JP6143422B2 - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被検眼の眼底の断層画像を処理する画像処理装置及びその方法に関する。
光干渉断層計(OCT;Optical Coherence Tomography)などの眼部の断層画像撮像装置は、網膜層内部の状態を三次元的に観察することが可能である。この断層画像撮像装置は、疾病の診断をより的確に行うのに有用であることから近年注目を集めている。
OCTの形態として、例えば、広帯域な光源とマイケルソン干渉計を組み合わせたTD−OCT(Time domain OCT)がある。これは、参照アームの遅延を走査することで、信号アームの後方散乱光と参照アームからの光との干渉光を計測し、深さ分解の情報を得るように構成されている。しかし、このようなTD−OCTでは高速な画像取得は難しい。そのため、より高速に画像を取得する方法として、広帯域光源を用い、分光器でインターフェログラムを取得するOCTとして、SD−OCT(Spectral domain OCT)が知られていて、また、光源として、高速波長掃引光源を用いることで、単一チャネル光検出器でスペクトル干渉を計測する手法によるSS−OCT(Swept Source OCT)が知られている(特許文献1)。
米国特許第5321501号公報
ところで、SD−OCTで用いられる分光器は、回折格子によって干渉光を空間で分光するため、ラインセンサの隣接する画素間で干渉光のクロストークが発生し易くなる。深さ位置Z=Z0に位置する反射面からの干渉光は、波数kに対してZ0/πの周波数で振動するため、Z0が大きくなる(すなわちコヒーレンスゲート位置から遠く離れる)に従って、干渉光の振動周波数は高くなり、ラインセンサの隣接する画素間での干渉光のクロストークの影響が大きくなる。これによって、SD−OCTでは、より深い位置を撮像しようとすると、感度低下が顕著となる。一方、分光器を用いないSS−OCTは、SD−OCTよりも、深い位置での断層画像の撮像が有利となる。
また、SD−OCTの分光器では、回折格子による干渉光の損失がある。一方、SS−OCTでは、分光器を用いず干渉光を例えば差動検出する構成とすることで感度向上が容易である。よって、SS−OCTは、SD−OCTと同等の感度で高速化が可能となり、この高速性を活かして、広画角の断層画像を取得することが可能となる。
本発明は、SS−OCT等で取得した広画角かつ深さ方向に深い断層画像を解析した解析結果を効率的に提示することを目的の一つとする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとすることができる。
本発明に係る画像処理装置は、
被検眼の眼底の視神経乳頭部と黄斑部とを含む断層画像を取得する取得手段と、
前記断層画像における前記眼底の視神経乳頭部と黄斑部とをそれぞれ解析する解析手段と、
前記断層画像と、前記視神経乳頭部の解析結果を示す表示形態と、前記黄斑部の解析結果を示す表示形態とを表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、眼底の断層画像における該眼底の視神経乳頭部と黄斑部とをそれぞれ解析した解析結果を示す表示形態と、該断層画像とを表示手段に表示させることができる。これにより、SS−OCT等で取得した広画角かつ深さ方向に深い断層画像を解析した解析結果を効率的に提示することができる。
第1の実施形態における画像処理装置の全体構成の概略図である。 第1の実施形態に係る光干渉断層撮影装置により被検眼を撮影して得た断層画像の一例を示す図である。 第1の実施形態における画像処理装置の処理動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における撮影表示画面の一例を示す図である。 第1の実施形態における解析結果表示の一例を示す図である。 第1及び第2の実施形態おける信号処理部の構成を説明するための図である。 第2の実施形態における断層画像とその解析部位を説明するための図である。 第2の実施形態における解析結果表示の一例を示す図である。 第3の実施形態における画像処理装置の全体構成の概略図である。 第3の実施形態における解析結果表示の一例を示す図である。 第4の実施形態における解析結果表示の一例を示す図である。
[第1の実施形態]
本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
[装置の全体構成]
図1は、本実施形態における画像処理装置の全体構成の概略図である。
