JP2013138601A - プレーナ型電磁アクチュエータ - Google Patents

プレーナ型電磁アクチュエータ Download PDF

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真 河村
Yuzuru Ueda
譲 上田
Osamu Fujiwara
修 藤原
Naoyuki Ishigaki
尚幸 石垣
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Abstract

【課題】 可動板を複数配列して構成した小型で安価なプレーナ型電磁アクチュエータを提供する。
【解決手段】 枠状に形成した一つのヨーク部材5と、該ヨーク部材5の内側に、固定部1にトーションバー2で回動可能に軸支されて整列して備えた複数の可動板3と、該各可動板3の周縁部に沿って敷設した駆動コイルと、前記固定部1の外側に設けられ、前記各可動板3を間にして互いに反対磁極を対向して配置した静磁界発生手段4と、を備えて構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁駆動するプレーナ型電磁アクチュエータに関し、特に、可動板を複数配列して構成した小型で安価なプレーナ型電磁アクチュエータに関する。
従来のプレーナ型電磁アクチュエータには、例えば、図20(a)に示す枠状の固定部1にトーションバー2で回動可能に軸支した可動板3と、該可動板3の周縁部に沿って敷設した図示省略の駆動コイルと、上記トーションバー2の軸線に直交する方向で固定部1の外側に上記可動板3を間にして一対配置し、上記駆動コイルに流れる電流との相互作用により発生する電磁力で、上記トーションバー2の軸方向に平行な可動板3の対辺部分に回動力を発生させる静磁界発生手段4と、上記固定部1の外側に上記一対の静磁界発生手段4を互いに磁気的に結合する枠状のヨーク部材5とを備えて構成した一次元走査のプレーナ型電磁アクチュエータや、図20(b)に示すように上記可動板3を、内側可動板6と該内側可動板6の外側に設けた枠状の外側可動板7とで構成し、該外側可動板7が上記固定部1に外側トーションバー8で回動可能に軸支され、内側可動板6が上記外側可動板7に上記外側トーションバー8の軸方向に直交する内側トーションバー9で回動可能に軸支され、上記各可動板の周縁部に沿って図示省略の駆動コイルを敷設し、上記外側トーションバー8及び内側トーションバー9の軸線に直交する方向で固定部1の外側に上記各可動板を間にしてそれぞれ一対の静磁界発生手段4,10を対向配置して構成した二次元走査のプレーナ型電磁アクチュエータがある。そして、これらプレーナ型電磁アクチュエータの可動板3に反射ミラーを設けることで一次元及び二次元走査のアクチュエータが得られる。
一方、光MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)が近年特に注目されている。この光MEMSは、マイクロマシン技術とマイクロ光学技術とを融合したものであり、光ファイバ通信、光ディスクメモリ、光電子機器、画像処理、光計算等様々な分野で研究開発及び用途展開が進められている。この光MEMSには、例えば、アレイ状に配置したマイクロミラーを素早く動かすことで光を反射させ光ファイバ通信の光スイッチとして利用したものや(例えば、特許文献1参照)、マイクロミラーを数十万枚も集積した半導体光スイッチに光源から光を照射し、画像情報に応じて個々のマイクロミラーを素早く傾けて反射光をオン/オフし、画像を表示するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−258527号公報 特開平8−146911号公報
しかし、このような従来の光スイッチは、いずれも静電駆動する可動板で構成したものであり、プレーナ型電磁アクチュエータを複数アレイ状に配置して構成した光スイッチは未だない。
ところで、図20に示すプレーナ型電磁アクチュエータを用いてアレイ状の光スイッチを構成しようとすると、例えば、図21または図22に示す構成となる。即ち、図20(a)に示す一次元走査のプレーナ型電磁アクチュエータを、図21(a)に示すようにトーションバー2の軸線に直交する方向に複数一列状に配置する構成や、図21(b)に示すようにマトリクス状に配置する構成が考えられる。また、同様にして、図20(b)に示す二次元走査のプレーナ型電磁アクチュエータを、図22(a)に示すように複数一列状に配置する構成や、図22(b)に示すようにマトリクス状に配置する構成も考えられる。
しかし、このように個別に製造した一次元または二次元走査のプレーナ型電磁アクチュエータをそのままアレイ状に配列して光スイッチを構成した場合は、ヨーク部材5の存在で光スイッチが大型化し、また部品点数が増えてコストアップとなる問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に着目してなされたもので、可動板を複数配列して構成した小型で安価なプレーナ型電磁アクチュエータを提供することを目的とする。
