JP6147798B2 - ウレタン発泡成形体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウレタン発泡成形体を製造する、ウレタン発泡成形体製造装置に関する。
ウレタン発泡成形体を製造する技術ではないもの、鋳造技術の分野には、周知の減圧造形鋳造法(Vプロセス鋳造法、Vacuum Sealed Mouldinhg Process)がある。該減圧造形鋳造法は、例えば特許文献1から知られている。
特許文献1で知られている鋳造技術は、次の通りである。先ず、原型の成形面に樹脂製フィルムを被せて減圧することにより、該成形面に樹脂製フィルムを密着させる。次に、該原型の減圧状態を維持しつつ、成形面の上に該樹脂製フィルムを介して鋳枠を重ねる。次に、上下貫通した該鋳枠の中に鋳物砂を充填した上で、該鋳枠の上面に別の樹脂製フィルムを被せる。次に、該鋳枠の中を減圧することにより、該鋳物砂を固めてキャビテイの半分を形成する。同様の方法によって、キャビテイの残り半分を形成する。次に、両方の鋳枠を重ねることによって、キャビテイを完成させて、注湯する。湯が固化した後に、両方の鋳枠の中を大気圧にもどす。この結果、該鋳物砂は流動状態になり、落下する。最後に鋳造品を取り出す。
該減圧造形鋳造法によれば、鋳型の表面が樹脂製フィルムなので、平滑な鋳肌の鋳造品を得ることができる。このような、鋳型の表面をフィルムによって覆うという技術的思想を、ウレタン発泡成形体製造装置に応用することが考えられる。
しかし、一般に、ウレタン発泡成形体製造装置では、金型(成形用型)によって形成されたキャビティに、溶融ウレタン樹脂を注入して発泡させる。該金型は、ウレタン発泡成形体を形成するための成形面を有する。該成形面をフィルムによって覆っただけでは、成形されたウレタン発泡成形体の表面は、該成形面だけの場合とほとんど同じであり、該フィルムを採用する意味がない。
特開昭59−027750号公報
本発明は、ウレタン発泡成形体を成形するウレタン発泡成形体製造装置において、簡単な構成により、該ウレタン発泡成形体の表面の意匠性(装飾性)を高めることができる技術を、提供することを課題とする。
本発明によれば、ウレタン発泡成形体を成形するウレタン発泡成形体製造装置において、前記ウレタン発泡成形体を形成するための成形面を有した成形用型と、前記成形面を覆うフィルムと、該フィルムを前記成形面に全体にわたって密接させるように、前記成形用型の内部の空気を吸引する負圧手段とを含み、前記フィルムの表面には、予め設定された凹凸状の模様が形成されていることを特徴とするウレタン発泡成形体製造装置が提供される。
このように、成形面を覆うフィルムの表面には、予め設定された凹凸状の模様が形成されている。成形用型によって形成されたキャビティに、溶融ウレタン樹脂を注入して発泡させることにより、ウレタン発泡成形体の表面には、フィルムの表面に有している凹凸状の模様が形成される。つまり、フィルムの表面に有している模様が、ウレタン発泡成形体の表面に転写される。このため、模様の異なる複数種のフィルムを準備しておき、該フィルムを交換するだけで、成形用型を変更することなく、簡単にウレタン発泡成形体の表面に模様を形成することができる。従って、ウレタン発泡成形体の表面において、凹凸による空間や起伏面が、平滑面では感じられなかった美的感覚を、主として視覚に強く働きかけることができる、つまり、該ウレタン発泡成形体の表面の意匠性(装飾性)を、容易に且つ簡単に高めることができる。しかも、模様の異なる複数種のフィルムを交換するだけなので、成形用型が金型と砂型のどちらの場合であっても、採用できる。
記成形用型に埋設された磁気部材と、該磁気部材の一端面に磁着可能なパターン部材とを、更に備える。前記磁気部材の一端面は、前記成形面に位置している。前記パターン部材は、予め設定されたパターン状に形成されている。
このため、成形用型に埋設された磁気部材に、パターン部材を磁着することによって、該パターン部材の部分は、成形面からキャビティ側へ突出する。キャビティに、溶融ウレタン樹脂を注入して発泡させることにより、ウレタン発泡成形体の表面のなかの、該パターン部材が位置していた部分に凹部が形成される。該凹部の形状は、該パターン部材のパターンに従う。しかも、成形用型に埋設された磁気部材に対する該パターン部材の配置を容易に変更、又は該パターン部材を別のパターンのものに容易に交換することができる。この結果、ウレタン発泡成形体の表面に形成される凹部の形状を、容易に且つ簡単に変更することができる。従って、ウレタン発泡成形体の表面の意匠性を、容易に且つ簡単に高めることができる。
