JP6152660B2 - シート処理装置および画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、シート処理装置および画像形成システムに関し、さらに詳しくは、シート束同士での識別に用いられるタブなどを形成するための機構する構成に関する。
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置や印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体に担持されているトナー像などの可視像を用紙等の記録シートに転写することで画像出力が得られる。
記録シートは画像形成装置から排出トレイ上に向けて順次排出される場合とは別に、ファイリングのための穿孔やタブの形成後にシート群毎の仕分け等の後処理を行う後処理装置に向けて搬送される場合がある。
後処理装置は、画像形成装置の記録シート排出位置に連結されて用いられることが多く、後処理装置内に搬入された記録シートは、例えば、ファイリングのための穿孔処理を行われたうえで綴じ処理などの後続処理を受けて排出される。
穿孔処理が先行して行われる理由の一つは、綴じ処理などが後続処理として実行される場合、綴じ作業に用いられるステープルが邪魔になって穿孔しづらくなることにある。
一方、ファイリングに際してシート群毎の識別に用いられるタブは、シートの一部にレッテルを貼るなどの方法の他に、シート端縁の一部に穿孔や切り欠きを形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
特許文献1には、表紙や裏表紙となるシートを穿孔位置に搬送して穿孔処理を行い、表紙の間に位置するシートは切り欠きを形成する位置に搬送して切り欠きを形成することでシート群の識別を行う構成が開示されている。
特許文献2には、搬送されてくるシートの後端にパンチユニットにより穿孔処理を行うことでタブを形成し、後続シートも穿孔処理の必要がある場合には、タブの位置に対応する穿孔位置と異なる位置にそれぞれ穿孔する構成が開示されている。
特許文献1,2に開示されている技術では、穿孔機構を有したユニットを用いて穿孔処理とタブ形成のための穿孔処理とを異なるタイミングで実行するようになっている。このため、穿孔機構を有した一つのユニットをそれぞれ異なる処理に用いることで構成の簡略化が図れる反面、作業時間が長くなる虞がある。つまり、一方の穿孔処理が終了するまでの間、後続の穿孔処理のための待機時間が必要となる。これによりタブ形成時での生産性が低下する。
本発明の目的は、上記従来のシート処理装置における問題に鑑み、構成の簡略化と同時に作業時間も短縮してタブ形成時での生産性を低下させないようにできる構成を備えたシート処理装置および画像形成システムを提供することにある。
この目的を達成するため、本発明は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シートに穴を開ける穿孔手段と、前記穿孔手段に向け搬送されるシートの搬送方向先端および後端をそれぞれ検知するシート先端検知手段およびシート後端検知手段と、前記シート先端検知手段およびシート後端検知手段が入力側に接続され、前記シート搬送手段および穿孔手段が出力側に接続された制御部とを備えたシート処理装置であって、前記穿孔手段には、前記シートの搬送方向に沿って複数箇所に穿孔部が設けられ、前記制御部は、先行シートの後端検知と後続シートの先端検知に応じて先行シートおよび後続シートを前記穿孔手段に位置決めした後、先行シートの後端および後続シートの先端に対して同時に穿孔処理を行うことを特徴とするシート処理装置にある。
本発明によれば、先行シートおよび後続シートが同じ穿孔手段に対して位置決めされた状態で同時に穿孔処理を行われるので、タブ形成時での生産性を低下させることがない。
