JP6152749B2 - 照明器具、およびグローブ枠 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、特に、間接照明用の光源を有する照明器具等に関するものである。
従来、天井面等に取り付けられて主に下方を照明する主光源と、主に天井面等を照明する間接照明用の光源とを有する照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−145685号公報
上記のような間接照明用の光源を備える照明器具について、間接照明用の光源が発する光が特定の方向に照射されるように照明器具を取り付けたい場合がある。しかしながら、照明器具内における間接照明用の光源の位置がユーザによって視認できない場合には、ユーザが間接照明用の光源の位置を考慮して照明器具を取付けることは難しい。
そこで、本発明は、ユーザが間接照明用の光源の位置を容易に認識することができる照明器具等を提供する。
本発明の一態様に係る照明器具は、設置面に取付けられる器具本体と、前記器具本体に設けられ、前記設置面と反対の方向に光を発する直接光発光部と、前記器具本体に設けられ、前記設置面に沿った第1方向に光を発する間接光発光部と、前記直接光発光部を覆うグローブとを備え、前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブの外形は、長軸と、短軸とを有する形状である。
また、例えば、前記間接光発光部は、前記器具本体のうち、前記長軸に対応する位置に設けられ、前記第1方向は、前記長軸に沿う方向であってもよい。
また、例えば、前記間接光発光部には、前記第1方向に光を発する第1の間接光発光部と、前記第1方向と反対の方向である第2方向に光を発する第2の間接光発光部とが含まれてもよい。
また、例えば、前記器具本体は、上面側が前記設置面に対向した状態で前記設置面に取付けられ、前記間接光発光部は、前記器具本体の前記上面側に設けられ、前記直接光発光部は、前記器具本体の下面側に設けられ、前記グローブは、前記器具本体の下面側を覆うことによって前記直接光発光部を覆ってもよい。
また、例えば、前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブは、前記グローブの周縁部分であって、前記グローブの外形を規定する周縁部と、前記グローブの前記周縁部よりも内側の部分であって、前記器具本体とともに前記直接光発光部を収納する筐体を構成する中心部とを備えてもよい。
また、例えば、前記周縁部は、前記中心部よりも高い反射特性を有してもよい。
また、例えば、前記周縁部は、前記グローブのうち、主に前記間接光発光部が発する光を拡散する部分であり、前記中心部は、前記グローブのうち、主に前記直接光発光部が発する光を透過する部分であってもよい。
また、例えば、前記グローブは、前記周縁部を構成する第1部材と、前記中心部を構成する第2部材とからなってもよい。
また、例えば、前記長軸の方向における前記設置面に対する前記周縁部の傾斜は、前記短軸の方向における前記設置面に対する前記周縁部の傾斜よりも緩くてもよい。
また、例えば、前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記中心部は、円形または正方形であってもよい。
また、例えば、前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブの外形は、楕円形または長方形であってもよい。
また、例えば、前記照明器具は、寝室の天井面に取り付けられてもよい。
また、例えば、前記間接光発光部が発する光の色温度は、前記直接光発光部が発する光の色温度よりも低くてもよい。
本発明の一態様に係るグローブ枠は、設置面に取付けられ、前記設置面と反対の方向に光を発する直接光発光部と、前記設置面に沿う方向に光を発する間接光発光部とを備える照明器具の、前記直接光発光部を覆うグローブに取付けられるグローブ枠であって、前記グローブに取付けられた状態で前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブ枠の外形は、長軸と、短軸とを有する形状である。
本発明によれば、ユーザは、間接照明用の光源の位置を容易に認識することができる。
図1は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図2は、グローブの形状を説明するための図である。 図3は、間接光発光部の構成を示す図である。 図4は、間接光発光部の配置を示す図である。 図5は、実施の形態に係る照明器具の取り付け位置を説明するための図である。 図6は、周縁部による照明効果を説明するための模式図である。 図7は、実施の形態に係る照明器具の間接照明の模式図である。 図8は、周縁部の傾斜を説明するための図である。 図9は、グローブと、これに取付けられるグローブ枠とを示す図である。 図10は、外形が長方形であるグローブの形状を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