このために、本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータは、枠状に形成した一つのヨーク部材と、該ヨーク部材の内側に、固定部にトーションバーで回動可能に軸支されて整列して備えた複数の可動板と、該各可動板の周縁部に沿って敷設した駆動コイルと、前記固定部の外側に設けられ、前記各可動板を間にして互いに反対磁極を対向して配置した静磁界発生手段と、を備えて構成とした。
本発明のプレーナ型電磁アクチュエータによれば、一つのヨーク部材の内側に、固定部にトーションバーで回動可能に軸支した可動板を複数整列して配置し、上記可動板を間にして固定部の外側に静磁界発生手段を配置する構成としたことにより、複数の可動板をアレイ状に配置して構成したプレーナ型電磁アクチュエータの部品点数を減らすことができる。従って、プレーナ型電磁アクチュエータの小型化及び低コスト化を図ることができる。
本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第1実施形態を示す概略構成図である。 第1実施形態における可動チップの他の配置例を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第2実施形態を示す概略構成図である。 第2実施形態における可動チップの変形例を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第3実施形態を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第4実施形態を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第5実施形態を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第6実施形態を示す概略構成図である。 第6実施形態における可動チップの変形例を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第7実施形態を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第8実施形態を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第9実施形態を示す概略構成図である。 図12に示す可動チップの他の構成とその配置例を示す概略構成図である。 図12に示す可動チップの更に他の構成とその配置例を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第10実施形態を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第11実施形態を示す概略構成図である。 図16に示す可動板の他の構成例を示す概略構成図である。 第11実施形態において個別に形成した可動チップの配置例を示す概略構成図である。 本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータの第12実施形態を示す概略構成図である。 プレーナ型電磁アクチュエータの概略構成図であり、(a)は一次元走査用、(b)は二次元走査用を示す。 図20(a)の一次走査のプレーナ型電磁アクチュエータを複数配列した構成例を示す説明図である。 図20(b)の二次元走査のプレーナ型電磁アクチュエータを複数配列した構成例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第1実施形態で、例えば光スイッチに適用した場合の概略構成図を示す。なお、図20に示すプレーナ型電磁アクチュエータの要素と同一の要素については、同一符号を用いて示す。
図1において、本第1実施形態のプレーナ型電磁アクチュエータは、可動板を複数アレイ状に配列して備えた光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータであり、枠状のヨーク部材5と、複数の可動チップ11と、静磁界発生手段4とを備えて構成する。
上記ヨーク部材5は、後述の静磁界発生手段4の異なる磁極端部を磁気的に結合して静磁界発生手段4の磁気効率を向上させるものであり、一般には、軟磁性材料により形成される。
上記ヨーク部材5の内側には、可動チップ11が設けられている。この可動チップ11は、回動して光路を切換える光スイッチ部であり、表面に反射ミラー12を備えた可動板3を個別に形成した枠状の固定部1にトーションバー2で回動可能に軸支した構成を有し、図1に示すように、後述の静磁界発生手段4で挟まれて上記トーションバー2の軸線に直交する方向に三つ整列して備える。または、図2に示すように、上記個別に形成した枠状の固定部1を互いに密接して静磁界発生手段4の対向方向でトーションバー2の軸線に直交する方向に三つ(同図(a)参照)、または静磁界発生手段4の対向方向に直交する方向でトーションバー2の軸方向に三つ(同図(b)参照)整列して備えてもよい。
そして、上記各可動板3にはその周縁部に沿って図示省略の駆動コイルが敷設され、この駆動コイルは、上記トーションバー2を介して固定部1に設けた図示省略の電極端子部に接続して外部から駆動電流が供給できるようになっている。
