JP6142520B2 - 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム - Google Patents
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Description
また、入力系統を複数有するディスプレイを、拡張デスクトップを構成するディスプレイの一つとして利用する場合に、このディスプレイを用いた操作中にコンピュータ以外の画面を映すと、オペレータにポインタの位置がわからなくなってしまう。
従来においては、このような場合に、オペレータは、表示可能な他のディスプレイ上にポインタが移動するまで当てずっぽうにマウスを操作したり、ディスプレイの入力切換をコンピュータ側に戻したりする必要があり、煩雑であるとともに操作者のストレスとなる。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
図1に示すコンピュータシステム1は、PC(Personal Computer;情報処理装置)101,キーボード33,ポインディングデバイス34及び複数(図1に示す例では3つ)のディスプレイ(表示装置)2−1〜2−3を備える。
ディスプレイ2−1〜2−3は、種々の情報を表示する表示装置であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイである。ディスプレイ2−1〜2−3は、それぞれPC101とケーブルを介して接続され、PC101による表示制御に従い、種々の情報を表示する。
ディスプレイ2−1〜2−3は、互いに同様の構成を備える。なお、以下、ディスプレイを示す符号としては、複数のディスプレイのうち1つを特定する必要があるときには符号2−1〜2−3を用いるが、任意のディスプレイを指すときには符号2を用いる。ディスプレイ2としては、機知の種々の表示装置を用いることができ、そのハードウェア構成等についての説明は省略する。これらの複数のディスプレイ2は、ディスプレイ群3を構成する。
本コンピュータシステム1においては、拡張デスクトップ機能により、複数のディスプレイ2の各表示画面21を、仮想的に連続したデスクトップ空間として取り扱う。すなわち、各ディスプレイ2の表示画面21は互いに異なる表示領域に対応する。従って、各ディスプレイ2において、デスクトップの表示範囲、すなわち、ポインタの移動可能範囲は異なる。
この図2に示す例においては、ディスプレイ2−1〜2−3が、それぞれ1024×768の画素数(ピクセル数)のいわゆるXGA (eXtended Graphics Array)の画面モードであり、これらのディスプレイ2を水平方向に並べて用いる場合について考える。第1のディスプレイ2−1上でのポインタ移動可能範囲A,第2のディスプレイ2−2上でのポインタ移動可能範囲B及び第3のディスプレイ2−3上でのポインタ移動可能範囲Cは、それぞれ以下に示すようになる。
移動可能範囲B={1024≦x2≦2047,0≦y2≦767}
移動可能範囲C={2048≦x3≦3071,0≦y3≦767}
ただし、第1のディスプレイ2−1の移動可能範囲Aは、表示画面21−1上のポインタ位置をポインタ座標(x1,y1)と表す。同様に、第2のディスプレイ2−2の表示画面21−2上のポインタ位置をポインタ座標(x2,y2)と表し、第3のディスプレイ2−3の表示画面21−3上のポインタ位置をポインタ座標(x3,y3)と表す。
また、本コンピュータシステム1に備えられる複数(n個;図1に示す例ではn=3)のディスプレイ2のそれぞれには、予め、各ディスプレイ2を識別する識別情報であるディスプレイ番号が設定されている。この識別情報は、連続する整数(例えば、0〜n−1)を用いることが望ましい。すなわち、ディスプレイ2−1,2−2,2−3に、それぞれディスプレイ番号「0」,「1」,「2」が設定される。
なお、拡張デスクトップ機能は、Windows(登録商標)やMac OS(登録商標)等の一般的な機能として実現されるものであり、その詳細な説明は省略する。
キーボード33は、文字入力等の種々の入力操作を行なうための入力装置である。ポインティングデバイス34は、オペレータからの入力操作に応じて、ディスプレイ2の表示画面21に表示されるポインタを操作し、このポインタの移動や選択等の各種入力を行なう。ポインティングデバイス34としては、例えば、マウスやトラックボール,ペンタブレットが用いられる。以下、ポインティングデバイス34としてマウスを用いる例を示し、マウス34という場合がある。
図3は実施形態の一例としてのコンピュータシステム1におけるPC101のハードウェア構成を示す図である。
PC101は、コンピュータであり、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)102,GUI(Graphical User Interface)103,バス104及び記憶装置32を備える。
