JP2011097130A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011097130A
JP2011097130A JP2009246156A JP2009246156A JP2011097130A JP 2011097130 A JP2011097130 A JP 2011097130A JP 2009246156 A JP2009246156 A JP 2009246156A JP 2009246156 A JP2009246156 A JP 2009246156A JP 2011097130 A JP2011097130 A JP 2011097130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shooting mode
image data
image
display
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009246156A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Okamoto
充義 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009246156A priority Critical patent/JP2011097130A/ja
Publication of JP2011097130A publication Critical patent/JP2011097130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】現在選択されている撮影モードを容易に認識することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】複数の撮影モードのうち一つを選択して撮影することができる撮像装置であって、被写体像を形成する光学系11と、前記被写体像に基づいて画像データを順次生成する撮像手段12と、前記画像データに含まれる特徴領域を検出する検出手段14と、前記画像データに基づく画像を表示する表示手段20と、前記検出手段14が前記特徴領域を検出したときに、前記特徴領域又はその近傍に前記選択された撮影モードを示す表示を前記画像データに基づく画像と重畳させて前記表示手段20に表示させる制御手段と、を備えること、を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、被写体像に含まれる特徴領域又は合焦領域を表示する機能を備えた撮像装置に関する。
被写体像に含まれる顔を検出する機能を備えた撮像装置が知られている。特許文献1には、被写体像に含まれる顔が検出されると、顔を囲む枠を表示する撮像装置が開示されている。特許文献1に記載の撮像装置は、枠内の画像データに基づいて自動合焦制御と自動露出制御を行う。従って、被写体像に含まれる顔にピントと露出が合った画像データを得ることができる。
特開2005−286940号公報
ところで、近時の撮像装置には多くの撮影モードが備えられている。旧来の撮影モードには、自動撮影モード、プログラム撮影モード、絞り優先撮影モード、シャッター優先撮影モード、マニュアル撮影モードがある。これに加えて近時の撮像装置には、多くのシーン別撮影モードが備えられている。シーン別撮影モードとは、設定した撮影環境に合わせて予め準備された撮影パラメータを撮像装置が自動的に設定する撮影モードである。シーン別撮影モードには、例えば、「人物」「風景」「夜景」等がある。近時の撮像装置には、20から30ものシーン別撮影モードを備える撮像装置もある。また、使用者の設定した撮影パラメータを記憶することができる撮像装置もある。記憶された撮影パラメータは、撮影モードの一つとして呼び出すことができる。このような機能は、カスタム撮影モード等と呼ばれる。さらに、近時の撮像装置には、撮像装置自身が撮影環境や被写体を認識して自動的にシーン別撮影モードを切り替える撮像装置がある。
従って、使用者が現在選択されている撮影モードが何であるかを認識することは、困難である。そこで、近時の撮像装置は、現在選択されている撮影モードを示すアイコンを撮像装置背面に設けられた液晶モニターの端に表示する。これによって、使用者は、現在選択されている撮影モードが何であるかを認識することができる。
しかし、液晶モニターには、現在選択されている撮影モード以外にも多くの情報が表示される。例えば、バッテリー残量、メモリカードの残り記録可能枚数、フラッシュの発光モード、手振れ補正の動作モード等の情報がアイコンによって表示される。従って、これらのアイコンの中から現在選択されている撮影モードを示すアイコンを見つけることにも困難が伴う。また、撮像装置が撮影モードを自動的に切り替える場合は、現在選択されている撮影モードが何であるかを確認したいという要望も高い。
