JP6155603B2 - 画像処理装置、画像集約方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像集約方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、複数のページの画像を1つに集約する装置および方法に関する。
近年、複数の用紙のそれぞれに記されている原稿の画像を白紙の用紙の1つの面に集約して複写する複写方法が普及している。このような複写方法は、一般に、「Nin1コピー」または「Nupコピー」などと呼ばれる。例えば、2枚の用紙のそれぞれに記されている画像を白紙の用紙の1つの面に集約して複写する場合は、「2in1コピー」または「2upコピー」などと呼ばれる。そのほか、「集約コピー」と呼ばれることもある。
Nin1コピーの際の複写先の用紙における画像のレイアウトを変更する方法が提案されている。
特許文献1に記載される方法によると、複写先の用紙ごとの仕上がりの様子をプレビューとして、ユーザの操作に応じて画像の数を増加させまたは減少させて表示する。
特開2005−354466号公報
ところで、様々なサイズの複数枚の用紙に記されている原稿の画像をNin1コピーする場合は、複写物の印刷面における画像に、バラつき感が生じることがある。例えば、A4サイズの用紙の面から読み取った画像とB5サイズの用紙の面から読み取った画像とを1つの面に複写すると、前者のほうが後者よりも大きく表われるので、ユーザがバラつき感を持つことがある。
また、一般に、この場合は、原稿の1枚目の用紙のサイズおよび複写先の用紙のサイズに応じて拡大または縮小の倍率を決める。そして、スキャンの速度を優先するために、原稿の2枚目以降の用紙についての処理においても、1枚目と同じ倍率が適用される。原稿の用紙ごとに個々に予め倍率を設定することは、困難である。また、設定のためのユーザによる作業および複写機の処理に時間が掛かってしまう。
特許文献1に記載されるような従来の方法では、このような問題を解決することができない。
本願発明は、このような問題に鑑み、様々なサイズの用紙に記されている原稿の画像を1つの面に集約して出力する際に従来よりも容易に各画像の拡大または縮小の設定を行うことができるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る画像処理装置は、複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する状態表示処理手段と、集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第一の操作とは異なる第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを拡大して1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを縮小して1つに集約した画像を出力する、集約画像出力手段と、を有する。
好ましくは、前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを拡大して前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを縮小して前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、表示変更処理手段、を有し、前記集約画像出力手段は、少なくとも前記対象ページ画像が前記表示変更処理手段によって表示し直し、かつ、所定のコマンドが入力された後、前記集約画像を出力する。
本発明の他の一形態に係る画像処理装置は、複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する状態表示処理手段と、所定の操作が行われるごとに、当該所定の操作が行われた回数が第一の回数である場合には、前記複数のページ画像を、当該複数のページ画像のうちのサイズの小さい小ページ画像を当該複数のページ画像のうちのサイズの大きい大ページ画像と同じサイズになるように拡大した状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記回数が第二の回数である場合には、前記複数のページ画像を、前記小ページ画像の長辺の長さが前記大ページ画像の短辺の長さと一致するように当該小ページ画像のサイズを変更するとともに当該大ページ画像のサイズを当該変更された小ページ画像のサイズと同じになるように変更し、当該サイズが変更された小ページ画像および当該サイズが変更された大ページ画像を回転させた状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直す、表示変更処理手段と、所定のコマンドが入力された場合に、前記複数のページ画像を前記回数に応じた形態に変更して1つに集約した集約画像を出力する、集約画像出力手段と、を有する。
本発明によると、様々なサイズの用紙に記されている原稿の画像を1つの面に集約して出力する際に従来よりも容易に各画像の拡大または縮小の設定を行うことができる。
画像処理装置が設けられたネットワーク構成の例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 ドキュメントを構成するページ画像の例を示す図である。 設定データの例を示す図である。 プレビュー画面の例を示す図である。 ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ピンチアウトの例を示す図である。 ページ画像の拡大後のプレビュー領域の例を示す図である。 ピンチインの例を示す図である。 ページ画像の縮小後のプレビュー領域の例を示す図である。 更新後の設定データの例を示す図である。 画像処理装置の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 タッチおよびピンチアウトの例を示す図である。 タッチおよびピンチインの例を示す図である。 ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ピンチアウトの例を示す図である。 ピンチインの例を示す図である。 拡大処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ピンチアウトの継続中のプレビュー領域の遷移の例を示す図である。 縮小処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ピンチインの継続中のプレビュー領域の遷移の例を示す図である。 拡大処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。 ピンチアウトの継続中のプレビュー領域の例を示す図である。 ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。 プレビュー領域の遷移の例を示す図である。 プレビュー領域の遷移の例を示す図である。 ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。 付加情報の付加時のプレビュー領域の例を示す図である。 ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。 付加情報の付加時の処理の例を説明するための図である。
