JP6156689B2 - スイッチ故障診断装置、スイッチ故障診断方法 - Google Patents

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充電電流または放電電流を遮断するためのスイッチの故障の有無を判定する技術に関する。
従来から、バッテリと負荷との間に並列接続された複数のスイッチング素子を有し、複数のスイッチング素子のいずれかの故障の有無を判定する電源制御装置がある(特許文献1参照)。具体的には、この電源制御装置は、複数のスイッチング素子を、異なる時点で個別にオープン指令信号を与えているとき、および、同時にオープン指令信号を与えているときにそれぞれ、スイッチング素子の負荷側の端子の電圧値を測定し、測定して得られた各時点での電圧値に基づき、複数のスイッチング素子のいずれかの故障の有無を判定する。
特開2011−229216号公報
しかしながら、上記従来技術では、上記スイッチ故障の有無を判定するため、複数のスイッチング素子全てを同時にオープン状態にする必要があり、その際、バッテリと負荷との間の電流経路が遮断されてしまう。
本明細書では、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間の電流経路が遮断されることを抑制しつつ、スイッチ故障の有無を判定することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示されるスイッチ故障診断装置は、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間に設けられ、オープン状態とクローズ状態とに切り替わるスイッチと、前記スイッチに並列接続されたコンデンサと、前記スイッチの両端電圧に応じた電圧を検出する電圧検出部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記スイッチを前記クローズ状態から前記オープン状態に切り替えるためのオープン指令信号を、前記スイッチに与えるオープン指令処理と、前記オープン指令信号を与えているときに前記電圧検出部が検出した電圧がクローズ故障判定範囲内であるか否かを判断し、前記電圧が前記クローズ故障判定範囲内であると判断した場合に、クローズ故障有りと判定するクローズ故障判定処理と、を実行する構成を有する。
スイッチにオープン指令信号が与えられて、スイッチがオープン状態となった場合でも、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間の電流経路が遮断されることを抑制しつつ、スイッチ故障の有無を診断することができる。
一実施形態に係る電池パックの断面図 スイッチ故障診断処理を示すフロー コンデンサの電流、電圧のタイムチャート リレーが異常時と非異常時での電圧の時間変化 リレーのオープン指令信号およびクローズ指令信号を与えたときの電流経路の変化を示す図
(実施形態の概要)
本明細書によって開示されるスイッチ故障診断装置は、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間に設けられ、オープン状態とクローズ状態とに切り替わるスイッチと、前記スイッチに並列接続されたコンデンサと、前記スイッチの両端電圧に応じた電圧を検出する電圧検出部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記オープン指令処理の実行後に前記スイッチを前記オープン状態から前記クローズ状態に切り換えるためのクローズ指令信号を前記スイッチに与えるクローズ指令処理と、前記オープン指令信号を与えてから前記クローズ指令信号を与えるまでの間に前記コンデンサに充電されることで前記電圧検出部が検出する電圧がクローズ故障判定範囲内であるか否かを判断し、前記電圧が前記クローズ故障判定範囲内であると判断した場合に、クローズ故障有りと判定するクローズ故障判定処理と、を実行する構成を有する。