まず、実施の形態に係る照明器具の構成について詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。
図1に示されるように、照明器具10は、カバー31と、フレーム32と、器具本体20と、間接光発光部30aおよび30bと、直接光発光部40と、制御部50と、レンズ60と、グローブ65とを備える。また、図1には、照明器具10の点灯または消灯を制御するためのリモートコントローラ70も図示されている。なお、図1では、間接光発光部30bの図示は省略されている。
照明器具10は、天井面(設置面)に取り付けられて主に下方(天井面の反対側)を照らす照明器具である。
器具本体20は、上面(取り付け面)が天井面に対向した状態で天井面に取り付けられる円板状の部材であり、例えば、厚みの薄いダイカスト部材等である。器具本体20には、間接光発光部30a(30b)と、直接光発光部40と、制御部50とが設けられる。具体的には、直接光発光部40および制御部50は、器具本体の下面側に設けられ、間接光発光部30aおよび30bは、器具本体の上面側に設けられる。また、器具本体20の上面側の中央部分には、取付金具(図示せず)が設けられ、取付金具は、天井面に設けられた引掛シーリングに接続される。
器具本体20の上面側には、カバー31およびフレーム32が設けられ、器具本体20は、カバー31、フレーム32、およびグローブ65とともに照明器具10の外郭筐体を構成する。なお、カバー31およびフレーム32は、器具本体20と一体形成されてもよい。すなわち、カバー31およびフレーム32は、器具本体20に含まれてもよく、必須の構成要素ではない。
直接光発光部40は、基板41上に複数のLED42が設けられた発光モジュール(光源)である。直接光発光部40は、部屋全体を明るくする、室内照明用途の光源である。照明器具10では、器具本体20の下面(上面の反対側の面)に4つの直接光発光部40が設けられる。本実施の形態では、直接光発光部40が発する光はJIS Z 9112で定められる昼白色であり、直接光発光部40が発する光の色温度は、5000K程度であるが、直接光発光部40が発する光は、昼光色〜電球色(色温度7100K〜2600K)であればよい。
基板41は、LED42を配置するための部分円弧状の基板であり、樹脂をベースとする樹脂基板、セラミックからなるセラミック基板、金属をベースとするメタルベース基板等が用いられる。
LED42は、所定の直流電力により発光する半導体発光素子であって、所定の白色で発光するLEDモジュールである。なお、LED42の代わりに、有機EL素子(OLED)または無機EL素子等のLED以外の固体発光素子を用いて構成されたモジュールが用いられてもよい。なお、基板41上に設けられる複数のLED42には、色温度が異なる複数のLEDが含まれてもよい。これにより、照明器具10は、直接光発光部40が発する光の調色を行うことができる。
レンズ60は、直接光発光部40が発する光の配光角を拡大する円環状の光学部材である。レンズ60は、直接光発光部40に重なるように設けられ、例えば透光性の樹脂によって形成される。
制御部50は、器具本体20の下面の中央部分に設けられ、リモートコントローラ70から受信した無線信号に基づいて間接光発光部30aおよび30b、並びに直接光発光部40の点灯または消灯を行う。また、制御部50は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御や、アナログ調光制御により間接光発光部30aおよび30b、並びに直接光発光部40の調光(調光比の制御)を行う。制御部50は、具体的には、マイクロコンピュータなどによって実現される。
次に、照明器具10の特徴構成であるグローブ65について説明する。
グローブ65は、グローブ65の全体から光を均一に外部に取り出すために、材料の一部または全部に光拡散粒子が分散された中空の光学部材である。グローブ65は、器具本体20の下面を覆う。すなわち、グローブ65は、直接光発光部40を覆い、直接光発光部が発する光は、グローブ65を透過する。
グローブ65は、グローブ65の周縁部分であって、グローブ65の外形を規定する周縁部65aと、周縁部65aよりも内側の部分である中心部65bとを備える。
中心部65bは、器具本体20とともに直接光発光部40を収納する筐体を構成する、半球状の部分である。中心部65bは、主に直接光発光部40が発する光が透過する部分である。中心部65bは、例えば、透光性を有する乳白色のアクリル樹脂によって形成される。
周縁部65aは、中心部65bの周縁部分から延出した傘状(庇状)の部分であり、グローブ65のうち主に間接光発光部30aおよび30bが発する光を拡散する部分である。したがって、周縁部65aは、中心部65bよりも高い反射特性を有する。周縁部65aは、例えば、透明のアクリル樹脂によって形成される。なお、本実施の形態では、意匠性の観点から周縁部65aにはシルク印刷が施されている。
なお、グローブ65は、照明器具10が天井面に取り付けられた状態において、設置面に垂直な方向から見た場合に、外形が楕円形であることが特徴である。
