JP6150709B2 - 吊り足場用パネルおよびその連結方法 - Google Patents

吊り足場用パネルおよびその連結方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6150709B2
JP6150709B2 JP2013220151A JP2013220151A JP6150709B2 JP 6150709 B2 JP6150709 B2 JP 6150709B2 JP 2013220151 A JP2013220151 A JP 2013220151A JP 2013220151 A JP2013220151 A JP 2013220151A JP 6150709 B2 JP6150709 B2 JP 6150709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
long
long side
short
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013220151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015081455A (ja
Inventor
純二 稲森
純二 稲森
博之 横山
博之 横山
純一 石瀬
純一 石瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Metal Products Co Ltd filed Critical Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Priority to JP2013220151A priority Critical patent/JP6150709B2/ja
Publication of JP2015081455A publication Critical patent/JP2015081455A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6150709B2 publication Critical patent/JP6150709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

本発明は、道路などの橋桁の補修や点検作業などで仮設される吊り足場用パネルおよびその連結方法に関する。
一般に、橋や高速道路などの橋桁の補修や点検作業では、その下が川や車道であることが多いことから、地上から仮設足場を組み上げることができない。このため、橋桁に吊って設置する吊り足場を仮設することが多い。
従来、この種の吊り足場としては、「単管足場方式」が知られている。これは、橋桁に吊りチェーンを橋桁の軸方向(車の進行方向)に所定間隔に垂設し、この吊りチェーンの間に親パイプを橋桁の軸方向に架け渡し、平行する親パイプの間に橋桁の軸直角方向に転がしパイプを所定間隔に複数本架け渡し、その後、これらの転がしパイプの上に足場板の複数本を橋桁の軸方向に平行に設置し、さらに足場板の下側と両側面に安全ネットを張ることによって、構成される。
しかしながら、単管足場方式による吊り足場は、単管、足場板、チェーンなどの部品を一つ一つ、クランプ等の連結金具で連結しながら設置していく必要があるため、仮設および撤去作業がきわめて煩わしく、面倒なだけでなく危険であった。
このため、概略長方形に形成された骨組の上方に床材を固定し一体化してなるパネル材を、橋桁の橋梁部から吊り下げたチェーンで吊りながら、縦横に連結して水平方向に足場面積を広げていく「パネル方式」が提案され実用化されてきている。
図1は、パネル方式による吊り足場の模式図である。(a)が橋桁の軸直角方向の断面図であり、(b)がそのA−A矢視の平面図である。
この吊り足場1は、橋桁の床版部2の下方に適宜間隔に設けられた、橋梁部3を形成するI形鋼のフランジ3aからチェーンクランプ4によってチェーン5を吊り下げる。この吊りチェーン5を橋桁の軸方向に、あるいは橋桁の軸方向および橋桁の軸直角方向の両方向に複数本設置し、併せて、長方形のパネル6をチェーン位置7でチェーン5によって吊りながらパネル6の長辺6a同士および短辺6b同士をそれぞれ連結具によって、長方形のパネルを水平方向に複数枚連結していくのである。
ここで、橋梁部3の横幅3bはほぼ一定であり、それに応じて、設置する吊り足場の横幅も橋梁部の一定の横幅3bを少々上回るように、長方形のパネル6の複数枚が水平方向に連結される。すなわち、設置する吊り足場の横幅の両端部のそれぞれが橋梁部投影線のそれぞれの外側に位置するように、長方形のパネル6の複数枚が水平方向に連結されるのである。
しかし、高速道路等の高架橋には、走行車両にトラブルが発生したときのために、車両を本線から速やかに退避できるように約1km毎に避難所が設けられている場合が多い。避難所を設けるためにはその幅分の拡幅部2aを形成することになるため、橋梁部の横幅は避難所の幅の分だけ広くなる。したがって、その下に設置する吊り足場の横幅もまた広くする必要がある。
このとき、橋梁部の横幅は、経済性を考慮して、橋梁部全体の横幅を広げるのではなく、避難所が存在する部分のみ橋梁部を拡幅することがなされることが多い。なお、橋梁部の平面形状にとらわれることなく、避難所のある橋梁部の下に設けられる吊り足場の横幅については、同じ長手方向の長さのパネルを敷き並べて、吊り足場全体の横幅を避難所の幅の分だけ広げる(図2参照)ことも考えられるが、不要な個所にまでパネルを設置することになるので不経済である。したがって、通常は、橋梁部の平面形状に合わせて、避難所のある橋梁部の下に設けられる吊り足場のパネルのみに長手方向の長さの異なるパネルを用いることで、必要な個所のみにパネルを敷き並べて、吊り足場の横幅の一部を避難所の幅の分だけ広げる(図3参照)ことがなされることが多い。
図2は、吊り足場の横幅の全部を避難所の幅の分だけ広げたときの模式図である。(a)が橋桁の軸直角方向の断面図であり、(b)がそのB−B矢視の平面図である。
ここでは、左端に設置するパネルは、橋梁部の平面形状にとらわれることなく、全部が同じ4mの長手方向の長さのものが用いられている。拡幅部以外の本来設置が不要な個所(左上端および左下端)にまでパネルを設置することになるので不経済であることが分かる
図3は、吊り足場の横幅の一部を避難所の幅の分だけ広げたときの模式図である。(a)が橋桁の軸直角方向の断面図であり、(b)がそのC−C矢視の平面図である。
ここでは、左端に設置するパネルは、橋梁部の平面形状に合わせて、3mと4mの2種類の長手方向の長さのものが用いられている。拡幅部直下の必要な個所のみにパネルを敷き並べていることが分かる。
特許文献1には、吊り足場パネルとして、パネルの長辺同士を連結するために、パネル長辺部の2個所に長辺間連結金具を設け、これらの2つの長辺間連結金具でもって、設置後のパネルの長辺に連結すべきパネルの長辺を連結することのできるパネルが提案されている。ここでは、長辺間連結金具として、パネル長辺部の一方の側面にパネル長辺部から突出した連結具と、パネル長辺部の他方の側面に設けられかつその突出した連結具の先端を差し込むことのできる孔を有する連結受け部の組み合わせからなるものが記載されている。
図4は、特許文献1に基づいて実用化されているパネルの一例(従来例)である。(a)が背面図、(b)が平面図、(c)が正面図、そして、(d)がD−D矢視図である。
