JP6140193B2 - 複数のサブスクリプションを介して通信する装置および方法 - Google Patents

複数のサブスクリプションを介して通信する装置および方法 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により明白に本明細書に組み込まれる、2012年2月10日に出願された「APPARATUS AND METHODS OF COMMUNICATING OVER MULTIPLE SUBSCRIPTIONS」と題する米国仮出願第61/597,566号の優先権を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、複数のデバイスサブスクリプションに関連する通信を処理することに関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
いくつかのワイヤレスネットワークでは、ユーザ機器(UE)は、(たとえば、複数の加入者識別モジュール(SIM)カードなどを使用することにより)複数のネットワークへのサブスクリプションを有することができる。UEが複数のネットワーク上で通信するために単一の送受信機を利用する場合、UEは、所与の時間期間の間に所与のネットワークと通信するために送受信機を所与のネットワークに同調させることができるが、所与の時間期間において単一のネットワークでしか通信することができない。したがって、UEが1つのネットワークとのアクティブな呼を有するとき、UEは、別のネットワークと通信するために、そのネットワークとの呼を終了させるか、またはさもなければ呼が完了するまで他のネットワークからの信号を無視する。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1つまたは複数の態様およびそれらの対応する開示によれば、本開示は、別のネットワークとのアクティブな呼の間に1つまたは複数のネットワークにおいて通信するために単一の送受信機を使用してユーザ機器(UE)と通信する様々な態様について説明する。たとえば、UEは、アクティブな呼の状態であるが、1つまたは複数のネットワークからアイドルモード信号を受信するために決定されたギャップの間に単一の送受信機を1つまたは複数のネットワークに簡単に同調させる一方、ギャップの後、または1つもしくは複数のネットワークにおいて信号が受信されると、送受信機をアクティブな呼を有するネットワークに再び同調させることができる。決定されたギャップは、短い時間期間である可能性があり、アクティブな呼を有するネットワークは、一時的な同調のはずれによって生じる中断をサービスの他の短い中断(たとえば、他のタイプの信号フェージングまたは劣化)として扱うことができる。たとえば、これは、任意の失われたブロックの再送信を要求することを含むことができる。したがって、1つまたは複数のネットワークにおいて信号を受信するために、アクティブな呼を終了させ、再確立する必要がない。
一態様では、送受信機を介して第1のサブスクリプションに関連する第1のネットワークにおける呼を確立するステップと、呼の間の定義されたギャップ内に送受信機を第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調させるステップとを含む、複数のサブスクリプションを使用して複数のネットワークと通信するための方法が提供される。本方法は、1つまたは複数のアイドルモード信号についてのギャップの間に第2のネットワークにおいて1つまたは複数のチャネルを監視するステップも含む。
別の態様では、複数のサブスクリプションを使用して複数のネットワークと通信するためのコンピュータプログラム製品が提供される。本コンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータに、送受信機を介して第1のサブスクリプションに関連する第1のネットワークにおける呼を確立させるためのコードを有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、呼の間の定義されたギャップ内に送受信機を第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに、1つまたは複数のアイドルモード信号についての定義されたギャップの間に第2のネットワークにおける1つまたは複数のチャネルを監視させるためのコードとをさらに含む。
さらに別の態様は、複数のサブスクリプションを使用して複数のネットワークと通信するためのUE装置を含む。UE装置は、送受信機を介して第1のサブスクリプションに関連する第1のネットワークにおける呼を確立するための手段と、呼の間の定義されたギャップ内に送受信機を第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調させるための手段と、1つまたは複数のアイドルモード信号についての定義されたギャップの間に第2のネットワークにおける1つまたは複数のチャネルを監視するための手段とを含む。
さらに、別の態様では、少なくとも1つのプロセッサおよび少なくとも1つのプロセッサに結合されるメモリを含む、複数のサブスクリプションを使用して複数のネットワークと通信するためのUE装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサは、送受信機を介して第1のサブスクリプションに関連する第1のネットワークにおける呼を確立し、呼の間の定義されたギャップ内に送受信機を第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調させ、1つまたは複数のアイドルモード信号についての定義されたギャップの間に第2のネットワークにおける1つまたは複数のチャネルを監視するように構成される。
本開示のこれらの態様および他の態様は、以下の発明を実施するための形態を概観することによってより完全に理解されるであろう。
開示される態様を限定するためではなく例示するために与えられる添付の図面とともに、開示される態様が以下で説明され、同様の記号表示は同様の要素を示している。
複数のサブスクリプションに関連する複数のネットワークと通信するためのシステムの一態様の概略ブロック図である。 第1のネットワークにおける呼と第2のネットワークにおけるアイドルモード信号周期との間で同調するための例示的な送受信機タイムラインの図である。 別のネットワークにおけるアクティブな呼の間にネットワークと通信するための例示的な方法を示す図である。 別のネットワークにおいてアクティブな呼の間に、あるネットワークのアイドルモード信号を監視するためのシステムの一態様の概略ブロック図である。 処理システムを使用する、本明細書で説明する態様のためのハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。 本明細書で説明する態様を含む、電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 本明細書で説明する態様を含むアクセスネットワークの一例を示す概念図である。 本明細書で説明する態様の構成要素によって実装される、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 本明細書で説明する態様を含む、電気通信システムにおいてUEと通信しているノードBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本明細書で説明する装置および方法は、複数のネットワークにおいて通信する単一の送受信機を使用するユーザ機器(UE)に関するが、UEは、1つのネットワーク上でアクティブな呼の状態である可能性がある。一例では、アクティブな呼の間、UEは、1つまたは複数のギャップの間にアイドルモード信号を受信するためのリソースを監視するために送受信機を別のネットワークに自律的に同調させることができる。たとえば、UEは、本明細書でさらに説明するように、1つまたは複数のハードコーディングされた、または設定されたパラメータ(たとえば、アイドルモード信号の送信に関連する、示されたあるいは決定されたタイミングサイクル、持続時間などの、ネットワークに関連するサブスクリプションに関する設定情報)に少なくとも基づいてギャップを決定することができる。