JP6149378B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置の小型化を図る技術に関する。
下記特許文献1には、互いに対向配置された一対の側壁部を板状の連結部にて連結したフレーム構造を採用し、複数の感光体が収容される空間とシートトレイが収容される空間とを、板状の連結部により区画する技術が開示されている。
特開2008−065122公報
近年では、装置の小型化が求められている。また、画像形成装置を使用する上での安全性も考慮する必要があるため、小型化に優れる新規のフレーム構造を提案すると同時に、安全性を考慮して、画像形成装置を構成する各部品をフレーム内に配置する必要があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、安全性を確保しつつ装置の小型化を図る術を提供するものである。
本明細書によって開示される画像形成装置は、着脱可能な着脱ユニットを有し、シートに形成する画像を作像する作像部と、前記作像部を取り出す方向に外部と連通する第1連通部と、前記作像部を取り出す方向とは異なる方向に外部と連通する第2連通部とを有し、前記第1連通部を介して前記着脱ユニットが着脱自在に組み付けられるフレームと、前記フレームに設けられ、前記作像部を含む高圧負荷に高電圧を印加するための高圧出力端子と、前記作像部による作像時に使用される資源又は前記シートを保持する保持部であって、前記フレームのうち前記高圧出力端子から見て前記第2連通部側に着脱自在に装着され、前記第2連通部を閉じる保持部と、を備える画像形成装置。
尚、「第2連通部を閉じる」とは、少なくともユーザの手が入らない程度に第2連通部を閉じていればよく、閉じた状態で数cm程度の隙間があってもよい。
また、「保持部」には、作像時に使用される資源としての現像剤を保持する保持部と、作像時に使用される資源としてのシートを保持する保持部等が含まれる。現像剤を保持する保持部には、廃トナーボックスや、搬送ベルト等が含まれる。シートを保持する保持部は、搬送経路に沿って送られるシートを移動可能に保持するものであればよく、搬送ベルトや、定着器(加熱ローラと押圧ローラでシートを保持)等が含まれる。また、給紙カセットのようにシートを静止した状態で保持するものも含まれる。
また「高圧」とは概ね100V以上を指し、「高圧負荷」とは100V以上の電圧が印加又は作用する負荷、例えば、帯電器、現像器(現像ローラ)、感光体(感光ドラム)、転写器(転写ローラ)、ドラムクリーナ、ベルトクリーナ等が含まれる。
この構成では、内部に仕切りを設ける構成に比べて、フレームを小型化できる。加えて、作像部の未装着により高圧出力端子が露出する状態であったとしても、保持部が第2連通部を閉じるので、ユーザの手が第2連通部を介して高圧出力端子に触れることがない。そのため、安全性が高まる。
上記画像形成装置の実施態様として以下が好ましい。
・制御部を備え、前記制御部は、前記保持部の有無を検知する検知処理と、前記保持部が検知された場合、前記高圧負荷の準備動作を実行する準備処理と、前記保持部が検知されない場合、前記準備動作の実行を制限する制限処理と、を行う。この構成では、保持部が検知されない場合、準備動作の実行を制限するので、安全性が高い。
・前記フレームに組み付けられ、前記第1連通部を介して前記作像部を前記フレームに着脱自在にする開放位置と、前記第1連通部を覆う閉止位置とに変位するカバーと、前記カバーの開閉状態を検知する開閉検知部と、を備え、前記保持部は前記第1連通部を介して前記フレームに対して着脱可能であり、前記制御部は、前記カバーが前記開放位置から前記閉止位置に変位したことが検知された場合、前記検知処理を実行する。カバーが開放位置から閉止位置に変位した場合、保持部が着脱された可能性がある 。この構成では、カバーが開放位置から閉止位置に変位した場合、検知処理を実行するので安全性が高まる。
・前記制御部は、前記準備処理において、前記高圧出力端子を介して前記高圧負荷に電圧を印加する動作を実行し、前記制限処理において、前記高圧負荷に電圧を印加する動作の実行を制限する。保持部が検出されない場合、電圧の印加を制限するので、安全性が高まる。
・前記作像部を駆動するモータを備え、前記制御部は、前記準備処理において、前記モータに通電する動作を実行し、前記制限処理において、前記モータに通電する動作の実行を制限する。保持部が検知されない場合、モータを通電しないので、安全性が高まる。
・前記フレームのうち前記高圧出力端子から見て前記保持部を挟んで前記第2連通部側に設けられ、前記第2連通部を外側から閉じる閉止部材 を備える。保持部と閉止部材とで第2連通部を二重に閉じるので、安全性が高まる。
・前記閉止部材は、前記フレームに着脱自在に組み付けられる、前記シートを格納するシート格納部である。シートを格納するシート格納部を、閉止部材として兼用できるので、装置の小型化を図れる。
・前記保持部は、前記資源としての現像剤を保持する現像剤保持部 である。搬送ベルトや廃トナーケース等の現像剤保持部が第2連通部を閉じるので、安全性が高まる。
・前記シートを搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトをクリーニングするクリーニング部材と、前記クリーニング部材により前記搬送ベルトから除去された現像剤を収納する現像剤収納部と、を備え、前記保持部は、前記現像剤収納部である。現像剤収納部が第2連通部を閉じるため、ユーザの手が第2連通部を介して高圧負荷や高圧出力端子に触れることがない。よって、安全性が高まる。
・前記搬送ベルトを電気的にクリーニングするために、前記高圧出力端子を介して前記クリーニング部材に印加する印加部と、前記印加部による高電圧の印加に応答した前記高圧出力端子の出力信号を検出する信号検知部と、前記収納部は、前記クリーニング部材を含み、前記制御部は、前記信号検知部により検出される前記出力信号に基づいて、前記クリーニング部材を含む前記収納部の有無を検知する前記検知処理と、前記クリーニングの実行中、前記信号検知部の検出結果に基づいて前記クリーニング部材に印加する電圧を制御する処理と、を行う。信号検知部の検知結果を利用して、現像剤収納部の有無を検出できる。そのため、現像剤収納部の有無を検出する装置を専用に設ける場合に比べて、装置を小型化出来る。
・前記搬送ベルトの有無を検出するベルト検出部を備え、前記クリーニング部材は、前記搬送ベルトの外周面に接するクリーニングローラと、前記クリーニングローラに対して前記搬送ベルトを挟んで対向配置され、前記搬送ベルトの内周面に接するバックアップローラとを含み、前記制御部は、前記ベルト検出部により前記搬送ベルトが検出された場合、前記収納部の有無を検出するため、前記バックアップローラに前記高圧出力端子を介して電圧を印加する。搬送ベルトの有無を確認してから、バックアップローラに電圧を印加して収納部の有無を検出するので、安全性が高い。
本発明によれば、安全性を確保しつつ装置の小型化を図ることが出来る。
