JP2017131550A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被検眼の偏光断層画像の線維化領域が識別し易いように表示させること。
【解決手段】 画像処理装置が、測定光を照射した被検眼からの戻り光と測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、被検眼の位相遅延情報を生成する信号処理手段と、被検眼の深度方向における位相遅延情報の変化量が閾値よりも大きい領域を検出する検出手段と、を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、被検眼の偏光断層画像を処理する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
多波長光波干渉を利用した光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography:以下、OCT)は、試料(特に眼底)の断層画像を高分解能に得ることができる。
近年、眼科用OCT装置において、眼底組織の形状をイメージングする通常のOCT画像に加えて、眼底組織の光学特性や動き等をイメージングする機能OCT画像の取得が試みられている。
機能OCTの一つである偏光OCTは、眼底組織の光学特性の一つである偏光パラメータを用いてイメージングを行っている。
偏光OCTは、偏光パラメータを利用して、偏光OCT画像を構成し、眼底組織の区別やセグメンテーションを行うことができる。偏光OCTは、試料を観察する測定光に円偏光に変調した光を用い、干渉光を2つの直交する直線偏光として分割して検出し、偏光OCT画像を生成する(特許文献1参照)。
ここで、非特許文献1では、偏光OCTから求めたRetardation(位相遅延)とBirefringence(複屈折)を求めている。このとき、Intensity(輝度)画像から抽出したRNFL内におけるRetardation値とRNFLの厚みから複屈折を求めている。なお、偏光OCT画像では、偏光パラメータ(Intensity、Retardation、AxisOrientation(進相軸方位)、DOPU(偏光度)等)をイメージングしている。
ここで、上述した各種の偏光OCT画像は見慣れていないと理解が難しい。例えば、RNFL(神経線維層)やFibrosis(線維症)の繊維質領域は、複屈折性がある。Retardation画像は、これらの複屈折性による位相遅延量を画像化するものである。このとき、Retardationは、被検眼の深さ方向の距離に依存する偏光パラメータである。このため、Retardation画像は、上述した線維化領域の境界が分かり難い画像となっている。
本発明の目的の一つは、被検眼の偏光断層画像の線維化領域が識別し易いように表示させることである。
本発明に係る画像処理装置の一つは、
測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の位相遅延情報を生成する信号処理手段と、
前記被検眼の深度方向における前記位相遅延情報の変化量が閾値よりも大きい領域を検出する検出手段と、を有する。
本発明によれば、被検眼の偏光断層画像の線維化領域が識別し易いように表示させることができる。
第1の実施形態における画像処理装置の全体構成の概略図。 第1の実施形態にこける信号処理部で生成される画像の例。 第1の実施形態における処理フロー。 第1の実施形態における画像解析を説明するための図。 第1の実施形態における画像解析を説明するための図。 第1の実施形態における画像解析を説明するための図。 第1の実施形態における画像処理装置の表示部の表示画面における表示例。 第2の実施形態における処理フロー。 第2の実施形態における画像解析を説明するための図。 第2の実施形態における画像解析を説明するための図。 第3の実施形態における処理フロー。 第3の実施形態における画像解析を説明するための図。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
[装置の全体構成]
図1は、本実施形態における画像処理装置の全体構成の概略図である。
本装置は、偏光OCT(Polarization Sensitive OCT;以下、PS−OCT)100、偏光を利用した走査型検眼鏡(Polarization Sensitive Scanning Laser Ophothalmoscope:以下、PS−SLO)140、前眼部撮像部160、内部固視灯170、制御部200から構成される。
内部固視灯170を点灯して被検眼に注視させた状態で、前眼部観察部160により観察される被検体の前眼部の画像を用いて、装置のアライメントが行われる。アライメント完了後に、PS−OCT100とPS−SLO140による眼底の撮像が行われる。
<PS−OCT100の構成>
PS−OCT100の構成について説明する。
光源101は、低コヒーレント光源であるSLD光源(Super Luminescent Diode)であり、例えば、中心波長850nm、バンド幅50nmの光を出射する。光源101としてSLDを用いたが、ASE光源(Amplified Spontaneous Emission)等、低コヒーレント光が出射できる光源であれば何れでも良い。
光源101から出射された光は、PM(Polarization Maintaining)ファイバ102、偏光コントローラ103を介して、偏光保持機能を有したファイバカップラ104に導かれ、測定光(OCT測定光とも言う)と参照光(OCT測定光に対応する参照光とも言う)に分岐される。
偏光コントローラ103は、光源101から出射された光の偏光の状態を調整するものであり、直線偏光に調整される。ファイバカップラ104の分岐比は、90(参照光):10(測定光)である。
分岐された測定光は、PMファイバ105を介してコリメータ106から平行光として出射される。出射された測定光は、眼底Erにおいて測定光を水平方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるXスキャナ107、レンズ108、109、眼底Erにおいて測定光を垂直方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるYスキャナ110を介し、ダイクロイックミラー111に到達する。Xスキャナ107、Yスキャナ110は、駆動制御部180により制御され、眼底Erの所望の範囲(断層画像の取得範囲、断層画像の取得位置、測定光の照射位置とも言う)で測定光を走査することができる。ダイクロイックミラー111は、800nm〜900nmの光を反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。