本装置は、SS−OCT(Swept Source OCT;以下、OCT)100、走査型検眼鏡(Scanning Laser Ophothalmoscope:以下、SLO)140、前眼部撮像部160、内部固視灯170、制御部200から構成される。
内部固視灯170を点灯して被検眼に注視させた状態で、前眼部撮像部160により観察される被検眼の前眼部の画像を用いて、装置のアライメントが行われる。アライメント完了後に、OCT100とSLO140による眼底の撮像が行われる。
<OCT100の構成>
OCT100の構成について説明する。
光源101は、可変波長光源であり、例えば、中心波長1040nm、バンド幅100nmの光を出射する。光源101から出射された光は、ファイバ102、偏光コントローラ103を介して、ファイバカップラ104に導かれ、光量を測定するファイバ130とOCT測定するファイバ105に分岐される。光源101から出射された光は、ファイバ130を介し、PM(Power Meter)131にてパワーが測定される。ファイバ105を介した光は、第二のファイバカップラ106に導かれる。ファイバカップラ106において、光は、測定光(OCT測定光とも言う)と参照光に分岐される。偏光コントローラ103は、光源101から出射された光の偏光の状態を調整するものであり、直線偏光に調整される。ファイバカップラ104の分岐比は、99:1であり、ファイバカップラ106の分岐比は、90(参照光):10(測定光)である。
ファイバカップラ106で分岐された測定光は、ファイバ118を介してコリメータ117から平行光として出射される。出射された測定光は、眼底Erにおいて測定光を水平方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるXスキャナ107、レンズ108、109、眼底Erにおいて測定光を垂直方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるYスキャナ110を介し、ダイクロイックミラー111に到達する。Xスキャナ107、Yスキャナ110は、駆動制御部180により制御され、眼底Erで所望の範囲の領域を測定光により走査することができる。ダイクロイックミラー111は、950nm〜1100nmの光を反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。
ダイクロイックミラー111により反射された測定光は、レンズ112を介し、ステージ116上に乗ったフォーカスレンズ114に到達する。フォーカスレンズ114で測定光は、被検体である眼の前眼部Eaを介し、眼底Erの網膜層にフォーカスされる。眼底Erを照射した測定光は各網膜層で反射・散乱し、上述の光学経路をファイバカップラ106に戻る。眼底Erからの測定光はファイバカップラ106からファイバ125を介し、ファイバカップラ126に到達する。
一方、ファイバカプラ106で分岐された参照光は、ファイバ119を介してコリメータ120−aから平行光として出射される。出射された参照光は分散補償ガラス121を介し、コヒーレンスゲートステージ122上のミラー123−a、123−bで反射され、コリメータ120−b、ファイバ124を介し、ファイバカップラ126に到達する。コヒーレンスゲートステージ122は、被検眼の眼軸長の相違等に対応する為、駆動制御部180で制御される。
ファイバカップラ126に到達した測定光と参照光は合波されて干渉光となり、ファイバ127、128を経由し、光検出器である差動検出器(balanced receiver)129によって干渉信号が電気信号に変換される。変換された電気信号は信号処理部190で解析される。
<SLO140の構成>
SLO140の構成について説明する。
光源141は、半導体レーザであり、本実施形態では、例えば、中心波長780nmの光を出射する。光源141から出射された測定光(SLO測定光とも言う)は、ファイバ142を介し、偏光コントローラ145で直線偏光に調整され、コリメータ143から平行光として出射される。出射された測定光は穴あきミラー144の穴あき部を通過し、レンズ155を介し、眼底Erにおいて測定光を水平方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるXスキャナ146、レンズ147、148、眼底Erにおいて測定光を垂直方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるYスキャナ149を介し、ダイクロイックミラー154に到達する。Xスキャナ146、Yスキャナ149は駆動制御部180により制御され、眼底上で所望の範囲を測定光で走査できる。ダイクロイックミラー154は、760nm〜800nmを反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。