GUI103は、いわゆるディスプレイサブシステムであり、ディスプレイ2上に画面表示を行なう。GUI103は、例えば、一般にGPU(Graphics Processing Unit)と呼ばれるコントローラチップを備え、ローカルメモリ(記憶装置32)上に表示データを作成し、ディスプレイ2に表示データを出力する。
記憶装置32は、不揮発性のROM(Read Only Memory)及び揮発性のRAM(Random Access Memory;主記憶メモリ)を含む記憶装置である。記憶装置32のROMには、表示制御に係るソフトウェアプログラムやこのプログラム用のデータ類が書き込まれている。記憶装置32上のソフトウェアプログラムは、CPU102に適宜読み込まれて実行される。又、記憶装置32のRAMは、一次記憶メモリあるいはワーキングメモリとして利用される。
なお、記憶装置32は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であってもよく、種々変形して実施することができる。
特定入力処理部114は、特定入力操作に関する処理を行なう。
ここで、本コンピュータシステム1においては、キーボード33の特定のキーを押下する等、オペレータが特定の入力操作(切替指示入力)を行なうことで、この特定入力操作前にポインタが表示されていたディスプレイ2から、他のディスプレイ2にポインタを移動させて表示させる機能を備える。すなわち、複数のディスプレイ2間においてポインタを移動させるポインタ移動機能を備える。
一方、特定入力操作後にポインタが表示されるディスプレイ2、すなわち、新たにポインタを表示させるディスプレイ(対象表示装置)2を移動先ディスプレイ2という場合がある。本コンピュータシステム1においては、特定入力操作が行なわれる毎に、アクティブなディスプレイ2が、順次、切り替えられる。
オペレータは、本コンピュータシステム1に対してポインタ移動機能の実行を指示する場合に、この特定入力操作を行なう。すなわち、特定入力操作は、複数のディスプレイ2間でのポインタの表示切替を指示する切替指示入力に相当する。
そして、特定入力処理部114は、キーボード33やマウス34等を用いて入力された入力操作を、特定入力キーレジスタ325に記憶されている特定キー情報と比較する。入力操作が、特定入力キーレジスタ325に記録されている特定キー情報と一致したことを検知すると、特定入力処理部114は、特定入力操作が行なわれたと判断する。
格納処理部111は、特定入力操作が行なわれると、ディスプレイ2の表示画面21上におけるポインタの位置を示す位置情報(座標値)をOS20等から取得する。すなわち、格納処理部111は、特定入力操作が行なわれた時点の、移動元ディスプレイ2におけるポインタの位置情報を取得する。
復帰座標レジスタ323は、記憶装置32の一部を成す記憶領域であり、各ディスプレイ2に対応して備えられる。格納処理部111は、取得したポインタの位置情報を、その移動元ディスプレイ2に対応する復帰座標レジスタ323に格納する。
また、特定入力操作が行なわれた時点で、必ずしも、アクティブなディスプレイ2(移動元ディスプレイ2)の表示画面21上にポインタが存在しない場合がある。このような場合には、格納処理部111は、ディスプレイ2上におけるポインタの位置に代えて、そのアクティブなディスプレイ2に対応する初期座標レジスタ322に記憶されている座標値を取得し、復帰座標レジスタ323に格納する。
表示画面21−1〜21−3における各復帰座標初期値(x01, y0),(x02,y02),(x03,y03)は、例えば、各表示画面21−1〜21−3の中央位置である。これらの復帰座標初期値は、格納処理部111が各ディスプレイ2の移動可能範囲の中央位置を算出することにより求められる。ただし、これに限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。例えば、復帰座標初期値は表示画面21の中央位置以外であってもよく、又、復帰座標初期値として予め設定された値を用いてもよい。
対象ディスプレイ選択部(対象表示装置選択部)112は、特定入力操作が行なわれると、複数のディスプレイ2の中からポインタを表示させる移動先ディスプレイ(対象表示装置)2を選択する。具体的には、対象ディスプレイ選択部112は、特定入力操作が行なわれると、複数のディスプレイ2の中から移動元ディスプレイ2とは異なる他のディスプレイ2を移動先ディスプレイ2として選択する。すなわち、対象ディスプレイ選択部112は、特定入力操作が行なわれると、複数のディスプレイ2の中において、ポインタを表示させるディスプレイ2を切り替える。
対象ディスプレイ選択部112は、例えば、本コンピュータシステム1に備えられる複数(n個)のディスプレイ2のディスプレイ番号に相当する値(情報)を、記憶装置32の領域選択レジスタ(特定情報格納部)324に格納して管理する。
そして、対象ディスプレイ選択部112は、特定入力操作が行なわれる度に、領域選択レジスタ324の値を循環的にインクリメント、もしくはデクリメントする。そして、複数のディスプレイ2の中から、このインクリメント後もしくはデクリメント後の値に対応するディスプレイ2、すなわち、移動可能範囲を選択する。
