JP6151952B2 - ミスト発生装置 - Google Patents

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この発明は、ナノミストと負イオンを発生させるミスト発生装置に関するものである。
従来、この種のものにおいては、上部に複数の細孔を形成した回転体を軸支するミストモータを駆動させて貯水室の水を汲み上げ、回転体に形成した複数の飛散口から周囲に飛散した水を、回転体と共に回転する円筒状の多孔体からなる衝突体に衝突させることでナノミストと負イオンを発生させ、そして送風モータを駆動することで室内にナノミストと負イオンを送風するミスト運転を行うミスト発生装置があった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2011−160919号公報
ところでこの従来のものでは、多孔体を長方形状の金網の両端を重ねて溶接部を形成し、該溶接部をスポット溶接することにより円筒状に形成されていたが、溶接部が他の部分より重いため、回転体と共に回転する時に回転体の重心に偏りが発生し、振動や音が発生してしまうという問題があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、器具本体と、該器具本体内にあり水を貯水する貯水室と、前記貯水室内の水に下端を水没させ、回転により水を汲み上げて飛散口から周りに飛散させる筒状の回転体と、駆動軸を回転体の固定部に差し込んで固定部に差し込むネジにより駆動軸に回転体が固定され、回転体を回転駆動させるミストモータと、つなぎ目が重なることで円筒状に形成され、前記回転体の外周に所定間隔を離間させて位置するように取り付けられることで回転体により飛散された水が衝突する多孔体と、該多孔体で水が破砕されることで発生するナノミストと負イオンを室内に供給する送風モータと、前記ミストモータと前記送風モータとを駆動させ、前記回転体を回転駆動させることで発生したナノミストと負イオンを送風口から室内に供給するミスト運転を制御する制御部とを備えたミスト発生装置において、前記回転体の回転の中心に対して多孔体のつなぎ目の位置が、回転体の固定部に差し込むネジの位置に対して反対側に位置するように設けたものである。
この発明の請求項1によれば、回転体の回転の中心に対して多孔体のつなぎ目の位置が、回転体の固定部に差し込むネジの位置に対して反対側に位置するように設けたので、回転体と共に多孔体が回転する時に回転体に発生する重心の偏りが、固定部の側面に差し込まれるネジが溶接部の反対側に差し込まれていることで相殺され、それにより回転体が回転することにより振動や音が発生するのを防止できるものである。
この発明の一実施形態の外観を説明する斜視図。 同概略構成図。 同制御ブロック図。 同回転部を説明する正面図。 同回転部を説明する平面図。
次に、この発明の一実施形態におけるミスト発生装置を図に基づいて説明する。
1は器具本体、2は器具本体1上部に形成され複数のルーバー3が設置された送風口、4は器具本体1の正面上部を構成する上面パネル、5は器具本体1の正面下部を構成する下面パネル、6は運転スイッチ(図示せず)等複数のスイッチが備えられ各種操作指令を行う操作部、7は図示しないブレーカーを隠すブレーカーカバーである。
8は上面パネル4内に設置され所定量の水を貯水する貯水室であり、回転体9の筒状の下端が水没するように設けられているものである。
前記回転体9は、略円板状でその略中心に固定部10を形成した回転体上部11と、中空逆円錐形で上方に向かって径が徐々に拡大する回転体下部12と、円筒状の多孔体13からなるものである。
前記回転体上部11の固定部10には、ミストモータ14の駆動軸15が挿入され、その状態で固定部10の側面に形成されネジ切りされたネジ穴16に、ネジ17を差し込むことにより固定部10を駆動軸15に押しつける状態となって、固定部10が駆動軸15に固定され、又、回転体上部11には回転体下部12をネジ(図示せず)にて固定するネジ受け部18が複数形成されているもので、それによりミストモータ14が駆動することで多孔体13が回転体9と共に回転するものである。
又、前記回転体下部12の上方には、円筒状の多孔体13が回転体下部12の上部外周に所定間隔を離間させて位置するように多孔体12を取り付けるための多孔体取り付け部19が形成されているものである。
又、前記多孔体13は、長方形状の金網の両端を重ねて溶接部20を形成し、該溶接部20をスポット溶接することにより円筒状に形成されているものであり、多孔体13を回転体下部12の上部外周に取り付ける時、回転体の回転の中心に対して多孔体13の溶接部20の位置が、固定部10の側面のネジ穴16に差し込まれるネジ17の位置に対して反対側に位置するように取り付けられているものである。