ダイクロイックミラー154にて反射された直線偏光の測定光は、ダイクロイックミラー111を透過後、OCT100のOCT測定光と同様の光路を経由し、眼底Erに到達する。
眼底Erを照射したSLO測定光は、眼底Erで反射・散乱され、上述の光学経路をたどり穴あきミラー144に達する。穴あきミラー144で反射された光が、レンズ150を介し、アバランシェフォトダイオード(以下、APD)152で受光され、電気信号に変換されて、信号処理部190で受ける。
ここで、穴あきミラー144の位置は、被検眼の瞳孔位置と共役となっており、眼底Erに照射された測定光が反射・散乱された光のうち、瞳孔周辺部を通った光が、穴あきミラー144によって反射される。
<前眼部撮像部160>
前眼部撮像部160について説明する。
前眼部撮像部160は、波長850nmの照明光を発するLED115−a、115−bから成る照明光源115により前眼部Eaを照射する。前眼部Eaで反射され光は、レンズ114、レンズ112、ダイクロイックミラー111、154を介し、ダイクロイックミラー161に達する。ダイクロイックミラー161は、820nm〜900nmの光を反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。ダイクロイックミラー161で反射された光は、レンズ162、163、164を介し、前眼部カメラ165で受光される。前眼部カメラ165で受光された光は、電気信号に変換され、信号処理部190で受ける。
<内部固視灯170>
内部固視灯170について説明する。
内部固視灯170は、表示部171、レンズ172で構成される。表示部171として複数の発光ダイオード(LD)がマトリックス状に配置されたものを用いる。発光ダイオードの点灯位置は、駆動制御部180の制御により撮像したい部位に合わせて変更される。表示部171からの光は、レンズ172を介し、被検眼に導かれる。表示部171から出射される光は520nmで、駆動制御部180により所望のパターンが表示される。
<制御部200>
制御部200について説明する。
制御部200は、駆動制御部180、信号処理部190、制御部191、表示部192から構成される。
駆動制御部180は、上述の通り各部を制御する。
信号処理部190は、さらに、画像生成部193と画像解析部194から構成される。信号処理部の構成を図6(a)に示す。信号処理部190は、差動検出器129、APD152、前眼部カメラ165からそれぞれ出力される信号に基づき、画像の生成、生成された画像の解析、解析結果の可視化情報(解析結果を示す表示形態)の生成を行う。なお、画像の生成、解析などの詳細については、後述する。
制御部191は、本装置全体を制御すると共に、信号処理部190で生成された画像等を表示部192の表示画面に表示させる。なお、画像等を表示部192の表示画面に表示させる表示制御部が別途設けられていても良い。
表示部192は、制御部191の制御の下、後述するように種々の情報を表示する。
[画像処理]
次に、画像生成部193における画像生成について説明する。
<断層画像生成、及び、眼底画像生成>
画像生成部193は、差動検出器129から出力されたそれぞれの干渉信号に対して、一般的な再構成処理を行うことで、断層画像を生成する。
まず、画像生成部193は、干渉信号から固定パターンノイズ除去を行う。固定パターンノイズ除去は検出した複数のAスキャン信号を平均することで固定パターンノイズを抽出し、これを入力した干渉信号から減算することで行われる。
次に、画像生成部193は、有限区間でフーリエ変換した場合にトレードオフの関係となる、深さ分解能とダイナミックレンジを最適化するために、所望の窓関数処理を行う。次に、FFT処理を行う事によって、断層信号を生成する。
図2に、OCT100で撮像され、画像生成部193で生成された断層画像の一例を示す。図において、201は網膜色素上皮層―脈絡膜境界(ブルッフ膜)、202は脈絡膜―強膜境界を示している。そして、203は内境界膜(ILM)―網膜神経線維層(RNFL)境界、204は網膜神経線維層(RNFL)―神経節細胞層(GCL)境界、205は神経節細胞層(GCL)―内網状層(IPL)境界を示している。本実施形態において、OCT100は1040nmの長波長光源を用いたSS−OCTから構成されているため、その計測光は被検眼に対してより高侵達であり、また高速な信号取得が可能なので同一時間内により広い範囲を撮像することができる。したがって、図2に示すように深度方向においては脈絡膜―強膜境界まで、また黄斑と視神経乳頭を同一断層像内に描出することが可能となる。