本発明では、ウレタン発泡成形体を成形するウレタン発泡成形体製造装置において、簡単な構成により、該ウレタン発泡成形体の表面の意匠性を高めることができる。
本発明に係るウレタン発泡成形体製造装置によって形成される第1のウレタン発泡成形体の斜視図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 本発明に係るウレタン発泡成形体製造装置によって形成される第2のウレタン発泡成形体の斜視図である。 図3の4−4線に沿った断面図である。 本発明に係るウレタン発泡成形体製造装置の成形用型と第1及び第2パターン部材とを分解した斜視図である。 図5に示される第1パターン部材がセットされたたウレタン発泡成形体製造装置の型締め状態の断面図である。 図6に示される成形用型に埋設された磁気部材と該磁気部材に磁着されたパターン部材の拡大図である。 図7に示される磁気部材の変形例図である。 図5に示される第2パターン部材がセットされたたウレタン発泡成形体製造装置の型締め状態の断面図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係るウレタン発泡成形体製造装置と、該ウレタン発泡成形体製造装置によって形成されるウレタン発泡成形体とについて説明する。
先ず、該ウレタン発泡成形体製造装置によって形成される、2種類のウレタン発泡成形体10A,10B(図1〜図4参照)を説明する。
図1及び図2には、第1のウレタン発泡成形体10Aが示される。該第1のウレタン発泡成形体10Aは、ウレタン樹脂の発泡製品であって、例えば車両用シートのシートバックとして生産される。該シートバック10A(第1のウレタン発泡成形体10A)は、幅方向中央のシートバック本体11と、該シートバック本体11の幅方向両側に一体成形された左右のサイドサポート12,12とからなる。なお、該左右のサイドサポート12,12の有無は任意である。このような該シートバック10Aは、ウレタン発泡材からなるクッション材だけによって構成されており、該クッション材を覆う表皮を有していない。このため、該シートバック10Aは、周囲から直接に目視できるので、特に背もたれ面13(左右のサイドサポート12,12の前面を含む)の意匠性の高さ、つまり優れた外観性が求められる。
該シートバック10A(第1のウレタン発泡成形体10A)の背もたれ面13には、複数の凹部14Aが形成されている。該複数の凹部14Aは、シート幅方向に配列された縦溝状に形成されており、背もたれ面13と乗員の背中との間の通気性を高める通気凹部であるとともに、該背もたれ面13の意匠性(外観性)を高めるための意匠凹部の役割を果たす。
図3及び図4には、第2のウレタン発泡成形体10Bが示される。該第2のウレタン発泡成形体10Bは、前記第1のウレタン発泡成形体10Aに対して基本的な構成が同一である。つまり、該第2のウレタン発泡成形体10Bは、ウレタン樹脂の発泡製品であって、例えば車両用シートのシートバックとして生産される。該シートバック10B(第2のウレタン発泡成形体10B)は、シートバック本体11と、左右のサイドサポート12,12とからなる。該シートバック10Bは、ウレタン発泡材からなるクッション材だけによって構成されており、該クッション材を覆う表皮を有していない。このため、該シートバック10Bは、周囲から直接に目視できるので、特に背もたれ面13(左右のサイドサポート12,12の前面を含む)の意匠性の高さ、つまり優れた外観性が求められる。
該シートバック10B(第2のウレタン発泡成形体10B)の背もたれ面13には、複数の凹部14Bが形成されている。該複数の凹部14Bは、シート上下方向に配列された横溝状に形成されており、背もたれ面13と乗員の背中との間の通気性を高める通気凹部であるとともに、該背もたれ面13の意匠性(外観性)を高めるための意匠凹部の役割を果たす。
次に、ウレタン発泡成形体製造装置について説明する。図5及び図6に示されるように、ウレタン発泡成形体製造装置20は、前記第1のウレタン発泡成形体10A(図1〜図2参照)と第2のウレタン発泡成形体10B(図3〜図4参照)の両方を成形することが可能である。該ウレタン発泡成形体製造装置20は、周知の減圧造形鋳造法(Vプロセス鋳造法(Vacuum Sealed Moulding Process))を応用した装置である。該ウレタン発泡成形体製造装置20は、成形用型30とフィルム40と負圧手段50と金型61と中子62と温度調整手段65とを含む。