また、上記固定部1の外側には、磁極面の法線とトーションバー2の軸線とが直交するように可動板3を間にして互いに反対磁極を対向して一対の静磁界発生手段4を配置している。この静磁界発生手段4は、上記トーションバー2の軸方向に平行な可動板3の対辺近傍部の上記駆動コイル部分に静磁界を作用し、駆動コイルの当該部分を流れる電流との相互作用により、上記可動板3に回動力を発生させるものであり、例えば永久磁石で構成する。なお、上記静磁界発生手段4は、図1に示すように三つ一列に配列した可動チップ11の間に挿入してそれぞれ配置してもよく、また図2(a)に示すようにトーションバー2の軸線に直交する方向に密接して配列した三つの可動チップ11を間にしてその両端の部位に一対配置してもよく、図2(b)に示すようにトーションバー2の軸方向に密接して配列した三つの可動チップ11を間にして、該三つの可動チップ11に跨る一対の細長い静磁界発生手段4を配置してもよい。
この場合、図1の構成では、静磁界発生手段4から各可動板3の対辺部までの距離が各可動板3について等しくなるため、トーションバー2の軸方向に平行な各可動板3の対辺近傍部の駆動コイル部分に均等な静磁界を作用させることができる。これにより、トーションバー2の軸方向に平行な可動板3の対辺近傍部の駆動コイル部分の電流と上記静磁界とが相互作用して各可動板3を略同じ回動角で回動し、各可動板3の表面に設けた反射ミラー12で入射光の光路を一次元方向に切換える。一方、図2(a)の構成は、図1の可動チップ11間から静磁界発生手段4を排除したものと同じであり、排除された静磁界発生手段4の厚み分だけ小型化でき、また静磁界発生手段4の排除分だけ部品点数が減り低コスト化が可能となる。ただし、この場合、図2(a)に示す真中の可動板3は、静磁界発生手段4からの距離が他の可動板3に比べて遠くなるため、該可動板3に敷設した駆動コイルに作用する静磁界強度が低下する。したがって、駆動電流を他の可動板3の駆動電流と同じにしたときは、該可動板3の回動角が小さくなるが、駆動電流または駆動コイルの巻数等を調整して各可動板3の回動角を一致させることができる。また、図2(b)の構成では、図1と同様に静磁界発生手段4から各可動板3の対辺部までの距離が各可動板3について等しくなるため、駆動コイルに均等な静磁界を作用させることができる。
このように構成したことにより、上記第1実施形態は、一次元方向に光路を切換えるアレイ状の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができ、アレイ状に複数配列した可動チップ11を囲んで枠状のヨーク部材5を一つ設けるだけでよく、図20(a)の個別のプレーナ型電磁アクチュエータを複数配列して構成した図21(a)の場合よりも小型化することができる。また、部品点数が減り安価なアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
図1または図2(b)に示す構成の場合は、複数配列した可動チップ11の各可動板3に作用する静磁界強度を均等にすることができ、各可動板3の回動角のばらつきを抑えることができる。また、図2(a)に示す構成とした場合には、アレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのさらに小型化及びコスト低減を図ることができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第2実施形態について説明する。なお、図1と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第1実施形態と異なる部分について説明する。
図3に示す第2実施形態は、可動チップ11を、三つの可動板3がそれぞれ一つの固定部1にトーションバー2で回動可能に軸支され該トーションバー2の軸線に直交する方向に互いに近接して整列された一チップ構成とし、マイクロマシニング技術により固定部1と、トーションバー2と、可動板3と、可動板3の周縁部に沿って敷設する図示省略の駆動コイルとを一体的に形成したものである。または、可動チップ11を、図4に示すように可動板3をトーションバー2の軸方向に複数整列配置して構成してもよい。この場合、静磁界発生手段4は、上記トーションバー2の軸線に直交する方向で上記可動チップ11を間にして互いに反対磁極を対向して一対配置される。
このように構成したことにより、本第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて可動チップ11をマイクロマシニング技術により一体的に形成することができ製造が容易となる。また、この場合、必要な静磁界発生手段4は、一対だけでよいので部品点数が減りアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのコスト低減を図ることができる。
また、図3に示す構成の場合は、複数の可動板3を近接して配置することができるので稠密構造のアレイ状の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。ただし、この場合、図2(a)と同様に図3に示す真中の可動板3は、静磁界発生手段4からの距離が遠くなるため、該可動板3に敷設した駆動コイルに作用する静磁界強度が低下し、該可動板3の回動角が小さくなるが、駆動電流または駆動コイルの巻数等を調整すれば各可動板3の回動角を一致させることができる。一方、図4に示す構成の場合は、図2(b)と同様に静磁界発生手段4から各可動板3の対辺部までの距離が各可動板3について等しくなるため、各可動板3の必要部分に均等な静磁界を作用させることができ、各可動板3の回動角を略同一に揃えることができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第3実施形態について説明する。なお、図1と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第1実施形態と異なる部分について説明する。