図2は、グローブ65の形状を説明するための図である。図2の(a)は、グローブ65を下面(照射面)側から見た図であり、図2の(b)は、グローブ65を短軸方向における側面から見た図である。図2の(c)は、グローブ65を長軸方向における側面から見た図である。なお、以下の実施の形態においては、グローブ65の長軸方向をX方向、グローブ65の短軸方向をY方向、上記X方向およびY方向で定められる平面に垂直な方向をZ方向と規定する。
図2の(a)に示されるように、グローブ65の外形は、楕円形である。具体的には、グローブ65の外形の長軸の長さをx1、短軸の長さをy1とした場合、x1:y1=10:9程度である。また、図2の(a)に示されるように、中心部65bは、円形であり、x2:y2=1:1である。
また、図2の(b)および(c)に示されるように、グローブ65は、球面状であり、Z方向の−側から+側に向かうにつれて縮径している。なお、図2の(a)、(b)、および(c)に示されるように、周縁部65aと中心部65bとの境界には、溝が設けられている。
次に、間接光発光部30aおよび間接光発光部30bについて説明する。
間接光発光部30a(第1の間接光発光部)および間接光発光部30b(第2の間接光発光部)は、器具本体20の上面(上面側)に設けられた光源であって、天井面および壁面を照らす光源である。間接光発光部30aおよび30bが発する光は、直接光発光部40が発する光よりも色温度が低い。本実施の形態では、間接光発光部30aおよび30bが発する光は、電球色よりも色温度が低い。
以下、間接光発光部30aおよび30bの構成および配置について説明する。まず、間接光発光部30aおよび30bの構成について説明する。図3は、間接光発光部30aの構成を示す図である。なお、間接光発光部30bの構成については間接光発光部30aと同様であるため説明が省略される。
図3に示されるように、間接光発光部30aは、基板34上に複数のLED33が設けられた発光モジュールと、取り付け具35と、レンズ36とを備える。
基板34は、LEDを配置するための長方形の板状の基板であり、具体的には、樹脂基板、セラミック基板、メタルベース基板等である。
LED33は、所定の直流電力により発光するLEDモジュール(半導体発光素子)である。なお、LED33の代わりに、有機EL素子(OLED)または無機EL素子等のLED以外の固体発光素子を用いて構成されたモジュールが用いられてもよい。
取り付け具35は、間接光発光部30aを器具本体20に取り付けるためのL字状の部材である。取り付け具35は、基板34の第1の主面(LED33が実装された主面)が器具本体20の上面に対してほぼ垂直となり、かつ、当該第1の主面が照明器具10の外側を向くように間接光発光部30aを器具本体20に固定する。これにより、LED33が発する光は、照明器具10の外側へ向けて出射される。
レンズ36は、LED33が発する光の配光角を拡大する光学部材である。レンズ36は、例えば透光性の樹脂によって形成される。
次に、間接光発光部30aおよび30bの配置について説明する。図4は、間接光発光部30aおよび30bの配置を示す図である。なお、図4は、照明器具10を上面(取り付け時に天井面と対向する面)側から見た図である。
図4に示されるように、器具本体20の上面には、間接光発光部30aと、間接光発光部30bとが図4中のX方向に並んで設けられている。すなわち、間接光発光部30aおよび30bは、器具本体20のうち、グローブ65の長軸に対応する位置に設けられる。言い換えれば、Z方向から見た場合に、間接光発光部30aおよび30bは、器具本体のうちグローブ65の長軸と重なる軸上に設けられる。
間接光発光部30aは、図4中の+X方向(第1方向)に光を発し、間接光発光部30bは、図4中の−X方向(第2方向)に光を発する。第1方向および第2方向は、いずれもグローブ65の長軸に沿う方向である。
なお、図4に示される間接光発光部30aおよび30bの配置は一例であり、図4に示されるような配置に限定されるものではない。例えば、間接光発光部30aおよび30bは、器具本体20のうち、グローブ65の短軸に対応する位置に設けられ、間接光発光部30aおよび30bは、短軸に沿う方向に光を発してもよい。
以上のように構成される照明器具10は、以下のような特徴がある。
照明器具10は、間接光発光部30aおよび30bが発する光のユーザに与える影響がより良好なものとなるように取り付けられることが望ましい。図5は、照明器具10の取り付け位置を説明するための図である。
図5に示されるように、照明器具10は、間接光発光部30aがユーザの頭部方向に位置し、間接光発光部30bがユーザの足下方向に位置するように寝室13の天井面11に取り付けられることを意図した仕様となっている。
このように仕様通りに取り付けられることにより、間接光発光部30aは、ユーザの頭部側の壁14に向けて光を発する。間接光発光部30aが発した光は、壁14において反射し、ユーザの枕元の空間13aに広がる。これにより、ユーザ200の枕元の空間13aは、色温度の低い光に包まれる。
