。開示された実施形態に対する他の変形例が、図面、この開示及び添付の特許請求の範囲の研究から特許請求の範囲に係る発明を実行する際に当業者により理解され、実施され得る。
特許請求の範囲において、「有する(comprise)」という語は他の構成要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数を排除するものではない。単一の構成要素又は他のユニットが、特許請求の範囲に列挙されている幾つかの要素の機能を満たしていてもよい。或る方策が互いに異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの方策の組み合わせが有利に用いられないことを示してはいない。
特許請求の範囲におけるいかなる参照符号もが範囲を限定するように解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 筐体と、
    前記筐体の一端部に配され、前縁部を備えた固定刃とこの固定刃の前記前縁部に平行に配された鋸歯状の縁部を備えた可動刃とを有する切断アセンブリであって、前記可動刃が、前記固定刃の表面に変位可能に取り付けられ、前記固定刃の前記表面に対して弾性的に付勢される当該切断アセンブリと、
    前記固定刃の前記前縁部に実質的に平行な横方向における振動運動で前記可動刃を駆動する駆動装置と、
    前記横方向に実質的に垂直な第1の調整方向における前記固定刃に対する前記可動刃の位置を調整する調整ユニットと、
    前記切断アセンブリを少なくとも部分的に取り囲む櫛歯と前記可動刃との間で規定された隙間を作り出すために、前記固定刃の前記表面から離れて面する前記固定刃の側において前記ヘアクリッピングデバイスに解放可能に取り付けられ得る複数の櫛歯を備えた櫛アタッチメントと
    を有するヘアクリッピングデバイスを備えたヘアクリッピングシステムであって、
    前記櫛アタッチメントが前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、前記調整ユニットが、前記固定刃の前記表面に実質的に垂直な第2の調整方向における前記切断アセンブリに対する前記櫛アタッチメントの位置を調整する、当該ヘアクリッピングシステム。
  2. 前記櫛アタッチメントは、前記櫛アタッチメントが前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、前記調整ユニットによる前記可動刃の位置の調整を妨げ、前記第1の調整方向に沿って所定の位置に前記可動刃を押すブロッキング素子を有する、請求項1記載のヘアクリッピングシステム。
  3. 前記調整ユニットが、前記第1の調整方向における前記可動刃の位置を調整するための前記可動刃との解放可能な接続を有し、前記接続は、前記櫛アタッチメントが前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、前記櫛アタッチメントの前記ブロッキング素子により機械的に解放され、それにより前記調整ユニットによる前記可動刃の位置の調整を妨げる、請求項2記載のヘアクリッピングシステム。
  4. 前記調整ユニットが、前記クリッピングデバイスの前記筐体上又は前記筐体内に配された調整ハンドルを有し、この調整ハンドルはその中心軸の周りを回転可能であり、前記調整ハンドルの回転運動は、前記調整ハンドルが接続されるスライダの動きを引き起こし、前記スライダは、前記第1の調整方向における前記可動刃の動きを活性化するように前記可動刃に連結され、前記スライダは、前記櫛アタッチメントが前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、前記櫛アタッチメントに解放可能に接続され、前記第2の調整方向における前記櫛アタッチメントの動きを活性化する、請求項1記載のヘアクリッピングシステム。
  5. 前記調整ユニットは、前記第1の調整方向における前記可動刃の位置を調整する第1の調整素子及び前記櫛アタッチメントが前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に前記第2の調整方向における前記櫛アタッチメントの位置を調整する第2の調整素子の2つの独立した調整素子を有する、請求項1記載のヘアクリッピングシステム。
  6. 前記調整ユニットは、前記クリッピングデバイスの前記筐体上又は前記筐体内に配された2つの独立した調整ハンドルを有し、前記調整ハンドルは共通の中心軸の周りを回転可能であり、第1の調整ハンドルの回転運動はこの第1の調整ハンドルが接続される第1のスライダの動きを引き起こし、前記第1のスライダは前記第1の調整方向における前記可動刃の並進運動を活性化するように前記可動刃に連結され、前記櫛アタッチメントが前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、第2の調整ハンドルの回転運動はこの第2の調整ハンドルが接続される第2のスライダの動きを引き起こし、前記第2のスライダは櫛アタッチメントに接続され、前記第2の調整方向における前記櫛アタッチメントの動きを活性化する、請求項1記載のヘアクリッピングシステム。
