JP6141624B2 - 病院内地図表示システム - Google Patents

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本発明は、病院内において目的地までの経路案内を行うための地図を表示する病院内地図表示システムに関する。
とりわけ大規模な病院の場合、初めて来る人にとっては目的地が分からずに迷うことが多い。通常は、受付等の場所に施設案内図が設けられていたり、簡易な地図をもらったり、あるいは受付にて口頭で説明を受けたりするが、それでも目的に容易に辿り着くことができないことも多い。
特許文献1は、病院内の地図と、患者等の特定の人物の位置情報を表示するシステムを開示する。
特開2005−278791号公報
しかし、特許文献1は、病院内の目的地までの経路を案内するものではない。
地図を表示して経路案内を行う技術としては、GPSを利用したナビゲーションシステムが広く知られている。しかし、このようなナビゲーションシステムでは、ユーザが手にするGPS端末が大掛かりなものになり、紙の簡易地図に替わるものとはなりえず、病院内の簡易な経路案内に適するものではない。
そこで、本発明は、病院の来客を目的地に案内することのできる病院内地図表示システムを提供する。
本発明の一側面によれば、病院内において目的地までの経路案内を行うための地図を表示する病院内地図表示システムであって、受信した地図データに基づいて地図を表示する電子ペーパーディスプレイを有する表示端末と、前記病院内の地図データを保持するサーバと、前記病院内の複数の位置に設けられ、前記表示端末が通信範囲内に存在している場合に前記表示端末と前記サーバとの通信を中継する複数のアクセスポイントとを含み、前記表示端末は、前記電子ペーパーディスプレイに重畳配置されたタッチパネルと、駆動電力を供給する二次電池と、アンテナと、前記複数のアクセスポイントのうちのいずれかのアクセスポイントの通信範囲内において、アクセスポイントを介して、該アクセスポイントのSSIDと目的地を表す案内先IDとを前記サーバに通知する通知手段とを有し、前記サーバは、前記表示端末から受信した前記SSIDと前記案内先IDとに対応する地図データを、前記アクセスポイントを介して、前記表示端末に提供する提供手段を有し、前記提供手段は、前記受信した案内先IDがデフォルト値である場合、前記病院内の各フロアの案内先を表すフロア案内図の地図データを前記表示端末に提供するように構成され、前記表示端末は、前記電子ペーパーディスプレイに前記フロア案内図を表示した際に、前記タッチパネルにタッチされた位置に応じて目的地を選択する選択手段を更に有し、前記通知手段は、前記選択された目的地に対応する案内先IDを前記サーバに通知することを特徴とする病院内地図表示システムが提供される。
本発明によれば、病院の来客を目的地に案内することのできる病院内地図表示システムを提供することができる。
実施形態における病院内地図表示システムの構成を示すブロック図。 実施形態における表示端末の構成を示すブロック図。 実施形態におけるアクセスポイントの構成を示すブロック図。 実施形態におけるサーバの構成を示すブロック図。 実施形態における行先(案内先)と案内先IDの対応関係の例を示す図。 実施形態における地図データLUTのデータ構造例を示す図。 実施形態における病院内地図表示システムの動作手順を示すフローチャート。 実施形態における病院内地図表示システムの動作手順を示すフローチャート。 実施形態における表示端末の表示画面例を示す図。 実施形態における表示端末の表示画面例を示す図。 実施形態における表示端末の表示画面例を示す図。 実施形態における病院内でのアクセスポイントと表示端末との無線通信の態様を説明する図。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決のために必須のものであるとは限らない。
図1は、実施形態における病院内地図表示システムの構成を示す図である。本実施形態における病院内地図表示システムは、図示の如く、表示端末1、サーバ2、アクセスポイント3を含む。表示端末1は、来院したユーザに渡されるもので、受信した地図データを電子ペーパー上に表示する。表示端末1は、想定される来客(ユーザ)の数に応じて複数用意しておくことができる。各表示端末には固有の端末IDが割り当てられている。サーバ2は、病院内の各種地図データを保持している。サーバ2には、病院内LAN4を介してアクセスポイント3が接続されている。アクセスポイント3は、表示端末1が病院内LAN4を介してサーバ2にアクセスするための通信ハブとして動作する。具体的には、アクセスポイント3は、例えばIEEE802.15.4ベースの通信プロトコルを使用して、表示端末1と無線通信することができ、設定に依存して、そのアクセスポイント3の位置から数メートルの通信範囲を有することができる。アクセスポイント3は、エレベータホールや通路の分岐点等、病院内の所定位置に設けられ、表示端末1が通信範囲内に存在している場合に表示端末1とサーバ2との通信を中継する。図1にはアクセスポイント3が3つ描かれているが、病院施設内の規模、複雑さに応じて1つでもよいし複数でもよい。各アクセスポイントには識別名である固有のSSID(Service Set Identifier)が割り当てられている。