図5に示されるように、該成形用型30は、磁性体以外の、例えばアルミニウム合金等の軽金属によって構成された金型の一種であり、ウレタン発泡成形体10A,10B(図1及び図3参照)を形成するための成形面32を有する。詳しく述べると、該成形用型30は、該成形用型30の金型合わせ面31に形成された成形面32と、該成形面32に対して反対側に形成された中空部33と、該成形面32と該中空部33とを連通する複数の小径の連通孔34とを含む。つまり、該中空部33は、複数の連通孔34を通して大気に連通する。該中空部33には、負圧用ノズル35が設けられている。
該成形面32は、図1及び図3に示されるシートバック10A,10Bのなかの、特に、優れた外観性が求められる部位、つまり背もたれ面13(左右のサイドサポート12,12の前面を含む)の輪郭に倣った形状に形成されている、凹状の面である。
該フィルム40(表面フィルム40)は、成形用型30の成形面32を覆う部材である。該第フィルム40は、伸び率が大きく且つ塑性変形率が大きい樹脂製フィルム(例えば、オレフィン系樹脂フィルム)からなり、ヒータ(図示せず)によって加熱されることにより、軟化する。
該フィルム40の表面には、予め設定された凹凸状の模様41が形成されている。該凹凸状の模様41は、該フィルム40のなかの、少なくとも成形面32を覆わない方の面42(キャビテイ側の面42)に形成されることが好ましい。さらに、該模様41は、該フィルム40の平坦なフィルム面に対して凹状、凸状、凹凸状のいずれか、又はこれらの組合せによって形成される、断続的な模様や連続的な模様や文字を含む。このような該模様41は、例えば、該フィルム40に片面エンボス、両面エンボス、穴開けエンボス、彫刻等の、種々のエンボス加工を施すことによって形成される。
該模様41の形状や大きさは、成形されるウレタン発泡成形体10A,10Bの用途に応じて、意匠性(装飾性)を高めるように、つまり凹凸による空間や起伏面が、平滑面では感じられなかった美的感覚を、主として視覚に強く働きかかけるように、適切な形状に設定されている。
該負圧手段50は、フィルム40を成形面32に全体にわたって密接させるように、成形用型30の内部の空気を吸引するものであって、例えば真空ポンプによって構成される。より詳しく述べると、該負圧手段50は、ホース51とバルブ52を介して、成形用型30の中空部33の負圧用ノズル35に接続されている。
図6に示されるように、該金型61と該中子62とは、成形用型30と共に、キャビティ63を形成するものである。成形用型30に、成形面32側の方から金型61と金属製の中子62(抜き型62)とをセットすることにより、成形用型30と金型61と中子62とによって、キャビティ63が形成される。該金型61と該中子62とは、アルミニウム合金等の軽金属によって構成される。なお、中子62は、ウレタン発泡成形体10A,10B(図1、図3参照)の形状に応じて設けられるものである。このため、中子62の有無は任意である。
図5に示されるように、該温度調整手段65は、成形用型30の中に位置している。該温度調整手段65は、キャビティ63に注入された溶融ウレタン樹脂の温度を制御するために、成形用型30の温度を調節するものである。より具体的には、該温度調整手段65は、成形用型30の中に張り巡らされたパイプ66によって構成される。該パイプ66は、成形用型30の成形面32に沿って、概ね等ピッチに張り巡らされている。該温度調整手段65の加熱方式としては、例えば、パイプ66の中を、温水、加熱オイル、空気等の加熱流体を循環させる方式や、パイプ66の中に電熱線を通し、該電熱線を発熱させる方式が採用される。なお、該温度調整手段65の有無は任意である。
図5及び図6に示されるように、ウレタン発泡成形体製造装置20は、成形用型30に埋設された少なくとも1つの磁気部材71と、該磁気部材71の一端面71a(図7参照)に磁着可能な(互いに磁力によって吸着可能な)少なくとも1つのパターン部材72とを備えている。
図7に示されるように、該磁気部材71(成形側磁気部材71)は、一端面71aを除いて、成形用型30の中に位置、つまり埋設されている。該成形側磁気部材71の一端面71aは、平坦面であって、成形面32に位置している(合致又はほぼ合致している)。該成形側磁気部材71は、成形面32側から見て円形状又は角形状の、真っ直ぐな部材である。該成形側磁気部材71を構成する材料は、永久磁石又は磁着性金属(強磁性体)である。該磁着性金属には、永久磁石に吸着可能な、軟鉄やフェライト系ステンレス鋼がある。該成形側磁気部材71が永久磁石によって構成された場合には、該成形側磁気部材71の一端面71aはS極又はN極の磁極を有する。
該パターン部材72は、予め設定されたパターン状(模様)に形成されている。このため、該パターン部材72の形状や大きさは、第1のウレタン発泡成形体10A(図1〜図2参照)や第2のウレタン発泡成形体10B(図3〜図4参照)に形成される凹部14A,14Bの意匠性や通気性を考慮して設定される。