図5に示す第3実施形態は、可動チップ11を、二つの可動板3が一つの固定部1にトーションバー2で回動可能に軸支されて、該トーションバー2の軸方向に配列された構成とし、該可動チップ11を上記トーションバー2の軸線に直交する方向に静磁界発生手段4に挟まれて三つ整列配置し、マトリクス状の光スイッチを構成したものである。
このように構成したことにより、上記第3実施形態は、図20(a)の一次元走査のアクチュエータを個別にマトリクス状に配置した図21(b)の構成に比べて小型化を図ることができ、また部品点数が減り安価なマトリクスアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。さらに、図1と同様に複数配列した可動チップ11の各可動板3に均等な静磁界を作用させることができ、各可動板3の回動角のばらつきを抑えることができる。なお、この場合も図2(a)と同様に、可動チップ11を互いに密接して配列し、複数の可動チップ11を間にしてその両端の部位に静磁界発生手段4を一対配置してもよい。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第4実施形態について説明する。なお、図3と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第2実施形態と異なる部分について説明する。
図6に示す第4実施形態は、可動チップ11を、トーションバー2で回動可能に軸支された可動板3が上記トーションバー2の軸線に直交する方向に三つ近接して整列配置されると共に、上記トーションバー2の軸方向に二つ配置され、該各可動板3が一つの固定部1に軸支された一チップ構成としたものである。そして、静磁界発生手段4は、トーションバー2の軸線に直交する方向で固定部1の外側に可動チップ11を間にして対向して配置される。
このように構成したことにより、上記第4実施形態は、第2実施形態の効果に加えてマトリクスアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのコストのより一層の低減を図ることができる。さらに、小型で稠密構造の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第5実施形態について説明する。なお、図1と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第1実施形態と異なる部分について説明する。
図7に示す第5実施形態は、可動チップ11を、第1実施形態における可動板3が内側可動板6と該内側可動板6の外側に設けた枠状の外側可動板7とで構成され、該内側可動板6が外側可動板7に内側トーションバー9で回動可能に軸支され、外側可動板7が固定部1に内側トーションバー9の軸方向に直交する外側トーションバー8で回動可能に軸支された構成としたものであり、該可動チップ11を上記内側トーションバー9の軸線に直交する方向に三つ整列配置している。また、上記内側可動板6及び外側可動板7にはその周縁部に沿って図示省略の駆動コイルを敷設している。そして、上記各トーションバーの軸線に直交する方向で上記固定部1の外側に静磁界発生手段4,10を上記可動チップ11を間にして互いに反対磁極を対向して配置している。この場合、静磁界発生手段4,10から各内側及び外側可動板6,7の対辺部までの距離が各内側及び外側可動板6,7について等しくなるため、駆動コイルに均等な静磁界を作用させることができる。
これにより、静磁界発生手段10で内側トーションバー9の軸方向に平行な内側可動板6の対辺近傍部の駆動コイル部分の電流に静磁界を作用し、該電流と静磁界の相互作用により内側可動板6を回動し、静磁界発生手段4で外側トーションバー8の軸線に平行な外側可動板7の対辺近傍部の駆動コイル部分の電流に静磁界を作用し、該電流と静磁界の相互作用により外側可動板7を回動し、反射ミラー12で入射光の光路を二次元方向に切換える。
ここで、静磁界発生手段4,10のうち静磁界発生手段4は、図7(a)に示すように各可動チップ11に対応して個別に設けてもよく、同図(b)に示すように三つの可動チップ11に跨るような細長い形状としてもよい。また、図2と同様にして、可動チップ11を三つ密接させて配置し、三つの可動チップ11を間にしてその両端部に静磁界発生手段10を一対設けてもよい。
このように構成したことにより、上記第5実施形態によれば、二次元方向に光路を切換えるアレイ状の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができ、図20(b)の二次元光走査のプレーナ型電磁アクチュエータを個別に一列に配列して構成した図22(a)の場合に比べ小型化することができ、部品点数が減って安価なアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
