JP5949705B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び情報処理システム Download PDF

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この発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び情報処理システムに関する。
PCやタブレット端末などの情報処理装置においては、複数のタスクが同時に実行中の場合に、それに紐づく複数のウィンドウは画面内において仮想的に重なっているように表示させることができる。ここで、背面に隠れているウィンドウを最前面へ移動させる場合、OS標準のタスク切り替えツールを用いたり、画像の表示面にタッチパネルが設けられたタブレット端末等では指でウィンドウを移動させたりする必要がある。
近年タッチパネルタイプのタブレット端末が広く普及していることもあり、タブレット端末において容易に下層のウィンドウに表示されている内容を把握し、切り替えを行いたいウィンドウを識別可能な技術が求められている。
特許文献1には、タスクに何らかのタッチジェスチャを予め割り当てられる技術が開示されている。そして、具体的にはタッチジェスチャの1つとして背面で行われているアプリケーションを前面に表示させて下層のウィンドウに表示されている内容を把握できるようなタスクが割り当て可能であることが開示されている。
特開2013−84233号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、タッチジェスチャとタスクとを予め紐づけておく必要がある。さらに、タスクに紐づいたタッチジェスチャをユーザが記憶しておく必要があるため実効性に乏しく、引用文献1に開示の発明では複数のウィンドウが重なるように表示されている際に下層にあるウィンドウの内容を容易に表示し、ユーザが把握できるとはいえない。
発明の目的は、選択エリアに、複数のウィンドウが重なっている場合には、ウィンドウを段階的に切り替えるようにし、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることで、背面のウィンドウに表示されている内容を容易に把握することができる仕組みを提供することである
上記目的を解決できる本願発明に係る情報処理装置は、画像を表示可能な表示面と、ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定手段と、前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウを段階的に切り替わるように制御し、前記表示制御手段は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とする。
また、本発明は、画像を表示可能な表示面を備える情報処理装置の制御方法であって、ユーザの操作を受け付ける操作受付工程と、前記操作受付工程で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定工程と、前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御工程と、を備え、前記表示制御工程は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウを段階的に切り替わるように制御し、前記表示制御工程は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とする。
また、本発明は、画像を表示可能な表示面を備える情報処理装置に搭載可能なプログラムであって、前記情報処理装置を、ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定手段と、前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御手段として機能させ、前記表示制御手段は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウを段階的に切り替わるように制御し、前記表示制御手段は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理システムは、画像を表示可能な表示面と、ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定手段と、前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウ段階的に切り替わるように制御し、前記表示制御手段は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、選択エリアに、複数のウィンドウが重なっている場合には、ウィンドウを段階的に切り替えるようにし、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることで、背面のウィンドウに表示されている内容を容易に把握することができる。