実施形態1に係るプリンタの要部側断面図 プロセスユニットを拡大した断面図 プリンタの電気的構成を示すブロック図 高圧電源回路の回路図(グリッド電流のフィードバック制御系を示す) 高圧電源回路の回路図(ベルトクリーニング電流のフィードバック制御系を示す) フレームの斜視図 筐体の斜視図(上面カバーを開放した状態を示す) プロセスユニット、ベルトユニットを取り外した状態を示すフレームの斜視図 プリンタの模式図(第2連通部とそれに対応した部品の配置を示す) クリーナを第2連通部に配置した状態を示すフレームの斜視図 ウォーミングアップ動作の実行シーケンスを示すフローチャート図 ベルトユニットを検知する処理の流れを示すフローチャート図 廃トナーボックスを検知する処理の流れを示すフローチャート図 接点のオンオフの遷移を示すタイミングチャート図 実施形態2に係るプリンタの模式図(第2連通部とそれに対応した部品の配置を示す)
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図14によって説明する。
1.プリンタ1の概略構成
プリンタ1は、シートSの搬送方向に沿って複数個(本実施形態では、4個)のプロセスユニットUを直列に配設したダイレクトタンデム方式のカラープリンタである。プリンタ1の筐体3内には、図1に示すように、記録用紙等のシートSを給紙する給紙カセット17、シートSに画像を作像する作像部5、ベルトユニット20、定着器16が収納されている。
給紙カセット17は、筐体3の底部に設けられており、記録用紙等のシートSを積層状に載置する給紙トレイ18と、給紙トレイ18上の用紙を給紙する給紙ローラ19等を備える。給紙トレイ18から給紙されたシートSは、搬送ローラ40、搬送ベルト21を介して作像部5へと送られる。また、給紙カセット17の前面壁には取手17Aが設けられていて、給紙カセット17全体が、筐体3の前方に引き出し操作可能となっている。尚、給紙カセット17が本発明の「シート格納部(閉止部材)」の一例である。
作像部5は、露光器6、フレーム30に対して着脱可能とされたプロセスユニットU等を備えている。各プロセスユニットUは収納されているトナーの色が異なる点と、シートSの搬送方向最上流側(図1の左側)のブラックのプロセスユニットUのみドラムクリーニングローラ9に当接する紙粉回収ローラ43が設けられている点を除いて、構造等は同一である。各プロセスユニットUはドラムユニットU1と、ドラムユニットU1に対して着脱可能に装着されるトナーユニットU2から構成されている(図2参照)。尚、プロセスユニットUが本発明の「着脱ユニット」の一例である。
ドラムユニットU1は、現像剤像(トナー像)が担持される感光ドラム7、帯電器8、ドラムクリーニングローラ9を含む。感光ドラム7は、正帯電性の感光層により形成される円筒形状のドラム本体と、ドラム本体の軸心においてドラム本体の長手方向に沿って延びる金属製のドラム軸とを備えている。
帯電器8はスコロトロン型の帯電器であり、シールドケース8A、ワイヤ8B及び金属製のグリッド電極8Cを有する(図4参照)。シールドケース8Aは、感光ドラム7の回転軸方向に長い角筒型をしている。シールドケース8Aのうち、感光ドラム7との対向面は放電口として開口している。
ワイヤ8Bは高電圧の印加により、シールドケース8A内においてコロナ放電を生じさせる。そして、コロナ放電により生じたイオンが放電口から感光ドラム7側に放電電流として流れることで、感光ドラム7の表面を一様に正極性に帯電させる。また、ドラムクリーニングローラ9は高電圧の印加により、感光ドラム7上の付着物(トナーや紙粉)を静電気力で吸引して除去する。
トナーユニットU2は感光ドラム7にトナーを供給する現像ローラ10、供給ローラ11、トナー収容室12を含む。現像ローラ10はローラ軸と、ローラ軸の周りを被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラとを備えている。トナー収容室12は、現像剤(本発明の「資源」の一例)としてのトナーを収容するものであり、内部にはトナーを撹拌するためのアジテータ13が設けられている。現像ローラ10は、供給ローラ11を通じて供給されるトナーを現像電圧Vdの作用により正極性に帯電させながら、感光ドラム7上へ供給する機能を果たす。
露光器6は、感光ドラム7を露光させるものであり、各感光ドラム7に対して個々に設けられている。露光器6は、感光ドラム7の軸方向と平行に多数個の発光体(例えば、LED)を列状に配置した構成となっている。
ベルトユニット20は、図1に示すように給紙カセット17と作像部5との間に設けられ、駆動ローラ23A、従動ローラ23B、搬送ベルト21および転写ローラ15を備えている。
駆動ローラ23Aおよび従動ローラ23Bは、前後方向に離間して平行に配置され、その間に搬送ベルト21が張設されている。搬送ベルト21は、上面が各感光ドラム7に接している。また、搬送ベルト21の内側には、各感光ドラム7との間で搬送ベルト21を挟持する転写ローラ15が、各感光ドラム7に対向して4つ配置されている。尚、搬送ベルト21の内側には、ベルトクリーナ27を構成するバックアップローラ27Aが配置されている。バックアップローラ27Aはベルトユニット20に一体化されていて、筐体3からベルトユニット20と一体的に着脱される構成となっている。
定着器16は、ベルトユニット20の後部側(図1の右側)に配設されている。定着器16は、シートSに転写された現像剤像を加熱しながら回転する加熱ローラ16A、及びシートSを加熱ローラ16Aに押圧する加圧ローラ16B等を有している。
上記のように構成されたプリンタ1による一連の画像形成処理について簡単に説明すると、プリンタ1は印刷データDを受信すると(図3参照)、印刷処理を開始する。これにより、各感光ドラム7の表面は、その回転に伴って、各帯電器8により一様に正帯電される。そして、各露光器6によって、各感光ドラム7がそれぞれ印刷データに応じた露光が行われる。これにより、各感光ドラム7の表面には、印刷データに応じた所定の静電潜像が形成、すなわち一様に正帯電された感光ドラム7の表面のうち、露光された部分は電位が下がる。
次いで、現像ローラ10の回転により、現像ローラ10上に担持されかつ正帯電されているトナーが、各感光ドラム7の表面上に形成される静電潜像に供給される。これにより、各感光ドラム7の静電潜像は可視像化され、感光ドラム7の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
そして、給紙カセット17から給紙されたシートSが、各感光ドラム7と搬送ベルト21内側に配置される各転写ローラ15との間を通過することで、各感光ドラム7上に形成されたトナー像がシートS上に転写される。そして、シートSが加熱ローラ16Aと加圧ローラ16Bとの間を通過することで、シートS上に転写されたトナー像が熱定着される。なお、定着器16から排出されたシートは、その搬送方向が略180度転向されて筐体3の上部側に設けられた排出部3Aから排出トレイ3B上に排出される。