なお、各可動チップ11は、互いに密接して配置し、両端の固定部1の外側に静磁界発生手段10を配置してもよい。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第6実施形態について説明する。なお、図7と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第5実施形態と異なる部分について説明する。
図8に示す第6実施形態は、可動チップ11を、内側可動板6と外側可動板7とからなる可動板3が外側トーションバー8の軸方向に三つ整列して配置され、各可動板3が外側トーションバー8で一つの固定部1に軸支された一チップ構成としたものであり、図3に示す可動チップ11と同様にしてマイクロマシニング技術により一体的に形成する。なお、図9に示すように可動板3を内側トーションバー9の軸方向に、例えば三つ配置してもよい。そして、上記各トーションバーの軸線に直交する方向で上記固定部1の外側に静磁界発生手段4,10を上記可動チップ11を間にして互いに反対磁極を対向して配置する。
ここで、図8に示す構成においては、図7の第5実施形態と同様に、静磁界発生手段4から各外側可動板7の対辺部までの距離が各外側可動板7について等しくなるため、該外側可動板7に敷設した駆動コイルに均等な静磁界を作用させることができるが、図8に示す真中の内側可動板6は、静磁界発生手段10からの距離が他の内側可動板6に比べ遠くなるため、該内側可動板6に敷設した駆動コイルに作用する静磁界は弱くなる。一方、図9に示す構成においては、図8の構成と逆の関係になり、各内側可動板6の駆動コイルには均等な静磁界が作用するものの、図9に示す真中の外側可動板7の駆動コイルに作用する静磁界は弱くなる。したがって、作用する静磁界が弱くなる図8に示す真中の内側可動板6または図9に示す真中の外側可動板7については、駆動電流または駆動コイルの巻数等を調整して他の各可動板の回動角と一致させる必要がある。
このように構成したことにより、第6実施形態によれば、第2実施形態と同様にして可動チップ11をマイクロマシニング技術により一体的に形成することができ、二次元方向に光路を切換えるアレイ状の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを容易に製造することができる。また、第5実施形態に比べ静磁界発生手段の使用数量を減らすことができ、アレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのコスト低減を図ることができる。さらに、小型で稠密構造の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第7実施形態について説明する。なお、図7と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第5実施形態と異なる部分について説明する。
図10に示す第7実施形態は、二軸で回動する可動板3を備えた二次元走査の可動チップ11を外側トーションバー8の軸方向に三つ及び内側トーションバー9の軸方向に二つ整列して配置している。そして、各可動チップ11を間にして該可動チップ11の上記各トーションバーの軸線に直交する方向の両端部に静磁界発生手段4,10を配置している。なお、図10(a)は、上記複数整列して配置した可動チップ11の外側に配置した静磁界発生手段4,10のうち、静磁界発生手段4を各可動チップ11に対応して個別に設けたものであり、同図(b)は静磁界発生手段4を三つの可動チップ11に跨る細長い静磁界発生手段で形成したものである。なお、本第7実施形態においても、図2に示すように可動チップ11に挟まれて配置した静磁界発生手段4,10を排除して可動チップ11を互いに密接して配置し、複数の可動チップ11を間にして各トーションバーに直交する二方向からそれぞれ一対の静磁界発生手段4,10で可動板3の必要部分に静磁界を作用させてもよい。また、図8に示すように外側トーションバー8の軸方向に配置した三つの可動チップ11を一体的に形成してもよく、図9に示すように内側トーションバー9の軸方向に配置した二つの可動チップ11を一体的に形成してもよい。
このように構成したことにより、第7実施形態によれば、図20(b)に示す二次元走査のプレーナ型電磁アクチュエータを個別にマトリクス状に配置した図22(b)の場合に比べ小型化することができ、部品点数も減って安価なマトリクスアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第8実施形態について説明する。なお、図7と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第5実施形態と異なる部分について説明する。
図11に示す第8実施形態は、可動チップ11を、二軸の下に回動する可動板3が外側トーションバー8の軸方向に三つ整列して配置されると共に、上記内側トーションバー9の軸方向に二つ配置され、各可動板3が一つの固定部1に軸支されてマトリクス構造を有する一チップ構成としたものである。この場合、静磁界発生手段4,10は、各トーションバーの軸線に直交する方向で固定部1の外側に可動チップ11を間にして対向して配置する。
