JP6149952B2 - 電子機器、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、表示制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6149952B2
JP6149952B2 JP2016011179A JP2016011179A JP6149952B2 JP 6149952 B2 JP6149952 B2 JP 6149952B2 JP 2016011179 A JP2016011179 A JP 2016011179A JP 2016011179 A JP2016011179 A JP 2016011179A JP 6149952 B2 JP6149952 B2 JP 6149952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
important part
displayed
index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016011179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016106311A (ja
Inventor
山本 一人
一人 山本
加藤 寛之
寛之 加藤
英明 松田
英明 松田
村木 淳
淳 村木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2016011179A priority Critical patent/JP6149952B2/ja
Publication of JP2016106311A publication Critical patent/JP2016106311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6149952B2 publication Critical patent/JP6149952B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、表示部を備えた電子機器、表示制御方法及びプログラムに関する。
一般に、携帯端末装置やデジタルカメラなどのように表示部を備えた電子機器にあっては、その表示部に撮影画像などを再生表示している状態において、操作が可能なアイコンやボタンなどの指示指標を画像の上に重ね合わせて表示すると、その画像(表示内容)の一部分を指示指標の表示によって隠してしまうために、その指示指標を透過表示したり、縮小表示したりするようにした技術が開示されている。例えば、ナビゲーション装置において、地図上でアイコン同士が重なり合ったことを検出した際に、それらのアイコンを透過表示したり、縮小表示したりして、その重なり状態を避けるようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−866333号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術にあっては、地図上でのアイコン同士の重なり合いを避けることができたとしても、それらのアイコン表示によって画像の一部分が隠されてしまうという問題が残ってしまう。そこで、アイコンなどの指示指標を表示することによって画像の重要部分(例えば、特徴部分)が隠されてしまうことを避けるために、例えば、画面の端部(例えば、隅部)に指示指標を移動して表示することも考えられるが、指示指標を画面の端部に移してしまうと、ユーザにあっては、画面の中心位置から大きく視線を移動して指示指標を操作することになり、画像の重要部分から視線が離れてしまうほか、その操作性を損なうことにもなりかねない。また、常に画面の端部に指示指標を表示させたとしても画像の重要部分に指示指標が重ならないとは限らない。
本発明の課題は、画像内に指示指標を表示したとしても画像の重要部分に支障をきたしたり、操作性を損なったりすることなく、画像内の重要部分の視認性と指示指標の操作性を確保できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明の電子機器は、
画像及び指示指標を表示する表示部を備えた電子機器であって、
前記表示部に表示される画像内の重要部分を特定する特定手段と
前記画像の種類又は重要部分の種類に応じて異なる方法で、その画像内の重要部分が隠れないように指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器である。
上述した課題を解決するために本発明の表示制御方法は、
画像及び指示指標を表示可能な表示部に表示される画像内の重要部分を特定する処理と
前記画像の種類又は重要部分の種類に応じて異なる方法で、その画像の重要部分が隠れないように指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う処理と、
を含むことを特徴とする表示制御方法である。
上述した課題を解決するために本発明のプログラムは、
コンピュータに対して、
画像及び指示指標を表示可能な表示部に表示される画像の重要部分を特定する機能と
前記画像の種類又は重要部分の種類に応じて異なる方法で、その画像の重要部分が隠れないように指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、画像の上に指示指標を表示したとしても画像の重要部分に支障をきたしたり、操作性を損なったりすることなく、画像内の重要部分の視認性と指示指標の操作性を確保することができ、視認性と操作性の両立が可能となり、実用性に富んだものとなる。
電子機器として適用したデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図。 モード変更キー4aの操作により再生モードに切り替えられた際に実行開始される再生処理を示したフローチャート。 図2の動作に続くフローチャート。 図2の動作に続くフローチャート。 図4の動作に続くフローチャート。 (1)、(2)は、静止画像内の重要部分が人物の顔部分の場合での指示指標の表示制御(指示指標の移動)を例示した図。 (1)、(2)は、動画像内の重要部分が変化の多い部分の場合での指示指標の表示制御(指示指標の半透過表示)を例示した図。 本実施形態の変形例として、他の表示例を説明するための図。 本実施形態の変形例として、更に他の表示例を説明するための図。
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、電子機器として撮像装置(デジタルカメラ)に適用した場合を例示したもので、図1は、この撮像装置(デジタルカメラ)の基本的な構成要素を示したブロック図である。