一方、特許文献1に記載の撮像装置のように被写体像の特徴領域を表示する機能を備えた撮像装置においては、多くの撮影モードの全部又は一部において検出した特徴領域を示す枠を表示することができる。また、被写体像に含まれる合焦領域を表示する機能を備えた撮像装置が従来から知られている。
そこで、本発明は、被写体像に含まれる特徴領域又は合焦領域を表示する機能を備えた撮像装置において、現在選択されている撮影モードを容易に認識することができる撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、複数の撮影モードのうち一つを選択して撮影することができる撮像装置であって、被写体像を形成する光学系と、前記被写体像に基づいて画像データを順次生成する撮像手段と、前記画像データに含まれる特徴領域を検出する検出手段と、前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、前記検出手段が前記特徴領域を検出したときに、前記特徴領域又はその近傍に前記選択された撮影モードを示す表示を前記画像データに基づく画像と重畳させて前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えること、を特徴とする。
これによって、選択された撮影モードを示す表示が、検出された特徴領域又はその近傍に表示されるので、現在選択されている撮影モードを容易に認識することができる。すなわち、従来のように、撮影モードを示すアイコンが表示手段の端にその他の情報を示すアイコンと並列に表示されたのでは現在選択されている表示モードを確認することが困難であるが、特徴領域は使用者が注視する画面中央部に検出される場合が多いし、特徴領域が検出されたときに選択された撮影モードを示す表示が表示されるので、より使用者の注意を引くことができるからである。
また、前記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、複数の撮影モードのうち一つを選択して撮影することができる撮像装置であって、被写体像を形成する光学系と、前記被写体像に基づいて画像データを順次生成する撮像手段と、前記被写体像の一部について前記光学系を合焦駆動する合焦手段と、前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、前記合焦手段が合焦駆動を完了したときに、合焦した前記被写体像の一部又はその近傍に前記選択された撮影モードを示す表示を前記画像データに基づく画像と重畳させて前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えること、を特徴とする。
これによって、選択された撮影モードを示す表示が、合焦領域又はその近傍に表示されるので、現在選択されている撮影モードを容易に認識することができる。すなわち、従来のように、撮影モードを示すアイコンが表示手段の端にその他の情報を示すアイコンと並列に表示されたのでは現在選択されている表示モードを確認することが困難であるが、合焦領域は使用者が注視する画面中央部に検出される場合が多いし、合焦駆動が完了したときに選択された撮影モードを示す表示が表示されるので、より使用者の注意を引くことができるからである。
以上のように、本発明によれば、使用者が注視する画面中央部に選択された撮影モードを示す表示が表示されるので、現在選択されている撮影モードを容易に認識することができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るデジタルカメラ1の斜視図 本実施の形態に係るデジタルカメラ1の構成を示すブロック図 液晶モニター20の表示例を示す図 撮影モードアイコンと撮影モードの対応を示す図 オートフォーカスモードアイコンとオートフォーカスモードの対応を示す図 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ1の動作を示すフローチャート 液晶モニター20の表示例を示す図 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ1の動作を示すフローチャート 液晶モニター20の表示例を示す図
(実施の形態)
(1.構成)
図1は、本実施の形態に係るデジタルカメラ1の斜視図である。図2は、本実施の形態に係るデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。以下、具体的に構成を説明する。
