JP6150712B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関し、特に、画面へのタッチ操作を受け付ける情報処理装置に関する。
近年、画面上にタッチパネルを備え、画面へのタッチ操作を受け付ける情報処理装置が開示されている。このような情報処理装置では、ユーザが、情報処理装置の操作を行う意図がないにもかかわらず、タッチパネルに誤って接触(誤接触)する場合がある。
例えば、ユーザが、情報処理装置を片方の手で把持し、さらに、その手の親指を用いて、情報処理装置を操作しているとき、情報処理装置を操作する親指の付け根が、タッチパネルの周縁部に誤って接触する。従来の情報処理装置では、このような誤接触がタッチ操作として検出され、該タッチ操作に対応付けられた処理が実行されるという問題がある。
そこで、特許文献1に記載の携帯電話装置は、タッチパネル上の第1領域への接触を検知中に、第2領域への接触をタッチ操作として検知した場合であって、第1の領域および第2の領域のうち一方がタッチパネルの周縁部に含まれる場合、タッチパネルの周縁部に含まれない領域へのタッチ操作に対応付けられた処理のみを有効にする。言い換えれば、上記携帯電話装置では、タッチパネルの周縁部でのタッチ操作に対応付けられた処理が実行されない。
特開2012−93932号公報(2012年5月17日公開)
しかしながら、タッチパネルの周縁部に含まれる領域への接触は、必ずしも誤接触ではない。例えば、ユーザは、ピンチ操作などを行うために、タッチパネル上の2つの領域に、同時に接触する場合がある。この場合、一方の接触がタッチパネルの周縁部への接触であったとしても、その接触は誤接触ではない。
上記の場合、特許文献1に記載の上記携帯端末装置では、タッチパネルの周縁部に含まれる接触が誤接触であると判定され、無効となる。その結果、上記携帯端末装置において、ピンチ操作に対応付けられた処理は実行されないことになる。そのため、ユーザは、上記携帯端末装置が誤動作をしたように感じるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネルへの誤接触を正確に判別することができる情報処理装置等を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、タッチパネルを備えた情報処理装置であって、上記タッチパネルにおいて、第1のタッチ操作が検出され、さらに、第1のタッチ操作が離れる前に、第2のタッチ操作が検出されたとき、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作の一方が所定領域内でのタッチ操作であるか否かを判定する位置判定手段と、上記位置判定手段により、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作の一方が上記所定領域内でのタッチ操作であると判定された場合に、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の押圧差に対応する値である押圧差対応値を算出する押圧差算出手段と、上記押圧差算出手段により算出された上記押圧差対応値が所定値以上である場合に、上記所定領域内でのタッチ操作を無効化する無効化手段と、を備えている。
本発明の一態様によれば、タッチパネルへの誤接触を正確に判別することができるという効果を奏する。
実施形態1に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯端末の外観図であり、該携帯端末がユーザによる操作を受けている様子を示す図である。 図1に示す携帯端末の検出部によって検出される1つ目のタッチおよび2つ目のタッチの各々のタッチダウン時点およびタッチアップ時点の時系列的な関係を示す図である。 図1に示す携帯端末の検出部によって検出される1つ目のタッチの押圧の時間変化を示す図である。 (a)〜(d)は、それぞれ、図1に示す携帯端末の検出部によって検出される1つ目のタッチの押圧の時間変化を示す他の図である。 図1に示す携帯端末の表示部を示す概略図である。 図1に示す携帯端末の通知部が誤タッチを判定する際に用いる条件を示すパラメータテーブルである。 図1に示す携帯端末の制御部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す携帯端末の誤タッチ判定処理部が実行する誤タッチ判定処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図9を用いて、詳細に説明する。
(携帯端末1の構成)
まず、本実施形態に係る携帯端末1(情報処理装置)の構成を説明する。携帯端末1は、ユーザが携帯して使用する情報処理機器であり、手などで保持された状態で操作されることが想定されている。携帯端末1は、ユーザが指などで画面に接触して行う操作を受け付けるように構成されている。携帯端末1は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、またはデジタルカメラであってよい。
図1は、携帯端末1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯端末1は、表示部10、方向センサ20、および制御部30を備えている。
表示部10は、動画像またはテキストなどを画面に表示するものである。表示部10の画面上には、タッチパネル11が配置されている。タッチパネル11は、ユーザの指などの接触物が、該タッチパネル11に接触したことを検知する。また、その接触物からタッチパネル11に印加される押圧を検知する。そして、検知した接触物の位置および押圧を、検出データとして、制御部30の検出部310に出力する。
タッチパネル11は、抵抗膜方式のタッチパネルであってもよいし、あるいは、それ以外の方式のタッチパネル、例えば静電容量方式のタッチパネルであってもよい。ただし、抵抗膜方式のタッチパネルは、接触物の位置および押圧を検知することができるが、静電容量式のタッチパネルは、接触物の押圧を検知することができない。そのため、タッチパネル11が静電容量方式のタッチパネルである場合、検出部310は、タッチパネル11上において、接触物が接触することによって静電容量が変化した領域の面積を取得する。そして、取得した面積に基づき、タッチパネル11に対して印加された圧力に対応する値(押圧対応値)を算出する。
