JP6145716B2 - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に付設され、カム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、調整するバルブタイミング調整装置に関する。
従来、内燃機関に付設され、カム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、調整するバルブタイミング調整装置が知られている。特許文献1に開示のバルブタイミング調整装置は、ジャーナル部により径方向内側から軸受され、クランク軸と連動して回転する駆動回転体と、駆動回転体の内部において、カム軸と連動して回転する従動回転体と、駆動回転体と従動回転体とを歯車連携し、遊星運動することにより、駆動回転体に対する従動回転体の回転位相を調整する遊星歯車とを備えている。従動回転体は、面取り部の先端に当接する当接面と、当該従動回転体を軸方向に貫通し、カム軸から供給される潤滑液を駆動回転体の内部に導入する導入口とを有している。
特許第5240309号公報
ここで、特許文献1に開示の装置では、従動回転体のうちカム軸が当接する当接面において、導入口の径方向の外縁部は、ジャーナル部の外径部と同程度か、又は外径部よりも径方向外側に形成されている。このような構成では、ジャーナル部の界面に浸入する潤滑液が割合少なくなることが懸念される。
さらに、組付けの際の作業者の作業性及び安全性に配慮して、ジャーナル部よりも先端に向かって縮径する面取り部を形成したカム軸が提供される場合がある。しかしながら、導入口において径方向の外縁部をカム軸の先端よりも径方向内側に配置すると、潤滑液の導入が妨げられることが懸念される。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、様々な箇所に潤滑液が浸入し易いバルブタイミング調整装置を提供することにある。
開示される発明のひとつは、ジャーナル部(1a)及びジャーナル部よりも先端(1d)に向かって縮径する面取り部(1c)をカム軸(1)に形成する内燃機関に付設され、クランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、調整するバルブタイミング調整装置であって、
ジャーナル部により径方向内側から軸受され、クランク軸と連動して回転する駆動回転体(40)と、
駆動回転体の内部において、カム軸と連動して回転する従動回転体(50)と、
駆動回転体と従動回転体とを歯車連繋し、遊星運動することにより、駆動回転体に対する従動回転体の回転位相を調整する遊星歯車(70)とを備え、
従動回転体は、
当該従動回転体を軸方向に貫通し、カム軸から供給される潤滑液を駆動回転体の内部に導入する導入口(57)と
前記導入口を開口させ、前記面取り部の先端に当接する当接面(54a)と、を有し、
導入口における径方向の外縁部(57a)は、当接面側において、面取り部の先端よりも径方向外側に配置され、かつ、ジャーナル部の外径部(1b)よりも径方向内側に配置されることを特徴とする。
このような発明によると、カム軸から供給された潤滑液は、導入口より駆動回転体内部に導入される。ここで、少なくとも導入口における径方向の外縁部が面取り部の先端よりも径方向外側に配置されているので、当接面及びジャーナル部の界面に潤滑液がスムーズに浸入し易くなる。また、導入口における径方向の外縁部がジャーナル部の外径部よりも径方向内側に配置されているので、遠心力によって、ジャーナル部の界面にも潤滑液がさらに浸入し易くなる。以上により、様々な箇所に潤滑液が浸入し易いバルブタイミング調整装置を提供することができる。
また、開示される発明の他のひとつでは、ジャーナル部(1a)及びジャーナル部よりも先端(1d)に向かって縮径する面取り部(1c)をカム軸(1)に形成する内燃機関に付設され、クランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、調整するバルブタイミング調整装置であって、
ジャーナル部により径方向内側から軸受され、クランク軸と連動して回転する駆動回転体(40)と、
駆動回転体内部において、カム軸と連動して回転する従動回転体(50)と、
駆動回転体と従動回転体とを歯車連繋し、遊星運動することにより、駆動回転体に対する従動回転体の回転位相を調整する遊星歯車(70)とを備え、
従動回転体は、
カム軸の先端に当接する当接面(54a)と、
当該従動回転体を軸方向に貫通し、カム軸から供給される潤滑液を駆動回転体の内部に導入する導入口(257)とを有し、
導入口の外縁部(257a)は、カム軸との当接面側よりも反対側において縮径しており、
反対側における外縁部は、ジャーナル部の外径部(1b)よりも径方向内側に配置され、
当接面側における外縁部は、面取り部の先端よりも径方向外側に配置されることを特徴とする。