このパネルはパネル長辺6aとパネル短辺6bからなる長方形を有している。パネル長辺部の一方の側面にパネル長辺部から突出する連結具11が2個所設けられており、そして、パネル長辺部の他方の側面にはその突出した連結具11の先端に差し込むことのできる孔を有する連結受け部12が2個所設けられている。パネルの上面には床材8が張られていて、作業員がその上で作業をすることができる。作業員(図示せず)は設置済みのパネルの上にひざをついて、そのパネルの連結具11の先端に、連結すべきパネルの連結受け部12の孔を外挿した後、連結受け部12に穿たれた貫通孔13と連結具11に穿たれた係止孔14を位置合わせしてから、両方の孔に貫通ピン15を差し込んだ後、調整ボルト16を締めることによって、パネルの長辺方向同士の連結が完了する。すなわち、連結すべきパネルをチェーン5によって吊り下げながら、設置済みのパネルのパネル長辺部から突出する連結具11に、連結すべきパネルの連結受け部12の孔を外挿することによって、2つのパネルの長辺同士を2個所で連結するのである。
なお、このパネルの両短辺は丸パイプで形成されており、パネルの短辺同士の連結は通常の固定クランプで2つの丸パイプを係り止めすることでなされる。
特公平7−103679号公報
しかしながら、長手方向の長さの異なるパネルをその長辺同士で連結しようとすると、次に示すとおり、2つのパネルの長辺同士を十分に連結することができない事態が生じる。
図5は、長手方向の長さの異なるパネル(A)と(B)を連結しようとするときの模式図である。(ア)は短いパネルの連結、(イ)は同じ長さのパネルの連結、そして、(ウ)は短いパネルの連結を、それぞれ示す。
パネル(A)の長手方向の長さは3mであり、パネル(B)の長手方向の長さは4mである。なお、前述したとおり、パネルはチェーンで吊り下げられる。チェーンを通すパネル位置は、パネルの端部の短辺部材として用いられる丸パイプとすることができる。通常は、各パネル当たり2個所においてチェーンで吊り下げられる。チェーンを通す位置は、パネルの両端部の短辺部材の中央部がよいが、パネルの床面に設けてなる吊りフック9としてもよい。パネル(B)の床面には吊りフック9が設けられている。
(ア)設置済みの下方表示の短いパネル(A)に上方表示の長いパネル(B)を連結しようとする場合、上方表示の長いパネル(B)の右側の連結受け部12は下方表示の短いパネル(A)の連結部11に外挿できる(○印で示す)が、上方表示の長いパネル(B)の左側の連結受け部12は対応する位置に下方表示の短いパネル(A)の連結部11が存在しないので外挿することができない(×印で示す)。したがって、2つのパネルの長辺同士を十分に連結することができない。
(イ)設置済みの下方表示の長いパネル(B)に上方表示の長いパネル(B)を連結しようとする場合、上方表示の長いパネル(B)の右側の連結受け部12は下方表示の長いパネル(B)の連結部11に外挿できる(○印で示す)。そして、上方表示の長いパネル(B)の左側の連結受け部12は対応する位置に下方表示の長いパネル(B)の連結部11が存在するので外挿することができる(○印で示す)。したがって、2つのパネルの長辺同士を十分に連結することができる。
(ウ)設置済みの下方表示の長いパネル(B)に上方表示の短いパネル(A)を連結しようとする場合、上方表示の短いパネル(A)の右側の連結受け部12は下方表示の長いパネル(B)の連結部11に外挿できる(○印で示す)が、上方表示の短いパネル(A)の左側の連結受け部12は対応する位置に下方表示の長いパネル(B)の連結部11が存在しないので外挿することができない(×印で示す)。したがって、2つのパネルの長辺同士を十分に連結することができない。
このように、長手方向の長さの異なるパネルの長辺同士を連結しようとすると、十分に連結することができない事態が生じる結果、作業員がパネル上を歩く際に、パネル材が沈み込む可能性がある。短いパネルに長いパネルを連結する場合を例にとって、発生する問題を次に考察する。
図6および図7は、設置済みの2枚の短パネルに長パネルを連結したときの模式図である。図6(a)が平面図、そして、図6(b)がE−E矢視の長パネル上を作業員が歩くときの状況、図7(a)および図7(b)がF−F矢視の長パネル上を作業員が歩くときの状況をそれぞれ示す。
図6(a)において、◎印はパネル間の連結が十分な個所であり、反対に×印はパネル間の連結が不十分は個所であることを示している。すなわち、図6(a)の右側の連結部においては、パネル間は十分に連結されている。したがって、図6(b)に示すように、作業員が短パネルの右端から移動して長パネルの右端(E−E矢視部)に足を乗せても、連結された短パネルの重みにより、パネルが回転したり沈み込んだりすることはない。
しかし、図6(a)の左側の網掛け部分は隣接する短パネルとの間の連結が不十分である。したがって、各パネルがそれぞれ図示される吊り位置10においてチェーンで吊り下げられている状況で、作業員が短パネルからの左端から移動して長パネルの左端(F−F矢視部)の網掛け部分に足を乗せると、図7(a)にみるごとく、足を乗せた部分のパネルが沈み込み、パネル間が開いて隙間が生じるおそれがある。その結果、その隙間に作業員の足が落ち込む危険性がある。
さらに、作業員が長パネルの左端(F−F矢視部)の網掛け部分の先端部に足を乗せると、図7(b)にみるごとく、長パネルの中央位置の吊りチェーンを軸にしてパネル先端部が沈み込み、そして、その反対側が浮き上がる結果となり、作業員が足を滑らせるおそれがある。その結果、作業員がパネルの外側に転落する危険性がある。
このような危険性のあるパネルをその上面から見ても判別は困難である。そして、パネルは常に十分に連結されているとの思いこみがあることや、吊り足場の設置作業者と設置後の吊り足場での作業者とは異なることが多いことから、次に示すように、パネル間の連結の補強がなされている。
図8は、吊り下げるチェーン数を増やすことで、パネルを安定化した例である。(a)が平面図、そして、(b)がG−G矢視の長パネル上を作業員が歩くときの状況を示す。
ここでは、設置済みの短パネルの左端の短辺部材と、連結すべき長パネルの左端で吊り下げるチェーン数をそれぞれ2個所に増やし、かつ、それらの吊り位置をいずれもパネル短辺の両端部に寄せることでもパネルを安定化させている。その他、単管等を使用して連結具の代用・補強をすることもできる。しかし、その分、施工の手間が増え、コストもアップする。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、長手方向の長さの異なるパネルをその長辺同士で連結する場合であっても、2つのパネル同士を十分に連結することができる吊り足場用パネルおよびその連結方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、長手方向の長さの異なる吊り足場用パネルをその長辺同士で連結する場合であっても、2つのパネル同士を十分に連結することが可能な吊り足場用パネルについて、検討を重ねた。その結果、次に示す(a)〜(g)の知見を得た。
(a) 2つのパネルをその長辺同士で十分に連結するためには、各パネル当たり2個所においてチェーンで吊り下げられている場合には、少なくとも2個所の連結個所で連結する必要がある。1個所だけでは、作業員がパネルの端部に足を乗せたときに、足を乗せた部分のパネルが沈み込み、パネル間が開いて隙間が生じて、その隙間に作業員の足が落ち込む危険性があるからである。さらに、作業員がパネルの端部に体重をかけたときに、パネル先端部が沈み込み、そして、その反対側が浮き上がって、作業員が足を滑らせて、作業員がパネルの外側に転落する危険性があるからである。
(b) 2つのパネルをその長辺同士で連結する手法としては、図4に示したように、長辺間連結金具として、一方の長辺から突出した連結具と、他方の長辺に設けられかつその突出した連結具の先端を差し込むことのできる孔を有する連結受け部との組合せを採用することができる。この連結具と連結受け部の組み合わせによる連結手法に基づいて、図4に示した設置済みの吊り足場用パネルに長手方向の長さの異なるパネルを連結することについて、考察してみる。