該パターン部材72は、成形面32に重ね合わせることが可能な、平坦な一端面72aを有する。該一端面72aの大きさは、成形側磁気部材71の一端面71aよりも大きい。該パターン部材72を構成する材料は非磁性体、例えばアルミニウム合金等の軽金属である。該パターン部材72には、少なくとも1つの磁気部材73(パターン側磁気部材73)が埋設されている。該パターン側磁気部材73の一端面73aは、平坦面であって、パターン部材72の一端面72aに位置している(合致又はほぼ合致している)。該パターン側磁気部材73は、パターン部材72の一端面72a側から見て円形状又は角形状の、真っ直ぐな部材である。
該成形側磁気部材71が永久磁石からなる場合には、該パターン側磁気部材73を構成する材料は、永久磁石又は磁着性金属(強磁性体)である。該磁着性金属には、永久磁石に吸着可能な、軟鉄やフェライト系ステンレス鋼がある。一方、該成形側磁気部材71が磁着性金属からなる場合には、該パターン側磁気部材73を構成する材料は、永久磁石である。該パターン側磁気部材73が永久磁石によって構成された場合には、該パターン側磁気部材73の一端面73aはN極又はS極の磁極を有する。つまり、該成形側磁気部材71と該パターン側磁気部材73の、両方が永久磁石からなる場合には、互いに吸着し合うように、磁極が決定される。
成形側磁気部材71の一端面71aとパターン側磁気部材73の一端面73aとの間や、パターン部材72の一端面72aと成形面32との間には、若干の隙間Spを有する。成形用型30に形成されている複数の連通孔34のなかの1つは、該成形側磁気部材71を貫通して、成形面32に至る。つまり、該成形側磁気部材71には、該連通孔34に連通するように貫通した貫通孔71bが形成されている。このため、該中空部33(図6参照)は、該成形側磁気部材71の位置では、連通孔34と貫通孔71bと隙間Spとを通して大気に連通することになる。
図8は、上記図7に示される連通孔34の、変形例を開示している。変形例では、成形側磁気部材71に貫通孔71b(図7参照)が形成されていない。成形用型30に形成されている連通孔34は、成形側磁気部材71の側面に隣接又は近接して位置し、つまり、該成形側磁気部材71からオフセットし、成形面32に連通している。このため、変形例では、該中空部33(図6参照)は、該成形側磁気部材71の位置では、連通孔34と隙間Spとを通して大気に連通することになる。変形例によれば、成形側磁気部材71に貫通孔71b(図7参照)を開けることなく、成形用型30に連通孔34を開けるだけなので、孔開け加工が容易である。変形例では、パターン部材72の一端面72aの大きさは、連通孔34と成形側磁気部材71の一端面71aとが、該パターン部材72によって覆われる大きさである。
図5には、成形側磁気部材71とパターン部材72とが複数有り、該各パターン部材72には各々複数のパターン側磁気部材73が設けられていることが示されている。成形面32には、複数の成形側磁気部材71が予め設定された所定のピッチに配列されている。より詳しく述べると、複数の成形側磁気部材71は、成形面32に等ピッチのマトリックス状に配列されている。
ここで、説明の理解を容易にするために、図5に実線によって表された各パターン部材72のことを、以下、適宜「第1パターン部材72A」という。図5に想像線によって表された各パターン部材72のことを、以下、適宜「第2パターン部材72B」という。
該複数の第1パターン部材72Aは、上記図1に示される第1のウレタン発泡成形体10Aの複数の縦溝状の凹部14Aを形成するための型であって、縦に細長い。各々の第1パターン部材72Aには、複数のパターン側磁気部材73が、長手方向に予め設定された所定のピッチ、つまり、複数の成形側磁気部材71のマトリックス状の配列ピッチに合わせて配列されている。
該複数の第2パターン部材72Bは、上記図3に示される第2のウレタン発泡成形体10Bの複数の凹部14Bを形成するための型であって、横に細長い。各々の第2パターン部材72Bには、複数のパターン側磁気部材73が、長手方向に予め設定された所定のピッチ、つまり、複数の成形側磁気部材71のマトリックス状の配列ピッチに合わせて配列されている。
このため、図5及び図6に示されるように、複数の第1パターン部材72Aを成形面32に横に並べて、パターン側磁気部材73を成形側磁気部材71に磁着することができる。この結果、該複数の第1パターン部材72Aによって、上記図1に示される第1のウレタン発泡成形体10Aの複数の縦溝状の凹部14Aを形成することができる。上記図1は、想像線によって参考に表された複数のパターン側磁気部材73が、該複数の縦溝状の凹部14Aに沿って位置することを示している。