ここで、図2に、ユーザによる操作を受けている携帯端末1の外観図を示す。同図において、ユーザは、携帯端末1を片手で保持し、その手の親指の先端をタッチパネル11に接触させることによって、携帯端末1を操作している。
このとき、タッチパネル11によって検知される接触には、2種類が存在する。1つ目の種類は、ユーザが、携帯端末1を操作するために行う意図的な接触(意図接触)である。ユーザによるタッチパネル11への意図的な接触の例は、図2における親指の先端の接触である。同図では、ユーザが、携帯端末1の操作を行うために、親指の先端を領域Gxに接触させている。
また、2つ目の種類の接触は、ユーザが意図しない接触、言い換えれば誤接触である。ユーザによるタッチパネル11への誤接触の例は、図2における親指の付け根の接触である。同図では、親指の付け根が、誤って領域Gyに接触している。
図1において、方向センサ20は、携帯端末1の方向を検知するものである。より詳細には、方向センサ20は、携帯端末1に働く重力の方向を検知し、重力が働く方向を、上から下への方向として検知する。
制御部30は、携帯端末1の各部(方向センサ20を含む)の動作を統合的に制御するものである。制御部30は、検出部310、誤タッチ判定処理部320、およびタッチ情報処理部330を含んでいる。以下に、制御部30の各部の詳細を順に説明する。
(1.検出部310)
検出部310は、タッチパネル11が最初に検知した接触物の接触を、携帯端末1に対する1つ目のタッチT1の操作(第1のタッチ操作)として検出する。また、1つ目のタッチT1の位置および押圧を検出する。
なお、前述のように、タッチパネル11が検知する接触物の接触には、2種類が存在する。これに対応して、検出部310が検出するタッチにも、2種類が存在する。以下では、検出部310によって検出されるタッチのうち、意図接触に対応するタッチを意図タッチと呼ぶ。また、誤接触に対応するタッチを誤タッチと呼ぶ。
検出部310は、1つ目のタッチT1を検出してから、次の2つ目のタッチT2の操作(第2のタッチ操作)を検出するまで、所定時間毎に、1つ目のタッチT1の位置および押圧を検出し、その位置および押圧を、検出データとして保持する。そして、検出部310は、2つ目のタッチT2を検出した場合、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2の各々の位置および押圧を、検出データとして、誤タッチ判定処理部320に出力する。
以下では、検出部310によりタッチが検出された時点を、タッチダウン時点と呼ぶ。また、タッチが終了したことが検出された時点をタッチアップ時点と呼ぶ。図3に、一例として、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2の各々のタッチダウン時点およびタッチアップ時点の時系列的な関係を示す。図3では、1つ目のタッチT1のタッチダウン時点t1、2つ目のタッチT2のタッチダウン時点t2、2つ目のタッチT2のタッチアップ時点t3、および1つ目のタッチT1のタッチアップ時点t4が、時系列的にこの順で並んでいる。
なお、一般的に、接触物からタッチパネル11に印加される押圧は、時間とともに変化する。そのため、検出部310に検出される1つ目のタッチの押圧も、時点t1から時点t2の間に変化する。
図4に、一例として、検出部310によって検出される1つ目のタッチの押圧の時間変化を示す。同図における時点t1、時点t2は、図3における時点t1、時点t2にそれぞれ対応している。図4に示す例では、1つ目のタッチT1の押圧は、時点t1から時点t2までの間に、押圧p11から押圧p12まで単調に増加している。しかしながら、1つ目のタッチT1の押圧は、必ずしも、時間とともに単調に増加するわけではない。
図5の(a)〜(d)は、それぞれ、1つ目のタッチT1の押圧の時間変化を示す他の例である。なお、図5の(a)〜(d)に示すグラフは、全て、タッチの押圧の変化を概略的に示している。検出部310により検出されるタッチの押圧の変化は、実際には、図5の(a)〜(d)に示すグラフのようには滑らかではない。
1つ目のタッチT1の押圧は、多くの場合、図5の(a)および(b)に示すように、最初のある期間は増加し、その後に低下する。ただし、図5の(c)および(d)に示すように、最初のある期間は低下し、その後に増加する場合もある。なお、図4に示す押圧のように、時間とともに単調に増加する押圧は、例えば、図5の(a)に示すグラフにおいて、破線kxで囲った領域内で見られる。
(2.誤タッチ判定部320)
誤タッチ判定処理部320は、検出部310から、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2の検出データを取得する。そして、1つ目のタッチT1または2つ目のタッチT2が誤タッチであるか否かを判定する誤タッチ判定処理を行う。
その後、誤タッチ判定処理部320は、誤タッチ判定処理の結果、すなわち、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2の一方が誤タッチであるか否かを示す結果を、タッチ情報処理部330に出力する。なお、誤タッチ判定処理部320および誤タッチ判定処理の詳細を後述する。
(3.タッチ情報処理部330)
タッチ情報処理部330は、誤タッチ判定処理部320から、誤タッチ判定処理の結果を取得する。そして、誤タッチではないと誤タッチ判定処理部320に判定されたタッチ(1つ目のタッチおよび2つ目のタッチの少なくとも一方)に対応付けられた処理を実行する。タッチに対応付けられた処理の例として、「アイコンタップ時のアプリケーション起動」および「リンクタップ時のページ遷移」を挙げることができる。なお、タッチ情報処理部330は、誤タッチであると判定されたタッチに対応付けられた処理を実行しなかった旨を通知するためのエフェクトを、表示部10に表示してもよい。タッチ情報処理部330は、具体的には、携帯端末1に実装されたアプリケーションである。
(誤タッチ判定処理部320の詳細)
ここでは、前述した誤タッチ判定処理部320の詳細を説明する。図1に示すように、誤タッチ判定処理部320は、位置判定部321(位置判定手段)、距離判定部322(距離判定手段)、押圧判定部323(押圧差算出手段)、および通知部324(無効化手段)を含んでいる。以下に、誤タッチ判定処理部320の各部の詳細を順に説明する。