ギャップの満了に続いて、UEは、アクティブな呼を有するネットワークに送信機を再び同調させることができる。たとえば、送受信機を別のネットワークに同調させることによって生じるサービスのどんな中断も、(たとえば、任意の失われたパケットの再送信を要求することにより)他の一時的なサービスのロスとして扱われ得る。したがって、UEにおいて他のネットワークから信号を受信するために、アクティブな呼を終了させる必要がない。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム10は、ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのユーザ機器(UE)12を含む。たとえば、UE12は、複数のネットワークへの複数のサブスクリプションを利用して、ノードB14および/または16と通信することができる。たとえば、UE12は、ノードB14を使用して、少なくともネットワーク15において通信することができる。さらに、UE12は、ノードB14、および/またはノードB16などの異なるノードBを使用して、ネットワーク17において通信することができる。一例では、ネットワーク15および17は、UEとの通信を容易にするために、同じまたは異なる無線アクセス技術(RAT)を使用することができる。たとえば、UE12は、ネットワーク15に関するサブスクリプション18およびネットワーク17に関するサブスクリプション20を有することができる。ノードB14および16は、各々、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、リレー、モバイルノードB、(たとえば、ピアツーピアまたはアドホックモードでUE12と通信する)UE、またはUE12においてサブスクリプションを介してワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにUE12と通信することができるほぼどんなタイプの構成要素でもあり得る。
UE12は、ワイヤレスネットワークにおいて1つまたは複数のノードBまたは他のデバイスに信号を送信し、および/または信号を受信するための送受信機22と、ワイヤレスネットワークにおける呼を確立するための呼設定構成要素24と、他のネットワークにおいて通信するために送受信機22の動作周波数を切り替えるための送受信機同調構成要素26と、1つまたは複数のワイヤレスネットワークにおいて受信されるページング信号を処理するためのアイドルモード監視構成要素28とを含むことができる。UE12は、場合によっては、送受信機同調構成要素26が送受信機22を1つまたは複数のネットワークに同調させることができる1つまたは複数のギャップを決定するためのギャップ決定構成要素30を含むことができる。
一例によれば、呼設定構成要素24は、ノードB14を介してサブスクリプション18に関連する第1のネットワーク、すなわちネットワーク15上で呼を確立することができる。たとえば、UE12およびノードB14は、ネットワーク15における通信を容易にするために接続を確立することができる。UE12とノードB14との間の通信は、たとえば、本明細書で説明するように、論理チャネル上で生じ得る。UE12は、ノードB14などからの着信呼のページングを受信して、ノードB14から呼の確立を要求することに基づいて呼をアクティブ化することができる。さらに、呼は、ネットワーク15が回線交換(CS)ネットワークである音声呼、ネットワーク15がパケット交換(PS)ネットワークであるデータ呼(たとえば、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)または同様の技術)などであり得る。
アクティブな呼の間、送受信機同調構成要素26は、本明細書でギャップと呼ぶ、ある時間期間の間に、サブスクリプション20に関連する第2のネットワーク、すなわちネットワーク17の周波数に送受信機22を同調させることができる。ギャップは、ネットワーク17においてアイドルモード信号を場合によっては受信するために定義され得る。ギャップの間、アイドルモード監視構成要素28は、信号がUE12に向けたページング信号などのアイドルモード信号に関連するかどうかを判定するために、送受信機22において受信された信号を処理することができる。一例では、ノードB14は、関連の周波数を介してネットワーク17との通信を容易にすることもでき、その場合、アイドルモード監視構成要素28は、アイドルモード信号が、ギャップの間にネットワーク17に対応するノードB14から受信されるかどうかを判定することができる。別の例では、ノードB16は、ネットワーク17へのアクセスを提供することができ、したがって、アイドルモード監視構成要素28は、アイドルモード信号が、ギャップの間にネットワーク17に対応するノードB16から受信されるかどうかを判定することができる。アイドルモード信号は、ページング信号、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)信号、またはUE12の機動性に相関させることができる他の信号などの、ネットワーク17においてブロードキャストされるほぼどんな信号にも関連し得る。
ギャップの満了に続いて、送受信機同調構成要素26は、ノードB14を介して呼を継続させるために、送受信機22をネットワーク15に関連する周波数(たとえば、その動作周波数)に再び同調させることができる。アイドルモード監視構成要素28がギャップの間にネットワーク17からアイドルモード信号を受信する場合、UE12は、ネットワーク17を識別し、アイドルモード信号がUE12におけるサブスクリプション20に関連するかどうかを判定し、アイドルモード信号に基づいてUE12上に通知を表示するなど、アイドルモード信号のさらなる処理を実行することができる。たとえば、アイドルモード信号がネットワーク17上の呼に関連するページング信号である場合、UE12は、(たとえば、ネットワーク17上のページング信号に関連する呼を確立し、および/またはネットワーク15上のアクティブな呼を終了させるか、もしくは保持するために)ネットワーク17との通信をアクティブ化するためのオプションを表示することができる。UE12のユーザは、必要な場合、送受信機同調構成要素26に、ネットワーク17上でアクティブモードで通信するために送受信機22をネットワーク17に同調させ、ネットワーク15との接続をアイドルモードに切り替えさせることができる、このオプションを選択することができる。加えて、たとえば、ギャップ決定構成要素30は、同様に、(たとえば、ネットワーク15に関して決定されたおよび/またはさもなければ受信されたページングサイクル情報に基づいて)アイドルモード監視構成要素28によってネットワーク15からのアイドルモード信号を監視するために、送受信機同調構成要素26が送受信機22をネットワーク15に同調させることを可能にするために、ネットワーク17と通信中にギャップを定義することができる。
一例では、ギャップ決定構成要素30は、ネットワーク17に関連するアイドルモード信号を受信するためにネットワーク17のリソースを監視するためのギャップを決定することができる。たとえば、ギャップ決定構成要素30は、1つまたは複数のハードコーディングされた、またはさもなければ設定されたパラメータに基づいてギャップを決定することができる。一例では、パラメータは、サブスクリプション20に関連するデータ、すなわちサブスクリプション20に基づいてネットワーク17との接続を確立する際にUE12において受信されるデータ、ネットワーク15との接続を確立する際に受信されるデータなどを含むことができる。