このスイッチ故障診断装置は、スイッチにオープン指令信号を与えているときのスイッチの両端電圧がクローズ故障判定範囲内であると判断した場合にクローズ故障有りと判定する。ここで、スイッチがクローズ故障していなければ、このスイッチは、上記クローズ故障判定のためにオープン指令信号が与えられるとクローズ状態からオープン状態に切り替わる。このスイッチがオープン状態になると、電流経路がコンデンサを通るのみとなるため、コンデンサに電流が流れる。このため、コンデンサを介して負荷等と電源との間の電流経路が形成される。これにより、スイッチにオープン指令信号が与えられて、スイッチがオープン状態となった場合でも、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間の電流経路が遮断されることを抑制しつつ、スイッチ故障の有無を診断することができる。
上記スイッチ故障診断装置では、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間に設けられ、オープン状態とクローズ状態とに切り替わるスイッチと、前記スイッチに並列接続されたコンデンサと、前記スイッチの両端電圧に応じた電圧を検出する電圧検出部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記スイッチを前記オープン状態から前記クローズ状態に切り替えるためのクローズ指令信号を、前記スイッチに与えるクローズ指令処理と、前記クローズ指令信号を与えているときに前記電圧検出部が検出した電圧がオープン故障判定範囲内であるか否かを判断し、前記電圧が前記オープン故障判定範囲内であると判断した場合に、オープン故障有りと判定するオープン故障判定処理と、を実行する構成を有する。
このスイッチ故障診断装置は、スイッチにクローズ指令信号を与えているときのスイッチの両端電圧がオープン故障判定範囲内であると判断した場合にオープン故障有りと判定する。ここで、スイッチがオープン故障していなければ、このスイッチは、上記オープン故障判定のためにクローズ指令信号が与えられるとオープン状態からクローズ状態に切り替わる。このスイッチがクローズ状態になると、スイッチを介して負荷等と電源との間の電流経路が形成される。これにより、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間の電流経路が遮断されることを抑制しつつ、オープン故障の有無を診断することができる。
上記スイッチ故障診断装置では、車両側制御装置からの故障診断実施信号を受信する受信部を備え、前記制御部は、前記受信部が受信した前記故障診断実施信号に基づき、前記クローズ故障判定処理を実行する構成でもよい。
このスイッチ故障診断装置は、受信部が受信した車両側制御装置からの故障診断実施信号に基づきクローズ故障判定処理を実行する。これにより、制御部の負担を軽減しつつ、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間の電流経路が遮断されることなく、クローズ故障の有無を診断することができる。
上記スイッチ故障診断装置では、前記負荷および前記充電器と前記電源との間に流れる電流を検出する電流検出部を備え、前記制御部は、前記電流検出部が検出した前記電流が電流判定範囲内である場合に前記クローズ故障判定処理や前記オープン故障判定処理を実行してもよい。
このスイッチ故障診断装置は、電流が電流判定範囲内である場合にクローズ故障判定処理や前記オープン故障判定処理を実行する。これにより、スイッチが1つの時で、当該スイッチをオープン状態とした場合でも、コンデンサによる負荷等への電力供給が可能となるため、負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間の電流経路が遮断されることなく、クローズ故障やオープン故障の有無を診断することができる。
また、蓄電素子と、スイッチ故障診断装置と、を備える蓄電装置でもよい。
なお、本明細書によって開示される発明は、制御装置、制御方法等の種々の態様で実現することができる。
<一実施形態>
(電池パックの電気的構成)
一実施形態を図1〜図5を参照しつつ説明する。電池パック(電池モジュールともいう)1は、二次電池2、および、電池保護装置3を備える。なお、電池パック1は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車(以下、自動車という)に搭載され、車内の各種機器に電力を供給する。電池パック1は蓄電装置の一例である。二次電池2は、電源や蓄電素子の一例であり、一次電池であってもよく、キャパシタなどでもよい。また、電池保護装置3はスイッチ故障診断装置の一例である。