このように構成したことにより、第8実施形態によれば、図6の第4実施形態と同様にして、二次元走査の可動板3がマトリクス状に複数配置された可動チップ11を、マイクロマシニング技術により一体的に形成することができ、製造が容易となると共に、部品点数が減りマトリクスアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのコストのより一層の低減を図ることができる。さらに、小型で稠密構造の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第9実施形態について説明する。なお、図3と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第2実施形態と異なる部分について説明する。
図12に示す第9実施形態は、一つの固定部1にトーションバー2で回動可能に軸支した円形形状の可動板3を、一対の静磁界発生手段4の間に、該静磁界発生手段4の磁極面4aにおける法線Pと上記トーションバー2の軸線Oとが角度θで互いに斜めに交差するように傾けて、静磁界発生手段4の対向方向に直交する方向に互いに近接して、例えば三つ整列配置し一チップ構成としたものである。そして、上記可動チップ11は、マイクロマシニング技術を用いて固定部1と、トーションバー2と、可動板3とを一体的に形成される。なお、上記トーションバー2の磁極面4aの法線Pに対する傾き角度θは任意である。例えば、可動板3の配列状態及び静磁界発生手段4から可動板3までの距離を維持したままトーションバー2を長くしたい場合は、傾き角度θを45度付近にすることによって実現することができる。逆に、トーションバー2は短くなるが駆動コイルに作用する磁力を強くしたい場合は、傾き角度θを90度付近にすればよい。
また、固定部1のトーションバー2との接合面部1aをトーションバー2の軸線Oを挟んで略対称形状に形成する。これにより、トーションバー2の可動板3から固定部1に至る長さがトーションバー2のいずれの側面部でも等しくなるようにして捩じり応力がトーションバー2に略均一に発生するようにしている。
さらに、固定部1の静磁界発生手段4に対向する側面部1bを、可動板3の配列方向に平行に形成した。これにより、静磁界発生手段4を可動板3に対して接近して配置することができるようにして、可動板3に作用する静磁界強度を増し駆動効率を向上させている。
なお、図13に示すように、可動板3を個別に形成した固定部1にトーションバー2で回動可能に軸支して可動チップ11を構成し、該可動チップ11を、対向して配置した静磁界発生手段4の間に該静磁界発生手段4の磁極面4aにおける法線とトーションバー2の軸線とが互いに斜めに交差するように、可動チップ11を傾けて静磁界発生手段4の対向方向に直交する方向に複数整列配置してもよい。また、図14に示すように、個別に形成した矩形状の固定部1の対角方向にトーションバー2で可動板3を回動可能に軸支して可動チップ11を構成し、該可動チップ11を、対向配置した静磁界発生手段4の間に該静磁界発生手段4の対向方向に直交する方向に互いに密接して一列に複数整列配置してもよい。
このような構成により、静磁界発生手段4でトーションバー2の軸方向に平行な可動板3の対辺部に静磁界を作用し、該対辺近傍部の駆動コイル部分の電流と上記トーションバー2の軸線に直交する静磁界成分との相互作用により可動板3を回動し、反射ミラー12で入射光の光路を一次元方向に切換える。
このように構成したことにより、上記第9実施形態によれば、第2実施形態の効果に加えて、可動板3を、互いに対向する静磁界発生手段4の磁極面4aにおける法線と上記トーションバー2の軸線とが互いに斜めに交差するように整列配置することにより、静磁界発生手段4から各可動板3の対辺部までの距離を各可動板3について略等しくすることができ、可動板3の必要部分に略均等な静磁界を作用させることができる。これにより、各可動板3の回動角のばらつきを抑制することができる。
さらに、可動板3を円形形状とすれば、隣接する可動板3を互いに近接して配置することができ、アレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのより一層の小型化を図ることができる。
なお、複数の可動板3を静磁界発生手段4の対向方向に整列して配置することも可能である。この場合、静磁界発生手段4からの距離が遠くなる真中の可動板3に対しては、作用する静磁界強度が弱くなるため他の可動板4の回動角と一致させるためには、真中の可動板3の駆動電流または駆動コイルの巻数等を調整する必要がある。
また、個別に形成した各可動チップ11を静磁界発生手段4の対向方向に整列して配置すると共に、図1と同様に各可動チップ11の間に静磁界発生手段4を配置してもよい。この場合は、各可動板3に作用する静磁界強度は均等になる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第10実施形態について説明する。なお、図12と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第9実施形態と異なる部分について説明する。