本発明の実施形態に係る画像形成システムおよびこれに用いられるシート処理装置の構成を示す図である。 図1に示したシート処理装置に用いられる穿孔装置に係る構成を説明するための図である。 図2に示した穿孔装置の構成を説明するための図である。 図3に示した穿孔装置に用いられる穿孔機構の原理構造を説明するための図である。 図2に示した穿孔装置に用いられる制御部の構成を説明するためのブロック図である。 図5に示した制御部の作用を説明するためのフローチャートである。 図2に示した穿孔装置に関する別実施例を説明するための図である。 図7に示した別実施例の要部に関する側面視的な模式図である。 図2に示した穿孔装置に関するさらに別の実施例を説明するための図である。
以下、図示実施例に基づき本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシート処理装置を用いる画像形成システムを説明するための模式図である。
同図において画像形成システム1は、複写機、プリンタあるいは印刷機などの画像形成装置2におけるシート排出部に連続して付設接続された用紙処理に用いられるシート処理装置3を備えている。
画像形成システム1に用いられるシート処理装置3は、複数枚の用紙(以下、シートと表現する場合もある)を纏めて綴じる綴じ処理や中折りなどの折り加工を行う後処理装置(以下、便宜上、シート処理装置を用紙後処理装置と表現する)としての機能を有する。
画像形成システム1では、画像形成装置2が用紙5に画像を形成した後、用紙後処理装置3が画像形成装置2から用紙5を受け入れ、受け入れた用紙5に各種の後処理を施す。
各種の後処理には、例えば、端部綴じ処理、中折り処理等がある。中折り処理は、中綴じ処理が含まれる。
本実施形態では、端部綴じ処理および中綴じ処理において、用紙後処理装置3は、画像形成装置2に付設されて、用紙束6を、針を用いない代わりに用紙束6の一部を用いて綴じる。
このような各種の後処理を行なう用紙後処理装置3は、動作モードとして、排出モードと、端部綴じモードと、中折りモードとを有している。
画像形成装置2は、公知の構成を有し、一例としては、電子写真方式のカラー画像形成装置が対象となる。
画像形成装置2では、例えば、制御手段や、作像部、光書き込み部、給紙部、給紙搬送路、画像読取部、中間転写部、定着部、排紙搬送路、両面搬送路等(いずれも図示せず)を有して、用紙5の両面または片面に画像を形成する。
図1において、シート処理装置として用いられる用紙後処理装置3の原理構造について説明する。
用紙後処理装置3には、第1の搬送経路Pt1を備えている。
第1の搬送経路Pt1は、画像形成装置2から排出された用紙5を受け入れてこの用紙5を第1の排紙トレイ10に排出するために用いられる。
第1の搬送経路Pt1は、途中で分岐して用紙束6に端部綴じ処理等を施すための第2の搬送経路Pt2と、第2の搬送経路Pt2に接続されて用紙束6に中綴じ中折り処理を施すための第3の搬送経路Pt3とに分かれている。
各搬送経路Pt1〜Pt3は、例えば用紙を移動させることができるガイド部材(図示せず)等によって形成されている。
第1の搬送経路Pt1には、入口ローラ11、搬送ローラ12、13、排紙ローラ14が第1の搬送経路Pt1の上流部から下流部に向けて順に配置されている。この場合の上流側及び下流側は、用紙の搬送方向を対象としている。
入口ローラ11、搬送ローラ12、13および排紙ローラ14は、モータによって回転駆動されて矢印Aで示される方向に用紙5を搬送する。入口ローラ11の上流には、入口センサ15が配置されている。入口センサ15は、用紙5が用紙後処理装置3内へ搬入されたことを検知する。
用紙5の搬送方向において、搬送ローラ12の下流には、分岐爪17が配置されている。
分岐爪17は、回動してその位置を切り替えることができる。これにより、分岐爪17は、用紙5を、第1の搬送経路Pt1における用紙5の搬送方向において分岐爪17の下流側の部分と第2の搬送経路Pt2とのいずれか一方へ選択的に案内することができる。このため、分岐爪17は、例えばモータやソレノイドなどで駆動される。
排出モードでは、画像形成装置2から第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙5は、入口ローラ11、搬送ローラ12、13および排紙ローラ14によって搬送されて、第1の排紙トレイ10に排出される。