図1に示すように、二次電池2は、例えばリチウムイオン電池であり、4つの電池セル2Aが直列接続された組電池である。なお、二次電池2は、1つの電池セル2Aのみを有する構成や、複数の電池セル2Aが直列接続された構成、具体的には、2つ、3つ、或いは5つ以上の電池セル2Aが直列接続された構成でもよい。
電池保護装置3は、接続端子T1〜T4、リレー31、コンデンサCAP、抵抗R、および電池監視ユニット33を備える。一対の接続端子T1、T2の間には二次電池2が接続され、一対の接続端子T3、T4の間には、負荷6が接続される。なお、負荷6は例えば、電動パワーステアリングやアクセサリなどである。
また、二次電池2から負荷6へ供給される電力の供給状態は、高電力供給状態と低電力供給状態がある。高電力供給状態は、例えば、電動パワーステアリングのような、自動車の走行中に駆動する負荷への電力が供給されている状態を指す。また、低電力供給状態は、例えば、アクセサリのような常時駆動している負荷にのみ電力が供給されている状態を指す。
リレー31は、例えば有接点リレー(機械式スイッチ)であり、図示しない磁気コイル、接点、およびパワートランジスタを備えている。リレー31は、接続端子T1と接続端子T3との間に接続されている。図示しないパワートランジスタが後述するオープン指令信号を受けると、当該パワートランジスタは、磁気コイルへの電流供給を停止し、その結果、電磁作用により機械的にリレー31の接点がオープン(開・オフ)状態になる。なお、以下では、単に、「リレー31がオープン指令信号を受け、オープン状態となる」と記載する。
また、当該パワートランジスタが後述するクローズ指令信号を受けると、当該パワートランジスタは、磁気コイルへの電流供給を開始し、その結果、電磁作用により機械的にリレー31の接点がクローズ(閉・オン)状態になる。リレー31がクローズ状態になると、接続端子T1と接続端子T3の間で電流経路が形成される。なお、以下では、単に、「リレー31がクローズ指令信号を受け、クローズ状態となる」と記載する。また、リレー31は、スイッチの一例である。
コンデンサCAPは、二次電池2と負荷6との間で、リレー31と互いに並列接続されている。具体的には、接続端子T1と接続端子T3との間で、リレー31と互いに並列接続されている。コンデンサCAPとリレー31との共通接続点をD1、D2と呼ぶ。
コンデンサCAPは後述するようにリレー31の故障判定において、リレー31がオープン状態となった場合でも、二次電池2と負荷6との間の電流経路を形成し、二次電池2と負荷6との間の電流経路が遮断しないようにする。
制限抵抗Rは、コンデンサCAPと直列に接続されている。具体的には、コンデンサCAPと共通接続点D1との間に接続されている。
電池監視ユニット33は、制御部34、第1電圧検出回路35、第2電圧検出回路36および電流検出回路37を有する。制御部34は、中央処理装置(以下、CPU)34A及びメモリ34Bを有する。メモリ34Bには、電池監視ユニット33の動作を制御するための各種のプログラム(スイッチ故障診断処理を実行するためのプログラムを含む)が記憶されており、CPU34Aは、メモリ34Bから読み出したプログラムに従って、電池監視ユニット33の各部を制御する。メモリ34Bは、RAMやROMを有する。なお、上記各種のプログラムが記憶される記憶媒体は、RAM等以外に、CD−ROM、ハードディスク装置、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリでもよい。
第1電圧検出回路35は、接続端子T1と接続端子T2との間の電圧に応じた電圧検出信号SG1を制御部34に出力する。この電圧は、二次電池2の端子電圧であり、以下、電池側電圧V1という。第2電圧検出回路36は、接続端子T3と接続端子T4との間の電圧に応じた電圧検出信号SG2を制御部34に出力する。この電圧は、二次電池2と負荷6との間の電流経路が形成されているときの負荷6の電圧に比例した電圧であり、以下、機器側電圧V2という。なお、電圧検出信号SG1、SG2は、アナログ信号であってもデジタル信号であってもよい。
制御部34は、電池側電圧V1と機器側電圧V2との電圧差を検出し、当該電圧差をリレー31の両端電圧V3とする。なお、第1電圧検出回路35および第2電圧検出回路36は、電圧検出部の一例である。
