JP6148613B2 - 小型船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、小型船舶の技術に関する。
従来、小型船舶に関する技術は種々知られている。
前記小型船舶には、スポーツまたはレクリエーション等に用いられるレジャー用のもの
がある(特許文献1参照)。
また、小型船舶は、例えば、主にFRP(Fiber Reinforced Pla
stics)素材で構成され、全長が約12m、重量が約10トン、および、最大搭載人
数が12名となるように構成される。
前記小型船舶には、エンジンを動力源としてプロペラを駆動させて推進力を得るように
構成されるとともに、空気導入口を介して船外から船内のエンジンルームに、エンジンの
吸気用の空気を導入するように構成されるものがある。
特開平6−115486号公報
しかしながら、前記小型船舶では、水が空気導入口にかかる場合がある。
そして、前記小型船舶では、このように水が空気導入口にかかると、空気導入口を介して水が船内に入込むという問題があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、空気導入口を介して水が船内に入込むことを抑制することができる小型船舶に関する技術を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、エンジンを動力源としてプロペラを駆動させて推進力を得るように構成される、レジャー用の小型船舶であって、船外から船内のエンジンルームに空気を導入する空気導入口と、レーダーを支持するレーダーアームと、を備え、前記空気導入口は、前記レーダーアームの下端部内側に位置して前記レーダーアームの外側から見て前記レーダーアームと重なるように配置され、船首側に向かって開口するように構成されるものである。
請求項2においては、前記空気を前記空気導入口に案内するように構成される案内溝を備えるものである。
請求項3においては、前記案内溝は、前記空気導入口の船首側に形成されるものである。
請求項4においては、トランサムゲートを備え、前記トランサムゲートは、前記トランサムゲートを回動させて後方に倒した状態にして、前記トランサムゲートから外側に張出すことができるように構成される、張出し部を備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、小型船舶において、空気導入口を介して水が船内に入込むことを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る小型船舶を示す斜視図。 同じく小型船舶を示す斜視図。 同じく小型船舶を示す左側面図。 同じく小型船舶を示す右側面図。 同じく小型船舶を示す平面図。 同じく小型船舶を示す底面図。 同じく小型船舶を示す正面図。 同じく小型船舶を示す背面図。 図7におけるA4−A4端面図。 図3におけるA1−A1拡大端面図。 図3におけるA2−A2拡大端面図。 図3におけるA3−A3拡大端面図。 同じく小型船舶の内部構造を示す模式図。 (a)同じく小型船舶の係留装置を示す斜視図(b)同じく小型船舶の係留装置の作動状態を示す側面図。 同じく小型船舶の可動ルーフが開いた状態を示す拡大斜視図。 同じく小型船舶の可動ルーフの固定部材が移動する状態を示す図。 同じく小型船舶のエンジンルームの構造を示す模式図。 同じく小型船舶の燃料供給口と生活用水供給口とを示す斜視図。 (a)同じく小型船舶のレーダーアームに設けられている各種アンテナを示す斜視図(b)図4におけるB矢視図。 同じく小型船舶の空気導入口を示す側面図。 同じく小型船舶の空気導入口を示す前方斜視図。 同じく小型船舶の空気導入口の詳細を示す斜視図。 同じく小型船舶の空気導入口の詳細を示す断面斜視図。 同じく小型船舶の空気導入口を示す側面断面図。 同じく小型船舶の空気導入口の後方斜視図。 図17のC−C断面におけるエンジンルームの空気導入経路を示す模式図。 図17のD−D断面におけるエンジンルームの空気導入経路を示す模式図。 (a)同じく小型船舶の後部デッキが回動した状態を示す模式図(b)同じく小型船舶の後部デッキのフラップ扉の別実施形態を示す拡大図。 同じく小型船舶の後部デッキを示す平面図。 同じく小型船舶の窓部が途中まで開いた状態を示す平面図。 同じく小型船舶の窓部が完全に開いた状態を示す平面図。 図29のE−E断面における後部デッキを示す一部断面図。 図32におけるF矢視図。 同じく小型船舶のトランサムゲートが開いた状態を示す斜視図。 同じく小型船舶の張出し部が一方向に張出した状態を示す斜視図。 同じく小型船舶の張出し部が他方向に張出した状態を示す斜視図。 同じく小型船舶の後部デッキにシートが装着された状態を示す斜視図。
