JP6128929B2 - 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム - Google Patents

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本発明は、複数の撮像手段を有する撮像装置に関する。
最近の携帯電話やスマートフォンには、撮影者から見える被写体を撮影する通常のカメラ(アウトカメラ)とともに、撮影者自身や撮影者側の被写体を撮影するカメラ(インカメラ)が搭載されている。このようなアウトカメラとインカメラを搭載する電子機器では、シャッターボタンを押すとアウトカメラとインカメラのシャッターを同時にレリーズさせて撮影を行い、インカメラ側の画像を、アウトカメラ側の画像と関連付けて記録することができる。
これによって、被写体の画像だけではなく、撮影者側の画像を記録することができるため、後で撮影画像を鑑賞する際に、撮影時の雰囲気をより効果的に表現することができ、臨場感のある画像を残すことが可能となる。
例えば、特許文献1では、アウトカメラとメインカメラを互いに異なる方向に向けて配置して同時に撮影を実施でき、画像合成モードにおいてアウトカメラの画像とインカメラの画像を合成する技術が記載されている。
特開2005−073161号公報
上記特許文献1では、画像合成モード時には、見ず知らずの他人に撮影を依頼した場合でも画像合成を行ってしまう。しかしながら、被写体と撮影者に関係性が存在しないにもかかわらず、被写体との合成画像を残しても、撮影時の雰囲気を効果的に表現することができず、失敗画像となる可能性が高くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、撮影時の雰囲気を効果的に表現できるような状況でのみ撮影者側の画像を合成できるような技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮影者から見える被写体を撮影する第1の撮像手段と、撮影者側の被写体を撮影する第2の撮像手段と、前記第1の撮像手段により撮影が行われたときに、前記第2の撮像手段により撮像された第2の画像データについて、予め登録された認証用画像データとの認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証ができた場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録し、前記認証ができない場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録しないように制御する制御手段と、前記認証用画像データを自動で登録する自動登録手段と、前記認証用画像データをユーザが手動で登録する手動登録手段と、を有し、前記認証手段は、前記手動登録手段により登録された認証用画像データで認証を行い、認証ができない場合に前記自動登録手段により登録された第2の画像データの認証用画像データで認証を行い、認証できない場合に前記自動登録手段により登録された第1の画像データの認証用画像データで認証を行う
本発明によれば、撮影時の雰囲気を効果的に表現できるような状況でのみ撮影者側の画像を合成できるようになる。
本実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図。 本実施形態の撮像装置の撮影動作を示すフローチャート。 図2の撮影動作における顔認証処理を示すフローチャート。 図2の撮影動作における顔認証用画像データの自動登録処理を示すフローチャート。 画像合成モードの設定画面を例示する図。 本実施形態の撮像装置により撮影されるアウトカメラ画像とインカメラ画像と再生画面を例示する図。 合成画像のプレビュー画面と画像合成の有無を設定するための設定画面を例示する図。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。
以下、本発明を、例えば、静止画や動画を撮影するデジタルカメラなどの撮像装置に適用した実施形態について説明する。
<装置構成>図1を参照して、本発明に係る実施形態の撮像装置の構成及び機能の概略について説明する。
図1において、撮像装置100は、撮影者から見える被写体を撮影する第1の撮像手段としてのアウトカメラモジュール101(以下、アウトカメラ)と、撮影者自身や撮影者側の被写体を撮影する第2の撮像手段としてのインカメラモジュール102(以下、インカメラ)が搭載されている。各カメラモジュール101、102は、撮影レンズ103、撮像素子104、A/D変換部105、画像処理部106を備える。
撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズ、絞りを含む撮像光学系である。撮像素子104は被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等で構成されるイメージセンサである。
A/D変換部105は、撮像素子104の出力ノイズを除去するCDS(相関二重サンプリング処理)回路やA/D変換前に処理を行う非線形増幅回路を含み、撮像素子104から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部106は、A/D変換部105からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部106では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部109が露光制御、測距制御を行う。ここで、画像処理部106は、A/D変換後の出力データ信号から被写体の輝度を算出する手段と、算出された輝度から特定周波数帯域の信号成分を抽出する手段とを含む。