電流検出回路37は、接続端子T1と接続端子T3の間の電流経路に流れる電流に応じた電流検出信号SG3を制御部34に出力する。なお、電流検出信号SG3は、アナログ信号であってもデジタル信号であってもよい。また、電流検出回路37は、電流検出部の一例である。
(スイッチ故障診断処理)
CPU34Aは、予め定められた実行条件を満たしたと判断した場合、CPU34Aは、図2に示すスイッチ故障診断処理を実行する。実行条件の例は、前回のスイッチ故障診断処理の実行時から基準時間経過したことや、図示しない車両側の電子制御ユニット(以下、ECUという)からCPU34Aが故障診断実施信号を受信すること等である。なお、ECUは、車両側制御装置の一例であり、CPU34Aは、受信部の一例である。
なお、スイッチ故障には、オープン故障とクローズ故障とがある。オープン故障は、例えばリレー31を駆動するコイルの故障等により、当該リレー31が、クローズ指令信号を受けても、オープン状態のままになっている故障である。また、クローズ故障は、例えばリレー31の接点の溶着等により、当該リレー31が、オープン指令信号を受けても、オープン状態にならない故障である。
上述した通り、負荷6にはアクセサリのような常時駆動している負荷も含まれるため、二次電池2から負荷6へは常に電力が供給されている必要がある。つまり、二次電池2と負荷6との間には常に電流経路が形成されている必要がある。このため、CPU34Aは、基本的に、リレー31にクローズ指令信号を与えている。そして、リレー31がオープン故障もクローズ故障もしておらず、正常である場合は、リレー31はクローズ状態となっているため、二次電池2と負荷6との間には電流経路が形成されている。
そこで、まずCPU34Aは、電流検出回路37からの電流検出信号SG3に基づいて、二次電池2と負荷6との間の電流経路に流れる電流IAを検出する(S1)。そして、CPU34Aは、当該電流IAと、予め定められた電流判定閾値TH1とを比較し、電流IAが電流判定閾値TH1以上である高電力供給状態であるか、電流IAが電流判定閾値TH1を下回る低電力供給状態であるかを判断する(S2)。なお、電流判定閾値TH1とは、例えば1A以下の値等の低電流値である。
CPU34Aは、高電力供給状態であると判定した場合(S2:NO)、S3からS12の処理を実行せず、スイッチ故障診断処理を終了する。仮に、CPU34Aは、高電力供給状態であると判断した場合にスイッチ故障診断処理を実行すると、コンデンサCAPから負荷6に十分な電力を供給することができないからである。
CPU34Aは、低電力供給状態であると判断した場合(S2:YES)、リレー31の両端電圧V3を検出する(S3)。以下、このときの両端電圧V3を、特にクローズ両端電圧V3Aという。なお、電流判定閾値TH1以下の電流範囲が、電流判定範囲の一例である。
次に、CPU34Aは、リレー31にオープン指令信号を与える(S4)。なお、S4の処理は、オープン指令処理の一例である。オープン指令を与えても、リレー31がクローズ故障している場合、二次電池2と負荷6との間の電流経路が形成されたままとなり、二次電池2から負荷6への電力供給が継続される。一方、リレー31がクローズ故障していない場合、リレー31にオープン指令を与えると、リレー31はオープン状態となる。リレー31がオープン状態となっても、コンデンサCAPを介して二次電池2と負荷6との間の電流経路が形成されるため、二次電池2と負荷6との間の電流経路が遮断しない。その理由を図3に基づいて説明する。
図3の上段には、リレー31の状態が示されており、中段には、コンデンサCAPの電圧の時間変化が示されており、下段には、コンデンサCAPの電流の時間変化が示されている。
コンデンサCAPは、リレーと並列接続されており、かつ抵抗Rと直列に接続されているため、コンデンサCAPの両端には、リレー31の両端電圧V3より小さい電圧が掛かっている。リレー31がクローズ状態のとき(t=0からt0の間)、リレー31の両端電圧V3は、リレー31の電圧降下分に相当する。そして、CPU34Aは、電流IAが電流判定閾値TH1以内であると判定しているため(S2:YES)、リレー31の両端電圧V3は、0に近い値となる。
