JP6144835B2 - 蛇行したフランジを有するテープガイドローラ - Google Patents

蛇行したフランジを有するテープガイドローラ Download PDF

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Description

技術分野
本開示は、テープドライブとの使用のためのテープガイドローラと、そのようなガイドローラを含むテープドライブとに関する。
背景
ガイドローラのようなテープガイドは、テープドライブにおいてテープ通路に沿ってテープをガイドするために使用され得る。ガイドローラの例は、米国特許番号第6,570,740号、第6,873,495号、第7,261,250号および第8,210,463号に示される。
概要
本開示に従ったテープガイドローラは、ある長さのテープを受け入れるように構成されるテープドライブとの使用のために提供される。テープガイドローラは、上にテープを受け入れるための外面を有するローラ本体と、ローラ本体の対向する端部上のフランジとを含む。フランジのうちの少なくとも1つは、断面において蛇行構造(serpentine configuration)を有する部分を有する。
本開示に従った、ある長さのテープとの使用のためのテープドライブは、ドライブ本体と、ドライブ本体上に取り付けられるテープガイドローラとを含む。テープガイドローラは、上にテープを受け入れるための外面を有するローラ本体と、ローラ本体の対向する端部上のフランジとを含む。フランジのうちの少なくとも1つは、断面において蛇行構造を有する部分を有する。
例示的な実施形態が説明および開示されるが、そのような開示は、請求の範囲を限定するように解釈されるべきでない。本発明の範囲から逸脱することがなければ、さまざまな修正例および代替的な設計がなされ得るということが考えられる。
本開示に従った複数のガイドローラを含むテープドライブの平面図である。 本開示に従った例示的なガイドローラの側面図である。 図2のガイドローラの上面図である。 図3の線4−4に沿ったガイドローラの断面図である。 図4のガイドローラの部分の拡大図である。 ガイドローラ、および、ガイドローラと係合されるテープリーダの側面図である。 本開示に従ったガイドローラの第2の実施形態の側面図である。 部分的に断面で示される図7のガイドローラの部分の拡大図である。 本開示に従ったガイドローラの第3の実施形態の側面図である。 部分的に断面で示される図9のガイドローラの上部部分の拡大図である。 部分的に断面で示される図9のガイドローラの下部部分の拡大図である。 本開示に従ったガイドローラの第4の実施形態の側面図である。 部分的に断面で示される図12のガイドローラの部分の拡大図である。
詳細な説明
必要に応じて、本願明細書において詳細な実施形態が開示されるが、開示された実施形態は単に例であり、また、他の実施形態はさまざま形態および代替的な形態を取り得るということが理解されるべきである。図は必ずしも尺度決めされておらず、特定の構成要素の詳細を示すために、いくつかの特徴は誇張または最小化され得る。したがって、本願明細書において開示される特定の構造および機能的な詳細は、限定として解釈されるべきでなく、単に、本開示に従って実施形態をさまざまな態様で使用するよう当業者に教示するための代表的な基礎として解釈されるべきである。当業者であれば理解するであろうように、図のうちのいずれか1つを参照して説明および記載されるさまざまな特徴は、明示的に説明または記載されない実施形態を作り出すよう、1つ以上の他の図に示される特徴と組み合わされ得る。
図1は、本開示に従った、磁気テープまたは光学テープのようなテープ12との使用のためのテープドライブ10の形態にあるデータストレージデバイスを示す。テープ12は、任意の好適な態様で提供され得るが、例示される実施形態においては、テープ12は、テープドライブ10に挿入可能およびテープドライブ10から除去可能であるテープカートリッジ16のカートリッジリール14によって提供される。さらに、テープ12は、0.4977〜0.4983インチの範囲(たとえば0.4980±0.0003インチ)の幅といったような任意の好適な幅を有し得る。
図1に示されるテープドライブ10は、テープカートリッジ16を受け入れるように構成されるドライブ本体18と、ドライブ本体18のテープ通路21に沿ってテープ12をガイドするための、ドライブ本体18上に取り付けられるテープガイド配置20と、磁気ヘッドまたは光学ヘッドまたはピックアップユニットのような、データをテープ12から読み出すおよび/またはテープ12にデータを書き込むための1つ以上のヘッド22とを含む。