一方、端部綴じモードおよび中折りモードでは、第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙5が、入口ローラ11および搬送ローラ12によって搬送され、分岐爪17で進行方向を変えられて、第2の搬送経路Pt2へ搬送される。
第2の搬送経路Pt2には、搬送ローラ20、21、22と、用紙集積トレイ23と、第1のジョガーフェンス24と、本実施形態の特徴部である端部綴じ部(第1の綴じ部)25とが配置されている。
端部綴じ部25は、複数の用紙が重ねられたシート束の一部を凹凸状に加圧変形させることで綴じ処理を行う際に複数の用紙が積層されて位置決めされる箇所である。
搬送ローラ20、21、22は、モータによって駆動されて用紙5を搬送する。第1のジョガーフェンス24は、モータによって駆動される。
また、用紙集積トレイ23の下流には、分岐爪26、27が配置されている。分岐爪26、27は、回動してその位置を切り替えすることによって、用紙5を、第1の搬送経路Pt1における分岐爪17の下流側の部分と第3の搬送経路Pt3とのいずれか一方へ選択的に案内する。このため、分岐爪26、27は、例えばモータやソレノイドなどによって駆動される。
端部綴じモードでは、順次、用紙集積トレイ23上に集積される。これにより、複数の用紙5が積層された用紙束6が形成される。この際、用紙5は、その後端が用紙集積トレイ23に設けられた第1の可動基準フェンス(図示せず)に当接し、用紙搬送方向位置が揃えられるとともに、第1のジョガーフェンス24によって幅方向位置が揃えられる。
ここで、用紙集積トレイ23、第1のジョガーフェンス24および第1の可動基準フェンスは、複数の用紙5を重ねて用紙束6とする束化部としての第1の束化部28を構成している。また、第1の束化部28は、第1のジョガーフェンス24を駆動するモータや第1の可動基準フェンスを駆動するモータも含む。
第1の綴じ部である端部綴じ部25では、図3に示すように、凹凸形状をした1対の圧着歯101、102が用紙束6を挟んで配置されている。
用紙束6がある状態で、一方の圧着歯を他方の圧着歯の方向に力をかける圧着綴じ部により、用紙束6が綴じられる。なお、綴じ方についての詳細は、後述する。
端部が綴じられた用紙束6は、第1の可動基準フェンスによって第1の搬送経路Pt1に搬送され、その後、搬送ローラ13、排紙ローラ14によって搬送されて第1の排紙トレイ10に排出される。ここで、排紙ローラ14は、端部綴じ部25によって綴じられた用紙束6を排出する排紙部の一例である。
一方、中折りモードでは、第2の搬送経路Pt2に搬送された用紙5は、搬送ローラ20、21、22および第1の可動基準フェンスによって、第3の搬送経路Pt3へ搬送される。
第3の搬送経路Pt3には、搬送ローラ31、32と、中綴じ折り部33とが配置されている。
搬送ローラ31、32は、モータに駆動されて用紙5を搬送する。中綴じ折り部33は、中折り部34と、中綴じ部(第2の綴じ部)35と第2の束化部36と、を有している。中綴じ折り部33は、綴じ形成部の一例として用いられる。
第3の搬送経路Pt3に搬送された用紙5は、搬送ローラ31、32によって、順次、第2の束化部36に集積される。これにより、複数の用紙5が積層された用紙束6が形成される。つまり、第2の束化部36は、搬送部51によって搬送された複数の用紙5を重ねて用紙束6とする。この際、用紙5は、その前端が第2の可動基準フェンス37に当接し、用紙搬送方向位置が揃えられるとともに、第2のジョガーフェンス(図示せず)によって幅方向位置が揃えられる。
そして、用紙束6は、中綴じ部35によって、用紙搬送方向の中央部近傍が綴じられる(中綴じされる)。中綴じされた用紙束6は、第2の可動基準フェンス37によって中折り位置まで戻される。第2の可動基準フェンス37は、モータによって駆動される。