このような発明によると、カム軸から供給された潤滑液は、導入口より駆動回転体の内部に導入される。ここで、少なくとも導入口においてカム軸の当接面側とは反対側における外縁部がジャーナル部の外径部よりも径方向内側に配置されているので、遠心力によって、ジャーナル部の界面にも潤滑液が浸入し易くなる。反対側よりも径方向外側となる当接面側における外縁部では、カム軸の先端よりも径方向外側に配置されているので、当接面及びジャーナル部の界面に潤滑液がスムーズに浸入し易くなる。以上により、様々な箇所に潤滑液が浸入し易いバルブタイミング調整装置を提供することができる。
なお、括弧内の符号は、記載内容の理解を容易にすべく、後述する実施形態において対応する構成を例示するものに留まり、発明の内容を限定することを意図したものではない。
第1実施形態におけるバルブタイミング調整装置を、カム軸を含めて示す図であって、図2のI−I線断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 図1を部分的に拡大して示す模式図である。 図1において潤滑液の流れを説明するための図である。 第2実施形態における図1に対応する図である。 第2実施形態における図4に対応する図である。 第2実施形態における図5に対応する図である。 変形例2のうちの一例における図5に対応する図である。 変形例2のうちの他の一例における図5に対応する図である。 変形例2のうちのまた他の一例における図5に対応する図である。 変形例3における図5に対応する図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置100は、車両に搭載され、内燃機関に付設されている。具体的に、バルブタイミング調整装置100は、内燃機関のクランク軸からカム軸1へクランクトルクを伝達する伝達系に設置されている。
本実施形態においてカム軸1は、内燃機関の動弁のうち吸気弁をトルク伝達によって開閉するものであり、当該吸気弁の所望のバルブタイミングは調整される。ここでカム軸1は、ジャーナル部1a及びジャーナル部1aよりも先端1dに向かって縮径する面取り部1cを形成している。ジャーナル部1aは、外径部1bを円筒面状に形成されている。また、面取り部1cは、外径部を円錐面状に形成されている。
(基本構成)
バルブタイミング調整装置100は、アクチュエータ10、通電制御回路部20、及び位相調整機構30を組み合わせてなる。
アクチュエータ10は、例えばブラシレスモータ等の電動モータであり、内燃機関の固定節に固定されるケース11と、当該ケース11により正逆回転自在に支持される制御軸12とを有している。
通電制御回路部20は駆動ドライバ及びその制御用マイクロコンピュータ等から構成されており、ケース11の外部及び/又は内部に配置されてアクチュエータ10と電気的に接続されている。通電制御回路部20は、バルブタイミングを内燃機関の運転状態に応じたタイミングに調整するための通電をアクチュエータ10に対して行うことで、制御軸12の回転状態を制御する。
位相調整機構30は、駆動回転体40、従動回転体50、遊星キャリア60、及び遊星歯車70を備えている。
図1〜3に示すように、駆動回転体40は全体として筒状を呈しており、位相調整機構30の他の構成要素50,60,70を内部に収容している。駆動回転体40は、カバー部材42及びスプロケット部材44の間に歯車部材46を同軸上に共締めしてなる。
図1,2に示すように円壁状の歯車部材46は、歯底円よりも小径の歯先円を有する駆動側内歯車部46aを周壁部に形成している。図1,3に示すように段付円筒状のスプロケット部材44は、周壁部から径方向外側へ突出する歯44aを回転方向に複数有している。スプロケット部材44は、それらの歯44aとクランク軸の複数の歯との間でタイミングチェーンが掛け渡されることにより、クランク軸と連繋する。かかる連繋により、クランク軸から出力のクランクトルクがタイミングチェーンを通じてスプロケット部材44へ伝達されるときには、駆動回転体40はクランク軸と連動して回転する。このとき駆動回転体40の回転方向は、図2及び図3の時計方向となる。
図1,3に示すように有底円筒状の従動回転体50は、それよりも大径円筒状のスプロケット部材44内に同軸上に配置されている。従動回転体50は、カム軸1に同軸上に締結される締結部54を底壁部に形成している。かかる締結により従動回転体50は、カム軸1と連動して回転しつつ駆動回転体40に対して相対回転可能となっている。ここで、従動回転体50の回転方向は、駆動回転体40と同じ図3の時計方向に設定されている。
従動回転体50は、歯底円よりも小径の歯先円を有する従動側内歯車部52を周壁部に形成している。従動側内歯車部52の内径は駆動側内歯車部46aの内径よりも小さく設定され、また従動側内歯車部52の歯数は駆動側内歯車部46aの歯数よりも少なく設定されている。従動側内歯車部52は、駆動側内歯車部46aに対して軸方向のカム軸1側へずれて配置されている。