図2は、表示端末1の構成を示すブロック図である。
表示端末1は、装置全体の制御を司るCPU101、主記憶装置として機能するRAM102、制御プログラムやデータを記憶しているROM103をはじめ、以下の構成を備える。
無線通信コントローラ105は、アンテナ104を介して行う無線通信を制御する。106は、病院内の地図を表示する電子ペーパーディスプレイである。電子ペーパーには例えばカラー電気泳動方式等の公知の技術を採用できる。もっとも、その他の方式を用いてもよい。電子ペーパーは、バックライトが不要であるため、消費電力が少なく、ユーザの目に優しいという利点がある。また、電子ペーパーを使用することにより、紙のように軽く、薄く、柔らかい表示端末が実現される。電子ペーパーディスプレイ106へのイメージデータの供給は電子ペーパーコントローラ107によって行われる。
電子ペーパーディスプレイ106の表面には、座標入力部を構成するタッチパネル108が重畳配置される。タッチパネルコントローラ109は、ユーザがタッチパネル108に接触した位置の座標を検出し、割り込み信号をCPU101に対して発行する。
110は、アンテナ104で受信した電磁波を電気エネルギーに変換して蓄える二次電池である。二次電池110には例えばリチウムポリマー電池を使用し、省電力、薄型ボタン電池を実現している。
図3は、アクセスポイント3の構成を示すブロック図である。
CPU301は、装置全体の制御を司る中央処理装置である。RAM302は、主記憶装置として機能するメモリである。ROM303は、制御プログラムやデータを記憶しているメモリである。I/F304は、病院内LAN4と接続するためのインタフェースである。無線通信コントローラ306は、アンテナ305を介して行う無線通信を制御する。
図4は、サーバ2の構成を示すブロック図である。
CPU201は、装置全体の制御を司る中央処理装置である。RAM202は、主記憶装置として機能するメモリである。ROM203は、制御プログラムやデータを記憶しているメモリである。I/F204は、病院内LAN4と接続するためのインタフェースである。HDD205はハードディスク装置であって、オペレーティングシステム(OS)206、地図データベース207、地図データルックアップテーブル(LUT)208、地図提供アプリケーション209がインストールされている。地図データLUT208については後述する。地図提供アプリケーション209は、表示端末1に対して適切な地図データを配信するためのソフトウェアである。
表示端末には、現在地から目的地までの経路を案内するのに適した地図を表示することが重要である。案内開始地点から最終目的地までの経路の全部を一画面内に表示することが最適であるとは限らない。電子ペーパーディスプレイ106の大きさや表示能力の関係で、案内開始地点から最終目的地までの経路を一気に表示したのではユーザにとって分かりにくいものになる場合もあるからである。このような場合には、経路途中に1又は2以上の中間目的地を設定し、その中間目的地までの経路ごとに地図に分割して表示したほうが分かりやすい。特に、経路途中でフロアが変わるような場合にはそのフロアごとに地図表示を変更するほうがよいであろう。
そこで本実施形態では、地図データベース207は、案内開始地点(例えば、総合案内の位置)から案内先(最終目的地)までの地図のみならず、各アクセスポイントから他のアクセスポイントまでの地図、各アクセスポイントからそれぞれの案内先までの地図、といった各種の地図データを保持する。さらに本実施形態では、各アクセスポイントの位置を中間目的地として利用する。表示端末1がアクセスポイント3の通信範囲内に入り、表示端末1とサーバ2との通信が確立されれば、表示端末1の現在位置は、そのアクセスポイント3の位置(すなわち中間目的地)であると判定できる。この確立された通信において、表示端末1は最終目的地の情報をアクセスポイント3を介してサーバ2に通知する。サーバ2は、そのアクセスポイント3の位置から最終目的地までの経路案内のために最適な地図データを地図データベース207から取り出して、表示端末1に提供する。そのアクセスポイント3の位置から最終目的地までの経路案内のために最適な地図データは、そのアクセスポイント3の位置から最終目的地までの地図データである場合もあるし、そのアクセスポイント3の位置から別のアクセスポイントの位置(すなわち中間目的地)までの地図データである場合もある。表示端末1はその受信した地図データにより、現在表示中の地図画面を更新する。また、表示端末1は、現在位置から中間目的地又は最終目的地までの経路を表す画像をユーザが視認しやすい態様(太線の破線矢印等)で表示し、さらに、経路案内のメッセージを表示する。