[処理動作]
次に本画像処理装置による処理動作について説明する。
図3は、本画像処理装置の処理動作を示すフローチャートである。
<調整>
まず、ステップS101において、被検眼を本装置に配置した状態で、本装置と被検眼のアライメントを行う。アライメントでは、ワーキングディスタンス、フォーカス、コヒーレンスゲートの調整等を行う。
(OCT撮像位置の調整)
図4は、調整時に表示部192に表示されるウィンドウ400を示している。
まず、操作者がマウス等の指示装置(不図示)を用いてカーソルで、撮影モードを指示する。
指示に基づき撮像モードが設定され、SLO140で撮像されて信号処理部190で生成された眼底画像(輝度画像)411が表示される。そして、撮像モードに応じて、眼底画像411上に、OCT100の撮像範囲412を示す指標が重畳表示される。
操作者がマウス等の指示装置(不図示)を用いてカーソルで指示することにより、駆動制御部180の制御の下、撮像範囲の設定が行われる。即ち、カーソルで撮像範囲412の大きさ設定や位置調整を行うことで、駆動制御部180がスキャナの駆動角度を制御することにより撮像範囲を設定する。なお、図4の例は3次元の画像を取得することとなり、領域の中心付近の1枚の断層画像421が表示される。
<撮像>〜<画像生成>
ステップS102において、操作者からの撮像指示に基づき、光源101、光源141からそれぞれ測定光を出射して、網膜Erからの戻り光を、差動検出器129、APD152で受光して、信号処理部190で、前述の通り各画像の生成(ステップS103)が行われる。
<画像解析>
画像解析部194は、検出部1941、解析部1942、解析結果作成部1943からなる。
まず検出部1941は、前述した輝度画像を用いて断層画像のセグメンテーションを行う。検出部1941は、処理の対象とする断層画像に対して、メディアンフィルタとSobelフィルタをそれぞれ適用して画像を作成する(以下、メディアン画像、Sobel画像とする)。次に、作成したメディアン画像とSobel画像から、Aスキャン毎にプロファイルを作成する。メディアン画像では輝度値のプロファイル、Sobel画像では勾配のプロファイルとなる。そして、Sobel画像から作成したプロファイル内のピークを検出する。検出したピークの前後やピーク間に対応するメディアン画像のプロファイルを参照することで、網膜層の各領域の境界(例えば、201〜205)を抽出する。
解析部1942は、検出部1941で検出した網膜層境界を用いて、Aスキャンラインの方向に各層厚をそれぞれ計測する。
更に、解析結果作成部1943は、解析部1942が計測した各層の層厚から層の厚みの2次元マップ、層厚グラフを作成する。
<出力>
生成した各画像及び解析した結果の出力処理ステップS105について説明する。
信号処理部190において、各画像の生成及び解析が終了すると、その結果に基づき、制御部191は、出力情報を生成し、表示部192に出力して表示を行う。
[表示画面]
図5は、本実施形態における表示部192における解析結果の表示例である。図5は、眼底画像511、断層画像521、解析結果531、534、解析位置512、513を示している。
解析位置512は、撮影範囲412と同じものであり、層の厚みマップを表示する範囲を示している。図5において、解析位置512の範囲における層の厚みマップは、解析結果534である。解析結果534の層の厚みマップは、例えば、203〜205の間のRNFL+GCLとの層の厚みマップを表示する。あるいは、201〜202の脈絡膜の厚みマップを表示する。
解析位置513は、撮影範囲412内において乳頭部サークルスキャンに対応する位置を示している。解析位置513における厚みグラフは、解析結果531である。解析結果531において、実線533は計測した厚みグラフ(例えば、神経線維層の層厚)を示し、領域532は統計データベースによる正常の層厚の範囲、異常の層厚の範囲の例を示している。
以上説明のように本実施形態によれば、SS−OCT等で取得した広画角で高深達の断層画像において、乳頭部周辺の網膜層を計測した結果と黄斑部周辺の網膜層を計測した結果とを効率的に提示することができる。これにより、乳頭部のRNFLの欠損と、黄斑部のGCLの欠損、あるいは脈絡膜厚の減少を同時に把握することが出来る。そのため、緑内障診断などにおいて、乳頭部と黄斑部の層の厚み変化を把握するための情報を効率的に提示することが出来る。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、SS−OCT等で取得した広画角の断層画像において、視神経乳頭部周辺の層厚を計測した結果と黄斑部周辺の層厚を計測した結果とを提示する場合の例について説明をした。本実施形態では、視神経乳頭部周辺の形状を解析した結果と黄斑部周辺の形状を解析した結果とを提示する場合の例について説明をする。