たとえば、ギャップ決定構成要素30は、ネットワーク17との接続を確立し、ネットワーク17がUE12にアイドルモード信号を送信し得るタイムサイクルまたは少なくとも第1のサイクルの開始時刻を指定すると、ネットワーク17からの指示を受信することができる。したがって、ギャップ決定構成要素30は、適切なタイムサイクルの間、ネットワーク17のチャネルを監視するためにギャップがネットワーク15のタイミングに整合するように、ネットワーク17に関連する指定されたタイムサイクルに基づいてネットワーク15のタイミングにおける関連のギャップを定義することができる。別の例では、ギャップ決定構成要素30は、ネットワーク17の既知のタイミングサイクル、ネットワーク17の既知のタイミングサイクル持続時間などの、UE12におけるハードコーディングされたまたはさもなければ設定されたパラメータに基づいてギャップを定義することができる。さらに、たとえば、ギャップ決定構成要素30は、ネットワーク17(たとえば、ノードB14またはノード16)における信号状態に部分的に基づいて、ネットワーク17に同調し、タイムサイクルに続いてネットワーク15に戻るための時間に影響を及ぼす、送受信機22における他の因子などに基づいて、ギャップの持続時間を決定することができる。いずれの場合も、送受信機同調構成要素26は、定義されたギャップの間に送受信機22をネットワーク17に自律的に同調させる。自律的な同調は、ノードB14もしくはネットワーク15からの支援なしに、および/またはノードB14もしくはネットワーク15のいずれかに最初に通知することなく、ギャップの間に送受信機22を同調させることを含むことができる。
送受信機同調構成要素26が、ギャップの間にネットワーク15の周波数から離れて送受信機22を同調させるとき、ギャップの間に、呼の中断が生じる可能性がある。送受信機22は、UE12がフェージングした信号または他の劣化を有する際に生じるロスなどの、別の一時的な受信ロスとして中断を扱うことができる。したがって、一例では、中断からの回復は、(たとえば、送受信機22の無線リンク制御(RLC)層などにおいて)データブロックの再送信を要求することにより、ギャップの間に失われたデータブロックを確保することを含むことができる。この例では、送受信機22は、呼の中断を扱うために変更される必要はなく、典型的なRLC手順は、回復時に使用され得る。たとえば、一態様では、UE12は、RLC層における再送信を開始させるために、送受信機22に、否定応答(NAK)メッセージをネットワーク15に送信させることができる。
加えて、呼の間にネットワーク15から離れて同調させたことから生じるスループットのどんなロスも、複数のネットワークにおいて通信するための他の機構よりも著しく小さい可能性がある。たとえば、説明したように、複数のネットワークにおいて通信するための1つの機構は、送受信機同調構成要素26が送受信機22をネットワーク17の周波数に同調させる前にネットワーク15上の呼を終了させ、次いで、送受信機同調構成要素26が送受信機22をネットワーク15の周波数に再び同調させると呼を再確立させることができる。この例では、呼(たとえば、UEとネットワークとの間のプロトコルハンドシェイク)を確立するための時間がかかる手順の間に失われるデータは、上記で説明したギャップの間に失われるデータよりも大きい可能性がある。しかしながら、以上の例では、UE12は、ネットワーク17のチャネルの監視の間にネットワーク15へのアップリンク接続を維持し、したがって、測定ギャップに続くネットワーク15への接続を再確立する必要がない。
特定の一例では、サブスクリプション18およびネットワーク15はHSPAネットワークに関連し、サブスクリプション20およびネットワーク17はGSM(登録商標)ネットワークに関連する可能性がある。しかしながら、上述のように、他の例では、ネットワーク15およびネットワーク17は、同じタイプの通信技術ネットワークである可能性があることに留意されたい。この特定の例では、どんな場合でも、呼設定構成要素24は、(たとえば、ノードB14を介して)HSPAネットワーク15上で呼を設定することができる。送受信機同調構成要素26は、任意の着信呼のページング信号を受信するためのリソースを監視するために1つまたは複数のギャップの間に送受信機22をGSM(登録商標)ネットワーク17の周波数に同調させることができる。GSM(登録商標)ネットワーク17に関する470ミリ秒(ms)の(サブスクリプション20などに基づいてGSM(登録商標)ネットワーク17への接続を確立する間に、サブスクリプション20において受信され得る)ページング信号のタイミングサイクル(ページングサイクルとも呼ばれる)を仮定すると、ギャップ決定構成要素30は、470msごとにギャップを決定することができる。したがって、送受信機同調構成要素26は、HSPAネットワーク15上の呼の間にGSM(登録商標)ネットワーク17からページング信号を受信しようとしてページングサイクルに関連する持続時間の間、送受信機22を470msごとにHSPAネットワーク15からGSM(登録商標)ネットワーク17に同調させることができる。
さらに、たとえば、ギャップの持続時間は、上記のように、GSM(登録商標)ネットワーク17の信号状態、および/またはGSM(登録商標)ネットワーク17に離れて同調させ、送受信機22をHSPAネットワーク15に戻すための時間に影響を及ぼす、送受信機22における他の因子に応じて変化する可能性がある。この例では、BCCHの信号、GSM(登録商標)サブスクリプション20の機動性を維持するための他の信号などの、他のアイドルモード信号についてのギャップも使用することができることを諒解されたい。
また、サブスクリプション18および20は、UE12内にインストールされた加入者識別モジュール(SIM)カードに対応する可能性がある。たとえば、各SIMカードは、対応するネットワーク15もしくは17への接続を確立することに関する、および/またはネットワーク15もしくは17において通信するためのサブスクリプションデータまたは他のデータを含むことができる。2つのサブスクリプションが示されるが、UE12は、本明細書で説明する概念に基づいて追加のサブスクリプション(および/または、たとえばSIMカード)を使用して動作することができることを諒解されたい。
図2では、UEにおける単一の送受信機の同調に関連する例示的なタイムライン40が示される。42では、送受信機は、UEの第1のサブスクリプション、すなわちサブスクリプション1に応じてHSPA呼に同調され得る。呼の間、送受信機は、44におけるギャップの間にGSM(登録商標)ネットワークの1つまたは複数のページングチャネル(PCH)を監視するために、第2のサブスクリプション、すなわちサブスクリプション2に応じてGSM(登録商標)ネットワークに同調することができる。説明されるように、ギャップ44の持続時間は、GSM(登録商標)ネットワークにおいてPCHを受信するために定義されたページングサイクルまたは他の持続期間に応じて定義することができ、GSM(登録商標)サブスクリプションによって定義され、送受信機の1つまたは複数の態様(たとえば、第1または第2のサブスクリプションに関連するネットワークにおける信号品質またはスループット)またはページングサイクル持続時間および/もしくは開始時刻に関する受信されたパラメータなどに基づいて、さらに定義または変更され得る。
ギャップ44に続いて、送受信機は、46においてHSPA呼に再び同調する。再び、送受信機は、48においてGSM(登録商標)ネットワークに同調し、次いでHSPA呼に再び同調することができる。一例では、GSM(登録商標)ネットワークのページングサイクルは、上述のように、470msごとに生じる可能性があり、したがって、44におけるギャップは、470msにおいて開始する可能性がある(42におけるHSPA呼の開始は0msにおいて起こる)。次いで、48における次のギャップは、呼が終了するまで、940ms(以下同様)において開始する可能性がある。説明するように、UEは、HSPA呼の間、ギャップ44および48(および任意の後続のギャップ)を一時的な受信ロスとして扱うことができる。
図3は、単一の送受信機を使用して複数のサブスクリプションを介して通信することに関連する例示的な方法を示す。説明を簡単にするために、方法は一連の行為として図示および記載されているが、いくつかの行為は1つまたは複数の実施形態に従って、他の行為と同時に、および/または本明細書に図示および記載された順序と異なる順序で行うことができるため、方法は行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図においてなど、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表すことができることを、諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態に従って方法を実施するために、示したすべての行為が必要とされ得るわけではない。