図1〜3に示すように遊星キャリア60は、全体として筒状を呈しており、周壁部の内周面に連結部62を形成している。連結部62は、回転体40,50及び制御軸12と同軸上の円筒面状を呈している。連結部62には、制御軸12に設けられた継手部12aと嵌合する嵌合溝64が開口形成されている。かかる嵌合により遊星キャリア60は、制御軸12と連結して一体に回転しつつ、また駆動側内歯車部46aに対して相対回転可能となっている。
図1〜3に示すように遊星キャリア60は、周壁部の外周面に支持部66を形成している。支持部66は、回転体40,50及び制御軸12に対して偏心する円筒面状を呈している。支持部66は、その径方向外側に同軸上に配置された遊星歯車70の中心孔との間に転がり軸受68を介装されることにより、当該軸受68を介して遊星歯車70を遊星運動可能に支持している。ここで遊星運動とは、遊星歯車70が円筒面状の支持部66の偏心中心線周りに自転しつつ、遊星キャリア60の回転方向へ公転する運動をいう。
遊星歯車70は全体として段付円筒状を呈しており、歯底円よりも大径の歯先円を有する駆動側外歯車部72及び従動側外歯車部74を周壁部に形成している。駆動側外歯車部72は、駆動側内歯車部46a内に配置されて当該内歯車部46aと噛合している。これに対し、駆動側外歯車部72よりも締結部54側の従動側外歯車部74は、従動側内歯車部52内に配置されて当該内歯車部52と噛合している。従動側外歯車部74の外径は駆動側外歯車部72の外径よりも小さく設定され、またそれら従動側外歯車部74及び駆動側外歯車部72の歯数は、それぞれ従動側内歯車部52及び駆動側内歯車部46aの歯数よりも同数ずつ少なく設定されている。
このように回転体40,50間を遊星歯車70により歯車連繋してなる位相調整機構30は、制御軸12の回転状態に応じた遊星キャリア60の回転運動を遊星歯車70の遊星運動へ変換することで、駆動回転体40に対する従動回転体50の回転位相を調整して、バルブタイミングを決める。
具体的には、制御軸12が駆動回転体40と同速回転するときには、遊星キャリア60が駆動側内歯車部46aに対して相対回転しないことで、内歯車部46a,52に噛合する遊星歯車70の外歯車部72,74が遊星運動せずに、回転体40,50と連れ回りする。その結果、回転位相は変化しないので、このときのバルブタイミングは保持されることになる。一方、制御軸12が駆動回転体40よりも高速回転するときには、遊星キャリア60が駆動側内歯車部46aに対して進角側へ相対回転することで、遊星歯車70の外歯車部72,74が内歯車部46a,52に噛合しつつ一体に遊星運動する。その結果、従動回転体50が駆動回転体40に対する進角側へ相対回転して、回転位相が進角側へ変化するので、このときのバルブタイミングは進角することとなる。また一方、制御軸12が駆動回転体40よりも低速回転する又は駆動回転体40に対して逆回転するときには、遊星キャリア60が駆動側内歯車部46aに対して相対回転することで、遊星歯車70の外歯車部72,74が内歯車部46a,52に噛合しつつ一体に遊星運動する。その結果、従動回転体50が駆動回転体40に対して遅角側へ相対回転し、回転位相が遅角側へ変化するので、このときのバルブタイミングは遅角することになる。
(特徴構成)
図1に示すように、駆動回転体40のスプロケット部材44は、カム軸1のうちジャーナル部1aの外径部1bに同軸上に嵌合されることにより、当該軸1に相対回転可能に支持されている。すなわち駆動回転体40は、ジャーナル部1aにより径方向内側からラジアル軸受され、クランク軸と連動して回転する。なお、駆動回転体40は、面取り部1cに軸受されていない。
一方の従動回転体50は、図1,4に示すように、締結部54において、当接面54a、対向面54b、締結部材55、環形口56及び導入口57を有している。当接面54aは、カム軸1のうち面取り部1cの先端1dと当接している。対向面54bは、締結部54において当接面54aの反対側に配置され、遊星キャリア60の端面が軸方向において対向している面である。
締結部54には、従動回転体50の軸方向へ貫通して締結部材55が通される通し孔58が円筒孔状に形成されている。ここで締結部材55は、軸部55a及び頭部55bを有する螺子部材であり、軸部55aがカム軸1の突出端部1eを介して通し孔58に挿通されてカム軸1に螺合されている。かかる螺合により、締結部54が頭部55b及びカム軸1間に挟持されてカム軸1に締結されている。
環形口56は、従動回転体50の回転方向へ連続して延伸し、円環状の有底溝状に形成されている。この環形口56は、締結部54において当接面54aに開口している。本実施形態において環形口56の外径部は、環形口56と同軸上のカム軸1において面取り部1cの先端1d及びジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置されている。また、環形口56の内径部は、環形口と同軸上の締結部54においてカム軸1の突出端部1eが嵌合する通し孔58の内径部よりも径方向内側に配置されている。