また、ベルトユニット20を挟んで感光ドラム7と反対側(図1では下側)には、搬送ベルト21に付着した異物を除去するベルトクリーナ27が配設されている。ベルトクリーナ27は、バックアップローラ27A、クリーニングローラ27B、回収ローラ27C、廃トナーボックス27Dを備える。
バックアップローラ27Aとクリーニングローラ27Bは搬送ベルト21を間に挟んで対向配置されている。バックアップローラ27Aに高電圧を印加すると、バックアップローラ27Aからクリーニングローラ27Bに向かう電界が発生し、この電界の作用により、搬送ベルト21上の付着物(トナーや紙粉)を静電気力でクリーニングローラ27Bに吸引できる。そして、クリーニングローラ27Bに吸引された付着部は、その後、回収ローラ27Cにより回収された後、廃トナーボックス27D内に収容される。尚、バックアップローラ27Aとクリーニングローラ27Bが本発明の「クリーニング部材」の一例である。また、廃トナーボックス27Dが本発明の「現像剤収納部」の一例である。
2.プリンタ1の電気的構成
次にプリンタ1の電気的構成を、図3を参照して説明する。プリンタ1は、メインモータ51、露光器6のLEDを駆動するLED駆動回路53、高圧電源回路110、カバー開閉スイッチ55、濃度センサ57、通信部61、表示部63、操作部65、コントローラ100を備える。
尚、カバー開閉スイッチ55が本発明の「開閉検知部」の一例であり、濃度センサ57が本発明の「ベルト検出部」の一例である。また、高圧電源回路110が本発明の「印加部」の一例である。
メインモータ51は感光ドラム7、現像ローラ10、供給ローラ11等のプロセスユニットUの各回転体や、給紙ローラ19や搬送ローラなど用紙搬送系の各回転体を回転駆動させる。
高圧電源回路110は、帯電器8、ドラムクリーニングローラ9、現像ローラ10、ベルトクリーナ27に印加する高電圧を発生させる。カバー開閉スイッチ55は、カバー3Dの開閉に連動してオンオフする接点を備え、上面カバー3Dが開放位置から閉止位置に変位したことを検出する。具体的には、上面カバー3Dが開放位置から閉止位置に変位すると、上面カバー3Dの側部に設けられた押圧部56がカバー開閉スイッチ55を押圧することにより接点がオフ状態からオン状態に切り替わる構成となっている。
濃度センサ57は、搬送ベルト21に対して光を発光する発光部57Aと、搬送ベルト21からの反射光を受光する受光部57Bとを備える。濃度センサ57はトナー濃度の検出用であり、搬送ベルト21に印刷された画像からの反射光を受光して得られる受光信号に基づいてトナーの濃度を読み取るようになっている。
尚、プリンタ1では、濃度センサ57を利用して、ベルトユニット20の有無を検出する。すなわち、濃度センサ57の発光部の発光に応答して受光部から受光信号が検出されるかどうかにより、ベルトユニット20の有無を検出する。
コントローラ100は、CPU101と、ROM103と、RAM105を備える。ROM103は印刷処理を実行するためのプログラムや、後述する感電防止シーケンスを実行するためのプログラムなどを記憶する。また、RAM105には各種のデータが記憶されるようになっている。
コントローラ100は、一連の画像形成処理を実行する装置全体の統括機能や、ウォーミングアップ動作の実行シーケンスを実行する機能を担っている。また、通信部61はPC等の情報端末装置との間で通信を行うものであり、情報端末装置から印刷指示や印刷データDを受信する。表示部63は、液晶ディスプレイやランプ等を備えており、それらを介して各種の設定画面や動作状態等を表示する。
3.高圧電源回路110の回路構成
高圧電源回路110は、図4に示すように、第一PWM信号平滑化回路130、アンプ140、帯電電圧印加回路150、第二PWM信号平滑化回路160、アンプ170、現像電圧印加回路180を備える。
第一PWM信号平滑化回路130は、抵抗RとコンデンサCから構成された積分回路であり、コントローラ100のPWMポートP1から出力されるPWM信号S1を平滑化する。第一PWM信号平滑化回路130の出力段にはアンプ140が設けられていて、第一PWM信号平滑化回路130にて平滑化されたPWM信号S1は、アンプ140にて増幅された後、帯電電圧印加回路150に設けられたトランジスタTr1のベースに入力される構成となっている。
帯電電圧印加回路150は、DC24Vの入力電圧から6kV〜8kV程度の高電圧を生成して、帯電器8に印加する機能を果たすものである。本実施形態では、帯電電圧印加回路150に自励式のフライバックコンバータ(RCC)を用いている。帯電電圧印加回路150の出力ラインLo1は、フレーム30に設けられた高圧出力端子T1を介して、帯電器8のワイヤ8Bが接続されている。これにより、帯電電圧印加回路150の出力電圧Voが帯電器8のワイヤ8Bに印加される構成となっている。
また、帯電器8のグリッド電極8Cは、抵抗R1、抵抗R2を介してグラウンドに接続されている。そして、抵抗R1とR2の接続点とコントローラ100の入力ポートP2との間が信号線により接続されている。これにより、コントローラ100は、入力ポートP2の電圧レベルをチェックすることにより、帯電器8のグリッド電極8Cに流れるグリッド電流Igの大きさを検出することが出来る。
コントローラ100は、入力ポートP2の電圧レベルをモニタしつつ、PWMポートP1より出力するPWM信号S1のデューテイ比を調整して帯電電圧印加回路150の出力電圧Voを調整することにより、帯電器8のグリッド電極8Cに流れるグリッド電流Igが基準値になるように制御する。
現像電圧印加回路180は、現像ローラ10のローラ軸に現像電圧Vdを印加する機能を果たすものであり、抵抗R3と制御トランジスタTr2とを備える。抵抗R3は一端を帯電電圧印加回路150の出力ラインLo1に接続している。制御トランジスタTr2は、NPNトランジタであり、コレクタを抵抗R3の他端に接続し、エミッタをグラウンドに接続している。
そして、制御トランジスタTr2と抵抗R3の接続点から出力ラインLo2が引き出されている。出力ラインLo2は、フレーム30に設けられた高圧出力端子T2を介して、現像ローラ10のローラ軸に接続される。以上のことから、制御トランジスタTr2のベースに印加する電圧を調整することで、現像ローラ10に印加される現像電圧Vdを制御できる。尚、印加される現像電圧Vdは、帯電電圧印加回路150の出力電圧Voから抵抗R3による電圧降下分を差し引いた電圧となる。尚、現像電圧Vdの目標値は、概ね400V〜500V程度である。
また、コントローラ100の入力ポートP4は、分圧回路195、接点200を介して、現像電圧印加回路180の出力ラインLo2に電気的に接続されている。メインモータ51を回転させる検知動作を行うと、トナーユニットU2が未装着の場合、接点200はオフとなり、入力ポートP4の電圧がロウレベル(パターン1)になる。一方、旧品のトナーユニットU2が装着されている場合、接点200はオンになり、入力ポートP4はハイレベル(パターン2)になる。また、新品のトナーユニットU2が装着されている場合、接点200の接続状態がオン→オフ→オンに遷移し、入力ポートP4はハイレベル→ローレベル→ハイレベルに遷移する(パターン3)。