中折り位置に位置した用紙束6は、中折り部34によって、用紙搬送方向の中央部で折られる(中折りされる)。中折り部34では、中折り位置に位置した用紙束6の用紙搬送方向中央部と対向する折りブレード38が、図1の右から左へ移動して、用紙束6の用紙搬送方向中央部を折り曲げながら一対の押圧ローラ39、40の間に押し込む。
折りブレード38は、図示されないモータによって駆動される。そして、折り曲げられた用紙束6は、一対の押圧ローラ39、40によって上下から押圧される。
一対の押圧ローラ39、40は、図示されないモータによって駆動される、このようにして折り曲げられた用紙束6は、押圧ローラ39、40と排紙ローラ41とによって、第2の排紙トレイ42上に排紙される。排紙ローラ41は、モータによって駆動される。
ここで、図1に示された入口ローラ11、搬送ローラ12、13、20、21、22、31、32、排紙ローラ14、41は、それらを駆動するモータとともに、図2に示すように、搬送部51を構成している。また、図1に示された分岐爪17、26、27は、それらを駆動するモータまたはソレノイドとともに、図2に示すように経路切替部52を構成している。
図1に示したシート処理装置として用いられる用紙後処理装置3では、上述した綴じ処理や中折り処理に加えて、用紙束6のファイリングのためのタブを設けるタブ形成処理が実行可能であり、このために穿孔装置49が用いられる。
穿孔装置49は、本実施形態における特徴部であり、その構成が図2に示されている。
図2は、穿孔装置の要部を示す模式的な平面図であり、同図において穿孔装置49は、矢印で示すシート搬送方向に沿って配置されたシート搬送手段として用いられる入口ローラ11と搬送ローラ12との間に配置された穿孔ユニット49Aを備えている。
入口ローラ11と搬送ローラ12には、独立して搬送可能なように、独立した駆動手段が用いられている。
これにより、シートの搬送速度や搬送タイミングをシート毎で設定することができる。ができるようになっている。このような搬送速度や搬送タイミングを変更できるようにすると、後述する穿孔位置や穿孔サイズをシートの搬送位置に基づき変更することができるので、ファイリングの際の識別作用を高めることができる。
一方、穿孔ユニット49Aには、図4を用いて後で詳細を説明するが、昇降可能な穿孔用ピン49A1、49A2が備えられている。
図2において穿孔用ピン49A1、49A2は、図2中、矢印で示すシート搬送方向に沿って複数箇所を設定された穿孔部に対応して配置されている。
図2に示す構成では、穿孔用ピン49A1,49A2が次の配置関係とされている。
穿孔用ピン49A1は、シート搬送方向下流側において搬送方向と直角なシート幅方向の2箇所(符号49A1で示す)配置されている。また、穿孔用ピン49A2は、シート搬送方向上流側で下流側の穿孔用ピン49A1と干渉しない位置に1箇所(符号49A2で示す)配置されている。
図2において、シートは、シート束を構成するために複数枚が搬送される場合、ファイリングのためのタブが形成されるようになっている。
タブは、図2において先行シートS1を対象とした場合、搬送方向前端縁に半円状の切り欠き状タブS1Aが形成され、搬送方向後端近傍にパンチ穴からなるパンチ穴状タブS1Bがそれぞれ形成される。
連続搬送されるシートに対するタブ形成時には、各シートの搬送状態を検知されて先行ユニット49A上に先行シートS1、後続シートS2の対向端部が位置決めされたうえで同時に穿孔動作が行われる。
各シートの位置決めは、穿孔装置49の近傍に配置されているシート先端および後端の各端部を検知する手段であるシート先端検知センサPS1、シート後端検知センサPS2からの検知信号を用いて後述する制御部80により設定制御される。制御部80の構成については図5により後で説明する。
穿孔用ピン49A1,49A2は、図3に示す構成によりシートの幅方向に移動することができる。つまり、各穿孔用ピン49A1,49A2は、駆動モータMに設けられている駆動プーリM1に一部が掛回されている一対のベルト60,61にそれぞれ取り付けられてシートの幅方向に移動することができる。