このデジタルカメラは、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なデジタルコンパクトカメラであり、撮像機能、計時機能などの基本的な機能のほか、記録保存されている撮影画像を任意に読み出して再生する画像再生機能などを備えている。制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのデジタルカメラの全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図2〜図5に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ3aと、このデジタルカメラが動作するために必要となる各種の情報(例えば、フラグなど)を一時的に記憶するワークメモリ3bと、撮影画像を記録保存する画像メモリ3cなどを有している。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側における記憶領域を含むものであってもよい。
操作部4は、押しボタン式のキーとして、撮影可能な状態とする撮影モードと、撮影画像を再生する再生モードなどと任意に切り替えるモード変更キー4aを備えているほか、撮影開始を指示するシャッターキー4b、露出やシャッタスピードなどの撮影条件の設定操作などを行うための各種のキー(図示省略)を備え、制御部1は、この操作部4から操作キーに対応して出力される入力操作信号に応じて、例えば、モード変更処理、撮影処理、撮影条件の設定処理などを行う。
撮像部5は、図示省略したが、光学レンズからの被写体像が撮像素子(CCDやCMOSなど)に結像されることにより被写体を高精細に撮影可能なカメラ部を構成するもので、撮影レンズ(例えば、ズームレンズ)、撮像素子、ストロボ、各種のセンサ、アナログ処理部、デジタル処理部を有し、光電変換された画像信号(アナログ値の信号)は、色分離やRGBの色成分毎のゲイン調整などが行われた後、デジタル値のデータに変換される。デジタル変換された画像データは、色補間処理(デモザイク処理)が施されてタッチ表示部6にフルカラー表示される。また、本実施形態においては、光学ズーム機能処理、デジタルズーム機能、オートフォーカス処理(AF処理)、露出調整処理(AE処理)、オートホワイトバランス調整処理(AWB)、画像圧縮処理、画像復元処理なども実行可能となっている。
タッチ表示部6は、表示パネル6aにタッチパネル6bを積層配設した構成で、表示パネル6aは、例えば、縦横比(横4:縦3)の異なる画面を有した高精細液晶ディスプレイあるいは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで、撮影画像(ライブビュー画像)を表示するモニタ画面となったり、撮影画像を再生する再生画面となったりする。タッチパネル6bは、撮影者の指などでタッチ操作された位置を検知してその座標データを入力するタッチスクリーンを構成するもので、例えば、静電容量方式あるいは抵抗皮膜方式を採用しているが、その他の方式であってもよい。
なお、上述のタッチ操作とは、タッチパネル6b上において指やペンを直接タッチする接触操作に限らず、その接触操作に近似する操作として、例えば、指やペンの接近や接近移動による静電容量変化又は明るさ変化などに応じて指やペンの位置を検出する非接触操作を含むことを意味している。つまり、接触操作を検出する接触型タッチパネルに限らず、非接触操作を検出する非接触型タッチパネルや操作検出デバイスであってもよいが、本実施形態にあっては、タッチ操作として、接触型タッチパネル上での接触操作を例示した場合を示している。
このタッチ表示部6に任意の画像が表示されている状態において制御部1は、この表示中の画像の重要部分(例えば、特徴的な部分など)が指示指標の表示によって隠れないように、その指示指標の表示を制御するようにしている。ここで、指示指標とは、操作が可能なアイコンやボタンなどであり、ファイル内容やソフトウエアの機能など指示する指標である。また、本実施形態において指示指標の表示制御とは、表示中の画像の重要部分が指示指標によって隠れないようにするためにその指示指標の表示位置を変更したり、半透過表示したりすることを意味しているが、これに限らないことは勿論である。
把持状態検出部7は、カメラ本体(筐体)が一方の手で把持されている状態において、他方の手でタッチ表示部6上の指示指標(アイコン、操作ボタンなど)がタッチ操作される場合、又はカメラ本体が片手で把持されている状態において、その把持している手の親指でタッチ表示部6上の指示指標がタッチ操作される場合に、その把持状態として右手によって把持されているか、左手によって把持されているかを検出するセンサである。例えば、把持状態検出部7は、カメラ本体の外表面のうち、把持される可能性の高い領域に配設されたタッチセンサや光センサ(図示省略)などを有する構成で、カメラ本体の把持状態を検出するもので、その検出結果に基づいて制御部1は、タッチ表示部6に表示する指示指標の表示を制御するようにしている。すなわち、制御部1は、表示中の画像の重要部分が指示指標によって隠れないようにするためにその指示指標の表示を制御する場合に、操作する他方の手又は把持している手の親指に近い側に指示指標が来るようにその指示指標の表示位置を変更する制御を行うようにしている。
次に、本実施形態におけるデジタルカメラの動作概念を図2〜図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図2〜図5は、モード変更キー4aの操作により再生モードに切り替えられた際に実行開始される再生処理を示したフローチャートである。
先ず、制御部1は、モード変更キー4aの操作により再生モードが解除されたかを調べる(ステップA1)。いま、撮影モードから再生モードに切り替えられたときには(ステップA1でNO)、画像メモリ3cに記録保存されている撮影画像を一覧表示し、その中から任意の画像がユーザ操作により再生対象として選択する画像選択操作が行われると(ステップA2)、その選択画像は静止画像であるかを調べ(ステップA3)、静止画像が再生対象として選択されたときには(ステップA3でYES)、その静止画像をタッチ表示部6に表示する(ステップA4)。