ポインタ表示制御部113は、対象ディスプレイ選択部112によって選択された移動先ディスプレイ(対象表示装置)2において、この取得したポインタの位置情報によって表される位置(ポインタの復帰位置)にポインタを表示させる。
固定モードにおいては、ディスプレイ2の切り替え時に、切替後のディスプレイ2(移動先ディスプレイ2)において、常に固定位置の座標にカーソルを表示する。
一方、記憶モードにおいては、ディスプレイ2の切り替え時に、切替前のディスプレイ2(移動元ディスプレイ2)の表示画面21上でのポインタの位置(座標値)を記憶し、次にこのディスプレイ2にポインタを表示させる際には、この記憶した座標値の位置にポインタを表示させる。
図4は実施形態の一例としてのコンピュータシステム1のソフトウェア構成を例示する図である。
初期化モジュール11は、各モジュールの初期化を行なう。例えば、各レジスタ等に予め設定された初期値を設定する。この初期化モジュール11は、前述した格納処理部111としての機能を実現させる。
ディスプレイI/Fモジュール15は、ディスプレイ2の情報を管理する。例えば、ディスプレイI/Fモジュール15は、OS20が管理する各ディスプレイ2の解像度情報をOS20から取得する。又、ディスプレイI/Fモジュール15は、各ディスプレイ2におけるポインタの移動可能範囲の情報や、ポインタの現在座標をOS20から取得する。更に、ディスプレイI/Fモジュール15は、ディスプレイ2間でのポインタの表示切替えを行なう際に、ポインタの切替先ディスプレイ2におけるポインタの復帰座標をOS20内のポインタ制御手段に通知する。このディスプレイI/Fモジュール15は、前述した対象ディスプレイ選択部112としての機能を実現させる。
このポインタ座標管理モジュール13は、前述したポインタ表示制御部113としての機能を実現する。例えば、ポインタ座標管理モジュール13は、ディスプレイ2間でのポインタの表示切替えを行なう際に、切替先ディスプレイ2におけるポインタの復帰座標を計算,更新する。又、ポインタ座標管理モジュール13は、アクティブな移動可能範囲を決定する。
PC101の起動時等、表示制御プログラム10が起動されると、CPU102は、初期化モジュール11を実行することにより初期設定処理を行なう。
また、ステップA2において、CPU102は、各ディスプレイ2の位置(配置)や、各ディスプレイ2のデスクトップの表示範囲、すなわち、ポインタの移動可能範をGUI103から取得する。
また、ステップA4において、格納処理部111は、各ディスプレイ2の移動可能範囲の中央位置を算出することにより、各ディスプレイ2についてのポインタの初期値(復帰座標初期値)を算出する。ただし、これらの復帰座標初期値は、記憶装置32等に予め登録された値を読み出して用いてもよい。
ステップA6において、格納処理部111は、アクティブな移動可能範囲(ディスプレイ2)を1つ選択する。例えば、格納処理部111は、OS20においてプライマリとして設定されているディスプレイ2に対応する移動可能範囲を選択する。本実施形態においては、ディスプレイ2−1(ディスプレイ番号「0」)がプライマリディスプレイであるものとする。
また、ここで、格納処理部111は、図示しない記憶領域にディスプレイの総数nも記録する。aがとりうる値は0〜n−1の範囲となる。
ステップA7において、特定入力処理部114が、特定入力操作(切替指示入力)にかかる入力キーの設定を行なう。
オペレータは、このメッセージに応じて、切替指示入力として使用を希望する任意の入力操作(例えば、キーボード33のいずれかのファンクションキーとコントロールキーとの同時押下)を行なう。
なお、ここで、特定入力処理部114は、切替指示入力として望ましいものではない入力が行なわれた場合には、オペレータに再入力を行なわせることが望ましい。切替指示入力として望ましいものではない入力としては、例えば、エンター(Enter)キーやプリントスクリーン(Print Screen)キー等の、予め機能が割り当てられているキーの単独押下が考えられる。又、切替指示入力として、予めデフォルト値として設定されている所定のキー入力を採用してもよい。その後、処理を終了する。
次に、実施形態の一例としてのコンピュータシステム1において特定入力操作(キー入力イベント)が行なわれた場合の処理を、図6に示すフローチャート(ステップB1〜B12)に従って説明する。
ステップB2において、入力された特定入力操作が記憶キーであるか否かを判断する。入力された特定入力操作が記憶キーである場合には(ステップB2の“記憶キー”ルート参照)、ステップB3において、格納処理部111は、その時点でのポインタの座標を取得する。