また、図5及び図9に示されるように、複数の第2パターン部材72Bを成形面32に縦に並べて、パターン側磁気部材73を成形側磁気部材71に磁着することができる。この結果、該複数の第2パターン部材72Bによって、上記図3に示される第2のウレタン発泡成形体10Aの複数の縦溝状の凹部14Bを形成することができる。上記図3は、想像線によって参考に表された複数のパターン側磁気部材73が、該複数の横溝状の凹部14Bに沿って位置することを示している。
なお、複数の第1パターン部材72Aを複数の第2パターン部材72Bと共用することも可能である。つまり、複数の第1パターン部材72Aを縦に並べることによって、複数の第2パターン部材72Bと同じ役割を果たす。
次に、ウレタン発泡成形体製造装置20を用いた、ウレタン発泡成形体の製造方法を説明する。
先ず、図5に示されるように、第1及び第2パターン部材72A,72Bのいずれか一方、例えば複数の第1パターン部材72Aを成形用型30の成形面32にセットする。この結果、該複数の第1パターン部材72Aは、成形面32からキャビティ63側へ突出する。次に、フィルム40をヒータ(図示せず)により加熱することによって、軟化させる。次に、該軟化したフィルム40を成形用型30の成形面32に被せる。
次に、図6に示されるように、バルブ52を開け、負圧手段50によって成形用型30の中空部33内の空気を吸引する。つまり、成形面32とフィルム40との間を減圧することによって、該軟化したフィルム40を該成形面32に密着させる。このように、負圧手段50は、フィルム40を成形面32の全体にわたって密接させるように、該成形面32を負圧にする。この結果、フィルム40は、成形面32と複数の第1パターン部材72Aとをキャビティ63側から覆い、且つ該成形面32と該複数の第1パターン部材72Aとに密接する。
次に、成形面32側の方から、成形用型30に金型61と金属製の中子62とをセットする(型締めする)。この結果、成形面32及び複数の第1パターン部材72Aの全体にわたってフィルム40が密接している成形用型30と、金型61と、中子62とによって、キャビティ63が形成される。次に、キャビティ63に溶融ウレタン樹脂を注入して発泡させる。発泡した溶融ウレタン樹脂が固化した後に、成形用型30から金型61と中子62とを外す。次に、バルブ52を閉じることによって、成形用型30内を大気圧に戻す。最後に、成形用型30内からウレタン発泡成形体10A(図1参照)を取り出す。
このように、成形用型30に埋設された成形側磁気部材71に、第1パターン部材72Aを磁着することによって、該第1パターン部材72Aの部分は、成形面32からキャビティ63側へ突出する。該キャビティ63に、溶融ウレタン樹脂を注入して発泡させることにより、図1に示される第1のウレタン発泡成形体10Aの表面のなかの、該第1パターン部材72Aが位置していた部分に凹部14Aが形成される。該凹部14Aの形状は、該第1パターン部材72Aのパターンに従う。
しかも、成形用型30に埋設された成形側磁気部材71に対する該第1パターン部材72Aの配置を容易に変更、又は該第1パターン部材72Aを別のパターンのもの(第2パターン部材72B)に容易に交換することができる。この結果、図1に示される第1のウレタン発泡成形体10Aの表面に形成される凹部14Aの形状を、図3に示される第2のウレタン発泡成形体10Bの表面に形成される凹部14Bの形状に、容易に且つ簡単に変更することができる。従って、第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10Bの表面の意匠性を、容易に且つ簡単に高めることができる。
さらには、第1パターン部材72Aと第2パターン部材72Bとを交換するだけで、1つの成形用型30を共用することができる。つまり、1つの成形用型30によって、第1のウレタン発泡成形体10Aの凹部14Aと、第2のウレタン発泡成形体10Bの凹部14Bとを成形することができる。このため、成形用型30の保管スペースを低減することができる。
また、図7及び図8に示されるように、成形面32に位置している連通孔34のなかの、第1及び第2パターン部材72A,72Bが位置している部分は、該第1及び第2パターン部材72A,72Bによって隠れている。このため、第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10Bのなかの、凹部14A,14Bから該連通孔34が見えない。従って、第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10Bの意匠性(外観性)が高まる。
