JP6148054B2 - プレーナ型アクチュエータ - Google Patents

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本発明はプレーナ型アクチュエータに係り、特に、磁界発生手段に応力が加わった場合でも、磁界発生手段が外れることを確実に防止することができるとともに、機器への組み込みの作業性を高めることを可能としたプレーナ型アクチュエータに関するものである。
従来から、枠状の固定部に平板状の可動部を揺動可能に軸支する構造のアクチュエータとして、例えば半導体製造技術を利用し、シリコン基板を異方性エッチングし、枠状の固定部と平板状の可動部と固定部に可動部を軸支する支持梁とを一体に形成し、可動部に駆動コイルを設け、可動部の駆動コイルに静磁界を付与する、例えば永久磁石のような静磁界発生手段を設け、通電により駆動コイルに発生する磁界と静磁界発生手段による静磁界との相互作用により発生するローレンツ力を利用して可動部を揺動させる電磁駆動タイプのプレーナ型アクチュエータが多く利用されている。そして、このようなアクチュエータは、例えば、可動部にミラーを設けることで光ビームを偏向走査する光スキャナなどに適用されている。
このようなプレーナ型アクチュエータとしては、例えば、従来、支持部材の表面に半導体基板を直接載置し、この半導体基板の可動部に備えられた駆動コイルを含む面に、磁界発生手段の上下方向の中心面を一致させるように、支持部材の磁界発生手段に対応する位置にあけられた貫通孔に磁界発生手段の一部を挿入して該磁界発生手段を配置し、磁路形成手段を、支持部材の表面側にて磁界発生手段の周りをその突出部分と略同じ高さで取り囲んで該磁界発生手段を固定する部材と、支持部材の裏面側にて磁界発生手段の周りをその突出部分と略同じ高さで取り囲んで該磁界発生手段を固定する部材とで構成するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)
前記特許文献1に記載の技術においては、支持部材の表面側にて磁界発生手段の周りをその突出部分と略同じ高さで取り囲んだ部材と、支持部材の裏面側にて磁界発生手段の周りをその突出部分と略同じ高さで取り囲んだ部材とで磁路形成手段を構成することができ、この2つの部材によって、支持部材の磁界発生手段に対応する位置にあけられた貫通孔に磁界発生手段の一部を挿入し、支持部材の表面に直接載置された半導体基板の可動部に備えられた駆動コイルを含む面に、磁界発生手段の上下方向の中心面を一致させるように配置した状態で磁界発生手段を固定することができ、これにより、プレーナ型アクチュエータを効率的に作動することができるとともに、プレーナ型アクチュエータの小型化を図ることができるものである。
特許第3879976号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術においては、一対の磁界発生手段の間で磁界が発生するものであるが、磁界発生手段により発生する磁界は強力であるため、例えば、プレーナ型アクチュエータを機器に組み込む場合など、ねじ止め用のねじが磁界発生手段に吸着されてしまうことがあり、作業性が極めて悪く、最悪の場合、可動部の破損を招いてしまうという問題を有している。
また、近年、磁界発生手段を半導体基板の両面に設置し、磁界の強度を高めることが行われているが、半導体基板の両面の磁界発生手段が互いに反発して引っ張り応力が加わり、場合によっては、磁界発生手段が半導体基板から外れてしまうという問題を有している。さらに、近年、発明者らにより、磁界発生手段による磁界を可動部に集中させるために、磁界の方向が斜めになるように着磁させた磁界発生手段を用いることを開発したが、このような場合に、磁界発生手段に対して剪断応力が加わり、やはり、磁界発生手段が外れてしまうことがあるという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、磁界発生手段に応力が加わった場合でも、磁界発生手段が外れることを確実に防止することができるとともに、機器への組み込みの作業性を高めることのできるプレーナ型アクチュエータを提供することを目的とするものである。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1の発明に係るプレーナ型アクチュエータは、デバイス基板に設置された枠状の固定部の内側に支持梁を介して可動自在に支持され駆動手段により駆動される可動部と、前記デバイス基板の一面側に設置され前記可動部の所定箇所に磁界を付与する一対の磁界発生手段と、前記磁界発生手段の前記デバイス基板への設置とは別に、前記一対の磁界発生手段の間に生じる磁力の方向に対応して前記磁界発生手段を連結して保持する保持手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記保持手段は、一対構成の前記磁界発生手段の間を塞ぐように延びていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1または請求項2において、前記固定部と前記可動部の間に、前記可動部を前記支持梁を介して揺動自在に支持するとともに、前記固定部に第2支持梁を介して揺動自在に支持された第2可動部が設