(c) まずは、吊り足場の横幅を広げる場合を考えてみると、設置済みのパネルは図4に示すパネル、すなわち、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部にそれぞれ1個設けられてなるパネルが使われている。したがって、連結すべきパネルは、図4に示す設置済みのパネル(短パネル)よりも長い長辺を有する長パネルとなるから、この長パネルにおける長辺間連結金具の位置を考えればよいことになる。
この長パネルの長辺部を短パネルの長辺部に連結するためには、長辺部連結金具を少なくとも2個所で連結できればよいことになる。短パネルの長辺間連結金具はその両端部にそれぞれ1個設けられているから、長パネルには短パネルの長辺間連結金具の位置に対応して、長辺間連結金具を設ければよいことになる。すなわち、長パネルの長辺間連結金具は、長パネルの一端部に1個と非端部に1個設けられていればよい。このとき、長短パネルの長辺部同士の連結は、一方が長短パネルのそれぞれの一端の設けられた長辺間連結金具によって、そして、他方が長パネルの非端部に設けられた長辺間連結金具と短パネルの他端に設けられた長辺間連結金具によって、なされることになる。よって、長パネルの他端には長辺間連結金具を設ける必要はないが、あっても邪魔にはならない。
ただし、図4に示す設置済みの短パネルに長パネルを連結する作業をする際には、設置済みの短パネル上に連結すべき長パネルを縦に載置し、長パネルの両端部の短辺部材のそれぞれの中央部にチェーンを通した後に、長パネルをチェーンで吊り下げて長パネルの両端部のチェーンに作業員が手を添えて長パネルを所定位置まで移動させてから、2個所の長辺間連結金具をそれぞれ連結することになる。ところが、連結すべき長パネルの他端部が設置済みの短パネルの端部よりも1m以上離れていると、設置済みのパネルの端部で作業する作業員は連結すべき長パネルの端部のチェーンに手が届かなくなるおそれがある。したがって、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように配置することが望ましい。
また、設置済みの短パネルに長パネルを連結した後であっても、長パネルの他端部は長辺間連結金具が設けられていたとしても、短パネルと直接に連結されているわけではなく、短パネルよりも長い分だけ外側に跳ね出していることになる。したがって、長パネルの他端部が設置済みの短パネルの他端部よりも1m以上離れていると、長パネルの他端部の上では作業員の荷重でパネルが撓んで作業員がバランスを崩すおそれがある。したがって、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように配置することが望ましい。
以上の理由から、吊り足場の横幅を広げる場合に、図4に示す設置済みのパネル(短パネル)に連結する長パネルとしては、「長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部にそれぞれ1個と非端部に1個設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具に最も近い端部との間の距離が1m以内」であればよいことが分かった。このとき、長パネルの他端に長辺間連結金具があっても構わない。また、長パネルの非端部に設けられる長辺間連結金具としては、非端部に最も近い端部との間の距離が1m以内であれば、非端部に別の長辺間連結金具が設けられていても構わない。なお、不要な長辺間連結金具がある場合には、取り外してもよいし、邪魔にならなければそのままにしておいてもよい。また、長辺間連結金具を必要な位置へ長辺部上で移動可能に設けるようにしてもよい。
なお、吊り足場の幅を変更するに当たって上方から吊り足場を見たとき、右に拡幅する場合と左に拡幅する場合がある。長パネルを右拡幅用と左拡幅用に分ければ、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は1個で済む。これに対して1個の長パネルを右拡幅用と左拡幅用の両方に使えるようにするためには、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は少なくとも2個必要となる。
(d) 次に、吊り足場の横幅を狭める場合を考えてみると、一旦広げた吊り足場を狭めて元の幅に戻す場合には、設置済みの長パネルに、図4に示すパネル(短パネル)、すなわち、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部にそれぞれ1個設けられてなるパネルを連結すればよい。このとき、設置済みの長パネルの非端部には短パネルの長辺間連結金具の位置に対応して、長辺間連結金具が設けられているので、長短パネルの長辺部同士を2個所で十分に連結することができる。
一旦広げた吊り足場を狭めて元の幅に戻す場合に、図4に示すパネル(短パネル)を設置済みの長パネルに連結した場合には、長辺間連結金具が両端部にしかないため、それ以上に幅を狭めることはできない。
しかしながら、吊り足場の横幅を狭める場合であっても、設置済みの長パネルに連結する短パネルとして、「長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部にそれぞれ1個と非端部に1個設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具に最も近い端部との間の距離が1m以内」のパネルを使うことができる。長辺間連結金具が非端部にもあるから、その長辺間連結金具を使えば、長短パネルの長辺部同士を2個所で十分に連結することができる。
(e) 2つのパネルをその長辺同士で連結する別の手法としては、長辺間連結金具として、一方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した預け金具と、他方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した受け金具の組合せを採用することもできる。連結受け部内の突出した預け金具と連結受け部内の突出した受け金具の組合せによる連結手法に基づいて、長手方向の長さの異なるパネルを連結することについて、考察してみる。
図9は、連結受け部内の突出した預け金具と連結受け部内の突出した受け金具の組合せを採用してなる吊り足場用パネルの一例である。(a)は平面図、(b)はI部の詳細図、そして、(c)はI部の裏面図を示す。
この吊り足場用パネルは、2つの長辺用部材35と2つの短辺用部材36からなる長方形を有している。そして、2つの長辺用部材35の間にはこれらをつなぐ角管形状の連結受け部12が短辺用部材36と平行に2本設けられ、いずれの連結受け部12も長辺用部材35の両側面に開口部を有している。そして、連結受け部12の一方の開口部内には長辺用部材35に対して直角に突出する形で預け金具25が設けられ、そして、連結受け部12の他方の開口部内には長辺用部材35に対して直角に突出する形で受け金具26が設けられている。ここで、預け金具25と受け金具26はそれぞれ固定ボルト40によって連結受け部12の上面及び下面に固定されている。また、長辺用部材35の上面には2つのパネルを連結するための連結用ボルト(図示せず)を差し込むための連結用孔50が穿たれている。なお、パネルの上面には床材8が張られていて、作業員がその上で作業をすることができる。
図10は、図9に示す吊り足場用パネルの受け金具の詳細図である。(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)はM−M矢視図、そして、(e)はN−N矢視図を示す。
図11は、図10に示す受け金具を吊り足場用パネルの連結受け部に固定したときの図を示す。(a)は図9(b)のJ部の詳細図、(b)は図9(b)のJ部の裏面図、そして、(c)は図11(a)のL−L矢視図を示す。