又、前記多孔体13には、その全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る衝突体としての多孔部21が設置されており、ミストモータ14を駆動させ、回転体9が回転することによる回転の遠心力で貯水室8の水を汲み上げると共に空気を飛散させ、その汲み上げた水を回転体下部12の外壁および内壁を伝わせて押し上げ、回転体下部12の外壁を伝わせて押し上げた水を周囲に飛散させると共に、回転体下部12の内壁を伝わせて押し上げた水を回転体下部12の上部端に形成された複数の飛散口22から周囲に飛散させ、その飛散した水が多孔体13の多孔部21を通過して破砕されることで、水の粒子を微細化してナノメートル(nm)サイズのミストが生成すると共に、水の粒子の微細化によるレナード効果で負イオンを発生させるものである。
前記飛散口22は、回転体下部12の上部端全周に複数段形成されているが、図4に示すように上下段の飛散口22の位置がずれて千鳥状に配列されるように形成したものである。
これにより飛散口22から周囲に飛散せずに落下する水が少なくなって効率よく水が周囲に飛散し、ナノミストと負イオンの発生を多くすることができるものである。
23は下面パネル5内に設置され所定の回転数で駆動する送風モータであり、器具本体1の下部から吸い込んだ室内空気を吹き出して、貯水室8と送風通路24とを通過させて送風口2から送風することで、貯水室8内で発生させたナノミストと負イオンを含んだ加湿空気を室内に供給する。
24は貯水室8内に設置され貯水を加熱する加熱ヒータであり、貯水室8の外壁に設置され貯水温度を検知する温度センサ25で検知される温度が所定温度となるよう、ON/OFF状態を適宜切り替える。
26は貯水室8内に設置され、フロートが上下することで水位を検知する水位センサであり、貯水室8内の水位が低下して所定水位以下になったらOFF信号を出力し、水位が上昇して所定水位以上になったらON信号を出力し、更に水位が上昇して貯水室8内が満水となったら満水信号を出力する。
27は貯水室8に接続され、貯水室8内に水道水を給水する給水管であり、該給水管27の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水室8内への給水を制御する給水弁28と、給水圧を所定値まで減圧する減圧弁29とが備えられている。
30は貯水室8底部に接続され、貯水室8内の水を器具本体1外部に排水する硬質塩化ビニル管で構成された排水管であり、該排水管30の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水室8内の水の排水を制御する排水弁31が備えれている。
32は送風口2の壁面に設置され、送風口2から室内へ向けて送風される加湿空気の温度を検知する送風温度センサ、33は送風モータ23の近傍に設置され、送風モータ23で吸い込む室内空気の温度を検知する吸気温度センサ、34は前記吸気温度センサ33の近傍に設置され、器具本体1が設置された室内の湿度を検知する湿度センサであり、各センサで検知された温度や湿度に基づいて、ミストモータ14や送風モータ23の回転数を変化させ、加熱ヒータ24のON/OFF状態を切り替える。
35は各センサで検知された検知値や操作部6上に備えられた各スイッチでの設定内容に基づき、運転内容や弁の開閉を制御するマイコンで構成された制御部であり、ミストモータ14を所定の回転数で駆動させるミストモータ制御手段36と、送風モータ23を所定の回転数で駆動させる送風モータ制御手段37と、加熱ヒータ24のON/OFF状態を変化させて貯水室8内の水温を制御する加熱ヒータ制御手段38と、特定の動作開始時から経過した時間をカウントする計時手段39とが備えられている。
次に、この実施形態での運転動作について説明する。
まず、操作部6の運転スイッチが操作されると、制御部35は、排水弁31を開放して貯水室8内の水を排水し、水位センサ26でOFF信号が検知されたら、給水弁28を開放して貯水室8内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁31を閉止することで給水弁28から流入する水を貯水室8内に供給し、水位センサ26でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水室8内に供給されたとして給水弁20を閉止する水入替モードを行う。
そして水入替モードが終了したら、制御部35は、温度センサ25での検知値に基づき、加熱ヒータ24を駆動させて貯水温度が所定温度の範囲内(例えば、63℃から65℃の間)となるよう加熱ヒータ制御手段38で制御し、ミストモータ14及び送風モータ23が所定の回転数となるようミストモータ制御手段36及び送風モータ制御手段37で制御する立ち上げモードを行う。