そのため、メインモータ51を回転させる検知動作を行った時に、入力ポートP4の電圧が、どのパターンになるかを判別することで、トナーユニットU2の新旧や、トナーユニットU2の装着の有無を判別することが出来る。
また、検知動作に応答して、接点200のオンオフを切り換える構造としては、リセットギヤ300を例示することが出来る。リセットギヤ300はトナーユニットU2に設けられ、新品のトナーユニットU2が装着された場合に、メインモータ51の駆動に応答して1回だけ回転し、接点200の接続状態をオン→オフ→オンに遷移させる。回転済みのリセットギヤ300はメインモータ51の動力系から切り離された状態となり、接点200をオン状態に拘束する。そのため、旧品のトナーユニットU2が装着されている状態では、メインモータ51の回転の有無にかかわらず、接点200はオン状態を維持する。一方、トナーユニットU2が未装着の状態になると、接点200はリセットギヤ300からの拘束を解かれてフリーな状態になり、オフ状態を維持する。
また、高圧電源回路110は、図5に示すように第三PWM信号平滑化回路210、アンプ220、クリーナ電圧印加回路230を備える。第三PWM信号平滑化回路210は、抵抗とコンデンサから構成された積分回路であり、コントローラ100のPWMポートP5から出力されるPWM信号S5を平滑化する。第三PWM信号平滑化回路210の出力段にはアンプ220が設けられていて、第三PWM信号平滑化回路210にて平滑化されたPWM信号S5は、アンプ220にて増幅された後、クリーナ電圧印加回路230に入力される構成となっている。
クリーナ電圧印加回路230は、アンプ220からの入力値に応答してDC24Vの入力電圧から約1.2kV程度の高電圧を生成して、フレーム30に設けられた高圧出力端子T6を介してバックアップローラ27Aのローラ軸に印加する機能を果たす。そして、図5に示すように、クリーニングローラ27Bのローラ軸と回収ローラ27Cのローラ軸の間にはツェナーダイオードDZが接続されていて、バックアップローラ27Aに高圧を印加すると、両ローラ27B、27C間に概ね400V程度の電圧が発生する構成となっている。
また、ツェナーダイオードDZは、電流検出抵抗R6を介してグランドに接続されている。電流検出抵抗R6とツェナーダイオードDZの接続点は、コントローラ100の入力ポートP6に信号線を介して接続されている。これにより、コントローラ100の入力ポートP6には、電流検出抵抗R6の電圧、すなわち、高圧出力端子T6から出力されクリーニングローラ27Bに流れるクリーニング電流Icの大きさに比例したフィードバック信号Sfが入力される。
コントローラ100は、入力ポートP6に入力されるフィードバック信号をモニタしつつ、PWMポートP5より出力するPWM信号S5のPWM値(デューテイ比)を調整してクリーナ電圧印加回路230の出力電圧を調整することにより、クリーニングの実行中、クリーニング電流Icが基準値になるように制御する機能を果たす。尚、電流検出抵抗R6が本発明の「信号検出部」の一例であり、クリーニング電流Icが本発明の「高圧出力端子の出力信号」の一例である。
4.フレーム等の構造
プリンタ1のフレーム30は、一対のメインフレーム33と、複数のサブフレーム35A〜35Fとを備える。一対のメインフレーム33は、図6に示すように、水平方向に離間した状態で対向して配設されている。一対のメインフレーム33は、略板状に成形された樹脂製の部材であって、かつ、その板面から突出した複数の補強用突起部が一体成形されたものである。また、図6に示す右側のメインフレーム33Aの外面側には、高圧電源回路100を実装した高圧基板110Aが配置されている。
サブフレーム35A〜35Fは、一対のメインフレーム33間を渡すように延びた梁状の部材であって、一対のメインフレーム33相互の位置を保持する構造部材である。そして、一対のメインフレーム33間に構成された内部空間に、給紙カセット17、ベルトユニット20、作像部5を配設する構成となっている。つまり、給紙カセット17、ベルトユニット20、作像部5を挟んで水平方向両側に各メインフレーム33が位置する構成となっている。
また、フレーム30は、図7に示すように筐体3を構成する側面カバー3C及び上面カバー3Dに覆われている。上面カバー3Dは、揺動軸3Eを介してフレーム30の後方上部側に揺動可能に組み付けられていて、フレーム30の上面側を開放する開放位置と、フレーム30の上面側を閉止する閉止位置(図1に示す位置)とに変位する。
そして、フレーム30の上面側には、上方向(本発明の「作像部」の取り出し方向の一例)に外部と連通する開口を形成した第1連通部30Aが設けられている。上面カバー3Dが開かれると、第1連通部30Aを介してフレーム30の内部空間が外部と連通した状態になるので、ユーザは第1連通部30Aを介して、プロセスユニットU、ベルトユニット20をフレーム30から順に着脱することができる。一方、フレーム30の底部には給紙カセット17が収容される構造となっている。給紙カセット17は、フレーム30に対して前方からの操作により着脱することが出来る構成となっている。
また、給紙カセット17とベルトユニット25の間のスペースのうち、中央部から後方側には、図8に示すように、各種の回路基板や回路基板を覆うカバー41が取り付けられていて、ベルトユニット25側の収容スペースと給紙カセット17の収容スペースが、カバー41により上下に仕切られている。
一方、カバー41よりも前側には仕切りが形成されておらず、ベルトユニット25側の収容スペースと給紙カセット17の収容スペースを連通させる第2連通部30Bが設けられている。図8では第2連通部30Bを斜線で示している。尚、図8はプロセスユニットUとベルトユニット25を取り外した状態を示すフレーム30の斜視図である。
5.感電防止構造
給紙カセット17がフレーム30から外された状態では、図9に示すように、第2連通部30Bは、図9に示すようにフレーム前面壁のカセット着脱口30Cを介して、前方に外部と連通する。そのため、第2連通部30Bを介してフレーム30の内部空間が外部と連通状態になることから、図9にて矢印Fで示すように、ユーザの手が第2連通部30Bを介してフレーム30の内部に入る恐れがある。
一方、図6に示す右側のメインフレーム33Aの内面壁には、高圧出力端子T1〜T6(総称して「T」)が設けられている。各高圧出力端子T1〜T6は、帯電器8のワイヤ8B、グリッド電極8C、現像ローラ10、ドラムクリーニングローラ9、転写ローラ15、バックアップローラ27A等の高圧負荷に高電圧を印加するための端子であり、これら高圧負荷をフレーム30に取り付けると、各高圧負荷は高圧出力端子Tを介して、メインフレーム33Aの外側に配置された高圧基板110Aの高圧電源回路110に接続される。尚、各高圧出力端子T1〜T6は、メインフレーム33Aの内面壁において、各高圧負荷の取り付け位置に対応した位置に取り付けられている。
プロセスユニットUやベルトユニット20が未装着の状態では、高圧出力端子Tは露出した状態になるので、ユーザが第2連通部30Bを介してフレーム30の内側に手を入れると、露出した高圧出力端子Tに手が触れる恐れがある。