本実施形態では、図5に示すように、病院内の行先(案内先)の各々には固有の案内先IDが割り当てられている。図6は、地図データLUT208のデータ構造例を示す図である。ここには、アクセスポイントのSSID(現在位置に相当)と、案内先ID(最終目的地に相当)と、地図データID(最適な地図データに相当)との対応関係が記述されている。サーバ2は、地図データLUT208を参照することにより、表示端末の現在位置から目的地までの経路を案内にするのに最適な地図データを地図データベース207から取り出すことができる。
以下、本実施形態における病院内地図表示システムの動作手順を、図7及び図8のフローチャートを参照して説明する。
来院した客は、通常は1Fにある総合受付にて受付処理を行う。来客はここで、受付担当者から行先を口頭で告げられるとともに、表示端末1を手渡される。この来客が表示端末1のユーザとなる。ここでは一例として、ユーザの行先が整形外科である場合を説明する。まず、表示端末1には、図9に示されるような病院のフロア案内図が示される。ユーザはタッチパネル108に触れることで行先を選択することができる。この例では、ユーザは、2Fの「整形外科」の部分をタッチすることになる。これに応答して、表示端末1は、図10に示されるような整形外科へ案内するための地図データを表示する。
図7は、上記動作までを実現するための制御フローを示している。なお、この制御フローのうちサーバ2の担う処理を実現するためのプログラムは、地図提供アプリケーション209に含まれており、このアプリケーションは、所定の起動指示に応答してRAM202にロードされ、CPU201によって実行される。
ここで、総合受付の付近にも、アクセスポイント3が設置されており、総合受付で渡された表示端末1はその場でアクセスポイント3と通信可能であるものとする。ここでは便宜上、総合受付付近に設けられたこのアクセスポイント3を「ベースアクセスポイント」という。また、このベースアクセスポイントのSSIDは、「0000」であるとする。
ベースアクセスポイントは、このベースアクセスポイントのSSIDを定期的にブロードキャストしている(S101)。ベースアクセスポイントの通信範囲内(すなわち総合受付付近)に存在する表示端末1がこれを受信すると(S102)、表示端末1の端末IDを返送する(S103)。このときの送信データは、端末ID、S102で受信したSSID、及び案内先IDを含む。この時点では案内先は未選択であるから、案内先IDには未選択を示すデフォルト値(例えば、0000)が入る。その後表示端末1は、アンテナ104を介して受信した電磁波を電気エネルギーに変換して二次電池110への充電を行う(S104)。表示端末1は、S105で地図データを受信するまでS102に戻って処理を繰り返すことで充電を行う。
ベースアクセスポイントが表示端末1からのデータを受信すると(S106)、当該受信データをサーバ2に転送する(S107)。サーバ2は、ベースアクセスポイントからこのデータを受信すると(S108)、図6に示したような地図データLUT208を参照して、受信データに含まれるSSID(=0000)と案内先ID(デフォルト値=0000)に対応する地図データIDを特定する。図6の例では、特定される地図データIDは0000であり、これが、図9に示されるようなフロア案内図に相当する。したがってサーバ2は、その地図データIDに対応する地図データのコンテンツを地図データベース207から読み出して、S108で受信した端末ID、SSIDを加えてベースアクセスポイントに送信する(S109)。ベースアクセスポイントはこれを表示端末1に転送する(S110)。本実施形態において、サーバ2はこのとき、表示端末1による病院内の案内に関する案内ログを作成する(S111)。案内ログには、地図データの送信時刻、端末ID、SSID、送信した地図のIDを含めるとよい。後述するように、この案内ログによって表示端末1による経路案内が継続中か完了したのかを確認できるようになる。
S105で表示端末1が地図データを受け取ると、電子ペーパーコントローラ107はこれをレンダリングして電子ペーパーディスプレイ106に表示する(S112)。図9が、こうして表示されたフロア案内図の例を示している。
前述したように、ユーザはタッチパネル108に触れることで行先を選択することができる。この例では、ユーザは、2Fの「整形外科」の部分をタッチすることで行先が選択される(S113)。これにより表示端末1は、この表示端末1の端末ID、S105で受信したSSID、及びS112で選択された行先に対応する案内先ID(図5の例では、整形外科=0005)を含むデータを送信する。ベースアクセスポイントはこれをサーバ2に転送する(S114)。