一方、上記仕様通りに取り付けられることにより、間接光発光部30bは、ユーザ200の足下側の空間13bに向けて光を発する。これにより、間接光発光部30bが発した光は、横たわったユーザ200の視線の先を照らし、寝室13内の奥行感および広がり感を演出することができる。
ここで、照明器具10を取り付ける際には、ユーザは、通常、グローブ65側(Z方向の−側)を視認しながら照明器具10の取り付けを行う。このとき、図4および図5に示されるように、間接光発光部30aおよび30bは、天井面11と器具本体20との間に位置し、グローブ65側からは間接光発光部30aおよび30bがどの位置に取り付けられているのかをユーザは視認することができない。
仮に、グローブ65の外形が円形(正円)であるとした場合、グローブ65側からは間接光発光部30aおよび30bがどの位置に取り付けられているのかの目印がない。したがって、ユーザは、照明器具10を仕様通りに取り付けるためには、照明器具10を反転させて器具本体20側を視認し、間接光発光部30aおよび30bの配置を確認しながら照明器具10の取り付けを行わなくてはならない。また、一端、照明器具10を取り付けた後に、間接光発光部30aおよび30bを発光させて間接光発光部30aおよび30bの配置を確認し、再度取り付け位置を調整するなどの煩雑な作業も生じうる。
ここで、円形のグローブ65に目印を付けることも考えられるが、目印の付与は、美的観点から必ずしも好ましくない。
そこで、照明器具10では、グローブ65の外形は、長軸と短軸とを有する楕円形である。これによって、照明器具10の美的外観を確保できるとともに、ユーザは、グローブの外形を視認することによって、グローブ65側から間接光発光部30aおよび30bの配置を認識できる。
また、本実施の形態の照明器具10では、特に、器具本体20側(Z方向の+側)から見た場合に、グローブ65の周縁部65aは、器具本体20よりも外側に位置している(図4の斜線部)。これにより、間接光発光部30aおよび30b発する光が周縁部65aによって拡散(反射)するため、よりやわらかな照明空間を演出することができる。
図6は、周縁部65aによる照明効果を説明するための模式図である。図6の(a)は、図2の(b)に示されるグローブ65の領域75aに相当する図であり、図6の(b)は、図2の(c)に示されるグローブ65の領域75bに相当する図である。なお、図6では、天井面11に取り付けられた状態の照明器具10が図示されている。間接光発光部30bについての説明は、間接光発光部30aと同様であるため省略される。
図6の(a)に示されるように、間接光発光部30aが天井面11に沿う方向に発する光の一部は、光L1のように天井面11を照らし、間接光発光部30aが発する光の一部は、光L2のように周縁部65aに向かう。
さらに、光L2のうちの一部である光L3は、反射して天井面11を照らす。このとき、周縁部65aにおける反射を利用して天井面11のうち間接光発光部30aから遠い領域を照らすことができるため、間接光発光部30aが発する光に広がりを持たせることができる。
また、光L2のうちの一部である光L4は、周縁部65aを透過する。周縁部65aを通過した光はある程度弱められるため、ユーザにとってはやわらかな(刺激の弱い)光となる。
以上のように、周縁部65aが設けられることにより、図7に示されるようなやわらかな広がりを持った間接照明が実現される。なお、上述のような天井面11に対する照明効果を高めるためには、周縁部65aは、中心部65bよりも高い反射特性を有することが望ましい。周縁部65aの反射特性は、周縁部65aを構成する樹脂中の光拡散粒子の含有量等により調整可能である。
なお、図6の(b)に示されるように、間接光発光部30aが、器具本体20のうちグローブ65の短軸に対応する位置に設けられる場合も、周縁部65aによって同様の照明効果が得られる。
図6の(b)に示されるように、間接光発光部30aが天井面11に沿う方向に発する光の一部は、光L5のように天井面11を照らし、間接光発光部30aが発する光の一部は、光L6のように周縁部65aに向かう。さらに、光L6のうちの一部である光L7は、反射して天井面11を照らす。また、光L6のうちの一部である光L8は、周縁部65aを透過する。
ここで、長軸の方向における天井面11に対する周縁部65aの傾斜と、短軸の方向における天井面11に対する周縁部65aの傾斜とは異なる。したがって、天井面11のうち間接光発光部30aによって照らされる領域(面積)は異なる。
図8は、周縁部65aの傾斜を説明するための図である。図8の(a)は、照明器具10の、図2の(b)に示されるグローブ65の領域75aに相当する図であり、図8の(b)は、図2の(c)に示されるグローブ65の領域75bに相当する図である。
図8の(a)に示されるように、長軸の方向における天井面に対する周縁部65aの傾斜角をαとし、図8の(b)に示されるように、短軸の方向における天井面に対する周縁部65aの傾斜角をβとした場合、傾斜角αは、傾斜角βよりも小さい(α<β)。すなわち、長軸の方向における天井面11に対する周縁部65aの傾斜は、短軸の方向における天井面11に対する周縁部65aの傾斜よりも緩い。