図3(A)は、シート幅方向で2箇所に設けられている穿孔用ピン49A1を示し、図3(B)は、穿孔量ピン49A1と干渉しない位置に移動可能な穿孔用ピン49A2の取り付け状態をそれぞれ示している。
穿孔用ピン49A1,49A2は、図3に示したベルト60,61の移動制御によりシート幅方向の位置で昇降することにより先行動作が行われるようになっている。
図4は、穿孔用ピン49A1,49A2の昇降駆動機構70を示している。なお、図4は、シート幅方向の2箇所に設けられている穿孔用ピン49A1を対象とする昇降駆動機構が示されている。
同図において昇降駆動機構70は、後で詳細を説明するが、駆動モータ71,スライドレバー72、駆動ギヤ73を主要駆動部として備えている。
なお、図において符号74は、駆動ギヤ73と連動することでスライドレバー72の初期位置を検知するためのセンサフィラーであり、符号75は、駆動モータ71の回転量を検知するエンコーダーである。センサフィラー74およびエンコーダー75には、これらの切り欠き部の位置を検知する光学センサ74S、75Sがそれぞれ配置されている。
スライドレバー72は、図4(B)に示すように、穿孔用ピン49A1の昇降部となるリンク部材76に設けられた従動ピン76Aが、ピン受け部72Aに係合することによりスライドした際にリンク部材76を揺動させるようになっている。
ここで、スライドレバー72によるリンク部材76の揺動原理を図4(C)において説明すると次の通りである。
リンク部材76は、揺動支点としての回転軸26Bが設けられた揺動部材であり、揺動端には、スライドレバー72の係合部72Aに係合可能な係合ピン76Aと穿孔用ピン10内を貫通する従動ピン76Cが設けられている。
リンク部材76は、図4(C)において矢印Fで示す方向にスライドレバー72がスライドすると、係合部72Aに係合している係合ピン76Bがスライドレバー72に連動して矢印Rで示す方向に揺動する。
リンク部材76が揺動すると、従動ピン76Cの変位に応じて穿孔用ピン49A1が矢印Sで示す方向に下降することになり、シートへの穿孔が行われる。
穿孔用ピン49A1の上昇時は、上述した場合とは逆の手順が実行され、センサフィラー74(図4(A)参照)による初期位置への復帰判別が行われるまで移動が継続される。
また、穿孔時での下降ストロークは、穿孔対象となるシート厚に基づき、駆動モータ71の回転量が決定されると、その回転量をエンコーダー75により監視される。
スライドレバー72のスライドは、詳細を図示しないが、スライドレバー72に設けられている水平方向移動を許容する形状のカム溝に対して駆動ギヤ73に設けられている連動ピンが嵌合した状態で回転に連動することで可能とされている。
先行ユニット49Aでは先行シートS1のみあるいは先行シートS1に連続して後続シートS2を対象としたタブ形成処理が実行されるようになっている。
連続して搬送されるシートを対象としたタブ形成時には、先行シートS1および後続シートS2が先行ユニット49A上に位置決めされたうえで、同時に穿孔が施されるようになっている。
同時穿孔を可能にするための構成として、シートの搬送状態を検知して位置決めおよび先行動作の各工程を実行するための制御部が用いられる。
図5は、制御部80の構成を説明するためのブロック図であり、同図において制御部80の入力側には、操作パネル81,シート先端検知センサPS1、シート後端検知センサPS2が接続されている。制御部80の出力側には、入口ローラ11,搬送ローラ12の駆動源(図ではシート搬送手段と表示してある)および、穿孔装置49の駆動源が接続されている。
制御部80の入力側に接続されている操作パネル81では、シート束タブ形成モードの選択、シートの厚さやサイズ情報さらには選考作業を必要とするシート順番などが入力される。
制御部80の出力側に接続されているシート搬送手段である入口ローラ11,搬送ローラ12の駆動源は独立して用いられているので、必要に応じて同期あるいは異なるタイミングや駆動量がそれぞれ選択できる。また、穿孔装置49の駆動源としては、図3および図4に置いて符号M,71で示した駆動モータが対象となる。これら各モータはパルスモータが用いられている。
