JP6144213B2 - 室内用吊下具 - Google Patents

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本発明は、室内用吊下具に関する。
本来、洗濯物は屋外に干すものであるが、雨天時に降雨にさらされるのを避けるため、あるいは、近年のPM2.5の飛来による大気汚染の影響を受けないように、洗濯物を室内で乾燥させることもある。また、室内に観葉植物や造花等を飾って室内環境を良くしようという人が増え、花瓶や植木鉢を床に置くのではなく、空間を飾るグリーンインテリアとして楽しむことが多くなってきている。
そこで、従来より、物干し竿やグリーンインテリアの花瓶、植木鉢等を、室内で天井から吊り下げるための室内用吊下具が用いられている(特許文献1参照)。
実開平06−238号公報
しかし、従来の室内用吊下具は、天井面に取付ける取付部とテレスコピック型の吊掛部が揺動の余裕もなく固定されている為、傾斜した天井面に設置する場合には、吊掛部が鉛直状とならずに斜めになるという欠点があった。吊掛部が斜めになった状態で物干し竿や植木鉢等の荷重がかかると、取付部と吊掛部の固定部に過大な力が作用して壊れてしまう虞れがあった。また、物干し竿や植木鉢等を吊下げない不使用時でも、天井面から吊掛部が垂れ下がったままで、室内の景観を悪くするという問題があった。
また、テレスコピック型の吊掛部が、側方から調整機構のネジを回して係止したり、パイプの下端に設けた輪状ネジでパイプ内径を縮小させて締付け固定をする構造である為、使用者がネジを緩めたり締め付けたりする作業に手間がかかり、簡単に高さ調整を行うことができなかった。また、吊り具本体に使用される部品が非常に多く、複雑な構造であるため、コストが増大すると共に、組立ての手間を要するという欠点があった。
そこで、本発明は、シンプルな構造で、傾斜した天井面に設置可能とし、吊掛部材の方向変換・長さ調整が迅速に行え、不使用時には一部を残して取り外すことのできる室内用吊下具を提供することを目的とする。
本発明に係る室内用吊下具は、天井側固定部材に固着される取付部材と、下端部に物掛け部を有する長さ調整可能な吊掛部材と、を備え、該吊掛部材の上端頭部を上記取付部材に着脱自在に取付けて、上記吊掛部材を揺動自在に吊設する室内用吊下具であって、上記吊掛部材の上端頭部には、水平4方向に突出する十字状突片部が設けられ、該突片部は、突出方向に向けて次第に細くなるように下面が円弧状に弯曲し、かつ、該下面の断面形状が凸曲面状に形成され、上記取付部材は、内部に頭部収納室を備え、その底壁部には、上記上端頭部が挿通可能な幅広孔部と、上記上端頭部が通過できない幅寸法の長孔部とを、連通状に有する底面視キノコ状の開口窓部が形成され、かつ、上記収納室に、上記十字状突片部の凸曲面状下面を受ける断面凹曲面状の受け面を有する一対の凹溝部が内設され、
上記吊掛部材は、90度ピッチで方向変換自在として吊持されると共に、上記長孔部の長手方向に平行な直平面上で所定の角度で揺動可能とし、かつ、該直平面に直交する他の直平面上にて上記所定の角度より小さな角度で揺動可能として構成されているものである。
また、上記吊掛部材は、上下方向中間部に伸縮自在の縦杆部を有し、該縦杆部は、断面非円形状の外管と、該外管に収納引出自在に挿嵌される内管とを、備え、かつ、該縦杆部の伸縮を複数段で規制するための係止機構を備えているものである。
また、上記物掛け部の内周面に滑り止め部材が付設されているものである。
本発明の室内用吊下具によれば、天井側の面が一方向へ傾斜すると共に他方向へ傾斜している場合であっても、吊掛部材を鉛直状に吊り下げることができ、取付部材に無理な力がかかることがなく、物干し竿や植木鉢等の荷重を支持できる。開口窓部に吊掛部材の上端頭部を差し込んで十字状突片部を凹溝部に引っ掛けるだけで、非常に簡単に取付け・取外しを行うことができる。また、吊掛部材の90度方向変換を迅速に行うことができる。部品点数が少なく、コストダウンを図ることができる。