図6(b)は、本実施形態にかかる画像解析部694を示す図である。画像解析部694は、検出部6941、解析部6942、解析結果作成部6943、位置合わせ部6944とで構成される。
<画像解析>
画像解析部694は、乳頭部周辺の形状解析として篩状板の形状解析を行い、黄斑部の形状解析として黄斑部の曲率を解析する場合の例について説明を行う。
検出部6941は、実施形態1で示したように網膜層を検出し、さらに乳頭部において篩状板の検出を行う。位置合わせ部6944は、断層画像間同士の位置合わせを行って、三次元形状を作成する。位置合わせの方法としては、例えば、2つの断層画像の類似度を表す評価関数を事前に定義しておき、この評価関数の値が最も良くなるように断層画像を変形する。評価関数としては、画素値で評価する方法が挙げられる(例えば、相関係数を用いて評価を行う方法が挙げられる)。また、画像の変形処理としては、アフィン変換を用いて並進や回転を行う処理が挙げられる。
図7(a)に篩状板の前面の形状を示す。図7(a)において701が篩状板前面を示している。次に、図7(b)を用いて篩状板の形状解析の方法の例を示す。解析部6942における形状解析の方法としてBowingAngleで解析する場合について説明を行う。BowingAngleとは、ブルッフ膜オープニング702の2点を直線で結び、その直線を4分割する。そして、その分割点から篩状板701に対して垂線BA1、BA2、BA3を引く。それら垂線の長さを用いて数1を計算することで求めることが出来るものである。数1において、BA1、BA2、BA3は、各垂線の長さ(距離)の数値が入る。そして、数1において、数値が大きい(プラス)ほど下に凸形状となり、数値が小さい(マイナス)ほどW形状となる。すなわち、BowingAngleとは、符号と数値から篩状板の形状を把握できる指標である。
次に、黄斑部の形状解析として、解析部6942が黄斑部の曲率を解析する場合について説明を行う。図7において、横軸がx座標、縦軸がz座標とし、形状解析の対象となる層の境界線の曲率を計算する。形状解析を行う層としては、例えば、網膜色素上皮―脈絡膜境界201、脈絡膜―強膜境界202とするs。曲率κは境界線の各点において、数2を計算することで求めることが出来る。曲率κの符号で上に凸か下に凸かが分かり、数値の大きさで形状の曲がり具合が分かる。そのため、上に凸を+、下に凸を−とした場合、各断層画像において、曲率の符号が−領域、+領域、−領域となる場合はW形状となる。
なお、ここでは、断層画像の境界線で曲率を計算する場合を示したが、曲率計算はこれに限らず、3次元データから3次元の曲率を計算するようにしてもよい。
解析結果作成部6943は、解析部6942が解析した視神経乳頭部、黄斑部の形状解析マップ、形状解析グラフを作成する。
<出力>
信号処理部690において、各画像の生成及び解析が終了すると、その結果に基づき、制御部191は、出力情報を生成し、表示部192に出力して表示を行う。
[表示画面]
図8は、本実施形態における表示部192における解析結果の表示例である。図8は、眼底画像511、断層画像821、解析結果831、834、解析位置512を示している。
図8において、黄斑部形状解析マップは、解析結果834である。また、篩状板形状グラフは、解析結果831である。解析結果831において、実線833は計測した篩状板形状を示し、領域832は統計データベースによる正常の篩状板形状の範囲の例を示している。
以上説明のように本実施形態によれば、SS−OCT等で取得した広画角で高深達の断層画像において、乳頭部周辺の形状を解析した結果と黄斑部周辺の形状を解析した結果とを効率的に提示することができる。そのため、近視の診断などにおいて、乳頭部と黄斑部の形状変化を把握するための情報を効率的に提示することが出来る。
[第3の実施形態]
上記第1、第2の実施形態では、SS−OCT等で取得した広画角の断層画像において、視神経乳頭部周辺、黄斑部周辺の層厚や形状を計測した結果を提示する場合の例について説明をした。本実施形態では、SS−PS−OCT等で取得した広画角の断層画像において、断層画像の解析結果を、効率的に提示することを目的とする。