A/D変換部105からの出力データは、画像処理部106を介して高速にアクセス可能な内蔵メモリ107に書き込まれる。内蔵メモリ107は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。内蔵メモリ107には、システム制御部109の動作用の定数、プログラム等が記憶される。また、内蔵メモリ107には、画像認証部116が実行する顔認証処理に用いる顔認証用画像データが記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。内蔵メモリ107は、所定枚数の静止画や所定時間の動画および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
画像記録部108は、メモリカードなどの記録媒体とそのインターフェースからなり、内蔵メモリ107から転送された画像データを記憶する。
また、内蔵メモリ107は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。システム制御部109は、内蔵メモリ107や画像記録部108に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部110に供給する。こうして、内蔵メモリ107の表示用の画像データが表示部110に表示される。表示部110は、LCDパネルなどの表示装置であり、画像、操作補助のためのGUI、カメラ状態等の表示のほか、撮影時には撮影画面と焦点検出領域を表示する。また、システム制御部109は、内蔵メモリ107に蓄積されたデジタル信号をアナログ変換し、表示部110に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダー(EVF)として機能し、スルー画像表示を行える。
システム制御部109は、撮像装置100全体を制御する。前述した内蔵メモリ107に格納されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システム制御部109は、CPUの動作用の定数、変数、内蔵メモリ107から読み出したプログラム等を展開するシステムメモリとしてのRAMを有する。また、システム制御部109は、内蔵メモリ107、画像記録部108、表示部110等を制御することにより表示制御も行う。
顔検出モジュール114は、画像処理部106で処理された画像データに対して、例えば一定の周期で顔検出処理を実施し、撮影画像データの中に含まれる1つ又は複数の顔の特徴情報(顔の位置、顔の大きさ、信頼度に関する値)を検出する。画像認証部116は、顔検出モジュール114により検出された顔情報を予め登録された顔認証用画像データと比較、照合する顔認証処理を行う。画像合成部115は、インカメラ102で撮影された画像データ(以下、インカメラ画像データ)及びアウトカメラ101で撮影された画像データ(以下、アウトカメラ画像データ)を合成する処理を行う。歪補正部117は、後述する顔認証処理においてアウトカメラ画像データの歪補正処理を行う。なお、システム制御部109が、上記顔検出モジュール114、画像合成部115、画像認証部116、及び歪補正部117として各処理を行っても良い。
操作部111、モード切替スイッチ112、及び撮影スイッチ113はシステム制御部109に対して各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ112は、モード設定手段としてシステム制御部109の動作モードを画像記録モードと再生モード等のいずれかに切り替える。画像記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード、画像合成モード等がある。画像合成モードは、アウトカメラ101により撮影されたアウトカメラ画像データ(第1の画像データ)とインカメラ102により撮影されたインカメラ画像データ(第2の画像データ)とを合成して記録するモードである。
撮影スイッチ113は、シャッターボタンの操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)で、アウトカメラ101やインカメラ102のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作を開始する。また、撮影スイッチ113は、シャッターボタンの操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)で、撮像素子104からの信号読み出しから内蔵メモリ107や画像記録部108に画像データを書き込むまでの一連の撮影動作を開始する。
操作部111の各操作部材は、表示部110に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部110に表示される。ユーザは、表示部110に表示されたメニュー画面を用いて直感的に各種設定を行うことができる。
なお、操作部111の一つとして、表示部110に対する接触を検知可能なタッチパネルを有する。タッチパネルと表示部110とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部110の表示を妨げないように構成し、表示部110の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部110上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部110上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
<撮影動作>図2を参照して、本実施形態の撮像装置による撮影動作について説明する。なお、図2の処理は、内蔵メモリ107に記憶されているプログラムを、システムメモリに読み出してシステム制御部109が実行することにより実現する。また、インカメラ102とアウトカメラ101は基本的に同様の動作を行う。