そして、表示制御済みフラグはオンされているかを調べる(ステップA5)。この表示制御済みフラグは、過去の画像再生時において、その画像の重要部分が指示指標によって隠されないようにその指示指標の表示を制御したことを示した制御済みフラグであり、再生対象として選択された画像に対応付けて画像メモリ3cに記憶されている。いま、撮影後の最初の再生時にあっては、表示制御済みフラグはオンされていないので(ステップA5でNO)、再生対象として選択された静止画像を解析することによって(ステップA6)、その静止画像内に人物の顔が有るか(含まれているか)を調べる(ステップA7)。なお、このような人物認識は、カメラにおいて一般的に用いられている技術であり、本実施形態ではその周知技術を利用するようにしているため、その具体的な説明については省略するものとする。
いま、画像内に人物の顔が含まれていなければ(ステップA7でNO)、図3のステップA16に移り、画像に対応付けて記憶されている指示指標のデフォルト表示情報に基づいて静止画像内に表示する。このデフォルト表示情報とは、その指示指標の表示に関する情報であり、予め決められている表示位置や表示形態(透過度など)を示している。そして、図2のフローに移り、表示中の画像に対してユーザ操作により再生終了が指示されたかを調べ(ステップA19)、再生終了が指示されなければ(ステップA19でNO)、待機状態となるが、再生終了が指示されたときには(ステップA19でYES)、最初のステップA1に戻る。
一方、画像内に人物の顔が含まれていれば(ステップA7でYES)、人物の顔部分(顔の表示領域)を検出して、その顔部分を画像内の重要部分として特定する(ステップA8)。これによって画像内の重要部分を特定したときには、図3のステップA9に移り、その画像に対応付けて記憶されている指示指標のデフォルト表示情報を読み出し、その重要部分の表示位置と指示指標の表示位置とを比較することによって(ステップA10)、両者(重要部分、指示指標)は重なり合っているかを調べる(ステップA11)。
ここで、画像内の重要部分に指示指標が重なっていなければ(ステップA11でNO)、図3のステップA16に移り、指示指標をそのデフォルト表示情報に基づいて画像内に表示する。また、画像内の重要部分(顔部分)に指示指標が重なっていれば(ステップA11でYES)、把持状態検出部7からその検出結果(カメラ本体の把持状態)を取得し(ステップA12)、画像内の重要部分に重ならない位置(重要部分を隠さない位置)で、かつ、カメラ本体の把持状態に応じた位置に指示指標を表示する(ステップA13)。
図6は、画像内の重要部分に重ならない位置で、かつ、カメラ本体の把持状態に応じた位置に指示指標(操作ボタン)を表示する場合を説明するための図である。図6(1)は、画面の中心部に人物画像(静止画像)の顔部分が位置していてその顔部分の領域内に指示指標としての操作ボタンaが重ね合わせて表示される場合、つまり、“戻る”を指示する操作ボタンaが顔部分に重ね合わせて表示される場合を示すと共に、カメラ本体の左端側が左手で把持されている状態を示した図である。図6(2)は、顔部分に重ならない位置で、かつ、操作する他方の手に近い側に操作ボタン(指示指標)aが来るように、つまり、図示の例では顔部分の右側に来るように、その指示指標の位置を変更した場合を例示した図である。これによって操作ボタン(指示指標)aは、操作し易い方向に移動表示されることになる。
なお、把持している手の親指に近い側に操作ボタン(指示指標)aが来るように、つまり、図示の例では顔部分の左側に来るようにしてもよく、操作する他方の手に近い側とするか把持している手の親指に近い側とするかを設定できるようにしてもよい。
このようにして指示指標を表示した後は、その指示指標の表示状態に基づいてその表示情報(指示指標の表示位置などを含む情報)を生成し、その静止画像に対応付けて画像メモリ3cに記憶すると共に(ステップA14)、その指示指標の表示制御済みフラグをオンして、その静止画像に対応付けて画像メモリ3cに記憶する(ステップA15)。そして、図2のフローに移り、表示中の画像に対してユーザ操作により再生終了が指示されたかを調べる(ステップA19)。
ここで、再生終了が指示されたときには(ステップA19でYES)、最初のステップA1に戻り、再生モードであることを条件として(ステップA1でNO)、他の画像を再生対象として選択可能な状態となる(ステップA2)。ここで、選択画像に対応付けて記憶されている指示指標の表示制御済みフラグがオンされているときには(ステップA5でYES)、選択画像に対応付けて記憶されている指示指標の表示情報を読み出し(ステップA17)、その指示指標をその表示情報に応じて表示する(ステップA18)。例えば、図6(1)に示すように指示指標のデフォルト表示位置が顔部分に重なる場合には、図6(2)に示すように、その顔部分に重ならない位置で、かつ、操作する他方の手に近い側に指示指標が来るように表示する。次に、表示中の画像に対してユーザ操作により再生終了が指示されたかを調べ(ステップA19)、再生終了が指示されたときには(ステップA19でYES)、最初のステップA1に戻る。
いま、他の画像が再生対象として選択された場合に、その選択画像が静止画像でなければ、つまり、動画像が再生対象として選択されたときには(ステップA3でNO)、図4のステップA20に移り、選択画像の再生を開始する。そして、その画像に対応付けて記憶されている指示指標の表示制御済みフラグはオンであるかを調べる(ステップA21)。いま、撮影後の最初の再生時にあっては、表示制御済みフラグはオンされていないので(ステップA21でNO)、再生中の動画像を解析することによって(ステップA22)、動画像内に変化量の多い部分が有るかを調べたり(ステップA23)、人物の顔が含まれているかを調べたりする(ステップA27)。
ここで、動画像内に変化量の多い部分が含まれず(ステップA23でNO)、かつ、人物の顔が含まれていなければ(ステップA27でNO)、図5のステップA37に移り、指示指標をそのデフォルト表示情報に基づいて動画画像内に表示する。そして、表示中の画像に対してユーザ操作によって再生終了が指示されたか、又は動画像の末尾までの再生が完了したことにより再生終了が指示されたかを調べ(ステップA35)、再生終了が指示されなければ(ステップA35でNO)、図4のステップA22に移って画像解析を行うが、再生終了が指示されたときには(ステップA35でYES)、最初のステップA1に戻る。
いま、動画像内に変化量の多い部分が含まれている場合には(ステップA23でYES)、変化量の多い部分を所定時間(所定フレーム数分)継続して検出したことを条件に、その変化量の多い部分を重要部分として特定する(ステップA24)。ここで、変化量の多い部分とは、例えば、ダンスを踊っている人物、動き回っている動物、走っている自動車などである。また、動画像内に人物が含まれている場合には(ステップA27でYES)、その顔部分を所定時間(所定フレーム数分)継続して検出したことを条件に、その顔部分を重要部分として特定する(ステップA28)。なお、図示省略したが、所定時間(例えば、3秒)継続して変化量の多い部分又は顔部分を検出しなかったときには、上述した図6のステップA37に移行するようにしている。