〔第一の実施形態〕
図1は、画像処理装置1が設けられたネットワーク構成の例を示す図である。図2は、画像処理装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、画像処理装置1の機能的構成の例を示す図である。
図1に示す画像処理装置1は、一般に複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる装置であって、コピー、ネットワークプリンティング、スキャン、ファックス、ボックス、および電子メールの送受信などの機能を集約した装置である。
「ネットワークプリンティング機能」は、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、またはスマートフォンなどの端末装置から画像データを受信し、この画像データに基づいて画像を用紙に印刷する機能である。「ネットワークプリント」または「PCプリント」と呼ばれることもある。
「ボックス機能」は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどのデータを保存し管理するための機能である。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
画像処理装置1は、いわゆるLAN(Local Area Network)回線、公衆回線、またはインターネットなどの通信回線を介してパーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、およびファックス端末などの端末装置と画像データのやり取りを行うことができる。
画像処理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、VRAM(Video RAM)10c、ROM(Read Only Memory)10d、大容量記憶装置10e、ADF(Auto Document Feeder)10f、スキャンユニット10g、プリントユニット10h、NIC(Network Interface Card)10i、モデム10j、操作パネル10k、およびタッチパネルディスプレイ10mなどによって構成される。
NIC10iは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによってパーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、およびスマートフォンなどと通信を行うための装置である。
モデム10jは、G3などのプロトコルでファックス端末などと画像データをやり取りするための装置である。
操作パネル10kは、テンキー、スタートキー、およびストップキーなど、操作用のキーによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10mは、ユーザに対するメッセージを与えるための画面、処理の結果を示す画面、またはユーザが画像処理装置1に対して指示を入力するための画面などを表示する。特に、後述するプレビュー画面を、表示する。また、タッチパネルディスプレイ10mは、タッチされた位置を検知し、CPU10aへその位置を通知する。
ユーザは、操作パネル10kまたはタッチパネルディスプレイ10mを操作することによって、画像処理装置1に対してコマンドを与えたりデータを入力したりすることができる。
ADF10fは、セットされた原稿の用紙を1枚ずつスキャンユニット10gへ送り出す。
スキャンユニット10gは、ADF10fから送られてきた用紙または直接セットされた用紙に記されている文書、写真、絵、図表などのドキュメントの原稿を読み取って原稿の画像データを生成する。
プリントユニット10hは、スキャンユニット10gによって読み取られた画像のほか、端末装置から送信されてきた画像データに示される画像を用紙に印刷する。
ROM10dまたは大容量記憶装置10eには、上述の機能を実現するためのオペレーティングシステム、ミドルウェア、およびアプリケーションなどのソフトウェアが記憶されている。さらに、図3に示す設定データ生成部101、プレビュー画面表示処理部102、操作判別部103、変倍率算出部104、画像変更処理部105、設定データ更新部106、集約印刷制御部107、出力用データ生成部108、プレビュー用画像データ記憶部121、および設定データ記憶部122などの機能を実現するためのソフトウェアが記憶されている。
各ソフトウェアを構成するモジュールは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。大容量記憶装置10eとして、ハードディスクドライブまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
RAM10bは、主にCPU10aのメインメモリ(画像処理の演算等のためのワークメモリ)として用いられる。VRAM10cは、タッチパネルディスプレイ10mに表示する画像のデータを記憶するために用いられる。
図4は、ドキュメント5を構成するページ画像5PGの例を示す図である。図5は、設定データ6STの例を示す図である。図6は、プレビュー画面WN1の例を示す図である。図7は、ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。図8は、ピンチアウトの例を示す図である。図9は、ページ画像5PGの拡大後のプレビュー領域PW1の例を示す図である。図10は、ピンチインの例を示す図である。図11は、ページ画像5PGの縮小後のプレビュー領域PW1の例を示す図である。図12は、更新後の設定データ6STの例を示す図である。
以下、ドキュメント5を2in1に集約する場合を例に、図3に示す画像処理装置1の各部を説明する。
ドキュメント5は、図4に示すように、複数のページによって構成され、1枚の用紙に1つのページが印刷されている。しかし、様々なサイズの用紙が混じっている。
ユーザは、ドキュメント5の印刷された用紙(原稿用紙)をADF10fにセットする。そして、操作パネル10kまたはタッチパネルディスプレイ10mを操作することによって、集約の条件として「2in1」を入力し所定のコマンドを入力する。
すると、ADF10fは、セットされた用紙を1枚ずつスキャンユニット10gへ送り出す。
スキャンユニット10gは、ADF10iから送られてきた用紙の印刷面から画像を読み取り、読み取った画像を集約の条件に応じて縮小する。一般に、N個のページを1つの面に集約する場合は、縦および横ともに、約(1/√N)倍に縮小する。第一または第二の実施形態では、2つのページを1つの面に集約するので、(1/√2)倍つまり約0.7071倍に縮小する。
そして、縮小したすべてのページの画像のデータを1つに纏め、所定のフォーマット(例えば、TIFF(Tagged Image File Format)またはPDF(Portable Document Format))に圧縮することによって、ドキュメントファイル6FLを生成する。以下、各印刷面から読み取られた画像を、1ページ目から順に「ページ画像5PG1」、「ページ画像5PG2」、「ページ画像5PG3」、…と記載する。また、これらを「ページ画像5PG」と総称する。