次に、本発明の実施形態に係る小型船舶1について、図1から図37を用いて説明する。
図1乃至図8に示すように、小型船舶1は、レジャー用の小型船舶であり、スポーツまたはレクリエーション等に用いられる。小型船舶1は、例えば、全長が約12m、重量が約10トン、および、最大搭載人数が12名となるように構成される。小型船舶1は、エンジン23を備え、エンジン23を動力源としてプロペラ23aを駆動させて推進力を得るように構成される。また、小型船舶の左右両舷であってプロペラ23aの近傍には、トリムタブ23bが設けられている(図28参照)。小型船舶1は、主にFRP(Fiber Reinforced Plastics)素材で構成される。ここで、FRP素材は、例えば、小型または大型の船舶・ボート、薬品を貯蔵するタンク、または、マンションの屋上に設置される貯水タンク等を構成する素材として用いられる。FRP素材には、ガラス繊維および/またはポリエステル繊維を有するものがある。
小型船舶1は、図1乃至図13に示すように、船体1aの上方に甲板1bが設けられ、甲板1bの後上方にキャビン1cが設けられて構成される。小型船舶1は、キャビン1c内にラウンジスペースと操舵室2とが構成される。小型船舶1は、甲板1bの幅が船体1aの幅よりも狭くなるように構成されて、甲板1bの側部が船体1aの側部よりも内側に位置するように構成される。小型船舶1の船体1aと甲板1bとは、主にFRP素材で構成される。船体1aおよび甲板1bの外形は、離型剤(ワックス)を塗った型にゲルコートを吹き付け、ゲルコートが乾いた(硬化した)後、設計板厚までガラスロービングおよび不飽和ポリエステル樹脂等を積層して行くことによって成形される。
以下には、小型船舶1について、各部の構成を具体的に説明する。
小型船舶1の船体1aには、甲板1b、キャビン1c、エンジンルーム1d、レーダーアーム1e、左右一対の空気導入口1f・1f、後部デッキ1gおよびトランサムゲート1hが備えられる。
甲板1bは、船体1aの上部を覆って船室等を構成する。甲板1bには、船内の船室に採光するための複数個の窓(前天窓11、後天窓12、および、左右一対の側部窓13・13)および係留装置22が設けられている。
小型船舶1は、キャビン1c(操舵室2)を境にした船首側と船尾側とにおいて、比較的、船首側が長く構成される。このため、小型船舶1では、前天窓11および後天窓12を配置するスペース(甲板1bにおいて二個の天窓を船首尾方向に並べて配置するスペース)を確保することができる。またこのため、小型船舶1では、左右一対の側部窓13を、船首尾方向に大きく構成することができる。左右一対の側部窓13は、船内側が船首側窓13aと船尾側窓13bとに2分割されている。左右一対の側部窓13は、船首側窓13aが主寝室用の窓として構成され、船尾側窓13bが図示しないギャレーおよびサロン用の窓として構成されている。
図14と図18とに示すように、係留装置22は、小型船舶1を桟橋等に係留する際に係留ロープが結ばれる。係留装置22は、小型船舶1の甲板1bにおける左舷と右舷とにそれぞれ設けられている。さらに、係留装置22は、船体1aにおける後部デッキ1gの囲いを構成している部分の左舷と右舷とにそれぞれ設けられている。
係留装置22は、棒状部材の端部に突出部が形成され、結ばれた係留ロープが抜けないように構成されている。係留装置22は、船体1a内に収納できるように構成されている。これにより、係留装置22は、航行時には甲板1bから突出しないように船体1a内に収納され、係留時には船体1aから上方に引き出されて係留ロープを結ぶことができるように構成されている。