したがって、照明器具10では、間接光発光部30aによって照らされる天井面11の領域を広げたい場合には、間接光発光部30aは、器具本体20のうちグローブ65の長軸に対応する位置に設けられるとよい。一方、照明器具10では、間接光発光部30aによって照らされる天井面11の領域を狭めたい場合には、間接光発光部30aは、器具本体20のうちグローブ65の短軸に対応する位置に設けられるとよい。
このように、周縁部65aの天井面11に対する傾斜を変更することで、天井面11のうち間接光発光部30aによって照らされる領域を変更することができる。
以上、本実施の形態に係る照明器具10について説明した。照明器具10によれば、ユーザは、グローブの外形を視認することによって、グローブ65側から間接光発光部30aおよび30bの配置を認識できる。すなわち、ユーザは、間接照明用の光源の位置を容易に認識することができる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、グローブ65は、中心部65bと周縁部65aとからなるが、グローブ65は、必ずしも中心部65bと周縁部65aとから構成される必要はない。本発明の照明器具は、外形が長軸と短軸とを有する形状であるグローブを備えればよい。
また、上記実施の形態において、グローブ65のうち周縁部65aを別部材として構成してもよい。すなわち、グローブ65は、周縁部65aに相当する部材であるグローブ枠(第1部材)と、中心部65bに相当する部材であるグローブ本体(第2部材)とから構成されてもよい。図9は、グローブ本体と、これに取付けられるグローブ枠とからなるグローブを示す図である。
グローブ枠165aは、グローブ本体165bがはめ込まれる開口90を備え、開口90の形状はグローブ本体165bの外形に対応した形状である。図9では、グローブ本体165bの外形は、円形であるため、開口90は円形である。
一方、グローブ枠165aの外形は、楕円形である。なお、ここでの外形とは、グローブ枠165aを平面視した場合の外側の輪郭を意味する。したがって、グローブ本体165bにグローブ枠165aを装着すれば、上記実施の形態1で説明したグローブ65同様に、ユーザは、間接照明用の光源の位置を容易に認識することができる。
また、本発明は、このような、グローブ(グローブ本体)に取付けられるグローブ枠として実現されてもよい。この場合、グローブ枠は必ずしも単一の部材で形成される必要はなく、複数の部材から1つのグローブ枠が構成されてもよい。
また、上記実施の形態では、グローブ65の外形は楕円形であるが、グローブ65の外形はこのような形状に限定されるものではない。グローブの外形は、ユーザがグローブ側から間接光発光部30aおよび30bの配置を認識できるように、長軸と、短軸とを有する形状であればよい。言い換えれば、グローブの外形は、長手方向と、短手方向を有する形状であればよい。例えば、グローブの外形は、その他の閉曲線や、長方形、ひし形などであってもよい。また、グローブの外形は、いわゆるレーストラック形状であってもよい。
図10は、外形が長方形であるグローブの形状を説明するための図である。図10の(a)は、外形が長方形のグローブ85を下面(照射面)側から見た図であり、図10の(b)は、グローブ85を短軸方向(短辺方向)における側面から見た図である。図10の(c)は、グローブ85を長軸方向(長辺方向)における側面から見た図である。
図10の(a)に示されるように、グローブ85の外形は、短辺の長さがx3、長辺の長さがy3長方形である。
また、グローブ85は、グローブ65と同様に、周縁部85aと、中心部85bとからなる。中心部85bは、正方形である(図10でx4=y4)。
また、図10の(b)および(c)に示されるように、グローブ85は、四角錐台状であり、Z方向の−側から+側に向かうにつれて縮径している。
グローブ85のように、グローブの外形が長方形である場合は、長辺に平行な線分であって当該長方形を2等分する線分が長軸であり、短辺に長辺に平行な線分であって当該長方形を2等分する線分が短軸である。
なお、他の形状においては、長軸と、短軸とは、以下のように規定される。グローブの外形が閉曲線である場合は、閉曲線上において最も離れた位置に位置する2つの点を結ぶ線分が長軸であり、これに直交する線分が短軸である。グローブの外形がひし形の場合は、長いほうの対角線が長軸であり、短いほうの対角線が短軸である。
なお、美的観点からは、グローブの外形は、長軸と、短軸とを有する形状であって、長軸または短軸に対して線対称な形状であることが望ましい。
また、グローブの外形と中心部の形状とは任意に組み合わされてよい。例えば、中心部が円形でグローブの外形が長方形であるグローブは、本発明に含まれる。
また、上記実施の形態では、照明器具10は、間接光発光部を2つ備えるものとして説明されたが、照明器具10は、少なくとも1つ間接光発光部を備えればよい。また、照明器具10は、3つ以上の間接光発光部を備えてもよい。また、間接光発光部の配置についても上記実施の形態に限定されるものではない。
また、上記実施の形態では、照明器具の一例として、シーリングライトについて説明したが、これに限定されるものではなく、本発明の目的を損なわない範囲で他の照明器具(照明装置)にも同様に適用できる。