上述の通り、スキャン元の用紙のサイズが様々なので、各ページ画像5PGのサイズも様々である。
プレビュー用画像データ記憶部121には、ドキュメントファイル6FLがプレビュー用の画像データとして記憶される。
設定データ生成部101は、ドキュメントファイル6FLが生成されると、ページ画像5PGごとに図5のような設定データ6STを生成し、設定データ記憶部122に記憶させる。
設定データ6STにおいて、「ページ番号」は、この設定データ6STが与えられたページ画像5PGのページ番号である。読み取られた順にページ番号が決まる。したがって、例えばページ画像5PG1のページ番号は、「1」である。「紙面番号」は、そのページ画像5PGが集約される面のシーケンス番号である。N個のページを1つの面に集約する場合は、ページ番号をNで割って割り切れるのであれば、その商が紙面番号になる。割り切れないのであれば、その商に「1」を足した値が、紙面番号になる。
「変倍率」は、出力の際にそのページ画像5PGを拡大しまたは縮小する倍率であるが、初期値は「1」である。「回転」は、出力の際にそのページ画像5PGを時計回りに90度回転させるか否かを示す。初期値は、回転させないことを意味する「×」である。
図3に戻って、プレビュー画面表示処理部102は、プレビュー画面WN1をタッチパネルディスプレイ10mに表示させる。
プレビュー画面WN1は、図6に示すように、プレビュー領域PW1、紙面番号領域PL1、次ボタンBN11、前ボタンBN12、印刷ボタンBN13、およびファイル出力ボタンBN14などによって構成される。
プレビュー領域PW1には、1つの面ごとの、出力の際の画像の様子(印刷の場合は、印刷物の仕上がりの状態)が表示される。つまり、画像のプレビュー表示がなされる。第一の実施形態では、2in1が指定されているので、2ページ分のページ画像5PGが左右に表示される。つまり、右側のページ画像5PGは、プレビュー領域PW1を左右に2等分した右側の区域にのみ表示され、左側のページ画像5PGは、左側の区域にのみ表示される。
プレビュー画面表示処理部102は、当初、1番目の面の画像がプレビュー領域PW1に表われるようにプレビュー画面WN1を表示させる。画像は、従来通り、その面に配置されるべきページのデータをドキュメントファイル6FLから抽出し、画素ごとのデータを復号することによって、つまり、ラスタライズすることによって、求めることができる。
紙面番号領域PL1には、プレビュー領域PW1に画像が表われている面の紙面番号が示される。
ユーザは、1つ後の面の画像を確認したい場合は、次ボタンBN11をタッチすればよい。すると、プレビュー画面表示処理部102は、現在の画像をプレビュー領域PW1から消去し、1つ後の面の画像をプレビュー領域PW1に新たに表示させる。
同様に、ユーザは、1つ前の面の画像を確認したい場合は、前ボタンBN12をタッチすればよい。すると、プレビュー画面表示処理部102は、現在の画像をプレビュー領域PW1から消去し、1つ前の面の画像をプレビュー領域PW1に新たに表示させる。
印刷ボタンBN13およびファイル出力ボタンBN14がタッチされた場合の処理については、後述する。
ユーザは、プレビュー領域PW1に対してピンチインまたはピンチアウトなどの操作を行うことによって、ページ画像5PGの大きさを調整することができる。ユーザによる操作に応じて、操作判別部103ないし設定データ更新部106は、図7に示す手順で処理を実行する。
操作判別部103は、タッチパネルディスプレイ10mからの信号に基づいて、ユーザが2つのページ画像5PGのうちのどちらに対してどのような操作を行ったのかを判別する(#701)。特に、第一の実施形態では、小さい方のページ画像5PG(図6の例では、ページ画像5PG2)に対するピンチインまたはピンチアウトの操作を判別する。
変倍率算出部104は、操作判別部103による判別の結果に応じて、操作がなされたページ画像5PGの変倍率αを算出する。
画像変更処理部105は、操作がなされたページ画像5PGを変倍率αに応じて拡大しまたは縮小して表示し直す処理を行う。ただし、拡大しまたは縮小しても、一方のページ画像5PGが他方のページ画像5PGの区域に入らないように、表示し直す。
具体的には、ユーザの操作が図8のような小さい方のページ画像5PG(図6、図8の例では、ページ画像5PG2)に対するピンチアウトの操作であると判別された場合は(#702でYes、#703でYes)、変倍率αとして、Lm/Sm、を算出する(#704)。ただし、「Lm」は、大きい方のページ画像5PG(図6、図8の例では、ページ画像5PG1)の短辺の長さであり、「Sm」は、小さい方のページ画像5PGの短辺の長さである。
すると、画像変更処理部105は、小さい方のページ画像5PGを、縦および横に変倍率αだけ拡大させ、図9のようにプレビュー領域PW1に表示し直す(#705)。
一方、ユーザの操作が小さい方のページ画像5PGに対するピンチインの操作であると判別された場合は(#702でYes、#703でNo)、変倍率算出部104は、変倍率αとして、Sn/Lm、を算出する(#706)。ただし、「Sn」は、小さい方のページ画像5PGの長辺の長さである。
すると、画像変更処理部105は、小さい方のページ画像5PGを、縦および横に変倍率αだけ縮小させ、さらに、時計回りに90度だけ回転させ、プレビュー領域PW1に表示し直す(#707、#708)。
例えば、2番目の面がプレビュー領域PW1に表示されているときに図10のようにピンチインの操作が行われた場合は、画像変更処理部105は、図11のようにページ画像5PG4を変倍率αに縮小し時計回りに90度回転させて、表示し直す。
設定データ更新部106は、画像変更処理部105によるページ画像5PGの拡大または縮小の処理に合わせて、設定データ6ST(図5参照)を更新する(#709)。具体的には、拡大または縮小がなされたページ画像5PGの設定データ6STの「変倍率」の値を、変倍率算出部104によって算出された変倍率αに更新する。さらに、縮小がなされた場合は、「回転」の値を、出力の際に回転が必要であることを意味する「○」に更新する。
例えば、ページ画像5PG2がピンチアウトされ、ページ画像5PG4がピンチインされた場合は、図12に示すように設定データ6STが更新される。
図3に戻って、集約印刷制御部107は、印刷ボタンBN13がタッチされると、ドキュメントファイル6FLおよび設定データ6STに基づいて、ユーザの指定した通りに、つまり、タッチパネルディスプレイ10mに表示されている通りに、ドキュメント5を用紙に印刷するための処理を、例えば次のように行う。
集約印刷制御部107は、ドキュメントファイル6FLに基づいて、ドキュメント5の各ページ画像5PGをラスタライズする。設定データ6STに示される変倍率が1よりも大きいページ画像5PGを、この変倍率に拡大する。設定データ6STに示される変倍率が1よりも小さいページ画像5PGを、この変倍率に縮小する。さらに、設定データ6STの「回転」が「○」であるページ画像5PGを時計回りに90度回転させる。
そして、集約印刷制御部107は、このようにして得られたページ画像5PGが、ページ順に、ユーザが指定した個数を1つのグループとして用紙の1つの面に印刷されるように、プリントユニット10hを制御する。第一の実施形態では、(2k−1)ページ目および2kページ目がk番目の面に印刷されるように、プリントユニット10hを制御する。