(1.位置判定部321)
位置判定部321は、検出部310により、1つ目のタッチT1が検出され、さらに、1つ目のタッチT1が継続している間に、2つ目のタッチT2が検出されたとき、1つ目のタッチT1または2つ目のタッチT2の位置が、所定の誤タッチ候補領域に含まれるか否かを判定する。そして、その判定の結果を、距離判定部322に出力する。
ここで、誤タッチ候補領域とは、タッチパネル11上において、誤タッチが検出される可能性がある領域である。具体的には、誤タッチ候補領域は、ユーザが親指を用いて携帯端末1の操作を行っている間に、その親指の付け根が誤って接触する可能性があるタッチパネル11上の領域である。誤タッチ候補領域は、例えば、タッチパネル11の周縁部を含む領域であってよい。
図6を用いて、誤タッチ候補領域の一例を説明する。図6は、携帯端末1の表示部10を示す概略図である。同図において、誤タッチ候補領域Vは、タッチパネル11の左端または右端からの距離が閾値A以下であり、かつ、タッチパネル11の下端からの距離が閾値B以下であるという条件を満たす領域である。ただし、上記の左右の方向は、携帯端末1の画面と向き合うユーザから見た方向である。
(2.距離判定部322)
距離判定部322は、1つ目のタッチT1の位置と2つ目のタッチT2の位置との間の距離が、閾値C以上であるか否かを判定する。そして、その判定結果を、押圧判定部323に出力する。閾値Cは、具体的には、親指の先端から付け根までの一般的な長さに基づいて決定される。
図6において、2つのバツ印で示された2つの点が、1つ目のタッチT1の位置および2つ目のタッチT2の位置に対応する。そして、2つのバツ印同士を結ぶ線分の長さが、1つ目のタッチT1の位置と2つ目のタッチT2の位置との間の距離cに対応する。
なお、同図では、1つ目のタッチT1の位置および2つ目のタッチT2の位置を点で示している。しかしながら、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2は、通常、タッチパネル11上の領域において検出される。1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2が、タッチパネル11上の領域において検出された場合、1つ目のタッチT1の位置および2つ目のタッチT2の位置は、各々に対応するタッチパネル11上の領域内の一点(例えば、重心)に決定される。
(3.押圧判定部323)
押圧判定部323は、1つ目のタッチT1の押圧と、2つ目のタッチT2の押圧との差が閾値D以上であるか否かを判定する。そして、その判定の結果を、通知部324に出力する。または、押圧判定部323は、1つ目のタッチT1の押圧と、2つ目のタッチT2の押圧との比が、第1の閾値以上または第2の閾値以下であるか否かを判定してもよい。
それ以外にも、押圧判定部323は、1つ目のタッチT1の押圧対応値と、2つ目のタッチT2の押圧対応値との差(押圧差対応値)が閾値D以上であるか否かを判定してもよい。
ここで、上記の判定に用いられる2つ目のタッチT2の押圧は、該タッチT2のタッチダウン時点t2における押圧である。一方、上記の判定において用いられる1つ目のタッチT1の押圧は、時点t1から時点t2までのいずれの時点における押圧であってもよい。ただし、1つ目のタッチT1のタッチダウン時点t1から2つ目のタッチT2のタッチダウン時点t2までの間に、1つ目のタッチT1の押圧は変化する(図4参照)。そのため、1つ目のタッチT1の押圧と、2つ目のタッチT2の押圧との差は、1つ目のタッチの押圧の時間変化による影響を受ける可能性がある。
従って、上記の判定の結果が、1つ目のタッチT1の押圧の時間変化による影響を受ける可能性を排除するために、押圧判定部323は、上記の判定において、1つ目のタッチT1のタッチダウン時点t1におけるタッチT1の押圧p11を用いることが望ましい。
(4.通知部324)
通知部324は、以下の(i)〜(iii)のいずれかの場合、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2に基づくタッチイベントを、タッチ情報処理部330に通知する。
(i)位置判定部321によって、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2の両者の位置が、所定の誤タッチ候補領域V内に含まれないと判定された場合。
(ii)距離判定部322によって、1つ目のタッチT1の位置と2つ目のタッチT2の位置との間の距離cが、閾値C以上でないと判定された場合。
(iii)押圧判定部323によって、1つ目のタッチT1の押圧と、2つ目のタッチT2の押圧との差Δpの絶対値が閾値D以上でないと判定された場合。
一方、通知部324は、以下の(条件1)〜(条件4)の全てが満たされる場合、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2のうち、押圧が小さい方のタッチを無効化する。そして、通知部324は、押圧が大きい方のタッチに基づくタッチイベントをタッチ情報処理部330に通知するが、無効化したタッチに基づくタッチイベントをタッチ情報処理部330に通知しない。
なお、下記(条件1)〜(条件4)において、タッチパネル11の上下の方向は、方向センサ20によって検知される方向である。また、タッチパネル11の左右の方向は、画面と向き合うユーザから見た方向である。
(条件1)タッチパネル11の左端または右端から、1つ目のタッチT1の位置または2つ目のタッチT2の位置までの距離aが閾値A以下であること。
(条件2)タッチパネル11の下端から、(条件1)を満たす方のタッチの位置までの距離bが閾値B以下であること。
(条件3)1つ目のタッチT1の位置と2つ目のタッチT2の位置との間の距離cが閾値C以上であること。
(条件4)1つ目のタッチT1の押圧と2つ目のタッチT2の押圧との差分Δpの絶対値が閾値D以上であること。
図7に、(条件1)〜(条件4)を、パラメータテーブルとして示す。なお、(条件4)の代わりに、以下の(条件4´)を採用してもよい。
(条件4´)1つ目のタッチT1の押圧と、2つ目のタッチT2の押圧との比p2/p1が閾値E以上または閾値F以下であること。