この受け金具26は山形鋼からなり、その断面は上向きに開放されたV形状を有する。ここでは、底面ウェブとその両側面からなる、上向きに開放された断面コの字形状の鋼材27で断面V形状の山形鋼を下から支えており、閉塞断面形状を形成している。したがって、剛性が高く、受け金具が地面等にぶつかることがあっても曲がりにくい。なお、断面V形状の山形鋼と断面コの字形状の鋼材27は隅肉溶接によって接合されている。そして、この受け金具26は連結受け部12から受け金具26が直角に突出する形で連結受け部12内に固定されている。連結受け部12の下面およびこの受け金具26を支える断面コの字形状の鋼材27の底面のウェブには、この底面のウェブを固定するための固定用ボルト40を通すための固定用孔41が穿たれている。また、連結受け部12の位置する吊り足場用パネルの長辺用部材35の上面には、対峙する預け金具をこの連結受け部12内に収容した後、連結用ボルト(図示せず)を差し込むための連結用孔50が形成されている。なお、ここでは、断面コの字形状の鋼材27を用いることで、閉塞断面形状を有する受け金具としているが、格別に高い剛性を必要としない場合には山形鋼のみで受け金具を形成してもよい。
図12は、図9に示す吊り足場用パネルの預け金具の詳細図であり、図10で示した受け金具と組み合わせて用いる。(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)はP−P矢視図、そして、(e)はQ−Q矢視図を示す。
図13は、図12に示す預け金具を吊り足場用パネルの連結受け部に固定したときの図を示す。(a)は図9(b)のK部の詳細図、(b)は図9(b)のK部の裏面図、そして、(c)は図13(a)のO−O矢視図を示す。
この預け金具25は山形鋼からなり、その断面は上向きに開放されたV形状を有する。ここでは、断面V形状の山形鋼の上に平板28を隅肉溶接して蓋をすることによって、閉塞断面形状を形成している。したがって、剛性が高く、預け金具が地面等にぶつかることがあっても曲がりにくい。そして、この預け金具25は連結受け部12から直角に突出する形で連結受け部12内に固定されている。連結受け部12の上面には、預け金具25を固定するための固定用ボルト40を通すための固定用孔41が穿たれているが、その形状を長円形とするのは、吊り足場用パネルの設置を平面上でカーブさせることができるようにするためである。また、預け金具25を設置済みのパネルの連結受け部内に収容した後、連結受け部の位置する吊り足場用パネルの長辺用部材35に穿たれた連結用孔(図示せず)に差し込まれる連結用ボルト(図示せず)をねじ込むことができる連結用ナット52が預け金具25の上面の下に接して取り付けられている。なお、ここでは、平板28を用いることで、閉塞断面形状を有する預け金具としているが、格別に高い剛性を必要としない場合には山形鋼のみで預け金具を形成してもよい。
(f) 図9〜図13に示す吊り足場用パネルを用いて、吊り足場の横幅を広げる場合を考えてみると、設置済みのパネルは、角管形状の長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部の近傍にそれぞれ1個設けられてなるパネルが使われている。したがって、連結すべきパネルは、図9に示す設置済みのパネル(短パネル)よりも長い長辺を有する長パネルとなるから、この長パネルにおける長辺間連結金具の位置を考えればよいことになる。
この長パネルの長辺部を短パネルの長辺部に連結するためには、長辺部連結金具を少なくとも2個所で連結できればよいことになる。短パネルの長辺間連結金具はその両端部の近傍にそれぞれ1個設けられているから、長パネルには短パネルの長辺間連結金具の位置に対応して、長辺間連結金具を設ければよいことになる。すなわち、長パネルの長辺間連結金具は、長パネルの一端部の近傍に1個と非端部に1個設けられていればよい。このとき、長短パネルの長辺部同士の連結は、一方が長短パネルのそれぞれの一端の近傍に設けられた長辺間連結金具によって、そして、他方が長パネルの非端部に設けられた長辺間連結金具と短パネルの他端の近傍に設けられた長辺間連結金具によって、なされることになる。よって、長パネルの他端の近傍には長辺間連結金具を設ける必要はないが、あっても邪魔にはならない。
ただし、図9に示す設置済みの短パネルに長パネルを連結する作業をする際には、設置済みの短パネル上に連結すべき長パネルを縦に載置し、長パネルの両端部の短辺部材のそれぞれの中央部にチェーンを通した後に、長パネルをチェーンで吊り下げて長パネルの両端部のチェーンに作業員が手を添えて長パネルを所定位置まで移動させてから、2個所の長辺間連結金具をそれぞれ連結することになる。ところが、連結すべき長パネルの他端部が設置済みの短パネルの端部よりも1m以上離れていると、設置済みのパネルの端部で作業する作業員は連結すべき長パネルの端部のチェーンに手が届かなくなるおそれがある。したがって、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように配置することが望ましい。
また、設置済みの短パネルに長パネルを連結した後であっても、長パネルの他端部の近傍に長辺間連結金具が設けられていたとしても、短パネルと直接に連結されているわけではなく、短パネルよりも長い分だけ外側に跳ね出していることになる。したがって、長パネルの他端部が設置済みの短パネルの他端部よりも1m以上離れていると、長パネルの他端部の上では作業員の荷重でパネルが撓んで作業員がバランスを崩すおそれがある。したがって、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように配置することが望ましい。
以上の理由から、吊り足場の横幅を広げる場合に、図9に示す設置済みのパネル(短パネル)に連結する長パネルとしては、「長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部の近傍にそれぞれ1個と非端部に1個設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具に最も近い端部との間の距離が1m以内」であればよいことが分かった。このとき、長パネルの他端の近傍に長辺間連結金具があっても構わない。また、長パネルの非端部に設けられる長辺間連結金具としては、非端部に最も近い端部との間の距離が1m以内であれば、非端部に別の長辺間連結金具が設けられていても構わない。なお、不要な長辺間連結金具がある場合には、取り外してもよいし、邪魔にならなければそのままにしておいてもよい。また、長辺間連結金具を必要な位置へ長辺部上で移動可能に設けるようにしてもよい。
なお、吊り足場の幅を変更するに当たって上方から吊り足場を見たとき、右に拡幅する場合と左に拡幅する場合がある。長パネルを右拡幅用と左拡幅用に分ければ、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は1個で済む。これに対して1個の長パネルを右拡幅用と左拡幅用の両方に使えるようにするためには、長パネルの非端部に設ける長辺間連結金具は少なくとも2個必要となる。
(g) 次に、吊り足場の横幅を狭める場合を考えてみると、一旦広げた吊り足場を狭めて元の幅に戻す場合には、設置済みの長パネルに、図9に示すパネル(短パネル)、すなわち、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部の近傍にそれぞれ1個設けられてなるパネルを連結すればよい。このとき、設置済みの長パネルの非端部には短パネルの長辺間連結金具の位置に対応して、長辺間連結金具が設けられているので、長短パネルの長辺部同士を2個所で十分に連結することができる。
一旦広げた吊り足場を狭めて元の幅に戻す場合に、図9に示すパネル(短パネル)を設置済みの長パネルに連結した場合には、長辺間連結金具が両端部の近傍にしかないため、それ以上に幅を狭めることはできない。