また、上述した通り、CPU34Aは、基本的に、リレー31にクローズ指令信号を与えており、コンデンサCAPの両端には、リレー31の両端電圧V3より小さい電圧が掛かり続けている。このため、コンデンサCAPの両端電圧は変化がなく、コンデンサCAPには電流が流れない。
CPU34Aは、リレー31にオープン指令信号を与えて、故障していないリレー31がオープン状態となると(t=t0)、コンデンサCAPには、リレー31がクローズ状態のときに比べて急激に大きな電圧に変化する。これにより、コンデンサCAPに電流が流れる。このため、コンデンサCAPを介して二次電池2と負荷6との間の電流経路が形成され、二次電池2と負荷6との間の電流経路が遮断しない。
S4の処理の後、CPU34Aは、リレー31の両端電圧V3を検出する(S5)。以下、このときの両端電圧V3を、特にオープン両端電圧V3Bという。
ここで、図3に示す通り、リレー31にオープン指令信号を与えて、リレー31がオープン状態となったとき(t=t0)、コンデンサCAPに掛かる電圧が上昇し、所定電圧へと収束するのに伴って、コンデンサCAPに流れる電流は減少し、所定電流へと収束する。そして、コンデンサCAPの両端の電圧が所定電圧に収束し、定常状態となると、コンデンサCAPには電流が流れなくなる(t=t2)。なお、簡単のために、以下の説明では、負荷6は抵抗として考える。
つまり、t=t0からt2まで経過してしまうと、コンデンサCAPに流れる電流が略0になるため、二次電池2と負荷6との間の電流経路が遮断されてしまう。また、負荷6が駆動するために必要な最小電流IMINを下回ってしまうと、二次電池2と負荷6との間の電流経路は形成されているものの、負荷6が停止してしまう。
そこで、コンデンサCAPの容量は、S4,S5の処理でCPU34Aがリレー31の両端電圧V3を検出できる時間が確保できる値で、かつ、負荷6が駆動するために必要な最小電流IMINを下回らない時間(t=t0からt1まで)が確保できる値に設定される必要がある。
図3に示す通り、CPU34Aは、リレー31にクローズ指令信号を与えて、リレー31がクローズ状態なると(t=t3)、コンデンサCAPに掛かる電圧が減少する。そして、コンデンサCAPに蓄えられた電荷が、コンデンサCAPとリレー31とによって形成される閉ループによって放出され、当該閉ループに瞬間的に大電流が流れる。このため、リレー31に流れる大電流を抑制し、リレー31が故障することを防ぐために制限抵抗Rが設けられている。
上述したように、スイッチ故障診断処理の実行中、二次電池2と負荷6との間には電流経路が形成されている。従って、リレー31にオープン指令信号を与えた場合、リレー31がクローズ故障しておらず正常にオープン状態になっていれば、オープン両端電圧V3Bは、クローズ両端電圧V3Aより大きくなる。一方、リレー31がクローズ故障によりクローズ状態になっていれば、リレー31はクローズ状態のまま変わらないので、オープン両端電圧V3Bは、クローズ両端電圧V3Aと略同一になる。
そこで、CPU34Aは、オープン両端電圧V3Bと、クローズ両端電圧V3Aの差の絶対値(=|V3B−V3A|)が故障判定閾値TH2以上であるかどうかを判断する(S6)。なお、S6の処理は、クローズ故障判定処理の一例である。故障判定閾値TH2は、例えば、数V程度の値が好ましい。また、クローズ両端電圧V3Aより故障判定閾値TH2だけ大きい値と、クローズ両端電圧V3Aより故障判定閾値TH2だけ小さい値との間の範囲が、クローズ故障判定範囲の一例である。
CPU34Aは、オープン両端電圧V3Bと、クローズ両端電圧V3Aの差の絶対値(=|V3B−V3A|)が故障判定閾値TH2より小さいと判断した場合(S6:NO)、リレー31がクローズ故障していると判断し、メモリ34Bにクローズ故障のフラグを記憶させ(S10)、スイッチ故障診断処理を終了する。
なお、CPU34Aは、クローズ故障していると判断した場合、例えば、上記ECU等の外部機器にリレー31がクローズ故障している旨の通知信号を出力するなど、エラー処理を実行するのが好ましい。なお、CPU34Aは、複数回数(例えば3回)だけ、上記絶対値が故障判定閾値TH2より小さいと判断した場合(S6:NO)に、メモリ34Bにオープン故障のフラグを記憶させたり、上記エラー処理を実行する構成でもよい。