そこで、プリンタ1では、図9、図10に示すように、第2連通部30Bに対応してベルトクリーナ27の廃トナーボックス27Dを配置、具体的には給紙カセット17とベルトユニット20の間にて第2連通部30Bを閉じるように配置する。言い換えれば、高圧出力端子Tから見て第2連通部30B側において、第2連通部30Bを閉じるように、ベルトクリーナ27の廃トナーボックス27Dを配置する。尚、廃トナーボックス27Dが本発明の「保持部」の一例である。
このように、第2連通部30Bを廃トナーボックス27Dによって閉じる構成としておけば、プロセスユニットUやベルトユニット20の未装着によって高圧出力端子Tが露出していても、ユーザの手が露出した高圧出力端子Tに触れることを防止できる(感電防止)。
尚、上面カバー3Dを開いてプロセスユニットU、ベルトユニット(バックアップローラ27Aを含む)20をフレーム30から順に取り出すと、ベルトクリーナ27の上面が開放された状態になるので、廃トナーボックス27Dを含む、ベルトクリーナ27についても、第1連通部30Aから着脱することが出来る。
6.ウォーミングアップ動作の実行シーケンス
次に、コントローラ100により実行されるウォーミングアップ動作の実行シーケンスを図11ないし図13を参照して説明する。ウォーミングアップ動作は、印刷前に行われるプリンタ1の準備動作であり、ウォーミングアップ動作の実行シーケンスは、電源がオンされることや、カバー開閉スイッチ55により上面カバー3Dが開放位置から閉止位置に変位したことが検出されることを条件に実行される。
上面カバー3Dが開放位置から閉止位置に変位したことが検出されると、S10では、コントローラ100により、ベルトユニット20を検知する処理が実行される。ベルトユニット20を検知する処理は、図12のS11〜S18の処理から構成されている。
S11では、濃度センサ57の発光部57Aを発光させる処理がコントローラ100により行われる。次にS12では、搬送ベルト21からの反射光(発光部57Aにより発光され搬送ベルト21の表面で反射した反射光)を、濃度センサ57の受光部57Bにより受光する処理が行われる。次にS13では1ms待機する処理が行われ、続くS14では、受光部57Bによる反射光の受光回数が5回か判定する処理がコントローラ100により行われる。
受光回数が5回より少ない場合、S14にてNO判定される。この場合、S12に戻って、搬送ベルト21からの反射光を、濃度センサ57の受光部57Bにより受光する処理が行われる。以上のことから、受光回数が5回になるまでは、1msおきに反射光を受光する処理が行われる。
そして、受光回数が5回になると、S14にてYES判定され、処理はS15に移行する。S15では、コントローラ100により、受光回数5回の受光量(受光部57Bによる受光量)の平均値を算出する処理が行われる。この時、受光量の最大値と最小値を除外して平均値が算出される。最大値と最小値を除外する理由は、受光量が異常に高い場合や低い場合を除外するので平均値の算出精度を高くするためである。
その後、S16では、受光量の平均値と閾値とを比較する処理がコントローラ100により実行される。そして、受光量の平均値が閾値以上である場合は、S17に移行してベルトユニット20は有ると判断される。その一方、受光量の平均値が閾値未満である場合は、S18に移行してベルトユニット20は無いと判断される。
このように、受光量の平均値と閾値との比較結果からベルトユニット20の有無を判断することが出来るのは、ベルトユニット20がフレーム30に装着されている場合は、発光部57Aの発光した光は搬送ベルト21の表面で反射し、受光部57Bにて受光される。この場合、受光部57Bの受光量は閾値を上回る状態となる。一方、ベルトユニット20がフレーム30に装着されていない場合は、発光部57Aの発光した光は、フレームの内面壁等で受光部57B側とは異なる方向に反射するので、ほとんど受光されないからである。
図11に戻って説明を続けると、S10にてベルトユニット20を検知する処理が行われると、その後S20に移行する。S20では、S10の検知結果に基づいてベルトユニット20が装着されているか判定する処理がコントローラ100により実行される。S10の検知処理でベルトユニット20が有ると判断した場合(S17)、S20ではYES判定され、その後、処理はS30に移行する。
S30では、コントローラ100により、廃トナーボックス27Dを検知する処理が実行される。廃トナーボックス27Dを検知する処理は、図13のS31〜S43の処理から構成されている。尚、S30の処理により、本発明の「検知処理」が実現されている。
S31では、クリーニング電流Icの目標値を設定する処理がコントローラ100により行われる。次にS32では、コントローラ100によりPWM信号S5を出力する処理が実行される。尚、この例では、PWM信号S5は初期値(PWM値の初期値)20%で出力される。
PWM信号S5は出力後、第三PWM信号平滑化回路210にて平滑された後、アンプ220にて増幅され、クリーナ電圧印加回路230に入力される。クリーナ電圧印加回路230は、アンプ220からの入力値に応答して高電圧を生成し出力する。これにより、フレーム30にベルトクリーナ27が装着されている場合は、図5に示すようにバックアップローラ27A、クリーニングローラ27Bにクリーニング電流Icが流れる。
そして、S32でPWM信号S5を出力する処理が行わると、その後、S33では、出力安定を待つため20ms待機する処理が実行される。その後、S34でPWM信号S5のPWM値を所定量(一例として2%)増加する調整を行った後、S35で2ms待機する処理を行う。
続くS36では、クリーニング電流Icを検出する処理と、検出したクリーニング電流Icを目標値と比較する処理がコントローラ100により実行される。尚、クリーニング電流Icの検出は、入力ポートP6の電圧レベルから検出することが出来る。
そして、クリーニング電流Icが目標値以上である場合(S36:YES)は、S41に移行してコントローラ100により廃トナーボックス27Dが有ると判断される。その後、S43に移行してPWM信号S5のPWM値をゼロに戻す処理が実行され、一連の処理は終了する。
一方、クリーニング電流Icが目標値未満である場合(S36:NO)、S37に移行してPWM値が上限値(一例として90%)以上か判断する処理が実行される。PWM値が上限値未満であれば、S34に再び戻って、PWM信号S5のPWM値を2%増加する処理が実行される。
一方、PWM値が90%以上であれば、S42に移行して、コントローラ100により廃トナーボックス27Dは無し、と判断される。その後、S43に移行してPWM信号S5のPWM値をゼロに戻す処理が実行され、一連の処理は終了する。