例えば、アクティブなディスプレイ2(移動可能範囲)を、ディスプレイ2−1(移動可能範囲A)からディスプレイ2−2(移動可能範囲B)に切り替える場合について示す。格納処理部111は、領域選択レジスタ324に登録されている変数aの値0(a=0)を取得し、更に、移動範囲レジスタ321から、この変数a=0に対応する移動可能範囲A={0≦x1≦1023,0≦y1≦767}を取得する。
ポインタ座標値がこの変数aに対応する移動可能範囲に含まれている場合には(ステップB4のYESルート参照)、ステップB5において、ポインタ座標値を復帰座標レジスタ323にコピーする。
一方、ポインタ座標値がこの変数aに対応する移動可能範囲に含まれていない場合には(ステップB4のNOルート参照)、ステップB11において、初期座標レジスタ322から読み出した復帰座標初期値を復帰座標レジスタ323にコピーする。
その後、ステップB6において、領域選択レジスタ324の変数aの値がn−1であるか(a=n−1)であるか否かを確認する。a=(n−1)である場合には(ステップB6のYESルート参照)、ステップB7において、aに0を設定する(a=0)。一方、a=(n−1)ではない場合には(ステップB6のNOルート参照)、ステップB8において、aをインクリメントする(a=a+1)。
そして、ステップB9において、領域選択レジスタ324の変数aの値に対応するディスプレイ2の復帰座標レジスタ323の座標値を取得し、この取得した座標値の位置にポインタを移動させる。
また、このようにポインタを半ば強制的に移動させたことに伴い、CPU102は、ポインタ表示制御部113において管理していた移動前のポインタ位置と移動後のポインタ位置との差が無くなるまで、マウス34から入力される移動量情報を擬似的に発生させ、ポインタ表示制御部113に入力する。もしくは、CPU102は、ポインタ表示制御部113において管理していた移動前のポインタ位置と移動後のポインタ位置との差が無くなるよう、移動後のポインタの座標値をポインタ表示制御部113に設定する。
また、ステップB2において入力された特定入力操作が固定キーである場合には(ステップB2の“固定キー”ルート参照)、ステップB12において、図7を用いて後述する固定モードの処理(固定キーイベント)を行なう。その後、ステップB10に移行する。
ステップC1において、領域選択レジスタ324の変数aの値がn−1であるか(a=n−1)であるか否かを確認する。a=(n−1)である場合には(ステップC1のYESルート参照)、ステップC2において、aに0を設定する(a=0)。一方、a=(n−1)ではない場合には(ステップC1のNOルート参照)、ステップC3において、aをインクリメントする(a=a+1)。
そして、ステップC4において、領域選択レジスタ324の変数aの値に対応するディスプレイ2の初期座標レジスタ322の座標値を取得し、この取得した座標値の位置にポインタを移動させる。
また、このようにポインタを半ば強制的に移動させたことに伴い、CPU102は、ポインタ表示制御部113において管理していた移動前のポインタ位置と移動後のポインタ位置との差が無くなるまで、マウス34から入力される移動量情報を擬似的に発生させ、ポインタ表示制御部113に入力する。もしくは、CPU102は、ポインタ表示制御部113において管理していた移動前のポインタ位置と移動後のポインタ位置との差が無くなるよう、移動後のポインタの座標値をポインタ表示制御部113に設定する。
このように、実施形態の一例としてのコンピュータシステム1によれば、オペレータがキーボード33やポインティングデバイス34を用いて特定入力操作を行なうと、対象ディスプレイ選択部112は、複数のディスプレイ2間においてポインタを移動させる。そして、ポインタ表示制御部113が、切り替え後の移動先ディスプレイ2にポインタを表示させる。
また、例えば、一のディスプレイ2において外部入力を行なう等、ポインタが隠れている場合においても、特定入力操作を行なうことで、他のディスプレイ2にポインタを容易に移動させることができ、利便性が高い。
この際、ポインタ表示制御部113は、前回のポインタ移動時(ディスプレイ2の切り替え時)に、切り替え前の当該ディスプレイ2においてポインタが表示されていた位置にポインタを表示させる。
さらに、ディスプレイ2の配置や解像度、画面数にかかわらずポインタ移動機能を実現することができ汎用性が高い。
また、切替後のディスプレイ2にポインタを表示させるモードとして、固定モードと記憶モードとを有し、固定モードにおいては、ディスプレイ2の切り替え時に、切替後の移動先ディスプレイ2において、常に固定位置の座標にカーソルを表示する。これにより、復帰後のポインタ位置を見失っても、必ず所定位置に戻すことができ利便性が高い。
なお、上述した実施形態に関わらず、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、3つのディスプレイ2−1〜2−3を備えているが、これに限定されるものではなく、ディスプレイ2を2つ、もしくはディスプレイ2を4つ以上備えてもよい。