本発明の実施の一形態の使用状態を示した断面正面図である。 取付部材のカバー部を省略して示した底面図である。 カバー部を示した底面図である。 吊掛部材の上端頭部を示した断面底面図である。 吊掛部材の上端頭部を示した斜視図である。 要部拡大断面正面図である。 要部拡大断面側面図である。 本発明の作用を説明するための簡略正面図である。 本発明の作用を説明するための簡略側面図である。 本発明の室内用吊下具を傾斜面に取付けた状態を示した正面図である。 係止機構を示した要部拡大断面側面図である。 他の取付部材を示した底面図である。 他の取付部材を示した断面正面図である。 物掛け部を示した断面側面図である。 本発明の他の実施形態の使用状態を示した断面正面図である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1に示すように、本発明の室内用吊下具は、天井側固定部材Fに固着される取付部材1と、下端部2Bに物掛け部3を有する長さ調整可能な吊掛部材2と、を備えている。図例では、水平面状の天井側固定部材Fに取付部材1を固着し、吊掛部材2の上端頭部2Aを取付部材1に着脱自在に取付けて、吊掛部材2を揺動自在に吊設している。
図1〜図3に示すように、取付部材1は、アルミ又は亜鉛のダイカストによって成形される金属ベース部20と、金属ベース部20を被覆する合成樹脂製のカバー部21と、から成る。取付部材1は、底面視で、略長方形状、乃至、楕円形状に形成されている。なお、底面視円形状としても良い。金属ベース部20は、内部に空洞を有する突隆部22と、突隆部22を取り囲むように形成される取付板部23とを備え、突隆部22を下にして取付板部23を固定部材Fの下面(天井面)に当接している。なお、取付板部23の外端縁部の一部に、カバー部21の外端縁部を嵌め込むための爪部23a,23aが形成され、カバー部21を金属ベース部20に押し付けると、カチッと音を立てて嵌着されるように構成している。金属ベース部20とカバー部21には、キノコ形の貫通孔が形成され、金属ベース部20には、縁取り用低壁部24が立設され、金属ベース部20の貫通孔とカバー部21の貫通孔が相互に嵌合している。
図4と図5に示すように、吊掛部材2の上端頭部2Aには、水平4方向に突出する十字状突片部4が設けられている。
突片部4は、突出方向に向けて次第に細くなるように下面4aが円弧状に弯曲し、かつ、下面4aの断面形状が凸曲面状に形成されている。言い換えると、突片部4の下面4aは、図6のように突出方向の正面から見て下方に凸の円弧状凸曲面であり、かつ、図7のように突出方向の側面から見ても下方に凸の円弧状凸曲面となるように形成されている。なお、突片部4の突出方向正面から見た際の下面4aの曲率半径rよりも、突片部4の突出方向側面から見た際の下面4aの曲率半径Rが大きくなるように設定されている。
図1〜図3に示すように、取付部材1は、内部に頭部収納室10を備え、その底壁部11には、吊掛部材2の上端頭部2Aが挿通可能な幅広孔部7と、上端頭部2Aが通過できない幅寸法wの長孔部8とを、連通状に有する底面視キノコ状の開口窓部6が形成されている。収納室10は、金属ベース部20の突隆部22と固定部材Fの下面(天井面)によって形成され、金属ベース部20及びカバー部21のキノコ形貫通孔によって、開口窓部6が形成されている。
また、収納室10には、十字状突片部4の凸曲面状下面4aを受ける断面凹曲面状の受け面12,12を有する一対の凹溝部9,9が内設されている。凹溝部9,9は、長孔部8を挟んで対面状となるように配設されている。凹溝部9,9の断面形状は、図6のように正面から見て下方に凹む円弧状凹曲面であり、かつ、図7のように側面から見ても下方に凹む円弧状の凹曲面となるように形成されている。なお、図7に示す側面視に於て、凹溝部9の受け面12は、長孔部8に向けて下り勾配とし、すり鉢状凹曲面として形成されている。