図9は、本実施形態における画像処理装置の全体構成の概略図である。本装置は、SS−PS−OCT(Swept Source − Polarization Sensitive − OCT)900、走査型検眼鏡(Scanning Laser Ophothalmoscope:以下、SLO)140、前眼部撮像部160、内部固視灯170、制御部200から構成される。
本実施形態において、SS−PS−OCTの構成と画像生成について説明を行う。
<SS−PS−OCT900の構成>
SS−PS−OCT900の構成について説明する。SS−PS−OCT900の構成は、実施形態1と比較して、λ/4偏光板113、133−a、133−b、ファイバカップラ126以降の構成が異なるので、その個所について説明を行う。
ダイクロイックミラー111により反射された測定光は、レンズ112を介し、例えば、偏光ビームスプリッタを内蔵したファイバカップラ123の変更分滑面P偏光から45°S偏光方向へ傾けて設置されたλ/4偏光板113を通過する事で位相が90°ずれ、円偏光の光に偏光制御される。
円偏光に偏光制御された測定光は、ステージ116上に乗ったフォーカスレンズ114により、被検体である眼の前眼部Eaを介し、眼底Erの網膜層にフォーカスされる。眼底Erを照射した測定光は各網膜層で反射・散乱し、上述の光学経路をファイバカップラ106からファイバ125を介し、ファイバカップラ126に到達する。
一方、ファイバカプラ106で分岐された参照光は、PMファイバ119を介してコリメータ120−aから平行光として出射される。出射された参照光は測定光と同様P偏光から22.5°S偏光へ傾けて設置されたλ/4偏光板133−aで偏光制御される。参照光は分散補償ガラス121介し、コヒーレンスゲートステージ122上のミラー123−a、123−bで反射され、λ/4偏光板133−bを介しファイバカップラ126に戻る。参照光は、λ/4偏光板133−a、133−bを通過する事で直線偏光の光がファイバカップラ126に戻ることになる。
ファイバカップラ126に到達した測定光と参照光は合波されて干渉光となり、ファイバ127、128を経由し、偏光ビームスプリッタを内蔵したファイバカップラ132−a、132−bに入射され、異なる偏光方向の光(本実施形態では、P偏光の光とS偏光の光)に分岐比50:50で分割される。分割された光は、光検出器である差動検出器(balanced receiver)129−a、129−bによって干渉信号が電気信号に変換される。変換された電気信号は信号処理部990で解析される。
[画像処理]
次に、信号処理部990内の画像生成部993における画像生成について説明をする。
<断層画像生成>
まず、画像生成部993は、干渉信号から固定パターンノイズ除去を行う。固定パターンノイズ除去は検出した複数のAスキャン信号を平均することで固定パターンノイズを抽出し、これを入力した干渉信号から減算することで行われる。
次に、画像生成部993は、干渉信号を波長から波数に変換し、フーリエ変換を行うことによって断層信号を生成する。
以上の処理を2つの偏光成分の干渉信号に対して行うことにより、2つの断層画像が生成される。
<輝度画像生成>
画像生成部993は、前述した2つの断層信号から輝度画像を生成する。
輝度画像は従来のOCTにおける断層画像と基本的に同じもので、その画素値rは断層信号AおよびAから数3によって計算される。
<リターデーション画像生成>
画像生成部993は、互いに直行する偏光成分の断層画像からリターデーション画像を生成する。
リターデーション画像の各画素の値δは、断層画像を構成する各画素の位置において、垂直偏光成分と水平偏光成分の間の位相差を数値化したものであり、各断層信号AおよびAから数4によって計算される。
<リターデーションマップ生成>
画像生成部993は、複数のBスキャン像に対して得たリターデーション(Retardation)画像からリターデーションマップを生成する。
まず、画像生成部993は、各Bスキャン画像において、網膜色素上皮(RPE)を検出する。RPEは偏光を解消する性質を持っているため、各Aスキャンを深度方向に沿って内境界膜(ILM)からRPEを含まない範囲でリターデーションの分布を調べ、その最大値を当該Aスキャンにおけるリターデーションの代表値とする。
画像生成部993は、以上の処理を全てのリターデーション画像に対して行うことにより、リターデーションマップを生成する。
<複屈折マップ生成>
画像生成部993は、先に生成されたリターデーション画像の各Aスキャンにおいて、ILMから網膜神経線維層(RNFL)の範囲でリターデーションδの値を線形近似し、その傾きを当該Aスキャンの網膜上の位置における複屈折として決定する。この処理を取得した全てのリターデーション画像に対して行うことで、複屈折を表すマップを生成する。