サーバ2は、ベースアクセスポイントからこのデータを受信すると(S115)、地図データLUT208を参照して、受信データに含まれるSSID(=0000)と案内先ID(整形外科=0005)に対応する地図データIDを特定する。そしてサーバ2は、その地図データIDに対応する地図データのコンテンツを地図データベース207から読み出して、S115で受信した端末ID、SSIDを加えてベースアクセスポイントに送信する(S116)。ベースアクセスポイントはこれを表示端末1に転送する(S117)。本実施形態において、サーバ2はこのとき、案内ログにS109の送信処理に関する情報を追記することで案内ログを更新する(S118)。
S119で表示端末1が地図データを受け取ると、電子ペーパーコントローラ107はこれをレンダリングして電子ペーパーディスプレイ106に表示する(S120)。図10が、こうして表示された総合受付から整形外科への経路案内図の例を示している。本実施形態では、図9に示されているように目的地である整形外科は2Fにある。そこで図10の例では、総合受付の場所からまず目指す場所であるエレベーターまでの経路を破線矢印にて表示するとともに、「エレベーターで2Fに行きます」とのメッセージを表示している。ユーザはこれに従いエレベーターの位置まで歩き、そしてエレベーターで2Fに行くことになる。
また本実施形態では、図12に示すように、2Fのエレベーター乗降口付近に別のアクセスポイント3(以下「院内アクセスポイント」という。)が設置されている。ユーザが2Fでエレベーターを降りると、表示端末1とこの院内アクセスポイントとの通信が開始されて、表示端末1における整形外科へ案内するための地図データの表示が、図11に示されるような2F用の経路案内図へと更新される。
図8は、上記の動作を実現するための制御フローを示している。 院内アクセスポイントは、この院内アクセスポイントのSSIDを定期的にブロードキャストしている(S201)。院内アクセスポイントの通信範囲内(すなわち2Fエレベーター乗降口付近)に存在する表示端末1がこれを受信すると(S202)、表示端末1の端末IDを返送する(S203)。このときの送信データは、端末ID、S202で受信したSSID、及び案内先ID(整形外科=0005)を含む。その後表示端末1は、アンテナ104を介して受信した電磁波を電気エネルギーに変換して二次電池110への充電を行う(S204)。表示端末1は、S205で地図データを受信するまでS202に戻って処理を繰り返すことで充電を行う。
院内アクセスポイントが表示端末1からのデータを受信すると(S206)、当該受信データをサーバ2に転送する(S207)。サーバ2は、院内アクセスポイントからこのデータを受信すると(S208)、地図データLUT208を参照して、受信データに含まれるSSIDと案内先IDに対応する地図データIDを特定するサーバ2は、その特定した地図データIDに対応する地図データのコンテンツを地図データベース207から読み出して、S208で受信した端末ID、SSIDを加えて院内アクセスポイントに送信する(S209)。院内アクセスポイントはこれを表示端末1に転送する(S210)。本実施形態において、サーバ2はこのとき、案内ログにS209の送信処理に関する情報を追記することで案内ログを更新する(S211)。
S205で表示端末1が地図データを受け取ると、電子ペーパーコントローラ107はこれをレンダリングして電子ペーパーディスプレイ106に表示する(S212)。図11が、こうして表示された、現在地である2Fエレベーター乗降口から整形外科への経路案内図の例を示している。図11の例では、2Fエレベーター乗降口から整形外科までの経路を破線矢印にて表示するとともに、「矢印に沿っておすすみください」とのメッセージを表示している。ユーザはこれに従い目的地である整形外科へと辿り着くことになる。本実施形態では例えば、ユーザは整形外科の窓口で、表示端末1を受付担当者に渡す。ここで、図11の画面例では、案内完了ボタン1101が設けられている。そこで受付担当者は、この案内完了ボタン1101をタッチする(S213)。表示端末1はこれに応答して、完了メッセージを送信する(S214)。例えば整形外科窓口付近に更に別の院内アクセスポイントが設置されていれば、この院内アクセスポイントがその完了メッセージをサーバ2に転送する(S215)。サーバ2がこれを受信すると(S216)、案内ログに完了メッセージを追記することで案内ログを更新する(S217)。
以上説明した実施形態によれば、ユーザは、病院内を迷うことなく目的地に容易に辿り着くことができるようになる。
また、上述の実施形態によれば、ユーザが手にする表示端末に電子ペーパーを用いるので、紙のように軽く、薄く、柔らかい表示端末が実現される。