ダイクロイックミラー111により反射された測定光は、レンズ112を介し、45°傾けて設置されたλ/4偏光板113(偏光調整部材の一例)を通過する事で位相が90°ずれ、円偏光の光に偏光制御される。なお、λ/4偏光板113の傾きは、例えば、偏光ビームスプリッタを内蔵したファイバカップラ123の偏光分割面の光軸からの傾きと対応した角度(配置状態の一例)が好ましい。
なお、λ/4偏光板113を光路に対して挿脱可能に構成されることが好ましい。例えば、光軸とは平行な軸を回転軸にしてλ/4偏光板113を回転する機械的な構成が考えられる。これにより、SLO光学系とPS−SLO光学系とを簡単に切り換え可能な小型な装置を実現することができる。また、OCT光学系とPS−OCT光学系とを簡単に切り換え可能な小型な装置を実現することができる。
ここで、被検眼に入射される光は、λ/4偏光板を45°傾けて設置することで円偏光の光に偏光制御されるが、被検眼の特性により眼底Erにおいて円偏光とならない場合がある。そのため、駆動制御部180の制御により、λ/4偏光板の傾きを微調整できるように構成されている。
円偏光に偏光制御された測定光は、ステージ116上に乗ったフォーカスレンズ114により、被検体である眼の前眼部Eaを介し、眼底Erの網膜層にフォーカスされる。眼底Erを照射した測定光は各網膜層で反射・散乱し、上述の光学経路をファイバカップラ104に戻る。
一方、ファイバカプラ104で分岐された参照光は、PMファイバ117を介してコリメータ118から平行光として出射される。出射された参照光は測定光と同様P偏光から22.5°S偏光へ傾けて設置されたλ/4偏光板119で偏光制御される。参照光は分散補償ガラス120介し、コヒーレンスゲートステージ121上のミラー122で反射され、ファイバカップラ104に戻る。参照光は、λ/4偏光板119を二度通過する事で直線偏光の光がファイバカップラ104に戻ることになる。
コヒーレンスゲートステージ121は、被検者の眼軸長の相違等に対応する為、駆動制御部180で制御される。
ファイバカップラ104に戻った測定光と参照光は合波されて干渉光となり、偏光ビームスプリッタを内蔵したファイバカップラ123に入射され、異なる偏光方向の光(本実施形態では、P偏光の光とS偏光の光)に分岐比50:50で分割される。
P偏光の光は、PMファイバ124、コリメータ130を介し、グレーティング131により分光されレンズ132、ラインカメラ133で受光される。同様に、S偏光の光は、PMファイバ125、コリメータ126を介し、グレーティング127により分光されレンズ128、ラインカメラ129で受光される。なお、グレーティング127、131、ラインカメラ129、133は、各偏光の方向に合わせて配置されているのは言うまでもない。
ラインカメラ129、133でそれぞれ受光した光は、光の強度に応じた電気信号として出力され、信号処理部190で受ける。
λ/4偏光板113は偏光ビームスプリッタを基準に傾きを調整しているが、眼底の視神経乳頭中心と黄斑中心を結んだ直線に対し傾きを調整しても良い。また、偏光基準として鉛直方向を基準にして偏光ビームスプリッタ、λ/4偏光板113、119を調整しても同様の効果が得られる。
<PS−SLO140の構成>
PS−SLO140の構成について説明する。
光源141は、半導体レーザであり、本実施形態では、例えば、中心波長780nmの光を出射する。光源141から出射された測定光(SLO測定光とも言う)は、PMファイバ142を介し、偏光コントローラ145で直線偏光になるよう偏光制御され、コリメータ143から平行光として出射される。出射された測定光は穴あきミラー144の穴あき部を通過し、レンズ155を介し、眼底Erにおいて測定光を水平方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるXスキャナ146、レンズ147、148、眼底Erにおいて測定光を垂直方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるYスキャナ149を介し、ダイクロイックミラー154に到達する。Xスキャナ146、Yスキャナ149は駆動制御部180により制御され、眼底上で所望の範囲を測定光で走査できる。ダイクロイックミラー154は、760nm〜800nmを反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。
ダイクロイックミラー154にて反射された直線偏光の測定光は、PS−OCT100と同様の光路を経由し、眼底Erに到達する。
眼底Erを照射した測定光は、眼底Erで反射・散乱され、上述の光学経路をたどり穴あきミラー144に達する。穴あきミラー144で反射された光が、レンズ150を介し、偏光ビームスプリッタ151にて異なる偏光方向の光(本実施形態では、P偏光の光とS偏光の光)に分割され、アバランシェフォトダイオード(以下、APD)152、153で受光され、電気信号に変換されて、信号処理部190で受ける。
ここで、穴あきミラー144の位置は、被検眼の瞳孔位置と共役となっており、眼底Erに照射された測定光が反射・散乱された光のうち、瞳孔周辺部を通った光が、穴あきミラー144によって反射される。
本実施形態では、PS−OCT、PS−SLOともにPMファイバを用いたが、シングルモードファイバー(SMF)でも偏光コントローラを用い偏光を制御する事で同様の構成と効果が得られる。
<前眼部撮像部160>
前眼部撮像部160について説明する。
前眼部撮像部160は、波長1000nmの照明光を発するLED115−a、115−bから成る照明光源115により前眼部Eaを照射する。前眼部Eaで反射され光は、レンズ114、偏光板113、レンズ112、ダイクロイックミラー111、154を介し、ダイクロイックミラー161に達する。ダイクロイックミラー161は、980nm〜1100nmの光を反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。ダイクロイックミラー161で反射された光は、レンズ162、163、164を介し、前眼部カメラ165で受光される。前眼部カメラ165で受光された光は、電気信号に変換され、信号処理部190で受ける。
<内部固視灯170>
内部固視灯170について説明する。