光学系11は、被写体からの光学信号を集光してCCDイメージセンサー12上に被写体像を形成する。光学系11は、対物レンズ111とズームレンズ112とフォーカスレンズ113と絞り/シャッター114を含む。
ズームレンズ112は、ズーム駆動部115によって駆動され、焦点距離を調整する。フォーカスレンズ113は、フォーカス駆動部116によって駆動され、ピントを調整する。ズーム駆動部115は、ズームレンズ112を移動させるためのアクチュエータ等を備えて構成され、コントローラ17からの制御に応じてズームレンズ112を駆動する。フォーカス駆動部116は、フォーカスレンズ113を移動させるためのアクチュエータ等を備えて構成され、コントローラ17からの制御に応じてフォーカスレンズ113を駆動する。
絞り/シャッター114は、絞りとシャッターを兼用した部材である。絞り/シャッター114は、絞り/シャッター駆動部117によって駆動される。絞りは、複数枚の羽根によって構成され、光学系11を通過する光の量を調整する。シャッターは、開けられたり閉じられたりして、CCDイメージセンサー12に到達する光の量を時間的に調整する。絞り/シャッター駆動部117は、アクチュエータ等を備えて構成され、コントローラ17からの制御に応じて絞り/シャッター114を駆動する。
なお、本実施の形態のデジタルカメラ1では、絞りとシャッターを兼用した絞り/シャッター114を備えるようにしたが、これに限らず、絞りとシャッターを別々に設けるようにしてもよい。この場合、シャッターは光学系内に設けず、絞りだけを光学系内に設けてもよい。このようにすれば、本発明をレンズ交換式のデジタルカメラに適用することもできる。
CCDイメージセンサー12は、光学系11によって形成された被写体像を撮像して画像データを生成する。CCDイメージセンサー12は、タイミングジェネレータ121から供給されるパルス信号に基づいて被写体像を撮像し画像データを生成する。タイミングジェネレータ121は、LSI等の集積回路によって構成され、CCDイメージセンサー12にパルス信号を供給する。ここで、タイミングジェネレータ121がCCDイメージセンサー12に供給するパルス信号には、1秒間に30回のフレーム読み出しパルス信号が含まれる。これによって、CCDイメージセンサー12は、30分の1秒ごとに画像データを生成する。CCDイメージセンサー12によって生成された画像データは、ADコンバータ13を介して、順次画像処理部14に入力される。
ADコンバータ13は、CCDイメージセンサー12によって生成された画像データをデジタルデータに変換する。
画像処理部14は、デジタルデータに変換された画像データに対して所定の処理を施す。所定の処理としては、ガンマ補正、YC変換、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が考えられるが、これに限定するものではない。なお、画像処理部14は、所定の処理に加えて、既知の方法によって画像データに含まれる人間の顔を検出する機能も備える。
バッファメモリ15は、画像処理部14で画像処理を行う際及びコントローラ17で制御処理を行う際にワークメモリとして使用される。バッファメモリ15は、例えば、SDRAM等で実現することができる。
フラッシュメモリ16は、内蔵メモリとして使用される。フラッシュメモリ16は、画像処理された画像データの他に、コントローラ17の制御のためのプログラムや設定値等を記憶することができる。また、フラッシュメモリ16は、液晶モニター20に表示する各種アイコンの画像データを記憶することができる。
コントローラ17は、デジタルカメラ1全体を制御するための制御手段である。コントローラ17は、マイクロコンピュータで実現してもよく、ハードワイヤード回路で実現しても良い。コントローラ17は、画像処理部14によって所定の処理が施された画像データを液晶モニター20に表示させる。また、コントローラ17は、フラッシュメモリ16に記憶された各種アイコンを画像処理部14によって所定の処理が施された画像データに重畳させて、又はその周囲に表示させることができる。
ぶれ検出器30は、ジャイロセンサー等で構成され、自装置の振動を検出する。ぶれ検出器30は、デジタルカメラ1の上下方向の振動を検知する第1のジャイロセンサーとデジタルカメラ1の左右方向の振動を検知する第2のジャイロセンサーを備える。ぶれ検出器30は、自装置の振動を検出して、振動量に対応するアナログ信号をコントローラ17に出力する。その際、ぶれ検出器30から出力されたアナログ信号は、ADコンバータによってデジタル信号に変換され、コントローラ17に入力される。
カードスロット18は、メモリカード19を着脱するためのスロットである。カードスロット18は、メモリカード19を制御する機能を有するようにしてもよい。メモリカード19は、フラッシュメモリ等を内蔵する。メモリカード19は、画像処理部14によって画像処理された画像データを格納することができる。