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項において、前記磁界発生手段は、前記可動部または前記第2可動部に最も近接する位置にN極またはS極が形成されるとともに、前記可動部または前記第2可動部から最も離隔する位置にS極またはN極が形成され、前記可動部または前記第2可動部の所定箇所に斜め磁場を形成するものであり、前記保持手段は、前記磁界発生手段の端面を連結して保持するものであることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項において、前記磁界発生手段は、前記デバイス基板の他面側にも設置されており、前記保持手段は、前記デバイス基板の他面側に設置された前記磁界発生手段の端面を連結して保持するものであることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のいずれか一項において、前記保持手段は、その表面に光を反射しない処理が施されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のいずれか一項において、前記保持手段は、光を透過する透明材料により形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、磁界発生手段のデバイス基板への設置とは別に、一対の磁界発生手段の間に生じる磁力の方向に対応して磁界発生手段を連結して保持する保持手段を設けるようにしているので、磁界発生手段に応力が加わった場合でも、磁界発生手段を強固に保持することができ、磁界発生手段の磁力によりデバイス基板から磁界発生手段が外れてしまうことを確実に防止することができる。また、磁界発生手段の端面を保持板により塞ぐ構造となることから、例えば、プレーナ型アクチュエータを機器に組み込む場合などに、ねじ止め用のねじが磁界発生手段に吸着されてしまうことを確実に防止することができ、その結果、磁界発生手段の機器への組み込みの作業性を著しく高めることができ、可動部の破損などを確実に防止することができる。
請求項に係る発明によれば、固定部と可動部の間に、可動部を支持梁を介して揺動自在に支持するとともに、固定部に第2支持梁を介して揺動自在に支持された第2可動部を設けるようにしているので、二次元のプレーナ型アクチュエータにおいても、磁界発生手段を強固に保持することができ、磁界発生手段の磁力によりデバイス基板から磁界発生手段が外れてしまうことを確実に防止することができ、また、磁界発生手段の機器への組み込みの作業性を著しく高めることができ、可動部の破損などを確実に防止することができる。
請求項に係る発明によれば、磁界発生手段を可動部または第2可動部の所定箇所に斜め磁場を形成する磁界発生手段の端面に保持手段を設けるようにしているので、磁界発生手段に剪断応力が加わった場合でも、磁界発生手段を強固に保持することができ、磁界発生手段の磁力によりデバイス基板から磁界発生手段が外れてしまうことを確実に防止することができ、また、磁界発生手段の機器への組み込みの作業性を著しく高めることができ、可動部の破損などを確実に防止することができる。
請求項に係る発明によれば、磁界発生手段を、デバイス基板の他面側にも設置し、保持手段をデバイス基板の他面側に設置された磁界発生手段の端面に設けるようにしているので、磁界発生手段に引っ張り応力が加わった場合でも、磁界発生手段を強固に保持することができ、磁界発生手段の磁力によりデバイス基板から磁界発生手段が外れてしまうことを確実に防止することができ、また、磁界発生手段の機器への組み込みの作業性を著しく高めることができ、可動部の破損などを確実に防止することができる。
請求項に係る発明によれば、保持手段にその表面に光を反射しない処理を施すようにしているので、可動部の光照射面の後方における迷光を視認することができるとともに、光漏れなどを確認することができ、迷光対策や光線設計、光学設計などを適正に行うことができる。
請求項に係る発明によれば、保持手段を光を透過する透明材料により形成するようにしているので、可動部の位置あわせを容易に行うことができ、しかも、磁界発生手段の確認などを外部から容易に行うことができる。
本発明に係るプレーナ型アクチュエータの第1実施形態を示す概略平面図である。 本発明に係るプレーナ型アクチュエータの第1実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係るプレーナ型アクチュエータの第2実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係るプレーナ型アクチュエータの変形例を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1および図2は本発明に係るプレーナ型アクチュエータの第1実施形態を示す概略図である。図1および図2に示すように、本実施形態のプレーナ型アクチュエータ1は、デバイス基板2上に設置された枠状の固定部3を備えている。この固定部3の内側には、支持梁としてのトーションバー4を介して可動部5が揺動自在に支持されている。
また、デバイス基板2上であって固定部3の周囲には、枠状のヨーク6が設置されており、このヨーク6の内側には、可動部5を挟んで対向配置される一対の磁界発生手段7が設置されている。なお、磁界発生手段7は、永久磁石でも電磁石でもよい。