撮像装置100の撮影スイッチ113がオンされると、図2の処理が開始される。ここで、撮像装置100は予め画像合成モードに設定されているものとする。
S201では、システム制御部109は、撮影スイッチ113がオンされることにより、インカメラ102とアウトカメラ101による同時撮影を行う。
S202では、画像認証部116は、インカメラ画像データを顔認証処理の対象画像データ(以下、認証対象画像データ)として、予め登録されている(内蔵メモリ107に記憶されている)顔認証用画像データと比較、照合する処理を行う。この顔認証処理の詳細については、図3で後述する。
S203では、システム制御部109は、S201で撮影されたインカメラ画像データ及びアウトカメラ画像データについて、画像認証部116により顔認証用画像データとして自動登録する処理を行う。ここでは、ユーザが手動で任意に登録した顔認証用画像データに加えて、インカメラ画像データ及びアウトカメラ画像データが所定の条件を満たす場合に、顔認証用画像データとして自動で登録を行う。この顔認証用画像データの自動登録処理の詳細については、図4で後述する。
S204では、システム制御部109は、S202での顔認証処理の結果、インカメラ画像データの顔認証ができたか判定し、認証できた場合はS205へ進み、認証できなかった場合はS206へ進む。
S205では、システム制御部109は、インカメラ画像データを、同時撮影されたアウトカメラ画像データと関連があるものとしてタグ付けして記録し、処理を終了する。
S206では、システム制御部109は、インカメラ画像データを、同時撮影されたアウトカメラ画像データとは関連がないものとしてタグ付けして記録し、処理を終了する。
<顔認証処理>次に、図3を参照して、図2のS202における顔認証処理について説明する。
S301では、システム制御部109は、予め登録されている顔認証用画像データのうち、ユーザが手動登録した顔認証用画像データを参照して、認証対象画像データとの一致度を表す評価値(以下、一致度)が所定の第1の閾値以上のものがあるか判定する。ここで、顔認証用画像データがアウトカメラ画像データである場合は、認証対象画像データであるインカメラ画像データと歪曲収差量が異なる。このため、システム制御部109は、歪補正部117によりインカメラ画像データの歪曲収差量に合わせて顔認証用画像データに歪補正処理を施してから、認証対象画像データとの比較を行う。
S302では、システム制御部109は、顔認証用画像データの中で一致度が第1の閾値以上のものが見つかった場合は認証できたとしてS307に進み、見つからなかった場合はS303へ進む。
S303では、システム制御部109は、予め登録されている顔認証用画像データのうち、自動登録され、かつインカメラ画像データである顔認証用画像データを参照して、認証対象画像データとの一致度が所定の第2の閾値以上のものがあるか判定する。ここで、自動登録された顔認証用画像データは、ユーザが手動登録した顔認証用画像データに比べて認証に不向きな表情や顔の角度で撮影されている可能性があるため、誤判定を防止するために上記第2の閾値をS301での判定に用いた第1の閾値よりも認証精度が高くなるような値に設定する。
S304では、システム制御部109は、顔認証用画像データの中で一致度が第2の閾値以上のものが見つかった場合は認証できたとしてS307に進み、見つからなかった場合はS305へ進む。
S305では、システム制御部109は、予め登録されている顔認証用画像データのうち、自動登録されかつアウトカメラ画像データである顔認証用画像データを参照して、認証対象画像データとの一致度が所定の第3の閾値以上のものがあるか判定する。ここでは、S301と同様に、歪補正部117によってインカメラ画像データの歪曲収差量に合わせて顔認証用画像データの歪補正処理を行う。また、歪補正を施さないインカメラ画像データである顔認証用画像データに比べて認証精度が低下することが想定されるため、誤判定を防止するために上記第3の閾値をS303での判定に用いた第2の閾値よりも認証精度が高くなるような値に設定する。
S306では、システム制御部109は、顔認証用画像データの中で一致度が第3の閾値以上のものが見つかった場合は認証できたとしてS307に進み、見つからなかった場合はS308へ進む。
S307では、システム制御部109は、認証成功と判定して処理を終了し、S308では、認証失敗と判定して処理を終了する。
<顔認証用画像データの自動登録処理>次に、図4を参照して、図2のS203における顔認証用画像データの自動登録処理について説明する。
図4において、S401では、システム制御部109は、自動登録処理の対象画像データ(以下、登録対象画像データ)がインカメラ画像データかアウトカメラ画像データかを判定し、インカメラ画像データの場合はS402へ進み、アウトカメラ画像データの場合はS407へ進む。
S402では、システム制御部109は、登録対象画像データが図2のS202での顔認証処理において認証できたか判定し、認証できた場合はS409へ進み、認証できなかった場合はS403へ進む。
S403では、システム制御部109は、予め登録されている顔認証用画像データの中の候補画像データを参照して、登録対象画像データとの一致度が所定の第4の閾値以上のものがあるか判定する。そして、候補画像データの中から一致度が所定の第4の閾値以上のものが見つかった場合は候補画像データとの認証ができたものとして、S404へ進み、見つからない場合は認証ができないものとして、S405へ進む。ここで、顔認証用画像データの候補画像データとは、これまでに撮影されたインカメラ画像データであって、S202での認証ができていない画像データのことであり、同じ被写体が複数回撮影された場合は、顔認証用画像データとして認証され登録されるため、これまでに一度しか撮影されていない被写体の画像データともいえる。