液晶モニター20は、画像データ及びデジタルカメラ1の各種設定を示すアイコン等を表示する。なお、液晶モニター20に替えて、有機ELディスプレイ等を用いることもできる。
操作部21は、デジタルカメラ1の外装に取り付けられた操作部材の総称である。操作部21を構成する操作部材としては、十字キーや押下釦等が考えられる。操作部21の一つの押下釦としてシャッタースイッチ211がある。シャッタースイッチ211は、デジタルカメラ1の上面に設けられ、半押し及び全押し操作を検出するように構成されている。シャッタースイッチ211の半押し又は全押し操作が行なわれると、シャッタースイッチ211は操作に応じた操作信号をコントローラ17に出力する。コントローラ17は、シャッタースイッチ211の半押し操作を示す操作信号を受けると、フォーカス駆動部116を制御して、被写体像にピントが合うようにフォーカスレンズ113を移動させる。コントローラ17は、シャッタースイッチ211の全押し操作を示す信号を受けると、CCDイメージセンサー12によって生成され画像処理部14によって所定の処理が施された画像データをカードスロット18に装着されたメモリカード19に格納する。
また、操作部21の一つの操作部材としてズームレバー212がある。ズームレバー212は、シャッタースイッチ211の周囲に回転可能に設けられ、回転操作を検出するように構成されている。ズームレバー212の回転操作が行われると、ズームレバー212は回転操作に応じた操作信号をコントローラ17に出力する。コントローラ17は、ズームレバー212の回転操作を示す操作信号を受けると、ズーム駆動部115を制御して、光学系11の焦点距離を変化させる。
さらに、操作部21の一つの操作部材としてモードダイヤル213がある。モードダイヤル213は、デジタルカメラ1の背面に回転可能に設けられ、回転操作を検出するように構成されている。モードダイヤル213の回転操作が行われると、モードダイヤル213は回転操作に応じた操作信号をコントローラ17に出力する。コントローラ17は、モードダイヤル213の回転操作を示す操作信号を受けると、複数の撮影モードから一つの撮影モードを選択し、選択した撮影モードでデジタルカメラ1の各部を制御する。
加えて、操作部21の一つの押下釦として十字キー214がある。十字キー214は、デジタルカメラ1の背面に設けられ、押下操作を検出するように構成されている。十字キー214の押下操作が行われると、十字キー214は押下操作に応じた操作信号をコントローラ17に出力する。コントローラ17は、十字キー214の押下操作を示す操作信号を受けると、デジタルカメラ1の各部を制御する。
(2.撮影モード)
図3は、液晶モニター20の表示例を示す図である。図3(a)は、画像データに各種アイコンを重畳させて表示した状態を示している。図3(b)は、画像データを表示する領域と各種アイコンを表示する領域を独立とした状態を示している。図3(b)において、各種アイコンは、液晶モニター20の右辺と底辺に集中的に配置される。しかし、画像データを表示する領域は、図3(a)と比べて小さくなる。表示される各種アイコンは、図3(a)(b)ともに同じである。十字キー214を押下操作することで、図3(a)(b)の表示を切り替えることができる。
撮影モードアイコン301は、撮影モードが自動撮影モードであることを示している。フラッシュ発光モードアイコン302は、フラッシュ発光モードが自動発光モードであることを示している。記録画素数アイコン303は、メモリカード19に格納される画像データの記録画素数が1200万画素であることを示している。クオリティアイコン304は、メモリカード19に格納される画像データの圧縮率が低い、すなわちクオリティが高いことを示している。バッテリー残量アイコン305は、バッテリーがフル充電であることを示している。記録可能枚数アイコン306は、現在の設定で撮影を続けたときにメモリカード19に格納することができる画像データの枚数を示している。手振れ補正モードアイコン307は、手振れ補正モードが自動補正モードであることを示している。オートフォーカスモードアイコン308は、オートフォーカスモードが11点オートフォーカスモードであることを示している。11点オートフォーカスモードでは、11点のオートフォーカス領域のうち、コントローラ17が最も適切と判断するオートフォーカス領域に自動的にピントを合わせる。各種アイコンは、それぞれに対応するモードや状態が変化すると変化する。
このように、液晶モニター12には被写体309とともに多くの情報が表示される。また、使用者は被写体309の動きを注視している場合が多いと思われるので、各種アイコンの中から撮影モードアイコン301を見つけて現在選択されている撮影モードが何であるかを認識することには困難が伴う。