制御部80では、操作パネル81において入力された情報に基づき、シート束へのタブ形成モードが選択されると、シート先検知センサPS1,シート後端検知センサPS2からの信号に基づき、シートの搬送量が決定される。制御部80は、タブ形成モードの選択・非選択情報に基づき、搬送されてくるシートのうちで穿孔および穿孔不要のシートを選択できるようになっている。この処理については、後で説明する。
シートの搬送量としては、次の条件が用いられる。
先行シートS1の先端検知後に先行シートS1の先端位置を穿孔ユニット49Aの穿孔用ピン49A2に対向させること。また、先行シートS1の後端位置および後続シートS2の先端位置を穿孔ユニット49Aの各穿孔用ピン49A1,49A2に対向させることである。
シートの位置決めが行われると、穿孔装置49の穿孔動作が行われて先行シートの搬送方向先端側に切り欠き状タブS1Aが、そして搬送方向後端側にパンチ穴状タブS1Bがそれぞれ形成される。先行シートS1の後端および後続シートS2の先端を対象とする穿孔動作は、前述したように、穿孔ユニット49A上に位置決めされた各端部を対象に同時に実行される。
図6は制御部80の作用を説明するためのフローチャートであり、以下に制御部80の作用を説明する。なお、図6に示すフローチャートは、操作パネル81においてタブ形成モードが選択された場合を対象としている。また、先行シートをN枚目のシートとし、後続シートをN+1枚目のシートとして説明する。
制御部80では、N枚目のシートS1を穿孔装置49に向けて搬送すると、シート先端検知センサPS1による先端検知状態が判別される(ST1,ST2)。
先行シートS1の先端が検知されると、入口ローラ11に対する駆動源が所定パルス分搬送制御されて搬送が継続された後、入口ローラ11が停止される(ST3)。
これにより、先行シートS1は、先端が穿孔装置49の穿孔ユニット49A上に位置決めされ、穿孔装置49が稼働されることにより、図4に示した昇降駆動機構70により、搬送方向先端側への穿孔が施されて切り欠き状タブ2A1が形成される(ST4)。
穿孔動作完了後、先行シートS1の搬送が再開され(ST5)、搬送方向後端検知状態が判別される(ST6)。
先行シートの後端が検知されると、所定パルス分の搬送継続後、停止されることにより先行シートS1の後端が穿孔装置49の穿孔ユニット49A上に位置決めされる(ST7)。
先行シートS1の搬送方向後端が穿孔ユニット49A上に位置決めされると、次のシート、いわゆる、後続のシートS2が搬送されるかどうかが判別される(ST8)。
後続シートS2((N+1)枚目のシート)が搬送される場合には、先行シートの場合と同様に後続シートS2が穿孔装置49に向けて搬送され、その搬送方向先端検知が行われる(ST9、ST10)。
後続シートS2の先端が検知されると、所定パルス分の搬送が継続され、後続シートS2の先端が穿孔ユニット49A上に位置決めされる(ST11)。
ステップST7およびステップST11の処理により先行シートS1の搬送方向後端および後続シートS2の搬送方向先端がそれぞれ穿孔ユニット49A上に位置決めされた状態となり、この状態で穿孔装置49が稼働される(ST12)。
ステップST12において穿孔装置49が稼働されると、先行シートS1および後続シートS2の両者を対象として同時にタブが形成される。つまり、先行シートS1の搬送方向後端にはパンチ穴状タブS1Bが、そして後続シートS2の搬送方向先端には切り欠き状タブS2Aが同時に形成される。
先行シートS1への切り欠き状タブS1Bおよび後続シートS2へのパンチ穴状タブS2Aが同時に形成されると、先行シートS1が搬送方向下流側へ搬送され、スタック部に積載されることになる(ST13)。また、後続シートS2は、搬送を再開され(ST14)、先行シートS1の場合と同様に、搬送方向後端検知が判別され(ST15)、先行シートS1での後続シートの有無判別に基づく処理が継続して実行される。