出力用データ生成部108は、ファイル出力ボタンBN14がタッチされると、ドキュメントファイル6FLおよび設定データ6STに基づいて、他の装置または記録媒体へ出力するために出力用ファイル6SFを例えば次のように生成する。
出力用データ生成部108は、ドキュメントファイル6FLの中の、設定データ6STに示される変倍率が1よりも大きいページ画像5PGのデータを、この変倍率に拡大されてこのページ画像5PGが再現されるように更新する。同様に、ドキュメントファイル6FLの中の、設定データ6STに示される変倍率が1よりも小さいページ画像5PGのデータを、この変倍率に縮小されてこのページ画像5PGが再現されるように更新する。さらに、設定データ6STの「回転」が「○」であるページ画像5PGのデータを、このページ画像5PGが時計回りに90度回転して再現されるように更新する。そして、各ページ画像5PGが、ページ順に、ユーザが指定した個数を1つのグループとして1つの面に集約されるように、ドキュメントファイル6FLを更新する。
データの更新の仕方は、ドキュメントファイル6FLのフォーマットに従う。このように設定データ6STに基づいてドキュメントファイル6FLを更新することによって、出力用ファイル6SFが生成される。
図13は、画像処理装置1の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
次に、ドキュメント5を構成するページ画像5PGを複数ずつ集約して出力するための一連の処理の流れを、図13のフローチャートを参照しながら説明する。
画像処理装置1は、ドキュメント5を読み取り、ドキュメントファイル6FLおよび設定データ6STを生成する(図13の#11)。そして、プレビュー画面WN1(図6参照)を表示する(#12)。
ここで、ユーザは、ページ画像5PGのサイズを調整することができる。さらに、希望のサイズになれば出力の指令を入力することができる。画像処理装置1は、ユーザによる操作に応じて次の処理を実行する。
ユーザがプレビュー領域PW1に対して操作を行った場合は(#13でYes)、操作に応じてページ画像5PGを、拡大し、縮小し、または回転させて表示し直す(#14)。この際に、設定データ6ST(図5、図12参照)を更新する。これらの処理の詳細は、前に図7で説明した通りである。
または、ユーザが次ボタンBN11をタッチした場合は(#15でYes)、画像処理装置1は、1つ後の面の2つのページ画像5PGをプレビュー領域PW1に新たに表示する(#16)。ただし、既にサイズが調整されている場合は、設定データ6STに基づいて、調整後の状態でページ画像5PGを表示させる。次のステップ#18においても、同様である。
または、ユーザが前ボタンBN12をタッチした場合は(#17でYes)、画像処理装置1は、1つ前の面の2つのページ画像5PGをプレビュー領域PW1に新たに表示する(#18)。
または、ユーザが印刷ボタンBN13をタッチした場合は(#19でYes)、画像処理装置1は、設定データ6STに示される内容に応じて適宜、ページ画像5PGを拡大し、縮小し、または回転させ、そして、ページ画像5PGを集約して用紙に印刷する(#20)。
または、ユーザがファイル出力ボタンBN14をタッチした場合は(#21でYes)、設定データ6STに示される内容に応じてドキュメントファイル6FLの内容を変更することによって出力用ファイル6SFを生成し、外部の装置または記録媒体へ出力する(#22)。
なお、画像処理装置1は、ステップ#14、#16、#18、#20、#22の各処理を、プレビュー画面WN1を表示している間、ユーザの操作に応じて適宜、実行する。
第一の実施形態によると、様々なサイズの用紙に記されている原稿の画像を1つの面に集約して出力する際に従来よりも容易に各画像の拡大または縮小の設定を行うことができる。
図14は、タッチおよびピンチアウトの例を示す図である。図15は、タッチおよびピンチインの例を示す図である。図16は、ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。
第一の実施形態では、ユーザは、1つの面に配置される2つのページ画像5PGのうちの拡大または縮小の対象をピンチインまたはピンチアウトした。しかし、対象でない方にも指が掛かってしまうことがある。つまり、両方のページ画像5PGに指が掛かってしまうことがある。
そこで、画像処理装置1は、図14に示すように、対象でないページ画像5PGが1本の指でタッチされている際に対象のページ画像5PGがピンチアウトされた場合に、拡大の処理を行ってもよい。同様に、図15に示すように、対象でないページ画像5PGが1本の指でタッチされている際に対象のページ画像5PGがピンチインされた場合に、縮小および回転の処理を行ってもよい。
この場合は、画像処理装置1は、ページ画像サイズ変更処理を、図7に示した手順の代わりに図16に示す手順で実行する。
図16において、画像処理装置1は、プレビュー領域PW1に対する操作を判別する(#711)。
ピンチインまたはピンチアウトの操作だが(#712でYes)、これとは別にプレビュー領域PW1の中のいずれかのページ画像5PGの任意の場所がタッチされていない場合は(#713でNo)、画像処理装置1は、拡大などを行うことなくページ画像サイズ変更処理を終了する。一方、プレビュー領域PW1の中のいずれかのページ画像5PGの任意の場所がタッチされている場合は(#713でYes)、もう一方のページ画像5PGに対してピンチアウトが行われたのであれば(#714でYes)、拡大の処理を行い(#715〜#716)、ピンチインが行われたのであれば(#714でNo)、縮小および回転の処理を行う(#717〜#719)。これらの処理は、図7のステップ#704〜#705、#706〜#708の処理と同様である。
そして、図7の場合と同様、処理を施したページ画像5PGの設定データ6STを更新する(#720)。
〔第二の実施形態〕
図17は、画像処理装置1の機能的構成の例を示す図である。図18は、ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。図19は、ピンチアウトの例を示す図である。図20は、ピンチインの例を示す図である。図21は、拡大処理の流れの例を説明するフローチャートである。図22は、ピンチアウトの継続中のプレビュー領域PW1の遷移の例を示す図である。図23は、縮小処理の流れの例を説明するフローチャートである。図24は、ピンチインの継続中のプレビュー領域PW1の遷移の例を示す図である。
第一の実施形態では、1つの面に配置する2つのページ画像5PGのうち、小さい方の変倍率αを、大きい方のサイズおよび小さい方のサイズに基づいて決定した。第二の実施形態では、ピンチインまたはピンチアウトの際に動く2本の指同士の距離の変化量に応じて決定する。また、第二の実施形態では、2つのページ画像5PGの両方を同時に拡大しまたは縮小する。以下、これらの仕組みを中心に説明する。第一の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