表示部にタッチパネルが設けられたタブレット端末の模式図である。 本実施形態における、タブレット端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態における、機能構成の一例を示す図である。 所望のウィンドウを最前面に表示させる処理の詳細を示すフローチャートである。 ウィンドウのZ位置と座標・サイズを示すテーブルである。 ウィンドウの座標基準を説明する図である。 本願発明の選択エリアの特定、下層のウィンドウの表示、及び選択を説明するための図である。 本願発明の選択エリアの特定、下層のウィンドウの表示、及び選択を説明するための図である。 本願発明の選択エリアの特定、下層のウィンドウの表示、及び選択を説明するための図である。 本願発明の選択エリアの特定、下層のウィンドウの表示、及び選択を説明するための図である。
本実施形態は、複数のウィンドウが表示されている画面において、ユーザに選択されている選択エリア内に下層のウィンドウの状態を表示させることでユーザに下層ウィンドウの内容を容易に認識させ、選択エリア内に表示された下層ウィンドウを選択する。これにより、当該下層ウィンドウを最上面に表示させることができる技術である。以下に、図面を用いて本実施形態について詳細に説明する。
なお、本実施形態において「タッチ」とは、タッチパネルの画面で指またはペンを用いて押すこと(接触させること)をいう。「スワイプ」とは、指またはペンでタッチパネルの画面をタッチした状態で移動する動作をいう。「ピンチイン」とは、複数の指が近づくようにスワイプさせる動作をいい、「ピンチアウト」とは、複数の指が遠ざかるようにスワイプさせる動作をいう。
図1は、本願発明に用いることができる画像を表示可能な表示部として用いられるディスプレイ(表示面とも称する)にタッチパネルが設けられたタブレット端末(情報処理装置)の模式図である。このようなタブレット端末としては、スマートフォン、PDA、PC等が挙げられる。
本願発明に係るタブレット端末100は、液晶画面やCRT画面等からなるディスプレイ101が設けられており、ディスプレイの表面はユーザの操作を受け付けることができるタッチパネルとなっている。このようなタブレット端末100は、ディスプレイ101にウィンドウ102等を表示させることができ、ディスプレイ101の所定の位置をユーザがタッチすると、当該画面の対応する座標位置がタッチされたと認識することができる。
次に図2を参照して、図1に示すタブレット端末100のハードウェア構成の一例について説明する。図2は、本発明の実施形態における、タブレット端末100のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。また、入力コントローラ(入力C)205は、タッチパネル209からの入力のみならずマウス等のポインティングデバイスからの入力も制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、ディスプレイ101等の表示器への表示を制御する。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ101上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ101上にユーザ指示を表示可能とする。
本発明を実現するためのプログラムは外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。以上が図2の、本発明の実施形態における各種装置のハードウェア構成の一例についての説明である。
次に、本実施形態の機能構成を説明する図を図3に示す。タッチパネルから入力されたユーザの操作に基づく信号は、入力制御部301の操作受付部302において入力される。そして、ユーザの操作によって選択されるエリアをエリア特定部303が特定する。具体的にはユーザによる二か所の操作を受け付けた際には、当該二か所の操作位置に対応する選択エリアをエリア特定部303で特定する。さらにどのようなエリアがユーザに選択されているかを、ディスプレイ101に表示制御部300が表示させることができる。さらに操作受付部302が、ディスプレイに210に表示されている選択エリア内のタッチを受け付けることで、選択された領域に表示されているウィンドウを選択受付部304が受け付けることができる。
図4は、本実施形態における詳細な処理を説明するためのフローチャートである。まずタッチパネル209でユーザの操作により二か所がタッチされると、タッチされている座標位置(タッチ位置)などのタッチ情報から、選択エリアを特定する(S401)。このような選択エリアは、タッチされた二か所の座標によって特定することができ、矩形や丸形状等所望の形状にすることができる。図7には、選択エリアが矩形の例を示している。選択エリアが矩形の場合には、2点のタッチ位置が対角となる領域を選択エリアとしたり、2点のタッチ位置が一辺となるような領域を選択エリアとすることができる。また丸形状の場合には、2点のタッチ位置が直径となる円の領域を選択エリアとしたり、2点のタッチ位置が外周上となる円とすることができる。