図4は、撮影モードアイコンと撮影モードの対応を示す図である。自動選択撮影モードでは、コントローラ17が撮影環境や被写体を認識して自動的にシーン別撮影モードを切り替える。コントローラ17が切り替えるべきシーン別撮影モードを選択するまでは図4に示す自動選択撮影モードアイコンが液晶モニター20に表示されるが、コントローラ17が切り替えるべきシーン別撮影モードを選択すると、人物撮影モード、夜景&人物撮影モード、風景撮影モード、夜景撮影モード、マクロ撮影モード、赤ちゃん撮影モードのうち、コントローラ17で選択された撮影モードを示す撮影モードアイコンが液晶モニター20に表示される。また、一旦、切り替えるべきシーン別撮影モードが選択されても、その後、撮影環境や被写体に変化が生じた場合は、再度、切り替えるべきシーン別撮影モードを選択する。なお、切り替えるべきシーン別撮影モードの選択方法は、例えば、国際公開番号WO2009/013850A1号公報等に記載されている。
自動撮影モード、プログラム撮影モード、絞り優先撮影モード、シャッター優先撮影モード、マニュアル撮影モードは、旧来の撮影モードである。
人物撮影モード、夜景&人物撮影モード、風景撮影モード、夜景撮影モード、マクロ撮影モード、赤ちゃん撮影モードは、シーン別撮影モードである。シーン別撮影モードは自動選択撮影モードにおいて自動的に選択されるが、モードダイヤル213を回転操作することによって意図的に選択することもできる。
カスタム撮影モードは、使用者が設定しフラッシュメモリ16に記憶された撮影パラメータを呼び出し、これに基づいて撮影の制御を行う撮影モードである。
本発明のデジタルカメラ1が備える撮影モードは以上の13種類であるが、近時の撮像装置には、20から30ものシーン別撮影モードを備える撮像装置もある。特に、自動選択撮影モードにおいては、現在選択されている撮影モードが何であるかを確認したいという要望も高い。
(3.オートフォーカスモード)
図5は、オートフォーカスモードアイコンとオートフォーカスモードの対応を示す図である。顔検出オートフォーカスモードでは、コントローラ17は、画像処理部14が画像データに含まれる人間の顔を検出すると、フォーカス駆動部116を制御して、画像処理部14が検出した人間の顔にピントが合うようにフォーカスレンズ113を移動させる。
11点オートフォーカスモードでは、コントローラ17は、シャッタースイッチ211の半押し操作を示す操作信号を受けると、フォーカス駆動部116を制御して、11点のオートフォーカス領域のうち、コントローラ17が最も適切と判断するオートフォーカス領域にピントが合うようにフォーカスレンズ113を移動させる。
1点オートフォーカスモードでは、コントローラ17は、シャッタースイッチ211の半押し操作を示す操作信号を受けると、フォーカス駆動部116を制御して、液晶モニター20中央部のオートフォーカス領域にピントが合うようにフォーカスレンズ113を移動させる。
スポットオートフォーカスモードでは、コントローラ17は、シャッタースイッチ211の半押し操作を示す操作信号を受けると、フォーカス駆動部116を制御して、液晶モニター20中央部の1点オートフォーカスモードにおけるオートフォーカス領域よりもさらに小さいオートフォーカス領域にピントが合うようにフォーカスレンズ113を移動させる。
(4.動作1)
以下、図面を用いて、特徴領域を検出したときに、検出された特徴領域に重畳させて又は検出された特徴領域の近傍に撮影モードを示す表示を表示する実施の形態の動作を説明する。図6は、本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ1では、画像データに含まれる人間の顔を検出したときに、検出された人間の顔を含む領域又は検出された人間の顔を含む領域の近傍に撮影モードを示す撮影モードアイコンを表示する。なお、特徴領域は、人間の顔に限定されない。例えば、特定の色をもつ領域であってもよいし、特定の形状をもつ領域であってもよい。
画像処理部14は、CCDイメージセンサー12によって生成された画像データに人間の顔が含まれるか否かを検出する(S601、S602)。人間の顔が含まれない場合は(S602でNo)、CCDイメージセンサー12によって次に生成された画像データに人間の顔が含まれるか否かを検出する。人間の顔が含まれる場合は(S602でYes)、画像データに人間の顔が含まれることをコントローラ17に通知する。
コントローラ17は、現在の撮影モードを取得する(S603)。次に、取得した現在の撮影モードを示す撮影モードアイコンの画像データをフラッシュメモリ16から取得する(S604)。撮影モードアイコンの画像データは、液晶モニター20の端に表示する撮影モードアイコンの画像データを流用する。これによって、フラッシュメモリ16の容量を削減することができる。