上述した(条件1)〜(条件4)、および(条件4´)は、発明者による調査の結果から導かれたものである。発明者は、ユーザが片手(操作手)で携帯端末を保持し、操作手の親指の先端をタッチパネルに接触させて操作を行っている間に、操作手の親指の付け根が、タッチパネル上のどこに接触するかを調査した。この調査の結果、下記の(特徴F1)〜(特徴F2)が判明した。
さらに、発明者は、意図タッチと誤タッチとの間の関係性を調査した。上記調査の結果、下記の(特徴F3)〜(特徴F4)があることが判明した。
(特徴F1)ユーザは、片手(操作手)で携帯端末を保持する場合、一般的に、携帯端末の側端部を操作手で把持する。そのため、操作手の親指の付け根は、タッチパネルの左端または右端に近い位置に接触する。
(特徴F2)ユーザが、画面(タッチパネル)を自分に向けた状態で、携帯端末を保持しているとき、操作手の親指の付け根が接触するタッチパネル上の位置は、通常、その親指の先端が接触するタッチパネル上の位置よりも下側に位置する。そのため、親指の付け根は、タッチパネルの上端近傍に接触しない。
(特徴F3)ユーザは、親指を延ばした状態でタッチパネルに接触させる場合もあるし、親指を立てた状態でタッチパネルに接触させる場合もある。上記のいずれの場合であっても、意図タッチの位置と誤タッチの位置との間の距離は、親指の実際の物理サイズによって規定される。
(特徴F4)誤タッチは、ユーザが誤ってタッチパネルに接触した際に検出される。そのため、誤タッチの押圧は比較的小さい。一方、意図タッチは、ユーザがタッチ操作を行う意図を持ってタッチパネルに接触した際に検出される。そのため、意図タッチの押圧は比較的大きい。
ここで、特徴F3において、「親指の実際の物理サイズ」とは、例えば、(a)親指の先から付け根までの長さ、(b)親指の太さ(幅)、(c)親指の高さ(親指の腹から爪に向かう方向に測った親指の長さ)、または(d)親指の間接の位置であってよい。あるいは、(a)〜(d)のうちの複数であってもよい。
なお、発明者は、上記の調査の他に、誤タッチ操作と意図タッチ操作のどちらが先に検出されるかを調査した。その結果、どちらのタッチ操作が先に検出される場合もあることが判明した。
(制御部30の動作)
ここでは、図8を用いて、タッチの操作が検出された際の制御部30の動作を説明する。図8は、タッチが検出された際に制御部30が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ある時点t1において、検出部310が、1つ目のタッチT1を検出する(S100)。以降、検出部310は、2つ目のタッチT2のタッチダウン時点t2、または、1つ目のタッチT1のタッチアップ時点t3まで、所定の時間毎に、1つ目のタッチT1の押圧および位置を検出し、その検出データを保持する(S200)。
次に、誤タッチ判定処理部320は、1つ目のタッチT1が継続している間(すなわち、タッチアップ時点t3よりも前)に、検出部310により、2つ目のタッチT2が検出されたか否かを判定する(S300)。1つ目のタッチT1が継続している間に、2つ目のタッチT2が検出されなかった場合(S300でNo)、言い換えれば、2つ目のタッチT2が検出される前に、1つ目のタッチT1のタッチアップが検出された場合、誤タッチ判定処理部320の通知部324は、1つ目のタッチT1に基づくタッチイベントを、タッチ情報処理部330(具体的には、アプリケーション)に通知する(S400)。
その後、タッチ情報処理部330は、1つ目のタッチT1に対応付けられた処理を実行する。そして、制御部30の動作は、検出部310が新たに1つ目のタッチT1を検出するステップS100に戻る。
一方、1つ目のタッチT1が継続している間のある時点t2において、2つ目のタッチT2が検出された場合(S300でYes)、誤タッチ判定処理部320は、1つ目のタッチT1または2つ目のタッチT2が誤タッチであるか否かを判定する誤タッチ判定処理を実行する(S500)。
その後、誤タッチ判定処理部320は、誤タッチ判定処理において誤タッチではないと判定されたタッチに基づくタッチイベントを、タッチ情報処理部330に通知する。
誤タッチ判定処理部320より、タッチイベントの通知を受けたタッチ情報処理部330は、誤タッチではないと判定されたタッチに対応付けられた処理を実行する。そして、制御部30の動作は、検出部310が新たに1つ目のタッチT1を検出するステップS100に戻る。
ここで、2つ目のタッチT2のタッチダウン時点t2は、1つ目のタッチT1のタッチダウン時点t1よりも後である。そのため、ステップS500において、1つ目のタッチT1が誤タッチであると判定された場合であっても、1つ目のタッチT1に基づくタッチイベントのうち、時点t1から時点t2までの間に決定されるタッチイベントは、タッチ情報処理部330に通知される。
一方、1つ目のタッチT1に基づくタッチイベントのうち、時点t2以降(例えば、1つ目のタッチT1のタッチアップ時点t3)に決定されるタッチイベントは、タッチ情報処理部330に通知されない。これにより、時点t3において実行の要否が決定される処理、例えば、「アイコンタップ時のアプリ起動」または「リンクタップ時のページ遷移」などの処理が実行されることを防止することができる。
(誤タッチ判定処理の流れ)
続いて、図9を用いて、誤タッチ判定処理部320によって実行される誤タッチ判定処理の流れを説明する。図9は、誤タッチ判定処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明において、各タッチの位置は、時間によらず一定であるとする。
誤タッチ判定処理では、まず、位置判定部321が、1つ目のタッチT1の位置が、誤タッチ候補領域Vに含まれるか否かを判定する(S600)。
ステップS600において、1つ目のタッチT1の位置が、誤タッチ候補領域Vに含まれると判定された場合(S600でYes)、誤タッチ判定処理部320は、検出部310より、1つ目のタッチダウン時点t1における1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)および押圧p11を取得し、さらに、2つ目のタッチダウン時点t2における2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)および押圧p22を取得する(S801)。