環形口56において延伸方向の1箇所には、カム軸1に形成の搬送孔1fが連通している。ここで搬送孔1fは、潤滑液としての潤滑油を搬送するための貫通孔であり、潤滑油を内燃機関の運転に伴って吐出するポンプ2に接続されている。かかる接続により、ポンプ2から吐出された潤滑油は、図6の如く搬送孔1fを通じて環形口56へと供給される。そして、環形口56へ供給された潤滑油は、カム軸1の先端1dと当接面54aとの間を通過することにより、駆動回転体40とカム軸1の外径部1bとの間に導かれる。したがって、このような本実施形態では、駆動回転体40とカム軸1の外径部1bとの間に加え、その径方向外側へ広がる回転体40,50間にも、それらの全周に亘って潤滑油が案内され得るのである。
またさらに、締結部54には、通し孔58の内周面に開口してその開口部の径方向外側に底部を形成する導入口57が、有底溝状に形成されている。この導入口57は、従動回転体50において当接面54aと対向面54bとの間を軸方向に貫通しており、これら両面54a,54bに開口している。また、締結部54において締結部材55が挿通された通し孔58の径方向外側では、円柱ピン状の位置決め部材59が導入口57に挿通されてカム軸1に嵌合固定されることにより、従動回転体50がカム軸1に対して周方向に位置決めされている。すなわち、導入口57は、上述した位置決め部材59が挿入されることで、位置決め部材59の挿入口を兼ねていることになる。
また、図1,4,5に示すように、回転体40,50の回転中心線RCLに対して、導入口57における径方向の外縁部57aのうち最深点57bは、遊星キャリア60のうち回転体40,50に対する支持部66の最大偏心点よりも離間している。また、外縁部57aの最深点57bは、当接面54a側において、面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置され、かつ、ジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置されている。また、当接面54a側から対向面54b側に亘っても同様となっている。なお、先端1dを径方向にて比較する場合は、円形状の先端1dのうち最も径方向外側となる箇所(すなわち面取り箇所との接続箇所)を基準として比較することを意味している。
そして、締結部54において導入口57は、従動回転体50の回転方向へ延伸する環形口56の1箇所に連通している。ここで、環形口56における導入口57の連通箇所は、搬送孔1fとの連通箇所に対して、すなわち搬送孔1fからの潤滑油の供給箇所に対して、従動回転体50の回転方向へずれた箇所に設定されている。特に本実施形態の連通箇所は、回転中心線RCL周りに180度ずれた箇所に設定されている。
以上の構成により、図6の如く環形口56から潤滑油が導かれることになる導入口57では、当該潤滑油が流入する。そして、導入口57へ流入した潤滑油は、導入口57から、駆動回転体40の内部となる各箇所へと導入されるのである。
このとき、本実施形態では、図6の如くカム軸1とは反対側の連結部62とその径方向内側の制御軸12間へも、支持部66の径方向外側に支持される転がり軸受68及び遊星歯車70側へも、潤滑油が常に確実に案内され得る。また、遊星歯車70側へ案内された潤滑油は、図6の如く導入口57に近い側となる歯車部52,74間へ、さらにはそれら歯車部52,74よりも大径側の歯車部46a,72間へと、案内され得る。加えて、導入口57の外縁部57aが先端1d及び外径部1b間まで延伸している本実施形態では、導入口57へ流入した潤滑油が、当接面54aにおいて径方向外側及びジャーナル部1aの界面へと案内され得るのである。
また、特に本実施形態では、駆動回転体40は、スプロケット部材44において平面状の内壁面44bから当接面54aに向かって突出して軸方向に従動回転体50を受けるスラスト受け部44cを有している。このスラスト受け部44cは外縁部57aよりも径方向外側に配置されている。すなわち、導入口57とスラスト受け部44cとが接触しない配置となっている。スラスト受け部44cが当接面54aと同軸上に接触することで、当該当接面54aはスラスト受け部44cによりスラスト軸受されている。
さらに、特に本実施形態では、駆動回転体40のスプロケット部材44は、導入口57よりも径方向外側において、従動回転体50の当接面54aと駆動回転体40の内壁面44bとの間の潤滑液の圧力を逃がす圧力調整孔44dを有している。特に本実施形態では、圧力調整孔44dは、スラスト受け部44cよりも径方向外側に配置されている。
(作用効果)
以上説明した第1実施形態の作用効果を以下に説明する。