図1乃至図13に示すように、キャビン1cは、甲板1bの後方を甲板1bよりも突出するようにして覆うことで操舵室2とラウンジスペースとを構成する。キャビン1cは、フロントガラス14、左右一対のサイドガラス15・15、および、可動ルーフ16をキャビン1cに備えて構成される。キャビン1cは、その天井部分に開口部が形成されている。
キャビン1cのフロントガラス14は、操舵室2の左右端部間に亘るように構成される。フロントガラス14は、フロントガラス14の左右幅が操舵室2の左右幅と略同一に形成されて構成される。
以上のように、フロントガラス14が操舵室2の左右端部間に亘るように構成される、小型船舶1では、フロントガラス14が操舵室2の左右端部間に亘るように構成されないものに比べて、操舵室2の操舵席21からの視界を良好なものとすることができる。
図1乃至図16に示すように、可動ルーフ16は、キャビン1cの天井部分に形成された開口部に設けられる。可動ルーフ16は、固定部16aと可動部16bとを有し、可動部16bがスライドして移動することによって、開閉可能に構成される。可動ルーフ16の固定部16aと可動部16bとは、それぞれ枠にガラスが設けられて構成される。可動ルーフ16は、可動部16bにガラスの強度を向上させるための桟16cが形成されている。これにより、可動ルーフ16は、可動部16bが安定した動作を行うことができる。
図17に示すように、エンジンルーム1dは、エンジン23や発電機24等が配置されている。エンジンルーム1dは、船体1aと甲板1bとで囲まれる空間(船内)であって、キャビン1cの後下方から後部デッキ1gの下方にいたる空間に構成されている。エンジンルーム1dの前方であるキャビン1cの下方には、前方に燃料タンク25が配置され、その後方に発電機24と生活用水タンク26とが配置されている。エンジンルーム1dの後方である後部デッキ1gの下方には、エンジン23が配置されている。
燃料タンク25は、エンジン23または発電機24用の燃料を貯蔵する。燃料タンク25は、小型船舶1の外部から燃料を供給することができるように構成されている。具体的には、図18に示すように、小型船舶1は、船体1aにおける後部デッキ1gの囲いを構成している部分の左舷と右舷とに燃料供給口27が設けられている。図17に示すように、燃料タンク25は、燃料供給管28を介して左右の燃料供給口27に接続されている。つまり、燃料タンク25は、左右の燃料供給口27から燃料を供給することができるように構成されている。燃料供給管28は、後部デッキ1gの内部を通ってエンジンルーム1d内まで配管されている。また、燃料タンク25には、船外と燃料タンク25とを連通している空気抜き管25aが配管されている。
生活用水タンク26は、乗員が使用する生活用水を貯蔵する。生活用水タンク26は、小型船舶1の外部から生活用水を供給することができるように構成されている。具体的には、図18に示すように、小型船舶1は、船体1aにおける後部デッキ1gのトランサムの左舷または右舷のどちらか一方に生活用水供給口29が設けられている。図17に示すように、生活用水タンク26は、生活用水供給管30を介して生活用水供給口29に接続されている。つまり、生活用水タンク26は、生活用水供給口29から生活用水を供給することができるように構成されている。生活用水供給管30は、後部デッキ1gの囲いを構成している部分の内部を通ってエンジンルーム1d内まで配管されている。
図19に示すように、レーダーアーム1eは、レーダーアンテナ31やGPSアンテナ32等を支持するように構成される。レーダーアーム1eは、船体1aと一体的に構成される。レーダーアーム1eは、アーチ状に形成される。レーダーアーム1eは、船体1aの上端から後上方に傾斜して延出し、甲板1bの側部、キャビン1cの後側部、および、キャビン1cの後上部を囲むように構成される。レーダーアーム1eは、レーダーアンテナ31、GPSアンテナ32、VHFアンテナ33、マスト34、ホーン35、ダウンライト36、全周灯37aおよび舷灯37bが設けられる。