図1に於て、吊掛部材2は、上下方向中間部に伸縮自在の縦杆部5を有し、縦杆部5は、断面非円形状の外管15と、外管15に収納引出自在に挿嵌される内管14とを、備えている。外管15と内管14は、非回転状に挿嵌され、上下方向にスライド自在である。
図11に示すように、縦杆部5の伸縮(外管15と内管14のスライド)を複数段で規制するための係止機構19を備えている。
係止機構19は、係止用凸部27aを有する揺動部材27を外管15に取着し、かつ、内管14の側壁の複数箇所には、上下方向に所定の間隔を空けて複数の係止用小孔28を設けている。揺動部材27は、外管15の下端部に取り付けられた枢着部29に軸心L廻りに揺動自在に枢着され、弾発部材26によって凸部27aが小孔28に係止するように弾発付勢されている。図中2点鎖線で示すように、弾発部材26の弾発付勢力に抗して揺動部材27を揺動させ、凸部27aを小孔28から離脱させて係止機構19による規制を解除する。係止機構19の規制が解除された状態では、外管15と内管14をスライドさせて縦杆部5を自由に伸縮することが可能となる。揺動部材27から手を離せば、弾発部材26の弾発付勢力によって凸部27aが内管14に押し付けられて小孔28に凸部27aが挿入され、係止機構19の規制が復元するように構成されている。
なお、揺動部材27は、軸心L方向に貫通する長孔(図示省略)が形成され、長孔に軸ピンが挿通されて、枢着部29に枢着されている。あるいは、揺動部材27の両側面に短円柱形状の軸部を突設し、枢着部29に長孔を設けて揺動部材27を枢支する構造であって良い。この構成により、揺動部材27の凸部27aが小孔28にスムーズに挿入される。
なお、係止機構19は、設計変更可能であって、図示省略するが、内管に内設された弾発部材によって外側に突出するように弾発付勢される小突起と、外管の側壁の複数箇所に上下方向に所定の間隔を空けて形成された孔部とを、具備する構造とするも好ましい。使用状態では、複数箇所の内の1箇所の孔部に小突起が挿入され、内管を外管に係止するように構成されている。
図1と図14に示すように、物掛け部3の内周面に滑り止め部材13が付設されている。
物掛け部3は、アルミ又は亜鉛のダイカストによって成形された円環部30を有し、円環部30下端部近傍の内周面の所定範囲Sに凹溝部31が形成され、この凹溝部31に、断面T字状のゴム製滑り止め部材13が嵌込まれている。使用状態で、例えば、物干し竿Pを物掛け部3に挿通して支持する際、物干し竿Pが当接する所定の範囲Sに滑り止め部材13が設けられ、物干し竿Pが挿入方向に滑って落ちるのを防止している。
上述した本発明の室内用吊下具の使用方法(作用)について説明する。
図1に示すように、まず予め、天井側固定部材Fに取付部材1を固着しておく。次に、取付部材1の下方から、開口窓部6の幅広孔部7に、吊掛部材2の上端頭部2Aを、収納室10の奥まで差し込んで、長孔部8に沿って上端頭部2Aを平行移動させ、十字状突片部4を凹溝部9,9に係合させる。このように、十字状の突片部4を凹溝部9,9に係合させる構造である為、上端頭部2Aを90度回転させて掛け替えることが容易となり、吊掛部材2は90度ピッチで方向変換自在として吊持される。
図6に示すように、下面4aが凸曲面状に形成された突片部4が、凹曲面状の受け面12にて支持されることで、凹溝部9,9上で上端頭部2Aが自由に揺動して、図8に示すように、吊掛部材2は長孔部8の長手方向に平行な直平面X上で所定の角度θで揺動可能に支持される。
また、図7に示すように、側面視に於ても、凹溝部9,9上で上端頭部2Aが自由に摺動できるため、吊掛部材2は長孔部8の幅方向(短手方向)にも小さく揺動する。従って、図9に示すように、吊掛部材2は、前記直平面Xに直交する他の直平面Y上にて所定の角度θより小さな角度φで揺動可能として支持される。