内部固視灯170は、内部固視灯用表示部171、レンズ172で構成される。内部固視灯用表示部171として複数の発光ダイオード(LD)がマトリックス状に配置されたものを用いる。発光ダイオードの点灯位置は、駆動制御部180の制御により撮像したい部位に合わせて変更される。内部固視灯用表示部171からの光は、レンズ172を介し、被検眼に導かれる。内部固視灯用表示部171から出射される光は520nmで、制御部180により所望のパターンが表示される。
<制御部200>
本装置全体を制御するための制御部200について説明する。
制御部200は、駆動制御部180、信号処理部190、表示制御部191、表示部192から構成される。
駆動制御部180は、上述の通り各部を制御する。
信号処理部190は、ラインカメラ129及び133、APD152及び153、前眼部カメラ165からそれぞれ出力される信号に基づき、画像の生成を行う。
画像解析部193は、画像生成部194、検出部195、判定部196で構成され、信号処理部190で処理された画像から画像処理を行うための特徴画像を生成し、その特徴を検出、判定し、判定結果の可視化情報の生成を行う。なお、画像の生成、解析などの詳細については後述する。
表示制御部191は、眼底画像取得部(不図示)と断層画像取得部(不図示)により、画像生成部で生成された画像を取得した画像等を表示部192(例えば、液晶等のディスプレイ)の表示画面に表示させる。なお、信号処理部190で生成された画像データは、表示制御部191に有線で送信されても良いし、無線で送信されても良い。また、本実施形態では、画像処理装置について説明しているが、別の本発明の実施形態に係る眼科装置や眼科システムとして、眼底画像取得部がSLO光学系を含み、断層画像取得部がOCT光学系を含むように構成しても良い。
表示部192は、表示制御部191の制御の下、後述するように種々の情報を示す表示形態を表示する。なお、表示制御部191からの画像データは、表示部192に有線で送信されても良いし、無線で送信されても良い。また、表示部192等は、制御部200に含まれているが、本発明はこれに限らず、制御部200とは別に設けられても良い。また、表示制御部191と表示部192とを一体的に構成した、ユーザが持ち運び可能な装置(タブレット)でも良い。この場合、表示部にタッチパネル機能を搭載させ、タッチパネル上で画像の表示位置の移動、拡大縮小、表示される画像の変更等の操作可能に構成することが好ましい。
[信号処理]
次に、信号処理部190における画像生成について説明する。
<断層画像生成、及び、眼底画像生成>
信号処理部190は、ラインカメラ129、133から出力されたそれぞれの干渉信号に対して、一般的なSD−OCT(Spectral Domain OCT)に用いられる再構成処理を行うことで、各偏光成分に基づいた2つの断層画像(第一の偏光に対応する断層画像、第二の偏光に対応する断層画像とも言う)を生成する。
まず、信号処理部190は、干渉信号から固定パターンノイズ除去を行う。固定パターンノイズ除去は検出した複数のAスキャン信号を平均することで固定パターンノイズを抽出し、これを入力した干渉信号から減算することで行われる。
次に信号処理部190は、干渉信号を波長から波数に変換し、フーリエ変換を行うことによって断層信号(偏光状態を示す断層信号とも言う)を生成する。
以上の処理を2つの偏光成分の干渉信号に対して行うことにより、2つの断層画像が生成される。
また、信号処理部190は、APD152、153から出力された信号を、Xスキャナ146、Yスキャナ149の駆動に同期して整列させることにより、各偏光成分に基づいた2つの眼底画像(第一の偏光に対応する眼底画像、第二の偏光に対応する眼底画像とも言う)を生成する。
<輝度画像生成>
信号処理部190は、前述した2つの断層信号から輝度画像を生成する。
輝度画像は従来のOCTにおける断層画像と基本的に同じもので、その画素値rは各ラインセンサ129、133から得られた断層信号AおよびAから式1によって計算される。

また、同様に、2つの眼底画像から眼底輝度画像を生成する。
図2(a)に視神経乳頭部の輝度画像の例を示す。
<Retardation画像生成>
信号処理部190は、互いに直行する偏光成分の断層画像からRetardation画像を生成する。
Retardation画像の各画素の値δは、断層画像を構成する各画素の位置において、垂直偏光成分と水平偏光成分の間の位相差を数値化したものであり、各断層信号AおよびAから式2によって計算される。

図2(b)は、このように生成された視神経乳頭部のRetardation画像(偏光の位相差を示す断層画像とも言う)の例を示したものであり、各Bスキャン画像に対して式2を計算することによって得ることができる。図2(b)は、断層画像において位相差が生じる箇所をカラーで表示しており、濃淡の濃い場所は位相差が小さく、濃淡の淡い場所は位相差が大きいことを表している。そのため、Retardation画像を生成することにより、複屈折性のある層を把握することが可能となる。
<Retardationマップ生成>
信号処理部190は、複数のBスキャン像に対して得たRetardation(Retardation)画像からRetardationマップを生成する。
まず、信号処理部190は、各Bスキャン画像において、網膜色素上皮(RPE)を検出する。RPEは偏光を解消する性質を持っているため、各Aスキャンを深度方向に沿って内境界膜(ILM)からRPEを含まない範囲でRetardationの分布を調べ、その最大値を当該AスキャンにおけるRetardationの代表値とする。
信号処理部190は、以上の処理を全てのRetardation画像に対して行うことにより、Retardationマップを生成する。
図2(c)に視神経乳頭部のRetardationマップの例を示す。図において、濃淡の濃い場所は位相差が小さく、濃淡の淡い場所は位相差が大きいことを表している。視神経乳頭部において、複屈折性を持つ層としては網膜神経線維層(RNFL)であり、Retardationマップは、RNFLの複屈折性とRNFLの厚みよって引き起こされる位相差を表している。そのため、RNFLが厚い個所では位相差が大きくなり、RNFLが薄い個所では位相差が小さくなる。したがって、Retardationマップにより、眼底全体のRNFLの厚みを把握することが出来、緑内障の診断に用いることが出来る。
<複屈折マップ生成>