図3を参照すると、一態様では、複数のネットワークと通信する方法50が示される。
52では、送受信機を介して第1のサブスクリプションに関連する第1のネットワークにおける呼が確立され得る。たとえば、これは、ネットワークにおける呼確立手順を開始させることを含む可能性があり、呼を開始させるための要求を受信すること、第1のネットワークにおいてページング信号を受信することなどに基づく可能性がある。
54では、送受信機は、呼の間の定義されたギャップ内に第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調することができる。ギャップは、たとえば、ハードコーディングおよび/または設定されたパラメータ、第2のサブスクリプションに関連するデータ、第2のサブスクリプションに基づいて第2のネットワークへの接続を確立する間に取得されるデータなどに基づいて定義され得る。一例では、ギャップは、第2のネットワークにおいてアイドルモード信号を受信するためのタイミングサイクル、開始時刻などに関する情報に応じて定義される。たとえば、ギャップに続いて、送受信機は、呼を継続させるために、第1のネットワークの周波数に再び同調することができる。
56では、第2のネットワークにおける1つまたは複数のチャネルは、1つまたは複数のアイドルモード信号についてのギャップの間に監視され得る。したがって、送受信機は、第2のネットワークにおけるチャネルを介してアイドルモード信号(たとえば、PCH、BCCHなど)を受信することができる。本明細書で説明するように、どんな受信信号も、第2のネットワークにおける信号を通知するために処理され得る。加えて、たとえば、第2のネットワークにおいて受信されるページング信号の通知は、アクティブな通信の第1のネットワークなどを介して第2のネットワークの選択を可能にするように表示され得る。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、説明するように、ギャップ(たとえば、ギャップをいつ開始させるべきか、ギャップの持続時間など)などを決定することに関して推論を行うことができることが諒解されよう。「推論する」または「推論」という用語は、本明細書で使用する場合一般に、イベントおよび/またはデータを介して捕捉される1組の観察値から、システム、環境、および/またはユーザの状態を推理または推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストもしくはアクションを識別するために使用することができるか、または、たとえば、状態上の確率分布を生成することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよびイベントの考慮事項に基づいた、当該の状態上の確率分布の計算であり得る。推論は、1組のイベントおよび/またはデータからより高レベルのイベントを構成するために使用される技法を指すこともできる。イベントが時間的近さにおいて相関しているかどうか、ならびにイベントおよびデータが1つまたは複数のイベントおよびデータソースに由来するかどうかにかかわらず、そのような推論によって、1組の観察されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータから新しいイベントまたはアクションの構築がもたらされる。
図4は、複数のサブスクリプションに関連する複数のネットワークと通信するための例示的なシステム70を示す。システム70は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであり得る、機能ブロックを含むものとして表されていることを諒解されたい。システム70は、第1のネットワークにおける呼を確立するための電気的構成要素72と、呼の間の定義されたギャップ内に送受信機を第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調させるための電気的構成要素74と、1つまたは複数のアイドルモード信号についてのギャップの間に第2のネットワークにおける1つまたは複数のチャネルを監視するための電気的構成要素76とを含む。
さらに、たとえば、電気的構成要素72は呼設定構成要素24を含むことができ、電気的構成要素74は送受信機同調構成要素26を含むことができ、電気的構成要素76はアイドルモード監視構成要素28を含むことができ、および/または同様なことができる。加えて、システム70は、電気的構成要素72、74、および76に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ78を含むことができる。電気的構成要素72、74、および76のうちの1つまたは複数は、メモリ78の外部にあるものとして示されているが、メモリ78内に存在する場合があることを理解されたい。電気的構成要素72、74、および76は、一例では、構成要素間の通信を可能にするためにバス79または同様の接続を介して相互接続され得る。
一例では、電気的構成要素72、74、および76は、少なくとも1つのプロセッサを含む可能性があり、または各電気的構成要素72、74、および76は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールである可能性がある。さらに、追加例または代替例では、電気的構成要素72、74、および76はコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である可能性があり、各電気的構成要素72、74、および76は対応する命令である可能性がある。
図5は、処理システム114を使用する装置100のハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。たとえば、装置100は、上述のように、特に、UE12として動作するようにプログラムされるか、またはさもなければ設定され得る。この例では、処理システム114は、バス102によって全般的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス102は、処理システム114の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102と送受信機110との間にインターフェースを提供する。送受信機110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)も設けられ得る。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明する様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用される可能性もある。
たとえば、一態様では、プロセッサ104および/またはコンピュータ可読媒体106は、上述のように、特に、UE12として動作するようにプログラムされるか、またはさもなければ設定され得る。一例では、プロセッサ104は、説明するように、別のネットワークのアクティブな呼の間に1つのネットワークにおけるアイドルモード信号を受信するために複数のネットワークにおいて送受信機110を動作させるために(一例では、コンピュータ可読媒体106上に記憶され得る)UE12の構成要素と関連する命令を実行することができる。したがって、たとえば、送受信機110は、送受信機22と同様である可能性がある。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。