次に、距離判定部322は、1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)と、2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)との間の距離cが閾値C以上であるか否かを判定する。また、押圧判定部323は、2つ目のタッチT2の押圧p22と、1つ目のタッチT1の押圧p11との差Δpが閾値D以上であるか否かを判定する(S802)。
距離判定部322により、1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)と、2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)との間の距離cが閾値C以上でないと判定された場合、または、押圧判定部323により、2つ目のタッチT2の押圧p22と、1つ目のタッチT1の押圧p11との差Δpが閾値D以上でないと判定された場合(S802でNo)、誤タッチ判定処理部320は、2つ目のタッチT2の位置が、誤タッチ候補領域Vに含まれるか否かを判定する(S700)。この判定以降の処理については後述する。
一方、距離判定部322により、1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)と、2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)との間の距離cが閾値C以上であると判定され、かつ、押圧判定部323により、2つ目のタッチT2の押圧p22と、1つ目のタッチT1の押圧p11との差Δpが閾値D以上であると判定された場合(S802でYes)、通知部324は、1つ目のタッチT1は誤タッチであると判定し、該タッチT1をキャンセルする旨をタッチ情報処理部330に通知する。また、以降は、1つ目のタッチT1をタッチ情報処理部330に通知しないことを決定する(S804)。
さらに、通知部324は、2つ目のタッチT2のタッチイベントを、タッチ情報処理部330に通知する(S805)。そして、誤タッチ判定処理は終了する。
一方、ステップS600において、1つ目のタッチT1の位置が、誤タッチ候補領域Vに含まれないと判定された場合(S600でNo)、誤タッチ判定処理部320は、2つ目のタッチT2の位置が、誤タッチ候補領域Vに含まれるか否かを判定する(S700)。
2つ目のタッチT2の位置が、誤タッチ候補領域Vに含まれないと判定された場合(S700でNo)、通知部324は、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2に基づくタッチイベントを、タッチ情報処理部330(アプリケーション)に通知する(S803)。そして、誤タッチ判定処理は終了する。
一方、2つ目のタッチT2の位置が、誤タッチ候補領域Vに含まれると判定された場合(S700でYes)、誤タッチ判定処理部320は、検出部310より、2つ目のタッチダウン時点t2における1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)および押圧p12、およびタッチダウン時点t2における2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)および押圧p22を取得する(S901)。
次に、距離判定部322は、1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)と、2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)との間の距離cが閾値C以上であるか否かを判定する。また、押圧判定部323は、1つ目のタッチT1の押圧p12と、2つ目のタッチT2の押圧p22との差Δpが閾値D以上であるか否かを判定する(S902)。
距離判定部322により、1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)と、2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)との間の距離cが閾値C以上でないと判定された場合、または、押圧判定部323により、1つ目のタッチT1の押圧p12と、2つ目のタッチT2の押圧p22との差Δpが閾値D以上でないと判定された場合(S902でNo)、通知部324は、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2に基づくタッチイベントを、タッチ情報処理部330に通知する(S903)。そして、誤タッチ判定処理は終了する。
一方、距離判定部322により、1つ目のタッチT1の位置座標(x1,y1)と、2つ目のタッチT2の位置座標(x2,y2)との間の距離cが閾値C以上であると判定され、かつ、押圧判定部323により、1つ目のタッチT1の押圧p12と、2つ目のタッチT2の押圧p22との差Δpが閾値D以上であると判定された場合(S802でYes)、通知部324は、2つ目のタッチT2は誤タッチであると判定し、以降は、2つ目のタッチT2をタッチ情報処理部330に通知しないことを決定する(S904)。
さらに、通知部324は、1つ目のタッチT1に基づくタッチイベントを、タッチ情報処理部330に通知する(S905)。そして、誤タッチ判定処理は終了する。
以上のように、誤タッチ判定処理では、1つ目のタッチT1および2つ目のタッチT2のうち一方のタッチが、タッチパネル11の周縁部(誤タッチ候補領域V)に位置する場合に、該タッチは誤タッチであるか否かが高い精度で判定される。そして、誤タッチであると判定されたタッチに基づくタッチイベントは、アプリケーション(タッチ情報処理部330)に通知されない。これにより、親指の付け根がタッチパネル11の周縁部に誤接触した場合に、その誤接触に基づく処理がアプリケーションに実行されることを防止することができる。
なお、ステップS802において、押圧判定部323が判定を行うために用いる1つ目のタッチT1の押圧は、時点t1における押圧p11に限られない。押圧判定部323は、例えば、押圧p11の代わりに、時点t2における1つ目のタッチT1の押圧p12を用いてもよい。ただし、前述のように、押圧p11以外の押圧が用いられる場合、判定の結果が、1つ目のタッチT1の押圧の時間変化による影響を受ける可能性がある。