上記のように、クリーニング電流Icが目標値以上である場合(S36:YES)に、廃トナーボックス27Dが有りと判断することが出来る理由は、フレーム30に廃トナーボックス27Dが装着されていれば、図5に示すように、高圧出力端子T6に対してバックアップローラ27Aのローラ軸が電気的に接続され、また接続端子T6、T7にクリーニングローラ27Bと、回収ローラ27Cのローラ軸が電気的に接続される。したがって、コントローラ100によるフィードバック制御が正常に働くことから、図13のループ処理Rを繰り返してPWM信号S5のPWM値を初期値から所定量ずつ上げていけば、最終的には、クリーニング電流Icが目標値以上になるからである。
一方、PWM値が90%以上である場合に、廃トナーボックス27Dは無し、と判断することが出来る理由は、フレーム30に廃トナーボックス27Dが装着されていない場合、高圧出力端子T6と接続端子T7、T8はいずれも開放状態になり、PWM信号S5を出力しても、クリーニング電流Icのフィードバックはない。この場合、コントローラ100はクリーニング電流Icを目標値にしようとして、PWM信号S5のPWM値を所定量ずつ増加調整し続けるため、クリーニング電流Icが目標値に達することなく、PWM信号S5のPWM値が上限値を超えるからである。
尚、コントローラ100により実行されるS36、S37の処理により、本発明の「信号検知部(この例では、電流検出抵抗R6)により検出される出力信号(この例では、クリーニング電流Ic)に基づいて、前記クリーニング部材(この例では、バックアップローラ27A、クリーニングローラ27B)を含む前記収納部(この例では、廃トナーボックス27D)の有無を検知する前記検知処理」が実現されている。
図11に戻って説明を続けると、S30にて廃トナーボックスを検知する処理が行われると、その後S50に移行する。S50では、S30の検知処理に基づいて、廃トナーボックス27Dが装着されているか判定する処理がコントローラ100により実行される。S30の検知処理で廃トナーボックス27Dが有ると判断した場合(S41)、S50ではYES判定され、その後、処理はS60に移行する。
S60では、コントローラ100により、ドラムユニットU1を検知する処理が実行される。ドラムユニットU1を検出する処理は、廃トナーボックス27Dを検出する処理と同じ原理であり、PWM信号S1のPWM値を初期値から所定量ずつ増加調整した場合に、グリッド電流Igが目標値以上になれば、ドラムユニットU1はフレーム30に装着されていると判断できる。
一方、PWM信号S1のPWM値を初期値から所定量ずつ増加調整した場合に、グリッド電流Igが目標値に達する前に、PWM値が上限値を超えた場合は、ドラムユニットU1はフレーム30に装着されていないと判断できる。
続くS70ではドラムユニットU1が装着されているか判定する処理がコントローラ100により実行される。S60の検知処理でドラムユニットU1が有ると判断した場合、S70ではYES判定され、その後、処理はS80に移行する。
S80ではコントローラ100により、印刷前のウォーミングアップ動作が開始される。尚、ウォーミングアップ動作としては、以下の(1)〜(5)の各動作を例示することが出来る。尚、(3)の動作を行う理由は、帯電させないまま感光ドラム7を回転させると、現像ローラ10上のトナーが感光ドラムの表面に付着し易くので、それを防止するためである。また、ウォーミングアップ動作が、本発明の作像部の準備動作の一例である。
(1)メインモータ51を通電してトナー収容室12のアジテータ13を回転させることによりトナーを撹拌する動作
(2)メインモータ51を通電して感光ドラム7や現像ローラ10、転写ローラ15等の各種の回転体を回転させる動作
(3)ドラム回転と同時に、高圧出力端子Tを介して帯電器8に高電圧を印加し、帯電器8により感光ドラム7の表面を帯電させる動作
(4)メインモータ51を通電して搬送ベルト21を駆動する動作
(5)ベルトクリーナ27を作動させて搬送ベルト21をクリーニングする動作
そして、S90では、コントローラ100によりトナーユニットU2を検知する処理(メインモータ51の回転に応答して、入力ポートP4の電圧を一定期間モニタする処理)が実行される。その後、S100に移行してトナーユニットU2が装着されているかどうか判別する処理がコントローラ100により実行される。
尚、トナーユニットが装着されているかどうかは、メインモータ51の回転に応答した入力ポートP4の電圧パターンから読み取ることが出来る。すなわち入力ポートP4の電圧パターンが「パターン1」であれば未装着と判断でき、「パターン2」か「パターン3」であれば、装着と判断できる。
S100にてトナーユニットU2が有ると判断された場合、S110に移行する。S110に移行した場合、ウォーミングアップ動作が継続される。そして、ウォーミングアップ動作が全て終了すると、一連の処理は終了する(S120)。尚、S50(判定YES)、S80〜S120の処理により、本発明の「準備処理」が実現されている。
次に、S20でNO判定された場合、すなわちベルトユニット20が無いと判定された場合は、処理はS25に移行する。S25では、コントローラ100により、ベルトユニット20の未装着を通知するエラーメッセージを表示部63に表示する処理が実行される。この場合、エラーメッセージの表示後、S30〜S120までの処理はスキップされ、ウォーミングアップ動作を実行することなく、処理は終了する。
次に、S50でNO判定された場合、すなわち廃トナーボックス27Dが無いと判定された場合は、処理はS55に移行する。S55では、コントローラ100により、廃トナーボックス27Dの未装着を通知するエラーメッセージを表示部63に表示する処理が実行される。この場合、エラーメッセージの表示後、S60〜S130までの処理はスキップされ、ウォーミングアップ動作を実行することなく、処理は終了する。尚、S50(判定NO)された場合に、S60〜S120の処理をスキップしてウォーミングアップ動作を実行しないようにすることにより、本発明の「制限処理」が実現されている。
また、S70でNO判定された場合、すなわちドラムユニットU1が無いと判定された場合は、処理はS75に移行する。S75では、コントローラ100により、ドラムユニットU1の未装着を通知するエラーメッセージを表示部63に表示する処理が実行される。この場合、エラーメッセージの表示後、S80〜S120までの処理はスキップされ、ウォーミングアップ動作を実行することなく、処理は終了する。
また、S100でNO判定された場合、すなわちトナーユニットU2が無いと判定された場合は、処理はS105に移行する。S105では、コントローラ100により、ウォーミングアップ動作を中断する処理と、トナーユニットU2の未装着を通知するエラーメッセージを表示部63に表示する処理が実行される。この場合、エラーメッセージの表示後、処理は終了する。
7.効果説明
プリンタ1では、第2連通部30Bに対応して廃トナーボックス27Dを配置することにより、第2連通部30Bを廃トナーボックス27Dにより閉じる構成としてある。そのため、プロセスユニットUやベルトユニット20の未装着によって高圧出力端子Tが露出していても、ユーザの手が露出した高圧出力端子Tに触れることを防止できる(感電防止)。