第1実施形態によると、カム軸1から供給された潤滑液としての潤滑油は、導入口57より駆動回転体40内部に導入される。ここで、少なくとも導入口57における径方向の外縁部57aが面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置されているので、当接面54a及びジャーナル部1aの界面に潤滑油がスムーズに浸入し易くなる。また、導入口57における径方向の外縁部57aがジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置されているので、遠心力によって、ジャーナル部1aの界面にも潤滑油がさらに浸入し易くなる。以上により、様々な箇所に潤滑油が浸入し易いバルブタイミング調整装置100を提供することができる。
また、第1実施形態によると、駆動回転体40は、当接面54aに向かって突出して軸方向に従動回転体50を受けるスラスト受け部44cを有し、当接面54a側における外縁部57aは、スラスト受け部44cよりも径方向内側に配置される。これによれば、導入口57から従動回転体50と駆動回転体40との間に形成される液膜としての油膜をエッジが切る心配が抑制されることで、従動回転体50と駆動回転体40との間に安定的に油膜が形成されるので、焼き付きを抑制することができる。
また、第1実施形態によると、駆動回転体40は、導入口57よりも径方向外側において、従動回転体50と駆動回転体40との間の潤滑油の圧力を逃がす圧力調整孔44dを有する。これによれば、従動回転体50と駆動回転体40との間の潤滑油の圧力によって、駆動回転体40が従動回転体50に対して変位することを抑制することができる。この結果、遊星歯車70の動きが阻害されることを抑制することができる。
また、第1実施形態によると、カム軸1に対して従動回転体50を位置決めする位置決め部材59を備え、導入口57は、位置決め部材59が挿入される挿入口を兼ねている。これによれば、位置決めに必要な挿入口を導入口57として利用することで、導入口57が形成容易となる。
(第2実施形態)
図7〜9に示すように、本発明の第2実施形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態について、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。
第2実施形態では、導入口257における径方向の外縁部257aは、カム軸1との当接面54a側よりも反対側において縮径するように形成されている。より詳細には、外縁部257aは、カム軸1との当接面54a側から反対側に向かって段差状に縮径することで、1段の段差が設けられている。
導入口257では、当接面54a側とは反対側(すなわち対向面54b側)における外縁部257aの最深点257bは、ジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置されている。また特に本実施形態では、当接面54a側とは反対側における外縁部257aの最深点257bは、ジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置され、かつ、面取り部1cの先端1dよりも径方向内側に配置されている。
一方、当接面54a側における外縁部257aの最深点257bは、面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置されている。また特に本実施形態では、当接面54a側における外縁部257aの最深点257bは、面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置され、かつ、ジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置されている。さらに本実施形態では、当接面54a側における外縁部257aは、スラスト受け部44cよりも径方向内側に配置されている。すなわち、導入口257とスラスト受け部44cとが接触しない配置となっている。
さらに、図7に示すように、従動回転体50は、導入口257よりも径方向外側において、従動回転体50の当接面54aと駆動回転体40の内壁面44bとの間の潤滑液としての潤滑油の圧力を逃がす圧力調整孔251を有している。特に本実施形態では、圧力調整孔251は、スラスト受け部44cよりも径方向外側に配置されている。
以上説明した第2実施形態によると、カム軸1から供給された潤滑液としての潤滑油は、導入口257より駆動回転体40内部に導入される。ここで、少なくとも導入口257においてカム軸1の当接面54a側とは反対側における外縁部257aがジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置されているので、遠心力によって、ジャーナル部1aの界面にも潤滑液が浸入し易くなる。反対側よりも径方向外側となる当接面54a側における外縁部257aでは、面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置されているので、当接面54a及びジャーナル部1aの界面に潤滑油がスムーズに浸入し易くなる。以上により、様々な箇所に潤滑油が浸入し易いバルブタイミング調整装置200を提供することができる。