また、ステップS902において、押圧判定部323が判定を行うために用いる1つ目のタッチT1の押圧は、時点t2における押圧p12に限られない。すなわち、ステップS902において、押圧判定部323は、時点t2以外の時点における1つ目のタッチT1の押圧と、時点t2における2つ目のタッチT2の押圧p22との差Δpが閾値D以上であるか否かを判定してもよい。
ただし、時点t1から時点t2までの間に、1つ目のタッチT1の押圧が単調に増加する場合、押圧判定部323は、時点t2における1つ目のタッチT1の押圧と、時点t2における2つ目のタッチT2の押圧p22とを比較することが望ましい。なぜならば、上記の場合、時点t2における1つ目のタッチT1の押圧と、2つ目のタッチT2の押圧p22との差が、時点t2以外の時点における1つ目のタッチT1の押圧と、押圧p22との差よりも大きくなる。そのため、後者の差に基づいて比較を行うよりも、前者の差を用いて比較を行う方が、2つ目のタッチT2が誤タッチであるか否かを正確に判定することができるからである。
(従来技術との比較)
前述のように、特許文献1に記載の携帯端末装置では、タッチの位置のみに基づいて、そのタッチを無効とするか否かが判定される。
一方、本実施形態の携帯端末1は、前述のように、タッチの位置だけでなく、押圧も用いて、そのタッチが誤タッチであるか否かを判定する。そのため、タッチパネル11上の2か所でのタッチに、タッチパネル11の周縁部(誤タッチ候補領域V)でのタッチが含まれる場合であっても、タッチ同士の押圧差が閾値D以上ではないならば、上記周縁部内でのタッチは、誤タッチでないと判定される。従って、タッチパネル11の周縁部内でのタッチが誤って無効化されることが防止される。そのため、携帯端末1は、例えば、ユーザによるピンチ操作を正しく受け付けることができる。なぜならば、ピンチ操作では、2か所でのタッチの押圧同士の間に、閾値D以上の大きな差が存在する可能性は低いからである。
〔実施形態2〕
前記実施形態1では、誤タッチ判定処理のステップS804の判定において、押圧判定部323は、時点t1における1つ目のタッチT1の押圧p11を用いた。
ところで、誤タッチを正確に判定するという観点から、押圧判定部323によって1つ目のタッチT1が誤タッチであるか否かの判定に使用される該タッチT1の押圧は、できるだけ低いことが望ましい。そのため、時点t1から時点t2までの間における押圧の変化によっては、押圧判定部323は、必ずしも、押圧p11を用いることが望ましいとは限らない。
前述のように、1つ目のタッチT1の押圧は、一般的に、最初のある期間は増加し、その後に低下する(図5の(a)および(b)参照)。あるいは、最初のある期間は低下し、その後に増加する(図5の(c)および(d)参照)。そのため、時点t1における押圧p11よりも、時点t2における押圧p12のほうが小さい場合もあるし、あるいは、時点t1以外のある時点において、1つ目のタッチT1の押圧が最小となる場合もある。これらの場合、押圧判定部323は、ステップS804において、時点t1の押圧p11以外の押圧を判定に用いることが望ましい。
そこで、本実施形態では、ステップS804において、押圧判定部323は、時点t1から時点t2までの間における1つ目のタッチT1の押圧から算出される算出値を用いる。具体的には、押圧判定部323は、時点t1から時点t2までの間における1つ目のタッチT1の押圧の最小値を用いてもよい。あるいは、押圧判定部323は、時点t1から時点t2までの間における1つ目のタッチT1の押圧の平均値を用いてもよい。
同様に、押圧判定部323は、誤タッチ判定処理のステップS904において、押圧判定部323は、時点t2における1つ目のタッチT1の押圧p12の代わりに、時点t1から時点t2までの間における1つ目のタッチT1の押圧の最小値を用いてもよい。
〔実施形態3〕
携帯端末1の制御部30(特に誤タッチ判定処理部320の各部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、携帯端末1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(携帯端末1)は、タッチパネル(11)を備えた情報処理装置であって、上記タッチパネルにおいて、第1のタッチ操作が検出され、さらに、第1のタッチ操作が離れる前に、第2のタッチ操作が検出されたとき、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作の一方が所定領域(誤タッチ候補領域V)内でのタッチ操作であるか否かを判定する位置判定手段(位置判定部321)と、上記位置判定手段により、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作の一方が上記所定領域内でのタッチ操作であると判定された場合に、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の押圧差に対応する値である押圧差対応値を算出する押圧差算出手段(押圧判定部323)と、上記押圧差算出手段により算出された上記押圧差対応値が所定値以上である場合に、上記所定領域内でのタッチ操作を無効化する無効化手段(通知部324)と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
上記の構成によれば、先に検出された第1のタッチ操作、および、第1のタッチ操作が離れる前に検出された第2のタッチ操作のうち、一方が所定領域内でのタッチ操作である場合に、第1のタッチ操作の押圧と第2のタッチ操作の押圧との差である押圧差に対応する値(押圧差対応値)が算出される。そして、算出された押圧差対応値が所定値以上である場合、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作のうち、所定領域内でのタッチ操作が無効化される。
そこで、上記構成において、上記所定領域として、ユーザが手の親指の先端をタッチパネルに接触させているときに、手の親指の付け根が接触する可能性がある領域を選択する。また、上記所定値として、親指の先端によりタッチパネルに印加される押圧と、親指の付け根によりタッチパネルに印加される押圧との間の差を選択する。このように選択を行った場合、親指の付け根がタッチパネルに誤って接触することにより当該情報処理装置に検出された誤タッチ操作が無効化される。その結果、誤タッチ操作に基づくタッチベントは実行されない。これにより、情報処理装置において、ユーザの意図しない動作が実行されることを防止することができる。