次に、現在着目しているウィンドウであることを示す『着目ウィンドウ』を、図5のテーブルに示すようなZ位置=0(最前面)のウィンドウに設定する(S402)。図5に示すテーブルには、実行中のタスクに紐づくウィンドウが全て示されており、最上面に表示されるウィンドウからディスプレイ側のウィンドウ(下層側)に向かって順序づけられている。さらにテーブルには各ウィンドウの座標・サイズが記憶されている。座標・サイズは図6に示すようにディスプレイ101の右上部を(x、y)=(0,0)とし、ここを基準として相対的に設定されている。このようなテーブルは、RAM203・ROM202・外部メモリ211等の記憶手段に記憶させておくことができ、ウィンドウの積層順やウィンドウの画面上の位置が変更された際等に適宜書きかえが行われる。
次に、S402で設定された着目ウィンドウとなるウィンドウの座標・サイズを図5に示すようなテーブルから読み出して取得する(S403)。そして、取得されたウィンドウの座標とサイズとから特定されるウィンドウ領域とユーザによって選択された選択エリアとが少なくとも一領域でも重なっているかを判断する(S404)。取得されたウィンドウの座標とサイズとから特定されるウィンドウ領域とユーザによって選択された選択エリアとが一領域でも重なっている場合(S404:True)にはS407に移行し、重なっていない場合(S404:False)には、S405に移行する。S405では、着目ウィンドウよりも下に他のウィンドウが存在するかを、テーブルを参照して判断する。着目ウィンドウよりも下に他のウィンドウがある場合(S405:True)には、Z位置をインクリメントしたウィンドウを次の着目ウィンドウとする(S406)。つまりZ=0のウィンドウが着目ウィンドウであった場合には、Z=1のウィンドウが次の着目ウィンドウとなる。着目ウィンドウよりも下に他のウィンドウがない場合(False)には、S402に戻り、再度着目ウィンドウをZ位置=0のウィンドウに設定する。
すなわち図5に示すように画面上に複数のウィンドウがある場合には、選択エリアと一領域でも重なっているウィンドウ領域のウィンドウとなるまで着目ウィンドウがインクリメントされていく。図5(a)に示すテーブルでは、ウィンドウ3の次はNULLが設定されている。NULLの場合には、着目ウィンドウよりも下にウィンドウが存在しないと判断されるため(S405)、ウィンドウ3が着目ウィンドウとなっている場合には、次の着目ウィンドウは最前面のウィンドウであるウィンドウ1に戻る(S402)。
図5(b)に示すテーブルでは、ウィンドウ3の次にデスクトップが設定されている。そのため、ウィンドウ3が着目ウィンドウとされている状態でインクリメントされると、デスクトップが着目ウィンドウとなる。そしてデスクトップの次はNULLが設定されているため、着目ウィンドウがデスクトップとされている状態でインクリメントされると、着目ウィンドウが最前面のウィンドウ1に戻る(S402)。
S407に戻り説明を続ける。取得されたウィンドウの座標とサイズとから特定されるウィンドウ領域とユーザによって選択された選択エリアと重なっている場合(S404:True)には、選択エリアと重なっている着目ウィンドウの領域を選択エリア内に所定時間表示するように制御する(S407)。次に、所定時間内に選択エリア内に表示されている着目ウィンドウの領域がタッチされたかどうか判断する(S408)。着目ウィンドウの領域がタッチされた場合には(S408:True)、現在の着目ウィンドウを最前面に移動させて表示させ、処理を終了する。一方、着目ウィンドウの領域がタッチされなかった場合には、S405に移行し、着目ウィンドウより下に他のウィンドウが存在するかを判断する。
すなわち、選択エリアと複数のウィンドウのウィンドウ領域とが重なっている場合には、上層のウィンドウから下層のウィンドウに順次選択エリア内に表示されるウィンドウが段階的に切り替わる。段階的に切り替わっていく時間は、約1〜2秒程度にすることができ、等間隔で切り替わるように所定時間を設定しておくことができる。なお、着目ウィンドウがZ位置=0の場合には、最前面のウィンドウが着目ウィンドウとなっていることから、S408で表示時間を他のウィンドウの表示時間よりも短くしておくことが好ましい。このようにすることで、所望のウィンドウを選択するまでにかかる時間を短縮することができる。
また、図5(b)のようにデスクトップも着目ウィンドウとなりうる場合には、最下層のウィンドウが選択エリア内に表示されたのちに、選択エリア内にデスクトップ上の画面を表示させる。このような状態で選択エリア内でのタッチを受け付けた場合には、すべてのウィンドウを縮小させ、デスクトップを全面に表示させる。このようにすることで、デスクトップ画面に容易に切り替えることが可能である。
なお、図4のフローチャートのいずれのステップにおいても、2点のタッチが行われなくなった(ディスプレイから指やペンが離れた)場合には、全ての動作がキャンセルされたとして選択エリアの特定を解消する。つまり選択エリア内にいずれのウィンドウが選択されていたとしても、選択エリアを特定する際に表示されていた状態に戻る。このように処理することで、容易に初期状態に戻すことができる。
以上のように処理操作を行うことで、複数のウィンドウがディスプレイ上で仮想的に重なるように表示されている場合に、選択エリア内に表示するウィンドウを段階的に切り替わっていくことで下層のウィンドウに表示されている内容を容易に把握することができる。つまり最表面に移動させたいウィンドウを容易に識別することができる。また、選択エリア外は透過させないことで、現在最表面に表示されているウィンドウの内容も同時に把握することができる。そして選択エリア内をタッチ操作するだけで、最表面に移動させるウィンドウを選択することができるため、少ない手順で所望のウィンドウの選択が可能となる。