第二の実施形態における画像処理装置1の構成は、第一の実施形態の場合と同様であり、図2に示した通りである。ただし、ROM10dおよび大容量記憶装置10eには、図17に示す設定データ生成部201、プレビュー画面表示処理部202、操作判別部203、変倍率算出部204、画像変更処理部205、設定データ更新部206、集約印刷制御部207、出力用データ生成部208、プレビュー用画像データ記憶部211、および設定データ記憶部212などの機能を実現するためのソフトウェアが記憶されている。
設定データ生成部201、プレビュー画面表示処理部202、プレビュー用画像データ記憶部211、および設定データ記憶部212は、それぞれ、第一の実施形態の設定データ生成部101、プレビュー画面表示処理部102、プレビュー用画像データ記憶部121、および設定データ記憶部122(図3参照)と同様に機能する。
つまり、プレビュー用画像データ記憶部211には、ドキュメントファイル6FLが記憶される。設定データ生成部201は、ドキュメント5のページ画像5PGごとの設定データ6STを生成し、設定データ記憶部212に記憶させる。プレビュー画面表示処理部202は、プレビュー画面WN1(図6参照)をタッチパネルディスプレイ10mに表示させる。
ユーザは、プレビュー領域PW1に対してピンチインまたはピンチアウトなどの操作を行うことによって、ページ画像5PGの大きさを調整することができる。ユーザによる操作に応じて、操作判別部203ないし設定データ更新部206は、図18に示す手順で処理を実行する。
操作判別部203は、第一の実施形態の操作判別部103と同様、タッチパネルディスプレイ10mからの信号に基づいて、ユーザが2つのページ画像5PGのうちのどちらに対してどのような操作を行ったのかを判別する(#731)。ただし、第二の実施形態では、さらに、操作がピンチインまたはピンチアウトである場合に、2本の指同士の最初の距離Roを判別し、かつ、2本の指のうちの少なくとも一方が動くごとに両者の最新の距離Rsを判別する。
判別した操作が、図19のような、2つのページ画像5PGに跨がるピンチアウトの操作である場合は(#732でYes、#733でYes、#734でYes)、変倍率算出部204および画像変更処理部205は、拡大処理を実行する(#735)。一方、判別した操作が、図20のような、2つのページ画像5PGに跨がるピンチインの操作である場合は(#732でYes、#733でYes、#734でNo)、変倍率算出部204および画像変更処理部205は、縮小処理を実行する(#736)。それ以外の場合は、ページ画像サイズ変更処理を終了する。
ここで、拡大処理および縮小処理それぞれの手順を、図21〜図24を参照しながら説明する。
変倍率算出部204は、ピンチアウトが継続している間(図21の#801でNo)、2本の指の距離の変化に応じて変倍率αを算出する(#802)。例えば、距離Rs/距離Ro、を、変倍率αとして算出する。
2つのページ画像5PGのうち右側のページ画像5PGのサイズが閾値未満である場合は(#803でYes)、画像変更処理部205は、右側のページ画像5PGを変倍率αに拡大して表示させる(#804)。なお、「閾値」の最大値は、1つの面を長手方向に2等分した領域のサイズである。プリントユニット10hによる印刷が不能である端部を考慮し、もう少し小さいサイズを閾値に設定しておいてもよい。後述する左側のページ画像5PGの処理においても、同様である。そうでない場合は(#803でNo)、右側のページ画像5PGの拡大を行わない。
同様に、2つのページ画像5PGのうち左側のページ画像5PGのサイズが閾値未満である場合は(#805でYes)、画像変更処理部205は、左側のページ画像5PGを変倍率αに拡大して表示させる(#806)。そうでない場合は(#805でNo)、左側のページ画像5PGの拡大を行わない。
そして、ユーザが指をタッチパネルディスプレイ10mから離すと、つまり、ピンチアウトの操作を終了すると(#801でYes)、拡大処理を終了する。
図21に示す一連の処理によると、ピンチアウトが続くと、図19に示す2つのページ画像5PGは、しばらくの間、図22(A)に示すように両方とも拡大されていくが、大きい方のサイズが閾値に達すると、大きい方の拡大は止まる。そして、その後、小さい方のみが拡大され、図22(B)のように小さい方のサイズが閾値に達すると、小さい方の拡大も止まる。
一方、図23において、ピンチインが継続している間(#811でNo)、変倍率算出部204は、拡大の場合と同様、2本の指の距離の変化に応じて変倍率αを算出する(#812)。例えば、距離Rs/距離Ro、を、変倍率αとして算出する。
画像変更処理部205は、2つのページ画像5PGのうち小さい方を、最新の変倍率αに縮小して表示し直す(#813)。ただし、小さい方の長辺の現在の長さSnsが大きい方の短辺の元の長さLmo以下であれば(#814でYes)、縮小するだけでなく、時計回りに90度回転させて、表示し直す(#815)。
同様に、変倍率算出部204は、大きい方も、最新の変倍率αに縮小して表示し直す(#816)。ただし、大きい方の長辺の現在の長さLnsが大きい方の短辺の元の長さLmo以下であれば(#817でYes)、縮小するだけでなく、時計回りに90度回転させて、表示し直す(#818)。
変倍率算出部204は、ピンチインが終了するまで、ステップ#812〜#818の各処理を適宜、実行する。
図23に示す一連の処理によると、ピンチインが続くと、図20に示す2つのページ画像5PGは、しばらくの間、両方とも縮小されていく。そして、小さい方の長辺の現在の長さSnsが大きい方の短辺の元の長さLmo以下になると、図24(A)に示すように、小さい方が時計回りに90度、回転する。その後、大きい方の長辺の現在の長さLnsも大きい方の短辺の元の長さLmo以下になると、図24(B)に示すように、大きい方も時計回りに90度、回転する。
図18に戻って、設定データ更新部206は、拡大処理または縮小処理が終わったら、拡大処理または縮小処理が施されたページ画像5PGの設定データ6ST(図5参照)の「変倍率」の値を、このページ画像5PGの最新の変倍率αに更新する。さらに、このページ画像5PGが回転した場合は、「回転」の値を「○」に更新する(#737)。
図17に戻って、集約印刷制御部207は、第一の実施形態の集約印刷制御部107(図3参照)と同様、ドキュメントファイル6FLおよび設定データ6STに基づいて複数(本実施形態では、2つ)のページ画像5PGが用紙の同一の面に集約して印刷されるように、プリントユニット10hを制御する。
出力用データ生成部208は、第一の実施形態の出力用データ生成部108と同様、ドキュメントファイル6FLを設定データ6STに基づいて更新することによって、出力用ファイル6SFを生成する。
第二の実施形態における全体的な処理の流れは、基本的に第一の実施形態と同様であり、図13で説明した通りである。ただし、ページ画像5PGを、拡大し、縮小し、または回転させて表示し直す処理は、図18に示した通りに実行される。
第二の実施形態によると、様々なサイズの用紙に記されている原稿の画像を1つの面に集約して出力する際に従来よりも容易に各画像の拡大または縮小の設定を行うことができる。しかも、ピンチインまたはピンチアウトの距離を変えることによって、サイズを微調整することができる。
図25は、拡大処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。図26は、ピンチアウトの継続中のプレビュー領域PW1の例を示す図である。