<DOPU画像生成>
画像生成部993は、取得した断層信号AH、とそれらの間の位相差ΔΦから、各画素毎にストークスベクトルSを数5により計算する。
ただし、ΔΦは2つの断層画像を計算する際に得られる各信号の位相ΦとΦからΔΦ=Φ−Φとして計算する。
次に画像生成部993は、各Bスキャン画像を概ね計測光の主走査方向に70μm、深度方向に18μm程度の大きさのウィンドウを設定し、各ウィンドウ内において数Cで画素毎に計算されたストークスベクトルの各要素を平均し、当該ウィンドウ内の偏光の均一性DOPU(Degree Of Polarization Uniformity)を数6により計算する。
ただし、Q、U、Vは各ウィンドウ内のストークスベクトルの要素Q,U,Vを平均した値である。この処理をBスキャン画像内の全てのウィンドウに対して行うことでDOPU画像が生成される。
DOPUは偏光の均一性を表す数値であり、偏光が保たれている個所においては1に近い数値となり、偏光が解消された保たれない箇所においては1よりも小さい数値となるものである。網膜内の構造においては、RPEが偏光状態を解消する性質があるため、DOPU画像においてRPEに対応する部分は、他の領域に対してその値が小さくなる。DOPU画像は、RPE等の偏光を解消する層を画像化しているので、病気などによりRPEが変形あるいは欠損している場合においてもRPEを画像化出来る。
<DOPUマップ生成>
画像生成部993は、先に生成されたDOPU画像の各Aスキャンにおいて深度方向に沿ってDOPU値を調べる。そして、閾値の範囲内(例えば、0.4〜0.8)のDOPU値の平均値(あるいは、最大値や最小値でもよい)を、そのAスキャンにおけるDOPU値とする。この処理を取得した全てのDOPU画像に対して行うことで、DOPUを表すマップを生成する。
<出力>
信号処理部990において、各画像の生成及び解析が終了すると、その結果に基づき、制御部191は、出力情報を生成し、表示部192に出力して表示を行う。
[表示画面]
図10は、本実施形態における表示部192における解析結果の表示例である。図10は、眼底画像511、断層画像521、解析結果1031、534を示している。
図10において、解析結果1031は、視神経乳頭部周辺の複屈折マップを示している。解析結果1031の複屈折マップは、複屈折の値を直接マップ化するため、RNFLの厚さが変化しない場合であっても、その繊維構造が変化した場合に、複屈折の変化として描出することが出来る。解析結果534は、層の厚みマップである。層の厚みマップは、例えば、RNFL+GCL、あるいは、脈絡膜の厚みマップを表示する。
以上説明のように本実施形態によれば、SS−PS−OCT等で取得した広画角で高深達の断層画像において、視神経乳頭部周辺の機能を解析した結果と黄斑部周辺の層厚を解析した結果とを効率的に提示することができる。これにより、視神経乳頭部のRNFLの欠損と、黄斑部のGCLの欠損、あるいは脈絡膜厚の減少を同時に把握することが出来る。そのため、緑内障診断などにおいて、乳頭部と黄斑部の層の厚み変化を把握するための情報を効率的に提示することが出来る。
[第4の実施形態]
上記第1から第3の実施形態では、SS−OCT等で取得した広画角の断層画像において、視神経乳頭部周辺、黄斑部周辺を計測した結果を提示する場合の例について説明をした。本実施形態においては、これらの結果の相関を解析して、その結果を提示する場合の例について説明を行う。
[画像処理]
<画像解析>
画像解析部694では、第1乃至第3の実施形態で示した処理を行うことで、視神経乳頭部と黄斑部に関する解析を行う。解析結果作成部6943では、視神経乳頭部に関する解析パラメータと黄斑部に関する解析パラメータを統計データベースと比較した解析結果を作成する。
[表示画面]
図11は、本実施形態における表示部192における解析結果の表示例である。図11において、解析結果1130は、視神経乳頭部と黄斑部に関する解析パラメータの統計データベースをマップとして表示したものである。そして、1131は、解析結果をその統計データベース上にプロットしたものである。1130において、縦軸を視神経乳頭部解析結果、横軸を黄斑部解析結果としており、例えば、視神経乳頭部の篩状板を解析した値と黄斑部の形状を解析した値とを統計データベースと比較している例である。1130の統計データベースマップにおいて、中央の濃淡値が正常の範囲であり、それよりも濃淡値が濃いもの、薄いものは、異常の範囲であるとする。