テープガイド配置20は、テープガイドローラ24のような、ドライブ本体18上に取り付けられる1つ以上のテープガイドを含み得る。たとえば、各ガイドローラ24は、ドライブ本体18からローラガイドの中心を通って延在する固定ピンまたは軸上に回転可能に取り付けられ得る。ローラガイドとローラガイドがその上で回転するピンまたは軸との間において摩擦を低減し、かつ、摩耗を最小化するためにボールベアリングなどが使用され得る。
図1に示される実施形態において、テープガイド配置20は、第1および第2のアウターガイドローラ24a,24bと、ヘッド22に近接して位置決めされる第1および第2のインナーガイドローラ24c,24dと、テープドライブ10の巻取リール25に近接して位置決めされるリモートガイドローラ24eとを含む。代替的には、その代りに、ガイドローラ24a〜eの1つ以上は各々、固定テープガイドとして構成され得る。さらに、たとえば以下に記載されるように、ガイドローラ24a〜eの1つ以上には、テープ12がテープガイドに沿って移動するか、または、テープガイドの上を移動する際に、効果的にテープ12をガイドするとともに横方向のテープの移動を制御するための新規な構成が与えられ得る。さらに、ガイドローラ24a〜eの構成は、テープガイド配置20のための所望の性能を達成するために変更され得る。
図2〜図5は、アウターガイドローラ24a,24bおよび/またはインナーガイドローラ24c,24dといったガイドローラ24a〜eの1つ以上との使用のための例示的な構成を示す。例示される実施形態において、ガイドローラ24は、たとえば、円形断面を有する円筒状または管状のハブまたはローラ本体26と、テープ12を上に受け入れるための湾曲した外面28とを含む。
ガイドローラ24はさらに、ローラ本体26の対向する端部に設けられる、円盤状フランジのようなフランジ30を含む。フランジ30は、ローラ本体26を越えて半径方向に延在し、テープ12のガイドを支援し得る。本開示に従うと、フランジ30のうちの少なくとも1つは、ローラ本体26から外方向に延在する部分32を有しており、当該部分32は、部分32が断面において蛇行構造を有するように対向する方向に湾曲する円周方向に延在する2つの湾曲面を含む。図2〜図5に示される実施形態において、各フランジ30は、蛇行形状または構造(たとえば、断面において、一方に曲がるまたは湾曲し、次いで他方に曲がるまたは湾曲する形状または構造)を有する部分32を有する。
図5を参照して、各蛇行構造はそれぞれ、対向する方向に湾曲する第1および第2の曲線または弧34および36を含んでおり、第1の弧34および第2の弧36は接点38にて接触する。例示される実施形態において、第1の弧34は、ローラ本体26の外面28と第2の弧36との間に配置される。より具体的には、第1の弧34は、ローラ本体26の外面28から接点38まで延在し、また、第2の弧36は、接点38から上方向延在面40に延在する。第1の弧34は、任意の好適な長さを有するとともに任意の好適な角度で延在し得るが、図5に示される実施形態においては、第1の弧34は、第1の弧34に接し、かつ、接点38を通るように描かれる線が外面28に垂直に延在するように、90°の角度で延在する。同様に、第2の弧36は任意の好適な長さを有するとともに任意の好適な角度で延在し得るが、図5に示される実施形態においては、第2の弧36は、テープガイド24が断面視される場合、上方向延在面40が、ローラ本体26の外面28によって規定される鉛直線に対してある角度で延在する線を規定するように、90°未満の角度で延在する。たとえば、第2の弧36は、60°〜89°の範囲の角度で延在し得る。
各弧34,36はさらに任意の好適な半径を有し得る。たとえば、第1の弧34は、0.002〜0.015インチの範囲の半径を有し得、また、第2の弧36は、0.002〜0.150インチの範囲の半径を有し得る。さらに具体的な例として、第1の弧34は、0.002〜0.007インチの範囲の半径を有し得、また、第2の弧36は、0.005〜0.100インチの範囲の半径を有し得る。さらに、弧34,36は、同じまたは異なるサイズの半径を有し得る。たとえば、第2の弧36は、第1の弧34の半径より5倍〜10倍大きな範囲にある半径を有し得る。別の例として、第2の弧36は、第1の弧34の半径の少なくとも2倍のサイズである半径を有し得る。