コントローラ17は、画像処理部14によって検出された人間の顔を含む領域の位置と大きさを画像処理部14から取得する(S605)。撮影モードアイコンを、人間の顔を含む領域に重畳させて表示する場合は、コントローラ17は、画像処理部14から取得した人間の顔を含む領域の大きさに基づいて、撮影モードアイコンの画像データを加工する(S606)。すなわち、人間の顔を含む領域の大きさに合わせて撮影モードアイコンの画像データを拡大又は縮小する。さらに、撮影モードアイコンの画像データを半透過にする。又は、撮影モードアイコンの一部を透明にする。
コントローラ17は、画像処理部14から取得した人間の顔を含む領域の位置に基づいて、加工した、又は加工していない撮影モードアイコンをCCDイメージセンサー12が生成した画像データに重畳させて液晶モニター20に表示させる(S607)。図7は、液晶モニター20の表示例を示す図である。図7(a)は、画像データに各種アイコンを重畳させて表示させた状態において、撮影モードアイコンを、人間の顔を含む領域に重畳させて表示させた表示例を示している。自動撮影モードを示す撮影モードアイコン310は、拡大及び半透過の加工がされた後に人間の顔を含む領域の一部に重畳されて表示される。図7(b)は、画像データを表示する領域と各種アイコンを表示する領域を独立とした状態において、撮影モードアイコンを、人間の顔を含む領域の近傍に表示させた表示例を示している。自動撮影モードを示す撮影モードアイコン311は、特段の加工をされないまま人間の顔を含む領域の近傍に表示される。
なお、自動撮影モードは例示であって、画像処理部14によって人間の顔が検出されたときの撮影モードを示す撮影モードアイコンが表示されることはいうまでもない。また、撮影モードアイコンを人間の顔に重畳させて表示させる場合は半透過の加工をすることが望ましいが、撮影モードアイコンを人間の顔の近傍に表示する場合であっても、画像データの背景部分を視認することができるように撮影モードアイコンを半透過としてもよい。撮影モードアイコンは、継続して表示させてもよいし、所定の時間が経過すると表示をしないようにしてもよい。撮影モードアイコンを人間の顔の近傍に表示する場合、人間の顔が画像データの端にあるときは、適宜、撮影モードアイコンを表示する場所を変更すればよい。
(5.動作2)
以下、図面を用いて、合焦駆動を完了したときに、合焦した被写体像の一部又はその近傍に撮影モードを示す表示を表示する実施の形態の動作を説明する。図8は、本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ1では、11点オートフォーカスモードにおいて、11点のオートフォーカス領域のうち、コントローラ17が最も適切と判断するオートフォーカス領域に自動的にピントを合わせたときに、ピントを合わせたオートフォーカス領域又はピントを合わせたオートフォーカス領域の近傍に撮影モードを示す撮影モードアイコンを表示する。なお、ここでは、コントローラ17が最も適切と判断するオートフォーカス領域に自動的にピントを合わせる11点オートフォーカスモードを例示するが、人間の顔を検出して検出した人間の顔に自動的にピントを合わせる顔検出オートフォーカスモードであってもよい。また、オートフォーカス領域が固定である1点オートフォーカスモード、スポットオートフォーカスモードであってもよい。
画像処理部14は、CCDイメージセンサー12によって生成された画像データを取得しながらシャッタースイッチ211が半押しされたか否かを検出する(S801、S802)。シャッタースイッチ211が半押しされていない場合は(S802でNo)、CCDイメージセンサー12によって次に生成された画像データを取得する。シャッタースイッチ211が半押しされた場合は(S802でYes)、合焦動作を開始する(S803)。
ここで、合焦動作(S803)には、画像データの継続的な取得とオートフォーカス評価値の評価が含まれる。本実施の形態のデジタルカメラ1は、いわゆるコントラスト方式のオートフォーカス機能を採用している。なお、位相差検出方式等、コントラスト方式以外のオートフォーカス機能を採用する撮像装置であっても本発明を適用することができる。また、マニュアルフォーカスモードであっても、使用者がピントを調整しているときに撮像装置が合焦状態を監視し最も良好な合焦状態であると判断する機能を採用している場合がある。その場合は合焦を検出することができるので、合焦が完了したときに、合焦した被写体像の一部又はその近傍に撮影モードを示す表示を表示することができる。