しかしながら、吊り足場の横幅を狭める場合であっても、設置済みの長パネルに連結する短パネルとして、「長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部の近傍にそれぞれ1個と非端部に1個設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具に最も近い端部との間の距離が1m以内」のパネルを使うことができる。長辺間連結金具が非端部にもあるから、その長辺間連結金具を使えば、長短パネルの長辺部同士を2個所で十分に連結することができる。
本発明は、上記の知見に基づきなされたもので、その要旨は下記の(1)〜(7)の吊り足場用パネルおよびその連結方法にある。以下、総称して、本発明という。
(1) 縦横に連結させ水平方向に構築していく長方形の吊り足場用パネルであって、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部またはその近傍にそれぞれ1個と非端部に少なくとも1個設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具に最も近い端部との間の距離が1m以内であることを特徴とする吊り足場用パネル。
(2) 縦横に連結させ水平方向に構築していく長方形の吊り足場用パネルであって、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、一方の端部またはその近傍に1個と非端部に1個以上設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具と他方の端部との間の距離が1m以内であることを特徴とする吊り足場用パネル。
(3) 長辺間連結金具が長辺部上で移動可能であることを特徴とする、上記(1)または(2)の吊り足場用パネル。
(4) 長辺間連結金具が、一方の長辺から突出した連結具と、他方の長辺に設けられかつその突出した連結具の先端を差し込むことのできる孔を有する連結受け部との組合せからなることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかの吊り足場用パネル。
(5) 長辺間連結金具が、一方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した預け金具と、他方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した受け金具の組合せからなることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかの吊り足場用パネル。
(6) 縦横に連結させ水平方向に構築していく吊り足場用パネルの連結方法であって、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部またはその近傍にそれぞれ1個設けられてなるパネルに、このパネルよりも長い長辺を有する上記(1)〜(5)のいずれかのパネルを長辺同士で連結する際に、両パネルの一方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具同士を連結し、そして、前者のパネルの他方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具に、後者のパネルの非端部に設けられた長辺間連結金具のうち他方の端部との間の距離が1m以内にある長辺間連結金具を連結することを特徴とする吊り足場用パネルの連結方法。
(7) 縦横に連結させ水平方向に構築していく吊り足場用パネルの連結方法であって、上記(1)〜(5)のいずれかのパネルに、このパネルよりも短い長辺を有し、かつ長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部またはその近傍にそれぞれ1個設けられてなるパネルを長辺同士で連結する際に、両パネルの一方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具同士を連結し、そして、前者のパネルの非端部に設けられた長辺間連結金具のうち他方の端部との間の距離が1m以内にある長辺間連結金具に、後者のパネルの他方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具を連結することを特徴とする吊り足場用パネルの連結方法。
本発明に係る吊り足場用パネルは、長手方向の長さの異なるパネルをその長辺同士で連結する場合であっても、2つのパネル同士を十分に連結することができる。
パネル方式による吊り足場の模式図である。(a)が橋桁の軸直角方向の断面図であり、(b)がそのA−A矢視の平面図である。 吊り足場の横幅の全部を避難所の幅の分だけ広げたときの模式図である。(a)が橋桁の軸直角方向の断面図であり、(b)がそのB−B矢視の平面図である。 吊り足場の横幅の一部を避難所の幅の分だけ広げたときの模式図である。(a)が橋桁の軸直角方向の断面図であり、(b)がそのC−C矢視の平面図である。 特許文献1に基づいて実用化されているパネルの一例(従来例)である。(a)が背面図、(b)が平面図、(c)が正面図、そして、(d)がD−D矢視図である。 長手方向の長さの異なるパネル(A)と(B)を連結しようとするときの模式図である。(ア)は短いパネルの連結、(イ)は同じ長さのパネルの連結、そして、(ウ)は短いパネルの連結を、それぞれ示す。 設置済みの2枚の短パネルに長パネルを連結したときの模式図である。(a)が平面図、そして、(b)がE−E矢視の長パネル上を作業員が歩くときの状況を示す。 図6のF−F矢視の長パネル上を作業員が歩くときの状況の2例を示す。 吊り下げるチェーン数を増やすことで、パネルを安定化した例である。(a)が平面図、そして、(b)がG−G矢視の長パネル上を作業員が歩くときの状況を示す。 連結受け部内の突出した預け金具と連結受け部内の突出した受け金具の組合せを採用してなる吊り足場用パネルの一例である。 図9に示す吊り足場用パネルの受け金具の詳細図である。 図10に示す受け金具を吊り足場用パネルの連結受け部に固定したときの図を示す。 図9に示す吊り足場用パネルの預け金具の詳細図であり、図10で示した受け金具と組み合わせて用いる。 図12に示す預け金具を吊り足場用パネルの連結受け部に固定したときの図を示す。 本発明に係る吊り足場用パネルの一例である。 図14に示す長パネルを設置済みの短パネルに連結して吊り足場を拡幅しようとするときの模式図である。 本発明に係る吊り足場用パネルの他の例である。 図16に示す長パネルを設置済みの短パネルに連結して吊り足場を拡幅しようとするときの模式図である。 本発明に係る吊り足場用パネルの他の例である。 図18に示す長パネルを設置済みの短パネルに連結して吊り足場を拡幅しようとするときの模式図である。 図14〜図19に示す吊り足場用パネルの長辺間連結金具の一例であり、突出した連結具(左側)の先端に差し込むことのできる孔を有する連結受け部(右側)の組合せを示す。 図20に示す長辺間連結金具のうち、連結具を取り外した状態を示す。 本発明に係る吊り足場用パネルの連結受け部の構造の3例を示す。 本発明に係る吊り足場用パネルの他の例を示す平面図である。
以下、図面を用いて本発明に係る吊り足場用パネルおよびその連結方法を説明する。
図14は、本発明に係る吊り足場用パネルの一例である。(a)が平面図、(b)が正面図である。
この吊り足場用パネル(長パネル)は、2つの長辺6aと2つの短辺6bからなる長方形を有している。その長辺6aの長さは図4で示されたパネル(短パネル)のものよりも長い。そして、2つの短辺6bは丸パイプからなり、その一端には突出した連結具11が設けられ、そして、他端にはその突出した連結具11の先端に差し込むことのできる孔を有する連結受け部12が設けられていて、2つの短辺6bは長辺間連結金具を兼ねている。さらに、2つの長辺6aの間にはこれらをつなぐ丸パイプが2つの短辺6bと平行に2本設けられていて、いずれも一方の開口部に追加された連結受け部12aを形成している。すなわち、この長パネルの長辺の非端部には、追加された連結受け部が2個設けられていることになる。なお、後述する理由により、これらの非端部に設けられる連結受け部は、それぞれ、長パネルの最も近い端部との間の距離(跳ねだし距離)が1m以内になるように配置することが望ましい。