各フランジ部分32の蛇行構造は、テープ12(たとえばテープ12の縁部)に接触するため、かつ、たとえばテープ位置合わせ不良/再位置合わせの状況の間にローラ本体26に向かってテープ12をガイドするための連続的に湾曲した表面を提供し得る。その点に関して、それぞれのフランジ30に蛇行構造が設けられる場合、ローラ本体26の外面28とフランジ30の上方向延在面40との間には、平坦面または円錐面が除去され得る。結果として、フランジサイズは、先行技術のフランジ設計と比較して低減され得る。一実施形態において、たとえば、ローラ本体26はローラまたはガイド本体半径GBを有し得、また、各フランジ30は、ガイド本体半径GBより15パーセント未満大きいスカート半径またはフランジ半径Fを有し得る。さらに詳細な例として、本開示に従った実施形態は、0.300インチのガイド本体半径GBと、0.345インチ未満であるフランジ半径Fとを有し得る。
フランジサイズの低減によって、テープ12の縁部が有し得る、フランジ30との(たとえば半径方向における)フランジ接触長さが低減される。さらに、フランジサイズの低減によって、テープガイドの慣性が低減され、これにより、テープ間のガイドスリップと、テープ/ガイドの加速または減速の間における張力の変動とが低減される。
図6を参照して、フランジサイズの低減はさらに、テープ12の端部に取り付けられるテープリーダ42に対するストレスを低減するために有益であり得る。たとえば、テープリーダ42が、テープリーダ42の本体を越えて横方向(たとえば鉛直方向)に延在する耳部44とテープ12とを含む場合、テープリーダ42がガイドローラ24の上またはガイドローラ24に沿って移動する際に、フランジサイズの低減(たとえばガイド本体半径GBとフランジ半径Fとの間の差の低減)によってリーダ耳部44に対するストレスが低減され得る。結果として、テープリーダ42の有効寿命が増加され得る。
同様に、フランジサイズの低減により、さらにスピル回復(spill recovery)の間にテープ12に対するストレスが低減され得る。たとえば、張力喪失の発生または張力喪失の状態の間にテープ12がガイドローラ24から外れるように動き、次いで、その後の張力回復の状態の間にフランジ30のうちの少なくとも1つと再係合する場合、フランジサイズの低減によって、テープ12の座屈および/または湾曲が抑制され得る。さらに、フランジ30の角度付けされた外面40によって、スピル回復の状態の間に、蛇行構造32およびローラ本体26に向かってテープ12をガイドすることが促進され得る。
さらに、フランジ30に蛇行構造が設けられている場合、ローラ本体26にはローラ本体/フランジ界面に溝(gutter grooves)が設けられなくてもよい。結果として、テープ12の縁部は、たとえばテープの位置合わせ不良の発生の間に、特定の縁部がフランジ30に沿ってローラ本体26から離れるように移動するまで、ローラ本体26の外面28によって支持されたままであり得る。
図7〜図13は、本開示に従ったテープガイドローラの付加的な実施形態24′、24′′および24′′′を示す。ガイドローラ24′、24′′および24′′′は、ガイドローラ24と同様の構成を有しており、同様の特徴は同様の参照番号で識別される(しかしながら、図7および図8における参照番号は各々プライム記号を含み、図9〜図11における参照番号は各々二重プライム記号を含み、図12および図13における参照番号は各々三重プライム記号を含む)。さらに、ガイドローラ24′,24′′および24′′′のいずれかについて示される構成は、図1に示されるテープガイド24a〜eのうちの1つ以上とともに使用され得る。
上に記載される実施形態のように、図7および図8に示されるガイドローラ24′は、外面28′を有するローラ本体26′と、ローラ本体26′の対向する端部に配置されるフランジ30′とを含む。さらに、フランジ30′のうちの一方または両方は、ローラ本体26′から外方向に延在する部分32′を含み得、部分32′は、対向する方向に湾曲する円周方向に延在する2つの湾曲面を含んでおり、部分32′は、断面において蛇行構造を有している。さらに、各蛇行構造は、接点38′にて接触する第1および第2の曲線または弧34′および36′をそれぞれ含み得る。ガイドローラ24と同様に、ガイドローラ24′の蛇行構造の第1の弧34′は、ローラ本体26′の外面28′から接点38′まで延在するが、第1の弧34′は90°未満の角度で延在する。たとえば、第1の弧34′は60°から89°の範囲の角度で延在し得る。さらに、図8に示される実施形態において、ガイドローラ24′が断面視される場合に、第2の弧36′は、接点38′から、ローラ本体26′の外面28′によって規定される線に平行な線を規定する上方向延在面40′へ延在する。さらに、第2の弧36′は、90°未満(たとえば60°〜89°)の角度で延在する。