限定されるものではないが、例として、図6に示される本開示の態様は、W-CDMAエアインターフェースを使用するUMTSシステム200を参照して示される。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)204、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)202、およびユーザ機器(UE)210の3つの相互作用する領域を含む。この例では、UTRAN202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN202は、無線ネットワークコントローラ(RNC)206などのそれぞれの無線ネットワークコントローラ(RNC)によって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)207などの複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)を含み得る。ここで、UTRAN202は、本明細書で説明するRNC206およびRNS207に加えて、任意の数のRNC206およびRNS207を含むことができる。RNC206は、とりわけ、RNS207内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを受け持つ装置である。RNC206は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN202中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE210とノードB208との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのノードB208によるUE210とRNC206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、レイヤ1と見なされ、MAC層は、レイヤ2と見なされ、RRC層は、レイヤ3と見なされ得る。以下の情報は、3GPP RRCプロトコル仕様において導入された専門用語を使用することができる。さらに、たとえば、UE210は、上述のように、特に、UE12として動作するようにプログラムされるか、またはさもなければ設定され得る。
RNS207によってカバーされる地理的領域が、いくつかのセルに分割され、無線トランシーバ装置が各セルにサービスすることができる。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS用途ではノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、トランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS207に3つのノードB208が示されているが、RNS207は、任意の数のワイヤレスノードBを含むことができる。ノードB208は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN204に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE210は、ネットワークへのユーザのサブスクリプション情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)211をさらに含み得る。一例では、UE210は、説明するように、複数のUSIM211を含むことができ、各USIM211が、複数のUTRAN202または他のネットワークのうちの1つにおいて通信するための(たとえば、サブスクリプション18および/または20に関連する)サブスクリプションデータを有する。説明のために、1つのUE210がいくつかのノードB208と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるDLは、ノードB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるULは、UE210からノードB208への通信リンクを指す。
CN204は、UTRAN202など1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN204は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN204は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。図示の例では、CN204は、MSC212およびGMSC214によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC214は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC206などの1つまたは複数のRNCが、MSC212に接続され得る。MSC212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC212は、UEがMSC212のカバレッジエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC214は、UEが回線交換ネットワーク216にアクセスするためのゲートウェイを、MSC212を通じて提供する。GMSC214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータなど加入者データを格納する、ホームロケーションレジスタ(HLR)215を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する、認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC214は、UEの位置を決定するためにHLR215に問い合わせ、その位置をサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN204はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN220は、パケットベースネットワーク222へのUTRAN202の接続を提供する。パケットベースネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークである可能性がある。GGSN220の主要機能は、UE210にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC212が回線交換ドメインにおいて実行するのと同じ機能をパケットベースドメインにおいて主に実行するSGSN218を介して、GGSN220とUE210との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用してよい。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB208とUE210との間のULおよびDLに異なる搬送周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMAエアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は理解するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMAエアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。すなわち、ダウンリンクに関して、UE210は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB208に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式と符号化方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB208が正しい決定を行うのを支援するための、UE210からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。すなわち、本開示のある態様では、ノードB208および/またはUE210は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB208は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化は、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを上げるために単一のUE210に送信されてよく、または全体的なシステム容量を拡大するために複数のUE210に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャを伴いUE210に到着し、これによりUE210の各々は、当該UE210に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE210は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB208は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用され得る。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送が送信ダイバーシティと組み合わせて使用され得る。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式および符号化方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られ得る。