次に、図7〜9を用いて図4のフローチャートの処理の具体例を説明する。図7では、第1の点(x、y)=(110、160)と第2の点(x、y)=(140、130)の二か所が選択されている。このような2点が選択されている場合には、この2点のタッチ情報から選択エリアを特定する(S401)。ここでは、2点のタッチ位置が対角位置となるような矩形の選択エリアを特定する例を用いて説明する。このような2点が選択された場合には、(x、y)=(110、130)(w、h)=(30、30)で特定される領域が選択エリアとなる。また選択エリアは、図7(a)に示すように破線などで囲まれているように識別可能にディスプレイ上に表示させることで、ユーザからのウィンドウ選択操作を受付可能な領域を明示することができる。
着目ウィンドウは最前面のウィンドウ1であることから、テーブルを参酌することで取得されるウィンドウ1のウィンドウ領域と選択エリアとは重なっていると判断され(S404:True)、ウィンドウ1が所定時間表示される(S407)。所定時間内に選択エリア内がタッチされない場合には、着目ウィンドウ(ウィンドウ1)の下層のウィンドウ2の映像が選択エリア内に所定時間表示される(図7(b))。この所定時間内に選択エリア内(ウィンドウ2の映像)がタッチされると(図7(c))、ウィンドウ2が最表面に移動する(図7(d))。ここで選択エリア内がタッチされたかどうかは、タッチ位置の座標位置を取得し、この座標位置を選択エリアの位置と比較することで判断させることができる。
図8では、第1の点(x、y)=(200、160)と第2の点(x、y)=(230、130)の二か所が選択されている。ここでは、2点のタッチ位置が対角位置となるような矩形の選択エリアを特定する例を用いて説明する。このような2点が選択されている場合には、(x、y)=(200,130)(w、h)=(30、30)で特定される領域が選択エリアとなる。着目ウィンドウは最前面のウィンドウ1であることから、ウィンドウ1のウィンドウ領域と選択エリアとは重なっていると判断され(S404:True)、ウィンドウ1のウィンドウ領域が所定時間表示される(S407)。所定時間内に選択エリア内がタッチされない場合には着目ウィンドウであるウィンドウ1の下層にあるウィンドウが次の着目ウィンドウとなるが、ウィンドウ2のウィンドウ領域と選択エリアとは重なっていないため(S404:False)、さらに下層のウィンドウ3が着目ウィンドウとなる。そのため、ウィンドウ3の映像が選択エリア内に所定時間表示される(図8(b)。この所定時間内に選択エリア内(ウィンドウ3の映像)がタッチされると(図8(c))、ウィンドウ3が最表面に移動される(図8(d))。
図9は、図7の変形例を説明する図である。図9(b)に示すように、図7(a)のように二か所を選択し、選択エリアが特定された状態で第1の点及び第2の点のいずれか一方のみタッチ状態を維持し、もう一方のタッチを中止した場合であっても選択エリアを維持できるように設けることが好ましい。このように設けることで、選択エリア内をタッチする際に2本の指で操作を行うことができるため、操作を容易にすることができる。
さらに図9(c)に示すように、図9(b)のように選択エリアを維持した状態でスワイプした場合には、その移動に伴って選択エリアを移動できるように設けることが好ましい。このようにすることで、ウィンドウの背後に隠れているようなウィンドウの内容を容易に把握することができ、かつ、所望のウィンドウへの切り替えを行うことができる。また、スワイプを行っている時間はS408の所定時間としてカウントしないことが好ましい。スワイプをしながら下層のウィンドウ画面を見ているときに、着目ウィンドウが切り替わってしまうと内容を的確に把握できない可能性があるためである。
また、図10に示すようにウィンドウ2とウィンドウ3とが重ならない状態で、いずれもウィンドウ1の下層にあるような場合には、選択エリア内に2つ同時に表示するようにしてもよい。さらに、選択エリアが特定されている際に、タッチパネル上でピンチイン・ピンチアウトすることで選択エリアの大きさが適宜変わるように設けてもよい。
また、上記説明では選択エリア内に下層のウィンドウが表示されたが、最表面の表示は識別可能な状態で維持し、透過して見える下層のウィンドウが切り替わって表示するように制御してもよい。さらに、上記説明では最下層が表示されたのちに最上面に戻る例を示したが、最下層になった場合には最表面のウィンドウに切り替わることなく、最下層のウィンドウを表示し続けるように設けてもよい。
本発明は、例えば、情報処理システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本願発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 タブレット端末
101 ディスプレイ
102 ウィンドウ
209 タッチパネル

Claims (14)

  1. 画像を表示可能な表示面と、
    ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定手段と、