図9〜図11に示される実施形態において、ガイドローラ24′′は主部分MPを有するローラ本体26′′を含んでおり、当該主部分MPは、外主面28′′と第1および第2の端部部分EPおよびEPとを含み、第1および第2の端部部分EPおよびEPはそれぞれ、第1の外面29a′′および第2の外面29b′′を含む。図10に示されるように、第1の外面29a′′は、外主面28′′から外方向に離れるようにテーパする、円錐台面のようなテーパ面である。図11に示されるように、第2の外面29b′′は外主面28′′のような円筒面であるが、第2の外面29b′′または対応する第2の端部部分EPは、外主面28′′または対応する主部分MPよりもわずかに大きな外径を有する。たとえば、第2の端部部分EPは、主部分MPの外径より約0.05〜1.0%大きい外径を有し得る。ローラ本体26′′はさらに、主部分MPと端部部分EPおよびEPとの間に配置されるテーパ面または湾曲面を有する中間部分を含み得る。
図9を再び参照して、ガイドローラ24′′はさらに、ローラ本体26′′の対向する端部にそれぞれ配置される第1および第2のフランジ30a′′および30b′′を含む。図10および図11を参照して、第1および第2のフランジ30a′′および30b′′はそれぞれ、対向する方向において湾曲する円周方向に延在する2つの湾曲面を各々が含む第1および第2の部分32a′′および32b′′を含んでおり、部分32a′′および32b′′は各々断面において蛇行構造を有する。
図10に示される実施形態において、第1の部分32a′′の蛇行構造はそれぞれ、接点38a′′にて接触する第1および第2の曲線または弧34a′′および36a′′を含む。第1の弧34a′′は、ローラ本体26′′の第1の外面29a′′から接点38a′′に延在し、第2の弧36a′′は、接点38a′′から上方向延在面40a′′に延在する。第1の弧34a′′は任意の好適な長さを有し得るとともに任意の好適な角度で延在し得るが、図10に示される実施形態では、第1の弧34a′′は、第1の弧34a′′に接するとともに接点38a′′を通るように描かれる線がローラ本体26′′の外主面28′′に対して垂直に延在するように、90°の角度で延在する。同様に、第2の弧36a′′は任意の好適な長さを有し得るとともに任意の好適な角度で延在し得るが、図10に示される実施形態では、第2の弧36a′′は、テープガイド24′′が断面視される場合、上方向延在面40a′′が、ローラ本体26′′の外面28′′によって規定される鉛直線に対してある角度で延在する線を規定するように、90°未満の角度(たとえば60°〜89°)で延在する。
図11に示される実施形態において、第2の部分32b′′の蛇行構造はさらに、それぞれ接点38b′′にて接触する第1および第2の曲線または弧34b′′および36b′′を含む。第1の弧34b′′は、ローラ本体26′′の第2の外面29b′′から接点38b′′に延在し、第2の弧36b′′は、接点38b′′から下方向延在面40b′′に延在する。第1の弧34b′′は、任意の好適な長さを有し得るとともに任意の好適な角度で延在し得るが、図11に示される実施形態では、第1の弧34b′′は、90°未満の角度(たとえば60°〜89°)で延在する。同様に、第2の弧36b′′は任意の好適な長さを有し得るとともに任意の好適な角度で延在し得るが、図11に示される実施形態では、第2の弧36b′′も、テープガイド24′′が断面視される場合、下方向延在面40b′′が、ローラ本体26′′の外主面28′′および第2の外面29b′′によって規定される鉛直線に対してある角度で延在する線を規定するように、90°未満の角度(たとえば60°〜89°)で延在する。
さらに、各弧34a′′、34b′′、36a′′、36b′′は、上記の半径範囲のうちのいずれかの範囲内の半径といった任意の好適な半径を有し得る。