図15は、図14に示す長パネルを設置済みの短パネルに連結して吊り足場を拡幅しようとするときの模式図である。(a)は左に拡幅する場合、そして、(b)は右に拡幅する場合である。
まず、(a)の左に拡幅する場合には、設置済みの短パネル上に連結すべき長パネルを縦に載置し、長パネルの両端部の短辺用部材36のそれぞれの中央部(吊り位置10)にチェーン(図示せず)を通した後に、長パネルをチェーンで吊り下げて長パネルの両端部のチェーンに作業員が手を添えて長パネルを所定位置まで移動させてから、設置済みの短パネルの右側の連結具11に長パネルの右側の連結受け部12を位置合わせし、そして、設置済みの短パネルの左側の連結具11に長パネルの非端部にある左側の追加された連結受け部12aを位置合わせした後、長パネルの右側の連結受け部12と左側の追加された連結受け部12aのそれぞれを短パネルの連結具11、11のそれぞれに外挿することで連結することができる。このようにパネルの長辺部同士を2個所の長辺間連結金具で連結できるので、その連結は十分なものとなる。
なお、これらの非端部に設けられる追加された連結受け部12aは、それぞれ、長パネルの最も近い端部との間の距離(跳ねだし距離)が1m以内になるように配置することが望ましいとした理由は次のとおりである。連結すべき長パネルの他端部が設置済みの短パネルの端部よりも1m以上離れていると、設置済みのパネルの端部で作業する作業員は連結すべき長パネルの端部のチェーンに手が届かなくなるおそれがある。また、設置済みの短パネルに長パネルと連結した後に、短パネルよりも長い分だけ長パネルが外側に1m以上跳ね出していると、長パネルの他端部の上では作業員の荷重でパネルが撓んで作業員がバランスを崩すおそれがある。
次に、(b)の右に拡幅する場合には、設置済みの短パネル上に連結すべき長パネルを縦に載置し、長パネルの両端部の短辺用部材36のそれぞれの中央部(吊り位置10)にチェーン(図示せず)を通した後に、長パネルをチェーンで吊り下げて長パネルの両端部のチェーンに作業員が手を添えて長パネルを所定位置まで移動させてから、設置済みの短パネルの左側の連結具11に長パネルの左側の連結受け部12を位置合わせし、そして、設置済みの短パネルの右側の連結具11に長パネルの非端部にある右側の追加された連結受け部12aを位置合わせした後、長パネルの左側の連結受け部12と右側の追加された連結受け部12aのそれぞれを短パネルの連結具11、11のそれぞれに外挿することで連結することができる。このようにパネルの長辺部同士を2個所の長辺間連結金具で連結できるので、その連結は十分なものとなる。
なお、これらの非端部に設けられる追加された連結受け部12aは、それぞれ、長パネルの最も近い端部との間の距離(跳ねだし距離)が1m以内になるように配置することが望ましいとした理由は、(a)の左に拡幅する場合と同じである。
以上説明したとおり、図14に示す長パネルは、吊りパネルを左に拡幅する場合だけでなく、右に拡幅する場合にも使用することができる。
図16は、本発明に係る吊り足場用パネルの他の例である。(a)が平面図、(b)が正面図である。
この吊り足場用パネル(長パネル)は、2つの長辺6aと2つの短辺6bからなる長方形を有している。その長辺6aの長さは図4で示されたパネル(短パネル)のものよりも長い。そして、2つの短辺6bは丸パイプからなり、その一端には突出した連結具11が設けられ、そして、他端にはその突出した連結具11の先端に差し込むことのできる孔を有する連結受け部12が設けられていて、2つの短辺6bは長辺間連結金具を兼ねている。さらに、2つの長辺6aの間にはこれらをつなぐ丸パイプが短辺6bと平行に形成されていて、一方の開口部に追加された連結受け部12aが設けられている。換言すると、この長パネルの長辺の非端部には、追加された連結受け部が設けられている。なお、後述する理由により、この非端部に設けられる連結受け部は、長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように配置することが望ましい。
図17は、図16に示す長パネルを設置済みの短パネルに連結して吊り足場を拡幅しようとするときの模式図である。
この長パネルは、左に拡幅することはできるが、右に拡幅することはできない。左に拡幅する場合には、設置済みの短パネル上に連結すべき長パネルを縦に載置し、長パネルの両端部の短辺用部材36のそれぞれの中央部(吊り位置10)にチェーン(図示せず)を通した後に、長パネルをチェーンで吊り下げて長パネルの両端部のチェーンに作業員が手を添えて長パネルを所定位置まで移動させてから、設置済みの短パネルの右側の連結具11に長パネルの右側の連結受け部12を位置合わせし、そして、設置済みの短パネルの左側の連結具11に長パネルの非端部にある追加された連結受け部12aを位置合わせした後、長パネルの右側の連結受け部12と追加された連結受け部12aのそれぞれを短パネルの連結具11、11のそれぞれに外挿することで連結することができる。このようにパネルの長辺部同士を2個所の長辺間連結金具で連結できるので、その連結は十分なものとなる。
なお、これらの非端部に設けられる追加された連結受け部12aは、長パネルの最も近い端部との間の距離(跳ねだし距離)が1m以内になるように配置することが望ましいとした理由は、図14に示すパネルの場合と同じである。
図18は、本発明に係る吊り足場用パネルの他の例である。(a)が平面図、(b)が正面図である。
この吊り足場用パネル(長パネル)は、2つの長辺6aと2つの短辺6bからなる長方形を有している。その長辺6aの長さは図4で示されたパネル(短パネル)のものよりも長い。そして、2つの短辺6bは丸パイプからなり、その一端には突出した連結具11が設けられ、そして、他端にはその突出した連結具11の先端に差し込むことのできる孔を有する連結受け部12が設けられていて、2つの短辺6bは長辺間連結金具を兼ねている。さらに、2つの長辺6aの間にはこれらをつなぐ丸パイプが短辺6bと平行に形成されていて、一方の開口部に追加された連結受け部12aが設けられている。換言すると、この長パネルの長辺の非端部には、追加された連結受け部が設けられている。なお、後述する理由により、この非端部に設けられる連結受け部は、長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように配置することが望ましい。
図19は、図18に示す長パネルを設置済みの短パネルに連結して吊り足場を拡幅しようとするときの模式図である。
この長パネルは、右に拡幅することはできるが、左に拡幅することはできない。右に拡幅する場合には、設置済みの短パネル上に連結すべき長パネルを縦に載置し、長パネルの両端部の短辺用部材36のそれぞれの中央部(吊り位置10)にチェーン(図示せず)を通した後に、長パネルをチェーンで吊り下げて長パネルの両端部のチェーンに作業員が手を添えて長パネルを所定位置まで移動させてから、設置済みの短パネルの左側の連結具11に長パネルの左側の連結受け部12を位置合わせし、そして、設置済みの短パネルの右側の連結具11に長パネルの非端部にある追加された連結受け部12aを位置合わせした後、長パネルの左側の連結受け部12と追加された連結受け部12aのそれぞれを短パネルの連結具11、11のそれぞれに外挿することで連結することができる。このようにパネルの長辺部同士を2個所の長辺間連結金具で連結できるので、その連結は十分なものとなる。
なお、これらの非端部に設けられる追加された連結受け部12aは、長パネルの最も近い端部との間の距離(跳ねだし距離)が1m以内になるように配置することが望ましいとした理由は、図14に示すパネルの場合と同じである。