このようにして画像内の重要部分を特定した後は、その画像に対応付けて記憶されている指示指標のデフォルト表示情報を読み出し(ステップA25)、画像の重要部分と指示指標の表示位置を比較する(ステップA26)。そして、図5のステップA29に移り、画像の重要部分と指示指標の表示位置との比較の結果、両者は重なっているかを調べ、画像の重要部分に指示指標が重なっていなければ(ステップA29でNO)、上述のステップA37に移り、指示指標をそのデフォルト表示情報に基づいて画像内に表示するが、画像の重要部分に指示指標が重なっていれば(ステップA29でYES)、画像の重要部分は顔部分であるかを調べる(ステップA30)。
画像の重要部分が顔部分でなければ、つまり、重要部分が変化量の多い部分であれば(ステップA30でNO)、指示指標をそのデフォルト位置に半透過表示する(ステップA36)。例えば、図7(1)、(2)は、動画像内においてダンスを踊っている人物を重要部分として特定した際にその人物の胸の部分に“戻る”を指示する操作ボタン(指示指標)aが重って表示されている場合を示している。図7(3)は、重要部分である人物が隠れないように操作ボタン(指示指標)aが半透過によって表示される場合を示している。そして、指示指標の表示状態に基づいてその表示情報(指示指標の透過度など)を生成して、その動画像に対応付けて画像メモリ3cに記憶すると共に(ステップA33)、指示指標の表示制御済みフラグをオンして、その動画像に対応付けて画像メモリ3cに記憶する(ステップA34)。
また、画像の重要部分が顔部分であれば(ステップA30でYES)、上述した静止画像の場合と同様に、把持状態検出部7からその検出結果(カメラ本体の把持状態)を取得し(ステップA31)、画像の重要部分に重ならない位置で、かつ、カメラ本体の把持状態に応じた位置に指示指標を表示する(ステップA32)。そして、指示指標の表示状態に基づいてその表示情報(指示指標の表示位置など)を生成して該動画像に対応付けて画像メモリ3cに記憶すると共に(ステップA33)、指示指標の表示制御済みフラグをオンして、その動画像に対応付けて画像メモリ3cに記憶する(ステップA34)。その後、上述のステップA35に移り、表示中の画像に対して再生終了が指示されたかを調べ、再生終了が指示されなければ(ステップA35でNO)、図4のステップA22に移って画像解析を継続するが、再生終了が指示されたときには(ステップA35でYES)、最初のステップA1に戻る。
他方、選択された動画像に対応付けて記憶されている指示指標の表示制御済みフラグがオンされているときには(図4のステップA21でYES)、選択画像に対応付けて記憶されている指示指標の表示情報を読み出し(ステップA38)、その指示指標をその表示情報に応じて表示する(ステップA39)。例えば、図7(3)に示すように動画像内においてダンスを踊っている人物を重要部分として特定した際に、その重要部分である人物が隠れないように操作ボタン(指示指標)aが半透過によって表示される。次に、表示中の動画像に対してユーザ操作によって再生終了が指示されたか、又は動画像の末尾までの再生が完了したことにより再生終了が指示されたかを調べ(ステップA40)、再生終了が指示されなければ(ステップA40でNO)、ステップA38に移るが、再生終了が指示されたときには(ステップA40でYES)、最初のステップA1に戻る。ここで、再生モードが解除されたときには(ステップA1でYES)、図2〜図5のフローの終了となる。
以上のように、本実施形態において制御部1は、タッチ表示部6に表示される画像の内容を解析した解析結果に基づいて画像内の重要部分に指示指標が重なって表示されるか否かを判別し、重なって表示されている場合に、その画像の重要部分が隠れないようにその指示指標の表示を制御するようにしたので、画像内に指示指標を表示したとしても画像の重要部分に支障をきたしたり、操作性を損なったりすることなく、画像内の重要部分の視認性と指示指標の操作性を確保することができ、視認性と操作性の両立が可能となる。
画像内の重要部分に指示指標が重なって表示されている場合に、その画像の種類又は重要部分の種類に応じて重要部分が隠れないように指示指標の表示を制御するようにしたので、指示指標の表示制御は一律に行うのではなく、画像の種類又は重要部分の種類に応じた制御が可能となる。
画像の種類が静止画像であり、その静止画像内の重要部分に指示指標が重なって表示される場合に、その指示指標の表示を制御するようにしたので、静止画像内の重要部分の視認性と指示指標の操作性を確保することができる。
画像の種類が動画像であり、その動画像内の重要部分に指示指標が重なって表示される場合に、その指示指標の表示を制御するようにしたので、動画像内の重要部分の視認性と指示指標の操作性を確保することができる。
画像内の重要部分の種類として、その画像内に写っている顔部分としたので、人物などの顔部分が隠れないようにすることができる。
画像内の種類である動画像内の重要部分の種類として、変化量の多い部分としたので、人物が踊っている、動物が動き回っているなど、変化量の多い部分が隠れないようにすることができる。
画像内の重要部分が隠れないように指示指標の表示位置を移動するようにしたので、指示指標の見栄えや形態を変えずに対処することが可能となる。
把持状態検出部7によって検出されたカメラ本体の把持状態に基づいて指示指標の表示位置を移動するようにしたので、操作する他方の手又は把持している手の親指に近い側に指示指標が来るように移動させることができ、操作性が向上する。
画像内の重要部分が隠れないように指示指標を透過表示するようにしたので、画像内の重要部分と指示指標との相対的な位置関係を変えずに重要部分の視認性を確保することが可能となると共に、視線を移動させる必要もなくなる。
動画像の解析結果に基づいてその動画像内に所定時間継続して重要部分が存在している場合に、その重要部分に指示指標が重なって表示されていれば、動画像の表示中に指示指標を頻繁に表示制御することがないので、表示がちらついたり、見にくくなったりすることもない。