また、第2実施形態によると、反対側における外縁部257aは、ジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置され、かつ、面取り部1cの先端1dよりも径方向内側に配置される。これによれば、より径方向内側から遠心力によって、様々な箇所に潤滑油を浸入させることができる。
また、第2実施形態によると、カム軸1の当接面54a側における外縁部257aは、面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置され、かつ、ジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置される。これによれば、カム軸1の当接面54a側における外縁部257aから遠心力によって、ジャーナル部1aの界面に潤滑油がさらに浸入し易くなる。
また、第2実施形態によると、導入口257において、外縁部257aは、当接面54a側から反対側に向かって段差状に縮径している。これによれば、段差によって導入口257に液だまりができ、液だまりから遠心力でジャーナル部1aの界面に潤滑油が浸入し易くなる。
また、第2実施形態によると、従動回転体50は、導入口257よりも径方向外側において、従動回転体50と駆動回転体40との間の潤滑油の圧力を逃がす圧力調整孔251を有する。これによれば、従動回転体50と駆動回転体40との間の潤滑油の圧力によって、駆動回転体40が従動回転体50に対して変位することを抑制することができる。この結果、遊星歯車70の動きが阻害されることを抑制することができる。
なお、第2実施形態のうち第1実施形態と共通する構成によって、第1実施形態に準じた作用効果が得られることは言うまでもない。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に、第1〜2実施形態に関する変形例1としては、導入口57が複数個所に設けられていてもよい。
第2実施形態に関する変形例2としては、反対側における外縁部257aがジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向内側に配置され、かつ、当接面54a側における外縁部257aが面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置されていれば、多様な形態が認められる。例えば図10に示すように、反対側における外縁部257aが面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置されていてもよい。例えば図11に示すように、当接面54a側における外縁部257aがジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向外側に配置されてもよい。例えば図12に示すように、反対側における外縁部257aが面取り部1cの先端1dよりも径方向外側に配置され、かつ、当接面54a側における外縁部257aがジャーナル部1aの外径部1bよりも径方向外側に配置されてもよい。
第2実施形態に関する変形例3としては、図13に示すように、導入口257の外縁部257aは、カム軸1の当接面54a側から反対側に向かってテーパ状に漸次縮径していてもよい。
第1〜2実施形態に関する変形例4としては、スラスト受け部44cを設けなくてもよい。
第1〜2実施形態に関する変形例5としては、駆動回転体40及び従動回転体50の両方に圧力調整孔44d,251を設けてもよい。また、圧力調整孔44d,251を設けなくてもよい。
そして、本発明は、第1〜2実施形態の如く吸気弁のバルブタイミングを調整する装置以外にも、動弁としての排気弁のバルブタイミングを調整する装置や、吸気弁及び排気弁の双方のバルブタイミングを調整する装置に、適用することができるのである。
100,200 バルブタイミング調整装置、1 カム軸、1a ジャーナル部、1b 外径部、1c 面取り部、1d 先端、40 駆動回転体、44c スラスト受け部、44d 圧力調整孔、50 従動回転体、54a 当接面、57,257 導入口、57a,257a 外縁部、59 位置決め部材、70 遊星歯車、251 圧力調整孔

Claims (9)

  1. ジャーナル部(1a)及び前記ジャーナル部よりも先端(1d)に向かって縮径する面取り部(1c)をカム軸(1)に形成する内燃機関に付設され、クランク軸からのトルク伝達により前記カム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、調整するバルブタイミング調整装置であって、