第二の実施形態では、図21および図22で説明した通り、ページ画像5PGのサイズが閾値になったら、ピンチアウトが継続しても拡大を停止した。しかし、図25に示すように、停止することなく処理を行ってもよい。
画像処理装置1は、ピンチアウトが継続している間(図25の#821でNo)、図21の場合と同様、2本の指の距離の変化に応じて変倍率αを算出する(#822)。そして、2つのページ画像5PGを変倍率αに拡大して表示する(#823、#826)。ただし、サイズが閾値を超えている場合は(#824でYes)、図26のように、はみ出した部分をカットして表示する(#825)。
〔その他の変形例〕
図27は、ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。
第一の実施形態では、1つの面の2つのページ画像5PGのうちの一方のみを拡大しまたは縮小した。第二の実施形態では、両方を同時に拡大しまたは縮小した。画像処理装置1は、一方のみを拡大しまたは縮小することも、両方を同時に拡大しまたは縮小することもできるように、図27に示す手順で処理を行ってもよい。
画像処理装置1は、第一の実施形態および第二の実施形態と同様に、プレビュー領域PW1に対してどのような操作が行われたのかを判別(検知)する(#741)。判別した操作が、ピンチおよび2つのページ画像5PGのうちのいずれか1つへのタッチの両方である場合、つまり、図14または図15に示したような操作である場合は(#742でYes、#743でYes)、タッチされていない方を拡大しまたは縮小する(#744〜#749)。この場合の処理の詳細は、前に図7の#703〜#708および図16の#714〜#719で説明した通りである。
または、判別した操作が、ピンチのみである場合、つまり、図19または図20に示すような操作である場合は(#742でYes、#743でNo)、第二の実施形態と同様、2つのページ画像5PGの両方を拡大しまたは縮小する(#750〜#752)。この場合の処理の詳細は、前に図18の#734〜#736、図21、および図23で説明した通りである。なお、本変形例においては、操作がピンチのみであれば、2本の指が2つのページ画像5PGに跨がっていなくてもよい。つまり、図8または図10に示したように、一方のみに対する操作であってもよい。
そして、画像処理装置1は、拡大、縮小、または回転のいずれかの処理を行ったら、図7のステップ#709と同様に、この処理の対象のページ画像5PGの設定データ6ST(図5参照)を更新する(#753)。
図28は、プレビュー領域PW1の遷移の例を示す図である。図29は、プレビュー領域PW1の遷移の例を示す図である。図30は、ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。
ユーザが拡大または縮小の指令を、ピンチの代わりに他の操作によって行うことができるようにしてもよい。
例えば、第一の実施形態において、ユーザがピンチの代わりにダブルタップによって拡大および縮小の指令を行えるようにしてもよい。画像処理装置1は、2つのページ画像5PGのうちの小さい方に対して行われたダブルタップが(3k−2)回目のものであれば、図8のようにピンチアウトが行われた場合と同様に、図9のように拡大して表示する。(3k−1)回目のものであれば、ピンチインが行われた場合と同様に、縮小しかつ回転させて表示する。(3k)回目のものであれば、元のサイズに戻して表示する。または、図28に示すように、ダブルタップが行われるごとに、拡大して表示する、元の状態に戻して表示する、縮小しかつ回転させて表示する、元の状態に戻して表示する、…、を繰り返してもよい。
または、第一の実施形態において、ユーザがピンチの代わりにタップおよびダブルタップによって拡大および縮小の指令を行えるようにしてもよい。画像処理装置1は、2つのページ画像5PGのうちの小さい方に対してタップが行われたのであれば、図8のようにピンチアウトが行われた場合と同様に、図9のように拡大して表示する。ダブルタップが行われたのであれば、図10のようにピンチインが行われた場合と同様に、図11のように縮小しかつ回転させて表示する。
または、ダブルタップが行われるごとに、2つのページ画像5PGの状態を予め決められた状態に遷移させるようにしてもよい。例えば、画像処理装置1は、ダブルタップが行われるごとに、図29に示すように2つのページ画像5PGの状態を遷移させてもよい。この場合は、画像処理装置1は、図30に示す手順で処理を行えばよい。
画像処理装置1は、プレビュー領域PW1に対してどのような操作が行われたのかを判別(検知)する(図30の#761)。
判別した操作がダブルタップであり(#762でYes)、現在の状態がデフォルトの状態である場合は(#763で「デフォルト」)、画像処理装置1は、小さい方のページ画像5PGを、大きい方のページ画像5PGと同じサイズになるように拡大して表示する(#764)。変倍率の計算方法は、第一の実施形態で説明した通りである。
または、判別した操作がダブルタップであり(#762でYes)、現在の状態が小さい方のページ画像5PGが拡大されている状態である場合は(#763で「拡大状態」)、画像処理装置1は、次のように2つのページ画像5PGを表示する。小さい方を、小さい方の長辺の長さと大きい方の短辺の元の長さとが同じになるように縮小し回転させて表示させ、大きい方を、縮小後の小さい方と同じサイズになるように縮小し回転させて表示する(#765)。
または、判別した操作がダブルタップであり(#762でYes)、現在の状態が2つのページ画像5PGともに縮小し回転した状態である場合は(#763で「縮小状態」)、画像処理装置1は、両方をデフォルトの状態に戻して表示する(#766)。
そして、画像処理装置1は、サイズの変更などに応じて設定データ6ST(図5参照)を更新する(#767)。
図29に示す例において、ダブルタップまたは右方向へのフリックが行われた場合は右回りの順に遷移させ、タップまたは左方向へのフリックが行われた場合は左回りの順に遷移させてもよい。図28の例においても、同様である。
図31は、付加情報の付加時のプレビュー領域PW1の例を示す図である。図32は、ページ画像サイズ変更処理の流れの例を説明するフローチャートである。図33は、付加情報の付加時の処理の例を説明するための図である。
ところで、従来、複写の際にページ画像5PGとともに付加的な情報(以下、「付加情報」と記載する。)を記すことがある。例えば、図31に示すように、中央にマル秘などのウォータマークを記したりヘッダまたはフッタとして日付またはページ番号などを記したりすることがある。さらに、プレビューの際にページ画像5PGとともに付加情報を表示することがある。このような場合は、ページ画像5PGのサイズの調整の際に、画像処理装置1は、図32に示すようにページ画像サイズ変更処理を行えばよい。
画像処理装置1は、プレビュー領域PW1に対する操作を判別する(図32の#771)。判別した操作がピンチインまたはピンチアウトなど拡大または縮小のための操作である場合は、(#772でYes)、付加情報およびその位置を記憶する(#773)。