S404では、システム制御部109は、S403で認証できた候補画像データが撮影されてから、登録対象画像データが撮影されるまでに所定の時間以上経過しているか判定する。そして、所定の時間以上経過している場合はS406へ進み、経過していない場合はS409へ進む。ここで、所定の時間以上経過して複数回撮影が行われたのであれば、撮影者は見ず知らずの他人ではなく、知り合いである可能性が高いと考えられる。
S405では、システム制御部109は、登録対象画像データを候補画像データとして内蔵メモリ107に記憶し、処理を終了する。
S406では、システム制御部109は、S403で認証できた候補画像データを顔認証用画像データとして内蔵メモリ107に記憶し、処理を終了する。
S407では、システム制御部109は、予め登録されている顔認証用画像データのうち、ユーザが手動登録した顔認証用画像データを参照し、認証対象画像データとの一致度が所定の第5の閾値以上のものがあるか判定する。そして、一致度が第5の閾値以上のものが見つかった場合は認証できたとしてS409へ進み、見つからない場合はS408へ進む。
S408では、システム制御部109は、予め登録されている顔認証用画像データのうち、自動登録され、かつアウトカメラ画像データである顔認証用画像データを参照して、認証対象画像データとの一致度が所定の第6の閾値以上のものがあるか判定する。そして、一致度が第5の閾値以上のものが見つかった場合は認証できたとしてS409へ進み、見つからない場合はS410へ進む。なお、ここでは、誤判定を防止するために上記第6の閾値をS407での判定に用いた第5の閾値よりも認証精度が高くなるような値に設定する。
S409では、システム制御部109は、顔認証用画像データの登録は行わずに、処理を終了する。
S410では、システム制御部109は、登録対象画像データを顔認証用画像データとして内蔵メモリ107に記憶し、処理を終了する。
<画像合成モードの説明>次に、図5〜7を参照して、画像合成モードについて説明する。
図5に示すように、ユーザは画像合成モードの設定として、「Auto」、「ON」、「OFF]のいずれかを選択することができる。
「Auto」を選択した場合には、図2のS205においてインカメラ画像データがアウトカメラ画像データと関連があるものとしてタグ付けして記録された場合に、自動で画像データの合成を実施する。
「ON」を選択した場合には、インカメラ画像データとアウトカメラ画像データの関連を示すタグ付けの有無に関わらず、常に画像データの合成を実施する。
「OFF」を選択した場合には、インカメラ画像データとアウトカメラ画像データの関連を示すタグ付けの有無に関わらず、常に画像の合成を実施しない。
図6に示す601はアウトカメラ画像、602はインカメラ画像であり、603はインカメラ画像601とアウトカメラ画像602を合成した合成画像である。画像合成を実施した場合は、アウトカメラ画像の近傍に、サイズの小さいインカメラ画像を配置した合成画像データが画像記録部108へ記録される。
但し、画像合成モードにおいて、ユーザが「Auto」を選択した場合の画像合成の結果がユーザが意図したもの違う場合もある。そのため、図7(a)に示すように、撮影終了後のプレビュー画面で合成画像を表示し、図7(b)に示すように、プレビュー画面の合成画像が意図したものでない場合には、ユーザが手動で画像合成を行うか否かを設定することができるようにしても良い。
上述した実施形態によれば、インカメラ画像をアウトカメラ画像と同時に撮影する際に、インカメラ画像データを予め登録されている顔認証用画像データと照合し、認証できた場合にのみ、インカメラ画像をアウトカメラ画像と合成し、記録する。これにより、撮影時の雰囲気を効果的に表現できるような状況でのみアウトカメラ画像とインカメラ画像の合成画像を生成することができる。
[その他の実施形態]本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち本実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. 撮影者から見える被写体を撮影する第1の撮像手段と、
    撮影者側の被写体を撮影する第2の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段により撮影が行われたときに、前記第2の撮像手段により撮像された第2の画像データについて、予め登録された認証用画像データとの認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による認証ができた場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録し、前記認証ができない場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録しないように制御する制御手段と、
    前記認証用画像データを自動で登録する自動登録手段と、
    前記認証用画像データをユーザが手動で登録する手動登録手段と、を有し、
    前記認証手段は、前記手動登録手段により登録された認証用画像データで認証を行い、認証ができない場合に前記自動登録手段により登録された第2の画像データの認証用画像データで認証を行い、認証できない場合に前記自動登録手段により登録された第1の画像データの認証用画像データで認証を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記自動登録手段は、前記認証手段により認証できなかった第2の画像データを候補画像データとして登録し、
    前記第2の撮像手段により新たに撮像された第2の画像データと前記候補画像データとの認証ができ、かつ前記第2の画像データが前記候補画像データを撮像してから所定の時間以上経過した後に撮像されている場合に、前記候補画像データを前記認証用画像データとして登録し、