つまり、図10に示すような使用状態に於て、天井側固定部材Fが一方向だけでなく他方向にも傾斜している場合であっても、吊掛部材2は、自然と鉛直状になり、取付部材1と吊掛部材2に無理な力を掛けることなく物干し竿P等を吊下げる。
吊掛部材2の長さ調整をする際は、吊掛部材2を取付部材1に吊り下げたまま、あるいは、吊掛部材2を取付部材1から取外して、係止機構19を操作して規制を解除し、内管14をスライドさせて所望の位置としたところで、規制を回復する。このようにして、洗濯物の長さや植木鉢のサイズ、又は、使用者の好みに応じた高さに物掛け部3を調整する。物掛け部3は、円環部30に物干し竿P、植木鉢等の被吊下物を挿通して支持し、吊掛部材2が不意に揺動したとしても、滑り止め部材13によって被吊下物を落下させることなく確実に保持する。
なお、本発明は、例えば、図15に示すように、収納室10内部の凹溝部9,9の配置を変更することが可能である。
図15では、天井側固定部材Fに固着した取付部材1の下方から、開口窓部6の幅広孔部7に、吊掛部材2の上端頭部2Aを差し込んで、長孔部8に沿って上端頭部2Aを平行移動させる。次に、吊掛部材2の上端頭部2Aを収納室10の奥まで挿入し、上端頭部2Aを幅広孔部7側に少し戻して、十字状突片部4を凹溝部9,9に係合させる。逆に、吊掛部材2を取付部材1から取り外す際には、吊掛部材2を持ち上げて十字状突片部4を凹溝部9,9から離脱させ、上端頭部2Aを幅広孔部7とは反対側に動かしてから吊掛部材2を少し下げて、長孔部8に沿って平行移動させ、幅広孔部7から吊掛部材2の上端頭部2Aを抜き出す。このように凹溝部9,9の配置を変更することで、吊掛部材2が落下しにくくなり、吊掛部材2が揺動した場合であっても、不意に外れるのを防止できる。
また、本発明は、設計変更が可能であり、図12及び図13に示すように、金属ベース部20単体で取付部材1を構成しても良い。取付部材1(金属ベース部20)は、内部に頭部収納室10を備え、その底壁部11には、吊掛部材2の上端頭部2Aが挿通可能な幅広孔部7と、上端頭部2Aが通過できない幅寸法wの長孔部8とを、連通状に有する底面視キノコ状の開口窓部6が形成されている。また、収納室10には、十字状突片部4の凸曲面状下面4aを受ける断面凹曲面状の受け面12,12を有する一対の凹溝部9,9が内設されている。凹溝部9,9の断面形状は、正面から見て下方に凹む円弧状凹曲面であり、側面から見ても下方に凹む円弧状の凹曲面となるように形成されている。なお、凹溝部9の受け面12は、長孔部8に向けて下り勾配とする。また、取付部材1(金属ベース部20)は、収納室10の奥側に天板部25を有し、この天板部25に2つの固着用孔部33,33が貫設されている。取付部材1は、固定部材Fの下面(天井面)に当接した状態で、孔部33,33にボルトが挿通され、ボルトにより固定部材Fに固着される。
なお、物掛け部3は、フック形状であっても良い。
以上のように、本発明に係る室内用吊下具は、天井側固定部材Fに固着される取付部材1と、下端部2Bに物掛け部3を有する長さ調整可能な吊掛部材2と、を備え、吊掛部材2の上端頭部2Aを取付部材1に着脱自在に取付けて、吊掛部材2を揺動自在に吊設する室内用吊下具であって、吊掛部材2の上端頭部2Aには、水平4方向に突出する十字状突片部4が設けられ、突片部4は、突出方向に向けて次第に細くなるように下面4aが円弧状に弯曲し、かつ、下面4aの断面形状が凸曲面状に形成され、取付部材1は、内部に頭部収納室10を備え、その底壁部11には、上端頭部2Aが挿通可能な幅広孔部7と、上端頭部2Aが通過できない幅寸法wの長孔部8とを、連通状に有する底面視キノコ状の開口窓部6が形成され、かつ、収納室10に、十字状突片部4の凸曲面状下面4aを受ける断面凹曲面状の受け面12,12を有する一対の凹溝部9,9が内設され、吊掛部材2は、90度ピッチで方向変換自在として吊持されると共に、長孔部8の長手方向に平行な直平面X上で所定の角度θで揺動可能とし、かつ、直平面Xに直交する他の直平面Y上にて上記所定の角度θより小さな角度φで揺動可能として構成されているので、天井側固定部材Fが一方向へ傾斜すると共に他方向へ傾斜している場合であっても、吊掛部材2を鉛直状に吊り下げることができ、取付部材1に無理な力がかかることがなく、物干し竿Pや植木鉢等の荷重を支持できる。