図15に示す第10実施形態は、可動チップ11を、トーションバー2に軸支されて回動する可動板3がマトリクス状に配置され、一つの固定部1に回動可能に軸支された一チップ構成としたものである。そして、第9実施形態と同様に静磁界発生手段4の磁極面4aにおける法線とトーションバー2とが互いに斜めに交差するようにトーションバー2を傾けて、可動板3を静磁界発生手段4の対向方向と直交する方向に二列状態で千鳥状に配置している。
このように構成したことにより、上記第10実施形態によれば、第9実施形態の効果に加えてマトリクスアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのコスト低減を図ることができる。さらに、小型で稠密構造の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
なお、可動板3の配列は、上述の二列の千鳥配置に限定されず、三列以上の千鳥配置としてもよい。この場合、静磁界発生手段4から距離が離れており、駆動コイルに作用する静磁界が弱い可動板3に対しては、作用する静磁界の強度に応じて各駆動コイルの駆動電流または駆動コイルの巻数や駆動コイルの必要部分の長さを変化させる等により回動角のばらつきを抑えることができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第11実施形態について説明する。なお、図12と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第9実施形態と異なる部分について説明する。
図16に示す第11実施形態は、可動板3が円形の内側可動板6と円形枠状の外側可動板7とからなり、内側可動板6は外側可動板7に内側トーションバー9で回動可能に軸支され、外側可動板7は固定部1に内側トーションバー9の軸線に直交する外側トーションバー8で回動可能に軸支されて構成されている。そして、一つの固定部1に可動板3を互いに近接して複数整列配置して可動チップ11を形成している。
このような構成により、一対の静磁界発生手段4で内側トーションバー9の軸方向に平行な可動板3の対辺部及び外側トーションバー8の軸方向に平行な外側可動板7の対辺部に静磁界を作用し、上記各対辺近傍部の駆動コイル部分の電流と、内側トーションバー9の軸線に直交する静磁界成分及び外側トーションバー8の軸線に直交する静磁界成分との相互作用により内側可動板6と外側可動板7とを回動し、反射ミラー12で入射光の光路を二次元方向に切換える。
なお、図16においては、可動板3を円形形状で示しているがこれに限られず、例えば図17に示すように四角形状であっても、または他のいかなる形状であってもよい。
また、図18に示すように、可動板3を固定部1に回動可能に軸支して構成した可動チップ11を個別に形成し、該可動チップ11を、対向して配置した静磁界発生手段4の間に該静磁界発生手段4の磁極面4aにおける法線と外側及び内側トーションバー8,9とが互いに斜めに交差するように、外側及び内側トーションバー8,9を傾けて静磁界発生手段4の対向方向に直交する方向に複数配置してもよい。
このように構成したことにより、上記第11実施形態によれば、第9実施形態の効果に加えて二次元方向に光路を切換えるアレイ状の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
次に、本発明に係るプレーナ型電磁アクチュエータの第12実施形態について説明する。なお、図16と同一の要素については、同一符号で示し、ここでは第11実施形態と異なる部分について説明する。
図19に示す第12実施形態は、可動チップ11を、二つのトーションバーの軸回りに回動する可動板3がマトリクス状に配置され、第11実施形態と同様に複数の可動板3を一体化して一チップ構成としたものである。そして、可動チップ11を、静磁界発生手段4の磁極面4aにおける法線と外側及び内側トーションバー8,9とが互いに斜めに交差するように外側及び内側トーションバー8,9を傾けて、静磁界発生手段4の対向方向に直交する方向に二列状態で千鳥状に配置している。
このような構成としたことにより、上記第12実施形態は、第11実施形態の効果に加えて二次元方向に光路を切換えるマトリクスアレイ状のプレーナ型電磁アクチュエータのコスト低減を図ることができる。さらに、小型で稠密構造の光スイッチ用プレーナ型電磁アクチュエータを提供することができる。
なお、第10実施形態において説明したように、可動板3の配列は、三列以上の千鳥配置としてもよい。この場合も、静磁界発生手段4から距離が離れているため、駆動コイルに作用する静磁界が弱い可動板3に対しては、作用する静磁界の強度に応じて各駆動コイルの駆動電流または駆動コイルの巻数や駆動コイルの必要部分の長さを変化させる等により回動角のばらつきを抑えることができる。
なお、本発明のプレーナ型電磁アクチュエータは、光スイッチに限定されるものでなく、複数の可動板3をアレイ状に配置して構成したものであればいかなるものにも適用できる。また、可動板3の形状は四角形状又は円形形状に限られず、いかなる形状であってもよい。また、可動板3の個数は各図に示すものに限られず複数であれば幾つでもよい。
1…固定部
1a…接合面部
1b…側面部
2…トーションバー
3…可動板
4,10…静磁界発生手段