以上の説明をまとめると、次の通りである。図6及び図9に示されるように、成形面32を覆うフィルム40の表面には、予め設定された凹凸状の模様41が形成されている。成形用型30によって形成されたキャビティ63に、溶融ウレタン樹脂を注入して発泡させることにより、第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10B(図1及び図3参照)の表面には、フィルム40の表面に有している凹凸状の模様が形成される。つまり、フィルム40の表面に有している模様41が、第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10Bの表面に転写される。
このため、模様41の異なる複数種のフィルム40を準備しておき、該フィルム40を交換するだけで、成形用型30を変更することなく、簡単に第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10Bの表面に模様を形成することができる。従って、第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10Bの表面において、凹凸による空間や起伏面が、平滑面では感じられなかった美的感覚を、主として視覚に強く働きかけることができる、つまり、該第1及び第2ウレタン発泡成形体10A,10Bの表面の意匠性(装飾性)を、容易に且つ簡単に高めることができる。しかも、模様41の異なる複数種のフィルム40を交換するだけなので、成形用型30が金型と砂型のどちらの場合であっても、採用できる。
本発明では、成形用型30は、金型に限定されるものではなく、例えば、型枠に砂などの粉粒体からなる充填材を充填することによって、成形用型を成形する構成を含む。その場合には、上記特許文献1で知られる技術を応用すればよい。例えば、次のように充填材によって、成形用型30と同等品を得ることができる。
先ず、原型の成形面にフィルム40を被せて減圧することにより、該成形面にフィルム40を密着させる。次に、該原型の減圧状態を維持しつつ、成形面の上に該フィルム40を介して型枠を重ねる。次に、上下貫通した該型枠の中に粉粒体からなる充填材を充填した上で、該型枠の上面に別の樹脂製フィルムを被せる。次に、該鋳枠の中を減圧することにより、成形用型30と同等品を得る。そして、キャビティに、2液の反応硬化性を有するポリウレタン樹脂又はポリウレア樹脂をスプレーして硬化させた後に、そのままウレタン原液(溶融ウレタン樹脂)を注入し、発泡させることによって、表面の意匠性が優れたウレタン発泡成形体10A,10Bを得ることができる。つまり、該ウレタン発泡成形体10A,10Bは、成形時にインモールドコートによってポリウレタン樹脂又はポリウレア樹脂の被膜により覆われるので、表面の意匠性が高まる。該粉粒体からなる充填材は、例えば酸化マグネシウム、窒化ホウ素(珪砂)、水酸化マグネシウム、タルクの、いずれか1種類又は複数種類の組合せからなる。
本発明のウレタン発泡成形体製造装置20は、車両用シートのシートクッションやシートバックに採用するのに好適である。
10A ウレタン発泡成形体(第1のウレタン発泡成形体)
10B ウレタン発泡成形体(第2のウレタン発泡成形体)
20 ウレタン発泡成形体製造装置
30 成形用型
32 成形面
40 フィルム
41 模様
50 負圧手段
71 磁気部材(成形側磁気部材)
71a 一端面
72 パターン部材
72A 第1パターン部材
72B 第2パターン部材
72a 一端面

Claims (1)

  1. ウレタン発泡成形体を成形するウレタン発泡成形体製造装置において、
    前記ウレタン発泡成形体を形成するための成形面を有した成形用型と、
    前記成形面を覆うフィルムと、
    該フィルムを前記成形面に全体にわたって密接させるように、前記成形用型の内部の空気を吸引する負圧手段と、
    前記成形用型に埋設された磁気部材と、
    該磁気部材の一端面に磁着可能なパターン部材とを含み、
    前記フィルムの表面には、予め設定された凹凸状の模様が形成され、
    前記磁気部材の一端面は、前記成形面に位置し、
    前記パターン部材は、予め設定されたパターン状に形成されていることを特徴とするウレタン発泡成形体製造装置。
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