CPU34Aは、オープン両端電圧V3Bと、クローズ両端電圧V3Aの差の絶対値(=|V3B−V3A|)が故障判定閾値TH2以上であると判断した場合(S6:YES)、リレー31がクローズ故障していないとして、CPU34Aは、リレー31にクローズ指令信号を与える(S7)。なお、S7の処理は、クローズ指令処理の一例である。
CPU34Aは、機器側電圧V2を検出する(S8)。ここで、CPU34AがS8で検出した機器側電圧V2は、CPU34Aがリレー31にクローズ指令信号を与えている場合の電圧値である。従って、リレー31が故障していなければ、換言すれば、リレー31がクローズ状態であれば、S8で検出した機器側電圧V2は、電池側電圧V1と略等しくなる。一方、リレー31がオープン故障である場合は、リレー31はオープン状態のままであるため、機器側電圧V2は、低下し続けてしまう。
そこで、CPU34Aは、機器側電圧V2が、オープン電圧判定閾値TH3(例えば3V)以上であるかどうかを判断する(S9)。S9での処理を、図4を用いて説明する。
図4の上段には、リレー31が異常でない場合について、リレー31の状態と機器側電圧V2との関係が記載されており、図4の中段には、リレー31がクローズ故障である場合について、リレー31の状態と機器側電圧V2との関係が記載されており、図4の下段には、リレー31が、時間t=tOPでオープン故障となった場合について、リレー31の状態と機器側電圧V2との関係が記載されている。なお、リレー31がクローズ状態で安定している場合、機器側電圧V2は、電池側電圧V1と略等しい。また、VMINはコンデンサCAPの下限電圧を示しており、VMINを下回ると、二次電池2と負荷6との間の電流経路が遮断されてしまう。
リレー31が異常でない場合、CPU34Aは、時間t=t0でリレー31にオープン指令信号を与えると、リレー31はオープン状態となり機器側電圧V2は低下する。そして、CPU34Aは、時間t=tCでリレー31にクローズ指令信号を与えると、リレー31はクローズ状態となり機器側電圧V2は上昇する。
一方、リレー31がクローズ故障である場合、CPU34Aは、時間t=t0でリレー31にオープン指令信号を与えても、リレー31はクローズ状態のままとなり、機器側電圧V2は変化しない。
そして、リレー31が時間t=tOPでオープン故障となった場合、CPU34Aは、時間t=t0でリレー31にオープン指令信号を与えると、リレー31はオープン状態となり機器側電圧V2は低下する。しかし、CPU34Aは、時間t=tCでリレー31にクローズ指令信号を与えても、リレー31はオープン状態のままとなり、機器側電圧V2はそのまま低下し続ける。その結果、機器側電圧V2はVMINを下回り、二次電池2と負荷6との間の電流経路が遮断されてしまう。
CPU34Aは、機器側電圧V2がオープン電圧判定閾値TH3(=VMIN)以上であると判断した場合(S9:YES)、リレー31は正常に駆動していると判断し、スイッチ故障診断処理を終了する。
一方CPU34Aは、機器側電圧V2がオープン電圧判定閾値TH3より小さいと判断した場合(S9:NO)、リレー31がオープン故障していると判断し、メモリ34Bにオープン故障のフラグを記憶させ(S11)、スイッチ故障診断処理を終了する。また、オープン電流判定閾値TH3より大きい値の範囲が、オープン故障判定範囲の一例である。
なお、CPU34Aは、オープン故障と判断した場合、例えば、上記ECU等の外部機器にリレー31がオープン故障している旨の通知信号を出力するなど、エラー処理を実行するのが好ましい。また、CPU34Aは、所定回数(例えば3回)だけ、上記絶対値がオープン電流判定閾値TH3より小さいと判断した場合(S9:NO)に、メモリ34Bにオープン故障のフラグを記憶させたり、上記エラー処理を実行する構成でもよい。
図5には、リレー31が正常動作している場合の例が示されている。図5では制限抵抗Rは省略されている。ケース1では、CPU34Aがリレー31にクローズ指令信号を与え、リレー31がクローズ状態となっている。CPU34Aは、ケース1から、リレー31にオープン指令信号を与える(S4)。リレー31はクローズ故障していないため、リレー31は、クローズ状態からオープン状態へ遷移する。これにより、オープン両端電圧V3Bは、クローズ両端電圧V3Aより大きくなる。