また、このように多数のディスプレイ2を用いる場合に、本表示制御プログラム10の起動処理時に、特定入力処理部114が、特定入力操作にかかる入力キーの設定として、例えば、キーボード33のテンキーに各々のディスプレイ2を対応付けてもよい。すなわち、オペレータがテンキーを用いて特定のディスプレイ2を選択する入力を行なうと、この入力されたテンキーに対応するディスプレイ2にポインタを表示させてもよい。
また、上述した実施形態及び変形例においては、各ディスプレイ2が同一形状を有しているが、これに限定されるものではなく、ディスプレイ2の少なくとも一部が形状や解像度が異なるものであってもよい。
また、複数のディスプレイ2を用いる代わりに、一つのディスプレイ2を複数の領域に分割し、これらの複数の領域を、上述した実施形態及び変形例のディスプレイ2と同様に取り扱ってもよい。これにより、ディスプレイ2を分割した複数の領域間でポインタを移動させて表示させ、同様の作用効果を得ることができる。
(付記1)
複数の表示装置に対する表示制御を行なう表示制御装置であって、
前記表示装置毎に、ポインタの復帰位置を示す復帰位置情報を格納する復帰位置情報格納部と、
所定の切替指示入力を受け付けると、前記表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置を示す位置情報を、当該表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納する格納処理部と、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置のうち、前記ポインタを表示させる対象表示装置を選択する対象表示装置選択部と、
前記復帰位置情報格納部から、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置に対応する前記復帰位置情報を取得し、当該復帰位置情報に基づいて、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置において、前記ポインタの復帰位置にポインタを表示させるポインタ表示制御部とを備えることを特徴とする、表示制御装置。
前記対象表示装置選択部が、
前記複数の表示装置のうちの前記対象表示装置を示す識別情報を特定情報格納部に格納して、前記対象表示装置を管理することを特徴とする、付記1記載の表示制御装置。
(付記3)
前記対象表示装置選択部が、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の中から前記対象表示装置を順番に切り替えることで前記対象表示装置を選択することを特徴とする、付記1又は2記載の表示制御装置。
複数の表示装置に対する表示制御を行なう表示制御方法であって、
前記表示装置毎に、ポインタの復帰位置を示す復帰位置情報を復帰位置情報格納部に格納する処理と、
所定の切替指示入力を受け付けると、前記表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置を示す位置情報を、当該表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納する処理と、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置のうち、前記ポインタを表示させる対象表示装置を選択する処理と、
前記復帰位置情報格納部から、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置に対応する前記復帰位置情報を取得し、当該復帰位置情報に基づいて、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置において、前記ポインタの復帰位置にポインタを表示させる処理とを備えることを特徴とする、表示制御方法。
前記複数の表示装置のうちの前記対象表示装置を示す識別情報を特定情報格納部に格納して、前記対象表示装置を管理することを特徴とする、付記4記載の表示制御方法。
(付記6)
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の中から前記対象表示装置を順番に切り替えることで前記対象表示装置を選択することを特徴とする、付記4又は5記載の表示制御方法。
複数の表示装置に対する表示制御を行なう表示制御機能をコンピュータに実行させる表示制御プログラムであって、
前記表示装置毎に、ポインタの復帰位置を示す復帰位置情報を復帰位置情報格納部に格納し、
所定の切替指示入力を受け付けると、前記表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置を示す位置情報を、当該表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納し、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置のうち、前記ポインタを表示させる対象表示装置を選択し、