なお、上記解析結果はこれに限定されるものではなく、層厚と形状との相関や、層厚同士の相関に関して結果を提示してもよい。
以上説明のように本実施形態によれば、SS−OCT等で取得した広画角で高深達の断層画像において、視神経乳頭部周辺の機能を解析した結果と黄斑部周辺の層厚を解析した結果の相関とを効率的に提示することができる。これにより、視神経乳頭部と黄斑部との複数の解析パラメータに関して、それぞれの相関を整理したパラメータとして提示することが出来る。
(その他の実施形態)
上記のそれぞれの実施形態は、本発明を画像処理装置として実現したものである。しかしながら、本発明の実施形態は画像処理装置のみに限定されるものではない。本発明をコンピュータ上で動作するソフトウェアとして実現することも可能である。画像処理装置のCPUは、RAMやROMに格納されたコンピュータプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行う。また、画像処理装置の各部に対応するソフトウェアの実行を制御して、各部の機能を実現する。また、表示のレイアウトは上記で示したものに限定されるものではない。

Claims (9)

  1. 被検眼の眼底の視神経乳頭部と黄斑部とを含む断層画像を取得する取得手段と、
    前記断層画像における前記眼底の視神経乳頭部と黄斑部とをそれぞれ解析する解析手段と、
    前記断層画像と、前記視神経乳頭部の解析結果を示す表示形態と、前記黄斑部の解析結果を示す表示形態とを表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段が、前記視神経乳頭部の解析結果と前記黄斑部の解析結果との相関を示す表示形態を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記相関を示す表示形態は、前記断層画像における前記視神経乳頭部と前記黄斑とをそれぞれ解析した複数の解析パラメータを軸とするマップであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段が、正常と異常とをそれぞれ示す範囲を前記マップに重ねた表示形態を前記表示手段に表示さることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 視神経乳頭部の網膜層の厚み、脈絡膜の厚み、形状に関する2次元マップ、グラフ、表の少なくとも一つ、黄斑部の網膜層の厚み、脈絡膜の厚み、形状に関する2次元マップ、グラフ、表の少なくとも一つを作成する解析結果作成手段を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記解析手段が、前記視神経乳頭部において、網膜神経線維層を含む層の厚み、篩状板の形状の少なくとも一つ、前記黄斑部において、神経節細胞層を含む層の厚み、脈絡膜の厚み、脈絡膜と強膜境界の形状、網膜色素上皮層と脈絡膜境界の形状、ブルッフ膜の形状、網膜色素上皮層の欠損の少なくとも一つを解析することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 被検眼の眼底の視神経乳頭部と黄斑部とを含む断層画像を取得する工程と、
    前記断層画像における前記眼底の視神経乳頭部と黄斑部とをそれぞれ解析する工程と、
    前記断層画像と、前記視神経乳頭部の解析結果を示す表示形態と、前記黄斑部の解析結果を示す表示形態と、前記視神経乳頭部の解析結果と前記黄斑部の解析結果との相関を示す表示形態とを表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 被検眼の眼底の視神経乳頭部と黄斑部とを含む断層画像を取得する取得手段と、
    前記断層画像における前記眼底の視神経乳頭部と黄斑部とをそれぞれ解析する解析手段と、
    前記視神経乳頭部の解析結果と前記黄斑部の解析結果との相関を示す情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 被検眼の眼底の視神経乳頭部と黄斑部とを含む断層画像を取得する取得手段と、
    前記断層画像における前記眼底の視神経乳頭部と黄斑部とをそれぞれ解析する解析手段と、
    前記解析手段によりそれぞれ解析された前記視神経乳頭部の解析結果と前記黄斑部の解析結果とを、同時に表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
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