なお、上記実施の形態では、照明器具10は、天井面に取り付けられたが、壁面などその他の構造物の面(設置面)に取り付けられてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10 照明器具
11 天井面
13 寝室
13a、13b 空間
14 壁
20 器具本体
30a、30b 間接光発光部
31 カバー
32 フレーム
33、42 LED
34、41 基板
35 取り付け具
36、60 レンズ
40 直接光発光部
50 制御部
65、85 グローブ
65a、85a 周縁部
65b、85b 中心部
70 リモートコントローラ
75a、75b 領域
90 開口
165a グローブ枠
165b グローブ本体

Claims (14)

  1. 設置面に取付けられる器具本体と、
    前記器具本体に設けられ、前記設置面と反対の方向に光を発する直接光発光部と、
    前記器具本体に設けられ、前記設置面に沿った第1方向に光を発する間接光発光部と、
    前記直接光発光部を覆うグローブと
    前記グローブに取り付けられるグローブ枠とを備え、
    前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブの外形は、長軸と、短軸とを有する形状である
    照明器具。
  2. 前記間接光発光部は、前記器具本体のうち、前記長軸に対応する位置に設けられ、
    前記第1方向は、前記長軸に沿う方向である
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記間接光発光部は、前記器具本体のうち、前記短軸に対応する位置に設けられ、
    前記第1方向は、前記短軸に沿う方向である
    請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記間接光発光部には、前記第1方向に光を発する第1の間接光発光部と、前記第1方向と反対の方向である第2方向に光を発する第2の間接光発光部とが含まれる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記器具本体は、上面側が前記設置面に対向した状態で前記設置面に取付けられ、
    前記間接光発光部は、前記器具本体の前記上面側に設けられ、
    前記直接光発光部は、前記器具本体の下面側に設けられ、
    前記グローブは、前記器具本体の下面側を覆うことによって前記直接光発光部を覆う
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記グローブは、前記器具本体とともに前記直接光発光部を収納する筐体を構成す
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記グローブ枠は、前記グローブよりも高い反射特性を有する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 前記グローブ枠は、主に前記間接光発光部が発する光を拡散
    前記グローブは、主に前記直接光発光部が発する光を透過す
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明器具。
  9. 前記長軸の方向における前記設置面に対する前記グローブ枠の傾斜は、前記短軸の方向における前記設置面に対する前記グローブ枠の傾斜よりも緩い
    請求項〜8のいずれか1項に記載の照明器具。
  10. 前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブは、円形または正方形である
    請求項〜9のいずれか1項に記載の照明器具。
  11. 前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブ枠の外形は、楕円形または長方形である
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の照明器具。
  12. 前記照明器具は、寝室の天井面に取り付けられる
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の照明器具。
  13. 前記間接光発光部が発する光の色温度は、前記直接光発光部が発する光の色温度よりも低い
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の照明器具。
  14. 設置面に取付けられ、前記設置面と反対の方向に光を発する直接光発光部と、前記設置面に沿う方向に光を発する間接光発光部とを備える照明器具の、前記直接光発光部を覆うグローブに取付けられるグローブ枠であって、
    前記グローブに取付けられた状態で前記設置面に垂直な方向から見た場合に、前記グローブ枠の外形は、長軸と、短軸とを有する形状である
    グローブ枠。
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