レーダーアンテナ31は、レーダー用のアンテナであり、海上の他の船舶やブイ等の物標を探知するレーダー波を送受信する。レーダーアンテナ31は、レーダーアーム1eの略中央の上側面に設けられている。GPSアンテナ32は、GPS(Global Positioning System)用のアンテナであり、GPS衛星からの信号を受信する。GPSアンテナ32は、レーダーアーム1eの上側面であって、レーダーアンテナ31の一方の側方に設けられている。VHFアンテナ33は、VHF(超短波)による通信用のアンテナである。VHFアンテナ33は、レーダーアーム1eの上側面であって、レーダーアンテナ31の他方の側方に設けられている。
マスト34は、全周灯37aの視認性を向上させる。マスト34は、パイプ状部材を折り曲げて形成されている。マスト34は、レーダーアーム1eの略中央の上側面に設けられる。マスト34は、最高部に全周灯37aが設置できるように構成されている。
ホーン35は、レーダーアーム1eの上側面であって、レーダーアンテナ31とVHFアンテナ33との間に設けられている。
ダウンライト36は、小型船舶1の後部デッキ1gを照らす。ダウンライト36は、レーダーアーム1eの下側面の左右両側に設けられている。全周灯37aと舷灯37bとは、小型船舶1の存在を周囲に知らせる。全周灯37aは、マスト34の最高部に設けられている。舷灯37bは、レーダーアーム1eの両側面(小型船舶1の両舷)に設けられている。
左右一対の空気導入口1f・1fは、小型船舶1の船外から船内のエンジンルーム1dに、エンジン23の吸気用の空気を導入する。図3、図4、図20乃至図25に示すように、空気導入口1fは、小型船舶1の両舷であって甲板1bの側部に配置される。空気導入口1fは、船体1aの上方に位置するように配置される。
図17に示すように、空気導入口1fは、レーダーアーム1eの内面(甲板1b側の面)側の甲板1bであって(図21乃至図23参照)、船首から船尾に向かって上るように形成された斜面1xを貫通するように形成されている。また、図17に示すように、空気導入口1fは、レーダーアーム1eの外側から見て(小型船舶1の側面視で)、レーダーアーム1eと重なるように配置されている。つまり、空気導入口1fは、レーダーアーム1eの外側から見て、レーダーアーム1eから空気導入口1fがはみ出さないように構成されている。
空気導入口1fは、斜面1xの上側に形成されている。また、斜面1xの下側近傍には、排水口38が形成されている。これにより、船首側から甲板1bとレーダーアーム1eとの間に侵入してきた水は、排水口38から船外に排出される。空気導入口1fには、空気導入ホース39が接続され、空気を気液分離器40に供給することができるように構成されている。
図17、図26および図27に示すように、気液分離器40は、気体である空気と液体である水を分離する。気液分離器40は、エンジンルーム1dの内部であって、船体1aにおける後部デッキ1gのブルワークの内側面に設けられる。気液分離器40は、箱状に形成され、ブルワークの内側面がその一面を構成している。
図26に示すように、気液分離器40は、反ブルワーク側の側面下部に空気導入ホース39が接続される。図27に示すように、気液分離器40は、反ブルワーク側の側面上部に空気排出口40aが形成され、空気排出口40aの下方に排気ファン40bが設けられている。さらに、気液分離器40は、そのブルワーク側下部に排水口40cが形成されている。また、気液分離器40は、ブルワーク側の側面下部に吸入口40dが形成される。ここで、後部デッキ1gに吸入口40dを覆うようにしてシート19を設ける場合、ベンチ支持部材には、吸入口19aが形成される。
気液分離器40は、空気導入ホース39と吸入口40d(吸入口19aを介して吸入口40d)とから供給された空気と水とのうち、排水口40cから水を排出し(図26における矢印参照)、空気排出口40aと排気ファン40bとから空気を排出する(図26における白塗り矢印参照)。排出された空気は、エンジンルーム1dの内部のエンジン23に供給される。