図20は、図14〜図19に示す吊り足場用パネルの長辺間連結金具の一例であり、突出した連結具(左側)の先端に差し込むことのできる孔を有する連結受け部(右側)の組合せを示す。(a)が平面図、(b)が正面図である。
この連結具11は、上面のウェブとその両側のフランジからなり、その断面は下向きに開放された略コの字形を有する。そして、この連結具11は、パネルの長辺部6aから側面に突出する形で、パネルの2つの長辺間をつなぐ丸パイプの開口部内に、固定用ボルト40でもって固定されている。これに対して、連結受け部12はパネルの長辺部6aに設けられており、突出した連結具11の先端に差し込むことのできる孔を有する。ここでは、パネルの2つの長辺間をつなぐ丸パイプの反対側の開口部が連結受け部を形成している。設置済みのパネル(左側)の長辺部に設けられた連結具11の突出部に、連結しようとするパネル(右側)の長辺部に設けられた連結受け具12を外挿し、連結用孔50と連結用ナット52を位置合わせし、そこに連結用ボルトをねじ込むことによって、パネルの長辺同士を連結することができる。
図21は、図20に示す長辺間連結金具のうち、連結具を取り外した状態を示す。(a)が平面図、(b)が正面図である。
この連結具11は、パネルの2つの長辺間をつなぐ丸パイプの開口部内に固定用ボルトでもって固定されていたものであるが、図示されるように、固定用ボルト40を丸パイプの開口部に穿たれた固定用孔から取り外すことができる。したがって、連結具11を長辺上で必要な位置へ移動させることができる。
図22は、本発明に係る吊り足場用パネルの連結受け部の構造の3例を示す。(a)は足場用パネルの平面図であり、(b)〜(d)は(a)で長円で表示された連結受け部の3種の詳細図である。
(a)はパネルの2つの長辺間6aの間をつなぐ丸パイプで連結受け部12を形成したものである。(b)は2つの長辺近傍のみに短い丸パイプを設置し、分断された連結受け部12cを形成したものである。そして、(c)は(b)の分断された2つの連結受け部12cの間を補強材17でつなぐことによって補強したものである。
図23は、本発明に係る吊り足場用パネルの他の例を示す平面図である。
この吊り足場用パネルは、長辺間連結金具として、一方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した預け金具と、他方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した受け金具の組合せを採用したものである。
この吊り足場用パネルは、2つの長辺用部材35と2つの短辺用部材36からなる長方形を有している。その長辺用部材35の長さは図9で示されたパネル(短パネル)のものよりも長い。2つの短辺用部材36は丸パイプからなる。そして、2つの長辺用部材35の間には角管形状の連結受け部12が短辺用部材36の内側近傍に短辺用部材36と平行にそれぞれ設けられ、いずれの連結受け部12も長辺用部材35の両側面に開口部を有している。さらに、2つの長辺用部材35の間には、長辺用部材35の非端部に角管形状の追加された連結受け部12aが短辺用部材36と平行に2本設けられ、いずれの追加された連結受け部12aも長辺用部材35の両側面に開口部を有している。すなわち、この長パネルの長辺の非端部には、追加された連結受け部が2個設けられていることになる。なお、後述する理由により、これらの非端部に設けられる連結受け部は、それぞれ、長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように配置することが望ましい。
そして、連結受け部12の一方の開口部内には長辺用部材35に対して直角に突出する形で預け金具25がそれぞれ設けられ、そして、連結受け部12の他方の開口部内には長辺用部材35に対して直角に突出する形で受け金具26がそれぞれ設けられている。さらに、長辺用部材35の非端部に追加された連結受け部12aのうち、左側の連結受け部12aの一方の開口部内には長辺用部材35に対して直角に突出する形で預け金具25が設けられ、そして、連結受け部12の他方の開口部内には長辺用部材35に対して直角に突出する形で受け金具26が設けられている。すなわち、この長パネルの長辺用部材35の非端部には、追加された連結受け部が2個設けられているが、ここでは、そのうちの左側の連結受け部のみに、預け金具と受け金具が設けられていることになる。
ここで、連結受け部12および追加された連結受け部の開口部に設けられる預け金具25と受け金具26は、それぞれ、図12および図10に示されたものとおなじである。預け金具および受け金具は、それぞれ固定ボルトによって連結受け部の上面及び下面に固定されている点と、長辺用部材35の上面には2つのパネルを連結するための連結用ボルトを差し込むための連結用孔50が穿たれている点も、図12および図10に示されたものとおなじである。なお、パネルの上面には床材8が張られていて、作業員がその上で作業をすることができる。
ここで、連結受け部はパネルの両短辺部材の近傍の2個所と、パネルの非端部の2個所に設けられているが、パネルの非端部に設ける連結受け部は少なくとも1個あればよいが、3個以上あっても構わない。ただし、非端部に最も近い短辺部材との間の距離が1m以内であることが望ましい。なお、不要な連結受け部がある場合には、取り外してもよいし、邪魔にならなければそのままにしておいてもよい。また、連結受け部を必要な位置へ長辺部上で移動可能に設けるようにしてもよい。
図23に示す長パネルにおいて、これらの非端部に設けられる連結受け部は、それぞれ、長パネルの最も近い端部との間の距離が1m以内になるように位置させる理由は、図14の長パネルと同じであるから、説明は省略する。
また、図23に示す長パネルを、設置済みの図9に示す短パネルに連結して吊り足場を拡幅しようとするときの連結方法は、図14の長パネルを用いて、左に拡幅するときと同様であるから、説明は省略するが、長さの異なるパネルであっても、その長辺部同士を2個所の長辺間連結金具で連結できるので、その連結は十分なものとなる。
なお、図23に示す長パネルはそのままでは左に拡幅するときには連結することはできないが、左側の追加された連結受け部の開口部に設けられた預け金具と受け金具を取り外して、右側の追加された連結受け部の開口部に移動させれば、右に拡幅する場合には使用することができる。
本発明に係る吊り足場用パネルは、長手方向の長さの異なるパネルをその長辺同士で連結する場合であっても、2つのパネル同士を十分に連結することができる。
1 吊り足場
2 床版部
2a 拡幅部
3 橋梁部
3a 橋梁部のI形鋼のフランジ
3b 橋梁部の横幅
3c 橋梁部投影線
4 チェーンクランプ
5 チェーン
6 パネル
6a パネル長辺
6b パネル短辺
7 チェーン位置
8 床材
9 吊りフック
10 吊り位置
11 連結具
12 連結受け部
12a 追加された連結受け部
13 貫通孔
14 係止孔
15 貫通ピン
16 調整ボルト
17 補強材
25 預け金具
26 受け金具
27 断面コの字形状の鋼材
28 平板
35 長辺用部材
36 短辺用部材
40 固定用ボルト
41 固定用孔
50 連結用孔
52 連結用ナット

Claims (7)

  1. 縦横に連結させ水平方向に構築していく長方形の吊り足場用パネルであって、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部またはその近傍にそれぞれ1個と非端部に少なくとも1個設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具に最も近い端部との間の距離が1m以内であることを特徴とする吊り足場用パネル。