ステップST8において次のシート、いわゆる後続シートがない場合には、先行シートS1の搬送方向後端が穿孔ユニット49A上に位置決めされているので、穿孔装置49を稼働させてパンチ穴状タブS1Bを形成し、下流側に搬送される(ST16,ST17)。
なお、ステップST6の処理は、ステップST5の処理と並列して行うことで次の処理への待機時間を少なくすることができる。
以上の構成においては、先行シートS1および後続シートS2にそれぞれタブを形成する際、穿孔ユニット49A上に各シートの端部を位置決めしたうえで同時に穿孔処理が行えるので、タブ形成時での待機時間を短くして生産性を上げることができる。
次に、本実施形態に係るシート処理装置の別実施例を説明する。
図7は、穿孔装置49の要部変形例を示す図であり、同図に示す穿孔装置49は、シート同士の先端および後端をオーバーラップさせて位置決めして幅方向の同一箇所にタブを形成することにより穿孔用ピンを少なくできる点に特徴がある。
つまり、本実施例では、図2に示した穿孔装置49に用いられていた穿孔用ピン49A2が省かれており、パンチ穴状タブS1Bを形成可能な穿孔用ピン49A1のみが用いられる。
一方、穿孔装置49の下方には、図8に示すように、先行シートをスイッチバックさせて搬送方向後端を位置決めさせることができるスイッチバックスタック部49Cが設けられている。スイッチバックスタック部49Cは、図7に示すように穿孔用ピン49A1の穿孔作業を妨げない形状に形成されている。
本実施例においては、先行シートS1の搬送方向先端で穿孔処理されると、先行シートの搬送が再開されて所定パルス分の搬送を継続された後、スイッチバックスタック部49Cに搬送方向後端が突き当たる位置に向けて先行シートが逆搬送されて停止する。
一方、後続シートS2は、前述した実施例と同様に、搬送方向先端を検知されると所定パルス分の搬送を継続されて先端をスイッチバックスタック部49Cの上方で搬送方向先端に切り欠き状タブS1Bが形成できる位置に位置決めされる。
スイッチバックスタック部49Cの位置には、図7に示すように、先行シートS1の搬送方向後端および後続シートS2の搬送方向先端が上下位置でオーバーラップした状態で位置決めされていることになる。
この状態で穿孔装置49を稼働させて穿孔用ピン49A1による穿孔処理を行うと、先行シートS1の搬送方向後端には切り欠き状タブS1Bが、そして後続シートS2の搬送方向先端にはパンチ穴状タブS1Bがそれぞれ同時に形成されることになる。
上記実施例においては、スイッチバックスタック部49Cを挟んで下方に先行シートS1の搬送方向後端を位置決めし、上方に後続シートS2の搬送方向先端を位置決めするだけで共通の穿孔用ピン49A1による各種タブを形成することができる。これにより穿孔用ピンの数を減らして構成の簡略化が可能となる。
制御部80では、上述したように、シート先端検知センサPS1、シート後端検知センサPS2からの信号に基づきシートの搬送量を制御するようになっているが、このときの搬送量を異ならせることにより、タブサイズを変更することも可能である。
つまり、図9には、タブサイズを変更した状態が示されている。
シートの搬送方向先端側に切り欠き状タブS1AあるいはS2Aを形成する場合で説明すると、シート先端検知センサPS1によりシートの先端検知が行われると、駆動源への印加パルス数を調整することで継続される搬送量が変更される。
これにより、搬送量が少ない場合(符号T1で示す量)には、図9(A)に示すように、切り欠き状タブS1AあるいはS2Aの深さが浅くなる(符号L1で示す深さ)。これに対し、図9(B)に示すように、搬送量が多い場合(符号T2で示す深さ)には、切り欠き状タブS1AあるいはS2Aの深さが深くなる(符号L2で示す深さ)。
このように、タブのサイズ、この場合には深さを異ならせることによりファイリングの際の識別を容易化することが可能となる。
また、制御部80では、シート束のうちでタブを形成する必要があるシートのみに穿孔装置49を動作させることも可能である。
この場合には、予め操作パネル81などにおいてタブを形成するための穿孔および穿孔不要のシート順番を登録しておき、登録内容に基づき穿孔および穿孔が不要なシートを選択可能にして上述した手順によって穿孔作業を行うようにする。