図33(A)のように付加情報を除いた状態で、操作に応じてページ画像5PGのいずれか一方または両方を、拡大し、縮小し、または回転させて表示する(#774〜#776)。操作に応じた拡大、縮小、および回転の処理については、前に説明した通りである。
さらに、画像処理装置1は、図33(B)のように、記憶しておいた付加情報を、記憶しておいた位置に表示する(#777)。
そして、画像処理装置1は、サイズの変更などに応じて設定データ6ST(図5参照)を更新する(#778)。
第一の実施形態、第二の実施形態、および各変形例では、2つのページ画像5PGを1つに集約する場合を例に説明したが、3つ以上のページ画像5PGを1つに集約する場合にも、本発明を適用することができる。
サイズが相違するM(M≧3)つのページ画像5PGを1つに集約する場合において、画像処理装置1は、例えば次のように処理を行えばよい。
X番目に大きいページ画像5PGに対してピンチアウトが行われるごとに、画像処理装置1は、このページ画像5PGを、(X−K)番目に大きいページ画像5PGと同じサイズになるように拡大し表示するとともに、このページ画像5PGの設定データ6STを更新する。なお、「K」は、ピンチアウトの回数である。
または、X番目に大きいページ画像5PGに対してピンチインが行われるごとに、画像処理装置1は、このページ画像5PGを、(X+K)番目に大きいページ画像5PGと同じサイズになるように縮小し表示するとともに、このページ画像5PGの設定データ6STを更新する。
第一の実施形態、第二の実施形態、および各変形例では、ページ画像5PGを、スキャンした順に配置したが、いわゆる小冊子印刷または週刊誌綴じ印刷に合わせて配置する場合にも、本発明を適用することができる。
第一の実施形態、第二の実施形態、および各変形例では、ページ画像5PGを時計回りに90度回転させたが、反時計回りに90度回転させてもよい。
第一の実施形態、第二の実施形態、および各変形例では、タッチパネルディスプレイ10mに種々の操作を行う場合を例に説明したが、マウスまたはタブレットなどのポインティングデバイスで操作を行ってもよい。この場合は、ピンチイン、ピンチアウト、タッチ、タップ、およびダブルタップそれぞれに対応する、ポインティングデバイスの操作を予め決めておけばよい。
その他、画像処理装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、画面の構成、およびデータの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像処理装置
102、202 プレビュー画面表示処理部(状態表示処理手段)
105、205 画像変更処理部(表示変更処理手段)
107、207 集約印刷制御部(集約画像出力手段)
108、208 出力用データ生成部(集約画像出力手段)
10m タッチパネルディスプレイ
5PG ページ画像
PW1 プレビュー領域

Claims (18)

  1. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する状態表示処理手段と、
    集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第一の操作とは異なる第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを拡大して1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを縮小して1つに集約した画像を出力する、集約画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを拡大して前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを縮小して前記タッチパネルディスプレイに表示し直す、表示変更処理手段、
    を有し、
    前記集約画像出力手段は、少なくとも前記対象ページ画像が前記表示変更処理手段によって表示し直され、かつ、所定のコマンドが入力された後、前記集約画像を出力する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第一の操作はピンチアウトであり、
    前記第二の操作はピンチインである、
    請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記状態表示処理手段は、前記状態として、サイズの異なる2つの前記ページ画像を1つの面に集約した際の状態を表示し、
    前記集約画像出力手段は、前記対象ページ画像が前記2つのページ画像のうちの小さい方である場合は、前記第一の操作が行われたのであれば、前記対象ページ画像を大きい方のページ画像のサイズと同じになるように拡大して前記集約画像を出力し、前記第二の操作が行われたのであれば、前記対象ページ画像を、前記対象ページ画像の長辺の長さが大きい方のページ画像の短辺の長さと同じになるように縮小し90度回転させて前記集約画像を出力する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記表示変更処理手段は、前記第一の操作が行われた場合は、前記タッチパネルディスプレイに接触する2本の指同士の距離の変化量に応じて前記対象ページ画像を拡大して表示し直し、前記第二の操作が行われた場合は、前記変化量に応じて前記対象ページ画像を縮小して表示し直し、
    前記集約画像出力手段は、前記第一の操作が行われた場合は、前記変化量に応じて前記対象ページ画像を拡大して前記集約画像を出力し、前記第二の操作が行われた場合は、前記変化量に応じて前記対象ページ画像を縮小して前記集約画像を出力する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  6. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する状態表示処理手段と、
    所定の操作が行われるごとに、当該所定の操作が行われた回数が第一の回数である場合には、前記複数のページ画像を、当該複数のページ画像のうちのサイズの小さい小ページ画像を当該複数のページ画像のうちのサイズの大きい大ページ画像と同じサイズになるように拡大した状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記回数が第二の回数である場合には、前記複数のページ画像を、前記小ページ画像の長辺の長さが前記大ページ画像の短辺の長さと一致するように当該小ページ画像のサイズを変更するとともに当該大ページ画像のサイズを当該変更された小ページ画像のサイズと同じになるように変更し、当該サイズが変更された小ページ画像および当該サイズが変更された大ページ画像を回転させた状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直す、表示変更処理手段と、
    所定のコマンドが入力された場合に、前記複数のページ画像を前記回数に応じた形態に変更して1つに集約した集約画像を出力する、集約画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記所定の操作は、タップまたはダブルタップである、