指示指標の表示を制御した場合に、その制御に関する表示情報をその画像に対応付けて画像メモリ3c内に記憶保持しておき、その画像の次回以降の再生時にはその画像に対応付けて記憶保持されている表示情報によって指示指標の表示を制御するようにしたので、例えば、最初の再生時に画像解析によって指示指標の表示を制御しておけば、次回以降の再生時には画像解析などを行うことなく、最初の再生時と同様の表示制御が可能となり、再現性と共に制御部1の負担を軽減することができる。
なお、上述した実施形態においては、画像内の重要部分に指示指標が重なって表示されている場合に、把持状態検出部7によって検出されたカメラ本体の把持状態に基づいて、指示指標の表示位置を移動するようにしたが、画像内の重要部分に指示指標が重なって表示されている場合には、その移動量の少ない方向に指示指標を移動するようにしてもよい。図8は、指示指標を移動量の少ない方向に移動する場合を例示した図である。
図8(1)は、上述した図6(1)の場合と同様に、静止画像内の顔部分(重要部分)の領域内に指示指標として操作ボタンaが重ね合わせて表示された場合を示した図である。図8(2)及び(3)は、指示指標を移動量の少ない方向を検出する場合の検出方法を説明するための図で、操作ボタン(指示指標)aの中心位置から45°の等間隔で放射状に拡がる8方向を特定し、その8方向に沿って顔部分(重要部分)から外れる位置までの距離をそれぞれ計測する。図8(3)は、8方向に対応して計測した各計測結果を比較することにより最も距離の短い位置(移動量が最も少ない位置)を特定し、その特定位置に操作ボタン(指示指標)aを移動させた場合を示した図である。
このように画像内の重要部分に指示指標が重なって表示される場合にその移動量の少ない方向に指示指標を移動するようにすれば、指示指標を重要部分から外れた位置に表示できるほか、指示指標のデフォルト位置の近くに移動することができる。
上述した実施形態においては、画像内の重要部分が隠れないように、指示指標の表示位置を移動したり、指示指標を半透過表示したりするようにしたが、指示指標の表示位置を変えずに元の位置でそれを小型化するようにしてもよい。図9は、指示指標を小型化した場合を例示した図であり、図9(1)は、上述した図6(1)の場合と同様に、静止画像内の顔部分(重要部分)の領域内に指示指標として操作ボタンaが重ね合わせて表示されている場合を示した図である。図9(2)は、顔部分に指示指標が重なっている状態において、その全体を縮小(小型化)して表示した場合の表示例である。
図9(3)は、上述した図7(1)、(2)の場合と同様に、動画像内においてダンスを踊っている人物(変化量の多い部分)を重要部分として特定した際にその人物の胸の部分に“戻る”を指示する操作ボタン(指示指標)aが重って表示される場合を示している。図9(4)は、変化量の多い人物の部分に指示指標が重なっている状態において、その全体を縮小(小型化)して表示した場合の表示例である。なお、図9(2)又は図9(4)では、指示指標を例えば、2/3サイズに縮小表示する場合を例示したが、これを1/2サイズ又は1/3サイズに縮小表示するようにしてもよく、更にはユーザ操作により任意に指定されたサイズで縮小表示するようにしてもよい。
このように画像内の重要部分に指示指標が重なって表示されている場合にその指示指標をその位置で縮小表示するようにしたから、重要部分が指示指標によって隠される量を少なくすることができる。
上述した実施形態においては、撮影後の最初の再生時に、画像を解析すると共にその解析結果に基づいて画像内の重要部分に指示指標が重なるか否かを判別して指示指標の表示を制御した場合に、その制御に関する表示情報をその画像に対応付けて記憶保持しておき、その画像の次回以降の再生時には該画像に対応付けて記憶保持されている表示情報によって指示指標の表示を制御するようにしたが、再生対象の画像が選択される毎に、画像解析などを行うようにしてもよい。これによって指示指標の表示制御に関する表示情報をその画像に対応付けて記憶保持しておく必要がなくなる。
上述した実施形態においては、画像内の重要部分に指示指標が重なって表示されている場合にその指示指標を移動して表示又は半透過表示するようにしたが、指示指標の移動及び半透過表示を行うようにしてもよい。このことは、指示指標の小型化表示及び半透過表示を行うようにしてもよく、指示指標の移動表示及び小型化表示を行うようにしてもよい。更に、指示指標の移動表示、小型化表示、半透過表示の全てを行うようにしてもよい。また、指示指標の表示制御は、移動表示、小型化表示、半透過表示に限らず、例えば、単色化、簡素化、省略化などを行うようにしてもよい。この場合、重要部分の色や煩雑さなどを考量して、単色化や簡素化などを行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、指示指標の表示を制御する場合に事前に決められている表示制御の仕方(移動表示又は半透過表示)で行うようにしたが、画像表示の際にリアルタイムで表示制御の仕方を決定して行うようにしてもよい。
上述した実施形態においては、画像内の重要部分として人物などの顔部分又は変化量の多い部分としたが、例えば、山であればその頂上部、植物であればその花部分などのように被写体毎に予め決められている主要部であってもよい。この場合、被写体の種類を認識し、その種類に応じて主要部を認識するようにすればよい。
また、画像の種類又は重要部分の種類に応じてその指示指標の表示を制御する場合に限らず、指示指標の種類(例えば、サイズ、色、位置など)に応じて指示指標の表示を制御するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、電子機器としてデジタルカメラに適用した場合を示したが、これに限らず、画像再生機能付きのパーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・音楽プレイヤー・タブレット端末装置・スマートフォンなどの携帯電話機、電子ゲームなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
画像及び指示指標を表示する表示部を備えた電子機器であって、
前記表示部に表示される画像内の重要部分の位置を特定する位置特定手段と、
前記位置特定手段によって特定された前記重要部分の位置と前記指示指標の位置とが重なって表示されるか否かを判別する表示状態判別手段と、