コントローラ17は、合焦駆動が完了したか、すなわち合焦したか否かを検出する。合焦していない場合は(S804でNo)、合焦駆動(S803)を繰り返す。合焦している場合は(S804でYes)、現在の撮影モードを取得する(S805)。次に、取得した現在の撮影モードを示す撮影モードアイコンの画像データをフラッシュメモリ16から取得する(S806)。撮影モードアイコンの画像データは、液晶モニター20の端に表示する撮影モードアイコンの画像データを流用する。これによって、フラッシュメモリ16の容量を削減することができる。
コントローラ17は、合焦位置を取得する(S807)。コントローラ17は、撮影モードアイコンの画像データを加工してもよいし加工しなくてもよい(S808)。コントローラ17は、合焦位置に基づいて、加工した、又は加工していない撮影モードアイコンをCCDイメージセンサー12が生成した画像データに重畳させて液晶モニター20に表示させる(S809)。
図9は、液晶モニター20の表示例を示す図である。図9(a)は、画像データに各種アイコンを重畳させて表示させた状態を示す。風景撮影モードを示す撮影モードアイコン314は、コントローラ17がピントを合わせたオートフォーカス領域(三重塔313の一部)に重畳されて表示される。図9(b)は、画像データを表示する領域と各種アイコンを表示する領域を独立とした状態を示す。風景撮影モードを示す撮影モードアイコン315は、縮小加工がされた後にコントローラ17がピントを合わせたオートフォーカス領域(三重塔313の一部)に重畳されて表示される。図9(a)の左上、図9(b)の右上には風景撮影モードを示すアイコン312が表示されるが、その他の情報を示すアイコンと並列に表示されるので、使用者が現在選択されている撮影モードが何であるかを認識することは、困難である。これに対して、撮影モードアイコン314、315は、コントローラ17がピントを合わせたオートフォーカス領域(三重塔313の一部)に重畳されて表示されるので、現在選択されている撮影モードを容易に認識することができる。図9(c)は、ピントを合わせたオートフォーカス領域が11点のオートフォーカス領域のうち右下のオートフォーカス領域316であることを模式的に示している。図9(c)に示すオートフォーカス領域を示す枠は、画像データに重畳させて表示させてもよいし表示させなくてもよい。
なお、風景撮影モードは例示であって、合焦駆動が完了したときの撮影モードを示す撮影モードアイコンが表示されることはいうまでもない。また、画像データの背景部分を視認することができるように撮影モードアイコンを半透過としてもよい。撮影モードアイコンは、継続して表示させてもよいし、所定の時間が経過すると表示をしないようにしてもよい。
また、合焦していない場合は(S804でNo)、合焦駆動(S803)を繰り返すが、一定時間、合焦駆動(S803)を繰り返したにもかかわらず合焦できない場合もある。そのような場合は、現在の撮影モードを示す撮影モードアイコンに、例えば、×印を重畳させて液晶モニター20の中央に表示させるようにしてもよい。あるいは、現在の撮影モードを示す撮影モードアイコンが二つに割れた撮影モードアイコンを液晶モニター20の中央に表示させるようにしてもよい。これによって、いずれの撮影モードで合焦に失敗したかを容易に知ることができる。
本発明によれば、現在選択されている撮影モードを容易に認識することができるので、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置に適用して有用である。
1 デジタルカメラ
11 光学系
12 CCDイメージセンサー
121 タイミングジェネレータ
13 ADコンバータ
14 画像処理部
15 バッファメモリ
16 フラッシュメモリ
17 コントローラ
20 液晶モニタ
21 操作部

Claims (2)

  1. 複数の撮影モードのうち一つを選択して撮影することができる撮像装置であって、
    被写体像を形成する光学系と、
    前記被写体像に基づいて画像データを順次生成する撮像手段と、
    前記画像データに含まれる特徴領域を検出する検出手段と、
    前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
    前記検出手段が前記特徴領域を検出したときに、前記特徴領域又はその近傍に前記選択された撮影モードを示す表示を前記画像データに基づく画像と重畳させて前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えること、
    を特徴とする撮像装置。
  2. 複数の撮影モードのうち一つを選択して撮影することができる撮像装置であって、
    被写体像を形成する光学系と、
    前記被写体像に基づいて画像データを順次生成する撮像手段と、
    前記被写体像の一部について前記光学系を合焦駆動する合焦手段と、
    前記画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