以上のように、空気導入口1fがレーダーアーム1eの内側に位置するように構成される、小型船舶1は、空気導入口1fがレーダーアーム1eの内側に位置するため、レーダーアーム1e側(小型船舶1の側方)からかかってきた水が、レーダーアーム1eによって遮られる。また、小型船舶1では、空気導入口1fの近傍まで侵入した水が、排水口38から船外に排出される。さらに、小型船舶1は、空気導入口1fや後部デッキ1gの吸入口40dから侵入した水が、気液分離器40によって分離されて、排水口40cから船外に排出される。従って、小型船舶1によれば、空気導入口1fや吸入口40dを介して水がエンジンルーム1dの内部に入り込むことを抑制することができる。
小型船舶1の空気導入口1fは、船首側に向かって開口するように構成される。空気導入口1fは、前外側に向かって開口するように構成される。
以上のように、空気導入口1fが船首側に向かって開口するように構成される、小型船舶1では、小型船舶1を前進させたときに、空気導入口1fから空気を導入し易くなる。したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときにおける、船外からエンジンルーム1dへの空気の導入量を増加させることができる。
小型船舶1の空気導入口1fは、エンジンルーム1dよりも船首側に位置するように構成される。空気導入口1fは、空気導入ホース39を解して後下部側方に位置するように構成される。
以上のように、空気導入口1fがエンジンルーム1dよりも船首側に位置するように構成される、小型船舶1では、小型船舶1を前進させて空気導入口1fから導入された空気の流通方向を大きく変更せずに(空気の流通方向を概ね前方から後方とした状態で)、空気をエンジンルーム1dに供給することができる。したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときにおける、空気導入口1fから導入された空気のエンジンルーム1dへの供給を容易に行うことができる。
加えて、小型船舶1は、空気導入口1fに網部材(メッシュ部材)を設けて、空気導入口1fを介して船内に塵等の異物が入込むことを防止する構成とすることもできる。
図1乃至図4、または、図11、図17、図20乃至図25に示すように、小型船舶1は、溝状(凹状)に構成される案内溝1kを備える。案内溝1kは、空気を空気導入口1fに案内するように構成される。案内溝1kは、甲板1bの側部に配置される。案内溝1kは、船体1aの上方に位置するように配置される。案内溝1kは、キャビン1cの下方に位置するように構成される。
以上のように、空気を空気導入口1fに案内するように構成される案内溝1kを備える、小型船舶1では、案内溝1kによって案内された空気が空気導入口1fから導入されることとなる。したがって、小型船舶1によれば、案内溝1kによって空気導入口1fに空気を案内して、船外からエンジンルーム1dへの空気の導入を容易に行うことができる。
小型船舶1の案内溝1kは、船首尾方向に形成される。案内溝1kは、空気導入口1fの船首側に形成される。案内溝1kは、空気導入口1fよりも船首側から空気導入口1fに至るように形成される。案内溝1kは、空気導入口1fと連通するように形成される。案内溝1kは、船首側から船尾側に行くに従って幅が左右方向に若干広くなる(溝の深さが深くなる)ように構成される。
以上のように、案内溝1kが、空気導入口1fの船首側に形成される、小型船舶1では、小型船舶1を前進させたときに、案内溝1kによって案内された空気が空気導入口1fから導入されることとなる。したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときに案内溝1kによって空気導入口1fに空気を案内して、小型船舶1を前進させたときにおける、船外からエンジンルーム1dへの空気の導入を容易に行うことができる。
図28(a)に示すように、後部デッキ1gは、船尾部であって、キャビン1cの後方に配置される。すなわち、後部デッキ1gは、エンジンルーム1dの上方に構成されている。後部デッキ1gは、略中央部分にエンジンルーム1dと連通する開口部1mが形成されている。後部デッキ1gは、開口部1mを塞ぐようにして開閉可能なフラップ扉41が設けられている。すなわち、小型船舶1は、後部デッキ1gのフラップ扉41がエンジンルーム1dの天板を構成している。これにより、小型船舶1は、後部デッキ1gのフラップ扉41を開状態にすることで、エンジンルーム1d内のエンジン23のメンテナンス作業を行うことができるように構成されている。