そして、CPU34Aは、ケース2から、リレー31にクローズ指令信号を与える(S7)。リレー31はオープン故障していないため、リレー31は、オープン状態からクローズ状態へ遷移する。これにより、二次電池2と負荷6との間の電流経路がケース2の一点鎖線から、ケース3の一点鎖線に変わる。このため、ケース2とケース3とでは、二次電池2と負荷6との間の電流経路が異なる。
ここで、リレー31がクローズ故障である場合、CPU34Aは、ケース1から、リレー31にオープン指令信号を与えても、ケース1のまま変わらない。従って、クローズ両端電圧V3Aとオープン両端電圧V3Bとの差の絶対値は0に略等しくなる。そこで、CPU34Aは、故障判定閾値TH2より小さいと判断した場合(S8:NO)、リレー31がクローズ故障であると判断する(S11)。
また、ケース2の後、リレー31がオープン故障となった場合、CPU34Aは、ケース2から、リレー31にクローズ指令信号を与えても、ケース2のまま変わらない。従って、機器側電圧V2は0に略等しくなる。そこで、CPU34Aは、オープン電圧判定閾値TH3より小さいと判断した場合(S9:NO)、リレー31がオープン故障であると判断する(S12)。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、低電力供給状態時に、コンデンサCAPに並列接続されたリレー31にオープン指令信号を与えているときのオープン両端電圧V3Bが故障判定閾値TH2以上であるかどうかに基づき、リレー31の故障の有無が判断される。これにより、二次電池2と負荷6との間の電流経路が遮断されることを抑制しつつ、リレー31の故障の有無を判断することができる。即ち、二次電池2から負荷6に電力供給している場合、その負荷6への電力供給を維持しつつ、リレー31の故障の有無を判断することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、制御部34は、1つのCPUとメモリを有する構成であった。しかしこれに限らず、制御部は、複数のCPUを備える構成や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハード回路を備える構成や、ハード回路及びCPUの両方を備える構成でもよい。制御部34は、例えば上記スイッチ故障診断処理の一部または全部を、複数のCPUや、CPUとハード回路とで実行する構成でもよい。また、これらの処理の順序は、適宜変更してもよい。
上記実施形態では、スイッチの例として、有接点のリレー31を挙げた。しかしこれに限らず、スイッチは、例えばバイポーラトランジスタや、MOSFETなどの半導体素子であってもよく、また、通常はクローズ状態であり、オープン指令信号を与えた場合に限りオープン状態になるノーマルクローズタイプおよびノーマルオープンタイプでもよい。
上記実施形態では、スイッチの例として、磁気コイル、接点、およびパワートランジスタを備えているリレー31を挙げた。しかしこれに限らず、リレー31は、パワートランジスタを備えておらず、制御部34から直接リレー31にオープン指令信号やクローズ指令信号を与える構成でもよい。
上記実施形態では、電池保護装置3は、1個のリレー31と1個のコンデンサCAPを備える構成であった。しかしこれに限らず、電池保護装置3は、2個以上の複数のリレー31を備え、それぞれのリレー31が互いに並列に接続される構成でもよいし、2個以上の複数のコンデンサCAPを備え、それぞれのコンデンサCAPが互いに並列に接続される構成でもよい。ただし、複数のリレー31を備える場合、CPU34Aは、複数のリレー31全てに一度オープン指令信号を与え、その後コンデンサCAPを経由して電流を負荷6に供給することでスイッチ故障診断を行う。
上記実施形態では、電流判定閾値TH1とは例えば1A以下の値等の低電流値である例を挙げた。しかしこれに限らず、例えばリレー31が複数の場合は、別のリレー31で電流経路を形成するため、電流値は低電流値でなく、大きな電流値でもよい。
上記実施形態では、制限抵抗Rは、コンデンサCAPと直列に接続されている構成であった。しかしこれに限らず、制限抵抗Rは、リレー31と直列に接続されている構成でもよい。また、制限抵抗Rを備えない構成でもよい。
上記実施形態では、二次電池2から負荷6に電力供給している場合、その負荷6への電力供給を維持しつつ、リレー31の故障の有無を判断する構成であった。しかしこれに限らず、逆でもよい。即ち、負荷6の代わりに充電器を設け、充電器により二次電池2を充電している場合、その充電を継続しつつ、リレー31の故障の有無を判断する構成でもよい。