    前記合焦手段が合焦駆動を完了したときに、合焦した前記被写体像の一部又はその近傍に前記選択された撮影モードを示す表示を前記画像データに基づく画像と重畳させて前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えること、
    を特徴とする撮像装置。
JP2009246156A 2009-10-27 2009-10-27 撮像装置 Pending JP2011097130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009246156A JP2011097130A (ja) 2009-10-27 2009-10-27 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009246156A JP2011097130A (ja) 2009-10-27 2009-10-27 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011097130A true JP2011097130A (ja) 2011-05-12

Family

ID=44113624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009246156A Pending JP2011097130A (ja) 2009-10-27 2009-10-27 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011097130A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120998A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Nikon Corp カメラ
JP2016106311A (ja) * 2016-01-25 2016-06-16 カシオ計算機株式会社 電子機器、表示制御方法及びプログラム
JP2017199381A (ja) * 2017-05-24 2017-11-02 カシオ計算機株式会社 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120998A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Nikon Corp カメラ
JP2016106311A (ja) * 2016-01-25 2016-06-16 カシオ計算機株式会社 電子機器、表示制御方法及びプログラム
JP2017199381A (ja) * 2017-05-24 2017-11-02 カシオ計算機株式会社 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6112819B2 (ja) 電子機器、駆動方法およびプログラム
JP6099528B2 (ja) 撮像装置、撮像方法およびプログラム
JP6701512B2 (ja) 撮影装置、撮影方法、およびプログラム
JP2007081772A (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP2009033338A (ja) 撮像装置
JP2009273023A (ja) 撮像装置、撮像方法、合焦制御方法及びプログラム
JP5254101B2 (ja) 撮像装置
JP2011048341A (ja) 撮像装置
JP2011030008A (ja) 撮像装置
JP5906427B2 (ja) 撮像装置、画像処理装置
JP5040753B2 (ja) 撮像装置
JP2005202064A (ja) 撮像装置、その合焦方法および記録媒体
JP2011044838A (ja) 撮影装置および方法、並びにプログラム
JP5409483B2 (ja) 撮像装置
JP5197454B2 (ja) デジタルカメラ
JP2011097130A (ja) 撮像装置
JP5457924B2 (ja) デジタルカメラ
JP6435527B2 (ja) 撮像装置
JP2007127959A (ja) 撮影装置
JP2011053301A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4985716B2 (ja) 撮像装置、合焦評価領域の設定方法、及び、プログラム
JP2010190913A (ja) 自動合焦機能を有する撮像装置
JP5792273B2 (ja) カメラシステム
JP6140975B2 (ja) 撮像装置
JP2011071570A (ja) 撮像装置