信号処理部190は、先に生成されたRetardation画像の各Aスキャン画像において、ILMから網膜神経線維層(RNFL)の範囲でRetardationδの値を線形近似し、その傾きを当該Aスキャン画像の網膜上の位置における複屈折として決定する。この処理を取得した全てのRetardation画像に対して行うことで、複屈折を表すマップを生成する。
図2(d)に視神経乳頭部の複屈折マップの例を示す。複屈折マップは、複屈折の値を直接マップ化するため、RNFLの厚さが変化しない場合であっても、その繊維構造が変化した場合に、複屈折の変化として描出することができる。
<AxisOrientation画像生成>
信号処理部190は、各信号の位相差ΔΦを位相ΦとΦから式3により計算し、AxisOrientationのθは、位相差ΔΦから式4により計算をする。

この処理を全ての画素に対して行うことで、AxisOrientation画像が生成される。AxisOrientationは、ある構造体に異方性が存在する場合において、その異方性の方向を表すパラメータである。例えば、網膜では網膜神経線維層の神経線維の束が視神経乳頭を中心として放射状に広がっている。神経線維束は異方性を持つ組織であり、走向方向と走向に対して垂直な方向で屈折率が異なるため、神経線維束に対して光が入射する場合、神経線維束の走向方向の成分が走向に対して垂直な成分に対して遅延する。この時、光の伝搬が遅延する方向、すなわち神経線維束の走向方向が遅相軸となり、それと垂直な方向が進相軸となる。よって、AxisOrientationから、輝度断層画像では判別できない、神経線維束の走向方向の情報を得ることができる。
<DOPU画像生成>
信号処理部190は、取得した断層信号AH、とそれらの間の位相差ΔΦから、画素毎にストークスベクトルSを式5により計算する。

次に信号処理部190は、各Bスキャン画像を概ね計測光の主走査方向に70μm、深度方向に18μm程度の大きさのウィンドウを設定し、各ウィンドウ内において数Cで画素毎に計算されたストークスベクトルの各要素を平均し、式4により当該ウィンドウ内の偏光の均一性DOPU(Degree Of Polarization Uniformity)を式6により計算する。

ただし、Q、U、Vは各ウィンドウ内のストークスベクトルの要素Q,U,Vを平均した値である。この処理をBスキャン画像内の全てのウィンドウに対して行うことで、図2(e)に示す視神経乳頭部のDOPU画像(偏光の均一度を示す断層画像とも言う)が生成される。
DOPUは偏光の均一性を表す数値であり、偏光が保たれている個所においては1に近い数値となり、偏光が解消された箇所においては1よりも小さい数値となるものである。網膜内の構造においては、RPEが偏光状態を解消する性質があるため、DOPU画像においてRPEに対応する部分は、他の領域に対してその値が小さくなる。図において、濃淡が淡い場所210がRPEを示しており、濃淡が濃い場所220が変更が保たれている網膜層領域を示している。DOPU画像は、RPE等の偏光を解消する層を画像化しているので、病気などによりRPEが変形している場合においても、輝度の変化よりも確実にRPEを画像化出来る。
なお、本明細書において、上述した第一及び第二の偏光に対応する断層画像、Retardation画像、DOPU画像等を、偏光状態を示す断層画像とも言うことにする。また、本明細書において、上述したRetardationマップや複屈折マップ等を、偏光状態を示す眼底画像とも言うことにする。
[処理動作]
次に本画像処理装置による処理動作について説明する。この処理は、偏光OCT画像での線維化領域、偏光解消領域の識別と結果の確認を行うための動作である。図3は、本画像処理装置の処理動作を示すフローチャートである。図3(b)は、図3(a)のステップS303画像解析を説明するためのフローである。
<ステップS301>
ステップS301では、不図示の被検眼情報取得部は、被検眼を同定する情報として被検者識別番号を外部から取得する。そして、被検者識別番号に基づいて、不図示の記憶部が保持している当該被検眼に関する情報を取得する。ここで被検眼に関する情報とは、氏名、性別、年齢、病歴などの個人情報と、眼底画像や断層画像などの画像データ、画像解析などの解析データを意味する。
<ステップS302>
操作者がマウス等の指示装置(不図示)を用いて、画面に表示されるカーソルで撮影指示ボタンを指定し、クリック操作等により指示をすることにより、断層画像の撮影が行われる。なお、本実施形態のマウスには、例えば、操作者の手によってマウス本体が2次元的に移動させたときの移動信号を検出するセンサと、操作者の手によって押圧されたことを検知するための左右2つのマウスボタンと、左右2つのマウスボタンの間に前後左右に回転可能なホイール機構と、が設けられている。また、指示装置は、表示部にタッチパネル機能を搭載させ、タッチパネル上で撮影指示をしてもよいし、装置本体にジョイスティックを搭載し、ジョイスティックによる撮影指示でもよい。
撮影は、光源101、光源141からそれぞれ測定光を出射して、網膜Erからの戻り光を、ラインカメラ129、133、APD152、153で受光して、信号処理部190で、前述の通り各画像を生成する。
<ステップS303>
画像解析部193は、前述した信号処理部190の生成した画像に対して各種解析を行う。画像解析部193は、画像生成部194、検出部195、判定部196で構成される。ここでは、Retardation画像とDOPU画像から線維化領域と網膜下高輝度領域の検出と識別についてこれらの処理部の動作について図3から図6を用いて説明する。
<ステップS331>
図4は、DOPU画像から偏光解消領域の検出を説明するための図である。図4(a)の401は輝度画像で、図4(b)の402は(a)の輝度画像に対応する、前述したDOPU計算から求めるDOPU画像である。
始めに、画像生成部194は、DOPU画像402から偏光解消されている領域を求める。DOPU画像402において偏光解消領域は、1よりも値が小さくなる特徴がある。そのため、DOPU画像を閾値処理(例えば、閾値0.75)することで、偏光が保たれている領域と、偏光が解消されている領域とを分ける事が出来る。
次に、画像生成部194は、偏光解消領域の識別を行う。偏光解消領域に対してRPEを識別するためにRPE推定曲線を求める。ここでは、推定曲線を2次曲線(式7)として求める例を示す。偏光解消領域の大きな領域を通るように初期曲線を設定し、曲線の係数パラメータ(a、b、c)をロバスト推定手法(M推定等)を用いて推定することで、曲線を求める事が出来る。曲線の推定方法としてはこれに限らず、N次曲線の推定でもよいし、スプライン曲線としてもよい。