図7を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク300が示される。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル302、304、および306を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成することができ、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル302において、アンテナグループ312、314、および316は、各々異なるセクタに対応し得る。セル304において、アンテナグループ318、320、および322は、各々異なるセクタに対応する。セル306において、アンテナグループ324、326、および328は、各々異なるセクタに対応する。セル302、304、および306は、各セル302、304、または306のうちの1つまたは複数のセクタと通信している可能性がある、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE330および332は、ノードB342と通信している可能性があり、UE334および336は、ノードB344と通信している可能性があり、UE338および340は、ノードB346と通信している可能性がある。ここで、各ノードB342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306の中のすべてのUE330、332、334、336、338、340のために、CN204(図6参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。たとえば、一態様では、図7のUEは、上述のように、特に、UE12として動作するようにプログラムされるか、またはさもなければ設定され得る。
UE334がセル304における図示された位置からセル306に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバーが生じて、UE334との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル304からターゲットセルと呼ばれ得るセル306に移行することがある。UE334において、それぞれのセルに対応するノードBにおいて、無線ネットワークコントローラ206(図6参照)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバー手順の管理が生じ得る。たとえば、ソースセル304との呼の間、または任意の他の時間において、UE334は、ソースセル304の様々なパラメータ、ならびに、セル306、および302のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE334は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE334は、UE334が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHを現在UE334に割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク300によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を用いるUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを用いるGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いるEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。ここでHSPAシステムに関する一例を、図8を参照して提示する。図8は、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。
図8を参照すると、UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャは、層1、層2、および層3という3つの層で示される。層1は最下層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。層1は、本明細書では物理層406と呼ばれる。層2(L2層)408は、物理層406の上にあり、物理層406を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。たとえば、図8の無線プロトコルアーキテクチャに対応するUEは、上述のように、特に、UE12として動作するようにプログラムされるか、またはさもなければ設定され得る。
ユーザプレーンでは、L2層408は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ410、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ412、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ414を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層408より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、ノードB間のUEのハンドオーバーのサポートを実現する。RLCサブレイヤ412は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。したがって、説明するように、呼に関連するデータパケットの順が狂って受信され、および/または別のネットワークと通信するための中断によってパケットが失われる場合、RLCサブレイヤ412は、中断から回復するためにパケットの再送信を要求することができる。MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ410はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の複数のUEへの割り当てを担う。MACサブレイヤ410はまた、HARQ動作も担う。