前記表示状態判別手段によって画像内の重要部分の位置と指示指標の位置とが重なって表示されていると判別された場合に、その画像内の重要部分が隠れないようにその指示指標の表示を制御する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、前記表示状態判別手段によって画像内の重要部分の位置と指示指標の位置とが重なって表示されていると判別された場合に、その画像の種類又は重要部分の種類に応じてその指示指標の表示を制御する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、前記画像の種類が静止画像であり、その静止画像内の重要部分の位置と指示指標の位置とが重なって表示される場合に、その指示指標の表示を制御する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、前記画像の種類が動画像であり、その動画像内の重要部分の位置と指示指標の位置とが重なって表示される場合に、その指示指標の表示を制御する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電子機器において、
前記画像内の重要部分の種類は、その画像内の顔部分である、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1、請求項2又は請求項4のいずれかに記載の電子機器において、
前記画像の種類は動画像であり、かつ、その動画像内の重要部分の種類は、変化量の多い部分である、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、前記画像内の重要部分が隠れないように指示指標の表示位置を移動する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の電子機器において、
当該装置本体が把持されている把持状態を判別する把持状態判別手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記把持状態判別手段によって判別された把持状態に基づいて指示指標の表示位置を移動する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、前記画像内の重要部分が隠れないように指示指標の表示位置を移動させる場合に移動量の少ない方向に移動する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、前記画像内の重要部分が隠れないように指示指標を透過表示する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、前記重要部分が隠れないように指示指標を小型化して表示する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項1、請求項2、請求項4又は請求項6のいずれかに記載の電子機器において、
前記画像の種類は、動画像であり、
前記表示状態判別手段は、前記解析手段による動画像の解析結果に基づいてその動画像内に所定時間継続して重要部分が存在している場合に、その重要部分に指示指標が重なって表示されるか否かを判別する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の電子機器において、
前記表示制御手段によって指示指標の表示を制御した場合に、その制御に関する表示情報を該画像に対応付けて記憶保持する保持手段を備え、
前記表示制御手段は、前記画像の次回以降の再生時にはその画像に対応付けて前記保持手段に保持されている表示情報によって指示指標の表示を制御する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の電子機器において、
前記解析手段は、再生対象の画像が選択される毎に、前記表示部に表示される画像の内容を解析し、
前記表示状態判別手段は、再生対象の画像が選択される毎に、前記解析手段による解析結果に基づいて前記画像内に所定の重要部分が存在し、かつその重要部分に指示指標が重なって表示されるか否かを判別し、
前記表示制御手段は、再生対象の画像が選択される毎に、前記表示状態判別手段によって画像内の重要部分に指示指標が重なって表示されると判別された場合に、その画像内の重要部分が隠れないようにその指示指標の表示を制御する、
ようにしたことを特徴とする電子機器である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項1〜請求項14のいずれかに記載の電子機器において、
前記画面内に重要部分が存在するか否かを判別する重要部分判別手段を更に備え、
前記重要部分判別手段によって前記画面内に重要部分が存在すると判別された場合に、前記位置特定手段は、前記表示部に表示される画像内の重要部分の位置を特定し、前記表示状態判別手段は、前記位置特定手段によって特定された前記重要部分の位置と前記指示指標の位置とが重なって表示されるか否かを判別する、
ようにしたことを特徴とする電子機器。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
画像及び指示指標を表示可能な表示部に表示される画像内の重要部分の位置を特定するステップと、
前記特定された前記重要部分の位置と前記指示指標の位置とが重なって表示されるか否かを判別するステップと、
前記画像内の重要部分の位置と指示指標の位置とが重なって表示されていると判別された場合に、その画像の重要部分が隠れないようにその指示指標の表示を制御するステップと、
を含むことを特徴とする表示制御方法である。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
コンピュータに対して、
画像及び指示指標を表示可能な表示部に表示される画像の重要部分の位置を特定する機能と、
前記特定された前記重要部分の位置と前記指示指標の位置とが重なって表示されるか否かを判別する機能と、
前記画像内の重要部分の位置と指示指標の位置とが重なって表示されていると判別された場合に、その画像の重要部分が隠れないようにその指示指標の表示を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 制御部
3 記憶部
3a プログラムメモリ
3c 画像メモリ
4 操作部
5 撮像部
6 タッチ表示部
7 把持状態検出部

Claims (16)

  1. 画像及び指示指標を表示する表示部を備えた電子機器であって、
    前記表示部に表示される画像内の重要部分を特定する特定手段と、