    請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する状態表示処理手段と、
    集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に所定の操作が行われた場合に、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力する、集約画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する状態表示処理手段と、
    集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に所定の操作が行われた場合に、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力する、集約画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 前記集約画像出力手段は、前記集約画像を、用紙に印刷することによって出力する、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記集約画像出力手段は、前記集約画像を、前記集約画像の画像データを他の装置へ送
    信しまたは記録媒体に書き込むことによって出力する、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 前記状態表示処理手段は、前記状態を、付記的な情報である付記情報とともに前記タッチパネルディスプレイに表示し、
    前記集約画像出力手段は、前記集約画像を、前記タッチパネルディスプレイに表示された前記状態との位置関係の通りに前記付記情報を付加して出力する、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示し、
    集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第一の操作とは異なる第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを拡大して1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを縮小して1つに集約した画像を出力する、
    ことを特徴とする画像集約方法。
  14. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示し、
    所定の操作が行われるごとに、当該所定の操作が行われた回数が第一の回数である場合には、前記複数のページ画像を、当該複数のページ画像のうちのサイズの小さい小ページ画像を当該複数のページ画像のうちのサイズの大きい大ページ画像と同じサイズになるように拡大した状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記回数が第二の回数である場合には、前記複数のページ画像を、前記小ページ画像の長辺の長さが前記大ページ画像の短辺の長さと一致するように当該小ページ画像のサイズを変更するとともに当該大ページ画像のサイズを当該変更された小ページ画像のサイズと同じになるように変更し、当該サイズが変更された小ページ画像および当該サイズが変更された大ページ画像を回転させた状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、
    所定のコマンドが入力された場合に、前記複数のページ画像を前記回数に応じた形態に変更して1つに集約した集約画像を出力する、
    ことを特徴とする画像集約方法。
  15. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する処理をコンピュータに実行させ、
    集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記位置に対して、前記他の位置がタッチされている際に前記第一の操作とは異なる第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第一の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを拡大して1つに集約した画像を出力し、前記タッチパネルディスプレイがタッチされていない際に前記第二の操作が行われた場合は、前記複数のページ画像のすべてを縮小して1つに集約した画像を出力する処理を、前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する処理をコンピュータに実行させ、
    所定の操作が行われるごとに、当該所定の操作が行われた回数が第一の回数である場合には、前記複数のページ画像を、当該複数のページ画像のうちのサイズの小さい小ページ画像を当該複数のページ画像のうちのサイズの大きい大ページ画像と同じサイズになるように拡大した状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直し、前記回数が第二の回数である場合には、前記複数のページ画像を、前記小ページ画像の長辺の長さが前記大ページ画像の短辺の長さと一致するように当該小ページ画像のサイズを変更するとともに当該大ページ画像のサイズを当該変更された小ページ画像のサイズと同じになるように変更し、当該サイズが変更された小ページ画像および当該サイズが変更された大ページ画像を回転させた状態で前記タッチパネルディスプレイに表示し直す処理を前記コンピュータに実行させ、
    所定のコマンドが入力された場合に、前記複数のページ画像を前記回数に応じた形態に変更して1つに集約した集約画像を出力する処理を前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  17. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する処理をコンピュータに実行させ、
    集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に所定の操作が行われた場合に、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを拡大して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力する処理を前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 複数のページそれぞれのページ画像を所定の倍率で1つの面に集約した際の状態をタッチパネルディスプレイに表示する処理をコンピュータに実行させ、
    集約画像として、前記複数のページ画像のうちの調整の対象である対象ページ画像が表示されている位置に対して、他の位置がタッチされている際に所定の操作が行われた場合に、前記複数のページ画像のうちの前記対象ページ画像のみを縮小して前記複数のページ画像を1つに集約した画像を出力する処理を前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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