図9は、UE550と通信しているノードB510のブロック図である。たとえば、UE550は、上述のように、特に、UE12として動作するようにプログラムされるか、またはさもなければ設定され得る。さらに、たとえば、ノードB510は図6のノードB208である可能性があり、UE550は図6のUE210である可能性がある。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データ源512からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ540から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ520は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号コンステレーションへのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ520のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ544からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ540によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE550によって送信される参照信号から、またはUE550からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ530に与えられる。送信フレームプロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこれらフレームは送信機532に与えられ、送信機532は、アンテナ534を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE550において、受信機554は、アンテナ552を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機554によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ560に与えられ、受信フレームプロセッサ560は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ594に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ570に提供する。受信プロセッサ570は次いで、ノードB510中の送信プロセッサ520によって実行される処理の逆を実行する。より詳細には、受信プロセッサ570は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、ノードB510によって送信された、最も可能性の高い信号コンステレーション点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されるチャネル推定に基づき得る。次いで、軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。次いで、フレームの復号が成功したかどうか判定するために、CRCコードが確認される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク572に与えられ、データシンク572は、UE550および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に与えられる。受信プロセッサ570によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ590は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データ源578からのデータおよびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号が、送信プロセッサ580に与えられる。データ源578は、UE550で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。ノードB510によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、送信プロセッサ580は、CRCコード、FECを容易にするための符号化およびインターリービング、信号コンステレーションへのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。ノードB510によって送信される参照信号から、または、ノードB510によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ594によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために使われ得る。送信プロセッサ580によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ582に与えられる。送信フレームプロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機556に与えられ、送信機556は、アンテナ552を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE550において受信機機能に関して説明された方式と同様の方式で、ノードB510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機535によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ536に与えられ、受信フレームプロセッサ536は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ544に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ538に提供する。受信プロセッサ538は、UE550中の送信プロセッサ580によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ540は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルも用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれノードB510およびUE550における動作を指示するために使用され得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、ノードB510およびUE550のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。ノードB510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り当て、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
一例では、説明するように、コントローラ/プロセッサ590は、別のノードB(図示せず)の信号を測定および処理するために1つまたは複数のギャップの間に受信機554を同調させるためのUE12の構成要素に関連する命令を実行し、またはさもなければUE12の構成要素を活用することができる。
W-CDMAシステムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明される様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTS、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様はまた、Long Term Evolution(LTE)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、LTE-Advanced(LTE-A)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを利用するシステムに拡張され得る。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体である可能性がある。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に
存在する可能性があり、処理システムの外に存在する可能性があり、または処理システムを含む複数のエンティティに分散する可能性がある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品で具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的な処理を示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されるように意図されているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明される様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。