なお、押圧差対応値は、第1のタッチ操作の押圧と第2のタッチ操作の押圧との差であってもよいし、または、第1のタッチ操作の押圧と第2のタッチ操作の押圧との比であってもよい。それ以外にも、タッチパネルに接触する接触物の接触面積を、押圧の代わりに用いてもよい。この場合、第1のタッチ操作における接触面積と、第2のタッチ操作における接触面積とから、第1のタッチ操作の押圧と第2のタッチ操作の押圧との差に対応する値が算出される。
なお、第1のタッチ操作が誤タッチ操作であってもよいし、第2のタッチ操作が誤タッチ操作であってもよい。第1のタッチ操作が誤タッチ操作である場合、第1のタッチ操作の押圧は、第2のタッチ操作の押圧よりも低くなる。また、第2のタッチ操作が誤タッチ操作である場合、第2のタッチ操作の押圧は、第1のタッチ操作の押圧よりも低くなる。
本発明の態様2に係る情報処理装置(携帯端末1)は、態様1において、上記タッチパネル上における第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の距離が所定距離以上であるか否かを判定する距離判定手段(距離判定部322)をさらに備え、記無効化手段(通知部324)は、上記押圧差算出手段(押圧判定部323)により算出された上記押圧差対応値が所定値以上であり、かつ、上記距離判定手段により上記タッチパネル上における第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の距離が所定距離以上であると判定された場合に、上記所定領域(誤タッチ候補領域V)内でのタッチ操作を無効化してもよい。
上記の構成によれば、(i)第1のタッチ操作の押圧と第2のタッチ操作の押圧との差が所定値以上であり、かつ、(ii)第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の距離が所定距離以上であるという条件が満たされる場合に、所定領域内でのタッチ操作が無効化される。
すなわち、上記の構成では、態様1の構成における条件(i)に加えて、さらに上記(ii)の条件も満たされる場合に、所定領域内でのタッチ操作が無効化される。
ここで、上記構成において、上記所定距離として、操作手の親指の実際の物理サイズを基準として決定された距離を選択することができる。このように選択をすることによって、所定領域内でのタッチ操作(第1のタッチ操作または第2のタッチ操作)が、手の親指の付け根によるタッチパネルへの接触に基づくタッチ操作、すなわち誤タッチ操作であるか否かを、正確に判定することができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置(携帯端末1)は、態様1または2において、上記押圧差算出手段(押圧判定部323)は、第1のタッチ操作が検出された時点から第2のタッチ操作が検出された時点までの間における第1のタッチ操作の押圧に基づいて算出された算出値と、第2のタッチ操作が検出された時点における第2のタッチ操作の押圧との間の押圧差に対応する上記押圧差対応値を算出してもよい。
上記の構成によれば、押圧差対応値は、第1のタッチ操作が検出された時点t1から第2のタッチ操作が検出された時点t2までの間における第1のタッチ操作の押圧に基づいて算出された算出値と、第2のタッチ操作が検出された時点における第2のタッチ操作の押圧との間の押圧差に対応する値である。
そのため、時点t1から時点t2までの間における第1のタッチ操作の押圧、および、時点t2における第2のタッチ操作の押圧を用いて、押圧差対応値を簡単に算出することができる。
ここで、上記算出値は、例えば、第1のタッチ操作が検出された時点から第2のタッチ操作が検出された時点までの間のある時点における第1のタッチ操作の押圧であってもよいし、または、第1のタッチ操作が検出された時点から第2のタッチ操作が検出された時点までの間における第1のタッチ操作の押圧の最小値であってもよい。その他にも、第1のタッチ操作が検出された時点から第2のタッチ操作が検出された時点までの間での第1のタッチ操作の押圧の平均値であってもよい。
本発明の態様4に係る情報処理装置(携帯端末1)は、態様1〜3のいずれかにおいて、上記所定領域(誤タッチ候補領域V)は、上記タッチパネルの周縁部を含む領域であってよい。
上記の構成によれば、所定領域は、タッチパネルの周縁部を含む。
ユーザは、片手で情報処理装置を保持する場合、一般的に、情報処理装置の左端部または右端部をその手で掴む。そのため、情報処理装置を掴んだ手の親指の付け根は、タッチパネルの周縁部に接触する可能性が高い。従って、第1のタッチ操作または第2のタッチ操作が、パネルの周縁部で検出された場合、そのタッチ操作は、親指の付け根が誤ってタッチパネルに接触することによって検出されたものである可能性が高い。
上記の構成では、手の親指の付け根が接触する可能性が高い領域であるタッチパネルの周縁部が所定領域に含まれるので、誤タッチ操作を正確に検出することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置(携帯端末1)は、態様3において、上記押圧差算出手段(押圧判定部323)は、第1のタッチ操作が検出された時点における第1のタッチ操作の押圧と、第2のタッチ操作が検出された時点における第2のタッチ操作の押圧との間の押圧差に対応する上記押圧差対応値を算出してもよい。
上記の構成によれば、第1のタッチ操作が検出された時点(時点t1)における第1のタッチ操作の押圧と、第2のタッチ操作が検出された時点(時点t2)における第2のタッチ操作の押圧との間の押圧差に対応する押圧差対応値が所定値以上である場合に、所定領域内でのタッチ操作(第1のタッチ操作または第2のタッチ操作)が、無効化される。
ここで、あるタッチ操作の押圧、すなわち、タッチパネルへの接触物によりタッチパネルに印加される押圧は、時間とともに変化する。具体的には、タッチ操作の押圧は、初期には上昇し、後に下降する。