また、プリンタ1は、廃トナーボックス27Dの下方に給紙カセット17を配置しており、給紙カセット17が第2連通部30Bを外側から閉止する。すなわち、第2連通部30Bを、廃トナーボックス27Dと給紙カセット17により二重に閉止する構造としてあるので、どちらかの部品27D、17が未装着でも、もう一方の部品で第2連通部30Bを閉止することが可能であり、安全性が高い。
また、廃トナーボックス27Dや給紙カセット17で第2連通部30Bを閉止する代わりに、フレーム30に対して第2連通部30Bを閉止する仕切板を設けることでも、安全性を確保することは可能となるが、廃トナーボックス27Dや給紙カセットなどの既存部品を使用して第2連通部30Bを閉止する構成にしておけば、フレーム30に仕切板を設ける場合に比べて、フレーム30を小型化することが出来るので、装置を小型化出来る。
ウォーミングアップ動作には、ドラム回転と同時に帯電器8を介して感光ドラム7の表面を帯電させる動作や、ベルトクリーナ27を作動させて搬送ベルト21をクリーニングする動作が含まれているので、高圧電源回路110が高電圧を出力する状態となる。もし仮に、高圧出力端子Tが露出した状態で、ウォーミングアップ動作が実行された時に、ユーザが第2連通部30Bを介してフレーム30の内側に手を入れると、高圧出力端子Tに触れる恐れがある。
この点、本プリンタ1では、廃トナーボックス27Dが検知された場合に限りウォーミングアップ動作を実行する。廃トナーボックス27Dが検知された状態では、第2連通部30Bを廃トナーボックス27Dが閉止するので、ユーザの手が高圧出力端子Tに触れる恐れはない。また、廃トナーボックス27Dが検知されない場合には、ウォーミングアップ動作を実行しない。ウォーミングアップ動作を実行しなければ、高圧電源回路110は停止状態にあって、高圧出力端子Tに高電圧が印加されることもないので、仮に、ユーザが第2連通部30Bを介してフレーム30の内側に手を入れて高圧出力端子Tに触れても感電することはない。また、ウォーミングアップ動作を実行しないようにすることで、メインモータ51も停止するので、ユーザが各種ローラ等の回転体に触れても、回転体は停止しているので、安全性が高い。
また、上面カバー3Dが開閉された場合、プロセスユニットU、ベルトユニット20、クリーナ27が着脱された可能性が高く、場合によっては、プロセスユニットU、ベルトユニット20が未装着になっていることがある。プロセスユニットU、ベルトユニット20、クリーナ27が未装着の場合は、高圧出力端子Tが露出する状態となり、仮に、廃トナーボックス27Dが装着されていないと、第2連通部30Bを通じてユーザの手が高圧出力端子Tに触れる可能性がある。
本プリンタ1では、上面カバー3Dが開放位置から閉止位置に変位したことをカバー開閉スイッチ55が検出すると、その都度、図11に示すウォーミングアップ動作の実行シーケンスを実行する。ウォーミングアップ動作の実行シーケンスには廃トナーボックス27Dを検知する処理(S30の処理)が含まれており、廃トナーボックス27Dが検知できない場合、廃トナーボックス27Dの未装着を表示するエラーメッセージが表示される。そのため、廃トナーボックス27Dが未装着状態であることをユーザに早期に伝えることが可能となり、安全性が高い。
また、本プリンタ1では、クリーニング電流Icをフィードバック制御するためのフィードバック信号Sfに基づいてベルトクリーナ27が装着されているかどうかを検出する。そのため、ベルトクリーナ27を検出するためのセンサ等を専用に設ける場合に比べて、部品点数を少なくすることが可能で、装置を小型化することが出来る。
また、上記のようにフィードバック信号Sfを利用してベルトクリーナ27を検知する場合、高圧電源回路110を介してバックアップローラ27Aに高電圧を印加する必要がある。バックアップローラ27Aは、図1に示すように搬送ベルト21の内側に位置していて、ベルトユニット25と一体的に着脱されることから、もし仮にベルトユニット25が未装着であると、バックアップローラ27Aに高電圧を印加する高圧出力端子T6が露出している可能性があり、それにユーザが手で触れると感電する可能性がある。
本プリンタ1では、ベルトユニット25が検知されることを条件に、バックアップローラ27Aに高電圧を印加してベルトクリーナ27を検知する。ベルトユニット25が検知されていれば、高圧出力端子T6はベルトユニット25で覆われているので、ユーザが第2連通部30Bを通じてフレームの内側に手を入れても、高圧出力端子T6に直接触れることはない。そのため、安全性が高い。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図15によって説明する。
実施形態1では、第1連通部30Aをフレーム30の上部に形成し、第2連通部30Bをフレーム30の底部側に形成したプリンタ1を示した。そして、第2連通部30Bを廃トナーボックス27Dと給紙カセット17で閉止する例を示した。
実施形態2のプリンタ400は、第2連通部30Bをフレーム30の後面壁34に設けている。実施形態2のプリンタ400は、図15に示すように、フレーム30の後面壁34に設けられた第2連通部30Bに対応して定着器15を配置していて、第2連通部30Bを定着器15によって閉じる構成としてある。そのため、実施形態1と同様、プロセスユニットUやベルトユニット20の未装着によって高圧出力端子Tが露出していても、ユーザの手が露出した高圧出力端子Tに触れることを防止できる(感電防止)。
また、実施形態2のプリンタ400は、フレーム30の後面壁34に後面カバー34Aを設けていて第2連通部30Bを外側から閉止する。すなわち、プリンタ400は、第2連通部30Bを定着器15と後面カバー34Aにより二重に閉止する。そのため、定着器15が未装着でも、後面カバー34Aで第2連通部30Bを閉止することが可能であり、安全性が高い。
尚、実施形態2のプリンタ400も、実施形態1のプリンタ1と同様、定着器15の装着が検知されることを条件に、ウォーミングアップ動作を行うことが好ましい。また、定着器14の装着を検知する方法としては、定着器15を目標温度にフィードバック制御して、定着器15の温度が目標温度以上になるかどうかにより判断することが可能である。また、それ以外にも、センサ等を設けて定着器15を検出することも可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、保持部の一例に廃トナーボックス27Dを例示し、第2連通部30Bを廃トナーボックス27Dにより閉止する例を示した。保持部は廃トナーボックス27D以外に給紙カセット17であってもよい。この場合、給紙カセット17の有無をセンサ等で検出し、給紙カセットが未装着である場合には、ウォーミングアップ動作を実行しないようにするとよい。
(2)上記実施形態1では、廃トナーボックス27Dの検出にフィードバック信号Sfを利用した例を説明したが、廃トナーボックス27Dの有無を検出する検出センサ(第1検知部)を設けて、廃トナーボックス27Dを検知するようにしてもよい。尚、検出センサとしては光学式、超音波式のセンサを例示することができる。