    前記画像の種類又は重要部分の種類に応じて異なる方法で、その画像内の重要部分が隠れないように、指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示制御手段は、前記画像の種類が動画像であるか、又は静止画像であるかに応じて異なる方法で、その画像内の重要部分が隠れないように、指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示制御手段は、前記画像の種類が動画像であり、その動画像内の重要部分の種類がその画像内の顔部分であるか、又は変化量の多い部分であるかに応じて異なる方法で、その画像内の重要部分が隠れないように、指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記画像の種類は、動画像であり、
    前記特定手段は、その動画像内に所定時間継続して重要部分が存在している場合に、その重要部分を特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は3に記載の電子機器。
  5. 前記表示制御手段は、表示を制御する方法の1つとして、前記画像内の重要部分が隠れないように指示指標をその画像に重ね合わせて表示する位置を移動する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 当該電子機器が把持されている把持状態を判別する把持状態判別手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記把持状態判別手段によって判別された把持状態に基づいて指示指標をその画像に重ね合わせて表示する位置を移動する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記表示制御手段は、前記画像内の重要部分が隠れないように指示指標をその画像に重ね合わせて表示する位置を移動させる場合に移動量の少ない方向に移動する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記表示制御手段は、表示を制御する方法の1つとして、前記画像内の重要部分が隠れないように指示指標を透過させてその画像に重ね合わせて表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記表示制御手段は、表示を制御する方法の1つとして、前記重要部分が隠れないように指示指標を小型化してその画像に重ね合わせて表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の電子機器。
  10. 画像及び指示指標を表示する表示部を備えた電子機器であって、
    前記表示部に表示される画像内の重要部分を特定する特定手段と、
    前記画像内の重要部分が隠れないように、指示指標を透過させてその画像に重ね合わせて表示する制御を行う表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  11. 前記表示制御手段によって指示指標の表示を制御した場合に、その制御に関する表示情報を該画像に対応付けて記憶保持する保持手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記画像の次回以降の再生時にはその画像に対応付けて前記保持手段に保持されている表示情報によって指示指標の表示を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の電子機器。
  12. 前記表示制御手段は、画像を再生する毎に指示指標の表示を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の電子機器。
  13. 前記特定手段によって特定された前記重要部分と前記指示指標とが重なって表示されるか否かを判別する表示状態判別手段を、更に備え、
    前記表示制御手段は、前記表示状態判別手段によって画像内の重要部分と指示指標とが重なって表示されると判別された場合に、その画像の種類又は重要部分の種類に応じて異なる方法で、その指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の電子機器。
  14. 前記画内に重要部分が存在するか否かを判別する重要部分判別手段を更に備え、
    前記重要部分判別手段によって前記画内に重要部分が存在すると判別された場合に、前記特定手段は、前記表示部に表示される画像内の重要部分を特定し、前記表示状態判別手段は、前記特定手段によって特定された前記重要部分と前記指示指標とが重なって表示されるか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 画像及び指示指標を表示可能な表示部に表示される画像内の重要部分を特定する処理と、
    前記画像の種類又は重要部分の種類に応じて異なる方法で、その画像の重要部分が隠れないように、指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う処理と、
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  16. コンピュータに対して、
    画像及び指示指標を表示可能な表示部に表示される画像の重要部分を特定する機能と、
    前記画像の種類又は重要部分の種類に応じて異なる方法で、その画像の重要部分が隠れないように、指示指標をその画像に重ね合わせて表示する制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2016011179A 2016-01-25 2016-01-25 電子機器、表示制御方法及びプログラム Active JP6149952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011179A JP6149952B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 電子機器、表示制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011179A JP6149952B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 電子機器、表示制御方法及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013010257A Division JP5880459B2 (ja) 2013-01-23 2013-01-23 電子機器、表示制御方法及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017102385A Division JP6406393B2 (ja) 2017-05-24 2017-05-24 表示制御装置、表示制御方法、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016106311A JP2016106311A (ja) 2016-06-16