そして、本実施形態においては、磁界発生手段7は、可動部5に磁界を集中させるように着磁されている。具体的には、磁界発生手段7の互いに対向する面の可動部5に最も近接する位置であるデバイス基板2側の角部の一方にN極が、他方にS極がそれぞれ形成されるように構成されている。これにより、可動部5の所定箇所に斜め方向から磁界を送る斜め磁場を形成するようになっている。
また、可動部5の一面側には、可動部5を駆動するための渦巻き状に形成された図示しない駆動コイルが設置されており、この駆動コイルの両端部は、支持梁4を介して固定部3から引き出されるように構成されている。そして、本実施形態においては、これにより、可動部5の駆動コイル部分に、磁界発生手段7の斜め磁場が働くようになっている。
また、本実施形態においては、各磁界発生手段7の上端面には、各磁界発生手段7を連結して保持する保持手段としての保持板8が取付けられており、この保持板8は、例えば、接着剤などにより各磁界発生手段7に接着されている。そして、本実施形態においては、磁界発生手段7は、斜め磁場が働くように構成されているため、各磁界発生手段7の間には、図中矢印で示すように、旋回するように剪断応力が働くことになる。そのため、保持板8により各磁界発生手段7を保持することにより、剪断応力に対して強固に磁界発生手段7を保持することができるものである。
次に、本実施形態の作用について説明する。
このプレーナ型アクチュエータ1の駆動原理は、例えば、特許第2722314号公報等で詳述されているので、以下、光スキャナの場合を例として簡単に説明する。
可動部5の駆動コイルに電流を流すと磁界が発生し、この磁界と磁界発生手段7による静磁界との相互作用によりローレンツ力が発生し、トーションバー4の軸方向と平行な可動部5の対辺部分に互いに逆方向の回転力が発生し、この回転力とトーションバー4の復元力とが釣合う位置まで可動部5が揺動される。
そして、駆動コイルに交流電流を流すことにより、可動部5が揺動し、反射ミラーにより光ビームを偏向走査できる。可動部5を揺動させるための回転力は、駆動コイルに流す駆動電流値に比例するので、駆動コイルに供給する駆動電流値を制御することで、可動部5の振れ角(光ビームの偏向角度)を制御することができる。なお、本実施形態においては、光スキャナの場合を例として作用を説明したが、本発明は光スキャナ以外にも適用できるものである。
このとき、本実施形態においては、磁界発生手段7の上端面を保持板8により連結して保持するようにしているので、磁界発生手段7の間に剪断応力が働いた場合でも、剪断応力に対して強固に磁界発生手段7を保持するようになっている。
以上述べたように、本実施形態においては、各磁界発生手段7を保持する保持板8を設けるようにしているので、磁界発生手段7に剪断応力が加わった場合でも、磁界発生手段7を強固に保持することができ、磁界発生手段7の磁力によりデバイス基板2から磁界発生手段7が外れてしまうことを確実に防止することができる。
また、各磁界発生手段7の端面を保持板8により塞ぐ構造となることから、例えば、プレーナ型アクチュエータ1を機器に組み込む場合などに、ねじ止め用のねじが磁界発生手段7に吸着されてしまうことを確実に防止することができ、その結果、磁界発生手段7の機器への組み込みの作業性を著しく高めることができ、可動部5の破損などを確実に防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図3示すように、本実施形態においては、磁界発生手段7は、互いに対向する面の一方にN極が形成されるとともに、他方にS極が形成されるように着磁されている。そして、本実施形態においては、このように構成された磁界発生手段7がデバイス基板2の図2において下面側にも設置されるように構成されている。
そして、本実施形態においては、デバイス基板2の上方側に設置された磁界発生手段7の上端面には、各磁界発生手段7を連結して保持する保持手段としての保持板8が取付けられており、また、デバイス基板2の下方側に設置された磁界発生手段7の下端面には、各磁界発生手段7を連結して保持する保持板8が取付けられている。このデバイス基板2の下方側に設置された磁界発生手段7を保持する保持板8は、可動部5に形成される光反射面により光の照射を邪魔することがないように中央部が開口するように形成されている。
そして、本実施形態においては、デバイス基板2の上下面にそれぞれ設置された磁界発生手段7に、互いに反発する引っ張り応力が働くことになる。そのため、保持板8により各磁界発生手段7を保持して、この状態で、プレーナ型アクチュエータ1を所定の筐体に組み込むことにより、保持板8を介して各磁界発生手段7を押さえる方向に力を加えることができ、これにより、磁界発生手段7を強固に保持することができるように構成されている。
なお、その他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態においては、デバイス基板2の上面および下面にそれぞれ設置された磁界発生手段7の上端面および下端面に、各磁界発生手段7を連結して保持する保持板8を設けるようにしているので、上下の磁界発生手段7の間に引っ張り応力が働いた場合でも、引っ張り応力に対して強固に磁界発生手段7を保持するようになっている。