前記復帰位置情報格納部から、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置に対応する前記復帰位置情報を取得し、当該復帰位置情報に基づいて、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置において、前記ポインタの復帰位置にポインタを表示させる、
処理を前記コンピュータに実行させる表示制御プログラム。
前記複数の表示装置のうちの前記対象表示装置を示す識別情報を特定情報格納部に格納して、前記対象表示装置を管理させる、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記7記載の表示制御プログラム。
(付記9)
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の中から前記対象表示装置を順番に切り替えることで前記対象表示装置を選択させる、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記7又は8記載の表示制御プログラム。
複数の表示装置に対する表示制御を行なう表示制御機能をコンピュータに実行させる表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記表示装置毎に、ポインタの復帰位置を示す復帰位置情報を復帰位置情報格納部に格納し、
所定の切替指示入力を受け付けると、前記表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置を示す位置情報を、当該表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納し、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置のうち、前記ポインタを表示させる対象表示装置を選択し、
前記復帰位置情報格納部から、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置に対応する前記復帰位置情報を取得し、当該復帰位置情報に基づいて、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置において、前記ポインタの復帰位置にポインタを表示させる、
処理を前記コンピュータに実行させる表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
前記複数の表示装置のうちの前記対象表示装置を示す識別情報を特定情報格納部に格納して、前記対象表示装置を管理させる、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記10記載の表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の中から前記対象表示装置を順番に切り替えることで前記対象表示装置を選択させる、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記10又は11記載の表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
2−1,2−2,2−3,2 ディスプレイ(表示装置)
3 ディスプレイ群
10 表示制御プログラム
11 初期化モジュール
12 入力I/F
13 ポインタ座標管理モジュール
14 記憶装置I/Fモジュール
15 ディスプレイI/Fモジュール
20 OS
21−1,21−2,21−3,21 表示画面
31 ディスプレイドライバ
32 記憶装置
321 移動範囲レジスタ
322 初期座標レジスタ
323 復帰座標レジスタ
324 領域選択レジスタ
325 特定入力キーレジスタ
33 キーボード
34 マウス
101 PC(情報処理装置)
102 CPU
111 格納処理部
112 対象ディスプレイ選択部
113 ポインタ表示制御部
114 特定入力処理部
103 GUI
Claims (5)
- 複数の表示装置に対する表示制御を行なう表示制御装置であって、
表示装置毎に、ポインタの復帰位置を示す復帰位置情報を格納する復帰位置情報格納部と、
アクティブな表示装置を示す識別子を格納する特定情報格納部と、
所定の切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置のうち、前記ポインタを表示させる対象表示装置を選択する対象表示装置選択部と、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれているかを判断する判断部と、