開口窓部6に吊掛部材2の上端頭部2Aを差し込んで十字状突片部4を凹溝部9,9に引っ掛けるだけで、非常に簡単に取付け・取外しを行うことができる。また、吊掛部材2の90度方向変換を迅速に行うことができる。部品点数が少なく、コストダウンを図ることができる。
また、吊掛部材2は、上下方向中間部に伸縮自在の縦杆部5を有し、縦杆部5は、断面非円形状の外管15と、外管15に収納引出自在に挿嵌される内管14とを、備え、かつ、縦杆部5の伸縮を複数段で規制するための係止機構19を備えているので、シンプルな構造でコストを低減でき、吊掛部材2の物掛け部3に吊り下げる物干し竿Pや植木鉢等の高さ調整を、容易に行うことができる。
また、物掛け部3の内周面に滑り止め部材13が付設されているので、物干し竿Pや植木鉢等を確実に保持できる。例えば、物干し竿Pを物掛け部3の円環部30に挿通して支持する際、物干し竿Pが当接する円環部30下端部近傍の内周面の所定範囲Sに滑り止め部材13が設けられることで、無駄がなく、コストダウンが図れると共に、確実に滑り止めできる。
1 取付部材
2 吊掛部材
2A 上端頭部
2B 下端部
3 物掛け部
4 突片部
4a 下面
5 縦杆部
6 開口窓部
7 幅広孔部
8 長孔部
9 凹溝部
10 収納室
11 底壁部
12 受け面
13 滑り止め部材
14 内管
15 外管
19 係止機構
F 固定部材
w 幅寸法
X,Y 鉛直平面
θ,φ 角度

Claims (3)

  1. 天井側固定部材(F)に固着される取付部材(1)と、下端部(2B)に物掛け部(3)を有する長さ調整可能な吊掛部材(2)と、を備え、該吊掛部材(2)の上端頭部(2A)を上記取付部材(1)に着脱自在に取付けて、上記吊掛部材(2)を揺動自在に吊設する室内用吊下具であって、
    上記吊掛部材(2)の上端頭部(2A)には、水平4方向に突出する十字状突片部(4)が設けられ、該突片部(4)は、突出方向に向けて次第に細くなるように下面(4a)が円弧状に弯曲し、かつ、該下面(4a)の断面形状が凸曲面状に形成され、
    上記取付部材(1)は、内部に頭部収納室(10)を備え、その底壁部(11)には、上記上端頭部(2A)が挿通可能な幅広孔部(7)と、上記上端頭部(2A)が通過できない幅寸法(w)の長孔部(8)とを、連通状に有する底面視キノコ状の開口窓部(6)が形成され、かつ、上記収納室(10)に、上記十字状突片部(4)の凸曲面状下面(4a)を受ける断面凹曲面状の受け面(12)(12)を有する一対の凹溝部(9)(9)が内設され、
    上記吊掛部材(2)は、90度ピッチで方向変換自在として吊持されると共に、上記長孔部(8)の長手方向に平行な直平面(X)上で所定の角度(θ)で揺動可能とし、かつ、該直平面(X)に直交する他の直平面(Y)上にて上記所定の角度(θ)より小さな角度(φ)で揺動可能として構成されていることを特徴とする室内用吊下具。
  2. 上記吊掛部材(2)は、上下方向中間部に伸縮自在の縦杆部(5)を有し、該縦杆部(5)は、断面非円形状の外管(15)と、該外管(15)に収納引出自在に挿嵌される内管(14)とを、備え、かつ、該縦杆部(5)の伸縮を複数段で規制するための係止機構(19)を備えている請求項1記載の室内用吊下具。
  3. 上記物掛け部(3)の内周面に滑り止め部材(13)が付設されている請求項1又は2記載の室内用吊下具。
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