さらに、別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを指す。たとえば、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」をカバーするよう意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、請求項が包含するように意図されている。また、本明細書で開示する内容は、そのような開示が請求項で明記されているか否かにかかわりなく、公用のものとなるように意図されてはいない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法クレームで「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
10 ワイヤレス通信システム
12 ユーザ機器(UE)
14 ノードB
15 ネットワーク
16 ノードB
17 ネットワーク
18 サブスクリプション
20 サブスクリプション
22 送受信機
24 呼設定構成要素
26 送受信機同調構成要素
28 アイドルモード監視構成要素
30 ギャップ決定構成要素
100 装置
102 バス
104 プロセッサ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 送受信機
112 ユーザインターフェース
114 処理システム
200 UMTSシステム
204 コアネットワーク
208 ノードB
210 ユーザ機器
222 インターネット
300 アクセスネットワーク
302 セル
304 セル
306 セル
312 アンテナグループ
314 アンテナグループ
316 アンテナグループ
318 アンテナグループ
320 アンテナグループ
322 アンテナグループ
324 アンテナグループ
326 アンテナグループ
328 アンテナグループ
330 ユーザ機器(UE)
332 ユーザ機器(UE)
334 ユーザ機器(UE)
336 ユーザ機器(UE)
338 ユーザ機器(UE)
340 ユーザ機器(UE)
342 ノードB
344 ノードB
346 ノードB
510 ノードB
512 データ源
520 送信プロセッサ
530 送信フレームプロセッサ
532 送信機
534 アンテナ
535 受信機
536 受信フレームプロセッサ
538 受信プロセッサ
539 データシンク
540 コントローラ/プロセッサ
542 メモリ
544 チャネルプロセッサ
546 スケジューラ/プロセッサ
550 装置
552 アンテナ
554 受信機
556 送信機
560 受信フレームプロセッサ
570 受信プロセッサ
572 データシンク
578 データ源
580 送信プロセッサ
582 送信フレームプロセッサ
590 コントローラ/プロセッサ
592 メモリ
594 チャネルプロセッサ

Claims (11)

  1. 複数のサブスクリプションを使用して複数のネットワークと通信するための方法であって、
    送受信機を介して第1のサブスクリプションに関連する第1のネットワークにおける呼を確立するステップと、
    前記呼の間の定義されたギャップ内に前記送受信機を第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調させるステップであって、
    前記送受信機を前記第2のネットワークの周波数に同調させることによって生じる前記第1のネットワークのサービスの中断が、一時的なサービスのロスとして扱われ、
    前記定義されたギャップの定義が、前記第2のネットワークにおける1つまたは複数のアイドルモード信号の受信または決定されたタイミングサイクルに部分的に基づき、
    前記定義されたギャップの期間が、前記第2のネットワークでの信号状態に部分的に基づき決定され、ステップと、
    前記1つまたは複数のアイドルモード信号についての前記定義されたギャップの間に前記第2のネットワークにおいて1つまたは複数のチャネルを監視するステップと
    前記定義されたギャップの間に前記呼から失われたデータの再送信を要求するステップであって、前記呼はデータ呼であり、前記第1のネットワークはパケット交換ネットワークである、ステップとを
    を含む、方法。
  2. 前記定義されたギャップを定義する前記ステップは、さらに、前記送受信機を前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに同調させる時間、または前記送受信機を前記第2のネットワークから前記第1のネットワークに同調させる時間に部分的に基づいている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記定義されたギャップの間に前記第2のネットワークにおいて前記1つまたは複数のアイドルモード信号を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークは、同じまたは異なる無線アクセス技術の異なるモバイルネットワークである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のネットワークにおいて前記1つまたは複数のチャネルの前記監視の間に前記1つまたは複数のアイドルモード信号としてページング信号を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のネットワークとの通信のアクティブ化を可能にするために前記ページング信号に関連する通知を表示するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のネットワークにおいて前記1つまたは複数のチャネルの前記監視の間に前記第1のサブスクリプションに応じて前記第1のネットワークへのアップリンク接続を維持するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 複数のサブスクリプションを使用して複数のネットワークと通信するためのユーザ機器(UE)装置であって、
    送受信機を介して第1のサブスクリプションに関連する第1のネットワークにおける呼を確立するための手段と、
    前記呼の間の定義されたギャップ内に前記送受信機を第2のサブスクリプションに関連する第2のネットワークの周波数に自律的に同調させるための手段であって、前記送受信機を前記第2のネットワークの周波数に同調させることによって生じる前記第1のネットワークのサービスの中断が、一時的なサービスのロスとして扱われる、手段と、
    前記第2のネットワークにおける1つまたは複数のアイドルモード信号の受信または決定されたタイミングサイクルに部分的に基づいて前記定義されたギャップを定義するための手段であって、前記定義されたギャップの期間が、前記第2のネットワークでの信号状態における部分的に基づき決定される、手段と、
    前記1つまたは複数のアイドルモード信号についての前記定義されたギャップの間に前記第2のネットワークにおいて1つまたは複数のチャネルを監視するための手段と
    を含
    前記呼を確立するための前記手段は、前記定義されたギャップの間に前記呼から失われたデータの再送信を要求し、前記呼はデータ呼であり、前記第1のネットワークはパケット交換ネットワークである、ユーザ機器(UE)装置。
  9. 前記呼を確立するための前記手段は、前記定義されたギャップの間に前記第2のネットワークにおいて前記送受信機を介して前記1つまたは複数のアイドルモード信号を受信する、請求項8に記載のUE装置。
  10. 前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークは、同じまたは異なる無線アクセス技術の異なるモバイルネットワークである、請求項8に記載のUE装置。
  11. コンピュータにより実行されたときに、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプロセッサ実行可能命令を記録するコンピュータ可読記録媒体。
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