そのため、例えば、時点t1における第1のタッチ操作の押圧と、時点t2における第1のタッチ操作の押圧とは、互いに異なる値になる可能性がある。従って、時点t2における第1のタッチ操作の押圧と、時点t2における第2のタッチ操作の押圧との差を算出する構成では、押圧差対応値が、時点t1から時点t2までの間における第1のタッチ操作の押圧の変化から影響を受ける。なお、この構成以外の構成であっても、時点t1以外の時点における第1のタッチ操作の押圧と、時点t2における第2のタッチ操作の押圧との差を算出する構成では、押圧差対応値が、第1のタッチ操作の押圧の時間変化から影響を受ける。そして、押圧差対応値が、第1のタッチ操作の時間変化から影響を受ける結果、第1のタッチ操作または第2のタッチ操作が誤タッチ操作であるか否かを、押圧差対応値から正確に判定することが困難になる。
一方、上記の構成では、時点t1における第1のタッチ操作の押圧と、時点t2における第2のタッチ操作の押圧との間の差に対応する押圧差対応値を算出する。そのため、時点t1以外の時点における第1のタッチ操作と時点t2における第2のタッチ操作との間の押圧差に対応する押圧差対応値を算出する構成と比較して、押圧差対応値が、第1のタッチ操作の押圧の時間変化から影響を受けることを抑制することができる。これにより、押圧差対応値に基づいて、第1のタッチ操作または第2のタッチ操作が誤タッチ操作であるか否かを、正確に判定することができる。
本発明の態様6に係る情報処理装置(携帯端末1)は、態様4において、当該情報処理装置の向きを検出する方向センサ(20)をさらに備え、上記方向センサによって検出された当該情報処理装置の向きに基づいて、上記タッチパネル(11)の向きを規定したとき、上記所定領域は、(i)上記タッチパネルの左端または右端からの距離が第1の閾値以下であり、かつ、(ii)上記タッチパネルの下端からの距離が第2の閾値以下であるという条件を満たす領域であってよい。
上記の構成によれば、所定領域は、(i)タッチパネルの左端または右端からの距離が第1の閾値以下であり、かつ、(ii)タッチパネルの下端からの距離が第2の閾値以下であるという条件を満たす領域である。
前述のように、ユーザは、片手で情報処理装置を保持する場合、一般的に、情報処理装置の左端部または右端部をその手で掴む。そのため、情報処理装置を掴んだ手の親指の付け根は、タッチパネルの左端または右端に近い位置に接触する可能性が高い。また、親指の先端でタッチパネルに接触して操作を行っているとき、その親指の付け根は、親指の先端の下側に位置する。そのため、親指の付け根は、タッチパネルの上端付近に接触する可能性が低い。なお、ここでいう左右上下は、方向センサにより検出された情報処理装置の向きに基づいて定められる。
言い換えれば、第1のタッチ操作または第2のタッチ操作が、パネルの左端または右端から遠い領域、または、タッチパネルの上端に近い領域で検出された場合、そのタッチ操作は、親指の付け根が誤ってタッチパネルに接触することによって検出されたものではない可能性が高い。
上記の構成では、手の親指の付け根が接触する可能性がある領域が所定領域にカバーされるように、第1の閾値および第2の閾値を適切に設定することによって、所定領域内でのタッチ操作が誤タッチ操作である可能性を向上させることができる。これにより、誤タッチ操作を正確に検出することができる。
本発明の各態様に係る情報処理装置(携帯端末1)は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各手段として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、スマートフォン、タブレット端末、PDA、およびデジタルカメラなどの情報処理機器に利用することができる。
1 携帯端末(情報処理装置)
321 位置判定部(位置判定手段)
322 距離判定部(距離判定手段)
323 押圧判定部(押圧差算出手段)
324 通知部(無効化手段)

Claims (5)

  1. タッチパネルを備えた情報処理装置であって、
    上記タッチパネルにおいて、第1のタッチ操作が検出され、さらに、第1のタッチ操作が離れる前に、第2のタッチ操作が検出されたとき、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作の一方が所定領域内でのタッチ操作であるか否かを判定する位置判定手段と、
    上記位置判定手段により、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作の一方が上記所定領域内でのタッチ操作であると判定された場合に、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の押圧差に対応する値である押圧差対応値を算出する押圧差算出手段と、
    上記押圧差算出手段により算出された上記押圧差対応値が所定値以上である場合に、上記所定領域内でのタッチ操作を無効化する無効化手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記タッチパネル上における第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の距離が所定距離以上であるか否かを判定する距離判定手段をさらに備え、
    上記無効化手段は、上記押圧差算出手段により算出された上記押圧差対応値が所定値以上であり、かつ、上記距離判定手段により上記タッチパネル上における第1のタッチ操作と第2のタッチ操作との間の距離が所定距離以上であると判定された場合に、上記所定領域内でのタッチ操作を無効化することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記押圧差算出手段は、第1のタッチ操作が検出された時点から第2のタッチ操作が検出された時点までの間における第1のタッチ操作の押圧に基づいて算出された算出値と、第2のタッチ操作が検出された時点における第2のタッチ操作の押圧との間の押圧差に対応する上記押圧差対応値を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 上記所定領域は、上記タッチパネルの周縁部を含む領域であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム。
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