フラップ扉41は、船尾側の端部に設けられた蝶番41aを回転軸として、船首側を上げ下げすることで開閉可能に構成される。フラップ扉41の船首側端部には、エンジンルーム1d内に設けられた電動シリンダ42が接続されている。フラップ扉41は、電動シリンダ42の伸縮によって開閉可能に構成されている。なお、本実施形態において、フラップ扉41は、電動シリンダ42によって開閉されているがこれに限定されるものではない。
図28乃至図32に示すように、後部デッキ1gの上面には、開口部1mの全周にわたってその縁部に凹部1nが形成されている。言い換えると、後部デッキ1gの上面には、凹部1nが形成されるとともに、凹部1nの略中央に開口部1mが形成されている。凹部1nは、フラップ扉41と相似する形状でフラップ扉41が隙間を有してはまり込む程度の大きさに形成されている。また、凹部1nは、その深さがフラップ扉41の厚みと略同一になるように形成されている。つまり、凹部1nは、後部デッキ1gの上面と開口部1mを覆うフラップ扉41の上面とが同一平面上になるようにして、フラップ扉41を支持するように構成されている。
このように、後部デッキ1gは、凹部1nにフラップ扉41がはまり込み、後部デッキ1gの上面からフラップ扉41の上面が突出しないように配置されている。これにより、小型船舶1では、後部デッキ1gがフラップ扉41を備える構成であっても、後部デッキ1g上を歩行する者が閉じた状態のフラップ扉41につまずくことがない。
凹部1nには、開口部1mの全周にわたってその外縁部に溝1pが形成されている。溝1pには、四隅に排水孔1qが形成されている。また、凹部1nは、開口部1mの全周にわたってその内縁部にシール部材1rが設けられている(図32参照)。シール部材1rは、その全面が閉状態のフラップ扉41の下面と密接するように構成される。これにより、後部デッキ1gは、水が後部デッキ1gに浸入すると、後部デッキ1gとフラップ扉41との隙間から凹部1nの溝1pに水が流れ込み、排水孔1qから排出される。この際、フラップ扉41と凹部1nのシール部材1rとが密接しているので、開口部1mからエンジンルーム1d内に水が浸入することがない。なお、図28(b)に示すように、後部デッキ1gの凹部1nと溝1pとの端部を屈曲させた形状でもよい。
図29乃至図31に示すように、後部デッキ1gのフラップ扉41は、左右振り分けるようにしてエンジンルーム1dに連通する開口部41bがそれぞれ形成されている。フラップ扉41は、左右の開口部41bを塞ぐようにして開閉可能な窓18がそれぞれ設けられている。すなわち、小型船舶1は、フラップ扉41の左右の窓18がエンジンルーム1dの天井部分を構成している。これにより、小型船舶1は、フラップ扉41の窓18を開状態にすることで開口部41bを開放し、エンジンルーム1d内のエンジン23のメンテナンス作業を行うことができるように構成されている。
左舷側の窓18は、左舷側の端部に設けられた蝶番18eを回転軸として、右舷側に形成された埋め込み取っ手を用いて上げ下げすることで開閉可能に構成される。同様に、右舷側の窓18は、右舷側の端部に設けられた蝶番18eを回転軸として、左舷側に形成された埋め込み取っ手を用いて上げ下げすることで開閉可能に構成される。すなわち、左右の窓18は、それぞれに左右方向に回動して観音開きに開閉可能に構成される。
窓18は、枠18aと、リブ18bと、透明ガラス18c(強化ガラス)と、を有し、透明ガラス18cが枠18aとリブ18bとに囲まれるように設けられて構成される。後部デッキ1gの透明ガラス18cとは、無色透明のもの、また、着色透明のものを含むものとする。つまり、小型船舶1は、窓18の透明ガラス18cおよび開口部41bを介して、後部デッキ1g(フラップ扉41)上からエンジンルーム1d内を観察することができるように構成される。これにより、小型船舶1は、後部デッキ1gを開けずにエンジンルーム1d内のエンジン23の状況を確認することができる。