図12および図13に示される実施形態において、ガイドローラ24′′′は、外面28′′′を有するローラ本体26′′′と、ローラ本体26′′′の対向する端部に配置されるフランジ30′′′とを含む。さらに、フランジ30′′′のうちの一方または両方は、ローラ本体26′′′から外方向に延在する部分32′′′を含み得、部分32′′′は、対向する方向に湾曲する円周方向に延在する2つの湾曲面を含んでおり、部分32′′′は、断面において蛇行構造を有している。さらに、各蛇行構造は、接点38′′′にて接触する第1および第2の曲線または弧34′′′および36′′′をそれぞれ含み得る。第1の弧34′′′はローラ本体26′′′の外面28′′′から接点38′′′に延在し、また、第2の弧36′′′は、接点38′′′から、円周方向に延在する第3の湾曲面へ延在しており、円周方向に延在する第3の湾曲面は、第2の湾曲面と同じ方向に湾曲し、かつ、ガイドローラ24′′′が断面視される場合に第3の弧39′′′を規定する。また、第2の弧36′′′および第3の弧39′′′もそれぞれ接点にて接触し得る。さらに、第3の弧39′′′は、第2の弧36′′′から上方向延在面40′′′まで延在し、上方向延在面40′′′は、図12に示される実施形態において、ガイドローラ24′′′が断面視される場合に、ローラ本体26′′′の外面28′′′によって規定された線と平行な線を規定する。別の実施形態において、上方向延在面40′′′は、ガイドローラ24′′′が断面視される場合、外面28′′′によって規定される線に対してある角度で延在する線を規定し得る(たとえば、上方向延在面40′′′は、図4のような円錐台表面であり得る)。
各弧34′′′、36′′′および39′′′は、上記の角度範囲のうちのいずれかの範囲内の角度といったような任意の好適な角度で延在し得る。たとえば、図12に示される実施形態において、各弧34′′′、36′′′および39′′′は90°未満の角度で延在する。より特定の例として、第1および第3の弧34′′′および39′′′が各々、60°〜89°の範囲における角度で延在し得、第2の弧36′′′は75°(たとえば45°未満)未満の角度で延在し得る。
さらに、各弧34′′′,36′′′および39′′′は、上記の半径範囲のうちのいずれかの範囲内の半径といった任意の好適な半径を有し得る。たとえば、第1の弧34′′′および第3の弧39′′′はそれぞれ、各々が0.002〜0.015インチの範囲の半径を有し得、第2の弧36′′′は、0.002〜0.15インチの範囲の半径を有し得る。図12に示される実施形態において、第2の弧36′′′の半径は、第1の弧34′′′および第3の弧39′′′の各々の半径よりもそれぞれはるかに大きい(たとえば少なくとも5倍大きい)。
上記の構成により、第2の弧36′′′は、上方向延在面40′′′に直接的に接触する必要はない。結果として、第2の弧36′′′は、第1の弧34′′′に向かうか、または、第1の弧34′′′から離れる緩やかな曲線を提供するように構成され得る(たとえば、第2の弧36′′′には相対的に大きな半径が与えられ得る)一方、フランジ30′′′の全体的なフランジ半径F′′′は相対的に小さいままであり得る。たとえば、第2の弧36′′′は、0.07〜0.15インチの範囲の半径を有し得る一方、全体的なフランジ半径F′′′は、ガイド本体半径GB′′′より15パーセント未満大きくあり得る(上方向延在面40′′′が錐面または円錐台面である場合でも)。より詳細な例として、第2の弧36′′′について上記の半径範囲により、ガイドローラ24′′′は、0.300インチのガイド本体半径GB′′′を有し得、0.345インチ未満であるフランジ半径F′′′を有し得る。
上記の実施形態のうちの1つの上記の特徴のいずれかは、他の実施形態のいずれかとともに使用され得る。たとえば、ローラ本体26,26′,26′′′のいずれかには、テープガイドローラ24′′のローラ本体26′′の構成が設けられ得る。さらに、各テープガイドローラ24,24′,24′′,24′′′には、上記のフランジ構造のうちのいずれかが設けられ得る。さらに、上記のフランジ構造のいずれかは、テープガイドローラ24に関して記載される利益または利点の1つ以上を提供し得る。
各テープガイドローラ24,24′,24′′,24′′′は、任意の好適な材料から任意の好適な態様で作製され得る。たとえば、各ガイドローラは、鋳造もしくは成型された金属または成型されたプラスチック(たとえば、圧縮または射出成型されたプラスチック)から作製され得、円周方向に延在する湾曲面を有する部分32,32′,32′′,32′′′がミリング動作によって形成またはさらに改良され得る。さらに、各ガイドローラ24,24′,24′′,24′′′は、単一のピースとして作製され得るか、または、ともに結合または融合される複数のピースとして作製され得る。