次に、画像生成部194は、RPE推定曲線を基にRPE領域とそれ以外の偏光解消領域(脈絡膜組織、硬性白斑領域)と識別を行う。RPE推定曲線が通過する領域に存在する偏光解消領域をRPEとする。すなわち、偏光解消領域が連結している領域の一部をRPE推定曲線が通過していれば、その領域一帯をRPEとして判断をする。そして、RPE領域の深部に存在する偏光解消領域をChoroid(脈絡膜組織)領域、その領域の浅部に存在する偏光解消領域をParticle(硬性白斑)領域とする。これらによって求めた偏光解消領域404を輝度画像401に重畳した画像403を図4(c)に示す。
<ステップS332>
次に、画像生成部194は、Retardation画像から複屈折率が高い部分を抽出するために、Retardation画像に対してA−scan方向の勾配を求める。これについて、図5を用いて説明をする。図5(a)の501は、Retardation画像で、図5(b)の502は、Retardation画像に対して深度方向の勾配を求めた、位相遅延情報の勾配画像である。ここで、勾配画像は、位相遅延情報の変化量を示す偏光断層画像の一例である。Retardation画像501は、1枚のB−scanによるRetardation画像でもよいし、同一箇所を複数回撮影したB−scanを平均化処理したRetardation画像でもよい。画像生成部194は、このRetardation画像501の勾配を求めて、勾配画像を生成する。なお、本発明は勾配画像を求めなくても良く、この場合、ステップS333〜S338において、A−scan毎に各ステップを繰り返す処理を行えば良い。また、勾配画像を、図5(b)のような形で、勾配画像をモニタに表示させても良い。勾配画像の方が、Retardation画像よりも、線維化領域の境界が見易くなる。この場合、ステップS333〜S338の処理を実行せずに、勾配画像をモニタに表示させるのみでも良い。
ここで、勾配を求めるためには、例えばSobelフィルタを用いる。ここで求めたいRetardationの変化はA−scanにおける画像の深度方向(z方向)なので、画像に対して垂直方向の差分を求めるフィルタを適用する。なお、勾配を求めるものはSobelフィルタに限定されるものではなく、Prewittフィルタでもよいし、z方向に隣接する画素同士の差分でもよい。
<ステップS333>
ステップS333からステップS338では、Retardationの勾配画像502とDOPU画像402から求めた偏光解消領域404を用いて、線維化領域と網膜下高輝度領域の検出と識別を行う。これについて、図6を用いて説明を行う。図6において、601は、Retardationの勾配画像502における任意のA−scan箇所である。また、602は、A−scan601におけるRetardationの勾配プロファイルである。また、603は、勾配プロファイル602における閾値である。604は、勾配プロファイル602において閾値以上の箇所(位相遅延情報の変化量が閾値以上である領域)である。また、605は、画像403においてA−scan601と同じ場所のA−scanである。また、606は、勾配プロファイルにおいて閾値以上の箇所604を画像403において示す例である。
ステップS333では、検出部195は、Retardationの勾配画像502からA−scanの各ピクセルにおいて勾配の値を検出する。ここで取得する勾配のプロファイルが602である。
<ステップS334>
ステップS334では、判定部196がステップS333で取得するRetardationの勾配が閾値以上か判定をする。Retardationは0°から90°の範囲で変化をするため、例えば閾値を15°とする。閾値以上の場合、ステップS335に進み、閾値以下である場合、ステップS338に進む。位相遅延情報の変化量が閾値以上である領域を検出することにより、Retardation画像に含まれる装置の光学系等に由来するノイズ成分等を低減することができる。このため、線維化領域を更に見易くすることができる。なお、ステップ335〜ステップ338は、上述したノイズ成分が比較的小さいような場合には、実行する必要はなく、この意味でこれらの工程は本発明において必須の工程ではない。
<ステップS335>
ステップS335では、判定部196は、Retardationの勾配が閾値以上である個所において、その箇所が偏光解消領域404であるか判定を行う。偏光解消領域404である場合、ステップS336に進み、偏光解消領域404でない場合、ステップS337に進む。
<ステップS336>
ステップS336では、判定部196は、Retardationの勾配が閾値以上であったとしても、RPEの散ったもの、あるいは硬性白斑である可能性が高いため、偏光解消領域であると判定をする。
<ステップS337>
ステップS337では、判定部196は、Retardationの勾配が閾値以上であり、かつ偏光解消領域404ではないため、線維化している可能性があるとする。なお、Retardationは複屈折領域を進むにつれて変化が大きくなる。すなわち、Retardationが変化していく途中の部分が複屈折性を持つ組織となる。そのため、ここで求めた線維化している候補点を始点として、検出部195は、輝度画像403において、A−scanの浅部方向(断層画像の上方向)に数10ピクセルの範囲で勾配が大きい箇所を検出する。それにより、線維化している領域の範囲を決めるようにしてもよい。
<ステップS338>
ステップS338では、判定部196は、全てのA−scanの処理が終了したか判断を行う。例えば、A−scanの本数が1024本である場合、1024回の処理を行う。全てのA−scanの処理が終了していない場合は、次のA−scanにおいて同様の処理を行う。終了している場合には、解析のフローを終了してステップS304の表示処理に進む。
<ステップS304>
信号処理部190と画像解析部193において、各画像の生成及び解析が終了すると、その結果に基づき、表示制御部191は、出力情報を生成し、表示部192に出力して表示を行う。
図7は、本実施形態における表示部192における表示例である。図において、700は表示部192に表示されるウィンドウであり、表示領域710、720、730、740を有する。表示領域710には、眼底平面画像と解析マップ(Enface)画像表示711、マップの厚みを色で示すためのカラーバー712、眼底平面画像と解析マップの選択部713、マップでの断層画像の位置を示すための指標714を有する。断層画像領域では、画像解析部193で解析した結果を表示するためのチェックボックス715、断層画像403、偏光解消領域404、断層画像選択部716、厚みグラフ719が表示される。