4a…磁極面
5…ヨーク部材
6…内側可動板
7…外側可動板
8…外側トーションバー
9…内側トーションバー



このために、本発明によるプレーナ型電磁アクチュエータは、一つの固定部に夫々トーションバーで回動可能に軸支されて整列配置された一チップ構成の複数の可動板と、該各可動板の周縁部に沿って敷設された駆動コイルと、前記各可動板を間にして互いに反対磁極を対向させて前記固定部の外側に設けられ、前記複数の可動板の前記トーションバーの軸に平行な対辺部近傍の前記駆動コイルの部分に静磁界を作用する少なくとも一対の静磁界発生手段と、を備え、前記各構成要素を枠状に形成した一つのヨーク部材の内側に配置して構成した。

Claims (16)

  1. 枠状に形成した一つのヨーク部材と、
    該ヨーク部材の内側に、固定部にトーションバーで回動可能に軸支されて整列して備えた複数の可動板と、
    該各可動板の周縁部に沿って敷設した駆動コイルと、
    前記各可動板を間にして互いに反対磁極を対向して前記固定部の外側に設けられ、前記トーションバーの軸方向に平行な前記可動板の対辺部に静磁界を作用する静磁界発生手段と、
    を備えて構成したことを特徴とするプレーナ型電磁アクチュエータ。
  2. 前記静磁界発生手段の磁極面の法線と前記トーションバーの軸線とが直交するように前記複数の可動板を配置する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  3. 前記静磁界発生手段の磁極面の法線と前記トーションバーの軸線とが斜めに交差するように前記複数の可動板を配置する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  4. 前記各可動板を、それぞれ個別に形成した枠状の固定部にトーションバーで軸支して整列配置する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  5. 前記各可動板を、それぞれ個別に形成した枠状の固定部にトーションバーで軸支し、該各固定部を互いに密接配置する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  6. 前記複数の可動板を、一つの固定部にトーションバーで軸支して一体的に形成する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  7. 前記複数の可動板を前記静磁界発生手段の対向方向に整列して配置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  8. 前記複数の可動板を前記静磁界発生手段の対向方向と直交する方向に整列して配置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  9. 前記複数の可動板を前記静磁界発生手段の対向方向及び対向方向と直交する方向にそれぞれ整列して配置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  10. 前記静磁界発生手段を複数の可動板に跨るように一対配置したことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  11. 前記複数の可動板を千鳥状に配置したことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  12. 前記可動板を円形形状に形成した特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  13. 前記固定部の前記トーションバーとの接合面部を前記トーションバーの軸線を挟んで対称形状に形成したことを特徴とする請求項3に記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  14. 前記固定部の前記静磁界発生手段に対向する側面部を、前記可動板の配列方向に平行する形状に形成したことを特徴とする請求項3に記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  15. 前記可動板は、内側可動板と該内側可動板の外側に設けた枠状の外側可動板とからなり、該外側可動板を前記固定部に外側トーションバーで回動可能に軸支し、前記内側可動板を前記外側可動板に外側トーションバーの軸方向に直交する内側トーションバーで回動可能に軸支する構成とし、前記各トーションバーの軸線に直交する方向にそれぞれ静磁界発生手段を配置したことを特徴とする請求項2に記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
  16. 前記可動板は、内側可動板と該内側可動板の外側に設けた枠状の外側可動板とからなり、該外側可動板を前記固定部に外側トーションバーで回動可能に軸支し、前記内側可動板を前記外側可動板に外側トーションバーの軸方向に直交する内側トーションバーで回動可能に軸支する構成とし、一対の静磁界発生手段を配置したことを特徴とする請求項3に記載のプレーナ型電磁アクチュエータ。
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