例示的な実施形態を上述したが、これらの実施形態は開示に従ったすべての形態を説明しているということを意図していない。その点に関して、明細書において使用される用語は、限定ではなく説明の用語であり、本発明の精神および範囲から逸脱することがなければさまざまな変更が行なわれ得るということが理解される。さらに、さまざまな実現される実施形態の特徴は、開示に従ったさらなる実施形態を形成するために組み合わされ得る。

Claims (15)

  1. ある長さのテープを受け入れるように構成されるテープドライブのためのテープガイドローラであって、
    上に前記テープを受け入れるための外面を有するローラ本体と、
    前記ローラ本体の対向する端部上のフランジとを含み、前記フランジの各々は、断面において蛇行構造を有する部分を有しており、前記蛇行構造は、対向する方向において湾曲するとともに接点にて接触する第1および第2の弧を含み、前記蛇行構造は断面において連続的に湾曲した形状を規定する、テープガイドローラ。
  2. 前記第1の弧は、前記ローラ本体の前記外面から前記接点に延在し、前記第2の弧は、前記接点から上方向または下方向延在面に延在する、請求項1に記載のテープガイドローラ。
  3. 断面において、前記上方向または下方向延在面は、前記ローラ本体の前記外面によって規定された線と平行である線を規定する、請求項2に記載のテープガイドローラ。
  4. 断面において、前記上方向または下方向延在面は、前記ローラ本体の前記外面によって規定される線に対してある角度で延在する線を規定する、請求項2に記載のテープガイドローラ。
  5. 前記第1の弧は、前記ローラ本体の前記外面から前記接点への間を延在し、前記第2の弧は、前記接点から、断面において第3の弧を規定する湾曲面まで延在する、請求項1に記載のテープガイドローラ。
  6. 前記第1の弧は、前記ローラ本体の前記外面と前記第2の弧との間に配置され、前記第1の弧は90°の角度で延在する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  7. 前記第1の弧は、前記ローラ本体の前記外面と前記第2の弧との間に配置され、前記第1の弧は90°未満の角度で延在する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  8. 前記ローラ本体は、前記ローラ本体の中心線から延在するローラ本体半径を有しており、少なくとも1つのフランジは、前記ローラ本体の前記中心線から延在するとともに前記ローラ本体半径より15パーセント未満大きいフランジ半径を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  9. 前記第1および第2の弧は、前記ローラ本体の前記外面から外方向に延在する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  10. 前記第1の弧は0.002〜0.015インチの範囲の半径を有し、前記第2の弧は0.002〜0.150インチの範囲の半径を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  11. 前記第1の弧は0.002〜0.007インチの範囲の半径を有し、前記第2の弧は0.005〜0.100インチの範囲の半径を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  12. 前記第2の弧は、前記第1の弧の半径より5〜10倍の範囲だけ大きい半径を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  13. 前記第2の弧は、前記第1の弧の半径のサイズの少なくとも2倍の半径を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  14. 各フランジは、断面において蛇行構造を有する部分を有しており、各蛇行構造は、対向する方向に湾曲する第1および第2の弧を含み、各蛇行構造について、前記第1および第2の弧は接点にて接触する、請求項1〜13のいずれか1項に記載のテープガイドローラ。
  15. ある長さのテープとの使用のためのテープドライブであって、
    ドライブ本体と、
    前記ドライブ本体に取り付けられた請求項1〜14のいずれか1項に記載のテープガイドローラとを含む、テープドライブ。
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