眼底平面画像と解析マップの選択部713では、PseudoSLO、DM厚みマップ、RPE厚みマップ、ドルーゼン厚みマップ、GAマップ、Retardationマップ、複屈折マップ等を切り替えて表示可能とする。断層画像選択部716では、輝度画像、DOPU画像、DM(Depolarizing Material)画像、RPE画像、Drusen画像、Retardation画像、AxisOrientation画像とを切り替えて表示可能とする。ここで、DM画像、RPE画像、Drusen画像は、輝度画像に偏光解消領域から求めたものを重畳表示する。厚みマップの厚さは712のカラーバーで示すように色で表示する。本実施形態では、色が濃い方がマップの厚さが薄く、色が淡い方がマップの厚さが厚くなるように表現している。図7のRPE厚みマップ711において、中心付近の色が濃い領域はRPEが無い場所を示している。
なお、本実施形態では、画像解析部193で解析した結果を表示する例(チェックボックス715がON)について示す。断層画像選択部716で輝度画像が選択されている場合、表示の基準とする画像を輝度画像とし、そこに画像解析部193で解析した結果として線維化領域717を重畳表示する。なお、線維化領域の境界が識別可能であれば、どのような表示形態でも良い。表示の基準となる断層画像は断層画像選択部716により切り替え可能で、Retardation画像に線維化領域717を重畳表示する事も可能とする。図示はしないが、厚みグラフ719の代わりに、Retardationの勾配画像502を並べて表示するようにしてもよい。その際の勾配画像502は、カラーで表示するのが望ましい。さらに、勾配画像502の全てをカラー化するのではなく、閾値以上の領域だけをカラー表示としても良い。
表示領域720には、検査データのツリーを表示している。721は撮影日、722は撮影情報(左右眼、スキャンパターン、撮影時刻)、723は解析時刻と解析モードが表示される。
表示領域730には、患者情報(識別情報、名前、年齢、性別)が表示される。なお、患者情報の表示はこれに限らず、他の情報を表示してもよい。
表示領域740は、作業中の画面を識別する情報を表示する。本実施形態では、患者データ管理画面、解析画面、設定画面を表示している。本実施形態では、この領域740が表示だけではなく選択機能を持っており、領域740の場所を選択する事で各機能を切り替える事が出来る。
厚みグラフ719に関しては解析マップ711と連動するものとする。なお、解析マップと断層画像とに表示する画像の種類はそれぞれ独立して選択出来るものとするが、これに限らず連動して表示するようにしてもよい。例えば、断層画像でDM画像を選択した場合に、解析マップ画像はDM厚みマップを表示するようにしてもよい。
<ステップS305>
ステップS305では、解析結果確認の終了を選択する。結果確認の終了、あるいは撮影モードの選択に処理を移行する際に、これまでの処理で求めたマニュアル補正結果、画像解析部193による解析結果を記憶部に保存する。
以上説明のように本発明によれば、偏光OCT画像での線維化領域、偏光解消領域の識別と結果の確認を行う仕組みをもつ。なお、本実施形態において、線維化領域、偏光解消領域を解析する例について示したがこれに限らない。画像解析モードとしてDrusen解析モード、GA解析モード、Glaucoma解析モード、疾病に対応した解析モードや全ての処理を実行するFull解析モード等を選択出来ることとする。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、Retardation画像、DOPU画像を用いて線維化領域、偏光解消領域の識別を行う例を示した。本実施形態では、AxisOrientation画像も組み合わせて、線維化領域、偏光解消領域、新生血管を識別する例について説明を行う。
上記第1の実施形態と同様の機能を有するものに関しては、ここでは説明を省略する。本実施形態において画像解析部193での処理が異なり、処理フローにおいては図3のステップS303の画像解析の処理方法が異なる。以下、図8から図10を用いて説明を行う。
図8は第2の実施形態における処理フローを示している。本実施形態のステップS303の画像解析において、画像解析部193は、前述した信号処理部190の生成した画像に対して各種解析を行う。ここでは、Retardation画像とDOPU画像とAxisOrientation画像から、線維化領域、偏光解消領域、新生血管の検出と識別について説明する。なお、ステップS1331とS1332は、第1の実施形態と同様であるため省略する。
<ステップS1333>
網膜内層において線維化している領域においては、ある方向に線維の向きが揃っているため、AxisOrientation画像において線維化している箇所は進相軸方位の揃っている値(進相軸方位情報)を観察する事が出来る。そのため、ステップS1333において、進相軸方位の揃っている領域を抽出するために、AxisOrientation画像に対して空間的な値のばらつき度を抽出する処理を行う。これについて、図9を用いて説明をする。図9(a)の901は、AxisOrientation画像である。AxisOrientation画像901は、1枚のB−scanによるAxisOrientation画像でもよいし、同一箇所を複数回撮影したB−scanを平均化処理したAxisOrientation画像でもよい。画像生成部194は、このAxisOrientation画像901に対して、進相軸方位の分散を求める画像を生成する。分散を求めるためには、AxisOrientation画像に対してM×NサイズのROIで画像全体を走査する。画像の分散は、例えば以下の式8を用いる。式8において、(i, j)はピクセル座標、f(i, j)はピクセルの進相軸方位、μはM×NサイズのROIの進相軸方位の平均値である。

図9(b)の902は、M×Nサイズ(例えば、50×20μm)のROIで分散値を計算し、その分散値を閾値処理した画像である。図902において、分散値が閾値以下の場所を903、閾値以上の場所を904で表す。すなわち、あるサイズのROIにおいて分散値の低い領域903が進相軸方位が揃っている領域を示している。なお、図902は分散値が閾値以上か以下の2値画像としているが、閾値以下の領域においては、M×NサイズのROI平均値か、元々のピクセルの進相軸方位の値としてもよい。