    前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウを段階的に切り替わるように制御し、
    前記表示制御手段は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記背面のウィンドウが前記選択エリアに表示されている間に、前記選択エリア内でユーザによる操作が受け付けられた場合には、当該背面のウィンドウが前面に移動するように制御する移動制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記移動制御手段で受け付けたウィンドウを最前面に表示させること特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作受付手段は、タッチパネルを介してユーザの操作を受け付けるように設けられており、
    前記特定手段は、前記操作受付手段で二か所の操作を受け付けた際に、当該二か所の操作位置に基づいて、前記選択エリアを特定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定手段は、前記操作受付手段で二か所の操作を受け付けることで前記選択エリアを特定した後に、前記操作受付手段でのユーザによる操作が一か所になったとしても、前記選択エリアを特定した後であれば、前記選択エリアの特定を維持することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記操作受付手段で受け付けている操作位置が移動した場合に、当該移動に伴って前記選択エリアも移動することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、上層のウィンドウから背面のウィンドウに段階的に切り替わるように制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、ウィンドウを段階的に切り替えて最背面のウィンドウが表示されたのちは、デスクトップ上の画面を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記他のウィンドウの表示を等間隔の時間で段階的に切り替えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記特定手段は、前記操作受付手段でユーザ選択操作が行われなくなった場合に、前記選択エリアの特定を解消することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示面は、前記選択エリアを識別可能に表示することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 画像を表示可能な表示面を備える情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザの操作を受け付ける操作受付工程と、
    前記操作受付工程で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定工程と、
    前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御工程と、
    を備え、
    前記表示制御工程は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウを段階的に切り替わるように制御し、
    前記表示制御工程は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とする制御方法。
  13. 画像を表示可能な表示面を備える情報処理装置に搭載可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定手段と、
    前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御手段として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウを段階的に切り替わるように制御し、
    前記表示制御手段は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とするプログラム。
  14. 画像を表示可能な表示面と、
    ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段で受け付けたユーザの選択操作に対応する選択エリアを特定する特定手段と、
    前記表示面の前記選択エリアに、前面のウィンドウの背面に位置するウィンドウが表示されるように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択エリアに複数のウィンドウが重なっている場合には、当該複数のウィンドウを段階的に切り替わるように制御し、
    前記表示制御手段は、さらに、前面のウィンドウの表示を他のウィンドウの表示よりも短い時間で切り替えることを特徴とする情報処理システム。
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