さらに、上述の実施形態によれば、表示端末による経路案内が開始されるとサーバに案内ログが作成され、表示端末が中間目的地であるアクセスポイントの位置に到達する都度、案内ログが更新され、さらに、案内完了ボタンをタッチすることで経路案内を完了したことも案内ログに追記できる。この案内ログを参照することにより、経路案内の完了確認、来客の経路追跡を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はここに開示した実施形態に限定されるものではなく、さまざまな変形が可能である。例えば、上述の実施形態においては、サーバ2が地図データベース207を保持していたが、このかわりに、表示端末1のメモリ内に地図データベースを予め格納しておき、表示端末1が、アクセスポイント3の位置においてサーバ2との通信が確立されたとき、サーバ2からのコマンドに応じて、最適な地図データを取り出して表示データを書き換える構成をとってもよい。
また、表示端末とアクセスポイントとの無線通信には例えばIEEE802.15.4ベースの通信プロトコルを使用するとしたが、赤外線通信等を利用する構成としてもよい。

Claims (5)

  1. 病院内において目的地までの経路案内を行うための地図を表示する病院内地図表示システムであって、
    受信した地図データに基づいて地図を表示する電子ペーパーディスプレイを有する表示端末と、
    前記病院内の地図データを保持するサーバと、
    前記病院内の複数の位置に設けられ、前記表示端末が通信範囲内に存在している場合に前記表示端末と前記サーバとの通信を中継する複数のアクセスポイントと、
    を含み、
    前記表示端末は、
    前記電子ペーパーディスプレイに重畳配置されたタッチパネルと、
    駆動電力を供給する二次電池と、
    アンテナと、
    前記アンテナを介して受信した電磁波を電気エネルギーに変換して前記二次電池に充電を行う手段と、
    前記複数のアクセスポイントのうちのいずれかのアクセスポイントの通信範囲内において、アクセスポイントを介して、該アクセスポイントのSSIDと目的地を表す案内先IDとを前記サーバに通知する通知手段と、
    を有し、
    前記サーバは、前記表示端末から受信した前記SSIDと前記案内先IDとに対応する地図データを、前記アクセスポイントを介して、前記表示端末に提供する提供手段を有し、
    前記提供手段は、前記受信した案内先IDがデフォルト値である場合、前記病院内の各フロアの案内先を表すフロア案内図の地図データを前記表示端末に提供するように構成され、
    前記表示端末は、前記電子ペーパーディスプレイに前記フロア案内図を表示した際に、前記タッチパネルにタッチされた位置に応じて目的地を選択する選択手段を更に有し、
    前記通知手段は、前記選択された目的地に対応する案内先IDを前記サーバに通知する
    ことを特徴とする病院内地図表示システム。
  2. 前記サーバは、SSIDと、案内先IDと、地図データIDとの予め定められた対応関係に基づいて、前記表示端末から受信した前記SSIDと前記案内先IDとに対応する地図データを前記表示端末に提供することを特徴とする請求項1に記載の病院内地図表示システム。
  3. 前記選択された目的地が案内開始位置とは別のフロアにある場合、前記表示端末は、前記案内開始位置のあるフロアにおける地図を表示し、前記表示端末が他のアクセスポイントの通信範囲内に入ったとき、前記通知手段は、該他のアクセスポイントを介して、該他のアクセスポイントのSSIDと前記選択された目的地を表す案内先IDとを前記サーバに通知し、前記サーバにおける前記提供手段は、前記表示端末から受信した前記他のアクセスポイントのSSIDと前記選択された目的地を表す案内先IDとに対応する地図データを、前記他のアクセスポイントを介して、前記表示端末に提供する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の病院内地図表示システム。
  4. 前記サーバは、前記表示端末に対する地図データの送信に関するログを作成する手段を含むことを特徴とする請求項3に記載の病院内地図表示システム。
  5. 前記表示端末は、
    目的地に到達し前記経路案内を完了したことを指示する手段と、
    前記指示に応答して、完了メッセージを前記サーバに送信する手段と、
    を含み、
    前記サーバは、前記完了メッセージを受信すると、前記ログに該完了メッセージを追記する手段を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の病院内地図表示システム。
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