図28乃至図32に示すように、フラップ扉41の上面には、左右の開口部41bの全周にわたってその縁部に凹部41cが形成されている。凹部41cは、窓18と相似する形状で窓18が隙間を有してはまり込む程度の大きさに形成されている。また、凹部41cは、その深さが窓18の厚みと略同一になるように形成されている。つまり、凹部41cは、フラップ扉41の上面と開口部41bを覆う窓18の上面とが同一平面上になるようにして、窓18を支持するように構成されている。
このように、フラップ扉41は、左右の凹部41cに窓18がそれぞれはまり込み、フラップ扉41の上面から窓18の上面が突出しないように配置されている。これにより、小型船舶1では、フラップ扉41が窓18を備える構成であっても、フラップ扉41上を歩行する者が閉じた状態の窓18につまずくことがない。
図32に示すように、フラップ扉41の左右の凹部41cには、開口部41bの全周にわたってその外縁部に溝41dが形成されている。溝41dには、四隅に排水孔41eが形成されている。また、窓18には、開口部41bの内縁部の全周に密接するシール部材18dが設けられている。これにより、後部デッキ1gは、水が後部デッキ1gに浸入すると、後部デッキ1gとフラップ扉41との隙間だけでなく、フラップ扉41と窓18との隙間から凹部41cの溝41dに水が流れ込み、排水孔41eから排出される。この際、窓18のシール部材18dと開口部41bとが密接しているので、開口部41bからエンジンルーム1d内に水が浸入することがない。
図32と図33に示すように、後部デッキ1gは、各排水孔1qに排水管43が接続されている。具体的には、後部デッキ1gは、その下面側から各排水孔1qに排水管43が接続されている。各排水孔1qに接続されている排水管43は、船外に連通されている集中排水管44に接続されている。これにより、後部デッキ1gは、トランサム内に浸入した水を各排水孔1qから排水管43と集中排水管44とを介して船外に排出することができる。
同様に、フラップ扉41は、各排水孔41eに排水管43が接続されている。各排水孔41eに接続されている排水管43は、船外に連通されている集中排水管44に接続されている。これにより、後部デッキ1gは、トランサム内に浸入した水を各排水孔1qから排水管43と集中排水管44とを介して船外に排出することができる。
小型船舶1は、後部デッキ1gから出入口部1iを介して船内(キャビン1c内)に入ることができるように構成される。図13に示すように、小型船舶1は、出入口部1iから船内(キャビン1c内)に入ったところに、ラウンジスペースと操舵室2とが配置されて構成される。
以上のように、後部デッキ1gは凹部1nを備え、後部デッキ1gの凹部1nは閉じた状態のフラップ扉41が凹部1n内に配置されるように構成される。また、フラップ扉41は凹部41cを備え、フラップ扉41の凹部41cは閉じた状態の窓18が凹部41c内に配置されるように構成される。小型船舶1では、後部デッキ1gがフラップ扉41や窓18を備える構成であっても、後部デッキ1g上を歩行する者が閉じた状態のフラップ扉41や窓18につまずくことを防止することができる。
図34乃至図36に示すように、小型船舶1のトランサムゲート1hは、小型船舶1から陸上(例えば、桟橋)に移動するときの通路として用いられる。船尾側端部に配置される。トランサムゲート1hは、後部デッキ1gを囲むトランサムの一部で構成される。トランサムゲート1hは、下端部を回動支点として回動可能に構成される。トランサムゲート1hは、閉状態において後部デッキ1g側の側面の下側が船尾に向かう斜面に形成されている。すなわち、トランサムゲート1hは、後部デッキ1g側の側面がトランサムの側面よりも凹むようにして形成されている。これにより、後部デッキ1gは、閉状態におけるトランサムゲート1hの後部デッキ1g側の側面とフラップ扉41との間に固定されたステップ部1sが構成される。
トランサムゲート1hは、閉状態において後部デッキ1g側の側面がトランサムに設けられた受け部1tに接触するように構成されている。受け部1tは、トランサムゲート1hの左右側面に対向しているトランサムの側面からそれぞれ所定の幅だけ突出するようにして形成されている。受け部1tは、閉状態におけるトランサムゲート1hの後部デッキ1g側の側面が接触するように形成されている。受け部1tは、その側面に部分的な凹みが形成され、その内部に外部ユーティリティ用のコンセント1uが設けられている。