    前記第1の画像データについては、前記自動登録手段または前記手動登録手段により登録された認証用画像データとの認証ができない場合に、前記認証用画像データとして登録することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記認証手段は、前記認証用画像データが前記第1の画像データの場合は、前記第2の撮像手段の歪曲収差量に合わせて前記認証用画像データに歪補正処理を施してから認証を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 撮影者から見える被写体を撮影する第1の撮像手段と、
    撮影者側の被写体を撮影する第2の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段により撮影が行われたときに、前記第2の撮像手段により撮像された第2の画像データについて、予め登録された認証用画像データとの認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による認証ができた場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録し、前記認証ができない場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録しないように制御する制御手段と、
    前記制御手段により関連づけして記録された前記第1の画像データと前記第2の画像データとを合成する画像合成手段と、
    前記第1の画像データと前記第2の画像データとが関連づけして記録される場合に前記画像合成手段により自動で合成を行うモードと、前記第1の画像データと前記第2の画像データが関連づけして記録されるか否かに関わらず、前記画像合成手段により常に画像データの合成を行うモードと、前記第1の画像データと前記第2の画像データが関連づけして記録されるか否かに関わらず、前記画像合成手段による画像データの合成を行わないモードと、をユーザが選択できる選択手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 前記第1の画像データと前記第2の画像データとを関連づけして記録する前に、合成画像を表示して、ユーザが画像合成を行うか否かを設定できる設定手段を更に有することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の画像データの中の被写体の特徴情報と、前記第2の画像データの中の被写体の特徴情報を検出する検出手段を更に有し、
    前記認証手段は、前記第2の画像データの被写体の特徴情報と、前記予め登録された認証用画像データの被写体の特徴情報とを照合することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮影者から見える被写体を撮影する第1の撮像手段と、撮影者側の被写体を撮影する第2の撮像手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記第1の撮像手段により撮影が行われたときに、前記第2の撮像手段により撮像された第2の画像データについて、予め登録された認証用画像データとの認証を行う認証工程と、
    前記認証工程による認証ができた場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録し、前記認証ができない場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録しないように制御する制御工程と、
    前記認証用画像データを自動で登録する自動登録工程と、
    前記認証用画像データをユーザが手動で登録する手動登録工程と、を有し、
    前記認証工程では、前記手動登録工程により登録された認証用画像データで認証を行い、認証ができない場合に前記自動登録工程により登録された第2の画像データの認証用画像データで認証を行い、認証できない場合に前記自動登録工程により登録された第1の画像データの認証用画像データで認証を行うことを特徴とする制御方法。
  8. 撮影者から見える被写体を撮影する第1の撮像手段と、撮影者側の被写体を撮影する第2の撮像手段と、撮像装置の制御方法であって、
    前記第1の撮像手段により撮影が行われたときに、前記第2の撮像手段により撮像された第2の画像データについて、予め登録された認証用画像データとの認証を行う認証工程と、
    前記認証工程による認証ができた場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録し、前記認証ができない場合には、前記第1の撮像手段で撮像された第1の画像データと前記第2の撮像手段で撮像された第2の画像データとを関連づけして記録しないように制御する制御工程と、
    前記制御工程により関連づけして記録された前記第1の画像データと前記第2の画像データとを合成する画像合成工程と、
    前記第1の画像データと前記第2の画像データとが関連づけして記録される場合に前記画像合成工程により自動で合成を行うモードと、前記第1の画像データと前記第2の画像データが関連づけして記録されるか否かに関わらず、前記画像合成工程により常に画像データの合成を行うモードと、前記第1の画像データと前記第2の画像データが関連づけして記録されるか否かに関わらず、前記画像合成工程による画像データの合成を行わないモードと、をユーザが選択できる選択工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1ないしのいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるプログラム。
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