  7. 前記2つの独立した調整素子が単一の調整ハンドルに接続され、前記調整ハンドルの活性化は、前記第1の調整方向における前記可動刃の動きを活性化するように前記可動刃に連結される前記第1の調整素子の動きを引き起こし、前記櫛アタッチメントが前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、前記第2の調整方向における前記櫛アタッチメントの動きを活性化するように前記櫛アタッチメントに連結される前記第2の調整素子の動きを引き起こす、請求項5記載のヘアクリッピングシステム。
  8. 前記調整ハンドルは、前記可動刃及び/又は前記櫛アタッチメントの位置の段階的な調整を可能にするため、段階的なやり方で回転可能である、請求項4、6又は7記載のヘアクリッピングシステム。
  9. 前記調節ユニットが、前記スライダに解放可能に接続され、前記可動刃に連結される前記固定刃上に配されたキャリッジ素子を更に有し、前記スライダの動きが前記キャリッジ素子の動きを引き起こし、これもまた、前記第1の調整方向における前記可動刃の動きを引き起こす、請求項4又は6記載のヘアクリッピングシステム。
  10. 前記キャリッジ素子が、前記固定刃に固定され、前記鋸歯状の縁部に実質的に平行である該キャリッジ素子の主軸の周りを傾斜可能であり、前記スライダの動きが、前記キャリッジ素子にその主軸の周りを傾斜させ、前記第1の調整方向における前記可動刃の動きを引き起こす、請求項9記載のヘアクリッピングシステム。
  11. 前記キャリッジ素子は、前記第1の調整方向に移動可能であるように前記固定刃上の誘導部に案内され、解放可能な前記接続を規定する前記スライダの対応する傾斜面に対して弾性的に付勢される傾斜面を有しており、前記スライダの動きが前記第1の調整方向における前記キャリッジ素子の並進運動に変換される、請求項9記載のヘアクリッピングシステム。
  12. 前記誘導部が前記並進運動を妨げる端止め要素を有し、前記鋸歯状の縁部と前記前縁部との距離が所定の距離よりも小さくなるおそれのない、請求項11記載のヘアクリッピングシステム。
  13. 前記キャリッジ素子が、前記固定刃の前記表面に対して前記可動刃を付勢するスプリング素子を介して前記可動刃に接続され、前記スプリング素子は、前記解放可能な接続を保つために前記スライダの方へ前記キャリッジ素子を押す、請求項9記載のヘアクリッピングシステム。
  14. 請求項1記載のヘアクリッピングシステムのためのヘアクリッピングデバイスであって、
    筐体と、
    前記筐体の一端部に配され、前縁部を備えた固定刃とこの固定刃の前記前縁部に平行に配された鋸歯状の縁部を備えた可動刃とを有する切断アセンブリであって、前記可動刃が、前記固定刃の表面に変位可能に取り付けられ、前記固定刃の前記表面に対して弾性的に付勢される当該切断アセンブリと、
    前記固定刃の前記前縁部に実質的に平行な横方向に振動運動で前記可動刃を駆動する駆動装置と、
    前記横方向に実質的に垂直な第1の調整方向における前記固定刃に対する前記可動刃の位置を調整する調整ユニットと、
    請求項1のヘアクリッピングシステムに記載されている櫛アタッチメントを解放可能に取り付けるための保持固定具と
    を有し、
    前記櫛アタッチメントが当該ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、前記調整ユニットが、前記固定刃の前記表面に実質的に垂直な第2の調整方向における前記切断アセンブリに対する前記アタッチメントの位置を調整する、当該ヘアクリッピングデバイス。
  15. 筐体と、
    前記筐体の一端部に配され、前縁部を備えた固定刃と前記固定刃の前記前縁部に平行に配された鋸歯状の縁部を備えた可動刃とを有する切断アセンブリであって、前記可動刃が、前記固定刃の表面に変位可能に取り付けられ、前記固定刃の前記表面に対して弾性的に付勢される当該切断アセンブリと、
    前記固定刃の前記前縁部に実質的に平行な横方向における振動運動で前記可動刃を駆動する駆動装置と、
    前記横方向に実質的に垂直な第1の調整方向における前記固定刃に対する前記可動刃の位置を調整する調整ユニットと、
    前記固定刃の前記表面から離れて面する前記固定刃の側において前記ヘアクリッピングデバイスに解放可能に取り付けられ得る追加のアタッチメントと
    を有するヘアクリッピングデバイスを備えたヘアクリッピングシステムであって、
    前記アタッチメントは、前記ヘアクリッピングデバイスに取り付けられた場合に、前記調整ユニットによる前記可動刃の位置の調整を妨げ、前記第1の調整方向において前記固定刃に対して所定の位置に前記可動刃を押すブロッキング素子を有する、当該ヘアクリッピングシステム。
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