前記立ち上げモードが終了したら、制御部35は、加湿スイッチ(図示せず)及び風量スイッチ(図示せず)で設定された加湿レベルと風量レベルに基づいて、ミストモータ14と送風モータ23とが所定の回転数で駆動するようミストモータ制御手段36と送風モータ制御手段とで回転数を制御し、温度センサ25の検知値に基づいて加熱ヒータ16のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段38で切り替えて制御することで、貯水室内の貯水温度を加湿レベルと風量レベルとに合わせた所定の温度範囲内にするミスト運転を実行する通常運転モードを行うものである。
ここで通常運転モードを詳述すると、ミストモータ制御手段36によりミストモータ14を800〜1400rpmの範囲内で回転数を変化させ、また、送風モータ制御手段37で送風モータ23を400〜800rpmの範囲内で回転数を変化させることで、風量レベルに合った回転数にしたミスト運転を行い、更に、送風温度センサ32で検知される温度が加湿レベルに合った値となるよう貯水室8内の貯水温度を変化させ、温度センサ25で検知される温度が約30〜40℃の範囲内で推移するように加熱ヒータ24のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段38で切り替えて制御するものである。
これによりミストモータ14を駆動して回転体9が回転することより、その回転の遠心力で貯水室8の水を回転体9が汲み上げると共に空気を飛散させ、その汲み上げた水を回転体下部12の外壁および内壁を伝わせて押し上げ、回転体下部12の外壁を伝わせて押し上げた水を周囲に飛散させると共に、回転体下部12の内壁を伝わせて押し上げた水を回転体下部12の上部端に形成された複数の飛散口22から周囲に飛散させ、その飛散した水が多孔体13の多孔部21を通過して破砕されることで、水の粒子を微細化してナノメートル(nm)サイズのミストが生成すると共に、水の粒子の微細化によるレナード効果で負イオンを発生させるものであるが、回転体下部12の上部端全周に複数段形成された複数の飛散口22が上下段の飛散口22の位置がずれて千鳥状に配列されるように形成したので、飛散口22から周囲に飛散せずに落下する水が少なくなって効率よく水が周囲に飛散し、ナノミストと負イオンの発生を多くすることができるものである。
又、多孔体13を回転体下部12の上部外周に取り付ける時、多孔体13の溶接部20が固定部10の側面のネジ穴16に差し込まれるネジ17と反対側に位置するように取り付けられているもので、回転体9と共に多孔体13が回転する時に回転体9に発生する重心の偏りが、固定部10の側面に差し込まれるネジ17が溶接部20の反対側に差し込まれていることで相殺され、それにより回転体9が回転することにより振動や音が発生するのを防止できるものである。
又、回転体上部11の固定部10にミストモータ14の駆動軸15が挿入され、その状態で固定部10の側面に形成されネジ切りされたネジ穴16に、ネジ17を差し込むことにより固定部10を駆動軸15に押しつける状態となって、固定部10が駆動軸15に固定されるので、固定部10と駆動軸15との隙間により回転体9が回転する時にぶれることがなくなり、それにより回転時に回転体9に重心の偏りが発生するのを防止して、回転体9が回転することにより振動や音が発生するのを防止できるものである。
1 器具本体
8 貯水室
9 回転体
10 固定部
13 多孔体
14 ミストモータ
15 駆動軸
17 ネジ
20 溶接部
22 飛散口
23 送風モータ
35 制御部

Claims (1)

  1. 器具本体と、該器具本体内にあり水を貯水する貯水室と、前記貯水室内の水に下端を水没させ、回転により水を汲み上げて飛散口から周りに飛散させる筒状の回転体と、駆動軸を回転体の固定部に差し込んで固定部に差し込むネジにより駆動軸に回転体が固定され、回転体を回転駆動させるミストモータと、つなぎ目が重なることで円筒状に形成され、前記回転体の外周に所定間隔を離間させて位置するように取り付けられ、前記回転体により飛散された水が衝突する多孔体と、該多孔体で水が破砕されることで発生するナノミストと負イオンを室内に供給する送風モータと、前記ミストモータと前記送風モータとを駆動させ、前記回転体を回転駆動させることで発生したナノミストと負イオンを送風口から室内に供給するミスト運転を制御する制御部とを備えたミスト発生装置において、前記回転体の回転の中心に対して多孔体のつなぎ目の位置が、回転体の固定部に差し込むネジの位置に対して反対側に位置するように設けたことを特徴とするミスト発生装置。
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