上記実施形態では、一対の接続端子T3、T4の間には、負荷6が接続される構成を例に挙げた。しかしこれに限らず、一対の接続端子T3、T4の間には、負荷6の代わりに充電器が接続されていてもよく、負荷6と充電器とが互いに並列に接続されていてもよい。
1:電池パック 2:二次電池 3:電池保護装置 31:リレー 34:制御部 35:第1電圧検出回路 36:第2電圧検出回路

Claims (5)

  1. 負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間に設けられ、オープン状態とクローズ状態とに切り替わるスイッチと、
    前記スイッチに並列接続されたコンデンサと、
    前記スイッチの両端電圧に応じた電圧を検出する電圧検出部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記スイッチを前記クローズ状態から前記オープン状態に切り替えるためのオープン指令信号を、前記スイッチに与えるオープン指令処理と、
    前記オープン指令処理の実行後に前記スイッチを前記オープン状態から前記クローズ状態に切り換えるためのクローズ指令信号を前記スイッチに与えるクローズ指令処理と、
    前記オープン指令信号を与えてから前記クローズ指令信号を与えるまでの間に前記コンデンサに充電されることで前記電圧検出部が検出する電圧がクローズ故障判定範囲内であるか否かを判断し、前記電圧が前記クローズ故障判定範囲内であると判断した場合に、クローズ故障有りと判定するクローズ故障判定処理と、を実行する構成を有するスイッチ故障診断装置。
  2. 請求項1のスイッチ故障診断装置において、
    前記制御部は、
    前記クローズ指令処理の実行後、前記電圧検出部が検出した電圧が前記コンデンサに充電された電荷の放電によりオープン故障判定範囲内になるか否かを判断し、前記電圧が前記オープン故障判定範囲内であると判断した場合に、オープン故障有りと判定するオープン故障判定処理と、を実行する構成を有するスイッチ故障診断装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスイッチ故障診断装置であって、車両に搭載されるものであり、前記車両に備えられた車両側制御装置からの故障診断実施信号を受信する受信部を備え、
    前記制御部は、
    前記受信部が受信した前記故障診断実施信号に基づき、前記クローズ故障判定処理を実行する構成を有するスイッチ故障診断装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスイッチ故障診断装置であって、
    前記負荷および前記充電器の少なくとも一方と前記電源との間に流れる電流を検出する電流検出部を備え、
    前記制御部は、
    前記電流検出部が検出した前記電流が電流判定範囲内である場合に前記クローズ故障判定処理を実行する構成を有するスイッチ故障診断装置。
  5. 負荷および充電器の少なくとも一方と電源との間に設けられ、オープン状態とクローズ状態とに切り替わるスイッチと、
    前記スイッチに並列接続されたコンデンサと、
    前記スイッチの両端電圧に応じた電圧を検出する電圧検出部と、
    を備える電池保護装置におけるスイッチ故障診断方法であって、
    前記スイッチを前記クローズ状態から前記オープン状態に切り替えるためのオープン指令工程と、
    前記オープン指令工程の実行後に前記スイッチを前記オープン状態から前記クローズ状態に切り換えるためのクローズ指令信号を前記スイッチに与えるクローズ指令処理と、
    前記スイッチを前記クローズ状態から前記オープン状態に切り替えるためのオープン指令信号を与えてから前記クローズ指令信号を与えるまでの間に前記コンデンサに充電されることで前記電圧検出部が検出する電圧がクローズ故障判定範囲内であるか否かを判断し、前記電圧が前記クローズ故障判定範囲内であると判断した場合に、クローズ故障有りと判定するクローズ故障判定工程と、を含む、スイッチ故障診断方法。
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