次にステップS1334からS1337は第1の実施形態のステップS333からS336と同じであるため、説明を省略する。
<ステップS1338>
ステップS1338では、判定部196は、進相軸方位が揃っているかを判定する。これについて図10を用いて説明をする。図10の一部は図6と同じであるため、ここでは差分について説明をする。図10において、1005は画像902においてA−scan601と同じ場所のA−scan,1006は勾配プロファイルにおいて閾値以上の箇所604を画像902において示す例である。
判定部196は、ステップS1335で勾配プロファイル602の変化が閾値以上の箇所において、ステップS1336で偏光解消領域404か否かのチェックをする。ステップS1338では、偏光解消領域404では無いとなる場合に、AxisOrientationの分散画像902において、進相軸方位が一定の方位であるか否かのチェックをし、進相軸方位が揃っている場合はステップS1339に進み、揃っていない場合にはステップS1340に進む。
<ステップS1339>
ステップS1339では、判定部196は、Retardationの勾配が閾値以上、偏光解消領域404ではない、かつAxisOrientationの進相軸方位が揃っているため、線維化している可能性があるとする。なお、Retardationは複屈折領域を進むにつれて変化が大きくなる。すなわち、Retardationが変化していく途中の部分が複屈折性を持つ組織となる。そのため、ここで求めた線維化している候補点を始点として、検出部195は、輝度画像403において、A−scanの浅部方向(断層画像の上方向)に数10ピクセルの範囲で勾配が大きい箇所を検出する。それにより、線維化している領域の範囲を決めるようにしてもよい。
<ステップS1340>
ステップS1340では、判定部196は、Retardationの勾配が閾値以上、偏光解消領域404ではない、かつAxisOrientationの進相軸方位が揃っていないため、新生血管の可能性があると判定する。
以上説明のように本発明によれば、偏光OCT画像での線維化領域、偏光解消領域、新生血管の識別と結果の確認を行う事が可能である。
(第3の実施形態)
第2の実施形態では、Retardation画像、DOPU画像、AxisOrientation画像を用いて線維化領域、偏光解消領域、新生血管の識別を行う例を示した。本実施形態では、Intensity画像、DOPU画像、AxisOrientation画像から、線維化領域、新生血管を識別する例について説明を行う。
上記第1、第2の実施形態と同様の機能を有するものに関しては、ここでは説明を省略する。本実施形態において画像解析部193での処理が異なり、処理フローにおいては図3のステップS303の画像解析の処理方法が異なる。以下、図11、図12を用いて説明を行う。
図11は第3の実施形態における処理フローを示している。本実施形態のステップS303の画像解析において、画像解析部193は、前述した信号処理部190の生成した画像に対して各種解析を行う。ここでは、Intensity画像、DOPU画像、AxisOrientation画像から、線維化領域、偏光解消領域、新生血管の検出と識別について説明する。なお、ステップS2331は第1の実施形態のステップS331、S2332は第2の実施形態のステップS1333と同様であるため省略する。
<ステップS2333>
ステップS2333からステップS2340では、Intensity画像401、偏光解消領域404、進相軸方位の分散画像902を用いて、線維化領域と網膜下高輝度領域の検出と識別を行う。ステップS2333では、検出部195は、Intensity画像401からA−scanの各ピクセルの輝度値を検出する。
<ステップS2334>
ステップS2334では、判定部196は、ステップS2333で取得するIntensity画像の輝度値が閾値以上か判定をする。閾値以上の場合、ステップS2335に進み、閾値以下である場合、ステップS2340に進む。
<ステップS2335>
ステップS2335では、判定部196は、Intensity画像の輝度値が閾値以上である個所において、その箇所が偏光解消領域404であるか判定を行う。偏光解消領域404である場合、ステップS2336に進み、偏光解消領域404でない場合、ステップS2337に進む。
<ステップS2336>
ステップS2336では、判定部196は、Intensity画像の輝度値が閾値以上であったとしても、偏光解消領域であると判定をする。
<ステップS2337>
ステップS2337では、判定部196は、進相軸方位が揃っているかを判定する。これについて図12を用いて説明をする。図12において、1201はIntensity画像401における任意のA−scan箇所、1202はA−scan1201におけるIntensityの輝度プロファイル、1203は輝度プロファイル1202における閾値、1204は輝度プロファイル1202において閾値以上の箇所である。605は画像403においてA−scan1201と同じ場所のA−scan、1206は輝度プロファイルにおいて閾値以上の箇所1204を画像403に示し、1205は画像902においてA−scan1201と同じ場所のA−scan、1216は輝度プロファイルにおいて閾値以上の箇所1204を画像902において示す例である。
判定部196は、ステップS2334で輝度プロファイル1204の変化が閾値以上の箇所において、ステップS2335で偏光解消領域404か否かのチェックをする。ステップS2337では、偏光解消領域404では無いとなる場合に、AxisOrientationの分散画像902において、進相軸方位が一定の方位であるか否かのチェックをし、進相軸方位が揃っている場合はステップS2338に進み、揃っていない場合にはステップS2339に進む。
<ステップS2338>
ステップS2338では、判定部196は、Intensity画像の輝度値が閾値以上、偏光解消領域404ではない、かつAxisOrientationの進相軸方位が揃っているため、線維化している可能性があるとする。
<ステップS2339>
ステップS2339では、判定部196は、Intensity画像の輝度値が閾値以上、偏光解消領域404ではない、かつAxisOrientationの進相軸方位が揃っていないため、新生血管の可能性があると判定する。
以上説明のように本発明によれば、偏光OCT画像での線維化領域、偏光解消領域、新生血管の識別と結果の確認を行う仕組みをもつ。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (21)