前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれている場合には、前記アクティブな表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置を示す位置情報を、当該アクティブな表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納し、前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれていない場合には、前記アクティブな表示装置の表示画面上における固定位置を示す位置情報を、当該アクティブな表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納する格納処理部と、
前記復帰位置情報格納部から、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置に対応する前記復帰位置情報を取得し、当該復帰位置情報に基づいて、前記対象表示装置選択部により選択された前記対象表示装置において、前記ポインタの復帰位置にポインタを表示させるポインタ表示制御部とを備えることを特徴とする、表示制御装置。 - 前記対象表示装置選択部が、
前記複数の表示装置のうちの前記対象表示装置を示す識別情報を特定情報格納部に格納して、前記対象表示装置を管理することを特徴とする、請求項1記載の表示制御装置。 - 前記対象表示装置選択部が、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の中から前記対象表示装置を順番に切り替えることで前記対象表示装置を選択することを特徴とする、請求項1又は2記載の表示制御装置。 - 複数の表示装置に対する表示制御を行なう表示制御方法であって、
表示装置毎に、ポインタの復帰位置を示す復帰位置情報を復帰位置情報格納部に格納する処理と、
アクティブな表示装置を示す識別子を特定情報格納部に格納する処理と、
所定の切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置のうち、前記ポインタを表示させる対象表示装置を選択する処理と、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれているかを判断する処理と、
前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれている場合には、前記アクティブな表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置を示す位置情報を、当該アクティブな表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納し、前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれていない場合には、前記アクティブな表示装置の表示画面上における固定位置を示す位置情報を、当該アクティブな表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納する処理と、
前記復帰位置情報格納部から、選択された前記対象表示装置に対応する前記復帰位置情報を取得し、当該復帰位置情報に基づいて、選択された前記対象表示装置において、前記ポインタの復帰位置にポインタを表示させる処理とを備えることを特徴とする、表示制御方法。 - 複数の表示装置に対する表示制御を行なう表示制御機能をコンピュータに実行させる表示制御プログラムであって、
表示装置毎に、ポインタの復帰位置を示す復帰位置情報を復帰位置情報格納部に格納し、
アクティブな表示装置を示す識別子を特定情報格納部に格納し、
所定の切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置のうち、前記ポインタを表示させる対象表示装置を選択し、
前記切替指示入力を受け付けると、前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれているかを判断し、
前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれている場合には、前記アクティブな表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置を示す位置情報を、当該アクティブな表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納し、前記複数の表示装置の表示画面上における前記ポインタの位置が、前記アクティブな表示装置に対して予め規定された移動可能範囲に含まれていない場合には、前記アクティブな表示装置の表示画面上における固定位置を示す位置情報を、当該アクティブな表示装置に対応する前記復帰位置情報格納部に格納し、
前記復帰位置情報格納部から、選択された前記対象表示装置に対応する前記復帰位置情報を取得し、当該復帰位置情報に基づいて、選択された前記対象表示装置において、前記ポインタの復帰位置にポインタを表示させる、処理を前記コンピュータに実行させる表示制御プログラム。
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