JP6149952B2 true JP6149952B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=56120233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016011179A Active JP6149952B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 電子機器、表示制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6149952B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001100731A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Toshiba Corp オブジェクト映像表示装置
JPWO2003041405A1 (ja) * 2001-11-07 2005-03-03 シャープ株式会社 データ受信装置
JP2006254129A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Casio Comput Co Ltd ヒストグラム表示装置
JP2009158989A (ja) * 2006-04-06 2009-07-16 Nikon Corp カメラ
JP2008294704A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Nikon Corp 表示装置および撮像装置
JP5402409B2 (ja) * 2009-08-31 2014-01-29 ソニー株式会社 撮影条件設定装置、撮影条件設定方法及び撮影条件設定プログラム
JP2011097130A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Panasonic Corp 撮像装置
JP5521631B2 (ja) * 2010-02-23 2014-06-18 株式会社ニコン 画像表示装置
JP2011211621A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Nikon Corp 画像表示処理装置、電子カメラ及びプログラム
JP5807399B2 (ja) * 2011-06-13 2015-11-10 ソニー株式会社 情報処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016106311A (ja) 2016-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10432867B2 (en) Imaging apparatus and display control method for self-portrait photography
JP5652652B2 (ja) 表示制御装置および方法
US10958825B2 (en) Electronic apparatus and method for controlling the same
JP2018125612A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2015215720A (ja) 画像表示撮影システム、撮影装置、表示装置、画像の表示および撮影の方法、およびコンピュータープログラム
JP2020003666A (ja) 電子機器及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JPWO2017018043A1 (ja) 電子機器、電子機器の動作方法及び制御プログラム
JP5880459B2 (ja) 電子機器、表示制御方法及びプログラム
KR101493591B1 (ko) 촬상 장치 및 촬상 처리 방법과 기억 매체
JP2012163631A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP2014017665A (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体
JP5733956B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、動画記録装置並びにその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP6406393B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、及び、プログラム
JP2013017088A (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに記録媒体
JP6149952B2 (ja) 電子機器、表示制御方法及びプログラム
KR102145523B1 (ko) 카메라 장치의 동작을 제어하는 방법 및 상기 카메라 장치
JP5975813B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体
JP6630337B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP5979474B2 (ja) 撮像装置及び撮像処理方法並びにプログラム
JP6393296B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、撮像制御装置、プログラム、並びに記憶媒体
JP6213622B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
JP2020043472A (ja) 撮像装置及びその制御方法
KR102238635B1 (ko) 카메라 장치의 동작을 제어하는 방법 및 상기 카메라 장치
JP5716057B2 (ja) 表示装置、表示方法、プログラム
JP6128929B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6149952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150