    前記ジャーナル部により径方向内側から軸受され、前記クランク軸と連動して回転する駆動回転体(40)と、
    前記駆動回転体の内部において、前記カム軸と連動して回転する従動回転体(50)と、
    前記駆動回転体と前記従動回転体とを歯車連繋し、遊星運動することにより、前記駆動回転体に対する前記従動回転体の回転位相を調整する遊星歯車(70)とを備え、
    前記従動回転体は、
    当該従動回転体を軸方向に貫通し、前記カム軸から供給される潤滑液を前記駆動回転体の内部に導入する導入口(57)と
    前記導入口を開口させ、前記面取り部の先端に当接する当接面(54a)と、を有し、
    前記導入口における径方向の外縁部(57a)は、前記当接面側において、前記面取り部の先端よりも径方向外側に配置され、かつ、前記ジャーナル部の外径部(1b)よりも径方向内側に配置されることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. ジャーナル部(1a)及び前記ジャーナル部よりも先端(1d)に向かって縮径する面取り部(1c)をカム軸(1)に形成する内燃機関に付設され、クランク軸からのトルク伝達により前記カム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、調整するバルブタイミング調整装置であって、
    前記ジャーナル部により径方向内側から軸受され、前記クランク軸と連動して回転する駆動回転体(40)と、
    前記駆動回転体の内部において、前記カム軸と連動して回転する従動回転体(50)と、
    前記駆動回転体と前記従動回転体とを歯車連繋し、遊星運動することにより、前記駆動回転体に対する前記従動回転体の回転位相を調整する遊星歯車(70)とを備え、
    前記従動回転体は、
    前記カム軸の先端に当接する当接面(54a)と、
    当該従動回転体を軸方向に貫通し、前記カム軸から供給される潤滑液を前記駆動回転体の内部に導入する導入口(257)とを有し、
    前記導入口における径方向の外縁部(257a)は、前記カム軸との当接面側よりも反対側において縮径しており、
    前記反対側における前記外縁部は、前記ジャーナル部の外径部(1b)よりも径方向内側に配置され、
    前記当接面側における前記外縁部は、前記面取り部の先端よりも径方向外側に配置されることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  3. 前記反対側における前記外縁部は、前記ジャーナル部の外径部よりも径方向内側に配置され、かつ、前記面取り部の先端よりも径方向内側に配置されることを特徴とする請求項2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記当接面側における前記外縁部は、前記面取り部の先端よりも径方向外側に配置され、かつ、前記ジャーナル部の前記外径部よりも径方向内側に配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記導入口の前記外縁部は、前記当接面側から前記反対側に向かって段差状に縮径していることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 前記駆動回転体は、前記当接面に向かって突出して軸方向に前記従動回転体を受けるスラスト受け部(44c)を有し、
    前記当接面側における前記外縁部は、前記スラスト受け部よりも径方向内側に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のバルブタイミング調整装置。
  7. 前記駆動回転体は、前記導入口よりも径方向外側において、前記従動回転体と前記駆動回転体との間の潤滑液の圧力を逃がす圧力調整孔(44d)を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のバルブタイミング調整装置。
  8. 前記従動回転体は、前記導入口よりも径方向外側において、前記従動回転体と前記駆動回転体との間の潤滑液の圧力を逃がす圧力調整孔(251)を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のバルブタイミング調整装置。
  9. 前記カム軸に対して前記従動回転体を位置決めする位置決め部材(59)を備え、
    前記導入口は、前記位置決め部材が挿入される挿入口を兼ねていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のバルブタイミング調整装置。
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