1 画像形成システム
2 画像形成装置
3 用紙後処理装置
49 穿孔装置
49A 穿孔ユニット
49A1、49A2 穿孔用ピン
49C スイッチバックスタック部
80 制御部
S1 先行シート
S2 後続シート
S1A、S2A 切り欠き状タブ
S1B パンチ穴状タブ
PS1 シート先端検知センサ
PS2 シート後端検知センサ
特許第4319997号公報 特開2005−22035号公報

Claims (7)

  1. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シートに穴を開ける穿孔手段と、
    前記穿孔手段に向け搬送されるシートの搬送方向先端および後端をそれぞれ検知するシート先端検知手段およびシート後端検知手段と、
    前記シート先端検知手段およびシート後端検知手段が入力側に接続され、前記シート搬送手段および穿孔手段が出力側に接続された制御部とを備えたシート処理装置であって、
    前記穿孔手段には、前記シートの搬送方向に沿って複数箇所に穿孔部が設けられ、
    前記制御部は、先行シートの後端検知と後続シートの先端検知に応じて先行シートおよび後続シートを前記穿孔手段に位置決めした後、先行シートの後端および後続シートの先端に対して同時に穿孔処理を行うことを特徴とするシート処理装置。
  2. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シートに穴を開ける穿孔手段と、
    前記穿孔手段に向け搬送されるシートの搬送方向先端および後端をそれぞれ検知するシート先端検知手段およびシート後端検知手段と、
    前記シート先端検知手段およびシート後端検知手段が入力側に接続され、前記シート搬送手段および穿孔手段が出力側に接続された制御部とを備えたシート処理装置であって、
    前記穿孔手段には、穿孔部が設けられ、
    前記制御部は、先行シートの後端検知と後続シートの先端検知に応じて先行シートおよび後続シートを前記穿孔手段に位置決めした後、先行シートの後端および後続シートの先端に対して同時に穿孔処理を行うことを特徴とするシート処理装置。
  3. 前記穿孔手段の下方には、前記先行シートをスイッチバックさせて前記搬送方向後端を位置決め可能なスイッチバックスタック部が設けられ、
    前記制御部は、前記後続シートの搬送方向先端を、前記スイッチバックスタック部に位置決めされた先行シートの搬送方向後端の位置に対向させて位置決めして前記穿孔手段を稼働させることを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
  4. 前記シート搬送手段には、前記先行シートおよび後続シートをそれぞれ独立して搬送可能な駆動手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一つに記載のシート処理装置。
  5. 前記制御部は、前記シート搬送手段により搬送されるシートのうちで、穿孔および穿孔不要のシートを選択可能であることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一つに記載のシート処理装置。
  6. 前記制御部は、前記シート先端検知手段あるいはシート後端検知手段からの検知信号が入力された後に、前記シート搬送手段の搬送量を変更することにより前記シートの搬送方向先端あるいは後端での穿孔位置を変更することを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか一つに記載のシート処理装置
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一つに記載のシート処理装置を画像形成装置に付設したことを特徴とする画像形成システム。
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