(3)上記実施形態1、2では、コントローラ100を1つのCPU101、ROM103、RAM105等により構成する例を示したが、CPU101は複数であってもよい。また、CPU101とASIC等のハード回路を組み合わせた構成や、ハード回路のみから構成するようにしてもよい。
(4)上記実施形態1では、準備動作の一例にウォーミングアップ動作を例示し、制限動作の一例にウォーミングアップ動作を実行しない例を挙げた。制限動作は、安全性が確保できる程度にウォーミングアップ動作(準備動作)を制限するものであってもよく、高圧負荷に印加する電圧を安全が確保できるレベルに落としたり、メインモータ51に通電する電流を下げることで回転体の回転速度を落とすものであってもよい。また、実施形態1では、クリーナ27の制御方法として、クリーニング電流Icをフィードバック制御する例を示したが、バックアップローラ27Aやクリーニングローラ27Bに印加される電圧をフィードバック制御するようにしてもよい。
1...プリンタ(本発明の「画像形成装置」の一例)
5...作像部
7...感光ドラム
8...帯電器
9...ドラムクリーニングローラ
10...現像ローラ
15...転写ローラ
17...給紙カセット(本発明の「シート格納部」の一例)
20...ベルトユニット
21...搬送ベルト
27...ベルトクリーナ
27A...バックアップローラ(本発明の「クリーニング部材」の一例)
27B...クリーニングローラ(本発明の「クリーニング部材」の一例)
27D...廃トナーボックス(本発明の「現像剤収納部」の一例)
30...フレーム
30A...第1連通部
30B...第2連通部
51...メインモータ(本発明の「モータ」の一例)
55...カバー開閉スイッチ(本発明の「開閉検知部」の一例)
57...濃度センサ
100...コントローラ
110...高圧電源回路(本発明の「印加部」の一例)
U...プロセスユニット(本発明の「着脱ユニット」の一例)
U1...ドラムユニット
U2...トナーユニット
T...高圧出力端子

Claims (10)

  1. 着脱可能な着脱ユニットを有し、シートに形成する画像を作像する作像部と、
    前記着脱ユニットを取り出す方向に外部と連通する第1連通部と、前記着脱ユニットを取り出す方向とは異なる方向に外部と連通する第2連通部とを有し、前記第1連通部を介して前記着脱ユニットが着脱自在に組み付けられるフレームと、
    前記フレームに設けられ、前記作像部を含む高圧負荷に高電圧を印加するための高圧出力端子と、
    前記作像部による作像時に使用される資源を保持する保持部であって、前記フレームのうち前記高圧出力端子から見て前記第2連通部側に着脱自在に装着され、前記第2連通部を閉じる保持部と、
    前記フレームに組み付けられ、前記第1連通部を介して前記着脱ユニットを前記フレームに着脱自在にする開放位置と、前記第1連通部を覆う閉止位置とに変位するカバーと、
    前記カバーの開閉状態を検知する開閉検知部と、
    制御部と、を備え、
    前記保持部は、前記作像部から見て前記第2連通部側のフレームに対して着脱可能であり、
    前記保持部は、前記着脱ユニットが前記フレームから取り外された状態において、前記第1連通部を介して前記フレームから取り外し可能であり、
    前記制御部は、
    前記保持部の有無を検知する処理と、
    前記着脱ユニットの有無を検知する処理と、
    前記着脱ユニットの有無を検知する処理を制限する処理と、
    前記作像部による作像動作を準備する準備処理と、
    前記準備処理を制限する処理と、を実行可能であり、
    前記制御部は、
    前記カバーが前記開放位置から前記閉止位置に変位したことが検知された場合、前記保持部の有無を検知する処理を実行し、
    前記保持部が検知された場合、前記着脱ユニットの有無を検知する処理を実行し、
    前記保持部が検知されない場合、前記着脱ユニットの有無を検知する処理を制限する処理を実行し、
    前記着脱ユニットが検知された場合、前記準備処理を実行し、
    前記着脱ユニットが検知されない場合、前記準備処理を制限する処理を実行する画像形成装置。
  2. 表示部を備え、
    前記制御部は、前記保持部が検知されない場合、前記保持部の未装着を通知するエラーメッセージを前記表示部に表示する処理を実行する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 表示部を備え、
    前記制御部は、前記着脱ユニットが検知されない場合、前記着脱ユニットの未装着を通知するエラーメッセージを前記表示部に表示する処理を実行する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記高圧出力端子に接続される印加部を備え、
    前記制御部は、
    前記準備処理において、前記印加部により前記高圧出力端子に印加する印加処理を実行し、
    前記準備処理を制限する処理において、前記印加処理を制限する処理を実行する請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記作像部を駆動するモータを備え、
    前記制御部は、
    前記準備処理において、前記モータに通電する処理を実行し、
    前記準備処理を制限する処理において、前記モータに通電する処理を制限する処理を実行する請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記フレームのうち前記高圧出力端子から見て前記保持部を挟んで前記第2連通部側に設けられ、前記第2連通部を外側から閉じる閉止部材を備える請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記閉止部材は、前記フレームに着脱自在に組み付けられる、前記シートを格納するシート格納部である請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記保持部は、前記資源としての現像剤を保持する現像剤保持部である請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記シートを搬送する搬送ベルトを備え、
    前記現像剤保持部は、前記搬送ベルトである請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記シートを搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトをクリーニングするクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材により前記搬送ベルトから除去された現像剤を収納する現像剤収納部と、を備え、
    前記現像剤保持部は、前記現像剤収納部である請求項又は請求項に記載の画像形成装置。
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