以上述べたように、本実施形態においても前記第1実施形態と同様に、各磁界発生手段7を保持する保持板8を設けるようにしているので、磁界発生手段7に引っ張り応力が加わった場合でも、磁界発生手段7を強固に保持することができ、磁界発生手段7の磁力によりデバイス基板2から磁界発生手段7が外れてしまうことを確実に防止することができる。
また、各磁界発生手段7の端面を保持板8により塞ぐ構造となることから、例えば、プレーナ型アクチュエータ1を機器に組み込む場合などに、ねじ止め用のねじが磁界発生手段7に吸着されてしまうことを確実に防止することができ、その結果、磁界発生手段7の機器への組み込みの作業性を著しく高めることができ、可動部5の破損などを確実に防止することができる。
なお、例えば、図4に示すように、第1実施形態と同様に、磁界発生手段7を、可動部55の所定箇所に斜め方向から磁界を送る斜め磁場を形成するように構成し、第2実施形態と同様に、この斜め磁場を形成する磁界発生手段7をデバイス基板2の下面側にも設置し、磁界発生手段7に対して剪断応力および引っ張り応力が加わる構造のプレーナ型アクチュエータ1に適用するようにしてもよい。この場合においても、保持板8を設けることにより、各磁界発生手段7に剪断応力が働くとともに、上下の磁界発生手段7の間に引っ張り応力が働いた場合でも、強固に磁界発生手段7を保持することができるものである。
また、前記実施形態においては、可動部5を備えた一次元のアクチュエータに適用した場合について説明したが、可動部5を揺動自在に支持する第2可動部を備えた二次元のアクチュエータに適用することも可能である。
さらに、保持板8の表面に、光を反射しない処理を施すようにしてもよい。プレーナ型アクチュエータ1を光走査させて光スキャナとして用いる場合、例えば、可動部5の図1において下面側は、ミラーなどの光反射面とされるものであり、前述のように保持板8の表面に光を反射しない処理を施すことにより、可動部5の後方、すなわち、可動部5の図1において上方における迷光を視認することができ、迷光対策や光線設計などを適正に行うことができるものである。さらに、保持板8により、可動部5の上方の遮光をすることができるので、光漏れなどの光学設計を適正に行うことができるものである。
また、保持板8を、光を透過する透明材料により形成するようにしてもよい。このように保持板8を透明な材料により形成することにより、可動部5の位置あわせを容易に行うことができ、しかも、磁界発生手段7の確認などを外部から容易に行うことができるものである。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
1 プレーナ型アクチュエータ
2 デバイス基板
3 固定部
4 トーションバー
5 可動部
6 ヨーク
7 磁界発生手段
8 保持板

Claims (7)

  1. デバイス基板に設置された枠状の固定部の内側に支持梁を介して可動自在に支持され駆動手段により駆動される可動部と、
    前記デバイス基板の一面側に設置され前記可動部の所定箇所に磁界を付与する一対の磁界発生手段と、
    前記磁界発生手段の前記デバイス基板への設置とは別に、前記一対の磁界発生手段の間に生じる磁力の方向に対応して前記磁界発生手段を連結して保持する保持手段と、
    を備えていることを特徴とするプレーナ型アクチュエータ。
  2. 前記保持手段は、一対構成の前記磁界発生手段の間を塞ぐように延びていることを特徴とする請求項1に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  3. 前記固定部と前記可動部の間に、前記可動部を前記支持梁を介して揺動自在に支持するとともに、前記固定部に第2支持梁を介して揺動自在に支持された第2可動部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  4. 前記磁界発生手段は、前記可動部または前記第2可動部に最も近接する位置にN極またはS極が形成されるとともに、前記可動部または前記第2可動部から最も離隔する位置にS極またはN極が形成され、前記可動部または前記第2可動部の所定箇所に斜め磁場を形成するものであり、
    前記保持手段は、前記磁界発生手段の端面を連結して保持するものであることを特徴とする請求項に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  5. 前記磁界発生手段は、前記デバイス基板の他面側にも設置されており、前記保持手段は、前記デバイス基板の他面側に設置された前記磁界発生手段の端面を連結して保持するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  6. 前記保持手段は、その表面に光を反射しない処理が施されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  7. 前記保持手段は、光を透過する透明材料により形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のプレーナ型アクチュエータ。
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