  2. 縦横に連結させ水平方向に構築していく長方形の吊り足場用パネルであって、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、一方の端部またはその近傍に1個と非端部に1個以上設けられており、かつ、非端部に設けられる長辺間連結金具と他方の端部との間の距離が1m以内であることを特徴とする吊り足場用パネル。
  3. 長辺間連結金具が長辺部上で移動可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載の吊り足場用パネル。
  4. 長辺間連結金具が、一方の長辺から突出した連結具と、他方の長辺に設けられかつその突出した連結具の先端を差し込むことのできる孔を有する連結受け部との組合せからなることを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の吊り足場用パネル。
  5. 長辺間連結金具が、一方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した預け金具と、他方の長辺に設けられた連結受け部内の突出した受け金具の組合せからなることを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の吊り足場用パネル。
  6. 縦横に連結させ水平方向に構築していく吊り足場用パネルの連結方法であって、長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部またはその近傍にそれぞれ1個設けられてなるパネルに、このパネルよりも長い長辺を有する請求項1から5までのいずれかに記載のパネルを長辺同士で連結する際に、両パネルの一方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具同士を連結し、そして、前者のパネルの他方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具に、後者のパネルの非端部に設けられた長辺間連結金具のうち他方の端部との間の距離が1m以内にある長辺間連結金具を連結することを特徴とする吊り足場用パネルの連結方法。
  7. 縦横に連結させ水平方向に構築していく吊り足場用パネルの連結方法であって、請求項1から5までのいずれかに記載のパネルに、このパネルよりも短い長辺を有し、かつ長辺間連結金具が、1つの長辺当たり、両端部またはその近傍にそれぞれ1個設けられてなるパネルを長辺同士で連結する際に、両パネルの一方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具同士を連結し、そして、前者のパネルの非端部に設けられた長辺間連結金具のうち他方の端部との間の距離が1m以内にある長辺間連結金具に、後者のパネルの他方の端部またはその近傍に設けられた長辺間連結金具を連結することを特徴とする吊り足場用パネルの連結方法。
JP2013220151A 2013-10-23 2013-10-23 吊り足場用パネルおよびその連結方法 Active JP6150709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220151A JP6150709B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 吊り足場用パネルおよびその連結方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220151A JP6150709B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 吊り足場用パネルおよびその連結方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015081455A JP2015081455A (ja) 2015-04-27
JP6150709B2 true JP6150709B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=53012224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013220151A Active JP6150709B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 吊り足場用パネルおよびその連結方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6150709B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09296601A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Okabe Co Ltd 吊足場とその架設方法
GB2511847B (en) * 2013-03-15 2017-04-12 Apollo Cradles Ltd Suspended platform system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015081455A (ja) 2015-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9422681B2 (en) Interlocking highway barrier structure
KR101678849B1 (ko) 출렁거림 및 비틀림 억제 구조를 가지는 케이블 교량의 시공방법 및 이에 의해 시공된 케이블 교량
KR101264536B1 (ko) 교량유지점검용 안전점검대
KR101518682B1 (ko) 탈형 데크
JP2014105572A (ja) 足場または支保工の支柱用鋼管
JP2015028284A (ja) 吊り足場用パネル
KR101076562B1 (ko) 슬래브거푸집의 지지구조
JP6498075B2 (ja) 鉄骨構造物の張出通路
KR20130007502U (ko) 합벽 지지 장치 및 합벽 지지 장치의 발판 지지용 브라켓
JP6150709B2 (ja) 吊り足場用パネルおよびその連結方法
JP5888796B2 (ja) 構台
JP2011099259A (ja) 幅木取付け用金具
JP6355264B2 (ja) 吊り足場、吊り足場の架設方法および吊金具
JP2012233301A (ja) 吊り足場組立て方法と、吊り足場構造と、足場連結材
JP5807883B1 (ja) 吊足場
KR101350921B1 (ko) 거더교 가설작업용 브래킷
JP2016014236A (ja) 吊足場
CN101435270A (zh) 高层柱子分段对接作业方法
KR100808291B1 (ko) 거더타입 교량용 안전장치
JP6247893B2 (ja) 吊り足場用パネル
JP6108512B1 (ja) 吊り足場及びその設置方法
JPH11107218A (ja) 吊り足場とその組立工法
JP6247892B2 (ja) 吊り足場用パネルの連結構造
JP2016141951A (ja) 仮設構造物の補強フレーム
JP6209545B2 (ja) 工事用シート、ネットの設置装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160902

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160902

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170510

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6150709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150