小型船舶1のトランサムゲート1hは、張出し部17を有して構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、平板状の部材である。トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1h内に収納、または、トランサムゲート1hから外側に張出する(延出する)ことができるように構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1hを閉じた状態では、トランサムゲート1h内にスライドさせて収納されるように構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒した状態にして、トランサムゲート1hからスライドさせて外側に張出すことができるように構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒した状態にして、小型船舶1の側方(小型船舶1の幅方向)に張出すことができるように構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、船体1aの幅まで(船体1aの幅において最も広い部分)まで張出すことができるように構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、左方または右方のいずれの方向へも張出すことができるように構成される。
以上のように、トランサムゲート1hは、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒した状態にして、トランサムゲート1hから外側に張出すことができるように構成される張出し部17を有する、小型船舶1では、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒した状態にして、トランサムゲート1hの張出し部17を張出させることができる。したがって、小型船舶1では、例えば、小型船舶1から陸上(例えば、桟橋)に移動するときに、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒した状態にして張出し部17を張出させることによって、トランサムゲート1hが張出し部17を有さないものに比べて、小型船舶1から陸上への移動を容易に行うことができる。
図37に示すように、小型船舶1は、シート19と背もたれ20と船尾部に備えて構成することもできる。小型船舶1のシート19は後部デッキ1gに着脱可能に構成され、背もたれ20はトランサムの内壁に着脱可能に構成される。
1 小型船舶
1a 船体
1b 甲板
1c キャビン
1d エンジンルーム
1e レーダーアーム
1f 空気導入口
1g 後部デッキ
1h トランサムゲート
1k 案内溝
17 張出し部
18 窓部

Claims (4)

  1. エンジンを動力源としてプロペラを駆動させて推進力を得るように構成される、レジャー用の小型船舶であって、
    船外から船内のエンジンルームに空気を導入する空気導入口と、レーダーを支持するレーダーアームと、を備え、
    前記空気導入口は、前記レーダーアームの下端部内側に位置して前記レーダーアームの外側から見て前記レーダーアームと重なるように配置され、船首側に向かって開口するように構成される、
    小型船舶。
  2. 前記空気を前記空気導入口に案内するように構成される案内溝を備える、
    請求項1に記載の小型船舶。
  3. 前記案内溝は、前記空気導入口の船首側に形成される、
    請求項2に記載の小型船舶。
  4. トランサムゲートを備え、
    前記トランサムゲートは、前記トランサムゲートを回動させて後方に倒した状態にして、前記トランサムゲートから外側に張出すことができるように構成される、張出し部を備える、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の小型船舶。
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