  1. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の位相遅延情報を生成する信号処理手段と、
    前記被検眼の深度方向における前記位相遅延情報の変化量が閾値よりも大きい領域を検出する検出手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記複数の光の位相差に基づいて、前記被検眼の偏光の均一度の断層画像を生成する画像生成手段と、
    前記検出された領域と前記偏光の均一度の断層画像とに基づいて、前記検出された領域が線維化しているか否かを判定する判定手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段で判定した結果を表示手段に表示させる表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記複数の光に基づいて生成された前記被検眼の輝度断層画像に、前記検出された領域を重畳した画像を生成する画像生成手段と、
    前記生成された画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記位相遅延情報の変化量を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の位相遅延情報を生成する信号処理手段と、
    前記被検眼の深度方向における前記位相遅延情報の変化量を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の進相軸方位情報を生成する信号処理手段と、
    前記進相軸方位情報のばらつき度が閾値よりも小さい領域を検出する検出手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記複数の光の位相差に基づいて、前記被検眼の偏光の均一度の断層画像を生成する画像生成手段と、
    前記検出された領域と前記偏光の均一度の断層画像とに基づいて、前記検出された領域が線維化しているか否かを判定する判定手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記進相軸方位情報のばらつき度を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の進相軸方位情報を生成する信号処理手段と、
    前記進相軸方位情報のばらつき度を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の位相遅延情報を生成する工程と、
    前記被検眼の深度方向における前記位相遅延情報の変化量が閾値よりも大きい領域を検出する工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記複数の光の位相差に基づいて、前記被検眼の偏光の均一度の断層画像を生成する工程と、
    前記検出された領域と前記偏光の均一度の断層画像とに基づいて、前記検出された領域が線維化しているか否かを判定する工程と、
    を更に有することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 前記判定工程において判定した結果を表示手段に表示させる工程を更に有することを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
  14. 前記複数の光に基づいて生成された前記被検眼の輝度断層画像に、前記検出された領域を重畳した画像を生成する工程と、
    前記生成された画像を表示手段に表示させる工程と、
    を更に有することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  15. 前記位相遅延情報の変化量を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる工程を更に有することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  16. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の位相遅延情報を生成する工程と、
    前記被検眼の深度方向における前記位相遅延情報の変化量を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  17. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の進相軸方位情報を生成する工程と、
    前記進相軸方位情報のばらつき度が閾値よりも小さい領域を検出する工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  18. 前記複数の光の位相差に基づいて、前記被検眼の偏光の均一度の断層画像を生成する工程と、
    前記検出された領域と前記偏光の均一度の断層画像とに基づいて、前記検出された領域が線維化しているか否かを判定する工程と、
    を更に有することを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  19. 前記進相軸方位情報のばらつき度を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる工程を更に有することを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  20. 測定光を照射した被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波して得た光を互いに異なる偏光の光に分割して得た複数の光に基づいて、前記被検眼の進相軸方位情報を生成する工程と、
    前記進相軸方位情報のばらつき度を示す偏光断層画像を表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  21. 請求項11乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2016016366A 2016-01-29 2016-01-29 画像処理装置及び画像処理方法 Pending JP2017131550A (ja)

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